カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ F1バーレーンテスト総括:アンドレア・カルダレッリが参加

    トヨタ F1バーレーンテスト総括:アンドレア・カルダレッリが参加

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、ニューフェイスにTF108のハンドルを握らせ、2008年のテスト・プログラムの幕を閉じた。

    チームにとって今年最後となる17回目のテストは、前回に続きバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。天候状態の良さを活かし、テストが許可されている年間走行距離30,000kmを完全に走り切った。

    今回のテストにはイタリア人ドライバー、アンドレア・カルダレッリが自身初のF1公式テストに参加。18歳になるアンドレアは、ヤルノ・トゥルーリと同じイタリアのペスカーラ出身。アンドレアは、2007年から彼のキャリアをサポートしてきたトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)を通じ、TF108のハンドルを握るチャンスを与えられた。

    今シーズン、フォーミュラ・ルノー・西ヨーロッパ選手権とユーロカップでレースに参戦していたアンドレアは、月曜日と火曜日に合計128周の走行を行い、着実なパフォーマンスを見せ、路面コンディションは異なるが、バーレーンGP予選でヤルノが出したタイムにちょうど2秒差となる1分33秒170のベストタイムでテストを終えた。

    ティモ・グロックもバーレーンのテストに参加し、先週ヤルノが始めた2009年の準備を引き継いだ。今回も前回に続き、低ダウンフォースの空力設定とともにブリヂストン・ポテンザ・スリック・タイヤの分析を実施。その間、同じエンジンを3レース続けて使用しなくてはならない来シーズンのレギュレーションに焦点をあわせて、RVX-08エンジンの性能を試した。更に、エネルギー回生システム(KERS)開発推進のための作業を完了する一方で、新しいギアボックスとその他の機械装置のテストを行ったティモはテストを順調に進め、来シーズンの準備に役立つ数多くのデータを集めた。

    ティモ・グロックは、合計258周の走行を行い、1分32秒090のベストタイムを記録した。テスト最終日には、サードドライバーの小林可夢偉も33周を走行し、2008年のテストで許可されている残りの走行距離を走り切った。

    アンドレア・カルダレッリ
    「今回は、私にとって素晴らしい経験となったし、徹底的に楽しんだよ。まだ18歳の私がF1カーのテストをするチャンスを手にすることができたのは本当に素晴らしい機会だったし、それを最大限に活用すると決めていた。TF108は普段運転しているレースカーと比べて明らかに別格で、信じられないほどのパワーだし、ブレーキにも同じことが言える。しかしコーナーを曲がる際のグリップには、数周で慣れた。初めてのサーキットと初めてのF1テストだったことを考えると、今回は良い仕事ができたと思う。TF108をテストする機会を与えてくれたパナソニック・トヨタ・レーシングに感謝を述べたい。今回の経験は、いつかF1でレースをするために、今まで以上に頑張っていくための更なるモチベーションを与えてくれたよ。」

  • ヤルノ・トゥルーリ 「2009はトヨタ初勝利の年」

    ヤルノ・トゥルーリ 「2009はトヨタ初勝利の年」

    ヤルノ・トゥルーリは、来年トヨタにF1初勝利をもたらすことに自信をみせた。

    2004年にトヨタに加入したヤルノ・トゥルーリは、これまでトヨタのドライバーとして4回表彰台を経験している。しかし、優勝はまだ成し遂げていない。

    トゥルーリは、2008年を通しての開発プログラムを終え、来シーズンのチーム初優勝に向けての自信を語った。

    「できると感じているよ。2009年はトヨタとの僕の初勝利の年になるだろう。素晴らしいテクノロジーとポテンシャルを証明するために本気でF1に投資している自動車メーカーのクルマに乗るのは、僕自身、挑戦の中の挑戦だ」

    「まだクルマについては何も言えないけど、いくつか新しい非常に興味深いものがあるのは知っている」

    トゥルーリは、来年の新しいマシンレギュレーションが、競争をより激しくすると考えている。

    「新しいレギュレーションのクルマはあまり美しくはないけど、理論的には、ライバルの後ろに近づいて、攻撃を開始できる可能性があるので、よりハードなレースになるだろう」

