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  • 【WRC】 トヨタ:第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、3月8日(木)から11日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    2018年最初の欧州圏外イベントとなるラリー・メキシコは、シーズン初のグラベル(未舗装路)ラリーでもある。サービスパークが置かれるレオンは、メキシコ中央高地グアナファト州の都市で、標高は約1800mと非常に高い場所にある。さらに、ラリーのコースには標高2700m以上の高地を走行するSS(スペシャルステージ)も含まれ、WRCの中でもっとも「空気が薄い」エリアで行われるラリーとして知られる。標高が高くなると空気中に含まれる酸素の量が減るため、一般的にエンジンの最高出力は20%程度低下する。また、3月のレオン周辺は最高気温が摂氏30度前後に達するなど高温で、エンジンだけでなく選手にとってもメキシコは非常に厳しいラリーとなる。

    トヨタは現在、マニュファクチャラーズランキングで1位と1ポイント差の2位につけており、3名のドライバーは3位のラトバラを筆頭に全員がドライバーズランキング5位以内に入っている。ヤリスWRCは去年、初めて出場したメキシコでこのラリー特有の難題に直面した。しかし、2回目の挑戦となる今年は去年発生した問題の再発防止策をヤリスWRCに施し、チーム一丸となってラリーに臨む。

    今年のラリー・メキシコは、8日(木)の夜にデイ1としてグアナファト中心部で市街地SSが行なわれ、競技がスタートする。全長2.53kmのターマック(舗装路)SSは、かつて銀鉱のために掘られた地下トンネル内も走行する、ラリー・メキシコの名物ステージ。翌9日(金)のデイ2は大自然に囲まれたグラベルコースに戦いの舞台を移し、いよいよロングステージが始まる。そのうち全長31.44kmのエル・ショコラテ(SS3/SS7)は、今大会最長のSSとなる。また、日中にはレオン中心部の特設コースで市街地SSが、1日の最後には市内のサーキットで2本のスーパーSSが連続で行なわれる。競技3日目となる10日(土)のデイ3もグラベルステージが中心の1日となり、デイの最後には前日と同じ場所で2本のスーパーSSと、1本の市街地SSが行なわれる。そしてラリー最終日となる11日(日)のデイ4は、3本のグラベルSSが予定されており、最終ステージのSS22は、トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に指定されている。ラリーは4日間で22本のSSを走行し、その合計距離は344.49km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1055.88kmとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    去年、メキシコは新参の我々チームとクルマにとって非常に厳しいラリーになりましたので、それを解決するために多くの改善作業を続けてきました。前回発生した問題をすべて分析し、冷却系およびエンジンに改良を施しました。 また、(メキシコは標高が高いエリアが舞台となるため、)日本にある低圧試験設備も活用しました。以上のような領域についてかなり力を入れて改善に努めてきたので、すべてが完全に機能すれば十分に競争力のあるパッケージとなるはずです。とはいえ、実際にラリーが始まってみないとどうなるのか分かりません。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    冬が終わり、メキシコで暖かな気候と日差しを最初に経験するのがいつも楽しみです。メキシコのステージは非常に高速なセクションと、低速なセクションの両方があり、走行ラインの外側には岩が転がっているため正確なドライビングが求められます。我々は先週、スペインでグラベルテストを行ない良い結果を得ました。もちろんメキシコはもっと暑くなるでしょうが、1年のこの時期にヨーロッパでできるテストとしてはベストな環境だったと思います。サスペンションに改良を加えた結果、駆動力とブレーキング時のグリップ力が去年の終わり頃よりも良くなったように感じました。クルマに高いパフォーマンスがあることは明らかですし、もし表彰台に上がることができたら、それは選手権を戦う上で本当に素晴らしいことです。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    私にとってラリー・メキシコは、ヤリスWRCで戦う最初のグラベルラリーとなります。新たに学ぶべきことは沢山ありますが、先週スペインで行なった2日間のテストはとても有効でした。可能な限り多くのことを試し、それに対してクルマがどのように反応するのかを理解しました。まだまだ慣れなくてはならないことや、改善可能な点はありますが、グラベルでの最初のフィーリングはとても良いものでした。メキシコでグラベルステージの「掃除役」はかなり大変ですが、私の出走順は5番手と前戦よりも良いので、それが助けになるのではないかと期待しています。メキシコでの実戦経験は十分にあるので、リラックスしてラリーに臨むことができますし、トップ争いに加わることも十分可能だと思っています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    去年、コースのレッキ(事前下見走行)は行ないましたが、ラリー・メキシコに出場するのは今回が初めてなので、どのようなラリーになるのか予想がつきません。メキシコの路面は、皆がプレイベントテストを行なったスペインのグラベルコースと似ています。しかし、SSを2回目に走行する時、路面はかなり荒れていることでしょう。また、高度もスペインとは大きく異なりますが、私は空気が非常に薄い状況でドライブしたことがありません。エンジンのパワーが低下するため、普段とは少し異なる運転をする必要があるでしょう。開幕からの2戦については自分でも満足しているので、メキシコでもその良い流れを維持したいと思います。すべてのステージを走り切り、将来のために経験値を高めることが今回の目標です。

