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  • 宮田莉朋 F2マドリードのフィーチャーレースで3位「戦略もペースも良かった」

    宮田莉朋 F2マドリードのフィーチャーレースで3位「戦略もペースも良かった」

    宮田莉朋は、2026年FIA F2第11戦マドリードのフィーチャーレースで9番グリッドから3位まで順位を上げ、前日のスプリントレースに続いて2日連続となる表彰台を獲得した。

    ハイテックから参戦する宮田莉朋は、戦略とセーフティカーのタイミングを生かしながら着実にポジションを上げた。レース後の記者会見では、運にも助けられたことを認めつつ、表彰台を可能にしたのはチームの戦略とマシンのペースだったと振り返った。

    9番手から3位「戦略も良かったしペースもあった」
    FIA F2の公式記者会見に出席した宮田莉朋は、まず再び表彰台に戻ってこられた喜びを語った。

    「また表彰台に戻ってこられて最高です。9番手からスタートして3位でフィニッシュしました」

    「戦略も良かったですし、セーフティカーによってポジションを上げることもできました。でも、僕たちには良いペースもありました。だからこそ、ここにいられるのだと思います」

    マドリードの新設コース、マドリンクではタイヤ戦略がレースを大きく左右した。宮田は9番手という中団からのスタートだったが、ハイテックはレース展開を見ながら戦略を組み立て、セーフティカーも味方につけて上位へ進出した。

    ただし、宮田自身が強調したように、単に展開に恵まれただけではない。レースペースそのものにも競争力があり、それが3位という結果につながった。

    ラ・モニュメンタル(La Monumental)は「かなり厳しかった」
    一方で、宮田莉朋がレース後に強調したのが身体的な厳しさだった。特にターン12の長いバンク区間、ラ・モニュメンタルは大きな負担になったという。

    「ターン12とバンクは間違いなくかなり厳しかったです。ステアリングからのフィードバックが重かったです」

    「僕はスーパーフォーミュラから来ましたが、あちらにはパワーステアリングがあります。F2はステアリングがかなり重いので、身体的に厳しいです。今日は昨日とはかなり違いました。プライムタイヤでのスティントは身体的にかなり厳しかったです」

    スーパーフォーミュラとは異なり、F2マシンにはパワーステアリングが装備されていない。高速かつ長時間にわたって横方向の荷重が続くラ・モニュメンタルでは、その違いがドライバーの身体に大きく影響した。

    2位に入ったアレクサンダー・ダンも同区間について、200km/hを超える速度で走行し、バンクと高いダウンフォースによってステアリングが非常に重くなると説明しており、マドリンク特有の難しさが表れたレースとなった。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    限界の一歩手前に抑えてターン12を攻略
    タイヤのデグラデーション自体については、宮田莉朋は大きな問題ではなかったと説明する。一方、タイヤが厳しくなる以上に、身体的な負担によって限界で走り続けることが難しくなったという。

    「タイヤのデグラデーションはかなりフラットで、それほど大きくありませんでした。でも、ターン12は身体的にどんどん厳しくなりました」

    「限界で走るのは難しかったです。プッシュしすぎるとマシンがスライドして予測しにくい動きになる可能性がありますし、ステアリングがとても重いので、そこからさらに舵角を加えるのも難しかったです」

    そのため宮田は、ターン12ではリスクを抑え、別の区間でタイムを稼ぐアプローチを取った。

    「だから、あそこでは限界の少し手前にとどめて、セクター1とセクター3でプッシュするようにしました」

    マシンと自身の身体的な限界を見極めながら、ラ・モニュメンタルでは余裕を残し、それ以外の区間で攻める。宮田の冷静なレースマネジメントも9番手から3位への追い上げを支えた。

    優勝はディノ・ベガノビッチ、2位はアレクサンダー・ダンが獲得。宮田莉朋は3位でフィニッシュし、F2マドリードで連日のトップ3入りを果たした。戦略だけでなくレースペースにも手応えを示した宮田にとって、マドリンクでの週末は今後につながる大きな結果となった。

  • 宮田莉朋 F2マドリードで3位表彰台 初優勝に続き連日のトップ3

    宮田莉朋 F2マドリードで3位表彰台 初優勝に続き連日のトップ3

    宮田莉朋が、2026年FIA F2第11戦マドリードのフィーチャーレースで3位表彰台を獲得した。前日のスプリントレースでF2初優勝を飾った宮田は、日曜日のフィーチャーレースでも上位争いを展開。マドリンクで2日連続の表彰台を手にした。

