カテゴリー: F1トルコGP

  • ピエール・ガスリー、F1トルコGPでのパフォーマンスは「恥ずかしい」

    ピエール・ガスリー、F1トルコGPでのパフォーマンスは「恥ずかしい」

    ピエール・ガスリーは、F1トルコGPでのアルファタウリ・ホンダF1のパフォーマンスは“恥ずかしく”“プアー”なものだったと振り返る。

    ピエール・ガスリーは、トリッキーなコンディションでペースを見つけることに苦労し、ダニール・クビアトの後ろとなる13位でレースをフィニッシュ。アルファタウリ・ホンダF1はノーポイントでイスタンブール・パークを去ることになった。

    F1トルコGPでは、フェラーリが3位と4位でフィニッシュしたため、アルファタウリ・ホンダF1は、コンストラクターズ選手権で6位をかけてフェラーリに挑戦するという希望も打撃を受けた。

    ピエール・ガスリーの決勝日は、チームが作業しかけていたパワーユニットを変更しないと計画を変更したことで、FIAから調査を受けるという酷い始まりとなった。スチュワードは、チームがマシンで作業したことがパルクフェルメ規定の違反に当たると判断し、ピエール・ガスリーに最後尾グリッドからのスタートを言い渡した。

    「今日だけじゃなく、週末全体が本当に悪かった。ウエットでの僕たちおパフォーマンスは非常にプアーなものだった」とピエール・ガスリーは語る。

    「正直なところ、少し恥ずかしい。ウェットで遅かったし、インターにスイッチを入れることができなかった。予選でもそれは同じだった」

    「それにペナルティを受け、多くの問題を抱えていた。正直なところ、昨日の朝からパフォーマンスが悪かったし、僕たちはもっとうまくやる必要がある。次のレースに向けて努力する必要がある」

    「もちろん、非常に独特なコンディションだったし、今後僕たちが直面することはないと思うけど、僕たち全員にとって、何がうまくいかなかったのか、どうして機能しなかったのかを理解する必要があると思う」

    「昨日(予選)からすでにいくつかの回答が得られていた。しかし、今日(決勝)にむけて変更を加えることはできない」

    「それでも、僕たちはこのようなすべてのことを予想していたはずだし、もっと良い仕事をすることができたと思う。でも、今はもう終わったことだし、次の3レースに目を向ける必要がある」

    前戦F1エミリア・ロマーニャGPで4位入賞を果たしていたダニール・クビアトも困難な午後を過ごした。

    「ポイントも獲得できなかったし、かなり苦労したので、12位で終えたことには少しフラストレーションを感じている」とダニール・クビアトは語った。

    「レースを通してマシンと格闘していたし、報酬なしでフィニッシュするのは少しイライラする」

    「正直に言うと、できることはあまりなかった。このようなコンディションでの今週末のペースに関して、どういうわけかマシンが正しいウィンドウに入らなかったし、その理由を分析する必要がある」

    「でも、それは理解できることでもある。このようなディションは滅多に見られないことだし、このようなコンディションに合わせてマシンを作るのは正しくはない。でも、僕たちはそれから学び、理解する必要がある」

    ダニール・クビアトは、スピンを喫したものの、完走できたことはある程度の慰めになったと語る。

    「今日、幸運なことにミスはほとんどなかった。1回だけスピンを喫したけど、あちこちで非常にトリッキーな感じがした」

    「最終的このようなコンディションで完走できたことはドライバーとしてすでに気分がいい。とてもトリッキーだったからね。だから悪くはなかった。集中力を高めるための良いトレーニングだったね!」

  • ランス・ストロール、F1トルコGPの失速はフロントウイングの損傷

    ランス・ストロール、F1トルコGPの失速はフロントウイングの損傷

    レーシング・ポイントF1は、F1トルコGPでランス・ストロールのフロントウイングにダメージがあり、それがタイヤのグレイニングに“重大”な貢献をしていたことを明らかにした。

    ランス・ストロールは、ウエットコンディションとなったイスタンブール・パークでの予選で衝撃的な初ポールポジションを獲得。決勝でも抜群のスタートを見せ、レース前半をセルジオ・ペレスとともに1-2体制を築き、後続とのギャップを築いた。

    しかし、徐々にランス・ストロールはペースを落としていき、インターミディエイトに交換するとすぐにタイヤを使い果たした。そのため、ストロールは再びタイヤ交換をした実施したが、症状は変わらず、最終的に9位でレースを終えることになった。

    レース後、ランス・ストロールは不可解なタイヤのグレイニングに苛立ちを露わにしていたが、レーシング・ポイントは、レース後の調査でフロントウイングに問題の原因となる損傷が見つかったことを確認した。

    レース後の散歩は、タイヤのひどいグレインが謎であったことで当然のことながらイライラしていましたが、レーシングポイントは、問題の「重大な」原因である散歩のフロントウィングに損傷が見つかったことを確認しました。

    「チームの通常のレース後のマシンのセットダウン時にランス・ストロールのフロントウィングの下側に損傷があり、トルコGPでのインターミディエイトタイヤの2回目と3回目のスティントで経験したグレイニングの問題の大きな原因となっていることがわかった」とレーシング・ポイントF1は声明で説明した。

