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  • 【MotoGP】 第9戦 ドイツGP:ウェットのFP2でエクトル・バルベラが最速

    【MotoGP】 第9戦 ドイツGP:ウェットのFP2でエクトル・バルベラが最速

    MotoGP 第9戦 ドイツGPのフリー走行2回目が30日(金)にザクセンリンクで開催され、エクトル・バルベラ(レアーレ・エスポンソラマ・レーシング)が最速タイムを記録した。

    ウエットコンディションとなったフリー走行2回目。エクトル・バルベラは雨が止んでコースが乾き始めたセッション後半に1分28秒115を記録。2番手には0.063秒差でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3番手にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が続いた。

    4番手にはダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・レーシング)、5番手にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、6番手にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)が続いた。

    ドゥカティ・チーム勢はアンドレア・ドヴィツィオーゾが7番手、ホルヘ・ロレンソが10番手だった。モビスター・ヤマハ勢は、バレンティーノ・ロッシが15番手、マーベリック・ビジャーレスが20番手だった。

    2017 MotoGP 第9戦 ドイツGP フリー走行2回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分28秒115
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分28秒178
    3 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分28秒468
    4 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分28秒468
    5 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分28秒527
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分28秒616
    7 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分28秒753
    8 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分28秒988
    9 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分28秒994
    10 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分29秒017
    11 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分29秒076
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒321
    13 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分29秒364
    14 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分29秒446
    15 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒549
    16 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒586
    17 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分29秒774
    18 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分29秒927
    19 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒972
    20 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒017
    21 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分30秒017
    22 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分30秒342
    23 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分30秒508
    24 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分30秒559
  • 【MotoGP】 第9戦 ドイツGP:ドヴィツィオーゾがトップ発進

    【MotoGP】 第9戦 ドイツGP:ドヴィツィオーゾがトップ発進

    MotoGP 第9戦 ドイツGPのフリー走行1回目が30日(金)にザクセンリンクで開催され、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が最速タイムを記録した。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは1分21秒599を記録。2番手には0.038秒差でマーベリック・ビジャーレス(モビスター・ヤマハ)、3番手には0.190秒差でダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が続いた。

    4番手はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、5番手にはアルバロ・バウティスタ(プル&ベア・アスパル・チーム)、6番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。

    前戦優勝のバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は16番手タイム、ホルヘ・ロレンス(ドゥカティ・チーム)は12番手タイムだった。

    2017 MotoGP 第9戦 ドイツGP フリー走行1回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分21秒599
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分21秒637
    3 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分21秒789
    4 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分21秒832
    5 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分21秒840
    6 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分21秒898
    7 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分21秒973
    8 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分21秒992
    9 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分22秒068
    10 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分22秒075
    11 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分22秒175
    12 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分22秒209
    13 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分22秒240
    14 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分22秒336
    15 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分22秒465
    16 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分22秒535
    17 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分22秒593
    18 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分22秒612
    19 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分22秒642
    20 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分22秒745
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分22秒888
    22 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分22秒989
    23 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分23秒218
    24 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分23秒299
  • 【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    MotoGP 第9戦ドイツGPが、6月30日(金)~7月2日(日)の3日間、ドレスデン近郊のザクセンリンクで開催される。ザクセンリンクの歴史は古く、1927年に初めて公道を使ったレースが行われ、1961~1972年には、東ドイツGPの舞台となった。そして、90年に東西ドイツが統合されるとザクセンリンクでのグランプリ復活を望む声が高まり、全面改修を受けた1998年にドイツGPの舞台として再び開催。今年で20度目の開催を迎える。

    グランプリが復活した当初のザクセンリンクは、一周3.508kmのショートコース。タイトなコーナーが連続し、ストレートも短く、エンジンパワーをほとんど発揮できないレイアウトだった。

    そのため、2001年にコースの後半部分が改修されて3.704kmへと延長された。さらに、03年にはコース幅を広げる改修が行われ、全長は3.671kmへとわずかに短くなったが、MotoGPマシンのパフォーマンスを発揮できるコースに生まれ変わった。以来、ザクセンリンクは、パッシングポイントの多い白熱した戦いが繰り広げられるサーキットとして、選手たちから好評となっている。

    過去19度の大会でHondaは13勝を挙げている。ザクセンリンクで優勝してきたHondaライダーは、ミック・ドゥーハン、アレックス・バロス、バレンティーノ・ロッシ(現ヤマハ)、セテ・ジベルノー、マックス・ビアッジ。そして、Repsol Honda Teamで12年目のシーズンを迎えるダニ・ペドロサは、07年、10年、11年、12年と過去4勝を挙げている。さらに、MotoGPクラスにデビューした2013年に史上最年少記録でチャンピオンに輝いたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、13年から16年までドイツGP4連勝を達成してファンを喜ばせた。ダニ・ペドロサ、マルク・マルケスのRepsol Honda Teamの両選手が、過去7年連続でドイツGPを制覇してきた。今年は8連覇とHondaとして14回目のザクセンリンク制覇に挑む。

    13年、14年、そして16年とこれまで3度MotoGPクラスのチャンピオンに輝いたマルク・マルケスは、COTAで開催されるアメリカズGP同様、MotoGPクラスにデビューしてからの連続優勝記録を更新している。今年はアメリカズGPに続き、大会5連覇への期待が膨らんでいる。過去、ドイツGPで優勝したマルク・マルケスは、それ以降、調子を上げて勝ち星を重ね、タイトル獲得に大きく前進しており、ここはマルク・マルケスにとって相性のいいサーキットの一つになっている。

