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  • ブリヂストン、モナコGPから新しいインターミディエイトを導入

    ブリヂストン、モナコGPから新しいインターミディエイトを導入

    ブリヂストンは、モナコGPからより柔らかいインターミディエイト・タイヤを導入する。

    F1の単独タイヤサプライヤーであるブリヂストンは、2009年のレギュレーションによるウェット状況でのエアログリップの減少のバランスをとるために、インターミディエイトをよりグリップの多いラバー特製に変更することを決定した。

    「新しいインターミディエイトがモナコGPでデビューします。残りのシーズンでもこれを使っていく予定です」とブリヂストンの浜島裕英は語る。

    「コンパウンドはより柔らかくなって、メカニカルグリップは増します。しかし、昨年のマシンよりダウンフォースが低いので、まだ以前よりウェットでのドライビングは挑戦です」

  • F1バーレーンGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1バーレーンGP決勝 (ドライバーコメント)

    2009 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX

    1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    「素晴らしいレースだったし、僕の前でセーフティカーや赤信号なしにチェッカーフラッグを見られてとてもハッピーだね!シーズンで3勝を挙げていることは素晴らしいことだし、両方のチャンピオンシップを力強くリードを築いてヨーロッパに戻れる。これ以上は望めないよ。チームにとってはタフな週末だったし、期待したペースではなかったので、この勝利はさらに価値があると思う。最初のラップには本当に満足している。セバスチャンをすぐにオーバーテイクしなければならないことはわかっていたいし、ターン1で外側から彼を捕えることができた。最初のラップでルイスを何度か狙って、最終コーナーでほぼ彼を捕えることができた。彼がストレートで引き離すことはわかっていたので、後ろに下がって、ターン1で内側を使って彼をオーバーテイクした。そこからは簡単ではなかったけど、最初のラップで3位に上がれたことが重要だった。今週末、パワフルなエンジンを提供してくれただけでなく、チームにとても協力してくれたメルセデス・ベンツに感謝している。F1で成功するためには、組織が強く結びついている必要だし、このチームにはそれがある」

    2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「とても良い結果だった。良いリザルトで良いポイントだが、難しいレースだった。スタートはまあまあだったが、突然、気付いたらルイス(ハミルトン)が僕の横にいた。特別なボタンを使ってアドバンテージを得たのだろうね。最初のコーナーは3台が深く入って、僕を挟んでアウト側にジェンソン(バトン)がいたので、僕が譲らなければならず、2つポジションを落としてしまった。その後はルイスの後ろから抜けられず、タイヤの性能が落ちる原因になった。スライドし始めたら、もう立ち直れない。ここはブレーキングが激しいので、タイヤとリアの安定性が重要だ。第2スティントではヤルノ(トゥルーリ)のすぐ後ろだった。ソフトタイヤを装着していたので、もう少し速く走れたので残念だった。第3スティントは立場が逆になって、僕がソフトタイヤのヤルノをディフェンドすることになった。ミラーで見ると彼は僕にすごく近づいていたが、全くミスを犯さず2位でフィニッシュすることができた。メンバーの全員にこの最高の結果を感謝したい」

    3位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「今週はトヨタ初優勝のチャンスだと考えていたので、正直、少し残念だ。厳しいレースだった。第1コーナー進入で少しティモより遅くなり、1回目のピットストップまではティモの後方を走った。彼より1回目のピットストップが遅いことは、知っていた。次のピットストップまでは、長距離をミディアムタイヤで走り、他のクルマと激しく競い合ったが、ピットストップの後はセバスチャンに前に出られた。その後、彼はミディアムタイヤ、自分はスーパーソフトタイヤを使った。自分のほうが早かったので、頑張ったけど、結局追い抜くことはできなかった。エンジニアやメカニックは良い仕事をしてくれたので感謝したいし、再び表彰台に上がれ良かった」

