カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、2017年のル・マン24時間レースは3台体制?

    トヨタ、2017年のル・マン24時間レースは3台体制?

    ポルシェとアウディは除外しているが、トヨタは2017年のル・マン24時間レースに3台体制で挑むことを目指している。

    まだル・マン24時間レースを制していないトヨタは、2012年の復帰以来、2台体制で戦ってきた。

    今年のル・マン24時間レースでは、最終ラップまでリードを築くも、エンジントラブルによって勝利を逃している。

    「いつものように我々は3台体制を研究しており、決定はまだ後だ」とトヨタのパスカル・バセロンは先週末のメキシコ6時間レースでコメント。

    「3台体制だったら、2014年と2016年に勝てたかどうかは誰にもわからない。問題はそのための資金を我々が得られるかだ」

    「人々はそう考えるかもしれないが、我々にはそれをするためのリソースはあるか? 必ずしも、そうとは限らない」

    今年、トヨタは、2.4リッターのV型6気筒直噴ツインターボガソリンエンジンと8MJへと性能アップしたハイブリッド・システムを特徴としたTS050 HYBRIDのために予算を増加している。

    パスカル・バセロンは、2017年のマシンは、モノコックや基本的なコンポーネントは同じだが、完全に新しい空力デザインが特徴になると述べた。

    「我々は同じシャシーを継続するが、ボディワークは大きく異なる」とパスカル・バセロンはコメント。

    「大きな進化だ」

    「エンジンとハイブリッドシステムも進化する」

    「全てのパーツを再設計するわけではないが、クルマの全てのエリアがアップグレードされる」

    2017年のル・マン24時間レースを3台体制で挑むかどうかは10月下旬から11上旬に決定されるとみられており、パスカル・バセロンはそれが実現した場合は、以前いポルシェやアウディがやっとように、前哨戦となるスパ・フランコルシャン6時間レースに3台で参戦することになると述べた。

  • 小林可夢偉、3位表彰台は「嬉しい反面、驚きでした!」 / WEC 第5戦

    小林可夢偉、3位表彰台は「嬉しい反面、驚きでした!」 / WEC 第5戦

    小林可夢偉が、3位表彰台を獲得したWEC 第5戦 メキシコ6時間レースの週末を振り返った。

    小林可夢偉が乗るトヨタTS050 HYBRID #6号車は厳しい週末のスタートだった。木曜日の午前中に行われたテスト走行中に事故に遭ったせいでその後に行われた2度の練習走行に出走できず、レースに向けてのロングランテストを行うことができなかった。

    しかし、苦境を乗り越え、#6号車は見事に3位表彰台を獲得した。この結果、#6号車の3人のドライバー、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ、小林可夢偉は2016年シーズンのドライバーズ選手権で2位に浮上した。

    「初日の練習でまさかの大クラッシュ(クラッシュは僕ではありません)スペアシャーシに乗り換える所から始まり毎セッショントラブル発生でほぼ練習出来ていない状態+メカニック達は毎晩徹夜をして車を修復、レース前日はスペアパーツが足りなくてレースに出れるかも怪しい所からメキシコシティーで見つけた工場にてある部品を徹夜で作り、なんとか乗り越えた!レースに出れる!っと思った矢先、更にスタート直前にギヤが入らないトラブルで、スタート10分前でギヤを交換!なんとか間に合い、まさかの表彰台! 戦略とタイヤチョイスを上手く出来てれば優勝も見えてたかも知れない展開で3位でした」

    「悔し半面、驚きでした! シリーズランキングも2位に!」

    「チームメンバー並びに関係者の皆様、そして沢山の声援有難う御座いました!」

    「今週は岡山でスーパーフォーミュラ頑張ります!」

    関連:トヨタ、初めてのメキシコで表彰台獲得 / WEC 第5戦

  • トヨタ、初めてのメキシコで表彰台獲得 / WEC 第5戦

    トヨタ、初めてのメキシコで表彰台獲得 / WEC 第5戦

    TOYOTA GAZOO Racingはメキシコで行われたWEC第5戦メキシコ6時間レースで表彰台に返り咲いた。

    2台のトヨタTS050 HYBRIDで挑んだメキシコのレース。中でも#6号車は厳しい週末のスタートだった。木曜日の午前中に行われたテスト走行中に事故に遭ったせいでその後に行われた2度の練習走行に出走できず、レースに向けてのロングランテストを行うことができなかった。

