カテゴリー: トヨタ

  • 【動画】 トヨタ、2017年 WRCに参戦するヤリスWRC公式動画を初公開

    【動画】 トヨタ、2017年 WRCに参戦するヤリスWRC公式動画を初公開

    TOYOTA GAZOO Racing WRCチームは、TOYOTA GAZOO Racingの目指す「もっといいクルマづくり」を具現化すべく、この9か月間開発を行ってきた。冬の間のチームの多大な努力を経て、この春、ヤリスWRC(日本名:ヴィッツ)はフィンランドにて最初のテスト走行に臨み、続いて南欧でのテストで快走した。

    これらの徹底したテストプログラムを通し、快調に走りだしたヤリスWRCは、今後も走行テストを続けることであらゆる道に鍛えられWRCの道に向かう。

    ■10回のテストで5000キロを走破!
    今年5月、期待と興奮に満ちたチームは、フィンランドの開発拠点に程近い場所でヤリスWRCの初シェイクダウンを行い、その後多くの場所でテストを繰り返している。開発はまだ初期段階であるが、欧州のあらゆる道ですでに5000キロを走破してきた。

    チーム代表のトミ・マキネンは次のようにコメントしている。「スケジュール通りに開発を進めるために、我々は懸命な作業を続けてきた。5月以来すでに多くのテストを予定通りにこなしている。2台目のテスト車両が加わったことでテスト計画はペースアップし、内容も多様化した。あらゆる環境と路面でテストを行い、2017年シーズンに万全の体制で臨みたいと考えている」。

    ■2台のテスト車両による相乗効果
    開発プログラムを最も効率よく行うため、2台目は早い段階で投入された。「2台体制を敷いた理由は、開発を2つのパートに分けたかったからである。1号車のチームはフィンランド国内で活動し、エンジンとギアボックスに焦点を当て、車両の信頼性と耐久性向上に注力している。2号車のチームはサスペンションに焦点を当て、スペインやポルトガルといったフィンランド以外の欧州をベースに活動している」とチーフエンジニアのトム・フォウラーは説明する。「ターマックでのテストはまだ始めていないが、車両のパフォーマンスレベルはとても高いと言える。これまでのところ大きな問題もなく進められており、チームの励みになっている」。

    ■テストドライバーラインナップ
    開発プログラムをさらに進める前の現時点では、トミ・マキネン、ユホ・ハンニネン*1、ヤルコ・ニカラ*2の3名が、交代でハンドルを握っている。「気持ちを抑えきれず、自分が一番に車両を走らせた」とマキネンは認める。「素晴らしいフィーリングで楽しく運転ができた。メインテストドライバーであるユホ・ハンニネン、そしてヤルコ・ニカラが加わってくれたことも、とても幸運だ」と付け加えた。ハンニネンは「最初に運転したときはとても感銘を受けた」と話す。「ハンドリングと車両のバランスは完璧だったし、設計も非常に優れている。クルマの信頼性が高く大きな問題もなかったので、フィンランド国外で初めて行ったテストでは時間を無駄にすることなく、予定通りの走行距離をカバーできた。様々な状況・条件でテストを行ってきたが、ヤリスWRCのパフォーマンスはとても安定している」と加えた。

    *1ユホ・ハンニネン: フィンランド出身ラリードライバー。 2010年にIRCチャンピオン、2011年にはS-WRC(現WRC-2)チャンピオンとなる。2014年、ヒュンダイワークスチームよりi20 WRCでWRCに参戦。また、2015年はフォードFiesta WRCでラリー・フィンランドにスポット参戦した
    *2ヤルコ・ニカラ:フィンランド出身ラリードライバー。16歳からモータースポーツを始め、2006年にはフィンランド国内ジュニアラリーチャンピオンを獲得。2007年のラリー・フィンランドでWRCデビュー。2012年のラリー・カタルーニャ(スペイン)ではMINIジョン・クーパー・ワークスで5位入賞した

    ■情熱にあふれ活気に満ちたチーム
    チームには毎週のように新しいメンバーが増えている。現在日本を含む7か国からのメンバーで構成される多国籍なチームは全員が「もっといいクルマづくり」の精神で、同じ目標に向かって邁進している

    「この家族のような雰囲気のチームをとても気に入っている。人がどんどん増えているにもかかわらず、チームの雰囲気がほとんど変わっていないことに驚いている。言語による壁もなく、チームには一体感があり、一人一人が妥協することなくベストを尽くしている。これらは成功するチームには必須条件の一つだと考えており、皆が同じ方向を向いていることをうれしく思っている」とマキネンは語る。

    TOYOTA GAZOO Racing WRC 公式映像 第1弾

  • トヨタ、実力発揮ならず無念の5位、6位フィニッシュ / WEC 第4戦

    トヨタ、実力発揮ならず無念の5位、6位フィニッシュ / WEC 第4戦

    7月24日(日)、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、5位と6位という残念な結果に終わった。

