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  • 【MotoGP】 スズキ、アンラッキーな1日となったマレーシアGP決勝

    【MotoGP】 スズキ、アンラッキーな1日となったマレーシアGP決勝

    日本、オーストラリアとポジティブな結果を残し、さらなる期待の掛かったオーバーシーズ3連戦最後のマレーシアGPだったが、決勝直前にスコールのような大雨が降り、サーキットを一気に濡らして、波乱のスタートとなった。フリー走行、予選、ウォームアップと順調な流れで決勝を迎えたチームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスだったが、恵みの雨とはならず、コンディションの変わった路面に翻弄され、イアンノーネ17位、リンスは失格・リタイヤという思いもよらない結果で連戦を締めくくることとなった。

    雨はMotoGPのスタート1時間前に突然降り出し、ドライでのレースを想定していたマシンを急遽レインセッティングに変更。イアンノーネは序盤、スタートポジションをキープして走行していたが、後半にタイヤが消耗してくると同時にペースダウンを強いられ、終盤に17位までポジションダウンしてチェッカーを受けた。

    一方のリンスは、スタートをうまく決め、トップグループの6台を激しく追い掛けていたが、6周目の1コーナーで転倒を喫し、すぐに再スタートを切るも、最後尾までポジションを落とす。その後再びハイペースでチャージを掛けるものの、再度転倒し、ピットイン。その際、コースをショートカットしてしまい、失格となり、レースはそこでリタイヤとなった。

    アンドレア・イアンノーネ (決勝17位)
    「何とも言い難い苦い思いだよ。ドライコンディションだった今朝のウォームアップではタイムも出ていたし、フィーリングも良くて、決勝に向けて自信もかなりあった。走行の度にフィーリングがどんどん良くなっていたから、もしドライでレースができていたら、トップ争いも可能だったと思うんだ。ウェットの路面ではフロントもリアも全くグリップせず、マシンを操るのが非常に難しかった。本当に残念としか言いようがないよ。」

    アレックス・リンス (決勝DNF)
    「この週末はずっとフィーリングが良かったし、グリッドも良かったので、決勝ではとにかく良いスタートを切って、フロントグループについていくことだけを考えていたよ。1周目でふたつポジションをアップし、作戦通りうまくいったんだけど、ウェット路面でのフィーリングが良くなくて、うまくリズムを掴むことができず、1コーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまった。調子が良かっただけに、結果を残せなかったことが残念だけど、これも経験のひとつだと思い、最終戦に向けて気持ちを切り替えていくよ。今週は経験豊富なライダー達から多くのことを学ぶことができたから、この経験を必ず次に活かすよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「大変残念なレースでした。このオーバーシーズ3連戦では、1戦目のもてぎではウェットコンディションで良いレースができ、2戦目のフィリップアイランドではドライで良いレースができ、3戦目となる今週のマレーシアGPも、予選ではふたり揃って3列目に並ぶことができて、決勝結果に期待が掛かっていただけに、このような結果に終わってしまい、非常に残念です。アンドレアがなぜいつものウェットでのパフォーマンスを発揮できなかったのか、しっかりデータを解析し、検証する必要があります。アレックスのミスについては残念ですが、私たちは彼と共に成長していかなくてはならないと思っています。今シーズンもいよいよ残り1戦となってしまいましたが、最後のレースがベストレースとなるように努力していきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「決勝前に降り出した雨のせいで状況が全て変わってしまい、残念としか言いようがありません。この週末、ドライコンディションではふたり共かなり好調でしたし、決勝に向けての準備も完璧だったと思っています。アレックスはウェットコンディションでもスピードがあり、良い感じで追い上げていたのですが、2度転倒してしまい、焦ってピットインしようとしてショートカットをしたために失格となってしまいました。アンドレアはウェットの路面で全くマシンをコントロールできず、最初から最後まで苦しいレースを強いられたのですが、なぜもてぎでのウェットのような走りができなかったのかが今のところ理解できず、これからデータを解析していきます。いずれにしても今日のレースのことは忘れ、気持ちを切り替えて、最終戦に向けての準備を進めていきます。」

  • 【MotoGP】 ホンダ、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得

    【MotoGP】 ホンダ、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得

    ホンダは、2017 FIM MotoGP世界選手権のMotoGPクラスにおいて、コンストラクターズタイトルを獲得した。

    10月29日(日)、マレーシアで開催された同世界選手権シリーズ第17戦のマレーシアGPで、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスが4位に入り、コンストラクターズ2位とのポイント差により、最終戦バレンシアGPを待たず、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得した。