    しかし、苦境を乗り越え、#6号車は見事に3位表彰台を獲得した。この結果、#6号車の3人のドライバー、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ、小林可夢偉は2016年シーズンのドライバーズ選手権で2位に浮上した。

    しかし、メキシコのレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって決して簡単なものではなかった。レースを完走できたTS050 HYBRIDは#6号車だけで、#5号車はパワートレーンのトラブルでリタイアを余儀なくされた。

    レースの開催されたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、1周が4.304kmで、WECの行われるサーキットでは1周が最も短い。ゆえにLM P1車両にとればトラフィックが大きな問題になり、今日のレースでも接触があるなど通常とは異なるハプニングが発生した。

    レースが90分を過ぎた頃、コンウェイのドライブする#6号車がLM P2クラスの車両と接触、そのためドライブスルーのペナルティが科せられた。車両にダメージはなかったものの、ペナルティ消化で20秒のタイムを失うことになった。

    #6号車がペナルティを受けた数分後、#5号車はさらに大きな不運に見舞われた。中嶋一貴がドライブ中、パワートレーンの電気系に問題が生じ、修理のためにピット・ガレージへ持ち込まれたのだ。そこでは懸命の修復が試みられたが、時間内の完了は困難と判断され、リタイアの判断が下された。

    レースが半分を過ぎた頃、予想通りに雨が降り始めた。#6号車のサラザンはすぐさまピットに向かいウエットタイヤに交換した。その後の順位の変更は目まぐるしく、#6号車はインターミディエイトタイヤを装着したアウディR18#7号車に抜かれるまで3位を走っていたが、その後はポルシェ#2号車を2度にわたって抜く速さを見せた。

    ゴール前のピットストップを控え、インターミディエイトタイヤを装着した#6号車がアウディ#7号車をかわして2位に上がった。しかし、最後のストップで3位に後退、そのままの順位でゴールを迎えた。#6号車にとっては今季3度目の表彰台だった。サラザンは後半の3スティントを1人でこなし、ゴールしたときには2位に僅か8秒267遅れていただけだった。

    メキシコのレースを終えたWECはアメリカ・テキサスのオースティンに移動し、2週間後にCOTA(Circuit Of The Americas)で開催される第6戦COTA6時間レースで覇を競う。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ)
    決勝: リタイア、62周、ピットストップ:2回、スターティンググリッド:5番手、最速ラップ:1分26秒767

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: 3位、230周、ピットストップ:7回、スターティンググリッド:6番手、最速ラップ:1分26秒56

    佐藤俊男 (チーム代表)
    今年から初めての開催となったWECメキシコ戦は、トヨタチームにとっては厳しいスタートの週末でしたが、決してあきらめることなく準備を行い、価値のある結果を得ることが出来ました。#5号車に関しては残念なことになってしまいましたが、#6号車と同様に速さを持っていたと確信しています。スタッフ全員がハイ・ダウンフォースサーキット用パッケージの性能向上に全力を尽くし、見事な働きをしてくれました。また、メキシコのファンの皆様と今回、素晴らしいご支援を頂いたトヨタメキシコの関係者の皆様の前で、力強い走りをしっかりお見せ出来たことはとても嬉しく思います。次戦に向けても引き続き性能向上を続け、WEC米国戦でトップ争いを繰り広げることを目指したいと思います。

    中嶋一貴
    我々にとっては厳しい一日となってしまいましたが、#6号車が表彰台を獲得出来たのは良かったですし、競争力の高さを確認できたのも嬉しいです。観戦していても楽しいレースでしたが、それだけに最後まで戦いたかったです。序盤良いペースでレースが戦えていただけに、完走出来なかったのは残念です。

    セバスチャン・ブエミ
    #6号車の表彰台獲得とドライバーズランキング2位という素晴らしい結果を祝福します。我々は最初のスティントで速さを見せられただけに残念な結果となってしまいました。トラブルに見舞われるまではアウディやポルシェとの接近戦を繰り広げ、良いペースでレースを戦うことが出来ました。チームにとっては表彰台獲得という良い結果となりましたが、我々の気持ちは既に次戦オースティンに向かっています。

