カテゴリー: トヨタ

  • 宮田莉朋のF2参戦には平川亮のマクラーレンF1リザーブ就任も影響

    宮田莉朋のF2参戦には平川亮のマクラーレンF1リザーブ就任も影響

    TOYOTA GAZOO Racing Europeの副会長を務める中嶋一貴は、宮田莉朋のFIA F2への参戦は、平川亮のマクラーレンF1リザーブドライバー就任がひとつのきっかけになったと語る。

    2023年のスーパーフォーミュラ、スーパーGT500の両方を制して、史上最年少24歳でダブルチャンピオンを獲得した宮田莉朋は、トヨタの育成ドライバーとして、新たにフォーミュラ2とヨーロピアン・ル・マン・シリーズにブル参戦し、世界へと一歩を踏み出すことが発表された。

    「昨年からWECチャレンジプログラムとして宮田を育成ドライバーに選出し、彼の2024年の活動をプランニングしてきた立場として、F2そしてELMS、この二つの活動機会を実現できることを嬉しく思いますし、関係者の皆さんに感謝したいです」と中嶋一貴はコメント。

    「特に今回のF2参戦は、モリゾウさんが平川のマクラーレンF1リザーブドライバーというチャンスを後押しし、応援してくださったからこそ、切り開くことができたものですし、そこに宮田自身の23年の活動成果も相まって実現できたものと思います」

    「宮田にとっては、フォーミュラと耐久、どちらの経験も積みながら、彼の頑張り次第ではその先の様々な可能性が開ける素晴らしい機会となります。そんなプログラムを2024年に実現できることは僕自身も非常に嬉しいですし、気の引き締まる思いです」

    「今後もグローバルに、様々なチャンスを切り開いていくためのプログラムにしていかなければならないと思いますし、ホセがWEC GT3でドライブするように、経験あるドライバーから若手にフィードバックしていけるような仕組みも作っていきたいです。世界中の拠点間で連携をして、日本人に限らず、様々なドライバーがチャレンジできる環境を作っていく、そんなプログラムにしていきたいです」

  • 宮田莉朋 2024年にF1直下のFIA F2への参戦が決定

    宮田莉朋 2024年にF1直下のFIA F2への参戦が決定

    トヨタは、宮田莉朋が、2024年にFIA F2選手権に参戦することを発表した。

    2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)、スーパーGT500クラスに参戦し、その両方を制して、史上最年少24歳でダブルチャンピオンを獲得した宮田莉朋は今年もトヨタのドライバー育成プログラムであるTGR WECチャレンジへの参加を継続。

    宮田莉朋は、2024年シーズンよりTGR WECチームのリザーブドライバーに就任するとともに、新たにフォーミュラ2とヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦する。エントリーレベルの若手ドライバーを対象とした「WECチャレンジプログラム特別研修」も、世界最高峰レースの体感、海外経験により視野を広げることができ、世界で活躍する選手を輩出することを目標に、2024年も引き続き実施予定。

    宮田莉朋
    「まず、F2とELMSでドライブする機会を与えてくださったモリゾウさんはじめ、TGRの皆さんには感謝の言葉しかありません。2023年からWECチャレンジプログラムの育成ドライバーに選出されて、チームに帯同して欧州へ行く機会が増えたり、TGR-Eでハイパーカーのシミュレーターテストに参加したり、世界で活躍したいという僕の思いに、多くの皆さんがサポートしてくださいました。そういった意味でも皆さんの期待に応えたいですし、これからも感謝の気持ちを持って活動していきたいと改めて感じています。また、今回TGR WECチームのリザーブドライバーにも選んでもらえたことはすごく光栄ですし、自分にもそういうチャンスが生まれてきたことを嬉しく思います。この機会を与えてくださったモリゾウさん、佐藤社長をはじめ、TGRの皆さんはもちろんのこと、ヨーロッパのチームの皆さんにも感謝しています。いつ、どんなときでも、レースに出てと言われたら自分がチームに貢献できるようにしっかり準備していきたいです」

    中嶋一貴(TOYOTA GAZOO Racing Europe 副会長)
    「昨年からWECチャレンジプログラムとして宮田を育成ドライバーに選出し、彼の2024年の活動をプランニングしてきた立場として、F2そしてELMS、この二つの活動機会を実現できることを嬉しく思いますし、関係者の皆さんに感謝したいです。特に今回のF2参戦は、モリゾウさんが平川のマクラーレンF1リザーブドライバーというチャンスを後押しし、応援してくださったからこそ、切り開くことができたものですし、そこに宮田自身の23年の活動成果も相まって実現できたものと思います。宮田にとっては、フォーミュラと耐久、どちらの経験も積みながら、彼の頑張り次第ではその先の様々な可能性が開ける素晴らしい機会となります。そんなプログラムを2024年に実現できることは僕自身も非常に嬉しいですし、気の引き締まる思いです。今後もグローバルに、様々なチャンスを切り開いていくためのプログラムにしていかなければならないと思いますし、ホセがWEC GT3でドライブするように、経験あるドライバーから若手にフィードバックしていけるような仕組みも作っていきたいです。世界中の拠点間で連携をして、日本人に限らず、様々なドライバーがチャレンジできる環境を作っていく、そんなプログラムにしていきたいです」

  • ニック・デ・フリース 2024年にトヨタ 7号車のドライバーとしてWEC参戦

    ニック・デ・フリース 2024年にトヨタ 7号車のドライバーとしてWEC参戦

    元F1ドライバーのニック・デ・フリースが、2024年のFIA世界耐久選手権(WEC)にトヨタ 7号車のドライバーとして参戦することが発表された。

    2024年も引き続き、トヨタは同選手権の最高峰であるハイパーカー・カテゴリー(LMH車両)に2台体制で、チャンピオン獲得を目指し参戦。参戦車両は、WEC参戦を通して磨き続けてきたハイブリッド技術「RACING HYBRID」を搭載したGR010 HYBRID。ドイツ・ケルンのTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbHを本拠地として参戦する。

    ドライバーラインナップには、新たにニック・デ・フリースを7号車のドライバーとして迎える。2020年から2022年にはTGR WECチームのテスト兼リザーブドライバーを務め、その後も様々なカテゴリーでの経験を積み、より力をつけたニックを再び仲間に迎え共に戦う。

    2017年より長年に渡ってTGRからWECに参戦していたホセ・マリア・ロペスは、2024年シーズンよりハイパーカークラスを離れ、アコーディスASPチームと共にWEC LMGT3クラスで戦う。本活動は、モータースポーツをサステナブルなものにするために、TGRがカスタマーモータースポーツの一環としてチームアコーディスASPをサポートするもの。ホセはハイパーカークラスで培った長年の経験を活かしてチームやクルマづくりを担い、若手ドライバーやジェントルマンドライバーをTGRファミリーの一員としてサポートする

    また、リザーブドライバーには、2023年シーズンに全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)、スーパーGT500クラスでダブルチャンピオンを獲得した宮田 莉朋を迎えます。

