カテゴリー: トロロッソ

  • トロロッソ・ホンダ:中国での不振で「分析すべきことがたくさんある」

    トロロッソ・ホンダ:中国での不振で「分析すべきことがたくさんある」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、チームにはバーレーンGPでの4位から一転して、翌周の中国で悲惨なパフォーマンスに陥った原因について“分析しなければならないことがたくさんある”と語る。

    F1中国GPの予選でピエール・ガスリーはQ1敗退。チームメイトのブレンドン・ハートレーはQ2に進出したものの、決勝ではともにパフォーマンスを発揮できず、レース中盤に順位を入れ替えようとした際にミスコミュニケーションで同士討ちを演じるという失敗を犯した。

    トロロッソは、ロングストレートのある上海インターナショナル・サーキットでは、ライバルと比較して劣るホンダのエネルギー回生システムを搭載することもあり、バーレーンよりも中国で悪化することを予想していた。

    ピエール・ガスリーは、金曜日のプラクティス後はミッドフィールドのライバルに対してその不足分を埋められると考えていたが、その後のセットアップ変更で予選にむけて“大幅にパフォーマンスを失った”と述べており、それをレースにも引きづってしまったと述べた。

    「全体的にタフだったし、厳しい週末だった」とピエール・ガスリーは振り返る。

    「メインのライベルと比較して僕たちにはペースがなかった。たった1週間であれほどまで多くのパフォーマンスを失った原因を理解する必要がある。僕たちには分析しなければならないことがたくさんある」

    「僕たちは異なるセットアップを試した。それが正しい方向に進まなかったのは明らかだ。少なくともそれはわかっているけど、もっと詳しく、より深く分析していく必要がある」

    ピエール・ガスリーは、中国での予選の気温がバーレーンの約半分となる15℃まで落ち込んでいたことを原因にすることはできないとし、気温がやや上昇した日曜日でも“まだミディアムタイヤを働かせるのが非常に難しかった”と指摘した。

    「バランスがこれまでほど良くなかったのは明らかだった。ロングストレートがあり、長いトラクション(ゾーン)があるトラック自体が合っていなかった可能性の方が高いと思う」

    中国GPでのトロロッソ・ホンダのパフォーマンスは開幕戦オーストラリアでの厳しい状況と似ていた。オーストラリアでは両方のドライバーがQ1で敗退し、別々の問題によてほぼ最下位での戦いを強いられた。

    中国での予選でピエール・ガスリーを上回ったブレンドン・ハートレーは、他チームも悩まされた上海の強い風に特にトロロッソ・ホンダが悩まされていたと考えている。

    バーレーンと比較してトロロッソ・ホンダが苦戦した原因についてブレンドン・ハートレーは「ひとつは少し風が強かったことだ。全員にとってどれは同じだということはわかっているけど、それは全員に違った影響を及ぼす」と説明。

    「2つ目はトラックのスタイルが非常に異なることだ。これから僕たちは長めのコーナー、長めのエントリー、出口でパフォーマンスがなかった原因を理解する必要がある」

    「よりストップ&ゴー特性で、暑くて、風が弱かったバーレーンの方が僕たちははるかに速かった。1週間で悪化した理由を理解することが僕たちの目標だ」

  • トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1中国GPの決勝で、ピエール・ガスリーが18位、ブレンドン・ハートレーはギアボックストラブルでレースを終えた。

    第3戦中国GPの決勝レースが行われた。朝から日差しが降り注ぐ好天でレース開始時の気温は19℃、路面温度は39℃に上昇し、前日までの風も収まり今週末で一番いいコンディションとなった。

    予選でタイムが伸びなかったトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが15番手からウルトラソフトタイヤ、ピエール・ガスリーが17番手からミディアムタイヤでスタートした。

    序盤、ペースの上がらない2台はポジションを落とし、3周目にはハートレーが18番手、ガスリーが19番手に。10周目、ブレンドン・ハートレーがピットインし、ミディアムタイヤに交換した。ピエール・ガスリーは20周目にソフトタイヤに交換。25周目時点でのポジションは、ハートレーが18番手、ガスリーが19番手となった。

