カテゴリー: トロロッソ

  • ブレンドン・ハートレー 「獲得ポイントだけが真実ではない」

    ブレンドン・ハートレー 「獲得ポイントだけが真実ではない」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、必ずしも獲得ポイントだけが真実ではないと語る。

    今シーズンを通してシート喪失の危機が報じられてきたブレンドン・ハートレー。2019年のトロロッソ・ホンダはダニール・クビアトの復帰が決定しているが、もうひとつのシートに関しては、ハートレーに代わってF2ドライバーのアレクサンダー・アルボンの起用が決定しているとも報じられてる。

    ブレンドン・ハートレーは、昨年末からのF1での23レースで4ポイントしか獲得しておらず、29ポイントを獲得しているチームメイトのピエール・ガスリーと比較して大きく見劣る結果となっている。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは、最初のフルシーズンを通してパフォーマンスを向上させていると強調する。

    「僕は間違いなく改善している」とブレンドン・ハートレーはコメント。「ルーキーとして学ばなければならないことがたくさんあった。28歳のオールドルーキーではあるけど、それでもF1ではルーキーだ」

    「LMP1からやってきて、以前に何度も触れてきた類似点はたくさんあるけど、それでも学ばなければならないことはたくさんあった。心に浮かぶ大きなものはタイヤだ。F1の環境、レースのスタイルもそうかもしれない。ドライバーにかかる外部からのプレッシャーもある」

    「シーズンを通して自分のアプローチを強健にしてきたと感じている。僕は強くなったし、ミスから学び、クルマ、セットアップという点で週末を最大限に生かせるようにエンジニアと答えを出してきた」

    「チームに多くの経験をもたらしたと思う。ここ数レース、シーズン後半は間違いなく強くなっている。予選では僕とピエールはほぼ互角だ。彼の方が前にいるときもあれば、僕の方が前にいるときもある」

    「レースは必ずしもうまくいっているわけではない。獲得ポイントは真実を表していないと思う。人々はF1がチームスポーツであることを忘れているんじゃないかと思うこともある。個人だけでのものではなく、チームスポーツだ。僕はチームプレイヤーだったし、今はシーズン終了までにザウバーの前に出ることに本当に集中している。それが今のトロロッソのメインの焦点だ」

  • Honda Racing THANKS DAY 2018 | トロロッソ・ホンダ STR13がデモ走行

    Honda Racing THANKS DAY 2018 | トロロッソ・ホンダ STR13がデモ走行

    ホンダは、2018年12月9日(日)、栃木県のツインリンクもてぎにおいて「Honda Racing THANKS DAY 2018」を開催する。

    今年で11回目の開催となるHonda Racing THANKS DAYは、世界中で様々なレースに参戦しているホンダが、モータースポーツファンの皆さまへの感謝を込めて贈るファン感謝祭。今年は総勢38名におよぶライダーやドライバー、チーム監督が集う。

    二輪レース最高峰のFIM ロードレース世界選手権(MotoGP)からはマルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、中上貴晶が、四輪レース最高峰のFIA フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)からはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが参加。これらトップカテゴリーを含む国内外レースで活躍中の選手が、カテゴリーを越えてコラボレーションする、ホンダならではの多彩なコンテンツが用意されている。

    主な開催プログラムや特別企画(予定)
    トロロッソ・ホンダ STR13 デモンストレーション走行
    2018年のF1世界選手権参戦マシン、STR13が登場。さらに、MotoGP参戦マシン、RC213Vとの2&4パフォーマンスもお届けする予定。

    ダニ・ペドロサのラストラン
    世界選手権にデビューして以来ホンダのマシンを駆り、ホンダと共に挑戦し続けたダニ・ペドロサが、ホンダのホームコースであるツインリンクもてぎでラストランを行う。

    Honda Racing THANKS DAYならではのスペシャル エキシビションレース
    MotoGP参戦マシンであるRC213Vを一般公道での走行を可能にしたRC213V-Sを使い、ホンダを代表するライダーによるエキシビションレースや、誕生60周年を迎えたSuper Cubを使ったレースなど、Honda Racing THANKS DAYでしか見られないエキシビションレースを繰り広げる。

    SUPER GT(NSX-GT)/SUPER FORMULA(SF14)エキシビションレース
    SUPER GTのエキシビションレースにはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが参戦。SUPER FORMULAのエキシビションレースには来季マシンのSF19も登場する予定。

