カテゴリー: トロロッソ

  • ブレンドン・ハートレー 「1周目のタイヤ交換だけで走り切る予定だった」

    ブレンドン・ハートレー 「1周目のタイヤ交換だけで走り切る予定だった」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1オーストラリアGPの決勝を1回のピットストップだけで走り切るつもりだったことを明らかにした。

    16番グリッドからスーパーソフトで決勝をスタートしたブレンドン・ハートレーは、オープニングラップの1コーナーのブレーキングでタイヤをロックさせてフラットスポットを作ったことで緊急ピットイン。ソフトタイヤに交換した。

    「ターン1でフロントをロックさせたことで1周目の直後にピットインしなければならなくなった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ペダルを踏んだ瞬間からフロントブレーキがロックしてしまい、解除できなかった。間違いなく僕がこれまでの人生で経験したなかで最大のフラットスポットだったし、続けるチャンスはなかった」

    ブレンドン・ハートレーは、クルマのダメージによってタイヤがパンクすることがなければ、さらにピットストップすることなくソフトタイヤで残りのレースを走り切れると思っていたと語る。

    「ソフトタイヤでレースの最後まで走り切るプランだったし、最後にウルトラソフトをうまく長持ちさせられたことを考えれば、それは可能だったと思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「全ては順調だったし、完璧なタイミングでバーチャルセーフティカーが入ったことで、再び戦いに絡むことができていた」

    「でも、そのスティントの終盤にクルマのリアに問題が発生して、タイヤがパンクした。同時に多くのダウンフォースも失った。それによってスローダウンしなければならなかったし、バーチャルセーフティカーが解除させてすぐに2回目のピットストップをしなければならなかった」

    「そこで間違いなくレースが終わりだった。その後はちょっと苦労した。ダウンフォースを失っていたし、余計なピットストップを行ったからね」

    「最初の問題ではソフトタイヤで最後まで走れれば、まだレースで巻き返せる可能性はあったし、面白くなっていただろう。でも、パンクによって本当にゲームオーバーになってしまった」

  • トロロッソ・ホンダ 「結果を厳粛に受け止めてもう一度仕切り直す」

    トロロッソ・ホンダ 「結果を厳粛に受け止めてもう一度仕切り直す」

    新生トロロッソ・ホンダの初陣となった開幕戦オーストラリアGPは厳しいものとなった。しかし、長いシーズンの戦いはまだ始まったばかり。一丸となって挑戦を続けるチームスタッフが2018年初戦を振り返る。

    「テストはテスト、本番ではなにが起こるか分からない」順調に終わったバルセロナテストのあと、ホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治は気を引き締めるように語っていた。

    そして、新生トロロッソ・ホンダの2018年シーズンの開幕戦は、その言葉通り、F1の難しさ、本番レースの厳しさを見せつけられる結果となってしまった。

    トロロッソとホンダによる初のコンビネーション、初めてアルバートパークを走る2人のドライバーなど、すべてが新しい組み合わせで立ち向かった最初の実戦では、これまでのテストともプラクティスとも違うシーンが次々と映し出される。予選ではブレンドン・ハートレーがQ2進出にわずかに届かず、ピエール・ガスリーはアタックラップでコースアウトを喫し最下位。2台揃ってQ1敗退となった。そして、レースではハートレーがスタート直後にタイヤをロックさせてフラットスポットを作り、緊急ピットイン、その後スローパンクチャーに見舞われる。マシンのバランスも前日より悪くなりペースは上がらず、15位完走は果たしたがトップから周回遅れの最下位となった。さらには、好スタートでポジションを上げたピエール・ガスリーが、序盤にMGU-Hのトラブルでリタイアという厳しい場面が次々と続いた。

    「MGU-Hのトラブルは、これから現物を分解、解析してみないと、はっきりとしたことは分かりません。次戦に向けてトラブルの原因を特定し、対策を施します」とレース後に語った田辺豊治は“想定外”のトラブルに落胆を隠せなかったが、「2台完走という目標に届かなかった結果を厳粛に受け止め、もう一度仕切り直します」と決意を示す。

