カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ:F1日本GP初日

    トヨタ:F1日本GP初日

    トヨタは、F1日本GP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが8番手、体調不良のティモ・グロックの代わりに出走した小林可夢偉は12番手だった。

    ヤルノ・トゥルーリ (8番手)
    「結局、あまり多くのことは語れない。たくさんの日本のファンにとっては残念なことだが、天候不良のため今日の走行は非常に限られたものになった。ファンに、もっと素晴らしい走りが見せられるように、明日はもっと天気が良くなればと願う。雨のなか、クルマはそれほど悪くなかったが、こんなコンディションでは、あまりコメントのしようがない」

    小林可夢偉 (12番手)
    「今朝8時半、サーキットに向かう途中で、今日の走行のことを聞いた。ティモの具合が良くないことは知っていたが、代わりに走ると思っていなかったので、少し驚いた。僕にとってとても良い機会だったが、コンディションが非常に悪く、結局多くのラップを稼ぐことができなかった。自分とチームのために、できるだけたくさんの周回を走りたかったので、ミスをしないことが大切だった。ウェットコンディションだったので、100パーセントの力を出し切ったわけではないが、鈴鹿での走行経験が多くないことと、ここで6年ぶりに走ることを考えれば、ラップタイムはとても良かった。前回TF109を運転した2月に比べ、クルマは非常に進化したと思う。雨天での評価は難しいが、クルマの開発が非常に進んだことにとても感心した」

    ディーター・ガス (レース&テスト・チーフ・エンジニア)
    「コンディションが非常に悪く、今日は多くの走行ができない1日だった。残りの週末の天気予報は、良くなるようなので、たくさんの走行をするつもりはなかった。フリー走行1回目と2回目の間は、状況は悪くなるばかりで、午後のセッションの最後に1周するのが精一杯で、あまり有効に活用できなかった。可夢偉は、悪天候と今年の初めからテストをしていないことを考慮すれば、非常に頑張った。彼の貢献を非常に嬉しく思う。ティモは明日、戻るはず。ドライコンディションへの準備は特に何もできなかったので、天気予報が変わらない限り、今日のフリー走行の機会を逃してもティモにとっては、たいした問題ではない。」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「待ちに待った鈴鹿での日本GPが始まった。生憎の雨になってしまった以上に ティモの体調がすぐれず、本日のフリー走行をできなかったことが残念だ。その結果、代わりに可夢偉がトヨタF1カーで鈴鹿を走るという、日本のファンの皆さんへのちょっとしたサプライズとなったが、ティモが回復してきて、明日は走行できそうだ。クルマについては、雨の中での限られた走行ではあったが、ヤルノも可夢偉も、クルマのバランスは良いと言っているので、明日の予選では、ヤルノとティモの2人で、上位グリッドを確保できると思う」

    F1日本GP初日 結果&タイム
    ・F1日本GP フリー走行2回目:エイドリアン・スーティルがトップタイム
    ・F1日本GP フリー走行1回目:コバライネンがトップ、中嶋一貴が2番手

  • トヨタ、ロバート・クビサ獲得を目指す

    トヨタ、ロバート・クビサ獲得を目指す

    トヨタは、2010年のドライバーとしてロバート・クビサを獲得するべくプッシュしているという。

    ロバート・クビサは、来年ルノーへの移籍が有力とみられていたが、クビサとトヨタとの交渉が進展しているとAUTOSPORTは報道。現在、トヨタを選ぶか、ルノーを選ぶかのボールはクビサ側にあるという。

    F1撤退の噂もあるトヨタだが、ジョン・ハェットはチームが来年を完全に保証されているだけでなく、初勝利に向けてスタードライバーと契約すべく注力を増していると語る。

    「我々は、誰にクルマに乗って欲しいか理解しており、それに懸命に取り組んでいる」とハウエットは語る。

    「しかし、ドライバー側の決定も大きな割合を占める。来年勝てるクルマを持てるだろうか? 過去にうちに来なかったドライバーで彼らの決定に後悔している人もいるかもしれない。常にリスクとチャンスがある。ドライバーが常に正しい決定をするわけではないだろう?ここ5年間の歴史をみればわかることだ」

    ジョン・ハウエットは、来年トヨタが完全な戦闘準備を望んでいるため、ティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリを選択肢から取り除くことを選んだと語る。

    「我々はドライバー市場にかなり大きな動きがあると考えており、選択肢を望んでいる」

    「シンガポールでティモは素晴らしい仕事をしたと思うし、我々は彼と交渉している。しかし、正直に話すと、我々は予選でその位置を得られれば、他のレースでも結果を出せたと感じている」