    コンストラクターズタイトルは、毎戦、各メーカーのマシンを駆る最上位のライダーが獲得したポイントと同ポイントがメーカーごとに与えられ、その合計によって競われる。今シーズンのタイトル獲得には、ワークスマシン「RC213V」を駆る、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサと、エルシーアール・ホンダ(LCR Honda)のカル・クラッチローの3選手のポイントが反映され、ホンダのタイトル獲得に貢献した。

    ホンダの最高峰クラスでの同タイトル獲得数は、1966年に500cc・4ストロークエンジンのRC181で初めて獲得して以来、通算で23回となった。

    【2017年MotoGPクラス コンストラクターズタイトル獲得ポイント】
    ※第17戦終了時
    1位 Honda 332ポイント
    2位 Ducati 303ポイント
    3位 Yamaha 301ポイント
    4位 Suzuki 87ポイント
    5位 Aprilia 64ポイント
    6位 KTM 64ポイント

    〇Honda が、ロードレース世界選手権において、全クラスで獲得したコンストラクターズタイトルは、合計で67タイトルになった。
    500ccクラス/MotoGP 23回
    350ccクラス 6回
    250ccクラス 19回
    125ccクラス/Moto3 17回
    50ccクラス 2回

  • 【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP 予選:ダニ・ペドロサがポール獲得

    【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP 予選:ダニ・ペドロサがポール獲得

    ロードレース世界選手権 MotoGP マレーシアグランプリの予選が28日(土)にセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ダニ・ペドロサ(ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温34.4ºC、路面温度48.7ºCのドライコンディション。ダニ・ペドロサは1分59秒212をマークして、今シーズン3度目のポールポジション。2番手にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が続き、フロントローに並ぶ。

    2列目にはバレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレスのヤマハ勢とホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。

    タイトルがかかったマルク・マルケス(ホンダ)は、序盤に転倒もあって3列目7番グリッド。アレックス・リンス、アンドレア・イアンノーネとスズキ勢が並ぶ。

    2017 MotoGP 第17戦 マレーシアGP 予選 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分59秒212
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分59秒229
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分59秒236
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分59秒498
    5 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分59秒538
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分59秒622
    7 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分59秒694
    8 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分59秒992
    9 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分00秒119
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 2分00秒181
    11 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分00秒326
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分00秒770
    13 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 2分00秒351
    14 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 2分00秒451
    15 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 2分00秒469
    16 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分00秒718
    17 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分01秒050
    18 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分01秒207
    19 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 2分01秒228
    20 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分01秒413
    21 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分01秒570
    22 60 マイケル・ファン・デル・マーク モンスター・ヤマハ・テック3 2分02秒376
  • 【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP :ドヴィツィオーゾがトップ発進

    【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP :ドヴィツィオーゾがトップ発進

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第17戦 マレーシアGPのフリー走行1回目が27日(金)、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が今季8度目のトップタイムをマークした。

    気温28度、路面温度30度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは2分00秒671のトップタイムをマーク。2番手には0.071秒差でアルバロ・バウティスタ(プル&ベア)、3番手にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が続いた。

    4番手にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、タイトル獲得に王手をかけているマルク・マルケス(マルク・マルケス)は5番手。以下、カル・クラッチロー、カレル・アブラハム、エクトル・バルベラ、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソがトップ10入り。

    バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は12番手。代役参戦のマイケル・ファン・デル・マークは19番手だった。

    2017 MotoGP 第17戦 マレーシアGP フリー走行1回目 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分00秒671
    2 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 2分00秒742
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分00秒807
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分00秒903
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分00秒950
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 2分01秒060
    7 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 2分01秒077
    8 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分01秒147
    9 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分01秒162
    10 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分01秒189
    11 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 2分01秒560
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分01秒662
    13 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分01秒740
    14 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分01秒803
    15 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分01秒831
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分02秒416
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分02秒496
    18 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 2分03秒056
    19 60 マイケル・ファン・デル・マーク モンスター・ヤマハ・テック3 2分03秒473
    20 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分03秒531
    21 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分03秒534
    22 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分04秒381
  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    日本GP、オーストラリアGPに続く、3連戦最後の戦いとなるロードレース世界選手権 MotoGP 第17戦マレーシアGPが、10月27日(金)~29日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    マレーシアGPは、1991年にシャーアラムでスタートした。その後、ジョホールへと舞台を移し、99年からはクアラルンプール国際空港に近い、セパンで開催されるようになった。マレーシアGPは今年で27度目、セパンでは19度目の開催となる。

    セパンは一周5.543km。2本の長いストレートとバラエティーに富んだコーナーが組み合わさったレイアウトで、MotoGPマシンのテストに適していることから、ウインターテストの舞台としても定着した。マレーシアは熱帯地方であり気候が安定しているため、一年中走行することができる。今年は1月下旬から2月上旬にかけて公式テストが行われた。