    30周目、ストレート後のターン14でハートレーとガスリーが接触し、ダメージを負ったハートレーはピットイン。その後も走行を続けたが、ギアボックスのトラブルにより、51周終了時点でピットに戻ってマシンを降りた。リザルト上は20位完走扱いとなっている。

    セーフティカー導入中の32周目にピットインし、2回目のタイヤ交換を行ったピエール・ガスリーは、ソフトタイヤでのペースがよく、15番手までポジションを上げてフィニッシュした。しかし、接触によるペナルティーが科され、結果は18位となった。

    次の第4戦アゼルバイジャンGPは、4月27日(金)~29日(日)にバクー市街地コースで行われる。

    ピエール・ガスリー (18位)
    「今週末のレースウイークは土曜日の朝から上手くペースをつかむことができず、我々にとって難しい週末となりました。マシンのセッティングを合わせきれなかったため、予選走行後には簡単なレースにはならないことは予想していました。なぜバーレーンでは速く、上海では上手くいかなかったのか、この2つのレースを分析する必要があります。また、ブレンドン(ハートレー)にぶつかってしまい、彼には本当に申し訳ないことをしてしまいました。チームの判断で2人のポジションを入れ替えるオーダーがあったので、バックストレートで彼がイン側を空けてくれるだろうと思い走行しました。彼から見えていなかったのか、彼がインに寄った際にはすでに僕もイン側を走行していたので、回避できずに接触してしまいました。マシンのフロントウィングにダメージを負いステアリングも曲がってしまったため、走行することが難しくなり、レース後半に時間をロスしてしまいました。バクーまでに改善すべき点はたくさんありますが、馴染みのあるコースなので次戦が楽しみです」

    ブレンドン・ハートレー (DNF)
    「とても難しい一日となりました。レース序盤はウルトラソフトで走行しましたが、グリップが得られず、戦略を変更せざるを得なくなりました。後方グリッドからの出走となり、作戦変更をしましたが上手くいきませんでした。ピエール(ガスリー)との接触は、ミスコミュニケーションが原因だったと思います。2台で違う戦略の元走っていたので、チームの判断で途中ポジションを入れ替えることになりました。レース序盤で行ったように14コーナーで彼を先に行かせようとするつもりでしたが、コーナーの頂点で接触が起きてしまいました。 そのため、ギアボックスに損傷を負ってしまい、リタイアとなりました。今日は長く難しい一日だったと感じています」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「はじめに、レッドブル・レーシングの素晴らしい活躍による優勝おめでとうございます。素晴らしいチーム戦略と、レースを制した(ダニエル)リカルド選手の素晴らしい判断だったと思います。 残念ながら、トロロッソとしては上手くいかなかった週末となりました。レースウイーク序盤から苦戦し後方グリッドからのスタートとなってしまい、レース中も思ったようなペースをつかむことができませんでした。さらに、ミスコミュニケーションによるチーム内でのドライバー2人の接触が起こってしまい残念に思います。レース終盤で、ブレンドン(ハートレー)が乗るマシンのギアボックスにトラブルを発見し、リタイアを余儀なくされてしまいました。次戦までに問題の解決策を見出し、バクーでは戦えるように取り組んでいきたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先週バーレーンで見せた力強いレースから一転、今週の中国GPは苦しい週末になりました。パワーユニットについては週末を通して順調でしたが、レースペースが上がらない中、チームメート同士の接触もあり、残念な結果になりました。ここ4週間で3レースという目まぐるしい時間が続きました。今後のシーズンで競争力のある走りを見せるため、ファクトリーに戻りここまでの3レースで得たデータの分析を進めます」

    関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!