    「でも現時点ではエンジニアだけが判断することができることだ。僕たちは待たなければならない」

  • トヨタ F1バーレーンテスト総括:ヘンキ・ワルドシュミットが参加

    トヨタ F1バーレーンテスト総括:ヘンキ・ワルドシュミットが参加

    バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたパナソニック・トヨタ・レーシングのテストで、若手オランダ人ドライバーのヘンキ・ワルドシュミットが2日間に渡りハンドルを握った。彼にとっては、今回が自身初のF1テストとなった。

    ハーグで生まれた20歳のヘンキ・ワルドシュミットは、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)のメンバーで、2008年のF3ユーロシリーズに参戦しており、その前にはフォーミュラ・ルノーのランキングを通して成長を遂げてきた。パナソニック・トヨタ・レーシングは、前年と同じくTDPドライバーの育成に力を注いでおり、チームはヘンキにF1カーでの貴重な経験を与えるために、2008年最後から2番目のテストで、2日間に渡り彼にハンドルを握らせた。

    トヨタ F1 パーレーンレスト

    ヘンキは128周の走行を行い、水曜日と木曜日を通し、一貫して力を伸ばした。路面コンディションと目的は異なるものの、2008年バーレーンGPの予選でヤルノ・トゥルーリが出した最速タイムに、1.5秒以内に迫る1分33秒430というかなり良いベストタイムを出してテストを終えた。

    ヤルノ・トゥルーリもバーレーンのテストに参加し、2009年シーズンに向けたチームの準備を手助けするため、新しいブリヂストン・ポテンザ・スリック・タイヤと低ダウンフォースの空力設定でさらに多くのデータを収集した。彼はまた、エンジンの使用期間を延ばす来年のレギュレーション変更を視野に入れてRVX-08エンジンのテストを行うとともに、2009年に向け新しいギアボックスとその他の機械装置を試した。彼はトラブルなく3回のセッションを満喫し、3日間で合計258周の走行を行い、最速で1分32秒463のタイムを記録した。

    ヘンキ・ワルドシュミット
    「初めてF1カーをテストする機会を与えてくれたパナソニック・トヨタ・レーシングに非常に感謝している。とてもファンタスティックな経験だったし、多くのことを学ぶことができた。自分が運転し慣れているレースカーと比べると、TF108のパフォーマンスは信じられないほど素晴らしい。TF108のパワーやブレーキ及びダウンフォースを経験できたことは、私のキャリアにおいて非常に役立つだろうね。また、チームがどれだけプロフェッショナルかを目の当たりにして非常に感銘を受けたし、なぜ彼らが昨年から大きな進歩を遂げたのかが理解できるよ。彼らは、私が準備するために必要な多くの情報を毎日与えてくれ、クルマに対する理解を深める手助けをしてくれた。バーレーンのサーキットにはあまり馴染みがないから、水曜日にはかなり勉強したけれど、全般に自分のパフォーマンスには満足しているよ。」

    ゲルト・プファイファー テスト・チーム・マネージャー
    「とても実りあるテストとなり、我々が目指していたことを達成することができた。天候が良かったおかげで、2009年の準備に役立つデータをできる限り収集するという目的の全プログラムを完遂した。ラップタイムは優先事項ではなかった。もちろん、ヘンキにとっては初の完全なF1テストであったし、彼には良い印象をもった。彼はとてもプロフェッショナルで、2日間に渡って多くの進歩を遂げた。」

  • 小林可夢偉、GP2アジア第2戦で優勝

    小林可夢偉、GP2アジア第2戦で優勝

    小林可夢偉が、GP2アジアシリーズ第2戦の第1レースで優勝を果たした。

    小林可夢偉は、昨季のGP2アジアシリーズで2勝、欧州GP2シリーズでも1勝を挙げているが、いずれも第2レースでの勝利であり、第1レースでの勝利は初めて。日本人としても、GP2での第1レース勝利は初となる。