    小林可夢偉
    予想外の結果です。我々にとってはタフなレースウィークでしたが、表彰台獲得という、チームにとって良い結果で終えることが出来ました。メカニックにとっては大変な週末でしたが、それに報いることが出来たと思います。表彰台で皆の喜ぶ姿を見ることが出来て嬉しいです。予選の後、ポルシェを抜いて2位を争えるとは誰も予想していなかったと思いますが、それだけにこの結果には満足しています。

    ステファン・サラザン
    木曜日に私がクラッシュしたことで厳しいレースウィークのスタートになってしまいましたが、メカニックが夜を徹した素晴らしい仕事でTS050 HYBRIDを修復してくれました。序盤はアクシデントもありましたが、我々は全力を尽くして戦い、良い結果に終わることが出来ました。メカニックのことを考えながら走り、それが後押ししてくれたことで更に力強くレースを戦えました。TS050 HYBRIDは好調で、マイクと可夢偉、そしてメカニックと共に素晴らしいチームで戦うことが出来ました。表彰台獲得とランキング2位というのは驚くべき結果です。

    マイク・コンウェイ
    表彰台獲得は素晴らしい結果です。序盤はやや問題もありましたが、私のスティントは、ドライブスルーペナルティーを受けるまでは順調でした。その後のペースも良く、2つのスティントを1セットのタイヤで走れたことも有利に働きました。後半、雨に見舞われた後、路面が乾いていくという難しいコンディションの中で、ステファンが素晴らしい走りを見せてくれました。2位獲得も可能だと思わせる走りでしたが、雨が降るのが少し遅かったようです。フィニッシュ出来たのはメカニックの努力のおかげであり、チーム全体で獲得出来た表彰台です。

  • トヨタ、2台揃って3列目からのスタート / WEC 第5戦 メキシコ6時間

    トヨタ、2台揃って3列目からのスタート / WEC 第5戦 メキシコ6時間

    TOYOTA GAZOO RacingはFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦メキシコ6時間レースの予選を終え、TS050 HYBRID #5号車が5番手、#6号車が6番手のグリッドから土曜日の決勝レースをスタートする。

    9月2日(金)は午前10時からの公式練習3回目で幕を開けた。TOYOTA GAZOO Racingは昨日の事故で壊れた#6号車をこのセッションに間に合わせるため、夜を徹しての修復作業を行った。

    ダメージを負ったモノコックを交換、ほとんど新車1台を作る作業は午前3時にようやく完了した。そこから#5号車で取得したデータに沿ってセッティングを行い、午前10時に間に合わせたのだ。

    公式練習3回目でTOYOTA GAZOO Racingの2台は順調に走行を重ね、#6号車も問題なく走行を終えた。タイムは1分26秒448。1分26秒788のタイムを記録した#5号車を上回った。

    LMP1クラスの予選は午後2時40分から始まり、#5号車はアンソニー・デビッドソンが怪我の治療で欠場する中、まず中嶋一貴が乗り込み、続いてセバスチャン・ブエミがタイムアタックを引き継いだ。予選グリッドは2人のドライバーの記録したタイムの平均値で争われる。#5号車はポールポジションの#8号車アウディからは0秒891の後れの1分25秒960で5番手グリッドとなった。

    #6号車はマイク・コンウェイと小林可夢偉のコンビでタイムアタックを行い、1分26秒183で6番手グリッドを獲得、#5号車と共にグリッド3列目に並んだ。しかし、セッションの最後に予選アタックドライバーに登録されていないステファン・サラザンも走行した。彼は昨日の事故の後、初めてのコースをほとんど走行できなかったために、特別の許可を得て予選を走ったのだ。

    アウディ、ポルシェには1秒近い差をつけられてはいるが、決勝への準備は順調。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、初めてのメキシコでの6時間レースで上位入賞を狙う。天候が悪化する兆しがあり、天候次第でレースの行方は大きく変わる可能性かある。雨天も見すえて万端の準備を行う。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第3回目: 6番手 (1分26秒788), 34周
    公式予選 5番手 (平均1分25秒960)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第3回目: 5番手 (1分26秒448), 28周
    公式予選 6番手 (平均1分26秒183)