    チームや選手にとって、セパンはシーズンを通して最もデータが豊富なサーキット。マシンのセットアップなどがどう進化したのか、確認できる大会となる。

    前戦オーストラリアGPで今季6勝目を挙げ、2年連続4回目のタイトルに王手をかけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に33点のリードを築いて今大会を迎える。今大会のタイトル決定のシナリオは、ドヴィツィオーゾに先着すれば文句なしの自力でのチャンピオン。ドヴィツィオーゾが優勝した場合は2位、それ以外の着順では25点差のキープとなる。

    ウエットコンディションとなった昨年は、チャンピオンを決めたあとの大会ということもあり、プレッシャーから解放された積極的な走りで快走するも、痛恨の転倒を喫し、再スタートを切って11位だった。今年はチャンピオンを決める重要な戦いとして挑む。

    また2014年のマレーシアGPでは、シーズン13度目のシーズン最多ポールポジション記録を樹立した。この記録は、ミック・ドゥーハン(97年)とケーシー・ストーナー(2011年)がHondaマシンで記録した、12度というそれまでの最多記録をブレイクするものだった。この年には初めて2分を切る1分59秒791のサーキットベストタイムをマーク。また15年のウインターテストでは初めて1分58秒867をマークするなど、マルケスはセパン最速ライダーとして注目を集めてきた。今年はチャンピオン決定戦となる一方で、今季8度目のPPと7勝目が期待される。

    第15戦日本GP、第16戦オーストラリアGPと不安定な天候に翻ろうされ、思うような結果を残せなかったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、得意とするマレーシアGPに気合を入れている。過去、セパンでは、125ccと250ccで優勝、MotoGPクラスでは、12年、13年、そして15年と3度の優勝を果たしている。今年は、過去2戦の雪辱と今季2勝目に闘志を燃やしている。

    前戦オーストラリアGPで優勝争いに加わり、5位でフィニッシュしたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、今季初優勝と今季2度目の表彰台を狙う。ここ数戦、調子を上げているクラッチロー。オーストラリアGPでは、上り調子をやっと結果に反映させた。テストを十分に行っているセパンでは、昨年、優勝争いに加わるも転倒リタイアに終わった。今年はその雪辱に挑む。

    オーストラリアGPで今季ベストグリッドの5番手から7位でチェッカーを受けたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、マレーシアGPに向けて気合を入れている。3連戦最初のレースとなった日本GPはケガのために欠場したが、復帰戦となったオーストラリアGPばらしいパフォーマンスを見せたことで、自信を深めている。今大会も今季ベストを狙う。

    チームメートのティト・ラバトは、得意とするマレーシアGPを楽しみにしている。今大会は、ウインターテストからの自身の成長と、マシンのコンディションを知る絶好のチャンス。こちらも今季ベストを狙う。

    マルク・マルケス(MotoGP 1位)
    「フィリップアイランドで勝利し、マレーシアへ向かうことができてうれしいです。オーストラリアでいいリザルトを残して、セパンの前に少しでもギャップを広げておくことが大切でした。セパンは厳しいラウンドになりますし、昨シーズンはドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)が勝っています。セパンの厳しさはなんといっても湿度と、高い気温です。体力面で最も難しいレースの一つになると思っています。一ついい点は、路面が再舗装されてからあまり経っていないサーキットだということ。そのためアスファルトの状態がいいことです。グリップもいいです。レースウイークは状況を見極めて、チャンピオンシップにとってベストなレースにしたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「僕のチームにとっては、とてもいい思い出がいくつもあるサーキットなので、レースが楽しみです。気候が厳しい場所なので簡単にはいかないラウンドになると思います。レイアウト的にも難易度が高いと思います。コース幅が広く、コーナーの性質がそれぞれ違うので、速さを出していくためには最適なコース取りが必要です。いいセットアップが見つかれば、しっかり戦っていけると思います。金曜日は力強くスタートを切って、日曜日の決勝ではいい結果を残したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9位)
    「今週末のレースが楽しみです。マレーシアでは、マレーシアのHondaが非常によくサポートしてくれます。観衆は熱狂的で、イベントとしてすばらしいです。また、僕のチームでは今シーズン2度目になりますが、カストロール仕様のカウルを使います。今シーズンの開幕前には、このサーキットで行われたテストで経験を積んでいますし、僕たちのマシンはテストのころよりもだいぶ仕上がっていると感じています。オーストラリアでいいレースができたので、気分よく自信を持って、セパンに来ています。今週末もまた、力強いレースにできることを願っています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 12位)
    「今週のレースが楽しみです。マレーシアはいい場所で、暑くて、まるで僕の地元であるタウンズビルのようなところです。ホームグランプリでは、先頭を走って最後まで前の集団と絡めて本当に楽しかったです。わずか3週間前に右足を骨折したばかりだと考えればなおさらです。オーストラリアGPの決勝日、僕のファンのいるスタンドの前でバーンアウトをするのに、フットペダルから足を下ろすまでは、僕の足は大丈夫でした。足を着いてしまったとき、“なんだか固まってしまっているみたいだ!”と思いました。でも大丈夫です。本当に自信になりましたし、満足できています」

