カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、カローラにハイブリッド車を追加

    トヨタ、カローラにハイブリッド車を追加

    トヨタは、カローラアクシオとカローラフィールダーにハイブリッド車を追加。8月6日より全国のトヨタカローラ店で販売を開始した。

    カローラのハイブリッド車には、小型・軽量・高効率の1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHS ?)を搭載し、クラストップレベルのJC08モード走行燃費33.0km/Lを実現。「平成27年度燃費基準 +20%」を達成。「平成17年基準排出ガス75%提言レベル」の認定取得とあわせ、「環境対応者普及促進税制」の減税措置の対象となる。

    カローラ ハイブリッド車には、ハイブリッド車専用のフロントグリル、シナジーブルーを配したエンブレム(フロント・リア)などを採用したほか、ボディカラーに専用色となるライトブルーメタリックを追加。内容では、メーター色にブルーを採用して先進イメージを強調。また、エコドライブの状況を分かりやすく確認できるハイブリッドシステムインジゲーターなど多彩な情報を表示する4.2インチカラー液晶画面のTFTマルチインフォーメーションディスプレイを設定する。

    また、コンパクトなハイブリッドバッテリーをリアシート下にハイツするなど効率的なパッケージを追求し、リア席ニースペース640mmなどガソリン車と同一の居住性を実現したほか、荷室スペースでもガソリン車と同容量を確保(カローラアクシオ461L、カローラフィールダー407L[5名乗車時]・872L[2名乗車時])

    カローラ ハイブリッド車の価格は、カローラアクシアが192.5万円〜209万円(税込)、カローラフィールダーが208万円〜226万円(税込)。またカローラフィールダーに、特別仕様車HYBRID G“AEROTOURER・W×B(ダブルバイビー)”を234万円(税込)を設定した。

    カローラアクシオ ハイブリッド カローラ フィールダー ハイブリッド

  • トヨタ、2014年もWECドライバーラインナップは不変

    トヨタ、2014年もWECドライバーラインナップは不変

    トヨタは、2014年のWEC世界耐久選手権も今年と同じドライバーラインナップを継続する。

    トヨタは、既存の6名のドライバー全員と契約を更新。アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンが3年連続でチームのドライバーを務める。

    トヨタ・モータースポーツの広報担当者は「我々のドライバーのスピードに関しては何の疑いもありませんし、彼ら全員が一緒にうまく働いています。変更する理由はありません」とコメント。

    ニコラス・ラピエールは「トヨタとここでの良い状況に満足している。とても早く自分の将来を知れるのは良いことだ」とコメント。

    「新しい規約と僕たちのハイブリットシステムによって、僕たちは競争的だと信じている。来年はル・マン24時間で勝てると思う」

    トヨタの広報担当者は、ドライバーラインナップの早期の契約は、トヨタのWECおよびLMP1カテゴリーへのコミットメントを示していると述べた。

    トヨタは、今年のWEC第4戦と第5戦を1台体制で参戦することを発表しているが、2014年に2台体制でフルシーズンを戦う意向を示している。

    トヨタの2014年マシンは、来年1月上旬まで走らせることはないとみられている。

  • トヨタ、WEC第4戦と第5戦は8号車のみの1台体制で参戦

    トヨタ、WEC第4戦と第5戦は8号車のみの1台体制で参戦

    トヨタは、今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の残りレースについての当面の参戦計画を発表した。

    トヨタは、リソ−スを最も効率的に活用するため、2013年シーズン参戦活動と2014年規定新型車両開発とを同時に進行する。

    このため、第4戦サンパウロ6時間レース、第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースは、現在WEC選手権ポイントで先行するTS030 HYBRID #8のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンの3名が1台体制で参戦。

    TS030 HYBRID #7のアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3名は、2014年新型車両の開発テストとシミュレーションに専念する。

    上記2戦以降のレースへの参戦体制については、追って発表する予定としている。

  • トヨタ、ピンクのクラウンを9月に期間限定受注

    トヨタ、ピンクのクラウンを9月に期間限定受注

    トヨタは、ピンクをの外板色に採用したクラウンの特別仕様車を、9月1日(日)から30日(月)までの1ヶ月間、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)を通じて期間限定で注文を受け付けることを発表した。

