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  • ホンダF1 | 2019年 第15戦 シンガポールGP 予選レポート

    ホンダF1 | 2019年 第15戦 シンガポールGP 予選レポート

    シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットで行われた予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、アレクサンダー・アルボンは6番手となった。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2へ進出して13番手。スタートタイヤを選択できるマシンの中で上位につけた。

    ダニール・クビアトは、FP3でマシンにオイル漏れが起き、パワーユニット交換を実施。過去に使用したPUを使用するため、ペナルティーを受けることはなかったが、これによってFP3での走行時間を失ったクビアトは、Q1でわずか0.015秒差の16番手となり、Q2進出を果たせなかった。

    クビアト以外の3台は順当にQ2へ進出。ここではガスリーがトップ10に迫るタイムをマークするも、0.119秒差の13番手でノックアウトとなる。しかし、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がギアボックス交換のペナルティーを受けて降格するため、明日の決勝は12番グリッドからスタートする。

    レッドブル・ホンダの2台はQ3へ進み、1回目のアタックではフェルスタッペンがバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上回り、4番手タイムをマーク。アルボンは初走行となるシンガポールでマシンバランスにやや苦しみましたが、挽回を見せて6番手につけた。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の予選はフェルスタッペン選手がいつも通りの力強い走りを見せ、2列目スタートとなる4番グリッドを獲得しました。また、アルボン選手は6番手と、初走行となるこの難しいサーキットで確実なパフォーマンスを見せてくれました。クビアト選手については、FP3走行中にPUとシャシーのジョイント部の問題により、オイル漏れが発生しました。予選までの時間を考慮し、PU交換を行うことに決定しました。明日はコーナーの多いストリートコースでの戦いになりますので、あらゆる事態を想定し、万全の準備を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ここに来るまでは、2列目よりも前のグリッドを狙えると思っていましたが、昨日走り始めてすぐの段階で、メルセデスとフェラーリが非常に速いことが分かりました。僕たちも含め、どのチームも今日はさらに速くなることは分かっていましたが、ライバルの伸びの方が僕たちよりも明らかに大きく、僕たちにはポールポジションに挑戦できるほどの速さがありませんでした。マシンのバランスは問題ないのですが、十分にグリップを得られなかったので、その点を分析する必要があります。フェラーリが今日ポールを獲得するとは考えていませんでしたが、彼らは非常にいい仕事をしたと思います。そして、僕たちもそれに追いつくためにさらにハードに作業しなければなりません。ここにはフロントローを賭けて戦うつもりで来ましたし、自分たちと相性がいいと思っていた場所での4番グリッドは残念です。ただ、自分たちのベストは尽くしましたし、少なくとも1台のメルセデスよりは前のポジションをとることができました。レースではどんなことも起こり得ますので、明日は全力で戦うしかないと思っています」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「Q1ではマシンがしっくりいかない感じがして、バランスに苦戦していました。最後のアタックに向けていくつか変更を施したことで、マシンのパフォーマンスが向上して感触がよくなり、自信を取り戻しました。これも学習の一環です。僕は、このコースでマシンを速くするためにどうすべきかをどんどん学んでいます。明日は戦略が重要になりますし、タイヤもそれほど持つようには見えません。コースはとてもテクニカルですから、長く厳しいレースになると思います。もちろん、もっと上のグリッドを獲得したかったですし、課題もありますが、今日はそれほど悪くない結果だと感じています。よかった面にフォーカスしつつ、レース前には水風呂に入って6番手からの戦いに備えます」

    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
    「予選前から、トップ10入りを目指す中団の戦いはタイトになることは分かっていました。Q1では9番手タイムをマークできましたが、Q2ではわずか0.1秒届かず、非常に惜しかったです。僅差で目標達成を逃してしまうのは悔しいのですが、僕らはベストを尽くしたと思います。明日は12番グリッドからスタートできるので、戦略的なオプションを確認し、どのスタートタイヤの選択でアドバンテージを得られるようにしていく必要があります。明日は61周の長いレースで波乱も起きるでしょうから、できる限りプッシュしますし、クリーンなレースをして最後まで戦い続けることで、チームにポイントをもたらすことができればと思っています」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    「予選については満足していません。最後のアタックは失敗で、チェッカーを受けた瞬間にQ2へのチャンスはないだろうと思いました。不運にもかなりのトラフィックの中へ出てタイムをロスしてしまい、さらにセクター1でエンジンスイッチの操作もあったため、それも影響してしまいました。シンガポールのような一周ごとに状況が変化するサーキットで、FP3を走れなかったのはかなり痛かったです。Q1でコースへ出たときにはうまくリズムに乗れず、マシンの間隔もあまりよくありませんでした。明日はタフなレースになると思いますし、さまざまな波乱もあるでしょう。それは僕らにプラスに働くかもしれないので、ポイント獲得のチャンスはあると思います」