    「ランスは、レースの17周目以降、タイヤのパフォーマンスが低下し、アンダーステアとグレイニグが発生していると報告していた。36周目にピットインして新しいインターミディエイトに交換しても問題は解決せず、グレイニングがさらに厳しくなった」

    「フロントウィングの下側のストレーキの1つが緩み、詰まり、フロントダウンフォースが大幅に失われるように引っかかっていた。結果として生じるフロントダウンフォースの喪失は、グレイニングのレベルの増加に貢献した」

    「レース中のデータでは、フロントダウンフォースが大幅に失われていることが確認されたが、フロントウィングの上面に目に見える損傷はなく、グリップが低い状態と相まって、データが正しいかどうかを確認することは困難だった」

    「レース後、マシンがガレージに戻ったとき、フロントウィングの下側の損傷と詰まりが発見された。」

    チームメイトのセルジオ・ペレスは2位でレースを終えたが、コンストラクターズ選手権でレーシング・ポイントが3位に戻り、マクラーレンとの差を5ポイント広げ、9位のランス・ストロールの2ポイントも重要な役割を果たしている。

  • レッドブルF1、フェルスタッペンのフロントウイングの調整ミスを確認

    レッドブルF1、フェルスタッペンのフロントウイングの調整ミスを確認

    レッドブル・ホンダF1は、F1トルコGPで2回目のピットストップ時のフロントウイングに調整ミスにより、マックス・フェルスタッペンのマシンがはるかに運転しづらいマシンになっていたことを認めた。

    F1トルコGPでマックス・フェルスタッペンは2回のスピンと複数回のコースオフなど精彩を欠き、6位でレースを終えた。

    フロントロー2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンだったが、蹴り出しで出遅れていくつか順位を失った。第1スティントで失ったポジションを取り戻したフェルスタッペンは、フルウエットからインターミディエイトに交換した最後のドライバーグループの一人だった。

    マックス・フェルスタッペンは、ペースを生かしてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にオーバーカットを成功させた。コース上で最速のドライバーの一人だったフェルスタッペンは、2番手を走行するセルジオ・ペレスにプレッシャーをかけ始めた。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、バックストレートへのコーナーでコースオフを喫し、グリップの少ない緑色のエスケープエリアでコントロールを失ってスピン。幸いなことに何にぶつかることはなかったが、タイヤにフラットスポットを作ったことでタイヤ交換を余儀なくされた。

    だが、その後はそれまでのスピードを失い、後半にはアレクサンダー・アルボンの後ろでまたスピン。なんとか追いついて抜くことができたが、コース上にマシンをとどめてることに苦戦を強いられていた。

    マックス・フェルスタッペンは、これまでで最高のレースではなかったと認め、2回目のピットストップにおけるフロントウイングの調整によって空力バランスが崩れていたことを明らかにしている。
    「基本的にすべてがうまくいかなかった」とマックス・フェルスタッペンは Telegraaf に語った。

    「フロントウィングの調整が完全に間違っていたことが判明した。一方の側では、フロントウィングのセットアップが本来あるべきものよりも7度足りなかった。実際、それはかなり大きい」

    「通常、あちこちで1度くらい調整をする。でも、7度はかなりだ。そうなるとドライバーとして何ができる? その結果として、ほとんど何も機能していなかった」

    レッドブル・ホンダF1は、その後、Formula1.com の取材に対して、マックス・フェルスタッペンのフロントウイングの調整に誤りがあったことを確認。フロントウイングの片側が7度足りない状態で走っていたことを認めた。

    マックス・フェルスタッペンは「通常、予選でも最大0.5度しかウイングを調整しない。あまりにもオーバーステアが多い状態で運転したし、ステアリングホイールの他の設定でそれを調整しなければなならなかったけど、それで多くのトラクションを失った。そのため、数周後、右フロントタイヤが劣化していた。難しかった」と語った。

  • マックス・フェルスタッペン 「フロントウイングの調整が7度も狂っていた」

    マックス・フェルスタッペン 「フロントウイングの調整が7度も狂っていた」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1トルコGPの決勝でフロントウイングの調整にエラーがあり、空力バランスを崩していたことでマシンが悪化していたと明かした。

    F1トルコGPの週末、マックス・フェルスタッペンは、すべてのプラクティスでトップタイムをマークし、予選でもQ1とQ2ではトップに立ったものの、Q3の最後にインターミディエイトタイヤに苦戦して2番手。それでもフロントロースタートに優勝への大きな期待がかかっていた。

    マックス・フェルスタッペンは、スタートに失敗して後退したことで挽回を余儀なくされたが、すぐに順位を取り戻し、早い段階で2番手を走行するレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスに迫っていた。

    しかし、セルジオ・ペレスとのバトル中にスピンを喫してタイヤにフラットスポットを作ったことでピットインを異議なくされ、その後は反撃するペースがなかった。レース後半にも再びスピンを喫している。

    最終的に6位でフィニッシュしたマックス・フェルスタッペンは、レース後に“忘れたいレース”だと語っていた。

    マックス・フェルスタッペンは、レース後のマシンの詳細な分析によってイスタンブール・パークでのレースでなぜどこまで苦戦を強いられたかが明らかンになったと述べた。

    マックス・フェルスタッペンによると、フロントウィングの調整が適切に行われておらず、一方が他方よりもはるかに変更されていたという。これにより、マシンの左右で空力バランスに狂いが生じ、ハンドリングを快適に感じられなかった理由が説明された。