    この勝利で、小林可夢偉は1位の10ポイントにポールポジションの2ポイント、ファステストラップの1ポイントを加えることとなり、ランキングでも首位へと浮上した。

    ポールポジションからスタートした小林可夢偉は、順当なスタートを切り、徐々に後続とのリードを拡げていった。16周目にタイヤ交換のためにピットインを行い、ピットタイミングによって2位に後退。左側前後2本のみのタイヤ交換を行ったため、左右のグリップ差が落ち着くまでにもう一台の先行を許し、3位となったが、タイヤが暖まってからは他を圧倒する速さを見せ、20周目に2位、21周目には首位を奪還した。

    その後は2位以降を1周につき約1秒引き離して行くハイペースで走行。25周目にはファステストラップもマークし、最後は後続に14秒以上の大差を付けてトップでフィニッシュ。ポール・トゥ・ウィンに加えファステストラップの完全勝利を飾った。

    なお、12月6日(土)に予定されていた第2レースは、前夜より早朝まで降り続いた降雨によりコースが冠水。スケジュール進行開始までの排水は不可能との判断で、主催者により第2レースはキャンセルされた。GP2シリーズ主催組織は、このキャンセルによる選手権への対応について、近日中に決定するとしている。

  • トヨタ、F1継続を明言

    トヨタ、F1継続を明言

    トヨタは、ホンダのF1撤退のニュースを受けて声明を発表。改めてF1活動を継続することを明言した。

    「トヨタは現在、F1での成功、コスト削減にむけ取り組んでいる」

    「我々は、F1のスピリットを維持される限り、大きなコスト削減を実現しようというFOTAの活動に貢献していきたい」

    「FOTAの提案と活動が、この時期、F1が必要としている合理的で安定的な基礎として、それらにふさわしい広範囲なサポートを受けられることを願っている」

    「ホンダの決定は同じ日本チームとして残念だが、これはホンダの問題であり、これ以上、彼らの状況についてコメントをすることはできない」

  • トヨタ TF109:公開は1月15日 新車発表会はなし

    トヨタ TF109:公開は1月15日 新車発表会はなし

    トヨタは、2009年の新車TF109のレース仕様を1月15日に発表する。トヨタTF109の実車は、1月20日にポルトガルのアルガルベ・サーキットで開始されるテストでお披露目されることになる。

    トヨタは、F1のコスト削減の一環として、TF109に関しては恒例の新車発表会は開催しないことを決定した。その変わり、トヨタは、TF109に関するプレス資料をメディア向けにインターネットで配布する。

    トヨタ TF109の実車がお披露目されるのは、1月20日にポルトガルに新設されるアルガルベ・サーキットで行われるテストということになる。

    関連:トヨタ TF109

  • トヨタドライバーが富士スピードウェイに集結

    トヨタドライバーが富士スピードウェイに集結

    11月23日(日)、富士スピードウェイで、毎年恒例となったトヨタ モータースポーツ フェスティバル 2008 (TMSF)が開催された。サーキットには3万人のモータースポーツファンが富士に集まり、トヨタのモータースポーツシーズンの締め括りとなる祭典を満喫した。

    パナソニック・トヨタ・レーシングからはヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、小林可夢偉の3名が参加。また、米国からは、NASCARスプリント・カップ・シリーズの“トヨタ カムリ”と共に、今季スプリント・カップ・シリーズで1勝し、トヨタドライバーでランキング最上位となったデニー・ハムリンが来日した。

    オープニングセレモニーではトヨタモータースポーツを担うドライバーが勢揃い。小林可夢偉のドライブによるトヨタF1カーがオープニング走行。続いて行われた「ニュルブルクリンクスペシャルラン」では、ニュルブルクリンク24時間レースに出場したレクサスLF−A(レース出場車)が、ニュルブルクリンクでのレースに参戦したレクサスIS250、アルテッツァと共にその走りを初めて日本のファンの前に披露した。

    そして日本初お目見えとなったNASCARの“トヨタ カムリ”がデニー・ハムリンのドライブで登場。5.8リッターV8エンジンの爆音を響かせながら、大迫力の走りを披露した。

