カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、WEC第5戦初日はテキサスの雨に祟られて終了

    トヨタ、WEC第5戦初日はテキサスの雨に祟られて終了

    トヨタは、雨の“サーキット・オブ・アメリカズ”でFIA世界選手権(WEC)第5戦の公式練習日を終えた。

    テキサス州オースティンは、朝から曇天と、時折激しい雨に見舞われたが、TS030 HYBRID #8のアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、そしてステファン・サラザンの3人のドライバーは、公式練習へと臨んだ。

    新たにWECの舞台となるサーキットは、前日のテストデーから大きく路面コンディションを変えることとなった。

    悪天候のため、トヨタ・レーシングは今日の3時間の公式練習セッションでわずか46ラップを消化するに留まった。

    午前中の公式練習から激しい雨に見舞われる中、チームは、その中で最も効率の良いセットアップを行ったものの、悪コンディションはラップタイム更新を阻んだ。

    3人のドライバーは、ウェットコンディションでのコース特性にあわせた何種類かのタイヤ性能評価を行った。

    午後の公式練習が雨で中断されるまでの25分間で、アンソニー・デビッドソンは10周をこなしたが、その後、雨足が激しくなり、各チームとも走行を諦め、公式練習初日は終了した。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    公式練習第1回目:3番手(2分6秒466)36周
    公式練習第2回目:1番手(2分0秒756)10周

    アンソニー・デビッドソン #8:
    天気予報通りに悪天候に見舞われて十分な走り込みが出来なかったのは残念。しかし、公式予選前に雨中での走行が出来、TS030 HYBRIDの状態が良いことも確認出来た。まだ完璧なバランスは取れていないが、インターミディエイトタイヤでは良い感じだった。明日はどんな天候になるのだろう。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    午前中、少しコースが濡れた状態で5周だけ走った。オースティンはWECにとって初めてのサーキットということで木曜日にテストデーが持たれ、我々も走ったが、TS030 HYBRIDは感触が良かったのでレースに向けての自信を得ることが出来た。ただ、今日の雨の中では真の実力は分からない。明日の公式予選が気になる。

    ステファン・サラザン #8:
    午後の酷い天候ではあまり走り込むことは出来なかったが、午前中のウェットコンディションではまずまずのセットアップを見つけることが出来た。TS030 HYBRIDは好調で、良いレースが出来るだろう。明日の公式予選も天候次第というところがあるが、良い週末を迎えられそうだ。

    明日21日(土)は8:40(日本時間22:40)から1時間にわたる最終公式練習のあと、13:35(同22日3:35)から25分間の予選が行われ、6時間の決勝レースは22日(日)11:00(同23日1:00)にスタートが切られる。

  • トヨタ、WEC第6戦富士に2台体制で出場

    トヨタ、WEC第6戦富士に2台体制で出場

    トヨタは、9月22日(日)FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースに挑む。戦いの舞台となるのは、WEC初開催となる米国テキサス州オースティンに新設された“サーキット・オブ・アメリカズ”。

    アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンとTS030 HYBRID #8がエントリー。続く10月20日(日)に行われるWEC第6戦富士6時間レースにはアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴とTS030 HYBRID #7も加わり、2台体制の出場となる。

    トヨタ・レーシングは、残念な結果に終わってしまった前戦ブラジルの雪辱を果たすべく、米国での戦いに挑む。

    ハイダウンフォース仕様へと空力がアップデートされたTS030 HYBRIDは、ブラジルのインテルラゴス・サーキットでその性能の片鱗を示し、首位争いを繰り広げたが、序盤、周回遅れの車両に接触し、僅か35分でレースを終えることとなった。

    “サーキット・オブ・ジ・アメリカズ”は、近年新設されたばかりのサーキット。アップダウンが激しい1周5.515kmのコースは、2つのタイトなヘアピンを高速なセクションで結ぶ、全20のコーナーを持ち、国際レベルでの耐久レースが行われるのは初めてとなる。