    4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「4位入賞は嬉しい。トヨタ、レッドブル、ブラウンは、揃って高速コーナーが非常に速く、ついて行くのも不可能だった。だが、もうグリッド後方で戦う必要はない。ポイントを獲得できるポジションに来ているのだから、これからも現在の方向でマシンを開発すればいい。その手応えが感じられたことが大きな収穫だ。ただし、次戦バルセロナはハイダウンフォース・サーキットなので、またギャップは拡大するだろう。トップ5はかなり難しい。トップ10にチャレンジするのが現実的な目標だ」

    5位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
    「価値あるポイントを持ち帰ることができたけど、僕にとってはタフなレースだった。最初のピットストップのあとでピケの後ろで多くの時間を失ってしまい、レース計画を妥協しなければならなかったのが悔やまれる。3ストップ戦略だったけど、ルイスの後ろで抑えられていたので、2回目のピットストップをわずかに早く入るという決断をしたんだ。今日の午後はとても暑かったし、マシンの右側が暑くて腰が焼けるようで、とても困難だったよ。今のところジェンソンの方が運に恵まれていると思うし、今レースに勝った彼とチームには良くやったと思う。もうすぐ自分の番がくることを期待しているよ!」

    6位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「いくつかポイントを拾えて満足だけど、パフォーマンスレベルは喜べるものではないね。6位にあまり興奮せず、もっと遠くを見ている。僕たちが改善しなければならないことは十分認識している。理論的には、バルセロナで新しいパッケージを持ち込めば、良いステップを遂げられるかもしれないけど、スペインのトラックに行くまでは、他と比べてどれくらい大きいかはわからない。最後のピットストップで左フロントホイールのフェアリングの一部に問題があって、バリチェロの前でピットレーンを出るチャンスを犠牲にしてしまったけど、今日はF60の現在のポテンシャルを最大限に引き出せた」

    7位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「難しいレースだった。スタートは良かったが、路面が汚れているサイドからスタートした自分が、ヤルノの前に出れて驚いた。ピットに最初に入ったが、良かったのかどうか分からない。ミディアムタイヤで走ったとき、グリップを得られず、初めの2周で、何秒失ったか分からない。タイヤが温まらず、2度目のピットインまではいい走りができなかった。滑りやすく、スピードはスーパーソフトの方が良かったのは明らかだ。結局、キミを追いかけたが、オーバーテイクはできなかった。2ポイント稼いたが、次のスペインではもっと上位を狙いたい」

    8位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「最大限を尽くした。レースのスタートは完璧ではなかったし、8番手までポジションを下げてしまった。そのあとレース中は何も起こらなかったし、リタイアもなかった。僕たちは8番目の速さだったので、8位でフィニッシュした。常にポイントを狙ってるけど、1ポイントしか獲れなかったので、次のグランプリでは改善する必要がある」

    9位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「そんなに良い一日ではなかったね。限界まで攻めて、最大限を引き出したけど、単に十分な速さがなかった。スタートでは、全てのKERSマシンが僕を抜いていって、大きく順位を落とした。とても良いスタートをしたので、本当にショックだったよ。これが僕たちが今いる場所なので、改善して上位を捕えるために懸命にプッシュする必要がある。他のみんなと同じように、バルセロナのために新しいパーツを準備しているし、競争力のあるパッケージになることを期待している」

    10位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「力強いレースができたし、マシンは良かった。最初のスティントがもっと短くて、第2スティントが長かったら、もっとうまくできたかもしれないけど、全体的にしっかりとしたレースができたので、満足できる1日だった。僕たちにはそれが必要なんだ。これから次のレースへ向けて、パフォーマンスの改善に集中しなければならない」

    11位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「まあまあのスタートで、最初の数周も悪くはなかったが、その後はピケの後ろから抜けられなかった。KERS搭載車をオーバーテイクするのは本当に難しい。ストレートのピケはすごく速くて、僕の第1スティントはボロボロだった。その後、2ストップ戦略に変更したが、プライムタイヤのグリップはかなり低かった。もちろん、これは誰にとっても同じことだけどね。こういうレースでは、グリッドポジションが良くなければ結果は見えている。しかし、僕はベストを尽くした。セバスチャンにとっては良い1日になった。クルマの性能が高いの証だ。僕のメカニックたちが死にもの狂いで仕事をしてくれたおかげでクルマの信頼性は高かった。今後に期待したい」