    2012年12月公表のピンクの販促キャンペーン仕様車から誕生した今回の特別仕様車は、「アスリートG」(ハイブリッド車・2WD)、「アスリートG iFour」(2.5Lガソリン車・4WD)をベースに、印象的な外板色に加え、白を基調とした内装色を採用。

    さらに、演出家のテリー伊藤氏によるプロデュースによって、内装にピンクをあしらった特別感あるカラーコーディネートを実施している。

    ・9月30日(月)は販売店によっては定休日となります。店舗の稼働状況は各販売店にお問い合わせください
    ・生産開始は2013年12月を予定。納車開始のタイミングは仕様・地域によって異なります

    クラウン ピンク 特別仕様車 トヨタ クラウン ピンク 特別仕様車 ピンク クラウン 特別仕様車

  • トヨタ、新型ハリアーのデザインを公開

    トヨタ、新型ハリアーのデザインを公開

    トヨタは、新型「ハリアー」のプロトタイプ車両のデザインを公開。2013年の冬に発売予定であることを明らかにした。

    1997年に初代モデルを発売したハリアーは、SUVと高級セダンの長所を兼ね備えた「高級クロスオーバーSUV」として、市場の新ジャンルを開拓した。

    2003年発売の2代目では、高級セダンを超えるプレステージ性を目指し、走行性能や快適性を高めたほか、ハイブリッド車の追加など、先進性を追求して市場を牽引してきた。

    3代目にあたる新型ハリアーは、歴代ハリアーに受け継がれているリヤピラーを傾斜させた独自のサイドビューなどのデザイン要素を踏襲したほか、先進的かつダイナミックな造形を付与することで、新世代ハリアーにふさわしい、スピード感のある流麗さと力強さを両立したエクステリアとした。

    車両開発においては、ハリアーの高級クロスオーバーSUVとしての資質をさらに進化させるため、装備の充実や高い快適性の実現に加え、先代モデルに続きハイブリッド車をラインアップに加えるなど、先進技術を積極的に導入する。

    トヨタ 新型ハリアー トヨタ ハリアー 3代目新型

  • トヨタ、WEC参戦体制を1台体制に縮小へ

    トヨタ、WEC参戦体制を1台体制に縮小へ

    トヨタは、2013年のWEC世界耐久選手権の残りのラウンドを1台のTS030ハイブリッドだけに縮小すると報じられている。

    当初トヨタは、1台だけでエントリーし、ル・マン24時間レースとそのウォームアップとしてスパ6時間を2台で走ることを予定していた。

    しかし、プロモーターからの激しいロビー活動の末、エントリーの締め切り直前になってトヨタは2台体制でのフルシーズン参戦に変更していた。

    1台体制への変更は、2014年レギュレーションでの新車を開発するためのケルンでのリソースに基づいたものとみられている。

    トヨタは、残りのシーズンについての意向についてコメントを控えているが、今後2週間以内に発表されるとみられている。

    順位表では、#8のアンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ組が26ポイント上回っているが、トヨタは、アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴組の#7に集中すると思われる。

    アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ組は、63ポイントを獲得し、順位表で3番手につけている。

  • アウディとトヨタ、ポルシェの2014年LMP1カーでのテストを心配せず

    アウディとトヨタ、ポルシェの2014年LMP1カーでのテストを心配せず

    アウディとトヨタは、2014年にル・マン24時間レースおよびWEC世界耐久選手権でライバルとなるポルシェの早い時期のテストデビューを気にしていない。

    ガソリンエンジンを搭載するポルシェ LMP1ハイブリッドは、2014年にもとで作られた最初のクルマ。先月、ポルシェはマシンをシェイクダウンしており、来年にむけてライバルよりも最低4カ月有利のアドバンテージを得られる可能性がある。

    アウディは、9月までに2014年マシンを走らせる予定はなく、トヨタはまだ日付さえも決めていない状態。

    だが、両社とも、ポルシェの早期デビューに関して心配していないと主張している。

    アウディモータースポーツ代表Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒは、ポルシェには来年トップレベルのレースに復帰するために追いつく必要があるので、早めにトラックデビューさせる必要があったと指摘する。

