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  • 【SUPER GT】 日産:スーパーGT 第3戦・最終戦もてぎ レポート

    【SUPER GT】 日産:スーパーGT 第3戦・最終戦もてぎ レポート

    吹く風も一層肌寒く感じられるようになった11月12日(土)〜13日(日)、ツインリンクもてぎでは2016年SUPER GTシリーズ最終ラウンドが行われた。

    5月に予定されていた第3戦のオートポリス大会が、熊本地震の影響でキャンセルされたことを受け、今回は12日の土曜日に第3戦の公式予選と250kmの決勝レース、13日の日曜日には第8戦の公式予選と250kmの決勝レースが行われる変則的なスケジュールとなった。

    12日の第3戦では#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがタイヤ無交換作戦で予選2位からトップに立ち、第4戦のスポーツランドSUGO大会に次いで今季2勝目をマークした。13日に行われた第8戦の予選では下位に沈んでいたNissan GT-R NISMO GT500勢だが、決勝レースでは粘りの走りで挽回し、4台全車そろって入賞を果たした。Nissan GT-R NISMO GT500は、3シーズンで24戦12勝を挙げた現行規定としてのラストレースを見事に締めくくっている。

    週末の土曜日と日曜日は好天に恵まれたが、公式練習が行われた金曜日は雨に見舞われた。そしてその影響から、土曜日に行われた第3戦の公式予選はウェットコンディションとなった。雨の公式練習から好調だった#24 GT-Rが予選2番手につけ、午後の決勝レースに期待をつないだ。

    佐々木大樹から柳田真孝に引き継ぐ計画で臨んだ決勝レースでは、佐々木がタイヤマネージメントに気遣いながらも他車がピットインしていく中周回を重ね、21周目にはトップに立つ。34周で行ったルーティーンのピットインでタイヤ無交換作戦を敢行しロスタイムを抑えてさらにリードを広げた#24 GT-Rは、交代した柳田もタイヤを労わりながら最後までレースリーダーのポジションをキープ。7月にスポーツランドSUGOで行われたシリーズ第4戦に次いで、今季2勝目を挙げた。ちなみに、シーズン2勝は松田次生/ロニー・クインタレッリ組の#1MOTUL AUTECH GT-Rと並んでシーズン最多勝となっている。

    2014年から3シーズンにわたって熱戦が繰り広げられた現行車両規定でのレースだが、今回がラストレースとなった。3年間で計24レースが行われましたがGT-Rは通算12勝。#1 GT-Rのシリーズ3連覇こそ逃してしたが、4台すべてが入賞を果たすフィナーレとなった。

    GT300クラスでは後方のグリッドからスタートした#3 B-MAX NDDP GT-Rの星野一樹/ヤン・マーデンボロー組が、粘り強い走りで表彰台圏内まで追い上げたが、最後はタイヤが厳しくなり後退。何とか6位で踏みとどまってチェッカー。タフなシーズンを入賞で締めくくった。

    田中利和 (日産チーム総監督)
    「シリーズ3連覇を逃したのは、一言で言えばライバルに対して競争力が不足していたということです。土曜日の決勝レースでKONDO RACINGの戦略がぴったりとはまり、今季2勝目を挙げて#1 MOTUL AUTECH GT-Rの逆転チャンピオン獲得に望みを残してくれましたが、最終日の決勝レースでは完全にライバル勢のパフォーマンスが優っていました。しかし、2014年規定での3年間でみると、GT-Rは2回チャンピオンを獲り、全24レースで12勝を挙げており、よく戦ったと思います。今季についても8戦中5勝を挙げました。3種類のタイヤブランドの特性を活かした日産独自の戦い方が功を奏している一方で、4台ともポイント取りこぼしが響いてチャンピオンを逃したともいえます。要因をしっかり分析し、来年からスタートする2017年車両規定に対応していきたいと思います」

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  • 【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 最終戦もてぎ 予選&決勝レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 最終戦もてぎ 予選&決勝レポート

    11月11日(金)から13日(日)にかけてツインリンクもてぎでSUPER GTのシーズン最終大会となる第3戦(オートポリスの代替戦)と第8戦が行われ、ヘイキ・コバライネン/平手晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が第3戦で2位、第8戦はポールポジションからトップを独走し今季初勝利を飾り、チーム、そしてこのコンビにとって初となるシリーズチャンピオンを獲得した。

    SUPER GTのGT500クラス参戦最後のレースとなったLEXUS RC Fは最終戦でトップ5を独占する速さで有終の美を飾った。GT300クラスでは、第3戦でトラブルに見舞われノーポイントに終わるも最終戦にタイトルの可能性を残した嵯峨 宏紀/中山 雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、第8戦でポールポジションから前半首位を快走したが惜しくも後半かわされ、2位表彰台を獲得。タイトル争いでは惜しくも逆転ならず、シリーズランキング2位でシーズンを終えることとなった。

    第8戦予選
    13日(日)、好天ながら気温14度、路面温度17度とまだ肌寒いコンディションの下、午前9時5分よりGT500クラスの予選(15分間)が開始された。ほとんどの車両がセッション序盤はコースに出ず待機。まず開始から4分ほど経ったところで19号車の国本がコースへ向かい、他の車両も残り8分ほどになって次々とコースイン。

    充分にタイヤを暖め、アタックに入ると、まず4周目に39号車の平手がトップタイムをマーク。これをカルダレッリの6号車が上回ったが、翌周に平手が更にタイムを縮め、前日の第3戦に続き、2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    ロシターの37号車が2番手、6号車が3番手、そして最後にタイムをマークした19号車が4番手とLEXUS RC F勢が予選トップ4,2列目までを独占する結果に。