    TS030 HYBRIDのトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)が蓄えられる減速時のエネルギーは、規定で最大500kJと決められている。この回生エネルギーを放出できるリカバリーゾーンは、このサーキットでは4ヶ所設定されており、これらのリカバリーゾーンで、ドライバーは300馬力のハイブリッドパワーをV8、3.4リットルガソリンエンジンでの加速に上乗せすることが出来る。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースは、19日(木)のテストデイで幕を開ける。20日(金)に9:15(日本時間23:15)からと15:25(同翌日5:25)の1時間半ずつ2回の公式練習走行。21日(土)は8:40(同22:40)からの1時間の最終練習走行に続き、13:35(同翌日3:35)から25分間の予選が行われ、6時間の決勝レースは22日(日)の11:00(同翌日1:00)にスタートが切られる。

    木下美明 チーム代表:
    トヨタ・レーシングにとって初めての米国でのレース、ましてサーキット・オブ・ジ・アメリカズのような新設コースでレースを戦うことに興奮している。素晴らしいコースレイアウトで、TS030 HYBRIDが全開で疾走するのを見るのが待ちきれない。オースティンでの初めてのWEC勝者となるのが夢だが、それはもちろん挑戦だ。前戦ブラジルで、我々のハイダウンフォースパッケージの有用性は示せたが、レース本番ではアクシデントのために本来の競争力を見せられなかった。オースティンではアウディと6時間フルに戦いたいと思っている。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    ブラジルでは勝てるチャンスがあると思っていただけに、本当に残念なレースになってしまった。オースティンではもっと良い週末にしたいと思っている。アップデートされたTS030 HYBRIDについては、ブラジルで非常に良い手応えを感じていたので、今週末についても自信がある。サーキット・オブ・ジ・アメリカズは素晴らしいコースで、LMP1クラスの車両にとっては、全車初めてのコースだ。私にとっても初めて走るコースであり、本当に楽しみだ。木曜日のテストから、忙しい週末になると思うが、練習走行の前にセットアップの最適化などを行う良いチャンスであり、良いセッティングが見出せることを望んでいる。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    米国でレースをするのは素晴らしい経験であり、オースティンは素晴らしい町なのでこの週末が楽しみだ。9月のテキサスでのレースは、非常に暑いので、昨年のバーレーンのようにタフな戦いになると思う。このチャレンジに向け、私の体調は万全だ。素晴らしいコースは耐久レース向きで、米国でのレースは良い結果が得られると思っている。メインストレートが特徴で、そこからのブラインドとなる第1コーナーは非常に印象的だ。一刻も早くTS030 HYBRIDで走ってみたい。

    ステファン・サラザン #8:
    米国でのレースは好きだ。今年はグランダムシリーズで素晴らしい経験をして来た。アメリカのファンは熱狂的で、彼らは耐久レースに対して大きな情熱を持っており、LMP1カーでの走りを見せられるのが楽しみだ。TS030 HYBRIDが見せるパフォーマンスは、特にオースティンのようなコースでは、間違いなく彼らを満足させられるだろう。オースティンは3月に走ったが、とても楽しかった。ブラジルでのアクシデントの後、この週末に好結果を得るべくモチベーションは高まっている。我々はそれが実現出来るはずだ。

  • レスサス、「LEXUS LF-NX」をフランクフルトモーターショーに出展

    レスサス、「LEXUS LF-NX」をフランクフルトモーターショーに出展

    レクサスは、ドイツ・フランクフルトで開催される第65回フランクフルト国際モーターショーに、コンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトカー「LEXUS LF-NX」を出展する。

    LF-NXは、次世代のLEXUSユーザーに向けたコンパクトSUVのコンセプトカーとして、シャープさと力強さを兼ね備えたデザインを実現している。

    エクステリアは、SUV特有の力強さを表現しながら、エモーショナルな走りを予感させるフォルムとし、スピンドルグリルや、ヘッドランプから独立させたL字型のクリアランスランプなど、LEXUS独自のデザイン要素を採用している。