  • トロロッソ 「最悪のパフォーマンスに至った原因を見つける必要がある」

    トロロッソ 「最悪のパフォーマンスに至った原因を見つける必要がある」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1中国GPでのトロロッソ・ホンダの戦いを振り返った。

    先週末のF1バーレーンGPでのピエール・ガスリーの4位入賞から一転。上海でトロロッソ・ホンダは厳しい戦いを強いられる。レースはブレンドン・ハートレーがウルトラソフトで15番グリッド、ピエール・ガスリーがミディアムで17番グリッドとアグレッシブなタイヤ戦略でスタートした。

    しかし、両ドライバーとも序盤からペース不足が露呈。さらにはコミニュケーションの誤解よって同士討ちが発生。この接触でピエール・ガスリーは10秒加算ペナルティを科せられ、15位でチェッカーを受けたものの最終順位は18位。ブレンドン・ハートレーはリタイア(20位完走扱い)でレースを終えた。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「まず、素晴らしい勝利を挙げたレッドブル・レーシングを祝福したい」とダニエル・リカルドが優勝を遂げた姉妹チームのレッドブル・レーシングを祝福。

    「戦略面で素晴らしい決断だったし、ダニエル・リカルドはそのチャンスを掴んだ。彼はレースに勝つためにすべてをコントロールしていた」

    「残念ながら、トロロッソはパフォーマンスを発揮できなかった。今週末は序盤から苦戦を強いられた。スターティンググリッドは最後尾に近く、レース中は必要なペースを見い出せなかった」

    「それに加えて、コミュニケーションの誤解によって、2人のドライバー間で接触があった。それは本当に残念なことだ」

    「レースの最後にはブレンドンのマシンのギアボックスに問題が発生したため、リタイアせざるを得なかった」

    「今回の最悪のパフォーマンスに至った原因を見つけて、バクーでより競争力を発揮できることを願っている」

    関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!

  • 【動画】 トロロッソ・ホンダ、チームメイト同士で接触 / F1中国GP

    【動画】 トロロッソ・ホンダ、チームメイト同士で接触 / F1中国GP

    トロロッソ・ホンダは、F1中国GPの決勝でチームメイト同士で接触するなど精彩を欠き、ピエール・ガスリーが18位、ブレンドン・ハートレーはリタイア(20位扱い)でレースを終えた。

    前日の予選から苦戦を強いられていたトロロッソ・ホンダ勢は、決勝でもパフォーマンスは変わらず。そして、下位を走行していた30周目にヘアピンでピエール・ガスリーがブレンドン・ハートレーのインをついて接触。

    ブレンドン・ハートレーはスピン。ピエール・ガスリーはフロントウイングを破損させてピットイン。

    この同士討ちの画像を掲載したF1公式サイトのSNSにはファン(アロンソファン?)から『僕たちは戦える』と揶揄するコメントが相次いだ。

    この接触でピエール・ガスリーには10秒加算ペナルティが科せられ、15位でチェッカーを受けたものの最終順位は18位。ブレンドン・ハートレーはリタイア(20位完走扱い)でレースを終えた。

    トロロッソ・ホンダのこの接触によってレースにはセーフティカーが導入。そのタイミングでレッドブルはダブルストップを実施し、ダニエル・リカルドの優勝へと繋がった。

    関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!

  • トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1中国GPの予選で、ブレンドン・ハートレーが15番手、ピエール・ガスリーが17番手だった。

    第3戦中国GP2日目、プラクティス3と予選が行われた。朝方までの雨は上がったが、前日同様厚い雲に覆われた上海インターナショナル・サーットは、気温12度、路面温度は14度、風も強く肌寒いコンディションとなった。

    午前11時からのプラクティス3では、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにソフトタイヤでの走行からスタート。セッション終盤にウルトラソフトタイヤで走行し、このセッションでのベストタイムをマーク。ハートレーが14番手、ガスリーが16番手となっている。

    午後2時からの予選は、気温が上がらない中でマシンのセッティングに苦戦した部分もあり、僅差の争いの中で全体的には厳しい結果に終わった。

    Q1で、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにウルトラソフトタイヤで3回のアタックを行い、アタックの度にタイムを更新。ハートレーは15番手でQ2進出を果たしたものの、ガスリーは17番手でQ2に進むことはできなかった。

    予選Q2でブレンドン・ハートレーは、2回のタイムアタックを行った。2回目は新品のウルトラソフトタイヤを装着し、1分33秒795の自己ベストタイムをマークしたが、Q3進出の10番手にはコンマ7秒届かず、15番手で予選を終えている。