    あなたの挑戦をシェアしよう『Start Your #USLETE』キャンペーン
    Hondaのアスリートたち=挑戦者たちが集うこの機会に、一般の方々から「チャレンジしたいこと」をTwitterで募集し、その気持ちを応援する企画。一部ツイートに対しては、参加するライダーやドライバーからのエール返信を予定している。

    #USLETE とは:「私たち(US)とアスリート(athlete)」がひとつになった「#USLETE」。みんなの中にあるチャンレンジングスピリットをHondaが応援するプロジェクトです。

    インターネット中継
    主要プログラムのインターネット中継を予定。

    主なイベント参加者(予定)
    二輪ライダー
    FIM ロードレース世界選手権(MotoGP)
    Repsol Honda Team
     #93 マルク・マルケス
     #26 ダニ・ペドロサ
    LCR Honda IDEMITSU
     #30 中上 貴晶

    FIM ロードレース世界選手権(Moto2/Moto3)
    Honda Team ASIA
    (監督)青山 博一

    FIM トライアル世界選手権(TrialGP)
    Repsol Honda Team
     #1 トニー・ボウ
     #5 藤波 貴久

    FIMモトクロス世界選手権(MXGP)
    Team HRC
     #243 ティム・ガイザー

    FIM 世界耐久選手権(EWC)
    F.C.C. TSR Honda France
     #5 フレディ・フォレイ
        ジョシュ・フック
    (監督)藤井 正和

    MFJ 全日本ロードレース選手権(JRR)
    Team HRC
     #1 高橋 巧
    MORIWAKI MOTUL RACING
     #72 高橋 裕紀
     #23 清成 龍一
    MuSASHi RT HARC-PRO.Honda
     #634 水野 涼
    (監督)本田 重樹

    MFJ 全日本トライアル選手権(JTR) <IASクラス>
    HRC CLUB MITANI
     #1 小川 友幸

    四輪ドライバー、監督
    FIA フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)
    Toro Rosso Honda
     #10 ピエール・ガスリー
     #28 ブレンドン・ハートレー

    インディカー・シリーズ(INDY)
    Rahal Letterman Lanigan Racing
     #30 佐藤 琢磨

    SUPER GTシリーズ(SGT) <GT500クラス>
    AUTOBACS RACING TEAM AGURI
     #8  野尻 智紀
        伊沢 拓也
    (監督)鈴木 亜久里
    TEAM MUGEN
     #16 武藤 英紀
          中嶋 大祐
    KEIHIN REAL RACING
     #17 塚越 広大
          小暮 卓史
    (監督)金石 勝智
    Epson Nakajima Racing
     #64 ベルトラン・バゲット
        松浦 孝亮
    (監督)中嶋 悟
    TEAM KUNIMITSU
     #100 山本 尚貴
          ジェンソン・バトン
    (監督)高橋 国光

    SUZUKA 10 HOURS
    Honda Team MOTUL
     #10 (監督)中野 信治

    全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
     #5 野尻 智紀
     #6 松下 信治
    TEAM MUGEN
     #15 福住 仁嶺
     #16 山本 尚貴
    REAL RACING
     #17 塚越 広大
    TCS NAKAJIMA RACING
     #64 ナレイン・カーティケヤン
     #65 伊沢 拓也

    FIA-F2選手権(F2)
    RUSSIAN TIME
     #2 牧野 任祐
    BWT ARDEN
     #12 福住 仁嶺

  • ダニール・クビアト、アブダビテストでトロロッソ・ホンダをドライブ

    ダニール・クビアト、アブダビテストでトロロッソ・ホンダをドライブ

    ダニール・クビアトは、F1アブダビGP後のピレリのタイヤテストでトロロッソに復帰。ホンダのF1エンジンを始めて走らせる。

    2017年シーズン後半にトロロッソのF1シートを失い、レッドブルのプログラムからも外されたダニール・クビアトだが、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてトロロッソ・ホンダでF1復帰を果たすことが決定している。

    ダニール・クビアトは、今月末にヤス・マリーナ・サーキットで行われるポストシーズンテストでトロロッソでの3回目の挑戦のための準備をスタートさせる。

    「クルマで重ねることができる全てのマイレージが彼にとって良いことだ」とトロロッソのチーム代表フランツ・トストはコメント。

    「空力によって来年のクルマは異なるクルマになるが、マイレージを与え、タイヤを学び、クルマがどうなっているかのイメージを得てもらいたいと思っている」

    アブダビテストは、来年の公式プレシーズンテスト前にコース上でテストできる唯一の機会となり、まだ移籍が発表されていないランス・ストロール(フォースインディア)を始め、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、キミ・ライコネン(ザウバー)といったドライバーが2019年に移籍チームでの作業を開始する予定となっている。

