タグ: 2018年のF1世界選手権

  • ピレリ、鈴鹿サーキットでF1タイヤテストを実施

    ピレリ、鈴鹿サーキットでF1タイヤテストを実施

    ピレリは、2018年のF1世界選手権シーズンのF1タイヤテストのスケジュールを発表。全10チームが鈴鹿サーキットを含めたグランプリサーキットなどで2019年型のF1タイヤのテストを実施する。

    今年のタイヤテストのスケジュールには、中国GP、スペインGP、イギリスGP、日本GP、メキシコGP直後の火曜日と水曜日のセッションも含まれることになった。

    ブラジルGP後のテストは2018年のスケジュールから外れた。昨年、マクラーレンはインテルラゴスでテストを予定していたが、ピレリのスタッフが日曜日の夜に強盗の標的されたことを受け、安全上の理由からキャンセルになっていた。

    また、フェラーリ、メルセデス、マクラーレンは、フィオラノとポール・リカールでスプリンクラーシステムを使用してのウェットタイヤのテストを追加で実施する。

    「我々は全チームと一緒にカレンダーを決定した。各チームに1回のドライセションを割り当てられることは良いことだ」とピレリのカーレシング責任者のマリオ・イゾラはコメント。

    「我々は全チームにテストを提案し、全チームがポジティブな姿勢で応じてくれた」

    「ウェットタイヤについて話すと、セッションは少なくなった。ウェットでテストができるチームは3チームあり、我々はそれらのチームにウェットテストを割り当てた」

    2019年型F1タイヤでも通常のタイヤテストフォーマットが適用され、各チームはどのコンパウンドを走らせているかを知らない“ブラインド”で走行を行い、独自の開発パーツをテストすることは許されない。

    ピレリはF1チームにレースドライバーや経験豊富なドライバーを起用することを要請してる。

    鈴鹿サーキットでのテストはルノーが実施。F1日本GP終了後の10月9日・10日の2日間にわたって行われる。

    2018年 ピレリ テストスジュール
    4月17・18日 上海(スリック):フォース・インディア
    4月19・20日 フィオラノ(ウェット):フェラーリ
    5月15・16日 バルセロナ(スリック):マクラーレン/ハース
    5月30・31日:ポール・リカール(ウェット):メルセデス
    6月14・15日:ヴァレルンガ(スリック):トロロッソ
    7月10・11日:シルバーストン(スリック):レッドブル/ウィリアムズ
    9月5・6日:ポール・リカール(ウェット):マクラーレン
    9月20・21日:ポール・リカール(スリック):メルセデス/フェラーリ
    10月9・10日:鈴鹿サーキット(スリック):ルノー
    10月30日:メキシコ(スリック):ザウバー

  • セバスチャン・ベッテル 「2018年もメルセデスが最有力候補」

    セバスチャン・ベッテル 「2018年もメルセデスが最有力候補」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2018年のF1世界選手権でもメルセデスがチャンピオン最有力候補としてシーズンスタートすると考えている。

    昨年の開幕戦で優勝を飾り、シーズン前半を優勢で進めたセバスチャン・ベッテルとフェラーリだったが、F1アゼルバイジャンGPでのルイス・ハミルトンへの体当たり事故以降は失速。最終的にルイス・ハミルトンから45ポイント差のドライバーズ選手権2位でシーズンを終えた。

    第1回F1バルセロナ合同テストは、例外的な寒さに見舞われたこともあり初期パフォーマンスを見極めるのは難しいが、それでも倒すべきチームはメルセデスになるとセバスチャン・ベッテルは感じている。

    「状況はほとんど同じ感じだ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「僕はメルセデスが最有力だと思っておりし、そこに僕らが近づければ、去年よりずっと近づければ、素晴らしいことだ。そこから先は見てみよう。一年は長い。まだ3月だ。僕たちは11月の終わりまで前進し続けていくし、ここからシーズン末までは長い時間がある」

