カテゴリー: トヨタ

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技3日目デイ3が27日(土)にフランス南部ギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合4位につけ、ヤリスWRCは全車が良いポジションでラリー最終日に駒を進めることに成功した。

    競技3日目のデイ3は、サービスパークを中心に2本のステージを各2回走行し、その後デイ1でSS2として走行したステージをSS13として再走。全部で5本、計117.55kmのSSが行なわれた。オープニングのSS9と、続くSS10はステージの多くの部分が雪で覆われ、とても滑りやすい路面コンディションになった。首位と14.9秒差の総合2位でデイ3をスタートしたタナックは、SS9で差を1分18.4秒に拡げられましたが、SS10ではダンパーに問題を抱えながらもトップタイムを記録。サービスで問題を解決した後、SS11では2番手タイムの選手よりも15.3秒速いトップタイムを記録するなど激しく追い上げ、最終的には33.5秒差まで挽回を果たし総合2位の座を守った。デイ2終了時点で総合5位だったラトバラは、経験に裏打ちされた安定感のある走りを続け、SS9で総合3位にポジションアップ。総合4位だったラッピはSS11でパンクを喫し、タイヤ交換作業を余儀なくされ総合5位に後退しましたが、その後速いペースで追い上げ、前日と同じ総合4位でデイ3を走り終えた。

    競技4日目、ラリー最終日となる1月28日(日)のデイ4は、モナコ北側に広がるフランスの山岳地帯で2本のステージを各2回走行する。SS14とその再走ステージであるSS16は、途中で有名なチュリニ峠を通過。昔から多くの観客が集まり盛り上がることで知られるチュリニ峠のコースは、ラリー・モンテカルロのハイライトといえる。また、SS15の再走となる最終ステージのSS17は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は63.98km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ひとことで言えば、とても良い1日でした。今朝の極めて難しいコンディションの中、我々のチームの全ドライバーは素晴らしい仕事をしてくれました。エサペッカはパンクでタイムをロスしましたが、それでも何とか4位まで挽回しました。彼があのような状況でも冷静さを保てたのは、大きな収穫だと思います。もちろん、タナックは今日も非常に速く、ラトバラは良いドライブをできています。明日に関して唯一分からないのは天気がどうなるかですが、勝負は最後のタイムコントロールを通過するまで続きます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    今日は典型的なラリー・モンテカルロの天気のなかでのラリーでした。午前中は雨と雪に見舞われ、午後は晴れて乾いた路面を走るというように、1日の中に四季があるような感じでした。ラリーが始まる前、私は「トップ3以内ならば完璧」だと言いましたが、実際のところ現在の順位に満足しています。完全にうまく行っているとは言えませんが、後続との差は大きく開いています。ですので、今は自分自身のドライビングに集中しています。今回は大きなリスクを避けてフィニッシュすることを目標に置いていますし、それがとても重要であると思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    自分とチームにとって、今日も力強い1日となりました。また、運転がとても楽しく感じられるくらいクルマは好調でした。雪の中の最初のSSでタイムを失ったのは残念ですが、それ以降のSSは本当にうまく走れたと思います。気持ち良くかつクレバーに、そしてコースから外れないように注意しながら、自分のペースを保つことだけを考えて走り続けました。ヤリスWRCでの最初のラリーで、現在の順位につけていることにとても満足しているので、リスクをおかしてまで順位を上げようとは思っていません。また、チームとしてもそのほうが良いと思います。シーズンが始まる前の段階で、私たちのチームには良いドライバーが揃い、クルマに競争力があると確信していたので、チームにとっても良い展開だと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    比較的スピードが低い左コーナーで雪が解けてぬかるんだ状態となっていました。そこで滑ってしまい、ワイドに膨らんで土手に当たりリヤタイヤがホイールから外れてしまいました。そこまではミスなくクリーンに走っていただけに多くのタイムを失い残念ですが、それでもまだ4位につけています。明日も4位のポジションを守り抜くのは決して簡単ではないと思いますが、路面がドライならば自信はあります。なぜなら、今日最後のSSでクルマのフィーリングがとても良かったからです。タイヤのグリップレベルさえ大きく変わらなければ限界を把握することができ、そういう路面で私はいつも良い走りをできていると思います。

