カテゴリー: F1トルコGP

  • レッドブルF1、ユーリ・ヴィップスをトルコGPのリザーブドライバーに起用

    レッドブルF1、ユーリ・ヴィップスをトルコGPのリザーブドライバーに起用

    レッドブルF1は、育成ドライバーのユーリ・ヴィップスが今週末のF1トルコGPでレッドブル・レーシングおよびアルファタウリ・ホンダのリザーブドライバーを務めることを発表した。

    20歳のユーリ・ヴィップスは、2018年末からレッドブルのジュニアプログラムに参加しており、今年はスーパーフォーミュラに参戦する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限で実現に至っていない。

    代わりにユーリ・ヴィップスは、F2とリージョナル・ヨーロッパ選手権の両方に出場しており、そして、今週末はイスタンブールでレッドブルの両チームのリザーブドライバーを務める。

    レッドブルF1は、ユーリ・ヴィップスがF1スーパーライセンスを取得するために必要なF1マシンでの300kmの走行を完了したことを確認。つまり、必要に応じてレースに参加する比較があることになる。

    レッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダは、リザーブドライバーとしてセバスチャン・ブエミとセルジオ・セッテ・カマラを指定しているが、今週末は二人とも他のレース活動がある。

    セバスチャン・ブエミは、バーレーンでトヨタと参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦がある。セルジオ・セッテ・カマラはスーパーフォーミュラに参戦する予定だったが、所属チームであるBuzz Racing Team with B-Maxは“諸事情”によってセッテ・カマラは参戦できず、松下信治が代役を務めることを発表していた。

    現在、ユーリ・ヴィップスは、ジュニアカテゴリーで32ポイントのF1スーパーライセンスポイントを獲得している。昨年までF1スーパーライセンスを取得するには40ポイントが必要だったが、今年、FIA(国際自動車連盟)は、新型コロナウイルスの影響によって“コントロールできない状況”もしきは“不可抗力”の理由によって40ポイントを満たせなかった場合、30ポイントでのF1スーパーライセンス取得を検討することを発表していた。

    レッドブルF1は、早速その変更点を生かして、ユーリ・ヴィップスのF1スーパーライセンスを申請したかたちだ。

    今年、ユーリ・ヴィップスはまだスーパーフォーミュラに参戦しておらず、レッドブルF1は同シリーズへの参戦計画を断念したようだ。所属チームのチーム無限は、今週初めにヴィップスの後任である笹原湯協がシーズンの残りのシートを維持することを発表している。

    ユーリ・ヴィップスは、FIA-F2のスパ大会で負傷したショーン・ゲラエルの代役としてDAMSから参戦し、ムジェロでのスプリントレースでの表彰台を含む8レースで16ポイントを獲得している。

    ジョーン・ゲラエルは今月後半にバーレーンで開催されるラウンドから復帰する予定であり、ユーリ・ヴィップが2020年までにこれ以上のレース義務を負うかどうかは不明となっている。

    ユーリ・ヴィップスは、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権の9戦で3回の表彰台を獲得しているが、先月のムジェロラウンド以来、出場していない。

  • アレクサンダー・アルボン 「過去のレッドブルドライバーのコメントは有用」

    アレクサンダー・アルボン 「過去のレッドブルドライバーのコメントは有用」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    過去3戦をノーポイントで終えているアレクサンダー・アルボンは、2021年のF1シート確保のために崖っぷちに立たされている。だが、初めて訪れるイスタンブール・パークを楽しみにしているとアルボンは語る。

    イモラでの2日間の短いフォーマットはいかがでしたか?
    イモラでは2日間開催を楽しんだ。来年はさらにレース数が増えるので、2日間フォーマットについてもっと検討すべきではないかと思う。もちろん、フリー走行は慌ただしくなるけど、それも楽しいものなので、このフォーマット導入を増やすべきと考えている。土曜日はさまざまなことに取り組み、万事うまくいったし、こうした短時間での準備に必要なことはすべてこなせたのは、ポジティブなことだった。2日間開催になれば、メカニックは1日多く家にいることができるしね! ただ、僕にとってはやや厳しい週末となってしまった。予選は悪くなかったけど、マシンバランスと快適性に少し苦しみ、ポテンシャルをフルに引き出すことができなかった。