    今回初の試みとなった、「レーシングカーシャッフル」では、トヨタのトップドライバーが、普段戦っているのとは異なるカテゴリーの車種をドライブ。ティモ・グロックが1999年のル・マン24時間レースで2位に入ったトヨタTS020を、SUPER GTのトヨタMR-Sを小林可夢偉が、そしてNASCARの“トヨタ カムリ”を織戸学がドライブ。ヤルノ・トゥルーリ、中嶋一貴、デニー・ハムリンがSUPER GTのレクサスSC430をドライブするなど、このイベントでしか見られない組み合わせでの走行に注目が集まった。

    「国内最高峰への挑戦」では、SUPER GTを戦うレクサス SC430とフォーミュラ・ニッポンの各09年仕様マシンが、08年マシンと共に走行。

    最後は、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがトヨタF1カー(TF108、TF107)をドライブ。2台揃ってのランデブーランを見せ、詰めかけたファンはF1カーの快音とその速さに酔いしれた。

    ヤルノ・トゥルーリ (パナソニック・トヨタ・レーシング レースドライバー)
    「今年は大きな進歩を遂げ、満足行くシーズンだったが、その良いシーズンの最後を締め括るイベントを、最高の天気の下で行うことが出来て良かった。日本に来るたびに感じることだが、日本のファンは非常に熱心で、このイベントも、毎年観客が増えているように感じられる。ファンの皆さんの声援に感謝すると共に、今シーズンの進歩を成し遂げてきた経験を活かし、来年はトヨタ“TF109”で更にトップチームとの差を縮めていきたい」

    ティモ・グロック (パナソニック・トヨタ・レーシング レースドライバー)
    「トヨタチームに加わって1年目の私にとっては、初めてのTMSF参加となったが、SUPER GTの車両やルマンカーTS020をドライブするなど、素晴らしい体験が出来た。沢山集まってくれたファンに感謝したい。もっと多くの車種を、もっと長くドライブしたかった。来年もまたここへ来て、ファンの皆さんと楽しめればと思う。今年は目標通りの成績を挙げ、良い一年となったが、そんなシーズンの最後にとても良いイベントに参加できた。今年は色々と出入りの激しいシーズンではあったが、ハンガリーGPで2位表彰台を獲得でき、後半戦は良いペースに乗れたと思う。現在も、チームは24時間努力を続けており、ドライバー、チーム一丸となって、来年は今年以上の成績を挙げるべく頑張る」

    小林可夢偉 (パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー)
    「今日のイベントについては、晴天、その一言に限る。お客様も、昨年より多く感じられたほどで、これだけの人に応援してもらっているんだということを実感できた。今年のシーズンは、GP2参戦とF1のサードドライバーという滅多にないチャンスを貰い、自分自身も成長したと感じるし、トゥルーリ、グロックからも多くのことを学ぶことが出来た。二週間後にはGP2アジアシリーズの第2大会が迫っている。第1大会では自分の焦りから優勝を逃してしまったが、同じミスは絶対に犯さず、ドバイでは優勝のみ狙っていく」

    デニー・ハムリン (ジョー・ギブス・レーシング ドライバー)
    「海外に出るのは初めてだったのだが、日本のファン、そして日本のコースにとても興奮した。素晴らしい経験となった。富士スピードウェイは良いコースで、ファンも熱狂的。良い刺激を受け、楽しく過ごせた。我々のチームは今シーズン初めてトヨタと組むことになり、最初は苦戦を予想していたが、チームやTRD-USAの素晴らしい努力で、スプリント・カップ・シリーズで計10勝し、ネイションワイド・シリーズでも“トヨタ カムリ”は20勝を挙げることが出来た。来年はスプリント・カップ・シリーズでもチャンピオンを狙って行ければと思う」

