カテゴリー: トヨタ

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタとのル・マン参戦の噂に言及

    フェルナンド・アロンソ、トヨタとのル・マン参戦の噂に言及

    フェルナンド・アロンソは、トヨタと契約を結んで来週バーレーンでトヨタ・TS050をテストし、来年6月のル・マン24時間レースに参戦するとの噂についてコメントした。

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レース制覇にむけて、近い将来、ル・マン24時間レースに参戦したいとの願望を隠してはおらず、6月のル・マンへの準備として、来年1月にはデイトナ24時間レースでスポーツカーデビューを果たすことが決定している。

    先週、フェルナンド・アロンソが、FIA 世界耐久選手権の最終戦バーレーン後に実施されるルーキーテストでトヨタのLMP1カーをテストすると報じられた。

    BBC Sport は、実際にフェルナンド・アロンソとトヨタの間でル・マン24時間レース参戦の契約は結ばれており、2018年のF1カレンダーと日程が衝突しない残りのWECラウンドにも参戦すると報じた。

    すでにフェルナンド・アロンソは、ケルンのトヨタのファクトリーを訪れて、トヨタ・TS050ハイブリッドでシート合わせを済ませているとも報じられている。

    トヨタとのWEC報道について初日のフリー走行後に質問されたフェルナンド・アロンソは「僕はここブラジルにいるし、昨日と今日の間で何も変わっていないし、今後数日で何も起こらなない」と報道陣にコメント。

    「何もコミットメントはしていない。昨日言ったように、トヨタとバーレーンでテストをする可能性はあるけど、まだ何も決まっていない」

    「いずれにしろ、僕は毎週末レースをしている。ゴーカートにも乗っているし、インディ500にも参戦した。レースにむけてシミュレーターで作業して、アラバマのレースに行った。レースは僕の人生だし、僕が大好きなことだ」

    トヨタはすでに来週日曜日に開催されるテストでマイク・コンウェイとLMPレーサーのトーマス・ローランを起用することを発表しているが、スポットはまだひとつ空いており、フェルナンド・アロンソが加わる可能性が高いと報じられている。

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタとのル・マン参戦が確定との報道

    フェルナンド・アロンソ、トヨタとのル・マン参戦が確定との報道

    フェルナンド・アロンソが、2018年のル・マン24時間レースにトヨタから参戦することがほぼ確定したと BBC が報道。また、ル・マン24時間だけでなく、FIA 世界耐久選手権(WEC)の他のラウンドへの参戦についても交渉が進められてるという。

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での『3冠』獲得を自身のキャリアの目標に掲げており、今年はリタイアに終わったもののインディ500に挑戦している。

    今週、フェルナンド・アロンソはWEC最終戦の翌日となる11月19日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドを走らせる契約に近づいており、すでにケルンにあるToyota Motorsport GmbHのファクトリーを訪問してシート合わせを行ったと報じられた。

    この件について、トヨタはこの件について否定も肯定もしておらず、広報担当は「我々はそのような推測にコメントすることはありません」とだけ述べている。

    BBC は、フェルナンド・アロンソとトヨタは、ル・マン24時間レース出場については基本的に合意しており、さらに2018年のWECの“ほとんどのレース”に出場する可能性について交渉を行っていると報道。現時点で正式な契約は結ばれてはいないものの、少なくともル・マン24時間レース参戦は実現する見通しだと報じた。

    今週発表されたWECルーキーテストのエントリーリストにフェルナンド・アロンソの名前は掲載されていないが、アロンソはテストに参加する見込みだと伝えている。

    トヨタの近い情報筋は「ル・マンについては合意がなされている」とコメント。

    「シーズンの残りのレースについては今も交渉中だが、彼はほとんどのレースで走ることになりそうだ」

    現状、2018年のF1とWECでは、10月21日に開催されるF1アメリカGPとWEC富士6時間の1レースしか日程は重なっていない。

    今シーズン限りでポルシェがLMP1クラスから撤退することで、来シーズンはトヨタが唯一のファクトリーチームとして参戦することもあり、トヨタにとってもフェルナンド・アロンソにとってもル・マン24時間を制覇するチャンスは非常に高い。

    ブラジルでトヨタとの契約について質問がなされたフェルナンド・アロンソは「今のところ、コメントすることはない。ただの噂に過ぎない」とコメントしている。

    一方、マクラーレンはル・マン24時間レース参戦については理解を示しているものの、他のWECラウンドに参戦することに関しては否定的な姿勢を見せている。

    「彼が最も注力すべきなのはF1であり、F1が最優先事項であるべきだ。彼に競争力のあるマシンを提供できるよう我々は全力を尽くしていく。強力なマシンに乗れれば、他ではレースをすることはないだろう」

    「身体的に2つのプログラムに取り組むことは可能だとは思わない。簡単なことではないだろう。ル・マンやインディ500、デイトナに出るのはいい。1戦限りのレースだからね。だが、それ以上となれば、最も力を注ぐべきことから気持ちがそれてしまうだろう」

  • 【WEC】 フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーをテストとの報道

    【WEC】 フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーをテストとの報道

    マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソが、今月後半のFIA 世界耐久選手権(WEC)の公式ルーキーテストでトヨタのLMP1カーを走らせると Autosport が報じている。

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での『3冠』獲得を自身のキャリアの目標に掲げており、今年はリタイアに終わったもののインディ500に挑戦している。

