カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、FT-1をデトロイトモーターショーに出展

    トヨタ、FT-1をデトロイトモーターショーに出展

    トヨタは、将来のスポーツカーデザインに向けたスタディコンセプト「TOYOTA FT-1」を2014年デトロイトモーターショーで世界初出展する。

    FT-1は、よりエモーショナルでお客様をワクワクドキドキさせるスポーツカーデザインを探求する中で、その可能性の一つを示すべくデザインされたクーペのスタディコンセプト。

    トヨタの米国デザイン拠点Calty Design Research, Inc.がデザインを担当、1967年発売の「トヨタ 2000GT」まで遡るトヨタのスポーツカーの歴史を紐解きながら、その情熱を注ぎ込んだ。

    FT-1は、設立40周年を迎えたCaltyが「夢のスポーツカー」に向けて米国で続けてきた挑戦の、一つの成果である。

    エクステリアは、全体的に曲線美を強調しながらレースカーらしい力強さを感じさせ、見る者を魅了するデザインに仕上げている。

    コックピットを大胆に配置し、FR方式における重量配分の向上を図るとともに、クラシックスポーツカーのようなスタイリングを表現。加えて、フロント・サイドガラスのカーブ形状は、まさに「トヨタ 2000GT」のデザインを彷彿とさせるものになっている。

    特にフロントデザインは、大胆な形状のフェンダーを備え、高い運動性能を予感させる切れ味鋭いものにした。また、最適空力をイメージし、ダイナミックな吸排気口や可動式のリアウイングを採用。

    インテリアは、スポーツカーに相応しい低重心で機能的なコックピットとし、ドライバーが運転に集中しFT-1を操る楽しさを体感できるようデザインした。

    例えば、フォーミュラーカーを思わせるステアリングホイールや、三角形をモチーフにしたメーター類は、ドライバーと車両の一体感を高め、FT-1のスポーツカーとしてのポテンシャルを強く表現している。

    また、コーナーリング時の視界をより確保するため、フロントピラーをできるだけ後方に配置。また、運転中の重要情報をステアリングホイールの真上に表示させることで、ドライバーの視線の動きを最小化し、操作性を向上させている。

    FT-1 TOYOTA FT-1 画像 画像

  • トヨタ、LFAと86でニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦

    トヨタ、LFAと86でニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦

    トヨタは、GAZOO Racingの取り組みとして、2014年6月19日(木)から22日(日)にかけてドイツで開催される第42回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、LFA、86、そして新たに「GAZOO Racing LEXUS LFA Code X」を加えた3台で挑戦すると発表した。

    今回ラインアップに加えた「GAZOO Racing LEXUS LFA Code X」は、将来のスポーツカー技術を磨くための実験車両として参戦。

    LFAに採用するV10・4.8Lエンジンをベースに排気量を5.3Lまで拡大し、出力とトルクの特性をコースに合わせて変更したほか、ボディにはフルカーボンフレームを採用し、剛性の向上と軽量化を両立するなど、前回参戦のLFAからさらなる改良を施している。

    トヨタは、2007年からGAZOO Racingの取り組みとして、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦し、「クルマの味づくり」のための人材育成を推進してきた。8年目の参戦となる今回も当社社員がエンジニア・メカニックを務めるなど、クルマと製品開発に関わる人材を鍛えることで、「もっといいクルマづくり」の深化を図っていく。

    第42回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦計画は以下の通り。

    チーム名 参戦車両 ドライバー予定
    GAZOO Racing LEXUS LFA 木下隆之、石浦宏明、大嶋和也
    LEXUS LFA Code X 飯田章、脇阪寿一、井口卓人
    TOYOTA 86 影山正彦、佐藤久実、蒲生尚弥

    LEXUS LFA LEXUS LFA Code X TOYOTA 86

  • レクサス、レースとファッションを融合した展示:東京オートサロン

    レクサス、レースとファッションを融合した展示:東京オートサロン

    レクサスは、東京オートサロンでSUPER GTのGT500クラスに2014年より新たに参戦する車両(ベース車両:レクサス RC F)を展示。これまでのレースイメージとは違う、新たなサーキットの世界観をブースにて表現している。

