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  • 【SUPER GT】 レクサス、2017年型GT500マシン『LC500』をテスト

    【SUPER GT】 レクサス、2017年型GT500マシン『LC500』をテスト

    SUPER GTメーカーテストが鈴鹿サーキットで2日間にわたって行われ、レクサスが第6戦鈴鹿で発表・公開された2017年型GT500マシン『LC500』を走らせた。

    LEXUS GAZOO Racingは、8月末の第6戦鈴鹿1000kmで発表、お披露目された2017年型GT500マシンである093号車LC500が走行。テストドライバーは、鈴鹿で優勝を飾ったばかりの立川祐路と石浦宏明が担当した。

    初日のシェイクダウンでは2度コース上でストップをしたが深刻なトラブルに見舞われることもなかったLC500は、2日目には1分47秒台を記録。8月の第6戦鈴鹿でのポールポジションは1分47秒456。その完成度の高さを感じさせた。

    ただ、今回はあくまでもテストであり、しかも新型車だけにどういう条件での走行である不明。一喜一憂する段階ではないと、LEXUS GAZOO Racingの関係者もタイムを気にすることはなかった。

    LEXUS LC500 SUPER GT

  • 【SUPER GT】 Drago Modulo Honda Racingがドライバー交代

    【SUPER GT】 Drago Modulo Honda Racingがドライバー交代

    2016年 SUPER GTシリーズ GT500クラスにNSX CONCEPT-GTで参戦中のDrago Modulo Honda Racingは、2016年の開幕戦から武藤英紀のパートナーだった、オリバー・ターベイがフォーミュラEの2016-2017シーズンへ参戦することに伴い、牧野任祐を起用することを発表した。

    牧野任祐は第7戦タイ(10月9日決勝)と、第3戦・第8戦もてぎ(11月12日・13日決勝)に参戦する。

    牧野任祐(19歳)は、モータースポーツ界で活躍できる若手ドライバーの発掘・育成を目的としてHondaが展開する「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の出身で、2015年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)のスカラシップを獲得し、2016年は全日本F3選手権に参戦しているドライバー。

    牧野任祐
    「国内モータースポーツのトップカテゴリーの一つであるGT500で戦えることをとても嬉しく思っており、今は少しでも早くマシンをドライブしたい気持ちで一杯です。レベルの高いライバルに囲まれ、自分にとってはとても大きな挑戦になりますが、道上監督やパートナーの武藤選手など、経験豊富な方々のアドバイスをよく聞きながら、自分の強みである「冷静な走り」を皆さんにお見せできるよう、全力でチャレンジしていきます」

    道上龍監督
    「この度、オリバー・ターベイ選手に代わり、牧野任祐選手を起用することになりました。ターベイ選手とは昨年のチーム立ち上げ時から一緒に戦ってきましたが、今回、Formula Eに専念したいという本人の意向を受け、ドライバーラインアップの変更を決断しました。ここまで一緒に戦ってきてくれたターベイ選手には非常に感謝しており、今後の活躍を期待しています。牧野選手はHonda育成プログラム出身の若いドライバーですが、F3やF4などでの活躍や、今年のSUPER GT第5戦鈴鹿ラウンド GT300クラスで見せた素晴らしい走りを考慮し、彼を起用することにしました。牧野選手にとっては初めての舞台になりますが、若手らしくアグレッシブな走りを見せてほしいと思います」

  • ジェンソン・バトン 「2017年はSUPER GTに参戦するかもしれない」

    ジェンソン・バトン 「2017年はSUPER GTに参戦するかもしれない」

    ジェンソン・バトンは、2017年に日本でSUPER GTに参戦するかもしれないと述べた。

    ジェンソン・バトンは、2017年にF1の第一線を退き、アンバサダー兼リザーブドライバーとしてマクラーレン・ホンダに残るが、F1を引退するわけではなく、2018年にF1に復帰する可能性があると主張している。

    ジェンソン・バトンは、2017年は自分のスケジュールで生活したとしつつ、ラリークロスもしくはSUPER GTに参戦する可能性があることを認めた。

    「友人や家族ともっと多くの時間を過ごしたり、他のことをしたいね… 僕はトライアスロンが大好きだし、ラリークロスや日本のSUPER GTなどでレースをするかもしれない」とジェンソン・バトンは Reuters に語った。