  • 【WRC】 勝田貴元、ラリー・スウェーデンでWRC2クラス初優勝

    【WRC】 勝田貴元、ラリー・スウェーデンでWRC2クラス初優勝

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加している勝田貴元がWRC2クラス初優勝を達成した。

    勝田貴元、新井大輝およびコ・ドライバーの足立さやかが、2月15-18 日に開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンに参戦し、勝田・サルミネン組がWRC2クラス初優勝を達成。また、 新井・マクニール組はWRC2クラス7位、WRCイベントに初挑戦したニカラ・足立組も完走を果たした。

    ラリー・スウェーデンはWRC唯一の「フルスノーラリー」であり、今年は例年になく積雪が多いイベントとなった。ステージは雪が壁で囲われる感じになり、ドライバーはその雪壁を利用し、速いスピードを維持しながらコーナーを駆け抜けることが求められる。

    昨年に引き続き、2度目の参戦となる勝田と新井には、北欧出身の地元ドライバーなど多くの強力なライバルの中、1年間のトレーニングの成果をどこまで発揮できるか期待が寄せられた。また、足立にとっては、初めてのスウェーデンでのラリー、初めてのWRCイベント、初めてのR5車両での参戦と、初めてづくしの挑戦となった。

    勝田・サルミネン組はSS2で本プログラム初となるWRC2クラストップタイムを記録すると、その後も安定した走りでWRC2クラスをリード。全19ステージのうち9つのステージでトップタイムを記録した。デイ3最初のSSで一時的にトップの座を譲ったものの、次のステージですぐに挽回すると、その後最終日までトップの座をキープし、最終的に4.5秒差でクラス初優勝を勝ち取った。

    新井・マクニール組は4番手につけていたデイ2、電気系のトラブルによりSS7のステージ中に2度の停止を余儀なくされた。またデイ3のSS13では、コースオフが原因でエンジンのオーバーヒートが発生し6分を失うこととなった。しかし、SS12ではトップタイムを記録、その他3本のステージで2番手タイムを記録するなど、確かな成長とスピードを示した。

    ニカラ・足立組はデイ2最初のSSでコースオフし、ラジエータの損傷によりデイリタイア。ラリー2ルールで再出走したデイ3はミスファイヤに悩まされたが、最終日のデイ4には2本のステージでR5車両トップタイムを記録する素晴らしいパフォーマンスを見せた。

    豊田章男 (トヨタ自動車社長)
    勝田貴元選手、ラリー・スウェーデンWRC2クラス優勝おめでとう! 18年振りのWRC復帰を決めた時、先ず思い浮かべたのはトヨタのクルマがWRCの道で走る姿でした。そして、次に心に浮かんだのは、やはり、そのシートに日本人のドライバーとコ・ドライバーが乗っていてほしい…そんな想いでした。その姿を実現できれば、きっと日本でもラリーという素晴らしい競技・文化に共感してくれる人々がもっと増えると思ったからです。その想いで始めたのがWRCで活躍するラリーストを育成するプログラムであるTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラムでした。その挑戦が始まり2年…「日本人が日本車で戦うWRC」という私の夢に、勝田選手は、その偉業で大きな可能性を示してくれました。このことが本当に嬉しい! 同じくチャレンジプログラムで共に挑戦している新井大輝選手も、コ・ドライバーとしてWRC参戦を目指す足立さやか選手もスウェーデンの地でステージトップのタイムを出す走りを見せてくれました。今回の、みんなの頑張りによって私モリゾウと同じ夢を見る人が日本に増えたと思います。勝田選手、新井選手、足立選手これからも3人で切磋琢磨し日本のみんなの夢をも背負って世界レベルのラリーストという3人の夢を目指していってください。これからも応援しています。3選手と共に走ってくれたサルミネン選手、マクニール選手、ニカラ選手もありがとう!これからも3人をよろしくお願いします。

    トミ・マキネン (トミ・マキネン・レーシング、チームプリンシパル)
    勝田はここスウェーデンでとても素晴らしい結果を達成し、皆を驚かせました。彼は週末を通してほぼラリーをリードしていた中で、プレッシャーを非常にうまく対処しました。今回彼らのライバルとなった多くのドライバーはとても速く、雪のコンディションで経験豊富なドライバーでもあったので、この結果は必ず彼の自信につながるはずです。トップになるということがどういうことかを味わい、この経験が今後も彼をよい方向に導いてくれると思います。今日の結果はこれまでのラリーチャレンジプログラムの中で最高の出来事であり、我々の協力がうまく行っていることを示すことができ非常にうれしく思います。

