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  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    SUPERGT第2戦が富士スピードウェイで行われ、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車がポールポジションから後続を引き離し圧勝、500kmの長丁場を制した。2位に大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車、3位に平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車が続き、LEXUS LC500は悲願のホームでの勝利を表彰台独占で飾った。

    LEXUS LC500が『ホーム』富士で悲願の勝利
    立川祐路/石浦宏明組が制し、LEXUSが開幕2戦連続表彰台独占

    4日(木)は朝方こそ雲が残ったものの、昼前には晴れ渡り、この数日で最も好天に恵まれた。強い日差しの下で午後2時10分、静岡県警の白バイ、パトカーによる交通安全パレードラップ、フォーメーションラップを経て110周、500kmで争われる長い戦いのスタートが切られた。

    スタートはグリッドのまま順当に切られ、スタート直後は立川が駆る首位の38号車に、2番手の23号車GT-Rが迫る場面も見られたが、周回を重ねる毎に38号車は後続との差を広げていき、また、序盤ペースの上がらなかった6号車をかわし3,4位につけていたジェームス・ロシターのau TOM’S LC500 36号車とヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が23号車をパスし、7周目にしてLEXUS LC500の1-2-3体制となった。

    27,8周目あたりから最初のピットインに向かう車両が出始め、全車が1回目のピットを終えた時点で、石浦へと交代した38号車は首位をキープ。平手晃平に代わった1号車が伊藤大輔の36号車をかわして2位へ浮上。ピットを終えた時点では、GT-Rに次ぐ5位につけていたカルダレッリの6号車は猛追を見せ、39周目にこれをパス。LEXUS勢がトップ4を占める前半戦となった。

    38号車が2位以下を引き離して独走する一方で、LEXUS同士の2位争いは激化。2位を行く平手の1号車に伊藤の36号車が迫り、数周にわたってのテール・トゥ・ノーズのバトルが繰り広げられたが、周回遅れのGT300クラス車両を両側からかわした2台は、その先で接触。1号車がスピンを喫し、36号車はこの接触でドライブスルーペナルティを科されてポジションを落とすこととなってしまった。

    また、1号車はこのバトルの中で他のGT300車両と接触し、車両にダメージを負っており、苦戦。55周目には追い上げてきた6号車にかわされ、その後も、40kgのウェイトハンデにもかかわらずハイペースでの追い上げを見せた37号車平川の先行も許してしまった。

    70周を過ぎたあたりから各車2度目のピットへ。全車がピットを終えた時点で、38号車、6号車、37号車、1号車のトップ4体制となったが、1号車は96周目に痛恨の単独スピン。8秒のタイムロスを喫し、7位へと後退。

    終盤に入ると、6号車の大嶋が好ペースで周回を重ね、首位38号車との差をじりじりと詰めていったが、中盤に築いたマージンは大きく、4.8秒差で38号車が逃げ切り圧巻のポール・トゥ・ウィン。立川/石浦組38号車が今季初勝利を挙げると共に、LEXUSにとっては、2013年夏の第6戦以来となる『ホーム』富士での勝利をもたらした。

    2位に大嶋/カルダレッリ組6号車、3位に平川/キャシディ組37号車が続き、LEXUS勢は開幕戦岡山に続き、2戦連続の表彰台独占。
    ペナルティから終盤猛烈な追い上げを見せた36号車が5位、苦しみながらも1号車が7位、WedsSport ADVAN LC500 19号車が10位でフィニッシュし、LEXUS LC500は6台全車がトップ10フィニッシュでポイント獲得を果たした。

    今大会の結果、2戦連続の表彰台獲得となった37号車の平川/キャシディ組のランキング首位、大嶋/カルダレッリ組の2位は変わらないものの、大嶋/カルダレッリ組は首位と僅か1ポイント差となり、優勝した立川/石浦組が2ポイント差の3位へと浮上した。

    立川祐路 (ZENT CERUMO LC500 38号車)

    本当に嬉しい。久々の富士での勝利で、3年間悔しい思いをしてきたので、今回勝てて本当に良かったし、富士でも勝てるクルマを目標に開発してくれたそして今週その車をきちんと完璧に仕上げて、レース中もトラブルやピット作業のミスなくこなしてくれたチームにも感謝したい。今日のレースに関しては、スタートを僕が行って、出来るだけ逃げたいという思いもあったが、周りのLEXUS陣営も速く、僅差ですごく大変な序盤だった。ただ、GT300クラスが現れてからは、それを上手く処理することに専念して、後続との間隔は保ったまま石浦選手に交代出来た。その後は石浦選手が頑張ってくれて、状況も味方して10秒以上のマージンが出来たので、最後のスティントは本当に楽をさせてもらった。後続との間隔を見ながら安全に、確実にゴールまで運ぶだけだったので、僕としては楽だったし、クルマが本当に良かった。

    石浦宏明 (ZENT CERUMO LC500 38号車)

    まず最初スタート直後の立川選手が走っているところを見ながら、セクタータイムなどを見ていて、やはりそう簡単には勝てそうにないなというくらい周りも速く、今日は厳しい戦いになるというのは覚悟していた。昨日から自分のアウトラップがすごく大事な要素になるなと思っていたので、今日もフリー走行の段階からコールドタイヤで練習させてもらい、その成果を出せて、自分なりに納得出来るアウトラップが走れたので、そこからは落ち着いて走った。途中タイムを失ったりもしたが、自分の走りに集中して、立川選手になるべくリードを築いてから渡したいという気持ちで集中して走った。今回本命というか、期待されていたのは分かっていたので、プレッシャーには感じていた。前回チームとしても少し失敗の部分もあったので、その反省を今回に繋げ、みんなで今回にかけた意気込みが結果に繋がったので本当に嬉しい。

    大嶋和也 (WAKO’S 4CR LC500 6号車)

    思ったよりもタイヤの暖まりと内圧の上がりが悪く、前半苦戦した。それで順位を落としてしまった分、挽回しなくてはと最後まで必死に走った。最後速かっただけに、序盤もう少し上手く走れていれば勝てるチャンスがあったのではないか、とそういう意味ではちょっと悔しいが。去年に増してレースを力強く戦えてると思うし、シーズンのことを考えれば、ランキングも僅差の2位なので、非常に良いレースだったと思う。次戦オートポリスは第2の故郷というか、生まれは九州なので、是非良い結果を残したいと思うし、僕らは行っていないが、岡山やオートポリスのテストでも非常にLEXUS LC500は好調だったので、そのデータを参考にして、上位を目指したい。