    12位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「スタートはかなり酷かった。とにかく、プライムタイヤでスタートしたのが大きな間違いだった。ハードタイヤでは適切なグリップが得られないうえ、パフォーマンス低下も早かった。初回ピットストップ以降はフィーリングが良くなったが、大幅にポジションを上げるには時すでに遅しだった。レースペース自体もそれほど良くなかった。なぜパフォーマンスが上がらなかったのか、その原因を分析する必要がある。バルセロナに向けて、いっそうハードに仕事をする」

    13位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「グリッド最後尾からのスタートという以外は、僕にとってはとても良い1日だった。スタート順位が良くなかったために、ポイント獲得圏内に入ることができなかった。しかし、クルマは調子が良かったし、レースのペースも良かった。プライムでのスタートは正しい戦略だった。その後もかなり速かった。クルマの乗り心地も良く、攻撃の姿勢でレースに挑むことができたのは良かった。オプションタイヤだったので、最後までプッシュしなければならないのは分かっていた。このリザルトには満足している。今はバルセロナとクルマのアップデートを楽しみにしている。クルマは大きく変化するはずだ。13位は特別なポジションじゃないし、ポイントも貰えないが、今日の自分の仕事には満足している」

    14位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「レースはスタートで決まってしまった。キミとルーベンスの間に挟まれて、チームメイトのリアホイールに接触してしまい、フロントウイングが壊れてしまった。最初はなにが起こったか理解できなかったよ。2周後にノーズを交換するためにピットインした。そのあと、クリアなトラックで良いスタートをしたあと、自分がトラフィックの中にいるのがわかり、順位を上げるという希望は消え失せた。レースを通して、テレメトリーが働いていなくて、エンジニアはマシンを管理するために僕を助けることができなかった」

    15位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「ここでのレースは本当にタフだった。今年で最も高い気温だったし、シートが右の腰にこすれて、終盤は本当に痛かった。あざになってしまったよ。それでも、レースの最初の部分はとても力強かったと思うし、マーク、コバライネン、そのあとピケJr.とレースができた。最終ラップでマッサが追い越していって、少し接触した。15位は悪くないと思う。再びレースができたし、週末全体のパフォーマンスは満足できるものだと思う」

    16位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「長くて、とても厳しいレースだったし、気温がとても高かった。マシンと僕自身、すべてが限界だったけど、実際は非常に一貫したレースだった。レースのスタートで、中嶋がぶつかってきて1周目に3つ順位を落としてしまった。残念だったけど、良いピットストップをしてからは、良いレースができたし、再びフィニッシュして、今年のチームの完走記録を保つことができた。新しいアップグレードは、僕たちを中団に戻してくれたし、もっとアップグレードがあるバルセロナを楽しみにしている」

    17位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「今日のレースには満足していない。とても難しいレースだった。もっと良い結果が出せても良かったはずだ。スタートが良くなかった。激しくホイールスピンして順位を落としてしまった。その後もスライドが激しくて攻撃することができなかった。なぜクルマに苦しむことになったのかは分からない。反応がすごく変だった。暑さは心配していなかった。スタートからフィニッシュまで全力で走った。少なくともフィニッシュすることができたので、良い経験だったとは思うが、スピードが遅くて良くない週末だったという以外はコメントすることもないよ!」

    18位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「レースは1コーナーで終わってしまったよ。ニックと他のマシンの間にいて、お互いに接触してしまい、フロントウイングが壊れてしまった。クラッシュのあと、ピットクルーとの伝達ミスがあった。すぐに入りたいと言ったんだけど、2周後でしかピットインできなかった。そのあとは、長い間、プライムタイムで重い燃料だったので、レースはとても難しかった。僕たちのペースではどうにもならなかった。バルセロナでの大きな前進を期待している」

