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  • ルーベンス・バリチェロ、トルコGPでF1最多レース出場記録を更新

    ルーベンス・バリチェロ、トルコGPでF1最多レース出場記録を更新

    ルーベンス・バリチェロにとって、次戦トルコGPはF1の歴史的なレースとなる。スペインでリカルド・パトレーゼが持つ256レースという出場記録に並んだバリチェロは、トルコGPでF1歴代最多の257レース出場を記録する。

    ルーベンス・バリチェロ
    「イスタンブール・パーク・サーキットは、反時計回りだから、ドライバーにとっては独特の走行になるし、うねりがかなり極端でエキサイティングなラップになるね。」

    「2005年に初めてここでレースをしたときから、このサーキットは印象的だった。ラップ自体に素晴らしい流れがあるし、最も重要なのは、オーバーテイクする機会のある良いレーストラックということだ。それはいくつかエキサイティングなレースを導いた。ドライバーにとってのハイライトは高速なターン8だ。そこは3つのエイペックスがあって本当に速いし、ブラインドになっていて、首に厳しいんだ。」

    「これまでで最も経験豊富なF1ドライバーになることは僕にとって大きなことだ。僕はF1で長いキャリアがあり、たくさんの素晴らしい思い出であるけど、1993年にこの旅行を始めたときから今日までなにも変わっていないよ。」

    「人々はトルコで僕の16年間のキャリアを振り返るだろうけど、僕はまだ前を向いているし、次のレースは最も重要なものになるだろうね。」

  • ホンダ、ダニカ・パトリックのF1テストに前向き

    ホンダ、ダニカ・パトリックのF1テストに前向き

    ホンダは、ダニカ・パトリックをF1のテストに参加させることに前向きな姿勢をみせた。

    ホンダ・レーシングF1チームのCEOであるニック・フライは、ダニカ・パトリックのF1走行に関しての議論はなされていないとしながらも、ダニカ・パトリックのF1でのテスト走行の可能性を語った。

    「我々が扇動することはない。しかし、ダニカがテストドライバーを望むなら、喜んで話し合うだろう」

    もてぎで開催されたインディ・ジャパン300で、女性ドライバーとして歴史的な勝利を飾ったダニカ・パトリック。ホンダは、ダニカ・パトリックが所属するアンドレッティ・グリーン・レーシングにエンジンを供給している。

    ダニカ・パトリックはF1でドライブすることに興味を示している。ただし、ショーではなく真剣なテスト走行という条件が付く。ダニカは、2005年にインディでのデモストレーション走行を断っている。

    「あらゆるドライバーが一生に一度はF1マシンをドライブしたがるものよ。重要なテストであるならば、何も問題ないわ。」

  • コバライネン、事故後のコメント

    コバライネン、事故後のコメント

    スペインGPで大クラッシュを起こし、現在、スペインの病院に入院中のヘイキ・コバライネンが、コメントを発表した。

    「少し頭痛がして、首が痛いけど、それ以外は気分がいいし、大丈夫だよ。できるだけ早く良くなって、トルコGPのレースに出られるようにFIAのメディカルチェックをパスしたいね。事故のことやその後に起こったことはなにも覚えていないんだ。でも、サーキットの救急スタッフやFIAの医療チーム、そして病院のドクターなど、僕の世話をしてくれたみんなの努力に感謝したい。たくさんのメッセージをくれたみんなにもかりがとうを言いたい」

    事故後、ヘリコプターでスペインの病院に運ばれたコバライネンは、CTスキャンの結果、頭に怪我はなく、骨折もなかった。今朝、再検査を受けたが、すべてのスキャンの結果は良好で問題はなかった。コバライネンは月曜の夜には退院し、その後スペインに2、3日滞在しリラックスしたあと、自宅に戻りトレーニングを始めるという。

    マクラーレンは、コバライネンの左フロントタイヤが破裂したときの速度が240km/hで、タイヤバリアに衝突したときの速度は130km/hだったと発表。コバライネンは27Gの衝撃を受けたことになる。マクラーレンは、ホイールリムが事故の原因だとしているが、まだ正確な原因は特定していない。

  • F1第4戦:スペインGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1第4戦:スペインGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Gran Premio de Espana Telefonica 2008

    1位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「これ以上の勝利はないね!昨日はポールポジションし、今日は勝ち、フェリペ(マッサ)も2位だった。両チャンピオンシップをリードしたことにも、満足している。週末は全てが上手くいって、望んでいた通りの結果を得ることができた。簡単な勝利ではなかったけど、重要なのはチェッカーフラッグを受けたときに10ポイントを手にできたことだ。完璧なスタートではなかったけど、リードを保つには十分だったし、そのあとは状況をコントロールすることを試みた。2回のセーフティカー導入が少し複雑にしたのは確かだ。最初に築いリードが帳消しになったけど、僕たちは決してレースのリードを失うことはなかった。マシンのハンドリングはよても良くて、バランスも素晴らしかった。僕らはワールドチャンピオンシップをリードしているけど、手を緩めることはできないね。順位を落としてはいけない。ヘイキの事故?彼は大丈夫だとチームから連絡を受けた時はとても嬉しかったよ。最も重要なことだからね」