  • バーニー・エクレストン、F1シンガポールGPの消滅を否定

    バーニー・エクレストン、F1シンガポールGPの消滅を否定

    バーニー・エクレストンは、F1シンガポールGPを継続させるために働いていると述べた。

    先日、バーニー・エクレストンは Auto Motor und Sport のインタビューで、F1シンガポールGPの主催者側が目標に到達したと感じており、これ以上カレンダーに残ることを望んでいないとの主旨の発言をしていた。

    しかし、バーニー・エクレストンは「誰もがシンガポールに満足しており、我々はシンガポールを失いたくはない」と Straits Times にコメント。

    議論の的となった Auto Motor und Sport での発言については「私の言葉がおかしな方向で受け取られた。私が言ったことはシンプルだ。まだ決定がなされていないということだ」と述べた。

    「交渉は進行中であり、まもなくまとまるだろう。年末までにまとまるかはわからない。長期的に延長したいと思っている。どうなるか見守っているところだ」

    関連:F1シンガポールGP、2017年で消滅の可能性

  • F1シンガポールGP、2017年で消滅の可能性

    F1シンガポールGP、2017年で消滅の可能性

    F1シンガポールGPは、2017年末までの契約期限が終了した後、F1カレンダーから消える可能性があるとバーニー・エクレストンは警告している。

    F1初のナイトレースとして2008年にカレンダーに追加されたF1シンガポールGPは、照明に照らされたマリーナ・ベイ市街地コースを走る煌びやかな雰囲気で人気のグランプリとなっている。

    だが、バーニー・エクレストンは、Auto Motor und Sport のインタビューで、F1シンガポールGPの主催者側に2017年以降の契約を延長する意向はないとして、開催継続に大きな疑問を投げかけた。

    「我々がシンガポールのためにやってきたことを考えてほしい」とバーニー・エクレストンはコメント。

    確かにグランプリはシンガポールに多くのお金をかけてきた。だが、我々も彼に多くのお金を渡してきた」

    「シンガポールはどこか他へと飛ぶための単なる空港ではなくなった。現在、彼らはゴールに達したと考えており、もうグランプリを望んではいない」

    今年、シンガポールは、他のすべてのアジアの会場と同様にチケット販売の低下に苦しんだ。

    シンガポールGPの広報担当は、推測についてコメントすることはないが、FOMと契約を延長するという決定はなされていないと述べた。

    最近では、F1マレーシアGPの主催者がF1カレンダーからの撤退を検討していると報じられている。

    関連:F1マレーシアGP、開催撤退を検討 – 2016年10月25日

  • 各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1シンガポールGP終了時点)

    各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1シンガポールGP終了時点)

    F1 第15戦 シンガポールGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

    F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    シンガポールGPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が新しいエンジンの封を切った。

    マックス・フェルスタッペンは、4基目の内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kでナイトレースの週末に臨んだ。

    一方、マシントラブルによって予選を最後尾の22番手で終えたセバスチャン・ベッテルは、実質的に代償を払うことなく内燃機関、ターボチャージャー、MGU-Hを6基目にした。

    また、フォース・インディア勢とマノーのパスカル・ウェーレインはバッテリーとコントロールエレクトロニクスを3基目に交換。コントロールエレクトロニクスについてはトロ・ロッソ勢とザウバー勢も4基目に交換している。

    チーム ドライバー ICE TC MGU
    -H
    MGU
    -K
    ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 6 8 8 6 4 4
    ニコ・ロズベルグ 4 4 4 4 3 3
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 6 6 6 4 4 4
    キミ・ライコネン 4 5 5 5 4 4
    ウィリアムズ フェリペ・マッサ 3 3 3 3 3 3
    バルテリ・ボッタス 3 3 3 3 2 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 4 4 4 4 3 3
    マックス・フェルスタッペン 4 4 4 4 3 5
    フォース・インディア ニコ・ヒュルケンベルグ 3 3 3 3 3 3
    セルジオ・ペレス 3 3 3 3 3 3
    ルノー ケビン・マグヌッセン 4 4 4 4 3 4
    ジョリオン・パーマー 4 4 4 4 3 4
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 4 4 4 3 3 4
    カルロス・サインツ 4 4 4 3 3 4
    ザウバー マーカス・エリクソン 5 6 4 3 3 4
    フェリペ・ナッセ 5 4 4 3 3 4
    マクラーレン・ホンダ フェルナンド・アロンソ 7 7 7 7 6 6
    ジェンソン・バトン 5 5 5 5 5 5
    マノー パスカル・ウェーレイン 3 3 3 3 3 3
    リオ・ハリアント 3 3 3 3 3 3
    ハース ロマン・グロージャン 4 5 4 4 3 3
    エステバン・グティエレス 4 5 4 3 3 3