    「残念なことに非常に厳しいご時世だし、我々の仕事は結果を出すことだ。彼はまだ来年クルマに乗っている可能性があるが、我々は選択肢をオープンなままにしておきたい。もし我々が特定の日までに彼をリリースしなければ、2010年はフィックスされたということになるだろう」

    「我々には今年、定期的に表彰台とそのトップに近づける能力のあるクルマがあるが、果たせていない」

    金曜日の朝、鈴鹿でクビサとマネージャであるダニエル・モレリと会談しているところを目撃されたジョン・ハウエットは、チームがビッグネームとひとりと契約することを期待していると語る。

    「移籍しないのは愚かなことだと思う。我々には勢いがある。正直なところ、多くのチームに多くの不確実性がある」

    「我々はみんなの注意を集めているが、率直に言えば、我々が噂で聞く限りでは、多くのチームの内情は我々の状況より厳しい。我々はかなり競争的なクルマを持っていると思うし、絶えずそうなっている」

    「ドライバーもサーキットをドライブしているときに、クルマが働き、相対的な違いを理解できると思う」

    またジョン・ハウエットは、フェラーリが放出したキミ・ライコネンもチームに引き入れたいと考えている。

    「我々は常にキミへの関心を示している」

    関連:ルノー、ロバート・クビサとの契約を正式発表 – 2009年10月7日

  • 小林可夢偉、体調不良のティモ・グロックに代わってフリー走行に出走

    小林可夢偉、体調不良のティモ・グロックに代わってフリー走行に出走

    小林可夢偉は、F1日本GP金曜のフリー走行で、体調不良のティモ・グロックに代わって出走する。

    トヨタのサードドライバーを務める小林可夢偉は、これまでテストでの走行経験はあるが、公式セッションで走るのは初めて。

    ティモ・グロックは、風邪により熱があるため、日曜のレースに出走するための予選への大事をとって、チームドクターから休養を勧められた。

    「今日、ティモの調子が良くないは残念だ」と小林可夢偉は語る。

    「でも、日本GPのプラクティスに参加させてくれたチームの信頼に感謝している」

    「すでにTF109は経験しているし、プラクティスだけだけど鈴鹿で試すのを楽しみにしている。チームの準備に貢献するためにベストを尽くすつもりだし、もちろん、ティモは早く良くなることを祈っている」

  • トヨタF1、ZFザックスとの2010年以降のパートナー契約を発表

    トヨタF1、ZFザックスとの2010年以降のパートナー契約を発表

    トヨタF1チームは、ZFザックスとの2010年以降のパートナー契約を発表した。

    ZFザックスは、クラッチ、ショックアブソーバーなどを供給するドイツ企業。契約はF1ドイツGPの会場であるニュルブルクリンクで発表された。

    ZFザックスのロゴは、公式サプライヤーとしてトヨタF1チームのガレージやチームトラックなどに掲載される。またZFザックスは、トヨタモータースポーツの広範囲なパートナープログラムからも利益を得ることになる。

    未だ2010年のF1活動予算の承認を受けておらず、F1撤退さえも噂されているトヨタF1チームにとって、今回の発表は来季の活動にとってポジティブな兆候と言える。

  • ティモ・グロック、2010年はルノーへ移籍か

    ティモ・グロック、2010年はルノーへ移籍か

    トヨタは、ティモ・グロックのオプション契約を行使しないことを決めたが、グロックのマネージャーは、グロックが2010年もスターティンググリッドにつけると確信している。

    ティモ・グロックのマネジャーであるハンス・ベルント・カンプスは、SID通信に対して「3チーム」がグロックに「大きな関心」を示しているとし、来年F1を去ることは「100%」ないと確信していると語った。

    カンプスは、トヨタもチームのひとつであることをほのめかしているが、トヨタはまだ2010年のF1活動予算が承認されていないため、ドライバーと契約する立場にはない。

    彼はグロックに興味をしている2チームは既存チームであることを認めており、3チーム目はロータスだとみられている。

    また、Qadbak(クァドバク)が買収したザウバーもグロックに興味を示しているかもしれない。グロックは、2007年にGP2タイトルを獲得する一方で、BMWザウバーのテストドライバーを務めていた。

