カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、アウディに代わってザウバーF1チームを買収してF1復帰?

    トヨタ、アウディに代わってザウバーF1チームを買収してF1復帰?

    トヨタが、アウディに代わってザウバーF1チームを買収してフルワークスとしてF1復帰するという乱暴な噂が飛び交っている。

    この1週間、F1界ではさまざまな噂が飛び交っている。その最新の噂には、おなじみの日本の自動車メーカーの名前が含まれている。

    しかし、それはホンダではない。2026年にレッドブルとのコラボレーションが終了した後も、アストンマーティンに乗り換えてグリッドに留まり続けるというホンダの計画は、依然として予定通りに進んでいる。

    むしろ、新たな憶測の中心にある名前はトヨタであり、最近マクラーレンがスーパーフォーミュラのドライバーである平川亮と契約したことにより、F1復帰の噂が高まっている。

    フィンランドの新聞Iltalehtiによると、トヨタは現在ザウバーF1チームとの関係が憶測されており、ザウバーF1チームとアウディの2026年契約が破棄されるという厄介なプロセスに入っている可能性があるとの噂がすでに浮上している。

    「アウディのF1プロジェクトの終了はザウバーにとって大惨事となるだろう」と特派員のジュソ・タイパレは語った。「しかし、トヨタが彼らを救うと噂されている」

    タイパレ記者は、トヨタがザウバーF1チームを買収し、2009年の撤退以来初めてフルワークスとしてF1に復帰するかもしれないと説明する。

    「トヨタはマクラーレンにもパワーユニットを供給するだろう」とジャーナリストは付け加えた。しかし、今のところそれは出典のない噂や憶測にすぎないと認めた。

    しかし、もしアウディがザウバー買収をキャンセルした場合、トヨタがその取引を救済することは、現在ザウバー/アルファロメオのドライバーであるフィンのバルテリ・ボッタスの耳には心地よいことだろう。

    34歳の彼はすでに2024年までの契約を結んでいるが、燃料タンクにはF1での「あと5年分は余裕」で残っていると考えている。

    「一部のチームは若くて新しいドライバーを望んでいる」とボッタスは今週フィンランド人ジャーナリスト、オスカリ・サーリのポッドキャストで語った。「経験を求めるチームもある」

    「現時点での僕の最大の目標は、アウディのプロジェクトに参加することだ。同社は大手自動車メーカーであり、最初から大きな目標を持っている」

    「これは僕にとって再びトップに近づく良い機会になるかもしれない」と元メルセデスドライバーは付け加えた。「大きなモチベーションと大きな目標は、トップに近づき表彰台に戻ることだ」

  • WEC:トヨタ 2023年 第7戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    WEC:トヨタ 2023年 第7戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)の2023年最終戦となる第7戦バーレーン8時間の公式練習走行が11月2日(木)に中東バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで開始され、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)は難しいコンディションとなった初日から順調なスタートを切った。

    4日(土)の決勝でドライバーズチャンピオン決定の舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットはこの日、強風と強い雨により赤旗が出されるなど波乱の幕開けとなったが、TGRの2台のGR010 HYBRIDは2回のセッション共に1-2のタイムをマークした。

    TGRは既に、5年連続でのマニュファクチャラーズチャンピオンは確定しており、これまでに開催されてきた11戦で8勝を挙げるなど相性の良いここバーレーンで、ドライバーズチャンピオンも決めるべく、絶好のポジションにつけている。

    ディフェンディングチャンピオンであるGR010 HYBRID 8号車のセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮は、チームメイトの7号車小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスに15ポイント差をつけてドライバーズタイトル争いをリードしており、また、最大39ポイントが獲得できる今大会、フェラーリの2台もまだ逆転タイトルの可能性を残している。

    小林が公式練習第2回目で記録した1分46秒851がこの日の最速タイムとなり、7号車の逆転タイトルへ向けた強い決意を示す滑り出しとなった。8号車は、ハートレーが同じく夜のセッションで記録したタイムで総合2番手につけた。

    正午過ぎに開始された公式練習第1回目は、開始からわずか9分後、この地域では珍しい豪雨を伴う悪天候となり、赤旗が出された。45分間の中断の後にセッションは再開されたが、この雨により路面は完全なウェットコンディションとなっており、延長されたセッションで2台のGR010 HYBRIDは、ウェットタイヤでの走行テストという新たなプログラムをこなすこととなった。

    このセッションでは、その後ラップタイムを更新できるまでに路面コンディションは改善せず、7号車がセッション開始直後に小林が刻んだタイムでタイムシートのトップをキープ。ブエミの8号車がこれに続き、バーレーンの最初のセッションはTGRの1-2で幕を開けた。

