カテゴリー: トロロッソ

  • アレクサンダー・アルボン 「まだF1マシンを直感的に操れていない」

    アレクサンダー・アルボン 「まだF1マシンを直感的に操れていない」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1マシンでもっと“本能的”なドライビングができるようになる必要があると語る。

    今年、ブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めることになったアレクサンダー・アルボン(22歳)だが、今年に入るまでF1マシンを走らせたことがなかった。

    F1プレシーズンテストでは489周を走破して総合6番手タイムを記録したアレクサンダー・アルボンだが、まだF1マシンに全速力で適応する必要があると語る。

    「急速に進歩している」とアレクサンダー・アルボンは Auto Hebdo にコメント。

    「今は全てのツールを自在に操れるようにいなることが重要だ。タイヤマネジメントや、適切なタイミングでボタンを押すという点でゲインできることはたくさんある」

    「自然で直観的に操れるようにならなければならないけど、まだそこまで行っていない。まだエンジニアに提案したもらわなければならない。でも、どんどんフィーリングは良くなっている」

    「速いコーナーで自身を突ける必要があるし、アタックする場所としない場所とで適せるな妥協点を見つけていかなければならないい。レースマネジメントには練習が必要だ」

    「メルボルンは実物大のリハーサルになるだろう」

  • トロロッソ 「レッドブルとホンダが組むことはベストな選択」

    トロロッソ 「レッドブルとホンダが組むことはベストな選択」

    トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダF1とレッドブル・レーシングがタッグを組むことは“ベストな選択”だと語る。

    昨年、ホンダとワークスパートナーシップを結んだトロロッソは、バーレーンGPで4位入賞して、ホンダがF1に復帰して以降のベストリザルトを獲得するとともに、シーズンを通してホンダのF1エンジンの改善に大きな役割を果たした。

    今年から上位チームのレッドブル・レーシングがホンダとパートナーシップを締結。レッドブル・ファミリーとして2台4台体制でF1を戦っていく。

    ホンダとの2シーズン目を向けるにあたり、フランツ・トストは「2018年を通してホンダとはいろいろと取り組み、その中でとても成功した協力関係を築けたと思う。」と思う。

    「今年に向けて良い準備ができたと思う。トロロッソとしてチーム史上アジアのメーカーと取り組み、ホンダのような大企業と提携するのは初めての試みだったし、パワーユニットやラジエーターの設置など一緒に協力して取り組むことができたのはとても良かったと思う。テクノロジーに関してもそうだ。非常に競争力のあるパッケージに仕上がっている」

    今年、トロロッソ・ホンダはドライバーラインナップを一新。かつてチームに所属していたダニール・クビアトとルーキーのアレクサンダー・アルボンがSTR14を走らせる。

    ドライバーのコミュニケーション、フィードバックについてフランツ・トストは「とても満足している」とコメント。

    「クビアトはとてもスキルの高いドライバーで、過去のチャンピオンシップやGP3でも活躍して成功を収めている。アルボンもとても競争力あるドライバーだと思っている。この2人のドライバーに走ってもらい、素晴らしいフィードバックをもらえることをうれしく思う。技術的にも、マシンとタイヤの感触を伝えてくれる面でもそうだ。パワーユニットは非常に力強くなっているのでシーズンが始まることをとても楽しみにしている」

    イタリアに拠点を置くトロロッソは、日本のホンダ、ロシア国籍のダニール・クビアト、タイ国籍のアレクサンダー・アルボンを含め、チームには様々な国籍のメンバーが集まっている。

    「このようにいろいろな文化が1つのところに集まっているのはなかなか面白いことだ」とフランツ・トストはコメント。

    「ひとつ気を付けなければならないのは、物事の考え方がそれぞれ異なるということだ。ただ、今のところかなりいい状況で進められている。我々のチームはお互いによくケアしているし、ドライバーについても同じことが言える。一体感が出てきたと思うし、なにより重要な目標はパフォーマンスを向上させて結果を残していくことだ」

    「ファンが求めているのはレースで勝つことだからね。チームを一体化する秘訣というものは特になく、それぞれがみんなのやり方をどれだけ理解できるかだと思う。非常に多国籍なチームなので、それぞれのパーソナリティをどれだけ理解できるかに尽きると思う」

