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  • MotoGPチェコGPスプリント:小椋藍が初ポールから2位 バニャイア今季初勝利

    MotoGPチェコGPスプリント:小椋藍が初ポールから2位 バニャイア今季初勝利

    2026年MotoGP第9戦チェコGPのスプリントレースがブルノで行われ、小椋藍(トラックハウス・アプリリア)が2位表彰台を獲得した。優勝はフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ)が飾り、今季初勝利を挙げた。

    初ポールポジションを獲得した小椋藍は、終盤まで優勝争いを展開。マルク・マルケスを背後に従えながらバニャイアを追い詰めたが、あと一歩届かず0.241秒差の2位でチェッカーを受けた。

    小椋藍が初ポールから優勝争い
    予選でMotoGP初ポールポジションを獲得した小椋藍は、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルコ・ベッツェッキとともにミディアムのリアタイヤを選択した。

    一方でバニャイア、マルク・マルケス、ディオゴ・モレイラらはソフトタイヤを装着。スタート直後はバニャイアが主導権を握り、一時は1秒以上のリードを築いた。

    しかし、小椋藍は徐々に差を縮め、マルク・マルケスを引き連れる形で首位争いに加わる。終盤はドゥカティ勢2台の間に挟まれる形となったが、冷静なレース運びで2位を守り切った。

    バニャイアが待望の今季初勝利
    バニャイアにとっては、2025年セパンGP以来となる勝利だった。

    今季は苦戦が続いていたが、ブルノでは予選から高い競争力を発揮。スプリントでは最後まで小椋藍とマルク・マルケスの追撃を封じ、トップチェッカーを受けた。

    チームメイトのマルク・マルケスも3位に入り、ドゥカティ・レノボはダブル表彰台を達成した。

    ベッツェッキ転倒で選手権争いに変化
    選手権首位のマルコ・ベッツェッキは、終盤まで5位を走行していたものの転倒リタイアを喫した。

    これによりポイント獲得の機会を失い、ランキング争いでは痛い結果となった。

    また、ペドロ・アコスタ、ルカ・マリーニ、カル・クラッチロー、ディオゴ・モレイラ、マーベリック・ビニャーレスも転倒リタイア。波乱のスプリントレースとなった。

    さらに、カタルーニャGPで負傷したアレックス・マルケスは予選後に欠場を決断し、スプリントには出走しなかった。

    2026 MotoGP第9戦チェコGP スプリント結果
    1位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)
    2位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +0.241秒
    3位 マルク・マルケス(ドゥカティ) +0.794秒
    4位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +2.905秒
    5位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +6.404秒
    6位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +7.440秒
    7位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM) +8.110秒
    8位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +10.195秒
    9位 ブラッド・ビンダー(KTM) +10.984秒
    10位 ジョアン・ミル(ホンダ) +11.103秒
    11位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) +13.497秒
    12位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +14.942秒
    13位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) +15.038秒
    14位 アレックス・リンス(ヤマハ) +15.535秒
    15位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) +16.151秒

    リタイア:
    カル・クラッチロー
    マルコ・ベッツェッキ
    ルカ・マリーニ
    ペドロ・アコスタ
    ディオゴ・モレイラ
    マーベリック・ビニャーレス

  • 小椋藍がMotoGP初ポール獲得 ブルノで史上最速ラップを記録

    小椋藍がMotoGP初ポール獲得 ブルノで史上最速ラップを記録

    2026年MotoGP第9戦チェコGPの予選がブルノで行われ、トラックハウス・アプリリアの小椋藍が1分51秒139のオールタイムラップレコードを記録し、MotoGPキャリア初となるポールポジションを獲得した。

    金曜午後のプラクティスでも最速だった小椋藍は、予選Q2でも圧倒的な速さを発揮。VR46ドゥカティのファビオ・ディ・ジャンアントニオに0.211秒差をつけ、ブルノの歴代最速記録を更新する走りでトップに立った。

    小椋藍が歴史的ポールポジション
    2025年にMotoGPへ昇格した小椋藍にとって、これが最高峰クラスで初のポールポジションとなった。トラックハウス・アプリリア勢としても大きな成果であり、スプリントおよび決勝へ向けて絶好のスタートポジションを手にした。

    2番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ、3番手にはフランチェスコ・バニャイアが入り、フロントローをドゥカティ勢が占めた。

    一方、前年ブルノ優勝者のマルク・マルケスは最初のアタックでトラックリミット違反によりタイムを抹消される不運に見舞われたが、その後のアタックで5番手まで挽回した。

    タイトル争い勢は苦戦
    選手権首位のマルコ・ベッツェッキは4番手を確保したものの、小椋藍には0.289秒届かなかった。

    また、負傷から復帰したホルヘ・マルティンはQ1突破を果たしたものの、Q2では10番手止まり。決勝ではダブルロングラップペナルティを消化しなければならず、厳しい戦いが予想される。