    フェラーリは、未勝利に終わった2016年から2017年には5勝を挙げるまでパフォーマンス向上させた。

    今季マシン『SF71H』も同等の進歩を遂げているかと質問されたセバスチャン・ベッテウr「どんなことも可能だ。でも、その質問に答えるとするなら僕にはまだわからない」とコメント。

    「これまでのところ、状況は問題ないように思うけど、全員がまだ走行がとても限られているし、自分自身を判断するだけでなく、他の人たちと比較して判断することもとても難しい」

    「でも、正直なところ、そこは1週目にはあまり重要ではない。とにかくクルマが確実に走ることを確認したい。でも、それも同じくらいタフだった。あまり走行することができなかったからね」

    「まだあまり多くのことは学べていない。クルマの第一印象としてはいい感じだと思う。それとウインタージャケットもね! 2周目はウインタージャケットを脱げることを願っているよ! もっと多くの走行ができて、全員がもう少しリズムを掴むと思う。オーストラリア前の唯一のテストなので、理想的には多くのラップを走って、良いフィーリングを掴みたい」

  • マックス・フェルスタッペン 「RB14での走行距離不足は心配してない」

    マックス・フェルスタッペン 「RB14での走行距離不足は心配してない」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの2018年F1マシン『RB14』のポテンシャルをフルに解放しているわけではないが、すでに“大きな違い”を感じていると自信をみせており、走行距離が不足していることは心配していないと語る。

    レッドブルは、F1バルセロナ合同テスト初日にダニエル・リカルドがトップタイムを記録して有望なスタートを切ったが、その後は信頼性問題に苦しみ、209周の走行に留まった。

    最終日に走行したマックス・フェルスタッペンは、スピンして赤旗を引き起こすなどトリッキーな一日を過ごしたが、新車『RB14』は上昇傾向にあると語る。

    「クルマのハンドリングに大きな違いがあるし、そこはポジティブな方向に向いていると思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「パフォーマンスラップをしなかったけど、このようにコンディションが理想的ではないときは、自分好みにすべてを仕上げることに集中して、集めたデータと風洞で起こったことを相関することがベストだ」

    マックス・フェルスタッペンは、トップタイムを記録したメルセデスのルイス・ハミルトンから2.7秒差の9番手タイムで最終日のセッションを終えた。

    「今はラップタイヤを見ることに意味はない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「トラックは路面が新しくなっているし、ラップタイムが出るまでには時間がかかる。僕たちは2周走っただけだ」

    「まだあまり心配はしていない。いずれにしろ、メルセデスとフェラーリが強いことはわかっているしね。ここまでクルマにはかなり満足している。2周目にはもう少し示すことができるだろう」

    マックス・フェルスタッペンは、2日目には序盤に燃料漏れの問題に見舞われ、最終日にはグラベルから戻ろうとした際にギアボックスのトラブルが発生するなど多くの走行時間を失った。

    最終日にトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは147周を走行シテが、マックス・フェルスタッペンは35周しかできなかった。

    「ウェットでは走行したくなかった。僕たちにとって意味はなかったからね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「トラックが乾いてきたときにインターミディエイトで出て行った。全てがうまく機能していると思う。僕たちは自分たちのプログラムを進めていたし、スリックタイヤの短い走行ではクルマのチェックを行っていた」

    「ロングランをやりたかったときにちょっとしたリークの問題があったので、とにかくクルマ全体のチェックを行った。予想よりも長く時間がかかった」

    「再び出て行ってターン12で膨らんだときにリバースに入れたらギアボックスに問題が発生した。でも、そのようなことは起こるものだ。いずれにしろ、今週末のコンディションは素晴らしいものではなかった」

    レッドブル・レーシング RB14

  • ルイス・ハミルトン 「メルセデス W09は昨年マシンよりも確実に速い」

    ルイス・ハミルトン 「メルセデス W09は昨年マシンよりも確実に速い」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスの2018年F1マシン『W09』は前年マシンよりも“確実に速い”と感じている。