    「基本的にすべてがうまくいかなかった」とマックス・フェルスタッペンは Telegraaf に語った。

    「フロントウィングの調整が完全に間違っていたことが判明した。一方の側では、フロントウィングのセットアップが本来あるべきものよりも7度足りなかった。実際、それはかなり大きい」

    「通常、あちこちで1度くらい調整をする。でも、7度はかなりだ。そうなるとドライバーとして何ができる? その結果として、ほとんど何も機能していなかった」

    また、マックス・フェルスタッペンは、セルジオ・ペレスをパスしようとした際のスピンが、スタートでの出遅れを補うための必死さによって引き起こされたことを否定した。

    「あそこで彼をオーバーテイクしたいとさえ思っていなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「焦りすぎたわけではない。その場でできることは何もなかった。彼の後ろについていきたいとは思っていたけど、突然コースから外れた。それでほぼ終わりだった。その後はほとんどの時間を小さなトレインに閉じ込められてしまった」

    「アスファルトの状態も馬鹿げたものだった。そして、このフロントウィングのセットアップによって、ドライバーとしてできることはあまりなかった」

  • レッドブルF1首脳 「マックス・フェルスタッペンは攻撃を待つべきだった」

    レッドブルF1首脳 「マックス・フェルスタッペンは攻撃を待つべきだった」

    レッドブルF1のヘルムート・マルコは、F1トルコGPの決勝での走りについて珍しくマックス・フェルスタッペンを批判した。

    予選でランス・ストロールに敗れて2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、蹴り出しで後れをとったが、すぐに3番手まで挽回。さらなるポジションアップを目指してセルジオ・ペレスと戦っていた。

    しかし、まだ大量の水しぶきが上がる路面でセルジオ・ペレスに近づきすぎたマックス・フェルスタッペンはスピンを喫してタイヤにフラットスポットを作り、タイヤ交換を余儀なくされた。

    元レッドブルのF1ドライバーであるロバート・ドーンボスは、イスタンブールでのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスは“F1カーでの彼の最悪のパフォーマンスのひとつ”だと語った。

    「彼は予選で起こったことを乗り越えることができなかったんだと思う」とロバート・ドーンボスは Ziggo Sport に語った。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコでさえ、珍しくマックス・フェルスタッペンを批判した。

    「マックスとアレックス(アルボン)はタイヤに要求しすぎていた。ルイス(ハミルトン)やセルジオ(ペレス)のよな経験方法なドライバーはそうではなかった」とヘルムート・マルコは Sky Deutschland に語った。

    「マックスは、ストロールが先頭で引き離していくのを見ていた。当時、オーバーテイクはほぼ不可能だった。彼はペレスに対してもっと忍耐を示すべきだった」

    だが、マックス・フェルスタッペンは、決して予選を引きずってはいなかったと語る。

    「日曜日まで引きずることはなかったけど、予選2番手は残念だった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    さらにはセルジオ・ペレスをパスしようとした際のスピンがスタートでの出遅れを補うための必死さによって引き起こされたとの見方も否定している。

    「あそこで彼をオーバーテイクしたいとさえ思っていなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「焦りすぎたわけではない。その場でできることは何もなかった。彼の後ろについていきたいとは思っていたけど、突然コースから外れた。それでほぼ終わりだった。その後はほとんどの時間を小さなトレインに閉じ込められてしまった」

    マックス・フェルスタッペンは、レース後にフロントウイングが左右で7度もずれていたことが判明したと語る。

    「フロントウィングの調整が完全に間違っていたことが判明した。一方の側では、フロントウィングのセットアップが本来あるべきものよりも7度足りなかった。実際、それはかなり大きい」

    「通常、あちこちで1度くらい調整をする。でも、7度はかなりだ。そうなるとドライバーとして何ができる? その結果として、ほとんど何も機能していなかった」

    「アスファルトの状態も馬鹿げたものだった。そして、このフロントウィングのセットアップによって、ドライバーとしてできることはあまりなかった」

  • マックス・フェルスタッペン 「スタートでエンジンの振動が酷かった」

    マックス・フェルスタッペン 「スタートでエンジンの振動が酷かった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、6位でフィニッシュしたF1トルコGPの決勝について ZiggoSport の番組で振り返った。

    フロントロー2番グリッドに並んだマックス・フェルスタッペンだったが、スタートに失敗して後退。そこから挽回を目指したが、スピンを喫しするなど精彩を欠き、6位でチェッカーを受けた。

    「あの場所をドライブするのはまったく楽しくなかったね」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「路面は以前に見たことないくらいかなり滑りやすかった。結局、それは全員にとって同じことだけど、あってはならないことだ。本当に滑りやすかった」

    「使用できるラインは1つしかないため、アウトサイドから抜きにかかることは不可能だった。他のマシンの後ろに留まらなければならなかった。オーバーテイクはほぼ不可能だたた」

    マックス・フェルスタッペンは、3回のフリープラクティス、そして予選のQ1とQ2のすべてでトップタイムだった。しかし、Q3ではランス・ストロールに0.29秒差で2番手に甘んじた。