    インテリアは、金属のフレームからなる骨格に革を組み合わせた構成とし、フリック操作などを可能にしたタッチパッド型の新型リモートタッチを採用するなど、SUVとしての力強さと先進性を融合したデザインとしている。

    また、パワートレーンには、レクサス・ハイブリッド・ドライブを採用し、LEXUSならではの高い走行性能と優れた環境性能を実現している。

    LEXUS LF-NX 画像 画像 画像

  • トヨタ、レース序盤でクラッシュリタイア (WEC 第4戦)

    トヨタ、レース序盤でクラッシュリタイア (WEC 第4戦)

    トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDのサンパウロ6時間レースは、スタートから30分ほど経過したところでリタイアとなった。

    スタートを担当したのはステファン・サラザン。彼は公式練習でレースセッティングによる走りが十分出来なかったが、スタートグリッドに着く前のウォームアップ走行で、TS030 HYBRIDの状態が素晴らしいことを確認してローリングスタートを切った。

    スタート位置は3番手グリッド。スタート後もそのままの順位を保ち2台のアウディを追い上げつつあったが、26周目にクラッシュしてレースを終えた。

    クラッシュは不可抗力の結果だった。サラザンが26周目の第2コーナーを過ぎて緩やかな左コーナーで#32 LMP2カーを抜きにかかった時、その車両が突然姿勢を崩し、#8 TS030 HYBRIDに接触、TS030 HYBRIDはコース外に押し出され、タイヤバリアにクラッシュした。サラザンに為す術は無かった。

    ピットにとまるTS030 HYBRID サラザンはクラッシュしたTS030 HYBRIDから壊れたボディ部品を除去し、ピットまで戻る努力をしたが、ダメージが激し過ぎ、クラッシュの現場からTS030 HYBRIDを動かすことは出来なかった。

    このクラッシュによる早期リタイアで、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミはレースを走ることなくサーキットを離れることになった。

    トヨタ・レーシングは今回のクラッシュを乗り越え、次戦となる第5戦オースチン6時間レースにはサンパウロと同じハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを持ち込み、シーズン後半に向けてアウディに戦いを挑む。

    TS030 HYBRID #8:(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    決勝レース:リタイア(25周)、最速ラップ:1分22秒545

    ステファン・サラザン #8:
    チームに対して残念な結果になって、本当に申し訳なく思っている。レースは順調に運んでおり、ごく当たり前の場所でLMP2カーに追い抜きをかけた。ところがその瞬間、LMP2のドライバーがコントロールを失い、TS030 HYBRIDにぶつかって来た。残念ながら為す術は無かった。何とかTS030 HYBRIDをピットに戻すべく、出来る限りの事をしたが、叶わなかった。最悪の結果となってしまった。今日のレースには期待していただけに、とても失望している。

    木下美明 チーム代表:
    レースは時として厳しいものだが、今日は特にそのことを強く感じた。この週末、車は順調に仕上がって来ていたので、アウディと良い戦いが出来ると大いに期待していた。それだけにレース序盤でのリタイアは残念だ。今回のクラッシュはレーシング・アクシデントで、ドライバーのサラザンには避ける術がなかったと思う。短時間でレースを終える事になり、応援してくれていた大勢のファンとサポートを頂いていた方々に本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。我々に出来ることは、これから先の戦いに全力を尽くすことだ。

  • トヨタ、サンパウロ6時間レースを2列目からスタート

    トヨタ、サンパウロ6時間レースを2列目からスタート

    トヨタは、第4戦サンパウロ6時間レースの予選で#8 TS030 HYBRIDは2台のアウディに僅差の3番手タイムを記録、明日の決勝レースを2列目グリッドからスタートする。

    予選は25分間で行われ、トヨタ・レーシングはアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミがタイムアタックを担当、もう1人のドライバー、ステファン・サラザンはピットガレージでその様子を見守った。

