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  • トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、ブレンドン・ハートレーが17番手タイム、ピエール・ガスリーが18番手タイムで終えた。

    F1はヨーロッパでの連戦を終え、シンガポールに舞台を移して第15戦を迎えた。シンガポール市街中心部に公道を使って設置されたコースは、グリップが低くタイトなコースで、ナイトレースとして行われる独特のグランプリ。初日の金曜日午後4時からP1、午後8時30分からP2が行われた。

    P1が開始された午後4時は気温31℃、路面温度45℃で、湿度の高い蒸し暑いコンディションとなった。トロロッソ・ホンダの2台は、セッションを通してウルトラソフトタイヤで走行。2台はマシンのセッティングを進めながら徐々にベストラップを更新し、ピエール・ガスリーが1分43秒240、ブレンドン・ハートレーが1分43秒485をマーク。このセッションをガスリーが16番手、ハートレーが17番手につけた。

    午後8時30分からのP2は、明るいライトに照らされたコースの下、気温30℃、路面温度35℃のコンディションで行われた。セッション前半、2台はウルトラソフトタイヤでの走行を行い、ガスリーが1分42秒937、ハートレーが1分43秒262と、P1のベストタイムを更新する。セッション中盤にはハイパーソフトタイヤでそれぞれコースインし、アタックシミュレーションを行った。ベストラップはブレンドン・ハートレーが1分41秒542、ピエール・ガスリーが1分41秒615をマークし、その後は同じタイヤでのロングランを行いながら周回を重ねる。最終的にハートレーが38周、ガスリーは36周を走行し、車体、パワーユニットともにプログラムを順調に消化。ハートレーが17番手、ガスリーは18番手でP2を終えている。

    F1シンガポールGP 2日目は9月15日(土)の午後6時(日本時間午後7時)よりP3、午後9時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ブレンドン・ハートレー (17番手)
    「シンガポール市街地サーキットを初めてF1マシンで経験できたことはよかったです。特に大きなマシントラブルやミスもなく、スムーズな初日となりました。今は明日の予選に向け、どうすれば順位を上げていけるのかを考える時間が必要です。サーキットにはすぐに慣れることができましたし、ロングランでのタイヤマネージメントも上々でした。ただ、それでも明日のP3が始まる前に、夜を徹してやらなければならないことがまだたくさんあります」

    ピエール・ガスリー (18番手)
    「今日は僕たちにとってかなり難しい日になりました。期待していたほどの競争力を発揮できず、現在はマシンのバランスに苦しんでいます。純粋にパフォーマンスが十分ではないので、何故そうなのかをこれからデータを見ながら解析し、明日に向けてマシンの改善を行っていく予定です。夜のシンガポール市街地サーキットは本当にすばらしかったです。テクニカルでリズム感にあふれているレイアウトとこの蒸し暑い気候は、ドライバーにとってはやりがいのあるチャレンジになりますし、すばらしい雰囲気がありました。とても楽しいグランプリだと思います。ただ現在はマシンにあまりいい手応えがないので、明日以降のパフォーマンスを向上させていくためになにをすべきかをしっかりと考えていきます」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「シンガポールでの初日は難しいものになりました。データ上は我々のマシン特性と合うサーキットなので、競争力を発揮できることを期待して初日の走行に臨みましたが、結果は我々が望んでいたようなものにはなりませんでした。2人のドライバーにとってはどちらもF1マシンでの初走行となるサーキットだったため、まずは可能な限り周回し、レイアウトに慣れてもらうことを目標にしていました。シンガポール市街地サーキットは、カレンダーでも最も多いコーナー数が特徴で、ドライバーにとっては小さなミス無くパーフェクトに走ることが難しい場所です。P1ではエアロパッケージやメカニカル部分のテストを行い、かなり明確な答えが見つかったので、P2ではその方向性でセッティングを詰めていきました。今日は1ラップ目でタイヤから最高のパフォーマンスを引き出すことに一番苦労しました。特にハイパーソフトが難しかったです。我々以外のチームはほとんどがオープニングラップでファステストタイムを記録していたので、そういう意味では悪い方向で目立ってしまっていたと思います。原因の一つにはマシンのバランスがあるので、これに関しては明日以降も調整を続けていきます。また、タイヤのオペレーションを最適化できていないところにも残りの原因があると思っています。今日の走行の結果から、タイヤに関してはどこに焦点を当てて作業を進めるべきかのアイデアを持つことができたので、明日のP3では2セットのハイパーソフトタイヤを使って自分たちの考えが正しいかを確認します。今日は競争力を発揮できませんでしたが、明日以降はいいパフォーマンスを見せられると思っており、今はポジティブな気持ちです。ロングランでのペースはまずまずですが、ここでは予選順位が全てなので、今夜は予選に向けた準備を行っていきます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は一日を通してトラブルフリーでセッションを終えることができました。今回がシンガポールで初めてのレースとなる2人のドライバーがサーキットへの理解を深めることができましたし、パッケージに関する分析と言う点でも有意義なセッションになりました。多くのデータを収集することもできましたが、現在の我々のポジションからも分かるように、セッティングについてはまだ改善の余地が大きいと考えています。今日行ったショートラン、ロングラン両方のデータをこれから分析し、明日の予選に向けて車体と、エネルギーマネジメントも含めたパワーユニットのセットアップの改善を行っていきます」