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 2日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロの競技2日目デイ2が26日(金)、フランス南部ギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合5位につけ、ヤリスWRCは全3台がトップ5に入った。

    競技2日目のデイ2は、サービスパークの南側エリアで3本のステージを各2回走行する、全6本のSSが行なわれた。デイ1終了時点でトップと42.4秒差の総合5位につけていたタナックは、SS3でチーム加入後初となるトップタイムを記録し、総合4位に浮上。さらにSS4では総合3位に、SS5では総合2位に順位を上げました。そして、午後最初のSS6では2回目のSSベストタイムをマークし、続くSS7では強い雨が降る中3番手タイムを記録。首位とのタイム差を大幅に縮め、最終的には14.9秒差にまで迫りデイ2を締めくくった。また、前日4位だったラッピは安定した走りを続け、ポジションを堅持。ラトバラは6位から5位に順位を上げ、ラッピの0.2秒後方につけるなど、両選手とも十分に表彰台を狙える位置で1日を終えた。

    競技3日目となる1月27日(土)のデイ3は、ギャップの北側エリアで2本のステージを各2回走行し、その後南東エリアでSS13として1本のSSを行なう。SSを走行後ラリーカーはサービスパークで整備を受け、競技最終日デイ4の基点となるモナコへと移動。5本のSSの合計距離は117.55km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は658.57kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    とてもポジティブな1日でした。オットのパフォーマンスは信じられないほど素晴らしく、ここまで彼がやってきたことと、習得の早さに我々全員が驚いています。彼の今後がとても楽しみです。彼はこのクルマでどんどんと経験を重ねてきていますし、明日も非常に速いはずだと確信しています。我々のチームは、強さを備えているという自信があります。エサペッカの出走順はあまり良くなかったと思いますが、それでも、朝は特に良いスピードを示してくれました。また、ヤリ-マティは午後のステージで走りが良くなりました。ラリーはまだあと2日間ありますし、明日は雪で難しいコンディションになるかもしれませんが、きっと大丈夫でしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    今朝はマシンの動きに少し苦労し、コーナーで良いフィーリングを得ることができませんでした。しかし、午後に向けてディファレンシャルを少し調整したところ、だいぶ良くなりました。それでも、水が溜まっている路面ではあまり強気に行くことができず、タイムをロスしてしまいました。その点を除けば、クルマは良くなってきています。私たちはエサペッカと良いバトルを展開しており、お互い表彰台からそれほど遠くない位置につけています。まずは今日の勢いをキープし、結果を待ちたいと思います。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    2位で1日を終えることができ、とても前向きな気分です。今日はクルマにいくつか改良を施しましたが、それがすべてのステージで自信向上に繋がりました。常に学びを続け、クルマをより深く理解するという作業を明日以降も続けたいと思います。今日は多くの選手がミスをおかしたので、クレバーなドライビングを続けることを心がけました。もうこれ以上激しく攻める必要はありません。このラリーは純粋なスピードだけで結果が決まるわけでなく、安定した走りや賢明な判断こそが重要なのではないかと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    細心の注意を払ってラリーに臨むという自分の戦略はうまく作用し、それが良い結果に繋がっていると思います。とにかくミスをしないように走り続けましたが、それでも表彰台を狙える位置につけていますので、満足しています。ここまでのところチーム全体としてのパフォーマンスも良好ですが、まだ先は長く、明日は降雪も予想されるなどコンディションはさらに難しくなるでしょう。それでも、タイヤ選択さえ誤らなければ、きっとうまく行くはずです。

    関連:【WRC】 ラリー・モンテカルロ 2日目:オット・タナックが2番手に浮上

  • フェルナンド・アロンソ 「トヨタとル・マンに参戦する可能性は五分五分」

    フェルナンド・アロンソ 「トヨタとル・マンに参戦する可能性は五分五分」

    フェルナンド・アロンソは、今年のル・マン24時間レースにトヨタから参戦する可能性は“五分五分”だと語った。

    今週末、フェルナンド・アロンソはデイトナ24時間レースにユナイテッド・オートスポーツから参戦して耐久レースデビューを飾る。以前にアロンソは、今回のデイトナへの参戦が、将来のル・マン24時間レースのために学ぶ良い機会になると認めている。