    ブレンドン・ハートレーは8列目15番手から、ガスリーは9列目17番手から56周の決勝レースに挑む。

    中国GP決勝レースは15日(日)午後2時10分(日本時間午後3時10分)にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (15番手)
    「昨日マシンに小さな問題がありましたが、昨夜のうちにそれを解決できました。ただ、バーレーンの時に比べて、僕もピエールもトラックの攻略に苦労しています。寒さや風などさまざまな要因があるように思います。メルボルンの時もそうでしたが、他のチームのマシンに比べて風に弱いようにも感じています。なぜバーレーンの時にはいい走りが出来ていたのに、ここで同じような力強い走りを出来ないのか解明しなければなりませんが、このことは同時に中団チームの実力がいかに拮抗しているかを表していると思います。このトラックはオーバーテイクやバトルが起こりやすいレイアウトですし、明日は気温が上昇し、今日よりもいいコンディションになりそうです。レースでは、気温や風といった要因で戦況が大きく変わります。今のF1マシンはそれほど繊細です。15番グリッドからもポイント獲得を狙えますし、ポジティブに捉えています。ともかく、今日は自分の仕事にはまずまず満足しています」

    ピエール・ガスリー (17番手)
    「今日は難しい一日でした。昨日は11番手/12番手という前向きな結果でしたが、今朝マシンのセットアップを変えたところ、ペースを掴むのに苦労するようになりました。予選の前にセットアップを変更する時間はありませんでしたし、それもあって予選は厳しい結果に終わりました。トラックについては引き続き学んでいるところですが、昨日のロングランではタイヤをいたわりながら走ることが出来ていたので、その面ではポジティブです。しかし、17番グリッドから上位を狙うのは簡単ではありません。今日何が問題だったかを検証し、明日はいいペースで走れるようにしたいです。昨日はフロントに問題があり、今日はリアにありました。ロングランでいい走りができることは分かっていますが、なぜ今日いい走りが出来なかったのかを今夜解明する必要があります。明日はいい走りが出来るように全力を尽くします」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「想定していたよりも厳しい週末になりました。このサーキットと私たちのマシンの相性はあまりよくないのかもしれませんが、明日は今日よりもいいパフォーマンスをしたいと思っています。寒さと風は私たちにとってはマイナスのようです。このコンディションの中で我々はマシンのセットアップに苦戦していますが、どのチームにとっても条件は同じです。特にピエールは終日マシンの扱いに苦労していましたし、昨日の方がマシンのバランスがよく、競争力があったと感じています。これから分析を行い、今日の予選でQ1敗退となってしまった原因を突き止めなければなりません。ブレンドンはラップタイムを徐々に上げながら、Q2進出を果たしましたが、我々が望んだほどの結果ではありませんでした。今日の結果を受け止めて、気温が上がる明日はもっといい結果を出せればと思っています。全体的には不満の残る予選結果でしたし、今日うまくいかなかった原因を突き止める必要があります」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ハートレー選手がQ2まで進出したものの、チームとしては残念な予選結果になりました。一方で、PUについてはここまで全く問題なく、順調にセッションを終えられています。今晩改めてデータの分析を行い、明日の決勝でいいレースができるように準備を進めたいと思います」

  • ピエール・ガスリー 「クルマの強みが全て失われた。大幅な後退」

    ピエール・ガスリー 「クルマの強みが全て失われた。大幅な後退」

    ピエール・ガスリーは、F1中国GPの予選での“大幅な後退”に悩まされており、トロロッソ・ホンダのF1マシンは一晩で“すべての強さ”を失ってしまったと語った。

    F1バーレーンGPでは4位入賞という素晴らしい結果を残したピエール・ガスリーだったが、1週間後の中国では状況は一転。F1中国GPの予選ではQ1敗退を喫して17番手だった。

    全長1.2kmに及ぶ超ロングストレートがある上海インターナショナル・サーキットは、ホンダのF1パワーユニットを搭載するSTR13には適さないと予想されてはいたものの、ピエール・ガスリーは金曜日から土曜日の間に大きくパフォーマンスを低下させている。

    「トップ10が難しいだろうことはわかっていたけど、11~12番手あたりを期待していたし、実際にはコンマ数秒遅れだろうと思っていた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今日、僕たちは昨日と比較して大幅に後退したと思う。多くのパフォーマンスを失っていたし、あまり予想していなかったことだ」