    勝田貴元
    ラリー・スウェーデンでクラス初優勝することができ、とても素晴らしい気持ちです。(2位につけていた)ティデマンドはとても速く、尊敬しているドライバーでもあるので、一瞬たりとも気が抜けませんでした。デイ2でスピンしたので、もっと落ち着かなければという気持ちになりました。しかしデイ3はデイ2とスタート順が違い、我々の前に走るR5車両がいなかったので、グリップがあまりよくなく、ラインを見極めることも困難だったので、引き続きプッシュが必要でした。危ない瞬間も何度かありましたが、なんとか最後までポジションをキープすることができました。チームのメンバー、そしてこれまで支えてくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

    新井大輝
    メカニカルトラブルが発生し、自分にとっては厳しいイベントでした。デイ2に1分ロスした後は、とにかく我々ができるベストを尽くしました。その後、エンジンのオーバーヒートでさらに6分ほどのタイムロスをしてしまい、表彰台争いからは完全に外れてしまいました。そこからはモチベーションを保つのが難しかったですが、完走を目指して踏ん張りました。結果は残念でしたが、速さを見せることができたステージもあるので、ポジティブな面もあったと思います。

    足立さやか
    デイ2、3はミスファイヤなどメカニカルトラブルがあってストレスが多かったのですが、メカニックが解決策を見つけてくれ、最終日はよい一日となりました。午前中、とてもよいタイムを出すことができ、自分のペースノートリーディングにも満足し、自信を取り戻すことができました。(これまでのR4車両より車速の出る)R5車両での参戦は初めてでしたが、普段走っている高速のフィンランドの道と比べ、スウェーデンのステージは道幅が狭く、曲がりくねっているためスピードの違いはそれほど感じませんでした。今回のステージはコーナーとコーナーの間の距離が短かったので、ノートを読みながら息をつくチャンスが少なかったのがこれまでとの大きな違いでしたが、とてもよい経験になりました。

    ヤルッコ・ニカラ
    金曜日に小さなミスでスピンして、ラジエータを壊してしまいました。そして土曜日はミスファイヤリングが起きてしまいましたが、日曜日は車両の状態は良く、ペースノートも良い感じでした。サヤカは、よくやったと思います。大きなミスはありませんでしたが、例えば時に起きることですが、ちょっとしたところで読み上げが遅れるなど小さい課題はありました。この車はコーナーを走り抜けるのが速いので、時にはそれがコ・ドライバーを忙しくし、難しくさせます。全般的にフィーリングは良く、私たちは共に多くを学んでいます。

    ヨウニ・アンプヤ (チーフインストラクター)
    我々にとってとても素晴らしい週末になりました。二人のドライバーは、速さを証明する事ができましたし、勝田の勝利は純粋に素晴らしい事です。我々が設定した目標に近づきつつあります。遠い日本からやってきた彼らがこのような特別なスウェーデンのコンディションで、ポテンシャルを表せたことは、このプログラムがうまくいっているという事だと思います。両ドライバーはペースノートの使い方がとても上手くなりました。ノートは高速ステージにおいて特に重要で、昨年彼らが経験したことが活きたと思います。新井は、勝田と近いペースで走れており、今の彼に必要なのは、安定です。足立はこの週末、多くの経験をし、WRCで戦う事は今までとは違うレベルで戦う事だと理解したと思います。

    ■RC2結果(h:時間、m:分、s:秒)
    1 Takamoto Katsuta/Marko Salminen (Ford Fiesta R5) 3h01m27.5
    2 Pontus Tidemand/Jonas Andersson (Skoda Fabia R5) +4.5s
    3 Ole Christian Veiby/Stig Rune Skjaermoen (Skoda Fabia R5) +30.5s
    4 Mattias Adielsson/Andreas Johansson (Skoda Fabia R5) +31.3s
    5 Janne Tuohino/Reeta Hamalainen (Skoda Fabia R5) +1m02.5s
    8 Hiroki Arai/Glenn Macneall (Ford Fiesta R5) +7m40.2s
    22 Jarkko Nikara/Sayaka Adachi (Ford Fiesta R5) +49m48.8s

    ■次戦
    勝田、新井、足立共に3月23-25日に開催されるイタリアラリー選手権第1戦に参戦する。中央イタリアのトスカーナ地方で行われるターマックラリーで、勝田、新井は、フォード・フィエスタR5で、ニカラ・足立組はフォード・フィエスタR2で参戦する。