    ホンダ勢ではLCRの新人ディオゴ・モレイラが6番手と健闘。ワークスHRCのジョアン・ミルも12番手に入り、Q2進出を果たした。

    小椋藍がポール スプリントは日本時間22時開始
    ブルノで行われる10周のスプリントレースは現地時間15時(日本時間22時)にスタート予定。初ポールを獲得した小椋藍が、その勢いのままMotoGP初優勝争いに加わることができるか注目される。

    MotoGP 小椋藍

    2026年MotoGPチェコGP予選結果
    1位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) 1分51秒139
    2位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +0.211秒
    3位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +0.244秒
    4位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) +0.289秒
    5位 マルク・マルケス(ドゥカティ) +0.297秒
    6位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +0.552秒
    7位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +0.633秒
    8位 ペドロ・アコスタ(KTM) +0.682秒
    9位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +0.712秒
    10位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +0.770秒
    11位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +0.905秒
    12位 ジョアン・ミル(ホンダHRC) +0.945秒

    13位 マーベリック・ビニャーレス(Tech3 KTM)
    14位 アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)
    15位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    16位 ルカ・マリーニ(ホンダHRC)
    17位 エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)
    18位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)
    19位 アレックス・リンス(ヤマハ)
    20位 ブラッド・ビンダー(KTM)
    21位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ)
    22位 カル・クラッチロー(LCRホンダ)

  • MotoGPメーカー5社が新商業契約で合意 2027年ライダー市場解禁へ

    MotoGPメーカー5社が新商業契約で合意 2027年ライダー市場解禁へ

    MotoGPのメーカー5社とMotoGP Sports Entertainment Group(SEG)が、2027年から始まる新たな商業契約で正式合意に達した。長期間続いていた交渉が決着したことで、停滞していた2027年のライダー移籍発表も本格的に動き出す見通しとなった。

    MotoGPは2027年から排気量850ccの新規則導入を控えているが、その一方でドゥカティ、アプリリア、KTM、ホンダ、ヤマハの各メーカーは、リバティ・メディアによるドルナ買収を機に、新たな収益分配モデルを求めて集団交渉を行っていた。

    MotoGP史上初のメーカー共同合意
    チェコGPが開催されているブルノで行われた特別記者会見には、5メーカーの代表者とMotoGPのカルロス・エスペレータが出席した。

    MSMA(国際ロードレース製造者協会)会長を務めるアプリリアのマッシモ・リヴォラは、今回の合意を高く評価した。

    「MSMA会長として、MotoGP SEGとの合意に達したことを大変うれしく、誇りに思う」

    「MotoGPの歴史上、すべてのメーカーが満場一致で同じ立場に立ち、MotoGPと合意したのは今回が初めてだ。これは私たち全員がこのスポーツの未来について同じビジョンを共有していることを意味する」

    「MotoGPブランドには大きな可能性があり、その機会を最大限に生かすには協力が不可欠だ」

    今回の合意はメーカー間の利害調整だけでなく、MotoGPの将来的な成長戦略でも共通認識を形成した点が大きな意味を持つ。

    契約期間は2027年から2031年までの5年間
    詳細な契約内容は公表されていないが、新契約は2027年から2031年までの5年間となる。

    メーカー側は当初、参戦権の長期保証なども求めていたとみられるが、最終的には従来と同様の5年契約に落ち着いた。

    収益分配の具体的な内容についても明らかにされていない。ただしパドックでは、F1のような利益配分方式ではなく、従来より増額された固定支払い方式が維持されるとの見方が有力視されている。

    ドゥカティのジジ・ダッリーニャは次のように語った。

    「新たな5年契約に署名した。こうした安定性は重要だ」

    「メーカー同士はコース上では戦っているが、このような重要な合意を結ぶために団結できたことをうれしく思う」

    またヤマハのパオロ・パヴェジオは、「今日はひとつのプロセスの終わりであり、新時代の始まりでもある」と位置づけた。

    ホンダも長期参戦を改めて約束
    ホンダを代表してコメントを発表したHRC社長の渡辺康治は、今回の合意の重要性を強調した。

    「MSMAとMotoGP SEGによる協議は、競技面から商業面まで契約のあらゆる要素を対象に行われた」

    「この重要な節目に到達するため尽力した関係者すべてに感謝したい」

    ヤマハも「今後5年間、そしてその先もMotoGPへのコミットメントを維持する」と表明しており、日本メーカー2社が長期的な参戦継続の意思を明確に示した格好だ。

    2027年ライダー市場が一気に動く可能性
    今回の合意によって最大の注目点となるのが、2027年のライダー契約発表である。

    実際には各メーカーのシート構成は数カ月前からほぼ固まっているとみられていたが、商業契約交渉の行方が不透明だったため、正式発表が見送られてきた。

    今後はマルク・マルケスのドゥカティ残留契約をはじめ、

    ・ペドロ・アコスタ(KTM→ドゥカティ)
    ・フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ→アプリリア)
    ・ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ→ホンダ)
    ・ホルヘ・マルティン(アプリリア→ヤマハ)