    第2戦スパ、第3戦ル・マンで見せたTS050 HYBRIDのパフォーマンスから、高い望みと共に挑んだ第4戦ニュルブルクリンク。しかし、レース序盤に選択したタイヤが路面状況に合わずタイムを失った。それ以降、上位を争うことは出来なかった。

    TS050 HYBRID #5号車は優勝したポルシェ#1号車から1周遅れの5位、#6号車はトラブルにも見舞われて修復に時間がかかり、4周遅れの6位に終わった。

    ニュルブルクリンク以降、今シーズン後半戦のレースへ向けて開発された超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDのデビューは残念な結果となってしまったが、レース終盤のラップタイムで競争力を示せたのは次戦以降へ向けての励みとなった。

    5万8千人(週末合計)の観客が見守る中で、中嶋一貴とマイク・コンウェイの操る2台のTS050 HYBRIDは、高い路面温度を想定したタイヤを装着してレースのスタートを切った。第1スティント向けのタイヤコンパウンドは予選前に選択しなければならないが、チームは決勝日の路面温度を高く見積もり過ぎていた。

    アウディとポルシェが接近戦での首位争いを繰り広げる中、TOYOTA GAZOO Racingの2台は、スタートから90分を過ぎた時点で、首位から40秒以上引き離されての走行を余儀なくされた。

    このため、チームは2台に異なるコンパウンドのタイヤに換えることを選択。これにより状況は改善され、競争力を取り戻すことが出来たが、首位争いをするライバルとの差は手の届かないところまで開いてしまっていた。

    さらに、レースの折り返し直前には、アンソニー・デビッドソンのドライブしていた#5号車が、GTクラスの車両と接触し、車体前部を交換するために予定よりも早いピットインを強いられ、#5号車は順位を落とすこととなってしまった。

    レース前半に出された何度かのフルコースイエローによってもトップから離される結果になってしまった。中盤にかけて2台のTS050 HYBRIDは好ペースで周回を重ねていたが、#6号車がエンジン周辺部品の不具合のためピットで5分間に渡って修復を余儀なくされた。

    その時点から、チームの目標はトラブル無く最後まで走り切ることへと切り替えられ、それは達成された。

    次戦よりWECの舞台はヨーロッパ大陸を離れる。WEC第5戦は、初開催となるメキシコ6時間レース。オートドローモ・エルマノス・ロドリゲスで9月3日(土)に決勝レースが行われる。

    佐藤俊男 チーム代表
    激しい戦いの末に勝利を勝ち取ったポルシェに祝福を送ります。先頭争いは非常にエキサイティングでしたが、残念ながら我々はそこに加わることが出来ませんでした。レース序盤の速さが足りず、厳しい一日となってしまいました。レース途中からコンパウンドの違うタイヤに交換したことでペースを取り戻すことが出来、新しいパッケージのポテンシャルを示すことは出来ましたが、遅すぎました。パッケージの改良を進め、シーズン後半となる遠征戦には更に競争力を高め戻って来ます。

    中嶋一貴
    我々にとっては厳しいレースでした。タイヤ選択が鍵でしたが、それが上手く働きませんでした。とにかくこのコースに我々のTS050 HYBRIDは少し合っていなかったように感じました。しかし、路面に適合したタイヤを装着してからは感触も良く、ライバルと比較してのペースも悪くありませんでした。最善を尽くしましたが残念な結果に終わった今日のレースを反省し、次のレースでは上位争いが出来ることを願っています。

    アンソニー・デビッドソン
    レースを通してスピードが足りず、期待外れの結果で終わってしまいました。もっと良い戦いが出来ることを想定していましたし、一時的には速さを見せられたこともありましたが、レースを通してではありませんでした。コース上の混雑にも苦しめられ、運にも恵まれず、接触を喫してしまいました。ここから仕切り直し、初めてのコースである次戦メキシコでは上位へ復帰することを目標とします。

    セバスチャン・ブエミ
    スタート時のタイヤが路面に合っていなかったのですが、コンパウンドの異なるものに交換してからは好調でした。ライバルと比較して僅かにダウンフォースが足りない感覚があり、ハードなレースになると思っていましたが、予想以上に厳しいものになってしまいました。すぐに次戦へ向けての準備を開始し、メキシコでは勝負出来るレベルまで復帰しなくてはなりません。

    小林可夢偉
    もっと上位でのフィニッシュを期待していました。全力を尽くしましたが、結果は望み通りにはなりませんでした。トラブルを懸命な作業で修復し、コースに戻してくれたメカニックに感謝します。彼らは今日一日素晴らしい仕事をしてくれました。ニュルブルクリンクは我々に向いているサーキットとは言えませんでした。次戦メキシコへ向けて改良を進め、再び上位争いが出来ることを望んでいますし、チーム全員でその目標に向けて努力して行きます。