    しかし、ティモ・グロックにとっては、ルノーが2010年の最有力候補かもしれない。フェラーリへ移籍するフェルナンド・アロンソのシートにはロバート・クビサが座ることが確実視されているが、フラビオ・ブリアトーレがいなくなった今、新人のロマン・グロージャンのシートはもはや保証されていない。

    ウィリアムズも噂されているが、ウィリアムズはルーベンス・バリチェロと契約間近だと報じられている。

    ハンス・ベルント・カンプスは以下のように付け加えている。

    「我々は最初のオファーを受け入れる必要はない。我々は慌ててはいない」

  • トヨタ 「当面はF1に参戦する」

    トヨタ 「当面はF1に参戦する」

    トヨタF1チームの山科忠代表は、29日都内で会見を行い、トヨタが少なくとも2012年まではF1に参戦すると明言した。

    F1撤退が噂されているトヨタだが、山科代表は、新しいコンコルド協定を締結したこともあり、トヨタはF1活動を継続すると語る。

    「当面は参戦する」と山科は述べた。

    「本業はトヨタ自動車ですから、将来的には本業との絡みも起こるかもしれません」

    「レース最前線では、『勝とう!』という気持ちだけです」

    コスト削減に関しては、移動をビジネスからエコノミーに変更するなどの細かなことから、試作品の数を減らしたり、これまで2セットずつ持っていっていたパーツを1セットに減少するなどの努力を進めているという。

    今週末の日本GPに向けても特別な追加予算はないとし「年内予算は、前半戦に集中した。なくなったら開発を止めろということだった」と明かした。

    しかし、山科は「コスト削減によって性能が落ちることはない」と主張し、すでに前戦シンガポールGPでリア周りのフロアやサスペンションなどの新パーツのテストを行い、手ごたえを感じていると語る。

    しかし、シンガポールには新しいサスペンションの予備を用意せず、壊れたら元に戻す覚悟だったという。

    「日本でいきなり新品を投入するのも怖いので、シンガポールで試した」

    シンガポールGPで2位表彰台を獲得したティモ・グロックも新しいパッケージに自信をみせている。

    「シンガポールは公道なのでクルマの変化がわかりにくいサーキットだが、今回は感じられた。鈴鹿ではさらに分かると思う」

    日本GPに向けてのパーツは、まだドイツから発送してないものもあるという山科は、「今年一番の自信作と言えます」と自信をみせた。

    関連:
    ティモ・グロック 鈴鹿サーキットの印象を語る
    ヤルノ・トゥルーリ 鈴鹿サーキットの印象を語る

  • ティモ・グロック、F1シンガポールGPの2位表彰台を振り返る

    ティモ・グロック、F1シンガポールGPの2位表彰台を振り返る

    ティモ・グロックが、F1シンガポールGPでの2位表彰台を振り返った。

    2位入賞おめでとうございます。どんな気持ちでしたか?
    2位は素晴らしい結果だったよ。特に、1年を通じて一生懸命仕事をしてきたチーム全体にとってもすごく良かったね。僕たちはこれまで限界まで必死で戦ってきたし、チームのみんなは全力を尽くしてきたから、そうした彼らのために表彰台に戻れて本当に嬉しかった。

    スタートはどうでしたか?
    実はちょっと期待はずれだったんだ。というのも、スタートでフェルナンド(アロンソ)を抜くのが僕の目標だったのに、上手くそれができなかったからね。自分たちのレース戦略を生かすには、彼の前に出なければならなかったんだ。でも、その直後に彼がマーク(ウェバー)と戦っているのが見えた。そして二人はいずれもコーナーを大回りしたんだ。次のコーナーで僕は小さな隙間を見つけてそこに賭けた。前を走るマークに接触しないよう気を付けなければならなかったけど、そこを上手く切り抜けて、フェルナンドの前に出ることができた。あれが今回のレースで決定的な瞬間だったよ。その後は本当に上手く自分たちのレース戦略を生かすことができたし、そのお陰で表彰台に上がれたんだ。

    その後のレースはどんな展開でしたか?
    僕はとにかく一つもミスをせずに自分のラップタイムを維持すべく、本当に必死になって集中し続けた。今回のようなストリートコースの場合、簡単にミスを犯してしまうものだけど、僕は集中し続け、自分たちのレース戦略を守ったよ。1回目のピットストップの時点で、表彰台が現実的に可能だということが明らかだったし、僕の2回のピットストップではピットクルーたちが素晴らしい仕事をしてくれた。時間を全くロスしなかったからね。湿度の影響でとてもキツかったけど、レースはスムーズに進んだし、2位でフィニッシュラインを通過するのは素晴らしい気持ちだったよ。