    今年のWECの予選は、2人のドライバーが最低2周のタイムアタックを行わなければならない。そして、それぞれのベスト2周のタイムを足したもの(合計4周分)を周回数で割って平均ラップタイムを出し、そのタイムでスタートグリッドが決まる複雑なものだ。しかし、2人以上のドライバーで走る耐久レースならではの、優れたシステムといえる。

    トヨタ・レーシングは、まずブエミがタイムアタックを担当、2周のタイムを記録したあとでデビッドソンにステアリングを託した。しかし、デビッドソンが2周をこなして3周目に更なるタイムアタックを仕掛けようとした時、第1コーナーを過ぎたところで#2アウディがスピン、黄旗が提示されアタックは中止せざるを得なかった。その直後、予選セッションを3分残したところでハプニングが発生した。上空にあった広告バルーンが落下、そのバルーンが吊していた旗がメインストレートに落下したのだ。当然予選セッションは赤旗中断。デビッドソンはピットに戻り赤旗解除に向けて待機するが、すでにタイヤは性能を発揮するピークを失っており、事実上トヨタ・レーシングの予選は赤旗と共に終了した。

    最終的に#8 TS030 HYBRIDの平均タイムは1分21秒580で、2列目グリッド3番手からのスタートになった。ポールポジションは#1アウディだが、彼等とトヨタのタイム差は僅か0秒277。非常に接近した予選であった。

    ちなみに、午前中に行われた公式練習3回目では、#8 TS030 HYBRIDはスムーズな走りで2番手のタイムを記録している。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    公式練習第3回目:2番手(1分21秒452)29周
    予選:3番手(平均1分21秒580)

    アンソニー・デビッドソン #8:
    #8 TS030 HYBRIDは素晴らしいバランスに恵まれ、我々が記録したラップタイムは現状ではベストのタイムだと言える。ほんの少し不安も残るが、明日への手応えは掴んだ。ポールポジションがすべてではない。最も重要なのはレースに向けて素晴らしいバランスを得られたことだ。タイムアタックの最中に第1コーナーで黄旗を見たときにはしまったと思ったが、このようなことも起こると考えて前もってタイムアタックをしていた。3番手は我々が成し得るベストな結果だが、以前と比べてより接近したタイムには可能性を感じる。明日は勝てそうな気がする。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    正直言って2台のアウディに僅かに届かなかった点は残念だが、これが現実だ。しかし、TS030 HYBRIDの感触は良くレースに向けてのセットアップも良いので、明日のレースでは良い走りが出来るだろう。我々ドライバーもまったくミス無く走ることが出来たことに満足している。ラップタイムも昨年より向上している。昨年より1秒も速いと言うことは、素晴らしい改良の成果であり喜ばしいことだ。明日の決勝レースでは、正しい戦略と巧みな混雑の回避が鍵になるだろうが、上手くやれると思う。

  • トヨタ、公式練習初日から順調な仕上がり (WEC 第4戦)

    トヨタ、公式練習初日から順調な仕上がり (WEC 第4戦)

    FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースが、ブラジル・サンパウロ近郊のインテルラゴス・サーキットで公式練習から幕を開けた。

    トヨタは、このレースにハイダウンフォース仕様の#8 TS030 HYBRIDを持ち込んだ。ドライバーはアンソニー・デビッドソン、ステファン・サラザン、セバスチャン・ブエミの3人。

    彼等が駆る最新型ハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDは、サンパウロに始まる残りのシーズン戦で高い戦闘力を発揮すべく、フロント及びリアに変更が施されている。残り5戦が行われるサーキットはル・マンと比べて距離も短く、ハイダウンフォース仕様が適しているとの判断からだ。

    トヨタの誇るトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)も、6時間のスプリントレースで十分な力を発揮できるように、あらゆる改良が施されて来た。ル・マンでは耐久性向上が図られたが、サンパウロ6時間レースでは加速の度に300馬力のモーター出力が確実にV型8気筒3.4リットルエンジンをアシスト出来るようにセットアップされている。