    2位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「この8ポイントは非常に重要だ。2週間前にバーレーンGPで達成したような勝利は、常に可能というわけではないからね。僕は素晴らしいスタートをきって、アロンソをパスすることができ、キミにも接近することができた。チームメイトより前にピットストップすることはわかっていたから、彼の前に出ることはとても難しかった。だから、この状況でできる最高のことをして、自分自身とチームにとって価値のアルポイントを持ち帰ろうと考えたんだ。今年ドライバー補助装置が禁止されたけど、オーバーテイクはほぼ不可能だし、予選の結果と戦略がレース結果を決定する重要な要素になっているね。」

    3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「まず第一に、ヘイキ(・コバライネン)が大丈夫だと聞いて本当に嬉しく思う。レース中にバリアに突っ込んでいるマシンがいて、ヘイキだということを知らされた。すぐにチームはヘイキが無事であることを確認し、ロン(・デニス)が無線で教えてくれたとても安心したよ。レースでは、再び表彰台に戻れて良かったね。予選を終えて、難しいレースになるだろうとわかっていたから、3位でも嬉しいよ。スタートは良く、多くのトラクションを得ることがでたし、すぐにロバート(・クビサ)の右側に並ぶことができた。彼を抜くのは簡単ではないけど、なんとか彼をオーバーテイクすることができた。F3でのバトルを思い出したね。特に第2スティントと第3スティントでは激しくプッシュし、フェラーリについていこうとトライした。実際、トップのマシンとこんなにも接近してレースをフィニッシュできたことには嬉しい驚きだね。F1にとって素晴らしいことだ。僕たちは今日、素晴らしい仕事をしけど、改善しなければならない部分はある。でも、僕たちが比較的フェラーリと接近していることがわかって良かったよ。トルコGPではヘイキがいつもどおりに元気に復帰してくれることを楽しみにしているよ」

    4位 ロバート・クビサ (BMW)
    「僕たちは今日のレースの間、とても良いペースだったね。残念ながら、スタートでポジションを下げてしまった。でも、最終的なトップとのギャップはわずか5秒だけだった。誰かが昨日そういっていたとしても、信じられなかっただろうね。ヘイキが大丈夫なことを願うよ。事故現場を通過したとき、マシンが非常に良くない位置にいたのが見えたんだ。FIAはマシンの安全性について、素晴らしい努力をしているので、彼らには本当に感謝しなければならないね。」

    5位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「とっても満足しているよ。チームはテストの後、遅れずに全てのパーツを用意するために、とても一生懸命に働いた。そして、それは成果をあげた。僕たちは今日のレースではあまり良いスタートではなかったけど、僕たちには速さがあった。最終的には、とても力強いポジションで終えることができた。最後のスティントでは、あまりグリップがなかったけど、ポイントに対するプレッシャーはなかったから大丈夫だった。ドライビングには満足しているし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。」

    6位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「今日は僕らにとっていいレースだった。6位フィニッシュで3ポイント獲得できて、とてもうれしい。セーフティカーが入ったタイミングは、僕らにとってよくなかった。しかし、ヘイキ(コバライネン)が無事だと聞いてとても安心した。僕は第1スティントを長くとっていたため、(セーフティカーの)タイミングにより、いくつかポジションを落とした。マシンはとてもよく、バランスはラップを重ねるごとによくなっていった。特に、ハード側のタイヤを履いた最終スティントでは、感触がとてもよかった。チームが本当にいい仕事をしてくれたし、ロス(ブロウン)の技術面でのさい配がプラスに働いている。今日のレースでは、新しい空力パッケージのフィーリングがとてもよかった。確実に進歩している。マシンから得た情報と風洞で得た情報がかみ合っている点は、よかったことだ。僕らのマシンは、バンプでの操作性があまりよくないため、バンピーなこのサーキットでの走行は、ベストとはいえない。トルコでは、ここ以上のパフォーマンスを発揮できるのではと思う」

    7位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「今日は良いレースだったし、僕にとってポイントを獲得できたことは重要なことだ。ポイントを獲れたのは良かったけど、バトンに捕らえられて順位を落としたのは残念だ。でも、結果には満足しているし、今回のレースで一歩前進できた。もちろん、改善する部分はあるけど、最初の4レースで5ポイント獲得でき、初めてのシーズンとしては、良いスタートだ。」

    8位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「我々は更に1ポイントを獲得したけれど、もっとポイントを獲得することができるはずだった。今日のレースは楽ではなかったけれど、すべてが順調に運び、6位入賞に向かって進んでいたんだ。そこにコミュニケーションエラーが発生し、チームは誤って私にピットに入るように指示を出してしまった。これらのことが起こったために、今日は貴重な2ポイントを手に入れることが出来なかった。それまでは厳しい週末だったけれど、我々は強い結果に向かっていたんだ。これが戦いというものなのだが、今日は、車のパッケージの最大のポテンシャルを出し切って、自分に出来る限りの最善を尽くし、可能な限りウェバーから離れないようにしていたんだ。我々は接戦しているグループの中にいる。今の勢いを維持し続けるためには、引き続き進化を押し進めていかなければならないだろう。」

