カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、F1継続を明言

    トヨタ、F1継続を明言

    トヨタは、BMWに続きF1を撤退することはないとしている。

    BMWがF1撤退を決定したことで、トヨタを中心とする自動車メーカーもF1撤退を決断するのではとの憶測が広まっている。

    トヨタはまだコンコルド協定にサインしておらず、また現在、チーム代表のジョン・ハウエットがトヨタの上層部と戦略について話し合うために日本に滞在していることも、その噂を加速させた。

    しかし、トヨタの広報は、F1撤退を検討しているとの報道を否定。ここ数日での発表が予想されるコンコルド協定にサインするとしている。

    「コスト削減を通じ、我々はF1活動を続けるつもりです。状況は変わっていません」

    関連:BMW、F1撤退を発表

  • トヨタ:果敢な走りでダブル入賞 (F1ハンガリーGP)

    トヨタ:果敢な走りでダブル入賞 (F1ハンガリーGP)

    トヨタは、F1ハンガリーGPの決勝レースで、ティモ・グロックが6位、ヤルノ・トゥルーリが8位だった。

    昨日の予選で、トップ10入りを惜しくも逃したトゥルーリとグロックだが、レースではアグレッシブな戦いを披露。

    ティモ・グロックは1回目のピットストップを32周目まで引っ張る戦略が功を奏し、13番手スタートから7つポジションをあげ、6位を手に入れた。

    11番グリッドからスタートしたヤルノ・トゥルーリも積極的に攻め、8位入賞を果たした。

    ティモ・グロック (6位)
    「決勝を最初から最後まで楽しみ、13番手からスタートして6位でフィニッシュという結果にはとても満足している。今週、良い仕事をしてくれたチーム、特に本当に素晴らしい仕事をしてくれた僕のクルマのクルーに感謝したい。戦略は非常に有効で、クルマも快調だったので、今日は良いレースだった。重い燃料を積んだ最初のスティントでは、スタートで手間取ったが、適切なリズムを見出し、特に第2スティントで、タイムを挽回することができた。クルマはとても調子が良く、タイヤの挙動も安定してパフォーマンスが非常に良かった。今日は予想以上に良い結果となり、またポイントも獲得できて嬉しい」

    ヤルノ・トゥルーリ (8位)
    「昨日、僕はあきらめないと話した。今日の結果から分かるように、昨日言ったことを実行し、いくつか順位を上げ、ポイント圏内でフィニッシュできた。決勝の序盤では、クルマはとても力強く、良いペースで走ることができたが、渋滞につかまり、レース展開が少し難しくなった。その後、グリップ不足になり始めたが、ポイント圏内を目指し、果敢に攻め続けた。予選でトップ10入りを逃し残念だった。しかし、再びポイントを取れて満足だし、チームにとっても前向きな結果だ。バレンシアでのヨーロッパGPで上位を狙うことに、もう気持ちを切り替えている」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「2台揃ってポイント獲得でき、ほっとしている。昨日の予選結果と追い越しが難しいコースの特性を考え、ヤルノ、ティモとも第1スティントが長めの2ストップ作戦を取った。2人のドライバー、そしてピットクルーがしっかりとそれに応えてくれ、結果につなげてくれた。次戦バレンシアでのヨーロッパGPには、今回上手くいかなかった部分、そして予選の戦い方をしっかり修正して臨みたい」

    ジョン・ハウエット (TMG社長)
    「今日は、チームが非常に努力をしてくれた。特に思い通りにいかなかった予選後の決勝なので、今日の結果は喜ばしいことだ。両ドライバーは、多くのポジションを上げるために、素晴らしい走りを見せ、適切な戦略、ミスのないピットクルーの作業により、追い抜きが非常に難しいコースで、2台揃ってポイントを獲得したことは、チームの励みとなる。予選で決勝同様の好結果を出せなかったのは残念だが、次のレースに向け、懸命に頑張り、2台揃ってのトップ6を狙いたい。8月の初めから2週間、ケルンのファクトリーを休業する。英気を充分養い、昨年トヨタが好結果を出したバレンシアに臨み、今年も好成績を狙いたい」

    結果:F1ハンガリーGP 決勝:ルイス・ハミルトンが今季初優勝!