    レクサスは、「オイル、泥、汗」というハードなイメージが伴うカーレースと、相反するイメージの「ファッション」を融合。

    “レクサスのイメージするモータースポーツとはこんなにも美しい世界である”ということを、デザイナー小此木達也氏、スタイリストの島津由行氏と共に創造したモノトーンのブースで提案している。

    東京オートサロン2014 with NAPACは、2014年1月10日(金)〜12日(日)に千葉・幕張メッセにて開催される。

    小此木 達也 氏
    ファッションデザイナー
    1963年横浜生まれ。長年三宅一生氏「ISSEYMIYAKE」、津森千里氏「TSUMORICHISATO」に師事。数々のパリコレクション、東京コレクションのデザインを担当する。独立後、自身のブランド「TROISO /トロワゾ」を発表。 現在は、数々のブランドやセレクトショップのオリジナル商品の開発やミュージシャン、俳優の衣装 制作を手がける。また、シューズブランド「White Flags」のデザイナーも手がけている。

    島津 由行 氏
    スタイリスト/ファッションディレクター
    1959 年熊本生まれ。現在はCM、広告媒体を中心に多くのタレント、アーティストのスタイリングや衣裳製作を担当し、「GINZA」、「花椿」、「GROOVE」などのファッション誌、カルチャー誌ではスタイリングとともにディレクションも手掛けている。またファッションショーの演出・構成・選曲、最近はDJ としても活動を行っている。

  • レクサス、『RC F』をデトロイトモーターショーに出展

    レクサス、『RC F』をデトロイトモーターショーに出展

    レクサスは、新型高性能クーペ「RC F」を2014年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において出展する。なお、諸元などの詳細については日本時間の1月14日(火)に発表する予定。

    出展に先立ち内外装デザインを公表したRC Fは、2013年11月に東京モーターショーで発表したスポーツクーペRCをベースに、高出力エンジンを採用するなど、走行性能を大幅に向上。非日常的なドライビングプレジャーを提供し、レクサスのエモーショナルな走りを象徴するモデルとした。

    エクステリアは、「スピンドルグリル」をはじめとするレクサス独自のデザインアイコンを採用するとともに、クーペボディの流麗なプロポーションとワイドスタンスを生かし、アグレッシブな走りを予感させるスタイリングとした。また、ボンネット上のエアアウトレットや、速度に応じて制御されるアクティブリヤウイングを採用するなど、高性能モデルならではの、走行性能向上に寄与する機能的なデザインを実現した。

    インテリアは、専用デザインのスポーツシートや、スポーツ走行に適したグリップ断面のステアリングホイールにより、デザイン性と高い操作性を両立したほか、運転操作に関わる部位にアクセントステッチを加えるなど、スポーティさを際立たせるデザインとしている。

    LEXUS RC F RC F 画像

  • トヨタ、ヤリス WRCを製造・・・WRC復帰が現実味

    トヨタ、ヤリス WRCを製造・・・WRC復帰が現実味

    トヨタは、ヤリスをベースにWRCカーを製造していることを確認。WRCへの復帰が現実味を帯びてきた。

    ケルンを拠点とするTMGは、ヤリス WRCが2014年に走行可能な状態であることを認めた。

    TMGのスポークスマンは「TMGとして、我々はWRCに復帰することにとても興味を持っています」とコメント。

    「来年、ヤリス WRCカーのテストを開始します。1.6リッター ターボエンジンで走らせます」

    「クルマの経験を積み、WRCカーを走らせる技術面の知識を築き上げるためのかなり小規模なプログラムになるでしょう」

    現時点で、すでにヤリス WRCカーは製造されていると考えられているが、競技プログラムについての決定はしていないという。

    トヨタのLMP1活動のテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは「WRCにエントリーするタイミングは決定していない」と述べた。

    TMGのスポークスマンは、WRC復帰への形式的なゴーサインは出ていないが、実現に向かっていると述べた。

    「最終決定は日本次第ですし、現在、具体的な要望やフィックスした計画はありません。ですが、我々は実現することを願っています」とコメント。

    「実現に向かっていると言ってもいいと思います」

    トヨタのWRC参戦は、カローラWRCで参戦した1999年が最後となっている。

  • トヨタ、最終戦バーレーン優勝で今シーズンを締めくくる

    トヨタ、最終戦バーレーン優勝で今シーズンを締めくくる

    11月30日(土)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間の決勝レースが行われ、トヨタが最終戦で勝利を飾った。

    アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンの3名が駆るTS030 HYBRID #8は、バーレーン・インターナショナル・サーキットで圧倒的なパフォーマンスを見せ、チームにとって富士6時間レースに続く今季2勝目を挙げた。

    序盤レースをリードしたアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴のTS030 HYBRID #7は、2位を走行中にオイル漏れによるエンジントラブルに見舞われ、レースを終えることとなってしまった。

    ポールポジションの#7 ラピエールと2番手で最前列グリッドに並んだ#8 ブエミの2台は、序盤から首位を争いながらライバルとの差を広げていった。

    ちょうど1時間が経過した時、周回遅れによるコース上の渋滞に阻まれ、タイムをロスした#7 ラピエールを#8 ブエミがかわし、首位に立った。2台のTS030 HYBRIDはテール・トゥ・ノーズで周回を重ね、1周ずらして2度目のピットストップへ。それぞれブルツとサラザンへと交代した。

    2度目のピットストップ後も、2台による首位争いは2時間経過近くまで続いたが、#7は64周目を終えた直後に突然のトラブルに見舞われ、レースを終えた。

    サラザンは後続に対し十分なリードを築き、レースがほぼ半分を経過したところでデビッドソンへとバトンを渡した。

    その後の2回のスティントで、首位としてのリードを確実なものとした#8は、最後の80分間をブエミに託し、2位に1分以上の差をつけてトップでチェッカーを受けた。

    トヨタ・レーシングにとって初めてのWECフル参戦となった2013年シーズン、マニュファクチャラーズ選手権では142.5ポイントを獲得してランキング2位となり、2勝、6回の表彰台と3回のポールポジション獲得という結果となった。

    ドライバーズ選手権では、#8の3人のドライバーが106.25ポイントでランキング3位。8戦中6戦に出場したブルツとラピエールが69.5ポイントで4位、4戦に出場した中嶋一貴は37.5ポイントを獲得した。

    昨年のル・マン24時間レースでデビューし、最後のレースとなる今大会まで14戦を戦ってきたTS030 HYBRIDは、5回のポールポジション獲得、5勝を含む10回の表彰台獲得を果たした。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    決勝レース:リタイア(64周) ピットストップ2回、最速ラップ1分44秒440

    アレックス・ブルツ #7:
    今年最後のレースで結果を残せずシーズンを締めくくることになり、本当に残念だ。私のスティントの間はタイヤをうまく持たせて良い首位争いをしていた。サラザンをとらえていたんだ。全ては順調に感じていたのだが、突然異音がし、オイルの臭いがしたと思ったら駆動力を失った。それでゲームオーバーだ。この週末、チームは本当に良い仕事をしただけに、この結果は本当に残念だ。

    ニコラス・ラピエール #7:
    「今日はいける」と思えただけに、非常にがっかりしている。私は好スタートを切り、ブエミと共にプッシュを続け、後続との差を広げていった。トラフィックに引っかかった際、ちょっとしたことで首位の座は譲ることになったが、まだブエミの直後につけており、2台のTS030 HYBRIDは好調だった。その後ブルツへと交代したが、不運にもエンジントラブルに見舞われてしまった。このようなシーズンの終わり方は不本意だが、我々のTS030 HYBRIDが高い戦闘力を示せたことで、来年に向けての励みになった。

    中嶋一貴 #7:
    我々は非常に良いレースを戦い、チームメイトと接近戦を繰り広げていたが、残念ながらエンジントラブルでレースを終えることになってしまった。決勝レースを走ることなく終えることになったのは残念だが、これもレースだ。今年の我々には少し運が足りなかったが、来年のために運を残してあるんだと思うことにしている。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    決勝レース:1位(199周) ピットストップ7回、最速ラップ1分44秒323