    「日曜日まで引きずることはなかったけど、予選2番手は残念だった」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    そして、スタートではレッドブル・ホンダの2台は見事な失敗をみせる。

    「僕たちはとても悪いスタートを切った。スタートでは何かがおかしかった。エンジンの振動が酷かったし、多くのホイールスピンを引き起こした。乾いた状態ではグリップが多いのであまり気にならない。でも、滑りやすいターマックのあるトルコのようなサーキットでは、結果に苦しむことになる。加えて、マシンはアンチストールに入った」

    それでも、マックス・フェルスタッペンはあきらめなかった。

    「適切なスピードがあることは分かっていたし、数台のマシンを素早く追い抜くことができた。ある時点で、ベッテルがピットストップをするまで彼の後ろでスタックしていた。その後、僕のラップタイムが良かったのを目にしたと思う。ピットストップをするという判断は問題なかった。その後、ペレスの後ろでスタックした」

    セルジオ・ペレスとのバトル中にマックス・フェルスタッペンはスピンを喫する。

    「彼が少しミスをして、僕は彼のすぐ後ろにいた。突然、オーバーステアが多くなり、グリーンのランオフに出てしまった。まったくグリップがなかった」

    レース後、レッドブル・ホンダはマックス・マックスのRB16で別の問題を発見しました。

    「フロントウィングの片側が7度間違って調整されていることがわかった。通常、予選では最大0.5度しかウイングを調整しない。あまりにもオーバーステアが多い状態で運転したし、ステアリングホイールの他の設定でそれを調整しなければなならなかったけど、それで多くのトラクションを失った。そのため、数周後、右フロントタイヤが劣化していた。難しかった」

    2020年のF1世界選手権は残り3戦。バーレーンで2戦をした後、アブダビで最終戦を迎える。

    今シーズンは成功だったかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕たちはワールドチャンピオンシップで3位になるだろうし、かなり良い一年だったと思う」とコメント。

    「僕たちのオプションを考えれば、良い結果を残せたと思う。来年はワールドチャンピオンを戦いたい。重要なのはそれだけだ」

  • 流石のジャック・ヴィルヌーヴもランス・ストロールのF1初ポールは称賛

    流石のジャック・ヴィルヌーヴもランス・ストロールのF1初ポールは称賛

    元F1ワールドチャンピオンのジャン・ヴィルヌーヴは、F1トルコGP後に同じカナダ出身のランス・ストロールを珍しく褒めた。

    最終的にランス・ストロールは、F1トルコGPを9位でフィニッシュしたが、土曜日の非常に滑りやすいコンディションでF1初ポールポジションを獲得し、実際にレース前半はリードしていた。

    1997年のF1ワールドチャンピオンであり、同じフランス系カナダ人のジャック・ヴィルヌーブは、定期的にランス・ストロールを批判しており、父親の資金力だけでF1にいると主張している。

    しかし、F1トルコGPでのランス・ストロールのポールポジションについてジャック・ヴィルヌーヴは「非常に優れたラップだった」とコメント。

    「他の何人かのドライバーとは異なり、彼はミスを犯さなかったし、特にマックス・フェルスタッペンの最後の試みに対する躊躇を利用した」

    「実際、今回は彼について批判することは何もない」

    「運ではなかった。彼はいい走りをしていた。何人かのドライバーが同じ戦略を使い、セッションの終わりにインターミディエイトタイヤを選んだ。彼の方が良い仕事をした」

    実際、ジャック・ヴィルヌーヴは、ランス・ストロールは先週末のトルコで見られたような困難な路面コンディションのような状況でしばしば強さを見せていると語った。

    「2017年のモンツァ、そして、表彰台に立ったバクーでの予選は素晴らしかった。彼はコンディションが厳しいときの方が明らかに感触がいい」

  • ホンダF1:2020年 第14戦 F1トルコGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第14戦 F1トルコGP 決勝レポート

    イスタンブール・パークで行われた2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝は、路面コンディションの変化によって目まぐるしく展開が変わる中、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンがポイント圏内でレースをフィニッシュした。

    フェルスタッペンが2番グリッド、アルボンが4番グリッドからスタートとなる一方で、予選でのイエローフラッグ無視などによって中団以降のグリッドが大きく変動した。

    アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが予選順位から1つ繰り上がって16番手、ピエール・ガスリーはパワーユニット(PU)交換に関連するペナルティーにより、最後尾からのスタートとなった。

    スタート1時間前に雨が降ったことから、完全なウエットコンディションとなり、グリッド上の全車がウエットタイヤを選択。路面のグリップがかなり低い状況の中、スタンディングスタートでレースの幕開けとなった。

    シグナルが消えてスタートが切られる中、レッドブル・レーシングのフェルスタッペンとアルボンは加速できずに大幅なポジションダウンを喫する。しかし、そこから巻き返しを図り、4番手と5番手まで順位を取り戻した。一方のアルファタウリ・ホンダ勢は好スタートを切り、クビアトが12番手、ガスリーが13番手とトップ10を視野に入れる位置でレースを進める。