    ダニール・クビアトは、まだトロロッソ・ホンダでシート合わせを行っていたが、今後2週間で実施される予定となっている。

    今年、フェラーリの開発ドライバーを務めていたダニール・クビアトは、4月にフィオラノでのウエットタイヤテストでフェラーリを走らせている。

    トロロッソのマシンを走らせるのは1ポイントを獲得した2017年のF1アメリカGP以来となる。トロロッソは、最後の3戦でピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを起用することを決定し、今季も二人をフルタイムで走らせている。

    ダニール・クビアトは、2014年にトロロッソでF1デビュー。2015年にレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに降格。2019年はチームとの3度目の再開となる。

    2019年のトロロッソ・ホンダの2人目のドライバーはまだは発表されていないが、ブレンドン・ハートレーは、F2ドライバーのアレクサンダー・アルボンと交代されるとみられている。

    レッドブルは、アレクサンダー・アルボンがフォーミュラEの3年契約を結んでいる日産と交渉を進めている。アレクサンダー・アルボンは、バレンシアで行われたフォーミュラE公式テストに参加しておらず、レッドブルは日産との契約を解消して、彼を走らせることを約束したと考えられている。

    ブレンドン・ハートレーは、2019年に有効な契約を結んでいると主張している。

  • ホンダ、F1ブラジルGPでは“スペック3”エンジンを再導入

    ホンダ、F1ブラジルGPでは“スペック3”エンジンを再導入

    トロロッソ・ホンダは、今週末のF1ブラジルGPでホンダのアップグレード版“スペック3”エンジンを再導入する。

    ホンダは、F1メキシコGPで再びピエール・ガスリーのパワーユニット(PU)を未使用の新仕様に交換した。アメリカGP後、組み立て上の不具合の懸念が見つかったためで、シーズン残り2戦に全力を尽くすべく、今回ペナルティーを受け入れてでも新たなPUを投入する作戦を選択した。

    しかし、メキシコGPでピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが新仕様ではなく旧仕様のPUを使うことは事前からの既定路線だった。

    その理由についてホンダF1の副テクニカルディレクターの本橋正充は「ホンダF1の副テクニカルディレクターの本橋正充は「ロシアGPで新たなスペックのPUを投入したものの、メキシコの高地という特殊な状況では、平地とは違う特殊なキャリブレーションが必要なことは事前から分かっていました」と説明。

    「そのため、パフォーマンスを最大限に把握しきれている旧仕様を入れて、ここに合わせたチューニングを行った方がパフォーマンスを発揮できるという判断をしました」

    「新仕様については、ロシア、鈴鹿とやってきて、だいぶ手の内には入れていると思うのですが、メキシコという特殊な条件では何が起こるか分からないというのもありますし、きちんとレースを戦いたいという意味で、確実性があり、ほぼ把握した状態で使える旧仕様の方をここで使うことを決めていました」

    レッドブル・レーシングは、信頼性の理由からメキシコでルノーの最新スペックの使用を避けたが、インテルラゴス・サーキットは海抜800mとカレンダーで2番目に標高が高いため、ブラジルGPでも新スペックの使用を見送る。

    しかし、ホンダはスペック3エンジンをブラジルで再導入させる。

    ブレンドン・ハートレーは「過去数戦のレースではすばらしいペースがあったし、オースティンではポイントも獲得できた。前戦メキシコでは最終的に僕たちが得られたであろうリザルトには届かなかったけど、ペースは自体はよかったと思う。なので、シーズン最終盤の2戦に向けても非常にいいムードで臨む」とコメント。

    「今回、搭載する最新仕様のパワーユニットは、パフォーマンスが大きく向上していることが分かっているし、新しいエアロパッケージは僕のドライビングスタイルによく合っている」

    F1メキシコGPでは、ピエール・ガスリーが最後尾スタートから10位入賞を果たしており、ブレンドン・ハートレーは、ブラジルではポイントを狙えると考えている。

    ピエール・ガスリーは「シーズン終盤のこの2レースに向けて入賞の可能性を最大限に高めるために、ここ数戦は戦略的にペナルティーを受けましたし、今回再びポイント獲得に挑むのを楽しみにしている」と語った。