    これまでマルク・マルケスは、10年には125cc、11年と12年にはMoto2クラスを制している。そして、13~16年はMotoGPクラスで4年連続制覇と、ドイツGPでは7連勝。2年連続4回目の最高峰クラス制覇を狙うマルク・マルケスにとっては、今季2勝目と大会8連勝を目指す戦いとなる。

    チームメートのダニ・ペドロサも、ザクセンリンクを得意としている。これまで、250ccクラスで2勝、最高峰クラスで4勝を挙げて、自身最多の大会6勝を挙げる相性のいいサーキットだ。過去4年はチームメートのマルク・マルケスが強く、なかなか優勝できていないが、14年、15年と連続2位。“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった昨年は、マシンチェンジを行ってから苦戦して6位だったが、今年はマルク・マルケスとともに優勝候補の筆頭。前戦オランダGPは、“フラッグ・トゥ・フラッグ”で13位に終わったが、今大会は、シーズン2勝目と5回目の表彰台を目指す。

    前戦オランダGPで猛烈に追い上げて4位でフィニッシュしたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、得意とするザクセンリンクに闘志を見せている。昨年の大会は、“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった難しいレースで2位。この表彰台をきっかけに、シーズン後半戦は2勝を挙げる大躍進を果たした。今大会では、2年連続表彰台獲得と今季初優勝に挑む。

    前戦オランダGPを6位でフィニッシュしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、得意とするザクセンリンクで今季初表彰台を目指します。“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった昨年の大会では、マシンチェンジのタイミングをミスしなければ表彰台に立てたレースだった。あれから一年、今年はその雪辱に挑む。今年は8戦を終えてトップ10フィニッシュが5回と大きな成長を見せた。前戦オランダGPでは今季ベストの6位。今大会は、それ以上のリザルトを目標に挑む。

    チームメートのティト・ラバトは、8戦を終えて7回のポイント獲得と安定したレースを続けている。しかし、課題は予選グリッドの悪さ。今大会はフリー走行と予選からスピードを上げ、決勝ではトップ10を目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合4位)

    「ザクセンリンクに行くのを楽しみにしています。これまで我々にとっていいサーキットでした。今年は、路面が新しくなっているので、どう変わったのかを見極めなくてはなりません。グリップは、この数年に比べたら高いと思いますが、前戦オランダGPのように、あらゆる状況に対応できるよう集中しなくてはいけません。ここは好きなサーキットなので、強いレースをしたいです。総合首位のドヴィツィオーゾとわずか11ポイント差。我々にとってはいい状況です。チャンピオンシップは接戦になっているし、これまで通り落ち着いて、そしてこれまで以上にいい結果を残せるようにがんばります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)

    「ザクセンリンクはシーズンを通して好きなサーキットの一つです。できるだけいいリザルトを残すために準備はできています。路面が改修されたことについては、どう変わったのか予測するのは難しく、いまはなにも期待することはありません。これまで通り、チームとともに正しい方向でマシンのセットアップを行い、あらゆる状況でタイヤのパフォーマンスを引き出せるようにしたいです。ポイントもそれほど離れていないし、日曜日の決勝でいい結果を残すために、金曜日から全力を尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)

    「ザクセンリンクを楽しみにしています。昨年はチームにとってすばらしいレースになりました。今年も表彰台獲得を目標に全力を尽くします。ザクセンリンクは好きなサーキットです。いい結果を残し、夏休みを迎えたいです。これまでHondaは、このサーキットで好結果を残してきました。今年も再びトップグループで戦うことを目標にがんばります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合11位)

    「ザクセンリンクをいつも楽しみにしています。このサーキットは独特なレイアウトですが、いつもいい走りができています。昨年のレースは、初めて”フラッグ・トゥ・フラッグ”をまともに経験したレースでした。マシンをチェンジするタイミングを間違えなければ、おそらく優勝できたと思います。ザクセンリンクはタイトなコーナーが続くテクニカルコースです。これまでは、Hondaと相性のいいサーキットなので、今年も楽しみです。また、今大会に割り当てられるタイヤを確認したいです。今年は路面が改修されましたが、我々にとっては未知数です。今週のレースがとても楽しみです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合17位)

    「前戦オランダGPは、最終的にいいレースになったと思いますが、フリー走行と予選があまりよくなかったので、今週のザクセンリンクにも少し不安があります。とにかく、金曜日のフリー走行からいいペースで走れるようにしなければなりません。テクニカルコースのザクセンリンクは、我々Honda勢にとっていいコースだと思うし、そのよさを最大限生かさなければなりません。アッセンでは目まぐるしく変わるコンディションに合わせてセットアップに追われました。今週もこれまで通り、レースに集中していい状態にしていきたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    アッセンTTからわずか数日、Movistar Yamaha MotoGPはドイツのザクセンリンク・サーキットに到着した。 先週のアッセンTTで激戦を繰り広げたマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、シーズンの折り返し地点となる第9戦を迎える。

    ランキングトップを4ポイント差で追っているマーベリック・ビニャーレスは、前回のリタイアを埋め合わせるべく、持ち前のポジティブ・マインドで臨む。

    ここザクセンリンクでは、2011年に125ccクラスで、2013年にはMoto3クラスでそれぞれ3位を獲得している。3度目の表彰台を目指す今年は、その頂点が目標だ。

    一方、先週の優勝の喜びさめやらないバレンティーノ・ロッシは、ランキング3位に浮上してトップにわずか7ポイント差と迫り、いつも以上に自信を持ってザクセンリンクに乗り込んできた。これまでにMotoGPでは2002年、2005年、2006年、2009年に優勝、2000年、2003年、2008年に2位、2013年と2015年に3位を獲得している。

    このサーキットは1920年に初めてクローズドの公道コースで車とバイクのレースを開催。MotoGPは1998年から継続して行われており、最近になって路面を新たに舗装し直した。タイトコーナーが多く(左コーナーが10カ所、右コーナーが3カ所)、コース幅が12mの低速コースのひとつだが、毎年、激しい接近戦が多くのファンを引きつけている。