    「カテゴリーに復帰するのであれば、かなり速くに物事をスタートする必要がある」とヴォルフガング・ウルリッヒは述べた。

    「ポリシェは、長年離れた後、プロトタイプレースに戻ってくる。かなり暫定的なマシンだと思うし、彼らがレースをするクルマではないはずだ」

    トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンも同様の指摘をしている。

    「彼らがレースをしていないことを考えれば、あれは彼らがやらなければならないことだ。早めることで、新しいデザインで出来るだけ多くの経験を積むことができる」

    「我々の2014年マシンは新しいが、空力とハイブリッド開発という点では、今年のクルマと多くの連続性がある」

    「ポルシェはゼロからのスタートなので、もっと時間が必要だ。我々はゼロからのスタートというわけではない」

    ヴォルフガング・ウルリッヒは、アウディは、2014年マシンの初テストに設定しているタイムスケールに満足していると述べた。

    「我々は開発をスタートとしているし、十分なタイムスケールにいる」

    「秋に走らせる予定だ。新しいコンセプトであり、もう少しテストをする必要があるので、例年よりは少し早い」

    アウディは、ル・マンのテストディにミシュランのデータ収集のために2014年の幅の狭いタイヤを装着したR18 e-tron クワトロをテストしている。

    パスカル・バセロンは、トヨタが新車を走らせるのが今年なのか来年の初旬になるかは言えないと述べた。

    「現時点では話すには時期尚早だ」とパスカル・バセロンはコメント。

    「リソースは限られており、2014年に取り組む前に2013年に取り組まなければならない」

  • トヨタ、2位表彰台 「チームを誇らしく思う」 (ル・マン24時間レース)

    トヨタ、2位表彰台 「チームを誇らしく思う」 (ル・マン24時間レース)

    トヨタは、ル・マン24時間レースで2台共に24時間を走り抜き、アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ組の#8が2位表彰台を獲得。アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴組の#7が4位でチェッカーを受け、2台共に24時間レースの完走を果たした。

    11回にわたってセーフティカーが導入され、めまぐるしく変わる天候とコースコンディションに翻弄された今年のル・マン24時間レース。

    レースが終盤に入り、2位を行く#8は、首位の#2アウディにプレッシャーをかけ続け、一方、#7は#3アウディとピットイン毎に順位を入れ替えながら、激しい3位争いを展開していた。

    しかし、ル・マンは最後の最後にもドラマが待っていた。

    残りが1時間20分を切ったとき、突然コース全域で強い雨が降り始めた。この雨に足をすくわれた#7のニコラス・ラピエールが、ポルシェコーナーでコースアウトし、タイヤバリアにクラッシュ。しかし、ニコラス・ラピエールは、ダメージを負った前部カウルを取り外し、満身創痍の姿ながら、自力でピットへと帰還した。

    この突然の雨で、他の車両も数多く、スピンやクラッシュを喫し、頻繁にセーフティカーが導入。このセーフティカー走行の間に、トヨタ・レーシングのメカニックが素晴らしい働きを見せ、僅か30分ほどで#7は車両前部の修復を果たし、4位の順位を守ったまま、コースへと復帰した。

    レースは残り30分でセーフティカー導入が解除されて再開。2台のTS030 HYBRIDは、24時間のチェッカーを受け、チームクルーと大観衆の待つゴールを走り抜けた。

    ル・マン24時間レースでの2位という結果は、トヨタにとってベストタイの記録である。これまでにTS010(1992)、94C-V(1994)とTS020(1999)が2位フィニッシュを果たしている。

    木下美明 チーム代表
    今日は本当にチームを誇らしく思う。我々はチームとしての真価を発揮し、この結果を勝ち取った。我々は非常に困難な状況においても、目標を見失うことなく、決して諦めなかった。2台共に完走を果たし、表彰台を獲得出来たというのは非常に満足のいく結果だ。#7がダメージを受けたあと、全員が見せた意志の強さとチームワークを決して忘れないだろう。チームスピリットを見せてくれたことに非常に感激している。全力を尽くしてくれたチームとドライバーに感謝の言葉を述べたい。今日の結果は喜んでいるが、私の夢はル・マンでの勝利であり、来年は更に強くなって戻って来たい。

    TS030 HYBRID #7
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    スターティンググリッド:5番手
    決勝レース:4位(341周:首位と7周差)、ピットストップ29回、
    最速タイム:3分25秒718
    22時間経過時点(ニコラス・ラピエール):4位
    23時間経過時点(ニコラス・ラピエール):4位
    24時間経過時点(ニコラス・ラピエール):4位
    決勝レースのドライバーオーダー:ニコラス・ラピエール/アレックス・ブルツ/中嶋一貴/ニコラス・ラピエール/アレックス・ブルツ/中嶋一貴/ニコラス・ラピエール