    「かなり多くのオプションがあるし、来年は自分の望んだとおりに人生を送ることができるので、エキサイティングだ。チームが2018年に僕がレースをすることを望んだり、僕がレースをしたいと感じれば、2018年にチームとレースをする契約がある」

    「17年間F1で走ってきたし、それが僕の大人になってからの人生の全てだった。1年間スケジュールに縛られない人生を生きてみたいんだ」

    SUPER GTには元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン、元マクラーレンのテストドライバーのオリバー・ターベイが参戦している。

  • SUPER GT 第6戦 鈴鹿 結果:ZENT CERUMO RC Fが優勝!

    SUPER GT 第6戦 鈴鹿 結果:ZENT CERUMO RC Fが優勝!

    AUTOBACS SUPER GT第6戦『45th International Suzuka1000km』の決勝レースが28日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。

    SUPER GT最長の1000kmレースらしく、時折雨が降る難しいコンディションの中、レース巧者ぶりを発揮したNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)が、予選8位からの逆転優勝を果たした。GT300クラスでは、鈴鹿1000kmを得意とするNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)が勝利した。

    鈴鹿1000kmは45回を重ねる伝統の一戦。さらにSUPER GTで最長距離のため、シリーズポイントが通常レースより多く与えられる重要なレースだ。この日の鈴鹿は午前から雨が降った止んだりと難しいコンディション。決勝スタート前は雨が止んでいたものの、コースは一部がウエットでレインタイヤを選択するチームもあった。

    スタートではポールポジションのNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀)が順当にトップに立つが、後方から猛然と追い上げてきたのは予選8位スタートのNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路)。滑りやすい路面の中、明らかにスピードに勝るZENT CERUMO RC Fは、わずか17周でトップを奪う。
    この後、追いすがるのは日産GT-R勢だったがNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rが車両火災に見舞われてリタイアし、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rはペナルティストップで遅れる。代わってレース中盤から2番手に上がったのは、No.36 au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)。このチームは鈴鹿1000kmを連勝中という耐久レースを得意としているだけに、今年も予選は11位からこの位置まで巻き返してきた。

    終盤は雨に見舞われる中、No.38 ZENT CERUMO RC FとNo.36 au TOM’S RC Fの時に順位を入れ替える好バトルが展開。最後はスピードに勝ったNo.38 ZENT CERUMO RC Fが、最終ラップに石浦がコースアウトするハプニングもあったが大事には至らず、見事に逃げ切って今季初勝利を掴み取った。

    3位にはレギュラードライバーの負傷欠場で今大会急遽GT500クラスデビューが決まった高星明誠のがんばりもあって、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが入った。

    これで立川祐路はGT500通算15勝目を挙げ、石浦宏明はこのチームでの初勝利となる通算4勝目を挙げた。またチームにとってもレクサスRC Fにとっても、これが今季初勝利となった。

    GT300クラスは、予選2位のNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)が、序盤の他車との接触によるコースアウトによるタイムロスを跳ね返して、今季初勝利を挙げた。BRZはSUPER GT初優勝もこの鈴鹿1000kmで、スバル車としては鈴鹿1000kmの3勝目となった。

    GT500クラス
    No.38 ZENT CERUMO RC F
    立川 祐路

    「優勝できて嬉しいけど、ホント、疲れました。こんなに疲れた鈴鹿1000kmは初めてですね。大変だったけど、でもがんばった甲斐がありました。昨日の予選では僕がミスして下位に沈んでしまっていたので、何とか取り返したかった。それができてホッとしています」

    石浦 宏明
    「最後の雨は、正直目を疑いました(苦笑)。最後のシケインは止まりきれなくて…。でもトップでチェッカーを受けることができて良かったです。今シーズンはここまで苦しい戦いが続きましたが“立川(祐路)さんと僕のコンビで負けるはずがない!”、そう自分に言い聞かせて頑張ってきました。優勝できて、本当に良かったです」

    GT300クラス
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口 卓人

    「(優勝するまで)長かった。でも勝てて良かったです。これもチームがんばってくれたから。今日は自分のスティントで押し出されてスピンしたんですが、最後まであきらめずに走ろう、と。セーフティカーの出たタイミングも良かったし(他車に押し出されてのスピン以外は)ある意味完璧なレースになりました」