  • トヨタ:Q3進出ならず (F1ハンガリーGP予選)

    トヨタ:Q3進出ならず (F1ハンガリーGP予選)

    トヨタは、F1ハンガリーGPの予選で、ヤルノ・トゥルーリが12番手、ティモ・グロックは14番手だった。

    ヤルノ・トゥルーリ (12番手)
    「納得がいかない結果であり、残念ながら、今日は、トップ10に入ることができなかった。ラップタイム差はとても僅差で、ほんのわずかのタイム差が大きく順位に影響する。結局のところ、僕たちは、ペースをつかめなかった。予選が終わった時点で、どこに何が足りないのか、正確に判断することは難しいが、僕たちは当然、より良い結果を求めている。僕はレースドライバーだから、決してあきらめない。決勝は長いので、何が起こるか分からない。ポイント獲得に向けてベストを尽くす」

    ティモ・グロック (14番手)
    「特に午前中のフリー走行では、走行時間をロスしたものの、パッケージにとても良い手応えを感じ、クルマは競争力があったから、予選は期待はずれの順位だった。いくつかの理由で、クルマからベストのラップを引き出すことができず、残念。最後のアタックでは、最終コーナーで、他のクルマに追いつき、ほんの少しタイムをロスした。もっと速く走れた自信があるが、ハンガロリンクのようにコーナーが多いトラックの予選では、こういう事が起こりやすい。ここはオーバーテイクがほとんど不可能に近いコースなので、14番グリッドからのスタートは厳しいが、戦略で挽回をはかっていくなど、ベストを尽くしたい」

    パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)
    「今週は、いくつかの技術的トラブルがあった。午前中のセッションでティモのクルマにおきた油圧の低下を含め、2台のクルマとも、少し技術的な問題を抱えた。そのため、貴重な走行時間を多少ロスしてしまった。はっきりしていることは、他のクルマとのスピード差は、非常にわずかなので、クルマのポテンシャルを完全に引き出せないと、結果に大きく響く。我々は、今週末のフリー走行と予選で、あまり良い結果を出せなかった。これから、明日の決勝に集中し、ポジションを上げるために、色々な可能性を考えていきたい」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「本日は予想外の結果となり、本当に残念だ。予選になり、風が強くなっていたが、路面温度も30℃を越え、好条件に思えた。しかし昨日と違い、ヤルノもティモも、得意としていたセクター2のスピードが上がらず、最終予選に進めなかった。午前のフリー走行では、走行時間が限られたものの、ティモも上手くセッティングをまとめる事ができ、午後の予選に向け、しっかりした手ごたえを掴めていた。それだけに、今日の予選は納得できない結果だ。明日のレースは、追越しが難しいサーキットであるが、ベストな作戦でポイントを獲得したい」

    関連:
    F1ハンガリーGP 予選:フェルナンド・アロンソがポールポジション

  • トヨタ:F1ハンガリーGP初日

    トヨタ:F1ハンガリーGP初日

    トヨタは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが8番手、ティモ・グロックが10番手タイムだった。

    ヤルノ・トゥルーリ (8番手)
    「少しトラブルがあり、手間取った。フリー走行2回目では、トラブルのために、予定していた作業を全てこなすということができず、残念だったが、チームが素晴らしい仕事をしてくれ、迅速にクルマを直して、走行できるようになった。いつもほどスムーズな走行ができなかったので、競争力の高さやセットアップの観点から、自分たちがどの辺の位置にいるのかはつかみにくい。思った通り、日中に、トラックの状況は、格段に良くなった。フリー走行2回目の終盤までには、午前中の1回目のセッションよりグリップがずっと高まった。予選に充分に備えるため、明日のフリー走行3回目をいかに有効に使うかが重要だ」

