カテゴリー: トヨタ

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 2日目レポート

    10月7日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのデイ2がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合6位にそれぞれ順位を上げた。

    ラリー・スペインのデイ2は、サロウのサービスパークを中心に、7本計121.86kmのターマック(舗装路)SSが行なわれた。前日夜のサービスでグラベル仕様からターマック仕様へと変更されたヤリスWRCは、ラリー・スペイン特有のリズミカルな中高速コーナーが続くターマックSSで高いパフォーマンスを発揮。ハンニネンは過去5年間このラリーに出ていなかったが、オープニングステージのSS7で3番手タイムを記録し、続くSS8ではベストタイムを記録。さらに、SS9でもベストタイムを刻むなど良い流れをつかんだ。そして、日中のサービス後に行なわれた午後の再走SSでもヤリスWRCは速さを保ち、ハンニネンは前日の8位から4位へ、ラッピは10位から6位へと、それぞれ大きく順位を上げてデイ2を終えた。

    競技3日目、ラリー最終日となる10月8日(日)のデイ3は、デイ2と同様ターマックコースが舞台となる。サロウの北側から西側にかけて展開する3本のステージを各2回走行し、SS16の再走となる最終ステージのSS19は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。6本のSSの合計距離は74.26km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は310.00kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    素晴らしい1日になりました。ターマックで我々のクルマが示した高いパフォーマンスは、今後に向けて大きな自信になります。ターマック仕様の開発に尽力した全スタッフに感謝の言葉を贈りたいと思います。これで、将来がさらに楽しみになりました。ユホは今日、本当に素晴らしい走りをしました。明日表彰台に上がるのは少々難しいかもしれませんが、きっとベストを尽くしてくれるでしょう。そしてエサペッカは、事前のテストとは完全に違うコンディションでの走行でしたが、とても大きく進化したと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    今日はとても良い1日でした。昨日の結果にはやや失望しましたが、ターマックのほうが速く走れると分かっていました。それでも、午前中のSS であれほど良いタイムが出たことには驚きました。クルマには心から満足しており、サービスで何も変える必要がなかったほどです。そして、午後のSSでも午前中と同じようにドライブし、引き続き良いフィーリングで走ることができました。総合順位はあまり気にしていなかったのですが、自分より上の順位の選手を明日捕らえることは難しいかもしれません。しかし、もちろん諦めることなく最後まで攻め続けます。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    今朝最初のSSでは十分な自信を持って走ることができませんでした。なぜなら、事前のテストはウェットでの走行だったので、その時よりも路面のグリップ力がはるかに高かったからです。しかし、走るうちに少しずつ自信が高まっていきました。午前中はセットアップに満足できない部分もありましたが、昼のサービスでセッティング変更を施したところ、午後はとても走りやすくなりました。特に、最後から2番目のSSでは良い走りができました。ターマックでは、これまででもっとも良いクルマの仕上がりだと思いますので、明日のデイ3が本当に楽しみです。今日の良い状態を維持して走り、パワーステージでのポイント獲得を目指します。

    ラリー・スペイン デイ2の結果
    1 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) 2h16m21.1s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +13.0s
    3 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +14.5s
    4 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +34.0s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +53.2s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m22.1s
    7 マッズ・オストベルグ/トースタイン・エリクソン (フォード フィエスタ WRC) +1m39.8s
    8 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 WRC) +2m00.7s
    9 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m15.1s
    10 エリック・カミリ/ベンジャミン・ベイラス (フォード フィエスタ R5) +5m40.8s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    10月6日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインの競技初日デイ1がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合8位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合10位につけた。なお、SS5終了時点で総合7位だったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、トラブルによりリタイアとなった。

    ラリー・スペインのデイ1は、サービスパークが置かれるサロウの東北エリアでグラベルを中心とする6本のSSが行なわれた。午前中のSSでは3台とも思うようにペースが上がらなかったが、日中のサービスでセッティングを変更したところスピードアップに成功。ラトバラはSS4でベストタイムを記録した。しかし、SS5でクルマの下まわりを強くヒットし、その結果潤滑系が破損。競技続行不可能となり、クルマを精査した末にチームはリタイアを決断した。ラトバラにとっては残念な結果になってしまったが、ハンニネン、ラッピの2名は、明日からのターマックSSで巻き返しを図る。