    2019年からレッドブル・レーシングもホンダのF1エンジンを採用したことについては「両者でできるだけ情報共有するようにしている。もちろん、レギュレーションで許される範囲内でだがね」とコメント。

    「重要なのは両チームで協力することだ。ホンダのパワーユニットという共通点があるし、ホンダにとっても2チームからフィードバックを得ることはとても大きなメリットだ。データもそれだけきちんと収集することができ、開発のスピードアップにつなげることができる」

    「我々はレッドブル・テクノロジーと協力できることを非常にうれしく思う。レッドブル・テクノロジーは、私がピットレーンで最もレベルの高いテクニカルなチームだと思っているからだ。なので、レッドブル・レーシングとホンダが契約を締結した時はとてもうれしく思った。それがホンダが選手権を戦っていく上でベストな方法だと感じたからだ」

    最後にホンダファミリーとしての母国グランプリとなる鈴鹿については「いつも日本に戻ってくるのを楽しみにしている。好きな国だし、鈴鹿に戻ることを特に楽しみにしている」とフランツ・トストはコメント。

    「最もチャレンジングなサーキットだと言えるかかもしれない。低速コーナーも高速コーナーもあるし、ホンダのファンがたくさん来てくれて雰囲気も素晴らしい。いいパフォーマンスを発揮して、我々の結果に満足してくれることを期待している」

  • ダニール・クビアト 「ホンダとトロロッソのタッグはうまくいっている」

    ダニール・クビアト 「ホンダとトロロッソのタッグはうまくいっている」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、『2019 ホンダF1 キックオフ記者会見』でホンダとの仕事について語った。

    2017年にトロロッソのF1シートを喪失したダニール・クビアトだが、フェラーリのF1シミュレータードライバーを経て、今年、トロロッソ・ホンダでF1復帰。今月行われたF1プレシーズンテストでダニール・クビアトは8日間で446周を走り込み、総合番手7タイムを記録している。

    「とても生産的なテストができたと思う。たくさんの周回数を走り込めて、とても参考になった」とダニール・クビアトはコメント。

    「エンジンからのフィードバックもとても良かったし、ホンダのおかげで多くの周回数を走ることができた。本当に開幕戦を楽しみにしている」

    昨年のアブダビテストでトロロッソの前年マシンを走らせたダニール・クビアト。比較は難しいが、改善は見られていると語る。

    「アブダビとバルセロナとではコンディションも違うので比較するのは難しいけど、毎日改善が見られている。レースコンディションで走る準備はできていると思う」

    また、ホンダとの仕事については「雰囲気はとても前向きだ。ホンダ側からもトロロッソ側からもコラボレーションはとてもうまくいっている」とダニール・クビアトはコメント。

    「ホンダには本当に勤勉な人たちが多い。いつも夜遅くまで頑張ってくれている。常に改善を目指してくれているし、どうやったら前進できるかを目指してくれている。全員が最高の成績を残したいと思っているので頑張ることがとても重要だと思う。今の雰囲気にはとても満足している」

    レッドブルの他のドライバーとどのような話をしているかとの質問には「そもそも個人レベルでお互い良く知っているので、基本的にいつでも何でも言える関係だと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「もちろん、少しレース的な話になることはあるけど、どこでターンしてどこでブレーキするという話はしない。ドライバーとしていつも自分自身の道を追求しているけど、シェアできることもある。でも、みんな話はしているよ」

    開幕戦にむけては「宿題はしっかりとこなしてきた。そこが一番重要なことだと思う。しっかり準備はできていると思う。あとはメルボルンに行って、自分たちの仕事でベストを尽くすだけだと思っている」とコメント。

    また、ホンダのホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPについては「まだ随分と先の話だけど、日本にまた戻ってこれるのは素晴らしいだろうなと思う。たくさんのファンがいるし、ホンダがいなくてもファンがいたので、ホンダとタッグを組んだことでもっとたくさんのファンが来ると思うし、とても素晴らしいイベントになると思う」と語った。