    報道によると、フェルナンド・アロンソはWEC最終戦の翌日となる11月19日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドを走らせる契約に近づいているとされ、すでにケルンにあるToyota Motorsport GmbHのファクトリーを訪問してシート合わせを行ったとも報じられている。

    トヨタはこの件について否定も肯定もしておらず、広報担当は「我々はそのような推測にコメントすることはありません」と述べている。

    トヨタはまだ来季のWEC参戦を明言していないが、フェルナンド・アロンソのLMP1カーでのテストは、6月のル・マン24時間レースにむけての前兆になるかもしれない。

    トヨタは、マクラーレンがフェルンド・アロンソとの新契約がル・マン24時間レースに参戦することが可能であることが判明した際にアロンソと交渉することにオープンだと述べていた。

    トヨタのチームディレクターを務めるロブ・ロイペンは「我々は常にトップドライバーとの交渉に関心を持っているし、パスカル(バセロン、テクニカルディレクターは、F1でのミシュラン時代にフェルナンドと良い関係を築いている」とコメント。

    トヨタは、まだWEC継続をコミットしていないが、Toyota Gazoo Racingの代表を務め、トヨタのモータースポーツの責任者である友山茂樹は、同シリーズに長期的に残ることを強く示唆している。

    東京モーターショーで友山茂樹は「我々は留まることを望んでいます。そして、勝利が唯一の目標です」と語っている。

    フェルナンド・アロンソは、来年1月のデイトナ24時間レースにユナイテッド・オートスポーツから参戦し、スポーツカーデビューを果たすことが決定している。

  • 【WEC】 トヨタ、上海6時間でTS050 HYBRID #8号車が今季4勝目

    【WEC】 トヨタ、上海6時間でTS050 HYBRID #8号車が今季4勝目

    11月5日(日)、上海国際サーキットで行われたFIA世界耐久選手権(WEC) 第8戦 上海6時間レースでトヨタ・TS050 HYBRID #8号車が完勝で今季4勝目を飾った。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンのトリオが駆った#8号車は、スタートから30分ほど経過した時点でポールポジションから飛び出した#7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)を抜き去りトップに立ち、その後は堅調な走りを維持してトップでゴールに飛び込んだ。

    決勝レースの序盤は、ポールポジションから飛び出したロペスの駆る#7号車がリード、3番手グリッドの#8号車ブエミはスタートで出遅れ4位に落ちたが、その後、前を行く2台のライバル勢をかわして13周目にはトヨタの1&2態勢に。しかし30分ほどが経過したところで、トップを走る#7号車がLMP2クラスの車両と接触し3位に転落。代わって#8号車が首位浮上。その後、#7号車もライバルを抜き返し、再びTS050 HYBRIDの1&2態勢となった。

    スタートでは#7号車がソフトタイヤ、#8号車がハードタイヤを選択したが、気温が高く路面温度も高い時間にはハードコンパウンドが合っており、1時間を経過した時点で行われたピットストップでは、#7号車はロペスから小林に代わるタイミングでハードタイヤに替えた。2回目のピットストップで#8号車はブエミからデビッドソンに交替。再び#7号車が#8号車の前に出てレースをリードした。その時点では2台のTS050 HYBRIDはライバルに大きな差を開き、そのうちの1台を周回遅れにする速さを見せた。

    レースが半ばを過ぎると路面温度が急激に下がり、2台のTS050 HYBRIDは揃ってソフトタイヤに交換してレースを続けた。最初のスティントで2台に異なったタイヤを装着して走らせたおかげでソフトタイヤの性格も十分に博しており、終盤に向けてのタイヤチョイスに迷いはなかった。しかし、マーブル(タイヤかす)の多いコースだけに、周回遅れを追い越すときに走行ラインを変えるとそのマーブルを拾い、途端にグリップ不足に陥る。

    ゴールまで1時間を迎えて最後のピットストップ。#8号車は中嶋からブエミに交替し、#7号車はロペスがドライブを続け、トップに立った。ところが、#7号車は直後、GTクラス車両との接触によって、サスペンションにダメージを負い、修理のためのピットインを余儀なくされ、その後レースに復帰したが、#8号車から7周遅れの4位となった。

    ブエミの#8号車は、最後まで力強く走行を続けトップでゴール。2位のライバル#2号車に1周の差を付ける余裕の勝利だった。

    このレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって、マニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得をかけたレースでもあった。2台のTS050 HYBRIDが1&2位に入賞すれば最終戦でライバルとタイトルを争う可能性が残されていた。そして、その可能性はレース終了寸前まで生きていたが、#7号車のアクシデントによってタイトル獲得はならなかった。

    ドライバーズ選手権に関しても、最終戦を待たず2位に入ったライバル#2号車のドライバーが、優勝した#8号車クルーの中嶋/ブエミ/デビッドソンを上回り、タイトルを獲得した。

    2017年のWECもいよいよ残すところ最終戦バーレーン6時間のみ。4年間戦ったライバルとの最後のバトルになるが、TOYOTA GAZOO Racingは最善を尽くして3連勝(今シーズン5勝目)を狙う。レースは11月18日に行われる。

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    決勝: 1位、 195周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:3番手、最速ラップ(1分45秒892)