    競技2日目となる10月7日(土)のデイ2は、1日を通してターマックのコースを走行する。SSはサロウの東北エリアに展開し、3本のステージを各2回走行。そして1日の最後にはサロウの海岸近くで全長2.24kmのショートステージが行われる。SSの数は全部で7本、計121.86km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は477.06kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    午前中のSSで我々のドライバーはトラクション不足に悩まされましたが、日中のサービスでいくつかセッティング変更を施したことで状況はかなり改善されました。ヤリ-マティは午後のSSでベストタイムを記録し、良い方向に向かったと思ったのですが、厳しい結果となってしまいました。ヤリ-マティは明日からのターマックSSにとても自信を持っていたので残念です。しかし、これがモータースポーツというものです。明日からのターマックSSで、ユホとエサペッカが良い走りをしてくれることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    午前中はクルマのオーバーステアが強く苦労しましたが、サービスでセッティングを変更したところ良い方向に向かい、SS4ではベストタイムを記録することができました。SS5ではいくつかミスをしてしまい、その後オイルが漏れていることに気づきました。そしてSS6を前にエンジンが止まり、始動できなくなりました。現時点でどのようなダメージを負ったのかは不明ですが、再出走できずとても残念です。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    デイ1は期待していたほど良い1日にはなりませんでした。十分な自信を持てず、何度か躊躇してしまいましたが、その結果タイムを失い上位の選手と差が開いてしまったのです。路面のグリップが変わる時にリズムをつかめず、かなり苦労しました。しかし、明日は素晴らしいターマックステージが待っているので楽しみです。良い走りをできるように頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    午前中はクルマのバランスに満足していましたが、最後のSSでブレーキがオーバーヒートし、フィニッシュに向けて制動力が落ちていってしまいました。日中のサービスでサスペンションに変更を加えたところ、路面がスムーズな午後最初のSSでは良いタイムを記録することができました。しかし、午後の最後のSSではダンパーのセッティングが合わずとても苦労しました。今日はあまりうまく行かない1日でしたが、同じステージを午前と午後で2回走ることができたのは良い経験となりました。明日のターマックSSは誰にとっても新たなるスタートとなるので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

  • トヨタ、「GR HV SPORTS concept」を初公開

    トヨタ、「GR HV SPORTS concept」を初公開

    トヨタは、スポーツカーと環境技術を融合した新たなクルマの楽しさを提案するコンセプトカー「GR HV SPORTS concept」を東京モーターショー2017で世界初披露する。

    GR HV SPORTS conceptは、TOYOTA GAZOO Racingが世界耐久選手権(WEC)で戦うハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるデザイン。トヨタ伝統のオープンスポーツ「トヨタスポーツ800」(通称・ヨタハチ)や、「スープラ」にも設定された「エアロトップ」スタイルを採用する。

    心臓部には「TS050 HYBRID」で鍛えたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載する。

    GR HV SPORTS concept

    <デザイン>
    ・ピュアスポーツカーとして機能性を徹底的に追求すると同時に、TS050 HYBRIDをイメージさせるLEDヘッドランプや・アルミホイール、リヤディフューザーを採用。トヨタモータースポーツとのつながりを感じさせるデザインとした
    ・力強さと迫力を感じさせるマットブラックをボディカラーに採用

    GR HV SPORTS concept リアビューGR HV SPORTS concept サイドビュー

    <インテリア>
    ・センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置し、レーシーな雰囲気を演出
    ・プッシュ式のスタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置し、遊び心を持たせた

