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  • 【SUPER GT】 第4戦 SUGO 予選:トップ4ドライバーコメント

    【SUPER GT】 第4戦 SUGO 予選:トップ4ドライバーコメント

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われた。

    GT500クラスは、#8号車 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/小林崇志)が今季2度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#25号 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    GT500 クラス

    予選1位:No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    ポールを獲ることができて、ホッとしています。(SUGOの公式)テストから調子が良くて、スポンサーの人たちからも大きな期待を寄せてもらっていましたが、それが少しプレッシャーにもなっていました。調子のいいクルマや、皆の期待を最後に、…と言ってもまだ予選ですが、最後に形にするのはドライバーの仕事。今年、チームでは“和”を重視したチーム作りを進めてくれて、それがクルマを良い方向に進めているのも事実です。その点ではどこのチームにも負けない、という自信があります。このところクルマが随分速くなった印象がありますが、ポイントはリアのグリップ。クルマ自体はHondaの研究所でどんどんアップデートされていますが、それをどう活かすかはチーム次第。だからHondaとチームの頑張りで速くなってきたんだと思います。後はドライバーとして走るだけですが、クルマの調子も良かったし、一発のタイムを出す集中力では自信がありましたが、実際にポールを獲ることができてホッとした、というのが正直なところです。今はまだ(集中力のスイッチが)入ったままなので、早く部屋に戻って(スイッチを)オフにしたいですね。明日の決勝はもちろん、優勝を狙っています。

    予選2位 No.100 RAYBRIG NSX-GT
    山本尚貴
    公式テストでちょっとトラブルが出ていたのですが、それも解消されていて安心しました。レースウィークのコンディションに合わせてクルマを作る作業に入っていったのですが、テンポよくセットアップもできたと思います。予選Q1は伊沢選手がアタックしたのですが、練習走行からのアジャストもうまくいって、さらにQ2に対して“もうちょっとこうしたほうがいい”という(伊沢からの)アドバイスと僕の好みをふまえ、エンジニアとセットを合わせました。結果的に良かったですね。それがこのリザルトに繋がったと思うし、正直2番手までいけるとは思わなかったです。うれしい驚きでした。前回(ポールポジションスタートだった)オートポリスで負けてしまった分を取り返す意味でも、予選2番手を獲得したこともあって、今回勝ちたいという気持ちがあらためて強くなりました。

    予選3位 No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
    塚越広大
    3番手というポジション自体、いいところだし、決勝に向けてもチャンスをつかめるところにいると思います。ただ、1、2位が同じNSX勢なので、悔しい感じはします。別に大きなトラブルがあったわけでもなく、すごく僅差の戦いになっているので、ちょっとしたクルマの合わせ込みでの差が出たのかな。すごくハイレベルな戦いでした。上位3台はタイヤも同じ。たぶんいいところと悪いところも似てくると思うんです。なので、明日、難しい戦いになるでしょうね。ホンダ同士だからオーバーテイクのチャンスも似ているので、自力で逆転するのも難しいと思います。一方、ここは(スポンサーの)ケーヒンさんの地元で、決勝にはたくさん応援の方々が来てくださるので、“ここだけは勝たせてよ!”という気持ちがあるんですよね(笑)。決勝は、前にいる手強い2台(8、100号車)はもちろん、後ろから奇襲作戦をかけてくるところがあるかもしれないし…。油断はできないですね。いろんな策を講じないといけないですね。もし、明日(の決勝で)雨になったら、ですか? 鈴鹿の公式テストで調子が良かったんですが、レースになれば前の2台も同じように速いはず。どこで勝負がつくかわかりませんが、最後の最後まで気が抜けないレースになるでしょうね。ミスしたところが脱落していくような展開になると思うので、最後まで集中して戦いたいと思います。

    予選4位 No.19 WedsSport ADVAN LC500
    国本雄資
    朝のフリー走行では少しクルマに不具合があったんですけど、しっかりとミーティングをして徐々に詰めていって予選に挑みました。Q1からQ2に向けてもアジャストしたんですけど、ちょっと詰め切れなかったかなと。僕自身、タイヤのパフォーマンスを最大限に使ってアタックしましたけど、ちょっと行き過ぎた部分もあって少しタイムロスしてしまいました。トップタイムはちょっと見えませんでしたけど、2位にはいきたかったですね。でも4番手は悪くない順位なので、明日(の決勝)もしっかりと戦いたいなと思います。特にここは荒れる展開が多いですし、ロングランに関してはこれまで以上の手応えを感じているので、明日はしぶとく戦って優勝を目指して頑張ります。

    GT300 クラス

    予選1位:No.25 VivaC 86 MC
    松井孝允
    ポールを獲ることができて嬉しいです。走り始めからクルマは悪くなかったんですが、山下(健太)選手が走ったQ1までは、ちょっとアンダーがきつかったようでしたね。それはピットからモニターで見ていても感じられましたが、Q1を走り終えた山下選手のアドバイスがあって、有効なデータを得ることができました。それをエンジニアである(土屋)武士さんが上手くクルマをアジャストしてくれて…。結果的に、僕が走ったQ2では完璧なクルマに仕上がっていました。それでポールを獲ることができました。ここ最近、他のカテゴリーでも優勝することができていたりして、いい流れが感じられるので、それを途切れさせないよう明日(の決勝)も頑張ります。実は今回、僕たちのチームではクールスーツが新調されているんです。だから人間(ドライバー)がへばることはないと思うので、最後まで頑張って優勝し、またここ(記者会見場)に戻ってきたいと思います。

    予選2位 No.18 UPGARAGE BANDOH 86
    中山友貴
    ポールポジションを獲りたかったので悔しいですね。(アタックの際に)ちょっと行き過ぎてしまった部分があったので……すごく悔しいです。Q1で川端(伸太朗)選手がいいタイムで帰ってきてくれましたけど、練習走行後に彼とどんな乗り方をしたらいいかを話し込んだり、彼の緊張度合いをこちらでコントロールしたりしながらサポートしていました。この結果は、後半戦に向けてチームにとってプラスだと思うので、その点では本当に良かったと思います。決勝では(ポールの)25号車はクルマが同じなので特性もよく分かっているし、スタートは多分僕がいくと思うので、早い段階で前に出てしっかりリードを築いて、川端選手が余裕を持って走れるようにしたいですね。去年のSUGO戦は悔しい結果(終盤のクラッシュ)で終わってしまいましたし、なにより(メインスポンサーである)アップガレージのためにも結果がほしいんですけど、(僕が)CR-Zでチャンピオンを獲った時もここは2位で終わっているので明日は本当に勝ちたい。そのためにもチームとしっかり戦略を組み立てていきたいと思います。