    ティト・ラバト(MotoGP 20位)
    「先週のレースには満足しているので、できれば今週末もいいライディングができて、チャンピオンシップポイントがかせげるように、もう少し上の順位にいたいと思っています。セパンは好きなサーキットです。コンディションは厳しいですが、だからこそ鍛えられます。また、Moto2のチャンピオンを獲得した場所なので、いつになっても本当に自分にとって特別なサーキットです。このレースウイークもいつも通り、サーキットに入ったそのときから一生懸命作業をして、最善を尽くしたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    ロードレース世界選手権 第17戦 マレーシアGPが、10月27日(金)~29日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    前回の第16戦フィリップアイランドではダブル表彰台を達成したMovistar Yamaha MotoGP。第17戦 Shell Malaysia Motorcycle Grand Prixでも、引き続きチームタイトルとコンストラクターズタイトルを狙ってゆく。

    先週のオーストラリアGPでは激しいバトルの末に2位と3位を獲得したバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、休む間もなく、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへとやって来た。

    マーベリック・ビニャーレスはマレーシアでのMotoGP初優勝を目指している。2011年に125㏄クラスで優勝、2014年にはMoto2で優勝しているが、MotoGPでは昨年の6位が最高。今年はこの記録を塗り替えることが目標だ。

    シリーズランキングでは3番手につけてポジションアップを目指しているものの、あと2戦を残してトップと50ポイント差があるため、すでにチャンピオンの可能性は消えている。それゆえランキング2位との差を縮めることに集中し、あと2戦で17ポイントを追いかける。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシもフィリップアイランドでは大活躍。2位獲得で20ポイントを加算したためマーベリック・ビニャーレスに31ポイント差のランキング4位に復帰し、今回はさらなる飛躍を目指す。

    セパンの経験は豊富で、これまでに合計12回表彰台に上っている。2001年には500ccクラスで、2003年、2004年、2006年、2008年、2010年にはMotoGPで優勝。2002年、2005年、2014年、2016年は2位、2009年と2015年は3位を獲得した。

    セパン・インターナショナル・サーキットは1999年にグランプリを初開催。全長5.5kmの長距離コースに低速、中速、高速の様々なコーナー(左が5つ、右が10)が入り混じり、これを2本のロングストレート(最長ストレートは920m)がつなげている。この特徴的なレイアウトに加え、暑さと湿度の高さがマシンテストに適しているため、オフシーズンには多くのチームがここを利用する。

    マーベリック・ビニャーレス
    「オーストラリアで表彰台を獲得し、ますますモチベーションを上げてマレーシアへ向かいました。フィリップアイランドや日本のもてぎとは気候条件がまったく異なり、とても暑いところなので、体力的に非常に厳しい戦いになります。マシンはこのところとても好調。それだけに、すでにチャンピオンの可能性がなくなってからここに来ることになり残念に思いますが、これからはランキング2位を目標に頑張っていきます。シーズン序盤のような強さを取り戻すことが最大の課題。そして、ここセパンでもまた表彰台を目指します。目標達成のためにハードワークに励みます」

    バレンティーノ・ロッシ
    「オーストラリアではいいレースができました。こういう時こそ、気持ちを引き締めていかなければなりません。いい仕事ができたし一歩前進できたことはうれしいですが、依然として課題がたくさんあるからです。時間を空けずにまたレースがあるのはとても良いことで、余計なことを考えずに、ただ好レースを目指してハードワークに取り組みます。大好きですし、晴れてくれれば充実したウイークになるでしょう。それまでの2、3日でしっかり休養し、体調を整えて金曜日のフリープラクティスに臨みます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「フィリップアイランドの日曜日は、わたしたちとって最高の一日になりました。ふたりが表彰台に上ったということだけではなくて、マシンについても確かな進化があったからです。今週もこの好調を維持し、来シーズンのことも視野に入れながら成果を積み上げていきたいと考えています。セパンは毎年、3連戦の最後に設定されており、いつも厳しい戦いになります。ライダーもチーム・メンバーも、すでに2週間休まずに仕事に取り組んできており、ここではそれに加えて暑さと湿度の高さとも戦わなければならないのです。それでもわたしたちは、いつものようにトップを目指して最大限、努力していきます。ふたりのライダーは好調ですし、先週の活躍のあとますますモチベーションが上がっています。この金曜日、マレーシアのファンと再開するのを楽しみにしています」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPでMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、7台による激しいトップ争いを果敢に走り切って2位と3位を獲得。ダブル表彰台はチームにとって、今季4回目の快挙となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド7番手から好スタート。すぐに5番手につけ、プッシュを続けてマーベリック・ビニャーレスの後ろの4番手に上がって1ラップ目を終了した。