    マーベリック・ビニャーレス

    「ポジティブな気持ちでザクセンリンクに乗り込みました。アッセンでは転倒してしまったけれど、それでもまだ、ポイントでは4ポイントしか離されていません。そのことを忘れてはいけないと思います。だからミスから学び、もう2度と同じことを繰り返さないようにすればいいんです。失敗したからと言って下を向かず、いつも前を見て進んでいきたいです。今は、早くマシンに乗りたくて仕方がないです。目標は表彰台に立つことではなく、もちろん優勝です。そしてチャンピオンシップのトップの座を取り戻すことに集中していきます」

    バレンティーノ・ロッシ

    「アッセンのレースは最高でした! 優勝して表彰台の頂点に立つ気持ちはいつだってファンタスティックです! しかもポイント争いでも大きな収穫を得ることができました。でも次のザクセンリンクのレースについては、まったく予想がつきません。コースが変わればすべてが変わることは、すでに経験済みです。だから僕らとしては、最上の解決策を探り出すために全力で取り組むしか方法はないんです。ザクセンリンクはアッセンとは違うけれど、好きなコースのひとつだから必ずうまくいきます。そのためにベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)

    「ふたりの明暗が分かれたアッセンTTから直接ザクセンリンクへやって来ました。マーベリックとバレンティーノは、ここで最大限のポイントを獲得するべくモチベーションを高めており、夏休みに入る前にチャンピオンシップのトップに立つことを目標にしています。前回のアッセンではふたりとも非常に好調で、本人たちも十分な手ごたえをつかんでいました。今回も同様に好調をキープして、トップ争いを見せてくれると確信しています。ザクセンリンクはコース幅の狭い低速コース。路面も新しくなっているので、フリープラクティス初日の金曜日からセッティング作業を充実させて手ごたえをつかみたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP 第8戦 オランダGPの決勝で、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシがアッセンTTサーキットで激闘の末、0.063秒の僅差で競り勝ち今シーズン初勝利を挙げた。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスはグリッド11番手から順調にポジションを挽回していたが、第17コーナーで転倒してリタイアした。

    バレンティーノ・ロッシはMotul TTアッセンの決勝で最上のレースを展開した。昨日までコンディションに苦労してきたが、ウイーク最終日を見事な勝利で締めくくった。グランプリ初優勝から20年と313日目、全クラスを通じての優勝の歴史が最長となった。一方、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスはグリッド11番手から順位を上げてトップグループに近づいていたが、転倒によりリタイアした。

    灰色の雲が頭上に広がるアッセンTTサーキット。バレンティーノ・ロッシはグリッド4番手から好スタートを切り、ヨハン・ザルコ、M・マルケスに続く3番手。トップを狙う果敢な走りを見せ、3ラップ目と4ラップ目にはファステストラップを更新しながらついていった。そのすぐ後ろにはDペトルッチ。そしてまずマルケスの背後に迫り、第1コーナーでパス。次のラップで同様の方法でヨハン・ザルコも抜いてトップに躍り出る。そのあとの第4コーナーではヨハン・ザルコと接触するもバレンティーノ・ロッシがトップをキープ。4ラップ後には、2位以下がバトルを展開する間に少しずつリードを拡大していった。

    アドバンテージは約1秒まで広がったが、残り8ラップで雨が降り出したため、白旗が提示されてペースダウンを余儀なくされた。これで再び後続に追いつかれ、バレンティーノ・ロッシはトップを守るために、あらゆる手を尽くして必死の走り。そして残り5ラップでは一旦、ペトルッチに先行を許すが決してあきらめず、次ラップにてシケインで抜き返してYZR-M1の敏捷性を見せつけた。最後の数ラップは周回遅れも現れて予想外のドラマが展開されたが、バレンティーノ・ロッシは少しもぶれることなく前を見て走り切り、0.063秒差でトップチェッカーを受けた。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは、グリッド11番手から好スタートを切って1周目を10位で終了。その後の数ラップでタイヤを暖めてから、ペースを上げて順調にポジションを挽回していった。身体を伏せて懸命の走りを続けたマーベリック・ビニャーレスは、残り16ラップで4位争いのグループに追いついたが、シケインで転倒してそのままリタイアとなった。

    この結果、バレンティーノ・ロッシはシリーズポイントを合計108に伸ばしてランキング3番手に浮上。ノーポイントに終わったマーベリック・ビニャーレスはランキング2番手に後退し、バレンティーノ・ロッシとの差は3ポイントとなっている。コンストラクターズ・ランキングではヤマハが22ポイントをリードしてトップをキープ。チーム・ランキングでもMovistar Yamaha MotoGPがトップに立っており、2位以下に28ポイントのリードを保っている。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコはポールポジションからホールショットを奪ってレースをリード。そのまま順調にペースを上げ、レース前半のほとんどでトップをキープした。終盤になって雨が降り始めると20ラップ目でウエット用マシンに交換する。コース復帰後、12番手まで挽回していたが、ピットレーンの制限速度オーバーでペナルティを科せられ、最終的には14番手という結果になった。

    ヨハン・ザルコのチームメイトのジョナス・フォルガーは、10ラップ目の第1コーナーで転倒してそのままリタイアした。予選では今季最高の6番手を獲得してグリッド2列目からスタートしていたが、コーナーで大きくはらんで後退する。ここから懸命に挽回を図るも転倒を喫し、今季初めてのリタイアに終わった。次回のホーム・グランプリでの再起を誓っている。