    日没後に開始された公式練習第2回目までには天候は回復し、路面もドライに。照明に照らされた1周5.412kmのサーキットで、チームはようやく今大会使用できるミディアム、及びハードのドライタイヤを評価する機会を得ることとなった。

    公式練習第1回目から行われてきた空力やメカニカルのセットアップは、豪雨による赤旗でいったん中断されたものの、この夜のセッションで再開され、タイヤの摩耗が厳しいサーキットとして知られるバーレーンでの最良の妥協点を見出すべく、ドライバー、エンジニア共に集中的な作業を続けた。

    公式練習第2回目も、1時間ほどが経過したところでGTカーのアクシデントにより赤旗が出され、18分ほどの中断の後にセッションが再開。チームにとって有意義なものとなったこの2回のセッションで、2台は合計159周、860kmを走破した。

    予選と決勝へ向けた最後の準備となる公式練習第3回目は3日(金)の正午より実施され、その後、日没直後の現地時間午後5時5分(日本時間午後11時5分)よりハイパーカークラスの予選が行われる。8時間で争われる決勝レースは4日(土)現地時間午後2時(日本時間午後8時)にスタートが切られる。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    これまでのところ全て順調に進んでおり、異なるコンディション下においても、我々のパフォーマンスも非常に競争力が高いように見えます。公式練習第2回目はタイヤ評価において非常に重要で、より理解が進んでいます。我々はGR010 HYBRIDと共にここバーレーンで多くの経験がありますが、ことタイヤに関しては、今季はタイヤウォーマー無しなのでほぼゼロから学び直しです。とは言え今日はポジティブな一日で、この勢いを維持できるよう頑張ります。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    我々はウェットでもドライでも、全てのコンディションで力強いように見えました。雨はここバーレーンではめったにないことなので、ウェットコンディションでの走行ができたのは幸運でした。最初のセッションでは数周したところで突然空が暗くなり、いきなり大雨になりましたが、少なくとも我々は、万が一に備えた準備ができています。我々7号車が明日ポールポジションを取れればタイトル争いの一助になりますし、もちろんそれも狙っています。しかし、決勝へ向けての準備が最優先です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー)
    興味深く、有意義な一日でした。マイクと可夢偉が素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、今日を最速で終えることができました。今日はスリックとウェットタイヤの両方で走行しました。周回数は少なかったですが、結果には満足しており、明日はもっと周回を重ねたいと思っています。いつものように、我々の2台は僅差の争いですし、タイトル争いは難しいものになると思いますが、レースは何が起こるかわかりませんし、戦い続けます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    盛りだくさんな一日でした。予選シミュレーションを含め、明日のために多くの周回を重ねました。激戦になることは間違いなく、そのためにも全てを正しく進める必要があります。このサーキットはタイヤの摩耗が非常に激しいので、可能な限り最良のセットアップを見出すことと、正しいタイヤの使用を選択することが非常に重要となります。7号車と8号車でそれぞれ準備作業を分担し、時間を最大限有効に活用しているので、良いレースができることを期待しています。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    雨のコンディションでバーレーンを走るのは初めてで、ここで何年もレースをしてきたにもかかわらず、新しい体験ができました。特に、コース上で水が溜まりやすい場所が見えるなど、興味深い経験でした。天候の件を除けば、比較的クリーンな一日でした。ライバルがどう動いてくるかわかりませんが、今のところ我々は速さを示せていると思います。様々なセットアップや異なるタイヤコンパウンドを試すことができました。このコースはタイヤの摩耗が非常に激しいので、決勝レースではそれが大きなポイントになるでしょう。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    昼間の雨は、ここでは見たことがないような激しさでした。ウェットコンディションも上手くこなすことができましたが、これからの数日、同じようなコンディションにはならないことを願っています。今日は多くの周回を重ねられたので、クルマとタイヤの挙動を把握することができました。タイヤは摩耗が激しいので、決勝レースではそれを上手くコントロールする必要がありますが、全体的には好調なスタートが切れたと思いますし、この調子でプッシュを続けます。

  • WEC:トヨタ 2023年シーズン 第7戦 バーレーン8時間 プレビュー

    WEC:トヨタ 2023年シーズン 第7戦 バーレーン8時間 プレビュー

    トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)はドライバーズチャンピオン獲得を目指し、2023年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦となる第7戦バーレーン8時間レースに挑む。チームは先月行われた前戦富士で、最終戦を待たずしてマニュファクチャラーズチャンピオンを決めている。そして、フェラーリ、ポルシェ、キャデラック、プジョー、ヴァンウォールといったハイパーカーでエキサイティングな戦いとなっている2023年シーズンをドライバーズチャンピオン獲得で締めくくるべく、今週末11月4日(土)に行われるバーレーンでの決勝レースに臨む。

