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  • マクラーレン、数周でエンジンカバーに焦げ跡…冷却系に深刻な問題か

    マクラーレン、数周でエンジンカバーに焦げ跡…冷却系に深刻な問題か

    マクラーレンは、第2回目のF1バルセロナ合同テストの初日もトラブルでスタート。2度の電気的なシャットダウンに見舞われ、ストフェル・バンドーンはわずか7周しか走行できずにタイムシートの最下位に沈んでいる。

    先週の1回目のF1合同テストでは、初日にホイールナットの故障、2日目にエキゾーストブランケットの破損と脆弱性が露わになっていたマクラーレンだが、2周目もトラブルを抱えてのスタートとなった。

    セッション開始直後、ストフェル・バンドーンが走行するMCL33は、インスタレーションラップ後にルノーのF1パワーユニットがシャットダウン。ピットクルーによってガレージに戻された。

    マシンを修復してコースに復帰したマクラーレンだったが、4周目に同じ電気系のトラブルでコース上にストップ。セッションは赤旗となり、マクラーレンは原因を解明するためにガレージで多くの時間を過ごすことになった。

    ストフェル・バンドーンは昼休み直前にコースに復帰したが、システムチェックのみで、わずか7周で午前中のセッションを終えている。

    マクラーレンが見舞われた電気系のトラブルはバッテリーに関連したものだと考えられているが、問題がマクラーレンのシャシー側にあるのか、ルノーのF1パワーユニット側にあるのかはまだ明らかになっていない。だが、同じF1パワーユニットを搭載するワークスルノーは48周、レッドブルは85周を走行している。

    冷却系に深刻な問題か
    マクラーレンは1回目のテストでオーバーヒートの問題に悩まされていた。そのため、今回のテストに持ち込まれたマクラーレン MCL33には、クルマの冷却に役立てるためにリアのボディワークに妥協が施されているように見える。

    先週、エンジンカバーに焦げ跡がついていたマクラーレンは、新たに3つのスロットルを追加。しかし、わずか7周しか走行していないにも関わらず、エンジンカバーのその部分はおそらくエキゾーストもしくはターボが配置されていると見られ、冷却系に深刻な問題を抱えていることが予想される。

    走行中のエキゾーストの温度は400~800℃に上昇し、断熱材で包まれている。温度の制御ができないとすれば、その付近にあるものは脆弱となる。

    マクラーレンは、信頼性についてホンダに辛辣な批判を繰り返していたが、もはやマシンにホンダは積まれていない。

    マクラーレン・ルノー

  • 【動画】 マクラーレン、3度目の故障で再び赤旗 / F1合同テスト初日

    【動画】 マクラーレン、3度目の故障で再び赤旗 / F1合同テスト初日

    マクラーレンは、F1バルセロナ合同テストの初日に信頼性トラブルが続発している。

    午前中、マクラーレンはインスタレーションラップ後に電気系のトラブルでピットレーンでストップ。メカニックによってガレージへと引き戻された。1時間後にコースに復帰したが、わずか4周で今後はメインストレートでストップ。この日一度目の赤旗が提示された。

    お昼休みにコースに復帰し、午後から走行を再開していたマクラーレンだが、残り2時間を切ったところで今度はターン3でストップ。ハイドロリックの問題と報じられている。

    ストフェル・バンドーンは2度目の赤旗の原因となり、昨年も何度も目にしたマシンが吊り上げられる光景が繰り返されている。マクラーレンは38周の走行で11番手タイムに沈んでいる。

    直後には同じルノーのF1パワーユニットを搭載したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が114周目の走行でメインストレートでマシンを停めて赤旗が提示された。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが4番手タイムを記録しているが、54周と走行距離は少な目。しかし、ホンダのF1パワーユニットのトラブルではなく、マシン側の調整に時間がとられているようだ。残り時間はブレンドン・ハートレーがクルマに乗ると報じられている。

  • F1バルセロナテスト1日目:セバスチャン・ベッテルが午前のトップタイム

    F1バルセロナテスト1日目:セバスチャン・ベッテルが午前のトップタイム

    2018年のF1世界選手権のシーズン開幕前最後のプレシーズンテストが6日(火)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が午前中のトップタイムを記録。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが4番手につけている。