    ティモ・グロック (10番手)
    「今日はとても上手く行った。おおむね、ニュルブクリンクでの週末の時より、今のほうが、ずっとハッピーだ。路面にさらにラバーが乗ってきたフリー走行2回目の時は、クルマは特にとても調子が良かった。午前中の1回目のフリー走行と午後の2回目のセッションの最初の数周では、グリップがあまりなく、少し走行が難しかったが、その後、良くなった。今日のセッションが順調に行ったことに満足しているが、もちろん、もっとセットアップを改善しなければならない。正しい方向に向け大きく前進した。明日の予選で好結果を出したい」

    ディーター・ガス (レース&テスト・チーフ・エンジニア)
    「ハンガリーではいつもそうだが、最初は、路面のグリップがとても低かったが、セッションを通じ、どんどん良くなった。午後、ヤルノのクルマにオーバーヒートによる問題が起き、ヤルノは一時、コース上で停止しなければならなかった。また、ヤルノの午前中のセッションも全く問題がなかったわけでなく、少し時間をかけて、いくつかパーツを交換しなければならなかった。そのため、彼は走行時間をロスし、プログラムをこなすのが少々予定より遅れた。ティモは問題なくスムーズに走行。ティモのセッションから得た情報をヤルノのクルマにも生かせる。今日は、ほとんどのドライバーのタイム差が1秒以内と、お互いの速さが拮抗していることを見るのは興味深い。予選を全て順調に進め、できるだけ上位グリッドを獲得することが大変重要になる」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「午前も午後もヤルノの車に些細なトラブルがあり、良いグランプリ初日とは言えない。しかしティモがカバーしてくれた部分もあり、プログラムはほぼ消化する事が出来た。暑いブダペストではタイヤをどう使うかが勝負のポイントになるが、今日のロングランの結果からしっかりした手ごたえをつかむ事が出来た。明日の予選に向かっては、小さなことも見逃さず万全の準備で、表彰台争いの出来るポジションを獲得する」

    結果:
    F1ハンガリーGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    F1ハンガリーGP フリー走行1回目:ヘイキ・コバライネンがトップタイム

  • ティモ・グロック:F1ハンガリーGPテクニカルプレビュー

    ティモ・グロック:F1ハンガリーGPテクニカルプレビュー

    昨年のハンガリーGPでの表彰台獲得について教えてください。
    F1で初めて表彰台を獲得したあの時は、僕にとって本当に特別な瞬間だったし、最前列で戦えたことも最高だった。全ての要素がうまく一つにまとまり、完璧な結果に繋がったんだ。あれはホッケンハイムでのアクシデントの直後のレースだったから、僕があれほどの競争力を発揮できたことに驚いた人もいたはずだ。でも、実際にはホッケンハイムが転換点だったんだ。というのも、僕のためにチームがクルマを本当に良い状態に仕上げていたからね。その後のブダペストでの素晴らしい結果は、シーズン後半の好調の始まりだった。

    F1で初めて表彰台を獲得したことは、あなたにとってどういう意味がありましたか?
    あの感触を大いに楽しんだよ。キャリアを通じてずっと頑張って成し遂げようとしていたことが、まさにあれだったからね。2004年末にF1から離れた時、再びF1に戻るのはかなり難しいと思ったけど、僕は絶対にあきらめなかったし、そのチャンスを得るべく、チャンプカーとGP2に自分の力の全てを注いだんだ。でも、F1への復帰は単なる始まりで、ハンガリーで2位を獲得し、表彰台に立った時は最高の瞬間だった。あれには本当に満足できたし、最高の気分だったね。これから更に、何度もあれと同じことができるように頑張るよ!