    ピエール・ガスリーは、一晩かけてクルマに変更を施したことが、予想よりも“大きな影響”を与えたと述べ、チームは予選までに大きな調整を加える時間がなかったと説明した。

    「僕たちはいくつか変更を加えたけど、バランスが完全に変わってしまった。昨日とは真逆だった。パッケージにあったクルマのすべての強さを失ってしまったし、とにかく本当に厳しかった」

    「午前中にターン8でクラッシュしかけたし、ターン10でもクラッシュしかけた。とにかくリアのグリップがかなり失われていた。昨日はスタビリティが僕たちの強みだった」

    「オーバーステアが酷かったし、トラクションがまったくなかった。予選ではウルトラソフトで通常は大きなグリップを得らて、そのポテンシャルを感じられるものだけど、とにかく至る所でホイールスピンしていた。ターン3、ターン6、ターン10、ターン13の全てのトラクションでね」

    ピエール・ガスリーは、2018年のここまででSTR13が“かなり一貫性がない”ことを認める。それはバーレーンではQ3に進出して6番手を獲得したものの、オーストラリアとここ中国ではQ1敗退を喫していることでも堅調に表れている。

    チームメイトのブレンドン・ハートレーは、中国でQ2進出を果たしたが、15番手で予選を終えている。

    ブレンドン・ハートレーは、低い気温と風の強さがトロロッソのパフォーマンスの大きな要因になっていると語る。

    「グリッド順位を大きく上げられたとは思っていない。僕たちには他のライバルと比較して、バーレーンであったような同じパフォーマンスには程遠い」

    「個人的な意見では、気温と風が2つの最大の要因だ。それが答えだと言っているわけではない。でも、その傾向はオーストラリアのレースでも見られていたと思う」

    「気温が高ければ僕たちには競争力があるし、風が強いと他よりもかなり苦しんでいるように思う。F1カーのエアロダイナミクスはとても複雑だし、風を受けるとエアロダイナミスが本当に混乱する。僕たちはそこに苦労しているようだ」

    「良いニュースは、クルマにポテンシャルがあることはわかっていることだ。でも、あらゆるシナリオでそれをそれを解放することが重要だ」

    関連:F1中国GP 予選:セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポールポジション!

  • トロロッソ 「低い気温と風の強いコンディションに苦戦している」

    トロロッソ 「低い気温と風の強いコンディションに苦戦している」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジョームス・キーが、トロロッソ・ホンダのF1中国GPの予選を振り返った。

    前戦バーレーンGPではピエール・ガスリーがQ3に進出して4位入賞を果たすなど大躍進を果たしたトロロッソ・ホンダだが、今週末の上海では一転して厳しい週末を過ごしている。

    ピエール・ガスリーはQ1で敗退して17番手。ブレンドン・ハートレーはQ2に進出したものの、そのなかで最下位となる15番手でセッションを終えた。

    「想定していたよりも厳しい週末になりました」とジェームス・キーは語る。

    「このサーキットと私たちのマシンの相性はあまりよくないのかもしれませんが、明日は今日よりもいいパフォーマンスをしたいと思っています。寒さと風は私たちにとってはマイナスのようです。このコンディションの中で我々はマシンのセットアップに苦戦していますが、どのチームにとっても条件は同じです」

    「特にピエールは終日マシンの扱いに苦労していましたし、昨日の方がマシンのバランスがよく、競争力があったと感じています。これから分析を行い、今日の予選でQ1敗退となってしまった原因を突き止めなければなりません」

    「ブレンドンはラップタイムを徐々に上げながら、Q2進出を果たしましたが、我々が望んだほどの結果ではありませんでした」

    「今日の結果を受け止めて、気温が上がる明日はもっといい結果を出せればと思っています。全体的には不満の残る予選結果でしたし、今日うまくいかなかった原因を突き止める必要があります」

    関連:
    ・ホンダF1 「チームとしては残念な予選結果だがパワーユニットは順調」<
    ・トロロッソ 「低い気温と風の強いコンディションに苦戦している」
    ・ブレンドン・ハートレー 「ライバルよりも風の影響を受けている」
    ・ピエール・ガスリー 「変更したセットアップがうまく機能しなかった」

  • トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1中国GP初日の2回目のセッションで、ピエール・ガスリーが11番手/12番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手/15番手タイムだった。

    2018年シーズン第3戦中国GPが初日を迎え、プラクティス1、プラクティス2が行われた。朝からぶ厚い雲に覆われた上海インターナショナル・サーキットは、気温17℃、路面温度も20℃前後と、比較的低温下でのセッションとなり、プラクティス2終盤には雨も降り始めた。

    プラクティス1では、ブレンドン・ハートレー車のフロア交換とガスリー車のセッティング調整に少し時間を要したが、チームはトラックタイムを稼ぐために最小の時間で対応し、十分な周回数を消化した。このセッションを、ピエール・ガスリーが11番手、ブレンドン・ハートレーは16番手で終えている。

    プラクティス2では、ウルトラソフトタイヤによるアタックとロングランを行い、ピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーが15番手。ともに大きな問題はなく、予定通り多くの周回を消化し、マシンのセッティングを進めた。

    パワーユニットとしては、通常の金曜日と同様、サーキット特性に合わせたドライバビリティやエネルギーマネージメントの調整を行い、トラブルなく初日を終えている。

    2日目となる14日(土)は午前11時(日本時間正午)よりプラクティス3、午後2時(日本時間午後3時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー
    FP1 ベストラップ: 1:36.037, ポジション 11番手, 21ラップ
    FP2 ベストラップ: 1:34.849, ポジション 12番手, 33ラップ
    「上海インターナショナル・サーキットで走るのは今日が初めてでしたが、全体的にいい一日でした。シュミレ―タ―やTVゲームで走るより、実際に走るほうが楽しいですね! 今日は全体的にはポジティブですが、中団でのポジション争いは非常にタイトです。その中で自分たちは真ん中くらいのポジションにいると考えています。かなりの速さを見せているチームがいくつかあるので、明日に向けてマシン、そして走りを改善しなくてはいけません。今夜は、収集した走行データの解析を進め、明日はほかの中団チームとよりいい戦いを展開できるようにがんばります」

    ブレンドン・ハートレー
    FP1 ベストラップ: 1:36.715, ポジション 16番手, 23ラップ
    FP2 ベストラップ: 1:35.333, ポジション 15番手, 37ラップ
    「特に大きな問題もなく、順調な一日となりました。プラクティス1では、フロアの故障のためトラックタイムを多少失ってしまいましたが、それを除けばポジティブでした。前戦のバーレーンと同じく、僕たちがいる中団グループは非常にタイトです。なので、明日の予選では、100%の力を出しきることが少しでも上のグリッドを獲得するためのキーになるでしょう。今夜は、明日に向けていくつか作業を進めなければなりません。多少走行時間を失った部分はありますが、マシンはとても快適で、バランスも優れています。今夜中にいくつかのエリアを改善できれば、明日の予選ではよりいい走りができるはずです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週末の中国GPは、2本の長いストレートを持つサーキットレイアウト、そして天候という部分で、先週のバーレーンGPと大きく異なります。今日は肌寒く、セッション終盤には小雨が降りだしました。週末を通して不安定な天候が予想されていますが、PUとしてもさまざまなコンディションを想定しながらセットアップを進めていきます。セッションとしては午前、午後ともPUには全く問題のないスムーズな金曜日となりました。明日の午前のFP3でさらにセットアップを進め、午後の予選に臨みます」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフ・エンジニア)
    「プラクティス1では、前戦でとても効果があったエアロパーツのセットアップをさらに発展させたものをマシンに導入しました。ただ、マシンにいくつかの小さな不具合があったおかげで、とても忙しいセッションとなりました。ブレンドン車のフロントウイングに鳥がぶつかり、少しダメージを負ってしまい、またフロアも破損していたため、セッション中にフロアの交換を行いました。そのため、ブレンドンの走行プランはすこし予定通りにいかない部分がありました。ピエールに関しては、当初の予定を完了し、新しいパーツをテストすることができました。これはうまく機能していたので、プラクティス2でも引き続き使用しています。今日は風が強く、コーナーごとのデータが均一ではなかったので、マシンのバランスを分析するのが非常に難しかったです。プラクティス2では、予選に向けたタイムアタックと、ロングランのパフォーマンスを重点的にテストしました。マシンのバランスは改善できましたが、ショートランとロングランで最大限の性能をまだ引き出せていないので、それが今夜、取り組むべき課題になります。セッションの最後には雨が降り出したため、その時点で行っていた冷却テストのデータをすべて収集できず、テストを完了できませんでした。しかし、これはより長期的な目線で取り組んでいるものなので、今週末に向けては大きな影響は出ないでしょう」