    フィーチャーレースはディーノ・ベガノビッチが優勝し、アレクサンダー・ダンが2位。Hitech TGRの宮田莉朋は3位でチェッカーを受け、好調な週末を表彰台で締めくくった。

    宮田莉朋が3番手をキープ
    ポールポジションからスタートしたベガノビッチがターン1で首位を守り、ダンが2番手。宮田は序盤から上位グループでレースを進めた。

    レースは5周目、クッシュ・マイニがターン18でシアン・シールズと接触してバリアにクラッシュしたことでセーフティカーが導入された。

    一部のドライバーがこのタイミングを利用して早めのピットストップを選択する一方、ベガノビッチら上位勢はステイアウト。宮田も上位でレースを続けた。

    10周目にはガブリエレ・ミニが宮田に仕掛ける場面もあった。ミニはターン13でオリバー・ゲーテを抜いた勢いのまま宮田にも迫ったが、宮田はターン14のアウト側から反撃し、ポジションを守った。

    セーフティカーで上位勢がピットイン
    レース中盤には各車のタイヤ交換が進み、戦略の違いによって順位が大きく変動した。

    17周目にはゲーテがピットストップを終えてコースに復帰。その後、ラファエル・カマラとゲーテが接触し、ゲーテがターン2出口でウォールにクラッシュしたことで、この日2度目のセーフティカーが導入された。

    このタイミングで首位ベガノビッチと2番手ダンがピットイン。両者は順位を維持したままコースに復帰し、上位10台がピットストップを終えた段階で、ベガノビッチ、ダン、宮田莉朋の順となった。

    22周目にレースが再開されると、ベガノビッチが首位をキープ。ダンが2番手、宮田が3番手につけ、表彰台圏内を維持した。

    スプリント初優勝から連日の表彰台
    終盤は後方で激しいポジション争いが繰り広げられたが、トップ3の順位は変わらなかった。

    レースは規定周回数ではなく時間制限によって終了。ベガノビッチがマドリードのフィーチャーレースを制し、ダンが2位、宮田莉朋が3位でチェッカーを受けた。

    宮田にとっては、前日のスプリントレースで待望のF2初優勝を飾ったのに続く表彰台となった。スプリントでは好スタートを生かして勝利をつかみ、フィーチャーレースではピットストップや2度のセーフティカーが絡む展開のなかで3位を守り切った。

    シーズンを通じて特にショートランのパフォーマンスに苦しんできた宮田だが、前日の記者会見では、夏休み中にチームと問題を分析したことで「モンツァからは自分たち本来のレベルに戻ってきています」と手応えを語っていた。

    F2初優勝と3位表彰台。宮田莉朋はマドリンクで開催された第11戦マドリードを2戦連続のトップ3で終え、シーズン終盤に向けて復調を強く印象づける週末とした。

    FIA F2第11戦マドリード フィーチャーレース

  • 宮田莉朋 F2初優勝に喜び「ようやく勝てた」日本人1204日ぶりの勝利

    宮田莉朋 F2初優勝に喜び「ようやく勝てた」日本人1204日ぶりの勝利

    宮田莉朋が、2026年FIA F2第11戦マドリードのスプリントレースで待望のF2初優勝を飾った。レース後の記者会見では、苦戦が続いたシーズンを振り返りながら「ようやく勝てた」と喜びを語った。

    Hitech TGRから参戦する宮田莉朋は、好スタートから首位に立つと、その後もレースをコントロール。エマーソン・フィッティパルディ、ローレンス・ファン・フーペンを抑え、F2参戦3年目で初めてトップチェッカーを受けた。

    今回の勝利は、日本人ドライバーにとって1204日ぶりとなるF2での優勝でもある。

    「本当にうれしい。ようやく勝つことができた」
    レース後の公式記者会見で、宮田莉朋はまず初優勝の率直な気持ちを語った。

    「本当にうれしいです。今シーズンはずっと苦戦してきたので、ようやくレースに勝つことができました。ついに勝てたというのは、本当にいい気分です」

    勝利への大きなポイントとなったのがスタートだった。宮田は発進直後から前を狙い、序盤でレースの主導権を握った。

    「スタートではオーバーテイクするチャンスがあると思っていたので、ローンチにかなり集中していました。そこからはうまくレースをマネジメントすることができました」

    夏休み中の分析が復調につながる
    Hitechにとっても今回が久々のF2勝利となった。チームの前回勝利は2025年のバクーまでさかのぼる。

    宮田莉朋は、2026年シーズンを迎える段階ではもっと高いパフォーマンスを期待していたものの、特に予選などのショートランで苦戦してきたと説明する。

    「今年はもっといい結果を期待していましたが、シーズン中は苦戦していました。特にショートランのパフォーマンスが厳しかったです」

    その状況を変えるきっかけとなったのが夏休みだった。

    「夏休みの間にすべてを分析して、ようやく強いパフォーマンスを発揮できる状態で戻ってくることができました。それが今日勝てた理由だと思いますし、モンツァからは自分たち本来のレベルに戻ってきています」

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    日本人ドライバーが1204日ぶりにF2の頂点へ
    宮田莉朋の勝利は、日本のモータースポーツにとっても大きな意味を持つものとなった。F2公式SNSはレース後、「JAPAN IS BACK ON TOP!」と投稿し、日本人ドライバーが1204日ぶりに表彰台の最上段へ戻ってきたことを紹介した。

    宮田は2024年にF2へステップアップ。2023年にはスーパーフォーミュラとSUPER GTの国内最高峰2カテゴリーでダブルタイトルを獲得して欧州へ渡ったが、F2では思うような結果を残せない時期が続いていた。

    それだけに、マドリードで手にした初勝利は大きな一歩となる。

    夏休み中の分析を経て、モンツァから本来のパフォーマンスを取り戻してきたという宮田莉朋。苦しいシーズンを乗り越えてつかんだF2初優勝は、今後の巻き返しにつながる重要な勝利となった。

  • F2で珍罰則 セバスチャン・モントーヤの妹の服装違反でPREMAに500ユーロ罰金

    F2で珍罰則 セバスチャン・モントーヤの妹の服装違反でPREMAに500ユーロ罰金

    FIA F2選手権のマドリード大会で、セバスチャン・モントーヤが所属するPREMA Racingに珍しい理由で500ユーロ(約9万円)の罰金が科された。原因となったのはマシンでもドライバーでもなく、チームのゲストとしてピットレーンに入っていたモントーヤの妹の服装だった。

    FIAスチュワードが9月11日に発表した裁定によると、F2予選中、11号車モントーヤのマシンに隣接する立入制限区域のワーキングレーンで、女性が規則で義務付けられている長ズボンを着用していなかった。

    複数の海外メディアは、この女性がモントーヤの妹パウリナ・モントーヤだったと報じている。

    モントーヤのクラッシュ後に妹がワーキングレーンへ
    問題が起きたのは、マドリードのマドリンクで行われたF2予選だった。

    セバスチャン・モントーヤはセッション中にPREMAのマシンでバリアに接触し、サスペンションにダメージを負った。それでもマシンをピットレーン入口まで戻すことに成功している。F2公式も、この接触によってモントーヤ車がサスペンションを損傷したと伝えている。

    その後、メカニックが11号車の作業を行っていた際、チームのゲストとして入場していた女性がマシン付近のワーキングレーンにいた。

    FIAの裁定文では違反内容を「11号車に隣接する立入制限区域(ワーキングレーン)で長ズボンを着用していなかった」と説明している。

    スチュワードはチーム代表者を召喚して事情を聴取するとともに、映像証拠を確認した。

    PREMA側は、問題となった女性について、ショートパンツを着用していた人物はチームのゲストであり、実務に携わるチームスタッフではなかったと説明した。

    しかし、この主張は処分を回避する理由とは認められなかった。

    パウリナ・モントーヤ

    「ゲスト」でもチーム側に管理責任
    FIAはマドリード大会のコンペティションノートですでに、ゲストについても国際モータースポーツ競技規則(ISC)で定められた対象に含まれることを各チームに注意喚起していた。

    また、ISC第9.15条では、競技者が立入制限区域へのアクセスを認めた人物による行為や不作為について、競技者側が責任を負うと規定されている。

    さらにF2スポーティングレギュレーション第22.15条では、プラクティスセッションおよびレース中、ピットレーンにいるチームおよび技術スタッフに長ズボンの着用を義務付けている。

    スチュワードはこれらを踏まえ、「セッション中、11号車付近にいたチーム関係者が長ズボンを着用していなかった」と判断。PREMA Racingに500ユーロの罰金を科した。

    罰金は通知から48時間以内にFIAへ支払う必要がある。

    妹パウリナの服装が思わぬ罰金に
    海外メディアによれば、問題となった女性はファン・パブロ・モントーヤの娘で、セバスチャンの妹にあたるパウリナ・モントーヤだった。

    パウリナは普段からモータースポーツの現場に足を運んでおり、2026年にはF1のホスピタリティ関連の仕事に携わりながら、弟セバスチャンが参戦するF2のPREMAにも帯同していると報じられている。

    今回の裁定で重要なのは、セバスチャン・モントーヤ本人に500ユーロの罰金が科されたわけではないという点だ。

    FIAの文書では対象車両として11号車とモントーヤの名前が記載されているものの、「Decision(決定)」では罰金を支払う主体を「Competitor」と明記しており、この場合はPREMA Racingを指す。

    したがって、モントーヤにグリッド降格やタイム抹消などの競技上のペナルティはなく、妹の服装を巡る規則違反によってPREMA Racingが500ユーロを支払うという、F2では珍しい裁定となった。

  • FIA F2が2027年新型マシンを発表 F1に近い空力デザインと車載スターター採用

    FIA F2が2027年新型マシンを発表 F1に近い空力デザインと車載スターター採用

    FIA F2選手権は、2027年から2029年まで使用する新型マシンをF1イタリアGPが開催されているモンツァで発表した。

    新型F2マシンでは、現在のダラーラ製シャシーを継続使用しながらフロントウイングとリアウイングを全面的に再設計。F1の現在のデザイン哲学に近づけるとともに、接近戦を促進することを目指した。

    また、新たに車載スターターを導入し、ドライバーがコース上でスピンやストールを喫した場合でも自力でエンジンを再始動できるようになる。

    F2は、若手ドライバーがF1への昇格を目指して実力を示す重要なカテゴリーとして位置づけられている。近年では、2026年F1選手権のランキング首位に立つキミ・アントネッリをはじめ、レッドブルのアイザック・ハジャー、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドらがF2を経てF1へステップアップしている。

    今回発表された新型車も、その役割をさらに強化することを念頭に開発された。

    FIA フォーミュラ2選手権 2027年マシンFIA フォーミュラ2選手権 マシン

    現行シャシーを維持してコストを抑制
    新型車では完全な新設計シャシーへの切り替えは行わず、現在使用しているダラーラ製シャシーを継続する。これによってチーム側のコストを管理しながら、空力面を中心にマシンを進化させる方針が採られた。

    最大の変更点となるのが、フロントウイングとリアウイングの再設計だ。F1マシンに近い外観と空力コンセプトを採り入れる一方で、F2の重要な特徴である接近戦をさらに促進することを狙っている。

    また、アラムコが供給する先進的なサステナブル燃料とピレリタイヤについても引き続き使用する。

    ブレーキ性能、ステアリング操作に必要な力、コックピットのエルゴノミクスに関する仕様は変更されない。そのため、さまざまな体格や身体的特性を持つドライバーが参戦できる現在のアクセシビリティも維持される。

    車載スターターを新たに導入
    2027年型F2マシンのもうひとつの大きな変更が、車載スターターの採用だ。

    これまでコース上でスピンなどによってエンジンが停止すると、そのままリタイアにつながるケースもあったが、新型車ではドライバー自身がエンジンを再始動できるようになる。

    F2側は、これによってチームのオペレーションを簡素化できるだけでなく、不必要なリタイアを減らし、レースを継続できる可能性を高められるとしている。

    FIA フォーミュラ2選手権

    ステファノ・ドメニカリ「次世代F1ドライバーにとって究極の試験場」
    F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、新型F2マシンについて次のように語った。

    「F2は次世代のF1ドライバーにとって究極の試験場だ。最高の若手才能がホイール・トゥ・ホイールで競い合い、モータースポーツの頂点に到達するために必要なスキルを磨く場所だ」

    「この新しいマシンは、ドライバーが自らの能力を示せる公平な競争環境を維持しながら、イノベーション、安全性、そしてより接近したレースを組み合わせた、もうひとつの重要な前進となる」

    「モハメド・ビン・スレイエム会長とFIA、ブルーノ・ミシェルと彼のチーム、そしてこれを実現するために協力してくれたすべての技術パートナーとチームに感謝したい」

    「このマシンがグリッドに並ぶ姿を見ること、そして才能あふれるこの世代のドライバーたちがF1で自らの足跡を残すチャンスを求めて戦い、それぞれの物語を作っていく姿を見ることを楽しみにしている」

    ブルーノ・ミシェル「F1への完璧な準備ツールであり続けることが第一目標」
    FIA F2選手権CEOのブルーノ・ミシェルは、開発において最も重視したのはF1への準備カテゴリーとしての役割だったと説明した。

    「この新しいマシンに取り組むにあたって、我々の第一の目標は、F1に向けてドライバーを準備するための完璧なツールであり続けることだった」

    「FIAとともに、我々は現在のシャシーを継続使用し、フロントウイングとリアウイングの再設計に重点を置くことを選択した。これによってコストを管理しながら、F1マシンにより近い外観にすると同時に、F2マシンが接近したレースを生み出す能力を向上させることができる」

    「車載スターターも追加した。これによってチームのオペレーション面が簡素化され、ドライバーはコース上でスピンしたりストールしたりした後でも、自分でマシンを再始動できるようになる」

    「また、ドライバーの準備、サステナビリティ、そしてファンに素晴らしいショーを提供するという点で、パートナーであるアラムコ、ピレリとの取り組みも継続している」

    「ファンはF2のレースに非常にエキサイティングで安全なものを期待している。この新しいキットは、まさにそれを実現するものになる」

    2027年型F2マシンは、既存シャシーを活用して参戦コストの上昇を抑えながら、F1に近い空力デザイン、接近戦の促進、車載スターターによる実用性の向上を図った進化型となる。2027年シーズンから投入され、2029年までの3シーズンにわたって使用される予定だ。

  • F2:ジョシュア・ドゥルクセンがレース1優勝 宮田莉朋は12位

    F2:ジョシュア・ドゥルクセンがレース1優勝 宮田莉朋は12位

    2025年フォーミュラ2選手権 第1戦のレース1がメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われ、ジョシュア・ドゥルクセン(AIX Racing)が21周のスプリントレースを制した。

    2位にはレオナルド・フォルナロリ(Invicta Racing)、3位にはルーク・ブラウニング(Hitech TGR)が続いた。宮田莉朋(ART Grand Prix)は12位、レッドブルF1育成のアービッド・リンドブラッド(Campos Racing)は10位だった。

    2025年 フォーミュラ2選手権 第1戦 レース

    Pos No Driver Team
    1 20 ジョシュア・ドゥルクセン AIX Racing
    2 1 レオナルド・フォルナロリ Invicta Racing
    3 7 ルーク・ブラウニング Hitech TGR
    4 2 ロマン・スタネック Invicta Racing
    5 6 リチャード・フェルシュフォー MP Motorsport
    6 9 セバスチャン・モントーヤ PREMA Racing
    7 10 ガブリエレ・ミニ PREMA Racing
    8 3 ジェセップ・マリア・マルティ Campos Racing
    9 17 アレクサンダー・ダン Rodin Motorsport
    10 4 アービッド・リンドブラッド Campos Racing
    11 5 オリバー・ゲーテ MP Motorsport
    12 15 宮田莉朋 ART Grand Prix
    13 25 ラファエル・ヴィラゴメス Van Amersfoort Racing
    14 8 ディーノ・ベガノヴィッチ Hitech TGR
    15 16 アムーリ・コルデール Rodin Motorsport
    16 12 クッシュ・マイニ DAMS Lucas Oil
    17 21 シアン・シールズ AIX Racing
    18 24 ジョン・ベネット Van Amersfoort Racing
    19 22 サミ・メグトゥニフ TRIDENT
    20 23 マックス・エスターソン TRIDENT
    21 11 ジャック・クロフォード DAMS Lucas Oil
    22 14 ビクター・マルタンス ART Grand Prix
  • レッドブルF1育成アービッド・リンドブラッド 2025年にカンポスからF2参戦

    レッドブルF1育成アービッド・リンドブラッド 2025年にカンポスからF2参戦

    レッドブルF1の育成ドライバーであるアービッド・リンドブラッドが、2025年にカンポス・レーシングからFIA フォーミュラ2選手権に参戦することが発表された。

    アービッド・リンドブラッドは、プレマ・レーシングでのF3ルーキーシーズンを4位で終え、シルバーストーンでの完全優勝を含む4つのレースで優勝し、チャンピオンシップ史上初の快挙を成し遂げたドライバーとなった。

    それ以前には、レッドブル・ジュニアチームのドライバーとしてイタリアF4に参戦し、フル参戦初年度で総合3位となり、6勝、4回のポールポジション、10回の表彰台を獲得した。

    リンドブラッドは、F2昇格を前に、新しいチームでのスタートを心待ちにしていると語った。

    「2025年のFIA F2でカンポス・レーシングの一員となることにとても興奮している。チームは今シーズン、素晴らしい活躍を見せており、一緒に仕事ができるのが待ちきれない」とリンドブラッドは語った。

    「過去にこのチームでレースをしたドライバーの長いリストに加わり、アドリアン・カンポス氏の遺産とレガシーの一部となることを楽しみにしている。チームは非常に情熱的で、勝利への飢えと意欲に満ちている。彼らは、お互いに高め合ってドライバーとして成長し続けるためのツールと知識を私に与えてくれるだろう」

    「レッドブル、ジュニアチーム、カンポス・レーシングの皆さんに、このような機会を与えてくれたことに感謝したい。早く始めたい!」

    チーム代表のアンドレ・カンポス・ジュニアは「2025年にアービッドのようなドライバーが我々のチームに加わってくれることを嬉しく思う」と語った。

    「彼は非常に才能があり、我々には共に非常に重要な目標がある。来季のデビューに向けて、冬の間、彼が可能な限り準備万端でいられるよう取り組むつもりだ。我々の経験をすべて注ぎ込み、彼の移行が可能な限りスムーズで成功したものとなるよう努めるつもりだ

  • 宮田莉朋 FIA-F2 第9戦ブダペストのレース2で8位でポイント獲得

    宮田莉朋 FIA-F2 第9戦ブダペストのレース2で8位でポイント獲得

    FIA-F2の第9戦がハンガロリンクで行われ、TGR WECチャレンジプログラムから同シリーズに今季よりフル参戦している宮田莉朋は予選で18番手と苦しむも、スプリントレースでは優れたタイヤマネージメントで12位。フィーチャーレースでは終盤見事なオーバーテイクショーを演じ、8位でポイント獲得を果たした。

    7月19日(金)から21日(日)にかけて、ハンガリー・ブダペストのハンガロリンクで2024年FIA-F2第9戦が開催された。

    FIA-F2には今季TOYOTA GAZOO Racing(TGR) WECチャレンジプログラムのドライバーである宮田莉朋がロディン・モータースポーツからフル出場している。

    全14戦で争われている今季のFIA-F2も後半戦に入っている。今季FIA-F2とELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)に参戦している宮田莉朋は、6月のル・マン24時間レースに出場した後、翌週からヨーロッパを転々としながら、FIA-F2だけで6週間で5戦という過密スケジュールでレースを戦っている。

    宮田莉朋はデビューイヤーのFIA-F2序盤戦、中東の開幕戦と豪州の第3戦でポイント獲得を果たした。舞台が欧州へ移ってからは、初めてのサーキットで走行時間も限られる中、苦しい戦いが続いていますが、毎戦着実に経験を積み、随所で光る速さを見せている。前戦シルバーストーンでは、初のウェットコンディションとなったスプリントレースで粘り強い走りを見せ、トップ10フィニッシュを果たした。

    【予選】
    19日(金)午後4時4分より、気温は31度、路面温度も50度を超える暑さの中で30分間の予選が行われた。

    セッション開始と共に各車アタックに向かい、宮田は5周目のタイムで暫定17番手。さらにタイムを刻もうとしたところで、残り19分でスピンを喫した車両がコース上に止まり、赤旗が出された。

    数分後にセッションは再開されたが、ほとんどの車両がラストアタックへ向け待機。残り11分を切ったあたりから再アタックを開始した。

    宮田莉朋はこの日午前中の練習走行で6番手タイムをマークしており、予選でも好位置が期待されたが、ライバル勢もタイムを向上させてくる中、上位に食い込むことはできず、18番手で予選を終えることとなった。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    【スプリントレース】
    20日(土)午後2時15分から28周、タイヤ交換義務無しのスプリントレースが行われた。この日は空には雲がかかり、気温26度、路面温度は36度と前日よりもかなり低いコンディションでのレースとなった。

    このレースはタイヤ交換義務が無いため、基本的にスタートしたタイヤで最後まで走り切ることとなるが、オプションタイヤ(ソフト)とプライムタイヤ(ハード)装着車両でほぼ半々に分かれた。宮田莉朋はオプションタイヤを装着。

    18番手グリッドからスタートを切った宮田莉朋は、スタート直後の混乱の中で順位を落とし、2周目にはほぼ最後尾の21位へと後退。しかしタイヤが暖まってペースを掴んでからはライバルとのバトルを繰り広げ、次々に前車をパス。10周目には17位まで順位を上げた。

    しかし、レース後半になるとタイヤの摩耗が厳しくなり、プライムタイヤ勢の巻き返しを受けることに。それでも宮田莉朋は懸命にタイヤをマネージメントしポジションをキープ。終盤タイヤ摩耗に耐えきれずピットへ向かうオプション勢も出て、大勢的にはプライム勢が有利となったこのレースで、宮田はタイヤを美味くマネージメントして最後までオプションタイヤのままバトルを続け、ライバルの追撃を凌ぎ切って13位でチェッカー。レース後に1台失格となったことで12位フィニッシュとなった。

    宮田莉朋:
    まずは予選でのパフォーマンスが足りず、18番手でしたが、初めてのコースですし、まだ経験も浅い中でのレースウィークの始まりだったので、しっかり自分も成長していくことを意識してスプリントレースに臨みました。スプリントレースは、プライムタイヤとオプションタイヤが混ざるレースとなって、かなり荒れたというか、タイヤ選択に左右されるレースでした。僕はオプションタイヤで、何度かタイヤにフラットスポットを作ってしまったのですが、結果的に13位で走り切ることができましたし、しっかりオーバーテイクもし、後半は順位を守りながらのレースができました。自分の中ではポジティブな要素が大きいですし、これからも一歩ずつ成長していきたいなと思っています。明日もまだフィーチャーレースがあるので、しっかりストラテジーを考えて、また自分も成長していけるように頑張っていきたいと思います。

    宮田莉朋 F2

    【フィーチャーレース】
    21日(日)午前10時5分から37周もしくは60分+1周で争われるフィーチャーレースが行われた。気温23度、路面温度29度と比較的過ごしやすいコンディションでのレースとなった。タイヤ交換義務があり、上位勢は多くがオプションタイヤを装着。18番手と後方からのスタートを余儀なくされた宮田莉朋は、上位勢とは逆のプライムタイヤでスタートし、追い上げを図る作戦に出た。

    1台がピットスタートとなったことで、事実上17番手からスタートを切った宮田莉朋は、大混戦の中で16,17位あたりでのバトルを展開。7周目に接触によりコース上に停まった車両があり、セーフティカーが導入されると、オプションタイヤ装着の上位勢が一斉にピットへ。プライムタイヤの宮田はピットへ入らず、6位へと順位を上げる形となった。

    11周目に再スタートが切られると、宮田莉朋は他のプライム勢と激しい順位争いを展開。

    22周目にスピンから大きなクラッシュが発生し、この日2度目のセーフティカーが導入されると、宮田莉朋らプライム勢はこのチャンスに一斉にピットへと向かった。

    宮田莉朋は14位でレースに復帰。27周目からレースが再開された。先にピットインしていた車両がタイヤの摩耗に苦しむ中、新品タイヤに交換したばかりの宮田は再スタート直後に1台かわすと、次々に先行車をパス。5周で6台をかわして8位まで順位を上げる、オーバーテイクショーを演じることとなった。

    レースは2度のセーフティカー導入により、60分+1周のタイムレースとされ、36周でファイナルラップに。最後まで宮田莉朋は激しいバトルを繰り広げたが、0.2秒及ばず8位でチェッカー。それでも、第6戦バルセロナのスプリントレース以来、フィーチャーレースでは第3戦メルボルン以来となる入賞、ポイント獲得を果たした。

    宮田莉朋:
     メルボルン以来の、フィーチャーレースでポイントを獲得することができました。結果的に8位で終えて、ストラテジーも、セーフティカーが2回出たことで作戦面も機能しました。1回目のセーフティカーの時はちょっとアンラッキーな状況でしたけれども、2回目のセーフティカーで挽回することができて、これまでのレースで積んできた経験と努力が少しずつ、しっかり結果に繋がってきているので、素直に今の結果はすごく嬉しいですし、自分の努力もちゃんと形として出てきているので、これからも良いレースができるように頑張りたいと思います。ハンガロリンクは抜くのが難しいサーキットでしたが、タイヤの選択によってはオーバーテイクできましたし、日本にはないレイアウトのコースだったので、結構楽しいレースができました。応援ありがとうございました。

  • 宮田莉朋 FIA-F2第3戦オーストラリアのレース2で5位入賞

    宮田莉朋 FIA-F2第3戦オーストラリアのレース2で5位入賞

    宮田莉朋は、F1オーストラリアGPのサポートレースとしてアルバート・パーク・サーキットで開催されたFIA-F2第3戦のレース2で5位入賞を果たした。

    タイヤ交換義務のある33周のフィーチャーレース。12番手スタートの宮田莉朋は、バーチャルセーフティカーでタイヤ交換を実施して上位に浮上。その後も上位でレースを展開し、スプリントレースに次いで5位でフィニッシュ。

    優勝はスプリントのペナルティで勝利を失っていたアイザック・ハジャー(Campos Racing)、2位にはポール・アロン(Hitech Pulse-Eight)、3位にゼイン・マロニー(Rodin Motorsport)が続いた。

    連続入賞を果たした宮田莉朋は「アジャストした事がタイヤに厳しいレースになりましたが、チームと共に新たに学べたレースになりました。応援ありがとうございました!」とXに投稿した。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    2024年 FIA フォーミュラ2選手権 第3戦 レース2

    Pos No Driver Team
    1 20 アイザック・ハジャー Campos Racing
    2 17 ポール・アロン Hitech Pulse-Eight
    3 5 ゼイン・マロニー Rodin Motorsport
    4 4 アンドレア・キミ・アントネッリ PREMA Racing
    5 6 宮田莉朋 Rodin Motorsport
    6 22 リチャード・フェルシュホー Trident
    7 12 フランコ・コラピント MP Motorsport
    8 15 ラファエル・ヴィラゴメス Van Amersfoort Racing
    9 1 ビクター・マルタンス ART Grand Prix
    10 3 オリバー・ベアマン PREMA Racing
    11 7 ジャック・クロフォード DAMS Lucas Oil
    12 16 アマウリー・コーディール Hitech Pulse-Eight
    13 9 クッシュ・マイニ Invicta Racing
    14 21 ジョゼップ・マリア・マルティ Campos Racing
    15 8 ファン・マヌエル・コレア DAMS Lucas Oil
    16 23 ロマン・スタニェク Trident
    17 25 テイラー・バーナード PHM AIX Racing
    DNF 11 デニス・ハウガー MP Motorsport
    DNF 24 ジョシュア・デュルクセン PHM AIX Racing
    DNF 2 ザック・オサリバン ART Grand Prix
    DNF 10 ガブリエル・ボルトレト Invicta Racing
  • 宮田莉朋 FIA-F2第3戦オーストラリアのレース1で6位入賞

    宮田莉朋 FIA-F2第3戦オーストラリアのレース1で6位入賞

    宮田莉朋は、F1オーストラリアGPのサポートレースとしてアルバート・パーク・サーキットで開催されているFIA-F2第3戦のレース1を6位入賞を果たした。。

    タイヤ交換義務のない23周のスプリントレース。優勝はアイザック・ハジャー(Campos Racing)、2位にロマン・スタニェク(Trident)、3位にデニス・ハウガー(MP Motorsport)が続いた。宮田莉朋は12番グリッドから6つポジションを上げてフィニッシュした。

    2024年 FIA フォーミュラ2選手権 第3戦 レース1

    Pos No Driver Team
    1 20 アイザック・ハジャー Campos Racing
    2 23 ロマン・スタニェク Trident
    3 11 デニス・ハウガー MP Motorsport
    4 9 クッシュ・マイニ Invicta Racing
    5 12 フランコ・コラピント MP Motorsport
    6 6 宮田莉朋 Rodin Motorsport
    7 1 ビクター・マルタンス ART Grand Prix
    8 3 オリバー・ベアマン PREMA Racing
    9 2 ザック・オサリバン ART Grand Prix
    10 7 ジャック・クロフォード DAMS Lucas Oil
    11 5 ゼイン・マロニー Rodin Motorsport
    12 8 ファン・マヌエル・コレア DAMS Lucas Oil
    13 14 エンツォ・フィッティパルディ Van Amersfoort Racing
    14 25 テイラー・バーナード PHM AIX Racing
    15 15 ラファエル・ヴィラゴメス Van Amersfoort Racing
    16 16 アマウリー・コーディール Hitech Pulse-Eight
    17 24 ジョシュア・デュルクセン PHM AIX Racing
    18 17 ポール・アロン Hitech Pulse-Eight
    19 4 アンドレア・キミ・アントネッリ PREMA Racing
    20 22 リチャード・フェルシュホー Trident
    21 10 ガブリエル・ボルトレト Invicta Racing
    22 21 ジョゼップ・マリア・マルティ Campos Racing