    など、複数の大型移籍案件が順次発表される可能性が高まっている。

    MotoGPは2027年に850cc新規則と新商業契約という大きな転換点を迎える。今回のメーカー5社による歴史的合意は、単なる契約更新にとどまらず、新時代のMotoGP体制を支える重要な土台となりそうだ。

  • マルク・マルケスがMotoGPハンガリーGP制覇 通算100勝を達成

    マルク・マルケスがMotoGPハンガリーGP制覇 通算100勝を達成

    マルク・マルケス(ドゥカティ)は、バラトン・パークで行われた2026年MotoGPハンガリーGPでペドロ・アコスタ(KTM)との激しい争いを制し、今季初優勝を飾った。

    この勝利はマルク・マルケスにとってキャリア通算100回目のグランプリ勝利となった。レース序盤にはアプリリア勢同士が絡む多重クラッシュが発生し、チャンピオン争いにも影響を及ぼす波乱の展開となった。

    ターン1でアプリリア勢が接触する波乱の幕開け
    決勝はスタート直後から大きく動いた。ホールショットを奪ったのはポールポジションのマルク・マルケスだったが、その背後ではターン1で大きな混乱が発生した。

    ホルヘ・マルティンはブレーキングで姿勢を乱してクラッシュし、チームメイトのマルコ・ベッツェッキ、グレシーニのフェルミン・アルデゲル、トラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデス、VR46のファビオ・ディ・ジャンナントニオを巻き込んだ。

    このインシデントにより、ベッツェッキはマルティンに対して20ポイントのリードを保った一方、ディ・ジャンナントニオは再スタートして12位で完走したものの、首位から42ポイント差となった。

    アコスタが先行 マルケスが中盤から反撃
    マルク・マルケスはクラッチをつないだ際にホイールスピンを喫しながらも先頭を守り、ターン1へ入った。背後にはペドロ・アコスタ、そしてチームメイトのペッコ・バニャイアが続いた。

    ソフトタイヤを履いたアコスタは、ミディアムタイヤのマルク・マルケスに対してグリップ面で優位に立ち、2周目のターン5で首位に浮上した。

    アコスタは3周目開始時点で0.6秒、6周目開始時点で1.6秒までリードを広げたが、そこからマルク・マルケスが反撃を開始した。両者はファステストラップを更新し合い、レース中盤には差が0.4秒まで縮まった。

    接触寸前の攻防を制したマルケス
    マルク・マルケスは14周目のターン9で最初の仕掛けを見せ、一度は前に出た。しかしアコスタはターン11のイン側から抜き返し、その直後のターン16では両者が接触した。

    15周目、マルク・マルケスは再びターン9で仕掛け、今度はアコスタをワイドに押し出す形で反撃の余地を与えなかった。

    その後、マルク・マルケスはアコスタとの差を0.7秒まで広げ、26周レースの20周目にはファステストラップを記録。終盤には2秒以上のリードを築き、最後はペースを緩めながらトップでチェッカーを受けた。

    ドゥカティの未勝利に終止符 通算100勝の節目
    マルク・マルケスはアコスタに1.3秒差をつけて優勝した。これは昨年のサンマリノGP以来となるグランプリ勝利であり、ドゥカティファクトリーチームにとっても昨年10月の日本GP以来の勝利となった。

    この勝利により、マルク・マルケスはバレンティーノ・ロッシが持つ全クラス通算115勝まで残り15勝に迫った。また、ランキング首位のベッツェッキとの差は72ポイントとなった。

    2位はアコスタ、3位はバニャイア。バニャイアはアコスタから10.2秒遅れで表彰台を確保した。

    4位には終盤に順位を上げた小椋藍(トラックハウス)が入り、ホンダのルカ・マリーニが5位、LCRのディオゴ・モレイラが6位で続いた。

    グレシーニのイケル・レクオナは7位。負傷したマルク・マルケスの代役として印象的な走りを見せた。プラマック・ヤマハのジャック・ミラーは序盤に4位まで浮上し、最終的に8位でフィニッシュした。

    エネア・バスティアニーニは2度のロングラップペナルティを受けながら9位に入り、ファクトリーKTMのブラッド・ビンダーが10位。トプラク・ラズガットリオグルは11位、ディ・ジャンナントニオは12位、アレックス・リンス、フランコ・モルビデリ、マーベリック・ビニャーレスが続いた。