    アンドレア・カルダレッリ (WAKO’S 4CR LC500 6号車)

    スタートを担当した(大嶋)和也は序盤、タイヤのトラブルでペースが上がらなかったが、その後調子を取り戻すことが出来、追い上げた。チャンピオンシップは非常に接近戦になるだろうから、1ポイントが重要になるし、我々の車両の戦闘力が高いことは分かっていたので懸命に走ったし、ペースも悪くなかった。チームやドライバーみんなでとても良い仕事をした結果で、チャンピオンシップを考えても2位は悪くない。次戦は更に難しいレースになると思うが、今年のLC500は素晴らしい車両なので出来る限りのポイントを稼ぐべく、安全に、賢く戦いたい。

    平川亮 (KeePer TOM’S LC500 37号車)

    悪くない結果だと思う。トップ6を目標にやってきたので、その中で上手くレースをこなせた。周りがつぶれたりといった運も味方してくれて、3位表彰台が獲得出来、なおかつポイントもリードしたまま終われたので良かった。次戦は更にハンデが厳しくなるので、無理せず戦いたい。初戦、第2戦とポイントを多く稼ぐという展開のシーズンは2回目で、今後どういうレースをしたら良いかというのは分かっているので、その中で無理せずしっかりポイントを取っていきたい。

    ニック・キャシディ (KeePer TOM’S LC500 37号車)

    表彰台獲得という結果にはとても満足している。我々はとても重いウェイトハンデを積んでいたので、今週末は困難になることは分かっていた。それを考えれば表彰台は最良の結果だろう。(平川)亮がとても良い走りをしてくれた。個人的には自分のパフォーマンスには若干不満が残るが、その分次戦頑張りたい。

    [GT300] 中山雄一/坪井翔組LEXUS RC F GT3が初優勝!
    飯田章/吉本大樹組も8位で今季初ポイント獲得を果たす

    SUPER GT第2戦が富士スピードウェイで行われ、GT300クラスで中山 雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が4番手スタートから追い上げ初優勝。ランキングも首位に浮上した。飯田 章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車も8位に入りポイント獲得を果たした。

    5月4日(木)好天の下でSUPER GT第2戦の決勝レースが行われた。好天の下、午後2時10分に決勝レースがスタート。2列目4番手スタートの51号車が、スタートを担当した中山雄一の好走で4周目に3位浮上。その後、ライバルが次々にピットインしていく中、燃費の良さを活かしてピットインを遅らせ、坪井へとドライバーチェンジ。

    中盤のスティントを担当した坪井もハイペースで周回を重ね、同様にピットを大きく遅らせる作戦。ライバルが2度目のピットを終えた後、首位に立った坪井の51号車は後続との差を着実に広げていき、2位に1分半ほどのマージンを持って残り20周あまりのところでピットイン。燃料給油も短時間で済ませ、51号車は首位の座を守ったまま中山雄一がコースへ復帰した。

    交換したばかりで冷えたタイヤの51号車に、2位の車両が猛追を見せ、数周後には1秒以内にまで迫られたが、タイヤが暖まってからは中山雄一が再び後続との差を広げる快走。最後は8秒近い大差をつけ、トップでチェッカー。若き2人のドライバーと、今季より新型車両で参戦を開始した51号車が、参戦2戦目にして初優勝を飾った。中山雄一と坪井はランキング首位に浮上。

    同じ新型LEXUS RC F GT3の60号車は21番手と後方スタートながら速さを見せてポジションアップ。中盤にはトップ10圏内に浮上し、8位でフィニッシュ。ポイント獲得を果たした。

    ポイント圏内を伺うバトルを繰り広げていたプリウス31号車は12位。30号車はトラブルでピットでの長い修理を余儀なくされたが、終盤コースに復帰し、26位でチェッカーを受けた。

    中山雄一 (JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車)

    前回の岡山大会では結構苦戦して、予選は4番手だったのに決勝が8位と言うことで結構悔しいレースだったが、そこからTRDやチームと考えたセットアップに変更し、前回のオートポリステストでいい感触だったタイヤを何とか今回のレースに間に合わせてくれた。そのタイヤが非常に良かった。昨日の予選4番手というのは、岡山と同じだが、僕たちとしては本当にレベルアップして獲得した結果で、それを今日のレースでしっかり活かし、1位で帰ってくることが出来て良かった。坪井選手のタイムもすごく良くて、彼のスティントの間にライバルをパスすることが出来て、僕は最後、作ってもらったマージンを守るだけだった。本当に良いレースだったと思う。僕自身、インタープロトシリーズなどで富士はたくさん練習しており、誰より自信があるので、その富士で勝てて良かった。

    坪井翔 (JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車)

    今日の結果は素直に嬉しい。GT参戦2戦目で、立ち上がったばかりのチームで、いきなりこんなに上出来というか、良い流れで来て良いのかなと思うくらいだ。僕は第2スティントを担当したが、こんなに長いスティントを走るは初めてだったので、タイヤが持つかとか、何も分からず、ひたすらプッシュするしかないと頑張った。クルマもタイヤも非常にパフォーマンスが高かったので、安定したタイムをキープしてトップで中山選手にバトンを渡せて、僕が出来ることは最大限発揮出来たなと思うので、今日のレースについては合格点をあげたい。

    関連:【SUPER GT】 第2戦富士 結果:ZENT CERUMO LC500が優勝

  • 【WEC】 トヨタ:ホセ・マリア・ロペスが怪我でスパ6時間を欠場

    【WEC】 トヨタ:ホセ・マリア・ロペスが怪我でスパ6時間を欠場

    トヨタのドライバーを務めるホセ・マリア・ロペスが、WEC開幕戦シルバーストンでのクラッシュでの負傷の影響でスパ・フランコルシャン6時間レースを欠場することが決まった。

    ホセ・マリア・ロペスは、ウェットコンディションのシルバーストンでコプスでバリアにクラッシュ。マシンはピットまで戻り、1時間の修復を経てレース復帰し、38周遅れでレースをフィニッシュしていた。

    衝突の影響で“メディカルライト”が点灯したため、ホセ・マリア・ロペスは予防措置としてノーサンプトンの病院に搬送され、同日にリリースされていたが、クラッシュの影響で背中に痛みが出ていた。