    先週の第1回目の合同テストは悪天候に見舞われたが、第2回目となる今週のバルセロナは快晴。正午の気温は16℃、路面温度は33℃まで上昇している。

    先週のプレシーズンテストは、新車のチェックと信頼性に焦点が置かれたが、開幕前の最後の4日間となる今回のテストではパフォーマンスのための走行が行われる。

    午前中のトップタイムを記録したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。86周を走行したベッテルはソフトタイヤで1分20秒396をマーク。

    2番手には86周を走行したバルテリ・ボッタス(メルセデス)が同じくソフトタイヤで0.2秒差で続き、3番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤでトップから0.253秒差となる1分20秒649をマークしている。

    4番手タイムを記録したのはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。先週、ホンダのF1パワーユニットで全チームで最多となる走行距離を走破したものの、ラップタイムは話題になっていなかったトロロッソ・ホンダだが、この日はトップ3チームに続くタイムで序盤をスタート。53周を走行してソウトタイヤでトップから0.577秒差の1分20秒973を記録している。

    5番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)、6番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、7番手にはセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)、8番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が続いている。

    9番手のセルジオ・ペレスはセッション序盤にスピンを喫して赤旗の原因となったが、修復にはそこまで時間はかからず、コースに復帰している。

    この日、最悪なスタートを切ったのは今年ホンダからルノーのF1パワーユニットに変更したマクラーレン。ストフェル・バンドーンがMCL33でテストを開始したが、開始直後にピットレーンでストップ。その後1時間の作業を経てコースに復帰したが、ストレートの立ち上がりでストップして赤旗が提示された。マクラーレンによると原因は「パワーがシャットダウンし、クルマのデータが失われた」だったが、その後3時間近くガレージで過ごし、お昼休み前にようやくコース復帰。7周で午前中のセッションを終えてる。

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 1日目 午前

    順位 ドライバー チーム ベストタイム タイヤ 周回
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒396   86
    2 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分20秒596 +0.200 86
    3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分20秒649 +0.253 85
    4 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分20秒973 +0.577 53
    5 ケビン・マグヌッセン ハース 1分21秒298 +0.902 46
    6 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分21秒432 +1.036 48
    7 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分21秒588 +1.192 42
    8 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分21秒936 +1.530 56
    9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分22秒194 +1.798 37
    10 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分24秒733 +4.377 7

    トロロッソ・ホンダ ピエール・ガスリー

  • マクラーレン、わずか4周でトラブル発生で赤旗提示 / F1合同テスト初日

    マクラーレン、わずか4周でトラブル発生で赤旗提示 / F1合同テスト初日

    マクラーレンは、第2回F1バルセロナ公式テストのスタートでも躓いている。

    3月6日(火)、バルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1シーズン開幕前の最後の合同テストがスタート。だが、マクラーレンはいきなりトラブルに見舞われることになった。

    マクラーレンはストフェル・バンドーンが初日のテストを担当。

    セッション開始直後に1回目の問題が発生。エネルギーストアとされる問題でピットレーンでストップしてガレージに戻された。その後、1時間が経過しようとした時点で走行を再開し、スーパーソフトで1分24秒773をマークした。ところが、4周目を終えたところでストレートでストップ。コース上には赤旗が提示された。

    マクラーレンによると「パワーがシャットダウンし、クルマのデータが失われた」として現在調査を進めてるという。

    マクラーレンは、先週の1回目の合同テストでも初日にホイールナットのトラブルで51周、2日目にはエキゾーストの問題によって37周の走行に留まっている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが走行を担当。現時点で16周を走行し、ソフトタイヤで1分20秒973をマークしている。

    F1 カタロニア・サーキット マクラーレン

  • 2018年 第2回 F1バルセロナ合同テスト : ドライバー走行スケジュール

    2018年 第2回 F1バルセロナ合同テスト : ドライバー走行スケジュール

    2018年のF1世界選手権のシーズン開幕前最後の合同テストが3月6日(火)からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間にわたって開催される。

    先週行われた第1回バルセロナ合同テストでは、ホンダのF1パワーユニットが4日間を通してトラブルフリーで走行し、トロロッソ・ホンダが全チームで最多となる324周を走破して周囲を驚かせた。また、メルセデスがミディアムタイヤで最速タイムを記録しており、早くもメルセデス優勢との見方が強まっている。