    こうした改善が功を奏し、TS030 HYBRIDは、午前中に行われた公式練習第1回目に昨年のポールポジション・タイムを凌ぐ最速タイムを記録し、ル・マン後の努力が実を結んだことを証明した。90分のセッションでは、ほとんどの時間をデビッドソンがステアリングを握り、最後の12分間をサラザンが担当した。

    午後に行われた公式練習第2回目は耐久テストを中心に行い、2台のアウディに次ぐ3番手のタイムを記録した。この午後のセッションはサラザンがロングランのテストをするためにまずコックピットに収まった。ちなみにサラザンは2007年、このインテルラゴス・サーキットでル・マンシリーズのタイトルを決めている。ブエミは午後の公式練習の最後にLMP1レースカーでは初めてインテルラゴスを走ったが、2009年から11年までの3年間F1ブラジルGPでこのコースを走っている。

    トヨタ・レーシングにとって、サンパウロ6時間レースは、ちょうど一年前に初めてWECでの勝利を飾った記念すべきレースでもある。今年もその再現を願い、ル・マンが終了した後にドイツのラウジッツリンク・サーキットで2日間にわたるテストを行い、確かな手応えを得て今週末の決勝レースへと臨む。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    公式練習第1回目:1番手(1分21秒881)43周
    公式練習第2回目:3番手(1分22秒675)57周

    アンソニー・デビッドソン #8:
    今日はTS030 HYBRIDのバランスも良く、タイヤのグリップレベルも十分だった。先日のテストとほぼ同じような感触だ。午前中はラウジッツリンクで行ったタイヤ・プログラムを引き継いだ。テストの成果と共に、納得のいくポジションに満足している。公式練習ではタイヤテストをメインに走り込んだが、車高の変更に合わせバランスも取り直した。また、混雑時に運転がしやすいようにメカニカルバランスの変更も行った。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    ル・マン後の長い休息の後にトヨタ・レーシングでレースに戻れることは素晴らしいことだ。インテルラゴスは1周の距離が短いので混雑は必至。この混雑をいかに処理するかが重要になる。午前中の公式練習は快調だったが、午後はいくつかの問題に立ち向かった。気温が上がって来るので、そのコンディションに合わせてセットアップを詰める必要がある。レースは接近戦になるはずだが、今日の成果を持ってすれば、日曜日はエキサイティングなレースを見せられるはずだ。

    ステファン・サラザン #8:
    今日は快調で、我々のパフォーマンスには満足している。 1日をレースへの準備に費やし、午後は長い距離を走り込んだ。TS030 HYBRIDの感触はとても良く、パッケージは強力だと思う。午前中のセッションのほとんどを走り込んだデビッドソンも、午後に走ったブエミも満足していた。改善されたTS030 HYBRIDを運転したのは今日が初めてだが、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。もちろん、予選までに更にセットアップを煮詰めていくが、現時点では良いスタートが切れたと思う。

    明日31日(土)は10:20(日本時間22:20)から1時間にわたる最終公式練習のあと、15:10(同1日3:10)から25分間の予選が行われ、6時間の決勝レースは9月1日(日)正午(同2日0:00)にスタートが切られる。

  • トヨタ、クラウンにピンクの特別仕様車「ReBORN PINK」を設定

    トヨタ、クラウンにピンクの特別仕様車「ReBORN PINK」を設定

    トヨタは、クラウンに特別仕様車アスリートG“ReBORN PINK”ならびにアスリートG i-Four“ReBORN PINK”を設定し、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)を通じて、9月1日(日)から30日(月)までの1ヶ月間、期間限定で注文を受け付ける。

    今回の特別仕様車は、「アスリートG」(ハイブリッド車・2WD)、「アスリートG i-Four」(2.5Lガソリン車・4WD)をベースにクラウンにとって意外性のある色彩の組み合わせを内外装で採用した。

    具体的には、外板色に新規開発色モモタロウを設定。インテリアにおいても、新色のホワイトを一部の内装品に採用し、内装色ブラックとの組み合わせにより明快なコントラストを生み出している。