    GR010 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名は、1シーズン5勝のWEC新記録を目指すと共に、ここ4シーズンで3度目の世界チャンピオン獲得へ向け最終戦もプッシュを続ける。

    チームのホームコースである富士スピードウェイで7号車が勝利したことで、ドライバーズランキング首位を守るGR010 HYBRID 8号車のセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮と7号車の3人との差は、15ポイントまで縮まった。しかし、8号車はこのバーレーンで、2位以上でフィニッシュすれば自力でチャンピオンを獲得できる。

    ドライバーズチャンピオン争いのトップ2はTGRの2台だが、TGRの2台どちらかによる5年連続ドライバーズチャンピオンはまだ確定していない。フェラーリ50号車は首位と36ポイント差、51号車は31ポイント差につけており、バーレーンでは最大39ポイントが獲得できるため、この2台にも可能性が残されている。

    1周5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキットは、これまでもTGRにとって非常に相性の良い舞台だった。2012年からの11戦中、8勝を上げており、今年は7連覇及び6レース連続の1-2フィニッシュを目指す。

    15のコーナーを持つバーレーンは、特にタイヤに厳しいサーキット。さらに、4日(土)の決勝レースは午後2時にスタートし、気温、路面温度が下がる日没後も走行を続けるため、大きく変化するコンディションへの対応が求められる。

    この異なるコンディションに対応するため、2日(木)の練習走行は昼間と夕刻暗くなってからの2回に渡って行われ、3日(金)の最終練習走行が予選へ向けた最後の準備となる。予選はちょうど日没にかかる現地時間午後5時5分にハイパーカークラスのセッションが開始される。4日(土)の決勝レースは現地時間午後2時にスタートが切られる。

    バーレーン8時間の決勝が終わっても、2023年シーズンの活動は終わりではない。翌5日(日)はWECのルーキーテストが行われ、TGRも参加する。TGRはLMP2クラスの新星、17歳のジョシュ・ピアソンにテストの機会を設ける。5日(日)のテストでは30周以上の走行が計画されており、彼が史上最年少のハイパーカードライバーとなる。また、このルーキーテストでは今季米国IMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権のGTDプロクラスでバッサー・サリバンのレクサスRC F GT3を駆り、シリーズチャンピオンを獲得したジャック・ホークスワースとベン・バーニコートもGR010 HYBRIDを初めてドライブする。

    WEC FIA世界耐久選手権

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    今季はエキサイティングなシーズンで、チームの誰もが新たなハイパーカーのライバルとの戦いを楽しんできました。ただ、まだ我々にはドライバーズタイトルという、達成していない大きな目標がひとつ残されています。7号車はややポイントで遅れを取っているので簡単ではありませんが、プッシュを続け、シーズン5勝目を目指します。最も重要なポイントは我々TGRの2台のうちどちらかがタイトルを勝ち取ることであり、そのために一丸となって最後まで戦います。バーレーンは我々TGRにとってこれまで好結果を残してきたサーキットで、その記録をさらに伸ばしたいと思っていますが、競争は激化しています。特に前戦富士ではフェラーリだけでなくポルシェも大きなライバルになって来ていると感じたので、接戦になるでしょう。我々の準備はできていますし、レースを楽しみにしています。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    バーレーンは私にとってこれまでずっと良いサーキットで、レースも楽しいです。私のトヨタでのWEC初勝利は2014年のバーレーンでしたし、その後2回の世界チャンピオンを決めたのもここバーレーンでした。我々7号車はまだ今季のタイトル争いの可能性を残しているので、とにかく勝ちに行きます。ベストを尽くし、後は8号車がどうなるか見ていくだけです。今季は素晴らしいシーズンでしたし、チャンピオンシップの結果にかかわらず、シーズン全7戦中5勝という素晴らしい結果を達成したいと思います。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー)
    暑いコンディションや夜の走行もあるバーレーンで、またレースができるのが楽しみです。我々のGR010 HYBRIDはこれまでもここバーレーンでいつも好調でしたし、チームも良い記録を重ねて来ているので、私自身は楽観視しています。しかし、簡単にいくものではないことはいつも通りで、ハイパーカーのライバル全車が、シーズンを少しでも好成績で終えようとしてくるので、戦いは熾烈になるでしょう。このレースも、適切な車両セットアップを見出し、全てのコンディションに合わせたタイヤマネージメントができるかが重要になるでしょう。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    バーレーンはシーズンを締めくくるのに最適な舞台ですし、2度のタイトル決定という最高の思い出のある、私にとって特別な場所でもあります。ドライバーとしては、バーレーンは追い越しが可能な長いストレートと高速コーナー、そして、高低差もあり、全ての要素を持っている非常に良いコースで、いつも楽しんでいます。ナイトレースも特別ですし、バーレーンでタイトル獲得のために戦うのが待ちきれません。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    我々にとって非常に重要なレースであり、チームにとってシーズンを締めくくるのにふさわしいレースにしたいと思っています。前戦の日本でマニュファクチャラーズタイトルを決められたことは素晴らしかったですし、これでバーレーンではドライバーズタイトル争いに集中することができます。チームメイトの7号車はシーズンを通してとても速く、今回も最大のライバルになることは間違いありません。他のハイパーカーのライバルも非常に競争力が高く、上位争いは熾烈なものになるでしょう。しかし、我々は何度もここバーレーンでタイトルを決めてきた良い思い出もありますし、この土曜夜もそれが再現できることを願っています。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    1年前、セバスチャン、ブレンドンと私は、ここバーレーンで世界チャンピオンを決めたので、もちろん今年もその再現をさせたいです。我々はどれだけのポイントが必要なのかわかっていますが、これだけ接近した戦いの中では簡単なことではありません。練習走行からの車両セットアップ作業で、特に暑い昼間と涼しい夜という2つの異なるコンディションでの妥協点を見出さなくてはなりません。8時間と長いレースなのでクルマのバランス、またタイヤの摩耗も大きく変わるでしょう。クルマがどう変わるのかを理解し、最適解を見出すと共に、ドライバーとしても、ミスのない安定した走りが求められます。シーズン最終戦を1-2フィニッシュで締めくくるために誰もがハードワークを続けていることはわかっていますし、それに応えられるよう頑張ります。

