カテゴリー: ジャック・ヴィルヌーヴ

  • 「マゼピンがチームメイトなのでミック・シューマッハの評価が難しい」

    「マゼピンがチームメイトなのでミック・シューマッハの評価が難しい」

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ミック・シューマッハの評価について、ハースF1でのチームメイトが物議を醸しているニキータ・マゼピンなので「どれくらい優れているのかわからない」と語る。

    昨年F2王者を獲得したミック・シューマッハは、ハースF1でのデビューイヤーに昨年F2でランキング2位だったニキータ・マゼピンとチームを組んでいる。

    ロシアの大富豪である父親のドミトリー・マゼピンの強力なバックアップでF1シートを手に入れたニキータ・マゼピンは、F1スーパーライセンスこそ取得しているが、その資質が疑問視されている。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、かつてのタイトルライバルであるミハエル・シューマッハの22歳の息子が、この状況下で最善を尽くしていると語る。

    ミック・シューマッハについて質問されたジャック・ヴィルヌーヴは、「彼がパフォーマンスをしているのを見ることができてうれしく思う」と motorsport-magazin.com に語った。

    「彼はチームメイトを打ち負かしているが、その過程でいくつかのミスを犯している。だが、それは普通のことだ。彼はルーキーであり、運転するのが難しいマシンだ。それでも、彼のバックにはフェラーリがついている」

    しかし、ハースF1のマシンの競争力の低さ、そして、現在のチームメイトであるニキータ・マゼピンとしか実際には比較できないため、ミック・シューマッハの本当の実力はまだわからないとジャック・ヴィルヌーヴは警告する。

    「マゼピンはベストドライバーではないので、彼がどれくらい優れているのかよくわからない」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「彼がどれくらい速いか誰が知ることができるか? 言うのは不可能だ」

    実際、ニキータ・マゼピンの苦闘と不人気によって、ミック・シューマッハはF1の初期に不運な立場にいると考える人もいる。

    だが、ジャック・ヴィルヌーブはその意見には完全に同意しない。

    「彼は明らかにマゼピンを打ち負かしているし、プレッシャーのないチームで走っている。彼は学ぶためにそこにいる。それは彼にとって完璧な状況だ」

    それでも、ミック・シューマッハをニキータ・マゼピンとだけ比較できる期間には限界があるとジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「1年だ」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。「でも、大丈夫だ。彼はまだフェラーリ・グループの一員だ。次に何が起こるか見てみよう」

  • 「今季のハミルトンを大きなリスクをとることを余儀なくされている」

    「今季のハミルトンを大きなリスクをとることを余儀なくされている」

    元F1ワールドチャンピオンは、メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2021年シーズンにF1王座を守るために大きなリスクをとって戦う必要があると考えている。

    絶対王者として君臨してきたメルセデスF1だが、2021年シーズンではレッドブル・ホンダF1が互角以上の競争力を発揮しており、2戦を終えて1勝1敗とこれまでのシーズンとは異なる展開となっている。

    2021年のタイトル争いについて質問されたジャック・ヴィルヌーヴは「エキサイティングなシーズンになるだろう」 f1-insider.com に語った。

    「すでにイモラで我々はルイスが大きなリスクをとることに慣れていないことを目にした」

    「だが、彼はこれからそうしていく必要がある。これまでとは違って、他チームに自分と互角に戦うことができるドライバーがいるわけだからね」

    もちろん、ジャック・ヴォルヌーヴが言及しているのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンだ。

    そして、ジャック・ヴィルヌーヴは、ルイス・ハミルトンがF1エミリア・ロマーニャGPでとったリスクのひとつがスタートだったと語る。

    「ルイスはアウンドサイドにいたので、マックスに対して引くべきだった。そうしなかったことで、彼は最初のコーナーで自分のレースを台無しにしてしまった」

    「また、ルイスは他のクルマを周回遅れにするときにリスクをとりすぎていた。それはここ数年の彼にはなかったことだ」

    「彼は自分のチームメートであるバルテリ・ボッタスのクラッシュによる赤旗に救われたが、それに頼ることはできない」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、現在のハミルトンとフェルスタッペンの争いは、かつてミハエル・シューマッハに挑戦した自分の戦いを思い起こさせるものだと次のように語っている。