    予選3位 No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
    吉本大樹
    まずはこうやって取材をしてもらえるポジションに戻ってこられたことが本当に嬉しいですね(笑)。これまで2シーズン半、苦しい思いをしてきたので、久々に勝負ができるポジションに戻ってこられたことは僕らも嬉しいし、なによりコツコツと頑張ってやってきてくれたメカニックたちに対しても良かったと思います。フリー走行からバランスが良くて、予選に向けては雨が心配だったんですけど、そこにも運があったのかなと。予選3番手はFIA GT3勢の中でトップですけど、赤旗の出た周が一番タイヤのおいしいところで、結局(再開後のタイムは)自分が想定しているタイムに全然届いていなかったのでもう1周だけアタックにいきました。それでタイムアップはできたんですけど、マザーシャシーにいかれちゃいましたね。その周の最終コーナーではアクセルをだいぶ戻しているので、それがなかったらって欲をかいちゃいますよね。明日(の決勝)は雨に降られると厳しくなると思うんですけど、天気がもてばいい勝負ができると思います。ただ、前の2台のマザーシャシーを攻略するには前半でトップに立ってギャップを作っておかないとピットで逆転されてしまうので、勝ちにこだわっていきたいと思っています。

    予選4位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    (SUGOでの公式)テストでも、ちょっとずつトラブルが出ていました。走れたものの、完璧ではない段階の状態で多少の不安があったんです。そこで、パーツを交換するなどしていろいろトライを続けていました。今日もバイブレーションが出ていたのですが、モノを換えたら良くなったんです。その部分も含め、予選ではいいフィーリングでまず山内(英輝)選手が走ってくれて、トップタイムを出してくれました。一方、(自身が担当した)Q2では不発に終わってしまいました。その理由ですか? みんな同じだとは思うのですが、赤旗中断もあったし、タイミング的にもなかなか思いどおりに走れなかった感じです。また、マザーシャシーに対して、0.2〜0.3秒足りないなという部分が前回のオートポリス戦から感じていることなので、その部分の底上げをなんとかやりたいですね。次の富士はストレートが長いこともあって厳しい戦いになるので、なんとかここでちょっといい結果を出しておかないと、鈴鹿にもつながらないと思っています。シリーズ後半のキーになるので、去年のようにいい結果を残しておきたい。週末の天候ですが、暑すぎるのはツラくなりますが、雨に関しては問題なくいけるんじゃないでしょうかね。まずはチェッカーを受けるよう、がんばります!

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 予選レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月22日(土)、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで開幕し、公式予選が行われた。

    午前中は東北地方での梅雨明けも予感させる強い日差しが照りつけ、気温も急上昇したが、午後になると上空は雲に覆われ、一時は小雨もぱらつく空模様になった。

    幸い雨も上がってドライコンディションとなったQ1では、#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)を筆頭に4台のNSX-GTがトップ8に食い込み、Q2進出の権利を手に入れた。

    続くQ2でも#8 ARTA NSX-GTは好調を維持し、コースレコードに迫る1分10秒915を記録してポールポジションを獲得。さらに#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)は2位、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)は3位となり、Honda勢は絶好のポジションから決勝に挑むことになった。

    明日は午後2時30分に決勝レース(81周)のスタートが切られる。

    小林崇志 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    前回のレースはとても残念な結果に終わりましたが、その後に行われた2回のテストでマシンが大幅にレベルアップしたので、自分自身もレベルアップできるように努力してきました。その結果、自分が担当したQ1でもトップに立つことができ、とても嬉しく思っています。僕たちのチームは、一発の速さだけでなくロングランでの速さも追求してきたので、1セットのタイヤで20周走ってもペースが落ちないクルマに仕上がっています。明日は1度もトップを譲ることなく最後まで走りきるつもりです。ミスなく走りきれば結果はついてくるでしょう。

    野尻智紀 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    事前のテストから好調で、チーム、スポンサー、そしてファンの皆さんからとても期待して頂いていたので、この結果にはホッとしています。サーキットでタイムを出すにはリアタイヤのグリップを高めることが重要になるので、この点に注力してこれまでマシン作りに取り組んできましたが、ここSUGOではその成果を発揮できたと思います。明日は是非、優勝したいですね。「SUGOには魔物が棲んでいる」とよくいわれるほか、明日も天気が怪しいようですが、誰よりも速く、そして粘り強く戦って勝利をつかみ取りたいと思います。

    伊沢拓也 (♯100 チーム・クニミツ)
    SUGO大会を迎えるまでの流れは決してよくありませんでしたが、今日は走り出しからどんどんマシンの状態がよくなっていき、最終的に2位になれたので、正直驚いています。明日は天候も含めて難しいレースになると思います。特に、SUGOはコース幅が狭いのでGT300クラスを追い抜くのも簡単ではありません。そういったことを考えると、明日はとにかくアクシデントを起こさずに戦うことが大切になるはずです。とてもいいチャンスなので、レースでもしっかり頑張ります。引き続きのご声援をどうぞよろしくお願いします。

    山本尚貴選手 (♯100 チーム・クニミツ)
    前戦のオートポリス大会が終わって以来、テストではトラブル続きだったので、不安を残したまま今週末を迎えましたが、チームがいい仕事をしてくれたおかげで予選では2位を取ることができました。SUGOの決勝はとにかく最後まで走りきることが大切になるので、明日は一瞬も気の抜けないタフなレースになると思います。決勝は雨になるとの予報もありますが、NSX-GTはドライよりもウェットのほうが得意なくらいなので心配していません。決勝レースでもチーム一丸となって戦い、表彰台を目標にしっかり走りきりたいと思います。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)
    今シーズンはギリギリまでクルマの開発を行ってきたので、開幕戦の段階ではまだセットアップが十分煮詰まっていませんでした。ただし、これまで3戦を戦い、さらにテストで走り込んでくる中で、いいセットアップの方向性が見つかりました。その結果、今シーズンの開発目標だった「ミッドシップのウェイトハンデを積んでも速いマシン」の実現に近づいてきたと考えています。#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)は今朝のプラクティスでトラブルがあり、走り込みが不足していましたが、それでもあとコンマ1秒でQ2に進出できる速さを示しました。NSX-GTは雨が降っても速いので、明日の決勝レースではこの勢いに乗って気持ちよく勝ちたいと思います。