    アレックス・ブルツ #7
    共にル・マン24時間レースに出場したドライバー仲間の一人を失うという非常に悲しいレースではあったが、優勝したアウディの#2を祝福する。ドラマティックなレースで彼らは勝利を挙げた。そして、我々のチームの1台が表彰台に上ったということは非常に嬉しく、誇りに思う。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミとステファン・サラザンの3名にはおめでとうの言葉を贈りたい。アウディは10年にわたってこのスポーツを、非常に高いレベルで支配して来たということを忘れてはならない。我々がレースを通して、首位に近い位置で戦うことが出来たということは、非常に勇気づけられる結果だ。

    ニコラス・ラピエール #7
    ル・マン24時間レースで表彰台を獲得出来、トヨタ・レーシングにとって素晴らしい一日となった。チームが発足してから僅か18ヶ月という若いチームが、勝利に非常に近い位置で戦えたということは誇りに思う。重大なテクニカルトラブルに見舞われることなく2台が完走を果たせたのは、非常に大きな成果だ。残念なから我々のTS030 HYBRID #8は、私のミスで表彰台争いから脱落してしまった。私は3位でフィニッシュするためにプッシュするしかなかったが、それは上手く行かなかった。4位は残念だが、私がTS030 HYBRIDと共にガレージへと戻って来たときのメカニックは素晴らしかった。彼らは確実な作業で私とTS030 HYBRIDを迅速にコースへと戻してくれ、本当に感激した。

    中嶋一貴 #7
    アウディの#3とあれほどエキサイティングな3位争いが出来るとは、予選の段階では予想も出来なかった。今の段階から、来年再びここへ戻って来て、優勝を目指して戦うのが待ちきれない。チーム全員の素晴らしい仕事に感謝したい。チームメイトが表彰台を獲得出来たのも良かった。もう一段上に立てなかったのは残念だが。我々のTS030 HYBRIDにとって、結果は理想的なものではなかったものの、完走を果たせたのは良かった。我々はチームとして懸命に働いた。レース終盤のアクシデントでの対応は誇りに思う。チェッカーフラッグを受けるのを見るのは嬉しいが、昨日の悲しいニュースもあり、複雑な気分だ。

    TS030 HYBRID #8
    (アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ)
    スターティンググリッド:4番手
    決勝レース:2位(347周:首位と1周差)、ピットストップ30回、
    最速タイム:3分25秒151
    22時間経過時点(アンソニー・デビッドソン):2位
    23時間経過時点(セバスチャン・ブエミ):2位
    24時間経過時点(セバスチャン・ブエミ):2位
    決勝レースのドライバーオーダー:アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン/アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ

    アンソニー・デビッドソン #8
    今回のレースは本当にタフなコンディションだった。しかし、チームとTS030 HYBRIDは完璧だった。全員が協力し合い、トヨタ・レーシングは素晴らしい成果を成し遂げた。私は常々、我々がやるべきことを全てやれば、少なくとも表彰台には登れると言っていた。ル・マンに到着したばかりの頃は、まだTS030 HYBRIDから十分な速さを引き出せてはいなかったが、我々は諦めず努力を続けたし、また、レースでは何が起こるか分からないということも知っていた。不幸にもスタート直後のアクシデントは悲しい結果となってしまった。個人的には、昨年我が身に起こったアクシデントから復帰し、ついにル・マンの表彰台に上ることが出来たというのは本当に驚くべきことだ。ずっと夢見ていた結果であり、素晴らしい気分だ。

    ステファン・サラザン #8
    チームにとっては素晴らしい結果で、将来に向けて希望が持てた。我々は昨年から猛烈に仕事をしてきた。チームも総力を挙げて頑張った。メカニックは200%の力を出し切った。ル・マンの週末、TS030HYBRIDは最高の調子だったし、まったく問題は出なかった。我々は全力を出し切ったが、アウディの方がほんの少し速かったということだろう。簡単にミスを犯すトリッキーなコンディションで、セバスチャン・ブエミもアンソニー・デビッドソンも素晴らしい仕事をしてくれた。多くのクラッシュがあり、土曜日には我々の仲間のアラン・シモンセンが亡くなる事故があったことを忘れてはいけない。しかし、今はレースを振り返って、ただ嬉しい。チーム、メカニック、エンジニア、みんなに対して最高の気分だ。そんなチームの一員であることに誇りを持っている。私はなんて幸運な男なのだろう。