    現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、F1バルセロナ合同テストの最終日の午後に走行を行い、テストで使用されたなかで最も硬いミディアムタイヤで1分19秒33という4日間の最速タイムをマークした。

    ルイス・ハミルトンは、カタロニア・サーキットの路面が再舗装されていることで、昨年のメルセデスと直接比較するのは難しいが、2018年マシンの方が速いと感じているのは間違いないことだと語る。

    「去年のクルマの進化型だし、タイヤも良くなっている。特にここは路面が新しくなっているので、実際よりも状況はさらに良く思えるかもしれない」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「これまでのところ、本当にいい感じだ。通常、僕はテストが好きではないけど、僕たちは多くのラップを走れていなかったので、今日は本当に走りたいと思っていた」

    「クルマがどれくらい向上しているかを言うのは難しい。トラック、グリップ、タイヤの部分も大きいからね。来週にはもう少し理解を深められるだろう」

    「でも、昨年マシンと比較して速いと感じているのは間違いない。それはポジティブなことだ」

    ルイス・ハミルトンは最終日に69周を走行。1回目のテストでは94周を走り込み、全体では16番目の走行距離。トップのピエール・ガスリーと比べれば135周少ない。

    しかし、ルイス・ハミルトンは現段階で走行距離が少ないことは心配していないと語る。

    「みんなが今日までに何周走ったかを聞いてくるし、もちろん、過去数年は少なくとも300周くらいは走っていた」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「でも、それはそれだし、誰かが僕よりもはるかにコース上で多くの時間を費やしていたとは思っていない」

    「クルマに戻って、最初の10周を走ってすぐにかなり満足できたし、すでにかなり快適に感じている」

  • ルイス・ハミルトン、古巣マクラーレンの復調の兆しに歓喜

    ルイス・ハミルトン、古巣マクラーレンの復調の兆しに歓喜

    ルイス・ハミルトンは、古巣マクラーレンが2018年最初のF1プレシーズンテストで復調の兆しを見せていることを嬉しく思っていると認める。

    F1バルセロナ合同テストの最終日は、前半3日間とは異なり、午後に温かい気温のドライコンディションで行われた。午後に走行を担当したルイス・ハミルトンは、2番手のストフェル・バンドーン(マクラーレン)に0.5秒差をつけて4日間のトップタイムを記録した。

    タイムシートでマクラーレンが自分に近づいているのを目にして嬉しかったかと質問されたルイス・ハミルトンは「もちろんだよ」とコメント。

    「フェルナンドがクルマの写真を投稿しているのを見て、クルマは素晴らしいカラーリングで格好いいと思った。去年のルックスはあまりポジティブとは言えなかったし、素晴らしいことあ。友人たちも今年のクルマは気に入っていると言っていたし、僕もそうだね、素晴らしいよねと話していた」

    「マクラーレンはトップチームとして見られるべきだ。彼らは難しい数年間を過ごしてきたけど、素晴らしいルックスのクルマで戻ってきた。通常、見た目のいいクルマはかなり速いし、彼らもそうであることを願っている。今年は彼らがもっと戦いに絡んでくることを期待している」

    ミディアムタイヤで最速テストを記録したルイス・ハミルトンは、メルセデスの初期の兆候は有望だと語る。

    「去年のクルマの進化版であることは間違いないけど、それは全員にとって同じだと思う。タイヤは良くなっているし、特にここは路面が新しくなっているので、おそらく実際よりもさらに良く思えるかもしれない」

    「今のところは良い状態だし、正直、今日は走れて本当に嬉しかった。テストは好きではないけど、あまり多くのラップを走れていなかったので今日は本当に走りたかったし、タイヤとウォームアップのプロセスを感じて、新車でちょっと散歩できたのは素晴らしいことだった。これまでのところはポジティブだ」

    4日間のテストで、メルセデスは、324周を走行したトロロッソ・ホンダに次いで2番目に多い306周を走破した。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダは批判家たちに答えを示した」