  • アレクサンダー・アルボン 「ホンダの信頼性のおかげで良い準備ができた」

    アレクサンダー・アルボン 「ホンダの信頼性のおかげで良い準備ができた」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、『2019 ホンダF1 キックオフ記者会見』でF1デビュー、そして、ホンダとの仕事について語った。

    3月初旬のSTR14のシェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことがなかったアレクサンダー・アルボンだが、F1プレシーズンテストではチームメイトのダニール・クビアトを上回る総合6番手タイムを記録するなど多くの人々に感銘を与えた。

    「500周は多くの周回数だと思うし、ホンダの信頼性の高さの証明だと思う。初めて4日間走行したけど、マイレージを稼ぐことがとても重要だった。本当にベストな結果が出せたと思う。最大限のテストが出来たと思う」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「決定がぎりぎりだったのであまり準備の時間がとれなかったけど、シミュレーターには乗っている。ホンダとレッドブルのおかげでそこに住んでいるのようなものだ」

    「肉体的にもかなり要求の高いシーズンになると思うので準備しているけど、トロロッソはジュニアドライバーを起用してきたチームなので、とてもスムーズにチームに融合できた。エンジニアもホンダも僕がルーキーだということを理解してくれて、とても準備の手助けをしてくれた」

    開幕戦については「できるだけの準備はしてきた。開幕戦を走ってみなければわからないけど、テストではレースシミュレーションもたくさんこなすことができたのでいい感触は掴めていると思う。初めてのレースを走ってみなければなかなかわからないものだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「自信はあるよ。4日間のテストをとてもスムーズに進めることができたし、多くの走行距離を走り込むことができた。もちろん、まだまだ学ぶことはあるけど、開幕戦は比較的スムーズにいけると思う」

    タイ国籍のアレクサンダー・アルボンは、日本とタイとでは仕事のやり方に共通点を感じていると語る。

    「そう思う。タイの文化は日本と似ていると思う。もちろん、同じではないけどね。仕事をする環境という意味ではとても似ている」

    ルーキーのアレクサンダー・アルボンにとって、経験豊富なダニール・クビアトがチームメイトにいることは助けになっているようだ。

    「ダニールは非常に経験があるので、ダニールの発言に耳を傾けようとしてる。4日間のテストではいろんな意見交換ができたし、例えば、朝をしてフィードバックを与える。お互いの意見を聞けたのはとても良かったと思う。でも、最終的には自分で戦うしかないし、自分でフォーカスしていかなければならない。でも、マシンに対しての意見など、他のドライバーから学ぶことはとても多い」

    最後のホンダのホームレースとなるF1日本GPについて質問されたアレクサンダー・アルボンは「カートでしか鈴鹿は走ったことがないし、F1では初めてだ。本当にドライバーズサーキットだし、ミスをする余地はないサーキットだけど、他のドライバーからいかに多くのファンがいるかを聞いているのでとてもワクワクしている」と語った。

  • 【動画】 2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見

    【動画】 2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見

    ホンダは、3月9日(土)に『2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見』を開催。10時30分からYoutubeを始めとするSNSでライブ中継配信する。

    2019年はホンダにとってF1復帰以降5年目となり、大きな意味を持つ1年となる。今年はスクーデリア・トロ・ロッソに加えて、レッドブル・レーシングというパートナーを新たに迎え、2チーム・4台体制で臨む。

    シーズン開幕目前の3月9日(土)にレッドブル・レーシングならびトロロロッソ・ホンダから、チーム代表とドライバーを迎えて記者会見を実施。その模様をライブ中継で届ける。

    「2019 Honda F1 Kick Off 記者会見」ライブ中継
    日時:2019年3月9日(土) 10:30=11:30予定
    登壇者(予定):
    【Toro Rosso Honda(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)】
    フランツ・トスト チーム代表
    アレクサンダー・アルボン
    ダニール・クビアト
    【Aston Martin Red Bull Racing (アストンマーティン・レッドブル・レーシング)】
    クリスティアン・ホーナー チーム代表
    ピエール・ガスリー
    マックス・フェルスタッペン
    【Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)】
    ヘルムート・マルコ モータースポーツアドバイザー
    【本田技研工業株式会社】
    山本 雅史 モータースポーツ部部長
    田辺 豊治 HondaF1 テクニカルディレクター