    昨年末にはフェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタのLMP1カーをテストしており、今年のWEC参戦についてトヨタと契約間近だとも報じられていた。

    しかし、今年のル・マン24時間レース参戦について質問されたフェルナンド・アロンソは、参戦についてはまだ多くの不確定要素が残っていると述べた。

    「将来ル・マンでレースをしたいと思っているのは秘密ではない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今年になるのかどうかはまだ100%確信していない。実現する可能性もあるけど、五分五分だ」

    「実現するためには多くのことをまとめる必要があるし、僕たちはできる限りのことをやろうとしている。その答えが“イエス”になることを願ってはいるけど、僕がイエスかノーかを知るのは皆さんと同じタイミングになるだろう」

    現状、トヨタは2018/19シーズンのWECに参戦することを表明しているが、まだ2台のクルマのドライバーラインナップは発表していない。

    2018年のF1世界選手権は史上最多の21戦で開催されるが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソがWECに参戦することは、F1のために鋭さを維持することに役立つだろうと述べている。

    フェルナンド・アロンソは、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースという世界3大レースで“3冠”を達成することをキャリアの目標に掲げている。

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    1月25日(木)、2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技初日デイ1が、フランス南部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合6位につけ、初日の難関SSを全車揃って走破した。

    2018年のWRC初戦ラリー・モンテカルロは、午後5時50分からモナコのカジノ広場で始まったセレモニアルスタートで華やかに幕を開けた。その後選手たちはフランス山中を約190km走行し、SS1のスタート地であるトアールに到着。システロンへと至る今大会最長の36.69kmのSS1は、午後9時43分にスタートした。ドライのターマック、雪道、そして凍結路が入り混じる難易度の高いステージでは、多くのトップ選手がスピンやコースオフをするなど波乱含みの展開となった。しかし3台のヤリスWRCは難関のSS1、それに続くSS2と2本のナイトステージを走り抜き、競技初日を総合4、5、6位で締めくくった。

    競技2日目となる1月26日(金)のデイ2はフランス、ギャップのサービスパーク南側エリアで3本のステージを各2回走行する。そのうちSS4とその再走ステージとなるSS7は、今大会最長となる30.54kmのロングステージ。6本のSSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は446.60kmとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    予想していたとおり、システロンのSS1はどのドライバーにとってもドラマティックなものになりました。暗闇の中最初のステージに臨むというシーズンの始まりかたは、WRCの中でも本当に難しいものです。自分がステアリングを握る立場でなくて良かったと思えるほどです。我々のドライバーは良いポジションでサービスに戻ってくることができましたし、明日はもっと違う内容のラリーになると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    SS1のスタートではややナーバスなフィーリングがあり、凍った路面でどうなるのか不安でした。最初はうまくいっていたのですが、その後2回スピンしエンジンをストールしてしまいました。とてもフラストレーションの溜まるドライビングを強いられ、かなりタイムロスしましたが何とか乗り切ることができました。ただし、そのようなドラマに遭遇したのは私だけではなかったと聞き、少し救われた気がします。2本目のSSでは数カ所で少し注意深く走りすぎましたが、タイムは問題がなかったので明日も頑張りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    コースの路面状態はとても難しく、実にモンテカルロらしいスタートとなりました。SS1の最初の1kmは完全なドライコンディションでしたが、その後は全面氷に覆われたような路面でした。途中の凍結路面では左前輪を雪壁に引っ掛けてしまいマシンが滑ってストップし後退をしなくてはなりませんでしたが、すぐに走り出せたのでラッキーだったといえます。今日、我々のタイヤ選択は少し攻めすぎていたのかもしれません。SS2に向けてサスペンションのセッティングを少し変更したところ、タイヤのグリップが良くなり走りを楽しめるようになりました。明日は降雨の可能性が高いようなので、情報をよく分析し、正しいセッティングに仕上げる必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    正直なところ、今日のリザルトを見てとても驚いています。最初のステージはとても難しいコンディションでしたが、うまく走ることができました。2本目のSSは他の選手たちが良く知っているステージで、昨年自分はあまりうまく走れなかったSSなので、タイムを失うことになるだろうと予想していました。道にはすでに多くの砂利が出ており、そのような汚れた路面で自信を少しなくしていたので、やや慎重に走り過ぎたと思います。とはいえ、良い滑り出しとなりましたので、明日も同じように戦いたいと思います。