    中嶋一貴
    予選アタックの1周目、最後のセクターで挙動が乱れ僅かにタイムをロスしましたのが、原因を分析する必要があります。概ねTS050 HYBRIDは好調でしたが、混雑のなかで1周のアタックをまとめるのは困難でした。決勝レースへの準備は出来ていますが、壁の迫る狭いコースで混み合う中での長いリスキーなレースになります。クリーンなレースを心掛ければチャンスは必ず来ると思います。

    セバスチャン・ブエミ
    狭いコースに多くの車両がいて、混み合う中でのアタックはとても困難でした。もう少し良いタイムも出せたはずですが、予選順位を上げられる程ではありませんでした。我々はライバルに対し後れを取りましたが、その差はそれほど大きくはないですし、いつも決勝レースでのペースは予選より良いので、簡単ではありませんがチャンスはあるはずです。今日の内容には満足しており、良い結果のために更なる努力を続けます。

    小林可夢偉
    昨日は我々にとって厳しい一日だったと思いますが、#5号車のタイムに近づいたレベルまで到達することが出来ました。このコースでのTS050 HYBRIDの感触は悪くありません。完璧なセットアップをするには時間が足りなかったのは確かですが、短い時間の中ではよくやれたと思います。明日の決勝を楽しみにしています。

    ステファン・サラザン
    予選アタックはマイクと可夢偉が担当しましたが、私もメキシコでの充分な走行が出来ていなかったため、予選セッションを走りました。午前中の公式練習3回目では2周しか出来ず、コース習熟のために更なる周回が必要でした。3周だけではありましたが、少しでも走行経験が出来たことは決勝を戦う上での助けになってくれるはずです。

    マイク・コンウェイ
    我々はこの週末、充分な周回が出来なかったため、予選セッションも最大限に利用しました。もう何周かできればタイムは縮められたとは思いますが、順位に大きな違いは無かったでしょう。昨日我々に起こったことを考えれば悪くない結果です。車両修復のために長く厳しい夜を過ごしたクルーに本当に感謝しています。彼らの努力に報いるためにも決勝レースでは良い結果を目指します。

  • トヨタ、初走行のメキシコ初日に厳しい洗礼 / WEC 第5戦

    トヨタ、初走行のメキシコ初日に厳しい洗礼 / WEC 第5戦

    9月1日、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦メキシコ6時間レースが開幕した。TOYOTA GAZOO Racingにとっては厳しい試練となったものの、明日に向けての手応えもつかめた初日となった。

    初サーキットでレースが開催される場合に設けられる合同テストが午前9時から始まったが、そのセッション中にステファン・サラザンが駆る#6号車がスピン、ピットウォールにヒットするアクシデントが起こった。

    この事故で#6号車はモノコックにダメージを被り、初日午後に予定されていた2回の公式練習を走ることが出来なかった。#6号車はモノコックを交換、2日目の公式練習3回目及び公式予選に間に合わせるべく修復作業を行っている。

    #6号車のアクシデントに加え、#5号車のドライバーの1人アンソニー・デビッドソンがメキシコのレース参加を見送った。デビッドソンは先月フランスのマニクールで行われたテストで負った肋骨の打撲が完治しておらず、参加を諦めざるを得なかった。午前中に行われた合同テストでは怪我の回復度を見るために数周ドライブをしたが、完璧な状態とは言えなかった。メキシコのレース参加を諦めた理由のひとつは、9月17日に行われる次戦オースティンに向けて傷を完治させるため。オースティンは高い気温が予想され、3人のドライバーが交替でドライブする必要があるからだ。ちなみにメキシコのレースは20度前半の気温が予想され、ドライバー2人で問題なく走り切れると読んだ。

    この二つの不測の事態により、メキシコ6時間レースの初日はTOYOTA GAZOO Racingにとって非常に多忙な1日になった。#6号車のクルーはモノコックの交換に時間を取られ、#5号車は中嶋一貴とセバスチャン・ブエミの2人が2度の公式練習セッション中に可能な限りのデータ収集に励んだ。通常のセットアップ作業に加え、高地にあるメキシコシティならではの解決しなければならない問題があった。それは高地の希薄な空気によって減少したダウンフォースをいかに回復するかという難題。加えて冷却能力も減少し、パワートレイン、ブレーキの冷却が課題になってくる点だ。TS050 HYBRID #5号車はこの問題の改善を進め、その効果は3回行われたセッションで確認された。空力、メカニカル及びパワートレインのセッティングも満足のいくレベルが得られた。