    関連:
    ・F1シンガポールGP フリー走行2回目 | キミ・ライコネンが最速タイム
    ・F1シンガポールGP フリー走行1回目 | ダニエル・リカルドがトップタイム

  • トロロッソ 「タイヤのオペレーションを最適化できていない」

    トロロッソ 「タイヤのオペレーションを最適化できていない」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1シンガポールGP初日の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、ブレンドン・ハートレーが17番手、ピエール・ガスリーが18番手とタイムシートの下位に沈み、好パフォーマンスが期待されたシンガポールで出遅れた。

    ジョナサン・エドルズは、競争力を発揮できなかった原因としてタイヤのオペレーションを最適化できていない点を挙げた。

    「シンガポールでの初日は難しいものになった」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「データ上は我々のマシン特性と合うサーキットなので、競争力を発揮できることを期待して初日の走行に臨んだが、結果は我々が望んでいたようなものにはななかった」

    「2人のドライバーにとってはどちらもF1マシンでの初走行となるサーキットだったため、まずは可能な限り周回し、レイアウトに慣れてもらうことを目標にしていた。シンガポール市街地サーキットは、カレンダーでも最も多いコーナー数が特徴で、ドライバーにとっては小さなミス無くパーフェクトに走ることが難しい場所だ」

    「P1ではエアロパッケージやメカニカル部分のテストを行い、かなり明確な答えが見つかったので、P2ではその方向性でセッティングを詰めていった」

    「今日は1ラップ目でタイヤから最高のパフォーマンスを引き出すことに一番苦労した。特にハイパーソフトが難しかった。我々以外のチームはほとんどがオープニングラップでファステストタイムを記録していたので、そういう意味では悪い方向で目立ってしまっていたと思う」

    「原因の一つにはマシンのバランスがあるので、これに関しては明日以降も調整を続けていく。また、タイヤのオペレーションを最適化できていないところにも残りの原因があると思っている」

    「今日の走行の結果から、タイヤに関してはどこに焦点を当てて作業を進めるべきかのアイデアを持つことができたので、明日のP3では2セットのハイパーソフトタイヤを使って自分たちの考えが正しいかを確認する」

    「今日は競争力を発揮できなかったが、明日以降はいいパフォーマンスを見せられると思っており、今はポジティブな気持ちだ。ロングランでのペースはまずまずだが、ここでは予選順位が全てなので、今夜は予選に向けた準備を行っていく」

