カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ:バーレーンテスト 2日目

    トヨタ:バーレーンテスト 2日目

    トヨタは、F1バーレーン合同テストの2日目を迎え、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがTF108のテストを続行した。

    朝から暖かく、好天に恵まれ、テストは完璧なコンディションの下で行われ、2人のドライバーはメカニカルなセットアップ変更の忙しいプログラムをこなした。他に、いくつかの開発項目の評価やシステムチェックも行う中で、午後には2台共にギアボックスの不調に見舞われ、修復のために若干時間を失うこととなった。

    明日のF1バーレーン合同テスト前半最終日は、ヤルノ・トゥルーリと共に、サードドライバーの小林可夢偉がテストを継続する。

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分32秒889 順位:3位 周回数:71周
    「とても上手く行った一日とは言えないが、いくつか良い仕事をこなせた。“TF108”のポテンシャルは確かなものであり、我々はセットアップの変更がそのパフォーマンスに、どう影響するかについて更なる理解を進めているところだ。懸命な開発作業を続けており、今日も有用な情報を得て、再びメカニカルなセットアップを行えた。残念ながら午後若干時間をロスしてしまったが、それでも多くの周回をこなし、予定していた作業を完了出来た」

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分33秒379 順位:4位 周回数:60周
    「残念ながら“TF108”が不調に見舞われ、それを修復するために若干ガレージで過ごす時間を取られるなど、難しい一日となってしまったが、それもテストの一部と言える。確かに理想的な一日ではなかったが、まだ、“TF108”についてバランスやその挙動を理解する為の時間は残っている。現時点では、我々は、改善の序盤にあり、更なるパフォーマンスが期待される」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「今日は主に、メカニカルな面での異なる解決法を試すことで、再び基本的なセットアップを行った。しかし、2台共にギアボックスの不調に見舞われ、時間をロスしてしまった。それは残念なことであったが、新しいギアボックスを含めた様々なパーツをテストすることが出来た。そして我々はシーズン開幕前に、このような問題について学び、パッケージを改良する。若干時間を失ったものの、これまで“TF108”が非常に高い信頼性を示してきたことで想定通りの周回数をこなして来ている。今日も充実した作業を進めることが出来、“TF108”の特徴を学びながら常に進歩していると感じている」

  • トヨタ:バーレーンテスト 初日

    トヨタ:バーレーンテスト 初日

    パナソニック・トヨタ・レーシングはバーレーンで2回に渡って行われるF1合同テストの1回目を開始した。テスト初日はティモ・グロックと小林可夢偉が2台のTF108をテストし、良く晴れて気持ちの良い中東の一日を過ごした。

    ティモ・グロックに用意された主なプログラムの項目は、着実な進歩を遂げ、強力な基盤を確立した前回のバレンシアテストからセットアップ開発を継続することであった。

    小林可夢偉にとっては、TF108をテストする初の機会となり、セットアップの変更を開始する前に、TF108を習熟する為の走行を行った。小林可夢偉のプログラムは午前中の軽いスピンで中断させられることとなったが、大きなダメージもなく、間もなくコースへと復帰した。その間、ティモ・グロックは迅速にセットアップ比較作業をこなした。ティモ・グロックもまた、強風に見舞われた午後にコースオフを喫したが、停まることなく、メカニカルセットアップのプログラムを完了した。

    明日のテスト2日目はティモ・グロックがヤルノ・トゥルーリと共にテストを継続し、チームは残りのテストで、セットアップ作業を継続すると共に、気温の高いバーレーンの気候の下で、冷却系のチェックや開発項目の評価作業を行う予定となっている。

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分33秒418 順位:3位 周回数:72周
    「今日はなかなか良い一日となり、多くの有意義な作業をこなすことが出来た。午前中はコース上に多くの砂が乗っていたが、周回を重ねるごとに速やかに路面は綺麗になっていった。安定した路面コンディションを得るのは困難だったが、今日の終盤には状況は良くなり、いくつかの重要なテストを行えたことに満足している。かなり良いセッションで、これらのメカニカルなセットアップ変更をこなせたのは重要だ。明日は、強風が収まり、作業を継続できることを期待している」