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    決勝: 4位、 188周、ピットストップ 7回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分46秒033)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    今シーズン4回目の優勝は格別な気分です。この週末を通して、チーム全員が素晴らしい働きをしてくれました。3日間の全セッションでトップタイムを叩き出し、ポールポジションと優勝を獲得しました。ゴール寸前のところで他車との接触によって1&2フィニッシュが実現出来なかったのは残念でした。ポルシェチームのドライバーズ、マニュファクチャラーズ両タイトル獲得にお祝いを申し上げます。今シーズンの残る最終戦を優勝で閉めくくれる様に最後まで頑張ります。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車)
    #7号車にとってはとても残念なレースになってしまいました。我々のTS050 HYBRIDは好調だったのですが、今日は、タイヤの摩耗に少々苦戦しました。それでも充分に勝利を争える位置で、諦めずに戦い続けましたが、最後の接触で4位までポジションを落としてしまったのは悔しいです。最終戦バーレーンでは必ず良い結果が出るようにプッシュを続けます。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車)
    今日のレースはタイヤのマネージメントが大変でした。特に2回目のスティントは苦しかったのですが、全力を尽くしました。残念ながら#7号車は2度のアクシデントで首位の座を明け渡すことになってしまいました。アクシデントがなければチームが1&2フィニッシュを果たして最大ポイントが獲得出来るはずだっただけに悔しい結果です。優勝した#8号車を祝福します。彼らの今日戦いぶりは充分に勝利に値します。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車)
    私の2回目のスティントは、タイヤがとても厳しい状況で、GT車両と接触してしまいました。私のミスなのは確かですが、かわすのは難しい状況でした。ターン13でのアクシデントは、これまでにも様々なレースで何度も経験してきた状況で、その都度、避けてこれました。今回の映像を見直して徹底的に対策し、更に強くなって戻って来ます。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車)
    TS050 HYBRIDを最高に仕上げてくれたスタッフとチームクルーに本当に感謝します。セバスチャンとアンソニーはとても良い走りをしてくれましたが、私自身はコース上の混雑と、コース上に散ったタイヤかすに苦しみました。それにより若干のタイムロスもあったと思いますが、最後まで頑張りました。今日は勝てるだけの速さがあったので、優勝という結果はとても嬉しいです。次の目標は今シーズンの最終戦での5度目の勝利です。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車)
    #8号車には素晴らしい結果になりました。レース終盤までチームメイトの#7号車とフェアなトップ争いを繰り広げ、1&2フィニッシュも見えていましたが、不運なアクシデントでそれは叶いませんでした。シーズン中盤、厳しいレースもありましたが、諦めずに努力を続けてくれたチームのおかげで連勝を飾ることが出来ました。次戦、最終戦のバーレーンでもライバルと争い、5勝目を挙げられることを願っています。今は勝利を喜ぶと共に、ライバルと最後の戦いとなるバーレーンでのバトルが楽しみです。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車)
    富士では私がドライブするチャンスがなかったので、今日は私自身もドライブしてレースを戦い、勝利を祝うことが出来て嬉しいです。TS050 HYBRIDは最高の仕上がりでした。予選では#7号車に比べやや苦戦を強いられましたが、決勝レースでは絶好調になりました。戦略も決まりましたし、クルーの迅速なピット作業にも感謝します。今日の勝利は、チーム全体での勝利です。

    WEC 第8戦 上海6時間 決勝 結果

    順位 No. ドライバー チーム/車種 GAP
    1 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    アンソニー・デビッドソン
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    195Laps
    2 2 ティモ・ベルンハルト
    アール・バンバー
    ブレンドン・ハートレー
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    +1Lap
    3 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ニック・タンディ
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    +1Lap
    4 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    +7Lap
  • 【WEC】 トヨタ、上海6時間で小林可夢偉の7号車がポール獲得!

    【WEC】 トヨタ、上海6時間で小林可夢偉の7号車がポール獲得!

    FIA 世界耐久選手権 (WEC)第8戦・上海6時間レースの公式予選が11月4日(土)に行われ、TS050 HYBRID #7号車がポールポジションを獲得。TOYOTA GAZOO Racingとしては今シーズン4度目のポールポジションとなった。

    午前11時に始まった公式練習3回目は、セッションが開始されるといきなりTS050 HYBRID #7号車の小林可夢偉が1分44秒888のベストタイムを記録、前日からの好調なペースを維持してライバルに差を付けた。

    2番手も#8号車のセバスチャン・ブエミ。#7号車から0秒278遅れの1分45秒166をマークした。

    この公式練習3回目では、途中2度のフルコースイエローが提示された。2度目のフルコースイエローはセッションの残り20分で提示され、途中から赤旗に切り換えられ、セッションはそのまま中止になった。理由はコーナー内側の縁石奥にあるコンクリート路面が剥がれ、破片がコース上に散乱したため。破損個所の修復に時間がかかるとみて主催者はセッションを打ち切った。この時、#8号車のアンソニー・デビッドソンは、新品タイヤでの予選のシミュレーションを行おうとしていたが、早めのセッション終了により走行出来なかった。

    この日は前日より気温が低く、午後2時現在で摂氏16度。午後2時半から始まる公式予選に向け、各チームはギリギリまでタイヤをウォーマーで暖め、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDも、マイク・コンウェイの乗る#7号車、セバスチャン・ブエミの#8号車は、セッション開始まで待ってタイヤを装着してコースインした。