    トヨタは4日(木)にホセ・マリア・ロペスが“2本の椎骨に軽い損害”を負っており、今週末のレースを欠場することを発表した。

    ホセ・マリア・ロペスは「スパで走るのを本当に楽しみにしていたので、今週末のレースに出れないことにかなり落胆している」とコメント。

    「基本的には元気だけど、僕たち全員でチャンスを無駄にしないことで合意した。プライオリティはル・マンに万全な体調で挑むことだ」

    「違うトラックであればレースはできたかもしれないけど、オー・ルージュではドライバーの身体にかなりのGフォースがかかる。FIAの医師団と僕たちのチームのドクターと議論して、今週末は走るべきではないという決断をした」

    ホセ・マリア・ロペスが欠場することで、トヨタの7号車は小林可夢偉とマイク・コンウェイの2人でレースに挑む。

  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第2戦 富士 予選レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第2戦 富士 予選レポート

    富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の予選が行われ、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車がポールポジションを獲得。立川は『富士マイスター』の名に恥じない走りで、自身の持つGTでの最多ポールポジション記録を更新して見せた。LEXUS LC500勢はホーム富士で6台全車がQ2に進出。上位のグリッドを占めて明日の500kmレースに挑む。

    富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の予選が行われ、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車がポールポジションを獲得。立川は『富士マイスター』の名に恥じない走りで、自身の持つGTでの最多ポールポジション記録を更新して見せた。LEXUS LC500勢はホーム富士で6台全車がQ2に進出。上位のグリッドを占めて明日の500kmレースに挑む。

    LEXUS LC500『ホーム』富士で6台全車Q2進出
    「富士マイスター」立川祐路が最多記録更新のポール獲得

    5月3日(水・祝)に静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT第2戦の予選が行われた。公式練習が行われた午前中は晴れ渡っていたが、午後に入ると空には雲がかかり、やや肌寒い気温18度、路面温度30度というコンディションで午後2時40分にノックアウト方式の予選が開始された。

    GT500クラスは、15分間のQ1、当初の5分ほどはどのチームもコースインせず。まず関口雄飛の駆るWedsSport ADVAN LC500 19号車を先頭に、その後各車もピットを後にしていった。

    アタックラップに入ると、アンドレア・カルダレッリがQ1を担当したWAKO’S 4CR LC500 6号車が、前戦2位フィニッシュによる30kgのウェイトハンデをものともせずまずトップタイムをマーク。関口がこれに続くが、12kgと比較的ウェイトの軽いau TOM’S LC500 36号車ジェームス・ロシターがトップタイムを更新。最終ラップでは、やはり16kgウェイトの石浦宏明 38号車がトップに躍り出たが、最後の最後にロシターが逆転。LC500同士のトップタイム争いを制した36号車が暫定ポールにつけた。

    2番手38号車、3番手6号車、4番手19号車、そしてヘイキ・コバライネンがアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が5番手、前戦優勝により40kgと重いウェイトハンデを積むこととなった平川亮のKeePer TOM’S LC500 37号車も7番手に入り、LEXUS LC500はホームの富士で6台全車がQ2進出を果たした。

    Q2(12分間)は午後3時45分開始。ここでも19号車が最初にコースイン。19号車は、今週末にベルギー・スパで行われるWEC第2戦に出場する国本雄資に代わり、初のGT500クラス出場となった山下健太がQ2のアタックを担当。

    タイヤが暖まり、本格的なアタックが開始されると、まず『富士マイスター』38号車の立川がトップに。これを最初に1分28秒台に入れてきた山下が塗り替えると、他のLC500勢も次々にタイムを更新していった。

    19号車同様、36号車もレギュラードライバーの中嶋一貴がWEC出場のため、今季はチーム監督に就任していた伊藤大輔がドライバーとして出場。スポット参戦を感じさせない走りで伊藤もポール争いに加わった。

    最後は立川が圧巻のタイムで2番手に0.3秒もの大差をつけポールポジションを獲得。6号車の大嶋が2番手と僅か0.05秒差の3番手。伊藤は大嶋と0.005秒差の4番手、平手の1号車も大嶋から0.05秒に満たない僅差で続き、5番手。19号車の山下は初のGT500予選で健闘し6番手。重いウェイトに苦しんだニック・キャシディの37号車が7番手のグリッドを獲得した。

    立川は自身の持つGTでの最多ポールポジション記録を22へと伸ばすことに。LEXUSチームとしては昨年の最終戦以来、そして、LC500にとっては初のポールポジション獲得となった。

    立川祐路 (ZENT CERUMO LC500 38号車)

    まずはポールが取れて、富士でも速い車を作ってくれた開発陣と、それをきっちり当日、ポールを取れる状態にまで仕上げてくれたチーム、そして石浦選手に感謝したい。今日僕は朝のフリー走行前半に少し乗っただけで、後はサーキットサファリまで石浦選手が担当して車を仕上げてくれた。フリー走行で石浦選手がトップタイム、Q1でも2番手と好タイムをマークしてくれる中、自分的にはあまり自信が無いままQ2に臨んだのだが、本当に良いフィーリングに車が仕上がっていて、何とかポールが取れて良かった。とはいえ、ここ富士ではホームなのに3年勝利から遠ざかっているので、最大の目標は明日の勝利だ。こうしてポールは取れたが、その分プレッシャーもかかるし、より一層気を引き締めて、明日もこのまま行けるように頑張りたい。

    石浦宏明 (ZENT CERUMO LC500 38号車)

    フリー走行もトップタイムだったので、多少プレッシャーにはなっていたが、ただ決してずっと順調だったわけではない。午前中も小さなトラブルもあったし、赤旗で走行時間が少なくなったことで、本来立川選手がニュータイヤでアタックする予定だった占有時間に、僕がニュータイヤでアタックさせてもらった。立川さんはそれまで1分29秒台しか体験していない状況で、いきなりQ2で1分27秒台なんて全然別世界で大変だったと思う。そういう色々ちょっとずつ大変なことがありながらも、予選時のクルマのフィーリングは良かったし、ここまでまとめられたのは本当にチームのおかげだ。立川さんがポールタイムを最後に絞り出してくれたのも本当にありがたかったし、あの状況で一発を決めてくるのは本当に凄いと思った。

    大嶋 和也 (WAKO’S 4CR LC500 6号車)

    30kgのウェイトハンデを積んでいた割には車のバランスはすごく良く、朝から調子も良かったので、重いながらもポールを狙いに行っていたのだが、ちょっとコンディションに合わせきれなかった。予選時は若干バランスに問題があり、それがなければ行けたかなというのはあるが、ウェイトを考えればまずまずの結果だ。ロングランのペースもすごく良かったし、明日は追い上げるレースがしたいなと思っている。