    伊藤がアタックした36号車が6番手、石浦の38号車が7番手につけ、逆転タイトルを争う決勝に臨むこととなった。

    GT300クラスでは、中山雄一がアタックを担当した31号車が7周目にコースレコードを大きく上回るタイムをマーク。今季初めてのポールポジションを獲得した。31号車はポールポジションのボーナスポイントを加え、ドライバーズタイトル争いでは、首位との差を13ポイントに縮めた。

    30号車は佐々木孝太のアタックで12番手。60号車は26番手グリッドとなった。

    第8戦決勝
    今シーズンの最終戦となる第8戦は快晴、気温20度、路面温度27度と11月としては暖かいコンディションの下、午後1時半に栃木県警の白バイ、パトカー先導によるパレードラン、フォーメーションラップを経て、決勝レース(53周)のスタートが切られた。

    スタートは順当に切られ、1周目にカルダレッリの駆る6号車が平川の37号車をパスし2位に浮上。しかし、首位を行く平手の39号車は好ペースで首位を快走。

    2位の6号車は大きく離されることなく追走。その後方でRC F勢とGT-R勢のバトルが繰り広げられる中、上位2台が後続を引き離していく展開となった。

    20周目を終えたところで、首位を行く39号車がピットイン。給油、タイヤ交換と共に平手からコバライネンへとドライバーチェンジ。翌周以降、次々にLEXUS勢がピットインをしていく一方、タイトルを争う1号車を含むGT-R勢はピットを遅らせる作戦に。

    規定周回近くなってピットへ向かった2台のGT-Rはどちらもタイヤ無交換作戦を採り、ピット時間を短縮。上位を占めるLEXUS勢の間に割って入るコース復帰となり、レース後半戦は新しいタイヤと速さで勝るRC F勢がGT-R勢を攻め立てるバトルが中団グループで繰り広げられた。

    全車がピットを終えると、39号車は盤石の首位復帰を果たしたが、2位の6号車大嶋が猛追を開始。35周目の時点で5秒以上あった差をじりじりと詰めていき、残り10周を切る頃には、2台はテール・トゥ・ノーズ状態となった。

    6号車の大嶋は再三にわたって前を行く39号車コバライネンを攻めるが、コバライネンもミスすることなく冷静な走りで首位を堅守。2台の息をもつかせぬバトルは最後まで続き、観客はシーズン最後の首位争いに酔いしれた。

    ファイナルラップまで2台の接近戦は続いたが、逆転はならず、コバライネンの39号車がトップでチェッカー。39号車にとっては今季初、コバライネンにとってはSUPER GTに参戦を開始して2年目にして初めてとなる優勝を飾ると共に、念願のシリーズチャンピオンを獲得することとなった。

    コンビを組む平手晃平にとっては2013年(セルモ)以来3年ぶりのタイトル。チーム・サードにとっては国内のGT選手権では初のタイトルを、ドライバーズ、チーム共に獲得。

    最後まで39号車を追った6号車は2位に入り、ランキングでも2位でシーズンを終えることに。今季初勝利を挙げるなど躍進著しかった19号車が3位表彰台。36号車が4位、37号車が5位でチェッカーを受け、SUPER GTのGT500クラス参戦3年目で来季からはLC500へと車両の替わるLEXUS RC Fにとって念願のタイトル獲得を、最終戦トップ5独占という最高の形で締めくくった。

    GT300クラスでは、嵯峨がスタートを担当したポールポジションの31号車が後続の追撃を凌ぎながら、トップを維持して周回を重ねた。

    タイトルを争う直接のライバルであるVivaC 86 MC 25号車が早めのピットをタイヤ無交換で終え、追い上げてきたため、31号車も初の試みながらタイヤ無交換作戦を決行。何とか25号車の前でコース復帰を果たしたが、ペースで勝る25号車の猛追を受け、34周目にかわされて2位に後退。ハイブリッドのパワーを活かして何とか離されることなく中山雄一が粘り強い走りを見せたが、逆転の機会は訪れず、2位でフィニッシュ。ドライバーズランキングも2位でシーズンを終えることとなった。

    30号車は首位と同一周回の17位でフィニッシュ。60号車はトラブルでリタイアに終わった。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車 )
    初優勝を飾り、タイトルを獲得出来たという意味で、最高の一日、最高の週末となった。昨年までと比較しても、チーム全体で本当に大きな進歩を遂げた一年だった。チームを誇りに思う。最高のLEXUS RC Fを用意してくれたTRDとLEXUSにも感謝したい。今日のレースは(平手)晃平がポールポジションを獲得してくれたことが大きかった。最後は追撃も激しかったが、上手くタイヤをマネージメントし、逃げ切ることが出来た。初優勝を挙げてタイトルを獲得出来、最高の気分だ。

    平手晃平 (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車)
    やっとここ(表彰台の頂点)に上ることが出来た。最後は絶対に勝って終わりたかったというのもあるし、サードチーム始まって以来のタイトルを、優勝で勝ち取れて良かった。サポートしてくれたTRDやLEXUS、ブリヂストンのおかげだ。このチームに来て3年目で、色々と体制の変更などもあったが、エンジニアやメカニックの人たちが頑張ってくれたことがようやく実を結んだ。彼らのおかげで、シーズンが進んでハンデウェイトが重くなっても、ずっと良いパフォーマンスを発揮出来た。今日は初めて自身でのポールポジションも獲得出来たし、最高の形でシーズンを締めくくれて本当に嬉しい。

    大嶋和也 (WAKO’S 4CR RC F 6号車)
    今年はチーム体制が大きく変わった年だったが、皆で相談しながら色々試し、少しずつ良いチームにすべく努力を続けてきた。今思えば、ちょっとしたミスで逃したポイントもあり、悔しい気持ちもあるが、チームがチャンピオンを争えるまでになったということは一番の収穫だと思っている。来年に向けてやりたいことはまだたくさんあるが、これからどんどん強くなるチームだと思っているし、ランキング2位で終われたという意味で良いシーズンだった。