    関連:
    ・F1シンガポールGP フリー走行2回目 | キミ・ライコネンが最速タイム
    ・F1シンガポールGP フリー走行1回目 | ダニエル・リカルドがトップタイム

  • ブレンドン・ハートレー 「来年もF1グリッドに並ぶことが僕のゴール」

    ブレンドン・ハートレー 「来年もF1グリッドに並ぶことが僕のゴール」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、2019年もF1グリッドに並ぶことが目標だとし、自分にできるのは1レース毎に全力を尽くすことだけだと語る。

    今季、ピエール・ガスリーとともにトロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、ガスリーが4度の入賞で28ポイントを獲得したのに対し、2度の10位フィニッシュで2ポイントの獲得に留まっている。

    ピエール・ガスリーは2019年にレッドブル・レーシングへの昇格が決定したが、ブレンドン・ハートレーはシート喪失の危機が何度も報じられている。

    F1シンガポールGPの木曜記者会見に出席したブレンドン・ハートレーに、契約についてチームと話をしているかとの質問が飛んだ。

    「現時点ではあまり話していない。僕には今後の契約がある」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「もちろん、常にいろいろな選択肢はある。ずっと言ってきたけど、僕にできる最善のことは1レース毎に集中して、自分にできるベストな仕事をすることだ」

    「チームと一緒に舞台裏でやっている仕事について自分ではわかっているし、自信を持っている。シーズンを通してレース毎に自分が強くなっていることはわかっている。必ずしも結果に表れているわけではないけど、自分が強いことはわかっているし、過去5戦で強かった。いくつかの状況によってポイントを獲得することはできなかったけどね。多くの時間で間違ったタイミングで間違った場所にいたように思う」

    「でも、自分自身にも目を向けているし、もっとうまくやれる部分はあった。正直、レース毎にベストを尽くすことにしか集中していないし、来年もグリッドに並べることを願っている。それが僕のゴールだ」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トロロッソ・ホンダの2019年のドライバー候補は10人いるとし、ブレンドン・ハートレーにもまだ戦うチャンスはあるが、彼の実力で状況を改善させる必要があると語っていた。

    ヘルムート・マルコとその件について話をしているかと質問されたブレンドン・ハートレーは「実際、僕は一年を通して改善しているし、あまり結果については直接話はしていない」とコメント。

    「チームメイトと比較すれば、僕は十分な回数のポイントフィニッシュはできていない。そのいくつかは自分でコントロールできないことだったし、いくつかはコントロールできるものだったけど、正直、さっきも言ったように、とにかく僕は1レース毎に自分の仕事に集中している。舞台裏でやっている仕事にはとても自信を持っているし、自分がシーズン全体で改善していることはわかっている」

    「そうだね。とにかく今週末のシンガポールに集中している。トロロッソにとって大きなチャンスだ。歴史的にチームはここでうまくやっている。去年は少しトリッキーな状況ではあったけど、カルロスが4位を獲得しているし、僕たちにとってここは強力なチャンスだと思っている。誰もが僕が特定のシナリオでと良かったのを見ていると思うけど、それを最大化することはできなかったし、それが皆さんが言及している彼が言ったことだと思う。報道内容はフォローしていていないけど、ポイント圏内でもっと多くの結果が必要かもしれない」

    もう少し運が必要だと感じているかと質問されたブレンドン・ハートレーは「それもちょっとはあるかもしれないけど、自分自身でもっと運を作りだす必要があると思う」と語った。

  • レッドブル 「メルセデスの縛りがなくなればオコンはトロロッソの候補」

    レッドブル 「メルセデスの縛りがなくなればオコンはトロロッソの候補」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、エステバン・オコンほどの実力をもったドライバーがF1シートのない状況に陥る可能性があることは“クレイジー”だと語る。

    現在、フォースインディアのドライバーを務めるエステバン・オコンだが、カナダの大富豪ローレンス・ストロールがチームを買収したことにより、早ければ次戦ロシアGPでもランス・ストロールにそのシートを奪われる可能性があると報じられている。

