カテゴリー: トヨタ

  • 小林可夢偉、GP2で今季2勝目

    小林可夢偉、GP2で今季2勝目

    6日(日)、F1のサポートレースとして開催されたGP2アジアシリーズ第4大会バーレーンGPで、トヨタF1チームのサードドライバーである小林可夢偉が今季2勝目を挙げた

    前大会マレーシアの第2レースで初優勝を飾った小林可夢偉は、その勢いを駆ってバーレーンへと乗り込んだ。

    4月4日(金)に行われた公式練習では小林は6番手タイムと好調。続いて行われた予選でも5番手グリッドを確保。3列目の好位置から第1レースの決勝に臨むこととなった。

    5日(土)に行われた第1レースでは、小林はスタート直後に他車と接触。その後、タイヤに若干の問題を抱えてレースを戦うこととなったが、見事な追い上げで3位フィニッシュ。2戦連続の表彰台獲得となった。

    6日(日)の第2レースは、第1レースの結果から上位8台が逆順でグリッドが決定されるため、小林は6番手スタート。好スタートで1周目に3位まで浮上し、その後も素晴らしい走りでポジションをアップ。14周目に首位に立つと、そのままトップでチェッカー。見事今季2勝目を挙げた。小林はこれで3レース連続の表彰台獲得となった。

  • トヨタ、トゥルーリが6位入賞

    トヨタ、トゥルーリが6位入賞

    トヨタは、2008年F1第3戦バーレーンGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが6位、ティモ・グロックが9位だった。

    昨日よりもさらに強い風に見舞われる中、午後2時半に決勝レースがスタート。7番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、第1コーナーで2つ順位をあげた後、力強い走りを見せ6位でチェッカーを受け、2戦連続でポイントを獲得。

    一方、最初の2戦をリタイアで終えているティモ・グロックは13番手グリッドからスタート。その後順位を上げ、ポイント獲得はならなかったものの9位で初めてチェッカーを受けた。

    ヤルノ・トゥルーリ (6位)
    「前回に続いてポイント圏内の6位でフィニッシュできて、自分にとっても、頑張って良い仕事をしてくれたチームのみんなにとっても、とても嬉しいよ。トップ3のチームのすぐ後ろでフィニッシュできたのは、今週末の練習と予選の流れから我々が望みうる最も良い結果だ。優れたスタートを切れたから、第1コーナーで2つ順位をあげることができた。レース序盤、ニコ・ロズベルグから少しの間プレッシャーを受けたが、そこから私は自分らしいレースをすることが出来た。車はよくバランスが取れていて、自分が速いことも、戦略が優れていることも分かっていたから、ただ自分らしいドライビングをし続けたんだ。車のペースは非常に良く、自分もティモも完走できて、我々には競争力があることが分かった。この結果は我々のこれからを後押ししてくれるよ。我々は、次のレースに備えて、今回の結果を踏まえバルセロナのテストに向かう予定だ。」

    ティモ・グロック (9位)
    「今日は良いレースができたよ。また全体的に見て、車には満足している。自分のドライビングスタイルにとって大きな進歩を果たしたし、レース中に行ったいくつかの細かな調整も役に立った。レース序盤では、私の周りのすべての車がお互いに衝突していた。けれどそのおかげで、第1、第2セクターがオイルによって走りにくくなったんだ。また、ポイントを取ることが可能だったのに、レース中盤でニコ・ロズベルグを追いかけていたときにスピードが落ちてしまった。その後にフェルナンド・アロンソの追撃をかわすのはかなり大変だったけれど、かわしきってフィニッシュすることができて嬉しかった。車のセットアップは本当に良かったよ。今は、さらに車を改善するために頑張り続けなくてはならない。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「今日はチーム全員ミスなくレースを戦ったことでヤルノ、ティモ2台揃って完走することが出来た。ヤルノはスタートで上手くポジションを上げ、6位入賞、ポイント獲得に結び付けてくれた。ティモもスタートの混乱を上手く切り抜け、またストラテジーが上手く働いたことにより9位で完走できたこれはチームにもティモにも大きな自信を与えたと思う。次はヨーロッパに戻ってのスペインGPだが空力のアップデートも予定しており、是非2台揃ってポイント獲得を果たしたい。」