  • 【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン 結果:表彰台獲得ならず

    【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン 結果:表彰台獲得ならず

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第2戦 ラリー・スウェーデンの競技最終目デイ4が2月18日(日)にスウェーデンのトルシュビーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合4位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合7位、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合9位でフィニッシュ。ヤリスWRCは、前戦に続き全3台が完走を果たした。

    ラリー・スウェーデンの最終日デイ4は、トルシュビーの北側で2本のSSを行ない、最後にトルシュビーの「パワーステージ」1本を走行する3本、計51.94kmのSS(スペシャルステージ)が行なわれた。1本目のSS17ではまずオット・タナックがベストタイムを記録。そしてSS18と、ボーナスポイントがかかるパワーステージに指定されたSS19では、エサペッカ・ラッピが連続でトップタイムを記録した。そしてラッピは前日よりも順位をふたつ上げ、最終的には総合4位でフィニッシュした。今回ヤリスWRCは全部で8本のSSベストタイムを記録し、スノーロードでのパフォーマンスを証明したが、そのうち6本がオット・タナック、2本がエサペッカ・ラッピによるもの。

    WRC次戦は、3月8日から11日にかけて行なわれる第3戦ラリー・メキシコ。シーズン最初のグラベル(未舗装路)ラリーであり、外気温は摂氏30度前後に達するので「熱」が大きな問題になる。また、標高が最高2737mに達する高地で開催されるため、エンジンが取りこめる酸素の量が少なくなり、エンジンは通常よりも20%程度パワーが落ちる。そのため、クルマにとっても選手にとっても厳しい1戦となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    3本のSSをすべて制するなど、今日は良いパフォーマンスを示すことができました。ラリースウェーデンでは全体的にクルマもドライバーも良かったのですが、コースのコンディションは必ずしも公平とはいえませんでした。将来的に、すべてのドライバーが同じようなコンディションで走れるような施策がなされると良いですね。今日、エサペッカはとても速く、昨日よりもふたつ順位を上げ、パワーステージでもトップタイムを記録しました。金曜日にたった1度だけ小さなミスをしましたが、それさえなければ表彰台のもっとも高い位置を狙えたはずです。しかし、彼が初めて雪のラリーにWRカーで出場したことを忘れるべきではないですし、きっと来年にはもっと強くなっているでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    非常に厳しい週末でした。土曜日は、はやい出走順により新雪や深い轍(わだち)の影響を受け、大幅にタイムを失ってしまいました。また、最終日を前にトランスミッションを交換しましたが、チームが素晴らしい仕事をしてくれたお陰でクルマのフィーリングが良くなり、ハンドリングも好転しました。改めて、速さと信頼性の両方が重要であると思いました。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    金曜日は路面コンディションが悪く、何もできないような辛い状況でした。土曜日は出走順が少し良くなりペースも上がったので、何回かSSベストタイムを記録しました。そして今日はコンディションが自分たちに合っていたので、さらに良いタイムを重ねることができました。いろいろ大変な週末ではありましたが、今回初めて未舗装路仕様のヤリスWRCでラリーに出場し、多くの学びを得ることができました。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    パワーステージで勝ち、そして順位をふたつ上げることができました。チームがある程度の良い順位でラリーを終えることができて嬉しく思います。金曜日に起きてしまったことについては、もうそれほど残念に感じていません。全体としては力強い戦いができたと思います。自分にこれほどスピードがあるとは思っていなかったので、来年このラリーに戻ってくるのが本当に楽しみです。

    ラリー・スウェーデン 結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 2h52m13.1s
    2 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +19.8s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +28.3s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +45.8s
    5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +54.4s
    6 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +1m15.3s
    7 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m04.9s
    8 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m52.2s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +3m44.4s
    10 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +8m45.4s

  • トヨタ自動車の豊田章男社長、銀メダル獲得の宇野昌磨選手を祝福

    トヨタ自動車の豊田章男社長、銀メダル獲得の宇野昌磨選手を祝福

    トヨタ自動車の豊田章男社長が、2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技・男子シングルで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手を祝福した。

    宇野昌磨選手は昨年6月にトヨタ自動車に入社。「チームトヨタアスリート」の従業員アスリートとして2018年平昌オリンピック冬季競技大会に出場し、男子シングルで見事銀メダルを獲得した。

    トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男

    宇野昌磨選手、平昌オリンピックでの銀メダル獲得おめでとうございます。

    「初出場となる世界最高の舞台。
    世界中のライバル達の活躍を見届けて、最後に登場するプレッシャー。
    世界中のファンの方々の期待。
    すべてを力に変えて、「宇野くんらしさ」を出し切った素晴らしい演技に感動しました。

    ずっと背中を追い続けてきた羽生選手と揃って登った表彰台。
    努力に努力を重ね、自分自身との闘いに勝ち抜いた人にしか見えない景色があったと思います。

    世界中が歓喜に包まれた素晴らしいニュースをありがとう!