    GR HV SPORTS concept インテリア

    <操る楽しさ>
    ・THS-Rによるピュアスポーツカーとしての走りと、エアロトップによるオープンエアの開放感を同時に満喫
    ・ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能で、オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような・操作を楽しめるHパターンシフトを採用
    ・ハイブリッドバッテリーを車両中央付近に搭載。重量物である駆動用のバッテリーを中央に搭載することで、スポーツカーとして走りの性能向上にも貢献

    GR HV SPORTS concept シフト周りGR HV SPORTS concept

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

  • トヨタ、新型センチュリーを初公開

    トヨタ、新型センチュリーを初公開

    トヨタは、新型センチュリーを初披露を東京モーターショーで披露する。新型センチュリーは、2018年年央の発売が予定されている。

    3代目となる新型センチュリーは、「匠の技」「高品質のモノづくり」を伝承しつつ、市場ニーズの高い環境性能や搭乗者の快適性を追求したパッケージの実現、センチュリーのヘリテージを継承しつつも新しい魅力を付与した内外装デザイン、ショーファーカーとしてふさわしい先進装備・快適装備の採用などに重点を置き、開発を進めてきた。

    具体的には、V8・5.0Lハイブリッドシステムを新たに搭載し、優れた燃費性能を追求した。また、ホイールベースの拡大・スカッフプレートとフロアの低段差化・ドアの開口高さの拡大を実施するなど、後席優先のパッケージにさらなる磨きをかけた。外装デザインは、グリルなど随所に施した七宝文様や、リヤコンビネーションランプのガーニッシュ部の黒色化など、精緻な華やかさ・落ち着きを表現。内装デザインは、折り上げ天井様式を取り入れ専用織物をあしらい、またリヤシートには電動オットマンを設定するなど座り心地を追求したリフレッシュ機能付アジャスタブルリヤシートを採用し、心地良さと格の高さを実現した。

    新型センチュリー 主な特徴

    「継承と進化」をコンセプトに、日本を代表するショーファーカーとしてふさわしい風格
    <パッケージ>
    ・全長やホイールベース、トレッドの拡大により、伸びやかで重厚感あふれるスタイル
    ・ホイールベース延長分を後席スペースの拡大に充てることで、乗員の膝まわりや足元に十分なゆとりを提供するとともに、スカッフプレートとフロアの低段差化・ドア開口高さの拡大により、優れた乗降性を実現
    新型センチュリー フロントビュー新型センチュリー リアビュー
    <外装デザイン>
    一目でセンチュリーとわかるヘリテージを継承しながら、グリルを中心にランプなど各要素をすっきりまとめ一体感と力強さを付与した、よりシンプルでモダンなフロントビュー
    ・二重構造としたグリルの縦格子の奥側やクリアランスランプに七宝文様を施すなど、精緻な造りこみで華やかさを表現
    ・プロジェクター式ヘッドランプ3灯とLEDアレイAHSを一体化したヘッドランプで、高級セダンらしいはっきりとした表情を演出

    水平基調の姿勢でエレガントさを維持しつつ、やや後ろ下がりのアンダーボディに対して、後席空間を確保したやや後ろ上がりのキャビンを組み合わせることで生まれる、しなやかな動感を表現したサイドビュー
    ・クォーターピラーの傾斜を立てることでキャビンの中心を後ろに感じさせ、ショーファーカーに求められる「後席重視」を外観で表現

    横一文字に配したリヤコンビネーションランプのガーニッシュ部を黒色化することで、洗練された一体感と落ち着きを表現したリヤビュー
    ・リヤコンビネーションランプは、「和の光」をイメージとした線発光する立体的なレンズを採用し、華やかさを付与

    新型センチュリー インパネ新型センチュリー リアシート
    <内装デザイン>
    後席空間に折り上げ天井様式を採用するとともに、伝統的な柄を施すことで、最高級車にふさわしい設えを演出
    ・後席は、高さを揃えた杢柄オーナメントを前席シートバッグやドアトリムショルダーに配すことで、横方向の広がりを強調。シート表皮には、伸縮性に優れ柔らかい触感を持つ100%ウールの本物素材を採用したファブリック仕様と、柔らかな触感の最高級表皮を採用した本革仕様を設定
    ・前席は、後席同様に杢柄を横基調に施すことで広がりを強調するとともに、インストルメントパネル中央部に黒杢加飾をあしらうことで、端正かつ品位ある質感を表現