    小林 可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    モータースポーツの世界では常に物事は進化しており、それはドライバーのラインナップにも同じことが言えます。7号車では、マイク、ホセ、そして私が2017年から一緒にドライバーを務めており、本当に長い間一緒に戦ってきました。私たちは数々の素晴らしい瞬間を共に過ごしてきましたが、時には辛いこともあり、特にル・マンは厳しい戦いでした。ドライバーとして、そしてチームメイトとして、ホセの多大な貢献に感謝しています。彼はこれからも私たちTGRファミリーの一員です。同時に、ニックを7号車クルーの一員として再びチームに迎えることができるのは、とても光栄なことです。来シーズンも両車にトップドライバー陣営を揃えることができ、これは、さらに多くのライバルが参戦するハイパーカークラスで対戦する際に重要になります。冬の間にチームとしてより強く成長し、新たな挑戦に備えられると確信しています。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    新シーズンがさらに激しく、エキサイティングなものになることを楽しみにしています。ただ正直に言うと、複雑な感情があります。なぜなら、私はホセと6シーズン共に仕事を通じて楽しんできましたし、一緒にたくさんの楽しい時間や、たくさんの勝利を収めてきました。私たちはチームメイト以上に本当の友人であり、それは私にとって大切なことです。来シーズン、7号車にニックを迎えることができて大変光栄です。彼と一緒にドライバーとして参戦できることを楽しみにしています。彼はトップドライバーかつ、チームプレーヤーでもあるので、素晴らしい仲間になれると確信しています。新シーズンが始まるのが楽しみです。

    ニック・デ・フリース(7号車 ドライバー)
    TGRに戻ってくることができ、とても興奮しています。耐久レースは私が常に楽しんできたものであり、現在信じられないほどの勢いを持っている分野です。私は数年間別の役割でチームに所属していたので、正式に一緒にレースをする時が来たのは素晴らしいことです。チームの継続的なサポートと私への信頼に感謝したいと思います。マイクと可夢偉の二人と7号車をシェアすることをとても楽しみにしています。彼らは二人とも非常に才能のあるドライバーで、すでに多くのことを達成しており、素晴らしいチームになると確信しています。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    来シーズンもTGRとしてWECに戻ってくることができてとてもうれしいです。私たちは2012年から一緒にレースを続けていますが、これはドライバーが1つのチームでレースをするには信じられないほど長い期間です。私にとっては家族のようなもので、その一員になれることを光栄に感じています。再びリョウとブレンドンと一緒にレースができるのは素晴らしいことです。私たちは一緒にチャンピオンシップを連覇し、さらにル・マンでは優勝と2位を獲得し、特別な瞬間を過ごしてきました。私たちはこれからも一緒に強くなり、成功できることを願っています。カタールでシーズンが始まるのが待ちきれません。ライバルとの戦いを楽しみにしています!

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    とてもタフでエキサイティングなシーズンになるハイパーカークラスで、TGRと引き続き活動できることは大変光栄です。このチームの一員であること、そしてドライバーとして8号車でセバスチャンとリョウと共に戦えることを本当に誇りに思います。私たちは過去数年間、ドライバーとして共に成長し、素晴らしい瞬間を共に過ごしてきました。もちろん、ル・マンのような大きな世界選手権でもチャンピオンとしてこれからも頂点を目指して全力で挑みます。来シーズンのWECには新しい競合チームが参戦するため、今まで以上に状況は厳しくなりますが最善を尽くします。

    平川 亮(8号車 ドライバー)
    2024年のWECでTOYOTA GAZOO Racingとともに挑戦し続けられることは大変光栄です。引き続きセバスチャンとブレンドンが8号車のクルーであることを嬉しく思います。私にとって8号車のドライバーとして彼らと一緒に過ごすのは3シーズン目となりますが、これまでも特別な経験でした。私たちは2年連続でドライバーズチャンピオンシップを獲得し、2022年にはル・マンでも優勝しましたが、今後もさらなる活躍が期待できると確信しています。来シーズンはこれまで以上に厳しいシーズンになると思いますが、タイトルを守り、ル・マンでの勝利を目指して戦うことを、本当に楽しみにしています。

  • 宮田莉朋 2024年にCOOL Racingからヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦

    宮田莉朋 2024年にCOOL Racingからヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦

    トヨタのジュニアである宮田莉朋は来年ヨーロピアン・ル・マン・シリーズにデビューし、クール・レーシング(COOL Racing)からLMP2カテゴリーに参戦する。

    同年に日本のスーパーフォーミュラとスーパーGT(GT500)のタイトルを獲得した5人目の男性となった宮田莉朋は、すでに決定しているロレンソ・フルクサと、未発表の第3ドライバーとともに37号車のオレカ07・ギブソンに乗り込む。

    この移籍は、宮田莉朋にとって初のヨーロッパ参戦となる。トヨタは今年初め、FIA世界耐久選手権の若手ドライバー・イニシアティブを再スタートさせて以来、その動向に注目していた。

    「スーパーフォーミュラとスーパーGTのタイトルを獲得した後、国際選手権に挑戦できることをとても嬉しく思っています」と宮田莉朋は語った。

    「今シーズン、Cool Racingに加入し、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参加できることに興奮しています。Cool Racingさんは経験が豊富なので、ELMSでの耐久レースやLMP2カーの特性などを学ぶのが楽しみです」

    「チームスタッフやチームメイトから学び、チームに貢献できるよう頑張ります」

    「TGRドライバー育成プログラムの一員として、この機会を作り、今シーズンヨーロッパでレースができるようサポートしてくれたモリゾーさん、TGRスタッフ、そしてパートナーの皆様に感謝したいと思います」

    「皆様のご期待に応えられるよう最大限の努力をしていきます」

    宮田莉朋は、ホセ・マリア・ロペスが昨シーズン、レシャド・デ・ゲルスとヴラド・ロムコと並んでレースに出場し、クール・レーシングのELMS競技会に加わったこの2年間で2人目のトヨタ関連ドライバーとなる。

    「我々はこの関係を継続できることに興奮しており、我々のチームに信頼を寄せてくれたToyota Gazoo Racingに感謝したい」とチーム共同創設者のニコラ・ラピエールは語った。

    「莉友はこれまで出場したすべてのシリーズで速さを見せ、多くの成功とチャンピオンタイトルを獲得してきた。彼にとって新たなチャンピオンシップとなるELMSでも同様になれるよう、彼をサポートできるかどうかは我々次第だ。

    「このニュースは、若いドライバーに同行するという我々の理念にぴったりだ。このような才能あるドライバーを我々と一緒に迎えることは、ある種の責任であると同時に素晴らしい機会でもある」

    「彼は競争の激しいシリーズでの経験を生かしてくれるだろう。それは競争力で知られるLMP2クラスにとって良いことだ」

  • ラリージャパン トヨタが1-2-3フィニッシュ 勝田貴元が怒濤の追い上げ5位

    ラリージャパン トヨタが1-2-3フィニッシュ 勝田貴元が怒濤の追い上げ5位

    2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」の最終日デイ4が11月19日(日)に愛知県豊田市の「豊田スタジアム」を基点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)が優勝。セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(17号車)が総合2位で、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)が総合3位でフィニッシュし、チームはホームイベントで表彰台を独占した。