    今週末、F1はトルコに緑ます。今年はいくつか良い“新しいトラック”がありましたよね?
    今年はいくつか新しいサーキットを経験しているけど、どれも素晴らしいものだ。ただ、F1はどうレースをするかを考えたほうがいいと思う。今年訪れた新たなサーキットはとても楽しく、レギュラーで開催されるところよりも好きな場所があるのは確かだ。ただ、ポルティマオは異なるレイアウトを選択したほうが、オーバーテイクが増えてもっとよくなったと思うし、イモラもそうかもしれない。

    トルコについてどう思いますか? 以前に行ったことはありますか?
    トルコには行ったことがないので、新たな体験を楽しみにしている。コースはオンラインで走った経験はあるし、子どもの頃にテレビでF1レースが開催されるのを見たことがある。印象的に映ったし、オーバーテイクのできる場所もいくつかあるように見える。コースは僕たちのマシンと相性がいいのではないかと思うけど、パワーも求められそうだ。コースに出るのが楽しみだし、いくつか新たなアイテムを試すので、マシンのチューニングをしてどうなるか見てみたい。

    レッドブルはほぼ10年前の最後のトルコGPで1-2フィニッシュを果たしました。記録簿という点でそのデータはどれくらい価値がありますか?
    過去のデータを見てマシンのパフォーマンスを理解したけど、当時のイスタンブールで僕たちは正しい取り組みをしていたということなので、それが今回も役立てばと思っている。もちろん、今年のマシンは当時と大きく変わっているし、路面の再舗装もされているので、状況は異なるけど、僕たちドライバーにとっては、(当時のドライバーだった)セバスチャン(ベッテル)とマーク(ウェバー)の残したサーキットについてのコメントを見返して、どう向上していったのかを見ることが助けになると思う。

  • ホンダF1 「気持ちを切り替えて速さを確実に結果に繋げていきたい」

    ホンダF1 「気持ちを切り替えて速さを確実に結果に繋げていきたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    前戦のエミリア・ロマーニャGPでは、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが4位入賞という結果はあったものの、ホンダF1としては開幕戦以来11戦ぶりに表彰台を逃した悔しいレースになった。

    ホンダF1は「シーズン終盤に向けて今回のレースでも巻き返しを期して、今回は4名のドライバー全員が好結果を残せるようにチャレンジを続けていきます」とプレスリリースで語った。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「今週末は、アジアと欧州の間にあたるトルコでのレース開催となります。レースが行われるイスタンブール・パークはイスタンブール郊外にあり、アップダウンがある地形の中に低速から高速まで様々なコーナーを配した近代的なサーキットです。また、前戦のイモラと同様に反時計回りであることも特徴の一つです」とコメント。

    「以前、このサーキットでは2005年から2011年までF1が開催されており、ホンダとしても2005年から2008年まで4回のレースに出場しています。今回は2011年以来の開催となり、現行ハイブリッドレギュレーションでの初走行となります」

    「今年ここまでいくつかレースをしてきた現行レギュレーション下初のサーキットと同じく、ここでも事前のシミュレーションと金曜のプラクティスセッションが大切になりますので、これまでの経験も踏まえた上で最適化を進めていきます」

    「先日のイモラでのレース結果はリタイアなど残念な部分がありましたが、ここ数戦2つのチームともにマシンに速さが見られており、対他競争力という点ではいい流れができていると感じています」

    「今週は気持ちを入れ替えて、速さを確実に結果に繋げていけるように準備をして臨みます」

  • 【動画】 F1トルコGP:インスタンブール・パーク / サーキット解説

    【動画】 F1トルコGP:インスタンブール・パーク / サーキット解説

    2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの舞台となるイスタンブール・パークをアルファロメオF1のロバート・クビサが解説した。

    当初のF1カレンダーには含まれていなかったF1トルコGPだが、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権のスケジュールが改訂されたことにより、2011年以来となるカレンダー復帰を果たす。ロバート・クビサは2010年にルノーで6位入賞を果たしている。