    あれだけの暑さと湿度の中でドライブするのは、どのくらい厳しいのでしょうか?
    ドライバーとしては本当に厳しかった。今回のような状況に対処できるよう、シーズンを通してしっかり身体を鍛えておかなければならないのはそのためでもあるんだ。今回は暑さよりも湿度が問題だったんだ。というのも、とにかく常に汗をかいているような感じで、そのため機会があれば常に水分を多量に摂って、身体を冷やすよう努めなければならなかったからね。そうしないと自分がオーバーヒートしてしまうんだ。レース中はとにかく信じられないような状況だった。僕のレーシンググローブは完全にびしょ濡れだったよ! こうした状況の中、限界までプッシュすることがどれほど水分を失うものなのかは、クルマから降りてくるドライバーを見れば誰でも理解できると思う。でも、ステアリングホイールを前にしてレースしている時は、そんなことは考えないものなんだ。ドライバーは、とにかく可能な限り必死でプッシュすることに集中しているからね。

    TF109の改良パーツをどう評価していますか?
    新しいパッケージには満足だよ。この週末に向けてクルマに装着する新パーツを用意すべく、あれほど一生懸命に仕事をしてくれたケルンのみんなにはお礼を言わなければならないね。現代のF1では、常に開発を続けることがとても重要だから、今回のレースのために幾つか新パーツを持って来れたのは良かった。1回目のフリー走行でその新パーツをクルマに装着すると、すぐにそれらが上手く機能してくれた。レースの週末より前にコース上で新パーツをテストできないこと考えると、この段階から既に良い兆候が見えていた。新パッケージから更にある程度のパフォーマンスを得られたと思うし、今は、これが鈴鹿でどう機能するのかを見るのが楽しみだよ。

    予選は如何でしたか?
    ある意味、今回の予選はちょっと風変わりだったかもしれない。というのも、第1セッションではクルマの感触が良かったものの、僕は15位止まりだった。ラップタイムがとにかく縮まらなかった。でも第2セッションで、新品オプションタイヤの別のセットを履いたら、すぐに1秒速くなってクルマの感触がとても良くなった。このセッションでは5番手になれたんだから、第1セッションとの違いがどれほど大きかったか、みんなにも分かると思う。なぜそうしたことが起こったのかは僕には分からないけど、既にトップ6入りできたことは、当然ながら第3セッションに向けて僕の自信になった。結果的に第3セッションは欲求不満のまま終わったけど、それは最後に赤旗になり、新品のオプションタイヤで最後のラップを走る機会が得られなかったからだ。僕のその前のラップタイムは使用済みのオプションタイヤを履いて出したものだったし、そのタイヤで最高の性能を発揮できるタイミングは既に過ぎていたから、自分には更にラップタイムを縮められる可能性があると分かっていたんだ。それでも、予選でトップ10に戻れたことと、トップ6からスタートできることは素晴らしかったよ。

    この週末の間、コースの路面状態はどのように変わっていきましたか?
    週末の初めの段階、特に1回目のフリー走行の時点では、信じられないくらい埃っぽかった。グリップがほんの僅かしかなかったし、それがトラクションに関する問題の原因になっていた。ストリートコースではこうした状況は事前に予測できるものなので、別に驚くことではなかった。また、予想通り、走行ラインにラバーが乗っていくにつれて、状況は更に改善されていった。既に2回目のフリー走行の時にはかなり状況が良くなっていたし、この傾向は週末の最後までずっと続いた。走行ラインを外れると、かなり埃っぽかったけどね。

    いつもと異なる行動時間帯にはうまく対応できましたか?
    僕には全く問題なかった。チーム全体がヨーロッパ時間のまま過ごしたしね。これがちょっと厄介だったのは僕が最初に到着した時だけだ。飛行機での長い移動の後はいずれにせよ疲れているから、一日中寝ないで過ごし、そのまま夜遅くまで起きているのは最初の日は大変だったよ。でも、自分でできる限りのことをする必要がある。そうしないと、(今回の行動時間帯に)適応しないままになるからね。その後は問題なかった。僕のスケジュールは全てコース上でやるべきことに集中していたから、たとえそれがちょっと変に思えても、慣れてしまうものなんだよ。

  • ヤルノ・トゥルーリ 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ヤルノ・トゥルーリ 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ヤルノ・トゥルーリが、3年ぶりにF1日本GPを開催する鈴鹿サーキットの印象を語った。