    あれが、あなたのここまでのF1キャリアの中で最高のパフォーマンスと言えますか?
    昨シーズンの最高の結果はあれだったが、その他の幾つかのレースでのパフォーマンスもとても誇りに感じている。特に4位入賞したシンガポールとカナダがそうだし、それ以外にも結果はそれほど良くなかったかもしれないが、自分の走りとしてはかなり良かったレースもあった。今年はマレーシアGPで再び表彰台に上がっているから、これも僕の最高のパフォーマンスの一つだ。表彰台を獲得したレースは、いずれもキャリアのハイライトと言えるね。

    初めての表彰台はその後の表彰台と比べて何か特別なものなのでしょうか?
    初めての表彰台はある意味では他よりも特別だ。初表彰台は1回しかないし、それにその時は比較するものがないからね。でも、最大限のパフォーマンスをして、本当に素晴らしい結果を達成した時はいつだって最高の気持ちになる。今年のマレーシアGPでの3位も最高だったよ。あれはチームのみんなの素晴らしい努力の結晶だったからね。次の表彰台獲得も、かなり特別なものになるのは間違いないと思う。

    ハンガリーではたいてい好成績を残していますよね。これはなぜなのでしょう?
    2004年にF1テストドライバーとして金曜日のフリー走行を走った時から、ハンガリーでは常に速さを発揮できている。初めて走ったセッションでも速かったし、それはGP2に戻った時も変わらなかった。2006年のGP2では2位と5位だったが、翌年は本当に運がなかった。予選でポールポジションを獲得したのに、ピットストップでホイールに問題が生じてレースが台無しになってしまった。しかも第2レースでは表彰台を争っていたのに、クルマに機械的な問題が生じてしまったんだ。だから結果という点から言えば、ブダペストは僕にとって平均的なコースだが、あそこに行くと常に競争力を発揮できているのも確かだ。ドライバーにとってはかなり難しいサーキットだけど、とにかく走っていて楽しいんだ。まるでF1カーでカート用のコースを走っているみたいなんだ!

    ハンガロリンクはTF109に合っているでしょうか?
    そう願っているよ! でも、金曜日のフリー走行の前にそれを判断するのは容易じゃない。過去数戦の間に、僕たちは低速コーナーでのパフォーマンスを大幅に改善しているが、これはハンガリーGPに臨むにあたって、かなりの励みになる。また、ハンガリーはいつもかなり暑くなるが、僕たちのクルマは冷却効率がかなり良好なので、この点が僕たちに有利に働くはずだ。だから僕たちのクルマの調子に関してはある程度楽観視しているけど、これに関しては実際にどうなるのか待ってみる必要があるね。

    2009年シーズンのあなたの目標は何ですか?
    今シーズンの僕の目標は、とにかくポイントと表彰台をできるだけたくさん獲得することだ。2008年は20ポイント獲得してドライバーズ選手権10位以内に入るという目標を掲げていたけど、今年はそうした具体的な目標は考えていない。去年はハンガリーでの2位獲得が契機になり、その後好成績が続いて目標を二つとも達成できた。今年はどのレースでもできるだけ速く走り、可能な限りたくさんポイントを獲得したいと思っている。ここまでの所、僕たちは何度か好調と不調があったものの、全般的にはポジティブな流れだね。

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    ブダペストを訪れるのは好きで、僕にとってハンガリーは、楽しめるGPのひとつ。ドライバーの立場から見たハンガロリンクは、1周の長さはとても短いものの、コーナーが多めでコース幅も狭いコースなので、挑戦しがいがある。F1開催コースの中では、高速サーキットではないかもしれないが、ハンガロリンクでの運転は実はとても楽しい。ただし、ラインを外すと、ひどい目に遭うから、最後まで集中力を保って運転しないといけない。

    ドイツGPを終えた現時点では、複数のチームが混戦状態で、ハンガリーで何が起こるか予想するのは難しい。フリー走行、予選、決勝と、トラブルもなくスムーズに行けば、競争力を発揮できるはずだ。ニュルブルクリンクで僕たちは、高いパフォーマンスを持ちながら、その実力をレース結果に結びつけることができず、とてもフラストレーションを感じた。ハンガリーでは、上位でフィニッシュしてポイントを獲得し、ドイツGPの分まで巻き返したい。