    だが、先週のF1合同テストは2018年F1マシンのチェックと信頼性の確認の意味合いが強く、どのチームも発表仕様に近いマシンを走らせてパフォーマンスを追求してはいなかった。パワーユニットに関しても同様で、ホンダだけでなく、メルセデス、フェラーリ、ルノーもフルパワーでは走行しておらず、現時点でパフォーマンスやスピードを計測することに意味はない。

    また、4日間は気温の低いコンディションとなり、特に3日目は降雪と豪雨によって事実上テスト日が1日削られている。したがって、特にルーキードライバーにとっては再び新車での走行距離を重ねることが重要な4日間になる。

    今週のバルセロナに雨の予報はなく、各チームは開幕戦オーストラリアGPにむけてアップグレードを導入して本格的にパフォーマンスとセットアップを追求していくことになる。そのため、F1マシンとパワーユニットの本来のポテンシャルが示されることになるだろう。

    トロロッソ・ホンダは初日にピエール・ガスリーが担当。以降、ブレンドン・ハートレーと交代で一日おきにテストを担当する。

    2018年 第2回 F1バルセロナテスト合同テスト / ドライバーラインナップ

    メルセデス
    3月6日(火) バルテリ・ボッタス(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)
    3月7日(水) TBC
    3月8日(木) TBC
    3月9日(金) TBC

    フェラーリ
    3月6日(火) セバスチャン・ベッテル
    3月7日(水) キミ・ライコネン
    3月8日(木) セバスチャン・ベッテル
    3月9日(金) キミ・ライコネン

    レッドブル・レーシング
    3月6日(火) マックス・フェルスタッペンダニエル・リカルド
    3月7日(水) ダニエル・リカルド
    3月8日(木) マックス・フェルスタッペン
    3月9日(金) ダニエル・リカルド

    フォース・インディア
    3月6日(火) セルジオ・ペレス
    3月7日(水) エステバン・オコン
    3月8日(木) セルジオ・ペレス
    3月9日(金) エステバン・オコン

    ウィリアムズ
    3月6日(火) セルゲイ・シロトキン(午前) / ランス・ストロール(午後)
    3月7日(水) ランス・ストロール(午前) / セルゲイ・シロトキン(午後)
    3月8日(木) ロバート・クビサ(午前) / ランス・ストロール(午後)
    3月9日(金) ロバート・クビサ(午前) / セルゲイ・シロトキン(午後)

    ルノー
    3月6日(火) ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / カルロス・サインツ(午後)
    3月7日(水) カルロス・サインツ(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)
    3月8日(木) ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / カルロス・サインツ(午後)
    3月9日(金) カルロス・サインツ(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)

    トロ・ロッソ
    3月6日(火) ピエール・ガスリー
    3月7日(水) ブレンドン・ハートレー
    3月8日(木) ピエール・ガスリー
    3月9日(金) ブレンドン・ハートレー

    ハース
    3月6日(火) ケビン・マグヌッセン
    3月7日(水) ロマン・グロージャン
    3月8日(木) ケビン・マグヌッセン
    3月9日(金) ロマン・グロージャン

    マクラーレン
    3月6日(火) ストフェル・バンドーン
    3月7日(水) フェルナンド・アロンソ
    3月8日(木) ストフェル・バンドーン
    3月9日(金) フェルナンド・アロンソ

    ザウバー
    3月6日(火) マーカス・エリクソン
    3月7日(水) シャルル・ルクレール
    3月8日(木) マーカス・エリクソン
    3月9日(金) シャルル・ルクレール

  • トロロッソ 「ホンダF1のワークスパートナーという“大きな責任”がある」

    トロロッソ 「ホンダF1のワークスパートナーという“大きな責任”がある」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、新たにエンジン契約を結んだホンダが進歩できるようにワークスパートナーとして手助けするという“大きな責任”をもって仕事に挑んでいると語る。

    昨年、マクラーレンがホンダとのパートナーシップを解消したことで、今年からトロロッソはルノーからホンダにF1パワーユニットを変更。トロロッソの13年の歴史で初めて“ワークスチーム”としてホンダからF1エンジンの独占供給を受ける。