    無段階に調整可能な電動オットマンや、アジャスタブルリヤシート(リフレッシュ機能付)を採用し、居住性を追求
    ・中央アームレストにタッチ式液晶マルチオペレーショナルパネルを設定し、シートや空調、オーディオの音量など集中操作が可能
    ・ライティングテーブル、読書灯、大型ディスプレイ付リヤシートエンターテインメントシステム、20スピーカープレミアムオーディオなど、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンに対応できる快適装備を採用

    トヨタ 新型センチュリー
    乗り込みからクルマを降りるまで、最高のおもてなしを実現する基本性能
    ・専用チューニングを施したサスペンションや高剛性ボディに加え、乗り心地に特化した新開発のタイヤを採用するなど、路面から伝わる振動を抑えることで、走行安定性と上質な乗り心地を両立
    ・エンジンマウント特性の最適化やアクティブノイズコントロールシステムの採用などにより、エンジン起動時の音や振動を抑え、滑らかな発進と室内の圧倒的な静粛性を実現
    ・低燃費・高出力化を実現する直噴技術「D-4S」を採用したV8・5.0L 2UR-FSEエンジンを搭載し、ハイブリッドシステム(THSⅡ)を組み合わせることで、クラストップレベルの低燃費を追求。また、トランスミッションには2段変速式リダクション機構を搭載し、静かで滑らかな走行を実現
    ・衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートなど、ショーファーカーにふさわしい安全装備を採用

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    10月5日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのシェイクダウンがスペイン北東部のカタルニア地方のサロウで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)は、明日から始まる競技に向けてヤリスWRCの最終調整を行なった。

    シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリーであるラリー・スペインは、競技初日のデイ1はグラベル(未舗装路)中心のSSを走行し、デイ2およびデイ3はターマック(舗装路)のSSを走行する。そのため全長2.97kmのシェイクダウンコースもグラベルとターマックのミックスサーフェスとなり、各選手ともグラベル仕様のクルマで走行。ヤリスWRCは既に事前テストで良いセッティングに仕上がっていたため、シェイクダウンでは各部が正常に機能しているかどうかの確認作業に終始し、大きなセッティング変更は行わなかった。

    競技初日となる10月6日(金)のデイ1は、サロウのサービスパークを中心に、6本のSSが行われる。サロウの西側に展開するSSは大部分がグラベルだが、SS3およびその再走ステージのSS6は途中に比較的長いターマックセクションを含む。ただしデイ1のクルマはタイヤや足まわりなどがグラベル仕様のため、ターマックセクションでは必ずしも路面に合っていないセッティングで走らなければならない。また、ターマックセクションでグラベル用タイヤをすり減らすと、その後のグラベルセクションでグリップが低下する。そのため、ドライバーは全体のバランスを考えて走行する必要がある。6本のSSの合計距離は115.90km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は510.56kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)
    シェイクダウンのコースは実際にラリーで使われるSSと大きく異なるため、各システムの確認作業とエンジンのパフォーマンス分析に留めましたが、それらはすべてうまくいきました。シェイクダウンはデイ1と同様ミックスサーフェスのコースだったので、グラベル仕様で走行しましたが、とてもトリッキーでした。シェイクダウンのコースにセッティングを合わせると明日からのラリー本番に合わなくなる可能性があるため、いつもシェイクダウンで行なっているエンジンのセッティング調整以外のことは特に行ないませんでした。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウンではハンドリングがややアンダーステアに感じましたが、実際のラリーとは異なるタイプのコースだったので気にしていません。しばらくラリーから離れていたので少々感覚がなまってしまいましたが、休みも終わり、新たな気持ちで戦いに臨みます。このラリーでは5回表彰台に登っていますが、優勝はまだないので優勝を目指して頑張ります。デイ1はグラベルが中心のコースですが、SS3およびSS6の「テーラ・アルタ」は途中でターマック区間があり、タイヤにとても厳しいステージなので、挑戦のし甲斐がある1日となるでしょう。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    シェイクダウンはセットアップにあまり適したコースではありませんでしたが、クルマのフィーリングはとても良く、特に何かを変える必要はないと思いました。明日のグラベルステージは、ドライならば道の表面を覆うルーズグラベルによって、とても滑りやすく難しい路面コンディションとなるでしょう。ただし私はやや後方の出走順となるため、走行ラインはクリアになっている可能性があります。デイ2からの残る2日間を有利に戦うためにも、明日はできる限りプッシュする必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)
    ようやく長い休みが終わり、クルマに戻ることができて嬉しく思います。今日のシェイクダウンではクルマのバランスやセットアップがコースに合っていませんでした。しかし、実際のSSは今日とはかなり異なるので、ラリー本番ではうまくいくと信じています。とにかくクリーンな走りを心がけ、トラブルを避けて戦い、できれば表彰台に登りたいと思います。