    また、TGR WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は、前日の総合6位から、総合5位に順位を上げてラリーを終えた。

    ラリージャパンの最終日デイ4は、愛知県と岐阜県でSS17/22「アサヒ・コウゲン」、SS18/20「エナ・シティ」、SS19/21「ネノウエ・コウゲン」という6本のステージを走行。6本のSSの合計距離は84.08km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は286.95kmだった。早朝、路面は濡れている区間も多く残り、かなり滑りやすいコンディションに。路肩には夜間に降った雪が残るなど、トリッキーなコンディションで最終日はスタートした。

    デイ2でエバンスが首位に立って1-2-3体制を築き、デイ3でもトップ3を守り続けたTGR-WRTの3名のドライバーたちは、最終日も安定した走行を続け順位を堅持。エバンスは総合2位のオジエに対するリードをさらに拡げ、最終的には1分17.7秒差をつけて、今シーズン3勝目を獲得。エバンスとマーティンはドライバーおよびコ・ドライバー選手権2位で2023年シーズンを締めくくった。今シーズン、TGR-WRTは全13戦のうち、9戦で勝利を収め、第11戦「ラリー・チリ」でマニュファクチャラーズタイトルを決定。第12戦「セントラル・ヨーロピアン・ラリー」では、ロバンペラとハルットゥネンが2年連続となるドライバーズおよびコ・ドライバーズ・タイトルを手にした。ロバンペラは、フルデイ初日の金曜日に先頭走者を担い、落ち葉や落ち枝を掃き飛ばしながらの不利な条件での走行となったことでタイムロス。それでも、3回の優勝を含む今シーズン8回目の表彰台を獲得した。なお、ロバンペラは全13戦のうち、12戦でトップ4フィニッシュを果たすなど、二年連続王者に相応しい非常に安定したシーズンを送った。

    4台目のGR YARIS Rally1 HYBRIDで出場の勝田貴元は、デイ2でのスピンによる大きな遅れを連続ベストタイムで挽回。総合6位で最終日に臨みました。そして勝田は、オープニングステージのSS17で2番手タイムを、SS18と19ではベストタイムを記録。オィット・タナック(Mスポーツ・フォード)を抜き、総合5位に順位を上げまた。その後も勝田は総合4位をターゲットにプッシュを続け、SS21では今大会9回目のベストタイムを記録(SS9の救済タイムを含まず)。総合4位浮上こそ叶わなかったが、他の誰よりも多くのベストタイムで地元の道を駆け抜け、総合5位でフィニッシュ。ドライバー選手権7位で2023年シーズンを終えた。

    豊田 章男 (トヨタ自動車株式会社 取締役会長として)
    「日本らしく改善を重ねてラリーという文化を育みたい」、「日本の秋に欠かせない風物詩になってほしい」。昨年、私が願ったことです。これらをすべて叶えていただいたラリージャパンでした。一番は「豊田スタジアムをSSにしていただけた」ことです。「あの走りを間近で見れる」、「あれだけ多くのファンの前で走れる」。ファンにとってもドライバーにとっても、エキサイティングでアメイジングな初体験が詰まったラリーになりました。

    ラリーカーの迫力が子供たちの記憶にも刻まれたことと思います。カッレ、エルフィン、貴元、そしてヤリ-マティは、子供の頃、身近にラリーがあったからこそ、ラリードライバーになりました。私も、幼少期に父に連れられてサーキットに行っていたからこそ、こんなモータースポーツ好きに育ちました。このラリーを続けていければ、モータースポーツが文化となって日本に更に根付いていけると信じています。ラリージャパン2023の開催にご尽力された皆さま、本当にありがとうございました!

    豊田 章男/モリゾウ (TGR-WRT会長として)
    エルフィンとスコット。優勝おめでとう! 昨年の忘れ物をしっかり回収してくれました! 今年、2回も私をポディウムに連れていってくれてありがとう!

    セブとヴァンサン。やっと2人にポディウムの上で会えました! 昨年よりも日本の道を楽しんでくれてありがとう!

    カッレとヨンネ。2人にも初めてポディウムで会えました! 大きなトラブルなしに2人のラリーを応援できたのもはじめてです。チャンピオンの走りを見せてくれてありがとう!

    貴元とアーロン。「速い貴元」の走りを見せてもらいました。トラブルがあっても屈しない「強い貴元」も見られました。そんな貴元の姿を見られたことが、なにより嬉しかった。世界で戦うドライバーとして、大きな成長を遂げてくれてありがとう!

    ヤリ-マティとチームのみんな。今年もチャンピオンというタイトルと共に日本に里帰りしてくれてありがとう。そして、最高の結果を見せてくれて本当にありがとう! 素晴らしいシーズンでした! お疲れさまでした! よいクリスマスを!

    ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
    我々のホームである日本で1-2-3フィニッシュを飾り、素晴らしい形でシーズンを終えることができました。まさに夢のようなリザルトです。日本では優勝することが唯一の目標でしたが、最終的には表彰台のすべてのステップを埋めることができました。また、貴元が5位まで順位を挽回したのも素晴らしかったです。このような厳しいコンディションの週末で、これ以上の結果を望むことはできません。ドライバーたちはみな、チームが最高の結果を得るために、そしてシーズンを最高の形で締めくくるために、本当にいい仕事をしてくれました。そして、今年本当に素晴らしい仕事をしてくれた、チームのスタッフ全員を誇りに思います。

    カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
    とても素晴らしい気分です。日本で3台のクルマが表彰台フィニッシュを達成したのは、チームにとって夢のようなリザルトです。今週末のような非常に難しいコンディションのラリーでこのようなことを実現できたのは本当に驚きです。チームは安定性と速さを改めて証明したと思います。また、貴元がとてもいい走りを見せてくれたことも誇りに思いますし、彼のタイムを見てハッピーでした。ラリーウィークの雰囲気は素晴らしく、大勢のファンの皆さんがラリーを楽しみ、僕らを応援してくれたのは嬉しかったです。チームと一緒にポディウムに立つなど、素晴らしいシーズンの締めくくりにふさわしいラリーになりました。

    エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
    表彰台のトップに再び立てたことは本当に嬉しいですし、チームが1-2-3フィニッシュを達成したのでなおさらです。素晴らしい結果になりましたし、トヨタのホームイベントでこれ以上の結果はないと言えます。この週末は長く、難しく、特に金曜日は非常にタフなコンディションでしたが、かなりのマージンをもって走り抜けることができました。それ以降は全開でプッシュするのではなく、タイム差をマネージメントするという、違った意味でのチャレンジになりましたが、最後まで走りきることができたので良かったです。信じられないようなシーズンを戦い抜いたチームに、心からおめでとうと言いたいです。クルマも素晴らしかったですし、みんなと働けたことを誇りに、そして嬉しく思います。

    セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)
    この素晴らしい結果に貢献することができて最高の気分です。ここ日本に来て、チームにとっての夢のような結果を実現するための力になりたいと思っていました。メインターゲットは優勝することだったと思いますので、表彰台を独占できたのはとても素晴らしいことですし、夢以上の結果になったと思います。週末を通して、コンディションは大きなサプライズでした。金曜日は難しいスタートになるだろうと予想していましたし、自分たちも含めて多くのドライバーがミスやタイムロスをしました。その後、我々は1-2-3フィニッシュが可能ないい位置につけていることに気づき、それを実現することに集中しましたが、このような滑りやすくトリッキーなコンディションでは決して簡単ではありませんでした。チームはこの結果を手にするに相応しい仕事をしてきたので、全員がこの瞬間を楽しんでくれることを願っています。

    ラリージャパン

    ラリージャパンの結果

    1 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) 3h32m08.8s
    2 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m17.7s
    3 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m46.5s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +2m50.3s
    5 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +3m10.3s
    6 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォードPUMA Rally1 HYBRID) +3m28.3s
    7 アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン (シュコダ Fabia RS Rally2) +7m33.7s
    8 ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ (シュコダ Fabia RS Rally2) +8m49.6s
    9 カイエタン・カイエタノビッチ/マチェイ・シュチェパニャク (シュコダ Fabia RS Rally2) +19m25.9s
    10 新井 大輝/立久井 大輝 (プジョー 208 Rally4) +22m22.7s

  • ラリージャパン 大雨によりトリッキーなコンディションとなった競技2日目

    ラリージャパン 大雨によりトリッキーなコンディションとなった競技2日目

    2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」の競技2日目デイ2が11月17日(金)に愛知県豊田市の「豊田スタジアム」を基点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)が総合1位に、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(17号車)が総合2位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)が総合3位につけた。また、TGR WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は、総合9位につけている。

    昨晩、豊田スタジアムでのスーパーSSで開幕したラリージャパンは、デイ2から山岳地帯で本格的な戦いがスタート。愛知県の豊田市および設楽町で「イセガミズ・トンネル」、「イナブ・ダム」、「シタラ・タウン」という3本のステージを午前と午後で各2回走行した後、豊田スタジアムでのスーパーSSを走る、7本合計133.26kmのステージが予定されていた。ところが、午前中に強く降った雨によりシタラ・タウンの1本目であるSS4はステージがキャンセルされた。SS2とSS3は降り続く雨の中で行なわれ、ステージは完全なウエットコンディションに。多くの水溜まりができ、視界もかなり悪化するなど非常に難しいコンディションでの戦いになった。

    前日のスーパーSSで9番手タイムだったエバンスは、トリッキーなコンディションになった山岳ステージで抜群のスピードを発揮。SS2、SS3と2ステージ連続でベストタイムを記録し首位に立った。午前中のステージが終了した時点でエバンスは総合2位のティエリー・ヌービル(ヒョンデ)に26秒差をつけていたが、午後の再走ステージ1本目のSS5で差は10.5秒に。しかし、続くSS6でヌービルがリタイアした結果、総合2番手に順位を上げたオジエとの差は44.4秒となった。最終的にエバンスは、オジエとの差を1分49.9秒まで拡げてデイ2を走破。大きなリードを築くことに成功した。

    前日総合8位とやや出遅れたオジエは、7ステージのうち6ステージで2、3番手タイムを記録した。SS3では極度の視界不良により、他の多くのドライバーたちと同じように苦戦。また、SS5ではコースオフを喫してバリアに激突し、10秒程度タイムロスをしただけでなく、ボディにダメージを負った。オジエはその状態で午後のステージを走りきり、首位エバンスと50.9秒差の総合2位でサービスに戻った。スーパーSSを前に行われた45分間のサービスで、チームはダメージを負ったオジエのクルマを修理。かなり大掛かりな作業となったため1分のペナルティを課せられたが、それでも順位を下げることなくオジエをスーパーSSへと送り出し、オジエはエバンスと1分49.9秒差ながら総合2位の座を守りきった。

    デイ1総合6位ロバンペラは、一番手スタートを担ったことにより、午前中の2本のステージでは路面の落ち葉や松葉をクリーニングしながら走行。そのためタイムをかなり失ったが、午後はペースが上がりオジエと16.7秒差の総合3位に順位を上げた。また、地元での活躍が期待されていた勝田は、SS2途中の区間タイムでトップに立つなど朝から速さを発揮した。しかしその後、他のドライバーたちもコースオフを喫した雨で非常に滑りやすくなっていたコーナーでスピン。大幅にタイムを失ったが、ミッドデイサービス後の3本のステージで3連続ベストタイムを記録。一日の最後のスーパーSSも2番手タイムで走りきり、総合9位まで順位を挽回した。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
    もちろん、我々チームは今晩とてもいい雰囲気です。金曜日を終えた時点で1-2-3という素晴らしい順位につけられるとは、想像すらしていませんでした。今日は、予想していた通り非常に厳しい一日になりました。難しい天候になることはわかっていましたし、ドラマが起こることも予想していましたが、実際は予想以上でした。我々もいくつかアクシデントに見舞われましたが、セブと貴元が走り続けることができたのは幸運といえます。貴元は、サービスで修理されたクルマで、本当に素晴らしいスピードを見せてくれました。全体的に我々のドライバーは全員がクレバーだったと思いますし、今とてもいい状況にありますが、ラリーはまだ2日残っています。明日の朝は路面がまだ湿っていると思うので、ドライバーたちは厳しいコンディションに対峙することになるでしょう。

    カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
    午前中のステージは本当にトリッキーでした。ものすごい雨量でしたし、いたるところに水溜まりがあるなど、これまで経験したことがないような難しいコンディションでした。また、出走順がトップで路面の落ち葉や松葉を掃き飛ばしながら走らなければならなかったので、とにかく道の上に留まることを心がけました。午後は道も少しクリーンになり、自分たちのペースで走ることができタイムも上がったので、より楽しむことができました。明日はもう少し路面が乾いて、クリーンになり、走りやすいコンディションになってくれることを期待しています。

    エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
    今晩、首位に立てたことを嬉しく思います。午前中は非常に難しいコンディションで、特に多くの水溜まりがあったことに驚きました。ですので自分たちの走りをすることだけを意識していましたが、非常に遅く感じられ、特に朝最初のステージは非常に遅く感じました。あのようなコンディションでグリップを判断するのは本当に難しく、判断を誤ると行き場を失うことになってしまいます。午後はグリップがかなり良くなり、ミッドデイサービス後の最初のステージではそれを十分に活かすことができませんでしたが、その後少し良くなりました。いい一日にはなりましたが、まだまだ長い距離が残っています。

    セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)
    非常にチャレンジングな一日を終えることができて良かったです。予想通り、とてもトリッキーな一日でした。今朝は何よりもこのコンディションを乗り切ることが重要で、ドライビングを楽しむことは難しい状況でしたが、なんとか乗り切ることができました。午後はコンディションが良くなり、もう少し運転を楽しむことができましたが、それでもまだステージはチャレンジングで、SS5ではバリアにぶつかるなど危ないシーンもありました。そのせいで今夜は我々のメカニックたちに少し余計な仕事をさせてしまいましたが、もっとも重要なのは、彼らがクルマを直してくれたお陰で、ラリーを続けられるということです。タイム差はかなり拡がってしまいましたが、チームにとってはポジティブな順位ですので、それを最後まで維持したいと思います。

    ラリージャパン デイ2の結果
    1 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) 1h25m22.7s
    2 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m49.9s
    3 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +2m06.6s
    4 アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン (シュコダ Fabia RS Rally2) +3m00.2s
    5 グレゴワール・ミュンスター/ルイス・ロカ (フォード フィエスタ Mk2 Rally2) +3m05.0s
    6 ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ (シュコダ Fabia RS Rally2) +3m29.6s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +3m44.3s
    8 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォードPUMA Rally1 HYBRID) +4m42.8s
    9 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +5m07.9s
    10 ヘイキ・コバライネン/北川 紗衣 (シュコダ Fabia Rally2) +5m56.0s

    ラリージャパン

    明日のステージ情報
    競技3日目となる11月18日(土)のデイ3は、愛知県の豊田市、岡崎市、新城市でSS9/13「ヌカタ・フォレスト」、SS10/14「レイク・ミカワコ」、SS11/12「オカザキ・シティSSS」、SS15「シンシロ・シティ」、SS16「トヨタ・スタジアムSSS3」の5ステージ、8本合計84.68kmを走行。リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は277.98kmとなる。なお、オカザキ・シティSSSは昨年大会の河川敷ステージから場所を移し、岡崎市の中央総合公園を舞台とする2.84kmの新ステージとなる。

  • WRC復帰2年目のラリージャパンが豊田スタジアムで開幕

    WRC復帰2年目のラリージャパンが豊田スタジアムで開幕

    2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」が11月16日(木)に開幕。愛知県豊田市の「トヨタスタジアム」でSS1としてスーパーSSが行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)が総合6位に、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(17号車)が総合8位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合9位につけた。また、TGR WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は、GR YARIS Rally1 HYBRID最上位の総合5位につけている。

    昨年12年ぶりにWRCのカレンダーに復帰したラリージャパンは、今年も愛知県と岐阜県のターマック(舗装路)ステージが舞台に。16日の木曜日は、競技開始に先立ち豊田市の鞍ヶ池公園内でシェイクダインが行なわれた。昨年、このステージでは日没後にSS1が行われたが、今年のシェイクダウでは午前中の走行に。青空の下、ドライコンディションの路面でラリー本番前最後の走行が行われた。全長2.75kmのシェイクダウンでは、エバンスが2番手、オジエと勝田が3番手タイムをシェア。ロバンペラは5番手タイムだった。

    その後、スタートセレモニーを経て午後7時過ぎから、トヨタスタジアム内の舗装されたグラウンドエリアで2台同時スタートのスーパーSS「トヨタスタジアム SSS1」がスタート。TGR-WRTは全車が、コンクリートブロックに囲まれた2.1kmのステージを走りきり、明日からの山岳ステージへと駒を進めた。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
    ラリージャパン、そして豊田市に戻ってこれたことを大変光栄に思います。日本のファンは本当に素晴らしく、彼らの献身的なサポートは世界のどこよりも素晴らしいものです。また、豊田スタジアム内に新たに設けられたスーパーSSも素晴らしい雰囲気でした。今年こそこのラリーで勝ちたいと思っていますし、そのために入念な準備を行ってきました。ただ、天気予報によると明日は雨が多く降りそうなので、ステージはかなり難しいコンディションになりそうです。そのような状況ではドライバーは忍耐が求められますし、いろいろなことが起こり得るので、今回もまたチャレンジングなラリーになりそうです。

    カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
    日本に来るといつも特別な気持ちになります。ファンの皆さんはもうすでにかなり盛り上がっていますし、チームにとってはホームラリーなので、ベストな結果を得るためハードにプッシュしていくつもりです。豊田スタジアムのステージは本当に素晴らしく、ドライバーとしては簡単ではありませんが、ファンにとっては良いショーだと思います。ベストを尽くして走りましたが、自分たちにとっては非常にトリッキーだったので、明日以降再びこのステージを走るときのために何か解決策を見つける必要があります。シェイクダウンでは最初の走行でいいフィーリングが得られましたし、明日予想されるウエットコンディションに備えて、セットアップを大きく変えて走ったりもしました。

    エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
    チームにとって非常に重要なラリーですし、TGRのドライバーとしてこのような温かい歓迎を受けて日本に来れたことを光栄に思います。もちろん良い結果で応えたいですし、そのために全力を尽くして戦うつもりです。今夜のスタジアムはとても雰囲気が良く、このようなステージはドライビングという点ではあまりエキサイティングではありませんが、ラリーをスタートする上ではいいと思います。ベストな走りはできなかったですが、明日こそが重要な一日です。非常に難しい天候になることが予想され、狭くテクニカルなステージが多くあるので、本当にチャレンジングな一日になるでしょう。

    セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)
    このようなスタジアムのステージは素晴らしいと思います。我々ドライバーにとってはラリーで最も楽しいセクションであるとは言えませんが、ファンにとっては最高でしょうし、とても素晴らしい雰囲気でした。すでに数秒を失っているのは喜ばしいことではありませんが、そのようなこともあります。大勢のファンの皆さんの姿や、熱心な応援を目にし、この週末多くの期待が寄せられていることを感じているので、ベストな走りで応えなければなりません。シェイクダウンはいい天気に恵まれましたが、明日の朝は雨が多く降り非常に難しいラリーのスタートになりそうです。ただ、そのための準備はできているはずなので、ベストを尽くして臨みたいと思います。

    ラリージャパン デイ1の結果
    1 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) 1m47.6s
    2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +0.7s
    3 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォードPUMA Rally1 HYBRID) +1.4s
    4 ダニ・ソルド/カンディド・カレーラ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +1.8s
    5 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +3.1s
    6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.0s
    7 アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア (フォードPUMA Rally1 HYBRID) +4.5s
    8 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.7s
    9 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.9s
    10 ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ (シュコダ Fabia RS Rally2) +5.3s

    明日のステージ情報
    競技2日目となる11月17日(金)のデイ2は、早朝から山岳地帯を舞台とする本格的なステージがスタート。愛知県の豊田市および設楽町でSS2/5「イセガミズ・トンネル」、SS3/6「イナブ・ダム」、SS4/7「シタラ・タウン」と、昨年大会でも使われた3本のステージを、トヨタスタジアムでのミッドデイサービスを挟んで各2回走行する。なお、シタラ・タウンに関してはステージ終盤のセションが昨年から大きく変わっている。一日の最後にはSS8として「トヨタスタジアムSSS2」が行われ、7本のSSの合計距離は133.26kmと、全SSの走行距離の4割以上の長距離を一日で走行。リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は385.47kmとなる。