    コースの状況は時間の経過と共に改善され、午前中のセッションが終わる頃にはコース上の埃や土は排除され、グリップ向上が確認された。しかし、公式練習2回目開始時に降った雨でコースのグリップは元に戻ってしまった。

    トータル4時間半に及ぶ走行セッションが終了して、TS050 HYBRID #5号車は1分26秒714のタイムを記録、5番手で初日を終えた。走行距離は113周・486kmに及んだ。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ)
    合同テスト: 6番手 (1分31秒159), 27周
    公式練習第1回目: 5番手 (1分27秒901), 41周
    公式練習第2回目: 5番手 (1分26秒714), 45周

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    合同テスト: 5番手 (1分30秒790), 19周
    公式練習第1回目: 出走せず
    公式練習第2回目: 出走せず

    中嶋一貴
    朝から夕方まで、3回のセッションをこなし、長い一日でした。多くの項目をテストし、多くのデータを収集しました。TS050 HYBRIDから最大のパフォーマンスを引き出すべく、これから収集したデータの解析を行う必要があります。私自身は新しいコースの初走行を楽しむことが出来ました。曲がりくねったレイアウトで壁も迫っていますが楽しいコースです。中盤の連続するコーナーの区間は特にチャレンジングです。

    アンソニー・デビッドソン
    せっかくメキシコに来たのにレースが出来ず残念ですが、正しい判断だと思います。今朝TS050 HYBRIDに乗ってみましたが体調は万全とは言えず、特に次戦オースティンも近いのでリスクは最小限に抑えなくてはなりません。ここメキシコでは2人のドライバーで6時間を走ることに問題はありませんが、次戦オースティンは非常に暑い中でのレースなので3人で戦うことが必要です。参戦できずに今回のレースウィークを過ごすのはとても残念ですが、セバスチャンと一貴が良いレースを戦ってくれるでしょう。

    セバスチャン・ブエミ
    チームにとっては複雑な一日でした。#6号車のこととアンソニーの出場断念は残念です。しかし私と一貴が多くの周回を完了できたのは明るい材料です。車両の仕上がりには満足しています。コース路面は走り始めこそ滑りやすかったですが、その後改善していきました。今回出場する全員にとって初めてのコースであり、短期間に多くを学ばなくてはなりません。今日のところはまずまず問題ないので、ここからどこまで出来るかです。

    小林可夢偉
    我々にとってはとても短い一日になってしまいました。私はほんの僅かの周回しか出来ませんでした。新しいサーキットなのでもちろん充分とは言えませんが、このような状況からでも最善を尽くさなくてはなりません。明日の公式練習3回目は、我々にとってコース習熟と正しいセットアップを見出すために重要になります。とはいえ、チームメイトが多くの周回を重ねてくれたことは間違いなく助けになってくれるでしょう。我々は前向きですし、良いレースが戦えるはずです。

    ステファン・サラザン
    最終コーナーで、5速で縁石に乗り上げコントロールを失いました。私のミスです。今日は我々にとってコース習熟のためにも重要な一日であり、決して起こしてはならないミスでした。明日再び走れるようにすべく修復を続けているメカニックには大変感謝しています。これから全力を尽くし、多くのポイントを獲得すべくプッシュしていきます。

    マイク・コンウェイ
    今日は予定通りには行きませんでした。コースは走り始めはかなり路面が汚れていましたが、とても良いレイアウトです。ただ、想像以上に狭く、コーナー間の加速区間は限られます。これは、コース上の混雑によりクリアラップを取るのが難しいということを意味します。第一印象は悪くありませんが、クリアラップが取りにくいという意味で、予選はチャレンジングなものになるでしょう。

  • トヨタ、新型軽乗用車「ピクシス ジョイ」を発売

    トヨタ、新型軽乗用車「ピクシス ジョイ」を発売

    トヨタは、新型軽乗用車「ピクシス ジョイ」を、全国のトヨタカローラ店74社、ネッツ店105社および、軽自動車比率の高い地域で取扱希望のあったトヨタ店15社、トヨペット店16社を含む販売店210社を通じて、8月31日に発売した。

    ピクシス ジョイは、お客様の生活に喜び・楽しさを提供していきたい、という想いから命名。軽自動車本来の魅力である低燃費・低価格に加え、スタイルやカラーなどデザインも追求している。