  • トヨタ、新型クラウンのコンセプトモデルを東京モーターショーで初公開

    トヨタ、新型クラウンのコンセプトモデルを東京モーターショーで初公開

    トヨタ自動車は、東京モーターショー2017で新型クラウンのコンセウトモデル「CROWN Concept」を初披露する。新型クラウンは、2018年夏頃に発売を予定している。

    「CROWN Concept」は、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデル。トヨタは、1955年の誕生以来クラウンが積み重ねてきた伝統に加え、将来のモビリティ社会においてクラウンに求められる革新性を融合することで、次世代のクラウンをお客様に提案する。

    CROWN Concept

    「Fun to Drive」を突き詰めた革新的な走行性能
    将来のモビリティ社会においてもクルマを操る楽しさをお客様に提案するため、TNGAに基づきプラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供する

    コネクティッド技術とそのサービスを本格的に具現化すべく、革新的進化を追求
    ・車載通信機の100%搭載によるIoT社会への対応
    トヨタは、車載通信機をラインアップ車に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、お客様へ新たな価値を提供していく。また、「CROWN Concept」の市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る

    ・「一台で守る安全」から「街全体で守る安全」へ
    トヨタは、自動ブレーキに代表されるクルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることで、社会全体で安全を守っていく。また、官民実証実験にも積極的に参加することで、“つながる”技術の早期発展に貢献する

    ・ビッグデータによるカーライフの充実化
    トヨタは、モビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していく。また、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行い、お客様に安心・安全を提供する

    トヨタは、保有後もワクワクし続けてもらえる愛車をご提供したいという思いから、コネクティッドカーならではのリモート技術と、新しいモビリティサービスを使用したカーライフを絶えず進化させていくことを探求し続ける。

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

    トヨタ 新型クラウンToyota CROWN Concept

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン プレビュー

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、10月5日(木)から8日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#12号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)の両方のロードサーフェス(路面)を走行する「ミックスサーフェス・ラリー」は新たなる挑戦となるが、クルマの総合性能をさらに高め、好結果を得るべくチーム一丸となってラリー・スペインに臨む。

    今シーズン、ヤリスWRCはスノーラリーの第2戦ラリー・スウェーデンと、グラベルラリーの第9戦ラリー・フィンランドで優勝を果たした。また、8月に開催されたターマックラリーの第10戦ラリー・ドイチェランドでもSS(スペシャルステージ)ベストタイムを記録するなど、様々な路面で着実にパフォーマンスを高めてきている。そして迎える第11戦ラリー・スペインは、ヤリスWRCにとって新たなる挑戦となる。なぜなら、ラリー・スペインは競技初日のデイ1がグラベル中心のSSとなり、残る2日間のデイ2およびデイ3はターマックSSで構成されるからだ。デイ1に関してはグラベル仕様のクルマで走行し、タイヤやサスペンションもグラベル用となる。しかし、デイ1の夜には通常よりも長い75分間のサービス時間が設けられ、ヤリスWRCはグラベル仕様からターマック仕様へと大幅変更され、デイ2以降を戦うことになる。つまり、ラリー・スペインはグラベルとターマックのふたつのラリーを連続して戦うような特殊な一戦であり、クルマには両方の路面での速さが求められる。また、選手はドライビングスタイルをグラベル用からターマック用に、迅速に切り替える必要がある。