  • ラリージャパン:トヨタ WRC復帰2年目のホームイベントで優勝を目指す

    ラリージャパン:トヨタ WRC復帰2年目のホームイベントで優勝を目指す

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、11月16日(木)から19日(日)にかけて、日本の愛知県と岐阜県で開催される、2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン」に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(17号車)、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)の4台のGR YARIS Rally1 HYBRIDで出場。チームにとってのホームイベントで今シーズン9回目の優勝を目指す。

    第11戦ラリー・チリでTGR-WRTは3年連続となるマニュファクチャラーズ・タイトルを、第12戦セントラル・ヨーロッパ・ラリーではロバンペラとハルットゥネンが2年連続となるドライバーズおよびコ・ドライバーズ・タイトルを獲得。チームは3年連続で三冠を達成し、今年もチャンピオンチームとしてシーズン最終戦であるラリージャパンに臨む。既に選手権争いは全て終了しているが、チームには昨年果たせなかったホームイベント優勝という大きなテーマが残されている。TGR-WRTの出場選手は昨年と変わらず、勝田はTGR WRCチャレンジプログラムにより4台目のGR YARIS Rally1 HYBRIDをドライブする。

    ラリージャパンは、2004年から2010年にかけて北海道でグラベル(未舗装路)ラリーとして6回行われ、昨年12年ぶりにWRCのカレンダーに復帰した。開催地は愛知県および岐阜県へと移り、ステージの路面はターマック(舗装路)に変わるなど、完全な新イベントとして行われ、愛知県出身の勝田が総合3位でフィニッシュ。地元で表彰台を獲得した。中部地方開催2年目となる今年も全体的なフォーマットに大きな変更はなく、サービスパークは昨年同様、愛知県豊田市の「トヨタスタジアム」に、ステージは愛知県と岐阜県に設定される。ステージは大部分が昨年大会と重なっているが、一部異なる区間もある。また、新たにトヨタスタジアムのグラウンドで2台同時スタートのスーパーSSが3本設定され、岡崎市の岡崎中央総合公園でもスーパーSSが2本行われる。

    スーパーSSのステージを除くと、ラリージャパンのステージは山岳地帯が大部分を占め、道幅が狭く、ツイスティなコーナーが連続する非常にテクニカルなコースといる。しかし、道幅が広く緩やかな中高速コーナーが続くセクションもあるため、選手はスピードとリズムの変化に上手く対応しなければならない。11月の山岳地帯は特に早朝気温が非常に低くなるため、路面温度がなかなか上がらず、タイヤをしっかりと発熱させて走らなければ十分なグリップを得ることができない。また、昨年大会のように雨が降ると路面は非常に滑りやすくなり、かなりトリッキーなコンディションとなる。

    ラリーは16日(木)の午前9時過ぎから豊田市の「鞍ケ池公園」でシェイクダウンが行われ、その後夕方からデイ1として競技がスタート。「トヨタスタジアムSSS1」が行われる。山岳地帯を舞台とする本格的なステージは17日(金)のデイ2から始まり、愛知県の豊田市および設楽町で「イセガミズ・トンネル」、「イナブ・ダム」、「シタラ・タウン」という昨年も走行した3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行する。一日の最後には「トヨタスタジアムSSS2」が行われ、7本のSSの合計距離は133.26km。全SSの走行距離の4割以上の長距離を一日で走ることになる。なお、シタラ・タウンに関してはステージ終盤のセションが昨年から大きく変わっている。18(土)のデイ3は、愛知県の豊田市、岡崎市、新城市で「ヌカタ・フォレスト」「レイク・ミカワコ」「オカザキ・シティSSS」「シンシロ・シティ」「トヨタ・スタジアムSSS3」という5ステージ、8本合計84.68kmを走行。そのうちSS15シンシロ・シティと、SS16トヨタスタジアムSSS3は1本だけの走行となる。最終日となる19(日)のデイ3は愛知県と岐阜県が舞台となり、SS17/22「アサヒ・コウゲン」、SS18/20「エナ・シティ」、SS19/21「ネノウエ・コウゲン」という6本、合計84.08kmのステージを走行。エナ・シティに関しては前半のセクションが昨年と異なる。また、SS17の再走で最終ステージとなるSS22は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。ステージは昨年よりも3本多い全22本で、その合計距離は304.12km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は958.95kmとなる。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
    いよいよチームは素晴らしいシーズンのフィナーレを迎えます。3つの全てのタイトルを今年も獲得した今、残された明確な目標は我々にとってふたつあるホームイベントのうちのひとつ、ラリージャパンで優勝することです。昨年、地元のファンの皆さんの前で貴元を表彰台に立たせることができたのはとても素晴らしいことでしたが、貴元だけでなく全員が優勝に強い意欲を見せています。今年もまた4人のドライバー全員が出場しますが、彼らはもうチャンピオンシップのことを全く気にする必要がないため、自由にラリーを戦い優勝を目指すことができます。ターマックでのラリーは2戦連続となりますが、日本の道は前戦セントラル・ヨーロピアン・ラリーとは全く違うので簡単ではありません。また、規則によりラリー前にテストをする機会がないため、クルマのセットアップを日本の道に合うように最適化する必要があります。

    カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)
    日本に行くのはいつも楽しみですし、昨年と同じようにタイトルを決めた状態で日本に行けることを嬉しく思います。ラリージャパンのステージは本当に過酷で、他のターマック・ラリーほどは自分に合っていないかもしれません。昨年は最高のパフォーマンスを発揮することができなかったですが、今回はそれを改善したいと考えています。チームにとってのホームラリーなので、より良い結果を出したいと思っています。トヨタのドライバーとしては忙しい1週間になりそうですが、選手権争いのプレッシャーはないので、このラリーをもう少し楽しむことができると思いますし、いい結果を得られることを期待しています。

    エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
    自分にとってもチームにとっても、ラリージャパンは重要なラリーですし、もちろん最高の結果でシーズンを締めくくりたいと思っています。決して簡単なラリーではありませんが、昨年は終盤まで優勝争いに加わっていたので、今年こそ勝ちたいと思っています。今回も昨年と同じようないいペースを見つけられることを願っています。昨年走っているのでステージはほとんど知ってはいますが、事前に日本のような道でテストをすることができないため、未知の部分もあります。そのため、セットアップは昨年のものが基になり、そこにこれまで学んできた要素を加える形となりますが、上手く適応できるようベストを尽くします。

    セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 17号車)
    ラリージャパンへの出場を楽しみにしています。チームとしての今シーズンの主な目標は既に達成していますが、トヨタのドライバーとして、日本でホームイベント優勝を達成することに責任を感じています。もしそれが実現したならば、本当に特別で重要な結果になるでしょう。個人的には、前回よりもいい結果を出したいと思っていますし、もう少し楽しめる路面コンディションになることを願っています。昨年はインカットするようなコーナーがあまりなかったので、今年も出走順に関係なく、誰にとっても比較的安定したコンディションになると思います。いい戦いができて、最高の形でシーズンを終えられることを期待しています。