    20分間の公式予選セッションでは、#7号車が見事ポールポジションを獲得。まずコンウェイが1分43秒139のタイムを記録、次に交替した小林可夢偉が1分42秒526のスーパーラップを叩き出して2人のアベレージタイムを1分42秒832とし、TOYOTA GAZOO Racingにとって今季4度目のポールポジションを獲得した。この結果、貴重な選手権ポイント1点を獲得した。

    #8号車のブエミは、1分43秒470とタイムを伸ばすことが出来ず、替わったアンソニー・デビッドソンが1分43秒421とタイムを縮めたが、2人のアベレージタイムは1分43秒445で、グリッド3番手だった。

    決勝レースは明日11月5日(日)の現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートを切る。グリッド最前列と2列目にトヨタとライバルが1台ずつ並び、再び激戦が予想される。TOYOTA GAZOO Racingはここ上海国際サーキットで2012年、2014年と2勝を挙げており、その記録を3勝へと伸ばすべく、今季4勝目を狙う。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第3回目: 1番手 (1分44秒888), 18周
    公式予選: 1番手 (平均1分42秒832)

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第3回目: 2番手 (1分45秒166), 19周
    公式予選: 3番手 (平均1分43秒445)

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車):
    完璧なアタックラップではありませんでしたが、それでもポールポジションを獲得出来たことを喜んでいます。新品タイヤでの走りに違和感があったので、予選では使いませんでした。全体的に見ればTS050 HYBRIDの仕上がりは良いですし、決勝レースへ向け100%の自信を持って臨むことが出来ます。この週末、ここまでとても好調に来ていて、チームも素晴らしい仕事をしてくれています。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    今大会、ここまで全てのセッションでトップにつけられているというのは本当に嬉しいです。私自身のアタックラップは満足行くものでしたが、路面グリップが良かったので、もう少しタイムを縮められるかもと思いましたが、可夢偉が見事その期待に応えてくれました。ポールポジションからスタート出来るのは素晴らしく、ゴールまでそのポジションを守れるように頑張ります。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
    もっと良いタイムを出せたはずでしたので、今日の予選の結果は残念です。アタックラップに入る直前の最終コーナーでハイブリッド・パワーをフルに使うことが出来ませんでした。素晴らしい走りでポールポジションを獲得した#7号車を祝福します。あとは決勝レースで全力を尽くすだけです。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    3番手というポジションは少しがっかりで、もう少し上を狙えるだけのポテンシャルはあったはずです。午前中の公式練習3回目が赤旗中断により短くなってしまったことが響いたかもしれません。昨日の夜にセッティングを大きく変更したため、それに順応するための時間が必要でした。可夢偉がポールポジションを決めたアタックラップは本当に素晴らしいもので、明日の決勝レースへ向けて、我々のTS050 HYBRIDの速さを示してくれました。

  • 【WEC】トヨタ、上海6時間の初日を1&2で順調にスタート

    【WEC】トヨタ、上海6時間の初日を1&2で順調にスタート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第8戦上海6時間レースは初日の公式練習が行われた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、初日1・2番手の結果で好スタートを切った。

    公式練習初日は、TOYOTA GAZOO Racingの小林可夢偉とホセ・マリア・ロペス、マイク・コンウェイが操る#7号車TS050 HYBRIDが1分44秒741のベストタイムを記録、幸先の良いスタートを切った。このタイムは昨年のポールポジション・タイムから僅か0秒279遅いだけ。今年のレースが如何にハイスピードな戦いになるかを予感させるものである。

    #8号車TS050 HYBRIDは中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンがドライブし、この日2番手となるタイム1分45秒131を記録した。#8号車は今年のタイトル獲得の可能性を残しており、レースに向けての様々なセッティングが慎重に進められた。

    公式練習1回目は、オフィシャル間の無線トラブルにより開始が1時間半遅れ、予定の午前11時から午後12時半までずれ込んだ。しかし、走行時間は予定通り1時間半確保され、2回の公式練習走行で合計3時間の練習走行が行われた。練習走行1回目の開始遅れにより両セッション間のインターバル時間が削られたため、チームは短時間での走行データ解析、タイヤの磨耗状況のチェックなどに追われた。

    初日の上海地方の天候は晴れのち曇り。気温は公式練習走行1回目開始時点で23℃だったが、2回目の走行が終了する午後5時には20℃を下回った。しかし、コースは終日ドライたったため、多くの種類のタイヤの評価をするには至らなかったが、上海国際サーキットは特にタイヤに非常に厳しく、チームはタイヤに関しては神経質にならざるを得ない。その上、今年のレギュレーションではタイヤ1セットで2スティントを走破するため、念入りな確認作業が要求される。

    好タイムで公式練習初日を終えた2台のTS050 HYBRIDは、データ解析を通して予選タイムアタックに向けて最適のセッティングを探り、明日11月4日(土)午後2時半からの公式予選に向けて準備を整える。TOYOTA GAZOO Racingは、今年はこれまで3度のポールポジションを獲得しており(シルバーストン、ル・マン、ニュルブルクリンク)、ここ上海で4度の記録に挑戦する。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第1回目: 1番手 (1分47秒182), 35周
    公式練習第2回目: 1番手 (1分44秒741), 39周

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第1回目: 4番手 (1分47秒929), 36周
    公式練習第2回目: 2番手 (1分45秒131), 40周