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    1月24日(水)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロのシェイクダウンが、フランス南部のギャップ近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が3番手タイムを、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)が6番手タイムを、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が10番手タイムを記録。明日スタートする競技初日デイ1に向けて、ヤリスWRCの最終調整作業を実施した。

    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンは、ギャップに置かれるサービスパークの北側エリアで午後4時から始まった。全長3.350kmのコースは実際のSSと同じくターマック(舗装路)で、好天に恵まれ路面コンディションはドライだった。明日からの競技本番では雨や雪が降る可能性もありますが、選手はヤリスWRCの最終セッティング作業を行ない、コースやクルマに対する自信をさらに深めた。

    競技初日となる1月25日(木)のデイ1は、夕方モナコのカジノ広場で行われるセレモニアルスタートで華やかに開幕する。モナコを出発した選手たちは、その後190km以上のリエゾン(移動区間)を走行し、21時43分スタートのSS18(トアールーシステロン)、22時51分スタートのSS2(ベイヨン-ブレジエ)と、2本の夜間SSを走行する。最初の選手がギャップのサービスパークに戻ってくるのは、24時近くになる。2本のSSの合計距離は62.18km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は312.65km。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンでは自信を高めることにより重きを置いていますが、今日はとても良い内容で終えることができました。走り終えた後はドライバー3人とも非常に良い表情をしていました。戦うための準備は万端です。今回は最初の2日間が我々にとって極めて重要な日になるだろうと考えていますが、今シーズン最初のラリーに向けて、すべてがうまく行っていると分かりましたので、とても良いフィーリングで臨めると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    シェイクダウンではクルマ、ドライビングのどちらも良いフィーリングだったので、とても嬉しく思います。最初の2本の走行ではコーナーのターンインに関して、完全には満足できなかったのですが、サービスでフロントのディファレンシャルを変更した後は曲がりやすくなりました。このラリーでは良いフィーリングと自信を得ることが最も重要ですが、シーズンをスタートする準備はすでに整っていると感じています。ただし、明日デイ1のシステロンでのSS1は全車にとって難しいものになるでしょう。SSの大部分はよくグリップしますが、ダウンヒルのストレート部分では凍っている部分もあるので、注意して走りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    クルマは走り始めから非常に良い感じで、マシンについて何も不満はなくポジティブに走り終えることができました。実際のラリーでは今日のシェイクダウンとは大きく異なる路面コンディションとなるかもしれませんが、それでも良いフィーリングでラリーをスタートすることができそうです。明日の夜のSSは大きな挑戦となるでしょうが、できれば良いポジションで1日を終え、翌日以降の戦いに臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    シェイクダウンでは非常に良い感触を得ることができました。最初の2本の走行ではやや自信を持ち切れないところもありましたが、セッティングの小変更により大幅に改善することができました。今回のラリーではいつも以上に注意深く戦おうと考えています。モンテカルロでは様々なことが起こりうるので、このアプローチが日曜日に良い結果に繋がることを期待しています。今回は焦ることなく、ステップ・バイ・ステップでスピードを高めていくつもりです。

  • 【WEC】 トヨタ、2018年型『TS050 HYBRID』で初テストを完了

    【WEC】 トヨタ、2018年型『TS050 HYBRID』で初テストを完了

    トヨタは、2018/19シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)に投入するLMP1カー『TS050 HYBRID』での初テストを完了させた。

    トヨタはスペインのアラゴン・サーキットで3日間のテストを実施。セバスチャン・ブエミとマイク・コンウェイが最新版のTS050 HYBRIDを走らせた。

    トヨタの広報担当は「良いスタートが切れました。多くの走行距離を重ね、懸念事項もありませんでした」と Autosport に述べた。

    昨シーズン限りで王者ポルシェがLMP1クラスから撤退。唯一のマニュファクチャラーとしてハイブリッドカーを走らせるトヨタは、開発プログラムを保留にしており、3世代目となるTS050 HYBRIDは先代モデルとそれほど大きな違いはない。