    ルノー、マクラーレンも2019年とドライバー候補として検討していたエステバン・オコンだが、どちらもメルセデスとのコネクションを理由で採用を見送っている。

    そして、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソも同じ理由でエステバン・オコンの起用を否定している。

    「エステバンのようなドライバーが来年のシートがない危機に陥っているのはクレイジーな状況だ」とクリスチャン・ホーナーは Sky Italia にコメント。

    「だが、彼がメルセデスと契約しているドライバーであることは現時点では助けにはならない」

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、エステバン・オコンがメルセデスとの契約を解消すれば、トロロッソ・ホンダのドライバーとして起用する可能性があると語る。

    「もし、彼がリリースされれば、もちろん、彼はトロロッソの候補者になるだろう。だが、我々はライバルと結びついている若手に投資するつもりはない。その役割が逆であっても、まったく同じことになると思う」

    その状況を把握しているメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、エステバン・オコンの2019年のシート獲得の助けになるのであれば、若手ドライバープログラムからリリースすることを検討すると語っている。

    「我々のサポートはF1までしか機能せず、適切なシートを獲得するために有害となるのであれば、リリースすることを検討する必要がある」とトト・ヴォルフはコメント。

    「そうであれば、メルセデスドライバーであることに何の意味があるのかと考える。現時点で別のチームで走るエステバンが、マクラーレンやウィリアムズで走るのであれば、私に我慢できなくなるだろう。私の意見ではシステム全体を精査する必要がある」

    エステバン・オコンは、2019年にF1で走ることを諦めていないと語る。

    「僕たちは以前にも厳しい状況を経験しているし、いつもそれを克服してきた。僕のキャリアを通して簡単な道はなかった」とエステバン・オコンは語る。

    「現時点で僕は諦めていないと約束できる。モチベーションは高いし、かつてのライバルたちはトップのマシンに乗る。それは僕をこれまで以上にハングリーにしている」

  • レッドブル、トロロッソ・ホンダでのミック・シューマッハ起用を否定

    レッドブル、トロロッソ・ホンダでのミック・シューマッハ起用を否定

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、7度のF1ワールドチャンピンであるミハエル・シューマッハの息子、ミック・シューマッハをトロロッソ・ホンダのドライバーとして獲得することを目指しているとの報道を否定した。

    ミック・シューマッハ(19歳)は、2年目となるヨーロッパF3選手権でブレイク。ニュルブルクリンクのレースでは3戦全勝を果たし、2ラウンド・6レースを残して、ランキングトップのダニエル・ティクトムに3ポイント差まで迫っている。

    ミック・シューマッハは、現時点で20点のスーパーライセンスポイントを有しており、今年のヨーロッパF3選手権を3位以内で終えれば、F1参戦に必要な40点のスーパーライセンスポイントをクリアすることになる。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、数年前に叔父のラルフ・シューマッハと仕事をしていることもあり、トロロッソ・ホンダは早ければ2019年にもミック・シューマッハをドライバーとして起用するのではないかとの報道が広まった。

    しかし、ミック・シューマッハがトロロッソ・ホンダのドライバーを務める可能性について質問されたヘルムート・マルコは「彼は我々のリストには載っていないし、彼と連絡をとったこともない」と否定した。

    だが、ミック・シューマッハが父親の足跡を辿ってF1に到達することを望んでいる者は多い。ミック・シューマッハは、次のステップとして2019年はF2に参戦することになると考えられている。

    元F1ドライバーでDTMの代表を務めるゲルハルト・ベルガーは「ミックはF1に行くべきだ。彼はF3、F2、F1と進んでいくことになると思う。彼のパフォーマンスがそのポイントに達すれば、ミックのキャリアプランは見えているようなものだ」とコメント。