  • 【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 予選レポート

    スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN LC500 19号車がLEXUS勢最上位の4番手グリッド。ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が7番手、大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が8番手。ランキング上位の3台はウェイトハンデに苦しみ、Q1敗退。11,12,13番手に留まった。

    7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。午前中の公式練習は好天の下、真夏の暑さの中でのセッションとなったが、その後空は雲に覆われ、予選開始直前にはわずかに雨もぱらついたが、結局路面を濡らすまでには至らず。ドライコンディションでの予選となった。

    GT300クラスの赤旗により、予定よりも6分遅れた午後2時36分にGT500のQ1が開始。15分間のセッションだが、前半はどの車両もコースインせず。セッションが半分を過ぎた7分半あたりからコースへ。

    セッション終盤、タイヤが暖まった車両により目まぐるしくタイムシートが塗り替えられていく中、LEXUS勢では19号車の関口が好走を見せ2番手タイムをマーク。コバライネンの1号車も6番手。そして昨年のポールシッターであり、SUGOを得意とする6号車のカルダレッリは、重いウェイトハンデをはねのけ8番手でQ2進出。

    一方で、ランキングトップ3の37号車、38号車、36号車はウェイトハンデに苦しみ、11,12,13番手でQ1敗退となった。

    午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

    Q2は15分遅れの午後3時半に開始。12分間のセッションながら、こちらも最初の5分は全車コースに出ず。6号車の大嶋を先頭に、19号車の国本、1号車の平手と続いてアタックを開始した。19号車国本が3周目に1分11秒台に入れその時点でのトップへ。NSX-GT勢にこのタイムは塗り替えられたが、LEXUS勢最上位の2列目4番手グリッドにつけた。

    1号車は7番手、6号車が8番手と4列目に並ぶこととなった。

    GT300 予選
    初のQ2進出を果たした飯田/吉本組LEXUS RC F GT3が3番手グリッド
    スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、飯田章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が3番手グリッドを獲得。LEXUS RC F GT3は中山 雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車もQ2へ進出し8番手。嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が6番手グリッドを確保した。

    7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。真夏の暑さとなった午前中の公式練習では、60号車がトップタイムをマーク。予選への期待が高まった。

    その後、空を雲が覆い始め、周辺では雷も鳴る中、コースの一部では軽い雨が降り始めた。午後2時10分、GT300クラスのQ1(15分)開始時はワイパーを動かす車両も見られたが、結局それ以上雨は強くならず、路面も濡れずにドライタイヤのままセッションは進行した。

    セッション開始5分でコースオフ車両により赤旗中断。残り10分でセッションが再開されると、51号車の坪井が5番手タイムをマーク。60号車の飯田も8番手につけ、60号車としては初となるQ2進出を決めた。プリウスは31号車がぎりぎり14番手でQ2進出。TOYOTA PRIUS apr GT 30号車はトラブルに見舞われタイムを伸ばせず。25番手でQ1敗退となった。

    Q1での赤旗の影響により、予定よりも6分遅れの午後3時1分からQ2(12分)開始。好調な60号車の吉本が計測2周目にその時点でのトップタイムをマークした直後、残り7分でクラッシュ車両によりまたもセッションは赤旗中断。

    再開後、既にタイヤのピークは過ぎたと思われた60号車だったが再アタックに入り、タイムを更新。しかし、マザーシャシー車両2台が60号車のタイムを上回り、60号車はコンマ2秒差で惜しくも3番手。しかし、GT3勢では最上位、そしてLEXUS RC F GT3で3年目の挑戦となる60号車にとって過去最高のグリッドとなった。

    嵯峨がアタックした31号車が6番手。中山雄一がアタックした51号車も最後までアタックを続け、7番手につけた。

    飯田章 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
    今回は練習走行から悪くなかった。本当はポールポジションを取るつもりだったのだが、午前中の練習走行とはコンディションが変わってしまって届かなかった。明日の決勝は天候がどうなるか分からないので、それ次第というところはある。しかし、皆条件は一緒なので、うちも状況に合わせて上手く乗りきっていきたいと思っている。

    吉本大樹 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
    これまで2シーズン半苦しい思いをしてきたので、久々にこうして勝ち負けの話が出来るポジションに帰ってこられたのは嬉しいし、なによりもこつこつと頑張ってやってきてくれたメカニックに感謝している。今回は流れも良く、朝の走り始めからとてもバランスの良いクルマを用意してくれた。朝のトップタイムも、引っかかったラップでのタイムだったので、自分としてはまだ余力があったし、後は予選に向けてとにかく雨だけが心配だった。寸前にちょっと降ってきたときは焦ったが、結局ドライで走れたし、運も良かった。予選3番手でGT3勢トップというのは満足すべき結果だと思うが、赤旗が出たラップ中が一番タイヤのおいしいところで、再アタックでタイムを更新出来たとは言え、自分の想定していたタイムには全然届いていなかったし、最終コーナーでもタイヤが落ちてきて大分アクセルを戻したので、ポールとはコンマ2秒差ということで悔しさはある。明日は、ドライを保ってくれればいい勝負が出来ると思う。前に(給油時間が短い)マザーシャシーが2台いるので、これを攻略するためには前半のスティントでトップに立って、逃げてギャップを作りたい。久々にこうして勝てるかも知れないレースが出来ているので、勝ちにこだわっていきたい。

  • 【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    2017年のSUPER GT第4戦がスポーツランドSUGOで開催。7月22日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選14位となった。

    「真夏の3連戦」とも呼ばれる第4~6戦は、東北・スポーツランドSUGOからスタート。約1か月前にここで行われた公式テストでは、セッショントップタイムをマークするなどGT-R勢が好調な姿を見せていた。今回のレースは後半戦に向けて巻き返しを図るための重要な一戦となる。#23 GT-Rは性能向上を図った今季2基目のエンジンを搭載して臨んだ。