    トヨタの広報担当は最新版のTS050 HYBRIDを“キャリーオーバーカー”と表現し、2017年の経験に基づいたマイナーなアップデートしか施されていないとしている。最新のTS050 HYBRIDでのテストは来月に再開されるという。

    トヨタは、2月9日にパリで行われるWECのル・マン24時間のエントリーリスト発表に先立って、2月上旬にドライバーラインナップの発表を予定しているが、ラインアップは変わらないと以前に述べている。

    昨年11月のルーキーテストでTS050 HYBRIDをテストしたF1ドライバーのフェルナンド・アロンソが、トヨタからル・マン24時間レースに参戦するかどうかはまだ明らかになっていない。

    2018/19シーズン、LMP1クラスでハイブリッドカーを走らせるのはトヨタのみとなり、ノンハイブリッドのマシンとは間には大きな性能調整が実施される。

    最低重量は、ハイブリッドが878kgなのに対し、ノンハイブリッドは833kg、燃料流量はハイブリッドが80.2kg/hなのに対し、ノンハイブリッドは110kg/h110kg/h、燃料エネルギーはハイブリッドが124.9MJ/Lapなのに対し、ノンハイブリッドは210.9MJ/lapとなっている。

  • トヨタ 豊田章男社長、ダカールラリー2018でのトヨタ勢を称える

    トヨタ 豊田章男社長、ダカールラリー2018でのトヨタ勢を称える

    トヨタの豊田章男社長が、ダカールラリー2018に参戦したトヨタ勢を称えた。

    豊田章男(トヨタ自動車 代表取締役社長)
    2018年のダカールラリーがゴールを迎えました。様々な表情を見せる路面、標高差、温度差、変動する気候…9000kmにも及ぶ厳しい道のりを2週間かけて走破するこの競技に、今年も多くのラリーストがトヨタ車に乗って挑んでくださいました。過酷な戦いに立ち向かう相棒としてトヨタ車を選んでくださったチームの皆様にまずは感謝申しあげます。

    日野自動車のレンジャーで参戦した「日野チームスガワラ」はトラック(排気量10リットル未満)部門で9連覇を、ランドクルーザーで参戦した「トヨタ車体チームランドクルーザー」は、トヨタ車体の社員である三浦選手がドライバーを務めた337号車が優勝し、チームとして市販車部門で5連覇を成し遂げられました。

    また、南アフリカトヨタのチームである「TOYOTA GAZOO Racing South Africa」はハイラックスに乗り、3台中2台が総合2位と3位の好成績で完走を果たしてくれました。

    チームの皆様、関係者の皆様、偉業を成し遂げられたこと、心から敬意を表します。おめでとうございます。

    「自然とは、なんて厳しいものか」「こんなところをクルマが本当に走破できるのか」映像からもそう感じ取れるような道に挑み、リタイアするクルマも続出する中で完走を果たし、トヨタ車、日本車の持つ性能と可能性を広く示してくださったことに感謝しております。

    毎年、年初にダカールラリーの戦いを見ていると、「道がクルマをつくる」という言葉の意味を改めて強く感じます。

    本年も、トヨタグループ一丸となって世界中のさまざまな道を走り、「もっといいクルマづくり」に取り組んでまいります。

    引き続き、皆さまに応援いただければ、うれしく思います。よろしくお願いいたします。

    関連:ダカールラリー2018 結果:カルロス・サインツが2度目の総合優勝!

  • トヨタ車体、ダカールラリー2018で市販車部門5連覇を達成!

    トヨタ車体、ダカールラリー2018で市販車部門5連覇を達成!