    「我々にとって始めはすべてが勉強」と言うチーム代表のフランツ・トストもレース後「非常に厳しい結果に終わったが、前を向いて進んでいかなければならない」とコメント。

    予想以上に厳しい結果に終わった開幕戦、モータースポーツの頂点にそびえるF1が、新人ドライバーと新生チームに真剣勝負の高いハードルを見せつけるかたちとなった。しかし、21戦に渡る長い戦いは今始まったばかりだ。

    本番での厳しさを味わい、予選、決勝ともに最下位からのスタートとなった新生トロロッソ・ホンダは、一丸となってこの高いハードルに挑むしかない。

    そして、この開幕戦では一つのピリオドが打たれた。参戦準備からこれまでの3年間現場のチーフを務めたHRDの中村聡が、開幕戦を最後に現場から離れ、4月からは日本のSakuraをベースにパワーユニット(PU)の開発に携わることとなる。ここ数カ月で、中村聡以外にも何人かのメンバーが入れ替えというかたちで、ミルトンキーンズからSakuraに拠点を戻している。現代F1のサーキット現場を見た者が開発現場に戻り、その知識と経験を開発に還流できることは、ホンダの開発体制としてようやく次のステップに進んだということでもある。

    「これまで厳しい戦いでしたし、自分としての達成度は50%くらいしかない。もちろん悔しい思いばかりです。これから日本の開発部門とレース現場をよりうまく繋げる仕事となりますが、これまで経験した中で感じたホンダに足りないものを埋めて、より効率的にレベルを上げるやり方などを考え実践していきます。この3年で実感したことは『F1は難しい』ということ。当たり前ですが、我々がトップに追いつくには彼らの倍以上のスピードが必要です。今の複雑なF1のPUにおいて、それは言葉では言い表せないくらい難しいことです。でも勝つためには、それを乗り越えなければならない。このままでは終われないんです」と中村聡はチーフエンジニアとして最後となる現場で力強く語った。

  • ピエール・ガスリー 「目標は将来レッドブル・レーシングで走ること」

    ピエール・ガスリー 「目標は将来レッドブル・レーシングで走ること」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1の目標はレッドブルで走ることであることを明らかにしつつも、今年はトロロッソとの仕事に集中していると主張する。

    2016年にGP2チャンピオンを獲得したピエール・ガスリーは、昨シーズン中盤にダニール・クビアトの後任としてトロロッソからF1に参戦。今年はホンダのF1エンジンを獲得した新生トロロッソ・ホンダで初のF1フル参戦を迎えている。

    昨年後半の6戦中5戦でF1を戦ったピエール・ガスリーは、2017年を日本のスーパーフォーミュラで過ごしており、台風の影響で最終2戦がキャンセルになったこともあり、わずか0.5ポイント差でタイトルを逃している。

    現在、レッドブルのドライバーを務めるダニエル・リカルドはまだ契約を更新しておらず、フェラーリやメルセデスへの移籍が噂されている。

    今年トロロッソ・ホンダで印象的なパフォーマンスを見せれば、ピエール・ガスリーは2019年のレッドブル昇格のチャンスはある。ただし、同じレッドブルの契約ドライバーとしてルノーにローン移籍をしているカルロス・サインツが直接のライバルとなる。

    将来、レッドブルで走る可能性について質問されたピエール・ガスリーは「現時点ではカルロス(サインツ)の方が僕よりも経験があるけど、僕の目標は将来レッドブルで走ることだということは明らかだ」とコメント。

    「遅かれ早かれそうなることを願っているけど、自分が速く、一貫性のあるドライバーだということをレッドブルに示す必要がある。良い仕事をしていれば、実現する可能性はある」

    「でも、今の僕の焦点はトロロッソだし、このチームのために自分にできるベストを尽くそうと頑張っているよ」

    ホンダはトロロッソとのプレシーズンテストで過去3年間のマクラーレン・ホンダ時代とは対照的なスムーズな走行を見せていたが、開幕戦オーストラリアGPでは苦しむこととなった。

    ピエール・ガスリーは予選でのミスが響いて最後尾20番グリッドからスタート。決勝ではMGU-Kのトラブルによって14周目でリタイアしている。チームメイトのピエール・ガスリーは、周回遅れの15位でレースをフィニッシュした。

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダのF1エンジンの性能に懸念はない」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダのF1エンジンの性能に懸念はない」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1エンジンでの緒戦となったオーストラリアGPで、エンジン自体の競争力やオーバーテイクにはまったく懸念を感じなかったと語る。