    19位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「最悪の結果だ。1コーナーでの衝突は不運だったけどね。最初はサスペンションが壊れたと思ったけど、ピットで新しいノーズを付けただけで、続けたんだ。ハード側のタイヤでのレースの前半は難しかったけど、ソフト側のコンパウンドでは少しは楽になった。でも、再び忘れたいレースだし、全員がバルセロナでの改善を望んでいる」

    –位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「期待はずれなレースでした。スタートは平均的でしたが、周りのKERSを搭載したマシンを防御するのはとても難しかったです。2周目の1コーナーまでは接戦でしたが、フロントウイングにダメージを負ってしまい、予定より早くピットインしなければなりませんでした。最後尾で戻って、そこから順位をあげることができませんでした。最終的に、油圧が抜けてしまい、リタイアすることにしました。前向きな点として、マシンがとてもいい感じだったので、次のレースではもっとよい結果を期待しています」

  • ブラウンGP:バトンが今季3勝目 (F1バーレーンGP)

    ブラウンGP:バトンが今季3勝目 (F1バーレーンGP)

    ブラウンGPは、F1バーレーンGPで、ジェンソン・バトンが1位、ルーベンス・バリチェロは5位だった。

    4番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンだったが、序盤にベッテル、ハミルトンをオーバーテイクして3位に浮上。トヨタがピット戦略で後退してからは、終始優位にレースを進めて優勝。

    レース終盤では、久々にロス・ブラウンがバナナを食べるシーンも見られた。

    ジェンソン・バトンは、4戦中3勝と圧倒的なパフォーマンスで首位をキープし、最初のフライアフェイを終えた。ルーベンス・バリチェロも5位でフィニッシュし、ランキング2位を保持している。

    ジェンソン・バトン (1位)
    「素晴らしいレースだったし、僕の前でセーフティカーや赤信号なしにチェッカーフラッグを見られてとてもハッピーだね!シーズンで3勝を挙げていることは素晴らしいことだし、両方のチャンピオンシップを力強くリードを築いてヨーロッパに戻れる。これ以上は望めないよ。チームにとってはタフな週末だったし、期待したペースではなかったので、この勝利はさらに価値があると思う。最初のラップには本当に満足している。セバスチャンをすぐにオーバーテイクしなければならないことはわかっていたいし、ターン1で外側から彼を捕えることができた。最初のラップでルイスを何度か狙って、最終コーナーでほぼ彼を捕えることができた。彼がストレートで引き離すことはわかっていたので、後ろに下がって、ターン1で内側を使って彼をオーバーテイクした。そこからは簡単ではなかったけど、最初のラップで3位に上がれたことが重要だった。今週末、パワフルなエンジンを提供してくれただけでなく、チームにとても協力してくれたメルセデス・ベンツに感謝している。F1で成功するためには、組織が強く結びついている必要だし、このチームにはそれがある」

    ルーベンス・バリチェロ (5位)
    「価値あるポイントを持ち帰ることができたけど、僕にとってはタフなレースだった。最初のピットストップのあとでピケの後ろで多くの時間を失ってしまい、レース計画を妥協しなければならなかったのが悔やまれる。3ストップ戦略だったけど、ルイスの後ろで抑えられていたので、2回目のピットストップをわずかに早く入るという決断をしたんだ。今日の午後はとても暑かったし、マシンの右側が暑くて腰が焼けるようで、とても困難だったよ。今のところジェンソンの方が運に恵まれていると思うし、今レースに勝った彼とチームには良くやったと思う。もうすぐ自分の番がくることを期待しているよ!」

  • トヨタ:タイヤ戦略が裏目に – 初優勝ならず (F1バーレーンGP)

    トヨタ:タイヤ戦略が裏目に – 初優勝ならず (F1バーレーンGP)