    Movistar Yamaha MotoGP

    バレンティーノ・ロッシ (優勝)
    「とてもうれしいです。その理由はふたつあります。ひとつは、チャンピオンシップのために非常に重要な勝利だったということです。そしてもうひとつは、1年ぶりにナンバーワンの場所に戻って来ることができて、この上ない特別な気持ちになれました。僕はまさに、このフィーリングを感じるためにモーターサイクル・レースをしています。決勝の最後の5、6ラップが最高でした。優勝はいつだってうれしいことですが、1年ぶりともなればまた格別です。今日はペトルッチやそのほかの大勢のライバルととてもいいバトルができましたし、技術的な面から見ても、シャシーを変更するなどチーム全員が懸命に取り組んできて、今では僕の思い通りにマシンを走らせることができました。チャンピオンシップは何が起こるかわかりません。今シーズンはいつも以上に激しくて、レースのたびに状況が大きく変化しています。次回のザクセンリンクでもまた、ただ懸命にベストを尽くして戦いたいと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス (リタイア)
    「どうして転倒してしまったのかは自分でもわかりません。あのコーナーはもう2,000回くらいは通っていますが、今日初めてあんなことが起きてしまいました。ひたすらトップを目指し、限界を超えたプッシュをしてしまったのかもしれませんが、もしも転んでいなければ、必ず追いついていたはずです。そのくらい僕のペースは速かったのです。このようなことにならないようにするためには、予選で最低でも6番手には入らなければならないことを思い知らされました。だから僕の失敗は今日ではなくて、昨日すでに起きていたのだと思っています。決勝中はマシンのフィーリングが素晴らしく、タイヤを温存しながら最後の10ラップでのバトルに備えていました。コースのどのセクションでもスムースに走ることができていて、ライバルたちよりずっと順調でした。転倒について説明することは難しいです。でもそこから多くを学んだことだけは間違いありません。予選で失敗し、後方からのスタートとなれば厳しい展開は初めからわかっていました。だからこそベストを尽くしましたが、それはまさに’オール・オア・ナッシング’です。そして僕は結局、すべてを失ってしまいました。ここからまた復活を目指し、新たな道を切り開いていきたいです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ドラマに満ちた、非常にエキサイティングなレースでした。バレンティーノはここアッセンで常に注目されてきましたが、今日も約束通り最高のレースを見せ、そして最高の結果を獲得してくれました。非常に難しいコンディションのなかで優勝だけを目指してバトルを繰り広げて、何があっても決してあきらめずに走り通し、ついにはこうして今季初優勝を成し遂げました。昨日までの苦しさを、これ以上にない最高の形で跳ね返すことができたと思います。マーベリックもグリッド後方から順調に挽回し、5番手まで上がってからさらに激しくプッシュしていきました。彼の真のポテンシャルを考えれば、不運な転倒でレースを終えたことは非常に残念です。このあとわれわれは数日の休養をとってからドイツへ向かいます。路面が新しく舗装され、少しモディファイもされているので、最初の走行を楽しみにしています」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (14番手)
    「すべてを総合して考えれば、今日の結果は実際にはとても良かったと思っています。ポールポジションから絶好のスタートを切り、そのあとも順調にトップを走ることができて最高の気分です。誰にも抜かれなかったので、ただベストを尽くして自分の思い通りに走ることができました。でもそのあと数台に追いつかれ、そのなかで激しく順位が入れ替わるバトルに発展しました。コース上の2つのポイントではライバルたちにかないませんでしたが、それでもしばらくは何とかついていくことができました。そこへ雨が降り出しました。他のライダーが限界ぎりぎりで走っていたので転倒を心配したこと。同時に雨そのものも、とても気になりスリックタイヤでそれ以上プッシュすることができないと判断してマシン交換を決断しました。結果的には、それで差を付けられるほどには雨がひどくならなかったですが、そのままドライ用のマシンで走り続けることも私にはできなかったのです。このレースで、ペナルティを含めていくつかのミスをしてしまったことも事実です。でも取り返しがつかないほど大きく順位を下げたわけではないですし、今日のことを前向きにとらえたいと思っています。序盤のドライ・コンディションではとても順調で、トップグループに加わって表彰台を目指せました。ここからまた目標達成に照準を合わせ、そのための様々な準備をしていくだけです」

    ジョナス・フォルガー (リタイア)
    「今日のことが悔しくてたまりません。気持ちを抑えることができないです。まず初めに、第6コーナーでコースアウトして最後尾まで後退してしまったこと。そしてそのあと順位を取り戻そうと頑張りましたが、そのなかには遅いライダーも混ざっていてなかなか自分のリズムをつかめませんでした。そして、そんな状況のなかでも何台か抜き、さらにプッシュを続けていたら第1コーナーで転倒してしまいました。結果としてライバルたちに貴重なポイントを譲る格好になってしまいましたが、ペースでは僕のほうが優っていたから、本来ならもっといい仕事ができたはずです。そう思うと悔しい気持ちを隠すことはできません。次は僕にとってのホーム・レースなので、地元のファンにいいレースを見せられるように、気持ちを集中していきたいと思います」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「今回は非常に残念な結果に終わりましたが、われわれはここで学び、次のドイツでより一層強くなって戻って来る。土曜日のふたりのパフォーマンスは見事なもので、ヨハンはポールポジションを獲得し、ジョナスも自己ベストの6番手を獲得しました。しかし、決勝ではいつまた天候が変化するかわからない状況でしたし、今回はドライ・コンディションをあまり経験していなかったこともあり、私はグリッド上で少しナーバスになっていました。ふたりは前後ともソフト・コンパウンドのタイヤを選択し、ヨハンはレース前半で素晴らしい走りを見せてくれました。途中、バレンティーノと接触して少し遅れたが、そこからはずっと4番手をキープしました。雨粒が落ち始めたときに、彼が言うには、前の3台よりも大きな影響を受けて彼らについて行くことができなくなってしまった。そして、午前中のウォームアップのときと同じように雨が激しくなったときのことも考慮してマシン交換の賭けにでました。しかし、残念ながら意図ははずれてしまいました。ヨハンはトップを走ることで多くを学んだと話していますし、実際に、ここへ来た時よりも強くなっています。われわれチームとしても、彼がルーキーであることを忘れてはいけないと改めて感じたところです。 ジョナスのほうは、もっといいレースを期待していただけに残念です。彼の速さは誰もが認めるところですが、コースアウトしてしまったあと挽回を焦り過ぎました。ラップタイムの速さから考えれば、今日は楽にトップ10入りを果たすことができたはずです。とは言ったものの、彼もヨハン同様、ルーキーであり、今まさに経験を積みながら勉強しているところ。だからわれわれも焦らずに、冷静に見守っていきたいと思っています。次回はちょうどジョナスのホーム・グランプリになるので、金曜日のフリープラクティス第1セッションに期待しています」