    また、演出家のテリー伊藤氏がカラーコーディネートを手掛け、「PINK SURPRISE」をキーワードとして、内装にピンクのステッチや、さし色を用いるなど、上質で特別感ある室内空間としている。

    ピンクのクラウンの価格は、アスリートG “ReBORN PINK”が600万円(税込)、アスリートG i-Four“ReBORN PINK”が570万円(税込)となる。なお、生産開始は2013年12月を予定している。

    ▽テリー伊藤氏プロデュース内容
    ピンク色
    ・メーター指針
    ・パワースイッチ(ハイブリッド車)/エンジンスタートスイッチ(ガソリン車)
    ピンクさし色
    ・ステアリングオーナメント王冠マーク
    ・スマートキー王冠マーク/カードキー王冠マーク
    ・HDDナビゲーションオープニング画面王冠マーク
    ピンクステッチ(内装色ブラック部分)
    ・ドアアームレスト
    ・インストルメントパネルサイド
    ・ステアリングホイール
    ・フロアマット(販売店装着オプション)

    ※9月30日(月)は販売店によっては定休日となるため、店舗の稼働状況は各販売店にお問い合わせください。

    トヨタ クラウン アスリートG “ReBORN PINK” (特別設定色:モモタロウ) 〈オプション装着車〉 トヨタ クラウン 特別仕様車 アスリートG “ReBORN PINK” (特別設定色:モモタロウ) 〈オプション装着車〉 トヨタ クラウン アスリートG “ReBORN PINK” (特別設定色:ホワイト) 〈オプション装着車〉

  • トヨタ 「シャア専用オーリス」を発売

    トヨタ 「シャア専用オーリス」を発売

    トヨタマーケティングジャパンは、オーリスをベースに、アニメ「機動戦士ガンダム」とコラボレーションした『シャア専用オーリス』の市販モデルを企画し、10月1日より全国のネット店を通じて販売することを発表。8月26日より先行予約を開始した。

    2012年8月に『シャア専用オーリスCONCEPT』を発表して以来、多くの市販化への要望が寄せられ、2013年1月にはWEB上のバーチャルカンパニー「ジオニックトヨタ」を設立し、26,000人を超えるユーザーが登録した。

    市販モデルのコンセプトづくりやパーツのネーミング・デザインなどの一部にジオニックトヨタ社員のアイデアや意見が反映されている。

    このジオニックトヨタプロジェクトを通じて、ファンの数だけ異なった「シャア・アズナブル」のイメージがあることや、「隊長機に相応しいブレードアンテナは必須」、「ナビや起動音の音にこだわってほしい」、「シャアと言えば3倍の速さ」、など『シャア専用オーリス』に求める商品性も、多岐に渡った。

    市販モデルの『シャア専用オーリス』は、それらを反映して商品化。ジオニックトヨタ推奨案の「オーリス RS“S Package” シャア専用カスタマイズパーツ フル装着車」を用意しつつ、「パーソナルカスタマイズ」と銘打ち、お客様のこだわりに合わせてオリジナルパーツを選択、プラモデルを楽しむように組み合わせ、装飾を施すことによって、お客様ごとの『シャア専用オーリス』を創り上げることを可能とした。

    発売するオリジナルパーツは19種類(セット販売パーツ、純正用品も含む)。赤をモチーフとした内外装パーツに加え、キーケースや車検証入れのようなアクセサリー、更にシャア・アズナブルが道中語りかけてくるカーナビ「シャア専用オーリスナビ(数量限定)」など、ジオニックトヨタオリジナルの商品が多数用意されている。