  • 豊田章男会長、宮田莉朋を祝福「日本で一番速いドライバーに育った」

    豊田章男会長、宮田莉朋を祝福「日本で一番速いドライバーに育った」

    スーパーフォーミュラの2023年のチャンピオンを獲得した宮田莉朋をTOYOTA GAZOO Racingを代表してモリゾウこと豊田章男会長が祝福した。

    「莉朋、チャンピオンおめでとう!トヨタで育った若者が“日本で一番速いドライバー“になってくれたこと嬉しく思います」とモリゾウはコメントを寄せた。

    「世界も視野に入れ色々なチャレンジをしている中で、大きな自信に繋がるレースが今年は沢山できたのではないかと思います。もっともっと成長し“一番速いドライバー“を目指していってください」

    「初戦を制したローソン選手はシーズン中にF1にステップアップしました。平川選手もF1への道を歩き出すことになりました。このレースが世界を目指す若者たちの架け橋になっていっていることを実感します」

    「日本発のスーパーフォーミュラが世界に通ずるレースになっていけるよう、ディフェンディングチャンピオン宮田莉朋選手をはじめ、ドライバー全員が、来年も魅力あるレースをしてくれることを、ファンの一人として願っています」

  • WRC:トヨタのカッレ・ロバンペラが2023年のドライバーズタイトル獲得

    WRC:トヨタのカッレ・ロバンペラが2023年のドライバーズタイトル獲得

    カッレ・ロバンペラは、セントラル・ヨーロピアン・ラリーで総合2位に入り、2度のWRCチャンピオンに輝いた。

    最終戦でティエリー・ヌービルに次ぐ2位を獲得したことで、23歳のロバンペラは2023年シーズンのドライバーズタイトルを獲得した。

    ちょうど1年前、ロバンペラは史上最年少のWRCチャンピオンとなり、歴史に名を刻んだ。今日、彼はカルロス・サインツ、ワルター・ロール、ミキ・ビアジオンといった伝説的な選手たちと肩を並べ、ダブルウィナーとして君臨している。

    トヨタ・ガズー・レーシングのチームメイト、エルフィン・エバンスに31ポイントのリードを築いて中欧ラリーに臨んだロバンペラは、そのアドバンテージを維持するだけで栄冠を勝ち取ることができた。土曜日の朝、エバンスが劇的なクラッシュに見舞われたとき、栄光への道はほぼ確実なものとなった。

    このラリーで総合3位となったのは、Mスポーツ・フォードのプーマをドライブするオット・タナックだった。

  • 角田裕毅、トヨタのF1への関わりは「興味深い」が「僕はホンダ一筋」

    角田裕毅、トヨタのF1への関わりは「興味深い」が「僕はホンダ一筋」

    角田裕毅は、平川亮がマクラーレンF1チームのリザーブとして契約しているにもかかわらず、トヨタがF1への移籍を準備しているとは信じていない。

    平川亮は、マクラーレンF1チームのアレックス・パロウの後任として発表され、トヨタとのWECとスーパーフォーミュラ参戦とリザーブドライバーを兼任することになった。

    しかし、平川の同胞である角田裕毅は、それがトヨタがF1への移籍を検討している兆候だとは考えていない。

    角田裕毅氏はトヨタとの関わりは「興味深い」と評価するが、ホンダを離れる計画はない
    トヨタとホンダは日本を代表する2大自動車会社であり、強力なレースの血統を持っている。角田裕毅がホンダからトヨタに乗り換えるかどうかについて、アルファタウリのドライバーはそれは彼の計画ではないと語った。