    トルコの首都イスタンブール郊外の丘陵地に設置されたイスタンブール・パークは、アップダウンのはげしい地形に、低速から高速までのあらゆるコーナーが設けられた全長5.338kmの反時計回りのサーキット。260km/h以上の高速から飛び込むシケインやブラインドコーナーなど難所が多く、低速・高速セクションが混在するので、セッティングと攻略は難しい。高低差の大きい地形が巧みに生かされたコース設計で、GPサーキットの中でも難易度は屈指。ドライバーにとっては、体力的にもかなりきついコースとなっている。

    この反時計回りのサーキットには合計8つの左コーナーがあるが、マシンセッティングへの直接的な影響はない。とはいえ、他のサーキットと同様にいくつかの見せ場があり、中でも特徴的なのはターン8であろう。

    この3連の左コーナーでは、実に7秒間、体重の5倍のコーナリングGがかかり続ける。ドライバーの身体に対する負荷の高さでは、世界屈指といっていいだろう。コーナリングスピードは、最低でも時速250km。しかし、このコーナーが技術的な側面で注目されるのは、その速度からではない。このコーナー中程の路面に凹凸があるために、車高を極端に低く設定することができず、他コーナー走行時のハンドリングが犠牲になってしまうからだ。

    このサーキットで好タイムを狙うには、優れたマシンバランスが必要である。ハンドリングのよさが問われるヘアピンコーナーが、いくつもあるからである。そして最終区間には、低速の左・右・左の複合コーナーが控え、そこから長いメインストレートへと続く。ここへの進入で、マシンは時速300kmから時速80kmへと急減速する。ここがこのコースで最高のオーバーテイクポイントだ。

     フルスロットル:62%
     ダウンフォースレベル:ミディアム、6/10

  • ダニール・クビアト 「コロナ禍でシミュレーターも試せなかった」

    ダニール・クビアト 「コロナ禍でシミュレーターも試せなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    前戦F1エミリア・ロマーニャGPでは4位入賞を果たしたダニール・クビアト。トルコでのレースは初めてだが、新型コロナウイルスの状況によってシミュレーターで走ることもできず、ぶっつけ本番でレース週末に挑むことを明らかにした。

    「レース後の夜、モナコまで車で帰ったので、イモラでの4位について考える時間は十分にあった。結果に満足している。良い日だったし、チームにとってのホームレースだったので良い結果を出すことが重要だった。コンストラクターズチャンピオンシップのためにも重要だ。僕たちは週末を通して本当に速かったし、それはシーズン後半戦にむけてポジティブな兆候だ。セーフティカーの後、良いスタートを切ったけど、ほんのわずか表彰台には届かなかった。でも、運命からあまり多くを求めることはできない。チームとして、僕たちは誇りを持って満足できる結果だった」とダニール・クビアトはイモラでの4位入賞を振り返る。

    「残りはトルコでの今回のラウンドからスタートしてあと4レースだ。僕は常に新型コロナウイルスの状況に非常に注意しておく必要があることを認識している。実際、一年中注意しているけど、少しでも安全に暮らせる方法を見つけなければならない。そうじゃなきゃ狂っているよ! 他の人との距離を保ち、マスクを着用するなど、とにかく優れた衛生を心がけている」

    「イスタンブール・サーキットではどのカテゴリーでもレースをしたことがないし、現在の状況ではシミュレーターで試すことさえできなかったので、私は本当にゼロから始めることになる。もちろん、コーナーがどこに向いているかは知っているし、過去のレースも見ている。前回のイモラでのレースのように反時計回りに走り、何度も上り下りすることは知っているし、永遠に続く有名なターン8がある。現代のF1カーのダウンフォースのレベルを考えれば、今は本当に速いはずだし、十分なコミットメントが必要になるはずだ。スパやインテルラゴスの有名なターンに似たコーナーがいくつかあるので、面白い週末になると思う」

    「でも、以前にトルコに行ったことはあるんだ! ロシアにとても近いので、幼い頃、家族と一緒に休暇で行った。海辺の暖かい天気、おいしい料理、そして、素敵な人々を楽しんだことを覚えている」

