カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ:バルセロナテスト2日目 トゥルーリは12番手

    トヨタ:バルセロナテスト2日目 トゥルーリは12番手

    この2週間、バルセロナは悪天候に見舞われて来たが、合同テスト2日目は、参加した全てのチームが望んでいた絶好のコンディションとなり、一日を通してドライコンディションでの走行となった。

    パナソニック・トヨタ・レーシングは今週、初めて新しい空力パッケージを2台分揃えて持ち込んだ。そのため、レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがチームと共に忙しい一日を過ごし、3月16日(日)の開幕戦オーストラリアGPへ向けた準備のためにデータを収集した。また、両ドライバー共に空力テストと、ブレーキ及びセットアップに関する作業もこなした。

    シーズン開幕を前に、最後のテストとなる明日の合同テスト最終日も、今日同様の好コンディションで一日フルにテストが出来ることを願って、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがテストを続行する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/02
    ベストラップ:1分23秒023 順位:12位
    周回数:97周 走行距離:451.5km
    「良い進歩を遂げることが出来た。多くの異なるセットアップについて作業をこなし、午後にはロングラン走行も行った。現時点では、“TF108”は1周のフライングラップよりもロングランに適しているように見える。そのため、予選ラップのためにまだやるべきことはある。予選は決勝レースを戦う上において、重要だからだ。しかし、全体的に見て今日は有意義な一日であった」

    ティモ・グロック : TF108/04
    ベストラップ:1分23秒551 順位:19位
    周回数:80周 走行距離:372.4km
    「悪天候で何度もテストを中断させられて来ただけに、やっと一日中フルに走行することが出来て良かった。しかし、今日は私にとっては厳しい一日となってしまった。セットアップを見出すために一日を費やしたが、全てが変わってしまったため、向上した路面コンディションを最大限に利用し、更なるグリップを得るのに苦しんだ。そのため、これから夜を徹して原因を分析し、明日は前進出来るようにしなくてはならない」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「ついに一日フルにドライコンディションでテストを行うことが出来、開幕戦オーストラリアGPへ向けた準備へと、非常に多くの作業をこなし、前進することが出来た。開幕戦での空力設定を決定するために必要な全てのデータを得た。今回、持ち込んだ新しい空力パッケージは、明らかに進歩している。ヤルノ・トゥルーリに関しては、レースの準備はとても上手く進行している。明日も一層の改善を進めるつもりだが、基本的に今日の彼のペースには非常に満足している。ティモ・グロックは異なるプログラムを遂行していたが、彼の進歩を手助けするため、セットアップの
    方向性を見直さなければならない」

  • トヨタ:バルセロナテスト初日 グロックが13番手

    トヨタ:バルセロナテスト初日 グロックが13番手

    天候に恵まれなかった先週のF1バルセロナ合同テストの後、今週こそ天候の回復と、好コンディションを願って、F1チームは再びスペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットに集結した。しかし、残念ながら、その願いは叶わず、今週も初日は、前夜降り続いた雨により、路面は濡れた状態で午前中のテストをスタートする事となった。

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、レースドライバーのティモ・グロックとサードドライバーの小林可夢偉がテストを担当。ティモ・グロックは1日を通して走行し、メカニカルなセットアップ作業のために70周を走破した。一方、小林可夢偉の走行は、より確実なコンディションを求め、走行距離とタイヤを温存するために制限されることとなった。チームは、明日もカタルニア・サーキットでの合同テストに参加し、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがTF108のテストを続行する。

    ティモ・グロック : TF108/04
    ベストラップ:1分23秒270 順位:13位
    周回数:70周 走行距離:325.9km
    「再び濡れた路面でのテスト開始となり、理想的とは言い難いコンディションであった。午前中もコースには出たが、路面の変化が激しかったため、あまり多くは走行しなかった。しかし、午後のセッション後半には、安定したコンディションとなり、私にとって良い方向に進んだ。私のドライビングスタイルにより適した方向へのセットアップを見出す作業を行った。そして、より良いバランスを見出し、今日の成果には満足している。全てを試みるには午後の時間では足りなかったが、それでも良い一日であった」