    ■参考:カスタマイズパーツ フル装着車 販売価格帯(メーカー希望小売価格)
    2,732,175円(150X“C Package”/2WD/CVT)〜3,306,825円(RS “S Package”/MT)
    ※車両本体価格+モデリスタパーツ+純正用品(ナビ・フロアマット)をフル装備した場合の価格
    (シャア専用オーリスナビ/フロアマットは900台の数量限定販売となります)
    ※シャア専用オーリスナビ「NSZT-W62G」G-BOOK mXモデルのナビゲーション装着時の価格。
    ※ベース車両によって取り付け可能なパーツが異なります。
    ※価格にはパーツ取付費が含まれておりません。取付費は販売店によって異なります。

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  • トヨタ、WEC後半戦にハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを投入

    トヨタ、WEC後半戦にハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを投入

    トヨタは、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間レースから、最新のハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを投入する。これまでは第3戦ル・マン24時間レースに目標を絞り、高い最高速度を誇るローダウンフォース仕様で戦って来た。

    長い直線を有するル・マンには、最高速重視のTS030 HYBRIDを持ち込んだが、期待通りに性能を活かせず2位に甘んじた。

    データ分析によると、高速直線区間は優位に立つものの、高速コーナーなどの区間でやや安定を欠き、十分な性能を発揮出来ず、また、最高速度に関しても改善の余地があることが見つかっている。

    こうした課題の解決に努め、さらにWEC後半5戦の行われるサーキットの特徴を分析した結果、ル・マンでの平均速度が240km/h近いのに対し、他のWECが戦われるサーキットでは、およそ180km/hということもあり、サンパウロからは最高速よりもダウンフォースを重視したハイダウンフォース仕様のTS030 HYBRIDを持ち込むことにした。

    そのために見直した個所は、前輪を覆うボディカウル(ホイールアーチ)を含む車両前面の形状、エンジンカバー形状、リアウイング形状と多岐にわたる。こうしたダウンフォース向上の改良を施した上で、十分なスピードを保持する策として、既に理想的な燃焼効率を達成している現行の3.4リットルV型8気筒自然吸気ガソリンエンジンも、再度見直しを図り、ル・マン24時間という長時間耐久走行レース用から6時間のスプリントレース用へと最適化している。また、使用可能な回生エネルギーを全て使い切れるように、モーターのアシスト能力を高める努力も施されている。

    一方、ドライバーが運転しやすいTS030 HYBRIDへの仕上げも忘れられてはいない。フル制動時や、コーナリング中に、アンダーステア/オーバーステア傾向にならない様に、コンピュータ制御の精度が上げられている。また、コーナーからの立ち上がりでフル加速(エンジン+モーター)をかけたときにも更にスムーズになるよう、ドライバビリティの向上が図られている。

    サンパウロ6時間レースは、昨年、トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDが記念すべきポール・トゥ・ウィンでのWEC初優勝を達成し、参戦6戦中3勝の快進撃を開始したレースでもある。

    今年は、ル・マン24時間で2位となり、WEC獲得ポイントの多い#8が参戦するが、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンの3名のドライバーは、このインテルラゴス・サーキットを他のレースカテゴリーでも経験済み。中でもサラザンは、2007年のアメリカン・ル・マンシリーズにおいて、この反時計回りのサーキットでLMP1カーでのレースを経験している。また、デビッドソンとブエミは、今月初旬、ドイツ東部のラウジッツリンク・サーキットで、2日間にわたるTS030 HYBRIDのアップデート確認テストに参加し、1,500km余りの走行をこなしたが、仕上がりは上々である。

    今年もトヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDは、最新のハイダウンフォース仕様で、WEC後半戦での連勝に挑戦する。