    「彼はF2を戦えるだけ成熟していると思う。彼がF2でパフォーマンスを発揮できれば、F1キャリアのための良いチャンスを掴むことができるだろう」

    ミハエル・シューマッハの家族との友好があるFIA会長のジャン・トッドは、近い将来、F1は3人目の“シューマッハ”を目にすることになるだろうと語る。

    「私はF3、F2、F1と彼がキャリアを積んでいくと大いに信じている。彼は素晴らしい才能を持ったドライバーだ」とジャン・トッドはコメント。

    「彼には時間が必要であり、まずはF2でドライブすべきだ。だが、私は彼がF1に到達すると信じている」

    F1の最高責任者を務めるチェイス・キャリーもミック・シューマッハのF1到達を期待している一人だ。

    「もちろん、素晴らしいストーリーだ」とチェイス・キャリーは Bild am Sonntag にコメント。

    「ミハエル・シューマッハは、今でもワールドチャンピオンとしてF1で唯一無二の役割を果たしている。彼は我々のスポーツのアイコンであり、今後もそれは変わらない」

    「だが、それは別としても、我々は優れた若いドライバーたちがもっと簡単にF1に到達できるようにしたいと考えている。F1にミックがいれば、もちろん、特別なものになるだろう。非常にユニークな方法で多くのファンの心に触れることになると思う」

  • ピエール・ガスリー 「F1は若手のための“公平”なシステムを見つけるべき」

    ピエール・ガスリー 「F1は若手のための“公平”なシステムを見つけるべき」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1は才能のある若手ドライバーのための“公平”なシステムを見つける必要があると考えている。

    現在、F1で高く評価されている若手ドライバーのひとりであるエステバン・オコンが2019年にF1シートを失う可能性があり、スピードよりも政治と資金がチームにとって大きな要因になっているとの懸念が引き起こされている。

    2016年のGP2チャンピオンで来季はトロロッソからレッドブル・レーシンへの昇格が決定しているピエール・ガスリーは、若手ドライバーでも躍進できることを示せると考えており、F1は、エステバン・オコン、そして、次世代のスター候補で今季のF2選手権をリードするジョージ・ラッセルのような若手を救うことができる方法を見つける必要があると語る。

    「そこに問題があるのは明らかだ」とピエール・ガスリーはシンガポールで行われたカシオのスクーデリア・トロロッソ・リミテッドエディションの発表会でコメント。

    「ますます難しくなっているのかどうかは僕にはわからないけど、現時点でエステバンが来年何をすることになるのか誰もわからない状況なのは明かだ」

    「それに僕はF2でアントニオ・ジョヴィナッツィとレースをしていた。彼は本当に才能があるドライバーだし、ハードワーカー
    だ。F1でシートを獲得するに相応しいと思う。ジョージ・ラッセルもそうだ」

    「僕でされ、GP2で勝った後、1年間日本で過ごした。ストフェル・バンドーンも同じだった。それはかなり難しいことだと思っている」

    「僕は状況を変えられる立場ではないけど、F1がそれをもっと簡単にする方法を見つけだすべきなのは明らかだし、もう少し公平にF1に相応しい本格的な才能がそこに留まれるようにする方法を見つけるべきだと思う」

    「グリッドにいるためにはパフォーマンスが唯一の基準であるべきだと思う」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、F1の若手ドライバー問題に対する最善の解決策は3台目のマシンを走らせることを可能にすることだと提唱しているが、ライバルチームはそのアイデアに難色を示している。

    「3台目のクルマは難しいだろう」とピエール・ガスリーも同意する。

    「過去を振り返れば、レッドブルがかなり支配的だった時代もあったし、新しいエンジン時代にはメルセデスもそうだ。同じチームが1位から3位までに入って、毎週同じチームが表彰台に上がるようなF1はあまり刺激的ではないだろうう」