    関連:2018年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPへの意気込みと、インテルラゴス・サーキットについて語った。

    F1ブラジルGPが行われるのは「アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ」、通称インテルラゴス・サーキットは、反時計回りのコースであり、長く緩やかな曲線とタイトなコーナーが連続する部分で構成されている。

    高速で駆け抜けるF1マシンにとっては、かなりアップダウンが激しく苛酷であり、ドライバーは、あらゆる状況に対応できる柔軟なマシンコントロール能力が求められる。

    ピエール・ガスリー
    「昨年、F1マシンで初めてサンパウロで走ったときには、とても楽しむことができました。ブラジルに来ると、この国でいかにFormula 1が大切か、愛されているかということをひしひしと感じました。アイルトン・セナをはじめ、多くのチャンピオンを輩出してきた国ですからね。このトラックにはバラエティー豊かなコーナーや縁石が配置され、走っていてとてもおもしろいレイアウトになっています。昨年はペナルティーにより後方グリッドからのスタートだったんですが、入賞まであと少しの12位に入ることできました。シーズン終盤のこの2レースに向けて入賞の可能性を最大限に高めるために、ここ数戦は戦略的にペナルティーを受けましたし、今回再びポイント獲得に挑むのを楽しみにしています。サンパウロでは雨が降ることもよくありますが、個人的には大歓迎です。僕はフランスのノルマンディー出身なので、カート時代から雨の中でよくレースしてきました。ウエットレースは、ドライバーにとってはより複雑なドライビングを強いられることにもなりますが、同時により楽しく、ドライバーの腕の見せ所にもなりますからね。このトラックがユニークなのは反時計周りということと、すべてのストレートがまっすぐではないという点です。なので、ストレートですらコーナリングしなければいけません。セクションによっては、通常と逆回りに15秒間ほどコーナリングする箇所もあります。昨年、レースが終わったあとは首にその余韻が残っていました。今年はそこについてもトレーニングを積んできたので、問題ないと思います」

    ブレンドン・ハートレー
    「過去数戦のレースではすばらしいペースがありましたし、オースティンではポイントも獲得できました。前戦メキシコでは最終的に僕たちが得られたであろうリザルトには届きませんでしたが、ペースは自体はよかったと思います。なので、シーズン最終盤の2戦に向けても非常にいいムードで臨みます。今回、搭載する最新仕様のパワーユニットは、パフォーマンスが大きく向上していることが分かっていますし、新しいエアロパッケージは僕のドライビングスタイルによく合っています。ブラジルは、クラシックなトラックと熱狂的なファンが、いつもすばらしい雰囲気を作り出してくれますし、訪れるのを楽しみにしています。標高差もあり、さまざまな要素が少しずつ詰め込まれているインテルラゴスは、WEC時代に走っていたので、よく知っているサーキットです。F1マシンでは昨年走りましたが、テクニカル面でのトラブルにより、残念ながらリタイアせざるを得なくなってしまいました。なので、今年の再チャレンジを楽しみにしています。ここでは天候もレースを左右する要素の一つで、過去には何度かおもしろいレースが展開されてきました。今シーズン、僕たちのパッケージはトリッキーなコンディションで強さを発揮してきているので、天候がどうあれいいレースができると思いますし、今週末はポイント獲得を目指します」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「シーズンも残すところあと2戦となり、次は南米での唯一のレースとなるブラジルGPに向かいます。インテルラゴス・サーキットはカレンダーの中で2番目に短いですが、いくつか考慮すべき特徴を持つトラックです。その一つとして、約800mの標高があります。標高2200m超だった前回のメキシコGPほどには厳しくありませんが、ターボの負荷とクーリングについては平地と比較して若干厳しくなります。また、急な天候変化でも有名なサーキットですので、あらゆるコンディションに対応できるよう準備を進めます。過去のレースでの雨による波乱を覚えてられる方もいらっしゃると思いますが、個人的にはアイルトン・セナ選手が雨の中でマシンにトラブルを抱えながら母国グランプリ初優勝を果たした1991年のレースが特に印象に残っています」

    関連:2018年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • レッドブル・ホンダの2019年の進歩をエクソンモービルが強力に後押し