    小林可夢偉 : TF108/03
     ベストラップ:1分33秒856 順位:4位 周回数:62周
    「私にとって初めて新型“TF108”をテストする機会となり、また、バーレーンで走るのも初めてであった。そのためコースと“TF108”の両方について習熟することになり、とても大変な一日であったが、上手くこなせて良かった。“TF108”は明らかに多くのポテンシャルを秘めており、良い進歩を遂げていることを実感出来た。我々は正しい方向に進んでいるが、懸命な作業を続け、パフォーマンスの改善を続けなくてはならない。コースは午前中砂が多く、風も強い状況で、理想的とは言い難かったが、トラブルに見舞われることもなく多くの作業をこなすことが出来た」

    ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
    「テスト初日の路面コンディションは非常にチャレンジングなものであった。午前中は多くの砂が乗っており、それが取り除かれていくと共に、タイヤラバーが路面に付着していくことでラップタイムが向上していくためだ。このような状況下でセットアップ比較を行うのは慎重を要するが、我々は多くのデータを収集し、いくつかの重要な段階を越えたと信じている。この着実なスタートを基に、明日も更なるセットアップ作業と評価項目をテストして行く」

  • トヨタ:バレンシアテスト(1月24日)

    トヨタ:バレンシアテスト(1月24日)

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、スペインのバレンシアで行われた2008年シーズン2回目のF1合同テストを終了した。

    今回のテストでは、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックが3日間に渡ってステアリングを握り、セットアップ評価に焦点を当てたテストを行って来たが、加えて、ティモ・グロックが空力及びメカニカルなセットアップ、ヤルノ・トゥルーリは様々な空力設定を含めたプログラムをこなした。

    F1バレンシア合同テスト3日目も好天に恵まれたが、ティモ・グロックは午前中、電子系の修復のために作業開始を待たされることとなってしまった。しかし、ヤルノ・トゥルーリは、忙しいセッションのスタートを切り、様々なセットアップオプションのテストを行った。ティモ・グロックは昼頃にはコースに戻り、貴重な情報の収集を続けたヤルノ・トゥルーリと共に、失った時間を取り戻すかのように、忙しい周回をこなした。ティモ・グロックの午前中の遅れがあったにもかかわらず、“TF108”は高い信頼性を見せ、3日間で合計500周以上を走破。

    テストチームは、より暖かいバーレーンで2月4日より、6日間に渡って予定されているテストへと向かう。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/01
     ベストラップ:1分12秒350 順位:7位
     周回数:96周 走行距離:384km
    「今日も新型“TF108”の空力に関する作業を行い、多くの異なる項目についてのプログラムをこなしながらの走行となった。忙しいテストであったが、多くの作業をこなし、“TF108”を改善するために助けとなるであろうデータを収集出来た。セットアップ作業を継続するためにバーレーンに行くのを楽しみにしている」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分12秒705 順位:10位
     周回数:82周 走行距離:328km
    「午前中、些細なトラブルで若干時間を失ったのは残念だったが、チームは迅速に対応してくれた。午後にもプログラムをこなすだけの十分な時間が残っており、バランスの改善に関する作業を行った。全体的に見て今回のテストは順調であり、勇気付けられる結果となった。ヤルノ・トゥルーリと私はセットアップ作業に集中し、多くの走行をこなしたことで、チームは役立つ様々な情報を得ることが出来た。我々は正しい方向に進んでおり、私はこれまでの作業に満足している」

    ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
    「我々にとって、非常に有意義で前向きなテストであった。ティモ・グロックは今日の午前中こそ若干時間をロスしたが、3日間に渡って“TF108”は非常に信頼性が高く、多くのセットアップ作業を完了することが出来た。このことは、新型“TF108”を更に深く理解するための助けとなった。“TF108”がセットアップの変更を行ったときにどのように反応するのかを知る上で、可能な限り多くの周回を走破し、データを得られたということは重要であり、その点での進歩には非常に満足している。我々はこれからケルンへと戻り、これまでのテストで得られたデータを基に作業を続行し、次回バーレーンでのテストで更なるセットアップ作業を行う」

  • トヨタ:バレンシアテスト(1月23日)

    トヨタ:バレンシアテスト(1月23日)

    トヨタは23日、F1バレンシア合同テスト2日目を行った。昨日に引き続き、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがステアリングを握り、有意義なテストをこなした。