    「適切な解決策を見つけるのは難しいけど、彼らはグリッドに相応しい全ての若手にチャンスを与える方法を見つけだすべきだ」

  • カシオ、スクーデリア・トロロッソ・リミテッドエディション第5弾を発売

    カシオ、スクーデリア・トロロッソ・リミテッドエディション第5弾を発売

    カシオは、スクーデリア・トロロッソ・リミテッドエディションの第5弾となる2種類の限定モデルを9月14日に発売する。

    カシオは、スクーデリア・トロロッソの持つ若く勢いのある躍動感、マシンに注ぎ込められた革新的な技術、そしてスピードを追い求める情熱が、メタルスポーティクロノグラフ“EDIFICE”の世界感と相通ずることから、2016年からオフィシャルパートナーとしてスポンサードしている。

    今年、トロロッソはホンダとタッグを組み“レッドブル・トロロッソ・ホンダ”として参戦。大きな注目を集めている。

    今回、カシオが発売するEDIFICE“Scuderia Toro Rosso Limited Edition”は2モデル。ECB-800TR-2AJR(¥53,000+税)は、スクーデリア・トロ・ロッソのレーシングマシンのカラーリングと共に、モータースポーツには欠かせない素材のカーボンファイバーをデザインに採用。文字板をカーボン調に表現すると共にベゼルにはカーボン素材を使用している。また、文字板9時位置にはトロロッソのロゴをデザイン。モータースポーツマインドおよびトロロッソの世界観をその全身で表現している。バンドにはレーシングシーンでの使用にも適したデュラソフトバンド(フッ素ラバー)を採用。装着感の良さと耐久性を両立している。

    ベースモデルにはアナログデジタルのコンビモデルECB-800を採用。デジタル画面には高い視認性を誇るSTN液晶を用い、内部構造を小型化したことで、大型かつ高精細なフルドット画面を実現。それにより針での指針に加えて、液晶による数字や文字、グラフ等の多彩な表示で各種情報をわかりやすく表現。計測機能としては、EQB-800で好評のターゲットタイムインジケーター機能を採用。1/1000秒単位、ラップ200本のデータ保存が可能で、秒針とベゼルで目標ラップに対する経過時間を示し、6時位置のインダイアルでラップ毎の速度を表示する。また計測したラップデータはグラフ表示が可能。時計の液晶画面またはスマートフォンのアプリケーション画面上でグラフ化したラップデータの計測推移や最速ラップの確認が簡単に行える。

    EFR-563TRP-2AJR(¥28,000+税)は、メタルバンド・ケースに至るまでブラックIPを施し、質感高く仕上げている。またウオッチフェイスにはトロロッソのレーシングマシンカラーであるレッドとブルーを配色。文字板12時位置にはトロロッソのロゴをデザイン。ベゼルと6時位置インダイアルの8~12時位置にはスピードメーターの限界値域を示すRED ZONEのイメージをデザイン。マシンの限界と更なる進化に挑み続けるモータースポーツの現場のマインドを表現している。

  • トロロッソ・ホンダ、ミック・シューマッハの獲得を狙う?

    トロロッソ・ホンダ、ミック・シューマッハの獲得を狙う?

    トロロッソ・ホンダは、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子、ミック・シューマッハの獲得にむけて早くも準備を進めていると報じられている。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが2019年にレッドブル・レーシングへの移籍が決定し、ブレンドン・ハートレーもシート喪失の危機に立たされており、事実上、2019年は2つの空席ができていることになる。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはまだ多くの候補者を検討していると語っている。

    「2019年に関して、ショートリストではなく、ロングリストがある」とヘルムート・マルコは冗談交じりにコメント。

    「そこには10人の名前がある。メルセデスと契約しているドライバーが一人いるが、おそらく彼にはならないだろう。だが、あらゆることが可能だ」とメルセデスとコネクションのあるエステバン・オコンは除外している。

    現時点で2019年のトロロッソ・ホンダの候補には、マクラーレンを放出されるストフェル・バンドーン、元トロロッソのドライバーであるダニール・クビアトとセバスチャン・ブエミの名前が挙げられている。