  • トロロッソ 「ホンダF1は強力なパートナー」

    トロロッソ 「ホンダF1は強力なパートナー」

    スクーデリア・トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ホンダは“強力なパートナー”だと語り、4シーズンぶりにエンジンサプライヤーを変更しなくていいことはチームにとって“大きな”発展だと語る。

    昨年、ホンダとのパートナーシップを開始したトロロッソは、今年のプレシーズンテストで目覚ましい改善を見せており、走行距離では4番手となる935周を走破。ラップタイムでもアレクサンダー・アルボンが6番手、ダニール・クビアトが7番手につけている。

    ジョディ・エギントンは「レギュレーション変更は挑戦をもたらした、風洞でのマシンの開発方法など、舞台裏で多くの変更があった」とコメント。

    「チームの構造は少し変化している。加入した人材もいれば、出て行った人材もいる。我々は昨年から本当に大きな進化を果たしており、多くのことを検討した。我々のエンジニアリングチームはかなり若いが、彼らは冬の間頑張ってきた」

    「トロロッソにとって重要なことは、エンジンプロバイダーとの2年目ということだ。これはトロロッソにとって重要だ。我々は歴史的に1年毎に多くのエンジン変更があったし、そ大きな挑戦だった。今年はそれがなかったので、皆があわゆる細部、つまり最も重要なパッケージを把握することに実際にもう少し集中することができた。皆が何を期待すべきかをわかっている、変化球はなかった」

    「ずっと言い続けているが、ホンダとの関係は本当に素晴らしい。彼らは強力なパートナーであり、我々を助け、力を合わせている。我々は本当に集中することができている。クルマの信頼性は良くなった。我々は合理的な状態で仕事を開始し、クルマの製造はうまくいった。これまでのところうまくいっている。我々は協力し、チェックボックスにチェックを入れ、新しいパートナーシップだった昨年よりもうまくいくつかの疑問の答えを得ることができた」

  • アレクサンダー・アルボン 「マニュアルを読み込むのが一番大変だった」

    アレクサンダー・アルボン 「マニュアルを読み込むのが一番大変だった」

    トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすアレクサンダー・アルボンは、初めてF1カーを走らせるために習得しなければならなかったマニュアルについて冗談で不満を語った。

    3月初旬のSTR14のシェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことがなかったアレクサンダー・アルボンだが、F1プレシーズンテストではチームメイトのダニール・クビアトを上回る総合6番手タイムを記録するなど多くの人々に感銘を与えた。

    来週末のF1オーストラリアGPでF1レースデビューを果たすアレクサンダー・アルボンだが、自分がF1ドライバーであることをまだ少し非現実的に感じていると語る。

    「メルボルンに行けば、F1ドライバーであるおとを信じられるようになると思う」とアレクサンダー・アルボンは Motorsport-Total にコメント。

    「メルボルンはF1カレンダーで最も簡単なサーキットではないだろうし、目を覚ましてくれるだろうね。本当に楽しみにしているよ」

    冬休みに入る直前にトロロッソ・ホンダのドライバーを務めることが発表されたアレクサンダー・アアルボンは、ステアリングホイールのマニュアルを読み込むことが最も難しいことだったと冗談を交えて語った。

    「マニュアルはかなり大きなチャプターだった。本当に多くのマニュアルを読み込まなければならなかった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「でも、マニュアルを読む時間があって良かったし、緊張感を高めるのに本当に役に立った。ドライバーとしてクルマのテクノロイジーを理解するのは良いことだ」

  • アレクサンダー・アルボン 「モチベーションと決意にみなぎっている」

    アレクサンダー・アルボン 「モチベーションと決意にみなぎっている」

    トロ・ロッソ・ホンダの2019年レギュラードライバーに抜擢されたアレクサンダー・アルボンが、F1での目標、開幕戦に向けた準備、デビューイヤーへの思いなどについて語った。