    山内 英輝
    「僕自身はこれが初優勝ですが、鈴鹿1000kmで初優勝を飾ることができて本当に最高の気分です。井口(卓人)君とのコンビで一生懸命戦ってきた甲斐がありました。それと、こうして初優勝できたのも応援してくれたファンの皆さんのおかげ。感謝したいです」

  • SUPER GT 第6戦 鈴鹿:ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTが初ポール

    SUPER GT 第6戦 鈴鹿:ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTが初ポール

    AUTOBACS SUPER GT第6戦『45th International SUZUKA 1000km』の予選が、8月27日、鈴鹿サーキット(1周5.807m)で行われた。

    GT500クラスではNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀/オリバー・ターベイ組が、コースレコードとなる1分47秒587でポールポジション(予選1位)を獲得した。GT300クラスではNo.18 UPGARAGE BANDOH 86の中山友貴/山田真之亮組がポールポジションとなった。

    SUPER GTの予選はノックアウト方式で、Q1、Q2という2回の走行で行われる。ただ、Q1で所定の順位以下の場合は、Q2を走れない(ノックアウト)。GT500クラスでは15台のうち、Q2に進出できるのは8台となる。

    午前の練習走行の前には小雨もぱらついたが、午後になって夏らしい青空が広がったこの日の鈴鹿サーキット。14時55分にGT500クラスのQ1がスタートした。まず、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正が前戦のクラッシュの影響で欠場となったため、急遽GT500デビューが決まった高星明誠が、先輩たちに先んじてコースイン。そして、果敢なアタックを見せ7番手でQ1をクリアして見せた。そして、このQ1を1分47秒638のトップタイムで通過したのはNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのオリバー・ターベイ。15号車は午前の練習走行でもトップで、この鈴鹿での好調さを証明した。

    Q2に入ってもNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの勢いは止まらなかった。まずはミスターGT-Rの異名を取るNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの本山哲が、1分47秒587のレコードタイム(従来タイムは1分47秒630)で、暫定ポールに立つ。だが、No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのエース、武藤英紀は1分47秒456と本山を上回る驚速で鈴鹿を駆け抜けた。Q2の残り時間はわずかで、このタイムには本山も、前戦優勝のNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rも届かず。これでNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのポールポジションが確定した。

    武藤はGT300クラスでのポールポジションはあるが、GT500クラスでは初。道上龍監督が率いるDrago Modulo Honda Racingにとっても初のポールポジションとなった。

    GT300クラスは、GT300マザーシャシーを使用するNo.18 UPGARAGE BANDOH 86の山田 真之亮がQ1を3位で通過すると、エースの中山友貴がQ2で1分57秒876のレコードタイム(従来のレコードは1分58秒248)を叩き出して自身初となるポールポジションを確定した。

    GT500クラス
    No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
    武藤 英紀

    「ポールポジションを獲ることができて嬉しいです。オリバー(ターベイ)からクルマを引き継いでQ2を走ったんですが、オリバーの走りからクルマの調子が良いことは分かっていました。あとは自分がちゃんと走ってタイムを出すだけだ、と思ってアタックしました。自分を信じて走った結果、ポールポジションを獲ることができて、本当に良かったです。ポールからのスタートですから、明日はオリバーと一緒に優勝目指してがんばります」

    GT300クラス
    No.18 UPGARAGE BANDOH 86
    中山 友貴

    「ポールを獲ることができて嬉しいです。ホントに良かったなぁ。ただ、ポールが獲れても明日の決勝は1000kmと長いので、決して気を抜くことはできないですね。それでもこの大舞台でポールを獲ることができて、本当に気持ちいいです。クルマの調子は良いので、明日の決勝に向けて、まずは自分たちの気持ちを切り替えます。(優勝に近い)ポールからのスタートなので、優勝を狙ってがんばります」

  • トヨタ:SUPER GT 2016年 第6戦 鈴鹿1000km プレビュー

    トヨタ:SUPER GT 2016年 第6戦 鈴鹿1000km プレビュー

    8月27日(土)、28日(日)の両日、三重県北部、鈴鹿市に位置する鈴鹿サーキットで、SUPER GT第5戦「45th International SUZUKA 1000km」が開催される。