    中嶋一貴 (AT&Tウィリアムズ レースドライバー)
    「良い天気となり、沢山のお客様が来てくれて、僕自身も楽しめたし、全てのお客様にも楽しんで貰えたと思う。今年は、初めてのGT500車両(レクサスSC430)にも乗れたし、ジムカーナでのiQや、サーキットタクシーでのIS-Fなど、いろんな車に乗れてとても興味深い体験が出来た。今年は初のF1フルシーズン参戦となったが、内容の濃いシーズンを過ごし、良い経験を積み重ねられたと思う。来年は予選での走りなど、自分の弱さを乗り越えて頑張っていきたい」

    国本京佑 (2008年マカオGP優者)
    「マカオGPで初参戦ながら初優勝を果たし、もちろん嬉しいし、ほっとしたが、まだ実感がない。この勝利はチームが本当に頑張ってくれたおかげであり、感謝している。初めての市街地レースで、事前にビデオを見てレイアウトは覚えていたが、実際に走ると目線は低いし、路面は荒れていた。ガードレールに挟まれたコースは、最初は怖かったが、それよりも面白かったという印象が強い。セーフティカーからの再スタートでは、ビデオでの予習の成果が出たと思う。来季についてはまだ決まっていないが、着実にキャリアを積み重ねていきたい」

    山科忠 (トヨタ自動車(株)専務取締役) 
    「今年もトヨタは様々なモータースポーツシーンで戦った。F1では残念ながら今年も優勝は叶わなかったが、2位1回、3位1回と表彰台を2回獲得。NASCARでは日本メーカーとして初めて最高峰カテゴリーのスプリント・カップ・シリーズで優勝を果たし、合計10勝した。SUPER GTでは年間ドライバーズチャンピオンには僅かに及ばなかったものの健闘した。フォーミュラ・ニッポンでは3年連続チャンピオンを獲得した。F1日本GPでは、熱い声援を頂き、そのお礼も兼ね、今日のイベントにはヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの両名を招いた。また、米国からはデニー・ハムリンと共にNASCARの“トヨタ カムリ”も初来日し、華を添えた。何かと大変なことの多い昨今であるが、ご来場のお客様には、盛りだくさんの企画で楽しんでいただけたと思う。来年も全力を尽くし、皆様を興奮させるトヨタモータースポーツに取り組んでいくので、引き続き熱いご声援をお願い申し上げたい」

  • 国本京佑、マカオGP優勝

    国本京佑、マカオGP優勝

    国本京佑が、F3世界一決定戦であるマカオGPで優勝した。マカオGPでの日本人の優勝は、2001年の佐藤琢磨以来、2人目となる。

    トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム (TDP)の所属ドライバーである国本京佑は、トムスより参戦。前日の予選レースで2位につけた国本は、クラッシュにより2度のセーフティカーが出動する荒れたレースを見事に制した。

    国本京佑は、19歳10カ月で優勝を飾るとともに、トムスの同イベント2連覇、さらに2001年の佐藤琢磨以来の日本人ドライバー優勝、全日本F3シリーズ出身の日本人ドライバーとしても史上初の優勝となった。

    マカオGPは、欧州や日本など世界各地で行われているF3シリーズのランキング上位者が、マカオ市街地のコースで戦う伝統のレース。過去にはアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらが優勝しており、F1の登竜門ともいわれる。

    国本京佑

    「トップに立った時点で絶対に抜かせないと思いながら、最後まで練習のつもりで、平常心で走りました。世界一決定戦のマカオで表彰台、しかもその真ん中に立てるなんて出来すぎだと思います。実感はあまりないですが、優勝することができてここまで支えてくれたみなさんに感謝しています。 」