    ラリージャパン

  • WEC:トヨタ8号車(ブエミ/ハートレー/平川)がドライバーズタイトル2連覇

    WEC:トヨタ8号車(ブエミ/ハートレー/平川)がドライバーズタイトル2連覇

    FIA世界耐久選手権(WECの)2023年シーズン最終戦となるバーレーン8時間の決勝が11月4日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRID 8号車が今季2勝目を挙げて2年連続でのドライバーズチャンピオンを獲得。7号車は2位で続き、TGRは今季4度目の1-2フィニッシュでハイパーカーによる激戦となったシーズンを締めくくった。

    セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車はポールポジションからレースをスタートし、一度もそのポジションを譲ることなく今季2勝目。2年連続でのWECドライバーズチャンピオンを獲得した。ブエミとハートレーはWEC史上新記録となる4度目のチャンピオン。平川はハイパーカークラス参戦開始から2年連続でタイトル獲得ということになった。

    このレースで8号車と首位を争った小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのGR010 HYBRID 7号車は、スタート直後の1コーナーで追突され大きく順位を落としながらも、見事な追い上げを見せ、2位でチェッカーを受けた。逆転タイトルへ向け優勝を目指した7号車だったが、この結果によりドライバーズランキングも2位となった。

    今季はキャデラック、フェラーリ、プジョー、ポルシェ、ヴァンウォール、そして、グリッケンハウスという強力なライバルとのエキサイティングなハイパーカー同士の争いとなる中で、TGRは5年連続でのマニュファクチャラーズ/ドライバーズのダブルチャンピオンを獲得するという完璧なシーズンフィニッシュを飾った。

    6マニュファクチャラーによるハイパーカー間の激戦最終ラウンドは、暑く晴れ渡ったバーレーンで現地時間午後2時に幕を開けた。ポールポジションからスタートしたブエミの8号車が順当に首位をキープする一方で、逆転タイトルを目指す7号車のコンウェイは2番手スタートからすぐ後で追う形としたが、1コーナー進入で後方のキャデラック2号車に追突されコースオフ。大きく順位を落とすこととなってしまった。

    しかし、7号車のコンウェイはすぐに追い上げを開始。スタートから35分ほどでプジョー、ポルシェ勢を次々と交わしていきトップ5へ浮上。一方、その間に首位を行くブエミの8号車は安定した速さを見せ、追うフェラーリの2台に対し大きなマージンを築いた。

    スタートから1時間を前に、各車最初のピットストップへ。コンウェイはそれまでにさらにフェラーリ50号車とポルシェ38号車をかわして3位へとポジションを取り戻した。

    最初のピットを終え2スティント目に入ったブエミがさらに後方との差を広げていく中、コンウェイは2位のフェラーリ51号車との差を詰めていったが、タイヤの摩耗が激しくなり、逆転には至らず。しかし、ほぼ2時間の走行を終えたところでコンウェイから7号車のステアリングを受けとった小林が、すぐにファステストラップを更新する速さを見せてフェラーリ51号車をパス、2位へと浮上した。

    8号車はハートレーへドライバーチェンジ。コースは日没を迎えて闇に包まれる中、2位の7号車小林に対し30秒ほどの差をつけて首位を堅守。周回遅れの車両を慌てることなく正確なドライビングでかわしながら走行を続けた。レースが折り返しを過ぎる頃には8号車は平川、7号車はロペスへと交代。2台のGR010 HYBRIDは後半のナイトランでも安定したペースでレースをリードした。

    レースが残り2時間となったところで、8号車はブエミ、7号車はコンウェイが再びステアリングを握り、最後の1時間は8号車ハートレー、7号車小林がドライブ。2位に40秒ほどの差をつけたハートレーの駆る8号車は、リスクを犯さず安定したペースで走行。3位との差も大きく開いていた2位小林の7号車は終盤ファステストラップを更新する速さを見せた。

    セーフティカーの出ない安定した展開となった8時間のレースで、249周を走り切ったハートレーの8号車は2位の7号車に対し47.516秒差で現地のファンの皆様に見守られながら、トップチェッカー。8時間レースでトップ4台が同一周回という激戦を制した。レース後には、表彰台に向かうTGRメンバーにフェラーリチームから拍手が送られるなど、ハイパーカーで戦い合ったライバル同士、チームの垣根を越えて称え合った。

    全7戦で争われた2023年シーズン、決勝の総走行時間は64時間、TGRは7戦中6勝を挙げ、4回の1-2フィニッシュ。そしてチームは、2012年に現行WECに参戦して以来45勝目を挙げることとなった。

    WEC2023年シーズン 第7戦 バーレーン8時間 決勝

    豊田章男(TOYOTA GAZOO Racing チームオーナー)
    TOYOTA GAZOO Racingの2台が最後まで繰り広げた“アスリートとしての戦い”最高でした。6人のドライバーたち、それを支えた両車のメカやエンジニアのみんな、素敵なレースをありがとう。セブ、ブレンドン、亮、2年連続のドライバーズタイトルおめでとう!ワンツーでそれを決めてくれた7号車のホセ、マイク、可夢偉もありがとう!

    今日は、2台ともトラブルを抱えながら走ることになってしまいました。気持ちよく最終戦を走ってもらうことができず、ドライバーたちには申し訳なく思います。7号車はスタートでのアクシデントもありましたが、すぐに差を詰め、8号車とどちらが勝ってもおかしくないような優勝争いをしてくれました。レースに向かう全員でクルマを走らせて、戦ってくれたと感じられるレースでした。

    モータースポーツの主人公はクルマを走らせる人々です。だからこそ“スポーツ”であり、そこに集う人は、みんながアスリートでありファイターであると思っています。今年のWECはライバルも増え、ファンが待ち望んでいた“戦いの場”になりました。そんな選手権の場で、今日はアスリートたちが全力を尽くして結果を勝ち取りにいく姿を見せてくれました。いちファンとして、私もその姿にとても興奮しました。アスリートが戦える場を整えてくれた主催者の皆さまにも感謝いたします。

    この最終戦にむけて可夢偉は、チーム代表として“どうすべきか?”、ドライバーとして“どうしたいか?”かなり悩んでいたと思います。

    チーム代表の可夢偉は、チームを鼓舞したり、リラックスさせるために戯けたり、改善点を探すためにメカやエンジニアたちと話したり、そんな代表としての役割を、これ以上ないほどにやってくれていました。本当に感謝しています。今日のレースを見ていても、チーム全員が勝利に向けて戦うアスリートになり、だけどお互いを信頼し尊重し合っている…ずっと目指してきた「家族的でありプロフェッショナルなチーム」になってきたと感じます。可夢偉代表、今年もお疲れさまでした。ありがとう。

    一方で、ドライバーの可夢偉に私が望んでいることは“たったひとつ”「誰より速く走ってほしい。全力で戦ってほしい。」ということだけです。これは以前から変わりません。他のドライバーに対しても同じ気持ちです。
    予選でポールを取れずに悔しがる姿、決勝に向けてエンジニアと相談し続ける姿、そして最終スティントでファステストラップを叩き出す走り、今週の可夢偉は、私が見たいドライバーの姿そのものでした。チャンピオンを取れず悔しい結果だとは思いますが、ドライバー可夢偉としても、これ以上ない仕事をしてくれたと思います。

    そんな一人二役の姿を見せることでTOYOTA GAZOO Racingは“ドライバーファーストなチーム”にも変わってきました。これからも2つの顔の狭間で悩むことはあるかもしれませんが、来シーズンも引き続き、“可夢偉だからこそできるドライバーファースト”を続けて、チームを強くしていってもらえればと思います。

    追伸
    このメッセージを書き終えたところでチームから映像が届きました。見てみると「ドライバーたちがレース後のクルマを磨いているシーン」でした。みんなクルマを大切にしてくれてありがとう。(特にホセは一生懸命、楽しそうに磨いてくれていましたね!ありがとう。)みんなにもっと気持ちよく走ってもらえるクルマをつくっていきたいと改めて思いました!