    山科忠 TMG会長兼チーム代表
    「今日は、両方のドライバーがともに良いレースをしてくれた。ヤルノが3ポイントを獲得し、ティモも力強くレースを完走してくれたのがとても嬉しい。今日の我々の目標は、少しでも順位をあげることだったので、ヤルノが第1コーナーで順位を上げるのを見るのは嬉しかった。そして、彼は強いレースをずっと続けてくれた。ピット作業も素晴らしかったし、両車のレース戦略もパーフェクトだった。ティモも、今日は大変良いレースをしてくれた。彼は非常に速かった。残念なことに、彼の1回目のピットストップでギアボックスに小さな問題があったため、やむを得ず予備の戦略に変更した。その問題は次のレースまでには修理できるものだが、今回獲得できるはずだったポイントを犠牲にしてしまった。それでも、我々はバルセロナでの次戦へ向けて自信を持っている。ヤルノは再びポイントを獲得してレースを終えてくれたし、ティモも今回のレースパフォーマンスから自信を得てくれるだろう。」

  • トヨタ:バーレーンGP予選 トゥルーリが7番手

    トヨタ:バーレーンGP予選 トゥルーリが7番手

    トヨタは、F1 バーレーンGPの予選で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが13番手だった。

    コンディションは快晴ながら、強い風と埃に見舞われた。予選第1セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが2番手、ティモ・グロックが
    6番手で第2セッションへと進出。しかし、続いて行われた第2セッションでは、ティモ・グロックが惜しくも第3セッション進出を逃し、13番手から明日の決勝レースでの巻き返しへ臨むことになった。

    一方、ヤルノ・トゥルーリは第2セッションで7番手につけ、最終第3セッションへ進出。第3セッションでは給油装置に問題が生じたが7番手タイムを刻み、3戦連続のトップ10グリッドから明日の決勝レースへと挑む。

    ヤルノ・トゥルーリ (7位)
    「我々はまさに望んでいたポジションを獲得した。7番グリッド獲得は、このコンディションで我々が達成できる最高のポジションだ。フェラーリ、マクラーレン、BMWが我々よりもまだ少し速いからね。再び問題なくトップ10入りできてとても嬉しいよ。第3セッションの前に給油装置に問題が生じて、装置を交換しなくてはならなかったんだけれど、最終的に解決できた。車はよくバランスが取れているし、満足はしているんだ。だけれど勿論、我々は車がもう少し良くなることを望んでいる。我々は先頭集団に追いついてきているし、より近づいていっているよ。レースが風の強いコンディションで厳しくても、レースでは予選のときより強いという自信があるので、確実にポイントを獲得できると思っている。」

    ティモ・グロック (13位)
    「今日は少々厳しい日だった。特に第2セッションのタイヤセットは厳しかった。第1セッションの時は、車に自信があったし、もっと速く行けると分かっていた。しかし、最終走行のアウトラップでは、車が同じように動いていないことを感じたんだ。強い風がさらに車の動きを難しいものにしたために、パーフェクトな走行ができずに、タイムを上げることができなかった。その結果、今回はトップ10に入ることが出来なかった。前の2レースの予選は、我々にとって良い結果だったのに、今回は明日の第1コーナーの争いが厳しくなるので残念だ。それでも、レースの間は、ライバルに追いつくためにどんどんプッシュしていくつもりだよ。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
    「今週末はコースコンディションに完全に支配されてしまった。バーレーンで風が強い時は、コースは埃と砂だらけになってしまう。そして、それは練習の間を通したパフォーマンスを決定してしまう。この風と埃はタイヤの汚れがつくという問題を引き起こし、与えられたタイヤセットから時々グリップを取り戻せなくなる。我々にとっては、たとえ同じレベルの競争力で戦えていると思えていても、実際にはこの週末がセパンほどスムーズに行かなかったことを意味する。最終的に、ヤルノは上手くやってくれた。第3セッション前の給油装置の問題にも関わらず、我々が期待していたポジションを取った。また、ティモも、第3セッション進出のための速さはあったが、第2セッションで重要であった時に、最も良いラップタイムを出せなかった。そして、一番争いの厳しい中盤ポジションになり、トップ10に入れずに終わってしまった。しかし少なくともこれは、明日は我々が自由に彼の戦略を選ぶことができることを意味する。10位以内に入れなかったことを除けば、昨日はロングランで安定していたので、レースでは楽しみだ。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「朝から気まぐれな風に惑わされながらの公式練習第3回目、予選となったがヤルノは順調にタイムを刻んで予選7番手を確保してくれた。しかしティモはわずかなところで最終予選に届かず。本当に残念だ。しかしバセロンが語るように、ポジティブに考えれば明日のレースにおいては戦略の幅ももてる。ベストな作戦を通じてティモには是非完走、出来ればポイントを獲得してほしいと思っている。またヤルノについてはマレーシアに続いて上位でフィニッシュ、そしてポイントを上積みできるようにしたい。」