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車):
    以前に公式練習1日目の両セッションでトップタイムを刻んだのはどのレースだったでしょうか。今日一日、好調に車のセットアップが進み、素晴らしいラップタイムをマーク出来ました。もちろん、まだまだライバルも調子を上げてくるでしょうし、我々も更に高い次元のバランスを見出すべく作業を続けます。今回はとても良いスタートが切れたと思います。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    初日は順調でした。TS050 HYBRIDのセットアップと、タイヤのマッチング作業を続けています。このサーキットは非常にタイヤに厳しいため、タイヤの使い方がとても重要です。今日のデータを解析して更にレベルアップする必要がありますが、全体的に見て今日の結果は非常に勇気付けられるものです。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    TS050 HYBRIDでこのコースを走るのは私にとって初めてなので、まずは走りのリズムを掴むことから始めました。TS050 HYBRIDでのパフォーマンスはとても良かったですが、それを日曜日の決勝結果へと繋げなくてはなりません。そのためにも、明日もトップを維持出来るような努力が必要でしょうし、タイヤの選択と最適セットアップを行わなければなりません。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    今日一日は、タイヤ評価を中心に走行を重ねました。得られたデータを分析し、ベストな調整をしなくてはなりません。我々のTS050 HYBRIDは、個人的にはバランスの面でまだ満足いく感触とは言えないので、予選と決勝レースまでに更にセッティングのレベルを上げなければなりません。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
    公式練習初日を1&2番手で終え、少し安心しました。全体的に見て我々にとっては充実した一日となり、いくつかの改善ができました。しかし明日以降も厳しい戦いになることは分かっており、今週末は良いレースが出来るように期待しています。僅かな差が勝敗を分けることになるので、全てが正しく進むように少しも手を抜くことは出来ません。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    ここ上海で再び走ることが出来てとても嬉しい思いでした。雨の富士の後だけに、ドライコンディションで走れるのも嬉しいですし、皆それを望んでいたと思います。我々のペースはライバルと比べても遜色なかったのは良かったですが、チームメイトの#7号車とは少し差がつきましたので、さらなる向上を続けます。

  • 【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第8戦 上海6時間 プレビュー

    【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第8戦 上海6時間 プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、2017年シーズンも残り2戦となるFIA世界耐久選手権(WEC)第8戦、上海6時間レースに臨む。

    チームは1-2フィニッシュでの今季3勝目という最良の結果で終えた前戦、富士6時間レースの好調な勢いを持って上海へと移動する。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンのTS050 HYBRID #8号車は富士に続く連勝を、そして小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの#7号車は今季初勝利を目指す。

    WECのルーキーであるロペスにとって、WECカレンダーの多くのサーキットが初走行となるが、上海は過去に走行経験を持つコース。FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)チャンピオンであったロペスは、上海でのWTCC戦でこれまで6レースを戦い、うち3勝、それ以外でも2位という素晴らしい成績を残している。

    上海の中心部から40kmほど郊外に位置する上海インターナショナル・サーキットは、長いストレートに加え、序盤の低速ヘアピンや中盤から後半にかけての流れるような高速コーナーまで、バラエティに富んだコースレイアウトを持つ。

    TOYOTA GAZOO Racingは、この上海インターナショナル・サーキットにTS050 HYBRIDのハイ・ダウンフォース空力仕様で臨む。様々な特徴の16のコーナーを持つ上海のコースで、TS050 HYBRIDの性能を最大限に発揮させるべく、金曜日の公式練習走行から車両セットアップ作業に注力する。

    これまでに行われた上海戦で、トヨタは5戦中2勝を挙げている。初のWEC開催となった2012年と、シリーズタイトルを獲得した2014年だ。また、昨年はTS050 HYBRIDが2台揃って表彰台を獲得している。

    ドライバーズ、マニュファクチャラーズの両選手権において、TOYOTA GAZOO Racingは前戦富士で1-2フィニッシュを果たしたことで、数字的には逆転の可能性を残しているものの、マニュファクチャラーズで58.5ポイント、ドライバーズでもブエミと中嶋が首位と39ポイントの差は容易ではない。

    しかし、TOYOTA GAZOO Racingが好結果を挙げて来た上海で、チームの目標は富士に続く連勝であり、上海だけでなく、11月18日に行われるシーズンの最終戦バーレーンでも優勝を目指して総力をあげて戦う。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム 代表
    チーム一丸となって今週末のレースに全力を尽くしたいと思います。今シーズンをもってライバルはLMP1からの撤退を表明しており、この偉大な強豪と戦えるのも残り2レースとなりました。今シーズンはこれまで、我々が3勝、ライバルが4勝で、チャンピオン争いは我々にとって厳しい状況ですが、1勝でも多く勝つことを目標にし、最後まで諦めずに戦いたいと思います。WECファンの皆様に上海での手に汗握るレースをご覧頂けることを期待しています。

    小林可夢偉(TS050 HYBRID #7号車)
    上海は得意なコースですし、昨年もトラブルがなければ勝てたはずでした。我々は2度のパンクに見舞われ、それでも2位でフィニッシュしました。もし今年も同じレベルでの走りが出来れば、勝利を争えるはずです。上海はとてもトリッキーなコースで、正確なドライビングが要求されますが、走るのは楽しいです。エキサイティングなレースになると思いますし、再び表彰台に上ることを目指します。