    アンドレア・カルダレッリ (WAKO’S 4CR RC F 6号車)
    タイトルを争っての最終戦ということでもちろんとてもエキサイティングなレースだった。とはいえレースは着実に、安定したペースで走ることを心掛けて、最後までサードを追い続けた。最終的には2位だったが、良い結果だ。シーズンを振り返ると、ほとんどのコースで速さを示すことが出来、我々は常に最速の一台だったと思う。チーム・ル・マンに加入して最初の年だったが、車両、チームメイト、チーム環境と、全てが新しい環境で、多くの発見もあったが、もちろん簡単ではなかった。しかし、ランキング2位で終えることが出来たことは励みになるし、来年が楽しみだ。

    関口雄飛 (WedsSport ADVAN RC F 19号車)
    昨日は難しいレースで5位だったが、今日は3位表彰台ということでまずまずの結果かなと思う。2014年にこのチームに加わって、その年の終盤から今大会まで18戦連続ポイント獲得の記録を更新出来たのも良かったが、今日を含め、多くのレースで予選よりも決勝で強さを見せられたことが嬉しい。僕自身GT500クラスに上がって4年目だが、今年は初優勝も挙げられたし、シリーズランキング4位というのはキャリアベストの結果なので、良い1年だったと思う。しかし、来年はやはりもっと上を目指して頑張るつもりだ。

    国本雄資 (WedsSport ADVAN RC F 19号車)
    今日は予選4番手、決勝でも3位表彰台を獲得することが出来たが、ウェイトゼロということを考えると、1年間チームとクルマの開発を頑張ってきたことが少し報われたようで嬉しい。今年このチームに移籍してきて色々と不安もあったが、本当にチームが支えてくれたしチャンスをくれて、少しずつ自分もパフォーマンスを発揮することが出来るようになったと思う。シリーズランキング4位は悪い結果ではないが、タイトルに近いところで争えるようになるとやはり悔しさもあるので、今年上手く行かなかった部分などを見直し、来年こそはシリーズタイトルを取れるように努力したいと思う。すごく手応えのあるシーズンだった。

    嵯峨宏紀 (TOYOTA PRIUS apr GT 31号車)
    昨日のレースでノーポイントだったというのが非常に痛かった。今日のレースに関して言えば、初めての無交換作戦だったが、我々に出来る中で最高のレースが出来たと思う。シリーズを通して考えると、ノーポイントのレースがあまりに多すぎたので、逆によく2位になれたなというところもある。新型1年目ということである程度トラブルも覚悟していた部分はあるが、それにしても多すぎたので、今後はその辺りをトライ&エラーで克服して行けばタイトルが見えてくるはずだ。

    中山雄一 (TOYOTA PRIUS apr GT 31号車)
    今日は優勝するにはタイヤ無交換作戦しかないと考えて挑戦した。データも何も無く、全く初めての試みだったが、2位を守れたという意味では良いレースが出来た。ただ、シーズンを通して振り返ってみると、ポイントを取れたレースが少なかった。それがチャンピオンに届かなかった原因だと思うが、最後までタイトルを争えたという意味では良いシーズンだった。

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  • 【動画】 SUPER GT 最終戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    【動画】 SUPER GT 最終戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    AUTOBACS SUPER GT第8戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』が、11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。

    この大会は、前日の12日(土)に熊本地震で中止となったオートポリス大会の代替戦が行われ、この日連戦で最終戦が行われることになった。

    第8戦の決勝ではNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が見事なポール・トゥ・ウインを決め、2016年のドライバーズチャンピオンを獲得した。

    GT300クラスは、No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が優勝し、こちらもGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めた。

    2016 スーパーGT 最終戦 もてぎ 動画

    関連:【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

  • 【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 最終戦もてぎ 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 最終戦もてぎ 決勝レポート

    2016 オートバックス SUPER GTの最終ラウンド「MOTEGI GT GRAND FINAL」の「SUPER GT Round8 GT250kmレース」が、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎで開催された。

    最終戦は全車がウェイトハンデ無しで争われ、昨日の「SUPER GT Round3 GT250kmレース」と同様に予選と決勝が1日で行われた。

    ホンダ勢は予選から決勝にかけて厳しい戦いとなり、予選10番手からスタートした#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT が11位、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが12位、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTが13位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTが14位でチェッカー。今シーズンで参戦終了を発表した#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは冷却系のトラブルにより45周目にマシンをガレージに入れる形で、2016年のシーズンを終えた。

    ドライバー部門のシリーズランキングの最高位は#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大選手/小暮卓史選手の11位だった。

    悔しさを胸に2017年マシン「NSX-GT」の活躍を誓う
    ホンダは来シーズンのSUPER GTシリーズに向けた「NSX-GT」を11月2日に発表している。「NSX-GT」は、2016年8月に発表したスーパースポーツモデル「NSX」をベースとし、高い空力性能とデザイン性を両立したNSXのエクステリアを継承するとともに、25%のダウンフォース削減を図った2017年のGT500車両規則に準拠している。

    ニューマシンで臨む2017年シリーズは4月9日(日)に岡山県美作市にある岡山国際サーキットで開幕戦の決勝レースを迎える予定。

    塚越広大 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    僕は昨日の予選・決勝ともに走ることができなかったので、今日はどこまで攻めていいかわからない状態で戦いましたが、そんな中でもできる限りプッシュして走り続けました。それでも入賞圏内に届かなかったのは残念です。今シーズンは、ハイブリッド・システムを下ろした状態で改めてセットアップを合わせ込まなければならず、難しい戦いが続きました。Honda陣営として戦闘力が不足している部分もあったと思います。来年は勝てるポジションでレースを戦いたいと思っており、これからHondaと一緒に全力で新型の開発に取り組みます。