    ジョアン・ミルは15周目にクラッシュ。ファビオ・クアルタラロはショートカットによる複数のロングラップペナルティを科された後、残り4周でリタイアした。

    MotoGP マルク・マルケス

    2026年MotoGPハンガリーGP 決勝結果
    1位 マルク・マルケス(ドゥカティ) 42分55秒325
    2位 ペドロ・アコスタ(KTM) +1.343秒
    3位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +11.632秒
    4位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +15.539秒
    5位 ルカ・マリーニ(ホンダ) +18.669秒
    6位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +21.794秒
    7位 イケル・レクオナ(グレシーニ・ドゥカティ) +22.815秒
    8位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) +23.283秒
    9位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM) +24.491秒
    10位 ブラッド・ビンダー(KTM) +24.601秒
    11位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) +25.135秒
    12位 ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46ドゥカティ) +28.386秒
    13位 アレックス・リンス(ヤマハ) +29.207秒
    14位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +31.333秒
    15位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM) +32.536秒
    16位 カル・クラッチロー(LCRホンダ) +54.604秒
    リタイア ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    リタイア ジョアン・ミル(ホンダ)
    リタイア フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ)
    リタイア マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)
    リタイア ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)
    リタイア ホルヘ・マルティン(アプリリア)

    【関連】
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  • MotoGP:マルク・マルケス ハンガリーGPスプリントを制覇 アコスタに完勝

    MotoGP:マルク・マルケス ハンガリーGPスプリントを制覇 アコスタに完勝

    マルク・マルケス(ドゥカティ)は、バラトンパークで行われた2026年MotoGPハンガリーGPスプリントで圧巻の走りを披露し、今季3度目のスプリント優勝を飾った。

    右肩手術からの復帰後初勝利となったマルケスは、ポールポジションからスタートすると序盤からレースを支配。ペドロ・アコスタ(KTM)に1.548秒差をつけてチェッカーを受けた。

    マルケスが序盤から独走
    マルケスはスタートでホールショットを奪い、アコスタが2番手、6番グリッドから順位を上げたマルコ・ベッツェッキが3番手につけた。

    わずか2周を終えた時点で、マルケスはアコスタに対してすでに1秒のリードを築き、その後も数周にわたって差を広げていった。

    アコスタはマルケスの首位を脅かすことができず、ドゥカティのマルケスは終盤にペースを落とすまで一時2秒以上のリードを確保した。

    マルケスはこのスプリントで唯一の1分37秒台となる1分37秒901を2周目に記録。アコスタのベストは1分38秒332だった。

    ベッツェッキが3位でリード拡大
    3位争いは序盤、グレシーニ・ドゥカティのフェルミン・アルデゲルとベッツェッキの間で展開されたが、ベッツェッキがポジションを守った。

    アルデゲルは4周目のターン9で転倒寸前となり、5番手に後退。前を走るベッツェッキとトラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデスより速さはあったものの、5位から順位を上げることはできなかった。

    ホルヘ・マルティンはファクトリー・アプリリアで序盤にコースオフを喫し、6位でフィニッシュ。LCRホンダのディオゴ・モレイラが7位、テック3 KTMのエネア・バスティアニーニが8位、ファクトリー・ドゥカティのフランチェスコ・バニャイアが9位で最後のポイントを獲得した。

    VR46ドゥカティのファビオ・ディ・ジャンアントニオは再びスタートで出遅れ、10位でポイント圏外に終わった。

    タイトル争いではベッツェッキが20点リード
    ベッツェッキは3位表彰台により、ランキングでマルティンに対するリードを20ポイントに拡大した。

    一方、スプリントを制したマルケスはランキング7位で、首位ベッツェッキとは97ポイント差となっている。

    MotoGP ハンガリーGP スプリント

    2026年MotoGPハンガリーGP スプリント結果
    1位 マルク・マルケス(ドゥカティ)
    2位 ペドロ・アコスタ(KTM) +1.548秒
    3位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) +2.722秒
    4位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +3.973秒
    5位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +4.366秒
    6位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +5.708秒
    7位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +6.285秒
    8位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM) +7.587秒
    9位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +8.237秒
    10位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +8.469秒
    11位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +11.609秒
    12位 ルカ・マリーニ(ホンダHRC) +12.070秒
    13位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) +14.173秒
    14位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) +15.799秒
    15位 ジョアン・ミル(ホンダHRC) +15.961秒
    16位 ブラッド・ビンダー(KTM) +16.376秒
    17位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) +17.070秒
    18位 イケル・レクオナ(グレシーニ・ドゥカティ) +17.381秒
    19位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM) +19.490秒
    20位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +20.662秒
    21位 アレックス・リンス(ヤマハ) +24.063秒
    22位 カル・クラッチロー(LCRホンダ) +30.947秒