  • トヨタ:バーレーンGP初日 トゥルーリは14番手

    トヨタ:バーレーンGP初日 トゥルーリは14番手

    トヨタは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行い、ヤルノ・トゥルーリは14番手、ティモ・グロックは15番手だった。

    ヤルノ・トゥルーリ
    フリー走行1回目 8番手 1分33秒539
    フリー走行2回目 14番手 1分33秒822
    「順調に行った公式練習初日だった。午前中のサーキット路面は予想通り埃っぽく滑りやすかったよ」

    「また、今日はとても風が強く、2回のセッションでは別の方向からの突風に見舞われた。風と格闘しながらの一日となったけれど、まだ全体的に見ると、若干改良を行う必要があるね。我々は2月にここバーレーンでテストを行っており、その甲斐あって今日は予想通り順調に準備を進めることが出来た。バーレーン・インターナショナル・サーキットは素晴らしくチャレンジングなサーキットで、私はここでは常に力強いレースを戦って来ている。それだけに今週末を楽しみにしているよ。マレーシアGPでの結果は、“TF108”の競争力が高いことを示している。だから、開発を継続することと、可能な限り多くのポイント獲得を狙っていくことが重要だろうね。」

    ティモ・グロック
    フリー走行1回目 11番手 1分33秒929
    フリー走行2回目 15番手 1分33秒856
    「有意義な一日だった。そして公式練習2回目は、1回目よりも更に上手く進んだよ。午前中はブレーキング時の安定性について若干の問題を抱えていたんだけれど、インターバルを経て、コース路面は良くなり、“TF108”の開発とセットアップをこなすことが出来た。スタッフが良い仕事をしてくれたおかげで、我々は正しい方向へと進み、ロングランにおいて更に好感触になったよ。2月にここで行ったテストは我々にとって有意義なものだった。この週末へ向けて心配なのは、強風の可能性が高いということだ。もし風が非常に強かったら、問題になるだろう。もっともそれは誰にとっても同じことだけれどね。」

    ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア
    「全体的に今日こなした作業には満足している。唯一午後のセッション序盤に、ティモのクルマにマイナートラブルが発生したが、すぐに修復する事が出来た。それ以外は、予定されたプログラム通りに進行出来た。タイヤに関しては、冬季オフシーズン中のここバーレーンでのテストではオプションタイヤが供給されなかったけれども、何をやらなくてはいけないかについては良く分かっていた。全体的なコンディションもまた2月のテスト時とは異なっていた。風が問題になることは予測していたが、明日、そして日曜日も更に強くなる可能性があり、そうなれば影響はあるだろう。とはいえ、我々は更なる好結果を目指して、いつも通りハードにプッシュして行く。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「バーレーン特有の変わり易い風が吹き、路面にも砂が多く滑りやすいコンディションだったが、まずは順調にプログラムを消化することが出来た。特に昨年とは違うタイヤの組み合わせとなったことで、昨年使用しなかったオプション(ソフト)タイヤのデータを得ることが重要だったが、それも順調に進み、予選、レースに向けては作戦も立てやすくなった。タイムについては、今日はある程度割り切って進めたので気にはしていない。 明日のプラクティスでは予選に向けた準備も行い、良いグリッドポジションでレースに臨めるように進めて行く。」