    アンドレア・カルダレッリ (WAKO’S 4CR LC500 6号車)

    とても良い予選だった。30kgのウェイトハンデを積んでいたにもかかわらず、朝からとても良いパフォーマンスを示せた。正直なところ、ロングランでもショートランでもとても好調だった。予選もライバルに遜色のないペースで走ることが出来たし、3番手というグリッドは、明日の500kmという長丁場を考えれば好位置だ。明日は勝利を目指し100パーセントで攻めていく。

    [GT300] 中山雄一/坪井翔組 LEXUS RC F GT3が4番手グリッドを獲得

    トヨタ GT300

    GT300クラスでは、中山雄一/坪井翔組の若手コンビが駆るLEXUS RC F GT3 51号車が好走を見せQ2に進出。4番手グリッドを獲得した。

    午後2時40分から開始されたQ1(15分間)では、各車セッション開始と同時にコースインし周回を重ね、終盤に目まぐるしく順位が入れ替わる展開に。そんな中、今季よりSUPER GTにデビューを果たし、今大会もQ1を担当することとなった坪井翔のJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が好走を見せ4番手タイムをマーク。見事Q2進出を果たした。

    TOYOTA PRIUS apr GT 31号車は20番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が21番手、TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は24番手となり、上位14台が進むQ2への進出はならず。グリッド確定となった。

    午後3時25分から行われたQ2(12分間)では、じっくりとタイヤを暖めた51号車の中山雄一が、セクターベストをマークする走りで健闘、4番手グリッドを獲得した。

    関連:【SUPER GT】 第2戦富士:ZENT CERUMO LC500がポールポジション

  • トヨタ:WEC 2017年 第2戦 スパ・フランコルシャン6時間 プレビュー

    トヨタ:WEC 2017年 第2戦 スパ・フランコルシャン6時間 プレビュー

    トヨタは、今週末に開催される2017年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦、ベルギーのスパ・フランコルシャン6時間レースに、初めてTS050 HYBRIDの3台体制で臨む。

    TOYOTA GAZOO Racingは、先月の開幕戦、シルバーストン6時間レースでの優勝に続き、今週末は、WECシリーズの中ではトヨタにとって3つあるホームレースのうちのひとつと言えるスパ戦に挑む。隣国ベルギー・スパのコースは、チームの本拠地があるドイツ・ケルン市から僅か120km程の場所に位置する。

    スパはまた、WECシリーズの最大イベントであるル・マン24時間レースの前哨戦でもある。このため、スパ6時間レースには、今シーズンの規則で使用が許可された2種類の空力パッケージの両方を投入する。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名のTS050 HYBRID#7号車は、前戦シルバーストンでポールポジションを獲得した時と同様のハイ・ダウンフォースの空力仕様となる。前戦、#7号車は、雨が降り出した場面でロペスがクラッシュを喫し、実質、レースを終えることになってしまったが、今週の木曜日の公式練習走行で彼がレースに復帰可能かの適性を判定されることになる。

    また、シルバーストンで勝利を飾った中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンの3人のTS050 HYBRID #8号車も、最高速よりもコーナーでのグリップを重視したハイ・ダウンフォース仕様でスパに挑む。

    そして、今大会の3台目として出場するTS050 HYBRID #9号車は、ル・マン24時間レースへ向けた実戦での確認も兼ねて、長いストレートを持つル・マンのサルト・サーキットに適したロー・ダウンフォースの空力仕様となり、今回がWECデビュー戦となる国本雄資、ベテランのステファン・サラザン、チーム復帰のニコラス・ラピエールの3名が担当する。

    1922年に開設され、WECシリーズのサーキットの中では最も長い歴史を持つスパは、TOYOTA GAZOO Racingにとって良き思い出の地でもある。デビッドソン、ブエミ、ラピエールの3名は2014年のスパで勝利を挙げており、昨年は、エンジントラブルに見舞われた中盤過ぎまで、2台揃ってレースをリードしていた。

    再びル・マンで優勝を争うことは今年の目標であり、そのために、ロー・ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを含めた3台体制でスパ戦に臨み、決勝レースへ向けた最適セッティングの確認等、周到な計画をもってル・マンへの準備を進めていく。

    ホームレースと言えるスパ6時間の決勝レースが行われる土曜日には、チーム本拠地であるドイツ・ケルン市のトヨタモータースポーツGmbH(TMG)から数多くの従業員やその家族が応援に訪れる。

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing 代表)

    初戦シルバーストンを優勝で飾れ、とても良いスタートを切ることが出来ました。この流れを今週末のスパ・フランコルシャン6時間レースにつなげたいと思っています。予想していた通り、ライバルとの競争性は拮抗したものとなっていますので、スパでも同様な接戦が出来ることを楽しみにしております。シルバーストンで投入したハイ・ダウンフォース空力仕様のTS050は期待通りの速さを示してくれましたが、スパは特徴が異なるサーキットでもあり、準備を怠りなく週末のレースに臨みたいと思います。今回は初めて3台の車両を持ち込むことになりますが、この機をいかして実戦でのロー・ダウンフォース仕様の性能を見極めたいと思っています。冬のオフシーズン期間を通して、ル・マンを見すえてのテストを重ねてまいりましたが、今週末は、この準備の新たな段階に入ります。

    小林可夢偉(TS050 HYBRID #7号車)

    スパでのレースを前に気持ちが高まっています。前戦シルバーストンで速さを示せたので、シーズン第2戦にとても前向きに臨めます。勝利へ向けて全力の走りをお見せすべく、やる気に満ちています。良いレースが出来れば、ル・マンへ向けての自信にも繋がるでしょう。スパはとても熱心なファンの方々ばかりですし、今回は、ケルンのTMGからも多くの従業員が応援に来てくれるとのことで、素晴らしいスパの雰囲気も楽しみにしています。

    マイク・コンウェイ(TS050 HYBRID #7号車)

    スパは好きなサーキットのひとつで、とても楽しみにしています。コースレイアウトが素晴らしく、高低差や、高速なコーナーを含むバラエティ豊かなコーナーを持ち、本当に挑戦し甲斐のあるコースです。シルバーストンで我々が使った空力仕様が、スパでも同様に効果的であることを期待しています。まだ改善すべき部分もありますが、自信はあります。ここでもライバルとの僅差の争いとなると思いますが、それだけに集中を切らさず戦いに臨みます。

    ホセ・マリア・ロペス(TS050 HYBRID #7号車)