    路面の状況が改善していく中、序盤のポイントは浅溝のインターミディエイトタイヤに交換するタイミングだった。フェルスタッペンとアルボンはウエットタイヤでも十分な速さを見せ、上位を走行していたランス・ストロール、セルジオ・ペレス(ともにレーシングポイント)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がピットインして前が開けると、ファステストラップを更新しながらペースを上げていく。

    一方のアルファタウリ・ホンダ勢は、クビアトが8周目にインターミディエイトタイヤに交換。その2周後にガスリーもタイヤ交換を行う。両者ともにトップ10圏内を目指すが、ピットインせずにとどまっていたケビン・マグヌッセン(ハース)に前をふさがれる形となって、ペースを上げられないままレースが進んでいく。

    フェルスタッペンは11周目にタイヤを交換し、ペレスとベッテルの間の4番手でコースへ復帰。アルボンは12周目にピットインし、ベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデス)の6番手でレースへ戻る。

    その直後、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるが、アルボンはタイヤをうまく作動させ続け、VSCが明けるとターン12でハミルトンをオーバーテイク。さらにその勢いのままベッテルもパスして、4番手に浮上する。

    コース上で最速のペースを見せていたフェルスタッペンだったが、2番手を目指して前方のペレスをパスしようと仕掛けたところでスピンを喫し、再度のタイヤ交換を余儀なくされる。これにより、フェルスタッペンはアルボン、ベッテル、ハミルトンの後方までポジションダウンし、カルロス・サインツ(マクラーレン)の後方8番手でコースへ戻る。アルボンが快調なラップを刻む一方で、フェルスタッペンはこのトラフィックに引っかかる形となってペースが上がらない。

    アルボンは前を行く2台を追い詰めるが、この頃には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていたことから、多くのドライバーが再びピットインして新たなインターミディエイトタイヤを装着。ガスリーも33周目でタイヤを交換したが、クビアトは1ストップ作戦を遂行すべくステイアウトを選択する。

    同じくステイアウトしていたアルボンだったが、タイヤの消耗は激しく、ターン4でスピン。34周目で新たなインターミディエイトタイヤに交換すると、コース復帰後にストロールをパスして5番手までポジションを上げる。しかし、ペースで勝るサインツにパスを許し、6番手でレース後半を戦うことになる。

    フェルスタッペンは他車のピットインもあり、3番手までポジションを上げたが、タイヤの摩耗によってピットイン。アルボンの後方7番手でレースへ復帰する。前方を行くフェラーリ勢を追いかけるが、乾いていく路面コンディションに苦戦してペースを上げられず、さらにはフェルスタッペンが再びスピンを喫する。フェルスタッペンはそこから巻き返し、残り7周のところでアルボンの前に出ると、両者ともにそのままフィニッシュ。6位と7位で計14ポイントを獲得した。

    アルファタウリ・ホンダ勢は、クビアトが1ストップ、ガスリーが2ストップと戦略を分けたが、序盤でマグヌッセンの前に出られなかったマシンは軒並みポイント圏外に留まっており、クビアトとガスリーも同様に上位進出は果たせず、12位と13位でレースを終えた。

    次戦は2週間後、11月29日(日)に決勝が行われるF1バーレーンGP。今季初めて欧州以外での開催となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のトルコGP決勝は、スタート前に降った雨のためウエットコンディションでのレースとなりました。レース時には止んだものの、低い外気温であったこともあり、終了までドライにはならず、徐々に路面の状況が変わる中でタイヤマネージメントなど難しいレースになりました。プラクティス、また予選での感触がよかったAston Martin Red Bull Racingですが、フェルスタッペン選手が6位、アルボン選手が7位と残念なポジションでの終了となりました。Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は、濡れた路面で走行ラインを外してのオーバーテイクが難しい状況などからポジションアップに苦しみ、ポイント圏外でのフィニッシュとなりました。今シーズンは中東での3連戦を残すのみとなりました。いい形でシーズンを終えられるよう、ここから準備をしていきます。最後に、難しいコンディションで予選6番手から見事なレース運びで優勝を飾り、7回目のチャンピオンシップ獲得を決めたハミルトン選手に、Hondaを代表して祝福の言葉を贈ります」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「正直に言うと、今日はとても難しいレースでした。グリッドの偶数列はグリップが低く、スタートがうまくいかずに4番手までポジションを落としました。3番手までポジションを戻すと、コントロールの難しい中でチェコ(ペレス選手)についていこうとしましたが、コーナー出口の縁石の外にあるグリーンゾーンまで出てしまい、大きなスピンを喫しました。ウォールにはぶつからないようにしましたが、タイヤにフラットスポットができたことでピットインせざるを得ませんでした。新しいタイヤに交換して、前に追いつくまではできましたが、パスすることができませんでした。コース上には1つの走行ラインしかなく、そのラインですらもとても滑りやすいという状況で、前のマシンと同じラインしか走れないというのはとてもフラストレーションが溜まりました。また、路面も完全に乾ききってはいなかったので、スリックタイヤに交換することもできず、消耗の早いインターミディエイトで走り続けなければなりませんでした。あとは前方のマシンについていくレースになり、グリップのない中で生き残ろうとトライしていきました。いい一日にはなりませんでしたし、自分たちが意図したようなレースでもありませんでした」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・レーシング)
    「今日はすべてが計画通りにいって勝利が目指せたと思うので、7位という結果には複雑な気分です。レースウイークを通じて僕らの競争力は高かったので、今日の結果はつらいです。僕らは2台ともスタートがよくなかったのですが、ポジションを上げていき、インターミディエイトに交換したときは素晴らしいグリップがあってとても速かったです。しかし、ペースはとてもよかったものの、2セット目のインターミディエイトに交換してからはグリップがなくなってペースを失い、少し困惑しました。理解しがたい状況ですが、冷静になり、なぜこのようなレースになったのかを分析しなければなりません。今週末はマシンの進化を確認できましたし、トライしたこともとてもうまくいったので、その部分には満足しています。ガレージのみんながすごく助けてくれたので、次のバーレーンでまたそれを再現するのが待ちきれません」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は語るべきことはあまりないレースになりました。自分のレースに徹して12位となりましたが、これ以上にできることはあまりありませんでした。僕らはポイントが獲得できず、レース中ずっと戦っていたのに成果が得られなかったことには、フラストレーションが溜まります。とても難しいレースでしたが、幸いにも一度のスピンのみであまりミスをしませんでした。ドライバーにとってはこうしたコンディションで無事に完走できて気分がいいものですし、集中力を養うためのいいトレーニングになりました。全体的に振り返ると、今週末ウエットでの僕らのペースはあまりよくなく、マシンを作動領域に入れるのに苦しんでいました。何がよくなかったのかを見極め、そこから学んでいきます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「レースウイークを通じて僕らはあまりよくありませんでした。昨日はウエットタイヤではパフォーマンスを発揮できず、今日も同じようにかなり苦戦することは分かっていました。金曜日のドライコンディションではすべてがよかったのでやや困惑しましたが、ウエットやインターミディエイトになるととても遅くなってしまい、FP3や予選でもタイヤを適切に作動させられずに苦戦しました。さらに、今日はペナルティーも受けました。次に同じコンディションとなった場合に備えて、今回なにが悪くて、もっとうまくやるには何が機能しなかったのかを理解する必要があります。すでにいくつか答えは見えていますが、僕らはもっといい仕事をすべきでしたし、とてもがっかりしています。この週末は終わったわけですから、この先のレースに目を向けていきます」