    小林可夢偉 : TF108/02
    ベストラップ:1分23秒880 順位:16位
    周回数:29周 走行距離:135.0km
    「今日も静かな午前中でスタートすることとなった。濡れた路面での走行距離とタイヤを浪費しないように、初期チェック走行のみに留めた。昼食の後、路面が乾いてからは更なるテストを行うことが出来た。セットアップ作業と重量配分に関する作業をこなし、限られた走行時間ながらも、いくつかの進歩を遂げた。TF108は一層バランスが改善されたように感じられ、我々は正しい方向に進んでいる」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「ここ2週間は、我々がテストを行っているここスペインよりも、ベルギーの方が天気が良いようで、スパでテストを行わなかったことを本当に残念に思う。今日もテストを行うには非常に困難なコンディションでスタートを切ることとなった。午前中は、路面コンディションが目まぐるしく変わり、比較を行うのは非常に困難だった。そのため、我々は午後までメカニカルなセットアップ作業を始めるのを待ち、明日予定している空力テストへと2台共に準備を整えることを試みた。明日は天候に恵まれるという予報なので、ドライコンディションの一日が過ごせることを期待している」

  • トゥルーリ、「TF108は大きなポテンシャルを持っている」

    トゥルーリ、「TF108は大きなポテンシャルを持っている」

    シーズン開幕まで残すところあとわずか。トヨタのドライバー、ヤルノ・トゥルーリがTF108についてインタビューに答えた。

    ヤルノ、それぞれのマシンの本当のパフォーマンスがわかるメルボルンまで数日のテストを残すのみとなりました。TF108の状態はどうですか?
    我々はTF108でたくさんの周回を重ねたけど、とても信頼性があり、多くの情報を与えてくれる。より改善させるためにたくさんのセットアップ作業を行い、よい進歩を遂げたよ。でも、まだまだ良くなるよ。TF108は去年のマシンとは全く違って、ドライバーからみて、安定性が改善され、自信を持って攻めることができるんだ。まだするべきことはたくさんあるけど、TF108は大きなポテンシャルを持っている。どの部分を改善すればいいかわかっているし、みんなのモチベーションはとても高いんだ。

    あなたは最近、今シーズンの表彰台フィニッシュは無理だといっていましたね。トヨタチームのパドックでの順位はどのあたりですか?
    はっきりさせておこう。もし2台のフェラーリと2台のマクラーレンがレースを完走すれば、トヨタだけでなく他のチームも表彰台に上がるのは極めて難しいだろう。我々のマシンとトップチームとの間にはギャップがあるが、競争力はあると思うよ。どのレースでもポイントは獲得できると思っている。

    長く集中的な冬季テスト期間で、チームは確かに改善したようですね。TF108が昨年のマシンに比べて強化された部分を教えていただけますか?
    大きく違うのは空力学だ。新しいマシンは全く違うコンセプトなんだ。また、ホイールベースを長くしたことも異なる。このふたつの要素の組み合わせが、多くの安定性とマシンに乗ったときの自信を与えてくれる。運転もしやすいし、パッケージからもっと多くのものを引き出し、シーズンを通して継続的な改善ができると思っている。

    他のチームのほとんどがヘレスでテストをする間、フェラーリとトヨタはバーレーンのサヒールを選びました。4月のバーレーンGPでは他チームに対してアドバンテージを得ると思いましたか?
    バーレーンでレースをするときには小さなアドバンテージにはなるけど、それは主な理由ではない。我々がバーレーンでテストをしたのは、天候が主な理由だ。冬にヨーロッパでテストをすると、たいてい午前中のトラック・コンディションは完璧ではなく、いつでも雨のリスクがある。ちょうど今のバルセロナのようにね。このようなコンディションは、ドライバーとして多くの時間が無駄になるし、マシンを改善できるだけ多くトラックで走行たいものだ。バーレーンでは風が強いときもあったが、天候に特に問題はなかった。だから多くの作業を終えることができた。