    なお、ピクシス ジョイはトヨタとダイハツとの間で合意した軽自動車OEM供給車(ダイハツ キャスト)である。

    <ピクイスジョイ 主な特徴>
    ■ピクシス ジョイC
    ・樹脂のガーニッシュ(フロント/リヤ)や大径タイヤ(165/60R15タイヤ)を採用するなど、クロスオーバーを感じさせるエクステリアを追求
    最低地上高を180mm(ピクシス ジョイF・ピクシス ジョイS比+30mm)とし、雪道や山道での走破性を確保

    ■ピクシス ジョイF
    ・バンパーモール(フロント/リヤ)やサイドロッカーモールなど随所にメッキ加飾を施すことで、洗練されたエクステリアを演出
    ・シート表皮には滑らかな触り心地のスエード調フルファブリックを採用し、上質な乗り心地に寄与

    ■ピクシス ジョイS
    ・バンパー(フロント/リヤ)など専用エアロパーツの採用に加え、内外装の随所に赤色のアクセントを施すことで、スポーティさを強調
    ・スポーティサスペンション(2WD車)やMOMO製革巻ステアリングホイール(7速マニュアルモード/パドルシフト付)などを採用し、よりスポーティな走りを追求

  • トヨタ、アンソニー・デビッドソンのメキシコ6時間レースを欠場を発表

    トヨタ、アンソニー・デビッドソンのメキシコ6時間レースを欠場を発表

    トヨタは、アンソニー・デビッドソンがWEC 第5戦 メキシコ6時間レースを欠場することを発表した。

    アンソニー・デビッドソンは、先月マニクールで行われたテストセッションで肋骨を負傷。回復具合を評価するためにエルマノス・ロドリゲス・サーキットでの午前中の走行テストセッションで数周走ったが、今週末のイベントには参加しないと共同で決定した。

    アンソニー・デビッドソンは、9月17日のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースへ向けて回復に努める。オースティンの高い気温は、各マシンに3名のドライバーが揃うことが重要となる。

    #5 TS050 HYBRIDは、セバスチャン・ブエミと中嶋一貴の二人だけでメキシコ6時間レースを戦う。

    アンソニー・デビッドソン
    「ここに来て、レースが出来ないのは残念だけど、正しい決断だ。午前中、クルマのなかで快適ではなかったし、リスクを冒しても意味はない。特に次はオースティンだからね。ここは2人のドライバーでレースをするのは問題ないけど、オースティンは高い気温によってそれは不可能だ。残りの週末は欲求不満な観客になるけど、セブとカズキが良い仕事をしてくれることはわかっている」

  • トヨタ:WEC 2016年 第5戦 メキシコ6時間レース プレビュー

    トヨタ:WEC 2016年 第5戦 メキシコ6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、FIA世界耐久選手権(WEC)初開催となる、メキシコでのシリーズ第5戦メキシコ6時間レースに向かう。

    メキシコの首都メキシコシティに位置する1周4.304kmのサーキットで、中嶋一貴とアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの3名が駆るTS050 HYBRID #5号車と、小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの3名がドライブする#6号車が、表彰台へと挑む。

    6名のドライバーのうち、ブエミ、サラザン、コンウェイの3名は、メキシコシティのサーキットの一部を既に経験済みだ。3名は3月に行われたフォーミュラEメキシコラウンドで、サーキットの一部を使用した2.14kmレイアウトでレースを戦い、ブエミは表彰台を獲得している。

    世界トップレベルの耐久レースがメキシコで最後に行われたのは1991年。世界スポーツカー選手権最終戦のひとつ前のレースとして行われた。トヨタはこのレースには出場しなかったが、その前年までにメキシコでのレースを2度経験している。

    1990年、世界スポーツカー選手権最終戦となったメキシコシティ480kmレースに、ジョニー・ダンフリーズ/ロベルト・ラバーリア組がトヨタ90C-V、ジェフ・リース/ジョン・ワトソン組がトヨタ89C-Vで出場したが、共にトラブルでリタイアに終わった。その前年にはダンフリーズ/ワトソン組が89C-Vで参戦し、予選では3番手を獲得するも決勝はリタイアに終わっている。