  • ティモ・グロック、「トップ8でフィニッシュしたい」

    ティモ・グロック、「トップ8でフィニッシュしたい」

    まだトヨタで完走を果たしていないティモ・グロックだが、バーレーンではトップ8でのフィニッシュを狙う。

    トヨタのために、まだレースを終えていないのが非常に残念だけれど、バーレーンではレースをフィニッシュできることを願っている。 マレーシアでの事故は残念だった。ポイントを獲得できる確信があったのに、ポイントを争うことができなかった。けれど、自分は、前向きであるのが好きだし、今もそうだよ。今までのところ両方のレースで予選はトップ10以内で通過しているからね。

    2月のバーレーンでのテストはうまく行ったよ。温度はその時よりももっと暑くなっているけど、その時に得た情報は、今週末の助けに少しはなるだろう。そのテスト以来、車はかなり多くの改良をしているけれど、私のドライビングスタイルにあわせて調整するためにしなければならない仕事がまだあるんだ。最初の2つのレースが残念な結果だったから、私の第1の目標は、もちろんレースを終えることだ。けれど再び第3セッションに進むことができると思っているし、トップ8以内で、トヨタで初めてレースを終えられることを願っている。

  • トゥルーリ、「バーレーンはブレーキングが重要」

    トゥルーリ、「バーレーンはブレーキングが重要」

    マレーシアGPで4位入賞を果たしたヤルノ・トゥルーリが、次戦のバーレーンGPへの意気込みを語った。

    バーレーンでの主な問題は、ブレーキだね。なぜならば、このサーキットでは、ロングストレートが多く、ストレート最終ではハードブレーキを多用する。そのため、競争力がある車にするには、ブレーキの安定性が不可欠ということだ。また、高温によっても、ブレーキには相当な負担がかかるからね。このコースはストレートが長いため、最高速度も非常に重要だ。我々は金曜日に最高速度とコーナーに適したダウンフォースのためのセットアップを見つけなくてはならない。

    マレーシアでの結果は素晴らしかったから、チーム全体が非常に勇気づけられた。だから我々は次のレースを楽しみにしているよ。マレーシアでの結果を再現するのは簡単ではないだろう。もう一度、パーフェクトな週末が必要だが、新しい車が進歩していることは示せたから、トップ6を争うのは可能だよ。我々は2月にバーレーンで実りのあるテストを行っているため、少し優位性がある。だから、より多くのポイントを獲得できると思う。

  • ヤルノ・トゥルーリ、「トップ6は狙える」

    ヤルノ・トゥルーリ、「トップ6は狙える」

    ヤルノ、セパンでは4位でしたが、どの位満足していますか?
    「最高だよ。どうしても4位を獲りたいと思ったし、この成果は丸ごとチームのみんなに捧げたい。彼らは冬の間とてもいい仕事をしてくれて、しっかり戦えるクルマを私に用意してくれた。みんなが私を支えてくれているし、レースチームはマレーシアでの週末全体を通して素晴らしい仕事をしてくれた」

    今回の結果はTF108の速さを裏付けていると思いますか?
    「チームは週末の間ずっと素晴らしい仕事をしてくれたし、我々には最上位でバトルするのにふさわしい力があった。レースのほとんどで私はマクラーレンの2台とバトルしていたしね。恐らくある状況では彼らの方が私よりやや速かったはずだが、それでも私は決して諦めなかった。どうやら我々には本物の速さがあったみたいだ。最後の数周になると、私に厳しい状況を突きつけるのはルイス・ハミルトンの番になったけど、でも私はとにかく懸命に走った。最後の13周はまったく息つく暇もなくて、まるで予選アタックのようだったよ。暑くて湿度の高いマレーシアは、多分そんなバトルを繰り広げるのに最適な場所ではないんだろうけど、でもとにかくそういう状況だったんだ」

    スタート直後の1コーナーで順位をやや落としましたが、あの時は何が起こったのですか?
    「3番手でスタートしたものの、ターン1に進入するストレートの終わりですこし外側にふくらんでしまったんだ。でも背の高いヘッドプロテクションがあるため自分の横がよく見えず、外側にいたニック・ハイドフェルドのことはほとんど見えなかった。お互いと少し接触し、そしてクビサとウェバーとハミルトンに少し先行されることになった。ターン1を3位で抜けられれば良かったけれど、でも表彰台圏内を維持できたとは思わない。我々のペースは他の何台かほどではなかったからね。多分4位は望み得る最高の結果だったと思うし、実際そうなった。だからこの結果は最高だね」