    レッドブル・ホンダの2019年の進歩をエクソンモービルが強力に後押し

    レッドブル・ホンダは、2019年にF1でタイトル争いを演じるために燃料サプライヤーのエクソンモービルから強力な後押しを得ることになる。

    今シーズンのホンダのF1エンジンの有望な開発は、2019年のパートナーシップ初年度から力強い結果を上げることができるとレッドブル・レーシングに大きな期待を与えている。

    冬の期間はホンダが2019年のF1パワーユニットを確定する必要のある重要な期間となるが、燃料パートナーのエクソンモービルは、今年のその段階よりもさらに先を見越した計画を立てていることを明らかにした。

    現在のターボハイブリッド時代のF1では、燃料サプライヤーとエンジンメーカーの協力して開発を進めており、燃料アップグレードによって大きなゲインを得ている。

    ホンダは、マクラーレンとの3年間はBPカストロールの燃料とオイルを使っていたが、トロロッソとのパートナーシップを開始してからは、レッドブル・レーシングと同じエクソンモービルの燃料とオイルを使用している。

    しかし、トロロッソ・ホンダのパートナーシップが決定したのは昨年9月のシンガポールGPと遅いタイミングだったため、燃料とオイルを準備する時間は限られていた。

    だが、2019年に向けては、ホンダはエクソンモービルと組んでレッドブルとトロロッソのために燃料アップデートを含めて協力してじっくりと進めていくことが可能になる。

    エクソンモービルのグローバルモータースポーツテクノロジーマネージャーを務めるデビッド・ツルサキは「昨年、ホンダとトロロッソとのパートナーシップが発表されたタイミングでは、12月のバルセロナテストの準備しかできなかった。短いタイムラインだった」とコメント。

    「だが、今年は継続的な変更、調整、テストを経て、我々はすでに2019年に取り組んでいる。それは本当に望んでいた状況だ」

    「シーズン中にアップグレードと準備のすべてをして、終了後に2019年の作業を開始するというのはやりたくないことだ。かなり早めに2019年に取り組みたいと思うものだ」

    「実際、我々はホンダのスタッフと仕事するチャンスを得ることができた。彼らとの仕事に慣れて、物事を進めて、テストチャンスを得たし、すでに今は完全なV6の耐久性テストで単一シリンダーの作業を開始している。まさに我々が望んでいた状況だ」

    「我々はかなり興奮している。我々は良いポジションにいるし、2019年に向けて適切な燃料と適切な潤滑油が用意されると思う」

    レッドブル・レーシングは今季までルノーのF1パワーユニットを使用しているが、ルノーはBPカストロールをベースに開発を進めており、ダイナモでエクソンモービルの燃料と潤滑油をテストするためには別途スケジュールを調整する必要があった。

    しかし、2019年からはレッドブルとトロロッソにF1パワーユニットを供給するのはホンダだけとなり、ホンダの施設でエクソンモービルのテストをいつでも実施することができるため、燃料アップグレードの導入はより効率的に実施することができた。

    「大きなアドバンテージとまでは言わないが、他の誰かと時間とテスト時間を競い合わなくても良くなることは、我々にとっては大きなステップだ」とデビッド・ツルサキは語る。

    「以前のエンジンメーカーのケースでは、必ずしも我々は優先的にテストをすることはできなかった。しかし、今回のケースでは、我々が優先というだけでなく、我々が唯一のメーカーだ。それはベストなシナリオだ」

    「シーズンの早い段階で、エンジンメーカーにとってどのような燃料とオイルがベストかついてコメントがあった。ひとつの燃料とオイルメーカーに捧げることができれば、テストの重複時間を最小限に抑えることができる」

    「我々はすでに、迅速な対応による成果を得られていると思う。データを入手することができれば、そこから調整することが可能となる。それを数カ月ではなく、数週間で行うことは、大きな違いになる」

  • ブレンドン・ハートレー 「ブラジルではホンダの最新PUが威力を発揮する」

    ブレンドン・ハートレー 「ブラジルではホンダの最新PUが威力を発揮する」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPへの意気込みと、インテルラゴス・サーキットについて語った。