    ブレンドン・ハートレーは、初めてのホンダのF1パワーユニットで厳しいレースに耐えることになった。スタート直後の1コーナーで激しくタイヤをロックさせてフラットスポットを作ったことで1周目にピットイン。その時点でそれなりの結果を出すチャンスは潰えた。

    その後もパンクによって2度目のピットストップを強いられるなどもあり、ブレンドン・ハートレーは周回遅れの最下位15位でレースを終えた。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1エンジンには希望を感じてメルボルンを去ることができると語り、ホイール・トゥ・ホイールのバトルにおけるエンジン自体のパフォーマンスについては不安は感じていないと付け加えた。

    「僕は昨年末に別のエンジンで走っている。ホンダにはちょっとしたレースクラフトでもかなりの柔軟性があると思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「もちろん、DRSやトップスピードはオーバーテイクを大きな部分を占めるけど、僕がここまで見た限りではすべてがかなりシームレスに動いているし、ドライバーの観点ではそれほど管理すべきことはない」

    「全てが正しい方向に進んでいる。僕としては実質的な懸念はない。僕が理解しているところでは、(ホンダのF1パワーユニットに)アップデートも予定されている。レースクラフトやレーサビリティという点では問題はない」

    「メルセデスやフェラーリ、彼らが何をやっているかについてはコメントできないけど、僕たちにはオーバーテイクを成功させるためのいくつかのツールがある」

    ブレンドン・ハートレーは、2017年末のスポット参戦時よりも、フルタイムでトロロッソ・ホンダのドライバーを務める今年の方がかなり快適に感じていると付け加えた。

    「チーム、クルマを本当に快適に感じている。去年よりもずっとね」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「予選を後から考えれば、3回の走行をするべきだったかもしれない。そうすればQ2に進出するベストなチャンスが得られていたと思う。あと0.05秒稼げていればQ2に進出できていたし、再び改善するためのチャンスがあった」

    「でも、快適に感じているし、自分がクルマに何を望んでいるかを把握できていると感じた。その点では本当に満足しているし、チーム内で自分の時間をうまく管理できた」

    「僕たちは目標にしていた結果、ポイントを得ることはできなかった。僕たちが目にしたように、今日はそこに関しては少し手の届かないところにいた」

    トロロッソ・ホンダでブレンドン・ハートレーのチームメイトを務めるピエール・ガスリーは、MGU-Hの故障によって14周目にリタイアしている。

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダは改善できる」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダは改善できる」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダには2018年に改善するための“大きなポテンシャル”があると感じている。

    トロロッソ・ホンダでのデビュー戦となったF1オーストラリアGPでは、予選20番手と出遅れ、レースでは16番手まで順位を上げるものの、MGU-Hのトラブルによってリタイアを強いられたピエール・ガスリー。

    しかし、ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダには中団を戦うポテンシャルがあると確信していると語る。

    「僕たちはウィリアムズやフォース・インディアと戦っている」とピエール・ガスリーはコメント。

    全10チームのなかで、昨年のオーストラリアGP決勝での平均タイムよりも劣っていたのはトロロッソ・ホンダだけだった。

    「他チームはかなり良い進歩を果たしたと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはオーストラリアよりもテストのときのほうが少し良かったみたいだ。でも、ポテンシャルはある」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソとホンダはシーズンを通して“アグレッシブな開発プログラムを計画しており、異なるコンディションではもっと強さを発揮できるようになるはずだと語った。

  • トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:浮き彫りになった“実力差”

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:浮き彫りになった“実力差”

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレンの第1ラウンドとなった開幕戦オーストラリアGPではその“実力差”が浮き彫りとなった。

    ホンダに辛辣な批判を繰り返してパートナーシップを解消してルノーに乗り換えたマクラーレンと、友好的な雰囲気でホンダとのパートナーシップを構築しようとているトロロッソ。シーズンに先駆けてまさに“ベビーフェイス vs ヒール”の構図が出来上がった。

    冬季テストではトロロッソ・ホンダがトラブルフリーで全体の3番手の周回数を重ねる一方で、マクラーレン・ルノーはトラブル多発で全チームで最下位。だが、ラップタイムではフェルナンド・アロンソが総合3番手タイムを記録していた。