    「今のハミルトンのように、シューマッハは僕という若い挑戦者と戦わなくてはならなかった。そして、彼はそれに対応することができなかった」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、自分が1997年にミハエル・シューマッハを倒してF1ワールドチャンピオンを獲得できた背景には、チームメートであったハインツ・ハラルド・フレンツェンの存在が大きかったと考えている。ヴィルヌーヴは、フレンツェンは当時シューマッハのチームメートを務めていたエディ・アーバインよりもうまく自分をサポートしてくれたと語っている。

    そして、それと同じことが今年のメルセデスとレッドブル・ホンダにも当てはまるとジャック・ヴィルヌーヴは考えている。

    「レッドブルに新た加入したルジオ・ペレスは、メルセデスで5年間ドライブしてきたボッタスよりもすでに強い」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「ボッタスがハミルトンを助ける以上に、ペレスはマックスを助けるだろう」

    実際、ジャック・ヴィルヌーヴは、若いジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が控えていることで、バルテリ・ボッタスが非常に厳しい状況に置かれているのは確かだと考えている。

    F1エミリア・ロマーニャGP決勝で起きたバルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルのクラッシュに言及し、ジャック・ヴィルヌーヴは「トト・ヴォルフが全く理解できない」と語る。

    「なぜ彼はボッタスとのクラッシュをラッセルのせいにしたのだろう?」

    「ボッタスは自分の後継者候補に抜かれそうになっていることをよく知っていた。それが右に動くことで重大な事故を起こすリスクを冒した」

    「それは、シーズンの2戦目でボッタスの緊張感がどれほど高まっているかを示している。そして、それが改善することはないだろう。彼はあまりにも遅すぎる」

    「彼がいなければば、ウィリアムズを相手にあんなに必死になって自分のポジションを守る必要はなかったはずだ」

  • 「マックス・フェルスタッペンの真価が問われるシーズン」と元F1王者

    「マックス・フェルスタッペンの真価が問われるシーズン」と元F1王者

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、2021年のF1世界選手権はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初めてタイトルを目指すことができるシーズンであり、プレッシャーにどのように対応できるかという点で真価が問われる1年になると考えている。

    マックス・フェルスタッペンにプレッシャーという言葉は無縁のように思える。わずか17歳で史上最年少F1デビューを果たし、レッドブル・レーシングへの昇格初戦となったF1スペインGPで勝利を挙げるなど、神経の図太さは実証済みだ。

    それ以来、10勝を挙げているマックス・フェルスタッペンは、常に将来のF1ワールドチャンピオンとして評価されてきたが、今シーズンはついに本格的にその名誉に挑戦できるF1マシンを手に入れたようだ。

    F1バーレーンGPではルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンとの決闘を制して勝利を収めたが、すべてのプラクティスセッションでトップに立ち、ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペンだった。

    しかし、タイトルを狙えるF1マシンを手に入れた今、マックス・フェルスタッペンには初めて本当のプレッシャーがかかることになると語る。

    「プレシャーはマックス・フェルスタッペンにかかっている」とジャック・ヴィヌーヴは Journal de Montreal に語った。

    「誰もが将来の世界チャンピオンとして彼を見てきたが、それを証明するできるかは彼次第だ」

    過去7年間はメルセデスF1がすべてのタイトルを獲得しており、F1ファンは“ストップ・メルセデス”“ストップ・ハミルトン”をマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダに期待している。

    その中でF1は土曜日にスプリント予選という新しいフォーマットを計画している。選択した3つのグランプリで土曜日に100kmのスプリントレースが行われ、上位に3名にポイントを付与するというアイデアは、タイトル争いに新たなスパイスを加えることになるかもしれない。