    ステファン・サラザン
    難しい週末でした。残念ながら我々は序盤戦で路面に合わないタイヤコンパウンドを選択してしまい、ラップタイムに影響してしまいました。タイヤを換えたことでパフォーマンスは改善しましたが、それでも望んでいたレベルには届きませんでした。期待していたパフォーマンスを発揮することが出来ず、ここニュルブルクリンクは、我々の新しいパッケージをもってしても難しいコースでした。これから我々は次戦メキシコの準備のために懸命に働かなくてはなりません。

    マイク・コンウェイ
    チームにとって厳しいレースでした。スタートから良いペースで走ることが出来ず、ペースを取り戻してからはトラブルに見舞われるなど、運にも見放されたレースでした。#5号車も苦戦を強いられるなど、全体的に上手く行かない週末でした。今シーズンの残りレースはもっと良いレースが出来ることを祈っています。

  • トヨタ:天候に翻弄され、2台のTS050 HYBRIDは3列目から決勝へ

    トヨタ:天候に翻弄され、2台のTS050 HYBRIDは3列目から決勝へ

    FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの予選が行われた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは変わりやすい天候に翻弄され満足いくアタックが出来ず、5,6番手でグリッド3列目から明日の決勝レースに臨むこととなった。

    朝から断続的な雨に見舞われ、変わりやすいコンディションの中で、チームはタイヤチョイスやセッティングに悩まされる一日となった。

    午前中の公式練習第3回目は、霧のために予定より45分遅れで実施。ウェットコンディションで開始されたが、雨は止み、セッションが進むにつれてコースコンディションが改善していき、中盤以降はドライでの走行になった。2台のTS050 HYBRIDは、ライバル勢と遜色のないタイムを叩き出し、予選、決勝での走りにも期待がかかった。

    しかし、予選のグリーンライトが点灯する直前から軽い雨が降り始め、セバスチャン・ブエミと小林可夢偉がドライブする2台のTS050 HYBRIDは、インターミディエイト・タイヤで最初のアタックに向かった。しかし、雨はすぐに上がってコースのライン上は乾き始め、2台は共に1周のアタックの後すぐにピットへ戻り、ドライ仕様のタイヤへと交換した。

    同時にこのピットでブエミはアンソニー・デビッドソンへ、小林はステファン・サラザンへとドライバーを交代し、共にラップタイムを2秒以上更新した。

    WECの予選では、2人のドライバーそれぞれのベストタイムの平均でグリッドが決定されるため、ブエミと小林はドライタイヤで再度アタック。
    2人はインターミディエイト・タイヤでのタイムは更新したが、アタックラップ中に再び雨が降り始めて一気に路面コンディションが悪化。結局グリッドポジションを上げることは出来なかった。2台のTS050 HYBRIDは3列目から明日の6時間レースに臨むこととなる。

    決勝レースは、24日(日)の午後1時(日本時間・午後8時)にスタートが切られる。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第3回目:  2番手 (1分41秒293), 28周
    公式予選:  6番手 (平均1分40秒748)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第3回目:  6番手 (1分42秒309), 30周
    公式予選:  5番手 (平均1分40秒639)

    アンソニー・デビッドソン
    複雑なコンディションでの困難な予選でした。ドライブするのも難しかったのですが、1周のアタックではコース上の混雑にも苦しみ、上位争いには加われませんでした。決勝レースこそが重要ですし、決勝でのペースには自信があります。

    セバスチャン・ブエミ
    天候のおかげで奇妙な予選となってしまいました。我々はタイヤ選択やセットアップの面で決勝レースに焦点を合わせていたので、予選でのパフォーマンスについては妥協せざるを得ませんでした。それが予選の結果に出てしまったということですが、でも少し残念です。

    小林可夢偉
    予選時のコンディションは簡単ではありませんでしたが、我々が狙っているのは予選ではありません。我々は決勝レースでのセットアップに集中しており、3列目グリッドはその結果と言えます。レースは別の展開になると思っていますし、力強いレースが出来ると思っています。

    ステファン・サラザン
    コースコンディションは非常に難しい状況でした。我々がドライタイヤでコースインした時、まだコース上には濡れた部分が残っており、限界でのアタックは出来ませんでした。厳しい予選結果となったことは分かっていますが、1周のアタックではない、決勝レースのペースでは勝負出来るはずです。我々のターゲットは決勝レースであり、決勝へ向けたTS050 HYBRIDのバランスも良いので、良いレースが出来ると思っています。

  • トヨタ、新空力パッケージのTS050 HYBRIDに手応え / WEC 第4戦

    トヨタ、新空力パッケージのTS050 HYBRIDに手応え / WEC 第4戦

    FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが開幕。初日の7月22日(金)には2度にわたる公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは、新空力パッケージのTS050 HYBRIDで着実な手応えを得た。