    小暮卓史選手 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    本当はもっと良いレースをしたかったのですが、思うような戦いにできませんでした。リアル・レーシングに移籍した今シーズンは、良いことも悪いことも経験して勉強にはなりましたが、このまま終わって良いとは思っていません。ファンのみなさんの期待に応えるためにもオフの開発でベストを尽くし、来年こそは良い戦いをしたいです。今日のレースは来年につながる経験ができたので、気持ちを切り替えて来シーズンに向けた努力を始めます。

    松本雅彦(Honda GTプロジェクトリーダー)
    シーズン中も開発の手を緩めず努力して来ましたが、結果的にはシーズン当初の準備不足を取り返すことができないまま最終戦を迎える形となりました。もう少し扱い易いマシンに仕上げることができれば、NSX本来の実力を発揮できたはずなので、その意味でも悔しいレースでした。今週末はタイヤのピックアップに苦しめられましたが、今日の17号車はあまりその影響を受けなかったので、その要因を解析して来シーズンのマシン開発に生かしたいと思います。ファンの皆さんには今年も熱い声援をお送りいただき、本当にありがとうございました。

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  • 【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

    【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

    AUTOBACS SUPER GT第8戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』が、11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4,801.379m×53周)で行われた。この大会は、前日の12日(土)に熊本地震で中止となったオートポリス大会の代替戦が行われ、この日連戦で最終戦が行われることになった。

    第8戦の決勝ではNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が見事なポール・トゥ・ウインを決め、それとともに2016年のドライバーズチャンピオンもその手に収めた。

    GT300クラスは、No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が優勝し、こちらもGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めた。

    この日の午前9時5分から予選が行われ、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平が、前日第3戦のチームメイトのヘイキ・コバライネンに続き、チームとして連続でポールポジションを獲得した。

    決勝レースでも、前日のレース同様にポールポジションからDENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)が好スタートを決め、レースの主導権を握る。この後は逃げるDENSO KOBELCO SARD RC Fを同じレクサスRC FのNo.6 WAKO’S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)、No.37 KeePer TOM’S RC F(平川亮)が追いかける。このツインリンクもてぎに来るまでランキングトップだった3連覇を狙うNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)は8番手と走りに精彩を欠いている状態だ。

    前日の第3戦でランキングトップに立ったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fはトップをキープしたまま、所定のピットインへ。LEXUS TEAM SARDのメカニックたちはノーミスで作業こなして、実質トップのままヘイキ・コバライネンに代わったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fをコースに戻した。この後、各チームがピットインを済ませると、順当にDENSO KOBELCO SARD RC Fはトップに復帰。レース終盤は、No.6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也)に背後へ迫られるが、F1で優勝経験を持つコバライネンは慌てることなく、わずか0.472秒ながら先行してチェッカーフラッグを受けた。昨年からSUPER GTに参戦するコバライネンは初優勝、平手は6勝目の勝利となった。

    この優勝でNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのコバライネン/平手組は、2016年のドライバーズチャンピオンを獲得。チームチャンピオンもNo.39 LEXUS TEAM SARDが獲得し、SUPER GT初年度の1994年(当時は全日本GT選手権)から参戦する古豪チームが、悲願の初タイトルをダブルで勝ち獲った。コバライネンは初タイトル、平手は2度目のGT500タイトルになる。

    GT300クラスは、No.31 TOYOTA PRIUS apr GTの中山雄一がポールポジションを獲得。決勝レース序盤はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀)がポールから逃げる。一方、ポイントリーダーでこのレースに望んだ予選6位のNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士)は我慢のポジションキープに徹し、早めのピットインでタイヤ無交換作戦を決行。この作戦が見事に成功して、レース終盤はトップのNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(中山雄一)の背後につける。そして、No.25 VivaC 86 MC(松井孝允)がすばらしい走りでTOYOTA PRIUS apr GTをパス。そのままトップで今季2勝目のゴールを決めた。

    この優勝でNo.25 VivaC 86 MCの土屋/松井組がGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めることになった。チームチャンピオンもNo.25 VivaC team TSUCHIYAが獲得した。
    (観客:3万6,000人)

    GT500クラス

    No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F

    ヘイキ・コバライネン
    「この週末は、我々にとってとてもアメイジングなものになりました。素晴らしいクルマを用意してくれたチームとレクサス/トヨタに感謝しています。もちろん、(平手)晃平が予選でポールポジションを獲ったことも大きな勝因でした。終盤にはタイヤがちょっと厳しくなりましたが、タイヤが壊れないようにコントロールしながら、最後の最後に再び突き離そうと。結局作戦通りの展開になりました。初勝利とチャンピオンを飾ることができ本当に嬉しいです」

    平手晃平
    「ようやく(このチームで)優勝することができました。チャンピオンを獲れたことも嬉しいのですが、何よりも勝って終わりたいと思っていて、それがかなえられたことが嬉しい。サポートしてくれたレクサス、TOYOTA GAZOO Racingとブリヂストン、もちろんチームにも感謝しています。今日は予選からフルプッシュしました。それで昨日のヘイキに続いてポールポジションを獲ることができ、いい流れをつくることができました。本当に勝って終わることができて最高です」

    GT300クラス

    No.25 VivaC 86 MC

    土屋武士
    「勝ってチャンピオンを獲ることができて、本当に嬉しいです。昨日と同じタイヤを選んでいて、昨日はダメだったから(セッティングで)ギャンブルに出ました。それにしても(追い上げをした松井)孝允はかっこよかったよね。これからも彼のような若いドライバーを育てて行きたいのですね。ともかく、今はもう、何が何だか分からないくらい混乱してますが、本当に嬉しいです」

    松井孝允
    「勝ってチャンピオンを獲ることができて、気分は最高です。(土屋)武士さんと一緒に走って、いろんなことを吸収しながらやってきました。このチームでチャンピオンを獲ることができたことは本当に嬉しい。もちろん、これで満足している訳にはいきません。これを糧に、さらに上を目指したいです。ともかく、勝ってチャンピオンを決めることができて、本当に嬉しいです」