    レース終盤、ハミルトンの存在は気になりましたか?
    「私はとにかくプッシュにプッシュを重ねていた。レース終盤はプライムタイヤを履いていたけど、硬い方のタイヤはやや厳しかった。オプションタイヤを履いた時の方がパフォーマンスが良かったんだ。私はとにかくあらゆる手を尽くしてがんばったし、最後まで戦い抜いた。多分あと2周くらいは耐えられたはずだ。ハミルトンは最後の周かその前の週に私に追いついていたが、ただし追い越すのはまた別の話だからね。素晴らしい仕事をし、クルマを適切な形で用意できれば、こういった結果も予測がつくものだ。今年は自分たちが上位で戦えるクルマを手にしていると信じているし、これはとても大きな励みになる。昨年のクルマではこんなことは無理だったからね」

    このクルマにはポイント圏内の上位でフィニッシュできる速さがある、と最初から自信を感じていたのでしょうか?
    「そう、今回はとても満足のいく週末だった。我々は最初から常にトップ6〜7のパフォーマンスを発揮できていたからね。金曜日のフリー走行では何度かいい感じでロングランができたし、予選に向けてかなり自信もあった。もちろん全車のタイムがかなり接近していて、どんなことでも起こり得る状況だったけどね。予選では10分の1秒が大きな違いに繋がることだってある。第3セッションではあと10分の1秒速かったら3番手になるところだったし、逆に10分の1秒遅かったら7番手だった。今のF1はそのくらい競争が激しいんだ。でもクルマはバランスがかなり良く、それに幾つかいいセットアップを見つけていたので、1回目のフリー走行と比べると大きく状況が改善していた。全体的に見て、我々は最後のバルセロナテストで予想していた通りの本来の位置に着けている。マクラーレンとフェラーリは明らかに我々より先行しているし、多分10分の2〜3秒くらいBMWから遅れを取っているはずだが、でもそれ以外のチームとは十分戦うことができる」

    予報では雨の可能性がありましたが実際には降りませんでした。これはうれしかったですか?
    「どんな状況になろうと我々はそれに対処しなければならないが、ただ自分としてはドライで安定した状況の方が良かった。マレーシアで雨が降るととにかく状況が悪くなるからね」

    ドライバーエイドがないことが不安材料の一つだったのでしょうか?
    「より難しくなるのは明らかだ。注意してドライブしなければならないが、ただしそれが危険だと言うつもりはない。どんな状況になろうと我々はドライブしなければならないし、F1では十分な安全対策が講じられている。それにドライバーエイドがないのはいいことだ。もっと楽しくなるからね」

    今回のような状況でのレースは、身体的な面から見るといかがでしたか?
    「それほどひどくはなかったけど、でも言うまでもなくレース終盤はあれだけ懸命にプッシュしたからとても暑かったよ。ただしレース中はハミルトンを自分の後ろに封じ込めておくべく全開でドライブするのに忙しかったから、それについて考えている余裕はなかった。我々が慣れているいつものマレーシアと比較すると今年は少し涼しかったけど、でもあの湿度はやはりかなり不快だった」

    ティモによると、彼はクアラルンプールへ移動する際、何度か飛行機の遅延に遭遇したそうですが、あなたはオーストラリアとマレーシアの間、何をしていたのですか? あの湿度に対応するため、何か特別なトレーニングをするものなのでしょうか?
    「通常、レースの間隔は2〜3週間あるが、今年は1週間しかなかったため、何をするにせよ時間はほとんどなかった。ティモが乗る予定のシドニーからの乗り継ぎ便がキャンセルされたと聞いた時は、かわいそうだなと思った。クアラルンプールに到着するまで40時間もかかって、しかもその日は彼の誕生日だったなんてね。私はいくつか仕事があってブリスベンに向かったから何も問題なく全てが順調に進んだ。私はとにかく少しリラックスするよう努めたんだ。マレーシアに到着した時にエクササイズをしたけど、でも実際のところ、トレーニングは既に終わっていて、準備すべきものは身につけている状態だからね。到着した時に身体の調子が良くないとしても、それはもうちょっと手遅れだ。トヨタは栄養に関していいアドバイスを与えてくれるドクターを帯同させているし、当然、体内の水分レベルを十分に保つためのアドバイスももらっている」