    TOYOTA GAZOO Racingの本拠地があるドイツ・ケルンから90km程に位置するニュルブルクリンク・サーキット。ここで開催される6時間レースは、メカニカルトラブルで勝利を逸した第2戦スパ、第3戦ル・マンでの雪辱を果たす絶好のチャンスである。

    舞台となるグランプリコースは、1周5.148km。2台のTS050 HYBRIDは決勝レースを見据え、データの収集及びセッティング作業などの準備作業をこなした。
    チームはこのニュルブルクリンク6時間レースで、シーズン後半戦へ向けて開発された超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDをデビューさせた。この新空力パッケージは、ストレートでの最高速よりも、コーナーリング時の性能を重視している。

    正午から行われた公式練習1回目では、TS050 HYBRID #5号車が1分42秒593で首位のポルシェから0.890秒差の5番手。#6号車が1分43秒635で6番手。午後4時半からの公式練習2回目には共にタイムを短縮、#6号車が1分41秒822で4番手、#5号車は1分42秒325で6番手タイムをマークした。

    幸にも公式練習初日は暖かく、ドライコンディションのまま両セッションを終えることが出来、TOYOTA GAZOO Racingは2台で合計155周、約800kmをトラブル無く走破。新パッケージの最適化に向けて着実な手応えを得た。

    明日23日(土)は、午前9時15分(日本時間午後4時15分)から60分間の公式練習3回目が行われた後、午後2時45分(同午後9時45分)よりLMPクラスの公式予選が行われる。決勝レースは、24日(日)の午後1時(同午後8時)にスタートが切られる。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第1回目: 5番手 (1分42秒593), 34周
    公式練習第2回目: 6番手 (1分42秒325), 40周

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第1回目: 6番手 (1分43秒635), 35周
    公式練習第2回目: 4番手 (1分41秒822), 46周

    中嶋一貴
    TS050 HYBRIDの感触は良く、特にロングランでのバランスとパフォーマンスには満足しています。1周のタイムについては更に向上の余地があると思いますが、トップからそれほど大きな差ではありません。今日は幸運にも好天に恵まれましたが、この後の週末の天候が気がかりです。

    アンソニー・デビッドソン
    建設的な一日で、天候にも恵まれてセットアップ作業もはかどりました。ロングランについては全員が満足していますが、ニュルブルクリンクは天候が不安定なことが多いので、ウェットでの走行も試せれば良いと思います。TS050 HYBRIDのバランスにも満足しており、これまでのところは問題はありません。

    セバスチャン・ブエミ
    今日の結果には満足しています。ダウンフォースを増した新しい空力パッケージでの初走行で、多くのデータが得られました。ラップタイムも充分に競争力のあるもので、週末へ向けては自信があります。ここまでは順調です。

    小林可夢偉
    今日は多くの作業をこなし、全体的に上手く行きました。まだやるべきことはあり、それによって更なるパフォーマンスの向上も見込めるでしょう。我々のなすべきことは1周のアタックタイムではなく、決勝レースにおいて安定したハイペースで走ることが狙いです。

    ステファン・サラザン
    有意義な一日でした。新しい空力パッケージは、ニュルブルクリンクのようなコースに合っています。決勝レースのために非常に重要なタイヤ戦略とセットアップで有意義な作業が出来ました。全てに満足しています。非常に接近した、厳しい戦いになると思いますが、ベストを尽くします。

    マイク・コンウェイ
    正しい方向性で、TS050 HYBRIDの性能を引き出し、着実な進歩を遂げられたと思います。目標は明確であり、全てが順調です。新パッケージでの初走行でしたが、一歩一歩進化を続けており、更なる向上が期待出来ます。

  • トヨタ:SUPER GT 2016年 第4戦 SUGO プレビュー

    トヨタ:SUPER GT 2016年 第4戦 SUGO プレビュー

    7月23日(土)、24日(日)の両日、宮城県柴田郡村田町に位置するスポーツランドSUGOでSUPER GTの第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開催される。

    昨年は9月後半に第6戦として行われたSUGOラウンドだが、今年は2014年以前と同じ、7月の開催に戻った。第3戦のオートポリスラウンドが中止となったことで、ゴールデンウィークの第2戦以来、約2ヶ月半ぶりのSUPER GT開催となる。

    SUGOでは6月半ばに合同テストが行われた。LEXUS RC Fはこのテスト2日間の総合でトップ2を占めるなど好調ぶりを示しており、活躍に期待がかかる。また、この第4戦SUGOから2週間のインターバルで第5戦富士、そして3週間空けて第6戦鈴鹿と、真夏の3連戦が待ち構えている。この3連戦の初戦となるSUGOラウンドは、シーズン中盤の戦いを占う意味でも重要な一戦となりそうだ。

    東北の山間に位置するテクニカルコース
    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用したアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。高低差は約70m。