    「何が起ころうとも僕はホンダに残ります」と角田裕毅はカタールでのレースに向けた準備中にメディアに語った。

    「ホンダが大好きですし、ホンダファミリーも大好きです。彼らが僕のことをとても気にかけてくれているのがわかり、それが気に入っています」

    「そしてトヨタについては…知らなかったので、どうなるか見てみましょう」

    角田裕毅は2016年にホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに参加して以来、ホンダと関係がある。同プロジェクトはレッドブルが年間1,000万ドル(約15億円)を稼いでいると言われているパートナーシップを結んでいる。

    トヨタがF1復帰を目指していると思うかどうか質問された角田裕毅は、マクラーレンとの “単なるパートナーシップ “であることを示唆し、疑問を表明した。

    2009年にF1から撤退して以来、トヨタがF1に参入するのは初めてのことであり、F1復帰する場合はグリッド上のスペースは限られているため、ホンダがアストンマーティンと行ったように、マクラーレンと提携し、ワークスチームとなるのが最も明白な参入方法だろう。

    平川亮の加入は、マクラーレンがまだ2026年のエンジン契約に合意していない数少ないカスタマーチームの1つであることから、両者がそのような契約に向けて動いているという噂に火をつけた。

    マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、平川亮の採用後、トヨタと「意見交換」が行われると語った。

    「ドライバー育成プログラムを開始すると、かなり多くの人がドアをノックするという要素がある」とステラは語った。

    「我々はタレントを積極的に追いかけているが、他のタレントからもプログラムへの参加に興味が寄せられてリ、それは良いことだ。この点からも信頼性があることがわかる」

    「したがって、亮とトヨタがドライバー育成プログラムの観点からチームへの参加を望んでいたことに、我々は確かに興奮している」

    「その後、我々はそれを利用して、彼をリザーブドライバーのプールに加えましょうと言った。そして、これはドライバー自身のためだけではない」

    「我々はパフォーマンスにどのように対処するか、ドライバー育成にどのように対処するかについて少し意見交換することにも興味がある。我々はもう少し視野を広げたいと思っている」

  • マクラーレンF1代表 「平川亮との契約はトヨタとの扉を開く」

    マクラーレンF1代表 「平川亮との契約はトヨタとの扉を開く」

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、リザーブドライバーとして平川亮と契約したことで、トヨタとマクラーレンの関係はさらに緊密になったと語る。

    平川亮はトヨタから世界耐久選手権に出場し、ワールドタイトルとル・マン24時間レースの両方を獲得している。

    平川亮は日本グランプリ期間中のマクラーレンのリザーブドライバーとして発表され、そのイベントにはトヨタ自動車の豊田章男会長(元社長)を含むトヨタの上級経営陣が出席した。

    「確かに、亮のようなドライバー、つまり非常に有名なトヨタの代表者が関与しているのであれば、それはトヨタ全体が協力的であり、何らかの形で関与することを意味する」とマクラーレンのF1チーム代表であるアンドレア・ステラは説明した。

    「トヨタからこれほどのレベルのシニアがサーキットに来てくれたことを本当にうれしく思っている」

    「ドライバーから切り離された側面ではなく、ここから始まる」

    「トヨタがドライバーを昇格させるためにマクラーレンを選び、彼をドライバー育成プログラムに参加させようとしたことは喜ばしいことだ」

    「これ以上先を行く必要はないと思う。どうなるかはこれからだ」

    「しかし、現時点の我々にとっても、自分たちがやっていることに非常に集中しているが、亮と仕事をする機会を得たことで、パフォーマンスやレースへの取り組み方という点で我々が現時点で興味を持っている交流がある」

    マクラーレンとトヨタのつながりは現在、トヨタのケルン風洞をマクラーレンが使用するという商業的な契約に加え、純粋にドライバー育成の面で存在している。

    4月、マクラーレンは他のチームが採用しているものをある程度反映させた新しいプログラムを発表した。また、リザーブドライバーの必要性に関しても、これまでメルセデスのドライバープールや他チームとの契約に頼っていたマクラーレンが自給自足できるようになることを意味する。