    9位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
    「スタートでは、望みどおりポジッションを2つあげることができた。最近は特に良いスタートができていなかったので、それはポジティブだったね。5位の見込みがあったけど、不運にもセーフティカー期間と最初のピットストップのタイミングが重なった。シグナルが出たとき、僕はちょうどピットの入り口を過ぎていたんだ。そのあと僕は燃料をセーブしてピットストップを遅らせようと試みたけど、結局、トラック上で燃料がなくなるかピットストップするかの選択になり、ペナルティを選んだんだ。」

    10位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「悪くはなかったよ。10位は今シーズンでベストの結果だからね。何台かアクシデントがあったことは知っているけど、僕はベストを尽くした。1回目のセーフティカーの後、マシンはとても良かった。快適だったし、かなり競争力があったと思う。そのあとど最後のスティントでハードタイヤのグリップがあまり良くなかった。攻めたけど、グリップの限界だったんだ。ハイドフェルドとのバトルは楽しかったね。彼は僕より速かったけれど、何周も抑えることができた。昨日の方が良かったのは確かだけど、僕たちにはまだより良いなにかを見つけるためにたくさんの作業をする必要がある。」

    11位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「スタートは上手く行かず、第1コーナーに向かう途中に、2、3番順位を落してしまったんだ。そして、他のチームの車が私の車の前を横切って、フロントウィングを破損してしまった。私は空力性能を失ってしまい、そのおかげでレース序盤に大きな影響を受けてしまった。また、レース全体を通じトラフィックのなかで走行することになった。ピットストップでノーズを変えた後に、車の調子はずっと良くなった。しかしその後、クルサードが私の正面に出てきた。彼はアウトラップのために速度を落していたんだ。彼はコーナーで少しスペースを開けていたので、入ろうとしたらその後閉じてしまい、私は彼に衝突してしまった。そのため再びフロントウィングは壊れてしまった。それで、このレースが決まってしまった。」

    12位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「グリッドの最後尾近くにいるのは恐ろしいことだ。トラブルに近づかないようにするのは簡単なことではない。ターン4の進入でスーティルに当てられて、マシンの側部にいくらかのダメージを追ってしまった。でも、その後の走行は大丈夫だった。ピットストップの後、グロックがそこにいることに気付いていることを示すために、僕はターン4とターン5でディフェンシブ・ラインをとった。でも、彼は、僕のマシンの後側をヒットし、タイヤをパンクさせた。」

    13位 佐藤琢磨 (スーパーアグリ)
    「厳しいレースだったが、楽しむことができた。スタートは満足のいく程度に良く、2、3台を抜いたが、前の2、3台が接触し、避けることができなかったため、ノーズのパーツを失ってしまった。それが空力のバランスに明らかに悪影響を及ぼした。チームからマシンは問題無いという連絡があったので、そのままレースを続けた。一時は9位まで順位をあげることができ、とても気持ちがよかった。今週末は難しい状況の中、スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。僕を含め、スタッフや僕達をサポートしてくれる人々全員にとって喜ばしいことなので、この勢いを今後を維持できることを期待している」

    –位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「この結果は、結局2つのことの入り混じったものだ。僕たちはレースのために新しいエアロパッケージを持ち込み、プラクティスでセットアップを間違った方向に向けてしまった。僕たちは、これをレースのために変更し、カズキのセッティングの方向に持っていった。それはうまく作用し、僕はハードにプッシュすることができたし、それにはとても満足している。レースは本当にうまくいった。僕は良いスタートをきめて、正しいラインを選択し、最初のラップで15位から11位まであがった。だから、6位のためにヤルノをオーバーテイクするチャンスがあることをわかっていた。もしヤルノをパスできなかったとしても、僕はまだ7位でフィニッシュできただろうし、それも良かったと思うから、この結果は残念だ。」

    –位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今週末は良いことと悪いことの両方があった。マシンはとても競争力があり、フェラーリやBMWにも近づいていたから、良い第一歩だと思う。これからはまたレースを楽しんで、トップに近い位置でレースができることを期待している。完走できなかったことは残念だけど、思っていた以上の競争力があったことは嬉しい驚きだった。」

    –位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「マシンパフォーマンスがよかっただけに、ピットレーンで起こったフィジケラ(フォースインディア)とのアクシデントで僕のレースが終わってしまったのは残念だ。よくある不運だったと思う。ピット作業が終わったときに、チームからトラフィックについては聞かされていたので、ほかのマシンを避けようと気をつけていた。しかし、フィジケラが僕を追い越してピットに入ろうとしたとき、僕のフロントウイングを引っかけていった。何とかフロントウイングをぶら下げたまま1周を回ったが、残念ながらダメージが大きく、リタイアを余儀なくされた。ポイント獲得の可能性があっただけに、残念だ。僕らのパフォーマンスは確かに向上している。新しい空力パッケージはいいパフォーマンスを見せているし、セットアップでは調整が必要だったが、マシンバランスやレースでのパフォーマンスもよかった。まだ道は長いが、一歩ずつ前進していることで勇気づけられる。これからの数戦を楽しみにしているし、これからも進歩を続けられると期待している」

    –位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)