    鈴鹿はどんなサーキットでしょう?
    鈴鹿はとてもテクニカルで非常に難度の高いサーキットだ。高速コーナーと瞬時にクルマの方向を変えなければならない個所がたくさんあるから、ドライバーにとってはとても良いレイアウトと言えるね。スパにもかなり似ているけど、スパの方がコース全長が長いから、その分タフかな。鈴鹿にはタイプが異なるコーナーが数多くあるから、あらゆる状況で力を発揮できるように自分のクルマを準備しておく必要がある。それと、中高速サーキットなので空力も非常に重要だ。富士スピードウェイで2度の日本GP開催後、再び鈴鹿に戻れることを僕は楽しみにしている。鈴鹿は走るのが楽しみなコースの1つだからね。

    鈴鹿のコースのどこが好きですか?
    鈴鹿はとても良いコースだから、1カ所だけを選ぶなんて無理だよ! F1カーに乗っていると、周回の最初にある高速コーナーの組み合わせは本当に楽しく、後半には高速左コーナーの130Rがあって、直後にハードブレーキングが必要なシケインが待っている。ここはかなりチャレンジングな場所だ。

    鈴鹿にはどんな思い出がありますか?
    鈴鹿に関しては、良い思い出と、悪い思い出が幾つかある。2003年には1回目の予選で自分が最速だったのに、2回目のセッションでは悪いタイミングで雨が降り、そのため僕は後方からのスタートになってしまった。そうした状況にもかかわらず、僕はレースでかなり速く、5位でフィニッシュできた。もしトップ6からスタートしていたなら、あのレースで優勝も可能だったと思う。鈴鹿に関して僕の最高の思い出と言えるのは、2004年にトヨタでのデビュー戦を走ったことだ。トヨタのドライバーとして初めて日本を訪れたのは本当に特別な体験だった上に、僕は1回目の予選で暫定ポールポジションを獲得したんだ。チームとファンの反応を目の当たりにし、素晴らしい気持ちだった。レースになるとクルマはそれほど競争力が高くなかったけど、それでも何が可能なのかを目の当たりにして良いモチベーションになったね。

    初めて鈴鹿を訪れたのはいつですか?
    実は始めて鈴鹿を訪れたのは僕がF1参戦を果たすより何年も前のことなんだ。あれは1994年のカートのイベントだった。その時、僕はアイルトン・セナ記念カップで優勝したんだ。それは僕にとってとても誇らしい瞬間だった。細かくは思い出せないけど、ヨーロッパでほとんどの人生を過ごしてきたイタリア人にとって、それまでとは違う体験で印象的だったのは確かだよ。

    これまで日本のファンとはどんな交流がありましたか?
    日本に関して最高なのは、鈴鹿であれ富士であれ、とにかく僕たちのサポーターの数が凄いということだ。トヨタの地元だけに、僕たちには大勢のファンがいるけど、僕自身にも日本に大きなファンクラブがあるんだ。レースが行われる週に日本で自分のファンのみんなと一緒にひとときを過ごすのは本当に楽しいので、今年もまた同じようなことができればと願っている。彼らのお陰で、まるで日本GPが僕にとって2つ目の母国GPのように感じられ、それが日本でのレースを特別なものにしてくれるんだ。日本にはたくさん友人がいて、日曜日には彼らと一緒にお祝いができればと願っている!

    日本GPでの目標は?
    今年の僕たちなら上位で競え、かなり強いはずだと考えている。だから僕も自分たちのホームグランプリで良いレースができればと願っている。僕たちにはトップ6に入れるだけの強さがあり、表彰台の近くを狙って行けるはずだ。日本のファンの皆さんには良いところをお見せして、喜んでもらえるような結果を届けたいと思っている。

    今週末、特に何を楽しみにしていますか?
    答えは簡単だ。僕のファンと一緒にひとときを過ごし、そして再び鈴鹿を走ることさ。

  • ティモ・グロック 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ティモ・グロック 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ティモ・グロックが、3年ぶりにF1日本GPを開催する鈴鹿サーキットの印象を語った。

    鈴鹿はどんなサーキットでしょう?
    鈴鹿は素晴らしいコースの1つだね。あそこを再び走れることを心から楽しみにしているんだ。僕にとっては5年振りと、久しぶりの走行だね。鈴鹿には、高速サーキットという特徴もあり、F1カーで、本当に楽しめる。本当に興味深いサーキットで、上り坂や下り坂のセクションと異なるタイプのコーナーがたくさんあり、簡単なコースではないよね。