    昨年はアルピーヌとのコラボレーションにより、モナコGPでランド・ノリスの代役としてオスカー・ピアストリが指名された。だが、昨年8月の出来事を考えると、同じような契約は考えられない。

    アルピーヌとの契約がまだ可能かどうかという質問されたステラは「今のところ、我々には面倒を見なければならないドライバーが十分にいると思う」と答えた。

    「私ならすでにマクラーレンの軌道上にいるドライバーに焦点を当てるだろう」

    トヨタとの関係は、マクラーレンの運営という広い観点から見れば、小さいながらも重要な進展となる可能性がある。

    マクラーレンはF1チームとともに、エクストリームEやフォーミュラEへの参戦とともにインディカーのプロジェクトも抱えている。

    マクラーレンには耐久レースへの復帰という悲願があり、そのためにはエンジンパートナーが必要だとザク・ブラウンは認めている。

    したがって、平川亮によって育まれた関係は、将来的にはより緊密な協力関係の基礎を築く可能性がある。

  • WRC:トヨタ、3年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    WRC:トヨタ、3年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリー・チリ・ビオビオ」の最終日デイ3が10月1日(日)にチリ中部コンセプシオンのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)が総合3位に入り、表彰台を獲得。カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)は総合4位で、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は総合5位でフィニッシュし、チームは3年連続となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

    ラリー・チリのデイ3はサービスパークの東側エリアで、新たに設定された2本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。4本のステージの合計距離は54.12kmと3日間で最も短い一日でした。最終日は雲の多い朝となったが、ステージの路面は全体的にドライコンディションだった。

    デイ2で総合3位のティエリー・ヌービル(ヒョンデ)と10.7秒差の総合4位につけたエバンスは、デイ3オープニングのSS13を3番手タイムで、SS14を4番手タイムで走行。ヌービルとの差は20.8秒差に拡がった。ミッドデイサービスを挟んで始まった再走ステージのSS15では2番手タイムとなり、ヌービルとの差はさらに拡がったが、総合2位につけていたライバルがこのステージでリタイアとなった結果、エバンスはヌービルに次ぐ総合3位にポジションアップ。ロバンペラは総合4位に、勝田は総合5位に順位を上げた。そして迎えた最終ステージは、ボーナスの選手権ポイントがかかる「パワーステージ」。この日23歳の誕生日を迎えたロバンペラが、今シーズン6回目となるパワーステージ優勝を果たし、総合4位でフィニッシュ。エバンスは2番手タイムで総合3位に入った結果、最大ボーナスポイントの加算もあり、TGR-WRTにとっては3年連続4回目となる、トヨタにとっては通算7回目となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

    一方、首位ロバンペラを、2番手のエバンスが33ポイント差で追う展開となっていたドライバー選手権は、順位は変わらずも差は31ポイントと僅かに縮まった。今シーズン、残り2戦で獲得可能な最大ポイントは60ポイントのため、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権争いは次戦も続くが、今回の結果によりタイトル獲得可能な選手はロバンペラ/ハルットゥネン組と、エバンス/マーティン組に絞られ、TGR-WRTの選手たちが5年連続でタイトルを獲得することになった。

    最終日を総合6位からスタートした勝田は、順位をひとつ上げ総合5位でフィニッシュ。今シーズン5回目となったワークス登録ドライバーとしての仕事を完遂した。また、SS5では今大会最上位となる3番手タイムを記録。最終のパワーステージは5番手タイムで走りきり、ボーナスのドライバー選手権ポイントを獲得した。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
    このラリーを、このような形で終えることができて嬉しく思います。土曜日は本当に厳しい一日でしたし、今朝は表彰台に上がることは難しいかもしれないと思うなど、決して簡単ではない週末でした。しかし、ラリーでは常にサプライズが起こり得るので、忍耐強く最後まで走り続ける必要があることが改めて証明されました。シーズン中、チームと選手たちが頑張ってくれたことを本当に誇りに思います。シーズン終了まで2戦を残してのマニュファクチャラーズタイトル獲得は、TGR-WRTとしては最も早い記録です。競争は激しく、クルマのパフォーマンスは接近していますが、信頼性を高め、今回のようにクルマを最後まで問題なく走らせたことで差をつけることができたのだと思います。今は、ドライバーズタイトルとコ・ドライバーズタイトルを争う2クルーのうち、どちらが残り2戦で成功を手にするのか楽しみでなりません。

    カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
    チームのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献することができて嬉しいです。シーズン2戦を残し、ここチリでタイトルを決めることができたのは素晴らしいことですし、とてもいい気分です。金曜日は出走順によって少しハンデを負い、土曜日はベストな判断を下すことができなかったなど、決して簡単な週末ではありませんでした。今日は、再走ステージであっても路面にはルースグラベルが多くあったので非常に滑りやすく、トリッキーでしたが、タイヤを温存してパワーステージでハードにプッシュするという良いプランを暖めていました。その結果、いいタイムが出て自分たちに速さがあることを証明できましたし、ポイントを獲得することもできたので、満足しています。

    エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
    全体的には、自分が期待していたようなラリーではありませんでした。さらに良い結果を得られるだけのポテンシャルはあったはずです。所々では速さを示すことができましたが、今回は全てを上手くまとめることができませんでした。それでも、表彰台を獲得できたことについてはそれなりに満足しています。最高のニュースは、チームがマニュファクチャラーズタイトルを獲得したことです。チームの一員であることを光栄に思いますし、みんなのハードワークが報われたのは素晴らしいことです。ドライバー選手権では、この週末カッレとの差をもう少し縮める必要があったかもしれませんが、少なくとも戦いはまだ続いています。

    勝田 貴元 (GR YARIS Rally1 HYBRID 18号車)
    非常に厳しい週末でしたが、マニュファクチャラーズタイトルを獲得したチームのみんなにおめでとうと言いたいです。シーズン中、本当に多くの人たちが素晴らしい仕事をしてくれていますし、このような強くて速いクルマに乗れることをいつも嬉しく思っているので、彼ら全員に心から感謝しています。チリのステージは素晴らしかったですが、とても難しくもありました。金曜日の午後はかなりいいフィーリングで走ることができましたが、土曜日はアグレッシブな路面に苦戦しました。簡単ではなかったですが、今後に向けて改善するためのヒントを得ることができたので、良い経験になったと思います。

    ラリー・チリ・ビオビオの結果
    1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード Puma Rally1 HYBRID) 3h06m38.1s
    2 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +42.1s
    3 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m06.9s
    4 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +2m11.0s
    5 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +4m41.5s
    6 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン (シュコダ Fabia RS Rally2) +8m18.5s
    7 ガス・グリーンスミス/ヨナス・アンダーソン (シュコダ Fabia RS Rally2) +8m44.3s
    8 サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン (シュコダ Fabia RS Rally2) +9m20.6s
    9 ヨアン・ロッセル/アルノー・デュナン (シトロエン C3 Rally2) +9m53.9s
    10 ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ (シュコダ Fabia RS Rally2) +10m08.2s

    トヨタのWRCマニュファクチャラーズタイトル獲得記録
    1993年:セリカ GT-Four ST185
    1994年:セリカ GT-Four ST185
    1999年:カローラ WRC
    2018年:ヤリス WRC
    2021年:ヤリス WRC
    2022年:GR YARIS Rally1 HYBRID
    2023年:GR YARIS Rally1 HYBRID*
    *後日、FIAの公式結果発表をもって正式決定となります。

    次回のイベント情報
    WRC次戦は、10月26日(木)から10月29日(日)にかけて行われる、第12戦「セントラル・ヨーロッパ・ラリー」。今回がWRC初開催となるこのイベントは、ドイツ、オーストリア、チェコの三カ国を舞台とするターマック(舗装路)ラリー。ラリーの中心となるサービスパークはドイツのバイエルン州パッサウに置かれ、チェコの首都プラハで26日に開幕。4日間に渡って三カ国でステージを走行した後、29日にパッサウでフィニッシュを迎える、非常にスケールの大きな一戦となる。

    トヨタ 世界ラリー選手権

  • マクラーレンF1、トヨタとドライバー育成プログラムで提携の可能性

    マクラーレンF1、トヨタとドライバー育成プログラムで提携の可能性

    トヨタがF1復帰を目指しているのではないかという噂が飛び交う中、マクラーレンはトヨタとのアイデア交換に乗り出す予定だ。

    マクラーレンF1チームは最近、ケルンにあるトヨタの風洞を使用するという長期にわたった契約を解消し、プログラムをウォーキングになる自社の新施設に移行した。

    しかし、マクラーレンとトヨタのパートナーシップはこれで終わりというよりも、むしろ進化し、より緊密になっているようだ。

    その証拠に、先週末の日本GPを前に、マクラーレンはトヨタのファクトリードライバーである平川亮を2024年のリザーブドライバーのロースターに登録したと発表した。

    この契約の一環として、平川亮はマクラーレンのシミュレータープログラムに参加し、2021年F1マシンでテストを行うことになる。

    平川亮は、これまでF1チームから注目されたことがなかったため、今回の契約は主流から離れた合意のように思われたが、トヨタがグランプリレースとのつながりを強化しようとする中で実現したことは明らかだ。