    ラリー・スペインのサービスパークは、スペイン北東部カタルニア地方のシーサイドリゾート、サロウに置かれる。グラベルのデイ1はサロウの西側エリアで計6本のSSが行なわれ、SS3とその再走SSであるSS6はグラベル中心のコースながら、途中に比較的長いターマック区間を含む。ただしタイヤや足まわりはグラベル仕様のままで走行することになる。ターマック初日のデイ2はサロウの東北部が戦いの中心となり、SSは全部で7本。1日の最後にはサロウの海岸近くでショートSSが行われる。そして競技最終日のデイ3は、サロウから比較的近い北側から西側にかけてのエリアで6本のターマックSSが行われる。3日間で19本のSSを走行し、その合計距離は312.02km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1297.62kmとなる。

    また、今回TOYOTA GAZOO Racingは、WRCにおけるテクノロジー・パートナーのマイクロソフトと共に「HoloLens(ホロ・レンズ)」サービスをファンブースにて試験導入する。ラリー・フィンランドで実施した「EchoCam(エコーカム)」に続き、2度目の共同施策となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    私がドライバーとしてスペインで戦ったのは、現在のようなミックスサーフェス・ラリーとなる前の時代です。私にとっては未知なるイベントなので、私個人として展望を多く述べることはできませんが、ヤリ-マティはもちろんこのラリーのことを熟知しています。グラベルとターマックというふたつの路面で走るために、他のラリー以上に多くの機材やパーツを用意する必要があり、エンジニアやメカニックの仕事量も格段に増えます。しかし、彼らはクルマがサービスに入った時にすべきことをきちんと把握しており、そのための準備も充分にできているはずです。今季ここまで我々のクルマは着実に進化してきました。そして今回、いくつか新しいパーツやアイディアを投じることで、クルマがさらに良くなることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    初日がグラベル、残る2日間がターマックという組み合わせを私は気に入っています。スペインの舗装路はまるでサーキットのようで、WRC最高のターマックSSだと思います。また、グラベルに関しても、とても良いSSが揃っています。スペインに向けては今週2日間テストを行ないました。ターマックではサスペンションを、グラベルではディファレンシャルを集中的にテストしました。我々のクルマはグラベルのフィンランドで勝つだけの速さがあり、ターマックのドイツでも高いパフォーマンスを示しました。ですので、スペインでもきっと高い競争力を発揮できると信じています。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    事前のテストではドイツの時のように、クルマはとても良いフィーリングでした。本番でもドイツと同じようにラリーを戦う予定です。私はしばらくこのラリーに出ていなかったので、ここ数年間同じコースを使い続けている金曜日のグラベルSSは私にとって大きなチャレンジとなります。ですので、ライバルと対等に戦うためには、かなり攻めて走る必要があるでしょう。ただし、去年のように雨が降らない限りは、それほど大きな差はつかないのではないかと思います。ターマックの土曜日と日曜日に関しては、いくつか新しいSSがあるので、自分にとってはプラスになるのではないかと期待しています。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    グラベルとターマックが混合するスペインは、とても挑戦し甲斐があり、今季これまで自分たちが戦ってきた他のラリーとはタイプが完全に異なります。グラベルのSSはポルトガルと似ていると思います。ターマックのSSは非常にユニークで、世界でもっとも素晴らしいターマックステージだと思います。スペインのターマックはクリーンかつスムーズで、フランスのコルシカ島の道ほどツイスティではなく、ドイツの道ほど幅が狭くないため、運転がとても楽しく、ラリーのスタートが待ちきれません。前戦のドイツは浮き沈みが激しいラリーでしたが、最終的には競争力のある速さを得られたので、スペインでは両方の路面で良いパフォーマンスを発揮することができると思います。