    バックストレートまでの前半はテクニカルなセクション。バックストレートを下って馬の背コーナーをクリアした先は、中高速コーナーが続き、最終コーナーからメインストレートへは、10%勾配という急な上りの名物コーナー。レーシングカーがその大馬力を見せつけるかのように一気に駆け上ってくるシーンは大迫力だ。観客席からも比較的近く、迫力の走りを身近に味わえる。

    1周3.704kmと短く、比較的コース幅が狭いこともあり、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。コース幅やアップダウン、そして山間部ならではの天候の変わりやすさなどからアクシデントも多く、「魔物が住む」と言われるコースでもある。

    東北の自然や味覚を存分に味わえる
    自家用車、レンタカーであれば、東北道の村田インターからわずか15分と、アクセスは容易。北側からのアクセスなら仙台南インターでもそれほど時間はかからない。

    近郊には駅がないため、公共交通機関でのアクセスの場合は、JR仙台駅西口から出ている、宮城交通の臨時バスを利用することになる。空路の場合は仙台空港から仙台駅へのバスもあるが、空港の方がサーキットに近いので、直接タクシーで行ってしまうのも手だ。

    宿泊などは、東北最大の都市、仙台が近いのでそちらを利用するのが便利。自然を満喫するなら蔵王周辺の温泉や、日本三景の一つである松島との観光を組み合わせるのもいいだろう。仙台名物の牛タンや三陸の海の幸など、グルメも楽しみたい。

    事前のテストではLEXUS RC Fが1-2。
    得意のSUGOで今季初勝利を目指す

    昨年のSUGO大会は、秋開催ということでウェイトハンデの重さもあり、LEXUS RC F勢は4位、5位フィニッシュという結果に終わった。しかし、LEXUS RC Fのデビューイヤーとなった2014年のSUGOでは1-2フィニッシュを飾っており、コースとの相性は悪くない。

    今年ここまでの2戦では、LEXUS RC F勢は未勝利ながらも、ジェームス・ロシター/平川 亮組 KeePer TOM’S RC F 37号車が2位、3位と連続表彰台でランキング2位につけている。今季、SUPER GTとかけ持ちでELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)に参戦している平川は、初出場となったル・マン24時間レースでは自身の担当で首位を走るなど好走を見せたが、チームメイトのクラッシュにより無念のリタイア。しかし、ELMSでは、第2戦で勝利、7月17日に行われたばかりの第3戦でも勝利と勢いに乗っており、直前のスーパーフォーミュラ富士ラウンドで好走を見せたロシターとのコンビは、やや重いウェイトハンデをものともしない走りを見せてくれるはずだ。

    目下37号車に続くランキング3位につけるのは、前戦富士で3位表彰台を獲得したヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車。SUPER GT参戦2年目にして初表彰台を獲得したコバライネンと、2014年にここSUGOで勝利を挙げている平手にとって、次の目標はもちろん表彰台の頂点だ。

    ランキング5位、6位につける大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR RC F 6号車、伊藤 大輔/ニック・キャシディ組 au TOM’S RC F 36号車の2台も期待は大きい。伊藤と大嶋は2012年にSUGOで勝利、カルダレッリも2年連続2位と、SUGOは得意としており、ウェイトハンデがそれほど重くないことからも優勝争いに絡んでくるだろう。

    そして、前戦富士で上位を争いながらも、まさかの燃料切れでレースを終えた立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車は、6月のテストで最速タイムをマークしており、ウェイトハンデの軽さも相まって、今大会優勝候補の筆頭と言えそうだ。

    また、関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN RC F 19号車もテスト2番手と好調。直前のスーパーフォーミュラでファイト溢れる走りを見せ、初表彰台獲得を果たした関口と、不運なトラブルでレースを終えるも速さを見せた国本のファイティングスピリット溢れる走りに期待したい。

  • トヨタ:WEC 2016年 第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース プレビュー

    トヨタ:WEC 2016年 第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース プレビュー

    トヨタにとって衝撃的な幕切れとなったル・マン24時間レースから約1か月、FIA世界耐久選手権(WEC)は第4戦ニュルブルクリンク6時間レースを迎える。

    TOYOTA GAZOO Racingはル・マンでの雪辱を果たすべく、もう一つのホームレースとなるニュルブルクリンクで今季初勝利を目指す。

    ル・マン24時間レースでは、TS050 HYBRID #5号車がチェッカーフラッグまであと数分というところで、痛恨のメカニカルトラブルにより、ほぼ手中にしていた初勝利を逃すこととなった。

    しかし、速さではライバルのポルシェとアウディに決して引けを取らないことを証明した。

    この週末にWEC第4戦が行われるニュルブルクリンク・サーキットは、チームの本拠地であるドイツ・ケルンから車で1時間ほどの場所にあり、ル・マンでの悪夢を振り払い、心機一転、勝利を目指すのに最高の舞台と言える。