    セバスチャン・ブエミ #8
    今年のル・マンは厳しいコンディションに見舞われて、難しいレースだった。ミスは時と場所を選ばず襲って来るが、私のチームメイトは素晴らしいドライブ、素晴らしい仕事をしてくれた。これまで何度も耐久レースのテストを繰り返して来たが、それで十分かどうか常に心配だった。それがル・マンに来てまったくトラブルなしでレースを2位で終えることが出来た。チーム全員の努力の結果だ。優勝を狙っていた我々にとれば2位は不満が残る結果だが、昨年から素晴らしい進歩を確認出来たので、来年はアウディももう少し心配しなければいけないことになるはずだ。

  • トヨタ、予選4番手と5番手 (ル・マン24時間レース)

    トヨタ、予選4番手と5番手 (ル・マン24時間レース)

    トヨタは、ル・マン24時間レースの予選を4番手と5番手で終えた。

    6月20日(木)フランスのサルト・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースの決勝スターティンググリッドを決定する予選の2回目、3回目が行われた。

    他のWECレースとは異なり、ル・マン24時間レースのグリッドは、3回、6時間にわたって行われた予選セッションにおける、それぞれの車両ごとの最速タイムによって決定される。

    深夜0時に予選を終えるチェッカーフラッグが振られ、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8が、予選終了間際にステファン・サラザンが叩きだしたベストラップ 3分26秒654によって予選4番手を確保した。

    アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴のTS030 HYBRID #7は、前日の予選第1回目で中嶋一貴が記録した3分26秒676のタイムで、予選5番手となった。

    午後7時から行われた予選2回目は、開始直前に激しい雨に見舞われ、セッションスタート時にはほとんど止んでいたものの、路面はヘビーウェット。雲が切れ、空には虹もかかる中、激しい水煙を上げながら各車インストレーションラップを開始した。

    本格的なタイムアタックは、セッション開始から1時間ほど経って路面コンディションが回復し、スリックタイヤでの走行が出来るようになってからであったが、その後も突然の雨にタイムアタックは、数度に渡り中断された。

    変わりやすい天候で、予定されていたロングランでの性能評価プログラムは中断され、その後発生した他車のクラッシュによるガードレール修復のための赤旗中断のまま、予選2回目のセッションは30分以上を残して中止となった。

    その結果、最終予選第3回目は開始時間が30分早められ、午後9時半から2時間半のセッションとして行われることとなり、セバスチャン・ブエミとアレックス・ブルツがまだ部分的に濡れた路面の残るコースでの最初のスティントを担当した。

    雨が止み、コースが乾きはじめたことで、#7、#8共に中嶋一貴とステファン・サラザンにドライバー交代してまもなく、スリックタイヤへと交換して走行を開始した。

    短い赤旗中断の後、ステファン・サラザンが最初に昨日の予選1回目のタイムを上回り、総合での予選5番手に浮上。その後、#7のタイムを僅か0.022秒だけ上回り、予選4番手となった。

    最後はニコラス・ラピエールとセバスチャン・ブエミが共に短いスティントを託されたが、予選3回目セッション終了間際の混み合ったコース上では、それ以上のタイムアップは叶わなかった。

    木下美明 チーム代表:
    予選2日目にしてやっと、ドライコンディションでレースセッティングを試すことが出来た。我々は、今日もレースでのペースに照準を合わせて開発を行ったので、この予選グリッドには納得している。ル・マンにおけるターゲットは予選ではなく、日曜日の決勝レース後の結果である。今日は良い日になったし、自分自身、チームの働きぶりに本当に感謝している。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    予選2回目:1番手(3分40秒924)7周
    予選3回目:5番手(3分28秒859)34周
    スターティンググリッド:5番手