    トロロッソの新車『STR13』は、ホンダのF1パワーユニットに合わせてギアボックスとリアエンドのデザインを一新。ルノーとは異なり、ターボを分割するホンダのF1パワーユニットによて異なるパッケージグが要求された。その変更作業にとって比較的小規模なトロロッソは、忙しい冬の期間を過ごした。

    先週バルセロナで開始されたF1プレシーズンテストでは、新生“トロロッソ・ホンダ”は素晴らしいスタートを切り、大きなエンジントラブルに見舞われることなく、全チームで最多の324周を走行してF1パドックを驚かせた。

    「ホンダのF1エンジンのインストレーションで我々が気づいたのは、ルノーのものとは基本的に異なるということだった。そこには全く共通性がない」とジェームス・キーはコメント。

    「ギアボックスの内部はレッドブル・テクノロジーと共通だが、それらは共同で設計されている。例えば、オイルシステムは我々のものであり、メインケースは完全に我々のものだ。電子システムやコントロールシステムもそうだ。完全にトロロッソ製だ。互角性に完全な違いがあるので、異なるエンジンを搭載するにはその方法を採らなければならない」

    「シャシーのデザインは明らかに異なるものになっているし、ギアボックスも違う。それは全て我々が手掛けたものだ」

    「もう一つはそれがワークス契約だということだ。本格的な協力体制だ。全てのダイナモテスト、R&Dリグテスト、いくつかのエリアの共同開発、共同設計作業などがある。来年の設計作業もすでに進行している。その全てが我々のパートナーシップでは非常にユニークなことだ」

    「実際、そのすべては責任が重い。我々はそれを楽しみにしていたし、ポジティブなプレッシャーだ。だが、ホンダが一緒に仕事をするチームと進歩するために必要なレベルに引き上げるのは大きな責任だ。共通性は確かに少ない」

    ホンダとのワークス契約はトロロッソに追加のリソースをもたらしたが、それと同時にカスタマーだった今までとは異なり、かつて経験したことのないほど作業負担は増えたとジェームス・キーは語る。

    「夢見ていたいろいろなことがいっぺんに玄関に届けられるようなものだ。『何てことだ!やることが山盛りだ!』という気分だ」とジェームス・キーは語る。

    「シャシー面ではエンジンに関連した特定のシステムのリグテストを11月に開始した。12月にはダイナモでギアボックスをテストを実施し、それ以降はまずはミルトンキーンズで、それから日本でも同様のテストを続けている。そのため、ギアボックスは日本とミルトンキーンズの両方にある」

    「冷却システムなどのテストにも取り組んできた。そういった部分ではプレッシャーはある。過去に経験はないが、同時に素晴らしい機会でもある。チームにはこれまでより多くのパーツをどんどん製造し、イタリアだけでなくヨーロッパ、日本までを含めてエンジニアリングサポートをしなければというプレッシャーがかかっている」

    「作業量は大幅に増えたが、全てに正当な理由があるし、ホンダにはそのような観点を見通すためにチームとの緊密な関係が必要だ。例えば、ギアボックスはエンジンサプライヤーにとって極めて重要だ」

    昨年9月に契約が発表されてからホンダと仕事をしてきたジェームス・キーは、トロロッソ・ホンダが初のF1プレシーズンテストでスムーズなスタートを切ったことに驚かないと語る。

    「去年の状況を見れば驚くかもしれないが、しばらく彼らと仕事をしてきた我々としては驚きではない」とコメント。

    「彼らが有している施設、何が何でも成功させなければならないという必死の決意を見れば、もう私にとっては驚きではない」

    「もちろん、コースに出てみるまで決してどうなるかはわからなかった。だが、大きな問題はまったくなかったと言わなければならない。小さなストップがあったがどれも我々側のものだった」

    「彼らとの作業は非常にスムーズだった。我々は非常に一体となっている。彼らは非常に開放的であり、全ての会議に出席しているので、我々全員が何が進行しているかを把握しているし、我々はすべてを最適化するために協力している。これまでのところは非常にスムーズだし、それが続いていくと確信している」

  • ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリーは、昨年日本でホンダとスーパーフォーミュラに参戦した経験が、2018年に新たにトロロッソのパートナーとなったホンダF1との仕事を容易にしていると感じていると語る。