    マイク・コンウェイ(TS050 HYBRID #7号車)
    上海は好きなコースなので、ここでのレースは楽しみです。コースレイアウトは車両やタイヤの状況に大きく影響されるので、車両のセッティングが上手く仕上がることを願っていますし、それこそが公式練習での我々の目標です。2017年シーズンも残り2戦となってしまいました。残されたレースを全力で戦います。

    ホセ・マリア・ロペス(TS050 HYBRID #7号車)
    もちろん上海でのレースを本当に楽しみにしていますが、雨の富士での戦いのあとなので、好天に恵まれて、ドライコンディションで走れれば最高です。私自身はWTCCで3度上海戦を制しており、コースはとても良く知っているので、いつもよりも早くコースに馴染めると思いますし、準備も出来るでしょう。再び勝利を争うべく全力を尽くします。

    中嶋一貴(TS050 HYBRID #8号車)
    富士での1-2フィニッシュという結果を得て、チーム全員が前向きな気分で、再び勝利を争う決意で中国に臨みます。我々は毎年上海では強さを見せていますし、今年も良いレースが出来ると思っています。ライバルとの戦いは常に厳しいものですが、チーム一丸となって、シーズン終了までに更なる勝利を重ねるべく意気に燃えています。

    セバスチャン・ブエミ(TS050 HYBRID #8号車)
    上海のコースは大好きですし、ホームレースである富士での勝利の後ということもあって、2連勝へ向け士気は高まっています。私自身2014年の勝利という良い記憶もありますし、今年もどのようなレースが出来るかを考えると、とても楽しみです。コースは様々な特徴のコーナーの組み合わせで素晴らしいレイアウトですし、我々のTS050 HYBRIDに適していると思っているので、自信を持って臨みます。

    アンソニー・デビッドソン(TS050 HYBRID #8号車)
    上海インターナショナル・サーキットのレースを楽しみにしています。チャレンジングな難しいコーナーが続くので、レベルの高い車両セッティングが非常に重要です。富士でのレースが雨に祟られただけに、上海はドライコンディションでのレースになることを望んでいますが、いずれにせよ、ライバルとまた戦えることを嬉しく思っています。

    TOYOTA GAZOO Racingの上海6時間における戦績
    2012年 #7号車予選1番手、決勝1位
    2013年 #7号車予選1番手、決勝2位 #8号車予選3番手、決勝リタイア
    2014年 #7号車予選4番手、決勝2位 #8号車予選2番手、決勝1位
    2015年 #1号車予選5番手、決勝6位 #2号車予選6番手、決勝5位
    2016年 #5号車予選2番手、決勝3位 #6号車予選4番手、決勝2位

  • 【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 最終日レポート

    【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 最終日レポート

    10月29日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技4日目、最終日となるデイ4がイギリスのウェールズ北部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合9位でフィニッシュ。ウェールズの滑りやすく難しいグラベルロードで、チームは将来に向けて多くの学びを得た。

    ラリー・グレートブリテンの最終日デイ4は、サービスパークの西南エリアで5本計41.17kmのSSが行なわれた。そのうち2本のSSはそれぞれ2回使われたが、2回目の走行時はグラベル(未舗装路)が泥で非常に滑りやすくなり、タイヤのグリップを得にくいコンディションだった。しかし、昨晩のサービスでセッティング変更を行った結果、ヤリスWRCのハンドリングは好転。ラトバラはSS19でベストタイムを、ボーナスポイントがかかるパワーステージに指定された最終のSS21では3番手タイムを記録し、ポジティブな形でラリーを締めくくった。また、ラッピは4日間を通して辛抱強く走りながらドライビングを改善し、総合9位に入り価値ある1ポイントを獲得。困難なラリーを戦い抜き、チームは貴重な経験を得た。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は11月16日から19日にかけて、オーストラリア東部で開催される第13戦「ラリー・オーストラリア」。2017年のシーズン最終戦に、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ラッピのヤリスWRC 2台体制で臨む。ラリーはオーストラリア東部コフスハーバーのサービスパークを中心に行われ、SSの数は全部で21本、計318.33km。森林地帯や牧草地など、種々様々なグラベルコースが戦いの舞台となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今回の自分たちのパフォーマンスに満足しているわけではありませんが、ポジティブな面もありました。何が正しくなくて、どのように改善すべきかを理解できたからです。我々のクルマはラリー・フィンランドのようなハイグリップなコンディションでは速く、大きな進化を確認できました。そしてラリー・スペインで少し変更を施したところ、正しくない方向に進んでしまいました。そして今回、ラリー前のテストで使った路面は、実際にラリーで走ったSSよりもグリップ力が高く、それが問題でした。今回の経験を活かし、次回は少し異なるセッティングで臨みたいと思います。我々のドライバーは良い仕事をしたと思いますが、特に今回が今年最後のラリーとなったユホについて述べたいと思います。非常に小さなミスが良くない結果に繋がり、彼の戦いは昨日終わってしまいました。それまで良いタイムを記録していたので、とても残念に思います。しかし、これがモータースポーツなのです。ユホは、我々の開発およびテストで重要な役割を果たしてくれました。今シーズン、我々がここまで来ることができたのは彼のお陰です。チーム全員、ユホにとても感謝しています。また、年間タイトルを決めたセバスチャン・オジエと、Mスポーツに祝意を表したいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    最後のパワーステージでは、あれ以上は無理と言えるくらい攻めました。本当に自分のすべてを出しきったと思います。今回は完璧とはいえないラリーでしたが、それでもポイントを獲得し、何を改善すべきか理解できました。そして、これまで自分が乗ってきたラリーカーの中で、ヤリスWRCこそが最高のクルマであるという考えに、変わりはありません。テストと実際のコースではコンディションが異なり、それが今回苦戦した理由のひとつです。今日のようなツルツルの路面ではクルマの向きを変えることが難しく、フラストレーションが溜まりました。それでも、コースサイドには多くの観客の姿があり、ラリーを楽しむことができました。ラリー・グレートブリテンはいつも1年で最も難しいイベントのひとつですが、ラリー・フィンランド以降のイベントでは私にとって2番目のホームラリーと思える1戦です。いつもこのラリーを楽しんでいます。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    私にとって今回のラリーの最優先課題は最後まで走りきることでした。そして、このような難しいコンディションのコースで多くの経験を積むため、集中力を高めてラリーに臨みました。今日は各SSを1回目に走行した時は良い走りができ、タイムも悪くありませんでした。しかし2回目に走った時は路面の状態が変わって非常に滑りやすく、なかなかグリップを得ることができず苦労しました。結果は我々が望んだものではありませんでしたが、なかなか得難い経験をしたと思いますし、今回学んだ多くのことは必ずや将来役に立つでしょう。私もチームも、常に学んでいるのです。