    ジャック・ヴィルヌーブは少なくともこのコンセプトを試すのは良い考えだと信じている。

    「最初の反応はこのアプローチを批判することだったが、F1は革新しなければならないと考えるようになった」とジャック・ヴィルヌーヴは語った。

    「金曜日(通常、土曜日に予選が行われるとき)はファンにとってとても退屈だ。検討する価値のあるフォーマットだと思う」

  • ジャック・ヴィルヌーヴ、フェラーリF1アカデミーの有用性を疑問視

    ジャック・ヴィルヌーヴ、フェラーリF1アカデミーの有用性を疑問視

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの有用性に疑問を投げかけ、所属している大部分のドライバーが受けてきた財政的な支援を考えれば、それがなくても自分たちで今の位置まで到達することができたと主張する。

    過去数年間、フェラーリはドライバー・アカデミーを通じて若い才能をサポート・指導しており、そこからシャルル・ルクレール、アントニオ・ジョビナッツィがF1に昇格している。

    そして、今シーズンはミック・シューマッハが3人目の卒業生としてハースからF1デビューを果たす。

    しかし、ジャック・ヴィルヌーヴは、フェラーリの育成ドライバーの大部分はフェラーリのメンターシッププログラムの恩恵がなくても、自分たちでそれを成し遂げることができると主張する。

    「ルクレールを除けば、アカデミーに加入したとき、誰もがお金を持っていた」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Italia に語った。

    「ルクレールはアカデミーに加入したとき、資金を整えていなかった唯一の人だった」

    「しかし、他の人たちは全員がかなりの予算を持っていて、それに助けられている。もちろん、それでも自分自身で成し遂げなければならないが、フェラーリがなくても、そういったは今日いる場所にいられるだろう」

    現在、フェラーリのアカデミードライバーには、カラム・アイロット、ロバート・シュワルツマン、マーカス・アームストロングといった若手有保株がおり、20歳のアーサー・ルクレールも人材プールに追加された。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、ミック・シューマッハに関しては、その有名な姓によって、仲間のFDAメンバーとは異なる特別なケースだと考えている。

    「もちろん、ミックは彼の名前のために近年多くのプレッシャーにさらされている」と同じ二世ドライバーとして有名な名前によって生み出される期待に応えることがどのようなものかを分かっているジャックヴィルヌーヴは語る。

    「彼は確かにそのプレッシャーを感じていたし、それから学ぶことができた。それはアカデミーの他の人たちと比べて大きな違いだ」

    「有名な名前は部分的には役に立つが、多くのプレッシャーを与える。人々はすぐに結果を見たいと思う。そして、メディアからの扱われ方も簡単ではない。父親について多くの質問を受ける」

    「例えば、良い結果が出した後、誰に感謝したいのかと聞かれるときなど、答えるのは難しい」

    「彼らは父に感謝しているといったような答えを聞きたがっている。だが、それはミックのような人にとっては難しい質問だ」

    関連:F1特集:角田裕毅が語るホンダとレッドブルのドライバー育成プログラム

  • 「ルイス・ハミルトンは彼のすべての王座に真実性を与えた」

    「ルイス・ハミルトンは彼のすべての王座に真実性を与えた」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、記録的な7回目のF1ワールドチャンピオンを前戦F1トルコGPのような難しいレース制して勝ち取ったことで“彼のすべてのチャンピオンシップに真実味を追加した”と元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    英国のスヌーカー(ビリヤードの一種)のレジェンドであるロニー・オサリバンは、メルセデスのF1マシンの圧倒的な速さがあるとしてルイス・ハミルトンの素晴らしさに疑問を呈し、論争を引き起こした。

    「理論的には、彼が倒さなければならないのはチームメイトのボッタスだけだ。彼は端役を務めることに快適で満足しているように見える」とロニー・オサリバンは Daily Star に語った。