    トヨタは、F1バーレーンGPで、ヤルノ・トゥルーリが3位、ティモ・グロックは7位だった。

    フロントローからスタートしたトヨタの2台。1コーナーでグロックが前に出て、第1スティントはグロック-トゥルーリの順で順調にリードを広げた。しかし、1回目のピットストップでトヨタの2台はハード側のタイヤを選択。この戦略が裏目に出たカタチとなり、中団での苦しい戦いを強いられることになった。

    結局、グロックは予定より早くピットインし、ソフト側のタイヤに交換。トゥルーリは上位で踏ん張ったが、3位でフィニッシュ。トヨタに初優勝をもたらすことはできなかった。

    ヤルノ・トゥルーリ (3位)
    「今週はトヨタ初優勝のチャンスだと考えていたので、正直、少し残念だ。厳しいレースだった。第1コーナー進入で少しティモより遅くなり、1回目のピットストップまではティモの後方を走った。彼より1回目のピットストップが遅いことは、知っていた。次のピットストップまでは、長距離をミディアムタイヤで走り、他のクルマと激しく競い合ったが、ピットストップの後はセバスチャンに前に出られた。その後、彼はミディアムタイヤ、自分はスーパーソフトタイヤを使った。自分のほうが早かったので、頑張ったけど、結局追い抜くことはできなかった。エンジニアやメカニックは良い仕事をしてくれたので感謝したいし、再び表彰台に上がれ良かった」

    ティモ・グロック (7位)
    「難しいレースだった。スタートは良かったが、路面が汚れているサイドからスタートした自分が、ヤルノの前に出れて驚いた。ピットに最初に入ったが、良かったのかどうか分からない。ミディアムタイヤで走ったとき、グリップを得られず、初めの2周で、何秒失ったか分からない。タイヤが温まらず、2度目のピットインまではいい走りができなかった。滑りやすく、スピードはスーパーソフトの方が良かったのは明らかだ。結局、キミを追いかけたが、オーバーテイクはできなかった。2ポイント稼いたが、次のスペインではもっと上位を狙いたい」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「ヤルノが表彰台を獲得でき、嬉しさはあるが、優勝のチャンスを逃した悔しさの方が大きい。予想より気温も路面温度も高く、タイヤの選択が非常に難しかったが、予選までの積極的な作戦とは逆に、少しリスクを避けすぎたかもしれない。またシーズン中一番ブレーキの厳しいサーキットであり、消耗が激しかったが、ヤルノもティモも本当にいい走りだった。これで開幕4戦を終わり、表彰台3回と順調とも言えるが、舞台をヨーロッパに移した後も、常にトップ争いを続けて、初優勝に向かって頑張りたい」

    山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
    「もっと上位を期待していたが、3位を獲得し喜んでいるし、ヤルノの頑張りに感謝している。ティモはミディアムタイヤでのグリップに苦労し、安定性を確保できなかったが、それでも2ポイントを獲得した。今季3度目の表彰台は、バーレーンに来ているスタッフだけでなく、ケルンのファクトリーにいるスタッフ全員に、そしてスポンサーの皆様に感謝したい。今回のようなコンディションの時、表彰台の真ん中を狙わなければいけない。次のバルセロナから、また頑張りたい」

  • レッドブル:ベッテルが2位表彰台 (F1バーレーンGP)

    レッドブル:ベッテルが2位表彰台 (F1バーレーンGP)

    レッドブルは、F1バーレーンGPで、セバスチャン・ベッテルが2位、マーク・ウェバーは11位だった。

    3番グリッドからスタートしたベッテルだったが、スタートでジェンソン・バトン(ブラウンGP)とKERSを搭載したルイス・ハミルトンに先行を許し、ハミルトンの後ろでタイムをロスしてしまった。

    しかし、トヨタ勢が戦略で後退したあとは、素晴らしいパフォーマンスをみせ、2位表彰台を獲得した。

    マーク・ウェバーは18番グリッドからのスタートとなったが、11位でフィニッシュ。いくつかオーバーテイクをみせ、レッドブル RB5のポテンシャルの高さを改めて示した。