  • マックス・フェルスタッペン 「最終戦までメルセデスをプッシュする」

    マックス・フェルスタッペン 「最終戦までメルセデスをプッシュする」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    イモラで開催されたF1エミリア・ロマーニャGPではレース終盤にタイヤバーストによってリタイアを喫したマックス・フェルスタッペン。その結果、2020年のタイトル獲得は数字上でも不可能となったが、最終戦までメルセデスに挑みたいとフェルスタッペンは語る。

    トルコについてどう思いますか? また新たなトラックでレースをするのを楽しみにしていますか?
    また新しいトラックを訪れるのを楽しみにしているし、それは間違いなくシーズンをさらにエキサイティングなものにしている。今まで行ったことのない場所だし、何人くらいのドライバーがレースをしたことがあるかはわからないけど、以前に行ったことがあったとしてもずっと前のことなのでそれほど大きなアドバンテージは得られないと思う。ローカルフードを試すのをとても楽しみにしている。ケバブはかなりおいしいと聞いている。

    ドライブするのにエキサイティングなトラックのように見えますが、トラックで特に際立っていることはありますか?
    間違いなく速いトラックだ。シミュレーターで運転した、トラック全体がとても楽しい。オーバーテイクに適したコースだと思う。ストレートがたくさんあって、コーナーがかなり広いので、かなりの数の異なるラインを通ることができる。それは常に興味深いもことだ。あまりオーバーテイクする必要がないことを願っているけどね!

    チームはトルコでの300回目のレースを祝いますが、チームの成功に貢献できたことを誇りに思いますか?
    チームにとって素晴らしい成果であり、僕のフロントエンドのメカニックであり、ストラテジストの1人であるオーレが最初からチームに参加していることを知ったのはとてもクールなことだ。それにオーレとクリスチャン(オーナー/チーム代表)が週末のレースを一度も逃したことがないなんて信じられらない。16シーズンはかなり印象的だ!

    イモラでのレースは予定通りには進みませんでした。週末から何かポジティブことは得られましたか?
    そういうものだし、レースの結果を変えるために僕たちができることは何もなかった。とにかくメルセデスにできるだけ近づいて、最終戦まで彼らをプッシュしたいと思っている。ピットクルーは一年中素晴らしいし、ピットストップはとても良かったので、レースでアドバンテージを得るのに役立った。これまでのすべてのレースで最速のピットストップだったと思い。かなり印象的だ。

  • ピエール・ガスリー 「イスタンブールは良い結果を目指す新たな機会」

    ピエール・ガスリー 「イスタンブールは良い結果を目指す新たな機会」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。

    前戦F1エミリア・ロマーニャGPでは予選4番手と好パフォーマンスを披露するも、決勝では5番手走行中にラジエーターの破損によってリタイアを余儀なくされたピエール・ガスリー。イスタンブール・パークは初体験となるが、好みのレイアウトであり、良い結果を残すチャンスだと考えている。

    「イモラについては本当に残念だった。僕たちは週末を通していい感じだった。フリープラクティスでもよかったし、予選ではベストリザルトに並べた。明らかに本当に強力な結果が出せそうなときにリタイアしなければならなかったことを受け入れるのは難しかった。でも、それがレースだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「来年、チームに残留することは発表のしばらく前から分かっていたし、アルファタウリと継続できることにとても満足している。僕たちはうまく仕事ができているし、とても良いチームだ。僕たちは力強いシーズンを過ごしている。今シーズンはまだ4シーズンあるし、それが現時点の主な焦点だけど、来年にも役立つことを見つけているのも事実だし、今後の数レースは2021年の準備として重要な部分だ」

    「イモラの後、トルコまでに非常に短い休みがあった。トレーニングをしながら、できるだけ家にいようとしていた。ウイルスに感染するリスクを冒さないようにジムに移動することに気を付けていた。イスタンブールのトラックは首の筋肉に本当に耐久力が必要にあると言われているけど、僕としては今はこれまでのキャリアのなかでも仕上がっていると思っているし、その点については心配していない。追加の制限が施工されたことで、今は身体をキープして何とかやっていくのがより難しくなっている。シーズンを終えられるようにルールを守って、感染しないようにする必要がある」