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  • 【SUPER GT】 最終戦もてぎ 予選:SARDが2日連続でポール獲得

    【SUPER GT】 最終戦もてぎ 予選:SARDが2日連続でポール獲得

    2016 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)「MOTEGI GT GRAND FINAL」の公式予選が11月13日(日)午前、ツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれた。

    GT500クラスは昨日の第3戦で2位になりランキングトップに立ったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平が獲得。GT300クラスではNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTの中山雄一がクラスポールとなった。両者ともにツインリンクもてぎのコースレコードを更新するタイムだった。

    完全ドライの第8戦予選はレクサスRC F勢が好調
    爽やかな晴天に恵まれたこの日のツインリンクもてぎ。午前9時05分から始まった15分間のGT500クラス公式予選は完全なドライコンディションとなる。GT500クラスでは、この第8戦では全車がハンディウエイトは全車が0kgとなり“ガチンコ”のタイムアタック合戦が展開される。この予選では、昨日の第3戦予選を走らなかったドライバーがステアリングを握る。

    コースオープン直後、まず動き出したのは、前日の第3戦でランキング首位を失ったNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)。ただ、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rはそのまま一度ピットに戻る。その後、残り11分を切ってNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(柳田真孝)、No.19 WedsSport ADVAN RC F(国本雄資)、そしてNo.64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐)がコースインした。

    ブリヂストンタイヤ、そしてミシュランタイヤ装着車が本格的に動きはじめたのは残り8分30秒を切ったあたりから。続々とコースインし、ウォームアップをこなし残り3分あたりから続々とタイムがマークされていく。

    まずはNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが1分38秒111というタイムをマーク。午前中の予選で気温が低いということはあるが、いきなりクインタレッリ自身がもつGT500クラスのコースレコードタイムがブレイクされた。それにNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲)が続いていく。

    しかし、日産陣営のタイムを凌駕してきたのはレクサスRC F勢。第3戦でランキング首位に浮上したNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)がNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのタイムを大幅に上回る1分37秒115というタイムをマーク。さらに、そのタイムをNo.6 WAKO’S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)が1分36秒776という驚異的なタイムで上回った。

    ラストアタックを DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手が見事に決める
    さらに、No.36 au TOM’S RC F(伊藤大輔)、No.38 ZENT CERUMO RC F(石浦宏明)が続き、レクサスRC F勢がトップ4を独占。No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信)が1分37秒144で食い込んでいくが、まだアタックは終わらない。

    「日産に負けていると思って、思いきりいった」という平手は翌周もアクセルを踏み込み、No.6 WAKO’S 4CR RC Fのタイムをも上回る1分36秒491をマーク。さらに、No.37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター)もタイムを上げるが、平手のタイムには0.283秒及ばず。これでNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fがチャンピオンシップを大きくたぐり寄せるポールポジション獲得となった。

    3番手はNo.6 WAKO’S 4CR RC F、4番手にはチェッカー周にタイムを上げたNo.19 WedsSport ADVAN RC Fが続き、レクサスRC F勢がトップ4独占。No.12 カルソニックIMPUL GT-Rが5番手につけた。Honda NSX CONCEPT-GT勢の最上位はNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大)の10番手となっている。

    一方、ランキング2位につけるNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、クインタレッリがチェッカー周までアタックを繰り返すものの、ポジションは9番手。前にレクサスRC F勢が並ぶ展開となり、逆転チャンピオンに向け苦しい展開となっている。

    ドライバーズランキング首位のNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fがポールポジションの1ポイントを獲得したことで、同8位のNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のタイトル獲得は消滅。タイトルの可能性はランキング上位7組まで絞られた。

    最終戦の決勝レースは、午後1時30分にスタート。泣いても笑っても52周後のチェッカーですべてが決まることになる。

    GT500 Class

    No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F

    平手晃平
    昨日(第3戦)のヘイキ(コバライネン)に続いて、ポールを獲ることができて嬉しいです。特に今回は全車がウエイト(ハンディ)を降ろした“ガチンコ”の勝負だったし、これまで(チームとして)ポールを獲ったことはあっても、自分の力でポールを獲るのは初めてだったので、最高にハッピーです。ドライタイヤで予選を走るのは、この週末で初めてでしたが、路面温度も低くてウォームアップを2周するつもりでした。でも1周温めたら手応えがあったので、2周目から9割方でアタックしました。そこで良いタイムが出せたことは確認していましたが「タイヤの余力がある限り続けて行こう」とアタックを続けました。最後のアタックでは途中で−0.4秒のタイムがメーターで出ていましたが、何番手かは分からないまま、最後まで無心で走ったら、トップタイムをマークすることができました。

    ヘイキ・コバライネン
    予選でも決勝でも、最後の最後までどうなるか分からないのがSUPER GTです。でも(平手)晃平の走りは、見ていても戦略通りでコースインしてからキッチリとタイヤをウォームアップし、そこからプッシュしてフルアタックしていた。そこでベストラップを獲得できました。でも、昨日もそうでしたが近いタイムで走っているクルマもあったので、最後まで油断はできませんでしたね。午後の決勝レースは、戦略的にはとてもシンプルです。つまりポールからスタートし、そのポジションを守りきったままゴールまでレースを走りきる。昨日もそれを目指していましたができなかったので、今日こそはそれができるようがんばります。

    GT300 Class

    No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

    嵯峨宏紀
    昨日(第3戦)の予選でもクルマの状態は悪くありませんでしたがドライコンディションでの予選アタックは今日が初めて。どうなるか分からない部分もありましたが、後は(中山)雄一に任せて、彼ならやってくれると思っていました。(ポールの得点)1ポイントも大きいですね。でも気を緩めることなく決勝でもがんばります。昨日はトラブルで悔しいレースになりましたが、トラブル修復のためにチームがんばってくれて、(チームガレージのある神奈川県)厚木からパーツを運んでくれて夜遅くまで作業してくれました。そんな状況で迎えた予選だったので、ポールを獲ることでチームの士気もいっそう高まっています。昨日の決勝はアウディ(21号車)がタイヤ無交換で勝っていて、もう(タイヤ)無交換じゃなきゃ勝てなくなっています。だから2人で上手くタイヤをマネージメントして、あとはタイヤをどう持たせるか、そんなレースになると思います。