    ラリー・グレートブリテン デイ4の結果
    1 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) 2h57m00.6s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +37.3s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +45.2s
    4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +49.8s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +50.3s
    6 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m02.3s
    7 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m20.5s
    8 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m16.3s
    9 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +2m46.5s
    10 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3m50.5s
    R ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC)

    2017 FIA世界ラリー選手権 第12戦終了後のドライバーズランキング
    1 セバスチャン・オジエ 215
    2 ティエリー・ヌービル 183
    3 オット・タナック 169
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ 136
    5 エルフィン・エバンス 118
    6 ダニ・ソルド 95
    7 ユホ・ハンニネン 71
    8 クリス・ミーク 70
    9 クレイグ・ブリーン 64
    10 ヘイデン・パッドン 59
    12 エサペッカ・ラッピ 51

    2017 FIA世界ラリー選手権 第12戦終了後のマニュファクチャラーズランキング
    1 Mスポーツワールドラリーチーム 398
    2 ヒュンダイ・モータースポーツ 305
    3 TOYOTA GAZOO Racing WRT 241
    4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム 210

  • 【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 3日目レポート

    10月28日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技3日目となるデイ3が、イギリスのウェールズ中部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合9位と、前日よりも順位を上げた。しかし、前日10位のユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)は、SS14でリタイアとなった。

    ラリー・グレートブリテンのデイ3は、前日よりもやや北側のエリアが戦いの舞台となった。SS8からSS13にかけての6本のグラベルSSはウェールズ中部の森林および丘陵地帯で行なわれ、その後イングランドのチャムレー・キャッスルでターマックのSS14を走行。1度ディーサイドのサービスパークに戻って整備作業を行ない、その後ウェールズの暗闇の中で2本のグラベルSSを走行するという、長く、苛酷な1日だった。グラベルSSは全体的に滑りやすく難しいコンディションとなったが、ラトバラは徐々にペースを上げていき、夜間のSS15では霧の中ベストタイムを記録。前日よりも順位をひとつ上げることに成功した。また、ラッピも難しいコンディションのコースで我慢の走りを続け、ポジションアップを果たした。ハンニネンはSS11でセカンドベストタイムを記録し、SS13終了時点では総合10位につけていた。しかしSS14でクルマが藁のバリアに当たり、サスペンションにダメージを受けリタイアを余儀なくされた。

    競技4日目、ラリー最終日となる10月29日(日)のデイ4は、ウェールズ北部で5本のSSが行われる。そのうち、SS18の再走となる最終ステージのSS21は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。5本のSSの合計距離は41.17km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は245.48kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    セッティングを変更した結果、クルマのパフォーマンスは上がったと思います。ラリー前のテストをとても暖かいコンディションで実施したのですが、どうやらそれが間違いのもとだったようで、寒かった昨日は日中のサービスがなく、作業を実施できたのは夜だけでした。また、今日もかなり長い距離を走ってからのサービスだったため、なかなか変更を加えることができませんでした。しかし、ようやく改善を施せるようになり、すべて良い方向に向かっていると思います。夜間のSSの1本目では、霧が出ていたにも関わらずヤリ-マティは素晴らしい走りをしました。明日は表彰台争いも十分に可能でしょう。また、エサペッカも現在はクルマに良いフィーリングを持っているようです。今回が我々のチームでの最後のラリーとなるユホは、残念な結果となってしまいました。小さなミスが悪い結果につながってしまうのは、良くあることです。きっと彼は悔しい気持ちでしょうが、私は彼の今シーズンの多大なる貢献に心から感謝しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    クルマは今日最初のステージから、少しずつ良くなり、トラクションは昨日よりもかなり改善されました。依然としてアンダーステアには悩まされましたが、1日を通してダンパー調整を続けたところフィーリングはどんどんと良くなり、それにつれてSSのタイムも上がって行きました。そして、霧に包まれた夜間のSSでは、納得できる走りができました。時にコンディションが難しくとも、攻めなければなりません。クルマのフィーリングとグリップはとても良いので、明日が楽しみです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    今朝は、昨日よりも状況が良くなりました。走行中クルマの前後に付着する泥による重量バランスの変化を考えてセッティングを変えたところ、うまくいきました。リアが泥の重みでそれほど下がらなかったことから、フロントのトラクションをしっかりと得ることができていたと思います。残念ながらチャムレー・キャッスルのSSでブレーキのタイミングが遅れ、藁のバリアに当たってしまいました。その結果フロントのダンパーが破損し、走行不能となりました。さらに、シャシーにもダメージを受けていたため、明日は再出走することができなくなり、とても残念です。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    今日は出走順が3番手とはやく、路面が良い状態で走ることができたこともあり、昨日よりも良い1日になりました。昨晩サービスでセッティングを大きく変えたところ、クルマは良いフィーリングになってきました。いまだ十分に自信がもてるとはいえない状況ですが、それでも昨日よりも走りを楽しめるようになりました。夜のステージを前にサービスでさらに変更を加えたところ、それ以前のSSよりもグリップが良くなったように感じられ、クルマは良い方向に向かっていると思います。