    「自分が使っていたポケットが相手よりも大きなテーブルでプレーしていたとしたら、自分のスヌーカーでのキャリアについてはそれほど気分が良くなかっただろう」

    しかし、F1の現役選手に批判的であることでよく知られている1997年のF1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ルイス・ハミルトンへのその種の批判から守ろうと動いた。

    「確かに彼は最高のマシンを持っている。だが、ボッタスも最高のマシンを持っている」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Italiaに語った。

    「ボッタスは同じマシンを持っているが、それでもハミルトンがチャンピオンシップを勝ち取っている。イスタンブールのような困難な状況では、どのドライバーはリスクを冒さず、より慎重に運転することを決めただろろうが、彼はそうしなかった。

    「彼はあのレースを派手に勝った。そして、それは何よりも彼のすべてのチャンピオンシップに真実味を与えるものだった」

    当然ながら、ルイス・ハミルトンは、ジャック・ヴィルヌーグの批評に同意する。

    「僕と同じメルセデスを運転するもう一人の素晴らしいドライバーがいるわけだし、もちろん、彼は私が得たものを手に入れてはいない」とルイス・ハミルトンは AS にコメント。

    「当然ながら、素晴らしいチームと素晴らしいマシンが必要だ。他の方法で世界選手権に勝った人は誰もいない」

    「でも、個人的には、トルコのようなレースがもっとあったらいいと思っている。自分の実力をもっと頻繁に示すことができるからね」

  • 流石のジャック・ヴィルヌーヴもランス・ストロールのF1初ポールは称賛

    流石のジャック・ヴィルヌーヴもランス・ストロールのF1初ポールは称賛

    元F1ワールドチャンピオンのジャン・ヴィルヌーヴは、F1トルコGP後に同じカナダ出身のランス・ストロールを珍しく褒めた。

    最終的にランス・ストロールは、F1トルコGPを9位でフィニッシュしたが、土曜日の非常に滑りやすいコンディションでF1初ポールポジションを獲得し、実際にレース前半はリードしていた。

    1997年のF1ワールドチャンピオンであり、同じフランス系カナダ人のジャック・ヴィルヌーブは、定期的にランス・ストロールを批判しており、父親の資金力だけでF1にいると主張している。

    しかし、F1トルコGPでのランス・ストロールのポールポジションについてジャック・ヴィルヌーヴは「非常に優れたラップだった」とコメント。

    「他の何人かのドライバーとは異なり、彼はミスを犯さなかったし、特にマックス・フェルスタッペンの最後の試みに対する躊躇を利用した」

    「実際、今回は彼について批判することは何もない」

    「運ではなかった。彼はいい走りをしていた。何人かのドライバーが同じ戦略を使い、セッションの終わりにインターミディエイトタイヤを選んだ。彼の方が良い仕事をした」

    実際、ジャック・ヴィルヌーヴは、ランス・ストロールは先週末のトルコで見られたような困難な路面コンディションのような状況でしばしば強さを見せていると語った。

    「2017年のモンツァ、そして、表彰台に立ったバクーでの予選は素晴らしかった。彼はコンディションが厳しいときの方が明らかに感触がいい」

  • 「アルボンはレッドブルF1史上最悪のセカンドドライバー」とヴィルヌーブ

    「アルボンはレッドブルF1史上最悪のセカンドドライバー」とヴィルヌーブ

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、アレクサンダー・アルボンを“レッドブルF1史上最悪のセカンドドライバー”だと酷評する。

    成績不振によって崖っぷちに立たされているアレクサンダー・アルボンだが、先週末のF1エミリア・ロマーニャGPではポルトガルに続いて再びノーポイントで終了。終始ミッドフィールドを抜け成せなかったアルボンは、特に終盤の単独スピンは印象をさらに悪いものにした。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、アレクサンダー・アルボンに完全にうんざりしている。

    「彼はレッドブルの場所にふさわしくない。アルボンはレッドブルF1で史上最悪のセカンドドライバーだ」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。