    中山雄一
    これまでQ1でトップタイムを出すことはありましたが、ポールを(自力で)獲ることができたのは今回が初めてです。本当に嬉しいです。昨日はマシントラブルで悔しい結果になりましたが、チームが完璧に治してくれました。ブリヂストンのタイヤも、今日のコンディションにマッチしていて、クルマの良さを引き出すことができました。2回アタックして2回目のベストタイムをマークできましたが、実はこの時もアウディに少し引っ掛かっていました。そのくらいクルマの調子はいいので、決勝では嵯峨さんと2人でタイヤを上手く使って優勝したいですね。

  • 【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    11月12日(土)ツインリンクもてぎでSUPER GTの第3戦(AP代替戦)が行われ、ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が終盤猛追するも届かず2位フィニッシュ。それでもドライバーズランキングでは3ポイント差の首位に浮上した。3位から6位もLEXUS RC F勢が続き、この5台がタイトル獲得の可能性を残して最終戦に臨むこととなった。

    12日(土)は朝から好天に恵まれたが、前夜の雨により、予選が行われる朝方はまだ路面はウェット。車両が走行を重ねることで路面は乾いていくと思われたが、ウェットタイヤか、スリックか、悩ましいコンディションで予選を迎えた。

    午前9時から15分間一発勝負となる、GT500クラスの予選が気温11度、路面温度12度と朝方ならではの寒いコンディションで開始された。

    LEXUS勢では平川亮が駆るKeePer TOM’S RC F 37号車以外はウェットタイヤでコースイン。日差しは強くなるものの、ほぼ無風ということもあって予想以上に路面は乾かず、最後までウェットタイヤ勢が優位の展開となった。

    LEXUS勢で気を吐いたのはコバライネンが駆る39号車。残り4分半というところで3番手タイムをマークすると、その翌々周、残り1分を切ったところでついにトップタイムをマーク。コバライネンにとって自身初となるポールポジションを獲得した。39号車はこのポールポジションによる1ポイントを加えたことでランキング2位タイに浮上。その他のランキング上位勢が予選で下位に沈んだこともあり、逆転に絶好の状況で第3戦の決勝を迎えることとなった。

    チェッカーが振られた後、最後の最後にタイムを刻んで3番手に飛びこんだのがニック・キャシディのau TOM’S RC F 36号車。関口雄飛がアタックしたWedsSport ADVAN RC F 19号車が8番手につけたが、ランキング上位を争うWAKO’S 4CR RC F 6号車は10番手、ZENT CERUMO RC F 38号車は14番手、スリックタイヤでギャンブルに出た37号車は最後尾15番手グリッドとなった。

    午後1時10分からの決勝レーススタート時には路面は完全に乾き、気温18度、路面温度24度と、前日までとはうって変わって暖かく、過ごしやすい気候の下でスタートが切られた。

    ポールポジションの39号車 平手は絶好のスタートを切り後続を引き離すと、その後方では3番手スタートの36号車 伊藤大輔がサイド・バイ・サイドバトルの末に2位へ浮上。2周目には8番手グリッドからこちらも好スタートで2つポジションを上げた19号車 関口雄飛が更に前を攻め5位へ。

    3周目にクラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、8周目に再スタートが切られると、10番手スタートから7位へと順位を上げていた大嶋和也の6号車が10周目に6位へポジションアップを果たすなど、LEXUS勢が序盤から着実に上位へと躍進していった。

    レースが中盤に入り、各車ピットへ向かい、給油とドライバー交代、タイヤ交換を実施。ここで、最後尾15番手スタートで、序盤接触によるスピンを喫しながらも10位まで順位を上げていたジェームス・ロシターから平川へとドライバー交代した37号車が、コースへ復帰した直後にトラブルに見舞われ、無念の戦線離脱。タイトル争いからも脱落してしまった。

    レースが折り返しを過ぎ、ほとんどの車両がピット作業を終えても、GT-Rの24号車と関口の駆る19号車がややピットを遅らせる作戦に。

    29周終了でピットインした19号車はタイヤ無交換作戦を採り、4位でコースへ復帰。一方、規定周回ぎりぎりの33周を走ってピットへ向かったGT-R 24号車もタイヤ無交換で、首位のままコースへと復帰した。

    その後方では、キャシディの36号車とコバライネンの39号車が激しい2位争い。抜きつ抜かれつのバトルが数周にわたって繰り広げられたが、39周目にこのバトルを制し2位に浮上した39号車コバライネンが、首位への猛追を開始した。

    その時点で6秒程あった首位との差を、みるみるうちに詰めて行った39号車コバライネンは、50周を終えた時点でその差を1秒フラットに。残り3周の時点でテール・トゥ・ノーズ状態に詰め、逆転を狙った。

    わずか0.26秒差で迎えたファイナルラップ、39号車のコバライネンは最後まで首位を追い詰めたが、惜しくも逆転には至らず、2位でチェッカー。しかし、ランキングを争うGT-R 1号車が9位に終わったこともあり、39号車のコバライネン/平手組が3点上回ってのランキング首位に浮上した。