  • F1トルコGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1トルコGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    優勝は6番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン。第2スティントをインターミディエイトで53周を走る1ストップを素晴らしい走りで今シーズン9勝目、通算94周目を挙げ、ミハエル・シューマッハの史上最多記録に並ぶ7回目のF1ワールドチャンピオンを優勝という結果で勝ち取った。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「僕たちや僕がしばしば『これは最大の夢を超えている』と言っているのは分かっているけど、僕は自分の人生全体で密かにこのような高い夢を見てきたんだと思う。でも、ずっとそれはかなりのこじつけだと感じていた。ミハエルがチャンピオンシップを獲得してきたのを覚えているし、ここにいる僕たちドライバー全員が自分たちにできる最高の仕事をしている。1位や2位、3位を獲得するだけでも本当に難しいことだ。だから、7回もチャンピオンを獲得したなんてとにかく想像を絶することだ。でも、このような素晴らしい人々のグループと仕事をしていて、コミュニケーションを取り、お互いを信頼して、お互いに耳を傾けているとき、このチームと一緒に達成できることには終わりがないように感じる。そして、僕は自分たちが成し遂げたことを本当に誇りに思っている。それらは今日彼らがしてくれたように僕を信頼してくれている。それには経験が伴う。今年は本当に大変だった・・・外出せず、ディナーにも行かず、とにかく自分のバブルのなかに留まっていた。毎日ルームサービスだし、あまりエキサイティグなことはなかった。当然ながら、僕には戦わなければならないチャンピオンシップがあったからね。今年ほど自分の人生を犠牲にしたことはないと思う。本当に難しかった。家族と友人と共有して思い出を作りたいので、みんなと一緒にいられるようになるまで待ちたいと思っている。今日はこのレースを本当に誇りに思っている」ピットレーンで摩耗したタイヤでチャンピオンシップを失った2007年の中国のように、以前にうまくいかなかった瞬間のことを考えていた。その過程で学んだすべてのことを今日は適用することができたし、今日の結果とギャップはそのおかげだと思う。同時にまだ始めたばかりのように感じている。本当に奇妙な感覚だ。フィジカル的には素晴らしい状態だと感じている。精神的、今年は多くの人々、何百万人もの人々にとって最も厳しい年だった。ここの大きなステージでは物事が素晴らしく見えることは分かっている。でも、それは僕たちアスリートにとっても違いはない。どうやって乗り越えればいいかもわからないような挑戦だった。でも、周りの素晴らしい人々の助けを借り、僕のチームであるTeam LHの助けを借りて、困難にもめげず頑張り続け、集中することができた。来年はもっと良い一年になることを願っている。そして、僕はここに留まりたいと思っている。僕たちにはここでやるべきことがたくさんあるように感じている。スポーツとしての責任を自覚し、僕たちが行く国々にある問題を直視し、無視してはいけないし、そのような国とどのように関わっていくことができるか、そして、今から10年後や20年後ではなく、今、実際にそれらを変えるためにどのように力を与えることができるかに懸命に取り組んでいる。そして、僕はよりサスティナブルになるという旅において、F1を助けたいと思っているし、メルセデスを助けたいと思っている。少なくとも初期段階でもう少し長くその一員になりたいと思っている」