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

    関連:F1:エンジンペナルティ規定の“抜け穴”は塞ぐ … ストックが不可能に

  • 【動画】 F1シンガポールGP:ハミルトンのタイヤ交換が生んだドラマ

    【動画】 F1シンガポールGP:ハミルトンのタイヤ交換が生んだドラマ

    F1シンガポールGPは、レース終盤にダニエル・リカルドが独走態勢だった首位のニコ・ロズベルグを0.4秒差まで追い上げるスリリングな展開となった。

    ニコ・ロズベルグは、約25秒のリードを築いて首位を独走していた。しかし、ダニエル・リカルドがスーパーソフトタイヤに交換したことで様相は一変した。

    皮肉なことに、このドラマが生まれたきっかけは、メルセデスがタイヤ交換のためにルイス・ハミルトンをピットに入れたことだった。

    これはルイス・ハミルトンに表彰台の最後の一角をキミ・ライコネンから取り戻させるための判断であり、ルイス・ハミルトンはその任務を達成した。

    しかし、これによってそのキミ・ライコネンをカバーしようとしたダニエル・リカルドがピットに入ったため、先頭を走っていたニコ・ロズベルグはステイアウトすることしかできなくなってしまった。

    「あの時、我々が気にしていたのはルイスを3番手に戻すことだった。だが、同時にリカルドとレッドブルもあの段階で彼をピットインさせようと考えていたのだろう。それが彼らのたった1つのチャンスだった。だが、あなたの言う通りだ。我々はルイスを争いから排除し、ライコネンを排除したことで、彼らに可能性を与えてしまった」

    ニコ・ロズベルグは本来もう一度ピットに入る予定だったが、スーパーソフトタイヤに変えたばかりのダニエル・リカルドがアウトラップで驚異的な速さを見せたために、メルセデスは慌てて彼をステイアウトさせることにしたとトト・ヴォルフは認める。

    「彼のあのアウトラップで我々はギャップを失った。ちょうど彼をピットに呼ぼうとしていたが、ダニエルがとんでもないタイムをたたき出してギャップがごっそり削られてしまったため、最後まで走り切るしかなくなった」

  • ケビン・マグヌッセン、水を飲めない状況下でポイントフィニッシュ

    ケビン・マグヌッセン、水を飲めない状況下でポイントフィニッシュ

    ケビン・マグヌッセンは、F1シンガポールGPの決勝レースをまったく水を飲めない状況で走り切った。

    F1シンガポールGPは、高い湿度と30℃の暑さのなかで2時間近くを走るドライバーにとって苛酷な環境でのレースとして有名だ。

    ケビン・マグヌッセンは、15番グリッドから10位でフィニッシュ。チームに今シーズン2度目のポイントをもたらしたが、61周を走り切ったマグヌッセンは消耗しきっていた。

    「身体的にとてもタフだった。クルマのなまでまったく水が飲めなかったのでかなりタフだった」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「何が問題だったのかはわからない。水が入ってなかったのか、ボトルが故障したのかはわからないけど、チームが僕に飲み物の借りがあるのは確かだね!」

    「とにかく最後はそのことは忘れて、なんとかやっていかなければならなかった」

    ケビン・マグヌッセンは、レースでソフトタイヤを使わなかったが、それがトップ10でフィニッシュするためには重要だったと感じている。

    「素晴らしいスタートが切れたし、(スタート直後の)クラッシュでいくつか順位を上げることができた」

    「そこからはタイヤをかなりうまく労わることができた。僕にとってのレースの鍵は戦略だった」

    「チームは僕たちはタイヤにに関して有利だと気付き、最後に2回のスーパーソフトのスティントを行うことを決断した。難しい判断だったけどね」

    「クルマのバランスは良かったので、僕たちはウルトラソフトとスーパーソフトを使った2ストップ戦略を選んだ。不可能だったかもしれないけど、彼らはそれを実行して、最後にそれが成果を挙げた」