    伝統のレース「鈴鹿1000km」は夏の一大レースとして長い歴史を持つ、SUPER GT最長の1000kmレース。通常の300kmレースの3倍、春の富士500kmレースの倍というロングレースは、真夏の厳しいコンディションの下で、文字通りの耐久レースとして、およそ6時間にわたる熱い戦いが繰り広げられる。

    今大会はレース距離が長いだけでなく、入賞時の獲得ポイントも通常のレースよりも多く得られるため、タイトル争いにおいても重要な一戦となる。

    今季からの変更点として、ピットインは最低5回行うことが義務づけられた。昨年までは、燃費走行での4回ピット(5スティント)とハイペースでの5回ピット(6スティント)と作戦が分かれたが、今年は全車が最低5回ピットを行わなくてはならない。

    車両、ドライバーだけでなく、チームの総合力も一層問われるこの耐久レースで、LEXUS RC Fは新規定となった2014年以来2連勝を飾っており、3連勝を目指して臨む。

    チャレンジングでドライバーにも人気の高い国際サーキット
    鈴鹿サーキットは言わずと知れた日本を代表する国際サーキットの一つ。F1日本グランプリや二輪の8時間耐久レース開催など、長い伝統を持ち、世界的にも有名なサーキットだ。

    シリーズでの鈴鹿戦は、2010年まで年2回行われていたが、2011年より夏の長距離戦のみの開催。伝統のコースで、数多くの名勝負が繰り広げられてきた。

    世界的に見ても珍しい、立体交差を持ち8の字状に周回するコースは、前半がS字コーナーなどのテクニカルセクション、後半はバックストレートから超高速コーナーの130Rへと続くハイスピードセクションとを併せ持つ、チャレンジングなレイアウトでドライバーの人気も高い。1周5.807kmは、日本のサーキットでは最長。

    シーズンも後半戦突入。
    2連勝中「鈴鹿1000km」でのLEXUS RC F勢の活躍に期待

    シリーズ最長距離で争われ、チームの総合力も問われる鈴鹿1000kmレースで、LEXUS RC Fは2014年、2015年と連勝を飾っている。両レース共に勝ったのはトムスの36号車。2014年はポール・トゥ・ウィン、2015年は9番手スタートから追い上げての勝利を挙げた。

    昨年勝利の一端を担った伊藤大輔と、昨年の全日本F3チャンピオンであるニック・キャシディのコンビによるau TOM’S RC F 36号車は、今季最高位が4位と苦戦を強いられているが、その分ウェイトハンデも軽いため、3年連続勝利への期待も高まる。

    ウェイトハンデの面では、やはり今季不本意なレースが続いている立川 祐路/石浦 宏明組ZENT CERUMO RC F 38号車も外せない。昨年は同じコンビで36号車に続く2位に入っており、間違いなく上位争いに加わってくるだろう。

    ウェイトハンデは重いものの期待がかかるのがヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車と、ジェームス・ロシター/平川 亮組 KeePer TOM’S RC F 37号車。共に今季表彰台2回を獲得しており、その勢いで今大会も活躍を期待したい。

    特に、37号車のロシターは、2014,2015年の両方で36号車をドライブした2年連続勝者。今季は車番が変わったものの、コンビを組むのは今季ELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)にも参戦し既に2勝を挙げ、耐久レースでの経験も積んでいる期待の若手、平川であり、重いウェイトハンデを跳ね返しての走りで魅せてくれそうだ。

    今季も後半戦に突入した。今大会は第6戦ながら、中止となった第3戦が最終戦もてぎの土曜日に代替戦として行われることが決まっており、残りレースは今大会を含め4戦。今大会最大26ポイント(ポールポジションボーナス含む)、終盤の3戦はそれぞれ21ポイントずつ獲得出来るため、まだまだどのチームにもタイトル獲得のチャンスは残っている。LEXUS RC F勢は得意な鈴鹿で今季初勝利を目指すと共に、後半戦での逆襲の狼煙を上げられるか、注目の一戦となるだろう。