    開催日程:2009年 F1 ハンガリーGP

  • ティモ・グロック (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ティモ・グロックが、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。ハンガロリンクは、昨年グロックが表彰台を獲得したサーキットだ。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    言うまでもなく、昨シーズン、表彰台に上ったハンガリーは、僕のキャリアの中で、特別なレースだ。これまで、何度か高ポイントを獲得しているが、初めての経験は昨年のハンガリーだった。今年もまた、競争力の高さを見せつけて、勢いをつけたい。僕は前向きな気持ちで、再度、ポイントを挙げることができると信じている。

    ドイツGPでは、ポイント圏内にわずかに届かず、特に地元のファンの前で行われたレースだったので、残念だった。しかし、ピットスタートにも関わらず、11もポジションを上げたことから分かるように、僕たちは、もっと上位でフィニッシュするポテンシャルを持っている。ここ数戦の結果から、今週末の目標の1つは、予選で完璧なラップを刻むことだ。

    今年、各ドライバーのラップタイム差はとても小さく、自分の実力全開のペースから、ほんの少しでも遅れると、順位がいくつか下がり、レース展開が難しくなる。僕たちは精一杯頑張るので、本来の速さを必ず取り戻すことができると思う。

    開催日程:2009年 F1 ハンガリーGP

  • ヤルノ・トゥルーリ 2010年もトヨタ残留決定か

    ヤルノ・トゥルーリ 2010年もトヨタ残留決定か

    ヤルノ・トゥルーリは、2010年もF1に留まるこという固く決意し、トヨタに残留するというオファーを検討している。

    今年でトヨタとの契約が満了するトゥルーリは、F1を引退し、家庭と成功を収めているワイン事業に専念するのではと囁かれている。

    トヨタは、フェルナンド・アロンソのフェラーリ移籍によってシートを失うキミ・ライコネンにオファーしたが、ライコネン側に断られたとしてされており、経験豊富なドライバーとしてヤルノ・トゥルーリに残留のオファーをしたとされている。

    「現在、僕はドライビングしているし、本当に運転を楽しんでいる」とトゥルーリは語る。

    「速く走っている限り、心配する理由はない」

    「現時点でF1がどこに向かっているのか見えないし、何が起こるわからない。でも、まもなく全てが明らかになるだろう」

    「自分のパフォーマンスに満足しているし、自信を持っている。まだやることがたくさんあると感じているので、止めたいという気持ちはない。僕はとても強いし、非常にコンペティティブだ。だから、F1に残れると思っているし、自信はある。でも現在、チームは他のことで忙しいので、現時点で話すのは難しい」

    トゥルーリは、F1で10年以上過ごしているが、疲れたと感じるよりも、むしろ彼のF1での経験が、実際に利益となっていることを証明していると考えている。

    「シーズンにかなり満足している。とてもうまくやっているし、うまくドライブしている。一貫性もあるし、予選とレースでもとても強い。現時点でそれは良いことだし、クルマにも満足している」

    「僕たちには競争力があるので、毎週末よい結果を出せるチャンスがあるし、ほぼ毎回よい結果を出せる経験もある。表彰台あるいは上位5位に入るチャンスが少しでもあれば、経験があれば自信を持って戦うことができる。これは僕にとって大いに役立っている」

    トゥルーリは、まだトヨタのF1初勝利を成し遂げていないので、やり残したことがあると感じていることを認める。

    「まだ僕の目標だし、今年心から狙っていることだ。まだできると信じている」

    「たとえギャップがあって、僕たち全員がそれをわかっていたとしても、クルマに僕が持っているものを与えれば、それができると思う。今か、来週末か、特殊な週末かに関係なくね。優勝はすぐそこにある。掴み取る覚悟がなければならない」

  • ヤルノ・トゥルーリ F1ドイツGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ F1ドイツGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1ドイツGPを振り返った。1周目の接触もあり、ドイツGPを17位で終えたトゥルーリ。トゥルーリは、TF109が低い路面温度には合っていないと考えている。