    「もう少し直線スピードがあれば、最後にトロ・ロッソとフォース・インディアを抜けたかも知れない」

    「それでも、結果には本当に満足している。チームは週末を通して本当に良い仕事をしたし、このチームの全員がそれに相応しい」

  • フェラーリ、キミ・ライコネンの戦略を弁明

    フェラーリ、キミ・ライコネンの戦略を弁明

    フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、F1シンガポールGPでのキミ・ライコネンの戦略を弁明し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のピットストップをカバーしなければ“クレイジー”なことになったと語った。

    レース中盤、ブレーキに問題を抱えていたルイス・ハミルトンは、キミ・ライコネンに抜かれたことを受け、3回目のピットストップを行った。

    ルイス・ハミルトンは新品を履いてピットイン前と同じ4番手で戻ってきたが、キミ・ライコネンとの差は開いており、オーバーテイクが難しいシンガポール市街地サーキットで16周のうちにキミ・ライコネンに追いついて追い抜く必要があった。

    しかし、フェラーリはすぐにキミ・ライコネンをピットに呼び戻したため、アウトラップでプッシュしたルイス・ハミルトンの後ろでレースに合流。その後、レース終盤にキミ・ライコネンがルイス・ハミルトンを抜くことはできなかった。

    しかし、マウリツィオ・アリバベーネは正しい決断だったと主張する。

    「100%確実だ。データを見なければならない。あれは正しい決断だった」

    「我々のソフトタイヤには激しいデグラデーションが生じており、メルセデスに抜かれれば、クレイジーなことになっていただろう。我々はデータを見て決断を下した。後になってできるのはデータが正しいかどうかを確認することだ」

    レース後、キミ・ライコネンは戦略上フェラーリには別の決断ができたかもしれないとの見解を述べていた。

    キミ・ライコネンはソフトタイヤでレースを走ることができたと考えており、そもそもルイス・ハミルトンのピットストップをカバーするとチームが決定する前はその予定だった。

    関連:【動画】 2016 F1シンガポールGP 決勝レース ハイライト

  • FIA、F1シンガポールGPの“マーシャル・ニアミス事件”を調査

    FIA、F1シンガポールGPの“マーシャル・ニアミス事件”を調査

    FIAは、F1シンガポールGPのレース再開時にマーシャルがサーキットのメインストレートに残っていた件を調査。サーキットのオフィシャルがFIAの手順に従っていなかったと説明した。

    スタート直後のニコ・ヒュルケンベルグのクラッシュにより、セーフティカーが出動。2周目の終わりにセーティカーは退いたが、トップのニコ・ロズベルグがラインを越えた際にマーシャルの一人がコース上に残っており、全力疾走でコース脇に逃れた。

    FIAの手順では、コース上にデブリやマーシャルがないことを保証するためにレース再開前にレースコントロールに3回“トラックがクリア”であることを確認するよう求められている。

    しかし、マーシャルは、最終案内がなされ、マシンがアプローチした後に、トラックから去るようにサーキットオフィシャルに命じられていたことが明らかになった。

    FIAのスポークスマンは、FIAは独自のプロトコルに従っていたが、その手順がコースの従業員とチームに“きちんと実行されていなかった”と述べた。

    「我々はこれを非常に深刻に受け止めている」とスポークスマンはコメント。

    「我々は1人の人間に責任を負わせようとしているわけではない。全てはこのようなことが二度と起こらないことを確実にするために行われていく」

    関連:F1シンガポールGP:コース上にマーシャルがいるなかでレース再開

  • マクラーレン・ホンダ:アロンソが7位入賞! / F1シンガポールGP

    マクラーレン・ホンダ:アロンソが7位入賞! / F1シンガポールGP

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが7位入賞。ジェンソン・バトンはリタイアで終えた。

    フェルナンド・アロンソ (7位)
    「今日は7位が僕たちの達成できる最高順位でした。メルセデス、レッドブル、フェラーリのそれぞれ2台のマシンに続く、残りのチームの中ではベストな結果だ。今週末、僕たちはここで4番目に速いチームというわけではなかったので、今回の結果はいい戦略と好スタートを切ったおかげだ」