    その後ヨハン・ザルコとのバトルのなかで一時5番手に後退したが、マルク・マルケス(ホンダ)とヨハン・ザルコがコーナーではらむ間に3番手へ浮上。さらにマーベリック・ビニャーレスをパスし、5ラップ目にジャック・ミラー(ホンダ)をとらえてトップに躍り出た。

    しかしその後も混沌とした状態が続く。バレンティーノ・ロッシは第4コーナーではらみ、ヨハン・ザルコとマルケス、そしてしばらくしてミラーにも先行を許してしまう。数台が激しく順位を入れ替える混乱のなかで、バレンティーノ・ロッシは再び果敢にプッシュしてトップへの返り咲きを目指していった。

    残り8ラップ。2番手を走行していたバレンティーノ・ロッシにマルケスのフロントホイールが接触。これで4番手に後退するも最後の4ラップで復活を期す。第1セクションと第2セクションで繰り返し自己ベストを更新しながら攻め続け、ついには再び2番手に上がって最終ラップに突入した。この時点でトップのマルケスとの差は2秒まで広がっていたため、バレンティーノ・ロッシはヨハン・ザルコとマーベリック・ビニャーレスの追撃を抑えることに集中。そしてトップから1.799秒差の2位でチェッカーを受け、自己通算17回目となるフィリップアイランドの表彰台に上った。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは好スタートを切り、トップのミラー、2番手のマルケスについて行く。2ラップ後にタイヤが暖まってからペース上げてマルケスをパス。そのあとバレンティーノ・ロッシに先行を許したが、離されることなくともにトップを追いかけていった。

    バレンティーノ・ロッシがミラーをとらえると、マーベリック・ビニャーレスはまとめてふたりをパス。これで一時トップに立ったが、次の瞬間にはマルケス、ヨハン・ザルコ、ミラーとのバトルに飲み込まれて5番手まで後退してしまう。

    バレンティーノ・ロッシが果敢に仕掛ける一方で、マーベリック・ビニャーレスはひとつずつ慎重にポジションを上げてゆく作戦。しかし前方では依然として激しいポジション争いが続いており、また後方から攻め立てるヨハン・ザルコとアンドレア・イアンノーネ(スズキ)に押し出される格好で7番手まで後退してしまったため、再び身体を伏せてペースアップを余儀なくされた。そして残り5ラップでミラーとカル・クラッチロー(ホンダ)をとらえ、さらにイアンノーネとヨハン・ザルコをパスして3番手に浮上。トップから1.826秒差の3位でチェッカーを受けた。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが終始、トップ争いを展開。僅差で表彰台を逃し4位でチェッカーを受けた。

    3番手からスタートしたヨハン・ザルコは一旦、順位を下げたが、少しずつ追い上げて9ラップ目にはトップに浮上。その後はトップグループのなかで何度かポジションを入れ替えながら果敢に走り切り、最終的には3位に0.016秒差の4位となった。この活躍によりルーキー・オブ・ザ・イヤーを確実にしている。

    一方、欠場中のジョナス・フォルガーに代わって出場したブロック・パークスは、YZR-M1のデビューレースで力強い走り。MotoGPのベテランライダーたちに戦いを挑み、22位で走り切った。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスはランキングトップから50ポイント差のランキング3位。バレンティーノ・ロッシは81ポイント差の4位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングで2位へ浮上。Movistar Yamaha MotoGPはチームランキングで2位につけている。
    来週はセパン・インターナショナル・サーキットで行われるマレーシアGPに出場する。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (2位)
    「思い切りエンジョイできました。コースがとても素晴らしいし、レース自体も最高でした! 上位グループの全員が非常にアグレッシブだったので、そのなかで勝つためには彼ら以上にアグレッシブに、ある意味”バカ”にならなければなりません。ザルコ、イアンノーネ、マルケス、ビニャーレスとのバトルは本当に素晴らしかったので、そのなかで何としても表彰台に上りたいと全力を尽くしました。そして2位を獲得できたのでとても嬉しいです! チームのみんなにお礼を言いたいです。彼らはいつも懸命に仕事に取り組んでいます。ヤマハのすべての人に感謝しています」