    先週のF1バルセロナ合同テストで、ピエール・ガスリーは全ドライバーのなかで最多の229周を走破。ホンダのF1パワーユニットには4日間で大きな問題は発生せず、2015年にF1に復帰してから最も生産的な冬季テストを過ごした。

    2017年、レッドブルはピエール・ガスリーを日本のスーパーフォーミュラに送り込み、ガスリーはホンダが支援するTEAM MUGENで2勝を挙げてタイトルを争った。

    ピエール・ガスリーは、ホンダと仕事をした経験がトロロッソの新たなパートナーシップの基盤を築き、移行フェーズに役立ったとし、昨年予想していたよりもはるかに有用だったと述べた。

    「ホンダの事は去年から知っている。最終的に当時考えていたよりもさらに良い経験になった」

    「彼らとのコミュニケーションに役立っているのは確かだ。彼らの仕事のやり方、彼らと仕事をするにはどのようなことが必要か、状況にどのようにアプローチする必要があるかを少しは知っているからね」

    「今のところまったく問題はない。とにかくエンジニアにはっきりとしたフィードバックを与え、自分たちにできるエリアを改善しようとする。それが重要だ」

    今週の2回目のプレシーズンテストで3月25日の開幕戦オーストラリアGPに向けて最後の2日間のテストを行うピエール・ガスリーは、テストを通してすぐに改善を見い出すことができたと語る。

    「シーズン前に4日間のテストを実施するのは初めてのことだし、実際にとても速くなっている。開幕戦までにあと2日しかクルマに乗れないのは若手ドライバーにとってちょっと異様なことだ」

    「コースに出るすべてのラップを最大限に生かす必要があると本当に感じている。だから、かなり多くのラップを走れたことには本当に満足できた」

    「昨日(3日目)のように1日を逃してしまうと、開幕戦までにクルマでフィーリングを掴んで経験を積むことにかなり大きな影響を及ぼす」

    「今、本当にポジティブなのはそれが理由だ」

  • ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダはサプライズを巻き起こす」

    ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダはサプライズを巻き起こす」

    ブレンドン・ハートレーは、ホンダと新たなF1エンジンパートナーとして提携したトロロッソが、2018年にサプライズを巻き起こすことになると感じていると語る。

    トロロッソは、昨シーズン末にルノーとのパートナーシップを解消し、3年間の悲惨なシーズンの後にマクラーレンとの提携を切られたホンダと新たなスタートを切ることを決断した。

    F1に復帰して以来、ホンダのF1パワーユニットはパフォーマンスと信頼性が不足しており、グリッドで最も非力なエンジンであることが証明されてきた。しかし、先週のF1バルセロナ合同テストではホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』を搭載したトロロッソ STR13は、全チームで最多となる324周を走行。早くも批判家たちを驚かせた。

    1回目の公式テストを終えたブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダのパッケージにかなりの自信を感じていると語る。

    「トロロッソとホンダのこの新しいパートナーシップについては、本当に楽観的だし、ポジティブに感じている」とブレンドン・ハートレーは Crash.net にコメント。

    「全員が本当に懸命に仕事をしている。僕たちはシーズン中に改善していくと思う。ちょっとしたサプライズを巻き起こせると期待している」

    「多くの人々がホンダとの新しいパートナーシップについて書いてきた。でも、僕たちはそういった人たちを驚かせることができると信じている。このチームの人たち、そして、ホンダがいかに懸命に仕事をしているのか僕はわかっている。シーズンを本当に楽しみにしている」

    2度のWECチャンピオンであるブレンドン・ハートレーは、昨年の最終4戦でトロロッソとともにF1を戦ったが、ルノーのF1パワーユニットの信頼性トラブルもありノーポイントでシーズンを終えた。

    だが、トロロッソ・ホンダからフル参戦する2018年のF1世界選手権ではF1初ポイントの獲得のみならず、表彰台さえも目標として見据えていると語る。

    「自分自身、自分の目標、どのようなパフォーマンスを発揮したいかはわかっている。でも、数値化するのは難しい。チームスポーツだし、個人スポーツではないしね。トロロッソでは400人以上がその目標に向かって仕事をしている」

    「僕とピエールはクルマに乗るパズルの最後のピースにすぎない。でも、チームは本当に努力している。達成したいと思っている個人的なゴールや目標はあるし、達成して初めてそれはわかるとだろうね」