    宇野昌磨

  • 【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン 3日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権 (WRC) 第2戦 ラリー・スウェーデンの競技3日目デイ3が2月17日(土)にスウェーデンのトルシュビーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合6位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合7位と、それぞれ前日よりもひとつ順位を上げた。また、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)は総合9位につけ、ヤリスWRCは全車が最終日デイ4に駒を進めた。

    ラリー・スウェーデンのデイ3は、森林地帯を中心に合計距離120.31kmの8本のSS(スペシャルステージ)が行なわれた。前日、不利な出走順により大幅にタイムロスしたタナックは、コンディションが比較的良かった午前中のSSで、2本のベストタイムと1本のセカンドベストタイムを記録。また、ラトバラも2、3番手のタイムを刻み、本来のパフォーマンスを発揮した。しかし、午後の再走SSでは前日と同じように直前にヒストリックカーの走行があったためコンディションが悪化。その後、WRカーの走行が増えるほど路面の状態は改善されていったため、出走順が後方の選手が有利な状況だった。そのため、出走順がはやめだったタナックとラトバラはタイムが伸びなかったが、それでもラトバラは前日よりもひとつ上の総合7位でデイ3を走りきった。タナックは午後2本目のSS13でスロー走行の前走車を抜かす際、接触があり大きくタイムロスした。しかし、その後SS15で今大会5回目のSSトップタイムをマークするなど、速さを示した。WRカーでのラリー・スウェーデン出場は今回初めてのラッピは、安定して5位前後のSSタイムを刻み続け、SS10で3番手タイムを、SS16では2番手タイムを記録。デイ2よりもひとつ順位を上げ、総合6位でデイ3を走破した。

    競技4日目、ラリー最終日となる2月18日(日)のデイ4は、トルシュビーのサービスパークを中心に3本のSSが行われる。リケナス1,2(SS17/SS18)は2017年にラトバラと当時他のチームのドライバーだったタナックが優勝をかけて激しい首位戦いを展開したラリー・スウェーデンの名物ステージ。そして、ラリーの最後を飾るトルシュビー2(SS19)は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。3本のSSの合計距離は51.94km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は203.21kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    路面コンディションの影響により、今日も本当のパフォーマンスを発揮することができませんでした。午前中は良かったのですが、午後の再走SSが始まる前にヒストリックカーの走行があるため、午後はコンディションが変わるだろうと予想していました。そして、実際その通りになってしまったのです。大量の積雪と、その他いくつかの要因によって、選手権で上位につける選手たちが不利な戦いを強いられているのは残念です。とても不運な状況だと言わざるを得ません。しかし、我々の選手は全員良い走りをしていると思います。エサペッカは安定して良いタイムを記録し、順位をさらに上げることも可能だと思います。また、路面のコンディションが良ければ、最終SSのパワーステージで我々は多くのポイントを獲得することもできるはずです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)

    今朝はうまく行きました。良い感じで走ることができ、楽しんでドライブしました。しかし、午後はクルマが思うように動きませんでした。フロントのデファレンシャルが正確に作動せず多くのタイムを失いました。しかし、サービスでトランスミッションを交換したので、明日は大丈夫だと思います。きっと自信を持ってSSに臨むことができるはずなので、パワーステージではポイントを獲得するチャンスも訪れるはずです。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    全体的にペースはとても良く、昨日よりも楽しんで走ることができました。午前中は一貫して十分なグリップが感じられ、このラリー本来のコースコンディションで走ることができました。クルマはあのような路面では完璧で、とても良いフィーリングでした。しかし、午後は予想通りトリッキーなコンディションとなり、昨日と似たような状況でしたが、いくつかのクルマが我々の前に走っていたので、多少のラインが刻まれていました。明日は自分たちのベストを尽くし、パワーステージで何ができるのかを考えるつもりです。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    良い1日でした。昨日と同じようなペースを保ち、大部分のSSで5位以内のタイムを出せるようにコントロールしましたが、それがうまく行き非常に安定した走りをできました。サービスではクルマに少し変更を施しましたが、それが奏功し轍(わだち)が刻まれた道でも安定して走ることができました。1台、2台とクルマが走るごとに路面はクリーンになっていったので、自分としてはあれ以上良いタイムを出すことはできなかったと思います。マッズ・オストベルグ選手との5位争いが続いていますが、もちろん明日は彼を抜かしたいと思っています。

    ラリー・スウェーデン デイ3の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 2h23m23.8s
    2 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +22.7s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +32.0s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +48.6s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +56.8s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m05.8s
    7 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m03.3s
    8 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m20.5s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +3m41.3s
    10 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +4m24.9s

  • 【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン2日目は積雪で出走順が大きく影響

    【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン2日目は積雪で出走順が大きく影響

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第2戦ラリー・スウェーデンの競技2日目デイ2がスウェーデンのトルシュビーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合8位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合9位につけ、ヤリスWRCは全車がデイ2を走りきった。