    –位 アンソニー・デビッドソン (スーパーアグリ)
    「僕にとっては期待はずれの週末となってしまった。ネルソンピケJr.がレース序盤にコースをはみ出しコース上に小石を撒き散らし、その一つがラジエーターにダメージを与え、結果的にレースを終えざるを得なかった。スタートも良く、それまでは快適に走行していたので、こんなに早くリタイアしなくてはならなかったのは本当に残念だ。それでも、今週末のチームスタッフ全員の懸命な働きと決断に感謝したい」

    –位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「リプレイを見るまでは何とも言えない。僕がわかっているのは、ミラーを見た時には、ネルソン(ピケJr.)はまだオーバーテイクを仕掛けてくるポジションにはいなかった。彼は僕に近づいてはいたけど、十分ではなかった。僕はターン10でかなり遅いブレーキをして、コーナーに進入しはじめた。すべてが突然だった。僕が曲がったとき、彼は僕と並んでいた。それでレースは終わった。僕たちは今週末かなり良い仕事をしていたから残念だ。」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「序盤で一度ミスを犯して、コースを飛び出してしまった。でもコースへ復帰することができたし、そこからはアタックを試みて、リスクも負わなければならなかった。がっかりしているけれど、今週末は間違いなく大きな前進を遂げた。このレースでから学ばなければならないし、この先は同じミスはしないよ。今はトルコを楽しみにしているし、ベストを尽くすよ」

    –位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「再び期待はずれな一日だった。良いスタートを切ったあと、ターン4で僕は内側にいて、他のマシンをオーバーテイクしようとしたけど、近づきすぎていて、曲がることができなかった。僕はクルマに衝突し、そこでレースは終わってしまった。今週末はとても残念な結末となったよ」

    –位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「とても残念だ。どうすることもできなかった。接触はターン4で起きた。エイドリアン(スーティル)はオーバーテイクを試みるとき楽観すぎたね。彼はほかのマシンに接触して、僕の前でスピンした。僕は内側を通り抜けようとしたけど、行き場所がなかったんだ。なんとかできたかもしれないけど、スーパーアグリもそれを通り抜けようとしていたんだ。イスタンブールで再びトライするつもりだ。うまくいけば、もうすぐ新車を得られるだろうし、レースのスタートで問題がたくさんある下位グループから抜け出せるだろうね。」

  • スーパーアグリ:スペインGP決勝 佐藤琢磨が今季最高13位

    スーパーアグリ:スペインGP決勝 佐藤琢磨が今季最高13位

    スーパーアグリは、F1スペインGPで、佐藤琢磨が今季最高の13位で完走。アンソニ・デビットソンは、マシントラブルによりリタイアに終わった。

    財政問題が深刻化し、スペインGPの出走が危ぶまれたスーパーアグリ。グリッドに並んだマシンSA08Aは、これまでのカラーリングではなく、カッティングシートで“応急処置”された白の部分が目立つ姿。ギリギリまで参戦を検討した結果がマシンからも見てとれる。

    そんな状況の中でも、佐藤琢磨は力強い走りを見せた。他チームより1秒以上遅いマシンで、様々なアクシデントをすり抜けて一時は9位まで浮上。ピットストップで遅れをとったが、その後もレッドブルのデビッド・クルサードを何周にも渡って抑えるなど、闘志溢れる走りを披露。9台のマシンがリタイアし、実質の最下位ではあるものの、今季最高位の13位で完走を果たした。

    マグマ・グループと再開した交渉も思わしくなく、ホンダの技術支援により、なんとかグリッドに並んでいる状態のスーパーアグリ。トルコGPまでに、なんらかの契約を決めなければ、それはチームの消滅をも意味する。トラック外での戦いはこれからだ。

    鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
    「チェッカーフラッグを受けたのがたった半分のマシンだったという厳しいレースだった。先週ここでのテストに参加できなかったにも関わらず、両ドライバー共に、そしてメカニックやエンジニア全員が今日は素晴らしい仕事をしてくれた。アンソニーに関しては、良いスタートを切っていたのに、ラジエーターの損傷からリタイヤしなくてはならなかったのは残念だった。琢磨は難しい状況の中でとても良いレースをしてくれた。13位でのフィニッシュは我々にとって今シーズン最高の成績だ。チームスタッフ全員にとって難しい週末だったが、パートナーやファンの方々のサポートに感謝したい」

  • F1第4戦スペインGP 決勝:ライコネンが優勝

    F1第4戦スペインGP 決勝:ライコネンが優勝

    2008年F1第4戦スペインGP決勝レースが27日(日)、カタロニア・サーキットで開催された。

    9台がリタイアするという荒れたレース展開となったスペインGP。優勝はフェラーリのキミ・ライコネン。ライコネンは終始、他を圧倒する完璧なレース運びで今季2勝目をあげた。2位には同じくフェラーリのフェリペ・マッサが入り、フェラーリは今季2度目のワン・ツー・フィニッシュを達成、コンストラクターズランキングのトップに躍り出た。3位にはマクラーレンのルイス・ハミルトンが入った。

    4位はBMWのロバート・クビサ。5位にはホンダのジェンソン・バトンが入り、チームに今季初ポイントをもたらした。6位にはレッドブルのデビッド・クルサード。そして7位には中嶋一貴(ウィリアムズ)が入り2ポイントを獲得。8位にはトヨタのヤルノ・トゥルーリが入った。