    2日目も好天に恵まれ、路面コンディションはテストに最適な状況で、両ドライバー共に空力評価とセットアップを最優先としながら、サスペンションセッティングやそれ以外のメカニカルな調整作業もこなした。2台の“TF108”は共に一日を通してトラブルに見舞われることなく、何度かの赤旗中断に妨げられながらも、多くの有意義なセットアップデータを収集し、両ドライバー共に、1レース以上の距離を走破した。

    ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは明日のバレンシア合同テスト最終日もテストを続行する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/01
     ベストラップ:1分13秒547 順位:15位
     周回数:96周 走行距離:384km
    「今日は多くの周回をこなし、“TF108”の何を改善することが出来るか理解するための、ファクトリーに送るデータを収集することに一日を費やしたので、大変な一日であった。バランスは特に良かったわけではないが、それこそが、特定の状況での挙動を学ぶという点で、今日予定していたことだった。予定していた全ての作業を終えられたことを喜んでいる。今日はずっとラップタイムのことは気にしておらず、必要な全てのデータを得ることが主な目的だった」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分13秒129 順位:11位
     周回数:95周 走行距離:380km
    「今日も非常に順調に進み、多くの周回をこなし、有意義な一日であった。再びセットアップにおいて多くの作業をこなし、何がパフォーマンスに影響を及ぼすのかを見るために、多くの異なるセッティングを試した。我々はテストを進めて行く中で常に、“TF108”について更なる理解を深めており、その進展には非常に満足している。我々は正しい方向へと進んでおり、やるべきことも分かっている」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「今日は計画通りに進んだ。ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの両ドライバー共に与えられたプログラムを何のトラブルも無く完了してくれた。これまでのところ新型“TF108”は素晴らしい信頼性を示している。今日は主に空力的なテストに専念し、様々な設定を試し、その結果を比較した。良い進化を遂げており、今日も有意義な一日で、新型車について理解を深めると共に改善出来たと言えるだろう。明日も同様のプログラムを進めていくが、これまで同様に順調に行くことを願っている」

  • トヨタ:バレンシアテスト(1月22日)

    トヨタ:バレンシアテスト(1月22日)

    パナソニック・トヨタ・レーシングはスペインのバレンシア・サーキットで行われているF1合同テストに参加。2008年シーズンへ向けた準備を再開し、“TF108”を2台使用する初めてのテストがスタートした。

    先週行われ成功裏に終わったスペイン・ヘレスでのテストの後、2台目の“TF108”がバレンシアに持ち込まれ、レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがテストを担当した。

    午前中から晴天に恵まれ、両ドライバー共に早速セットアップ比較を優先してテストを開始した。この日も“TF108”は高い信頼性を見せ、2台共に大きな問題もなく、チームにメカニカルな面と空力的な面でのセッティング変更と共に、異なるサスペンション設定を試すチャンスをもたらした。夏のような一日となり、気温は23度まで上昇。ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック共に予定されていたプログラムを完了し、明日も好調を維持すべくテストを継続する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/01
     ベストラップ:1分13秒820 順位:12位
     周回数:69周 走行距離:276km
    「バレンシアらしいトリッキーな一日だった。いつも通り、走るたびに、めまぐるしく変化する路面コンディションは、結論を見出すのはとても難しい。しかし、新型車について更なるデータとアイデアを得ることは重要だ。いくつかのセットアップ変更を試し、空力に関する開発作業をこなした。今日我々が達成したことについてはかなり満足しているが、まだ改良の余地があることは理解しており、懸命な作業を継続して行く。今日は予定通りにとても多くの周回をこなすことが出来、新型車の高い信頼性が続いていることを確かめられて良かった」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分14秒096 順位:14位
     周回数:80周 走行距離:320km
    「今日は順調だった。先週のヘレステストで終了したところからテストを再開し、新型“TF108”が様々なセットアップ変更においてどのような反応を示すか、更なるデータを得ることが出来た。“TF108”は、昨年型と比較して進化を遂げることが出来たと信じている。いくつかの異なるセットアップを試し、前進していることを示せたので、結果には非常に満足している。しかしながら、まだやるべき多くの仕事があり、明日水曜日と木曜日もバレンシアでの時間を最大限に利用するために懸命な努力を続ける」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「多くの異なるメカニカル及び空力的なセットアップを試し、また、サスペンションについてもテストをこなし、有意義な一日となった。新型“TF108”は今日も非常に高い信頼性を示し、それは更なるパフォーマンス改善のために我々が学んで行く上で有用な多くの情報を得るための助けとなった。一日を通して好天に恵まれたものの、午後は若干風の影響を受けて、空力的な評価作業をやや困難なものとした。いつものテストと同様、他のチームがどのような燃料搭載量で走行しているかわからないので、スピードを比較検討するのは非常に難しいが、我々のパフォーマンスには満足している」

  • トヨタ、ヘレス合同テスト最終日

    トヨタ、ヘレス合同テスト最終日

    パナソニック・トヨタ・レーシングはスペインのヘレス・サーキットで行われた2008年最初の合同テスト参加を、ティモ・グロックと新型“TF108”による最速タイムの記録で締め括った。

    ティモ・グロックの任務は、セットアップ変更とメカニカルなセッティングを行いながらも、“TF108”で可能な限りのラップタイム向上を目指すことであった。

    また、小林可夢偉は“TF107”で予定されていた最後の公式なテストをこなすこととなったが、午前中のセッションは降雨で始まったために、最初の2時間は待機を余儀なくされた。その間、ティモ・グロックは“TF108”のテストのために、濡れた路面でも早速に走行を開始。昼食前にスピンからグラベルへのコースアウトを喫したものの、それまでに充分にプログラムをこなし良い進歩を成し遂げた。

    “TF108”に損傷はなく、清掃とチェックの後、テストを続行。小林可夢偉も新しいギアボックスとECUに関するセットアップと更なるチューニング作業をこなした。最終日もメカニカルなトラブルに見舞われることなく“TF108”は周回を重ね、ティモ・グロックは96周を走破。これによって、“TF108”はシェイクダウン走行を含めた4日間で合計1500km以上を走破した。チームは来週スペインのバレンシアで行われるF1合同テストに2台の“TF108”を持ち込む予定。

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分19秒779 順位:1位
     周回数:96周 走行距離:425.088km
    「今日の進歩には満足しており、新型“TF108”についていくつかの重要な改良を成し遂げられたと信じている。最終的に最速ラップを刻めたということは励みになり、前進出来たということだと思う。今日も極めて信頼性は高く、それによって多くの周回を完遂し、豊富なデータを収集する事が出来た。“TF108”は、“TF107”と比較すると全く異なったF1カーであるが、良い前進を遂げており、我々は改善するために何をすべきか分かっている。午前中、私は些細なミスから、濡れたコース上で後輪をロックさせてスピンを喫してしまった。しかし、大きなタイムロスにはならなかった。チームは今週、“TF108”を改善するために本当にハードな作業をこなしており、私は喜ばしく思っている」

    小林可夢偉 : TF107/06
     ベストラップ:1分20秒577 順位:7位
     周回数:53周 走行距離:234.684km
    「午前中の降雨のようなコンディションは、正確なセットアップ判断を下すことが出来ないため、私が“TF107”で走行する必要が余り無いということを意味していた。そのため、私は路面が乾き始めるのを待ってから、プログラムを開始することとなった。全体的には順調で前向きなテストであった。私がテストを担当した2日間でいくつかのことを学べたと思っており、今後のテストで新型“TF108”をテスト出来る機会が得られることを楽しみにしている。ティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリは、かなり好感触を得ており、私も待ちきれない」

    ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
    「シェイクダウン走行を含め、新型“TF108”を初めて走行させたヘレスでのテストは、非常に充実した4日間となった。有望なシーズンのスタートとなり、“TF108”を理解する上で良い進歩を成し遂げた。しかし、あくまでもこれは第一歩であり、今後の5回にわたるシーズン前テストにおいて、パフォーマンス向上のために更にやるべき作業があるということは分かっている。今日も“TF108”を担当したティモ・グロックは忙しい一日を過ごすこととなったが、セットアップに関していくつかの重要な作業をこなし、午後には素晴らしいラップタイムを刻んでくれた。小林可夢偉は路面が濡れていたために若干周回数は限られたものの、彼に予定されていたプログラムは完了することが出来た」

  • トヨタ:ヘレス合同テスト2日目

    トヨタ:ヘレス合同テスト2日目

    F1ヘレス合同テストの2日目は、ティモ・グロックが初めて新型“TF108”のステアリングを握った。

    シェイクダウン走行とテスト初日のテストをヤルノ・トゥルーリが担当した後、今季新たにチームに加わったティモ・グロックが速やかにテストを引き継ぎ、システムチェックと、セットアップ変更に伴う反応変化の情報収集を続けた。