    アンソニー・デビッドソン #8:
    表彰台の中央に立ってシーズンを終えるのはとても良い気持ちだ。今年、やっと本当の勝利を得られたことは、チーム全員にとって最高だった。富士のレースで7号車が優勝したが、雨でまともな状況ではなかった。それに比べ、今日の勝利には価値がある。特に、レースをリードしながらメカニカルな問題でリタイアを余儀なくされた上海の後では尚更だ。今回は、週末を通してずっとスピードがあった。それに、僕にとってトヨタ・レーシングでの初勝利であり、嬉しくないわけがない。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    初勝利を長い間待っていたので、今日の勝利は最高だ! チームがシーズンを通してこなしてきた激務が報われたということだ。しばらくこの勝利の余韻に浸ったら、また来年に向けて張り切らなければならない。シーズン最終戦で勝利するということは、クルマの戦闘力が高くなったということの証だ。といっても、我々は耐久レースに於いてはまだ新参者だ。だからこそ今回の勝利は誇りを持っていいが、来年はもっと勝たなければ。

    ステファン・サラザン #8:
    チームにとって最高のレースだった。デビッドソンとブエミと共に勝利をあげることをどれだけ待ったか。ミスはまったく犯さず、週末を通して速く、レースセットアップも非常に良かった。レースをコントロール出来、運転も順調だったので、勝てると信じていた。とにかく最高で、まるで夢のようだ。チームは最高の仕事をし、その一員であることがこんなに幸せなことだとは!

    木下美明 チーム代表:
    シーズン最後のレースで勝ち取ったこの勝利は、我々にとって特別の意味がある。我々の勝利は運に味方されたものではなく、ライバルに比べ我々のパフォーマンスが良かったということであり、この点が特に嬉しい。最後の数レースにおいては、必ずしも思い通りの結果に結びつかない部分もあったが、我々の本当の実力を世界に見てもらえたと思う。シーズン中、ずっと懸命に努力を続けてくれたチーム全員に感謝したい。厳しい1年だったが、素晴らしい形で締めくくれた。

  • トヨタ、WEC最終戦バーレーン予選で今季2度目のフロントロー独占

    トヨタ、WEC最終戦バーレーン予選で今季2度目のフロントロー独占

    トヨタは、WEC最終戦バーレーン6時間レースの予選で2台のTS030 HYBRIDがフロントローを独占。最前列に並んで決勝レースのスタートを切ることとなった。

    アレックス・ブルツとニコラス・ラピエール、中嶋一貴のTS030 HYBRID #7がポールポジションを獲得。これにアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミとステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8が2番手で続き、揃って最前列グリッドを獲得した。

    今季のWECシリーズにおける予選システムは、2人のドライバーがそれぞれ最低2周のアタックを行い、各ドライバーの最速2ラップ、計4ラップの平均で争われる。

    空が暗くなっていく中、ブルツとサラザンが最初のアタッカーとして2周のフライングラップを重ね、チームにとって今季3度目、2戦連続となるポールポジションを獲得すべく、トップタイムを争った。ブルツはこの週末最速、そしてバーレーン・インターナショナル・サーキットでのLMP1カーのコースレコードを更新するラップタイムを叩き出した。

    #7のステアリングを受け継いだ中嶋一貴もペースをキープし、ポールポジションを獲得。デビッドソンが2人目のアタッカーとなった#8が2番手で続き、トヨタ・レーシングは、ウェット下で争われた開幕戦シルバーストンに続く、今季2度目の予選最前列独占を果たした。

    この日の午前中には、朝方の霧が晴れた日差しの中で、公式練習第3回目が行われた。チームは予選に向けたファインチューニングに集中し、#8のサラザンが全体の2番手タイムをマーク。#7はブルツのタイムで4番手となった。

    明日30日(土)の決勝レースは、現地時間午前3時(日本時間午後9時)に今季最後の戦いの幕が切って落とされる。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    公式練習第3回目:4番手(1分43秒907)25周
    予選:1番手(平均1分42秒449)

    アレックス・ブルツ #7:
    予選での我々のパフォーマンスには非常に満足している。実のところ、午前中の公式練習セッションを終えてライバルのタイムを見た時点では、ポールポジション獲得は難しいだろうと考えていた。しかし、我々の予選は非常に順調に進み、最高の結果を得られた。予選アタック時のセットアップは上手く行き、チームも良くやってくれた。しかし、まだ仕事の1パーセントが終わったに過ぎない。6時間の決勝レースから見れば、6分間の予選はほんの一部だ。早く決勝レースを戦いたい。