    ピエール・ガスリー 「ホンダは批判家たちに答えを示した」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週のF1バルセロナ合同テストでのホンダのF1パワーユニットのトラブルフリーの走行が多くの批判家たちへの答えを示したと考えている。

    トロロッソは、昨年末でルノーとの契約を解消。マクラーレンと不遇の3シーズンを過ごして契約を解消されたホンダを新たなパワーユニットサプライヤーとして迎え入れた。

    2018年のプレシーズンテストに向けて、ホンダの信頼性への懸念が語られていたが、トロロッソ・ホンダは大きなトラブルに見舞われることなく、4日間で全チーム最多の324周を走破した。

    ピエール・ガスリーは、最終日に147周を走行。これはホンダが2015年にF1に復帰して以降、1日に走行した最多の周回数となる。ピエール・ガスリー自身も4日間で全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。

    ピエール・ガスリーは「こんなに多くのラップを走り込めて本当に満足している。僕にとってクルマでのテスト2日目だし、チームにとっては4日目に過ぎない。僕たちはまだクルマについて多くのことを学んでいるところだ」とコメント。

    「僕たちはメルボルンでパフォーマンスを最大限に引き出すための正しい方向性を見つける必要がある。チームにとって、そして、僕にとってそれが本当に重要だった。僕たちは多くのことを学んだと思う」

    「2回目のテストまでの数日間ですべてを細かく調べていかなければならないけど、全体的に本当にポジティブな一日だった」

    トロロッソ・ホンダとしての最初のテストは、ホンダの批判家たちに答えを示したかと質問されたピエール・ガスリーは「そうだといいね。今日、僕たちはエンジンが問題ないことを示したと思う」とコメント。

    「トロロッソはベストなパッケージを得るためにコミュニケーションにおいてホンダと本当に懸命に仕事をしている。僕たちは共通の目標を持っている。僕たちは2つの異なるチームではなく、1つのチームとして仕事をしている。それは本当にポジティブなことだと思う」

    「僕たちはまだ多くのことを改善する必要がある。まだ改善する必要があることはいくつかあるけど、それは全てのチームが同じだと思う。でも、これまでは彼らと素晴らしい仕事ができている」

    「彼らは本当に懸命にプッシュしている。それは常に素晴らしいことだ」

    関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 4日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 4日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1バルセロナ合同テストの最終日にピエール・ガスリーが147周を走行。多くのテストプログラムをこなし、テスト前半をいいかたちで終えた。

    スペイン・バルセロナでのテストは4日目を迎え、プレシーズンテスト前半の最終日となった。この日のトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが走行を担当。

    早朝に雨は上がったが、テストが開始した午前9時ごろの路面はまだウエットで、霧も発生しているコンディション。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへ。ガスリーは、精力的にテスト走行を行った。

    この日は、ロングランも含めトータル147周を周回。大きなアクシデントやトラブルもなく、テスト前半の最終日を締めくくった。

    テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。

    ピエール・ガスリー
    「今日はこんなに多くの周回を走行できて、心から満足している。僕にとっては実走テスト2日目なので、走行から多くのことを学んでいるし、メルボルンに向けてパフォーマンスを最大限高めていくために、セッティングの方向性を見出していかなくてはと思っている。チーム、そして僕自身にとって、これだけ多くのことを学習できているのはとてもいいことだ。来週のテスト後半に向けて、この後今日の走行データの分析を進める必要があるとは思うが、ともかく今日は本当にポジティブな一日だった。エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなkった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、マシンとエンジンともに満足している。来週はまた新たなテストプログラムを行っていく。これが日々マシンを進化させていくためのプロセスだし、開幕戦に向けた準備を可能な限り入念にやっていきたいと思う」