    また、サードドライバーの小林可夢偉も加わり、彼は2008年型のギアボックスと電装系を装備した“TF107”でテストを行った。

    午前中は濡れた路面が残っており、両ドライバー共に路面コンディションが回復した午前10時30分過ぎまで作業開始を待たなくてはならなかった。さらに、小林可夢偉は、昼食休憩の直前に排気系の問題に見舞われ、時間を費やすこととなった。しかし、110周という多くの周回をノートラブルでこなしたティモ・グロックと共に、明日もテストを継続する予定。

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分20秒598 順位:11位
     周回数:110周 走行距離:487.08km
    「新型“TF108”を初めてドライブするのはエキサイティングな経験であったが、上手くこなせたと思う。多くの周回を重ね、今日の主な目標であった多くのデータを得ることが出来、満足している。“TF108”の第一印象は全体的に良好であったが、シーズンのこの段階では、どの程度の競争力を持っているかを本当に理解するには早過ぎる。今日はセットアップ作業を行い、まだやるべきことは多いものの、非常に多くを達成出来たと言える。明日のテスト最終日もこの高い信頼性が続き、良い進歩を成し遂げられることを望んでいる」

    小林可夢偉 : TF107/06
     ベストラップ:1分22秒060 順位:13位
     周回数:56周 走行距離:247.968km
    「今年最初のF1カーテストが迎えられたのは良かったが、今日は排気系に問題が発生し、多くの時間を費やすこととなり、予定していた通りには進まなかった。しかし、我々は新しいギアボックスとスタンダードECUについて、多くのプログラムをこなすことが出来た。また、セットアップ変更も試し、それは役立ったと思っている。2007年に使用した“TF107”ではあるが、今シーズンのためになる有意義な作業が出来たと思っており、明日は更に多くの周回がこなせることを期待している」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「今日も“TF108”と共に充実した一日となり、これまでの進歩について満足している。我々は、主に“TF108”とその新しい空力コンセプトについて理解することに焦点を当てて来た。初めて“TF108”で周回したティモ・グロックのフィードバックは興味深いものであった。ティモ・グロックと共にいくつかの異なるセットアップを試し、“TF108”と、セットアップ変更に対する反応について、確実に多くを学んだ。これまでのところ全てが順調に進んでおり、“TF108”の信頼性という面でも良い結果を得ており、この高い信頼性は、我々が“TF108”を理解していく上で本当に
    役立っている。ティモ・グロックは今日ハードな作業を行い、多くの周回を走破した。また、排気系の問題で周回数は限られてしまったものの、小林可夢偉もいくつかの重要な作業をこなすことが出来た」

  • トヨタ、ヘレス合同テスト初日

    トヨタ、ヘレス合同テスト初日

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、2008年シーズンへ向け、新型“TF108”の公式テスト初走行を果たした。“TF108”は前日13日(日)に同サーキットでシェイクダウン走行を行い、理想的なコンディションの下、ヤルノ・トゥルーリがトラブル無く67周を走破した。しかし、“TF108”初の公式なテスト参加となった14日(月)は降雨のウェットコンディションで始まることとなった。

    ヤルノ・トゥルーリの任務は、新たなチームメイトとなったティモ・グロックが、変更を加えられた従来型“TF107”で、新しいギアボックスとスタンダードECUに関していくつかのパターンを比較しながら開発を行う間に、新型“TF108”のシステムをテストするために可能な限り多くの周回をこなし、セットアップの変更について理解を深めることであった。

    昼食直後に、ティモ・グロックは第8コーナーでスピンを喫し、コースアウト。タイヤバリアに接触しフロントウィングを損傷したが、チームクルーの迅速な作業により、僅かな時間でコースへと復帰し、問題なくプログラムを完了した。ヤルノ・トゥルーリも“TF108”に付いて理解を深め、高い信頼性にも助けられ87周を走破した。明日のテスト2日目はティモ・グロックが“TF108”のテストを引き継ぎ、小林可夢偉も加わる予定である。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/02
     ベストラップ:1分21秒344 順位:8位
     周回数:87周 走行距離:385.236km
    「今日は全てがスムーズに進んだ。路面がウェットでもドライでも競争力は高かった。パフォーマンスを向上させるために努力を続け、新型“TF108”に関する経験を重ねた。昨日のシェイクダウン走行は上手く行き、トラブル無く多くの周回をこなすことが出来た。“TF108”は好調で、大きな問題はない。今日も新車で多くの周回をこなせて良かった。有意義な一日だった」

    ティモ・グロック : TF107/06
     ベストラップ:1分24秒351 順位:13位
     周回数:58周 走行距離:256.824km
    「良い一日だった。多くの周回をこなし、昨年型の“TF107”ではあったが、新しいギアボックスについて更なる情報を得ると共に、特に今朝のウェットコンディションにおいて、トラクションコントロール無しでどのような挙動を示すかを学ぶことが出来た。信頼性に関する問題は無くプログラムを遂行出来たが、午後早い時間に濡れた縁石に乗ってコントロールを失い、スピンを喫してしまったのは残念だった。明日、新型“TF108”に乗るチャンスが得られることに興奮している。“TF108”は全く新しい空力コンセプトが採用されており、これまでのところ、ヤルノ・トゥルーリのドライブによって全てが順調に進んでいる。そして、私は“TF108”をドライブ出来ることを本当に楽しみにしており、それは興味深い経験になるはずだ」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「これまでの“TF108”に関する進歩については満足出来るものだ。昨日、シェイクダウン走行を行ったが、重大な問題もなく、順調にシステムチェックをこなすことが出来た。今日はセットアップを開始し、有意義なスタートが切れたと信じている。しかし、現時点では、ラップタイムを比較するにはまだ早い。今日の主な目的は新型“TF108”に関するデータと情報を収集することであり、また、セットアップ
    変更に伴う反応と挙動がどう変わるかを見ることであった。そのどちらもウェット、ドライの両コンディションで達成出来た。ティモ・グロックは“TF107”で、新しいギアボックスとスタンダードECUについての作業をこなした。いくつかのセットアップ作業を行ったが、午前中の路面コンディションでは難しかった。午後は難しい路面コンディションであったが、トラクションコントロールが禁止された新しい規則の下で、貴重な学習の機会となった。今日の進歩には満足しており、明日も順調に作業が続けられることを期待している」

  • トヨタ TF108 ステアリング

    トヨタ TF108 ステアリング

    トヨタ TF108のステアリング。中央にあった大型ディスプレイがなくなり、随分とシンプルになった印象。大型ディスプレイがなくなったことにより、ダイヤル類が上部へ移動してますね。ボタンも少なくなっています。

    2008年からトラクションコントロールがなくなるので、当然のことながらTCのダイヤルはなくなっていますね。ディファレンシャルのダイヤルが2個に増えていますが、正直、それぞれのダイヤルの役割はわかりません。「グランプリトクシュウ」の解説を待ちます。

    参考までにTF106のステアリング画像。
    トヨタ TF106 ステアリング
    TF107のステアリングはTF106と大きな違いはなかったはずです。

  • ティモ・グロック、「チームをより上位へと導きたい」

    ティモ・グロック、「チームをより上位へと導きたい」

    2008年シーズンよりパナソニック・トヨタレーシングのドライバーとなるティモ・グロックは、ドイツ・ケルンで行われたイベントで「その時を待ちきれない」と語った。

    「私にとって誇りに思う、とてもエキサイティングな一瞬になるだろう。しかし、私はいつものように、最善を尽くすことに専念していると思う。F1は今までの経験と違うはずだ。なぜなら私は世界のトップドライバー21名と競争しなければならない。しかし、目指すところは一緒だ。私のF1カーで最善の結果を得ることだ」

    「私は最も実りあるシーズンを迎えたい」

    「私はしっかりとチームをより上位へと導きたい。私は常にポイントを獲得したいと考えているし、それが可能だと信じている」

    「2004年以来F1カーでのレースはしてこなかったが、テストには常に参加していたので、すぐに感覚は取り戻せると思う。私はキャリアの中でいろいろな選手権で成功して来たが、私の目標は、常にF1のドライバーになることであり、積み重ねて来た経験が私をドライバーとして、そして私自身を強くして来た。」

    ティモ・グロックは、2004年にジョーダンのテストそしてレースドライバーを務めた後、BMWザウバーのテストドライバーを勤めている。