    LMP1-H車両でスパでのレースを戦うのが待ちきれません。私自身、最後のGP2戦以来、久しぶりのスパでのレースになり、とても楽しみにしています。この週末も勝利を目指して戦えるチャンスがあると思いますし、自分自身も多くの周回を重ねられるチャンスです。シルバーストンは残念な結果となってしまいましたが、私自身はそこで多くを学び、重要な経験を積み重ねました。スピードはあると分かっているので、周回遅れの処理など、WEC独特のレース運びについて全力で学んでいるところです。

    中嶋一貴(TS050 HYBRID #8号車)

    スパには異なる2種類の空力仕様を持ち込むので、何が起こるのか予想するのがとても難しいと思います。しかし我々は良いシーズンのスタートを切ることが出来ているので、その勢いを保てるように頑張ります。スパは独特なコースです。特にオー・ルージュのように縦横Gが変化するコーナーは他のどこにもありません。他にも多くの高速コーナーがあり、とてもチャレンジングなコースの連続で、走るのが楽しみです。今年のTS050 HYBRIDでスパを走るのは最高の気分でしょう。

    セバスチャン・ブエミ(TS050 HYBRID #8号車)

    素晴らしいシーズンのスタートを切り、期待を持ってスパに臨みます。今回は初めての3台体制での参戦ということで、とてもエキサイティングかつ興味深いレースになるでしょう。スパはル・マンの直前のレースですので、出来るだけ多くのポイントを獲得するだけでなく、ル・マンへ向けて多くのデータを収集する必要があります。シルバーストン同様、ベストを尽くし、好結果を狙っていきます。

    アンソニー・デビッドソン(TS050 HYBRID #8号車)

    スパは私の大好きなサーキットのひとつで、今年もこのレースを楽しみにしています。LMP1-H車両で素晴らしいスパのコースを走るのはいつでも最高の気分です。シルバーストンで勝利を飾り、続けてここでも勝利を争えることを望んでいますが、ライバルとのバトルは一層厳しいものになると覚悟をしています。スパでは天候も重要なファクターです。昨年のレースは天候に恵まれてきましたが、今週末はどうなるのか分かりません。我々のTS050 HYBRIDは基本的にウェットコンディションでも速いので、何が起ころうと準備は出来ています。

    ステファン・サラザン(TS050 HYBRID #9号車)

    TS050 HYBRIDで再びレースを戦うのが本当に楽しみです。シルバーストンでのパフォーマンスを見た後だけに尚更期待は高まります。シルバーストン戦はとても素晴らしいレースでしたが、ロー・ダウンフォース空力仕様でもレース本戦で速さを発揮出来るよう全力を尽くします。レースに臨むときは、もちろんいつも良い結果を得ることが目標ですが、今週末、我々にとって最も重要なのはル・マンへ向けた準備を整えることです。ロー・ダウンフォース仕様でのデータを出来るだけ多く蓄えるべく、我々#9号車の3人にとって最初のレースでチームワークを高めていきます。

    国本雄資(TS050 HYBRID #9号車)

    今回が自分自身にとって初めてのWECレースになり、とてもワクワクしています。スパについては多くのことをチームメイトから聞いていますし、TVゲームやビデオからも勉強していますが、実際にTS050 HYBRIDで走るのが待ちきれません。ステファンやニコラスのような経験豊かなドライバーと共に#9号車をドライブ出来るのは、多くの貴重なアドバイスをもらえるという意味でも嬉しいです。スタートが本当に楽しみです。

    ニコラス・ラピエール(TS050 HYBRID #9号車)

    スパは素晴らしいコースですし、私自身にとっても良い思い出のあるコースです。アンソニー、セバスチャンと私の3人で2014年に勝利していますし、昨年もLMP2クラスで優勝しました。TS050 HYBRIDでの初レースがスパというのは最高です。ステファン、雄資と組んでの最初のレースも楽しみです。我々は既に良い協調関係を築けており、チームのために好結果を得るべく3人で全力を尽くします。

  • トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 最終日レポート

    トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 最終日レポート

    4月30日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技最終日、デイ4がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位で、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位でフィニッシュ。苛酷なグラベルラリーで2台揃っての完走という目標を達成し、ポイントを獲得した。

    ラリー・アルゼンティーナの競技4日目デイ4は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西側エリアで3本のSSが行われた。SSの合計距離は55.28kmと短いが、SS16とそのリピートステージであるSS18「エル・コンドル – コピナ」は、全体的に路面が荒れており、しかも外気温もかなり上昇。前日に続き、クルマと選手にとって厳しい走行条件となった。しかしヤリスWRCは終始安定したパフォーマンスを発揮し、ラトバラ、ハンニネンの両ドライバーは大きな問題に遭遇する事なく3本のSSを走行。デイ3での順位を堅持してラリーをフィニッシュし、2台揃っての完走とポイント獲得に成功した。なお、ラトバラはボーナスの選手権ポイントがかかる「パワーステージ」に指定された、最終のSS18で5番手タイムを記録。1点を獲得し、ドライバーズランキング2位の座をしっかりと守った。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は、5月18日から21日にかけてポルトガルの北部で開催されるシリーズ第6戦「ラリー・ポルトガル」。WRCを代表する由緒正しきイベントであり、多くの有名なステージによって構成されるグラベルラリーである。5月のポルトガル北部は気温が高くなる事も多く、チームは今回のラリー・アルゼンティーナで得た経験と知識を活かし、万全の状態でラリーを戦うべく準備を進める。なお、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは更なる改善のための、より多くのデータ収集を目的とし、ラリー・ポルトガルで3台目のヤリスWRCを走らせ、エサペッカ・ラッピにステアリングを委ねる。

    トミ・マキネン(チーム代表)

    非常に困難な条件下で行われた今回のラリー・アルゼンティーナは、我々に厳しい課題を突きつけましたが、そこから多くを学習しました。ですので、この数日間のチャレンジはとても有益でした。ふたりのドライバーは、いくつかのトラブルに直面しアンラッキーな面もありましたが、素晴らしい仕事をしました。もしトラブルがなければさらに上の順位でフィニッシュしていたかもしれませんが、手にした結果を喜ぶべきでしょう。今回のラリーでは柔らかいグラベルと荒れた路面という、ここでしか経験できないようなコンディションを体験し、情報と知識の量をさらに増やす事ができて満足しています。そして、ヤリスWRCが基本的にとても強いクルマであることが、分かりました。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