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    シーズン最終戦で1-2フィニッシュを達成し、最高のパフォーマンスを見せて締めくくることができました。7号車のタイトル獲得は叶いませんでしたが、素晴らしい仕事を成し遂げた8号車の全員を祝福します。今季もずっとチームメイト同士の僅差の戦いが続きました。今日のこの素晴らしい結果は、ミスすることなく戦い続けたチームとドライバーの努力の賜物です。パートナーと日本の関係者の皆様の多大なサポートに感謝いたします。そして、もちろんここまで我々が強くなるように支えてくれたモリゾウこと豊田会長、佐藤社長のお二方にも感謝しています。今年は多くのマニュファクチャラーとの激戦となる中で、我々のチームとクルマの強さを証明することができました。このような形でシーズンを締めくくることができたことは、間違いなく我々全員にとって誇りとなります。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    複雑な感情の湧くシーズンエンドとなりました。今レースはチームメイトの後方からのスタートで、少しでもポイントを挽回するつもりでしたが、スタート直後のアクシデントでポジションを落としてしまいました。多くの車両をパスしながらの困難な追い上げを強いられ、タイヤにも負担をかけてしまいました。ベストを尽くしましたが、今日は2位が精一杯でした。タイトルを勝ち取った8号車に祝福を贈ります。彼らの戦いぶりはタイトルにふさわしいものでした。今年もハードワークで支えてくれた7号車のメンバー全員に心から感謝しています。そして、常に素晴らしい仕事をしてくれたチームメイトの可夢偉、ホセにも感謝します。良いシーズンでしたし、4勝できたのは素晴らしいことだと思います。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー)
    チームに取って最高の1年でしたし、全員が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。2台のGR010 HYBRIDが全てのレースで競い合いながらも、常にチームとして協力しあってきました。それが最も重要なことです。今日のレースに勝ち、そしてチャンピオンも勝ち取ったセブ、ブレンドン、亮、おめでとう。我々の7号車も今年は何度も勝利を挙げ、その一員として戦えることができた、本当に素晴らしい1年でした。今日も勝利を目指し、逆転タイトルのチャンスをつかむために全力で挑みましたが、1コーナーでその望みはかなり難しいものになってしまいました。とは言え、そこからよく挽回しましたし、最終的な結果には満足しています。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    また世界チャンピオンを獲得でき、信じられない気分です。本当にチームに感謝します。全てが順調にいき、最後までレースとタイトル争いをリードすることができ、最高の夜になりました。本当に価値のあるタイトルだと思います。もちろん、ル・マンで勝てなかったことは残念でしたが、このタフなシーズンの戦いの中でチャンピオンを勝ち取れたことで、我々の強さは証明できました。何度でもチャンピオンは格別なものですが、今年は安定した走りで勝ち取ったタイトルでした。常に最速というわけではありませんでしたが、困難なレースでも着実にポイントを獲得してきました。最終戦で優勝し、チャンピオンを獲得するというのはシーズンの締めくくりにおいて最高の形です。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    最高の1年でした。8号車、そして、TGRのチームの一員であることを誇りに思います。この最高のシーズンを支えてくれた全員に感謝します。シーズンを通して7号車、またライバルたちとの激しいバトルを繰り広げてきましたが、今日も同じでした。ラップタイムとしては、我々8号車が最速ではないこともあったので、とにかくプッシュし続けました。セバスチャンは今日のレースで最もプレッシャーのかかる、スタート直後の1コーナーをトップで抜けるという大役をこなし、亮と共に素晴らしい仕事をしてくれました。4度目の世界チャンピオン獲得を実感するまでにはまだ時間がかかりそうですが、本当に嬉しいです。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    今日のレースに勝利し、チャンピオンを獲得できて最高です。我々はチャンピオン獲得のために努力を続けてきたので、本当に嬉しいです。今年は厳しいレースもありましたが、常にプッシュを続け、タイトル連覇を達成することができました。シーズンを通して強力なライバルと、難しいコンディションでの戦いを続けてきましたが、今日のレースはいつも以上に厳しいものでした。我々は後続とのギャップを広げてそれを維持する走りを強いられましたが、タイヤの摩耗が激しく、容易ではありませんでした。2年連続で世界チャンピオンを獲得できるなんて、チームに入った2年前には想像もできませんでした。このチャンスを与えてくれたトヨタとハードワークで支えてくれたチーム全員に感謝します。このチャンピオン獲得という結果を、チャンスを与えてくれた皆様への感謝の気持ちとして捧げたいと思います。

    TOYOTA GAZOO Racing、ブエミ/ハートレー/平川組GR010 HYBRIDが最終戦を制しドライバーズチャンピオン2連覇!

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 8 セバスチャン・ブエミ
    ブレンドン・ハートレー
    平川亮
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    249
    2 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    249 47.516
    3 50 アントニオ・フオコ
    ミゲル・モリーナ
    ニクラス・ニールセン
    フェラーリAFコルセ/
    フェラーリ 499P
    249 1:36.286
    4 38 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
    ウィル・スティーブンス
    イェ・イーフェイ
    ハーツ・チームJOTA/
    ポルシェ 963
    249 1:37.248
    5 6 ケビン・エストレ
    アンドレ・ロッテラー
    ローレンス・バンスール
    ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ/ポルシェ 963 248 1 Lap
  • WEC:トヨタ 最終戦バーレーン8時間で今季3度目のフロントロー独占

    WEC:トヨタ 最終戦バーレーン8時間で今季3度目のフロントロー独占

    FIA世界耐久選手権(WEC)今季最終戦となるバーレーン8時間の予選が11月3日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)の2台のGR010 HYBRIDが予選1、2番手を獲得。決勝は最前列に並んでスタートすることとなった。

    ブレンドン・ハートレーがアタックを担当したGR010 HYBRID 8号車が、1分46秒564という圧倒的なタイムでポールポジションを獲得。小林可夢偉の7号車はチームメイトから0.489秒遅れの2番手で続き、チームに予選1-2をもたらした。