    2008年 マカオGP 決勝結果

    順位 ドライバー 国 チーム エンジン
    1 国本京佑 JPN Tom’s Team Toyota Tom’s
    2 Edoardo Mortara ITA Signature Plus VW-Spiess
    3 Brendon Hartley NZL Carlin Motorsport Mercedes-HWA
    4 Mika Maki FIN Signature Plus VW-Spiess
    5 Renger van der Zande NED Prema Powerteam Mercedes-HWA
    6 Laurens Vanthoor BEL RC Motorsport VW-Spiess
    7 Oliver Turvey GBR Carlin Motorsport Mercedes-HWA
    8 Walter Grubmuller AUT Hitech Racing Mercedes-HWA
    9 Jules Bianchi FRA ART Grand Prix Mercedes-HWA
    10 Jaime Alguersuari ESP Carlin Motorsport Mercedes-HWA
    11 Jon Lancaster GBR Manor Motorsport Mercedes-HWA
    12 James Jakes GBR ART Grand Prix Mercedes-HWA
    13 Cheng Cong Fu CHN Signature Plus VW-Spiess
    14 Max Chilton GBR Hitech Racing Mercedes-HWA
    15 ケイ・コッツォリーノ ITA NOW MOTOR SPORTS Toyota Tom’s
    16 大嶋和也 JPN Manor Motorsport Mercedes-HWA
    17 Daniel Campos-Hull ESP HBR Motorsport Mercedes-HWA
    18 Atte Mustonen FIN Raikkonen-Robertson Racing Mercedes-HWA
    19 Nicola de Marco ITA RC Motorsport VW-Spiess
    20 Michael Ho MAC Raikkonen-Robertson Racing Mercedes-HWA
    – Not Classified –
      Stefano Coletti ITA Prema Powerteam Mercedes-HWA
      Basil Shaaban LEB HBR Motorsport Mercedes-HWA
      カルロ・バンダム NED Tom’s Team Toyota Tom’s
      Roberto Merhi ESP Hitech Racing Mercedes-HWA
      松下昌揮 JPN PTRS by Ombra Honda-Mugen NB
      James Winslow GBR Ombra Racing Honda-Mugen NB
      嵯峨宏紀 JPN Le Beausset Motorsports Toyota Tom’s
      Marcus Ericsson SWE Carlin Motorsport Mercedes-HWA
      Roberto Streit BRA Raikkonen-Robertson Racing Mercedes-HWA
      Sam Bird GBR Manor Motorsport Mercedes-HWA
  • トヨタF1、冬季テストはバーレーンで始動

    トヨタF1、冬季テストはバーレーンで始動

    トヨタは、冬季テストのプログラムをバーレーンで開始するようだ。

    11月17日(月)からスペインのバルセロナで、冬季合同テスト行われるが、トヨタF1チームはバルセロナには向かわないという。

    代わりに、トヨタは12月10〜12日までバーレーン国際サーキットを貸し切ってテストを行うという。

    トヨタはさらに、12月15〜17日の3日間もバーレーンでテストを行う予定だという。

  • マッサ、トヨタF1チームのブラジルでの身の安全を心配

    マッサ、トヨタF1チームのブラジルでの身の安全を心配

    失望のさなかにいるであろうフェリペ・マッサだが、トヨタのチームメンバーの安否を気遣っている。

    マッサは、ブラジル人サポーターが、フラストレーションをトヨタF1チームのメンバーにぶつけるのではないかと心配しているという。

    トヨタのティモ・グロックは、ブラジルGPの最終ラップで減速したため、ルイス・ハミルトンに5位をプレゼントし、マッサからワールドチャンピオンを奪うことになった。

    マッサは、弟をトヨタのガレージにやり、サンパウロ郊外にあるサーキットを離れる前にユニフォームを着替えるようアドバイスしたという。

    トヨタのメンバーはこの警告を聞き入れ、ブラジルのナショナルチームのジャージやルノーやフェラーリのチームユニフォームを着用して、ホテルに戻ったり空港に向かったようだ。

    グロックは、ハミルトンをチャンピオンにするために意図的に減速したという大胆な陰謀論を否定した。

    「たぶんブラジルのファンはもう僕を応援してくれないかもしれないけど、僕はベストを尽くして自分のレースを走ったんだ」

    ちなみにルイス・ハミルトンは、チャンピオンシップ優勝を祝うために市内に繰り出すことを恐れなかった。彼は地元のステーキハウスで食事をしたあと、真夜中までナイトクラブで仲間たちと招待者限定のパーティを開いた。

    また、ハミルトンの天敵であるフェルナンド・アロンソは2日のレース後、マクラーレンのガレージを訪れ、ハミルトンを個人的に祝福したという。