    しかし、Motorsport Italy は、もう一人のターゲットとしてミック・シューマッハの名前を挙げている。

    現在、20ポイントのスーパーライセンスポイントを有しているミック・シューマッハは、現時点でヨーロッパF3選手権でランキング2位につけており、少なくとも3位でシーズンを終えれば、F1参戦資格となる40ポイントを満たすことになる。

    だが、ミック・シューマッハは、2019年はART Grand PrixからF2に参戦するとみられており、トロロッソは2020年にむけてミック・シューマッハとの契約の準備を進めていると考えられている。

    ミハエル・シューマッハは、フェラーリとメルセデスのドライバーを務めてきたが、現時点でミック・シューマッハは自動車メーカーとの育成契約は結んでいない。

  • トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPへの意気込みと舞台となるマリーナ・ベイ市街地コースについて語った。

    シンガポールGPはタイトなコースと蒸し暑い気候が特徴で、ドライバーの身体能力とマシンの技術力の両方が要求される。チェッカーフラッグが振られ花火が打ち上げられるまで、チーム一丸となって限界に挑戦する。

    ピエール・ガスリー
    「シンガポールGPでの経験は、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーとして帯同したことだけです。実際に走ってはいませんがレースは一度見ているので、シンガポールの暑さと湿気のすごさ、そしてナイトレースがどのようなものかについては理解できているつもりです。ここでは午後に起床して明け方に眠りにつきます。普段とは異なるリズムになりますが、ヨーロッパ時間のことは一度忘れて、人工照明の下でのレースに慣れればいいだけなので、そこまでたいへんだとは思っていません。前回、ここに来たときも楽しいと感じていました。湿気が高くジメジメする部分で、ここはドライバーにとってはシーズンを通して最も過酷なレースとなります。走ったことはありませんが、レイアウトを見て、リズムに乗って走れる僕が好きなタイプのトラックだなと思いました。とにかくコーナーが多く、テクニカルなんです。スパとモンツァでは難しいレースになると分かっていましたが、今回のマリーナ・ベイ・サーキットは、データ上では僕たちのマシンとずっと相性がいいはずなので、どんな走りを見せられるか楽しみにしています。レースに向けては暑さ対策もしています。レースウィーク直前まで、服を何枚も着込んで汗をたくさんかいたり、サウナに入るトレーニングを続けていくつもりです。ビデオゲームではお気に入りのサーキットの一つなので、実際にドライブして本物を体験するのが今から待ちきれません」