    ベッツェッキは今回の3位により、ランキング2位のマルティンとの差を20ポイントに拡大。一方のマルケスは復帰後初勝利を挙げたものの、ランキングでは首位から97ポイント差の7位となっている。

  • MotoGP:マルク・マルケスがハンガリーGPポール獲得 転倒からアコスタを逆転

    MotoGP:マルク・マルケスがハンガリーGPポール獲得 転倒からアコスタを逆転

    マルク・マルケス(ドゥカティ)は、2026年MotoGPハンガリーGPの予選でポールポジションを獲得した。土曜午前のバラトン・パークで行われた予選Q2では、序盤に転倒を喫しながらも立て直し、ペドロ・アコスタ(KTM)との接戦を制した。

    肩の手術から復帰して2戦目となるマルケスは、前戦ムジェロよりも力強い走りを見せており、ポール候補と見られていたアコスタに終盤でプレッシャーをかけた。

    アコスタは一時、後続に0.4秒以上の差をつけていたが、マルケスが終盤に1分36秒791を記録して首位を奪った。

    転倒から立て直したマルケスが終盤に逆転
    マルケスはQ2序盤、ターン1で低速クラッシュを喫した。同じタイミングでVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオも転倒しており、セッション序盤は波乱含みの展開となった。

    それでもマルケスは最初のアタックを終える頃には2番手まで浮上。残り3分の段階でアコスタが1分36秒888を記録し、ポールポジションに大きく近づいたが、マルケスはこれを上回る1分36秒781をマークした。

    さらに最後のアタックで1分36秒785を記録し、ヘレス以来となるポールポジションを確定させた。マルケスにとって、最高峰クラス通算76回目のポールポジションとなった。

    アコスタは最終アタックのミスで2番手
    金曜プラクティスでトップだったアコスタは、Q2序盤から速さを見せた。最初に1分37秒419を記録すると、続けて1分37秒228まで短縮。さらに終盤には1分36秒888を刻み、ポールを引き寄せたかに見えた。

    しかし、最後のアタックでミスを犯し、マルケスを再逆転することはできなかった。最終的にアコスタはマルケスから0.053秒差の2番手となり、ポール獲得はならなかった。

    アルデゲルが3番手 ベッツェッキは6番手
    グレシーニのフェルミン・アルデゲルは、今週末使用しているアップデート版ドゥカティシャシーを生かし、3番手に入った。これにより、マルケス、アコスタ、アルデゲルがフロントローを形成する。

    ディ・ジャンアントニオは序盤の転倒から立て直して4番手。ファクトリー・ドゥカティのフランチェスコ・バニャイアはQ1から勝ち上がり、5番手を確保した。

    チャンピオンシップ首位のマルコ・ベッツェッキは、ファクトリー・アプリリアでまとまりを欠くセッションとなり、トップから0.643秒差の6番手にとどまった。チームメイトのホルヘ・マルティンは8番手だった。

    7番手にはトラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデス、9番手にはホンダのルカ・マリーニ、10番手にはトラックハウス・アプリリアの小椋藍が入った。

    ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)とジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)はトップ10圏外で予選を終えた。ホンダのジョアン・ミルはわずかにQ2進出を逃して13番手、ファクトリーKTMのブラッド・ビンダーは転倒の影響で17番手となった。

    MotoGP ハンガリーGP 予選

    2026年MotoGPハンガリーGP予選結果
    1位 マルク・マルケス(ドゥカティ) 1分36秒785
    2位 ペドロ・アコスタ(KTM) +0.053秒
    3位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +0.340秒
    4位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +0.447秒
    5位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +0.532秒
    6位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) +0.643秒
    7位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +0.763秒
    8位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +0.789秒
    9位 ルカ・マリーニ(ホンダ) +0.820秒
    10位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +0.844秒
    11位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +1.065秒
    12位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) +1.456秒
    13位 ジョアン・ミル(ホンダ)
    14位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM)
    15位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    16位 イケル・レクオナ(グレシーニ・ドゥカティ)
    17位 ブラッド・ビンダー(KTM)
    18位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ)
    19位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)
    20位 アレックス・リンス(ヤマハ)
    21位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM)
    22位 カル・クラッチロー(LCRホンダ)