    2位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「今年は何度か表彰台に近づいていたし、チームと一緒に今その瞬間を楽しむことができて本当にうれしい。タイヤをケアして、正しいウインドウに温度を保つために適切なタイミングでプッシュすると同時に、ずっと路面を学んでいた。素晴らしい結果だし、まさに的確な判断だった。ラインを通過したとき、『あと1周あったらタイヤは持たなかったと思う!』チームに伝えた。最後はバイブレーションが酷かった。コース上に留まって、適切な判断をすることが重要だったし、僕たちはそれを成し遂げた。第2スティントの序盤と最後はインターミディエイトのマネージングが鍵だった。それが大きな違いをもたらした。今日のルイスは別次元だったし、僕を抜いた後、彼はレースをコントロールしていた。だから、2位は僕たちが達成できるベストだったし、僕たちはレッドブル勢やフェラーリ勢を抑えるために素晴らしい仕事をした。マックスが僕を追いかけてきているとは思いもしなかった。水しぶきがひどく、ミラーが曇っていた。彼が膨らんで、消えていくのだけが見えた。シャルル(ルクレール)とのレースもクレイジーな結末だった! ターン9で小さなミスをして抜かれてしまったけど、ターン11で前に戻ることができた。そうしたら、セブも通り抜けていたね! 僕たち全員が今日の結果を喜んでいるし、チームの多大な努力のおかげだ。今夜は楽しむつもりだ!」

    3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「何が起こるかわからないような特別なレースはいくつかある。今日のレースは僕がイスタンブール・パークと特別な関係を持っていることが確認できたと思う。僕のF1キャリアはここで始まり、再びここで始まったと言えるかもしれない。ここまで本当に厳しいシーズンだったけど、今季初めて表彰台を獲得することができた。1周目は素晴らしかった。うまく蹴り出すことができたし、ヘビーウェットタイヤには素晴らしいグリップがあった。インターミディエイトに交換したときはもう少し苦労した。コース上に水が少なかったことも助けになったと思うし、終盤は本当に速かった。最後の数周でバトルをしていたシャルル(ルクレール)と(セルジオ)ペレスを捕らえた。シャルルはレーシング・ポイントをオーバーテイクしたけど、ターン12でロックアップしたので、僕はインサイドを突いた。あともう少しのところで2位になれそうだった。彼を気の毒に思うし、起こったことにとても腹を立っていることは理解できる。多くの点で僕は彼の中に自分自身を見ているからね。でも、彼は本当に強いし、すぎにこの日のことは彼の心の中で完全に重要ではなくなるだろう。彼は素晴らしいレースをした」

    4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「自分自身に本当に失望している。最終コーナーで台無しにしてしまったし、それ以外にあまり言うことはない。最終的に結果が重要だからね。トラックのダーティな側からのスタートは悪かったけど、そこから状況は良くなっていった。レース中盤の僕たちはかなり速かった。良い仕事ができたし、数秒前にいた上位グループに落ち着くことができた。でも、最後にすべてをゴミ箱に捨ててしまった。今日は2位でフィニッシュできたはずだし、チームに申し訳なく思っている。その一方で、セブのためにうれしく思う。ここまで難しいシーズンを過ごしていたし、今季初表彰台に完全にふさわしいと思う」

    5位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「期待外れな土曜日の後、僕たちにとってとても良い一日だった。スーパートリッキーなコンディションで非常に強力なレースをまとめることができた。とても良いスタートを切って、6つポジションを上げることができたし、タイヤにスイッチを入れて、両方のコンパウンドで安定したなペースを維持することができた。そこからいくつか良いオーバーテイクを決めて5位でフィニッシュすることができた。F1でのこれまでのレースのなかで今回は間違いなく最も難しいレースのひとつだったと思うし、このようなコンディションで10もポジションを挽回できたことをとてもうれしく思っている。チーム全体のためにもうれしい。再び両方のマシンがポイントを獲得してタフな週末を救ったような感じだ。最後になるけど、素晴らしい記録に並んだルイスを祝福したい。7回のチャンピオンは素晴らしい業績だ」

    6位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「正直に言うと、今日はとても難しいレースだった。グリッドの偶数列はグリップが低く、スタートがうまくいかずに4番手までポジションを落とした。3番手までポジションを戻すと、コントロールの難しい中でチェコ(ペレス)についていこうとしたけど、コーナー出口の縁石の外にあるグリーンゾーンまで出てしまい、大きなスピンを喫した。ウォールにはぶつからないようにしたけど、タイヤにフラットスポットができたことでピットインせざるを得なかった。新しいタイヤに交換して、前に追いつくまではできたけど、パスすることができなかった。コース上には1つの走行ラインしかなく、そのラインですらもとても滑りやすいという状況で、前のマシンと同じラインしか走れないというのはとてもフラストレーションが溜まった。また、路面も完全に乾ききってはいなかったので、スリックタイヤに交換することもできず、消耗の早いインターミディエイトで走り続けなければならなかった。あとは前方のマシンについていくレースになり、グリップのない中で生き残ろうとトライしていた。いい一日にはならなかったし、自分たちが意図したようなレースでもなかった」