    ラリー・グレートブリテン デイ3の結果
    1 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) 2h32m39.2s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +53.1s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +53.6s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +57.7s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m03.6s
    6 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m06.1s
    7 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m27.6s
    8 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m04.0s
    9 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +2m41.0s
    10 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3m35.8s
    R ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第12戦 ラリー・グレートブリテン 2日目レポート

    10月27日(金)、2017年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技2日目となるデイ2が、イギリスのウェールズ中部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)が総合10位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合11位となり、ヤリスWRCは全車がデイ2を走破した。

    森林および丘陵地帯を舞台とする本格的なグラベル(未舗装路)ステージの初日となったデイ2は、ディーサイドのサービスパークから南に遠く離れたウェールズ中部で3本の伝統的なSSを各2回走行。このラリーでの実戦経験が少ないハンニネンとラッピは、夜間に降った雨で非常に滑りやすくなった難コースに苦戦を強いられた。特に森の中のコースは路面のグリップレベルが刻々と変わり、どれくらい滑るのか予想をすることが難しい。加えて、デイ2は日中のサービスが設定されず、タイヤ・フィッティングゾーンでのタイヤ交換のみで1日を走りきらなければならなかった。しかし彼らは大きなミスをすることなく6本計119.32kmのSSを走行し、明日のデイ3に駒を進めることに成功した。また、過去に2回優勝経験があるラトバラは、やはり滑りやすく困難な路面に苦労しながらも経験に裏打ちされた安定感のある走りを続け、総合5位でデイ2を終えた。1日の走行が終了した後、チームはドライバーと改善策を話しあい、デイ3でのポジションアップを実現するためクルマにセッティング変更を施した。

    競技3日目となる10月28日(土)のデイ3は、ウェールズ中部を中心に9本のSSが行われる。そのうち、SS14は今大会で唯一イングランドを舞台とするSSであり、チャムレー・キャッスルの周辺で1.80kmのショートSSが実施される。また、1日の最後の2本のSSは暗闇の中での走行となり、最初のクルマがディーサイドのサービスパークに戻るのは午後10時過ぎ。全9本のSSの合計距離は142.38km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は676.62kmと、4日間でもっとも長い距離を走る1日となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    とても困難な1日となりました。天気は良かったのですが、路面は泥状となり非常に滑りやすく、すべてのドライバーが少なからず影響を受けたと思います。我々のパフォーマンスは期待していたレベルには届かず、なぜそうなったのかを理解しなければなりません。それでもヤリ-マティは、まだ好成績を狙える位置につけています。明日、全ドライバーがスピードを上げられるように、サービスで対策を施すつもりです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    今日の路面コンディションは誰にとっても難しかったと思います。夜中に大雨が降りその後路面は乾き始めましたが、内側からの水蒸気によって、より一層滑りやすいコンディションとなってしまいました。午前中はアンダーステアに悩まされ、自信を持って攻めることができませんでした。しかしリグループでセッティングを少し変えたところ、依然としてトラクション不足は感じますがクルマはかなり良くなりました。5位という現在の順位は決して悪くはありませんが、明日に向けて状況をさらに改善できると期待しています。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    とても難しい1日でした。路面コンディションはトリッキーになるだろうと予想し、今朝は一体どれくらいグリップが得られるのか予測しながら走りましたが、コーナーごとにグリップレベルが変わりリズムをとるのは至難の業でした。午後は決して悪いドライビングではなかったと思いますが、それでもタイムは良くありませんでした。明日、自信を持って走るためにはどのようにセットアップを変えたら良いのか、慎重に考えて対策を施すつもりです。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    グリップ不足の状態で走り続け、まったく満足できない1日でした。今朝は自信を持って走ることができませんでしたが、良いペースで走れなければ自信も得られません。今日最後のステージでは全力でアタックしたのですが、それでも良いタイムが出なかったということは、きっとセットアップに何か間違いがあるのでしょう。今後に向けての改善課題と捉え、グリップを高めるためにサービスで変更を施したいと思います。

    ラリー・グレートブリテン デイ2の結果
    1 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) 1h09m20.9s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +24.6s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +26.8s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +37.1s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +41.9s
    6 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +42.0s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +52.0s
    8 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m13.9s
    9 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m22.9s
    10 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +1m43.5s
    11 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m50.0s