    あなたにとって、ドイツGPの週末は如何でしたか?
    寒かったね! 天候は夏というよりは冬のテストのようだった。路面温度がとても低く、時々雨も降ったりして、我々にとってはありがたくない状況だった。我々のマシンはもっと暖かい状況で最高の性能を発揮するから、この週末の天気予報を見た時から、自分たちにとって理想的な状況になりそうもないことは分かっていた。実際、その通りになったね。

    フリー走行は順調だったように見えましたが、予選に向けた手応えは如何でしたか?
    フリー走行での僕たちのパフォーマンスにはかなり満足していたし、金曜日の2度のフリー走行ではいずれもトップ6に入っていたから、僕は自信を持っていた。もちろん、金曜日以降に自分がどの順位になるのかを正確に知るのは難しい。というのも、他チームのドライバーがどんなプログラムで走っているのか分からないからね。でも僕はかなり期待していた。今年はモナコGP以外の予選で常に第3セッションに進み、トップ6争いをしてきたから、今回もまたそれを目標にしていたんだ。

    何が起こったのでしょう?
    詰まる所、我々にとっては、天候やコースのコンディションの巡り合わせが悪かったということだ。数分だけ降った雨が、僕の予選を台無しにしてしまった。第1セッションは全く問題なく突破できたが、第2セッション中に天候が頻繁に変わった。そうした状況の場合、常にタイヤの選択が外れるリスクが生じる。第2セッションの終盤にかけて雨が止み、コース状況がある程度改善された際に、タイヤを上手く機能させるための条件の幅がかなり狭くなってしまった。オプションタイヤに変えるタイミングがほんの少し遅く、そしてまた雨が降り始めたんだ。

    レースに向けて、どんな気持ちでしたか?
    なによりも、天候がどうなるのかを把握する必要があった。土曜日の段階ではウェットレースになりそうだったが、雨は日曜日の朝に降り、レースの際のコース状況はそれなりに良さそうだった。まだかなり寒かったけどね。14番グリッドからスタートするわけだから、高望みはとてもできなかったけど、それでも基本的に自分たちのマシンの競争力が高いことは分かっていたから、可能な限りハードに攻めて、順位を幾つか上げていこうと決心していた。自分たちのレース戦略にも自信があったし、それに、我々はどんな時でも絶対にあきらめたりはしないからね。

    1周目に何が起こったのか説明してもらえますか?
    ニュルブルクリンクの場合はいつも同じことが起こる。最初の幾つかのコーナーがとてもタイトで、ポジション争いが激しいんだ。中団グリッドからスタートする場合は、どのレースであれいつも慌ただしい状況になるが、別のクルマが僕の前を横切って、僕のフロントウイングを踏みつけるまでは、全てが順調だった。自分の目では破損した個所が見えなかったものの、自分のウイングのどこかがおかしいことは感じ取れていた。それで、ピットインしてウイングを交換しなければならなかったんだ。

    その後のあなたのレースは如何でしたか?
    当然ながら、余分なピットストップを強いられた時は、レースから何かを得ることが非常に難しくなる。ピットストップのすぐ後の僕はかなり速かった。ラップタイムを確認してみると分かると思うけど、僕のラップタイムはトップ6の数台と同じか、あるいはそれ以上に速かったんだ。だから、隊列の後ろを走っているクルマにあっという間に追いつくことができた。ところが、その後はレースの最後までずっと渋滞に捕まってしまい、まともな結果を手にする機会も失ってしまった。

    レース中のTF109の根本的な速さをどう評価していますか?
    上位のクルマとまともに比較するのは難しい。僕は渋滞の後ろにかなり長く捕まっていたからね。でも、レース終盤にかけて、固めのタイヤを履いていた際には数周ほどクリアラップが取れて、速いタイムを刻むことができた。最終的に僕はこのレースの最速ラップで2番手となるタイムを出したが、このことは、もし状況が違った形になっていたなら、我々は遥かに良い結果を手にできたことを示している。でも、物事を振り返ってもしょうがない。僕は常に前を向いているし、今はハンガリーでもっと実力に見合った結果を手にすることに集中している。