    週末の天気予報はあまり良くないものの、予選日の午前中は夏の日差しに包まれ、公式練習が始まった午前9時の時点で、気温は30℃超え。湿度も60%を指していた。しかし、予選直前の併催レースが終わるころになると、一気に雲が暗くなり、ぱらぱらと小さな雨粒が見えるようになった。予選はウェット宣言が出されてスタートしたが、それ以上に雨脚が強まることはなく、GT500のセッションが始まるころには、まだ分厚い雲は残っていたものの、コース上はドライコンディションでセッションがスタートした。

    Q1を担当するクインタレッリは、残り時間が7分を切ったところでコースイン。計測3周目に1分12秒436を記録して、暫定でQ2進出圏内の7番手に滑り込んだ。しかし、クインタレッリよりあとでコントロールラインを通過したマシンがタイムを上回り、#23 GT-Rの順位は後退。クインタレッリは再度アタックするが、1分12秒915と自己ベストタイム更新はならず、最終的に14位となった。

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「午前中からタイヤのグリップで少し苦労しました。予選に向けてセットアップも詰めていって、路面コンディションが良くなった分タイムは上がりましたが、まだまだ思った通りの走りにはなりませんでした。ロングランのことを考えて選んだタイヤですから、今日はあまり良くなかったけれど、明日の決勝ではいい走りができると思います。14位からのスタートですが、毎年SUGOのレースは荒れますから、どんな状況になってもみんなで力を合わせて、少しでも多くのポイントを獲りたいです」

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「テストの時期と比べて暑いコンディションになりましたが、そのあたりの想定は悪くなかったと思います。決勝に向けて持つタイヤを選んだということもありますが、一発のタイムに対して苦しめられた部分がありますね。レースは長いので、じっくりと戦っていきます。ポイントをしっかりと獲って、次のレースに活かしたいと思います」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「もう少しいいポジションに行けるのではと考えていましたが、少し力が足りませんでした。テストの段階である程度速さはありましたが、レースに対しての安定性も上げたいと考えて、そちらの方向に振ったタイヤを持ち込みました。それが、一発の速さという点で力が及びませんでした。本当は前のポジションからレースをしたかったですが、明日も後方からしぶとく諦めずに、一つでも前を目指します。気持ちを切り替えて、自分たちのレースをしっかりとやることに集中したいと思います」

    GT300クラス 公式予選
    #3 B-MAX NDDP GT-Rは予選5位
    約2か月のインターバルを挟んでの開催となったSUPER GT第4戦。今回#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、22kgのハンディウェイトを搭載しての参戦となった。

    午前中は夏らしい晴れ模様となったが、午後になるとサーキット周辺は黒い雲に覆われ、雷鳴も響き雨粒も落ちて来た。しかしコースを濡らすまでには至らず、気温28℃、路面温度36℃というコンディションで、午後2時10分にGT300クラスの公式予選Q1が始まった。

    開始4分で星野がコースインした直後、3コーナーでコースアウトしてストップした車両があり、セッションは赤旗が掲出されて中断。6分後に残り10分で再開された。星野は4周目に1分19秒700をマークして12位につけると、翌周には1分19秒595へタイムを縮め11位となり、上位14台が進出できるQ2への出走を決めた。

    Q2は午後3時01分から12分間で行われたが、高星がコースインした直後に、SPコーナーイン側でクラッシュした車両があり、再び赤旗中断。午後3時15分に残り7分で再開となった。このセッションで高星は4周目に1分18秒942のタイムを記録して4位につけた。その後、1台が高星のタイムを上回り、5位で予選は終了。決勝にむけて良いポジションを獲得することに成功した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「練習走行からクルマの調子は良く、自信を持って予選に臨みました。赤旗中断や雨などで混乱もありましたが、何とかQ2の高星につなげることができ、全体的に良かったと思います。決勝は雨の予報なので、ウェット路面になると苦戦するかもしれませんが、粘り強く走れば何とかポイントを追加できると思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「朝の走行は2番手といい感触でしたから上位を狙っていましたが、予選になると気温も下がってアンダー(ステア)っぽい状態になってしまい残念でした。それでも何とかまとめて5番手につけることができました。18秒台は出したいと思って走りましたが、完璧ではありませんでした。決勝はドライコンディションが希望ですが、ウェット路面で厳しくなっても精一杯走ります」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「Q1はどのチームもエースドライバーをつぎ込んでいて、なかなか厳しいものになっています。朝の公式練習では星野が(1分)19秒台を出していたので、先(Q1)に行かせました。私たちが予想していた辺りの、11位でQ1を無事突破でき、Q2では高星が18秒台に入れて5番手となりましたが、上出来でしょう。久しぶりに思いどおりの予選になりました」

  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われた。

    GT500クラスは、#8号車 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/小林崇志)が今季2度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#25号 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    GT500 クラス

    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    ポールを獲ることができて、ホッとしています。(SUGOの公式)テストから調子が良くて、スポンサーの人たちからも大きな期待を寄せてもらっていましたが、それが少しプレッシャーにもなっていました。調子のいいクルマや、皆の期待を最後に、…と言ってもまだ予選ですが、最後に形にするのはドライバーの仕事。今年、チームでは“和”を重視したチーム作りを進めてくれて、それがクルマを良い方向に進めているのも事実です。その点ではどこのチームにも負けない、という自信があります。このところクルマが随分速くなった印象がありますが、ポイントはリアのグリップ。クルマ自体はHondaの研究所でどんどんアップデートされていますが、それをどう活かすかはチーム次第。だからHondaとチームの頑張りで速くなってきたんだと思います。後はドライバーとして走るだけですが、クルマの調子も良かったし、一発のタイムを出す集中力では自信がありましたが、実際にポールを獲ることができてホッとした、というのが正直なところです。今はまだ(集中力のスイッチが)入ったままなので、早く部屋に戻って(スイッチを)オフにしたいですね。明日の決勝はもちろん、優勝を狙っています。

    小林崇志
    前回(開幕戦岡山)のポールは“棚ボタ”でしたが、2回目の今回は実力で獲ったポールだと思っています。このところクルマが随分速くなってきて、今回は『ポールを獲るぞ!』という意気込みがありました。僕が走ったQ1でも僅差でしたがトップタイムを獲ることができました。でもQ2を走った野尻(智紀)選手は、2位以下に大差をつけてポールを獲ることになりました。一発の速さに関しては野尻選手が言ったとおりですが、リアのグリップが出たことでロングランでも速く走ることができるようになりました。つまりレースラップも速くなったんです。明日のレースはポールからのスタートになりますが、ロングランの速さにも自信があるので、一度もトップを譲ることなくレースを走り切って優勝したいです。僕たちドライバーがミスなく走ることができれば、できると思います。