    あなたは最近、プレシーズンテストにおけるフェラーリのスピードは憂鬱だと言っていました…
    他のマシンが自分のマシンより速いのは決して嬉しいことではないよ!バーレーンではフェラーリに挑戦するには、やらなければならないことがたくさんあり、彼らのパフォーマンスに対抗するのはとても厳しいことがわかったんだ。

    ティモ・グロックについてはどう思いますか?新しいチームメイトが事実上のルーキードライバーということ満足していますか?もっと経験豊富なドライバーの方がよかったですか?
    ティモはいい奴だし速いドライバーだ。プレシーズンテストでは一緒に集中して作業を行い、とても良い関係だ。彼はすでにF1でレースとテストをしているし、GP2やチャンプカーのような異なるチャンピオンシップを経験している。彼の年齢にしてはかなり経験があるよ。正直なところ、僕と同じようにマシンの開発という仕事に熱心なら、チームメイトは誰でもいいんだ。ティモはそうしているよ。

    世界で最も利益をあげている自動車メーカーのひとつとして、トヨタ自動車は成功に慣れています。日本からのプレッシャーを感じますか?
    F1では常にプレッシャーがある。我々はみな成功したいし、パッケージから最高の結果を得るために自分自身にプレッシャーをかけている。僕は自分がいつも全力を尽くし、チームの改善の役に立っているとわかっているから、余計なプレッシャーは感じていないよ。

    今シーズンに願い事ができるとしたら?
    ワールドチャンピオンになりたいね。でも今年は無理だと思う。

  • トヨタ:バルセロナテスト最終日

    トヨタ:バルセロナテスト最終日

    トヨタは21日、バルセロナで今週3日目となるテストを行った。

    F1バルセロナ合同テスト最終日は、昨日までの2日間とは変わって、太陽が姿を現し、参加した6チームを安心させた。その中でパナソニック・トヨタ・レーシングは回復したコンディションを利用して全てのプログラムを遂行した。ティモ・グロックは、新しい空力のパッケージに関する作業に一日を費やし、100周以上を走破した。また、サードドライバー小林可夢偉は、もう一台の“TF108”を担当し、エンジンと冷却系、そしてセットアップの作業を行った。

    チームは、来週も同サーキットで冬季オフシーズン最後となる3日間のテストを行い、3月16日(日)に行われる2008年シーズンの開幕戦オーストラリアGPのために準備の最終段階を迎える。

    ティモ・グロック : TF108/04
    ベストラップ:1分22秒901 順位:10位
    周回数:109周 走行距離:507.4km
    「今日は空力に関する多くの作業をこなし、チームがファクトリーに戻ってから役立つ良いデータを収集出来た。何度かの赤旗中断に見舞われたが、最終的に“TF108”の走りは満足行くものとなった。全体的に有意義な2日間となったが、まだロングランでのバランスにおいてやらなくてはならないことがある。来週のテストまでドライコンディションが続けば、皆開幕戦の前に安定したコンディションにおける更なる情報を得ることになるだろう」

    小林可夢偉 : TF108/01
    ベストラップ:1分24秒132 順位:12位
    周回数:56周 走行距離:260.7km
    「最初はまだ路面が部分的に濡れており、我々に与えられた走行距離を有効に活用すべく、路面が乾くのを待つことにしたので、私は今日も静かな午前中を過ごすことになった。午後は、一転して忙しい時間を過ごすこととなり、エンジンや冷却系を含む、様々なシステムのセットアップ作業を行った。我々は成功裏にプログラムを完了し、来週ここバルセロナで行われる冬季オフシーズン最後のテストへ向けて、有用なデータが得られた」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「やっとドライコンディションで走ることが出来、最後には新しい空力パッケージに関する有意義な作業を始められた。とはいえ多くの赤旗中断に阻まれ、困難な一日でもあった。しかし、ティモ・グロックの“TF108で、今週のテスト初日に始めていた作業のプログラムを遂行することが出来た。小林可夢偉も彼のプログラムをこなし、有用なデータを収集してくれた。これからファクトリーに戻り、得られたデータを解析し、来週のテストへと方向性を決定しなくてはならない。2台共に新しい空力パッケージを投入することで、更に早い進化を遂げられるはずだ。しかし、天候については晴れと雨の両方が予想されており、まだどうなるか分からない」