    オープンニングラップからクラッシュにより2台がリタイアする荒れたレース展開。22周目にはヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が、ターン9で大クラッシュ。セーフティカーが6周にわたって導入され、各チームの戦略は大きく変動した。幸いコバライネンは観客に手を振るなど、元気な姿をみせた。このセーフティカー導入中にピットインを余儀なくされたニック・ハイドフェルド(BMW)は上位争いから脱落。

    予選で2位を獲得したフェルナンド・アロンソ(ルノー)は、35周目にエンジントラブルにより無念のリタイア。ニコ・ロズベルグもエンジントラブルによりリタイアとなった。

    スペインGP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 1 キミ・ライコネン フェラーリ
    2 2 フェリペ・マッサ フェラーリ
    3 22 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    4 4 ロバート・クビサ BMW
    5 10 マーク・ウェバー レッドブル
    6 16 ジェンソン・バトン ホンダ
    7 8 中嶋一貴 ウィリアムズ
    8 11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    9 3 ニック・ハイドフェルド BMW
    10 21 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    11 12 ティモ・グロック トヨタ
    12 9 デビッド・クルサード レッドブル
    13 18 佐藤琢磨 スーパーアグリ
    – 7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    – 5 フェルナンド・アロンソ ルノー
    – 17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ
    – 23 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    – 19 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ
    – 14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    – 6 ネルソン・ピケJr. ルノー
    – 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    – 15 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ

    ファステスト:1分21秒670 / キミ・ライコネン(フェラーリ)

  • F1第4戦:スペインGP予選 (ドライバーコメント)

    F1第4戦:スペインGP予選 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Gran Premio de Espana Telefonica 2008

    1位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「これまでずっとポールポジションを追いかけてきた。でも、何らかの理由で、いつも逃していた。でも、今日はそれを得た。スタートにはこれ以上の場所はないよ。だから僕たちは明日それを最大限に活用してトライするつもりだ。良いラインからスタートし、1コーナーを問題なく通り抜けることが重要だ。あとはマシンのポテンシャルを利用すること。それは明らかに良いね。レースはどんな状況にもなるし、明日は最高の結果を持ち帰りたいね。僕たちは異なるアプローチでセットアップ作業ができたので、たぶん先週のテストでドライで数周しか走れなかったことはそれほど悪影響はなかった。Q3の最初の走行では、最終セクターで少しグリップを失ったけど、そのあと2セット目のタイヤでは全てがうまくいった。完璧なラップ?いつもうまくやっているよ」

    2位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日の結果にはとても満足している。僕にとって2008年シーズンで最高の日だし、もっと多くこのような日が来ることを願っている。チームは、バーレーンから非常に素晴らしい仕事をしてくれた。困難で期待はずれなシーズンのスタートだったけど、今日はこの先の第一歩だ。僕たちは僕たちがいるべきレベルに戻るためにレースのためにアグレッシブなアプローチをする。リラックスする時間なんてない。代わりに、いるべき位置を得るため、厳しい作業をするより多くのモチベーションがある。」

    3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「Q3の最初のタイヤセットでは良いラップだった。でも、2つ目は良くなかった。特に最終セクターでね。そこでタイムを改善できなかった。予選はとても接近していて、小さなことで数ポジションを左右させる。僕たちは明日とても競争力があると思うけど、タフなレースになるだろう。どんなことでも起きるし、僕たちは可能な限り良い結果を持ち帰るために最高のレースをしなければならないだろう。ロングランでマシンは良いと思う。昨日を含めて先週のテストから良かったんだ」

    4位 ロバート・クビサ (BMW)
    「良い予選だったよ。Q2、Q3ともにとても速いラップを走ることができて、とても満足している。特に1セットだけのタイヤで2番目に速かった予選第2セッションには満足している。明日のレースを楽しみしているし、僕たちのペースは良いと思うよ。」

    5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「あまり高いグリッドでなかったことに実は驚いている。マシンのフィーリングは良くて、力強い周回ができたからね。Q1、Q2でのマシンのバランスはかなり良かった。でも、かなり接戦いだったから、明日のレースはエキサイティングなものになるだろう。3列目からのスタートでも、世界が終わるわけじゃないからね。僕たちはレースを完走したがっている優れたドライバーに囲まれているんだ。力強いスタートが鍵となるし、いくつかポジションをあげたい。僕たちのレースペースはコンペティティブだと信じているし、僕たちには良い戦略がある」

    6位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「予選最後のセッションはそんなに悪くなかったから、3列目からのスタートになるとは予想していなかった。でも、タイムはとても接近していて、ほんのわずかなタイムで、いくつかポジションをあげられていただろう。でも、これが人生だ。明日は、また何が起きるかはわからない長い1日になるだろうね。昨日、走行が制限されたことが影響したか、より多く走行することでもっと自信を持てたかはわからない。でも、あまり違いはないと思う。チームは、マシンは準備し、コンペティティブにするために素晴らしい仕事をしてくれた。明日のレースでは頑張れると思うよ。」