    トヨタ車体のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、ダカール2018の市販車部門にトヨタ・ランドクルーザー200で参戦。

    三浦昂/ローラン・リシトロイシター組の2号車が累計順位で総合25位/市販車部門1位でゴールし、チーム母体であるトヨタ車体社員の三浦が初優勝。TLCは同部門の5連覇を達成した。

    20日(日)の最終ステージはまずコルドバ市郊外の競技場に設けられたビバーク地から北西に移動区間(リエゾン)で71㎞移動し、コルドバ山脈のふもとで119㎞のループコースのSSを実施。路面はグラベルの山岳路で、コーナリングを誤ると崖から落ちるようなリスキーな場所もあった。その後94㎞のリエゾンでいったんビバークに帰着。最後に順位ごとに車列を整えて夜8時頃市内の郡庁舎前にへ向かうというもの。すでに順位はほぼ確定しているが最終ステージはあくまで競技であり、ここでストップすれば完走と認定されず、順位もつかない。

    19日の競技終了時点で市販車部門2位のN・ファロー組(トヨタ・ランドクルーザー)に大差をつけていた三浦/リシトロイシター組は、このSSに慎重に臨み、総合28位で無事ゴール。その後2時半頃にビバーク地に到着し、最終的に順位が確定した。

    三浦は2007年のダカールにTLCのナビゲーターとして初参加。2016年からは社員ドライバーとしてステアリングを握り、17年には部門2位でチームのワン・ツー・フィニッシュに貢献した。今大会ではチームメイトのC・ラヴィエル/J‐P・ギャルサン組1号車が序盤に不運なトラブルで戦列を去って以来、様々な困難やハプニングを乗り越えて市販車部門首位のポジションを守り切り、念願の初勝利を獲得した。

    ゴール会場にはトヨタ車体 増井敬二社長も駆けつけ、角谷監督、三浦/リシトロイシター組とがっちり握手。ラリーを終えたチームスタッフを労った。

    トヨタ車体 増井敬二社長
    1号車がリタイアするなど予想外の展開で心配もあったが2号車が一台で頑張り、結果を出してくれた。社員ドライバーによる優勝は画期的なこと。企業スポーツとしてアマチュアが勝てたことは社員の励みになる。

    角谷監督
    ほっとしました。1号車が早期にリタイアしたときは焦りましたし、2号車も度々トラブルに見舞われて心配でした。でも三浦ドライバーとリシトロイシターナビゲーターが結果を出してくれた。メカニックたちもよくやってくれて最高の気分です。

    三浦ドライバー
    勝ちたいとずっと思っていましたが本当に実現するとは。まだ信じられない気持ちです。チームとずっと最高のリードをしてくれたリシトロイシターナビゲーターに感謝します。今回は勝てましたが本当はそんなに甘くない。ますますダカールのドライバーにやりがいを感じるようになりました。

    リシトロイシターナビゲーター
    ダカールで勝つことが出来て最高の気分です。走らせた自分たちだけでなく、毎日ベストな状態でクルマを用意してくれたメカニックなど、チーム全員で獲得した勝利でしょう。1台になってプレッシャーもありましたが、三浦ドライバーは良くやったと思います。

    西村メカニック
    このダカールが終わると自分はトヨタ自動車の元の職場に戻ります。勝てて嬉しい半面寂しい気持ちもある。ともあれ優勝に貢献出来たのが一番良かったです。

    山田メカニック
    担当していた1号車がリタイアしたのは残念ですが2号車が勝てて本当に良かった。派遣2年目の自分はこれで卒業ですが、会社の人たちには良い経験が出来るので是非挑戦してもらいたいと思っています。

    瀧井メカニック
    初めてのダカールで自分が納得出来る仕事が出来なかったのが悔しいです。フランス人メカニックとのコミュニケーションなども含めて次回は100%悔いのないよう頑張りたいと思います。

    関連:ダカールラリー2018 結果:カルロス・サインツが2度目の総合優勝!

  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、1月25日(木)から28日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。WRC復帰2年目となる今シーズンは、新たにタナックをドライバーとして迎え、昨年ラトバラが総合2位を得たラリー・モンテカルロで、改良によりさらなる進化を果たしたヤリスWRCで、より良い結果を得ることを目標に、チーム一丸となって2018年のシーズン開幕戦に臨む。

    ラリー・モンテカルロは世界でもっとも長い歴史を誇り、もっとも人気があるラリー。コースは基本的にターマック(舗装路)だが、天気が変わりやすいためドライ、ウェット、雪、アイスとスペシャルステージ(SS)の路面コンディションは目まぐるしく変化する。1本のSSの途中でコンディションが変わることも多く、そのためタイヤ選択の違いによってタイムに大きな差が生じえる。また、SSのスタート前に路面コンディションを調査して選手たちに情報を伝える、「セーフティクルー」と呼ばれるチームスタッフの働きも非常に重要となる。