    「過去数戦のレースではすばらしいペースがあったし、オースティンではポイントも獲得できた。前戦メキシコでは最終的に僕たちが得られたであろうリザルトには届かなかったけど、ペースは自体はよかったと思う。なので、シーズン最終盤の2戦に向けても非常にいいムードで臨む」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「今回、搭載する最新仕様のパワーユニットは、パフォーマンスが大きく向上していることが分かっているし、新しいエアロパッケージは僕のドライビングスタイルによく合っている。ブラジルは、クラシックなトラックと熱狂的なファンが、いつもすばらしい雰囲気を作り出してくれるし、訪れるのを楽しみにしている。標高差もあり、さまざまな要素が少しずつ詰め込まれているインテルラゴスは、WEC時代に走っていたので、よく知っているサーキットだ。F1マシンでは昨年走ったけど、テクニカル面でのトラブルにより、残念ながらリタイアせざるを得なくなってしまった。なので、今年の再チャレンジを楽しみにしている」

    「ここでは天候もレースを左右する要素の一つで、過去には何度かおもしろいレースが展開されてきた。今シーズン、僕たちのパッケージはトリッキーなコンディションで強さを発揮してきているので、天候がどうあれいいレースができると思うし、今週末はポイント獲得を目指す」

    関連:2018年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「ペナルティなしで戦うことを楽しみにしている」

    ピエール・ガスリー 「ペナルティなしで戦うことを楽しみにしている」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPへの意気込みと、インテルラゴス・サーキットについて語った。

    「昨年、F1マシンで初めてサンパウロで走ったときには、とても楽しむことができた。ブラジルに来ると、この国でいかにF1が大切か、愛されているかということをひしひしと感じた。アイルトン・セナをはじめ、多くのチャンピオンを輩出してきた国だからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「このトラックにはバラエティー豊かなコーナーや縁石が配置され、走っていてとてもおもしろいレイアウトになっている。昨年はペナルティーにより後方グリッドからのスタートだったけど、入賞まであと少しの12位に入ることできた」

    「シーズン終盤のこの2レースに向けて入賞の可能性を最大限に高めるために、ここ数戦は戦略的にペナルティーを受けたし、今回再びポイント獲得に挑むのを楽しみにしている。サンパウロでは雨が降ることもよくあるけど、個人的には大歓迎だ。僕はフランスのノルマンディー出身なので、カート時代から雨の中でよくレースしてきた。ウエットレースは、ドライバーにとってはより複雑なドライビングを強いられることにもなるけど、同時により楽しく、ドライバーの腕の見せ所にもなるからね」

    「このトラックがユニークなのは反時計周りということと、すべてのストレートがまっすぐではないという点だ。なので、ストレートですらコーナリングしなければならない。セクションによっては、通常と逆回りに15秒間ほどコーナリングする箇所もある。昨年、レースが終わったあとは首にその余韻が残っていた。今年はそこについてもトレーニングを積んできたので、問題ないと思う」

    関連:2018年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルに加入して責任とプレッシャーは増した」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルに加入して責任とプレッシャーは増した」

    ピエール・ガスリーが、2014年にドライバー育成プログラムに参加してからなにが変わったかについて語った。

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めているピエール・ガスリーは、2019年からレッドブル・レーシングに加入し、マックス・フェルスタッペンとタッグを組むことが決まっている。

    レッドブルの育成プログラムに参加する若手ドライバーたちには、レッドブルとトロロッソという2つのF1チームで走るチャンスが用意されている。

    プログラムの卒業生で最も成功を収めているのはセバスチャン・ベッテルで、これまでに4度のタイトル獲得を果たした。ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンも同プログラムの出身で、F1で勝利を収めているドライバーだ。

    「プログラムに参加した時点で、もうレッドブルというブランドの代表なんだ」とピエール・ガスリーは語る。

    「もちろん結果を出さなければならない。ただ、それはレースを始めたときから変わらない。ドライバー育成プログラムに参加する前から、レースを続けたいなら常にトップであり続けなけれなければならないと、頭のどこかで分かっていましたからね」

    「だから、プログラムに参加したあともレースへの基本的なアプローチは変わらなかった。それでも、レッドブルのドライバーになったことで責任とプレッシャーは増したし、常にみんなから見られているという自覚があった」
    「環境も各段によくなった。ミルトン・キーンズにあるシミュレーターやファクトリーに出入りできるようになったし、エンジニアとも自由に話せるようになって、本当に大きなチームに来たんだなと実感した」