  • 日産:2016 SUPER GT 第6戦 鈴鹿 プレビュー

    日産:2016 SUPER GT 第6戦 鈴鹿 プレビュー

    8月27日・28日の両日、鈴鹿サーキットにおいてAUTOBACS SUPER GTの2016年シーズン第6戦、45th INTERNATIONAL SUZUKA 1000kmが開催される。

    レース距離が1000kmと通常のシリーズ戦に比べて3倍以上と長く、また厳しい暑さに見舞われることも多いため、シリーズで最もタフなレースとなっていまる。

    舞台となる鈴鹿サーキットでは、7月初旬にシリーズを統括するGTAによる公式テストが開催されており、暑く長い戦いに向け、準備は万端整っている。

    現行規定で3年目となる今シーズンも開幕からNissan GT-R NISMO GT500は好調を保ってきた。開幕戦と第2戦では、ミシュラン・タイヤを使用してシリーズ3連覇に挑む#1 NISMOの松田次生/ロニー・クインタレッリ組が連勝。第4戦のSUGOではヨコハマ・タイヤを使用する#24 KONDO RACINGの佐々木大樹/柳田真孝組が優勝し、先日富士で行われた第5戦ではブリヂストン・タイヤを履く#12 TEAM IMPULの安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が優勝した。開幕から全戦で勝利を収めていることで、改めてGT-Rの強さが証明されている。
    *第3戦のオートポリス戦はキャンセル

    7月に行われた公式テストは、初日がドライ、2日目がウェットからハーフウェットへと変化。様々なコンディションで有効なデータを取ることができている。もちろんこれは、日産陣営の4チームだけでなく、ライバルチームにとっても同様。鈴鹿1000kmを2連覇しているレクサスRC F勢や、鈴鹿をホームコースとするホンダNSX勢など、ライバル陣営もこの一戦に賭ける強い意気込みが感じられ、決して油断することはできない。

    一方、GT300クラスでは、GT500での鈴鹿1000km優勝経験もある星野一樹とGTアカデミー出身のドライバー、ヤン・マーデンボロー(イギリス)がコンビを組む#3 NDDP RACINGと、ディフェンディングチャンピオンで昨年の鈴鹿1000kmを制している#0 GAINERの2台を筆頭に4台が出場するNissan GT-R NISMO GT3に注目。Nissan GT-R NISMO GT3は今年でデビュー5シーズン目。最新スペックではブレーキ性能が引き上げられ、より戦闘力が高まっている。

  • 【動画】 SUPER GT 第5戦 決勝レース ハイライト

    【動画】 SUPER GT 第5戦 決勝レース ハイライト

    SUPER GT第5戦が富士スピードウェイで行われ、#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を挙げた。

    気温33℃、路面温度49℃と、ここ何年かのSUPER GTのなかでもとりわけ暑いコンディションで迎えた2016年SUPER GT第5戦富士スピードウェイ。午後2時35分、静岡県警察の白バイ9台、パトカー4台の先導のもと、1周のパレードラップがスタートしていった。

    多くのアクシデントが発生するなか、ポールポジションからスタートした#12カルソニックIMPUL GT-Rは、最後までハイペースを保ちトップでチェッカー。まさかのストップを喫した第2戦の屈辱を晴らしてみせた。2位はNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT、3位はNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTと、Honda NSX CONCEPT-GTの2台が今季初の表彰台を獲得している。ランキング首位のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが4位に入り、レクサスRC F勢の最上位は、着実にポジションを上げてきたNo.36 au TOM’S RC Fの5位となった。

    2016 AUTOBACS SUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」

  • 日産:SUPER GT第5戦 富士 レースレポート

    日産:SUPER GT第5戦 富士 レースレポート

    8月最初の週末で、全国的に猛暑に見舞われた8月7日(日)、富士スピードウェイではSUPER GT第5戦が行われ、ポールポジションからスタートした#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がトップを快走。全く危なげない韋駄天ぶりで優勝を飾った。

    開幕戦の岡山と5月の富士で#1MOTUL AUTECH GT-Rが2連勝を飾ったのを皮切りに、前回のSUGOでは#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが優勝したのに続いて、Nissan GT-R NISMO GT500の連勝記録は4に伸びている。