    2019シーズンに向け、トロ・ロッソ・ホンダのドライバーラインナップは一新された。ホンダ製F1パワーユニットを搭載する2019年マシンSTR14のステアリングを握るのは、約1年半ぶりのF1復帰となるダニール・クビアトと、若干22歳の新鋭アレクサンダー・アルボンだ。

    英国人の父親とタイ人の母親を持つアルボンは、2018シーズンFIA F2選手権で年間総合3位という実績を引っさげてF1デビューを果たす。レッドブル・ジュニアチームに在籍した経歴を持つアレクサンダー・アルボンは、2019シーズンのフォーミュラEに日産から参戦する予定だったが、トロロッソに引き抜かれた。

    2019シーズンの開幕戦オーストラリアが3月20日に迫る中、アレクサンダー・アルボンが、幼い頃からの夢が叶った心境を語った。

    レースナンバーに23を選んだ理由は?
    これまでレースナンバーは特に決めていなかった。カート時代だけ46を選んでいた。これは僕が大好きなバレンティーノ・ロッシのレースナンバーなんだ。でも、今回はもう46は使いたくなかった。ロッシのナンバーだからね。それで、その半分の23を思いついた。僕の誕生日も3月23日だし、ピッタリに思えた。

    F2からF1へのステップアップですが、ドライビングの要求度はやはり大きく増すのでしょうか?
    フィジカルは大きなステップアップになるね。純粋な筋力はそれほど大きなファクターではない。というのも、F1にはパワーステアリングが備えられているからね。でも、心肺機能に関しては、F1のレースの長さはF2の2倍になるから大きな違いだ。首にも相当な負荷がかかる。Gフォースも段違いに大きい。トレーナーと一緒に全力でトレーニングに取り組んでいる。そのほとんどを有酸素運動や首・体幹の筋力トレーニングに費やしている。メンタル面は、ステアリングホイールの機能を覚えるのが大変だね。F1はマシンの中で操作しなければいけない部分がF2よりはるかに多い。掴みかけているところだ。あと数日はシミュレーターでトレーニングする予定だ。バルセロナでのプレシーズンテストまでに準備万端にしておく必要があるし、できる限りの努力をしているところだ。

    あなたのトロロッソ加入がアナウンスされたのは、冬休みに入る直前でした。決定までずいぶん待たされたと思いますが、F1デビューに向けて気持ちは高まっていますか?
    もちろん、メルボルンの開幕戦を走るのは夢だった。まだF1ドライバーがどんなものなのかを理解しようとしている段階だけど、開幕が近づいているし、実感に変わってきている。気持ちについては、怖くもありエキサイティングでもあり、というのが本音かな。もちろん若干のプレッシャーはあるけれど、重要なのは楽しむこと。F1デビューは6歳の頃から夢見てきたことだし、メルボルンでは思いきり楽しむつもりだ。

    F1でのデビューシーズンを迎えるにあたり、あなたが得た最高のアドバイスは?
    確かF1デビューが決まって最初に言われたアドバイスだと思うんだけど、F1ではシーズンを通してドライバーが注目されるから、対応が大変だぞと言われた。世間の注目がドライバーの負担になるケースは、実際に見たことがある。あとは、自分の立ち位置をキープし、目の前の仕事に集中しろとアドバイスされた。それを正しくこなせている限りは、良い1年を過ごせるだろうとね。

    レッドブル・ファミリー復帰組のあなたとクビアトにとって、今シーズンは実力を改めて示すチャンスだと思いますが、あなたはどう捉えているのでしょう?
    レッドブル・ファミリーへ復帰することになり、モチベーションと決意にみなぎっている。ダニールと僕には証明すべきことがあると感じているし、率直に言って、ファミリーに復帰してトロロッソでレースするチャンスを与えられたのは、まさしく夢が叶った気分だ。

  • トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはテストで“完璧”だった」

    トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはテストで“完璧”だった」

    スクーデリア・トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、2019年のF1プレシーズンテストでホンダのF1エンジンは“完璧”なパフォーマンスを発揮していたと称賛する。