    ラリーは1月25日(木)、モナコのカジノ広場でのセレモニアルスタートで幕を開け、その晩デイ1として2本のSSがフランスの山中で行なわれる。夜間の走行となり路面が凍結している可能性もあるため、選手たちにとっては非常に難しいシーズンのスタートとなる。26日(金)のデイ2は、フランスのギャップに置かれるサービスパークを中心に、6本計144.88kmのSSが行われる。そして27日(土)のデイ3は、やはりギャップを中心に5本計117.55kmのSSを走行し、その後選手たちは一般道を走りモナコへと移動する。競技最終日となる28日(日)のデイ4は、モナコを中心に4本計63.98kmのSSが行われるが、うちSS14とその再走ステージであるSS16は、難所として知られるチュリニ峠を通過する。SSは4日間合計で17本となり、合計距離は388.59km。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1642.40kmに達する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    昨年の今ごろはまだヤリスWRCのデビュー準備を進めていましたが、自分たちの実力を完全には理解できていませんでした。 しかし、来るべきシーズンはより一貫性をもってシーズンを戦えると信じています。それは選手権のタイトルを争う上で必要なことですし、去年1年間学び続けた自分たちの目標です。 昨年の最終戦ラリー・オーストラリア終了後、それほど長い休みがあったわけではありませんが、クルマをさらに良くするため非常に忙しい日々を送りました。ラリー・モンテカルロは常に、シーズン開幕戦としては難しいイベントです。私は過去にドライバーとして4回優勝しましたが、その当時はそれほどしっかり準備をしなかったと思います。ラリーのことは考えず、スキーに行っていたくらいです。それと比べれば、我々の3人のドライバーは十分なテストを行ない入念な準備ができているので、良い結果を期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    チームにとって最初のシーズンとなった昨年、私たちは一丸となって多くを学びました。何を改善すべきかを探求し続けた結果、2年目を戦うための準備が整い、高い競争力を得ることができたと思います。我々3名のドライバーはいずれも2017年に優勝をおさめており、とても強力な体制です。全員が優勝を目標に戦えば、きっとチームに良い結果をもたらすはずです。ヤリスWRCのデビュー戦となった去年のラリー・モンテカルロでは、それまでの自分のモンテカルロでのベストリザルトに並ぶ2位でフィニッシュするなど、良い結果を残すことができました。昨年のモンテカルロではミス無く走りきることが重要でしたが、それは今年も変わりません。しかし、今年はスピードをさらに高めていきたいと思っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    TOYOTA GAZOO Racingのメンバーとして臨む最初のラリーを前に、とても興奮しています。昨年はチームにとって1年目のシーズンだったにも関わらず、最初から非常に競争力が高く素晴らしい仕事をしました。チームにどれ程のポテンシャルがあるのかを知り、将来はこのチームの一員になりたいと強く思いました。我々の目標は選手権に勝つことです。私自身はかなりチームに慣れてきたと思いますし、とても歓迎されていると感じます。参戦準備はとても順調に進んでいます。モンテカルロは、路面が雪なのか氷なのか、ウェットなのかドライなのかなどコンディションを予想することが容易ではなく、カレンダーの中でもっとも難しいラリーですが、ライバルに対してどれくらい競争力があるのかを見ながら戦いたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    私にとって今年は、ワールドラリーカー(WRカー)でフル出場する最初のシーズンとなります。そのため、安定した走りを最優先するなど、以前とは異なるアプローチで臨む必要があります。私自身はまだまだ経験値が不足していますし、特にシーズン序盤はWRカーでの出場経験がないラリーが続き、モンテカルロもそのひとつです。モンテカルロは経験がとても重要なラリーなので、すべてのSSを走りきることを目標に置いて戦うつもりです。しかし、中盤以降のラリーに関しては自信があるので、十分に競争力を発揮できるでしょう。開幕に向けての準備は順調に進んでおり、クルマの改善と私たち自身の能力向上に取り組んでいます。