  • バニャイア MotoGPイタリアGP 小椋藍の猛追を凌ぐ「彼は必ず来ると思った」

    バニャイア MotoGPイタリアGP 小椋藍の猛追を凌ぐ「彼は必ず来ると思った」

    フランチェスコ・バニャイアはMotoGPイタリアGPで今季初の表彰台を獲得したが、その3位は最後の最後まで保証されたものではなかった。

    母国ムジェロでのレース終盤、トラックハウスの小椋藍が猛追。最終ラップの最終コーナーで仕掛けた小椋藍を、ドゥカティのエースは間一髪で退けた。

    「小椋藍は必ず来ると思っていた」
    レース終盤、小椋藍は3位を走るバニャイアとの差を縮め続けていた。

    バニャイアは小椋藍の追い上げを予想していたことを明かしている。

    「小椋藍に1.4秒差をつけてその周に入ったとき、『彼は来る』と思った」とバニャイアは語った。

    「通常、彼は終盤の周回で驚くほど速いからだ」

    そして予感は現実となる。

    「12コーナーで彼のバイクの音が聞こえ始めた。それで、分かった、最終コーナーではできる限り強くブレーキをかけて、彼にスペースを与えないようにしなければならないと思った」

    小椋藍は最終コーナーで果敢にインへ飛び込み、一時はバニャイアの前に出る勢いを見せた。しかしバニャイアは切り返しで応戦。コーナー出口で再び前に出ることに成功した。

    「もし彼が抜こうとすれば、外に膨らむはずだった」

    「だから戦略は正しかった。でもかなり限界だった。ああいう形で最終コーナーで表彰台を失っていたら、大惨事になっていたかもしれない」

    「だから、すべてを試した」

    最後はドゥカティの加速力が勝った
    最終コーナーを先頭で立ち上がったとはいえ、フィニッシュラインまではまだ距離が残されていた。

    小椋藍がスリップストリームを使って再逆転する可能性もあったが、バニャイアはドゥカティの強みを生かして逃げ切った。

    「今日の僕のバイクはロケットのようだった。だから再び抜かれるのは難しかった」

    「最終コーナーではかなりスピンしていたので、できる限り良い立ち上がりをすることだけを考えていた」

    「バイクがウイリーしないように、バンプのところでかなり寝かせた。それで十分だった」

    さらにバニャイアはエンジン性能にも感謝した。

    「エンジンにも感謝している。本当に強力だった」

    MotoGPルーキー小椋藍の存在感
    今回の攻防は、MotoGPルーキーの小椋藍がトップライダーたちと互角に戦えることを改めて示す場面となった。

    バニャイア自身も終盤の小椋藍の強さを高く評価しており、「彼は終盤になると驚くほど速い」と警戒していたことを明かしている。

    結果的に表彰台は逃したものの、小椋藍はムジェロの最終ラップでドゥカティのエースを追い詰め、最後のコーナーまで勝負を演じた。母国ファンの前で表彰台を守り切ったバニャイアにとっても、小椋藍の存在は決して無視できない脅威だった。

  • MotoGPイタリアGP ベッツェッキ完勝 アプリリアが地元で1-2フィニッシュ

    MotoGPイタリアGP ベッツェッキ完勝 アプリリアが地元で1-2フィニッシュ

    マルコ・ベッツェッキがMotoGP第7戦イタリアGP(ムジェロ)で優勝し、2026年シーズン4勝目を挙げた。アプリリアはホルヘ・マルティンが2位に入り、今季4度目となるワンツーフィニッシュを達成。ホームレースのドゥカティ勢を圧倒する結果となった。

    フランチェスコ・バニャイアは今季初めてレースをリードする場面を作ったが、終盤はアプリリア勢のペースに屈し3位。それでも地元イタリアで表彰台を確保した。

    タイヤマネジメントで明暗が分かれる
    スタート直後はベッツェッキが首位を守ったものの、3周目にはバニャイアがオーバーテイクを成功させてトップへ浮上した。

    序盤はドゥカティ勢が主導権を握ったが、レースが折り返しを迎える頃から流れは変わる。タイヤ摩耗が大きな要素となるなか、アプリリア勢のペースが向上した。

    残り10周でベッツェッキが首位を奪還すると、さらに2周後にはマルティンも1コーナーでバニャイアを攻略。アプリリア勢がワンツー体制を築き、そのままレースを支配した。

    小椋藍が表彰台目前の激走
    終盤の最大の見どころは3位争いだった。

    トラックハウス・アプリリアの小椋藍は終盤に猛烈な追い上げを見せ、表彰台圏内のバニャイアを射程圏に捉える。最終ラップの最終コーナーでは一時的に3位へ浮上したが、バニャイアがクロスラインで再逆転。

    わずか0.034秒差で表彰台を逃したものの、小椋藍は4位という自身最高クラスの結果を持ち帰った。

    フェルナンデスとトプラクにペナルティ
    スプリント優勝者のラウル・フェルナンデスは1コーナーでコースオフし17番手まで後退。それでも驚異的な追い上げでトップ10圏内まで挽回した。