    7位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はすべてが計画通りにいけば勝利が目指せたと思うので、7位という結果には複雑な気分だ。レースウイークを通じて僕たとの競争力は高かったので、今日の結果はつらい。僕らは2台ともスタートがよくなかったけど、ポジションを上げていき、インターミディエイトに交換したときは素晴らしいグリップがあってとても速かった。しかし、ペースはとてもよかったものの、2セット目のインターミディエイトに交換してからはグリップがなくなってペースを失い、少し困惑した。理解しがたい状況だけど、冷静になり、なぜこのようなレースになったのかを分析しなければならない。今週末はマシンの進化を確認できたし、トライしたこともとてもうまくいったので、その部分には満足している。ガレージのみんながすごく助けてくれたので、次のバーレーンでまたそれを再現するのが待ちきれない」

    8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「良いレースだった。とても楽しかった。スタートは良くなかったけど、左側のグリッドの多くの人々がスタートが悪かったと思う。その後はすべてがいい感じだったけど、オーバーテイクはとても難しかった。通常、ドライでもそうだけど、ウエットでは1ラインが1本しかなく、追い抜くのはほぼ不可能だった。でも、クリーンエアに出たときは常に本当に良いペースがあった。僕たちはレース中にできる最高の仕事をしたと思う。ファステストラップを記録したし、それはマシンが本当に速かったことを示している。最後に7回目のチャンピオンを獲得したルイスに心からおめでとうと言いたい。本当に素晴らしい業績だ」

    9位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「今日は何が起こったのか本当に理解しがたいし、持ち帰って解明する必要がある。ポールポジションから良いスタートを切って、第1スティントで10秒くらいリードを築くことができたし、素晴らしい結果を出すために第2スティントにむけて素晴らしいプラットフォームを得ることができた。レースを通してインターミディエイトタイヤのグレイニングに苦労した。ピットニ入るタイミングに関してはグレイニングがかなり難しくなっていたし、スリックのコンディションが訪れるようには思えなかったのでチームは正しい判断をしたと思う。でも、2セット目のインタミディエイトでかなりのグレイニグが発生して、順位を守るためにプッシュすることができなかった。後から考えれば、ステイアウトしていれば、タイヤがきれいになっていたかもしれない。でも、今になってそう言うのは簡単なことだ。昨日ポールポジションを獲得できたのは素晴らしい成果だったけど、ポイントを得られるのは日曜日だ。何周にもわたってリードするのは楽しかったけど、十分にリードすることはできなかった! 今日はフラストレーションを感じているけど、チェコが貴重なポイントを獲得してくれた。最後の数戦に焦点を切り替えていく」

    10位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日は素晴らしいスタートを切ることができたけど、ターン1でルイス(ハミルトン)とエステバン(オコン)の間に押し込まれて行き場がなくなり、チームメイトと接触しまった。最もやりたくないことだ。インシデントでいくつか順位を失って、インタミディエイトに交換したえど、最後までそれを持たせることができなかった。レース中、自分が最速だと言われた瞬間があったけど、数週後にはタイヤが完全になくなっていたし、ちょっとした宝くじのような感じだった。当然のことだけど、ルイスが7回目のドライバーズチャンピオンを獲得し、そして、今日のような支配的な方法でそれを成し遂げたことを心から祝福したい」

  • ホンダF1 田辺豊治TD会見 「弱点をきっちり見直して今後に備えていく」

    ホンダF1 田辺豊治TD会見 「弱点をきっちり見直して今後に備えていく」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、レース後の会見で2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを改めて振り返った。

    ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番グリッド、アレクサンダー・アルボンが4番グリッドと好位置からのスタートとなったが、結果は6位と7位と振るわなかった。

    「非常に滑りやすい路面でいろいろなことが起きた週末でした」と田辺豊治は振り返る。

    「レース中に雨はやみましたが、最後までドライにはならず、路面状況が分かるなかでタイヤマネージメントを強いられる難しいレースとなりました」

    「プラクティス、予選での感触が良かったのですが、フェルスタッペン選手が6位、アルボン選手が7位と残念なポジションでの終了となりました」

    また、アルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトが12位、ピエール・ガスリーが13位とノーポイントでレースを終えた。

    「スタートで順位を上げたのですが、濡れた路面ではラインを外すとグリップがなく、オーバーテイクが難しいことから順位を上げることができませんでした」

    今回のレースではレッドブル・ホンダの2台がスタートで失速。序盤になんとか順位を取り戻すことができたものの、1列目と2列目からのスタートというチャンスを潰すことになった。田辺豊治もスタートが課題だと言うことを認識していると語る。

    「いろいろなコントロールが絡んでいるのですが、車体、PUを問わず、自分たちのできることを持ち寄って解決策を検討していきます」

    それでも今日のレースでのマックス・フェルスタッペンの6位は最大限の結果だったと田辺豊治は語る。

    「パッケージとしてそうですね。大きな失敗をしたというより、たくさんある弱点が出た。改善の余地はもちろんありますが、これが限界だったと思います」

    「レース後ミーティングでも何がうまくいかなかったのかいろいろと話が出ました。弱点をきっちり見直して、今後に備えていこうと思います」