    GT300 クラス

    No.25 VivaC 86 MC
    松井孝允
    ポールを獲ることができて嬉しいです。走り始めからクルマは悪くなかったんですが、山下(健太)選手が走ったQ1までは、ちょっとアンダーがきつかったようでしたね。それはピットからモニターで見ていても感じられましたが、Q1を走り終えた山下選手のアドバイスがあって、有効なデータを得ることができました。それをエンジニアである(土屋)武士さんが上手くクルマをアジャストしてくれて…。結果的に、僕が走ったQ2では完璧なクルマに仕上がっていました。それでポールを獲ることができました。ここ最近、他のカテゴリーでも優勝することができていたりして、いい流れが感じられるので、それを途切れさせないよう明日(の決勝)も頑張ります。実は今回、僕たちのチームではクールスーツが新調されているんです。だから人間(ドライバー)がへばることはないと思うので、最後まで頑張って優勝し、またここ(記者会見場)に戻ってきたいと思います。

    山下健太
    Q2を走った松井(孝允)選手がギリギリの走りを見せてくれてポールポジションを獲ることができました。松井選手に感謝しています。僕はQ1を走ったんですが、やはり(Q1での)トップタイムを獲りたかった。でも目の前でスピンするクルマがあって邪魔されてしまいました(苦笑)。明日はもちろん、優勝を狙って行きます。正直言って雨だと辛い部分もあるので、個人的には晴れてほしいですね。ドライコンディションだったらぶっちぎって勝ちたい。いや、勝てると思っています。

  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ARTA NSX-GTがポールポジション

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ARTA NSX-GTがポールポジション

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われ、#8号車 ARTA NSX-GTがポールポジションを獲得した。

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用した“魔物が住む”と言われるアップダウンの激しいテクニカルコース。高低差は約70m。セッション前には厚い雲が近づき、小雨が降ったが、ドライでのセッションとなった。

    15分間のQ1。残り8分が近づいた頃に64号車がようやくコースイン。それを皮切りに他のマシンも続々と動き出した。#8号車 ARTA NSX-GTが1分11秒579でトップ。NSX勢がトップ5のうち4台を占める強さをみせる。一方でGT-R勢は#24号車 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-RのみがQ1突破という苦しい状況。

    12分間のQ2。#8号車 ARTA NSX-GTが1分10秒915を記録。2番手に0.554差をつけて、ぶっちぎりの速さで開幕戦以来となるポールポジションを獲得した。

    2番手には#100号車 RAYBRIG NSX-GT、3番手には#17号車 KEIHIN NSX-GTが続き、NSX勢がトップ3を独占した。

    4番手には#19号車 WedsSport ADVAN LC500、5番手には#16号車 MOTUL MUGEN NSX-GT、6番手には#24号車 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rとヨコハマタイヤ勢が並んだ。

    GT300クラスでは#25号車 VivaC 86が58kgのウェイトハンデを物ともせずにポールポジションを獲得した。

    SUPER GT 2017年 第4戦 SUGO 予選結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH タイム
    1 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 6 1分10秒915
    2 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 34 1分11秒469
    3 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 36 1分11秒491
    4 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    YH 18 1分11秒669
    5 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4 1分11秒739
    6 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 6 1分11秒745
    7 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 30 1分11秒803
    8 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 60 1分12秒163
    9 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 14 1分12秒201
    10 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 0 1分12秒269
    11 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 72 1分12秒306
    12 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 60 1分12秒365
    13 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジェームス・ロシター
    BS 64 1分12秒430
    14 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 36 1分12秒436
    15 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 16 1分12秒595
  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第4戦 SUGO プレビュー

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第4戦 SUGO プレビュー

    7月22日(土)、23日(日)の両日、宮城県柴田郡村田町に位置するスポーツランドSUGOでSUPER GTの第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開催される。

    5月に行われた第3戦オートポリスから2か月。本格的なモータースポーツシーズンを迎え、SUPER GTはこの第4戦から第6戦まで、7月、8月の6週間で3戦を戦う、「夏の3連戦」を迎える。全8戦で戦われるSUPER GTにおいて、この中盤の3連戦が山場となることは間違いない。

    これまでの3戦、今季デビューしたLEXUS LC500が速さを見せ、3戦とも異なる車両ながら、LEXUS LC500が3連勝を飾った。ドライバーズランキングでも上位を占めており、ウェイトハンデが厳しくなる中、中盤戦の戦い方が重要となる。

    2か月ぶり再開のSUPER GTは夏の3連戦へ
    初戦は東北・SUGO。好調LEXUS LC500の4連勝なるか?

    「夏の3連戦」初戦は杜の都仙台近郊に位置するスポーツランドSUGO。「魔物が住む」と言われるアップダウンの厳しいマウンテンコースだが、LEXUS勢は2014年に1-2。昨年も勝利こそ逃したが2-3-4-5位フィニッシュと比較的得意とするコース。

    ランキング上位を占めるLEXUS勢のポイント差は僅差であり、どのチームが抜け出すか。また、ライバル勢の巻き返しも必至であり、LEXUS LC500の開幕4連勝なるかにも注目が集まる。

    東北の山間に位置するテクニカルコース

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用したアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。高低差は約70m。

    バックストレートまでの前半はテクニカルなセクション。バックストレートを下って馬の背コーナーをクリアした先は、中高速コーナーが続き、最終コーナーからメインストレートへは、10%勾配という急な上りの名物コーナー。レーシングカーがその大馬力を見せつけるかのように一気に駆け上ってくるシーンは大迫力だ。観客席からも比較的近く、迫力の走りを身近に味わえる。

    1周3.704kmと短く、比較的コース幅が狭いこともあり、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。コース幅やアップダウン、そして山間部ならではの天候の変わりやすさなどからアクシデントも多く、「魔物が住む」と言われるコースでもある。