    木下美明 チーム代表:
    ル・マンからしばらく時間が経ったが、この間に我々は力を蓄え、更にダウンフォースを得るべく空力パッケージの見直しを行うと共に、エンジンや電子制御にも改良を加えており、高い戦闘力を示せると確信している。アウディへの挑戦がタフなものに違いないことは承知しているが、昨年初優勝を飾ったインテルラゴス(ブラジル・サンパウロ)では、我々の改良が力を発揮し、再び勝利を勝ち取れるよう、我々は猛烈にプッシュしていく。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    TS030 HYBRIDは、ル・マンの時から大きく変わり、よりダウンフォースが高められたが、これはインテルラゴスのようなグリップ重視のショートトラックでは、非常に重要なことだ。ラウジッツリンクでのテストは上手くいった。長い休暇の後に再びTS030 HYBRIDに乗ること、そして新しいパッケージの感触が良いことがうれしい。サンパウロはこれまで多くのタイトル争いがここで決せられた素晴らしい場所だ。昨年、チームはここでWEC初優勝も果たし、我々にとっても思い入れのあるサーキットだ。今年もその成功を再現するのは大きなチャレンジだが、我々には出来るはずだ。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    TS030 HYBRIDでインテルラゴスを走ることに興奮を覚える。このサーキットで我々のハイブリッドシステムのパフォーマンスを経験できると思うと、じっとしていられない。ル・マンと比べ、インテルラゴスはかなり短いコースなので、周回遅れによるコース上の混雑がレースを左右する大きな要素となる。ここでは、我々のハイブリッドシステムによるアシストがまさにアドバンテージとなるだろう。ル・マンでの2位以降、まだ私は良い気分だし、初めてハイダウンフォース仕様を経験したラウジッツリンクでのテストも、ずっとポジティブなムードだった。これらの改良で我々はかなり前進していると思う。サンパウロで勝つのは容易ではないが、それが我々の目指すゴールだ。

    ステファン・サラザン #8:
    私はこれまでに、いくつかのレースカテゴリーでインテルラゴスを走ったことがあり、LMP1とLMP2で勝ったのは良い思い出だ。コースは平坦ではないし、長くてきついコーナーがあるが、走るのが楽しい。TS030 HYBRIDもいくつかアップデートされているので、このレースを本当に心待ちにしている。最初のフリー走行セッションは非常に忙しいだろうが、その中でこれらの変更点がどう感じられるかを試すのが、興味深いところだ。WECはル・マンの後一休みとなったが、私はアメリカでの3つのレースを戦い、忙しいスケジュールを過ごして来たので、体調は維持している。今はWECに戻るのが待ちきれない。

    インテルラゴスでは8月30日(金)11:05(日本時間23:05)と15:40(同31日3:40)からの2回にわたって90分のフリー走行が行われ、31日(土)に10:20(同22:20)から1時間の最終フリー走行の後、25分間の予選が15:10(同1日3:10)から開始。6時間レースの決勝は9月1日(日)の正午(同2日0:00)にスタートが切られる。

    トヨタ TS030 HYBRID ハイダウンフォース仕様

  • レクサス、2014年SUPER GT参戦車両「LF-CC」を発表

    レクサス、2014年SUPER GT参戦車両「LF-CC」を発表

    レクサスは、2014年シーズンからSUPER GT GT500クラスに、従来のLEXUS SC430に替えて、2012年9月パリモーターショーで発表した2ドアクーペコンセプトモデルであるレクサス LF-CCをベースとした新型レース車両で参戦することを発表した。

    レクサス LF-CCは、将来のLEXUSラインナップに加わるスポーティエントリーモデルを示唆するモデルとして、空力・冷却性能に配慮した躍動感ある外形デザインを実現したコンセプトカー。

    トヨタ自動車株式会社モータースポーツ部の高橋敬三部長は「私たちのレース車両は、昨年9月のパリモーターショーに出品した“レクサス LF-CC”をベースにしたものです。LF-CCは将来のレクサスラインナップに加わる2ドアFRクーペ、スポーティエントリーカーのコンセプトモデルです。従来のSUPER GT車両の速さに加え、環境性能、グローバル化、コスト低減を満たしています。大変申し訳ありませんが、先に行ったテスト走行でトラブルが出てしまい、今日の午後と日曜日の走行は参加できなくなりました。今後、私どもとレクサスのチームで一丸となってクルマを仕上げていき、もっともっと楽しいレースをお見せできるよう努力してまいります」とベース車両等についてコメントした。

    LEXUS LF-CC