  • トヨタ:バルセロナテスト2日目

    トヨタ:バルセロナテスト2日目

    トヨタは20日、バルセロナでテスト2日目を迎えた。

    F1バルセロナ合同テスト2日目は、天候が思う様に回復せず、テストの内容は制限されることとなった。昨日に引き続き、セッション開始前に雨に見舞われ、その後も断続的な降雨のために、テストの大部分はウェットコンディションで行われた。2008年のテスト距離と使用タイヤの制限により、合同テストに参加したほとんどのチームが午前中の走行を行わず、パナソニック・トヨタ・レーシングも例外ではなかった。

    しかし、午後にはコンディションも回復し、ヤルノ・トゥルーリが46周を走破し、セットアップと空力に関する作業を行った。ティモ・グロックの走行時間は更に限られるものとなり、午前中に1周の初期チェック走行を行った後、午後は何度かの長いセットアップ走行をこなした。明日の合同テスト3日目は、良い一日となることを期待し、ティモ・グロックがサードドライバーの小林可夢偉と共にテストを担当する予定。

    ティモ・グロック : TF108/01
    ベストラップ:1分32秒407 順位:7位
    周回数:33周 走行距離:153.6km
    「午前中はテストから何らかの結果を得るにはあまりにコンディションが悪かったため、私の作業は半日だけとなってしまった。午後は、ウェットコンディションで何度かの走行をこなした。最初はヘビーウェットタイヤで、その後、スタンダードウェットタイヤへと交換した。コンディションは大きく変わり、路面が乾いて行ったが、十分ではなかった。そのため、結論を出すのは難しかったが、ドライコンディションでの作業において、どこに集中すれば良いのかを決定するのに役立つと思われる情報を見出すことが出来た。我々はどのように前進すべきかを導き出すために、まだ数日テストを行うことが出来るので、懸命な努力を続ける」

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/04
    ベストラップ:1分32秒571 順位:8位
    周回数:46周 走行距離:214.1km
    「再びテストには厳しい一日となってしまったが、今日のような天候の下で“TF108”がどう機能するかを理解するためのデータを収集した。良かった点としては、このようなコンディションにおいてタイヤを暖めるときの手段について学ぶことが出来たことが挙げられる。私は来週のテストにまた参加することになるが、その時にはもっと良い天候になってくれることを願っている。我々にはこれからもやるべき多くの作業があるが、コンディションが標準的であれば、我々の競争力は高いと感じている」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「今日も天候に翻弄された一日であった。タイヤの状況からも、可能であった走行距離は再び制限せざるを得なかった。それでも午後は2台共に若干走行距離を重ねることが出来、ヤルノ・トゥルーリは空力に関する作業を、ティモ・グロックはセットアップに専念した。しかし、今日のような走行から得られたデータでの評価は難しい。明日は天候が回復することを願っているが、路面が乾くのにどのくらいかかるのかを見極めなくてはならない」

  • トヨタ:バルセロナテスト初日

    トヨタ:バルセロナテスト初日

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、2週間に及ぶバーレーンでの暑さの中のテストを終え、通常通りの冬季テストへと復帰。スペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで行われているF1合同テストに参加している。

    合同テスト初日のバルセロナは曇り空で始まり、定期的な小雨に見舞われる天候で、気温はやっと10度に届くという状況であった。チームは新しい空力パッケージの比較作業を予定していたが、不安定な天候のためにテストは困難なものとなってしまった。しかし、ヤルノ・トゥルーリは57周を走破。一方、サードドライバーの小林可夢偉は、テスト距離とタイヤ本数の制限を考慮すると、この日はテストすべき項目が少なくなったために、走行の少ない一日となった。