    競技2日目を迎えたラリー・スウェーデンは、森林地帯で7本計140.10kmのSS(スペシャルステージ)が行なわれた。午前中SSは全体的に新雪に覆われ、出走順がはやい選手権ランキング上位のドライバーはコース上の「雪かき役」を担うことになり、大幅なタイムロスを余儀なくされた。デイ2最初のSS2を2番目にスタートしたオット・タナックはそれでもSSベストタイムを記録し首位の座を守ったが、以降のSSでは新雪の影響を大きく受け、3番手スタートのヤリ-マティ・ラトバラと共に遅れをとり困難な1日を送ることになった。出走順が7番目だったエサペッカ・ラッピはデイ1の総合8位から順位を上げ、SS5では総合2位につけていた。しかし、SS6でジャンクションをうまく曲がれず、クルマのフロント部を雪壁に当てたことでエアフィルターに大量の雪が詰まり、エンジンのパワーが低下してしまった。その結果、ラッピは約30秒を失い総合7位でデイ2を終えた。

    競技3日目となる2月17日(土)のデイ3は、トルシュビーのサービスパークを中心に8本のSSが行われる。トルントルプ(SS9/SS12)は久々にラリー・スウェーデンのコースに組み込まれたステージで、ハグフォシュ(SS10/SS13)、ヴァルゴセン(SS11/SS14)はラリー・スウェーデンを代表する名物ステージ。特にヴァルゴセンは「コリンズクレスト」と呼ばれるビッグジャンプがある大人気のSSで、毎年多くの観客が集まりとても盛り上がる。デイの終わりには、木曜日と同じ競馬場が舞台となるカールスタード・スーパーSS(SS15)、サービスパークすぐ近くでのトルシュビー・スプリント(SS16)という、2本の短いSSが行なわれる。8本のSSの合計距離は120.31km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は545.25kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    1日を通してフルにSSが行われる最初のデイが、このような思いもよらぬ展開になったのを初めて見ました。今日のSSのタイムを見ただけでは、前戦のラリー・モンテカルロで一体誰が活躍し、誰がそうでなかったのかきっと分からないでしょう。現在のラリーカーは以前よりも幅が広いスノータイヤを装着するため、コースクリーニングを担うことによるタイムロスは昔よりも大きくなっています。オットやヤリ-マティなど、現在選手権の上位にいる選手たちにとっては、フラストレーションが溜まる1日だったでしょう。エサペッカは明日のデイ3でトップを狙える良い位置につけていましたが、残念ながら小さなミスで遅れをとりました。それでも、このような状況で彼は良い走りをし、自信を示しました。明日は上位につけている選手の出走順が今日とは逆で後方になるため、彼らにとってはより有利な展開になり得ます。ただし、それでもラリーはまだ2日間残っているので、何かが起こる可能性はあります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    本当に厳しい1日でした。まず、朝のSSではコースが新雪に覆われ、午後の再走SSでは、直前に走ったヒストリックラリーカーによって幅の狭い走行ラインが刻まれていました。そのラインを外れると非常に滑りやすいので、なぞって走るより他ありませんでした。そのため自分の力をフルに発揮して攻めることができませんでしたが、仕方ありません。それでもクルマにはとても満足しているので、明日はよりポジティブな状況になることを期待しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    今日はとても苦労しました。コース上には大量の雪があり、外から見ている分には良いのですが、走る立場からすると大変で、タイヤのグリップがまったく感じられない状態でした。とにかく、今日は非常に難しいロードコンディションだったと思います。もし明日、走行順が後方だったなら良かったのですが、残念ながらそうではなく今日と同じようなはやい走行順なので、きっと明日も苦労するでしょう。ラリーを最後まで走り抜き、できるだけ多くのポイントを得られるようにベストを尽くします。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    非常にトリッキーなコンディションでした。特に再走SSでは轍(わだち)が深く刻まれ、滑りやすい雪が積もっていたためミスをしやすく1回目の走行時よりも大変でした。SS6ではクルマのフロントを雪壁に当て、大量の雪がエアフィルターに入ってしまい最後の5kmは大幅にパワーが落ちた状態で走ることになり、30秒程度ロスしました。ただしラリーはまだ2日間ありますし、今日はポジティブに感じられることも多くありました。自分自身のスピードに少し驚いたくらいです。ですから、明日もこの良いフィーリングを保ち、楽しんで走りたいと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 1h16m13.1s
    2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4.9s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.1s
    4 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +12.6s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +13.2s
    6 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +29.6s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +38.5s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m06.2s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +1m29.0s
    10 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m43.6s