    36号車が3位、6号車が4位、19号車が5位、38号車が6位と、予選で苦しんだLEXUS勢も着実に上位へと進出してフィニッシュ。6号車も首位と7ポイント、38号車が11ポイント、19号車、36号車も14,15ポイント差と逆転タイトルの可能性を残して13日(日)の最終戦に臨むこととなった。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車)
    ポールポジションからスタートして2位でフィニッシュ出来たという結果には満足している。ただ、ライバルの異なる戦略やタイヤなどの要素もあって先行を許してしまった。でもベストなレースが出来たし、あと5周もあればパスすることも出来たと思う。あの時点でパスするのはリスキーだったし、時間も足りなかった。それでもチャンピオンシップを考えれば良い結果だし、我々の目標はタイトル獲得だ。今年はクルマの感触も、チームの状態もとても良い。これでランキング首位に立つことが出来たのはとても嬉しいし、ドライバー2人とも好調なので、明日へ向けての自信もある。タイトル獲得へ向け全力を尽くす。

    平手 晃平 (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車)
    朝、ヘイキ(コバライネン)がとても良い走りでポールポジションを取ってくれたので、何も気負うことなくスタートできた。ただ、タイヤ選択が昨日の時点でのものだったため、タイヤのマネージメントに気を遣った。スタート直後に大きなギャップを築けたがSCが入ってしまい、ゼロになってしまったのが痛かった。ただ、その後またギャップを広げ、トップのままミス無くクリアに帰ってこられたので自分としては良い仕事が出来たかなと思う。明日は自分が予選を担当するが、クルマのフィーリングもいいし、ウェイトハンデが0になるので、軽い車で思いっきり走りたい。プレッシャーはない。思いっきり行く。

    伊藤 大輔 (au TOM’S RC F 36号車)
    スタートは順調な滑り出しだったかなとは思うが、予想よりも早めにグリップダウンを感じたので、ちょっと長めの予定だった後半スティントは硬めのタイヤをリクエストした。その選択が上手く行かなかった感じはあるが、どちらにしてももう少しクルマの基本ペースを上げないと、タイヤ無交換作戦のチームに対抗するのは難しい。今日の結果を踏まえて明日へ向けてチームとミーティングしていく。タイトルについては、まだ可能性は残ってるようなので、最後までプッシュするしかないと思っている。

    ニック・キャシディ (au TOM’S RC F 36号車)
    今日は朝から非常に難しいコンディションの中、とても良い予選アタックができた。決勝レースはとてもタフで、ハードな戦いだった。最後は勝ちたかったが届かなかった。チャンピオンシップの面でも非常に重要なレースで表彰台獲得は悪くない結果だし、ミス無く良いレースが出来たので満足している。

    関連:【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目

  • 【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    2016 オートバックス SUPER GTの最終ラウンド「MOTEGI GT GRAND FINAL」は、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎで第3戦/第8戦の2レースが行われる。

    12日(土)は、熊本地震の影響によりキャンセルとなった第3戦オートポリスの代替レースとなる「SUPER GT Round3 GT250kmレース」の予選および決勝レースが開催された。

    もてぎラウンドでの予選は、第3戦が12日(土)、第8戦が13日(日)に行われるが、それぞれに各チームのドライバー1名ずつエントリーし、15分の予選タイムアタックで決勝グリッドが決定。また、「SUPER GT Round3 GT250kmレース」は、これまで獲得したドライバーズ・ポイント×1kgに換算した重量のウェイトハンデを搭載して予選と決勝を戦う。

    予選開始時は昨夜の降雨により路面はまだ濡れた状態だった。路面は予選が進むにつれて徐々に乾き始めたが、ほとんどのチームがレインタイヤのままでタイムアタックに挑んだ。

    ホンダ勢は、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴が4番手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTのベルトラン・バゲットが5番手、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀が7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮が9番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの小暮卓史が13番手となった。

    午後の決勝レースは、完全なドライコンディションの下で行わた。

    4番手スタートの#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、22周まで山本がライバルの追撃を抑えて4位を走行したが、終始タイヤのゴムかすがタイヤから剥がれにくくなる、ピックアップの症状に苦しみ、最終的には10位でチェッカーを受けた。

    #8 ARTA NSX CONCEPT-GTは11位、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは12位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは13位で完走を果たしたが、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTはギアボックスのトラブルのためにリタイアとなった。

    13日(日)の最終戦「SUPER GT Round8 GT250kmレース」は、全車がウェイトハンデ無しで決勝レースを争う。

    GT500クラス予選が9時5分に始まり、決勝レースは13時30分にスタートする予定。

    山本尚貴 (#100 チーム・クニミツ)
    決勝はピックアップの影響でグリップ力が低下し、苦戦を強いられました。ピックアップというとタイヤに原因があると思われがちですが、実際には様々な要素が積み重なり1台のクルマが出来上がっているので、タイヤだけでなくマシンや僕たちドライバーにも責任はあると思っています。明日も苦しい戦いになるかもしれませんが、少しでもピックアップの状況を改善するためにセッティングの見直しを行い、シーズン最後のレースを良い形で終えたいです。

    伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)
    今日はレースの後半を担当しましたが、ドライバー交代直後から順位を落とす苦しい戦いとなりました。ホンダ勢の中では最上位でしたが、良いところを見つけることが難しかったです。明日はNSX CONCEPT-GTで戦う最後のレースですし、Hondaのホームコースなので、絶対に諦めることなく全力で戦い抜きます。そうした努力が来年の戦いに繋がると信じています。

    松本雅彦 (Honda GTプロジェクトリーダー)
    予選結果から順位を落とす悔しいレースとなりました。
    ピックアップが主にフロントタイヤで発生したため、アンダーステアとなってペースを上げることができませんでした。ピックアップの程度はタイヤのコンパウンドにより違いますが、ピックアップが起きにくいタイヤではペースが上がらないため、タイヤ選択が非常に難しかったです。明日に向けてタイヤ選択やサスペンションのセッティングを見直したうえで、NSX本来の速さを引き出したいと思います。