    “トロロッソ・ホンダがマクラーレンをさらっと打ち負かす”ことを期待しつつ、“ルノーのエンジンを搭載したマクラーレンはやっぱり速いのではないか”との思いで迎えた2018年の開幕戦。結果は後者だった。

    開幕前、マクラーレンはホンダからルノーにF1パワーユニットを変更しただけで“1秒速くなる”とのシミュレーション結果を出していた。逆に言えば、ルノーからホンダに変更したトロロッソは1秒遅くなることになる。

    それは予選から現れた。昨年の予選ベストタイムはトロロッソが1分24秒487、マクラーレン・ホンダは1分25秒425。今年はマクラーレンが1分23秒692、トロロッソ・ホンダは1分24秒556だった。予選を終えたフェルナンド・アロンソは2秒近いタイムアップに「今年は楽しくなりそうだ」と発言している。

    今年はタイヤが1段階柔らかくなり、オーストラリアGPではDRSゾーンが追加されたこともあり、予選で各チームは自然と1~2秒のタイムアップを成し遂げている。ザウバーのマーカス・エリクソンを例に挙げれば、昨年は1分26秒465で今年は1分24秒556だ。

    そのなかでトロロッソだけが昨年からタイムを下げている。すなわち昨年より1~2秒遅くなっていることになる。もちろん、コンディションも違えば、トロロッソはドライバーを変更してQ1で敗退しているため、単純な比較はできないが。

    決勝でもマクラーレンとトロロッソ・ホンダは正反対の結果となる。昨年はトロロッソがダブル入賞、マクラーレン・ホンダは最下位とリタイア。今年はマクラーレンがダブル入賞し、トロロッソ・ホンダが最下位とリタイアという結果になった。

    レース中のファステストラップを比較するとその差はさらに浮き彫りとなる。昨年はトロロッソが1分26秒711、マクラーレン・ホンダは1分29秒440。今年はマクラーレンが1分26秒958、トロロッソ・ホンダは1分28秒176。マクラーレンは約2.5秒アップ、トロロッソは約1.5秒のダウンだ。

    フェルナンド・アロンソは開幕戦でのマクラーレンは“最低レベル”であり、今後は改善していくのみだと語っている。「僕たちはまだポテンシャルをフルに発揮できてないし、今日もパッケージにすべてを引き出していたわけではなかった。まだルノーと初めてのレースにすぎないし、今後数戦ではアップデートも予定されている」

    ドライバーの実力差も大きい。今年のトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという事実上のルーキーを起用。アルバート・パークでは初のレース週末となり、フリー走行3回目で雨が降ったことでセットアップの機会を奪われたことも響いた。対するマクラーレンは2度のワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソと昨年トラブル多発のなかで経験を積んだストフェル・バンドーン。だが、そんな言い訳は通用せず、その差は今後も様々なシーンで顕著に表れてくることになるだろう。

    結果はシャシー、エンジン、ドライバー、チーム力で決まるもの。トロロッソが今季型シャシーで失敗をした可能性もあるが、残りの要素も大きな割合を占めることになる。

    ホンダのF1パワーユニットは、マクラーレンのシャシーに対する厳しい要求から逃れ、トロロッソから自由な開発を許されていることで10馬力アップを果たしたとの情報があるが、現時点ではまだルノーには及ばないようだ。しかも、レギュレーションによってパワーユニットの使用数がさらに厳しくなる今年、全マシンのなかでホンダのF1パワーユニットだけが壊れるという最悪のシナリオでシーズンはスタートした。

    2018年のF1世界選手権はメルセデス、フェラーリ、レッドブルの上位グループ、ハース、マクラーレン、ルノー、フォース・インディアの中位グループ、そして、トロロッソ・ホンダ、ウィリアムズ、ザウバーの下位グループという勢力図がより明確になったと感じられた開幕戦。

    “今年、ホンダはプレッシャーの少ない中堅チームのトロロッソとノビノビと開発を進めていけばいい”という結果が出ないことを前提にシーズンを見ていくことほど悲しいことはない。まだ1戦が終わったのみ。残りは20戦もある。シーズン後半にこのような昨年との比較がまったくの的外れだったと言えることを期待したい。