    中嶋一貴 #7:
    非常に良い予選だった。我々は午前中の公式練習走行で使ったものとは異なるタイヤを使用していたが、非常に好感触だった。チームはセットアップで素晴らしい仕事をしてくれて、全てのパフォーマンスを引き出してくれた。また、私がコースインした時も良いタイミングで、他の車両に全く阻まれることのない、完璧な状況だった。アレックスのラップタイムが速かったので、決勝レースでも良い位置で戦えると思う。予選という最初の仕事を終えた今、後は6時間レースへと臨むだけだ。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    公式練習第3回目:2番手(1分43秒871)28周
    予選:2番手(平均1分42秒781)

    アンソニー・デビッドソン #8:
    今日は本当に良い日になった。正直言って我々がこれほど速いとは思っていなかった。フロントローを独占するのは素晴らしいし、今年ドライコンディションでこれを達成したのは初めてだ。願わくば、明日のレースでも同様のペースで行きたい。予選の後半では、タイヤの磨耗がライバルに比較して若干良かったと思われる。しかし、決勝は長いレースなので、気を引き締めていかねばならない。

    ステファン・サラザン #8:
    良いセッションだった。私が最初の1ラップを少し注意深く走ったのは、このセットアップとタイヤの組み合わせが自分にとって初めてのものだったからだ。危険は冒したくなかったので無理をしなかった。2ラップ目は良くなったと思う。チームの目標はポールとセカンドグリッドで、その通りになった。自分としては#8がポールであれば良かったけど、レースはまだこれからだ。チーム全員が本当に良くやってくれた。デビッドソンのアタックラップは素晴らしかったし、ブルツと一貴は本当に速かった。チーム全員にとって素晴らしい日となったね。

  • トヨタ、WEC今季最終戦バーレーンに2台のTS030 HYBRIDで挑む

    トヨタ、WEC今季最終戦バーレーンに2台のTS030 HYBRIDで挑む

    トヨタは、初のFIA世界耐久選手権(WEC)フル参戦シーズンを締めくくるべく、今週末開催される第8戦バーレーン6時間レースへと挑む。

    第7戦上海6時間レースに続き、トヨタは2台のTS030 HYBRIDをバーレーンに持ち込み、TS030 HYBRID #7はアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールに中嶋一貴が加わった3名、今シーズン全戦参戦となるTS030 HYBRID #8は、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンがドライブする。

    4月の第1戦シルバーストン6時間レースに始まった2013年のWECシーズンは、4大陸の8カ国を巡り、60時間以上のレースを戦って来た。

    今大会、バーレーンでのレースが今季のシーズン最終戦となり、2012年のデビュー以来4勝を含む10回の表彰台を獲得してきたTS030 HYBRIDにとっても最後の戦いの舞台となる(来年からの車両規定変更に伴い、トヨタのWEC参戦車両も変更となるため)。

    TS030 HYBRIDは前戦、上海6時間レースで2位表彰台を獲得したが、この結果はレース後半に不運に見舞われるまでレースをリードしていただけに、望んでいたものではなかった。

    トヨタは、上海での雪辱を果たすべく、首都マナマの南に位置する1周5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキットへと向かう。

    昨年のバーレーン戦はシーズン中旬に開催され、非常に暑いコンディションでの戦いとなったが、勝利を目指し力強いレースを戦っていたTS030 HYBRID #7は不運なアクシデントでレースを終えることとなってしまった。

    バーレーンでのハイブリッド・ブレーキング・ゾーンは、前3戦よりも3ヶ所増えた7ヶ所に設定されるため、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシングがもたらす300馬力の回生パワーをうまく加速アシストに活用できることを、チームも期待している。

    バーレーン6時間レースは28日(木)午後3時15分と午後7時半(日本時間午後9時15分と翌午前1時半)から90分ずつの公式練習で開始。29日(金)は午前10時25分(同午後4時25分)から1時間の公式練習3回目に続き、午後3時45分(同午後9時45分)から、LMPクラスの予選が行われる。6時間の決勝レースは30日(土)の午後3時(同午後9時)にスタートが切られ、日没後の闇に包まれたサーキットでフィニッシュを迎える。

    木下美明 チーム代表:
    4月にシーズンが開幕してから、随分経つようにも思うが、いろいろなことがあった。私にとって大事なことは、TS030HYBRIDも、チームのパフォーマンスも、シーズンを通じてずっと改良を示せたことだ。幾多の困難を克服して来たことを誇りに思うし、特に上海ではもう少しのところで勝てるところまで来ていたので、バーレーンでも好調のうちにシーズンを終われるよう期待している。昨年は、我々のハイブリッドシステムを非常に効果的に使えるサーキットとして、特にこのバーレーンでTS030 HYBRIDは強かったので、この週末の戦いが楽しみだ。