    事前のテストで好調な19号車と6号車に期待

    SUGOでは6月に事前テストが行われた。2日間のテスト総合では、WedsSport ADVAN LC500 19号車がトップタイムをマーク。連続でのポイント獲得記録を続けているものの、今季ここまでのLEXUS勢では最もウェイトハンデの軽い19号車は、このテストはル・マン24時間レースとスケジュールが重なったこともあり、関口雄飛が一人で健闘。WEC参戦で経験を積み、速さを増したことは前々週のスーパーフォーミュラでも証明済みの国本雄資とのコンビで、今大会は台風の目になるかも知れない。

    また、ここまで未勝利ながら2位2回でランキング3位タイにつける大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車も注目だ。60kgものウェイトハンデを搭載することになるが、テストではLEXUS勢で19号車に次ぐ4番手。タイム差も僅かで、ウェイトハンデを感じさせない速さを見せている。大嶋/カルダレッリ組の6号車は、昨年のSUGO大会でコースレコードを大きく更新するタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得するなど、SUGOを得意としている。昨年、決勝では周回遅れ車両の処理で惜しくもスピンを喫し後退したが、速さは折り紙付き。ランキング上位を争う4台のうち唯一の未勝利車両ということもあり、初優勝を狙ってくるだろう。

    そして、開幕戦で3位表彰台獲得も、現在ウェイトハンデ30kgと比較的軽いのがディフェンディングチャンピオンであるヘイキ・コバライネン/平手晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車。SUGOテストでは最多周回を走り込むなど準備は万端。

    もちろん、ランキングトップ3の平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車、中嶋一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM’S LC500 36号車、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車も充分な走り込みをこなしており、着実にポイント獲得を狙ってくるはずだ。

    GT300クラスでは、第2戦で初優勝を飾った中山雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が1日目に4番手タイム。飯田章/吉本大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車も2日目に9番手とまずまずの位置につけている。GT300クラスの中団グループは非常に僅差の争いとなっているが、その中にプリウスも含まれている。プリウスは今大会、性能調整で吸気リストリクター径が拡大されるため、上位入賞への期待が高まる。

  • 【SUPER GT】 公式テスト2日目:WedsSport ADVAN LC500が最速タイム

    【SUPER GT】 公式テスト2日目:WedsSport ADVAN LC500が最速タイム

    SUPER GTの公式テストの2日目が1日(土)、鈴鹿サーキットで行われ、No.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉)がGT500クラス最速の1分48秒975を記録。GT300クラスのベストタイムはNo.50 Ferrari 488 GT3が記録した。

    昨日午前は雨に見舞われた鈴鹿サーキットだったが、この日は薄曇りでまずまずのコンディションとなった。

    鈴鹿1000kmに第3ドライバーとしてSUPER GTに初参戦するため、今回のテストに参加しているジェンソン・バトン(No. 16 MOTUL MUGEN NSX-GT)と小林可夢偉(No.19 WedsSport ADVAN LC500)は、共に多くの周回数を走り込んだ。

    小林可夢偉は「昨日に比べると(より多くの周回数を)走り込むことができ、クルマに対する理解度も高まった。けれど、本当ならまだまだ走りたいところです。本番では自分の仕事ができるようがんばります」と走行後に語った。

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 2日目 (GT500)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    1 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    小林可夢偉
    1分48秒975
    2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー秒クインタレッリ
    1分48秒988
    3 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    1分49秒081
    4 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    1分49秒086
    5 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮卓史
    1分49秒419
    6 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    小林崇志
    1分49秒709
    7 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也 1分49秒729
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    1分49秒976
    9 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    1分50秒367
    10 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジョームス・ロシター
    1分50秒448
    11 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    1分50秒494
    12 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    1分50秒584
    13 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    1分50秒747
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    ジェンソン・バトン
    1分51秒635
    15 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    1分52秒912

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 2日目 (GT300)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    23 50 Ferrari 488 GT3 都筑晶裕
    新田守男
    1分59秒636
    18 88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸学
    平峰一貴
    高橋翼
    1分59秒888
    2 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 片岡龍也 1分59秒973
    17 52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC 番場琢
    脇阪薫一
    2分00秒018
    24 5 マッハ車検 MC86 GTNET 坂口夏月
    藤波清斗
    玉中哲二
    2分00秒378
    19 33 D’station Porsche 藤井誠暢
    スヴェン・ミューラー
    2分00秒408
    4 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン
    柳田真孝
    2分00秒502
    14 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀
    久保凜太郎
    2分00秒613
    6 10 GAINER TANAX triple a GT-R 富田竜一郎
    吉田広樹
    2分00秒675
    5 11 GAINER TANAX AMG GT3 平中克幸
    ビヨン・ビルドハイム
    2分00秒716
    3 9 GULF NAC PORSCHE 911 ジョノ・レスター
    峰尾恭輔
    2分00秒848
    13 87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3 細川慎弥
    佐藤公哉
    元嶋佑弥
    2分00秒875
    21 18 UPGARAGE BANDOH 86 中山友貴
    川端伸太朗
    2分00秒882
    10 26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA 山田真之亮
    ジェイク・パーソンズ
    クリスチャン・クリエン
    2分00秒964
    12 360 RUNUP GT-R 柴田優作
    田中篤
    青木孝行
    2分01秒039
    8 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 飯田章
    吉本大樹
    2分01秒132
    11 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人
    山内英輝
    2分01秒148
    15 51 JMS P秒MU LMcorsa RC F GT3 中山雄一
    坪井翔
    2分01秒163
    7 65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹
    蒲生尚弥
    2分01秒179
    25 55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一
    ショーン・ウォーキンショーー
    2分01秒422
    20 7 Studie BMW M6 ヨルグ・ミューラー
    荒聖治
    2分01秒455
    9 30 TOYOTA PRIUS apr GT 永井宏明
    佐々木孝太
    2分01秒562
    16 25 VivaC 86 MC 松井孝允
    山下健太
    近藤翼
    2分01秒598
    22 117 EIcars BENTLEY GT3 井出有治
    阪口良平
    2分02秒131
    26 35 ARTO 86 MC 101

    ヴティコーン・インタラプーワッサ

    2分03秒931
    1 3 B-MAX NDDP GT-R 星野一樹
    高星明誠
     
  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT300のGT-Rが抜きにくかった」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT300のGT-Rが抜きにくかった」

    ジェンソン・バトンは30日(金)、鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT 公式テストに参加。午後の走行終了後に記者会見に参加した。

    ジェンソン・バトンは SUPER GT第6戦 鈴鹿1000kmにNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)の第3ドライバーとしてスポット参戦することが決定している。

    F1では2009年にワールドチャンピオンに輝いているジェンソン・バトンだが、SUPER GTに参戦するのは鈴鹿1000kmが初めて。6月6・7日に鈴鹿で行われたタイヤメーカーテストですでにNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GTのドライブは経験しているジェンソン・バトンだが、シリーズ戦に近い41台が走るコンディションでのテストは今回が初めてとなった。

    走行を終えたジェンソン・バトンは「前回は、数周走ってはピットイン、しばらく休んで、また数周走るという繰り返しだった。今回、午前中は雨で走れなかったけど、午後はロングラン(36周)を経験することができた。そして、GT500専有の走行時間にはタイムアタックもできた」とコメント。

    「NSX-GTはとてもコンペティティブで、前回のテストに比べて僕のクルマに対する理解も進んでいる。クルマの乗り味というのか、とても乗り易くなった」

    複数クラスが多数走るレースは初めてとなるジェンソン・バトンは、周回遅れで混雑したレースについてジェンソン・バトンは「(このテストで)トラフィック自体は問題なかったけど、GT300クラスのクルマの中でも日産GT-Rが抜き難いことには驚いた。ストレートが速いだけでなく、ABSを装着しているからブレーキングでも奥まで突っ込んで行くからね」とコメント。

    「ル・マン24時間で(上位のLMPカーが)GTカーを抜くのと、SUPER GTでの状況は違う。ここではより抜きづらいし、リスクを負わないと抜くことができない。でも、だからこそおもしろい。SUPER GTは、本当にエキサイティングなレースだと思いました」

    レース中のピットイン自体はF1でもあるが、ドアを開けて乗り換えるのは、ジェンソン・バトンにとってまた新しい経験だったようだ。

    「ピットイン(でクルマを指定されたスペースに停めるの)はむしろSUPER GTの方が簡単だ。F1では停止位置はジャッキで示されていてぶつける訳にはいかないけど、SUPER GTではボードで停止位置が示され、少しくらいなら(ボードにノーズを)ぶつけてもかまわないからね」

    「ドライバー交替の練習もしたけど、交代自体は問題なかった。ただ、ドリンクやラジオのソケット(無線の送話器のプラグ)を外し、さらにシートベルトを外して、とやるべき作業が多過ぎて、それを覚えるのが大変だったね」

    記者から「テスト最終日の明日も雨の予報ですが?」との質問にジェンソン・バトンは次のように答えた。

    「今日の午後の走行で、マシンに対する安定感を得ることができた。またウエットコンディションでも有効な情報も得ることができました。でも、できればドライコンディションで走りたいですね」

    「本番に向けてはやらなければならないこともあるけど、良い方向に向かっているのは間違いない。チームは今、とてもいい雰囲気だ。(チームメイトの)武藤さんも中嶋(大祐)さんも、多くのことを経験しているので、彼らとのタイムを比較しながら、もっともっと速くなることはできると思う」

    関連:【SUPER GT】 公式テスト1日目:MOTUL AUTECH GT-Rが最速タイム

  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「鈴鹿1000kmを最高のレースにする」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「鈴鹿1000kmを最高のレースにする」

    ジェンソン・バトンが、SUPER GTの鈴鹿1000kmへの意気込みを語った。

    元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、8月26・27日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”のGT500クラスにTEAM MUGEN(MOTUL MUGEN NSX-GT)の武藤英紀、中嶋大祐とトリオを組み、第3ドライバーとして参戦することが決定している。

    SUPER GT「鈴鹿1000km」参戦について

    SUPER GTのマシンは、F1マシンに比べてどんな印象ですか?
    たいへん良い印象です。高速コーナーでこれほどタイヤがグリップするとは思っていませんでした。マシンのバランスにはずっと苦労していましたが、それでもグリップ力が素晴らしい。走りを楽しめました。NSX-GTは馬力がおよそ600ps、F1マシンは約900ps。パワーには大きな違いがあります。ドライビングスタイルも変わってくるので、この違いに馴れるには少し時間がかかりそうです。なぜなら、スピードを極端に落としてはいけないからです。コーナーを通じてスピードを保たなければいけません。17年間の自分のドライビングスタイルとはまるで異なりますが、これも勉強。とてもエキサイティングな気持ちです。

    GTマシンでの初めてのレース

    SUPER GTでの最大の困難は?
    マシンのフィーリングに馴れることですね。マシンバランスで言えば、僕がこれまで走ってきたF1マシンは、もっとフロントのグリップがしっかりしていました。まずは、クルマのリアルな動きに馴れることが大切だと思います。アンダーステアなF1マシンは私の好みではありませんでした。この部分では、もう少し調整する必要がありそうです。

    同時に、チームメイトである2人のドライバーと力を合わせて行かなければなりません。私はゲストなので、彼らの方向性になるべく合わせるつもりです。他のドライバーと一緒に作業するのはエキサイティングです。彼らには彼らの意見があるし、私にはもう少し異なった意見があります。F1での経験を生かして、鈴鹿1000kmで成績を残したいと思います。

    SUPER GTの魅力

    長年、SUPER GTを見てきたと伺いました。また「SUPER GTは、素晴らしい」と話す友人がいるとも伺いました。SUPER GTの魅力は何でしょうか?
    GT500には3社の大きな自動車メーカーが参戦し、4社のタイヤメーカーが競い合っています。才能豊かなドライバーがそろっていますし、日本人ドライバーも多くとても国際的な顔ぶれです。マシンのエクステリアデザインは魅力的で、もしも私が10代でNSX-GTに乗れたとしたら、うれしくて天まで舞い上がるほど。ものすごくカッコよくて、驚くほどスタイリッシュ。NSX-GTは、世界で最もクールなレーシングカーです。

    日本との関わりについて

    日本に特別な思い出が何度もあると伺いました。ファンの熱心な応援も知っています。これまでにどんな経験があったか、少し例を挙げてもらえますか?
    特別な思い出はいくつもあります。最初の思い出は、鈴鹿での出来事ですね。鈴鹿は、文句の付けどころがないコース。たしか1997年のカート大会(CIK/FIA WORLD CUP KART RACE IN JAPAN)の決勝レースで、私はトップを走っていました。しかし、チェーン切れで完走できませんでしたが、その時「アイルトン・セナ・メモリアルカップ」を受賞したんです。僕の攻撃的な走りを評価していただいた、とても特別な思い出です。