    中嶋一貴とアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの駆る#5号車は今シーズン運に恵まれないレースが続いており、ドライバーズランキングにおける現在のポジションは、実際の競争力やパフォーマンスを反映したものとは言えない。今週末のWEC第4戦での目標はこの不運を断ち切って表彰台に上ることだ。

    小林可夢偉とステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#6号車はル・マン24時間レースで2位フィニッシュを果たしたことで、ドライバーズランキングでも上位を争っている。#5号車同様に、シーズン初勝利を目指し第4戦に挑む。

    今週末のレースには、ル・マン24時間レース用に開発された低ドラッグ空力仕様ではなく、ストレートの距離が短く、タイトなコーナーをもつニュルブルクリンクに合わせた超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDが投入される。

    ケルンのトヨタモータースポーツ有限会社(TMG)の風洞で開発された新しい空力仕様は、最高速性能と引き替えにより強力なダウンフォースを生み出し、これが、これからのシーズン後半戦へ向けたパッケージとなる。

    7月22日(金)に行われる公式練習走行では、5.137kmのニュルブルクリンク・グランプリコースにおいて新しい空力仕様の検証とそのセッティングが進められる予定。尚、サーキットに関しては、今シーズンからヴィードル・シケインがよりタイトに変更されている。

    佐藤俊男 TOYOTA GAZOO Racingチーム代表
    前戦ル・マンの無念は一旦胸中に収め、前を向いて進みたいと思います。ファンの皆様をはじめ、関係者やライバルメーカーの方々にはこれまでに多くの温かい励ましの言葉を頂き、心から感謝を申し上げます。モータースポーツチームとして、改めてレースをしたい、戦いたい思いで一杯であり、モチベーション、チーム力ともこれまで以上に高まっています。よってニュルブルクリンク6時間レースは再度パフォーマンスを示す絶好の機会になると思います。またケルンのTMG社員など大勢の応援がもらえるこのレースは、我々にとってはホームレースと言えるイベントです。昨年は、とても多くの観客の皆様にも声援を頂きました。今年も、グランドスタンドを埋めつくす皆様の前で勝利に向かって戦うことが出来るものと確信しています。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #5号車)
    ル・マンからあまり間を空けずにレースに戻ることが出来るのは嬉しいことです。例年WECはル・マンのあと長い夏休みとなっていましたが、1か月でシリーズが再開するのは我々にとって歓迎すべき状況です。ル・マンでは我々の真の強さを証明出来たので、今週末も同様に戦えると思っています。ニュルでのレースには、ケルンからチームの仲間が、大勢応援に駆けつけてくれます。特にあのル・マンのあとだけに、彼らに好結果をもって応えるべく、士気は高まっています。チームの仲間は、懸命な努力を続けてくれています。このレースは彼らの働きに報いる絶好のチャンスです。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #5号車)
    ル・マンが残念な結果に終わっただけに、これまでにないほど雪辱に燃えています。ニュルブルクリンク・サーキットはとても楽しいコースで、これまでと同じように、我々のTS050 HYBRIDがここでも競争力があることを願っています。チームのホームレースで勝利を目指し戦えることは大きな励みとなるでしょう。ケルンから応援に来てくれる多くの仲間の前でのレースは特別です。その素晴らしい雰囲気とチームスピリットは、この週末のレースに大きな力をもたらしてくれるでしょう。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #5号車)
    あのル・マンからすぐにレースに戻れるのは気分的に良いことで、ニュルブルクリンクでの第4戦をとても楽しみにしています。我々は再び勝利を争えると思っていますし、シーズンの前半戦を良い流れで締めくくるためにも好結果を目指します。今季これまでの3戦中、2戦でレース終盤までリード出来たことは大きな自信に繋がっており、ニュルブルクリンクでも同様の好パフォーマンスを見せられると思っています。ル・マンの結果を受け入れるのが困難なのは我々全員同じですが、それはもう胸にしまい、シーズン残りのレースを見据えて戦う時期に来ています。何としても今季初勝利を狙って行きます。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #6号車)
    個人的にはニュルブルクリンクでここ数年間レースを行っていませんが、フォーミュラカーでは何度か良い結果も得ており、LM P1-Hカーでの初のニュルブルクリンクを楽しみにしています。我々のTS050 HYBRIDは充分に上位を争える速さがあると思っていますので、表彰台の一番上を目指します。このレースにはダウンフォースを増強した空力仕様を投入することになり、最高のパフォーマンスを引き出すべくハードワークが必要です。チームはル・マンのパッケージでも素晴らしい仕事をしてくれ、今週末も再び良いレースが戦える自信があります。