    冬の間、バーレーンでテストしましたよね。となると、次回のレースでもまた上位を狙えそうでしょうか?
    「冬の間、バーレーンではいいテストができたし、自分たちのクルマがどんな風になるのか、予測もついている。トップチームに挑むのであれば常にクルマのパフォーマンスを向上させていかなければならないが、次回もまたトップ6を狙った戦いができると思う。トップの何台かは手の届かない位置にいるが、でもマレーシアでは、クルマのあらゆる部分を適切に準備し、チームが完璧な仕事をしてくれれば、相当にいい結果を手にするポテンシャルが自分たちにあることを実証できたからね」

  • トヨタ、トゥルーリが4位入賞

    トヨタ、トゥルーリが4位入賞

    トヨタは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが4位入賞。5ポイントを獲得した。ティモ・グロックはリタイアだった。

    マクラーレン勢が5グリッド降格処分となったため、3番手からのスタートとなったヤルノ・トゥルーリ。しかし、1コーナーでミスし順位を落としてしまう。その後、ピット戦略で他チームをかわし、4番手に浮上。

    最終ラップまで5番手を走るルイス・ハミルトン(マクラーレン)から猛追を受けたが、ポジションを守りきり、見事4位でチェッカーフラックを受けた。チームにとって貴重な4ポイントを獲得した。

    一方、ティモ・グロックは、1周目の接触でリアサスペンションが壊れ、無念の2戦連続リタイアとなった。

    ヤルノ・トゥルーリ (4位)
    「このような厳しいレースでポイントを獲得できて嬉しいよ。 特にマレーシアとケルンの両チームにとってとても喜ばしいね。 この結果は、冬の間に頑張って作業してくれたチームの皆に捧げたい。第1コーナーでグリップしきれずに広がってしまい、ニック・ハイドフェルドに触れてしまって、少し押し出されてしまったんだ。 けれど、その後マクラーレンについて行くことが出来た。そして、チームがピットストップで良い仕事をしてくれたので、マーク・ウェバーをかわすことができたよ。終盤で、ルイス・ハミルトンとはかなり熱い戦いをして、我々はお互いを強くプッシュしあったんだ。彼は、明らかに自分より速かったけれど、私は100パーセントの力を出し切った。そして、チームが良い仕事をしてくれて、問題のない週末を迎えられたおかげで4位を獲得できたんだ。冬季テストの終わりに言及したように、我々は強くなっている。だから今は、車の性能を向上させ続けることができることを願っているよ。トヨタの潜在能力で、我々は今年既に2005年のレベルに回復できている。」

    ティモ・グロック (リタイア)
    「残念ながら、とても短い午後のレースになってしまった。スタートはパーフェクトとは言えず、あまりにタイヤが空転しまい、誰かに接触してしまったんだ。けれどそのままレースを続けることができた。その後ターン14で、後ろからニコ・ロズベルグにヒットされてしまったんだ。ミラーを見たときは、彼はかなり後ろにいたから、彼がオーバーテイクをするとは予想しなかった。その後コーナーに入った時、後部右側をヒットされて、リアサスペンションが壊れてしまい、リタイアするはめになってしまった。予選がとても良かったから、とても残念でならない。今は、バーレーンで運が味方してくれることを願うしかないね。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「今日はいいレースが出来たと言える。ヤルノのレース運び は見事だったし、それを支えたチームのみんなの頑張りが結果につながった。ティモは1周目にターン14で後ろからヒットされリアサスペンションが壊れてリタイアせざるを得なかった。しかし強豪チームと対等に戦った結果のポイント獲得であり、車、チームの進歩に全員自信を深めることが出来た。次のバーレーンは冬のテストでレースシミュレーションを行った場所であり、今度こそ2台完走、ポイント獲得を達成する。」