    ラリー最終日は安定した1日でした。スーパーヒーローになろうとは思わず、ただ安全にラリーを走り終えることを優先しました。我々のヤリスWRCはとても頑強で、前回のグラベルイベントであるラリー・メキシコを走った時と比べると、パフォーマンスも上がっていました。今日は総合5位でフィニッシュし、パワーステージでは1ポイントを獲得しました。しかし、大切なのは開幕戦のラリー・モンテカルロから安定した走りを続け、選手権で良い位置につけているという事です。自分のキャリアにおいて、開幕から5戦が終了した時点で選手権リーダーにこれほど近い位置にいた記憶はありません。次のテスト、次のラリーが今からとても楽しみですし、クルマをさらに改善したいと思っています。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

    どうしても完走したかったので、ノートラブルで最終日を戦えて良かったです。私の前と後ろの選手とはタイム差が大きく開いていたので、リスクを冒さずとにかく注意して走りました。エル・コンドルのステージは自分の予想よりも荒れていたので、クルマを無傷でゴールに運ぶ事だけを考えて走りました。全体的に今回のラリー・アルゼンティーナは荒れた道が多く、非常にタフで厳しいラリーでした。しかし、我々は完走という目標を達成し、数ポイントを獲得し、そして多くを学べたので、とても満足しています。

    WRC – YPF Rally Argentina 2017: Highlights Power Stage SS18

  • トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 3日目レポート

    トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 3日目レポート

    4月29日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技3日目デイ3がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は前日よりも順位をひとつ上げ、総合5位に浮上した。また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)も総合7位にポジションアップ。例年にも 増して耐久色の濃くなった本ラリーで、2台揃って完走という目標に向けて、大きく前進した。

    ラリー・アルゼンティーナ、デイ3はサービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西北エリアで6本計160kmのSSが行われた。コースは前日のデイ2と比べるとフラットだが、それでも依然荒れた路面も多く、前日に続き多くの選手がクルマに大きなダメージを負った。ラトバラはラフな路面を堅実に走り切り、デイ2よりも順位をひとつ上げることに成功。午後のステージではダンパーの破損や、ウォータースプラッシュを通過した際に水底のコンクリートにクルマが当たった衝撃でフロントウインドウが割れるなど、トラブルがなかったわけではなかったが、それでも大きな問題とはならなかった。一方、ハンニネンは午前中のSSでパワーダウンに遭遇。前日にも同様の問題が起こりチームは対策を施していたが、それでもこの厳しいラリーでは十分ではなかった。原因は既に突き止めているため、チームは次戦以降に向けて根本的な対策を練り、再発防止を誓った。なお、ハンニネンは、トラブルにも関わらず前向きな気持ちで走り続け、前日よりも順位をふたつ上げ、総合7位でデイ3を締めくくった。

    競技最終日となる4月30日(日)のデイ4は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西側エリアで3本のSSが行われる。SS16とそのリピートステージであるSS18「エル・コンドル-コピナ」はラリー・アルゼンティーナを代表する名物ステージであり、SS18はSSトップ5を記録した選手にボーナスポイントが付与されるパワーステージに設定されている。また、SS17「ミナ・クラベロ-ジュリオ・チェザーレ」は、巨石が点在する不思議な景色の中を走るコースで、こちらも非常に人気の高いステージだ。3本のSSの合計距離は55.28km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は285.39kmとなっている。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    いろいろな事が起きた昨日と比べると、今日は2台とも比較的順調で、過酷なアルゼンチンの道から多くを学ぶ事ができました。コースは依然として荒れている所が多く、我々のクルマにとっては良いテストの1日となりました。まだまだ改善すべき点は少なくありませんが、このようなラフなコンディションのラリーを戦うのは初めである事を考えると、ここまでのところ良いパフォーマンスを発揮できていると思います。また、選手たちは今日も良い仕事をしてくれました。ヤリ-マティは5位に順位を上げ、ユホ は着実に進化するという計画をきちんと遂行しました。明日の最終日も難しいステージが続きますが、我々の目標は2台揃って完走しポイントを獲得する事です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    朝の最初のステージは朝日が目に入りとても眩しかったのですが、良いスタートとなりました。2本目のSSは去年アクシデントに遭遇したコースだったので、少し用心深く走り過ぎたかもしれません。全体的に今日のペースは悪くなかったと思いますが、少しタイムを失っているような感じがしました。それが一体何故なのかはハッキリとは分かりませんが、もしかしたらコーナーで少しアグレッシブに走り過ぎているのかもしれません。とはいえ、依然としてライバルにプレッシャーをかけ続けていますし、まだ勝負は終っていません。明日はもっとも短い1日ですが、ラリー全体の中でも特に難しいコースを走るので、気を引き締めて臨みます。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    クルマの信頼性は総じて高かったと思いますが、今日はハンドリングが少し神経質に感じられ、コントロールに少し苦労しました。とにかく注意して走行し、問題なく最後まで走り切ろうと心に決めていたのですが、それはうまくいき、順位を少し上げる事ができました。走行終了後、明日の最終日に向けてクルマをより良くしようとエンジニアと話しをしました。クリーンに走るという目標は明日も変わりませんが、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っています。

  • トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 2日目レポート

    トヨタ:WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチン 2日目レポート

    4月28日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技2日目デイ2がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合6位で、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合9位で、荒れたグラベル(未舗装)ロードが連続したハードな1日を走り切った。

    ラリー・アルゼンティーナ、デイ2は今シーズンここまでで最もラフな(荒れた)ステージが選手たちの前に立ちはだかった。近年WRCのグラベルラリーは全体的に路面がフラットで、かつてアクロポリス・ラリー(ギリシア)や、キプロス・ラリーで多く見られた、荒れ果てた道はあまり使われなくなった。しかし、今年のラリー・アルゼンティーナのデイ2は、アクロポリス・ラリーを思い出させるほどラフで、大きな石が転がるハードな道が続いた。そのため多くのクルマがトラブルやアクシデントに見舞われ、耐久色の強い1日となった。ラトバラは、グラベルラリーでは不利となる早い出走順ながら、午前中の4本のSSが終了した時点で総合2位につけていた。しかし、午後の再走ステージでエンジン温度の上昇とパンクに見舞われタイムロス。それでも粘り強く走り続け、総合6位で困難な1日を走り切った。一方、ハンニネンは午前中にエンジンパワーが上がらないトラブルで遅れをとったが、日中のサービスでメカニックとエンジニアが問題を解決。午後は問題なく走行し、明日に繋がる9位でデイ2を終えた。