    ステファン・サラザン (TS050 HYBRID #6号車)
    ル・マンで我々は素晴らしい仕事をやり遂げ、昨年と比べて大きな進歩を果たしました。今の我々にとって最も重要なのは、ライバルと戦える位置に戻れたということです。今の我々の目標はレースに勝つ事、そして世界チャンピオンのタイトル争いです。ル・マンのあとに長い休暇がないのは良いことだと思っています。ニュルブルクリンクのコースは大好きですし、我々には競争力の高いTS050 HYBRIDがあります。この週末のレースを心待ちにしており、戦う準備は出来ています。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #6号車)
    ニュルブルクリンクは最高のコースで、レースを戦うのを本当に楽しみにしています。ハイダウンフォースサーキットなので、どのチームのパッケージが適しているのか、とても興味があります。我々も改良したパッケージを持ち込みますので、ル・マンのような良いペースで戦えることを望んでいます。#6号車はドライバーズ選手権を争っており、着実にポイントを獲得してタイトルを狙いにいきます。昨年のニュルブルクリンクでの雰囲気は最高でした。我々にとってもう一つのホームレースで、多くのファンやチームの仲間を前に戦えるのを楽しみにしています。

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 2016 第3戦 富士スピードウェイ プレビュー

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 2016 第3戦 富士スピードウェイ プレビュー

    約2ヶ月という長いインターバルを経て、いよいよ来週末、7月16日(土)〜17日(日)には、全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第3戦が富士スピードウェイで開催される。

    例年、この時期は、まだ梅雨明け前。だが、今年は7月に入ってから、各地で猛暑を観測する一方、急激に冷え込む日もあるなど、非常に不安定な天候が続いている。

    特に、関東では、急激な暑さになったかと思えば、そこにゲリラ豪雨が襲ってくるという状況なども発生している。1週間後の天候がどうなるか、ハッキリ分からないだけに、レースの行方も予測は難しい。

    ただし、どのような気候だったとしても、鍵となってくるのは、今季から採用されたヨコハマタイヤをいかに上手く使いこなすか。どのドライバーも、気温が高くなった時に、このタイヤを装着して走行したことはまだないため、これまでの富士用セットアップで走った時に、同じフィーリングを得られるかどうかというのは、未知の領域だ。

    もし気温が低くなったとしても、読めない部分は多い。富士スピードウェイでは、シーズンオフのテストが行われていないからだ。これまでテスト、レースが行われてきたのは、ハイダウンフォース仕様で走らせる鈴鹿サーキットと岡山国際サーキット。その2つのサーキットでも、昨年以上にタイヤに上手く荷重を載せなければ、好タイムを刻むことは難しかった。

    そうしたサーキットと比べて、ダウンフォースを削っていく富士では、足回りのセットアップをさらに煮詰めて、タイヤからグリップを引き出さなければならないのだ。テスト時期や春先と比べれば、空気密度が低く、元々ダウンフォースも少なくなるため、短い時間でコンディションに合わせ込むチーム力が求められる。

    一方、ドライバーたちにとっては、ようやくフォーミュラカーのコクピットに戻れるということで、心弾む週末でもある。ここまでの2戦で、上位につけているドライバーたちはもちろん、納得の行く成績が出ていないドライバーたちも、“夏場に巻き返しを図る”という強い決意で富士に戻ってくる。

    中でも、開幕戦、第2戦と、余りにも不本意な結果に終わり、勝利に向けての闘志を燃やしているのが、ITOCHU ENEX TEAM IMPULのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラだろう。オリベイラは、開幕戦の決勝で、非常に力強いレースを見せたものの、予選Q1でのスピンによる下位グリッドからのスタートが響いてノーポイント。第2戦では、フロントロウを獲得していたにも関わらず、決勝はセーフティーカーラン中に電気系トラブルに見舞われリタイヤしているのだ。

    その悔しさを跳ね返すためにも、富士では優勝が欲しいところ。ITOCHU ENEX TEAM IMPULは例年、夏場の富士ともてぎで強い。今回もそれと同様の結果が出せるのか、注目だ。

    また、オリベイラと同様、ここまで納得の行く結果を出せていないのが、VANTELIN TEAM TOM’Sのアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴。これまで何年もタイトル争いの中心人物となってきた2人だが、今季は開幕戦、第2戦ともに、揃って予選Q3に進めないという想像できなかった程の波乱の展開となっている。ドライバー2人の声を聴くと、開幕前のテストでは何も問題がなかったということだが、シーズンが始まってからはニュータイヤでのピークグリップを上手く使い切れていないと言う。今回の富士では、その点を改善できるかどうかに注目だ。

    また、現在使用しているタイヤは、決勝での「安定性」と「持ち」が良い。完全ドライの場合は、タイヤに過酷と言われている富士でも、無交換が主流になると見られている。そうなると、ピット作業での逆転は難しく、予選から上位争いをしなければ、優勝や表彰台獲得は遠のくのだ。ITOCHU ENEX TEAM IMPUL同様、VANTELIN TEAM TOM’Sも富士は得意としているだけに、巻き返しに期待がかかる。