    ホンダのF1パワーユニットでの2年目となる今年、トロロッソは有望なプレシーズンテストを過ごした。アレクサンダー・アルボンが総合6番手、ダニール・クビアトが総合7番手タイムを記録し、STR14は全体で4位となる935周(4352.425km)を走破。パフォーマンスと信頼性の両方で“ベスト・オブ・ザ・レスト”争いを予感させるポテンシャルを示した。

    ジョディ・エギントンは、1年前にホンダとの仕事をスタートさせたときよりも優れた状態でスタートを切ることができたと語る。

    「ホンダのF1エンジンに関しては冬季テストで完璧だったと言わなければならない。素晴らしかった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「去年、我々は皆さんもご存じの理由で何基かエンジンを使い果たした。信頼性面で1~2のチャレンジとともにシーズンを開始した」

    「だが、その後、ホンダはコース上で大量のパフォーマンスをもたらしたし、実際、我々はシーズンを通してエンジンを開発していくことに決めた。開発目的でパワーユニットのエレメントを交換しなければならないときもあった」

    ジョディ・エギントンは、ホンダの2019年のF1エンジンは走行距離でも示されているように信頼性をさらに高めたと語る。

    「昨年も災害というわけではなく、ホンダは懸命に仕事をして開発していたが、昨年のこの時期と比較して我々はさらに良いポジションにいる」とジョディ・エギントンはコメント。

    「だが、全体的に今年ここまでの冬に関して言えば、それはすべてのパワーユニットメーカーにとっても同じことだと思う。他の人たちが何をしているのかは詳しくはわからないが、良いステップだ。それは走行距離にも反映されている。全体的にクルマはかなり信頼性が高い」

  • ダニール・クビアト 「レッドブル解雇は僕をハングリーにさせた」

    ダニール・クビアト 「レッドブル解雇は僕をハングリーにさせた」

    ダニール・クビアトは、2017年にレッドブルを解雇されたことでF1へのアプローチが変わったと語る。

    まだ24歳のダニール・クビアトだが、トロロッソとレッドブルで昇格と降格を経験した後、2017年シーズン後半にレッドブルから解雇された。しかし、フェラーリのF1シミュレーターで経験を積んだクビアトは、2019年に再びトロロッソからF1復帰を果たす。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今回がダニール・クビアトにとって“ラストチャンス”だと奮起を促しつつ、今のクビアトはより強く、落ち着いたドライバーへと変身を遂げていると語っている。

    「時が経てばわかる」とダニール・クビアトは El Mundo Deportivo にコメント。

    「僕に言える唯一のことは、レースと自分の仕事に対する準備の仕方でいくつかのことを変更したことだ。それが自分のドライビングスタイルの改善に繋がることを強く願っている」

    どのような変更かと質問されたダニール・クビアトは「言いたくはない。何も明かしたくはない。コース上で明らかないしたいと思っている」と述べた。

    昨年、マラネロでフェラーリの最先端のシミュレーターで仕事をしていたダニール・クビアトは「とてもポジティブな一年だった」と振り返る。

    「フェラーリのような少し違った環境で仕事をするのは良いことだった。彼らは僕にとって良くしてくれた。そして、ある時点で僕はF1復帰を心から切望するようになった」

    「復帰するのはとても難しいことだと思っていたけど、チャンスが巡ってきた。ネガティブな日がなかったわかではないけど、少しだけだ。とてもポジティブな一年だった。必ずしもすべてが常に簡単にいくわけではない。浮き沈みを経験するもが良いときもあるし、あの時は僕をよりハングリーにしてくれた」

    だが、ヘルムート・マルコが“ラストチャンス”と語るように、ダニール・クビアトにはより大きなプレッシャーがのしかかっている。

    「F1とはそういうものだ。常にうまくやらなければならない」とダニール・クビアトはコメント。

    「もしワールドチャンピオンならば悪い時期を過ごすことこともあるかもしれないけど、中団にいれると常に最高のレベルを発揮しなければならない。3~4戦の“不調”は許されない」

    しかし、ダニール・クビアトは、2019年は自分にとって良い1年になるとポジティブに捉えている。

    「僕の周りには過去を消化し、僕が個人として、そして、ドライバーとして改善しなければならない部分を理解してくれる素晴らしいチームがいる」