    「しかし、彼はチームマネジメントから保護されており、常に自信を持っているが、彼はレッドブルのドライバーが持つべきレベルではないのは確かだ」

    「彼らが彼を助けようとし続けているにもかかわらず、彼は悪化している」

    ジャック・ヴィルヌーヴによると、アレクサンダー・アルボンがまだレッドブルをドライブしている理由は非常に明白だ。

    「タイのオーナーは会社の半分を所有しているため、彼はパスポートを介してのみそこにいる。それが彼が保護されている理由だ」とジャック・ヴィルヌーヴは語った。

    また、ジャック・ヴィルヌーヴは最近のピエール・ガスリーにかなり興味を持っている。

    「彼はアルファタウリに留まらなければならないことにまだ腹を立てているので、非常にアグレッシブに運転している。彼のドライビングスタイルにそれを見ることができる思うだ。だが、それは素晴らしいことだ」

    ピエール・ガスリーは、5番手走行中にラジエーター破損によってリタイアを喫した。ドライバーズランキングでは9位のアレクサンダー・アルボンにわずか1ポイント差の10位につけている。

  • ジャック・ヴィルヌーヴ、体調不良で欠場のストロールを批判

    ジャック・ヴィルヌーヴ、体調不良で欠場のストロールを批判

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、体調不良によって今週末のF1アイフェルGPを欠場するランス・ストロールを非難した。

    同じカナダ出身のランス・ストロールは、土曜日午前のFP3に出場しなかった。レーシング・ポイントF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、ストロールが「トイレから出てくることができなかった」と説明している。

    だが、ジャック・ヴィルヌーヴは納得してない。

    「たとえ腹痛があったとしてもレースをするまでだ」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Itallia に語った。

    過去にジャック・ヴィルヌーヴは、レーシング・ポイントF1のオーナーである億万長者のローレンス・ストロールの息子であるランス・ストロールをたびたび批判している。

    「本当にF1で成功したいのであれば、レースを抜けるようなことはしない」

    「ランスは本当に多くの痛みを感じる。彼が何らかの深刻な問題を抱えていたとしてもね。もしくは彼には最高レベルで成功する意志がないのかもしれない」

  • 「フェラーリF1はイタリア製というこだわりを捨てるべき」とヴィルヌーヴ

    「フェラーリF1はイタリア製というこだわりを捨てるべき」とヴィルヌーヴ

    元F1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーブは、フェラーリは“イタリア人によるイタリアのチーム”という夢を捨てなければ、現代のF1で成功することはできないと主張する。

    今年、フェラーリは過去数年で最大のスランプリに陥っており、現時点でコンストラクターズ選手権6位に沈んでいる。すでにフェラーリの幹部たちは、同じシャシーが使用される2021年ではなく、新レギュレーションによってマシンが一新される2022年に目を向けている。

    マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンも、2022年のF1レギュレーションと来季から導入される予選上限が、再びF1のフィールドのレベルを整え、勝利のチャンスを提供することを期待していると語っている。

    しかし、ジャック・ヴィルヌーブは、今のままのチーム体制ではフェラーリがF1の新時代の幕開けを生かせるかどうかは確信していないと語る。

    「レギュレーション変更はエンジンではなく、シャシーと空力に関係するため、メルセデスがすでに追っているアドバンテージを引き継ぐことになるだろう」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Italia に語る。

    ジャック・ヴィルヌーヴも、F1界の大多数と同世に、スポーツで最も偉大なチームであるフェラーリの不振は、イタリア人の自尊心だけでなく、F1にとっても良いことではないと同意する。

    「非常にそう思う。問題は彼らが勝っていないからではなく、技術的にはるかに後れを取っていることにある」

    「フェラーリは今日のメルセデスだったかもしれない。だが、彼らは非常に多くの才能のあるエンジニアを手放した。イタリア人ではないという理由でね。そして、彼ら全員がライバルのところに落ち着いた」

    ジャック・ヴィルヌーヴが言う“多く”には、アルド・コスタやジェームズ・アリソンが含まれる。2011年にフェラーリの市販車部門に異動となり、2012年にメルセデスF1のテクニカルディレクターに就任したアルド・コスタはエンジニアリング・ディレクターとして2014年から2018年までタイトルを連覇したマシンの陣頭指揮を執った。一方、ジェームズ・アリソンは2016年にフェラーリを離れ、2017年にテクニカルディレクターとしてメルセデスに加入している。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、フェラーリF1の“イタリア人によるメイド・イン・イタリア”という夢にも疑問を投げかげる。

    「彼らはフェラーリを真のイタリアのチームにしたいと思っているが、それは現代のF1で成功するための前提条件ではないと思う」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。

    「チームは非常に困難な時期に直面しており、彼らが再び立ち直るには多くの時間がかかるだろう。おそらくとも少なくとも2年はかかるだろう。最も重要なことは、コスト度外視でチームに最高の人材を獲得することだ」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、今後もメルセデスの支配が終わることはないだろうと考えている。

    「F1がハイブリッド・フォーミュラのままである限り、ライバルがメルセデスに近づくことはほとんど不可能だ。彼らは最高のマシンを持っているだけでなく、ルイス・ハミルトンという最高のドライバーも持っている」

  • 「私がレッドブルF1のチーム代表ならタイヤ交換させた自分に怒っていた」

    「私がレッドブルF1のチーム代表ならタイヤ交換させた自分に怒っていた」

    F1イギリスGPの決勝で、レッドブル・ホンダF1は、ちょっとした運が味方してマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得したが、ルイス・ハミルトンがもう少し前にパンクしていたら、フェルスタッペンは優勝さえできていたかもしれない。

    マックス・フェルスタッペンが優勝のチャンスを逃したのは、レッドブル・ホンダが万全を期すとともに、ファステストラップを狙って新しいタイヤセットを履かせるためにピットインさせたためだ。元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーヴは、それはチームの重大な過ちだったと語る。

    タイヤ専門家のキース・ファンデグリントは、マックス・フェルスタッペンにもタイヤがパンクするリスクがあり、レッドブル・ホンダは当時できる最高の決断をしたと語る。

    それはレッドブル・ホンダのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも同じ意見だ。

    「ボッタスがパンクしたこともあったが、我々にもバイブレーションが出ており、タイヤに大きな溝があった。そのため、ピットインしてソフトタイヤを履き、ファステストラップを狙うことにした」とクリスチャン・ホーナーはに語った。

    「実際、マックスのマシンから外したタイヤには深い溝が刻まれており、かなりの裂傷もあった」

    マックス・フェルスタッペンも「勝利の可能性があったから、ソフトタイヤに履き替えるためにピットインすべきではなかったと言われるのは分かる。後からこういうことを言うのは簡単だけど、僕は全く後悔していないし、ファステストラップを狙ってピットストップを行ったのは正しい決断だったと信じている」とコメント。

    「僕にもパンクの可能性はあったし、現代のF1でこのようなことが起こるのは非常に稀なので、僕たちの行動は正しかったと思う」

    しかし、ジャック・ヴィルヌーヴは、自分がチーム代表だったが、マックス・フェルスタッペンをピットインさせることはなかったと語る。

    「もし私がレッドブルのチーム代表だったら、レース後、自分自身に本当に腹を立てていただろう。フェルスタッペンのタイヤはメルセデスに比べればまったく悪くなかった」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Sports Italy に語った。

    言い換えれば、マックス・フェルスタッペンは運転を続けられた可能性があり、メルセデスにはもう一台にも同じことが起こる可能性があったとジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「ボッタスのタイヤが破損したのを見た場合、それがハミルトンに起こる可能性があることは分かるはずだ。その時点で、チームとしてリスクを取らなければならないし、エクストラポイント(ファステストラップ)を狙うべきではない。実際に勝利のチャンスがあるのだからね」

    どちらのシナリオも根拠は十分であり、何が正しい決定だったかを判断することは困難だ。