    しかしレース後、「接触を引き起こした」として1順位降格ペナルティを受け、8位から9位へ後退した。

    また、プラマック・ヤマハのトプラク・ラズガットリオグルも最終ラップのトラックリミット違反により1順位降格。ジャック・ミラーが15位、トプラクが16位となった。

    アプリリアがタイトル争いで主導権
    ムジェロは長年ドゥカティの牙城とされてきたが、2026年はアプリリアが完全に主役となった。

    ベッツェッキは地元イタリアで完勝を収めるとともに、MotoGP世界選手権のタイトル争いでも大きな勢いを手にした。マルティンとのワンツーフィニッシュは、アプリリアが今季最強勢力であることを改めて印象づける結果となった。

    2026年MotoGP第7戦イタリアGP 決勝結果

    1位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)

    2位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +3.559秒

    3位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +5.098秒

    4位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +5.132秒

    5位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +5.453秒

    6位 ペドロ・アコスタ(KTM) +7.467秒

    7位 マルク・マルケス(ドゥカティ) +10.762秒

    8位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +14.644秒

    9位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +13.380秒 ※ペナルティ適用

    10位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +21.366秒

    11位 ブラッド・ビンダー(KTM) +21.479秒

    12位 ジョアン・ミル(ホンダ) +21.795秒

    13位 ルカ・マリーニ(ホンダ) +22.059秒

    14位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +29.789秒

    15位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) +32.289秒

    16位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) +31.920秒 ※ペナルティ適用

    17位 マーベリック・ビニャーレス(KTMテック3) +32.717秒

    18位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) +34.335秒

    19位 ミケーレ・ピロ(グレシーニ・ドゥカティ) +40.553秒

    リタイア
    ■ エネア・バスティアニーニ(KTMテック3)
    ■ アレックス・リンス(ヤマハ)
    ■ カル・クラッチロー(LCRホンダ)

  • MotoGPイタリアGPスプリント ラウル・フェルナンデスが初優勝

    MotoGPイタリアGPスプリント ラウル・フェルナンデスが初優勝

    ラウル・フェルナンデスがMotoGPイタリアGPスプリントで自身初となるスプリント優勝を飾った。トラックハウス・アプリリアのフェルナンデスは、ファクトリー・アプリリアのホルヘ・マルティンとの直接対決を制し、ムジェロで歴史的な勝利を手にした。

    今大会はアプリリア勢がフロントローを独占して迎えたが、スタート直後にはマルク・マルケスが4番手から一気に首位へ浮上。

    しかし、その勢いは長く続かず、オープニングラップのターン3でフェルナンデスがトップを奪うと、マルティンも同じ場所でマルケスを攻略した。

    マルケスは後退 フェルナンデスとマルティンが抜け出す
    レース序盤、マルケスはディオゴ・モレイラやファビオ・ディ・ジャンアントニオにも先行を許し、順位を落としていった。一方で先頭のフェルナンデスとマルティンは後続との差を広げ、事実上の優勝争いを展開した。

    ポールポジションからスタートしたマルコ・ベッツェッキは出遅れたものの徐々に順位を回復。ディ・ジャンアントニオも3番手へ浮上し、表彰台争いに加わった。

    終盤にマルティンが猛追も届かず
    レース終盤、マルティンは一時1秒以上あった差を急速に縮め、残り4周を切った段階では勝負の行方が分からない状況となった。

    しかしフェルナンデスは冷静だった。差が0.5秒前後まで縮まった後も再びペースを上げ、マルティンを引き離すことに成功。最後は1.289秒差をつけてチェッカーを受け、自身初のMotoGPスプリント優勝を達成した。

    この勝利によりフェルナンデスは、2023年にスプリントレースが導入されて以降11人目の勝者となった。また、2026年開幕戦ブリーラムで優勝したペドロ・アコスタ以来の新たなスプリントウイナーとなった。

    スプリント勝利数ランキングにも初登場
    MotoGPスプリント最多勝ランキングではホルヘ・マルティンが18勝で首位を維持。マルク・マルケスが17勝で続き、フランチェスコ・バニャイアが13勝で3位につけている。

    フェルナンデスは今回の勝利により、ペドロ・アコスタと並ぶ1勝でランキング入りを果たした。

    MotoGPイタリアGP スプリント結果
    ■ 1位 ラウル・フェルナンデス
    ■ 2位 ホルヘ・マルティン
    ■ 3位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
    ■ 4位 マルコ・ベッツェッキ
    ■ 5位 マルク・マルケス
    ■ 6位 フェルミン・アルデグエル
    ■ 7位 フランチェスコ・バニャイア
    ■ 8位 小椋藍
    ■ 9位 ペドロ・アコスタ
    ■ 10位 ディオゴ・モレイラ
    ■ リタイア エネア・バスティアニーニ
    ■ リタイア フランコ・モルビデリ