    競技3日目となる4月29日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西北エリアに展開する3本のステージを各2回走行する全6SS。SS11とその再走ステージとなるSS14「ロス・ヒガンテス-カンテラ・エル・コンドル」は、雄大な景色が広がるとても美しいステージだ。6本のSSの合計距離は160km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は425.16kmとなっている。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    多くの人が言うように、今日のステージはWRCよりも、同じくアルゼンチンの大地を舞台とするダカールラリーに近いラフな路面コンディションでした。しかし、ヤリスWRCは2台揃って1日を走り切り、その強さを証明しました。いくつか小さなトラブルが起こったのは事実ですが、いずれも既に解決できており、多くの事を学びました。このようなラリーではクレバーに戦う事がとても大切なのですが、両クルーはいくつかのアンラッキーな出来事にも関わらず、困難なコンディションにうまく対処し、持てる力を最大限に発揮しました。また、レッキの時とは路面の状態が大きく異なったため、難しい条件下での走行になりましたが、彼らは良く対応したと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    今日は、最初のステージをスタートしてすぐに、道がとても荒れている事に驚きました。クルマの下まわりを保護するサンプガードが5回ほど路面に強く当たり、大変な1日になるだろうと覚悟しました。午後のリピートステージは道がさらに悪くなるだろうと予想し、下まわりを打たないように車高を高めたのですが、ハンドリングに関しては自信を持てなくなってしまいました。SS8のスタート後しばらくして、岩を避けようとラインが膨らんで右リヤがバンクに当たり、タイヤがリムから外れてしまいましたが、そのままフィニッシュまで15kmぐらいタイヤ交換をせずに走り切りました。ツキがなかったとも言えますが、それでもきちんと1日を走り切ったので、クルマにいくつか改善を施し、残る2日間の戦いに臨みたいと思います。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    コースは1日を通してラフだったので、ただひたすらステージを走り抜く事に集中しました。午前中にはパワーが落ちるトラブルが発生し遅れをとりましたが、幸運にも日中のサービスで問題点を見つけ解決したので、午後はトラブルなく走る事ができました。また、午前中には路面のバンプ(出っ張り)に当たって空力パーツの一部が破損し、その結果ハンドリングが少し神経質になりましたが、それほど大きな問題ではなかったのは幸いです。明日は、少しでも順位を上げられるように頑張ります。

  • トヨタ:ラトバラが総合5位 /WRCアルゼンチン デイ1レポート

    トヨタ:ラトバラが総合5位 /WRCアルゼンチン デイ1レポート

    4月27日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナが開幕。競技初日デイ1としてスーパーSS1本がアルゼンチンのコルドバ市街地の特設コースで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位につけた。一方、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、総合10位で初日のショートステージを走り終えた。

    今季2回目のグラベルイベントとなるラリー・アルゼンティーナ は、27日(木)の午前中に、サービスパークが置かれるレイクサイドタウン、ビジャ・カルロス・パス近郊でのシェイクダウンで始まった 。全長約6kmのグラベル(未舗装路)コースはかなり荒れていたが、ラトバラはセッティングをいくつか試し、4回目の走行で全体のトップタイムをマーク。ハンニネンは10番手タイムを記録し、ラリー本番に向けてヤリスWRCの最終調整を行なった。そして、夜7時過ぎから始まったコルドバ市街地でのスーパーSSでは、グラベルとターマック(舗装路)が混ざる全長1.75kmのコースで、ラトバラが5番手タイムを、ハンニネンが10番手タイムを記録。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクルーは堅実なラリースタートを切った。

    競技2日目となる4月28日(金)のデイ2は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの南側エリアで6本のSSが行われ、日中と1日の最後にはビジャ・カルロス・パスの近くで2本のスーパーSSが実施される。ビジャ・カルロス・パス南側エリアのSSは路面が荒れているところも多く、絶対的なスピードだけでなく、タイヤやサスペンションの耐久性も重要な要素となる。全部で8本のSSの合計距離は140.56km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は606.70kmとなっている。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    アルゼンチンは、これまで常にチャレンジングなイベントでした。恐らく、今シーズンもっとも難しいラリーのひとつだと思います。ですから、ここまでの状況を見ただけでは、この後 どういった展開になるのか予想するのは簡単ではありません。シェイクダウンで最速だったのは素晴らしい事ですが、タイムそれ自体にはあまり意味がありません。しかし、シェイクダウンで試したかったことをすべて試すことができたのは、このラリーを戦う上でとても大きな意味があります。明日からのチャレンジに向けて、準備は万端です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    とても良いフィーリングでラリーをスタートする事ができました。もう少しだけ速く走れた所もいくつかありましたが、パフォーマンスに関しては十分です。ここまで何も問題はありませんので、明日からの数日間がどのような展開となるのか、とても楽しみです。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    スーパーSSはとても良いステージで、注意深く走りながらも、少しですが楽しむ事もできました 。他のSSと今晩のスーパーSSが大きく異なるのは確かですが、良いスタートとなり満足しています。明日から始まる本格的なグラベルコースでどうなるのか様子を見たいと思いますが、ミスなく走る事が自分の目標です。

  • トヨタ、KIROBO miniのWEB予約を5月10日から開始

    トヨタ、KIROBO miniのWEB予約を5月10日から開始

    トヨタは、いつも寄り添い、会話やしぐさを楽しむことができる、手のひらサイズのコミュニケーションパートナー「KIROBO mini」を東京都ならびに愛知県の一部トヨタ販売店にて5月10日より発売。注文は、WEBを通じてのみとなり、予約の受付を同日13:00より開始する。価格は42,984円(税込)。

    「KIROBO mini(キロボ ミニ)」は、座った姿勢で高さ10㎝と手のひらに収まる小柄なサイズのコミュニケーションパートナー。

    話しかけた人の方向に顔を向け、顔や手などを動かしながら雑談のような何気ない会話が可能。小柄なのでお出かけのときも一緒に連れて行くことができる。人に寄り添い、心を通わせる存在を目指し開発された。

    様々なしぐさや会話は、主に「KIROBO mini」本体と専用アプリをインストールしたスマートフォンとをBluetoothでつなぐことで実現している。本体に搭載したカメラにより人の表情を認識して、感情を推定しながら人の気持ちに寄り添った動作や会話を行う。また、クルマや家から取得する情報を踏まえた会話も可能にした。