    「ほとんどのドライバーと同じように僕はイスタンブールでレースをしたことがないので、初めてのトラックを発見していくことになる。とても面白そうなレイアウトだし、自分でそれを経験するのを楽しみにしている。シミュレーターでトラックを数周することができたけど、珍しいコーナーがあって本当にユニークだと思う。誰もが長い左コーナーのターン8について聞いたことがあるよね。セクター1はいくつかブラインドな部分があって面白そうだ。勾配の変化や曲がると同時にブレーキングをしなければならない横方向と縦方向への負荷が高いコーナーがたくさんある。かなり複雑だと思うし、リズムに乗らなければならないコーナーがたくさんある僕が好きな種類のトラックだ。楽しめると思う。本当に良い結果を目指すまた新たな機会だ」

  • 2020年 F1トルコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年 F1トルコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPが、11月13日(金)からイスタンブール・パークで行われる。

    当初のF1カレンダーには含まれていなかったF1トルコGPだが、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権のスケジュールが改訂されたことによって、2011年以来となるカレンダー復帰を果たす。

    地中海と黒海を隔てるボスポラス海峡のアジア側にあるイスタンブール・パークは2005年に完成。上海国際サーキットなどを手がけるドイツ人デザイナー、ヘルマン・ティルケによる設計で、13のコーナー、反時計回りのレイアウトとなっている。全長5.338kmのコースは、アップダウンが8.145%を占め、ドライバーにとっては、体力的にもかなりきつい難易度は屈指のコースだ。

    なかでも中でも特徴的なのはターン8だ。この3連の左コーナーでは、実に7秒間、体重の5倍のコーナリングGがかかり続ける。ドライバーの身体に対する負荷の高さでは、世界屈指といっていいだろう。コーナリングスピードは、最低でも時速250km。しかし、このコーナーが技術的な側面で注目されるのは、その速度からではない。このコーナー中程の路面に凹凸があるために、車高を極端に低く設定することができず、他コーナー走行時のハンドリングが犠牲になってしまうからだ。

    このサーキットで好タイムを狙うには、優れたマシンバランスが必要となる。ハンドリングのよさが問われるヘアピンコーナーがいくつもあるからだ。そして最終区間には、低速の左・右・左の複合コーナーが控え、そこから長いメインストレートへと続く。ここへの進入で、マシンは時速300kmから時速80kmへと急減速する。ここがこのコースで最高のオーバーテイクポイントとなる。

    前戦F1エミリア・ロマーニャGPでコンストラクターズタイトルを確定させたメルセデスは、今大会でルイス・ハミルトンが2位以上でフィニッシュし、バルテリ・ボッタスが優勝+ファステストラップを記録できなければ、ハミルトンのタイトルが確定し、ダブルタイトル7連覇を達成する。

    日本とトルコの時差は6時間。F1トルコGPのフリー走行1回目は、11月13日(土)の17時(現地時間11時)から行われる。今大会は決勝が行われる時間帯にプラクティスがない変則的なスケジュールとなる。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1トルコGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1 トルコGP 日程

    11月13日(金) フリー走行1回目 17:00~18:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 21:00~22:30 (現地時間 15:00~16:30)
    11月14日(土) フリー走行3回目 18:00~19:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 21:00~22:00 (現地時間 15:00~16:00)
    11月15日(日) 決勝 19:10~ (現地時間 13:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1トルコGP 放送時間

    【フリー走行1】 11月13日(金) 16:50~18:40
    【フリー走行2】 11月13日(金) 20:50~22:40
    【フリー走行3】 11月14日(土) 17:50~19:10
    【予選】 11月14日(土) 20:50~23:00
    【決勝】 11月15日(日) 18:30~22:00
  • レッドブルF1代表 「トルコGPまでにアルボンが自信を築けるよう協力」

    レッドブルF1代表 「トルコGPまでにアルボンが自信を築けるよう協力」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、先週末のF1エミリア・ロマーニャGPで再び残念な週末を過ごしたアレクサンダー・アルボンの自信を“築く”ために、次戦F1トルコGPにむけて協力していく必要があると語る。

    アレクサンダー・アルボンは、2021年のレッドブル・ホンダのF1シートを維持する価値を証明するために戦っている。レッドブルF1はアルボンを残留させるか、もしくはニコ・ヒュルケンベルグやセルジオ・ペレスのような経験豊富なドライバーを選ぶかを検討している。