    では、ハンガリーGPを前に、どんな気持ちなのでしょう?
    そうだね、気温に関してはニュルブルクリンクより遥かに良好だと思う。これは間違いない。我々のクルマは暖かい天候になった方が競争力が高まるので、そうした状況は我々に合っているはずだ。これまでもハンガリーでは良い成績を収めてきたが、毎年状況は変わるから、どんなことを期待したら良いのか、正確には分からない。もちろん我々はでき得る限りハードにプッシュしていく。我々のクルマには、ニュルブルクリンクでの結果に表れている以上の大きなポテンシャルがあるからね。

  • トヨタ:ポイント獲得ならず (F1ドイツGP)

    トヨタ:ポイント獲得ならず (F1ドイツGP)

    トヨタは、F1ドイツGPの決勝レースで、ティモ・グロックが9位、ヤルノ・トゥルーリは17位だった。

    ティモ・グロック (9位)
    「オーバーテイクが難しいトラックのレースで、ピットレーンからスタートし、9位でフィニッシュしたので、今日のパフォーマンスにはおおむね満足している。天候の影響を受けた昨日の予選の経験を生かした今日の戦略は良かった。しかし、第1スティントで渋滞にあい、それがタイムに響いたのは残念だ。レース中、渋滞なしで走行できたのはわずか4周ほどだったが、周りにクルマがいない時は、僕はとても速かった。もし渋滞がなければ、ポイント圏内に入賞するチャンスは十分にあった。ピットストップ後、僕は(ヘイキ・)コバライネンよりも速かったものの、抜くことはできなかった。一生懸命走り、2回、オーバーテイクを試みたが、上手く行かなかった。予選でもっと良いポジションを取り、決勝に臨む必要がある。次のGPでは、そうしたい」

    ヤルノ・トゥルーリ (17位)
    「第1コーナーで、僕のレースの大勢が決ってしまった。複数のクルマがポジション取りのために競い合うなか、突然、僕を追い抜き、フロントウィングに乗ってきたクルマがいた。ぶつけられたウィングの個所は見えなかったけど、何かがおかしいと感じ、ピットに入り、フロントウィングを交換した。その後、クルマは調子良かったが、残念なことに、相手に追いつけば、渋滞にはまってしまい、何もできなかった。レースの後半、前を走るクルマがいない時には、速いラップを何周か刻み、レース全体で、2番目に速いラップを記録したが遅すぎた」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「残念ながら後一歩でポイントを獲得することが出来なかった。スタート直前にドライコンディションのレースになると判断し、ティモをピットスタートに変更した。序盤は、タイヤの落ちも無く、この作戦が上手く行きそうだったが、もう少しのところでピットアウトしてきた車に前を阻まれてしまった。ヤルノは序盤の予定外のピットストップで順位を落としてしまったが、その後のペースもよく、クルマの速さを見せることは出来た。次のハンガリーは、昨年ティモが2位に入っており、今年も表彰台を目指して頑張る」

    山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
    「もっと良い結果が出るポテンシャルを持っているクルマなのに、残念ながらレースでその性能を充分に引き出せなかった。昨日の予選が、今日のレースを決定づけた。つまり、ヤルノが決勝全体で2番目に速いラップを刻んだことで分かるように、クルマの性能は高い、しかし、ポイント圏内でフィニッシュするのは不可能に近いようなポジションからのスタートになったのが敗因。次のハンガリーGPでは、今日よりずっと良い結果を残せるように、今日からまた、やり直す。ハンガロリンクは私たちのクルマに合うトラックで、過去の戦績も良い。上位集団の中に再び戻れるよう、ベストを尽くしたい」

    関連:F1ドイツGP:マーク・ウェバーが初優勝!レッドブルが1-2フィニッシュ!