  • ピエール・ガスリー 「MGU-Hを1基失ったことは後半戦にむけて痛手」

    ピエール・ガスリー 「MGU-Hを1基失ったことは後半戦にむけて痛手」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、開幕戦オーストラリアGPで見舞われたMGU-Hの故障によってコンポーネントを1基失ったことが2018年のF1世界選手権の後半戦で“頭痛の種”になるだろうと認める。

    ピエール・ガスリーは、16番手を走行していた14周目に突如スロー走行となってピットへ戻り、MGU-H関連のトラブルによりリタイアとなった。プレシーズンテストではトラブルが発生していたなかったホンダのF1パワーユニットに信頼性問題が再発してしまった。

    ピエール・ガスリーは、チームはそのような問題に備えてはいたが、冬季テスト、プラクティス、予選で数100ラップを走り込んでいたにも関わらず、重要な開幕戦で最初の故障が発生したことに落胆していると語る。

    2018年のF1世界選手権では、MGU-Hは年間を通して3基までしか使用できなくなっており、ピエール・ガスリーは、故障したことよりも、20戦を残してすでにそのうちの1基が失われたことで今後のグリッド降格ペナルティの可能性に悩まされることになるだろうと考えている。

    「起こってしまったことは悩ましいけど、全員が今後のレースにむけてできる限りスムーズに進めようとしている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「全員にとってレギュレーションはタフだと思う。テストはまったく問題が起きずにうまくいっていたし、とてもいい感じだったので、今それが起こってしまったのは残念だ」

    「テスト最終日に起こっていて、ここでは問題がないことが望ましかった。簡単ではないのは確かだ。おそらくどこかの時点でペナルティを受けることになるだろう」

    「僕たちはこのような状況に陥る可能性があることはわかっていたけど、もちろん、テストの後は楽観的だった。シーズンについて楽観的なままでいなければならないと思う。今、1つの問題が起こったけど、だからとしって毎レース週末で起こるというわけではないからね。重要なことは問題を原因を正確に理解することだけだ」

  • トロロッソ・ホンダ:F1オーストラリアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1オーストラリアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストラリアGPの決勝レースで、ブレンドン・ハートレーが15位、ピエール・ガスリーはMGU-Hの問題でリタイアした。

    レッドブル・トロロッソ・ホンダの初レースとなる、開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開催された。

    レースは、現地時間午後4時10分、天候は曇り、気温は23℃というコンディションでスタート。16番手スタートのブレンドン・ハートレーは、スタート直後のターン1手前でタイヤをロックさせた影響により、その周にピットインしタイヤを交換した。この影響で最後尾となったが、レースペース自体は好調で、自己ベストラップは1分28秒176をマーク。しかし、前方のライバルを捉えるには至らなかった。23周目に2回目のタイヤ交換を行ったハートレーは、他車のリタイアにより15番手までポジションを上げ、そのままチェッカーフラッグを受けた。

    20番手スタートのピエール・ガスリーは、好スタートを見せて1周目に17番手までポジションアップすると、レース序盤でさらに順位を上げて16番手につける。しかし、14周目に、突如スロー走行となってピットへ戻り、MGU-H関連のトラブルによりリタイアとなった。

    今回発生した問題については、第2戦バーレーンGPに向けて、さくらで解析が行われる。

    次戦は4月6日(金)~8日(日)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。

    ブレンドン・ハートレー (15位)
    「今日はいいレースだったとは言ない。スタート直後のターン1でブレーキをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。僕が経験した中で最大のフラットスポットだったので、ピットインせざるを得なかった。さらに、第2スティントではタイヤがパンクしてしまい、ポイント争いへの戦いは終わってしまった。この影響でマシン後部に少しダメージを負ったので、ずっと単独で走行する形になってしまった。今日はポイント獲得への道のりとしては険しいものだった」