    山科忠 TMG会長兼チーム代表
    「今日は、オーストラリアでの残念な結果を完全に埋め合わせた。 このような良いレースで良い結果を出せたことにチームの皆は喜んでいる。 ハミルトンとの最後の戦いは、まさに私が望んでいたものだ。ヤルノの素晴らしいパフォーマンスに感謝している。 彼は、第1コーナーで挟まれて押し出されてしまったけれど、その後、彼はとても速かったし、燃料戦略とピットストップ作業はパーフェクトだった。 残念なことに、ティモは1周目でヒットされ、リアサスペンションを壊されてしまった。 しかし、これがレースと言うものだ。次戦で、彼はまた良いポジションを獲得するだろう。今は、この勢いを維持してバーレーンに向かう。両方の車を第3セッションに進めて、再びトップチームと戦うことを目指している。」

  • 小林可夢偉、GP2初優勝

    小林可夢偉、GP2初優勝

    23日(日)、F1のサポートレースとして開催されたGP2マレーシアGPで、小林可夢偉が初優勝を果たした。

    トヨタF1チームのサードドライバーである小林可夢偉は、今季GP2にフランスの名門DAMSから参戦。この日、セパン・インターナショナル・サーキットで、午前中、F1の前に開催されたGP2アジアシリーズで、小林可夢偉が見事、初優勝を遂げた。

  • トヨタ:マレーシアGP予選 トゥルーリが5番手

    トヨタ:マレーシアGP予選 トゥルーリが5番手

    トヨタは、2008年F1第2戦 マレーシアGP予選で、ヤルノ・トゥルーリが5番手タイムを記録。ティモ・グロックも10番手ポジションを獲得した。

    トヨタは、両ドライバーが揃ってQ3に進出。ヤルノ・トゥルーリは、力強い走りでBMW勢を抑え、2強に続く5番手ポジションを獲得した。

    ヤルノ・トゥルーリ (5位)
    「今までのところ、かなり満足のいく週末だったね。問題なく走行できたし、車のパフォーマンスはとても良くて、競争力がある。今日のラップタイムを見ると、昨年の車と比べてとても良くなっていることを証明しているよ。だから我々は、この結果に非常に満足しているし、明日のレースは確実に良いものになると思う。ティモも、週末の間にとても良い仕事をしたから、とても嬉しいよ。なぜなら、この事によって車をもっと良くしていくためのチーム全体のやる気に繋がるからね。このサーキットではいつも良いレースが出来ているから、明日のレースには自信があるよ。ポイントを獲得できると信じているから、何の問題もなく確実にレースを終えなければばらない。」

    ティモ・グロック (10位)
    「第3セッションまで進めて嬉しかったけど、自分にとってはとても厳しい予選だった。午前中のフリー走行では、予選用のセットアップのオプションタイヤでいい感じを掴めていたんだけれど、午後のフリー走行で、再び上手く活用できなくて苦闘していたんだ。ぴったり合ったセットアップを見つけるのが難しかったんだよ。最終的には、とても良い走行が出来て、最後のセクターでとても良い結果を出して10番手に入れたから嬉しいね。今は、天候がどうなるかかが気になるけど、ドライコンディションだとタイヤを上手く活用しにくいね。ここは本当に広いサーキットだね。それはつまり、オーバーテイクの可能性が多いことを意味しているんだ。けれど、その期待には蓋をしておくよ。上手くいけば、我々は10位以内かポイント圏内に入れると思う。そうなれば良い結果だね。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「今までのところ、予選前に不安定だった天気を含めても今週末は順調に進んだ。サーキットの周りでは、そこら中で雨が降っていたから、最初から雨の恐れはあったが、予選はドライコンディションで雨には邪魔されずに済んだよ。ヤルノの予選結果は期待した通りのものだったからとても嬉しいね。今日は、彼が昨日の1周走行でも長距離走行でも非常に良かったことが再確認できた。明日になれば、それがはっきりするよ。また、ティモは、2回のレースで、2回とも第3セッションに進むという良い走りをしてくれた。彼がタイヤの扱いに苦闘しているのは分かっているが、それはとにかくとして、タイヤの扱い自体は複雑ではないんだ。 両方のコンパウンドは異常磨耗などの問題もないからね。従って、我々は、これを良い結果に結び付けることが出来ると思っている。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「ヤルノ5位、ティモ10位と明日の決勝レースに向けていいポジションを確保できた。予選は雨が心配されたので早め早めにアタックをするようにしたが、波乱もなく順調にタイムを刻むことができ、最終予選に2台揃って進むことが出来た。車に不具合が出ないようにしっかり点検して、最後までわくわくするレースをしたい。」