  • 【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第2戦 ラリー・スウェーデンが2月15日(木)に開幕。デイ1としてスウェーデンのカールスタードでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合8位につけ、ヤリスWRCは全3台が順調なスタートをきった。

    シーズン唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデンは、15日(木)の午前中にトルスビューのサービスパーク付近でシェイクダウンが行なわれ、クルマの走行確認および最終セッティング作業を行なった。そして夜8時過ぎから、トルスビューの約100km南に位置するカールスタードの競馬場で、SS1として2台同時走行のスーパーSSが行われた。SS1は全長1.90kmと走行距離は短いながらも、毎年多くの選手がミスをしてクルマに大きなダメージを負う難関SSとして知られている。そのため3名のドライバーは注意深い走行を実践したが、タナックとラトバラが1-2のSSタイムを記録するなど、チームにとって良いラリーのスタートになった。

    競技2日目となる2月16日(金)のデイ2は、トルシュビーのサービスパークを中心に7本のSSが行われる。そのうちホーフ・フィンスコグ(SS2/SS5)と、スヴルリア(SS3/SS6)は隣国ノルウェーが舞台となり、ロイデン(SS4/SS7)はスウェーデンをスタートし、ノルウェーを経てスウェーデンでフィニッシュするという、国をまたぐステージとなる。そして、1日の終わりにはサービスパークのすぐ近くでトルシュビー(SS8)のステージが行なわれる。7本のSSの合計距離は140.10km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は548.10kmとなる。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)
    今晩のスーパーSSでは1、2番手タイムを刻むなど良いスタートになりましたが、本当の戦いは明日からです。朝のシェイクダウンは、高速セクションと低速セクションがあり実際のラリーのSSと似たようなコースでしたので、プレイベントテスト後に実施したいくつかのセッティング変更を確認する場として活用しました。すべてのクルマはそれぞれ異なる時間帯に走行したので、タイムはあまり参考になりませんが、自分たちのパフォーマンスには満足しています。去年、このラリーで優勝した後、我々は改善を続けてきましたが、他のチームもそれは同じだと思いますので、気を引き締めてラリーに臨みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    最初のSSで速いタイムを刻むことができ、とても良いスタートになりましたので、この調子を保ち続けたいと思います。シェイクダウンのコースは、明日以降のSSと非常に良く似ており、セッティングを少し変更したところクルマのフィーリングはとても良くなりました。雪の上を走るのはとても良い気分ですし、今年は素晴らしい路面コンディションです。もちろんラリー・スウェーデンでの5回目の優勝を目指して戦いますが、他のドライバーも速く彼らにもチャンスはあります。このラリーで勝利するためには、完璧な戦いをしなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    カールスタードのSSは観客が多く、そして面白いコースなのでラリーのスタートをいつも楽しんでいます。また、朝のシェイクダウンも順調でした。明日からの天気次第でベストなセットアップは変わるので注意する必要はありますが、クルマは良いフィーリングです。前戦ラリー・モンテカルロは我々にとって良いスタートになりましたが、このラリーでも良い結果を得られると信じています。明日から始まる、ラリー・スウェーデンらしいコースを走るのが今から楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    最初のSSはまったく問題なく、良い走りをできました。また、朝のシェイクダウンシェイクダウンも非常にうまく行ったと思います。最初に少しアンダーステアを感じましたが、その後サービスでセッティングを変更し、違うことも試したところ改善したので、明日からの典型的なスウェーデンのSSではきっと上手く走れると信じています。コースに大きな雪壁があり、道が完全に凍結し、そして日差しがあればラリーカーをドライブするには最高の条件です。明日からのラリーを心から楽しみたいと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 01m32.7s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +0.3s
    3 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +0.6s
    4 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +0.9s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.9s
    6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.0s
    7 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.1s
    8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +2.2s
    9 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2.5s
    10 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2.9s

  • 【動画】俳優・佐藤健がカートに挑戦、勝田貴元がサポート

    【動画】俳優・佐藤健がカートに挑戦、勝田貴元がサポート

    トヨタ自動車は、俳優の佐藤健が、モータースポーツのリアルを感じ、思い、語る、『TAKERU SATOH MEETS GAZOO』の第三弾コンテンツ「KART篇」を公開した。

    今回は、佐藤健が、豊田章男(ドライバー モリゾウ)の運転に同乗し、多くの話題を呼んだ「MORIZO篇」(2017年7月公開)、初めてル・マン24時間レースを体験した「LE MANS篇」(2017年9月公開)に続く第三弾。

    佐藤健自らが、モータースポーツの実体験を通じて、モリゾウの言う「道とクルマと人間が一つになる」ことを感じ、その面白さを伝えていく。

    佐藤健が挑戦するのは、モータースポーツの中でも、多くのプロレーサーのサーキット原体験であり、初心者からプロまで、広く学び、楽しめるカート。その挑戦を、カート出身のプロラリードライバーで、現在トヨタの育成プログラム(Rally CHALLENGE Program)で欧州ラリー参戦中の勝田貴元選手がインストラクターとしてサポートしている。