    ブレンドン・ハートレー
    「シンガポールGPで初めて走るのをずっと楽しみにしてきました。僕が話したドライバーはみんな『カレンダーで最も身体的にタフなレースだ』と言っています。コーナーが多いレイアウトや、暑さと湿気がすごいこともその理由の一つでしょう。ナイトレースはル・マンなどで何度か走った経験がありますが、雨にならない限りは照明がそんなに気になることはないはずです。歴史的に、トロロッソはここでいい成績を残してきています。過去2戦は我々にとって厳しいレースになると分かっていましたが、今回はチームメンバー全員が、我々のマシンがいいパフォーマンスを発揮できるチャンスがあると言っています。先週はシミュレーターでの走行も行いました。いつも通り半分はエンジニア、もう半分はドライバーのためです。トラックは正確に3Dで再現されているので、あらゆる縁石やバンプについて知る絶好の機会になりました。僕にとっては金曜日にフリー走行で走る前に、いい参考になりました。チームにとっても実際にトラックで走行する前にも何度もセッティングを変えることができるし、それによってドライバーがいいフィーリングを得られているかも確認できるメリットがあります。ただ、もちろん実際のトラックと100%同じというわけではありません。シミュレーターで走っているときは暑さや湿気はありませんし、Gもありませんからね。それでもドライブする上での目印や、どう走っていくかのアイディアを得られたのは大きな収穫になりました。最近は何枚も重ね着してトレーニングしていて、暑さ対策も万全です。そのおかげか今はすごく体調がいいですし、準備もできていると感じています。週末のレースを楽しみにしています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回のレース開催地となるシンガポールは、高温多湿な気候とナイトレースと言う点が大きな特徴になります。市街地に設置されたコースには23ものコーナーがあり、またその多くは直角に近い低速コーナーです。シーズン中最もシフト回数が多く、コーナー立ち上がりでのドライバビリティーがパワーユニットとしては重要なポイントとなります。高温多湿、ナイトレース、息をつく暇もないコースレイアウトなど、ドライバーにとってはたいへんタフなレースとなります。2人のドライバーに十分走り込んでもらい、きっちりとパワーユニットのセッティングを整えた上で決勝に臨みたいと思います。思い起こすとちょうど1年前、この地でホンダとトロロッソとのパートナーシップに関する発表を行いました。それからあっという間に時間が過ぎましたが、ここまで彼らとは互いにリスペクトを払いつつ、強固な信頼関係を築くことができています。まだまだ我々の目指すところには及びませんが、バーレーンやハンガリーなど、いくつかのいいレースを見せられており、正しい方向に向けて着実に前進していることを実感しています。ここまでの結果から、このサーキットは我々のパッケージに合っていると考えていますので、ここでもまた一つ、いい成績を残すことができればと思っています。また、最後になりますが、先週相次いで発生した台風21号、および北海道胆振東部地震においてお亡くなりになられた方々に、チームを代表してお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての皆さまにお見舞い申し上げます。被災地の一刻も早い復旧を願うとともに、少しでも皆さまを勇気付けられるようなレースを見せられればと考えています」

    関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ、2019年はレッドブル・レーシングと多数のパーツを共用

    トロロッソ、2019年はレッドブル・レーシングと多数のパーツを共用

    トロロッソは理論的にはレッドブル・レーシングのジュニアチームだが、独自性をもった開発を行ってきた。しかし、両チームがホンダのF1パワーユニットを搭載する2019年は2チームのコラボレーションは拡大していくことになる。

    トロロッソは昨年9月に2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載することを発表。チームとして初めてワークスパートナーを迎えた今季は、ホンダと密接な作業関係を築き上げてパフォーマンスを向上させている。

    だが、2019年からは親チームであるレッドブル・レーシングもホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    かつて2017年も両チームが同じルノーのカスタマーパワーユニットを搭載していたことはあったが、レッドブル・テクノロジーを中心にホンダとのワークスパトナーシップを本格化する来季は、エンジンに合わせたギアボックスを始めとしたリアエンドだけでなく、フロントサスペンションといった多くのパーツを共用していくことにある。

    「来年、我々はレッドブル・テクノロジーと非常に密接な協力関係を進めていくことになる」とトロロッソのチーム代表フランツ・トストは語る。

    「パワーユニット、ギアボックス、サスペンションなど、レギュレーション(で使用することが許されている)内のすべてだ」

    「フロントサスペンションもそうなるだろう。外部パーツではなく、内部パーツではあるがね。だが、かなり多くなるだろう。完全なリアエンドということは、油圧機器、電子機器といったすべてのものを意味するからだ」

    これにより、レッドブル・レーシングとトロロッソは、現在のフェラーリとハースの技術パートナーシップのモデルにかなり近づくことになる。

    ハースF1チームは、パワーユニット、トランスミッション、サスペンションコンポーネント、油圧機器、電子機器といったレギュレーションで許されている全てのパーツをフェラーリから購入。空力パーツは独自開発が定められている建前上、見た目は異なる方向性を示してはいるが、“白いフェラーリ”と揶揄されるほど酷似したマシンは現在でコンストラクターズ選手権4位をルノーと争うまで競争力を高めている。

    トロロッソは2006年のデビューシーズン以来、コンストラクターズ選手権を6位以上で終えたことはないが、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンス次第では、ハースとの“ベスト・オブ・ザ・レスト”争いに絡んでくるかもしれない。