    戦いの舞台となるサーキットは、当時と同じアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスだが、コースは当時とは大きく変わった。このサーキット名は、レース中の事故で亡くなったメキシコ出身の名ドライバー、リカルドとペドロのロドリゲス兄弟にちなむ。エルマノスとはスペイン語で兄弟を意味する。

    旧コースレイアウトは長く、緩やかなバンク角のついた高速のペラルターダと呼ばれた最終コーナーが有名だったが、2015年のコース改修に伴いこの名物コーナーは姿を消した。改修された新コーナーは併設されている野球場の中を通過する。それ以外のレイアウトは、再舗装以外は旧コースを踏襲している。

    このコースは海抜2,285mという高地に位置し、WECの戦われるコースの中では最も標高が高い。高地による空気の薄さゆえ、グリップ確保のために超ハイダウンフォースの空力パッケージを必要とする。また、エンジンやハイブリッドシステムについても、通常よりも大きな容量の冷却システムが使用される。

    超ハイダウンフォースパッケージのTS050 HYBRIDは第4戦ニュルブルクリンクに投入されたが、5位、6位という結果に終わった。チームは、メキシコのコースに合わせた車両特性の最適化を目指して全力で改善作業を進めている。

    レースウィークは9月1日(木)の、2度にわたる4時間半の公式練習走行で幕を開ける。2日(金)は最終公式練習走行と予選が行われ、3日(土)の現地時間午後1時半(日本時間4日午前3時半)に6時間の決勝レースのスタートが切られる。

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racingチーム代表)
    今週末のWEC第5戦メキシコは、シリーズ初開催であり、我々はもとよりWEC参戦全チームにとって新たなチャレンジとなります。また、メキシコのWECファンの方々にお会いできることをとても楽しみにしております。今シーズンのWECシリーズはここで中間点を迎え、レースは欧州内から世界への転戦が始まります。TS050 HYBRIDの力強い走りをお見せしたいと思いますし、それが出来るポテンシャルを持っていると確信しています。メキシコ戦には超ハイダウンフォース仕様の車両を持ち込む予定ですが、薄い空気ゆえに、高い最高速も期待できるものと予想しています。これほど標高が高いサーキットでTS050 HYBRIDを走らせるのは初めてであり、レースへの万全な準備に全力を尽くします。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #5号車)
    ニュルブルクリンクのあと、メキシコまで充分な準備の時間が取れたことは良かったです。WEC初開催のコースということで、レイアウトの学習を続けて来ましたが、充分に準備は整ったと感じており、実際にコースを走るのが待ち切れません。メキシコのファンはとても熱狂的だと聞いており、素晴らしい雰囲気の中でレースが出来ると思います。彼らの前で素晴らしいレースを戦い、良い週末になることを願っています。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #5号車)
    私はメキシコでのレースを戦ったことがありませんし、メキシコを訪れること自体が初めてで、この旅を前にとても興奮しています。メキシコのファンの素晴らしさも多く聞いており、最高の雰囲気の中でのレースをとても楽しみにしています。我々の#5号車の目標は最低でも表彰台獲得で、そのための競争力を期待しています。良いパフォーマンスを発揮すべく全力を尽くします。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #5号車)
    新しいコースに挑戦出来るのは嬉しいことです。WECの舞台としてメキシコは素晴らしいコースだと思います。多くのモータースポーツの歴史を持ち、ファンも耐久レースについて良く知っています。私自身は今年の初めにメキシコを訪れており、コースの一部を体験しました。スタジアムセクションは特に素晴らしく、ファンも熱狂的でした。ニュルブルクリンクは我々にとってやや厳しいレースとなってしまいましたが、また上位を争える自信はあります。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #6号車)
    メキシコは全てのチームにとって未体験のコースであり、面白い週末になるでしょう。薄い空気についても考慮しなくてはならず、レースカーやドライバーにどんな影響を及ぼすかも興味深い点です。我々のパフォーマンスはニュルブルクリンクよりは向上しているはずですが、正確な状況は走り出すまで分かりません。決勝レースへ向けて、完璧なレースカーを仕上げるために全力で作業を続け、表彰台争いが出来ればと思っています。