  • トヨタ、GRスーパースポーツコンセプトを東京オートサロンで初公開

    トヨタ、GRスーパースポーツコンセプトを東京オートサロンで初公開

    TOYOTA GAZOO Racingは東京オートサロンにて、FIA世界耐久選手権(WEC)で鍛えられたハイブリッド技術を生かしたコンセプトカー「GRスーパースポーツコンセプト」とその「テストカー」を世界初公開した。

    TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んでおり、世界や国内のレース、ラリーに参戦している。そしてそれらの活動で得た技術や知見を生かし、新たな市販車に繋げている。

    日本では4月に商談申込み受付を開始する「ヴィッツGRMN」はスポーツカー「GRシリーズ」の頂点に立つ数量限定モデルで、世界一過酷と言われるドイツ・ニュルブルクリンクでのテスト走行や、全日本ラリーに参戦しているヴィッツからの知見を盛り込んで開発した。

    また、継続参戦を発表したWECは、先端ハイブリッドシステムならびにEVシステムの開発を進める上で、大変有益であり引き続き重要なプロジェクトと捉えている。既にこの激しい技術競争を通じて得られた燃費向上技術などが市販車にフィードバックされている。

    そして、今回公開した「GRスーパースポーツコンセプト」はまさに、WECに参戦しているレーシングマシン「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成された、コンセプトカー。この流麗、かつ斬新なフォルムの中には、実戦で鍛えられた、V6ツインターボチャージャーやトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載。このパワーユニットは、高効率のEVシステムと、希薄燃焼エンジンの組み合わせにより、究極のパワーと環境性能を両立した、次世代のスーパースポーツカーを目指している。

    【車両概要】
    GRスーパースポーツコンセプト
    パワートレーン/エンジン型式:V型6気筒直噴ツインターボチャージャー
    エンジン排気量:2,400cc
    出力:パワーユニット最高出力:735kW/1000ps(エンジン+ハイブリッドモーター)
    ハイブリッドシステム:トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)
    ホイール:サイズF 18×13J / サイズR 18×13J
    タイヤ:サイズF 330/710R18 / サイズR 330/710R18

    友山茂樹(GAZOO Racing Company プレジデント)
    市販車両をレベルアップしてスポーツカーをつくるのではなく、レースやラリーで培われたノウハウを、様々な制約の中で、いかに市販車に落とし込むことができるか、挑戦することがTOYOTA GAZOO Racingの目指すクルマづくりと位置付けています。そして、まさに現役のレーシングカーから、スポーツカーをつくるという、トヨタにとって全く新しい挑戦が始まっています。実際に皆さまがステアリングを握れるようになるまでには、まだ時間がかかりますが、我々が目指す、次世代のスポーツカーのあり方を、このGRスーパースポーツコンセプトで感じて頂きたいと思います。昨年末に、WECに継続参戦することを発表した際に、社長の豊田から、「クルマが誕生して100年を過ぎ、自動車産業が大きな変化点を迎える中、次の100年もクルマを楽しくしていきたい」とコメント致しました。そして、年初に米国で開催されたCESにおいては、社会の共有物としての新たなモビリティー、「eパレット・コンセプト」を披露しました。GRスーパースポーツコンセプトは、eパレット・コンセプトが次世代の幌馬車とするならば、全く対照的な、自分の愛馬とも言える、パーソナルで魅惑的な、次世代の競走馬であると思います。ただし、この二つのコンセプトモデルは、どちらも電動車であり、恐らくは、最先端のIT技術を駆使した、安全で、環境に優しい、コネクティッドカーになるであろう、と言えます。この先、クルマの電動化やIT化が加速しても、この両極のモデルの中間も含め、いろいろな形があり、クルマは決してコモディティー化しない、と思います。そして、更に、「自分の意志で自由に移動したい、どこまでも遠くに、誰よりも早く、美しく移動したい」という人間の欲求は、不変的なものであり、それを実現してくれるクルマに対する人々の感情は、豊かで、心ときめくものがあります。次の100年も、クルマを徹底的に面白くするという、TOYOTA GAZOO Racingの挑戦は、まだ始まったばかりですが、お客様の笑顔のために、自動車産業の未来のために、心ときめくクルマづくりに拘り続けていきたいと思います。これからも、皆様のご支援をよろしくお願い致します。

    トヨタ<br />
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