    関連:【MotoGP】 第8戦 オランダGP 結果:バレンティーノ・ロッシが今季初優勝

  • 【MotoGP】 ホンダ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP 第8戦オランダGPは、ドライコンディションでスタートするも、レース後半に雨が降り始め、“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった。ただ雨は小降りで、そのままスリックタイヤで走り続ける選手が多く、終始トップグループに加わったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3位でフィニッシュ。マルケスと終盤にバトルを繰り広げたカル・クラッチロー(LCR Honda)が4位でチェッカーを受けた。

    予選2番手から決勝に挑んだマルケスは、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とトップグループを形成した。レース前半はザルコ、中盤になってロッシがトップを走行。路面コンディションは限界が分かりにくく不安定な状態で、加えてタイヤに厳しい戦いになることから、互いにけん制し合う神経戦となった。その中でマルケスは、チャンピオンシップを考えて、着実に走りきろうと考える。そのため優勝争いからはやや遅れるが、クラッチローとアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とのし烈な3番手争いを制し、今季4度目の表彰台に立つことに成功した。

    この結果、ポイントランキングでは3位から4位へとランクを1つ落としたが、今大会の5位で、総合首位に浮上したドヴィツィオーゾとの差を11点に縮めた。また今大会で転倒リタイアとなり、ノーポイントで総合2位にダウンしたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とは7点差、大会ウイナーで総合3位に浮上のロッシとは4点差と、8戦を終えて上位4選手のポイント差がほとんどない接戦となっている。

    予選8番手のクラッチローは、序盤は思うようにペースを上げられなかったたが、中盤から後半にかけてペースをアップ。3番手争いをするマルケスとドヴィツィオーゾに追いつき、4位でフィニッシュした。予選12番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、不安定なコンディションの中で思うようにペースを上げられず、“フラッグ・トゥ・フラッグ”になってからは着実に走り、13位でチェッカーを受けた。

    昨年のウイナーで、13番グリッドから決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、序盤は混戦の中でなかなかポジションを上げられなかったが、“フラッグ・トゥ・フラッグ”になってからは快調にラップを刻み、今季ベストの6位でチェッカーを受けた。チームメートのティト・ラバトは、予選23番手から12位でフィニッシュ。今季7度目のポイント獲得に成功した。

    マルク・マルケス (MotoGP 3位)

    「表彰台に立ててとてもハッピーです。レース内容もよかったです。今大会は、ドライコンディションになれば十分に戦える状態でしたが、最高の状態とは言えませんでした。今日のようなコンディションでは、多くのポイントを獲得することもありますが、失うこともあります。そういう状況だったので、今日はリスクを負わず、確実に走りきることにしました。今日は優勝争いに加わることができたと思います。しかし、何度か危ないシーンもあり、チャンピオンシップを考えればとても危険な状況でした。限界がどこにあるのかも分からないし、細心の注意を払い、一貫したペースで走りきることにしました。これで総合4位へとランクを下げましたが、ランキングはそれほど重要ではなく、首位と11点差まで迫れたことがとても重要です。ここから先、自分たちにとって相性のいいサーキットもあるので、引き続き、全力で挑みたいです」

    カル・クラッチロー (MotoGP 4位)

    「今日は完走しました。そして4位でフィニッシュしたこともうれしいです。今日は、序盤にフロントタイヤになんらかの問題があり、ペースを上げられませんでした。そのため思うようにプッシュできなかったのですが、いい結果を得られると思い、全力を尽くしました。今日は3列目からのスタートでしたが、トップグループのペースがそれほど速くなかったので、表彰台、優勝争いのチャンスがあると思っていました。雨が降り始めてからは、冷静に走ろうと思いました。マルクとドビ(ドヴィツィオーゾ)に追いつき、2人を抜いて3番手に上がりましたが、抜くのがちょっと早かったと思います。マルクに最終ラップの最終シケインで抜かれ、そのあとはなにもできませんでした。表彰台には立てませんでしたが、今日はレースを楽しめたし、表彰台に値するレースができたと思います」

    ジャック・ミラー (MotoGP 6位)

    「スタートして1コーナーでイン側から次々に抜かれました。オープニングラップは12番手とあまりよくないポジションでしたが、ダニ(ペドロサ)とカル(クラッチロー)のいるグループで10番手まで上がり、それからもダニとはしばらくバトルを続けました。後半に入って雨が降り始めてからは、タイヤの温度を下げないようにスムーズに走ることを心がけて、6番手まで浮上できました。表彰台争いも不可能ではありませんでしたが、転倒のリスクを冒すよりも、ポイントの獲得を選びました。“フラッグ・トゥ・フラッグ”になったときにマシンチェンジは全く考えませんでした。その決断は間違っていなかったと思います」