    アレックス・ブルツ #7:
    バーレーンが今シーズン最後のレースだからと言って、熾烈なトップ争いが止むわけではない。皆、冬の間は大変な仕事をしなければならず、それを乗り切る励みにするためにも、良い成績でシーズンを終わりたいと思っている。ある意味、これがTS030 HYBRIDへの“さよなら”になると思うので、良い形でのお別れにしたいと思っている。いちばん良いのは予選の行われる金曜の夜にポールを獲ってパルクフェルメ(車両保管場)に入れてあげることだろう。

    ニコラス・ラピエール #7:
    我々はバーレーンでやるべき仕事を終えていない。昨年は速さもあり、リードしていたが、ツキがなくてリタイアしたからだ。我々のTS030 HYBRIDは実にこのサーキットに向いていたし、大変な暑さの中で戦った。クルマにもドライバーにもタフなレースだったが、今年はいろいろと改善されているから、熱問題はそれほどでもないだろう。我々のドライバーラインナップは、一貴がまた#7に戻ってきてくれたので完璧だ。第6戦富士では我々全員で勝利を勝ちとったので、願わくばそれをここで再現したい。

    中嶋一貴 #7:
    #7に戻ってアレックスやニコラスとまたいっしょに走るのが楽しみだ。第6戦富士では我々の誰もがレースラップを経験しておらず、私はル・マン以来、TS030 HYBRIDでの全開走行をしていないので土曜日のレースが待ち遠しい。前戦上海は日本のスーパーフォーミュラ出場のためにテレビで観戦しながらチームと気分を共有していたが、あの時と同じようにTS030 HYBRIDの戦闘力があることを期待している。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    いろいろな部分で、失望もあり、たくさんの名誉もあった、ジェットコースターのような1年だった。個人的には2013年のWECを本当に楽しんだし、その間にチームが輝きを増し発展していくのを見られた。開幕戦のシルバーストンから最終戦バーレーンまでは長い道のりだった。前戦上海は、勝てるところまで行っていたので大変悔しい思いをした。今回は、チーム全員の頑張りへのご褒美として、勝利を持ち帰りたい。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    バーレーンは、国もサーキットも好きなので、ここでのレースを楽しみにしている。願わくば上海と同様のレースペースを再び見せることで良い結果を残したい。11月は、ここでレースをするには理想的で、我々にとっては完璧な条件だと思う。レースは日中に始まり、夜にゴールするのが素敵だ。陽が落ちていくのに合わせてレースを戦うとは、シーズン最後のレースにふさわしい。

    ステファン・サラザン #8:
    上手く行っていたのに、上海では勝てなかったのが我々皆、凄く残念だった。しかし、今は立ち直って、シーズン最後のレースに燃えている。今年、本当によく働いてくれたチームメンバー全員のためにも、バーレーンでは結果を出さねばならない。もちろん、シーズンが終わっても仕事は止まらないどころか、中には新型車開発のためにもっと忙しくなる人もいるけれど、忙しい冬の間、今年の勝利を振り返るのは誰にとっても楽しいことだ。

  • トヨタ、新型ハリアーを発表

    トヨタ、新型ハリアーを発表

    トヨタは、新型「ハリアー」をフルモデルチェンジし、全国のトヨペット店を通じて12月2日に発売する。価格は272〜447万円(税込)。

    ハリアーは、1997年の初代モデル発売以来、「高級クロスオーバーSUV」として新ジャンルを開拓するとともに、プリクラッシュセーフティシステムの世界初導入などの先進性でハリアー独自のブランドイメージを築いてきた。

    国内専用車として開発された新型ハリアーは、歴代モデルが培ってきた高級クロスオーバーSUVのパイオニアに対する高い期待に応えるべく、「高級・進化・新規」の3点をキーワードとして開発を進められた。

    具体的には、ハリアー独自のデザイン要素を取り入れて進化させたスタイリングや、高級感ある洗練されたインテリアデザインを採用。また、高級車にふさわしい静粛性を実現したほか、サスペンションの改良により上質な乗り味と高い操縦安定性を両立。さらに、最新の安全装備・快適装備の積極的な採用で、ハリアーならではの先進性を具現化した。