    先週末の日本GPで、トヨタ会長の豊田章男が日本メーカーの代表団の一員としてマクラーレンに同行していたことも、F1への関心が高まっているという考えをさらに後押しした。

    トヨタは、2009年末でF1から撤退しているが、この動くは、トヨタがある時点でF1に復帰することを選択した場合、マクラーレンが潜在的な将来のエンジンパートナーとしてトヨタをターゲットにする可能性があるという噂さえ引き起こした。

    平川亮を起用した背景について尋ねられたマクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラは、これはトヨタとの大きな合意の一部だったと明かした。

    「ドライバー育成プログラムをスタートさせたことで、かなりの人数がドアをノックしている」とステラは語った。

    「我々は積極的に才能を追い求めているが、他の才能からもプログラムに参加したいという関心が寄せられている。それは良いことだ。この点からも信頼があることがわかる」

    「だから、亮とトヨタがドライバー育成プログラムの観点からチームへの参加を望んでいたことに、我々は確かに興奮している」

    「その後、我々は彼をリザーブドライバーのプールに加えようということになった。これはドライバー本人のためだけではない」

    「我々は、パフォーマンスやドライバー育成にどう取り組むかについて、ちょっとした交流にも興味がある。我々はもう少し視野を広げたいと思っている」

    今後数年で、マクラーレンとより緊密な関係が築かれる可能性はあるが、トヨタがF1復帰を望んでいるという指摘は、今のところ時期尚早のようだ。

    TOYOTA GAZOO Racingのアドバイザーを務める中嶋一貴は日本GPで、平川亮とマクラーレンの契約はF1復帰への第一歩ではないとしながらも、今後数年のうちに状況が変わる可能性については扉を開いておくと語った。

    トヨタのF1への関心についてから質問された中嶋一貴は「今のところ、明らかにノーです」と答えた。

    「この契約は本当に純粋にドライバーに焦点を当てており、ドライバーの夢をサポートするものです」

    「現時点では、それとは実際には何の関係もありません。もちろん、それについて考えていただいても構いませんし、多くの噂があることは承知しています」

    「しかし、それはノーであり、それとは何の関係もないとはっきり言えます。将来については、我々には決してわかりません」

  • 豊田章男会長、マクラーレンF1に感謝「平川亮が更に成長するチャンス」

    豊田章男会長、マクラーレンF1に感謝「平川亮が更に成長するチャンス」

    トヨタ自動車会長の豊田章男が、平川亮が2024年のマクラーレンF1チームのリザーブドライバーを務めるになった件について語った。

    マクラーレン・レーシングは、F1日本GPが開催されている9月22日(金)に平川亮がドライバー育成プログラムに加入し、その一環として2024年にF1チームのリザーブドライバーを務めることを発表した。

    鈴鹿サーキットには、平川亮とともにモリゾウこと豊田章男会長が訪れ、パドックをざわつかせた。

    今回の平川亮のマクラーレンF1チームとの契約について豊田章男会長はソーシャルメディアに次のように投稿した。

    14年前の決断に後悔はありません。ただ、申し訳ない気持ちはあります。当時の会見でも私はこう答えていました。

    「小林可夢偉選手が最後に2戦出場できたことを非常によかったと思っています。2戦ではあるがF1を実際に走り、日本人として入賞し立派な戦いを示しました。その後、継続してチャンスを与えてあげられないことは大変申し訳ない。中嶋一貴選手も含めて、まだ若いので、今年までの走りが評価されて、彼らにチャンスがくることを祈りたいし、いろんな形で応援していきたいと思っている。」

    ドライバーならば必ず“自分をもっと成長させてくれるクルマ”に乗りたいという気持ちを持っています。その気持ちに応えたいと、私は、一貴、可夢偉をはじめ多くのドライバー達を応援し続けてきました。

    ドライバー達は逆に「成長した自分を“もっといいクルマづくり”に役立てたい」と私に言ってくれます。ドライバー達の成長と、私が目指す“もっといいクルマづくり”は、今や両輪で進んでいくものになりました。

    今回、一貴と可夢偉の後輩でもある平川亮に、更なる成長のチャンスが巡ってきたこと、そして、その応援ができることを本当に嬉しく思います。このチャンスをくださったマクラーレンの皆さまに感謝いたします。平川亮が更なる成長を遂げ、マクラーレンファン、トヨタファン、モータースポーツファンを、もっと笑顔にしてくれることを期待しています。平川、期待してるよ!

    普段は口数少ない君が、こないだ私に「モリゾウさんの目指す“もっといいクルマづくり”に役立ちたい!」と、具体的なアイデアを示してくれたことも感謝しています。そのアイデアも、いつか実現しよう。

    平川亮 マクラーレン F1