    関連:
    ・F1中国GP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1中国GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • トロロッソ 「ホンダの社長に成功を約束した。4位入賞はその第一歩」

    トロロッソ 「ホンダの社長に成功を約束した。4位入賞はその第一歩」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1中国GPの金曜記者会見に出席。前戦バーレーンGPでの4位入賞、そして、これまでのホンダF1との作業について質問を受けた。

    今年からホンダF1とトロロッソが結成したトロロッソ・ホンダは、開幕戦こそ最下位とリタイアという厳しいスタートとなったが、2週間後のバーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞。それはホンダにとって2015年にF1復帰して以降のベストリザルトとなった。

    バーレーンGPでの4位について質問されたフランツ・トストは「もちろん、非常に感動的なレース結果だった。なぜなら、我々は4位になるとは期待していなかったからだ」とコメント。

    「かなり良いパフォーマンスを発揮できるとは期待していたし、現実的には8~10位の間になると予想していた。最終的にそれは4位だった。非常にポジティブなサプライズだったし、特に過去に苦労してきたホンダにとって、もちろんトロロッソ、そして、ピエールのためにもとても嬉しかった」

    「ピエールはミスをせず、素晴らしいレースを走った。彼はこの4位に相応しいと思うし、同じような結果を続けられることを願っている。もちろん、常に4位というわけにはいかない。我々の前にいた3台が完走しなかったことを忘れてはならない。キミ・ライコネン、フェルスタッペン、それにリカルドと彼らの方が速かった。だが、それでも良いパフォーマンスだった」

    個人的にF1で最も満足できる結果と言えるかとの質問には「もちろん、最も満足している結果の一つだ」とコメント。

    「ホンダについて考えれば特に満足している。我々は昨年の12月に東京で多くのミーティングを行い、私は社長に成功したシーズン、成功した将来を約束した。これはその第一歩だ。したがって、このような良い結果を出せたことにはかなり満足している」

    一方、ブレンドン・ハートレーはまだポイントを獲得できておらず、バーレーンGPでは接触によってペナルティを受けるなど実力を発揮できずにいる。

    「ブレンドンも予選ではかなり良かった。彼はわずかコンマ1秒でQ3進出を逃した」とフランツ・トストは振り返る。

    「レースはまた少し違った方向に進んでしまった。ペレスとの接触で10秒ペナルティを科せられ、そのペナルティの後はもはやポイントを獲得できるポジションにはいなかった。だが、あとレースがあと3~4周あれば、彼は10位でフィニッシュできたかもしれない。彼は良いレースをしいていた」

    「ブレンドンは良い仕事をしている。彼がほとんどのトラックを知らないことを忘れてはならない。ここもLMP1では走っているが、F1カーで走るのは初めてだ。このような本当に強力な中団のライバルを相手にすべてをまとめるのは簡単なことではないし、ブレンドはいい仕事をしていると確信している。彼はすぐにガスリーに近づくだろう」

    ホンダF1は、過去3年間でマクラーレンと成功を収めることができなかったが、トロロッソとは良好な関係を築いている。

    ホンダにはマクラーレンよりもトロロッソのようなチームの方が合っているのかと質問されたフランツ・トストは「マクラーレンで何が起こっていたのかはわからないし、それにはコメントしたくない。それは過去の関係であり、私は関与していないからだ。したがって、私には結論を出すことはできない」とコメント。

    「実際、トロロッソはホンダと素晴らしい関係を築いている。非常に密接に協力し、過去に起こった可能性のある全ての問題を解決するために冬の期間にかなり懸命に作業をしてきた。過去2レースで彼らはそれを証明したし、私は将来について本当に楽観的だ」