    アレックス・ブルツ #7:
    今日は、定まらない天候やいくつものアクシデントを散見して、ル・マンがまさしく別格だという事実を見せつけられた一日だった。残念だったのは私がドライコンディションで走行が出来なかった点だ。我々トヨタ・レーシングは予選4番手、5番手。後はレース用のセットアップが正しく働いてくれることを願うばかりだ。もちろんレース戦略も重要。レース当日の朝のウォームアップでレース用に最後の調整をする。勝負は24時間レースだ。

    ニコラス・ラピエール #7:
    昨日と比べてTS030 HYBRIDはかなり良くなっている。戦闘力の高いパッケージを見つけられたので、今日の仕事はまずまずと言うところ。我々の#7はレースに向けてロングランを行った。長距離レースでは予選の順位よりそちらの方が重要となる。予選4番手、5番手は現時点で我々がなし得たベストの結果だと思う。レースに向けてはタイヤのマネージメントと燃費が鍵になると思う。早くレースが始まることを心待ちにしている。

    中嶋一貴 #7:
    今日は昨日に続けてレースに向けてのセットアップに注力した。特にタイヤの耐久性を確かめるためにロングランを行った。ただ、天候が著しい変化を見せて、結構難しい予選になった。雨が上がってからもコースが完全に乾ききっていなかったけれど、レースに向けての貴重なデータは取れたと思う。昨日からいくつかの変更を行い、その変化は確認している。ただ、もう少し細かい部分の改良は必要だと思う。とにかく、良いレースにしたいと願っている。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ)
    予選2回目:5番手(3分42秒507)12周
    予選3回目:3番手(3分26秒654)35周
    スターティンググリッド:4番手

    アンソニー・デビッドソン #8:
    ステファン・サラザンが最後にラップタイムを更新してくれて良かった。最初のセッションの私の担当スティントはウェットだったので、大変フラストレーションが溜まったが、ステファン・サラザンとセバスチャン・ブエミがドライコンディションでの良いバランスを見出してくれた。もちろん、昨日よりも上位のグリッドに付けられたのは良いことだが、我々にとって最良のニュースは、TS030 HYBRIDの感触が良く、競争力も高く感じられることだ。長いレースなので、何が起こるかわからない。

    ステファン・サラザン #8:
    昨日トラブルに見舞われたにもかかわらず、4番手グリッドを獲得出来て本当に嬉しい。満足のいく一日だった。最後はついにドライコンディションで走ることが出来たのも良かったし、グリッドポジションを上げられたのも嬉しい。しかし、優先すべきは常に決勝レースであり、我々のTS030 HYBRIDはレースでのバランスがとても良い。我々全員がTS030 HYBRIDを頼もしく感じており、レースへ向けてのセットアップも整った。長いレースであり、我々は全力を尽くして戦う。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    昨日の予選初日ではちょっとつまずいたが、今日の予選2日目では、最終的に多くの周回をこなすことが出来て満足している。いつも、ル・マンでは夜の運転が特別なものであり、それが、特別な雰囲気を醸し出している。我々は、ステファン・サラザンのお蔭で予選をこなし、とても満足している。しかし、レースは別物だ。決勝レースを見据え、何が起きるか分からない24時間へと、最後まで気を抜かずに仕事を全うする必要がある。

  • トヨタ、予選初日は4番手と6番手 (ル・マン24時間レース)

    トヨタ、予選初日は4番手と6番手 (ル・マン24時間レース)

    トヨタは、ル・マン24時間レースの予選初日を4番手と6番手で終えた。

    フランスのサルト・サーキットで、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースが開幕。6月19日(水)は初の走行セッションとなる公式練習と予選初日1回目が行われ、トヨタは、明日の予選2日目と22日(土)から23日(日)に決勝の行われる24時間レースへと更なるレベルアップへの準備作業をこなした。

    アレックス・ブルツとニコラス・ラピエール、中嶋一貴のTS030 HYBRID #7は4番手、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8は6番手につけ、最初の予選セッションを終えた。

    最終的な決勝レースへのスターティンググリッドは、明日20日(木)に2回行われる予選セッションで決定される。

    トヨタは今月初めに行われた公式テストデーに参加したものの、悪天候に見舞われて満足にこなせなかったプログラムのうち、セットアップとタイヤ評価の作業を再開した。

    今日の予選前に行われた公式練習はドライコンディションで始まり、#7は空力のセットアップ、#8はメカニカル・セットアップの作業に集中した。

    その後、公式練習セッションが始まって1時間ほどが経ったところで降雨に見舞われ、2度の赤旗中断もありセットアッププログラムは若干の影響を受けたが、トヨタ・レーシングは全ドライバーがスティントをこなした。