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「僕にとっては最高のシーズン開幕戦とはならなかった。(リタイア前の)ターン12で急にエンジンが止まり、その後また始動したもののスロー走行しかできずにシフトアップできなくなった。なんとかピットへ戻ったけど、そこでリタイアとなった。テストからいい形だっただけに残念だ。開幕戦で問題が起きたことで、チームのみんなもがっかりしていると思うけど、僕たちは前を向き、今回の問題から学んで次のバーレーンでは強さを取り戻さなければならない」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「バルセロナでのテストがうまくいき、メルボルンでの開幕戦はいい結果が得られると期待していたが、さまざまな要因が重なって残念な結果となった。言い訳になるが、FP3での雨が残念だった。タイヤの性能評価とセットアップ変更がうまくいっているかを確認するためにもドライで走っておきたかったと思っている。予選では、ブレンドンがいい仕事をしたが、ピエールはターン3でのミスがあり、後方グリッドになった。レースでは、ピエールが好スタートを見せてポジションを上げたが、不運にもパワーユニットの問題でリタイア。ブレンドンは最初のブレーキングでフロントタイヤをロックさせてフラットスポットを作ったので、ピットへ呼び戻してタイヤを交換し、後方で走ることになってしまった。残念な週末になったが、これを引きずってはいけない。バーレーンで好結果を望むためにも、やるべきことがたくさんある」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ガスリー選手がMGU-Hの問題により、14周目でリタイアする形になったことは非常に残念です。これからさくらのファクトリーにて詳細を分析し、第2戦に向けて再発防止のための対策を打ちたいと考えています。ハートレー選手についてはスタート直後にタイヤにフラットスポットを作ったため、ピットインせざるを得ませんでした。粘り強い走りを続けてくれましたが、残念ながら前を走るマシンを捉えるには至りませんでした。非常に厳しいシーズン幕開けになってしまいましたが、前を向いて戦うしかありません。休むことなく、チームと一緒に次戦に向けた準備を進めます」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!

  • トロロッソ 「もっと良い結果を期待していた」 / F1オーストラリアGP

    トロロッソ 「もっと良い結果を期待していた」 / F1オーストラリアGP

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1オーストラリアGPでのトロロッソ・ホンダのレースを振り返った。

    予選で苦戦を強いられたトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがMGU-Hの故障でリタイア、ブレンドン・ハートレーがオープニングラップでのミスによるタイヤ交換が響いて最下位でフィニッシュ。テストでの好調な流れを結果に繋げることができなかった。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今回の開幕戦ではもっと良い結果を期待していたと語る。

    バルセロナでのテストは成功していたので、もちろん、メルボルンではもっと良い結果を期待いていたが、様々な理由によって結果に繋げることができなかった」とフランツ・トストはコメント。

    また、アルバート・パーク・サーキットでの初レースとなる二人のルーキーを抱えるトロロッソ・ホンダにとって、土曜日のフリー走行3回目の雨は大きな影響を与えることになった。

    「FP3で雨が降ったことが助けにならなかったのは確かだ。タイヤを評価し、セットアップ変更が正しい方向に進んでいるかを知るためにはドライでの走行が必要だった」

    「予選に関しては、ブレンドンがまずまずの仕事をしたが、ピエールはターン3で問題を抱え、今日はグリッド最後尾からスタートしなければならなかった」

    「ピエールは良いスタートを切り、いくつかポジションを上げていたが、残念ながら、パワーユニットの問題に見舞われ、リタイアさせるしかなかった」

    「ブレンドンに関しては、最初のコーナーでのブレーキングでフロントタイヤをロックさせ、フラットスポットを作った。我々はタイヤを交換するために彼をピットに入れなければならず、それ以降はフィイールド後方で走ることになった」

    「期待外れな週末だったが、これから気持ちを切り替えていく。バーレーンで良い結果を達成するためにはやらなければならない仕事がたくさんある」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!

  • ピエール・ガスリー、エンジントラブルでリタイア / F1オーストラリアGP

    ピエール・ガスリー、エンジントラブルでリタイア / F1オーストラリアGP

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGPの決勝レースをエンジントラブルによってリタイアした。

    20番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、他のマシンのリタイアもあって16番手までポジションを上げてレースを展開。しかし、15周目に縁石に乗り上げたあとにマシンリアから白煙。なんとかピットに戻ったものの、トロロッソ・ホンダはリタイアを選んだ。

    冬季テストからトラブルフリーで進めていたトロロッソ・ホンダだが、大事なレースでトラブルが出てしまった。

    16番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレーは、1周目にタイヤを痛めてピットイン。最後尾でレースを続けている。

    関連:ホンダF1 「ピエール・ガスリーのリタイアはMGU-Hの問題」