    明日の合同テスト2日目は、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがテストを継続する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/04
    ベストラップ:1分33秒283 順位:6位
    周回数:57周 走行距離:265.3km
    「今日は降雨に見舞われ、テストには理想的な一日ではなかった。新しい空力パッケージに関するいくつかの新型パーツを試すことに集中した。満足出来る進歩を遂げると共に、いくつかの有意義なデータも収集出来たが、何もかもを理解するというにはまだ早い。コースは一日を通じて変わりやすく、直接の比較は困難であった。今日のようなコンディションでは、明日以降に備えて走行距離とタイヤを温存するために、あまり周回はこなさなかった」

    小林可夢偉 : TF108/01
    ベストラップ:タイム計測無し 
    周回数:1周 走行距離:4.7km
    「今日の作業は短いものとなった。午前中初期チェック走行を行い、残りの時間は天候の回復を待つだけだった。テストの走行距離制限があるため、このようなコンディションで周回数を費やすべきではないと判断した。こうしたことはテストでは時々あることだが、私にとっては、昨日インドネシアからの長旅を終えたばかりの体調を完全に回復することが出来た」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「今回の2週に渡るバルセロナ合同テストにおける主な目的は、開幕戦で使用が予定されている空力パッケージを評価することだ。我々はメルボルンまでに、なるべく早くセットアップ作業と、新しいパーツの理解を進めるべく懸命な作業をこなしている。それだけに、今日は、走行距離を制限せざるを得なかったのは残念だ。“TF108”は信頼性は確認出来たが、既にテストで多くの距離を走破しており、ウェットコンディションにおいては走行を制限することになるだろう。もっと多くの周回をこなしたかったが、利用可能なタイヤの数が十分ではなかった。明日もウェットコンディションが予想されているが、木曜日からはドライコンディションでのテストが出来ると思う」

  • トヨタ:バーレーンテスト 最終日

    トヨタ:バーレーンテスト 最終日

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、3日間づつ2回に渡って行われたF1バーレーン合同テストの日程を全て終了した。最終日もレースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがテストを担当し、昨日、成功裏に終えたグランプリシミュレーションに引き続き、メカニカル面と空力面でのセットアップ作業に集中した。

    2台共にトラブルに見舞われることなく、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックは、セットアップ比較の全てのプログラムを完了した。また、セッション終盤に、チームはウォームアップ走行の練習及びグリッドからのスタート練習も行うことが出来た。

    バーレーンGP決勝へと、チームは4月6日に再び中東へと戻るが、次のテストは2月19日(火)から3日間で、F1バルセロナ合同テストに参加する予定。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分31秒689 順位:4位 周回数:86周
    「ここバーレーンでのテストはとても好印象だった。今日も順調に一日を過ごし、多くの周回を走破することが出来た。これから“TF108”を改良するためにデータを解析するが、もちろんこれからも更に、改良のためにハードな努力を続けていかねばならない。全体的に今回の2回に渡るバーレーンテストは、多くのセットアップ作業をこなして良い進歩を遂げることが出来、満足している」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分31秒209 順位:2位 周回数:71周
    「我々にとって良い一日となった。セットアップ面で多くの作業をこなし、いくつかの項目について試したことで、価値ある結果を得られ、満足している。サーキット及びファクトリーにおけるスタッフの懸命な作業のお陰で進歩を遂げることが出来、とても感謝している。今日は、より長い距離でのセットアップについてテストを行い、いくつかの改善を見たが、まだハードに作業をする必要がある。ここバーレーンでは重要なテストを行うことが出来、それは上手く行った。より高い気温でテストを行う良い機会が得られ、冷却系だけでなく暖かいコンディションにおけるバランスも見出すことが出来た」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「セットアップ作業において更なる有意義な一日を過ごすし、順調に進んだバーレーン合同テストを、良い結果で終えることが出来た。“TF108”のセットアップ変更に伴う反応について多くを学ぶことが出来、その結果、パフォーマンスで明らかな改良を果たすなど、我々のこなして来た作業には満足している。“TF108”は今回のテストの間、非常に高い信頼性を示し、シーズン開幕へ向けて、とても勇気づけられる結果となった。また、昨年型の“TF107”よりも明らかに改良が進んでいることも確認出来た」