    しかし、アレクサンダー・アルボンはF1エミリア・ロマーニャGPでスタートで順位を落としてミッドフィールドに閉じ込められたことでその目標を達成する望みは打ち砕かれ、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがリタイアしたことで導入されたセーフティカーのリスタートでスピンを喫して自滅した。

    今年の残りは4レースしかなく、レッドブルF1は早急に判断を下す必要があるため、アレクサンダー・アルボンへのプレッシャーは高まっている。

    F1エミリア・ロマーニャGPでのアレクサンダー・アルボンのパフォーマンスを振り返ったクリスチャン・ホーナーは「アレックスは午後を通してシャルル(ルクレール)とダニエル(リカルド)とレースをしており、難しい週末だった」と Sky Sports F1 に語った。

    「その後、リスタースタート時に新しいタイヤを履いていたペレスと戦い、彼は2番目のシケインでコントロールを失った。彼がゼロポイントで終えることはチームにとっても非常に苛立たしいことだった」

    「我々は今からトルコまでに彼と協力し、彼の自信を再び築き上げてそこに向かう。」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムートマルコは、チームはアブダビでのシーズン最終戦が終わるまでドライバー決定を待つことができると述べている。

    アレクサンダー・アルボンは、F1エミリア・ロマーニャGPでの最大の過ちはセーフティカー中にソフトタイヤに交換するためにピットインしなかったことであると語った。

    「僕たちが他のマシンの後ろでレース全体を過ごしたレースの1つだった。そこでやれることはあまりなかった」とアレクサンダー・アルボンは語った。

    「後から考えれば、レース終盤に他の人がやったようにピットインするべきだった。僕たちは彼らが出くわした最初のコールドタイヤのマシンだったし、彼らを抑えるは常に難しい」

    「いくつか接触もあったし、それも助けにならなかった。仕方ないことだ。ピットストップしていれば、表彰台を目指せる可能性のあるレースだった」

    だが、アレクサンダー・アルボンは、予選ではマックス・フェルスタッペンに対して0.396秒遅れの6位で通過しており、完全な大惨事ではなかった。

    チームでもう少しプッシュできるかどうかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「正直、すでにそれをやっている。まだやっていないわけではないけど、もちろん、僕はそこにしがみついている。できることはすべてやっている」

    「振り返ってみれば、僕にとって悪い週末ではなかった。でも、僕たちはトルコに焦点を当てている」

  • F1トルコGP、新型コロナウイルスの感染増加により観客動員を断念

    F1トルコGP、新型コロナウイルスの感染増加により観客動員を断念

    F1トルコGPは、国内で新型コロナウイルスへの懸念が高まったことで、観客動員を断念し、無観客でレースを開催することを決断した。

    2020年のスケジュール改訂によって、2011年以来のF1カレンダー復帰となるイスタンブールパークは、11月15日に最大10万人の観客動員を計画していた。

    しかし、トルコ国内で新型コロナウイルスの感染者が増加したことを受け、観客動員を断念。イスタンブール知事室は、F1トルコGPが無観客で開催されることを確認した。

    「新型コロナウイルスの流行と戦うための努力、そして、イスタンブール州パンデミック委員会の勧告に従って、F1トルコグGPは無観客で開催される」とイスタンブール地元自治体は声明で述べた。

    前戦F1ロシアGPで初めて一般の観客を動員したばかりのF1だが、これまでで最大の10名の陽性反応が確認された。それでも、F1は決定を完全に支持していると語る。

    「我々のシーズンは安全第一のアプローチによって進められており、それが我々の優先事項であり続ける」とF1の広報担当は語った。

    「トルコでファンに会えるのを楽しみにしていたが、トルコの状況はもはやそれが不可能であることを意味し、我々は決定を完全に理解し、尊重している」

    ムジェロで開催されたF1トスカーナGPには約3,000人の観客が招待され、F1ロシアGPでは毎日約3万人のファンがソチ・オートドロームでセッションを観戦した。

    ニュルブルクリンク、ポルティマオ、イモラで開催されるレースもすべて観客が入場できる。今週末のF1アイフェルGPには約2万人のファンが入場すると予想されている。