    前日の公式予選日から猛暑となり、決勝日も早朝から暑いコンディションとなった富士スピードウェイ。決勝レースも、最後まで猛暑の中での戦いとなった。静岡県警の警察車両が先導するパレードラップは予定通りに始まり、GTカーの隊列がローリングラップを回った後、午後2時42分にスタートが切られることになった。

    ポールスタートの#12カルソニックIMPUL GT-Rは、スタートをオリベイラが担当。見事なスタートダッシュを決めてレースをリード。レース序盤はこれに、それぞれ2番手と3番手のグリッドからスタートしたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正)と#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が追走していったが、84kgのウェイトハンディを搭載している1号車を従え、12号車と46号車が2台で先を急ぐ態勢となった。その2台のうち、少しペースが速かった12号車は少しずつ46号車との間隔を拡げていった。スタートから20周を過ぎ、12号車のリードが11秒余りとなったところでコース上にアクシデントが発生。落下物排除のためセーフティカーがコースインすることになった。これで12号車のリードはリセットされたが、24周を終了したところでセーフティカーがピットロードに向かい、レースが再スタートしたとたんに、46号車との間にいたバックマーカーを使い、12号車は再び数秒のリードを築くことになった。33周を終えたところで12号車はルーティーンのピットインを行い、オリベイラから安田に交代。後半のスティントを担当する安田は、ピットアウト直後から猛プッシュし、前の周にルーティーンピットを行った46号車とのギャップを拡げていった。そして46号車が戦列から去った後、47周目以降は2位との差を20秒以上に保ったまま周回を続け、文句なしのポール・トゥ・フィニッシュで今季初優勝を飾った。

    3番グリッドからスタートした#1MOTUL AUTECH GT-Rは、前半のスティントをクインタレッリが担当し、後半の松田次生につなぐ作戦だった。序盤はトップを行く12号車や46号車に引けをとらないペースで走行していたが、やはり84kgのハンディウェイトは厳しく、タイヤをいたわりながら我慢の走行を続ける。それでも3位のポジションはキープしたまま序盤を終えたが、ピットインのタイミングで後方から追い上げてきた軽い車両に先行を許してしまう。トップを快走する12号車と同じく33周を終えたところでルーティーンのピットインを行った1号車は、松田に交代して後半のスティントを走り始めた。4位にまで進出した1号車でしたが松田はなおも追撃の手を緩めることなく、2位争いの2台に迫って行った。しかしやはりウェイトの影響は大きく逆転叶わぬまま4位でゴール。選手権ポイント8を加えてポイントリーダーの座をさらに確実なものとしている。

    今回、12号車とのトップ争いが期待されていた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rはセカンドグリッドから本山哲がスタート。予想通り12号車とのマッチレースを展開することになった。12号車より1周早くルーティーンのピットインを終えた46号車は、後半を担当する千代勝正がピットアウト直後から猛プッシュしたが、次の周の1コーナーでメカニカルトラブルによりコースアウトしてレースを終えることになった。また6番グリッドからスタートした#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝)はエンジントラブルでリタイアに終わっている。

    TEAM IMPUL星野一義監督
    「やっと勝てて、ホッとしました。最初から良いペースで走れていたけれど、追うレースではなく追われる立場は気が気ではない。JP(オリベイラ)を早くピットインさせたのは、競っていた46号車のピットタイミングを見て次の周に入るよう指示した。ZF賞(ベストメカニック賞)をもらえたのは、まさに皆のおかげ。過去2戦に成績が残せなかったのは全て監督の責任ですが、今回の優勝で帳消しになったかな。次も頑張ります」

    ニスモ鈴木豊監督
    「(84kgの)ウェイトを考えれば、良いレースだったと言えます。ベストではなかったですが、想定の範囲の中で計画通りにレースを進められたと思います。また、ポイントリーダーとしては、2位に差をつけられたことも良かったです。こういったレースを繰り返していくことが、シリーズチャンピオンに向けて大事なことだと思います」

    関連:SUPER GT 第5戦 結果:カルソニックIMPUL GT-Rが今季初勝利

  • ホンダ:SUPER GT第5戦 富士 レースレポート

    ホンダ:SUPER GT第5戦 富士 レースレポート

    2016 オートバックス SUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが8月7日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイで行われた。