    KIROBO miniの概要

    雑談のような何気ない会話や表情、しぐさを一緒に楽しむことが可能

    人の話していることや表情などを汲み取った会話をする。また会話に応じた仕草や口調、まばたき、話した人の方向を見るなど、心を感じる動きができる。

    人とのコミュニケーションを通じて思い出や好みを覚え、その人に合わせて変化・成長

    人の好きなことや嫌いなこと、一緒に行った場所などを覚えることができる。話していくうちにその人に合わせた会話をするようになる。

    「いつも一緒」を可能にした、座高10cmの手のひらサイズ

    座った姿勢での高さが10㎝と手のひらに収まる小柄なサイズ。自分の部屋での会話やクルマでドライブするなど、いつも一緒に過ごすことができる。

    クルマや家から取得する情報を踏まえた会話が可能

    「つながる」サービスを通じて取得した情報から「今日はいっぱい走ったね、お疲れ様」、「おかえり。ぽかぽかお風呂が待ってるよ」といったクルマや家の状況を踏まえた、気持ちのこもった会話ができる*。
    * 「KIROBO mini」に対応した「つながる」サービスの利用が可能な車両、トヨタホーム(株)が提供するTSC-HEMS(エネルギー管理)サービスにて対応予定

  • 【SUPER GT】 2017年 第2戦 富士:トヨタ プレビュー

    【SUPER GT】 2017年 第2戦 富士:トヨタ プレビュー

    5月3日(水)~4日(木)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイでSUPER GTの第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開催される。

    ゴールデンウィーク開催の富士ラウンドは、例年2日間で9万人という非常に多くのモータースポーツファンが集まる人気のイベント。富士スピードウェイでのSUPER GTは春と夏の2回開催されるが、春の大会は500kmの長丁場で争われるため、ピットストップが通常の1回に対し、最低2回必要。戦略及びチーム力がいつも以上に要求される、タフなレースとなる。

    ゴールデンウィーク恒例の富士は500kmの長距離戦
    新型LEXUS LC500が『ホーム』富士で悲願の初勝利を目指す

    LEXUS勢にとって富士はホームコースであり、トヨタ スープラやLEXUS SC430時代には何度も上位を独占、計15勝を挙げるなど得意としてきた。しかし、LEXUS RC Fでの3年間は無念の未勝利。今季、開幕戦トップ6独占という圧倒的な強さでデビュー戦を飾った新型LEXUS LC500と共に、悲願の「ホーム」での勝利を目指す。

    ロングストレートが特徴の長い歴史を持つ国際レーシングコース

    1966年に開設され、60年代から70年代にかけて日本グランプリを開催するなど長い歴史を持つ富士スピードウェイ。2005年にリニューアルオープンし、2007年、2008年にはF1日本グランプリを開催。2012年からはFIA世界耐久選手権(WEC)を開催するなど、日本を代表するサーキットの一つである。

    約1.5kmもの長いストレートが特徴だが、後半には中低速コーナーの連続するテクニカルなセクションもあり、セッティングの難しいコースだ。  2005年にリニューアルされた、比較的新しいコースということもあり、設備等も綺麗なので、カップルや家族連れでも安心してレースを楽しめる。

    好調LC500勢の『ホーム』での活躍に期待
    スポット参戦ドライバーの活躍にも注目

    一月前に行われた岡山での開幕戦は、オフシーズンテストから好調だったLEXUS LC500勢が速さを見せ、出場した6台がトップ6を占めるという圧倒的な強さでデビュー戦を飾った。3月に富士スピードウェイで行われたテストでもLC500は速さを示しており、RC Fでは果たせなかった、「ホーム」富士での勝利に期待がかかる。

    もちろん、ライバル勢も間違いなく巻き返して来るであろうし、LEXUS勢も開幕戦の結果により、上位フィニッシュの車両には重いウェイトハンデが課されるため、決して楽なレースとはならないことが予想される。

    そういった状況を踏まえた上で、今大会の優勝候補筆頭に上げられるのは、前大会最後まで表彰台を争いながら、惜しくも4位となった立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車だろう。富士でのGT最多勝(7勝)記録を持つ「富士マイスター」立川と2015年スーパーフォーミュラチャンピオンの石浦のコンビは、速さという点では折り紙付き。また、3月のテストでも総合で2番時計をマークしており、優勝争いに絡んでくることは間違いない。

    そして、ディフェンディングチャンピオンであるヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車。前戦は38号車の猛追を振り切って3位表彰台を獲得したため、22kgのウェイトハンデを搭載することとなるが、同コンビにとって昨年の第2戦富士は、初の2位表彰台を獲得し、チャンピオン獲得への足がかりをつかんだレースでもあり、今年ももちろん要注目な存在だ。

    今大会の開催週は、同じ週末にWEC(世界耐久選手権)第2戦スパ6時間レースが行われるため、WECに出場する中嶋一貴と国本雄資が欠場となる。代わってau TOM’S LC500 36号車は、今季よりチーム監督を務めている伊藤大輔がジェームス・ロシターとのコンビで出場。今季初出場となる伊藤だが、3月の富士テストには参加しロシターと共にトップタイムをマークするなど、まだまだ速さは充分。500km、ピット2回のロングレースで重要なチーム力という点でも定評のあるトムスチームだけに、開幕戦勝利でウェイトハンデの重い平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車と共に上位争いに加わってくるだろう。

    そして、国本が欠場するWedsSport ADVAN LC500 19号車は、昨年の全日本F3チャンピオンで、GTでも300クラスで経験を積んできた山下健太が、関口雄飛と組んで初のGT500ドライブを果たす。  また、開幕戦で2位と悔し涙を飲んだ大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車も、ウェイトハンデをはねのける勢いで今季初優勝目指し今大会に臨んでくる。LEXUS勢の6チーム全てが今大会でも大活躍を見せてくれるはずだ。

    GT300クラスでは、前戦岡山で2列目4番手スタートから8位フィニッシュとデビュー戦でトップ10フィニッシュを果たした若手コンビ、中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車に注目だ。ストレートが長い富士は、比較的テクニカルな岡山よりも、LEXUS RC F GT3らが属するFIA-GT3勢に有利と言われる。今季より新型車両を投入し、2台体制で挑むLEXUS RC Fによる、『ホーム』富士での更なる活躍が期待される。

    今季のSUPER GTでは唯一のハイブリッド参戦車両となる2台のトヨタ プリウスも、2013年に富士で初勝利を挙げるなど速さは見せており、長丁場のレースとなる今大会、ハイブリッドならではの燃費を活かせばチャンスは充分にある。