    関連:【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目

  • ジェンソン・バトン 「ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに出たい」

    ジェンソン・バトン 「ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに出たい」

    ジェンソン・バトンは、2017年にSUPER GTにスポット参戦したいという願望があることを認めた。

    2017年はF1から退くジェンソン・バトンだが、マクラーレン・ホンダは将来的にF1に復帰する可能性を完全には除外していない。

    ジェンソン・バトンは、2017年にフルタイムでレース参戦するつもりはないが、スポット的にレースを継続することを望んでいる。

    ジェンソン・バトンは、ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに参戦したいと述べ、アメリカでラリークロスも試してみたいと語った。

    「まだ何をするかはわからない。SUPER GTで鈴鹿1000kmを走るかもしれない。それが実現したら素晴らしいだろう」とジェソン・バトンは Crash.Net にコメント。

    「それ以外ではアメリカでラリークロスに出るかもしれないし、他にもいくつかテストをする可能性がある」

    「やれることはたくさんあるし、来年、やってみたいことは本当にたくさんあるので選ばなければならない。来年、ラリークロスにフル参戦することはない。将来的にはあるかもしれないけどね。大きく成長しているスポーツだと思う」

    ジェンソン・バトンの父ジョンは1970年代にラリークロスドライバーとして活躍していた。

    実際、ジェンソン・バトンは、F1以外でレースをすることに興奮していると語る。

    「とても興奮しているよ。17年間1つのレースだけをやってきたし、他でレースをしてみたい。僕はレーシングドライバーだ。キャリア全体で1つのレースだけをしたくはない。F1はモータースポーツの頂点だけど、変化が必要なときもある」

  • 【SUPER GT】 第3戦 予選:SARDのヘイキ・コバライネンが初ポール

    【SUPER GT】 第3戦 予選:SARDのヘイキ・コバライネンが初ポール

    熊本地震の影響で中止となった5月のオートポリス大会の代替戦となる2016 AUTOBACS SUPER GT第3戦の公式予選が11月12日(土)午前、ツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれた。

    濡れた路面という難しい状況の中、GT500クラスはNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイキ・コバライネンがSUPER GT初ポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.11 GAINER TANAX AMG GT3のビヨン・ビルドハイムがチームにとって今季初となるクラスポールを獲得した。第3戦決勝レースは、今日午後13時10分にスタートする。

    天気は晴れなれど路面はまだウエットの難しい状況
    SUPER GT史上初めて、土曜日と日曜日でそれぞれ予選・決勝が行われるもてぎ大会。第3戦となる11月12日(土)、天候は晴天と回復したものの、前日夜遅くまで降り続いていた雨が路面に残り、午前9時からスタートしたGT500クラスの公式予選は、ウエット宣言が出されたままスタートした。

    今回のもてぎ大会では、土曜の第3戦、日曜の第8戦でそれぞれ午前中に15分の予選が行われるが、それぞれ別のドライバーが担当しなければならない。前日の公式練習でドライコンディションの走行ができなかった各陣営だが、水が残る状況でドライバーのテクニック、タイヤのパフォーマンスが問われることになった。

    直前のGT300クラスの予選では、スリックタイヤを装着してコースインしたマシンも多くいたものの、まだコース上の水が多く、すぐにウエットタイヤに交換している。GT500クラスもほぼ全車がウエットタイやを履いてコースインしていった。

    まず1分48秒221というタイムをマークしていったのは、ランキング首位のNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)。これをターゲットとして各車がアタックを展開していった。このNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのタイムを上回っていったのは、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹)、No.64 Epson NSX CONCEPT-GT(ベルトラン・バゲット)。2台が1分46秒台をマークしながら、ベストタイムを塗り替えていく。

    滑りやすい路面を巧みに走ったコバライネンが初ポールに
    しかし、残り4分を切ったあたりでコーナーを中心に路面が乾いた部分が増えはじめると、ブリヂストンタイヤ装着のマシンたちがタイムを上げはじめた。なかでも好タイムをマークしていったのは、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン)、そしてNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴)という2台だ。

    特にコバライネンは果敢にアタックを繰り返していくと、チェッカーまで残り1分というタイミングで、一気に1分45秒台に入れる1分45秒885というタイムをマークする。山本もタイムを上げ2番手にポジションを上げていくが、佐々木のNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rも1分45秒950をマークし、山本を上回ってみせた。

    最後までNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのタイムは破られず、元F1ドライバーのコバライネンがSUPER GTで初めてのポールポジションを獲得することに。2番手はNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、3番手はチェッカー周にタイムを上げたNo.36 au TOM’S RC F(ニック・キャシディ)となった。山本のNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは4番手で予選を終えている。

    「難しいコンディションのなかだったけど、走り続けることが重要だと思ったんだ。週末のいいスタートが切れたと思うよ」とコバライネンは笑顔で初ポールを喜んだ。

    一方、ランキング上位は予選で苦しむ結果に。ランキング2位のNo.6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也)は10番手、同1位のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは12番手、同3位のNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路)は14番手から第3戦の決勝を戦うことになる。

    ヘイキ・コバライネン
    最高の気分です。レースは午後で、明日にはもう1回、予選と決勝がありますが、チャンピオンシップの獲得に向け、最高のスタートを切ることができました。GT500の前に行われたGT300の公式予選を見ながら、チームでミーティングしてウエットタイヤで、セッションの最初はタイヤを温めながら最後の最後でアタックする作戦でした。最後のアタックは(遅いクルマに)詰まってしまって思ったほどタイムアップできませんでしたが、まずまずのアタックができたと思っています。

    平手 晃平
    自分が走っている以上にハラハラする予選でした。ウエットコンディションだったので、直前に行われたGT300の公式予選を見ながらウエットタイヤで行こうと、エンジニアも含めて皆で話して決めました。ただ、こんな状況だと、最後の最後が勝負になるので、そこまで気をつけて走ってほしいと思っていました。でもヘイキ(コバライネン)はキッチリと、作戦通りのアタックでポールを決めてくれました。決勝はドライコンディションになると思いますが、ドライでもバランスはOKなので、良いレースをしたいですね。