    新型ハリアー 主な特長

    1.ひねりの効いた遊び心で高級・洗練を感じさせる内外装デザイン
    ▽エクステリアは「Elegant Velocity」をデザインテーマとし、歴代ハリアーに共通する水平基調で流麗なスタイリングを継承しながら、洗練された疾走感で新しいダイナミズムを表現した新世代ハリアーを象徴するデザインを実現
    ▽インテリアは「Rich Simplicity」をデザインテーマとし、人の手で作り込んだような本物感と現代的な洗練を融合したデザインを実現。さらに、ゆったり感とスポーティなセパレート感を両立した空間としたほか、ハリアーマークをあしらったフロントドアトリムオーナメントなど、細部までこだわりの遊び心を表現

    2.高級車にふさわしい快適性と充実した先進装備
    ▽左右確認サポート付のパノラミックビューモニターやステアリング制御付のレーンディパーチャーアラートなど、トヨタ自動車初の装備を積極的に採用することで、先進技術による高い安全性・利便性を実現
    ▽ 吸遮音材の効果的な配置など、高級クロスオーバーSUVにふさわしい静粛性を実現するための工夫を施したほか、空力性能の向上やサスペンションの改良などにより、高い操縦安定性を確保しながら、上質な乗り心地を実現

    3.扱いやすさを実現したパッケージと高い環境性能
    ▽国内市場に最適なパッケージとし、ボディの小型化による取り回しやすさを確保する一方で、室内空間の拡大によるゆとりあるキャビンを実現
    ▽ハイブリッド車は2.5Lエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、JC08モード走行燃費21.8km/Lを達成。SUVに必須の高い動力性能とクラストップレベルの環境性能を両立

    ハリアー トヨタ ハリアー TOYOTA HARRIER

    新型ハリアー 価格

      エンジン トランスミッション 駆動 価格(税込)
    GRAND 3ZR-FAE
    (2.0L)
    Super CVT-i 2WD(FF) 2,720,000
    4WD 2,909,000
    ELEGANCE 2WD(FF) 2,800,000
    4WD 2,989,000
    PREMIUM 2WD(FF) 3,050,000
    4WD 3,239,000
    PREMIUM“Advanced Package” 2WD(FF) 3,600,000
    4WD 3,789,000
    GRAND リダクション機構付のTHSII+
    E-Four(電気式4輪駆動)
    3,610,000
    ELEGANCE 3,670,000
    PREMIUM 3,920,000
    PREMIUM“Advanced Package” 4,470,000
  • トヨタ、WEC第7戦上海6時間レースは2位フィニッシュ

    トヨタ、WEC第7戦上海6時間レースは2位フィニッシュ

    トヨタは、中国の上海国際サーキットで開催された、FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦上海6時間レースで首位を争いながらも、わずかに及ばず無念の2位という結果に終わった。

    アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールのドライブするTS030 HYBRID #7はポールポジションからスタートを切り、順調に首位争いを展開していたが、残り2時間程のところでタイヤのパンクに見舞われてしまった。このアクシデントによるタイムロスを取り戻すべく追い上げた#7だったが、2位でチェッカーを受けた。

    アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンが駆ったTS030 HYBRID #8は、ライバルに大差をつけて首位を快走していたが、チェッカーまであと1時間半となった時にサスペンションにダメージを受け、戦線離脱を余儀なくされた。

    スタートは#7のラピエールがポジションをキープ。#8のデビッドソンは前を行くアウディにプレッシャーをかけ続けた。

    序盤18分間のバトルの末に、デビッドソンは2位を奪取。さらに首位を行く#7との差を詰め、2台のTS030 HYBRIDが周回遅れの現れたコース上で首位争いを繰り広げた。

    最初にピットへ向かった#8のデビッドソンは新しいタイヤを有効に使い、数周後にピットインした#7のラピエールをかわし、順位が入れ替わった。

    #7はブルツ、#8はサラザンとブエミへとドライバーが交代した後も、2台の順位は変わらないまま周回が重ねられていった。

    レースが最後の3分の1に入ったところで、#7は不運にも左リアタイヤのパンクに見舞われた。タイヤ交換と給油のための規定のピットイン後わずか3周後に予定外のピットイン。このタイムロスが結果に大きく影響することとなった。