    マーベリック・ビニャーレス (3位)
    「残り5ラップで仕掛けようと考えていました。その前のラップでザルコをとらえ、ストレート・エンドでバレンティーノをパスしようとしたのですが、はらんで遅れてしまいました。ここでザルコと接触しそうになり、イアンノーネも絡んできたため、もう今日のレースは終わったかと思いましたが、そのあと絶好のタイミングが巡ってきて挽回することができたのです。最終コーナーでは、本当ならもうちょっと差を詰めておきたかったところですが、加速が非常に良かったのでバレンティーノをパスできるかもしれないと考えました。しかし結局、届かず3位に終わってしまいました。今回もチームが良い仕事をしてくれて、とくに午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで好感触を得ることができました。またソフト・タイヤのフィーリングもとても良かったので、今回はたくさんの収穫があったと思います。チャンピオン争いに決着がついてしまったことは残念ですが、厳しいシーズンになることは常に意識していました。次のマレーシアでもいつものようにベストを尽し、もう一度、表彰台を狙っていきたいと思っています。そしてシリーズランキング2位のドビツィオーゾとの差を少しでも縮めることも重要です。マシンのポテンシャルを引き出し、いつも以上に力強い走りを目指します」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「まさにファンタスティック! 全27ラップを通じて、アドレナリンがハイレベルで出続けていました。バレンティーノとマーベリックは異なるタイヤを選択していたので、私としては気が気ではありませんでした。どちらが正しかったのか、確信が持てなかったからです。でも結果的には、どちらのチョイスも良い結果につながり、ふたりそろって表彰台に上ることができました。これはチームにとって非常に重要なことです。前回のもてぎでは苦戦しただけに、今日の成果を糧に次のマレーシアにつなげていきたいと思っています。午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで進化を実感。このことも今回の収穫のひとつです。ライダーたち、チーム・メンバーたち、エンジニアたちのハードワークに感謝します。この好調を維持してチーム・タイトルとコンストラクターズ・タイトルを目指していきます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (4位)
    「素晴らしいレースになりました。最後まで優勝争いができたことに満足しています。結局マルケスが前に出ましたが、私も何度もトップを走ることができました。スタートは大混戦になったので、接触を避けて一旦アクセルを戻さなければならず、その間にいくつかポジションを下げました。それでもそのあとは非常に好調で、次々にパスして順位を挽回。本当に最高の気分でした。危ない場面が何度かありましたが、素晴らしいバトルを走り切ったことは良い経験になりました。しかもそのなかでライバルたちの走りを観察し、速さの秘密を探していたのです。最終ラップでは3位を走りながら2位を狙っていて、最終コーナーの立ち上がりで仕掛けました。ラインを変えて前へ出ようとしましたが、気づくと2位ではなく4位になってしまっていたのです。表彰台を逃したことは本当に悔しい。でも今日は大きな収穫を得ることができたと思っています」

    ブロック・パークス (22位)
    「スタート直後からリアグリップに悩まされました。これはおそらく、YZR-M1での走行経験が少なかったことが原因だと思っています。レースのなかではドゥカティ勢について行けると感じていましたが、残念ながら少しずつ離され、しばらくは単独走行になりました。もちろんもっと上を目指してスタートしたわけですが、ホーム・グランプリで完走できたことには満足しています。このようなチャンスを与えてくれたエルベ(ポンシャラル)とモンスター・ヤマハ・テック3のみんなに感謝しています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「ここフィリップアイランドでは、いつも信じられないようなレースが展開されます。そのなかでも今日の一戦は、MotoGPの歴史に残る本当に素晴らしい戦いでした。チームとしては雨を心配していましたが、幸い、そのようにはならず、サーキットに集まってくれた大勢のファンに最高のショーをお見せすることができました。スタートでヨハンはミラーと接触し、転倒を避けるために大勢を先行させました。そのあと見事なスピードでポジションを上げていき、ついにはトップへ躍り出たのです。そしてトップに立つやリードを広げようとさらにペースアップ。しかしフィリップアイランドはスリップストリームが有効なので、なかなかアドバンテージを拡大することはできませんでした。わたしたちは2000年、250ccクラスでオリビエ・ジャックを擁し、チームメイトの中野真矢との戦いに勝った経験があります。そのなかでスリップストリームの優位性を実感していたのです。ヨハンはストレートで後ろに付かれたとき、スピードが上がりませんでした。最終ラップではマルケスがリードを広げており、ヨハンは3位につけて2位を窺っていました。確かに無理をし過ぎたところがあったと思いますが、バレンティーノのインに飛び込み、その結果、ストレートに入るところでスピードが落ちてしまったのです。そしてすぐ後ろにつけていたマーベリックがスリップストリームを利用してヨハンをパス。われわれは結局、ほんのわずかの差で表彰台を逃すこととなりました。チームの素晴らしい仕事のおかげでサスペンションもタイヤも完璧。ライダーももちろん申し分なく、アグレッシブであるとしても決して行きすぎてはいませんでした。その結果としてランキング6位を確実にすることができたことが、何より重要だと思っています。その意味でも非常に満足していますが、表彰台を僅差で逃したことはやはり残念でもあります。一方、パークスには心から感謝しています。短期間でフィリップアイランドのコース、YZR-M1、2017年型ミシュラン・タイヤに順応しなければならず、彼にとっては非常に難しいチャレンジだったと思います。その上、コース・コンディションの変化にもかなり苦労させられましたが、彼はほとんどミスをおかしませんでした。決勝は厳しい戦いになることがわかっていましたし、ベテランライダーとの差を縮めるためには当然、もっとたくさんの時間が必要です。このような難しい状況のなかでベストを尽くし、あらゆる面で長所を発揮してくれました。未来のことはわかりませんが、わたしたちは今回、ひとりのトップライダーであり最高のナイスガイと巡り合いました。彼のチームへの貢献に心から感謝します」