    「たとえ今言ったようなことが無かったとしても、プログラムがいかにプロフェッショナルなものかということはすぐに理解できただろう。プログラムに参加してすぐにプロの育成コーチがついたし、トレーニングキャンプにも参加するようになった。もちろん、フランスでその類のことは経験済みではあったけどが、ここまで高いレベルのものは初めてだった。レッドブルがドライバーとして、またアスリートとして自分を真剣に鍛えようとしていることを実感した」

    「結果に関してのプレッシャーも特には変わらなかったと思う。モータースポーツの世界に居続けて、サポートを受け続けたいなら結果を出さなくてはならないのは当然だからね。でも、彼らのためではなくて、自分のために結果を出すというのはレースを始めた当初からまったく変わっていない」

    ピエール・ガスリーは、F1へ参戦するようになった今、若いときに辿ってきた成長の道筋が、今の自分にとってどれだけプラスになっているかを実感していると語る。

    「ヘルムートは、ドライバーにあえて大きなプレッシャーを与えて、それにどう対処するかを本当によく見ている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ヘルムートは、“君は一番にならなくちゃいけないんだ”とわざわざ言ったりはしない。でも、常にもっともっと上を目指すようにプッシュし続けてくれる。すごい走りができたときも、“君にしてほしいのはすごい走りじゃない、最高の走りなんだ”という具合にね。こうされることで、自分の限界を超えてプッシュしていけるようになるし、限界を超えたときに自分がどうそれに対処するかを学ぶことができる」

    「とにかくヘルムートは、安全圏から踏み出したときにドライバーがどう対処するかを見たがりる。だから特に若いときには“いったいなにがどうなってるんだ!?”と叫びたくなるような難しい状況に置かれることもあった。でも、ヘルムートはドライバーがそうした状況にどう対処するかを見るために、あえてそうするだ」

    「こうしたやり方は、メンタルを強化する上でも非常に有効だと思う。事実、振り返ってみると、レッドブルのプログラムを通して自分がいかに強くなったか、成長してきたかが分かる。彼らは常に課題をより難しくしようとしてくるし、ときにはフェアな条件でないこともある。けれど、それでもやり通せれば、人間としてもアスリートとしても、さらに成長できる」

  • トロロッソ 「2017年はダニール・クビアトとの信頼が失なわれていた」

    トロロッソ 「2017年はダニール・クビアトとの信頼が失なわれていた」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、2017年にダニール・クビアトとチームは“互いに信頼を失っていた”と語った。

    2015年にレッドブル・レーシングに昇格していたダニール・クビアトは、2016年シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンにシートを奪われる形でトロロッソに降格。2017年もトロロッソから参戦したものの、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにシートを明け渡す形でシートを喪失し、レッドブルのプログラムからも完全に離れることになった。

    しかし、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてトロロッソに復帰することが決定。もうひとつのシートについてはまだ決定していないが、ブレンドン・ハートレーに代えてチームはF1ルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用するとされており、その場合はチームリーダーの役割を担うことになる。

    フランツ・トストは、ダニール・クビアトが前回トロロッソに復帰した際の環境は彼にとって厳しいものだったと認める。

    「我々は彼のことを非常に優れたドライバーであると評価していたので、彼はとても歓迎位されたが、最終的には我々が期待いていたほどうまくいかなかった」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「多くのクラッシュがあったし、クルマもあまり競争力はなく、運転も簡単なものではなかった。それほど定着しておらず、サポートもなければ、それは難しいものだ」

    「2017年にクビアトをリリースするという決定は非常に難しいものだったが、私はそれがベストな決断だと思っている。なぜなら、両者はお互いに少し信頼を失っていたと感じていたからだ」

    「ダニールは我々の仕事にあまり満足していなかったし、我々もいくつかのレースであまり満足していなかった。いつものことだが、期待通りの成功が収められなければ、両者には多くの疑問符が出てくる」

    フランツ・トストは、2018年にF1レースを離れてフェラーリのテストドライバーとして仕事をしてきたダニール・クビアトは、F1でもう一度レースドライバーとして挑戦するに相応しいと考えている。

    「クビアトはF1と真っ直ぐに向き合っている。彼は今もう一度チャンスを得ているし、彼がそれを掴み取ることを本当に期待している」とフランツ・トストはコメント。

    「彼はF1にいるに相応しいし、とても速い。この1年間のサバティカルが全てをまとめ、彼の本来の才能、能力、スピードを示すことに役立つことを期待している」

    「我々はしっかりとしたクルマを彼に提供すれば、彼は良い結果をもたらしてくれると確信している」