  • トロロッソ・ホンダ:ジェームス・キー(テクニカルディレクター) Q&A

    トロロッソ・ホンダ:ジェームス・キー(テクニカルディレクター) Q&A

    トロロッソ・ホンダのチーム代表を務めるフランツ・トストが、2018年のF1プレシーズンテストを前に、トロロッソ・ホンダSTR13の設計、そして、新しいパートナーであるホンダとの作業について語った。

    STR13のプロジェクトにはどのようなアプローチをとりましたか?
    いくつか課題はあったが、本質的にどれもトロロッソにとって馴染のないことではなかった。最も明らかなことはエンジンパートナーの変更だ。

    空力面にもいくつか小さなレギュレーション変更があり、サスペンションなどにも変更があった。それらは全てその分野へのアプローチに影響を与えた。基本的には把握しているレギュレーションへの対応だった。それは1年毎の通常のプロセスとほぼ同じだった。最も見た目で新しく、話題になっているエレメントのひとつはドライバーの頭部を保護するHaloだ。ベースにするための前年の参考データがないので新鮮なチャレンジだった。したがって、シャシーにどのように統合していくかはゼロからのスタートとなった。構造的な完全性とシャシーへの取り付けのための非常に厳しい要件はかなりのチャレンジだった。Haloがそのように見える理由のひとつは、話題にもなっていたが、信じられないほどの強度と膨大な負荷に耐えなければならないからだ。必ずしも美しい構成要素を持つことにはならない。少し素のものになるだろう。スタイリングというよりも、非常に構造的なアイテムだ。Haloは非常に厳しいメカニカルおよび構造的な統合要件に沿って設計されている。Haloに適用される負荷テストは本当に巨大なものだったし、大きなチャレンジだった。

    エンジン以外のクルマの残りの部分については、我々が把握している去年の長所を洗練させたり、弱点を排除しつつ、新しいシャシーレギュレーションの初年度から学んだ教訓を適用していくというという流れだった。なので、2018年マシンはいくつかのエリアで進化している。だが、クルマのリアやサスペンションの仕組みは多くの部分を完全に再設計している。そこは2017年に強くなかった部分だ。だが、我々はそれらの懸念を特定し、2018年マシンではそこに対処している。

    空力面ではいくつかのエリアで2017年とかなり異なっている部分もあれば、改善させている部分もある。空力は現時点でまだ多くの作業が進行中のエリアだ。昨年の序盤は我々にとってはOKだったが、シーズン終了までに実際に望んでいたレベルにいは発展しなかった。空力開発のいくつかは昨年の進化だが、完全に新しいものもあるし、そのプロセスは2018年も進行していくことになる。またシャシーレギュレーション内に見い出せることはたくさんある。シーズン中盤には、序盤と比較してかなり見た目という点で異なるクルマになっているだろう。現時点では空力開発が大きな焦点だ。

    では、最大の変化であるエンジンについてお聞かせください。
    近年、我々は数回のエンジン変更を経験しているので、そこへの対処は我々が得意としていることだ。タイミングは望んでいるものよりも遅かったが、クルマに適応させることは大きな問題ではなかった。長年にわたって、我々はチーム内で柔軟性をもたせる方法をうまく学んできた。シャシーへのエンジンのインストレーションは全般的に問題なかった。より正常なタイムスケジュールで実施できたなら、いくつか異なる決定を下したのは確かだ。だが、クルマの構造に基本的な変更はないし、インストレーション自体は非常に整頓されている。ホンダは非常にコンパクトで作業しやすいパワーユニットを生産している。最初にCADデータを入手して、彼らと技術的な議論を開始した際、そこは歓迎すべき発見だった。それはリアサスペンションのインターナルにいくつかをよりうまく設置できるようにギアボックスを再設計できることも意味していたし、インストレーション自体にいくつか利点があった。そこはポジティブなことだ。ホンダとの作業という点では、もちろん、新しい経験だ。個人的には数年前にホンダと仕事をしていたが、ヨーロッパを拠点としない新しいエンジンパートナーを抱えることは新しい経験であり、急に訪問してCADスクリーン上で会話をするようなことはできない。コミュニケーションをはるかに構造化した形式にしなければならない。我々には対処しなければならない大きな時差があるし、そこは注意深く考慮する必要がある部分だ。このパートナーシップのもうひとつ重要な側面は“ワークス”契約だということだ。我々にとって素晴らしい機会であり、ホンダにとってもこのパワーユニット時代で新しい異なるチームと仕事をする良い機会だ。エンジンを設置して、それに伴う詳細について大量に議論をするだけではなかった。ソフトウェア、エレクトロニクス、さらにはガレージのレイアウトやエンジン自体のオペレーション、冷却システムまで至っている。それによってエンジンパートナーとより親しくなることができたし、本当に良い影響を及ぼしてる。