    セバスチャン・ベッテル (2位)
    「とても良い結果だった。良いリザルトで良いポイントだが、難しいレースだった。スタートはまあまあだったが、突然、気付いたらルイス(ハミルトン)がぼくの横にいた。特別なボタンを使ってアドバンテージを得たのだろうね。最初のコーナーは3台が深く入って、ぼくを挟んでアウト側にジェンソン(バトン)がいたので、ぼくが譲らなければならず、2つポジションを落としてしまった。その後はルイスの後ろから抜けられず、タイヤの性能が落ちる原因になった。スライドし始めたら、もう立ち直れない。ここはブレーキングが激しいので、タイヤとリアの安定性が重要だ。第2スティントではヤルノ(トゥルーリ)のすぐ後ろだった。ソフトタイヤを装着していたので、もう少し速く走れたので残念だった。第3スティントは立場が逆になって、ぼくがソフトタイヤのヤルノをディフェンドすることになった。ミラーで見ると彼はぼくにすごく近づいていたが、全くミスを犯さず2位でフィニッシュすることができた。メンバーの全員にこの最高の結果を感謝したい」

    マーク・ウェバー (11位)
    「まあまあのスタートで、最初の数周も悪くはなかったが、その後はピケの後ろから抜けられなかった。KERS搭載車をオーバーテイクするのは本当に難しい。ストレートのピケはすごく速くて、僕の第1スティントはボロボロだった。その後、2ストップ戦略に変更したが、プライムタイヤのグリップはかなり低かった。もちろん、これは誰にとっても同じことだけどね。こういうレースでは、グリッドポジションが良くなければ結果は見えている。しかし、僕はベストを尽くした。セバスチャンにとっては良い1日になった。クルマの性能が高いの証だ。僕のメカニックたちが死にもの狂いで仕事をしてくれたおかげでクルマの信頼性は高かった。今後に期待したい」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル チーム代表)
    「ジェンソン(バトン)とルイス(ハミルトンが)セバスチャンを抜いたターン2がレースを決定づけた。第1スティントはルイスの後ろから抜けることができずにタイムロスし、第2スティントはプライムタイヤを装着したヤルノの後ろでタイムロスした。ピットインが重なって自由になったベッテルはとても良いスピードで2位までポジションを上げた。今回も8ポイントを獲得できた。最高のリザルトだ。コンストラクターズ・チャンピオンシップでもまだ2位にいる。優勝してもおかしくないだけのスピードがあるクルマだった。マークは難しいポジションからのスタートで、難しいレースになった。ペースは良かったが、リタイヤするクルマがほとんどなかったので、彼にとっては今日は11位が最高の結果だっただろう」

    ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
    「複雑な気分だ!2位は素晴らしいポジションだし、2レースで26ポイントを獲得できたのはチームにとって特別なことだが、今日は優勝できるクルマだったので、嬉しいと同時に残念でもある。マークも残念だった。彼はとても速かったが、あのグリッドからのスタートではオーバーテイクがとても難しい。特にKERS搭載車をオーバーテイクするのは困難だ。だが、良いリザルトだったと思うし、ヨーロッパ・ラウンドの前にたくさんポイントを獲得できたので良かった」

  • フェラーリ:今季初ポイント獲得 (F1バーレーンGP)

    フェラーリ:今季初ポイント獲得 (F1バーレーンGP)

    フェラーリは、F1バーレーンGPで、キミ・ライコネンが6位で今季初ポイントは獲得。フェリペ・マッサが14位でノーポイントだった。

    キミ・ライコネン (6位)
    「いくつかポイントを拾えて満足だけど、パフォーマンスレベルは喜べるものではないね。6位にあまり興奮せず、もっと遠くを見ている。僕たちが改善しなければならないことは十分認識している。理論的には、バルセロナで新しいパッケージを持ち込めば、良いステップを遂げられるかもしれないけど、スペインのトラックに行くまでは、他と比べてどれくらい大きいかはわからない。最後のピットストップで左フロントホイールのフェアリングの一部に問題があって、バリチェロの前でピットレーンを出るチャンスを犠牲にしてしまったけど、今日はF60の現在のポテンシャルを最大限に引き出せた」