    7位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「非常にタイトになることはわかっていたし、本当だったね。バルセロナはチームが良く知っているトラックだが、僕たちは明日のレースの第1スティントのために良いポジションに入った。そこから多くのポイントを獲得するための土台なればと思う。今朝は問題があったけど、うまくリカバーしたし、明日はポイント圏内を守れることを期待している。」

    8位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「今日の予選は厳しいものとなった。風が車のバランスにかなり影響してしまい、予選を左右した。残念ながら、今日のようなコンディションに我々はそれほど強くないんだ。何とかトップ10に入ることはできたが、今日の予選の経過には満足していない。予選第3セッションで4列目を獲得できたのは良かったが、明日の決勝は非常に難しいレースになるかもしれない。 現在、我々の周りには僅差で多くのチームが連なっているが、シーズンは長く厳しいので、すべてのレースでポイントを獲得していくために、我々はベストを尽くさなければならない。」

    9位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
    「9番手ポジションに満足していないのは確かだ。10台の中で最初に出て行ったときのは良かったけど、最後のラップが十分ではなかった。ラップの終盤にかけてグレイニングが出ていたのも良くなかった。今年ここまでのレースより、明日はもっといいスタートが切れることを強く願っている。フェラーリは予想通り強いし、ルノーも想像以上に強いようだ。でもフェルナンド・アロンソは燃料をあまり積んでいなかったと思っている。」

    10位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「僕たちは今週末、マシンにとって良い仕事をした。素晴らしいQ2を終え、初めてQ3に進出したことには満足している。それでも、僕ははもっとうまくやれたと感じている。マシン間のギャップととても狭く、オーバーテイクの難しいサーキットで非常に競争的なレースになるだろう。でも、明日は最大限にアタックして、良いレースをするつもりだ。」

    11位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「予選第2セッションでの最後のアタックは完ぺきだった。いいタイムが出せて、チームのためにも、僕自身のためにもうれしい。残念ながら、トップ10に残るにはやや速さが足りなかったようだが、すぐにトップ10入りを果たせるところまできている。ラップタイムにはとても満足だ。あとわずかのところにまで迫っていたのは悔しいが、今日のパフォーマンスに満足しているし、明日を楽しみにしている。新しい空力パッケージは確実に進歩している。先週のテストや、この週末のマシンフィーリングがそれを証明している。パフォーマンスを最大限に引き出すためにまだ調整は続くが、今日の予選ではいいセットアップができた。明日のレースでも、そうできる自信がある。まだトップ10の位置ではないし、ポイント獲得も微妙な位置ではあるが、入賞できるように中団で起きるあらゆることをうまく生かしていく必要がある。明日はできるだけ攻めていきたい。」

    12位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「今日はチームにとって少し難しい一日だった。しかし、個人的、今日の予選は今年最高の結果だったので、それにはかなり満足している。ただトップ10を逃したのは残念だ。まだ明日のレースがあるし、なにが起きるかはわからない。どんな戦略ができるか調べ、それを最大限に引き出せるように努力するつもりだ。」

    13位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「今日の予選は、ほかのドライバーとの差がとても接近していて、僕らにとってタフなセッションだった。この週末は、先週のテストで得ていたフィーリングを取り戻すために、空力関係の作業をたくさん行った。僕の最後のアタックではリアエンドが不安定で、アンダーステアがかなり出ていたので、フロントウイングをいくらか上げた。これがとても効いてリアが安定し、アンダーステアもなくなった。そのため、いかにマシンを理解し、先週は出せていたはずのタイムに追いつけるかがポイントだ。状況を考えれば、今日のポジションには満足している。最後のアタックでは、マシンバランスがかなりよくなっていた。僕たちは確実に進歩している。新しい空力パッケージを正確に理解し、そこから最大限のパフォーマンスを引き出すには、もう少し時間が必要だ。しかし、明日のレースに向けたポジションには満足だし、明日の展開を見ながら、チャンスを生かしたい。」

    14位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「明確な目標はトップ10に入ることだったけれど、結果を出せなかった。第1セッションはそれほど悪くはなかったのだけれど、第2セッションは計画通りに行かなかった。 第2セッションの2回目の走行で、ミスは全然なかったのに、どういうわけかタイムを出せなかった。そして、ヤルノにも2回目の走行で同じことが起こったようだ。アウトラップでは良い感じに走行できていたので、説明ができないんだ。しかし、ターン1、2、3を通り過ぎるときに車がより滑っているように感じて、タイムが出なかった。 14番手からのスタートは難しいけれど、バーレーンでは13番手からスタートして9位で終えることができたので、明日のレースで順位を上げるのは可能だと思っているよ。」

    15位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「今日は僕たちにとって良い一日ではなかった。僕は、到着してから自分のマシンのバランスに苦しんだ。でも、予選の間に調整を試み、改善できたのはフロントウイングとタイヤの内圧だけだったし、それは十分ではなく、今日の午後はうまくやることができなかった。15位からのスタートは非常に難しいだろう。でも、燃料レベルを決定するができた。良いスタートをして、最初にいくつかポジションをあげられることを願っている。それから僕たちがどこまでいけるか見てみるつもりだ。」