  • トロロッソ・ホンダ:フランツ・トスト(チーム代表) Q&A

    トロロッソ・ホンダ:フランツ・トスト(チーム代表) Q&A

    トロロッソ・ホンダのチーム代表を務めるフランツ・トストが、2018年のF1プレシーズンテストを前に、トロロッソ・ホンダとしての2018年への抱負、そして、新しいパートナーであるホンダについて語った。

    スクデリア・トロロッソの2018年の重要な要素をまとめていただけますか。
    今シーズンは、チームにとって新しいことがたくさんある。一つ目は、新しいテクノロジーパートナーであるホンダと仕事をしている。当初から彼らは積極的なアプローチをとっていた。

    我々はこのような偉大な企業の人々と一緒に仕事ができることを誇りに思っている。我々のクルマには新しいパワーユニットが搭載され、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーというドライバーラインナップと合わせて、2018年シーズンにむけてあらゆるものの準備が整っている。我々は常に全力を尽くしているし、我々が共に集中し、協力していけば、チームはそれに相応しい成功を達成できると確信している。

    これまでのホンダとの仕事はいかがですか?
    ホンダとの協力は我々にとって重要なことだ。トロロッソの歴史で初めて我々は自動車メーカーと提携している。それは多くのことに変化をもたらしている。我々のエンジニアやコンセプトグループがホンダの人々と一緒に座り、シャシーの改善方法などを提案しているのを目にすることに非常に満足している。ホンダは世界中、特にモータースポーツの世界で素晴らしい評価を受けており、長く非常に成功したレースの歴史がある。我々は緊密な関係を確立しているし、彼らは大きな前進を果たしている。私は日本に1年間住んで仕事をしていたので、彼らの文化について多少はわかっている。私は1年間日本に住んで仕事をしていたことがあるので、彼らの文化について多少はわかっている。彼らとの仕事ではヨーロッパの企業と働くときに使用されていた方法とは完全に異なるメソッドを伴う。我々はエンジニアが日本の考え方をより理解できるようにファクトリーでセミナーを開催してこの新しい文化を彼らに紹介した。それが大きく役立っていると思う。ここまで目にしてきたもの協力関係は効果的ですでに高いレベルにある」

    あなたは非常に早い時間にオフィスに到着することで知られています。それは日本のホンダの人々との時差に対処するには有益なはずです!
    そうだね。私は朝6時半くらいにデスクにいることを好む。集中する必要のある仕事の多くをこなせるし、すべてを反省する時間も得られる。まず最初に夜中に到着したEメールを見ている。特に我々のホンダの友人は我々よりも8時間早いので、朝にすぐに彼らに返信することができる。

    最後に初めてF1でフルシーズンを戦うドライバーについてお話いただけますか?
    私は彼ら二人に満足している。ピエールは2年前にGP2チャンピオンを獲得し、昨シーズンは日本のスーパーフォーミュラは2位で終えた。また、彼は昨年終盤のレースで、このような複雑なクルマに飛び乗り、レースをするのは簡単なことではなかったが、我々と一緒に本当に優れたパフォーマンスを発揮していた。ブレンドンに関しては、すでにルノー・ワールド・シリーズに参戦していた際にレッドブルと成功を収めている。彼はレースと予選で非常に競争力があったし、優れたスピードを示していた。より最近ではポルシェとルマン24時間レースに勝ち、WECで2度のワールドチャンピオンを獲得している。彼らに競争力のあるクルマを提供することができれば、非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮してくれると確信している。今年は多くのシミュレーター作業で準備をト十寝ているし、二人とも冬の間にファクトリーに精通することに多くの時間を費やしてきた。