    カートを経験した佐藤健は「体感が直にくるってこういうことか」「来る前よりも自分がレベルアップした実感があるので嬉しい」「後は心地の良い疲労感ですね」「今は凄い気持ちが良いです」と動画のなかで語っている。

    『TAKERU SATOH MEETS GAZOO』では、モータースポーツの楽しさや、トヨタがモータースポーツに挑戦する意義を伝えていくため、佐藤健がTOYOTA GAZOO Racingのリアルな姿に触れ、変化していく顔つき、新たに生まれる感情の変化の過程を追いかけていく。

    TAKERU SATOH MEETS GAZOO

  • トヨタ スープラが復活? 噂の“あのクルマ” をジュネーブショーで公開

    トヨタ スープラが復活? 噂の“あのクルマ” をジュネーブショーで公開

    トヨタは、第88回ジュネーブ国際モーターショーにおいて『トヨタのアイコン的スポーツカーの復活を示唆する現代版レーシングコンセプト』を披露すると発表した。

    トヨタは13日(火)に一枚の画像を公開。公式Twitterで『巷でうわさの “あのクルマ” をジュネーブ国際モーターショーでお披露目します!』と宣言した。

    Twitterでは以下の投稿が付け加えられている。

    『記者:あのクルマって何ですか? 広報部員:あれですよ、あれ』

    トヨタは、BMWと共同で新型スポーツカーを開発しており、トヨタ「スープラ」とBMW「Z4」の開発カーと見られるスパイショットが何度も撮影されている。

    現時点ではネーミングについては断定できないが、欧州の最新レポートでは「スープラ」をベースとして高性能な「GR」や「GRMN」モデルがラインナップされると報じられている。

    トヨタは、現地時間の3月6日(火)午前9時45分(日本時間 : 同日午後17時45分)にプレスカンファレンスを開催し、このコンセプトカーを公開する。

  • マクラーレン 「アロンソのトヨタへの商業的関与は契約で制限している」

    マクラーレン 「アロンソのトヨタへの商業的関与は契約で制限している」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソの今期のFIA 世界耐久選手権(WEC)への参戦に関して、レースで走ること以外の活動はトヨタとの契約で制限していると明かした。

    フェルナンド・アロンソは2018/19“スーパーシーズン”にトヨタから参戦が決定。F1アメリカGPと日程が重なっていた富士6時間レースに日程が変更にあったことで全ラウンドに出場することが可能となり、今シーズは超過密スケジュールをこなすことになる。

    しかし、ザク・ブラウンも、フェルナンド・アロンソのWECのスケジュールがマクラーレンでの役割の妨げになることはないとし、マクラーレンはトヨタとの契約においてアロンソの活動範囲を制限していると明かした。

    フェルナンド・アロンソのWECへの参戦は、マクラーレンにおけるF1活動の妨げになるのではないかと質問されたザク・ブラウンは「まったくない。それがなければ彼はそれらの週末に何をしていたと思う?」とコメント。

    「F1マシンでテストすることはないし、シミュレーターに乗ることもない。彼ができることはそれほどないんだ。我々はF1に関して彼から必要なものは全て手に入れているし、そのような週末で彼はカートやゴルフなど自分のやりたいことをやっていただろう。それがトヨタのWECカーに乗ることになるだけだ」

    「彼は自分が何をするかをわかっている。彼は信じられないくらい準備を整えることができる。デイトナ24時間レースを走り、そのあとトヨタのシミュレーターテストを実施している。ずっとクルマに乗っていた。彼はアクションに戻っているし、彼は我々の大部分は嫌になってしまうようなことができてしまう非常に特別なアスリートだと思っている。彼は最高のレベルでそれをできると思わなければやらないだろう」

    また、ザク・ブラウンは、トヨタとの契約で商業的なイベントへの出演やそれに関する移動などを最小限に制限していると語った。

    「事実上、フェルナンドはレースカーの運転だけに限られている。商業的な出演やスポンサー活動、その性質のある事柄は非常に最小限に抑えられている」とザク・ブラウンは語る。

    「彼のトヨタとの関係は我々からのローンという形になる。我々は彼がレースをすることに関してトヨタと契約を結んだが、商業的なコミットメントをするために世界中を移動するようなことはできない。彼の移動を最小限に抑えることからスポンサーが競合する可能性に至るまでの全てのことだ」

    「トヨタはあまり多くのスポンサーがいないので、今のところマクラーレンと競合することはないが、もしマクラーレンと競合するパートナーが見つかっていたら、フェルナンドは競合するスポンサーの服装で歩くことはできなかった」