    マクラーレンとホンダF1の失敗の要因としては、ヨーロッパと日本の文化の違いが挙げられている。その点にも質問は及んだ。

    「トロロッソは、本質的にイタリアのメンタリティを持った非常にフレンドリーなチームだ。我々の良い関係は初期の頃からまったく摩擦はなかったと言わなければならない」とコメント。

    「それに加えて、我々はホンダの人々と働くエンジニアや従業員のために彼らの文化や考え方を理解するためのワークショップを開催した。ヨーロッパと日本の文化は非常に異なるからね。彼らは問題なく一緒に働いていくための本当に良い方法を見つけたと言わなければならない。これが継続していくと確信している」

    「技術面では、先ほども言ったように12月に何度か技術的なミーティングを開催して様々な話題を議論し、両社ですぐにそれに取り組んだ。シーズン中にも車体とパワーユニットを開発していきたいので、今もかなり密接に協力している」

    「その点ではトロロッソはこれまでで最高の状況にあると言わなければならない。今は車両、パワーユニットの搭載方法、冷却システムの設計方法、エキゾーストシステム、電気系ボックスの配置場所など、完全な設計プロセスにはるかに関わっているからだ。特に来年は完全なマシン設計という点で大きなアドバンテージになると思っている」

    トロロッソはイタリアのファエンツァにファクトリーを構えており、ホンダはミルトンキーンズにヨーロッパ拠点を設置しているものの、基本は栃木県のHRD Sakuraを拠点としている。

    ホンダのエンジンアはファエンツァにいるかとの質問には「ノー」とフランツ・トストは回答。

    「ホンダのエンジニアは、何名かがミルトンキーンズにいる。ホンダはそこにもR&D拠点があるからだ。だが、彼らの大半はさくらにおり、我々のエンジニアが日本のさくらに行って、ダイナモでの特別プログラムなどを行っている。今は我々もダイナモでの走行に深く関与しているからだ」

    「すでに11/12月にはギアボックス、エンジン、ギアボックスのテスト、ギアシフトなどの作業を開始していた。現在もさくらでプログラムを実施している」

  • トロロッソ 「まだクルマから最大限のポテンシャルを引き出せていない」

    トロロッソ 「まだクルマから最大限のポテンシャルを引き出せていない」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、トロロッソ・ホンダのF1中国GP初日のフリー走行での作業を振り返った。

    F1中国GPの初日、トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがFP1を11番手、FP2を12番手、ブレンドン・ハートレーがFP1を16番手、FP2を15番手で終えている。

    フリー走行1回目では、ブレンドン・ハートレーが前戦バーレーンでの予選に続いてバードストライクに見舞われるという不運。フロントウイングとフロアにダメージを負ったことで作業時間を失った。ピエール・ガスリーは順調にプログラムを実施し、新しいパーツが投入されている。

    「プラクティス1では、前戦でとても効果があったエアロパーツのセットアップをさらに発展させたものをマシンに導入しました」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「ただ、マシンにいくつかの小さな不具合があったおかげで、とても忙しいセッションとなりました。ブレンドン車のフロントウイングに鳥がぶつかり、少しダメージを負ってしまい、またフロアも破損していたため、セッション中にフロアの交換を行いました。そのため、ブレンドンの走行プランはすこし予定通りにいかない部分がありました」

    「ピエールに関しては、当初の予定を完了し、新しいパーツをテストすることができました。これはうまく機能していたので、プラクティス2でも引き続き使用しています。今日は風が強く、コーナーごとのデータが均一ではなかったので、マシンのバランスを分析するのが非常に難しかったです」

    「プラクティス2では、予選に向けたタイムアタックと、ロングランのパフォーマンスを重点的にテストしました。マシンのバランスは改善できましたが、ショートランとロングランで最大限の性能をまだ引き出せていないので、それが今夜、取り組むべき課題になります」

    「セッションの最後には雨が降り出したため、その時点で行っていた冷却テストのデータをすべて収集できず、テストを完了できませんでした。しかし、これはより長期的な目線で取り組んでいるものなので、今週末に向けては大きな影響は出ないでしょう」

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