    フェリペ・マッサ (14位)
    「レースはスタートで決まってしまった。キミとルーベンスの間に挟まれて、チームメイトのリアホイールに接触してしまい、フロントウイングが壊れてしまった。最初はなにが起こったか理解できなかったよ。2周後にノーズを交換するためにピットインした。そのあと、クリアなトラックで良いスタートをしたあと、自分がトラフィックの中にいるのがわかり、順位を上げるという希望は消え失せた。レースを通して、テレメトリーが働いていなくて、エンジニアはマシンを管理するために僕を助けることができなかった」

  • マクラーレン:ハミルトンが4位入賞 (F1バーレーンGP)

    マクラーレン:ハミルトンが4位入賞 (F1バーレーンGP)

    マクラーレンは、F1バーレーンGPで、ルイス・ハミルトンが4位、ヘイキ・コバライネンが12位だった。

    ルイス・ハミルトン (4位)
    「4位入賞は嬉しい。トヨタ、レッドブル、ブラウンは、揃って高速コーナーが非常に速く、ついて行くのも不可能だった。だが、もうグリッド後方で戦う必要はない。ポイントを獲得できるポジションに来ているのだから、これからも現在の方向でマシンを開発すればいい。その手応えが感じられたことが大きな収穫だ。ただし、次戦バルセロナはハイダウンフォース・サーキットなので、またギャップは拡大するだろう。トップ5はかなり難しい。トップ10にチャレンジするのが現実的な目標だ」

    ヘイキ・コバライネン (12位)
    「スタートはかなり酷かった。とにかく、プライムタイヤでスタートしたのが大きな間違いだった。ハードタイヤでは適切なグリップが得られないうえ、パフォーマンス低下も早かった。初回ピットストップ以降はフィーリングが良くなったが、大幅にポジションを上げるには時すでに遅しだった。レースペース自体もそれほど良くなかった。なぜパフォーマンスが上がらなかったのか、その原因を分析する必要がある。バルセロナに向けて、いっそうハードに仕事をする」

    マーティン・ウィットマーシュ (チームプリンシパル)
    「ルイスは素晴らしいドライブだった。一切のミスもせず、アグレッシブにプッシュし続けた。トヨタ、ブラウン、レッドブルには及ばなかったので、4位という結果は非常に力強い。徐々に彼らのペースに迫っていると実感できたことが嬉しい。今日は表彰台さえ見えていたが、残念ながら手が届かなかった。ヘイキについては、燃料をかなり搭載してプライムタイヤでスタートさせるリスクを冒したが、予想以上に早くピットに入れなければならなかった。おかげで同様の戦略を採用するライバルに遅れを取った。このサーキットは若干ながら我々に有利だったことは否めないものの、過去数週間で本質的な進化を遂げたことも事実だ。ライバルは待ってくれないが、我々があるべき位置に戻るまで改良と進化を継続させる」

    ノルベルト・ハウグ (メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデント)
    「明らかに前進した。サーキットのキャラクターからすると、バーレーンもマクラーレン・メルセデスのホームグラウンドのひとつと言っていい。ルイスのスキルとKERSの効果が相まって、今回の結果が得られたと思う。KERSは、1ラップ当たり0.5秒近いタイムアップを実現してくれた。ヘイキのレースは、序盤に渋滞に巻き込まれた時点で事実上終わってしまった。我々の定位置に復帰するには、MP4-24にいっそうの、かつ劇的な改良を施さなければならない。メルセデスエンジンを搭載するブラウンGPが4戦3勝を達成したことを祝福したい。我々のエンジン開発担当者は、またしてもカスタマーを満足させることに成功した。ブリックスワースおよびシュツットガルトのメルセデス・ベンツ・ハイパフォーマンス・エンジンズの面々は、今回の勝利を喜んでいることだろう。『よくやった!』と、祝福と労いの言葉をかけたい」