    ティト・ラバト (MotoGP 12位)

    「今日は寒く、レース中に雨が降るという最悪のコンディションとなり、今年最も難しいレースになりました。しかし、決勝に向けていくつか重要なセットアップの変更を行い、12位でポイントを獲得できたことには満足しています。今日は雨が降り始めたときにマシンチェンジを考えましたが、それほど雨が降っていなかったのでそのまま走り続け、最終的にポル・エスパルガロ(KTM)の後ろに迫りました。彼を抜くことはできませんでしたが、自分の判断はよかったと思います」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 13位)

    「今日はとても難しいレースでした。スタートが決まらず、望んだポジションまで回復することができませんでした。今大会は、前列に並んだライダーたちよりも自分の方がいいペースで走れていたのですが、ウエットコンディションになった予選でうまく走れず、12番グリッドからのレースになりました。雨が降ってきたとき、少しペースを抑えたのですが、同時にタイヤの温度も下がり始めました。こういう状況になると、注意深く走らなくてはいけないのですが、タイヤの温度が下がってしまってリズムを取り戻すことがほとんど不可能でした。ポジティブな点は、早い段階で今大会のベストを出せたことです」

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  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    2017 MotoGP第8戦のオランダGPがTTサーキット・アッセンで開催された。土曜日の予選で9番手となり3列目からスタートしたドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、5位でフィニッシュして、シーズン中盤でMotoGPライダーズ・ランキング首位に躍り出た。ドゥカティ・ライダーがランキングをリードするのは、2009年イタリアGPのケーシー・ストーナー以来のことである。

    オープニングラップを7位で終えたドヴィツィオーゾは、そこから着実な追い上げを見せ、21周目には2番手に浮上。この時点で小雨が降り出した。ドヴィツィオーゾは、今回のレースで1位と2位になったバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)やダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)と激しいバトルを演じた。その後、マルク・マルケス(ホンダ)、さらにカル・クラッチロー(ホンダ)にオーバーテイクされたが、トリッキーな路面条件を考慮してリスクを避け、チャンピオンシップのポイントを最優先して5位でチェッカーを受けた。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソは、厳しい展開を強いられた。ロレンソは7列目からのスタート。18周目には12位にポジションを上げていたが、雨が落ちてからの数周で数名のライダーに攻略された。ロレンソは、21周目にピットに戻ってマシンを乗り換えることを選択。最終的に15番手でチェッカーを受けた。

    ダニーロ・ペトルッチ(プラマック・レーシング・チーム)が2位でフィニッシュしたことにより、ドゥカティはホンダを1ポイント抜き去り、コンストラクターズ・ランキング2位となった。

    次戦のドイツGPは、7月2日にザクセンリンク・サーキットで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 5位

    「今日は難しいレースだった。3列目スタートになった時点で状況が少し複雑になった。スタートはそれほどスムーズではなく、首位グループからわずかに遅れを取った。とにかく自分がリカバーできるところを見つけて、ビニャーレス(マーベリック:ヤマハ)が目の前でクラッシュしてからは、ハードにプッシュしてトップグループに追いつこうとした。マシンの状態は良く、この時点で僕が最速ライダーだった。トップグループに追いついた頃には雨が落ちてきた。どこがドライでどこがウェットなのかよく分からなかったので、リスクを冒さないよう注意して、チャンピオンシップでポイントを加算することを最優先にして、可能な限り最高の順位でレースを終えることを考えた。おかげでランキングリーダーとしてファクトリーに帰れる。MotoGPのランキングでリーダーになるのはこれが初めてなので、少し興奮している。今週は移り気な天候だったが、チーム一丸となって良い仕事ができた。スタッフ全員にお礼を言いたい。適切な決断を下して、常に冷静でいられたことが功を奏した」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 15位

    「2014年、2016年シーズンのようなレースを強いられた。天候が変わりやすく、残念ながら速く走れなかった。雨が降り出した段階で、雨が強くなると判断してピットに戻り、レインタイヤのマシンに乗り換えた。実際、雨は強くはならなかったので、15位でレースを終える以外に選択肢はなかった。トップグループからはまだコンマ5秒ほど遅れを取っているので、なるべく早く次のレースに向けて準備を進めたい」

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  • 【MotoGP】 第8戦 オランダGP 結果:バレンティーノ・ロッシが今季初優勝

    【MotoGP】 第8戦 オランダGP 結果:バレンティーノ・ロッシが今季初優勝

    MotoGP 第8戦 オランダGPの決勝が25日(日)、TTアッセン・サーキットで行われ、バレンティーノ・ロッシが今シーズン初優勝を上げた。

    レースはドライコンディションでスタートしたが、終盤に雨が降り始め、残り8周でホワイトフラッグが提示されてフラッグ・トゥ・フラッグとなった。5位を走行していたヨハン・ザルコを含め、数台がマシンを乗り換えたが、トップ4はそのまま走行した。

    トップでチェッカーを受けたのはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)。2位にはダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・レーシング)、3位にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。

    ランキング首位のマーベリック・ビニャーレスは転倒リタイア。5位でフィニッシュしたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が4ポイント差で首位に浮上した。

    2017 MotoGP 第8戦 オランダGP 決勝 結果

    Pos. Num. Rider Team
    1 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    2 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    6 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    7 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    8 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    9 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    10 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    13 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    14 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    15 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    16 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
      45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
      19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
      38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
      25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
      94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3
      22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
  • 【MotoGP】 ヤマハ:MotoGP 第8戦 オランダGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:MotoGP 第8戦 オランダGP 予選レポート

    ウエット・コンディションとなったアッセンTTサーキットで行われたMotoGP 第8戦 オランダGPの公式予選で、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシが好調ぶりを見せて4番手を獲得。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは序盤、ハイペースを披露したものの、終盤で順番手を下げて11番手となった。

    バレンティーノ・ロッシはフリープラクティスから好調を見せ、その勢いでQ2に臨み、4番手を獲得した。マーベリック・ビニャーレスはYZR-M1を思い通りに走らせることができず、明日の決勝はグリッド4列目からのスタートとなった。

    フリープラクティス第3セッションと第4セッションでウエット・コンディションの感触をつかんだあと、バレンティーノ・ロッシはさらにラップタイムを更新するべく決意をもってQ2に臨んだ。そして最初のアタックでトップに躍り出たものの、その後5番手へ後退。2回目のアタックでまたひとつ上げたが、すぐに抜き返され、さらに7番手まで後退した。

    4回目のアタックでは一気に2番手に上がってポールポジションに迫ってゆく。次のラップでは一旦3番手に後退したものの、一層ハードにプッシュしてすぐに2番手へ復帰。この時点であと2ラップ分の時間が残っていたが、ライバルのひとりに技術的トラブルが発生し、これを避けるために貴重な時間を費やしてしまった。これで残りは1ラップ。最後のチャンスにすべてを賭け、バレンティーノ・ロッシは全力で駆け抜けると自己ベスト更新に成功した。トップに0.564秒差と迫る1分46秒705のベストタイムで4番手を獲得した。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは、早めのコースインでクリアスペースを確保し、最初のアタックで2番手となった。しかしその後10番手まで後退してしまう。2回目のアタックではラップタイムを更新したもののポジションを上げることができないまま、残り7分でピットに戻ってタイヤ交換を行った。
    1分後にコースに復帰したあとは1秒以上も更新する1分48秒266を記録し、これで7番手に上がってさらにプッシュを続けたが、ライバルたちもペースを上げてきたため11番手へ後退してセッションを終了した。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコがアッセンTTの予選で素晴らしい走りを見せ、MotoGPで自身初のポールポジションを獲得した。午前中のフリープラクティスで5番手、次のセッションではあまりペースが上がらなかったため総合8番手でQ2へ進出した。この頃ちょうど路面が乾き始めたこともあり、順調にペースを上げていったヨハン・ザルコはセッション終盤で好タイムを記録、トップに浮上し、自身初のポールポジションを獲得した。

    ジョナス・フォルガーも今季最高の6番手獲得と健闘し、明日の決勝はグリッド2列目からスタートする。フリープラクティスで総合2番手を獲得してQ2に進出したジョナス・フォルガーは、その最終ラップで好タイムを記録した。明日もこの勢いをそのままに上番手獲得を目指す。決勝スタートは現地時間13:00。

    Movistar Yamaha MotoGP

    バレンティーノ・ロッシ (予選4番手/1分46秒705)
    「フロントローを逃してしまって残念です。でもレースではいつも、5番手以上からスタートすることが重要なので、4番手は悪くありません。今日は午前中から絶好調でマシンのフィーリングも良かったから何も心配はないです。両セッションは、多少の差はあっても、ほぼフルウエットだったので、しっかり新しいシャシーに取り組むことができました。そのおかげで現時点での自分たちの競争力を把握できました。ペースをつかんでフィーリングも上々です。あとは明日の天気とコンディションです。アッセンはいつも予想外のことが起きるけれど、できることならフルドライかフルウエットのどちらかになってほしいです」

    マーベリック・ビニャーレス (予選11番手/1分48秒266)
    「フリープラクティス第3セッションは難しいコンディションだったにもかかわらず、フィーリングはとても良かったです。ところがQ2ではそのフィーリングがつかめず、思い通りにプッシュすることができませんでした。タイヤは調子がいいので、問題はそこではなく、原因がまだよくわからないけれど、ただ僕のフィーリングが良くなくていつものようにプッシュできませんでした。グリッド11番手からでは、とくに最初のふたつ、みっつのコーナーが難しいので集中力を保つことが大切です。素早くパスして、早めに上番手に近づきたいです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ライダーもメカニックも非常に苦労していました。コンディションの変化、またセクションごとの状況の変化に誰もが手間取っていました。そのなかではバレンティーノがうまく状況変化に適応していい走りを見せ、自信を持ってQ2に臨むことができました。アタック中に邪魔が入ってしまったことは非常に残念で、もしもあれがなかったとしたらフロントローに並ぶことができたはずです。マーベリックのほうも午前中まではフィーリングが良かったが、予選は期待通りにはいきませんでした。明日までに問題を解決するため、チームはこのあともハードワークを続けることになります。グリッド4列目なので、まず好スタートに賭け、序盤から積極的に上位を目指していけるよう期待しています。明日は天候にかかわらず、午前中のウォームアップ・セッションでさらにセッティングを調整して決勝に備えます」

    Monster Yamaha Tech3 Team

    ヨハン・ザルコ (予選1番手/1分46秒141)
    「タイムシートの一番上に自分の名前があるのを見て最高の気分です! ポールポジションは素晴らしいですね! 今日はほぼ一日中、雨が降っていたが、フリープラクティス第4セッションでいくらか乾き始めて、そしてまた突然の土砂降りという難しいコンディションでした。あのときは路面の様子を確認するため、そして予選に向けてできるだけ多くのデータを収集するために続行を決断しました。Q2ではまたほんの少し路面が乾き始めていたが、僕はこういうのが好きなほうなので、きっとうまくいくと確信していました。そして最終ラップでプッシュしたら、すべてがうまくいったんです。ポールポジションを獲得できて本当にうれしいし、これを明日の決勝に生かし、表彰台を狙っていきたいと思っています。金曜日のドライでも今日のウエットでも好調だったので、決勝がどんな天気になったとしても大丈夫です。どちらにしても寒いだろうから、ソフトタイヤを使うことになると思います。木曜日の時点で、グリッドの2列目までに入れば表彰台を狙っていけると話していました。それがポールポジションからのスタートになったので、とても大きなアドバンテージになり、明日が楽しみです」

    ジョナス・フォルガー (予選6番手/1分47秒663)
    「6番手を獲得できてうれしいです。とても満足しています。実は、予選ではちょっとナーバスになっていたんです。午前中のウエット・コンディションで十分に自信を持って走ることができず、Q2がまたウエットになるとわかって少し心配になっていました。でもそこからセッティングを調整してフィーリングが良くなったことで、Q2の最終ラップで好タイムを記録することができました。予選6番手は今季最高だから本当にうれしいです。明日はどうやら晴れるみたいです。金曜日のドライではペースもよく、ラップタイムも上がっていたから期待できると思います。どんな状況にも対処できるように準備しているので、どっちになってもそれほど気にはならないです」

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  • 【MotoGP】 ホンダ:MotoGP 第8戦 オランダGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:MotoGP 第8戦 オランダGP 予選レポート

    MotoGP 第8戦オランダGPの予選は、ウエットコンディションの中で行われ、フリー走行での総合3番手からQ2に進出したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、快調にラップを刻み、2番グリッドを獲得した。

    金曜日のフリー走行はドライコンディション、土曜日のフリー走行と予選はウエットコンディションになったが、そのどちらともで順調にセットアップを進め、決勝に向けて万全の状態に仕上げた。Q2では、予定していた最後のアタックができずにポールポジションは逃したが、4戦ぶりにフロントローを獲得した。

    初日5番手のカル・クラッチロー(LCR Honda)は、フリー走行、予選とウエットコンディションに苦戦。思うような走りができなかった。それでも、3列目8番グリッドを獲得。ドライコンディションでは調子がいいだけに、決勝では追い上げのレースに挑む。

    初日に10番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、ウエットコンディションでセットアップが進まず、12台で行われるQ2でも最下位の12番手に終わった。最大の問題は、フルウエットでリアタイヤの温度が上がらないことだった。決勝レースはドライコンディションが予想されるが、ウエットになったときには、予選で抱えた問題を解消するために全力を尽くすことになる。

    昨年のオランダGPのウイナーであるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2日目3回目のフリー走行がウエットコンディションになったために、目標とする、ダイレクトでのQ2進出を果たせなかった。そして、ラストチャンスとなるQ1でも3番手。Q2に進出できる上位2台に入れず、その時点で13番グリッドが確定した。ミラーもペドロサ同様、ウエットコンディションで苦戦しているだけに、決勝がドライコンディションになることを願っていた。チームメートのティト・ラバトも、ウエットコンディションでセットアップが決まらず23番手。決勝日のウォームアップで最後の調整に臨み、追い上げのレースをする意気込みだ。

    マルク・マルケス (MotoGP 2番手)

    「今日はいい結果を出すために、リスクを負う必要がありました。セッションが終盤に向かう中で、ラインが乾き始め、もっと速く走れるようになってきました。最後の最後では、あと1周走るチャンスを逃しました。でも今日の一番の目標だったフロントローを獲得できたので満足です。チームはすばらしい仕事をしてくれました。うれしいです。明日、どのような天気になるのか様子を見たいです。ここでは予測が不可能です。5分ごとに天気が変わります。ライバルたちはウエットでもドライでも強いですが、僕たちもそれほど離れていません。明日はいいスタートを切って、彼らについていきたいです。そして表彰台争いをしたいです。

    カル・クラッチロー (MotoGP 8番手)

    「予選セッションをなんとか生き残るためにただがんばりました。あまりいいコンディションではなかったので、転倒しないように走るのはまるで賭けのようでした。路面はとても滑りやすく、フロントローのライダーたちにはおめでとうと言いたいです。彼らは状況をうまく乗りきりました。今日はマシンもタイヤもあまりいい感触がありませんでしたが、明日はよくなることを願っています。今はウエットコンディションで苦戦しています。昨年はウエットコンディションでポールポジションを獲得しているし、レースでも優勝しました。しかし、今年はウエットコンディションで全くフィーリングがなく、コーナーでのマシンの挙動は激しいです。ドライではとても快適に感じるし自信もあります。もっとドライで走れる時間があればよかったですが、明日どうなるかは様子を見たいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 12番手)

    「今日は普通に走ることができませんでした。タイヤが全く温まらなかったのです。特にフルウエットのときは、リアタイヤが温まらず、グリップも全くありませんでした。タイヤがハードすぎるのだと思います。マシンやタイヤ、コースに対してすべてを試しましたが、残念ながらできることはなにもありませんでした。明日はもちろん、その状況に合わせていかなければなりません。レースに集中して、できる限りうまく走りたいです」

    ジャック・ミラー (MotoGP 13番手)

    「ウエットコンディションでのグリップ不足に苦しみました。リアのグリップが全くなく、決勝に向けて力強いセットアップが見つけられるように一生懸命がんばっています。ドライではとてもいいペースがあるので、いい天気になることを願っています。このサーキットの流れるようなレイアウトが好きです。長いレースになるので、ドライコンディションで自分の力を見せつけて、トップ10に入りたいです」

    ティト・ラバト (MotoGP 23番手)

    「とても難しい予選セッションでした。今回の結果は残念です。今はただ、明日のレースに集中したいです。そしてこの予選のことを忘れたいです。決勝に向けて、チームがセットアップについていろいろと考えてくれています。簡単なレースにならないことは分かっていますが、ポイント圏内でフィニッシュしたいです」

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