  • トヨタ:バーレーンテスト 5日目

    トヨタ:バーレーンテスト 5日目

    トヨタは、F1バーレーン合同テスト後半2日目を行い、2008年シーズンへ向けた準備へと、更に作業を進めた。ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは実際のレースウィークにおける、公式練習、予選、決勝レースを含めた距離の中で、給油とタイヤ交換のピットストップ作業のシミュレーションもこなした。

    午前中は予選セッションのシミュレーションを行う前に公式練習について作業を行った。一方、午後1時半ちょうどに決勝レースを想定した走行を開始し、両ドライバーともグリッドに向かった。“TF108”はこの日も高い信頼性を見せ、2007年シーズン最後のレースからほぼ4ヶ月ぶりとなる作業にも関わらず完璧な作業をこなしたピットクルーに応え、チームがシーズン開幕前に“TF108”のパッケージを最適化する為のデータ収集を助けた。

    ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは、F1バーレーン合同テストの最終日となる明日、再びセットアップの比較テストを行う。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分30秒944 順位:3位 周回数:91周
    「良い一日だった。我々は多くの周回をこなし、レース距離のシミュレーションをトラブル無くこなすことが出来た。午前中はいくつかのセットアップ作業を行い、ラップタイムも向上した。まだやるべきことはあるが、我々は間違いなく正しい方向に進んでおり、前途は有望だ。今日はロングランもこなしたが、仕上がりにはかなり満足している。まだ改良の余地があることは確かだが、我々は得られたデータから学び、“TF108”を改良するために努力を続ける」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分31秒213 順位:4位 周回数:93周
    「午前中は予選シミュレーションを行ったが、私にとっては数年振りの予選を想定した走行であった。予選第1セッションをシミュレーションした走行は大変上手く行き、その後、予選第3セッションのシミュレーションで、更に若干の燃料を積んだ状況で走行した際にも、順調に良いタイムをマーク出来た。しかし、決勝レースへ向けたシミュレーションでは、理想的なセットアップを見出せなかった。最初の数ラップは良かったが、その後ハンドリングが若干低下して、望み通りに行ったとは言えなかった。しかしながら、私にとっては良い経験となり、レース距離における正しいセットアップの方向性を理解するために役立つだろう。また、私は2004年以来、GPウィーク全ての走行を経験するのは久しぶりであったが、肉体的には全く問題なく、とても有意義な経験であった」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「今日のタイムは、昨年のレースにおける“TF107”のタイムと比較して、“TF108”が大きな進歩を遂げていることを示しており、とても勇気付けられる結果となった。シミュレーションの中で異なるセッティングを試し、レース中においても安定しているということを、特に、ヤルノ・トゥルーリの走行で確認出来たのは良かった。レースシミュレーションを行う中で、“TF108”の異なる局面における挙動について学び、そして2台を比較出来たことで更に有意義な情報を得られた。これまでのところ常に“TF108”は高い信頼性を示しており、ピットクルーも、レースを想定した4回のピットストップを上手くこなした」

  • トヨタ:バーレーンテスト 4日目

    トヨタ:バーレーンテスト 4日目

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、F1バーレーン合同テストの後半3日間を開始した。レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックが、好天に恵まれ暑い中東バーレーンでのテストに臨み、セットアップ開発プログラムを継続した。

    暖かい天候の下で、チームは改良された冷却系レイアウトを特徴とする“TF108”に関してチェックする更なる機会を得た。また、機械的なセットアップや空力に関する作業といくつかの開発項目についての評価も行い、明日行う予定のグランプリシミュレーションへの準備として、今日の走行終盤にはピットストップ練習も行った。