  • ルノー:アロンソが1ポイント獲得 (F1バーレーンGP)

    ルノー:アロンソが1ポイント獲得 (F1バーレーンGP)

    ルノーは、F1バーレーンGPで、フェルナンド・アロンソが8位、ネルソン・ピケJr.が10位だった。

    フェルナンド・アロンソ (8位)
    「最大限を尽くした。レースのスタートは完璧ではなかったし、8番手までポジションを下げてしまった。そのあとレース中は何も起こらなかったし、リタイアもなかった。僕たちは8番目の速さだったので、8位でフィニッシュした。常にポイントを狙ってるけど、1ポイントしか獲れなかったので、次のグランプリでは改善する必要がある」

    ネルソン・ピケJr. (10位)
    「力強いレースができたし、マシンは良かった。最初のスティントがもっと短くて、第2スティントが長かったら、もっとうまくできたかもしれないけど、全体的にしっかりとしたレースができたので、満足できる1日だった。僕たちにはそれが必要なんだ。これから次のレースへ向けて、パフォーマンスの改善に集中しなければならない」

  • ウィリアムズ:中嶋一貴はリタイア (F1バーレーンGP)

    ウィリアムズ:中嶋一貴はリタイア (F1バーレーンGP)

    ウィリアムズは、F1バーレーンGPで、ニコ・ロズベルグが9位、中嶋一貴がリタイアだった。

    中嶋一貴 (リタイア)
    「期待はずれなレースでした。スタートは平均的でしたが、周りのKERSを搭載したマシンを防御するのはとても難しかったです。2周目の1コーナーまでは接戦でしたが、フロントウイングにダメージを負ってしまい、予定より早くピットインしなければなりませんでした。最後尾で戻って、そこから順位をあげることができませんでした。最終的に、油圧が抜けてしまい、リタイアすることにしました。前向きな点として、マシンがとてもいい感じだったので、次のレースではもっとよい結果を期待しています」

    ニコ・ロズベルグ (9位)
    「そんなに良い一日ではなかったね。限界まで攻めて、最大限を引き出したけど、単に十分な速さがなかった。スタートでは、全てのKERSマシンが僕を抜いていって、大きく順位を落とした。とても良いスタートをしたので、本当にショックだったよ。これが僕たちが今いる場所なので、改善して上位を捕えるために懸命にプッシュする必要がある。他のみんなと同じように、バルセロナのために新しいパーツを準備しているし、競争力のあるパッケージになることを期待している」

  • BMWザウバー:成す術なく最下位フィニッシュ (F1バーレーンGP)

    BMWザウバー:成す術なく最下位フィニッシュ (F1バーレーンGP)

    BMWザウバーは、F1バーレーンGPで、ロバート・クビサが18位、ニック・ハイドフェルドが19位だった。

    ロバート・クビサ (18位)
    「レースは1コーナーで終わってしまったよ。ニックと他のマシンの間にいて、お互いに接触してしまい、フロントウイングが壊れてしまった。クラッシュのあと、ピットクルーとの伝達ミスがあった。すぐに入りたいと言ったんだけど、2周後でしかピットインできなかった。そのあとは、長い間、プライムタイムで重い燃料だったので、レースはとても難しかった。僕たちのペースではどうにもならなかった。バルセロナでの大きな前進を期待している」

    ニック・ハイドフェルド (19位)
    「最悪の結果だ。1コーナーでの衝突は不運だったけどね。最初はサスペンションが壊れたと思ったけど、ピットで新しいノーズを付けただけで、続けたんだ。ハード側のタイヤでのレースの前半は難しかったけど、ソフト側のコンパウンドでは少しは楽になった。でも、再び忘れたいレースだし、全員がバルセロナでの改善を望んでいる」