    ステファン・サラザン (TS050 HYBRID #6号車)
    シリーズに新たなコースでの一戦が加わるというのは、いつもとてもチャレンジングでエキサイティングです。練習走行では、このコースでTS050 HYBRIDがどのような反応をするか、詳細に多くのデータを収集する必要があり、忙しい週末になるでしょう。また、他のレースとは異なる要素として、標高の高さがあります。空気が薄いので、ドライバーにとってもタフなレースになるでしょうが、私自身は充分に準備が出来ています。この週末へ向け自信を感じていますし、上位を争いたいと思っています。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #6号車)
    サーキットのフルコースを走れるのが楽しみです。素晴らしいコースで、メキシコのファンは本当にモータースポーツを楽しんでくれるので、特別なレースになるでしょう。あの標高でのレースを経験しており、何が起こるか分かっているので、それに対する準備という点で多少気は楽です。新しいコースに慣れるため、大変な週末になるでしょうが、準備は出来ており、ライバルとバトルが出来ることを望んでいます。

  • トヨタ、佐藤健を起用したTOYOTA GAZOO Racingの新テレビCMを開始

    トヨタ、佐藤健を起用したTOYOTA GAZOO Racingの新テレビCMを開始

    TOYOTA GAZOO Racingは、8月26 日(金)より人気俳優・佐藤健さんを起用した新テレビCM「TOYOTA GAZOO Racing 対話篇」3パターンを全国でオンエアを開始する。

    トヨタは、佐藤健を新テレビCMキャラクターとして起用した背景として「俳優という仕事に対して、軸をぶらさずに向き合っている佐藤さんの姿勢がTOYOTA GAZOO Racingのクルマを鍛え続ける取り組みと重なった」と説明。

    テレビCMでは、「トヨタがなぜレースをやるのか」、「クルマにも野性があるんだぜ」、「モータースポーツは何を生むか?」などど、どこからともなく語りかけてくる声の問いかけやメッセージに対して、佐藤健が テンポよく掛け合いをする。掛け合いをしていく中で「何だよ、GAZOOって?」とTOYOTA GAZOO Racingへ徐々に興味を持ち始める姿をスタイリッシュに描いている。

    トヨタは、今後も佐藤健を起用し、TOYOTA GAZOO Racingの様々な活動とクルマの楽しさを伝えていく予定としている。

    佐藤健 インタビュー

    Q.TOYOTA GAZOO RacingTV-CMに出演してみてどうでしたか?
    普段から車が好きで運転はしますが、TOYOTA GAZOO Racingのようなレースには男 として憧れます。機会があったら、レースにもチャレンジしてみたいです。

    撮影で難しかったことは?
    15秒間でスタイリッシュに仕上がるような間合いを取るのが難しかったです。

    仕上がりで楽しみなことは?
    自分が話す日本語とドイツ語の声との共演なので、完成形が楽しみです。

    佐藤 健(さとう たける)
    生年月日:1989年3月21日 出身:埼玉県 血液型:A型
    日本の俳優。映画 「るろうに剣心」「バクマン」「世界から猫が消えたなら」やドラマ 「龍馬伝」「とんび」「天皇の料理番」など数々の話題の作品に出演。2011年エランドール賞新人賞。2013年ジャパンアクションアワード ベストアクション男優部門 最優秀賞。2015年ジャパンアクションアワード ベストアクション男優賞。2015年アジアン・フィルム・アワード優秀男優賞 受賞。2015年東京ドラマアワード主演男優賞。2016年 橋田賞、放送文化基金賞演技賞受賞。2016年10月15日には「何者」の公開が控える。

  • レクサス、新型「LC500」で2017年SUPER GT参戦

    レクサス、新型「LC500」で2017年SUPER GT参戦

    LEXUS GAZOO Racingは、来シーズンからSUPER GT GT500クラスに、従来の「RC F」に替えて、2016年1月デトロイトモーターショーで発表した新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとしたレース車両で参戦することを発表した。

    「LC500」は、LEXUSを新たな章へと導くフラッグシップクーペとして誕生したモデルで、美しいデザインや「より鋭く、より優雅に」 をキーワードに、すっきりとして奥深い走りの実現を目指した。日本では、2017年春頃発売の予定。

    また、新たに来年から参戦する「LC500」をベースとした新GT500車両は、2017年から採用される新規則に沿って、トヨタテクノクラフト(株)で開発が進められており、9月から実車テストを開始する予定。

    SUPER GT GT500クラス参戦車:LEXUS LC500 LEXUS LC500 SUPER GT