    ジェームズ・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「午前中はウエットコンディションで、ドライになるまで時間がかかったが、ランチタイムを終えるころに急速に路面が乾き、午後は通常の走行ができてよかった。午前中はピエールがウエット下でのテストができ、インターミディエイトタイヤを試せたので、タイヤの挙動やセットアップへの影響を理解することができた。その中でいくつかマシンを進歩させるアイデアも浮かび、ピエールもウエットでの挙動に満足しているようだった。午後のプランは、来週に向けた準備として、基本となるセットアップの指標を設定することだった。基本的なテストプログラムを通じて、来週以降に向けた有効な方向性を確認することができた。やや回復したトラックコンディションの下で、終盤には何本かロングランを行い、長距離でのマシンやタイヤの感触を確かめることができたし、そういった意味で今日はいい一日だったと思う。来週には新たなアイテムも届くので、次回のテストではマシンのパフォーマンスの細かい部分にまで焦点を当てていく。我々の、走行距離を伸ばしていこうという計画はうまくいった。また、ホンダにとっても素晴らしいテストになったと思う。彼らは、自分たちの開発と、我々との共同作業の両方で多くの準備を行い、新型のエンジンをここに持ち込んでくれた。このテストでパワーユニット側の問題が全く起きなかったというのは素晴らしい結果だし、これまで我々が行ってきたウインターテストでは初めての経験だ。おそらくホンダにとって今日の147周という走行距離は、2014年のF1復帰以降の最長の記録ではないかと思う。そのおかげで実質3日間のテストを効果的に行うことができましたし、これは素晴らしい成果だ」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「朝方までの雨により、ウエットコンディションで始まったテスト4日目ですが、徐々に状況が改善し、昼ごろからドライ走行が可能になりました。これまでよりも気温が上昇し、4日目にしてようやくテストに適したコンディションで走行することができたという印象です。ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました。ドライコンディションでのPU機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました。今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました。この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    トロロッソ・ホンダ F1

  • 2018年 F1バルセロナ合同テスト 4日目:ドライバーコメント

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 4日目:ドライバーコメント

    2018年のF1バルセロナ合同テストが3月1日(木)にカタロニア・サーキットで最終日を迎え、メルセデスのルイス・ハミルトンが4日間のテストの最速タイムを記録。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手タイムだった。

    ウェットコンディションでセッションはスタート。前日は降雪とその後の豪雨によって事実上テスト日は一日削られてしまったため、全チームは走行距離を稼ぐために午前中から精力的に走行。昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変化した。

    トップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午後から走行を行ったハミルトンは69周を走行し、ミディアムタイヤで1分19秒333をマーク。2番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンがピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトで1分19秒854を記録。3番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルでソフトタイヤでトップから0.908秒差となる1分20秒241を記録した。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「今日はポジティブだった。クルマに乗ることができてとても嬉しいし、走ることができて本当に興奮している。実際にクルマやその特性を多くンことを学べたのは今日が初めてだ。彼女が何が好きかを確認したり、彼女の足を少しストレッチしてあげたりした。新車の走行は新しい暗号を解読するような感じだ。最大限を引き出すために必要とされるテクニックを見つけなければならない。でも、W09は昨年の進化版という感じだ。コースに出ても、このような異常な寒さでピレリタイヤを機能させるのがとても大変だけど、温度が上がれば感触はとても良かった。もちろん、学ばなければならないことはあるし、バランス面では改善すべきところもあるけど、全体的な感触はポジティブだ。来週、またクルマに乗ってもっと学ぶことを本当に楽しみにしている」

    2番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
    「今日は僕にとって非常に生産的なセッションだった。悪天候で一日は少しゆっくりスタートしたし、路面が乾くまで長い時間がかかったけど、それでも対処して多くの走行距離を走り込んでクルマの理解も深めることができた。この数日間は少し走行時間を逃していたので、十分に多くをラップを走ることができてよかった。路面が乾き始めた時にはとても良い走行ができたし、多くのセットアップ変更を施して、パッケージを理解し、すべてがどのように機能するかを理解することに取り組んだ。フィーリングはポジティブだった。今日は110周を走り終えたけど、これだけ走れたのは久しぶりだ。セッション終盤にはフェルナンドをクルマに乗せる時間もあったので、全体的にとても生産的な1日になった」

    3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「実際、午後は理想的ではなかった。路面コンディションと、いくつか細かいところを解決するためにガレージでで少し時間を失ってしまったからね。もっと走りたかったけど、それは来週できるし、より明確な全体像が得られるだろう」

    4番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)
    「とても良い1日だった。多くのラップ走れたし、ようやく天気に恵まれた。クルマの感触を得て、バランスやパフォーマンスに初めて手を付けることができたので良かった。来週、作業を継続できるのを楽しみにしている。自分たちが確認できていることには満足しているし、取り組むべきこともある」

    5番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
    「ストフェルと僕の二人で多くのラップを走り込めたし、ガレージとチームの全体が印象深い一日を過ごせたことにとても満足している。クルマは終日パーフェクトに走行した。いくつかセットアップを走行して興味深い走行ができたし、毎回新しいパッケージ、特に以前はわからなかったルノーのエンジンとの融合についてより多くのことを発見し続けている。僕たち全員にとって非常に生産的な一日だったし、今日の包括的な充実したテストプログラムを実行するためにハードワークを重ねてくれた全員によくやったと言いたい」

    6番手:カルロス・サインツ (ルノー)
    「午後に何度かロングランを走り、R.S.18の感触を得られるようになったのでかなり良かったと思う。もちろん、今週は天候で遅れがあったから、自分好みのクルマに仕上げるにはまだやるべきことがあるけれど、少なくとも今日のロングランで興味深いマイレージを稼げたし、それもあって今日の内容にはかなり満足している。本格的なテストに入り、セットアップの方向性を煮詰めていく来週を楽しみにしている」

    7番手:ランス・ストロール (ウィリアムズ)
    「今日はかなり良い一日だった。クルマの感触もいいし、バランスも良い感じだ。タイヤを温めるのは簡単ではないし、機能させるまでにかなり時間がかかるけど、シーズン中はここまで寒くないはずだ。最初の考えとしては、クルマはかなり良い感じだ。やるべき作業と理解すべきことがたくさんある。走行時間は良かったし、クルマに自信をつけることがえきた。新車はバランスも新しいし、多くのことが変わっている。午後にかなりの周回を走り込めたし、初テストとしてはポジティブだね。今週のコンディションによって、来週は予想していたよりも忙しく一週間になるだろう。全員にとって大きなオフシーズンだったし、今年への期待は高まっている。もちろん、僕たちは前進したいと思ってる。他のチームとの競争は難しいだろうけど、だからといって気落ちするわけではない。意欲はより一層高まるはずだし、ベストを尽くさなければならない」

    8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「昨日は雪と雨だったので、今日ようやく新車を走らせるチャンスを得ることができた。トラックを離れて3カ月、F1クルマのパワーを感じるのはいつだって特別な瞬間だ。本当に笑顔になる。今週は天気が悪かったのがとにかく残念だ。マイレージは制限されたし、状況は少し難しくなった。今日はとにかく走行プランを進めて、チームがクルマをもっと理解する手助けをすることがすべてだった。来週になればメルボルンに到着した頃に何が期待できるかをもっと理解できると思う」

    9番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「今日はパフォーマンスラップをしなかったけど、このようにコンディションが理想的ではないときは、自分好みにすべてを仕上げることに集中して、集めたデータと風洞で起こったことを相関することがベストだし、それが僕たちはがやったことだ。今日はちょっとした問題を抱えていたし、午後にはグラベルにはまってしまった。何とか戻そうとしたけど、スタックしてしまった。でも、今のところクルマにはかなり満足しているし、おそらく2週目にはライバルと比較してどどれくらい競争力があるかがもう少し見えてくるはずだ。来週はもう少し晴れてくれることを願っている」

    10番手:ピエール・ガスリー (トロロッソ・ホンダ)
    「今日はこんなに多くの周回を走行できて、心から満足している。僕にとっては実走テスト2日目なので、走行から多くのことを学んでいるし、メルボルンに向けてパフォーマンスを最大限高めていくために、セッティングの方向性を見出していかなくてはと思っている。チーム、そして僕自身にとって、これだけ多くのことを学習できているのはとてもいいことだ。来週のテスト後半に向けて、この後今日の走行データの分析を進める必要があるとは思うが、ともかく今日は本当にポジティブな一日だった。エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなかった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、クルマとエンジンともに満足している。来週はまた新たなテストプログラムを行っていく。これが日々クルマを進化させていくためのプロセスだし、開幕戦に向けた準備を可能な限り入念にやっていきたいと思う」

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今朝はウエットとインターミディエイトのタイヤに熱を入れてクリーンな走行をするのに苦労したし、望んでいたほど生産的ではなかった。新しい路面とまだかなり寒かったのでトラックが乾くのに長い時間がかかったので、今日僕がクルマに乗る最後にまだダンプのあるなかをドライでなんとか走れただけだった。来週はもっとスペインの空がはるかに良くなってくれることを願っている」

    12番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「今日はウエットでスタートして、ウエットタイヤとインターミディエイトタイヤの両方でかなり有益な走行ができた。インターミディエイトでは30周くらいのロングランを走れたし、その走行では路面コンディションの進化を実際に感じることができた。インターミディエイトタイヤとこのような温度での耐久性についていくつか洞察を得ることができた。その後はクロスオーバーを確認して、ピットストップでインターミディエイトからスリックタイヤに履き替えた。戦略チームにとってはとても有益だったと思うけど、僕たちドライバーにとってもスリックでグリップを見いだしたり、マクルマの挙動を感じることで多くのことを学べるので有益だ。60周くらい走れたし、それが僕たちの目標だった。もう少しドライで走れたらよかったんだど、それでもこのコンディションを最大に生かせたと思う。ブラックリーとブリックスワースのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、初日からクルマのすべてがとてもうまく機能していた。エンジンもスムーズだったしね。来週を楽しみにしている。いつものバルセロナらしい天気になってくれることを願っている。W09についてさらに学習できることを楽しみにしているし、来週にはどのくらい速いかも分かるかもしれない」

    13番手:シャルル・ルクレール (ザウバー)
    「今週はレーストラックに戻れてよかった。全ての新しい手順について多くのこと学べことができ、新車をより快適に感じ始めている。今週は気象条件は理想的ではなかったが、僕たちはそれを最大限に活用した。午後にはコンディションが回復したから、多くのテストを完了させられたし、初テストをポジティブな締めることができた。来週クルマに戻るのが待ちきれない」

    14番手:マーカス・エリクソン (ザウバー)
    「今日はウエットコンディションでの新車の挙動にを把握して、様々なタイヤコンパウンドをテストする機会があった。バルセロナの厳しい天候によって制限はあったが、全治的にかなり洞察に満ちた一週間だった。たくさんのことを学んだし、来週にポジティブを続けることを楽しみにしている」

    15番手:セルゲイ・シロトキン (ウィリアムズ)
    「これでもまだかなり生産的で良い一週間だった。もちろん、いくつかの点では理想的ではなかったけど、この状況から最適なものを搾り出せたと思う。コンディションが異なる路面で新車がどのような挙動をするかを感じられたのは素晴らしいことだった。まだクルマの全体像は見えていないけど、いくつかストロングポイントが見られたと思うし、それらをさ等に強くして、弱い部分を修正できると確信している。来週は天候が良くなるみたいだし、それを行っていくもっと良い機会が得られるだろう。今日はクルマに関するできるだけ多くのデータと知識を集めることができた。今日はウエットでかなり一貫した走行ができたクルマの感触を掴めたし、クルマと自分自身についてそれなりの量の情報を得ることができた」

  • トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダは、4日間のF1バルセロナ合同テストで全チームで最多となる合計324周を走破。新シーズンにむけて好調なスタートを切った。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

    2018年のF1世界選手権にむけてホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップを開始。マクラーレンとの3年間で多くの報道がなされ、特に昨年のプレシーズンテストでは信頼性トラブルが続発したことから、特にホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』には懐疑的な目も含めて多くの注目が集まった

    今週スタートしたプレシーズンテストでは、ホンダのF1パワーユニットは保守的なモードではあるものの、全日程をトラブルフリーで走行を重ね、最終日にはピエール・ガスリーがこの日のドライバーのなかで最多となる147周を走破。これはホンダがF1に復帰して以来、1日での最多の周回数となる。

    トロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』はメルセデスの新車『W09』よりも合計で18周多い324周を走破。同じく注目の対象となったマクラーレンより64周を多く走り込んでいる。ピエール・ガスリーも全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。

    ピエール・ガスリーは「今日は本当にポジティブな一日だった」とコメント。「エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなかった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、マシンとエンジンともに満足している」と新車STR13とホンダのF1パワーユニットをポジティブに語る。

    スムーズなスタートはトロロッソ、特にホンダ陣営に良い雰囲気を作り出している。また、昨シーズン後半から途中参戦したピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという経験の浅いドライバーラインナップに貴重な走行経験をもたらすことになった。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「彼らは仕事をするには本当に良い二人だし、彼らはすぐに行動を開始することを望んでいる。彼らはレース週末のことを心配せず、自分自身、そして、我々と一緒にクルマを改善することに時間を費やしがっている」とコメント。

    「我々の走行距離を伸ばしていこうという計画はうまくいった。また、ホンダにとっても素晴らしいテストになったと思う。彼らは、自分たちの開発と、我々との共同作業の両方で多くの準備を行い、新型のエンジンをここに持ち込んでくれた」

    「このテストでパワーユニット側の問題が全く起きなかったというのは素晴らしい結果だし、これまで我々が行ってきたウインターテストでは初めての経験だ。おそらくホンダにとって今日の147周という走行距離は、2014年のF1復帰以降の最長の記録ではないかと思う。そのおかげで実質3日間のテストを効果的に行うことができたし、これは素晴らしい成果だ」とホンダを称えた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました」とコメント。

    「ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました。今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています」

    「また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました。この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 4日間の合計周回数

    チーム 周回数
    トロロッソ・ホンダ 324
    メルセデス 306
    フェラーリ 298
    ザウアー 283
    ウィリアムズ 276
    ルノー 273
    マクラーレン 260
    レッドブル 209
    ハース 187
    フォース・インディア 166

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  • 【動画】 F1バルセロナ合同テスト4日目 ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナ合同テスト4日目 ダイジェスト

    2018年の第1回 F1バルセロナ合同テストが最終日を迎え、メルセデスのルイス・ハミルトンが総合トップとなる1分19秒333をマークした。

    現地時間9時の定刻からセッションは開始。早朝に雨は上がったが路面はまだウエットで、霧も発生しているコンディション。だが、前日は降雪とその後の豪雨によって事実上テスト日は一日削られてしまったため、全チームは走行距離を稼ぐために午前中から精力的に走行を行った。

    昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変化。トップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午後から走行を行ったハミルトンは69周を走行し、ミディアムタイヤで1分19秒333をマーク。4日間のテストの最速タイムを記録してテストを締めくくった。午前中にはバルテリ・ボッタスが走行して60周を走行。メルセデスは合計で129周を走り込んだ。

    2番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンが記録。ピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトで1分19秒854をマーク。残り2時間ではフェルナンド・アロンソがテストを引き継ぎ、51周を走行してスーパーソフトで5番手タイムを記録している。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが走行を担当。ドライバーとしては最多の147周を走破。タイムはトップから2.801秒差の10番手。スーパーソフトで記録している。

    これで1回目の4日間の合同テストは終了。2回目の合同テストは3月6日(火)から9日(金)までの4日間、同じカタロニア・サーキットで行われる。