    2000年からF1グランプリに出場するようになりました。鈴鹿サーキットでの走行初日、私は、S字コーナーからダンロップ・コーナーの間で苦しんでいました。その結果をデータ分析した翌日のプラクティスで、このセクションの総合トップに立ち、予選5位になりました。初の鈴鹿グランプリで、とてもうれしかったのを覚えています。この日からこのコースの虜になり、鈴鹿サーキットでのチャレンジを心から愛するようになったのです。

    そして、最高の思い出といえば、2011年の日本GPでの優勝です。フェラーリのフェルナンド・アロンソ、それにレッドブルのセバスチャン・ヴェッテルが相手という三つ巴の激戦を制しました。レース終盤、私は燃料を使い果たしそうになり、燃料をセーブし始めたところで2人が追いついてきました。その結果、3人のドライバーがほんの2秒差でフィニッシュ。燃料を使い切った私はグランドスタンド前にマシンを停め、クルマから飛び降りてみんなに手を振りました。とても特別な瞬間でした。

    日本の観客のみなさんは、モータースポーツを心から愛する世界でもっともアツいファンです。みなさんと会えることを、いつも楽しみにしています。ひとりひとりのドライバーやチームも素晴らしい。レースが終わっても、ファンが観客席に残ってレースのリプレイを見るのは、おそらく日本だけでしょう。だからここに戻ってきてSUPER GTに参戦できるのは、本当に特別なことです。

    愛すべき日本の文化

    東日本大震災のあとに、募金を募ったそうですね?
    はい、被災地を訪れて、それから宮城県のSUGOのカートサーキットに行きました。そこで家族が被災したという、約25人の子供たちと過ごしました。そこで僕はカートをドライビングしました。子供たちのドライビングを見て、言葉を交わしました。英語と日本語でできるだけコミュニケーションを図りました。みんながレースへの情熱を持ち続けていることを知る、本当に素晴らしい体験でした。子供たちにとっては、気晴らしとなるよう、身近に集中できる存在があることは大切だったようです。

    そこには、レーシングドライバーとファンの関係を越えたなにかがあったような気がします。たとえば、日本文化への共感というような。
    日本文化は大好きです。興味深いのは、多くのF1ドライバーも日本が好きで、日本の方々に敬意を払っているということ。これほど愛されている国は、ほかにないかもしれません。2011年がそうでしたが、厳しい状況に陥っても強さを発揮できる。たとえ心が傷ついても強く前進できるという点において、私たちはたくさんのことを日本人から学んだと思います。本当に大変な時期だったと思います。僕は日本の文化を愛しています。

    日本食も大好きで、長い時間をかけて日本中を旅してきました。大都市ばかりではなく、地方の小さな街にも訪れました。広島にも行きましたね。とても楽しかったです。各地の名物も食べました。すべてが素晴らしい体験。日本のHondaとこれほど長期的に仕事ができたのは、本当に特別な体験で、一緒に多くの経験をしました。良いことも、悪いこともありました。でも、それをひとつのファミリーとして体験したのです。だから、日本のチャンピオンシップレースのために戻ってこられたことが、本当にうれしいです。

    ホンダの一員であること

    ホンダと一緒にレースをすることはあなたにとって大切ですか?
    日本に戻り、ホンダのために日本のチャンピオンシップレースを戦うことはとても重要です。そこには、私とってさまざまな意味があります。2003年から2008年、そして2015年から2017年まで、何シーズンにも渡り、ホンダとともにF1で戦ってきました。

    日本のクルマ、日本のエンジン、日本のタイヤ、そして日本のチームで、日本のファンのためにレースを戦う。これは本当にすばらしいことだと思います。とてもうれしいし、このようなチャンスを得られて本当にラッキーです。できるだけ楽しむとともに、できる限りいい成績を残すことに全力を注ぎたいと思います。

    最近、F1経験選手が他のレースにも出るようになりました。あなたの元チームメイトがアメリカで大きな成功を収めたことは、どう思っていますか?
    2人のチームメイトのことですね。佐藤琢磨とフェルナンド・アロンソは、素晴らしいと思いました。フェルナンドのおかげでたくさんの人がインディアナポリス500マイルレースを見たと思います。琢磨は、「インディ500での優勝」という素晴らしい偉業を成し遂げました。琢磨が勝ったのを見て、とてもうれしかったです。彼にとって、キャリアを変えてしまうほど、大きな意味を持つ優勝だったと思います。

    F1ドライバーには、F1にしか興味がない選手も、そうでない選手もいます。あなたは後者ですよね?
    そうですね。私とフェルナンド・アロンソは同じ意見で、2人ともモータースポーツを愛しています。フェルナンドは、18歳、19歳からレースに打ち込んできましたが、私はちょっと違う。というのも私は、トライアスロンやサイクリングといった、レース以外のスポーツにも興味があるからです。その中でも、モータースポーツが私の人生の大部分を占めています。私はF1ドライバーではなく、レーシングドライバー。どんなレースであろうと全力で挑みます。だから、イエス。モータースポーツへの愛情はとても深く、どんなマシンであろうと100%の力で走ります。走るのは楽しいことですが、最高の結果を手に入れるという意味では真剣勝負です。

    つまり、(モータースポーツは)あなたの人生の一部ですね。
    はい。とても大きな存在です。

    日本のファンへのメッセージ

    最後にファンのみなさんへ、メッセージをお願いします。
    みなさんのホームカントリーでもう一度レースをするために、それも「鈴鹿1000km」を戦うために来日しました。SUPER GTに出場することを、もう何年も前から楽しみにしていました。F1の素晴らしい舞台で17年間戦い、今回、SUPER GTに参戦するチャンスを得られたことがとてもうれしいです。これまでの私のキャリアをサポートしてきてくださったすべてのみなさんに、心からお礼を申し上げます。この場所で再びレースを見ていただけるのが、なによりうれしいです。全力を尽くします。ガンバリマス。サーキットで、お目にかかれることを楽しみにしています。みなさんのために、SUPER GTの鈴鹿1000kmを最高のレースにします。