    これは、SUNOCO TEAM LEMANSも同様。特に、開幕からの2戦は、小林可夢偉が苦しい戦いを強いられているが、そろそろ上位進出を果たしたいところだろう。

    一方、ここまでランキングトップを維持しているのは、開幕戦をポール・トゥ・ウィンで制したTEAM無限の山本尚貴。だが、山本も、第2戦では予選6番手と、抜群の仕上がりだったわけではない。そういう意味では、まだ“余裕がある”という状況ではなく、今回の富士からさらに気を引き締めて臨むことになるだろう。同じホンダエンジンユーザーのDOCOMO TEAM DANDELION RACINGやNAKAJIMA RACINGなども、常に上位を争えるポテンシャルを見せているだけに、侮れない存在だ。また久々に揃って表彰台に立った塚越広大と伊沢拓也のREAL RACINGも然り。この勢いを持続するためにプッシュしてくることは間違いない。

    さらに、今年もいよいよ本調子を発揮してきているのが、ディフェンディング・チャンピオンのP.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明。開幕戦では予選の不運もあり、上位進出はならなかったが、第2戦ではキッチリPPをゲット。チームメイトの国本雄資も、開幕からの好調を維持して、ここまでランキング2位につけている。流れや勢いではなく、ここまでの戦いを見る限り、P.MU/CERUMO・INGINGの力は本物。いち早くヨコハマタイヤの特性を掴んだのではないかとも見られている。ホームコースの富士で、ランキングトップの山本に迫れるかどうかというのも、見所のひとつだ。

  • 【動画】 トヨタ:2016 ル・マン24時間レース レビュー

    【動画】 トヨタ:2016 ル・マン24時間レース レビュー

    トヨタが、2016 ル・マン24時間レースを振り返るレビュー動画を公開した。

    中嶋一貴がステアリングを握るトヨタの5号車は、23時間57分までトップに立っていた。しかし、その数分前、“ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合”によってマシンはパワーを喪失。あと一歩のところで悲願の優勝を逃した。

    日本だけでなく、世界中のモータースポーツファンに衝撃と感動を生んだシーンを含めて、トヨタが2016年のル・マン24時間レースを振り返った。

    2016 Le Mans 24 Hours Review

  • トヨタ、86をマイナーチェンジ

    トヨタ、86をマイナーチェンジ

    トヨタは、86をマイナーチェンジし、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、8月1日に発売する。

    トヨタは、より多くの人にクルマの楽しさを味わっていただくため、また、クルマファンを拡大していくため、「もっといいクルマづくり」に取り組んでいる。その取組みの中で、トヨタはモータースポーツ活動を、クルマの持つ「夢」や「感動」をお客様にもたらす大切なものと位置付け、TOYOTA GAZOO Racingを通じて、人を鍛え、クルマを鍛える活動に邁進している。

    2012年に発売した86は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや、お客様自らが参加し楽しむ競技の86/BRZレースやラリーなど、さまざまなモータースポーツで活躍。86を通じて、お客様の笑顔をいただいてきた。

    また、86は、ドライバーの感覚ひとつで思いのままに取り回せる“手の内感”や操る楽しさを体感できる『直感ハンドリングFR』をコンセプトに開発。世界唯一の水平対向エンジン(D-4S)・超低重心FRパッケージを採用することにより、従来のスポーツカーとは別次元の走りの楽しさを追求。クルマが本来持つワクワク感をお客様に提供することで、クルマ好きのお客様に愛用いただいてきた。

    今回のマイナーチェンジでは、「スポーツカーとしてのさらなる深化」をキーワードに開発。より「走り」に特化した86を実現することで、スポーツカーファンのさらなる獲得を目指す。

    現在、86の開発を担当している多田哲哉チーフエンジニアは、「ニュル参戦からフィードバックされた技術を中心にすべてを見直し、何度も世界の様々な道で鍛え直すことで、一つひとつのアイテムをつくり込みました。新型86は、ハンドルを握って走り出した瞬間から、その深化を誰もが実感できるクルマに仕上げております」と語った。

    TOYOTA 86

  • トヨタ、ル・マン24時間でのトラブルの原因を発表

    トヨタ、ル・マン24時間でのトラブルの原因を発表

    トヨタは、ル・マン24時間レースで5号車に発生したトラブルの原因を発表した。

    ル・マン24時間レースの最終盤、TS050 HYBRID #5号車を襲ったトラブルは、ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合によるもので、これにより、ターボチャージャーの制御が失われた。

    不具合発生時、原因が特定されていない段階で、低下したエンジン出力を回復させるべく制御系の設定変更が試みられた。結果的には#5号車はファイナルラップを走り切ることが出来る状態となったものの、その対応には時間がかかり、規定されている6分以内にファイナルラップを終えることが出来なかった。

    このトラブルの真因については現在ドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツ有限会社(TMG)にて詳細を調査中。

    尚、今回の原因が、第2戦スパ6時間レースでのエンジントラブルとは無関係であることは明らかとなっている。

    今後、同様のトラブルの再発防止のため、TMGで徹底的な原因究明調査を進められている。