    鈴鹿のコースのどこが好きですか?
    僕にとってこのコースで1番エキサイティングなのは、第1セクターのターン3と4、そして上り坂に向かうターン5だ。ここでは時速300キロを上回るから、クルマのスピードと方向の変化が本当に楽しいんだ。あのコーナーの組み合わせはとにかく信じられないくらいだね。以前の130Rはかなり挑戦しがいのあるコーナーだったと思うけど、今の新しい空力のルールでも、アクセル全開で走るところだ。

    鈴鹿にはどんな思い出がありますか?
    僕はこれまで鈴鹿には1度しか行ったことがないけど、すぐに思い出すのは、空港に到着した時に自分の携帯電話が使えないと分かったことだ。初来日だったのに、そんなことが起こるとは予想もしていなかったよ!それで僕は別の携帯電話を手に入れなければならなかったんだ。それ以外で覚えているのは、鈴鹿のコースがとても印象的だったということだね。

    初めて鈴鹿を訪れたのはいつですか?
    僕が初めて鈴鹿でレースしたのは2004年だった。あの年は台風の影響で予選を日曜日に延期しなければならなかった。本当にそれまで体験したことないことだったね。土曜日の午後、本来なら予選を戦っているはずの時間にホテルに戻っていたことだけじゃなく、僕が台風を経験したのはあれが初めてだったからね。あれは本当に凄かった。僕はあの台風が実際に鈴鹿を直撃するのかどうかを確認するため、ずっとテレビを見ていたよ。結果的に、雨は激しく降ったものの、予想していたほどひどくはならなかったね。当時の僕が乗っていたクルマは競争力があまり高くなかったため、最高のレースにはならなかった。できればウェットレースの方が良かったけど、レースは最後までドライのままで、僕はとにかく完走し、結果15位だった。

    これまで日本のファンとはどんな交流がありましたか?
    昨年の富士では、僕とトヨタを応援してくれるファンの数の多さにとにかく驚いた。彼らはとても熱狂的で、本当にF1を愛しているんだ。コースを周回して、トヨタの旗や応援の垂れ幕を目にするのは素晴らしい気持ちだった。あれは本当にやる気を高めてくれるし、再び日本であの状況を体験するのが待ちきれない気分だよ。鈴鹿にいた時のことで一つ覚えているのは、常に自分をファンが取り囲んでいたということだ。ホテルの外には、いつも大勢のファンがいて、サーキットに出入りする際も、単に一声かけて、声援を送るために至る所で待ってくれていた。本当に熱狂的なファンは、特別な雰囲気を作ってくれるので、嬉しい存在だ。

    日本GPでの目標は?
    僕はいつの日か、ぜひトヨタのために日本GPで優勝したいと思っている。それが夢だね。今年それが可能かどうかは分からないけど、この週末の僕の目標は表彰台目指して戦うことだ。もしトヨタのファンの前で表彰台に立てたら完璧だね。

    今週末、特に何を楽しみにしていますか?
    再び鈴鹿を走ること以外で、僕が楽しみにしていることが2つある。まず、また東京に行けることだろうね。東京は本当にクールな都市だし、僕は過去2年の間にかなりの時間を過ごしているからね。レースの前に少しの時間を東京で過ごせるのは嬉しい。もう1つ楽しみにしているのは寿司だ。僕は寿司が大好きなんだけど、最高の寿司を味わえるのは、言うまでもなく日本だからね。

  • トヨタ、ティモ・グロックとの2010年オプション契約を行使せず

    トヨタ、ティモ・グロックとの2010年オプション契約を行使せず

    トヨタは、ティモ・グロックとの2010年のオプション契約を行使しない意向だと、各国のメディアが報じている。

    ティモ・グロック自身、今回の報道を認めており、「これからは周りを見ていかなければならない。いくつか可能性がある。自信はかなりある。今週、何が起こるかを様子をみてみるつもりだ」と語っている。

    トヨタの広報もこのニュースを認めているが、これはティモ・グロックを解雇したというわけではなく、両者がお互いに自由に選択肢を選べるようになったのだと主張している。

    また、今回のニュースはトヨタF1チームの今後には関係ないとも強調し、「ドアは閉じられていない」としている。

    だが、トヨタとヤルノ・トゥルーリの今後もはっきりしておらず、この報道はチームの親会社であるトヨタ自動車株式会社が今シーズン末でF1プログラムから手を引く意向を証明しているのではないかともみられている。