  • トヨタ、GAZOOの名前の由来

    トヨタ、GAZOOの名前の由来

    トヨタは19日(火)、スポーツカーシリーズとして、新たに「GR」を投入すると発表した。

    「GR」は、“もっといいクルマづくり”を目指すGAZOO Racing Companyが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや、全日本ラリーなどのモータースポーツ活動を通じてクルマと人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズとなる。

    では、佐藤健がCMで「何だよ、GAZOOって?」と語りかけるトヨタが多用する『GAZOO』の名前の由来はどこから来ているのだろうか。

    GAZOOという名前が誕生していたきっかけは、トヨタがディーラーの業務改善を支援する「チームCS」という組織を設立し、当時課長だった豊田章男社長が有志と共に開発した中古車画像システムにある。

    デーラーのキャッシュフローの改善の改善に取り組んでいたチームCSは、下取り車が売れるまでの日数や中古車展示場が満杯という問題を抱えていた。そこであるディーラーで、チームCSのメンバーが下取り車を片っ端からデジタルカメラで撮影して、店頭でその“画像”を見えるようにした。すると、展示スペースはそのままで、販売台数が1.7倍、売れるまでのリードタイムは半分になったという。そこでその画像をインターネットにも載せることにした。

    だが、中古車サイトでトヨタブランドを使用する声に社内で猛反発があり、“画像”がGA(画)のZOO(動物園)と言う意味で“GAZOO”となったという。そして、Gazoo.comが生まれた。後にトヨタの総合自動車サイトへと発展している。

    「当時は、そのシステムを“画像”システムと読んでいました。世間に告知する段階になって、“画像”じゃしょうがないから、GAZOと呼ぶか、いや、GA(画)のZOO(動物園)と言う意味で“GAZOO”にするかと言う様に、あまり考えずに決めたような気がします(笑)」と豊田章男社長はGazoo.comで語っている。

    その後、トヨタ社内のテストドライバーやメカニックらで編成したチームでニュルブルクリンク24時間レースに参戦。当初はトヨタの公式なレース活動とは認められず、GAZOO Racingとして参戦。中古のアルテッツァで出場したという。当時、副社長だった豊田章男氏も「モリゾウ」という別の名前を使用して出走した。

    いわば、全てが当初トヨタブランドを名乗ることのできない活動に使用された名前がGAZOOということになる。

    だが、2015年にはトヨタの全モータースポーツ活動を「GAZOO Racing」の傘に一本化。2017年にはモータースポーツ活動を集約する「GAZOO Racing Company」も設立された。

    中古車を売るための『画像』が『GAZOO』という名のインターネットサイトを経て、『GAZOO Racing』というトヨタのモータースポーツと“もっといいクルマづくり”を体現するブランドネーム『GR』へと成長した。

  • トヨタ、スポーツカーシリーズ「GR」を投入

    トヨタ、スポーツカーシリーズ「GR」を投入

    トヨタは、スポーツカーシリーズとして、新たに「GR」を投入すると発表した。

    これまでスポーツコンバージョン車シリーズ「G Sports(通称G’s=ジーズ)」としてスポーツカーの楽しさを提供してきたが、今後は「GR」シリーズに一新して車両ラインアップやパーツ等の新アイテムを充実させるとともに、走ることを通じてクルマを楽しむ文化を育てる取り組みを強化していく。

    「GR」は、“もっといいクルマづくり”を目指すGAZOO Racing Companyが、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)や、全日本ラリーなどのモータースポーツ活動を通じてクルマと人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズ。モデル体系としては、エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、ミニバンなどにも設定し、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」を設定する。また、カスタマイズを楽しめるアフターパーツ「GR PARTS」も設定。走りの機能を追求するパーツとして、将来的には機能系アイテムも導入する計画である。