    それから数分後にはチームをさらなる不運が見舞った。デビッドソンがドライブしていた#8がサスペンショントラブルに見舞われ、レースを終えることとなってしまった。

    #7は勝利への戦いをあきらめず、残り35分で給油のみのピットイン。ブルツは首位でピットアウトしたが、パンクによる予定外の交換を強いられたタイヤでポジションを守りきることが出来ず、2位でチェッカーを受けた。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール)
    決勝レース:2位(190周:首位と15.374秒差)、ピットストップ8回、最速ラップ:1分49秒383

    アレックス・ブルツ #7:
    我々にとって残念なレースとなってしまった。パンクのために予定よりも1セット多くのタイヤを使うことになったため、最後のスティントは最適なコンパウンドのタイヤを選択出来ず、厳しい戦いを強いられることはわかっていた。路面の温度がもっと早く低下することを望んでいたが、それは叶わず、追い上げてきたアウディ#1を抑えきることが出来なかった。これもレースだ。努力を続けてくれているチームのおかげで、シーズン終盤に来てパフォーマンスは向上し続けている。我々には再び勝利を挙げられるレースがまだひとつ残っている。

    ニコラス・ラピエール #7:
    序盤、我々はライバルとの差を大きく広げて首位を争い、燃料戦略も問題なく、順調に戦っていた。周回の序盤でタイヤパンクに見舞われてしまったため、ピットまで戻るのに大きくタイムをロスしてしまった。結局これもレースだということだ。恐らく今週末は、我々にとってパフォーマンスという面ではこれまででもっとも高いレベルにいたと思うが、勝つことは出来なかった。我々にはまだ、バーレーンでそのチャンスがある。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    決勝レース:リタイア(143周)、ピットストップ6回、最速ラップ:1分49秒106

    アンソニー・デビッドソン #8:
    無念の一日となってしまった。序盤からレースを支配するという滅多にない状況で、#7がパンクに見舞われるまでは完璧にレースをコントロール下に置いていた。私はセーブしながらのドライブを続けていたが、ターン6でのブレーキング時にサスペンションのどこかが壊れてしまった。ピットへは戻ることが出来たが、修復は叶わなかった。本当に残念だ。我々は間違いなく勝てていたはずだ。モータースポーツでは時々こういう悲劇に見舞われるが、それが今日だとは思わなかった。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    我々はこの週末、素晴らしいパフォーマンスを見せた。トラブルに見舞われるまで、レースの大半をリードした。我々のパフォーマンスは、ハイダウンフォースパッケージを導入して以来、大きな進化を遂げてきたということを間違いなく実証している。トラブルがなければ勝てただろう。とても失望しているが、レースではあることだ。ハードワークを続け、2台体制での参戦で大きな進化を成し遂げてくれたチームに感謝したい。バーレーンではさらなる好結果でシーズンを締めくくれることを望んでいる。

    ステファン・サラザン #8:
    レース最後の90分を迎えるまでは、素晴らしい週末だった。チームは予選好位置からスタートし、驚くべきペースでレースをリードした。アウディと比較しても、シーズン序盤から見ると非常に大きな進化を遂げている。今日のようにレースをリード出来たのは良かった。トラブルに見舞われたのは残念だが、チームはこの週末、素晴らしい仕事をしてくれた。TS030 HYBRIDは本当に好調で、チームメイトも良くやった。チーム全員が勝利に値する戦いをしてきただけに、勝てなかったのは残念だ。

    木下美明 チーム代表:
    我々はハイダウンフォースパッケージがレースコンディションでの本当の能力を示せられる今日、この日を待っていた。タイヤパンクのタイミングが悪かった。あのアクシデントがレース序盤に起きていれば、戦略を調整するチャンスもあっただろう。しかし残り2スティントというところで起きてしまったため、損害を最小限にとどめるために出来ることは少なかった。#8のサスペンショントラブルについては現在調査中だが、恐らく序盤他車と接触したときによるものだと思う。最後に、ワールドチャンピオンに輝いたトム(クリステンセン)、アラン(マクニッシュ)、ロイック(デュバル)の3人に祝福を送りたい。彼らはシーズンを通して速く、フェアなライバルだった。