    「スタートでは外側に行くことを選択し、クラッシュが発生したときにはすでに6番手に浮上していたので、影響を受けることはなかった。その後、1コーナーでは非常に遅いタイミングでブレーキングし、ダニール(クビアト)とキミ(ライコネン)をオーバーテイクした。すべてのことがうまくいった。時には運を味方につけることが必要だ。一時は表彰台に上がることも期待していた。前方のマシンになにかが起これば、そうなる可能性はあったけど、結局、上位陣のハプニングはないままレースが終了した。ただ全体的に、今日はできる限りのことをした」

    ジェンソン・バトン (リタイア)
    「43周目でリタイアしたけど、正直言って、僕のレースは1周目で事実上終了した。スタートは非常によく、バルテリ(ボッタス)の横につけた。ただ、ニコ(ヒュルケンベルグ)のマシンがコース上を横断していることは、逆方向を向いた彼のマシンが自分の目の前に来るまで気がつかなかった。アクセルペダルから足を上げ、右側に移動したものの、行き場をなくしてバルテルのマシンと接触。それによってフロントウイング、ブレーキダクト、フロアーを損傷した。その後、タイヤ交換と、新しいフロントウイングを装着するためにピットインした。ただ、マシン自体が損傷していたので、それ以降はダウンフォースを十分に得ることができなかった。そのダウンフォースでさえ、マシン全体にバランスよくあったわけではないので、さらに難しい状況だった。マシンを止めた理由は、ブレーキに問題があったためだ。ダクトが損傷したためにブレーキ温度が上昇しつつあった。不具合が発生するのではないかと心配していたので、リタイアは正しい判断だった」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「なによりも、今日はF1にとっていい一日でした。ここシンガポールで豪華なフラッドライトが点灯する中、2時間にわたって非常に競り合いの多いレースを繰り広げた後、トップ2台のマシンが0.5秒未満の僅差でフィニッシュラインをまたぎました。これは、F1がこれまでと同様に今後もエキサイティングですばらしいスポーツであり続けるという、レースを愛する私たちがすでに知っていることを明確に示すものです。マクラーレン・ホンダとしては、フェルナンドが力強く競争力のある走りで7位に入ったことでワールドチャンピオンシップポイントを6点獲得することができ、うれしく思います。力強いスタートを切り、その後は午後のレースを通して堅実で見事なラップタイムを刻み続けました。彼の走りは誰の目から見てもすばらしかったです。一方、ジェンソンも好スタートを切ったものの、ニコ・ヒュルケンベルグ選手のクラッシュを避けようとしていたバルテリ・ボッタス選手のマシンにフロントウイングが接触したことで、すばらしいスタートが台無しになってしまいました。ただ、これはだれのせいでもありません。そのような連鎖反応はレースでは(特に1周目には)ときに起こるものなのです。ニコ・ヒュルケンベルグ選手のアクシデントに巻き込まれないようにするためにジェンソンができることは、なにもありませんでした。今日は我々のレースチームに対して『よくやった』と言わせてください。ガレージやピットウォールにいるメンバーだけでなく、ウォーキングのミッションコントロールにいるメンバー全員がレースを非常に効率よく管理してくれました。とてもいい仕事をしてくれたと思います。我々はこれから、温暖なシンガポールから、次戦が開催されるさらに暑いマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへ移動します。今日レースが行われたマリーナ・ベイ・サーキットとは非常に異なります。低速で狭く曲がりくねったコーナーではなく、高速で幅広い緩やかなコーナーが続くレースコースです。次戦でも我々はやはりポイント獲得を目指します」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ニコ・ロズベルグが3連勝で首位奪還

  • ホンダ F1 「トップ3チーム以降のベスト」 / F1シンガポールGP

    ホンダ F1 「トップ3チーム以降のベスト」 / F1シンガポールGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGP決勝レースを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日はアロンソ選手がすばらしいスタートでトロ・ロッソ2台の前に出られたこと、レース全体を通して中団をリードする安定した走りができたことが、彼の7番手フィニッシュの結果につながったと思っています」

    「今週末は、マシンが安定せず苦しい金曜日のフリープラクティスで始まりましたが、予選からレースにかけてペースを取り戻せたことがいい結果につながりました。その結果、チームにまた貴重なチャンピオンシップポイントをもたらしてくれました」

    「一方で、バトン選手はスタート時のアクシデントを避けようとして、フロントウイングとブレーキダクトにダメージを受けてしまったため、レースではペースが上がらずに後方から抜け出すことができずに、残念ながらリタイアとなってしまいました」

    「マクラーレン・ホンダとしては、再び力強い走りでトップ3チームに続くポジションを獲得でき、喜ばしい結果にホッとしています」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ニコ・ロズベルグが3連勝で首位奪還