    昨日に続き、富士スピードウェイは真夏日となり、15時時点で気温34度、路面温度は52℃まで上昇するなど、ドライバーやマシン、タイヤに厳しいコースコンディションの中、66周の決勝レースが繰り広げられた。

    予選4番手からスタートした#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの小暮卓史と、7番手スタートから5位に順位を上げた#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴は、レース序盤から勢いのある走りで前を走るライバルの背後に迫った。

    ドライバー交代後、#100 RAYBRIGの伊沢拓也と#17 KEIHINの塚越広大が積極的な走りで順位を上げ、38周目には伊沢が2位、塚越は3位に浮上。その後、伊沢と塚越が激しい2位争いを繰り広げた。

    48周目に#17 KEIHIN 塚越が#100 RAYBRIGの伊沢を抜き2位となると、2台は最後まで好ペースを維持。猛追するライバルの追い上げを振り切り、ホンダ勢として今シーズン初の表彰台となるチェッカーフラッグを受けた。

    9番手スタートの#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦/野尻)は、6位まで順位を上げポイント獲得。14番手スタートの#64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋/バゲット)は、11位完走を果たした。5番手スタートの#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤/ターベイ)は、7周目に他車との接触により左リアの足回りにトラブルを抱え、懸命のピット作業により一時はレースに復帰するも、最終的にリタイア扱いとなった。

    次戦は8月27日(土)、28日(日)に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで第6戦「第45回 インターナショナルSUZUKA 1000km」が開催となる。

    小暮卓史 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    コース上のタイヤカスを拾ってグリップ力が低下したことで、レース前半に順位を落としてしまいましたが、レース後半で越が追い上げてくれたので、本当に感謝しています。今回はセッティングを良い方向にまとめられたことと、良いタイミングでピットストップができたおかげで、2位表彰台を手に入れられました。次戦の鈴鹿はホンダのホームコースが舞台ですし、1,000kmと長いレースで僕たちにも勝機があるので、優勝を目指したいと思います。

    塚越広大 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    前半は小暮が必死で頑張ってくれましたが、タイヤのグリップが落ちていたので、ピットストップを行い僕に交代することにしました。その後、先行するライバルを早い段階で抜けたことが2位でフィニッシュできた大きなポイントとなりました。マシンはややオーバーステア傾向でしたが、タイヤを労わりながら走ることでカバーしました。全体的に今回はとてもレベルの高い戦いができたと思います。応援いただいている皆さんには、ようやく表彰台という結果をお見せすることができましたが、皆さんが見たいのはもう一つ上のポジションだと思いますし、僕自身もチームも、そこを目指していますので、これからも応援をよろしくお願いします。

    山本尚貴 (#100 チーム・クニミツ)
    今回は7番グリッドからのスタートだったので、自分が担当するレース前半はとにかく多くのクルマを抜いて伊沢にバトンを渡すことしか考えていませんでした。結果的にこの目標はクリアできましたが、セーフティーカーが入った影響で思うように戦えない部分もありました。今シーズン初めてしっかりとレースを戦うことができましたが、最終的にトップに20秒差をつけられたことは残念です。今後はチーム一丸となって努力し、次の鈴鹿でも表彰台争いができるように頑張ります。

    伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)
    山本がポジションを上げてくれたおかげで、一時は2番手まで浮上しましたが、GT300クラスを追い越すタイミングの影響もあって、越が乗る17号車に抜かれたことは悔しく思っています。ただ、シーズン前半に苦しんでいた課題を克服し、こうやって表彰台に上ることができたのは一つの成果と言えます。とはいえ、トップを走るライバルにはまだまだ差を付けられているので、ドライバー、チーム、ホンダが一つになってさらにパフォーマンスを上げていかなければいけないと考えています。

    松本雅彦 (Honda GTプロジェクトリーダー)
    研究所で開発してきたことが成績に結びつけられ、これまでの方向性に間違いがなかったことを実証できたことは嬉しく思います。予選5位だった15号車はGT300の車両に追突されてサスペンションにダメージを負い、満足に走れなかったことが悔やまれます。しかし、これまで苦手といわれていた富士でホンダ勢の2チームが表彰台に上ったことは、次の鈴鹿大会に向けていい流れを作ることができましたし、鈴鹿はNSXの特性にマッチしたコースなので、表彰台の中央を狙って全力を尽くします。

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