    16位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「昨日、僕は全てがうまく行ったらQ2に進むことは可能だと言った。Q1で13位になったことにはかなり満足している。僕の前にはかなり多くのトラフィックがあって、あまり良いラップではなかったからね。残念ながら、トラックコンディションは改善し続け、僕たちはQ2ではアンダーステアを調整することで尽きてしまった。それでマシンはもっとよくなると思っていたので、少しイライラした。実際に僕たちがアンダーステアから抜け出し、何か異なることを試すには時間が残っていなかったので、最後の走行で僕はラップを中止した。グリップがなかったし、マシンのバランスは変わっていたんだ。」

    17位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「ショックだね。ターン12でいくらかタイムを失った。でも、問題はラップの始めに起こった。僕はトラフィックの中で出て行って、スーティルが後ろにいたから、後退することができなくて、タイヤのウォームアップを妥協しなければならなかった。僕たちはプライムタイヤだけで最初のセッションを通過するのに十分な速さがあると思っていた。プライムタイヤはオプションより温まるのに時間がかかるんだ。通常の状況では、激しいアウトラップでは、問題が起きないようにプライムタイヤを使う。残念ながら今日はそれができなかった。午前中を終えて、僕たちはQ3に進めると思っていたから、僕たちはリスクをとった。それがうまく働かなかった。」

    18位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「ラップの最初のセクターで常に少し苦しんだ。Q1の終わり頃には、僕はよい位置にいたけど、最初のセクターでそう感じなかったように、マシンに自信を感じられなかった。マシンが準備できていなかったにせよ、ちょっと滑りすぎだったよ。中団グループは接戦だし、残りのラップはOKだったので、あまり多くを失っていないと思う。セバスチャン(・ボーデ)は楽にQ2に進んだのだから、作業しなければならない何かがある。予選ではペースがなかったけど、レースは異なる展開になればいいね。」

    19位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「最初の走行では、グリップ不足やアンダーステアなどいくつか問題があった。1回目のアタックで2回アタックを行おうとしていたんだけど、うまく対処することができなかった。昨日のあとだから、少し残念だ。タイヤをうまく使うこともできなかったけど、レースでは何が起きるかわからないからね。いくつか力強いパフォーマンスを発揮できていたから、期待している」

    20位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「アンラッキーだった。最初のアタックは悪くなかった。1分23秒1というタイムは、最初のラップにしてはかなりいいからね。2回目のアタック時にはグリップレベルもよくなって、良いフィーリングだった。でも、ターン3に入った時に、マシンがピットから出てきた。そのマシンの背後に入ってしまったので、全てのダウンフォースを失い、酷いアンダーステアになり、スロットルを戻し、ラップをあきらめた。最後のアタックでも第1セクターはとても良かったけど、ブレーキディスクの問題が悪化し、コーナー進入のために速度を落とすことが難しくなった。マシンは悪くなく、今シーズン最高の予選パフォーマンスを発揮できると考えていたからとても残念だ。明日のレースに期待するよ」

    21位 アンソニー・デビッドソン (スーパーアグリ)
    「チーム全員にとって今日はかなり厳しい予選の日となったが、スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。いい走行ができたし、今週皆がしてくれている仕事をとても誇らしく思っている。マシンのバランスは予選を戦うにはとても良かった。個人的にリチャードレインの今週末の素晴らしい仕事に感謝したい」

    22位 佐藤琢磨 (スーパーアグリ)
    「昨日と比べると改善していると思う。予選での一度目と二度目の走行は常に良くなっているように感じたが、最後の最後にバランスに変化があり、アンダーステアが出てしまった。クリーン・ラップを取れなかったこともあり、自分が思っていたほどタイムを縮めることができなかった。全体的には確実に前進できているので、かなり良い一日だった」

  • トヨタ:スペインGP予選 トゥルーリは8番手

    トヨタ:スペインGP予選 トゥルーリは8番手

    トヨタは、F1 スペインGP予選で、ヤルノ・トゥルーリが8番手、ティモ・グロックが14番手だった。

    順当にQ2に進出したトヨタ。ヤルノ・トゥルーリはQ3進出を決めたが、ティモ・グロックは、タイムは第1セッションより向上したものの14番手となり、Q3進出はならなかった。

    ヤルノ・トゥルーリは8番手に入り、明日の決勝は4列目からレースへと臨む。

    ヤルノ・トゥルーリ (8位)
    「今日の予選は厳しいものとなった。風が車のバランスにかなり影響してしまい、予選を左右した。残念ながら、今日のようなコンディションに我々はそれほど強くないんだ。何とかトップ10に入ることはできたが、今日の予選の経過には満足していない。予選第3セッションで4列目を獲得できたのは良かったが、明日の決勝は非常に難しいレースになるかもしれない。 現在、我々の周りには僅差で多くのチームが連なっているが、シーズンは長く厳しいので、すべてのレースでポイントを獲得していくために、我々はベストを尽くさなければならない。」