    MotoGPスプリント通算勝利数ランキング
    ■ 1位 ホルヘ・マルティン:18勝
    ■ 2位 マルク・マルケス:17勝
    ■ 3位 フランチェスコ・バニャイア:13勝
    ■ 4位 アレックス・マルケス:6勝
    ■ 5位 マルコ・ベッツェッキ:4勝
    ■ 6位 ブラッド・ビンダー:2勝
    ■ 6位 マーベリック・ビニャーレス:2勝
    ■ 6位 アレイシ・エスパルガロ:2勝
    ■ 6位 エネア・バスティアニーニ:2勝
    ■ 10位 ペドロ・アコスタ:1勝
    ■ 10位 ラウル・フェルナンデス:1勝

  • MotoGPイタリアGP予選 ベッツェッキがラップレコードでポール獲得

    MotoGPイタリアGP予選 ベッツェッキがラップレコードでポール獲得

    マルコ・ベッツェッキがムジェロで行われた2026年イタリアMotoGPの予選でポールポジションを獲得した。ベッツェッキはオールタイムのラップレコードを更新し、アプリリア勢がフロントローを独占する結果となった。

    Q2ではフランチェスコ・バニャイアが最初にタイムを記録したが、ドゥカティのチームメイトであるマルク・マルケスを含むほぼ全員に上回られた。

    その後、午前中に368.6km/hのオールタイム最高速記録を樹立していたホルヘ・マルティンが、最初のアタックを終えた段階で暫定ポールに立った。

    ベッツェッキが1分43秒台に突入
    セッションが進むにつれてアプリリア勢が本来の速さを見せた。ベッツェッキは1分43秒921を記録し、1分44秒を切る新たなオールタイム・ラップレコードを樹立した。

    このタイムにより、ベッツェッキはラウル・フェルナンデスに0.2秒以上の差をつけた。フェルナンデスは終盤にマルティンを上回り、2番手に浮上した。

    7番手にいたマルケスはその後4番手まで順位を上げ、アプリリア以外では最上位となった。グレシーニのフェルミン・アルデゲルはわずかに4番手に届かず、バニャイアが2列目を完成させた。

    アプリリア優勢のなかでドゥカティ勢は2列目以降
    3列目はVR46ドゥカティ勢に挟まれる形でディオゴ・モレイラが入り、ファビオ・ディ・ジャンアントニオが7番手、フランコ・モルビデリが9番手となった。

    4列目にはペドロ・アコスタ、エネア・バスティアニーニ、アレックス・リンスが並ぶ。

    ムジェロはドゥカティにとってホーム色の強い舞台だが、予選ではアプリリアが一枚上の速さを示した。特にベッツェッキの1分43秒921は、単なるポールタイムではなく、週末の勢力図を大きく印象づける記録となった。

    フェルナンデスとアコスタがQ1突破
    Q1では、ラウル・フェルナンデスが早い段階からQ2進出を狙ってトップに浮上した。その時点では週末2番手に相当する速さだった。

    しかし、そのタイムは直後にKTMのペドロ・アコスタによって更新された。アコスタは1分44秒765を記録し、最初のアタックを終えた段階でフェルナンデス、チームメイトの小椋藍を抑えてトップに立った。

    2回目のアタックでは再びフェルナンデスがトップへ浮上した。小椋藍も好タイムのペースで走っていたが、最終セクターで伸びを欠き、最後のアタックでも更新できなかった。

    その結果、フェルナンデスとアコスタがQ2進出を決めた。Q2ではそのフェルナンデスが2番手まで躍進し、アプリリアのフロントロー独占に貢献する形となった。

    ■ 2026年イタリアMotoGP予選結果

    1位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) 1分43秒921
    2位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +0.224秒
    3位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +0.363秒
    4位 マルク・マルケス(ドゥカティ) +0.373秒
    5位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +0.392秒
    6位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +0.561秒
    7位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +0.577秒
    8位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +0.713秒
    9位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +0.734秒
    10位 ペドロ・アコスタ(KTM) +0.789秒
    11位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM) +0.942秒
    12位 アレックス・リンス(ヤマハ) +1.128秒

    13位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) 1分44秒852
    14位 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分44秒908
    15位 ジョアン・ミル(ホンダ) 1分45秒274
    16位 ルカ・マリーニ(ホンダ) 1分45秒279
    17位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) 1分45秒288
    18位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分45秒498
    19位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM) 1分45秒873
    20位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) 1分46秒137
    21位 ミケーレ・ピッロ(グレシーニ・ドゥカティ) 1分46秒161
    22位 カル・クラッチロー(LCRホンダ) 1分47秒092