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  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    ロードレース世界選手権 第16戦 オーストラリアグランプリ。Movistar Yamaha MotoGPはウイーク2日目、変わりやすいコンディションに翻弄された。

    そのためバレンティーノ・ロッシはQ1に出場することとなったが、Q2進出を果たして予選7番手を獲得。一方のマーベリック・ビニャーレスはQ2で2番手獲得と好調ぶりを発揮した。

    マーベリック・ビニャーレスはQ2セッションの開始とともにピットアウト。最初のアタックで1分30秒116を記録するとしばらく8番手をキープし、3回目のアタックで6番手に上がり、バレンティーノ・ロッシのすぐ後ろにつけた。残り7分弱でピットに戻ってタイヤを交換。2分後にコースに戻るとすぐさま1分29秒146まで短縮し、バレンティーノ・ロッシを抜いて5番手に浮上した。さらに次のラップでもハイペースをキープし、1分28秒719を更新して暫定トップへ。終盤で先行を許し2番手でセッションを終了した。

    一方、Q1へ進んだバレンティーノ・ロッシはスタートを遅らせて前方にクリアスペースを確保。Q2進出を目指してすぐさまアタックを開始し、1回目で5番手、さらに次のトライでは1分29秒665へ更新してトップに浮上した。次のラップではタイムを短縮することができず、6分半を残してピットイン。1分半後にコースに戻ると、すべてのセクションでトップタイムをマークしながら1分29秒346を記録。これで最後までトップをキープしてQ2進出を果たした。

    続くQ2でも、クリアスペースを確保するために最後尾からピットアウト。2回目のトライで1分29秒260を記録して5番手につけると、残り8分でタイヤ交換を行い、残り5分で最後のアタックに臨んだ。そして2回目のアタックで1分29秒203へ更新。ライバルたちもペースを上げ始めていたため、順位では6番手へ。最終的にトップと0.817秒差の7番手となった。決勝はグリッド3列目からスタートする。

    Monster Yamaha Tech 3 Teamのヨハン・ザルコが予選3番手を獲得し、明日の決勝をフロントローからスタートすることとなった。変わりやすいコンディションのなかで行われたフリープラクティス第3セッションで2番手を獲得したヨハン・ザルコだが、ラップタイムでは初日の記録が採用されたため8番手でQ2へ進出。Q2では素早くペースを上げ、マーベリック・ビニャーレスにわずか0.025秒差と迫る好タイムをマークした。