    ティモ・グロック (14位)
    「明確な目標はトップ10に入ることだったけれど、結果を出せなかった。第1セッションはそれほど悪くはなかったのだけれど、第2セッションは計画通りに行かなかった。 第2セッションの2回目の走行で、ミスは全然なかったのに、どういうわけかタイムを出せなかった。そして、ヤルノにも2回目の走行で同じことが起こったようだ。アウトラップでは良い感じに走行できていたので、説明ができないんだ。しかし、ターン1、2、3を通り過ぎるときに車がより滑っているように感じて、タイムが出なかった。 14番手からのスタートは難しいけれど、バーレーンでは13番手からスタートして9位で終えることができたので、明日のレースで順位を上げるのは可能だと思っているよ。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「バルセロナは、冬季テストの大半を実施しているサーキットだ。しかし、ここにレースで来るときは、コースコンディションが非常に変化するので、我々は今まで殆どのシーズンですべての作業をやり直さなければならない。昨日、我々は他のチームの多くと同じようにセットアップの方向性の大部分を再検討しなければならなかった。我々は他チームに引けをとらない作業はできたといえる。最終的な予選結果は悪くはなかったけれど、残念ながら良くもなかったからだ。ヤルノは、頑張って4列目を獲得してくれた。ティモのスタートは好調だったのだが、第2セッションの2回目の走行で他のドライバーがタイムを伸ばしている中、残念ながら彼はタイムをそれほど伸ばせなかった。現在、明日の決勝において気になっているのは、各車が異なる燃料レベルにあると思うので、それぞれいつピットストップするかということだ。タイヤに関することだけは予想通りだろうと思うが、明日の決勝レースにおいて、どれがメイン・タイヤになるのかを知るのは難しいことではない。 我々は良い結果を出すために、今まで以上に努力をしていく。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「強風の中で行われた予選は、予想通り今まで以上の僅差の戦いとなった。ティモは第2予選の2度目のアタックでアンダーステアが強くなりタイムを更新できず最終予選に残れず、残念だ。一方ヤルノは昨日同様車のバランスに苦しみながらも上手くタイムをまとめて8番グリッドを確保してくれた。ティモにはレースに向けてベストなストラテジーを準備して是非ポイント争いに絡めるようにしたい。また予選タイムは非常に接近しており、ヤルノには上位入賞のチャンスもあると思える。チーム全員で戦い好結果を目指したい」

  • レッドブル:スペインGP予選 ウェバーが7番手

    レッドブル:スペインGP予選 ウェバーが7番手

    レッドブルは、F1 スペインGP予選で、マーク・ウェバーが7番手、デビッド・クルサードが17番手だった。

    レッドブルのドライバーにとっては明暗を分ける予選となった。

    フリー走行2回目ではトラブルにより走行できなかったマーク・ウェバーだが、予選では問題なくQ3に進出し、7番手ポジションを獲得。

    一方、デビッド・クルサードはまさかのQ1脱落。Q3を想定してハード側のタイヤで最終アタックを行ったが、トラフィックにはまり、タイヤのウォームアップに失敗したようだ。

    マーク・ウェバー (7位)
    「非常にタイトになることはわかっていたし、本当だったね。バルセロナはチームが良く知っているトラックだが、僕たちは明日のレースの第1スティントのために良いポジションに入った。そこから多くのポイントを獲得するための土台なればと思う。今朝は問題があったけど、うまくリカバーしたし、明日はポイント圏内を守れることを期待している。」

    デビッド・クルサード (17位)
    「ショックだね。ターン12でいくらかタイムを失った。でも、問題はラップの始めに起こった。僕はトラフィックの中で出て行って、スーティルが後ろにいたから、後退することができなくて、タイヤのウォームアップを妥協しなければならなかった。僕たちはプライムタイヤだけで最初のセッションを通過するのに十分な速さがあると思っていた。プライムタイヤはオプションより温まるのに時間がかかるんだ。通常の状況では、激しいアウトラップでは、問題が起きないようにプライムタイヤを使う。残念ながら今日はそれができなかった。午前中を終えて、僕たちはQ3に進めると思っていたから、僕たちはリスクをとった。それがうまく働かなかった。」

  • BMW:スペインGP予選 クビサが4番手

    BMW:スペインGP予選 クビサが4番手

    BMWは、F1 スペインGP予選で、ロバート・クビサが4番手、ニック・ハイドフェルドが9番手だった。

    コンストラーズチャンピンシップのリーダーとしてスペインGPに挑むBMW。ロバート・クビサは、ライバルのマクラーレンの2台を抑え、4番手ポジションを獲得した。

    一方、ニック・ハイドフェルドは9番手に終わった。

    ロバート・クビサ (4位)
    「良い予選だったよ。Q2、Q3ともにとても速いラップを走ることができて、とても満足している。特に1セットだけのタイヤで2番目に速かった予選第2セッションには満足している。明日のレースを楽しみしているし、僕たちのペースは良いと思うよ。」

    ニック・ハイドフェルド (9位)
    「9番手ポジションに満足していないのは確かだ。10台の中で最初に出て行ったときのは良かったけど、最後のラップが十分ではなかった。ラップの終盤にかけてグレイニングが出ていたのも良くなかった。今年ここまでのレースより、明日はもっといいスタートが切れることを強く願っている。フェラーリは予想通り強いし、ルノーも想像以上に強いようだ。でもフェルナンド・アロンソは燃料をあまり積んでいなかったと思っている。」