    今日もトラブルに見舞われることなく、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック共にプログラムを完遂し、有意義なデータを収集。明日も2人のレースドライバーが、シーズン開幕へ向けた準備のためにテストを続行する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分32秒382 順位:3位 周回数:73周
    「今日は順調だった。多くのセットアップと空力に関する作業をこなすと共に異なるセッティングを比較し、更なる情報を得た。我々の目的は、どの分野において改良が必要かを更に学ぶために、可能な限り周回を重ねることであった。我々はどの方向へ進むべきか分かっていると思うし、そのために懸命な作業を続けている。シーズン中のテスト走行距離協定を考慮して走行距離は抑えたが、予定していた全ての周回を終えることが出来た。特に“TF108”はこれまでのところとても高い信頼性を見せている」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分32秒762 順位:4位 周回数:75周
    「とても良い一日であり、計画通り全てのセットアップテストがこなせた。我々は“TF108”と、異なるセットアップでの効果の理解を深めることについて前進を続けている。午前中、コースには若干埃が載っていたが、それを除けばテストを行うのにとても良いコンディションであった。これまでの作業には非常に満足しており、良い進歩を遂げていると感じている。残り2日間もこの状況が続くことを望んでいる」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「機械的、そして空力的なセットアップ変更に関するプログラムを遂行し、全体的に見て、今日も充実した一日であった。我々は温暖な気候を求めてバーレーンに来ており、天候に恵まれているのは良いことだ。それは、一日中テストが出来るということだけでなく、昨年型の“TF107”と異なる新しい“TF108”の冷却について試す良い機会が得られるという意味でも有意義なことだ」

  • トヨタ:バーレーンテスト 3日目

    トヨタ:バーレーンテスト 3日目

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、6日間に渡るF1バーレーン合同テスト参加の前半3日間を終えた。

    3日目はヤルノ・トゥルーリと小林可夢偉がテストを担当し、セットアップと開発に関わる作業を継続した。2人のドライバーは異なる機械的なセットアップオプションを試し、チームが“TF108”を更に深く学ぶために必要な重要な情報を収集した。また、小林可夢偉は何度かのピットストップ練習をこなした。

    3日目も暖かく、好天に恵まれ、両ドライバー共に信頼性の問題に見舞われることなく、予定されていた全ての作業を完了した。チームはヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックと共に、今週土曜日から3日間に渡るテスト後半を再開する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分32秒145 順位:3位 周回数:97周
    「今日は技術的な問題に見舞われることもなく、天候もとても良くなったので、我々にとって良い一日であった。我々にはテストすべき多くの項目があり、異なるメカニカルなセットアップについて情報を得なくてはならなかったので、多くの周回を走破出来たのは重要なことだ。全てが順調に進み、前進することが出来たが、さらに努力を重ねて改良を続けて行かなくてはならない」

    小林可夢偉 : TF108/02
     ベストラップ:1分32秒265 順位:4位 周回数:53周
    「順調な一日で、予定されていた全ての作業をこなすことが出来た。天候も私が走行した月曜日から比べると良くなっており、路面コンディションも向上、特に今日は風が弱くなっていた。今日は私にとって今回のバーレーンテストでの最後の走行となり、次は今月末に予定されているバルセロナ合同テストとなるが、ティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリがバーレーンでの残りのテストで改良を続けられることを願っている」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「今日は主にレースのコンディションに合わせたメカニカルなセットアップに焦点を合わせた作業となったが、結果は満足出来るものであった。いくつかのオプションについて調査することを目的に、多くのデータを収集出来た。非常に有意義な3日間となった。非常に高い気温での走行は果たせなかったものの、天候には恵まれ、3日間を通しフルにテストをこなすことが出来た。唯一些細な難点を挙げるとすれば、風がやや強い傾向にあったことだが、それも今日は弱まっており、全体的に見て良いテストが出来た」