    一方のブロック・パークスは、YZR-M1での初レースで地元ファンを喜ばせたいところ。午前中のプラクティスで順調に調子を上げ、Q1でもMotoGPレギュラー勢をしのぐ勢いを見せた。決勝はグリッド7列目からスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選2番手/1分28秒719)
    「正直に言うと、思っていたよりも良い結果になりました。冬のテストのときとタイヤが違うので、フリープラクティス第4セッションはフィーリングがあまり良くなかったのです。でも予選のセカンドランは調子が良かったので順調にプッシュ。良い結果が出たことはとてもうれしく思います。今回は苦しい状況が続いていましたが、ここでようやく解決策が見つかったので、明日は精一杯攻めていきます。もちろんドライ・コンディションを期待していますが、ウエットでも対応できるようになっています。今日のプラクティスが十分に役に立っているのです。明日は自分のペースを守って戦います。ベストを尽くし、プッシュし、ライバルたちにプレッシャーをかけていきます」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分29秒203)
    「去年のような速さを見せることはできませんでした。Q1はいつも難しい戦いですが、ここでQ2進出を果たせたのが良かったと思います。実際のところ、序盤は好調でしたが、終盤になるとコーナー進入が非常に厳しい状態。最終ラップで伸ばせず、5番手を逃したのは残念でした。セッティングがまだ十分に煮詰まっていないので、明日までに改良が必要です。明日の決勝時の天気が今日と同じようになって、スリックタイヤでレースできるよう期待しています」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「午前中は雨のプラクティスになり、明日、もしもウエットになった場合に備えて、データ収集のための良いチャンスになりました。第4セッションもセッティング作業を続けました。数種類のセッティングとタイヤ・オプションを試し、予選を前に大きな手応えをつかんでいました。マーベリックもバレンティーノも、いつものように100%を注ぎました。マーベリックはQ2のセカンドランで1分28秒719を記録し、トップにはわずかに届かなかったものの2番手を獲得できました。バレンティーノはQ1で全力を尽くして難なくQ2へ進出。すぐさまペースを上げていきましたが、終盤ではコーナー進入で少し手間取り、前の2列を逃してしまいました。チームとしては今夜も作業を続け、明日のウォームアップで試すいくつかのバリエーションを用意したいと思っています。天気とタイヤチョイスが重要な鍵を握ることになるので、あらゆる可能性に備えなければなりません」

    Monster Yamaha Tech 3 Team
    ヨハン・ザルコ (予選3番手/1分28秒719)
    「予選3番手を獲得し、明日の決勝がますます楽しみになりました。マルケスとビニャーレスに何とかついて行きたいと思っています。あのふたりが上位を争うことになるでしょうし、ビニャーレスは優勝を狙っています。だから彼らについて行って、表彰台争いに加わることができれば最高です! 私自身は絶好調ですし、フリープラクティス第4セッションで試したミディアム・タイヤがとても気に入りました。あとは明日の天気がどうなるか。でもどうなったとしても27ラップを力強く走り切る自信があります」

    ブロック・パークス (予選21番手/1分30秒889)
    「乗るたびにYZR-M1のフィーリングが良くなってきていて、昨日よりもさらに、大きく前進することができたと感じています。予選はドライ・コンディションで行われ、そのなかで初めて、マシンとの一体感を味わうことができました。ライバルたちとの差も縮まってきているので、明日は決勝のなかでも、1ラップずつ調子をつかんでいきたいと思います。ポイント獲得の15位以内が目標です」

  • 【MotoGP】 ミシュラン、2023年までタイヤを供給

    【MotoGP】 ミシュラン、2023年までタイヤを供給

    ロードレース世界選手権を運営するドルナスポーツは21日(土)、フランスのタイヤメーカー、ミシュランとの間で、MotoGPクラスのオフィシャルタイヤサプライヤーとして、2019年から2023年まで、タイヤを供給することに関して合意したことを発表した。

    ミシュランは、2016年からブリヂストンに代わってMotoGPにタイヤを供給している。

    ミシュランがタイトルスポンサーを務める第16戦オーストラリアGPの開催地フィリップアイランド・サーキットのプレスカンファレンスルームで記者会見に出席したミシュランのモータースポーツディレクター、パスカル・クアスノンは「スペクタクルなモーターサイクルに2年間貢献し、ドルナスポーツは、より安全かつ革新的なタイヤの開発を継続する目的で、ミシュランをテクニカルパートナーとして、さらに5年間の協力関係を延長することを決断しました。これは我々の公道用タイヤの開発に対して有益となります。ミシュランは参戦チームとの共同作業を継続できることが嬉しいです」と、延長契約を喜んだ。

  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPの予選が21日(土)、フィリップアイランド・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    ドライコンディションで行われた予選。マルク・マルケスは1分28秒386を記録して今シーズン7度目のポールポジションを獲得。2番グリッドにはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、3番グリッドにはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が続いた。

    2列目にはアンドレア・アインノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(マーク・VDS)、ポル・エスパルガロ(KTM)、3列目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ブラッドリー・スミス(KTM)が並ぶ。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は4列目11番グリッド、ダニ・ペドロサ(ホンダ)は12番グリッド、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はQ1で敗退して6列目16番グリッドから決勝をスタートする。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP 予選 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分28秒386
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分28秒719
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分28秒744
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分28秒937
    5 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分28秒964
    6 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒030
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒203
    8 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分29秒271
    9 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒321
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分29秒429
    11 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分29秒496
    12 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒546
    13 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分29秒824
    14 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分29秒847
    15 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分29秒961
    16 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分30秒085
    17 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒224
    18 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分30秒471
    19 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒543
    20 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分30秒806
    21 23 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3 1分30秒889
    22 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分30秒900
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒158