カテゴリー: トヨタ

  • 【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソのルーキーテスト参加を発表

    【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソのルーキーテスト参加を発表

    トヨタは、フェルナンド・アロンソが11月19日(日)にバーレーンで開催されるFIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタ・TS050 HYBRIDを走らせることを発表した。

    2017年のバーレーン6時間レース終了後にトヨタはプレスリリースを発表。19日に開催される1日のセッションでフェルナンド・アロンソがトヨタ・TS050 HYBRIDを走らせることを正式発表した。

    フェルナンド・アロンソは、すでにバーレーン・インターナショナル・サーキットにおり、WEC 最終戦バーレーン6時間レースの決勝日にグリッドを訪問していた。

    トヨタは「フェルナンド・アロンソは、ル・マン24時間レースおよび耐久レースに興味を持っており、WECのトップカテゴリーであるLMP1クラスのために開発された最新鋭のハイブリッドLMP1カーを走らせることを強く望んでいた」とコメント。

    「バーレーン・ルーキーテストは、そのための完璧な機会である、 TOYOTA GAZOO Racingはフェルナンド・アロンソの耐久レースへのポジティブな意識を高めるための活動として、1000hpのTS050ハイブリッドを走らせることを光栄に思っている」

    また、トヨタはテストの準備のために、フェルナンド・アロンソは11月7日(火)にドイツ・ケルンの TOYOTA GAZOO Racingの施設を訪れて、シート合わせとシミュレーションセッションを行っていたことを明らかにした。

    フェルナンド・アロンソは、今年LMP2クラスで印象的なデビューを果たしたフランス人のトーマス・ローラン(19歳)とともにテストに参加。トヨタは2台のTS050ハイブリッドを走らせる。

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム 代表)
    「フェルナンドが我々のクルマをテストすることにとても興奮しています。彼がケルンで我々を訪問したとき、彼に会った誰もが、我々のスポーツに対する彼の熱意を情熱を感じることができました。彼は真のレーサーです。我々は様々な形態のモータースポーツへの彼の関心を心から尊重しており、ハイブリッドLMP1カーwドライブするこのチャンスを彼に提供できることを嬉しく思っています。TS050ハイブリッドについての彼のフィードバックを聞くのは興味深いでしょう」

    フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。 そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、トヨタからル・マン24時間レースに挑戦することになると報じられている。また、一部報道では、F1と日程が重ならない他のWECラウンドへの参戦も噂されている。

    フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

  • 【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦 第9戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦 第9戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦 バーレーン6時間レースが11月18日(土)にバーレーン国際サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #8号車が富士、上海に続く3連勝、今季最多となる5勝目を挙げて2017年のシーズンを締め括った。

    レースは4台のLMP1-Hマシンによる僅差の激しい競り合いで幕を開けた。しかし、スタートから15分ほど経った頃、ライバルの#2号車がトラブルで遅れ、それを機に#8号車がライバルの#1号車とトップ争いを展開した。#7号車は2台のその背後で隙を狙う。

    スタートから30分が経過した頃、セバスチャン・ブエミのドライブする#8号車がライバルの#1号車をかわしてトップに立ち、マイク・コンウェイの#7号車も同様にライバルを抜いて2位の座を奪った。1回目のピットストップで#7号車はコンウェイからホセ・マリア・ロペスに交替したが、#8号車はブエミがそのままドライブ。ライバルとのリードを広げていった。

    2台のTS050 HYBRIDは異なるタイヤ選定を行い、#8号車がミディアム、#7号車がソフト・コンパウンドのタイヤを使用。タイヤはミディアムが適しており、#8号車がタイヤ交換なしで2スティント走破しても、ほとんどタイムの低下はなかった。一方の#7号車は予想以上にタイヤの摩耗が大きく苦しいレースになった。

    レースが半分に差し掛かる午後7時(現地時間)、小林可夢偉のドライブする#7号車とGTクラス車両が接触。このアクシデントで#7号車は、タイヤパンクと右リヤカウル破損のダメージを負った。6分にわたるピットでの修復作業により2周遅れでレースに復帰するも、車両バランスが崩れてそれまでの性能を発揮することは出来ず、#7号車は4位キープに切り換えた。

    4時間が迫る頃、トップをライバル#1号車に譲っていた#8号車のアンソニー・デビッドソンが烈しくプッシュするとライバルの#1号車はGTクラス車両との接触によって後退、#8号車が再びトップに立った。デビッドソンは、素晴らしく速いペースで2位との差を1分以上に広げた。

    レースが終盤、残り1時間に突入する頃、#8号車は2位に1周の差をつけており、デビッドソンからブエミに余裕のドライバー交替。そのままチェッカーフラッグを受けた。TOYOTA GAZOO Racingにとっては今季最多となる5勝目、2012年からのWEC参戦48戦で16回目の優勝だった。#7号車は最後のピットストップで小林からコンウェイに交替したが、レース中盤のGTクラス車両との接触でドライブスルーのペナルティを受け、トップから3周遅れの4位でレースを終えた。

    偉大なライバル、ポルシェとの4年間にわたる激戦を終え、最後のレースを勝利で飾ったTOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン24時間レース優勝、世界タイトル獲得という課題を残しつつも、シーズン終盤3戦は完全にライバルを圧倒する力を発揮し、今シーズンを締めくくった。

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    決勝: 1位、 199周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分42秒997)

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    決勝: 4位、 196周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(1分43秒299)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    シーズン最終戦を勝利で飾ることが出来、感無量です。このレースのために努力を続けてきたチームを誇りに思います。シーズン終了に際し、WECを共に戦って来た全てのチームと関係者、そして応援を頂いたファンの皆様に対し感謝を申し上げます。また、我々の偉大なライバルであり続けたポルシェチームに対しても心から感謝の意を述べさせて頂きます。彼らとのこの4年間の戦いは、私自身にとってもとても充実したものであり、ファンの皆様にも楽しんでご覧頂けたものと思います。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車)
    GTクラス車両と接触してしまったのは残念です。私自身はその車両を完全に追い抜いたと判断したのですが、接触によるドライブスルーペナルティを科されてしまったことは、私に非があったと言うことです。彼らにはレース後に謝罪させて頂きました。レース中は常に接触を避けるように注意しているのですが、そこまで良いレースが戦えていただけに残念です。出来れば良い結果でシーズンを締め括りたかったです。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車)
    決勝レースの序盤は上手く行き、ライバルとの好バトルの末に2位に上がりました。#8号車とテール・トゥー・ノーズの接戦を繰り広げ、戦略の違いで順位が入れ替わる状態でした。しかし、GTクラス車両との不運なアクシデントにより、上位争いからは脱落してしまいました。チームは素晴らしい仕事で迅速にTS050HYBRIDを修復してコースに戻してくれました。1-2フィニッシュを達成出来なかったのは残念ですが、#8号車が勝利したのはチームにとって良い結果でした。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車)
    チームが今季5勝目を挙げられたのは良かったです。我々の#7号車はこのレースウィークを通して全力で戦い続け、今日の決勝レースでも良い走りが出来ました。私自身のスティントについては満足しています。ロスを最小限にしながら、1セットのタイヤで2スティントを走行するのは簡単ではありませんでした。(小林)可夢偉のアクシデントは残念です。彼の気分はとても良く分かりますが、耐久レースでは起こりうることです。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車)
    シーズン最終戦を勝利で終えられたのは格別です。我々のTS050 HYBRIDは本当に速く、クルーも勝利に値する素晴らしい仕事で支えてくれました。シーズン終盤、安定した速さを見せられたのは良かったです。1シーズン5勝と、終盤の3連勝は本当に素晴らしいです。優勝出来るクルマに仕上げてくれたチームに感謝します。本当に嬉しいです。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車)
    今季5勝目を挙げることが出来て信じられない気分です。我々にとってもシーズン5勝は初めてのことですし、チームがどれだけ素晴らしいTS050 HYBRIDを作ってくれたかということの証明です。この瞬間を存分にかみしめたいと思っていますが、その一方で、ライバルが居なくなってしまうのはとても寂しいことです。とはいえ、厳しい努力が報われたこの勝利の瞬間を今は心ゆくまで味わいたいと思っています。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車)
    素晴らしいレースでした。3人のドライバー、そしてエンジニアやピットクルー全員が勝利に値する働きをしました。チームの全員がこの週末も完璧でした。タイヤの選択も走り始めから正しく、チームの判断に本当に感謝しています。また、偉大なライバルの存在にも感謝します。彼らのお陰で我々自身も更なる高みにレベルアップ出来ました。彼らと戦えたことは大きな喜びでした。

    豊田章男 トヨタ自動車社長

    世界耐久選手権WECでのTOYOTA GAZOO Racingの戦いを応援してくださった皆様ありがとうございました。現地に行き、チームに寄り添いながら共に戦った6月のル・マンでは私も本当に悔しい想いをしました。そして、ファンの皆様にも、とても悔しい想いをさせてしまったと思います。その後も苦しい戦いが続き、その中でポルシェの撤退の知らせも聞きました。昨年のル・マンを経て、ポルシェは我々のことをライバルと認めてくださいました。そのライバルとの戦いを通じて、我々は、より速く、より強く走るための技術力を高めていくことが出来ていたのだと思います。ポルシェとの戦いに向けて、私も含めたチームメンバー皆が心に持っていた想いは、もちろん「負けたくない」の一心でしたがその奥底には、ライバルに向けた「尊敬」と「感謝」の想いも持ち合わせていました。ポルシェと残り3戦となった富士戦以降、改めて思ったのは、ポルシェに、「もう一度トヨタと戦いたい」と思ってもらえるレースをしたいということでした。その為にも、富士、上海、そしてバーレーンは、必ず勝つという気持ちで臨み今回、それを達成することができました。シーズンチャンピオンは、前戦の上海でポルシェに決まりました。ポルシェの皆さま、改めて、おめでとうございます。しかし、もし、この最後の戦いを経て「もう一度、どこかで、トヨタと戦いたい」と思っていただけたなら、我々は、悔しい中にも、少し誇らしい気持ちで今シーズンを終わることができます。ポルシェの皆さま、ぜひ、いつの日か、どこかの道で、お互いの「もっといいクルマ」のために、また競い合わせていただければと思います。その日に向けて、TOYOTA GAZOO Racingは、引き続き、クルマづくりを続けてまいります。TOYOTA GAZOO Racingのドライバー、エンジニア、メカニック、そしてパートナーの皆さん…このレースに携わる全ての関係者の皆さんで、これからも一緒にがんばりましょう! 最後に、今シーズンもTOYOTA GAZOO Racingを応援してくださったファンの皆さま、あらためて感謝いたします。皆さまからいただく大きなパワーは、我々の活動に欠かせません。自動車の未来のために、そしてお客様の笑顔のために、これからも挑戦と努力を重ねてまいります。引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア 2日目レポート

    11月18日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアの競技2日目となるデイ2が、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#11号車)が総合9位に、それぞれ順位を上げた。

    ラリー・オーストラリアのデイ2は、サービスパークが置かれるコフスハーバーの南側エリアを中心に8本計140.27kmのSSが予定されていたが、SS14が橋の損傷によりキャンセルとなり、3本のスーパーSSを含む計7本のSSが行なわれた。デイ2のグラベル(未舗装路)ステージは、夜中や早朝に降った雨で一部が濡れていたが、日が高くなるにつれてドライなセクションが増えていった。しかし日中何度かにわか雨が降り、ドライとウェットが入り混じる複雑なロードコンディションとなった。デイ1の午後から良い流れに乗ったラトバラは、デイ2最初のSS9で2番手タイムを記録し総合3位に浮上。更にSS10ではベストタイムを刻み総合2位にポジションを上げた。その後も好調な走りを維持し2位で1日を終えた。一方、WRカーでのラリー・オーストラリア出場は今回が初めてとなるラッピは、不利な1番手スタートだったにも関わらず安定した走りを続け、デイ1よりもふたつ順位を上げることに成功した。

    競技3日目、ラリー最終日となる11月19日(日)のデイ3は、コフスハーバーのサービスパークを中心に5本のSSが行われる。そのうち、SS21「ウェディングベル16 II」は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。5本のSSの合計距離は64.64km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は207.11kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    路面の状態が安定しない難しいコンディションで、我々のクルマは2台とも高い信頼性を示し、選手たちもミスする事なく1日を走りきりました。また、我々のウェザークルーの気象情報も的確だったと思います。多くのチームが問題を抱える中で我々は1日を通して良い戦いを続けることができたので、とても満足しています。今日、エサペッカは最初にSSを走行することになり、とても大変だったと思います。デイ2では同じコースを2回走行する機会が少なく、エサペッカは滑りやすいルーズグラベルを常に「掃除」しながら走りました。簡単ではなかったでしょうが、彼にとっては良い学びの機会となり、ポイント獲得も可能な位置につけています。2位に順位を上げたヤリ-マティは、素晴らしい仕事をしました。すべてが上手く行けば明日は表彰台に上る事ができるでしょうし、状況次第では最高の結果を得ることも不可能ではないと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    今朝は所々道が湿っており、場所によっては濡れていたのでソフトタイヤは正しい選択だったと思います。午後はドライになりましたが、サービスを出る直前に、にわか雨が降るという情報を得ました。本来は、すべてハードタイヤでいくつもりでしたが、その情報を鑑みてソフトタイヤを2本盛り込みました。実際、情報は完全に正しくロングステージの最初と終わりでは路面が湿っており、ソフトタイヤが上手く機能しました。ただし、自信を持っていたSS14が橋のダメージによりキャンセルとなってしまったのは少々残念です。クルマのバランスについては完全だったとは言えませんが、それでも良い1日でしたので、明日が楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #11号車)
    今日は出走順が1番だったため、とても難しい1日でした。グリップレベルが目まぐるしく変わるため、一体どれくらいグリップするのか見極めるのがとても難しく感じられました。また、今日はタイヤ選択が重要な意味を持つ1日でしたが、自分たちは多くの路面を適切ではないタイヤで走りました。ただしそれには理由があり、ソフトタイヤの残り本数が少なく、新しいソフトタイヤを明日のパワーステージに残しておきたかったからです。つまり戦略的な決断であり、それに加えてこのようなコンディションでの経験を可能な限り多く積むという、学習的な意味合いもあったのです。

    ラリー・オーストラリア デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 2h05m11.6s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +20.1s
    3 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +40.6s
    4 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m05.2s
    5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m21.1s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m48.2s
    7 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 WRC) +3m00.2s
    8 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m25.3s
    9 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +4m20.3s
    10 ネイサン・クイン/ベン・サーシー (ミツビシ ランサーエボリューションIX)+17m35.2s

  • 【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

    【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

    D

    11月17日(金)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは2、4番手グリッドを確保。明日の決勝レースでシーズンを締め括る今季5勝目を目指す。

    バーレーン6時間の2日目は、現地時間午前11時20分からの1時間にわたる公式練習第3回目に続き、同午後5時30分にLMP1とLMP2クラスの公式予選が行われた。

    午後5時を過ぎたバーレーン国際サーキットはすっかり闇に包まれ、1周5.412kmのコースを取り囲む照明が周囲を煌々と照らしだした。日が落ちて低下した気温は26度、路面温度30度というコンディションで公式予選が開始された。

    TOYOTA GAZOO Racingは、公式練習初日の好調を維持したまま公式予選に臨み、今シーズン5度目のポールポジションを狙った。セッションが始まってすぐに最速タイムをマークしたのは#7号車のマイク・コンウェイ。コンウェイからステアリングを受け取ったホセ・マリア・ロペスも好タイムを刻んだが、セッション終了間際にタイムを更新したライバル#1号車に逆転され、惜しくもポールポジションを逃すこととなった。#7号車の平均タイムはポールポジションから0秒263遅れの1分39秒646で、2番手で最前列に並ぶこととなった。

    #8号車は最初に走った中嶋一貴がコース上の混雑に阻まれタイムを伸ばせず、チームは作戦を変更。ポールポジションが困難と判断した時点で臨機応変に決勝レースに向けてタイヤを温存する作戦を取り、中嶋からステアリングを引き継いだアンソニー・デビッドソンは、新品タイヤに交換することなくアタックに入った。#8号車の平均タイムは1分40秒774でグリッドは4番手となった。

    今年のLMP1-Hクラスは優勝争いと同時にポールポジション争いも熾烈で、第8戦上海6時間が終了した時点でトヨタとライバルは共に4回ずつのポールポジションを獲得。最終戦では5度目のポールポジションを狙ったTOYOTA GAZOO Racingだったが、残念ながらその希望は叶えられなかったものの、気持ちを切り替えて明日の決勝に臨む。

    決勝レースは通常のレースと異なり土曜日に行われる。18日(土)のスタートは現地時間午後4時(日本時間午後10時)、ゴールは同午後10時(同翌19日午前4時)。現在、予選のグリッド争い同様に決勝レースもトヨタとライバルは4勝ずつを分け合っており、トヨタは最多優勝回数を狙い、バーレーン6時間に臨む。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第3回目: 4番手 (1分43秒902), 24周
    公式予選: 2番手 (平均1分39秒646)

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第3回目: 3番手 (1分43秒734), 25周
    公式予選: 4番手 (平均1分40秒774)

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    私の予選アタックは、クリアラップを取るためにアウトラップでスローダウンをしたために、初めから十分にタイヤを暖めきれず、第1セクターは完璧に攻めることが出来ませんでした。残りのセクターはしっかり走れたのでポールポジションを期待したものの、ライバルは3セット目の新品タイヤを投入して再度アタックしたために逆転を許してしまいましたが、決勝を重視する我々はそこまでのリスクを負いませんでした。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    このコースをLMP1カーで走ったのが初めてということを考えれば、マイク(コンウェイ)から僅かコンマ2秒差のラップタイムを刻むことが出来たのは、満足行く結果と考えます。これまで何度もポールポジションからスタートを切りながらも、最大の目標である勝利を達成出来ませんでした。それだけに、2番手からのスタートとなる今度こそはチャンスがあると気持ちを切り替えます。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    私自身の予選アタックはコース上の混雑に阻まれ厳しいものとなってしまいました。決勝レースを優先して、予選は1セットしかタイヤを使わなかった決断が明日の決勝で良い方向に応えてくれることを願っています。全体的にはTS050 HYBRIDの仕上がりに満足しています。予選はそれほど大きな比重ではないと割り切り、必ず良いチャンスがあると信じて決勝に臨みます。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    使用出来るタイヤの本数制限(予選から決勝で4セット使用可能)があるため、我々は2人で同じタイヤを使うことを決めたので、(中嶋)一貴の後を走った私の予選アタックラップは大きな挑戦でした。出来る限りのベストを尽くしましたが、結果を見る限り満足とは言えません。予選は期待通りにはなりませんでしたが、決勝レースこそが重要です。我々はこれまで2列目スタートでも勝つことが出来るということを証明しているので自信はあります。

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア 1日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア 1日目レポート

    11月17日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアの競技初日となるデイ1が、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#11号車)が総合11位につけた。

    ラリー・オーストラリアのデイ1は、サービスパークが置かれるコフスハーバーの北側エリアが戦いの主舞台となった。森林地帯の3本のステージを各2回走り、1日の終わりにはコフスハーバーの沿岸部で短距離のスーパーSSを2回走行。全8本のSSの合計距離は113.42kmだった。ラトバラはSS1でインターコム(ヘルメット内の通信装置)にトラブルが発生し、コ・ドライバーとの通話ができなくなった。しかしSS1終了後インターコムのケーブルを予備のパーツに交換したことで問題は解消。ただし、SS1で負ったボディワークのダメージは日中のサービスまで修理することができず、タイムロスを余儀なくされた。しかし、ひとたびサービスで修理がなされるとラトバラはスピードアップを果たし、午後のステージでは総合4位に順位を上げ、表彰台を狙える位置で1日を終えた。一方、ラッピは午前中のSSでパワーステアリングに問題が生じ大幅にタイムを失ったが、日中のサービスでメカニックの手により問題は解決。午後のSSでは5番手タイムを2回記録するなど、本来の速さを取り戻してデイ1を締めくくった。

    競技2日目となる11月18日(土)のデイ2は、コフスハーバーのサービスパークを中心に8本のSSが行われる。そのうち、SS9「ナンブッカ17」は今大会最長となる全長48.89kmの超ロングステージである。また、1日の途中にはダートサーキットで全長1.37kmのSS11「レースウェイSSS」が組み込まれ、1日の最後にはデイ1と同様コフスハーバーの沿岸部で2本のスーパーSS「デスティネーションNSW SSS」が行われる。8本のSSの合計距離は140.27km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は428.64kmと、3日間でもっとも長い距離を走る1日となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    朝は2台に異なる問題が発生しましたが、午後は良い展開になったと思います。オーストラリアはとてもチャレンジングなラリーだと言われていますが、今日はまさにその通りの1日になりました。選手たちは本当に頑張ってくれましたが、我々のメカニックも選手に勝るとも劣らない良い仕事をしてくれました。午後の好調な走りは、彼らの素晴らしい作業に支えられてのものです。サービスパークでのメカニックの活躍は称賛すべきもので、彼らのお陰で午後のステージに完全な状態のクルマを送り出すことができ、良いタイムが得られたのです。素晴らしい仕事をしてくれた選手、そしてメカニックに心から感謝します。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    最初のSSでインターコムが故障し完璧なスタートにはなりませんでした。全力で攻めている時こそコ・ドライバーの指示が重要になりますが、声が聞こえずに苦労しました。さらに、最初のSSではフロントのスプリッターも失い、ハンドリングに少なからず影響が生じました。しかし、午後にはクルマが良くなり満足できる走りができたと思います。森林ステージでは4位にポジションを上げることができたので、明日のデイ2ではより良い出走順で走行できます。このラリーでは総合5位以内に入っていないと翌日に不利な路面コンディションで走ることになりますが、5位以内につけていれば良い出走順が得られ表彰台を狙って戦うことができるため、満足しています。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #11号車)
    大変な初日でしたが、午後は状況が良くなりました。午前中のSSではパワーステアリングに問題が発生し苦労しましたが、サービスでメカニックが完璧に修理してくれた結果、問題は解決しました。同じステージをパワーステアリングが機能しない状態と、修理されて完璧な状態で2回走りましたが、あまりの違いの大きさに驚きました。パワーステアリングが正常に働かないと、グリップがきちんと感じられないことが分かり、ある意味とても新鮮でした。また、日中のサービスではフロントサスペンションを硬めに調整しましたが、その結果ドライブを楽しめるようになりました。明日は早い出走順で走ることになりますが、それも良い学習の機会だと考えています。明日からはクルマの限界まで攻め、最終日のパワーステージでは最大ポイントを獲得できるように頑張りたいと思います。

    ラリー・オーストラリア デイ1の結果
    1 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 57m51.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +20.1s
    3 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +20.8s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +29.9s
    5 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +33.0s
    6 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +37.1s
    7 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +38.2s
    8 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +47.9s
    9 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー(シトロエン C3 WRC) +57.3s
    10 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +1m13.8s
    11 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +3m27.6s

  • 【WEC】 トヨタ:熱戦を締め括るシーズン最終戦へ順調な滑り出し

    【WEC】 トヨタ:熱戦を締め括るシーズン最終戦へ順調な滑り出し

    FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦バーレーン6時間のレースウィークが、11月16日(木)、2度の公式練習で始まった。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、両セッション共に1,2番手タイムという好スタートを切った。

    2017年WECの最終戦となるバーレーン6時間レースが走行開始。4月16日にシルバーストン6時間レースでシーズンが開幕して以来実に7ヶ月に及ぶ長いシーズンがここで終了する。

    TOYOTA GAZOO Racingが参戦するLMP1クラスのチャンピオン争いは、2週間前に行われた第8戦上海6時間レースで決着し、マニュファクチャラー、ドライバー両タイトル共にライバルの頭上に輝いた。偉大なライバルは、我々トヨタの大きな目標だったが、残念ながらこのバーレーン6時間レースでLMP1クラスのWEC活動を休止する。一方、TOYOTA GAZOO Racingは、シーズン後半の第7戦富士、第8戦上海と連勝を続けており、最終戦バーレーンを優勝で締めくくり、3連勝とシーズン最多5勝を目指して全力を尽くす。

    初日の11月16日(木)、TOYOTA GAZOO Racingは好調な出足を見せた。シーズンを締め括る唯一のナイトレース(ル・マンを除く)を控え、公式練習も通常のレースに比べて遅い時間の開始となった。公式練習1回目は午後3時から1時間半、2回目は午後7時半から1時間半行われた。1回目が始まる午後3時、気温は28度、路面温度は34度と高かったが、2回目が始まる頃には気温24度、路面温度は、28度まで低下した。この2回の公式練習で、#8号車の中嶋一貴が1分40秒095でこの日トップのタイムを記録、#7号車のホセ・マリア・ロペスも僅か0秒598遅れの1分40秒693で2番手のタイムを叩き出した。

    今大会へ向け、チームは空力面での改良を施した車両を持ち込み、2度の公式練習セッションでこの評価を行った。加えて、コースに合わせた車両セットアップとタイヤの確認を実施。タイヤは1セットで2スティント走りきれるだけのパフォーマンスと耐摩耗性が重要なキーとなる。

    今年のバーレーン6時間レースは2012年に新生WECが幕を開けてちょうど50戦目。TOYOTA GAZOO Racingはこの記念すべき大会で勝利を挙げ、シーズン5勝目と3連勝を目標に、チーム一丸となってレースに臨む。1回目の練習走行は前半でGTクラス車両がコース上に撒いたオイルを処理するために長い赤旗中断となったが、TOYOTA GAZOO Racingは2台合計で、公式練習1回目に合計71周、公式練習2回目には合計87周を走り込みを行った。

    明日17日(金)は現地時間午前11時20分(日本時間午後5時20分)から公式練習3回目が、同午後5時30分(同午後11時30分)から20分間の予定で公式予選が行われる。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第1回目: 1番手 (1分42秒313), 37周
    公式練習第2回目: 2番手 (1分40秒693), 43周

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第1回目: 2番手 (1分42秒512), 34周
    公式練習第2回目: 1番手 (1分40秒095), 44周

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車):
    今日一日、とても順調でほっとしています。通常、レース初日は、セットアップやバランス向上のためにやることがとても多いのですが、今日の全体的な仕上がりには満足しています。ラップタイムも悪くありませんが、明日、明後日へ向け一層の努力を続けます。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    順調な一日で、チームとして両セッションでトップタイムをマークすることが出来ました。我々の#7号車はもう少し改良の必要が有り、タイヤと最終的なセットアップについて検討しつつあります。公式練習1回目から2回目にかけてTS050 HYBRIDの改善が進みましたが、明日も更なる進歩を目指し、ポールポジション獲得を目指します。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    今日はとても良い一日でした。ラップタイムも良かったですが、いつも通り、非常に接近した戦いになっています。私自身、今年の全てのレースは、LMP1カーで走るのが初めてであるため、少しでも早く慣れることに集中しました。今日は着実にタイムを向上できたので嬉しいです。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    順調な一日で、TS050 HYBRIDのバランスにも満足しています。とはいえライバルも相変わらず僅差で追って来ていますので、全てを完璧に進めて予選でトップを取り、そして最も重要な決勝レースに臨まなくてはなりません。まだ改善の必要がありますが、まずは順調な出だしとなりました。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
    とても良い一日で、今年最も順調なレースウィーク初日となりました。ショートランでもロングランでも速かったと思いますが、まだ先は長いです。今日の走行データを解析し、更なる速さを目指します。今日ここまでの状況は前戦上海と同じようですので、明日はポールポジションを獲得して勝利へ結び付けられればと思っています。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    このコースを走るのはいつも楽しいのですが、最速タイムも出せたので最高です。我々のTS050 HYBRIDはこのコースに向いているようです。今日は多くの作業をこなし、特に公式練習2回目では、最重要課題のタイヤ評価を中心に行いました。最適タイヤ選択のために必要となる多くのデータを収集出来、良い方向に向かっていると思います。

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア シェイクダウン

    【WRC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア シェイクダウン

    11月16日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアのシェイクダウンが、オーストラリア東部のコフスハーバー近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が4番手タイムを、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#11号車)が8番手タイムを記録。明日から始まるSS(スペシャルステージ)に向けて、ヤリスWRCのセッティング作業を行なった。

    全長5.02kmのグラベルコースで行われたシェイクダウンでは、ラトバラが4回の走行を実施。そして4回目のアタックで3回目のタイムを約1秒上回る好タイムを記録した。ただし、その時サイドシートに座っていたのはレギュラーのコ・ドライバーであるミーカ・アンティラではなく、オーストラリアでもっとも人気があるニュース番組「NBNニュース チャンネル9」のプレゼンターである、サラ・ジーン・ベルさんだった。シェイクダウンでシステムの確認を行なった2台のヤリスWRCは、今晩開催されるコフスハーバー市内でのセレモニアルスタートを経て、明日からグラベル(未舗装路)ステージで今季最後の戦いに臨む。

    競技初日となる11月17日(金)のデイ1は、サービスパークが置かれるコフスハーバーの北側エリアが戦いの舞台となる。3本の新設グラベルSSを各2回走行し、1日の終わりにはコフスハーバー沿岸の特設コースで2本のスーパーSSが行われる。8本のSSの合計距離は113.42km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は311.80kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    シェイクダウンは適切なコースで行なわれ、ヤリ-マティは4回目の走行時にそれまでよりも約1秒速いタイムを記録しました。その時ヤリ-マティはゲストを横に乗せて走ったのですが、きっと彼女にとってはスリリングな経験だったでしょう。我々は2台のクルマで異なる戦略を実施し、最高のセッティングを得るべく微妙に異なる2種類のフロントサスペンションを試しました。そしてチームワークに支えられてのシェイクダウン作業により、大幅なタイム更新が可能となったのです。それ以外にも、ラリーに合わせたエンジンセッティングの最適化を実施しましたが、それはいつもシェイクダウンで行なっている通常の調整作業です。今晩はステージがないため、普段よりもリラックスした雰囲気の木曜日です。サービスパークもとても静かでした。シェイクダウンでは良いスタートをきることができたので、明日からも好調を維持できればと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    オーストラリアはいつも、素晴らしい休日のようなリラックスした雰囲気の中でラリーが行なわれます。ステージは流れるように高速でドライブが面白く、楽しみにしているラリーのひとつです。直近の2戦は少し苦労しましたが、ようやく本来の調子を取り戻したと思います。これまでのところクルマには満足しています。競技初日となる明日のデイ1はもっとも難易度が高く、最初から全力で挑まなくてはなりません。いくつかの高速なセクションではアクセル全開で行けるかどうかの判断が難しく、長くて速いコーナーでは、自信を持って思いきり攻めることができた者が良いタイムを記録できます。表彰台でシーズンを終えることができればとても素晴らしいですし、それが今回のラリーでの私の目標です。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #11号車)
    私にとってオーストラリアは大きな挑戦です。特に森の中のステージは高速で、なおかつ土煙が問題となります。また、木々の間から差し込む光によって、明るいところと暗いところの明暗差が大きく、視界の面でも難があります。私にとっていくつかのSSは初めて走ることになりますが、5年ほど前のラリールートには含まれていたSSですので、他の選手は既に経験があります。ですので、レッキでは経験の差を埋めようと努力しました。シェイクダウンは、ここ3戦の中でもっともうまく行き、大きな自信を持つことができました。最初のコーナーから良いフィーリングが得られ、今年最初にラリーに出た時の事を思い出しました。今回は、できるだけ上位でのフィニッシュすることを目標に頑張ります。

  • 【WEC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア プレビュー

    【WEC】 トヨタ:WRC 最終戦 ラリー・オーストラリア プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、11月16日(木)から19日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#11号車)の、2台のヤリスWRCで参戦する。WRC復帰初年度のフィナーレに相応しい結果を得るべく、チームは一丸となってシーズン最後の戦いに臨む。

    オーストラリア東部、ニューサウスウェールズ州北東部のコフスハーバーを中心に開催されるラリー・オーストラリアは、全13戦で構成される2017年WRCの最終戦である。SS(スペシャルステージ)はその大部分がグラベル(未舗装路)となるが、コースはバリエーションに富んでいる。森林地帯の道は幅が狭く曲がりくねっており、開けた田舎道は流れるような高速コーナーが続く。道のすぐ脇に木々が迫るコースも多く、僅かなミスも許されない。また、ドライコンディションでは、もうもうと立ち上る土煙によって視界が奪われることもあるため、選手は様々な走行条件に適応しなければならない。

    ラリーの中心となるサービスパークは、山と海の自然に恵まれた観光都市コフスハーバーに置かれる。競技初日となる17日(金)のデイ1は、コフスハーバーの北側エリアで3本のSSを各2回走行し、1日の最後にはコフスハーバーの海沿いの道に設けられるスーパーSSを2回走行する、全8本のSSで構成される。翌日のデイ2はコフスハーバーの南側に舞台を移し、3本のスーパーSSを含む全8本のSSが行われる。そして最終日となる19日(日)のデイ3は、コフスハーバーの北側で5本のSSが行なわれるが、そのうち最終ステージのSS21はボーナスの選手権ポイント獲得が可能なパワーステージに指定されている。SSの数は全部で21本、計318.33km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は947.55kmとなる。

    カイ・リンドストローム (スポーティングディレクター)
    チーム代表のトミ(マキネン)からスポーティングディレクターに任命され、今回が最初のイベントになります。私にとっては大きな挑戦となりますが、本当に楽しみです。私は長年コ・ドライバーとしてラリーに携わり、今年はTOYOTA GAZOO Racingの一員としてチームと共に戦ってきました。ですので、ラリー期間中にどのような事が起こるのかは理解していますが、例えば競技中のサービスパークにおける仕事など、まだ知らない面もあり、今回は新人の気構えで臨むつもりです。ラリーに向けての準備は極めて順調なので、きっとうまく行くと信じています。ヤリ-マティは過去に何度も出場していますし、エサペッカは去年WRC 2クラスで優勝しています。天気予報によればラリー期間中は雷雨の可能性もあるようですが、もしそうなればおもしろい展開になるかもしれません。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    ラリーの開幕がとても楽しみです。通常ラリー・オーストラリアは温暖かつ溢れる陽光の下で行われるため、1年を締めくくるのには最適なイベントです。ステージは全体的に高速で流れるようなコーナーが続き、いつも楽しみながらラリーを戦っています。今年は、いくつか新しいセクションや、しばらくWRCで使われていなかった道を走行するようです。前戦のラリー・グレートブリテンでは少し苦戦しましたが、オーストラリアのSSはヤリスWRCに合っているはずです。私としては表彰台を目指して全力を尽くして戦うつもりですし、その結果として、優勝争いに加わることができれば最高です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #11号車)
    ラリー・オーストラリア最大の特徴は、道の表面が滑りやすいルーズグラベル(砂状の砂利)で覆われていることです。最初にSSを走る選手はルーズグラベルを「掃除」しながら走行するため不利となり、出走順が遅い選手のほうが有利になります。しかし、何よりも重要なのは、レーシングライン上から外れないようにドライブすることです。また、タイヤのマネージメントも重要な要素です。1本のSSを2回走る場合、2回目の走行時は下から硬い路面が露出するためタイヤに大きな負担がかかります。そして、気温が高くなると、タイヤにより多くの注意を払って走る必要があります。我々にとってラリー・グレートブリテンは望ましくない結果になってしまいましたが、オーストラリアはきっと良いラリーになると思っています。良い形でシーズンの終わりを迎えられるように頑張ります。

  • 【FIA-F4】 宮田莉朋、2年連続でのFIA-F4チャンピオンを獲得

    【FIA-F4】 宮田莉朋、2年連続でのFIA-F4チャンピオンを獲得

    FIA-F4の第7大会(第13戦、第14戦)がツインリンクもてぎで行われ、ディフェンディングチャンピオンである18歳の宮田莉朋(TOM’S SPIRIT)が第13戦で勝利、第14戦も3位表彰台を獲得し、2年連続でのFIA-F4チャンピオンを獲得した。

    11月11日(土)12日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎでFIA-F4選手権の第7大会(第13戦、第14戦)が開催された。前大会から約2ヶ月半ぶりと長いインターバルをおいての開催。

    同シリーズにはトヨタの支援で18歳の宮田莉朋(みやた りとも)がフル参戦。昨年同シリーズのチャンピオンを獲得した宮田莉朋は、今年は全日本F3にステップアップすると共に、FIA-F4の参戦も継続し、両シリーズを掛け持ちで戦い、更なる速さを磨いている。宮田莉朋は第3戦、第4戦で勝利を挙げたものの、その後ライバルの巻き返しを受け苦戦。しかし、前戦鈴鹿の第12戦で3勝目を挙げ、タイトル争いでは首位と13ポイント差の2位で逆転タイトルを目指し今大会に臨んだ。

    11日(土)、午前8時から30分間の予選が行われた。低い気温条件の中、各車徐々にタイヤを暖め、タイムの向上に伴って順位が入れ替わっていったが、宮田莉朋は5周目のタイムでトップに立つと、その後も更にタイムを縮めていき、ベスト、セカンドベスト共にトップタイムをマーク。両レースでポールポジションを獲得し、逆転タイトルへ向け好調なスタートを切った。

    午後1時10分より第13戦の決勝レース(12周)がスタート。ポールポジションの宮田莉朋はまずまずのスタートを切り首位をキープ。ポールポジションの宮田莉朋はまずまずのスタートを切り首位をキープ。序盤は後方から攻められるシーンもあったが、3周目にはファステストラップを更新。4周目には、2位で追っていた車両がコースオフを喫し脱落したため、後続との差は4秒近くまで広がった。宮田莉朋はその後、じりじりと後続との差を広げていき、ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目。タイトルを争うライバルが5位に終わったこともあり、一気に逆転してランキング首位に浮上、とはいえその差は2ポイントと、最終戦は前でフィニッシュした方がチャンピオンという状況で迎えることとなった。

    12日(日)も好天。朝8時15分と早い時間から今季の最終戦となる第14戦(12周)のスタートが切られた。ポールポジションの宮田莉朋は、タイトルを決めるこの大一番でスタートをミスし、3位へ後退。4番手スタートのタイトルを争うライバルに並びかけられたが、これは何とか抑えきり、3位で周回を開始した。その後は再三にわたって前の車両を追い詰めた宮田莉朋だったが、パスするまでには至らず。3位のままチェッカー。タイトルを争うライバルは5位に終わったため、宮田莉朋は2年連続でのシリーズチャンピオンを獲得することとなった。

    2017 FIA-F4選手権チャンピオン 宮田莉朋インタビュー

    ———苦しいシーズンだったかと思いますが、見事連覇を飾りました。今振り返って、ディフェンディングチャンピオンとして戦った今季はどのようなシーズンでしたか?

    「フル参戦は2年目でしたが、チームとしては昨年と違って1台体制での参戦ということで、常に自分一人でレースウィークを過ごさなければならない中で、自分が調子を崩してしまうとチームとしての雰囲気が悪くなってしまうという状況もありました。それでも、そうした中でとにかく走行初日の速さという部分にはポイントを置いていました。そこで自分の速さを確認して、チーム全体の流れをつくりたい、ということで戦ってきたシーズンでした」

    ———さらに全日本F3選手権にも参戦しながらのFIA-F4参戦ということで、切り替えなど難しい部分もあったのではないですか?

    「そうですね、FIA-F4からF3への乗り換えは大きな問題はないのですが、短期間にF3からFIA-F4に乗り換えるのは難しかったですね。エンジンパワーもダウンフォースも、タイヤのグリップも全く違い、それぞれのうまい走らせ方が全く違ったので……。F3に慣れれば慣れるほど、FIA-F4の方がダメになって行く感じで、FIA-F4の夏頃が一番厳しかったです。ただ、その中で鈴鹿で勝てたことが大きかったように思います。鈴鹿は大きな1勝だったし、その後のF3でもファステストラップを獲得したり表彰台に上がったりできたので、そのあたりでようやく克服出来てきたという状況で、かなり時間を要したように思いますね」

    ———ずっとランキング首位ではない状況で、13ポイントのビハインドを背負って最終戦を迎えました。やはり鈴鹿がターニングポイントでしたか?

    「そうですね。ライバルのホームコースでしたし、今季鈴鹿はF3でしか走行しておらず、鈴鹿はFIA-F4ではレースウィークに初めて走るという状況で、自分の走りもまったくゼロからのスタートだった中で、1レース目で笹原選手の前でフィニッシュ出来たというのも良かったですが、2レース目で逆転優勝出来たことがすごく大きかったですね。実は最終戦のもてぎ以外は、事前にFIA-F4でのテストをそのサーキットでやらず、レースウィークに入って初めてFIA-F4で走るという状況だったので、毎大会のようにF3とFIA-F4のドライビングの違いなどを確認できないままFIA-F4のレースウィークを迎えていました。もちろんそういうコンディションでも勝てるドライバーはいると思いますが、自分はまだまだそうういう能力が足らなかったんだと思います。ただ、最終的にチャンピオンが獲れる力を発揮できたということで嬉しく思います」

    ———それでも第13戦で優勝したことで、初めてポイントでリードして最終戦を迎えました。平常心で戦えましたか?

    「そうですね。けれど第13戦と同じポールポジションからのスタートでしたが、朝一番のレースで路面も違いましたし気温も低かったのですが、気温の低い状況が個人的に苦手だったので、そこでのスタートと序盤の走らせ方など、自分の中での課題が克服できていないと感じましたし、昨日の1レース目で優勝できたことが鈴鹿同様大きかったなと。加えて、第13戦で笹原選手がたまたま5位に終わっていたことがすごく大きかったと思います。ただ、今週末を迎えるにあたって2連勝するということしか考えていなかったので、気持ちの上では最終戦で勝てなかったことが少し悔しいです」

    ———FIA-F4で昨年学んだことと、今年学んだことに違いはありましたか?

    「昨年は初めて走るようなサーキットもある中で、フルシーズンを初めて戦って、シーズン半ばにポイント首位に立ってからのチャンピオン獲得というシーズンでしたが、今年は追いかけられる立場でシーズンを戦うはずが、ずっと追いかける立場になってしまって。もちろん1台体制になったということもありますが、苦しいシーズンでしたし、セットアップの進め方、F3との切り替え含め、昨年経験できなかったような難しいことがあった中でのシーズンでした。けれど、昨年は富士スピードウェイでしか優勝していなかったのが、今季は鈴鹿ともてぎでも優勝できたので、来年どんなカテゴリーを戦うにしても、自分の自信につながる良い経験ができたと思っています」

    ———来季に向けての目標をお願いします。

    「今季F3で表彰台に上がってしまったので、来季は規則的にFIA-F4には参戦できないと思いますから、もう3連覇はできませんが、来季もF3で戦えたらF3でチャンピオンを獲りたいですね。自分は史上初の2連覇を達成できましたが、初年度のFIA-F4でチャンピオン争いをした坪井翔選手や牧野任祐選手は、今F3やGTなど上のカテゴリーで活躍していますし、自分の理想としてはGTにもステップアップして、FIA-F4でチャンピオンを獲ればこのように素晴らしいドライバーになれるんだ、と思ってもらえるような存在になれたら、と思っています」

  • 【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第9戦 バーレーン6時間プレビュー

    【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第9戦 バーレーン6時間プレビュー

    11月18日(土)にFIA世界耐久選手権(WEC)の2017年最終戦となる、第9戦バーレーン6時間レースが行われる。TOYOTA GAZOO Racingは、シーズン最終戦の舞台となるバーレーンで通算3度目、今シーズン5回目の勝利を目指す。

    トヨタとライバルとは今シーズンこれまでに4勝ずつを分け合っているが、TS050 HYBRIDはシーズン終盤の直近の2戦で連勝を飾っており、勝利数でライバルを上回ってシーズンを締め括るべく、全力で臨む。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るTS050 HYBRID #7号車は今シーズン4戦でポールポジション獲得という速さを見せているが、レースでは不運に見舞われて結果が出ておらず、中東バーレーン戦での今季初勝利を狙う。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンの#8号車は富士、上海と2連勝中。絶好調の勢いを持って3連勝、今季通算5勝目を目指す。

    1周5.412km、15のコーナーを持つバーレーン・インターナショナル・サーキットにおいてトヨタは、2013年、2014年に優勝を飾ったほか、苦戦が続いた2015年も、アレックス・ブルツが自身の引退レースを表彰台で飾っている。

    今大会は16日(木)の公式練習走行で始まり、17日(金)の予選を経て、6時間にわたる決勝レースは18日(土)の現地時間夕方4時(日本時間午後10時)にスタート。今季のWECでは唯一夜間走行を含むレースとなり、現地の夜10時(日本時間翌19日午前4時)にゴールを迎える。

    18日(土)に行われる決勝レースは、今シーズン限りでLMP1-Hクラスからの撤退を発表したライバルとの最後の対戦となり、究極のハイブリッド技術が投入されたレーシングカー同士の激戦が予想される。

    バーレーン6時間レースの激戦を終えた後、サーキットでは恒例のWECのルーキーテストが19日(日)に実施される予定となっている。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム 代表:
    今シーズンの最終戦で勝利を目指します。このレースでの勝利によって、シーズン最多勝となるだけにチーム全員は気合に満ちています。ライバルは今シーズンも強さを発揮し、チャンピオン獲得でその実力を証明しましたが、富士と上海では我々もしっかり速さを示し、彼らを凌駕することが出来ました。残る最終戦も全力を尽くし、ファンの皆様に最後のLMP1クラスの激闘をお届けしたいと思っています。万全の準備でバーレーンでの戦いに臨みます。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車):
    上海で我々はしっかりと最速を示すことが出来ましたので、バーレーンでも同じような実力が発揮できることを目指します。このレースが強豪ライバルとの最後の一戦になるので、激戦のバトルを楽しみたいと思っています。目指すところは、もちろん勝利。自信もあります。必ずチャンスはあると思っています。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    バーレーンは得意なコースですので、今週末が楽しみですし、目標はズバリ、#7号車での勝利です。我々は今年、シーズンを通して全力で戦って来た結果、ここまでの8戦で4度のポールポジションを獲得して来ました。この速さをここで勝利に繋げなくてはなりません。前戦上海ではタイヤについて多くを学べました。バーレーンもタイヤに関してはよく似たコースだと思うので、上海の経験がアドバンテージになってくれることを望んでいます。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    私自身はGP2参戦時にバーレーンを走った経験があり、とても良いコースと言う印象でしたので、早くTS050 HYBRIDで走りたいと思っています。今シーズンの最終戦なので、好結果で終えられることを本当に期待しています。我々のTS050 HYBRIDはここ2戦でも速さを見せており、バーレーンでも競争力は高いと思っていますが、ライバルも全力で挑んで来るはずで、激戦になることは間違いありません。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    今シーズン最終戦のバーレーンは、一年間頑張ってくれたチームのためにも好結果で終えたいと思っています。レースで勝つことは常に自信に繋がります。好調だった上海の後ですので、しっかり自信を持ってバーレーンに挑めます。とはいえ、上海とはコースもレースも別。3連勝のために全力を集中して臨む必要があります。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
    私もバーレーンは得意で、これまでにも何度も良い結果を重ねて来ているので、今週末が楽しみです。天候は比較的安定していることが多いので、車両とタイヤから最大限のパフォーマンスを引き出すことに専念出来ます。長いストレートの後はハードブレーキングが要求され、我々のTS050 HYBRIDに合ったキャラクターのサーキットだと思います。今シーズン5勝目を目指し全力を尽くします。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    バーレーンでのレースは毎回楽しく、今週末も速さを発揮出来るレースにしたいと考えています。上海での好調さを維持し、#8号車の3連勝利でシーズンを締め括りたいと思っています。バーレーンでは、2014年に世界チャンピオンを獲得した良い思い出があります。この週末もまた新たな思い出を残せることを願っています。

    TOYOTA GAZOO Racingのバーレーン6時間における戦績:
    2012 #7: 予選 3番手/決勝 リタイア
    2013 #7: 予選 1番手/決勝 リタイア #8: 予選 2番手/決勝 1位
    2014 #7: 予選 4番手/決勝 1位 #8: 予選 2番手/決勝 11位
    2015 #1: 予選 5番手/決勝 4位 #2: 予選 6番手/決勝 3位
    2016 #5: 予選 6番手/決勝 4位 #6: 予選 5番手/決勝 5位