    予選初日におけるチームの目標は、24時間レースの決勝へ向けて2台のTS030 HYBRIDのセットアップを詰め、日曜日の夕方に最良の結果が得られるようにすることだった。

    午後10時、夜の闇に包まれてもまだ暖かいル・マンで、ドライコンディションの下、中嶋一貴とステファン・サラザンが各々予選初日セッションの最速ラップを目指し、タイムアタックを開始した。

    #7はニコラス・ラピエール、#8はアンソニー・デビッドソンが続くスティントを担当。続いて#8がセバスチャン・ブエミへとドライバー交代した直後、#8は駆動系のトラブルに見舞われコース上にストップしてしまった。

    それとほぼ同時期に、コースの別の場所でアクシデントがあり、セッションは赤旗中断。破損したガードレールの修復が行われたが予選初日終了の午前0時までには、間に合わず、予選初日のセッションは再開されることなく終了した。

    明日20日(木)は、午後7時(日本時間21日午前2時)からと午後10時(同午前5時)から2時間ずつ、1時間のインターバルを経て2回の予選が行われ、決勝レースのスターティンググリッドが決定される。決勝は22日(土)午後3時(日本時間午後10時)に長い24時間レースのスタートが切られる。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    公式練習:5番手(3分30秒866)40周
    予選1回目:4番手(3分26秒676)17周

    アレックス・ブルツ #7:
    予選が途中で赤旗中断になったことで、私は予選を走ることが出来なかった。公式練習では濡れた路面で走ったが、ドライコンディションではたった2周走っただけ。だから、あまりコメントはない。とにかく今は期待してレースを待つしかない。それには、24時間レースを戦うために万端の準備をしなければならないと言うことだ。明日はレースに向けてベストなセットアップを見つけなければならない。

    ニコラス・ラピエール #7:
    今日の予選初日の結果にはちょっとがっかりした。トップとの差が思ったより大きかった。明日は決勝レースに向けて満足のいくセットアップを見つけ、ステップアップしないといけない。1週間前のテストデーが雨に祟られてプログラムでやり残したことが多く、それを今日やりたかったのだが、赤旗のせいでそれも出来なかった。だから、明日のセッションはフルに使って、2台のTS030 HYBRIDをレースに向けて満足いくクルマに仕上げなければと思っている。

    中嶋一貴 #7:
    予選初日では良い走りが出来たけれど、もう少し行けたのではないかと思う。しかし、我々は予選よりレースでのパフォーマンスを重要視している。そのためにはやらなければいけないことがまだあるが、今日はどこを改善すべきか分かったので、まずまず満足出来たと言える。とにかくレースに集中すること。そうすると結果はおのずと付いてくるはずだ。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ)
    公式練習:4番手(3分29秒573)39周
    予選1回目:6番手(3分30秒841)10周

    アンソニー・デビッドソン #8:
    基本的には好感触だが、それだけに、ラップタイムが出せなかったのは残念だ。まだ望み通りのレベルには達していないが、レースウィークは長い。速度の違う車両が数多く走るコースで、どんなコンディションでも、自信を持ってドライブ出来るTS030 HYBRIDに仕上げたい。まだレースウィークは始まったばかりであり、決して悲観はしていないし、明日を楽しみにしている。

    ステファン・サラザン #8:
    我々はレースへ向けて、総力で予選に立ち向かったが、本当の予選アタックのチャンスには恵まれなかった。だが、TS030 HYBRIDのフィーリングは良かった。安定しており、我々全員が好みのバランスだった。私はレースに向けて、良いセットアップであると確信している。当然ながら、予選セッションを途中で終えるのは、決して好ましいことではないが、問題が決勝レースではなく、水曜日に発生したことが、せめてもの救いだ。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    基本的に予選初日を、たった10コーナーで終えてしまった。インディアナポリスでトラブルに見舞われた。従って、今夜はTS030 HYBRIDについて、多くを語ることは出来ないが、チームメイトは満足していた。残念なことに、我々は駆動系に問題を抱えてしまったが、実際には、ほぼ同じタイミングで赤旗が出されており、結果としてそれほど周回数を失うことにはならなかった。