    「GR」シリーズの第一弾として、ヴィッツに「GR」と「GR SPORT」を、プリウスPHV、ハリアー、マークX、ヴォクシー、ノアに「GR SPORT」を設定し、全国のトヨタ販売店*を通じて9月19日に発売した。また、今後ヴィッツに「GRMN」、86に「GR」、アクアとプリウスαに「GR SPORT」を追加し、ヴィッツGRMNは2018年春ごろ、86“GR”、アクア“GR SPORT”、プリウスα“GR SPORT”は今冬に発売する予定。

    さらに、「GR」シリーズの投入に合わせ、スポーツカーやモータースポーツを軸に、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めることを狙いとしたTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点「GR Garage(ジー・アール・ガレージ、以下GRガレージ)」を順次、立ち上げる。「GRコンサルタント」と呼ばれる専任スタッフを配置し、地域のクルマファンが楽しめる活動を実施するなどの基準を満たした販売店と共に、2017年度中にGRガレージ39店舗をオープンさせる計画。

    GRガレージは「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」をコンセプトに、「クルマファンがまた来たくなる、ずっと居たくなるお店づくり」、「クルマファンに愛される人づくり(人財育成)」、「クルマファンがもっと走りたくなる場づくり」に取り組み、クルマを楽しむ文化を醸成していく。

    なお、これまで全国に展開してきた「AREA86」については、2018年3月末までに全店を閉店する。

    【GRシリーズの主要装備】
    <デザイン>
    モータースポーツでの「戦闘力」を最大限に引き出すための機能をダイレクトに表現

    [エクステリア]
    ▽走るための機能をストイックに追求した水平/垂直の「Functional MATRIX」グリル(ヴィッツ、プリウスPHV、アクア)
    ▽ホワイト塗装+GRロゴ入りのブレーキキャリパー(ヴィッツ“GR SPORT”を除く)
    ▽専用エンブレム(全車:前後、サイド)

    [インテリア]
    ▽専用スポーティシート(GRロゴ入り)
    ▽ドアトリム、フロントシート等にスポーティさを演出した専用加飾やシルバーステッチ
    ▽GR専用スタートスイッチ(HVはパワースイッチ)

  • トヨタ、フェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース起用に前向き

    トヨタ、フェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース起用に前向き

    トヨタは、2018年のル・マン24時間レースにむけてマクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソと交渉することにオープンな姿勢をみせている。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2018年もチームと契約を結んだ場合、ル・マン24時レースへの参戦を容認することを明らかにしている。

    トヨタのチームディレクターを務めるロブ・ルーペンは、トヨタとしては他のシリーズのトップドライバーと交渉することには前向きであると述べ、テクニカルディレクターのパスカル・バセロンがフェルナンド・アロンソと以前に仕事していた点に言及した。

    「我々は常にトップドライバーとの交渉に興味を持っている。パスカルはミシュラン時代にF1でフェルナンドと良好な関係を築いていた」

    「だが、それ以上のことは言えな。今はあまりに多くの可能性があるからだ」

    しかし、トヨタが2018年もル・マン24時間レースに出場するかどうかはまだ確定していない。ポルシェがWECから撤退を発表したことで、トヨタが来年もLMP1活動を継続するかについてはまだ流動的な状況となっているからだ。

    トヨタは10月には今後のWEC参戦について決断するとしており、今後のLMP1カテゴリーの方向性についてさらに詳細が固まるのを待っている。

    フェルナンド・アロンソが、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)で“3冠”達成を希望しているのは秘密ではない。

    すでに2006年と2007年にF1モナコGPを制しているフェルナンド・アロンソは、今年のモナコを欠場してインディ500に参戦。結果はエンジン故障によってリアイアを強いられている。

    2018年はF1モナコGPとル・マン24時間レースは日程が重ならない。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナド・アロンソとル・マン24時間レース参戦について話をしていることを認めており、適切な状況であれば、マクラーレンとしてはフェルナド・アロンソのル・マン24時間レース参戦を許可する意思があると述べている。

    関連:マクラーレン、アロンソと契約延長の場合はル・マン24時間参戦を容認