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  • 【F1】 グリッドガールに代えて“グリッドキッズ”の起用を発表

    【F1】 グリッドガールに代えて“グリッドキッズ”の起用を発表

    F1の新オーナーであるリバティメディアとFIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権からグランプリのスターティンググリッドで“グリッドガール”に代えて“グリッドキッズ”を起用することを発表した。

    先週、F1は露出度の高い衣装を着たグリッドガールは“現代の社会規範にそぐわない”として2018年シーズンに伝統的なグリッドガールを起用しないことを発表。モータースポーツ界に限らず、スポーツ界全体に議論を呼び起こしている。

    F1は5日(月)、事実上のグリッドガールの代わりとしてグリッドキッズを起用することを発表。グリッドキッズは各グランプリのプロモーターがFIAが認定する国内のスポーツ機関と協力して、各レース前にスターティンググリッドに来る子供とその家族を選定。モータースポーツクラブの子供たち、もしくはカートやジュニアフォーミュラに出場している子供たちからくじ引きで選ばれる。

    選ばれた20名の子供たちは、レースのスタート前に準備している各F1ドライバーの横に立つ。

    F1の商業部門のマネージングディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、子供たちが将来的にF1という夢を持つために“忘れられない経験と機会”を得られるとしてグリッドキッズのアイデアを歓迎している。

    「若者たちのにとって特別な瞬間になるだろう。心に描く彼らのヒーローたちの隣に立ち、モータースポーツのエリート中のエリートである彼らがレースにむけて準備しているのを見て、スタート直前の貴重な数分間を彼らの隣で過ごす。彼らと彼らの家族にとってなんと忘れられない経験だろう。いつか彼ら自身がそこにいるというつ目を見ることができるように、ドライビング、トレーニング、学習を続けていくためのインスピレーションになる。次世代のF1ヒーローにインスピレーションを与える本当に良い方法だ」

    FIAのジャン・トッド会長もショーン・ブラッチズと同じようにグリッドキッズのアイデアを歓迎。F1と世界中のシングルシーターのピラミット構造の連携を強化する素晴らしいアイデアだと語った。

    「F1はモータースポーツの頂点であり、カートからF1に至るまでFIAのシングルシーターピラミッドを構成するジュニアシリーズで競争している全ての若手レースの夢だ」とジャン・トッドはコメント。

    「我々は将来のF1チャンピンにレーススタートのためのビルドアップでグリッド上で彼らのヒーローの隣に立つ機会を与えることで少しでも夢に近づけてあげられることを嬉しく思っている」

    「FIAにとって良い広い意味で、これは世界中でモータースポーツを成長させるために努力しているメンバーに、彼らの国内シリーズに参加している若者にユニークな報酬を提供することでさらなるサポートを提供できる素晴らしいイニシアチブだ」

  • レッドブル 「リバティメディアとFIAはF1チームに最終通告するべき」

    レッドブル 「リバティメディアとFIAはF1チームに最終通告するべき」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、リバティメディアとFIA(国際自動車連)はF1の将来の方向性を決定して、F1チームに最終通告するべきだと語る。

    リバティメディアとFIAは、F1に多くの変化をもたらしており、昨年10月末には2021年のF1エンジンレギュレーションの計画を発表。しかし、この提案には既存エンジンメーカーが猛反発。

    しかし、フェラーリのセルジオ・マルキオンネは、将来的なルールが自分たちの考え方に見合ったものでなければ、F1を撤退すると強硬な姿勢をみせており、メルセデスもフェラーリのスタンスを支持することを表明している。

    クリスチャン・ホーナーは、あまり多くの議論を避け、迅速に方向性を決めることが最善のアプローチだと語る。

    「リバティメディアとFIAが一連のルールを考え、『それがF1だ。契約するかしないかだ』と言わなければならないと思う」とクリスチャン・ホーナーは RACER にコメント。
    「参加したいかどうかを決めるのは各チームの選択だ」

    クリスチャン・ホーナー自身、F1の現在のV6ターボハイブリッドは廃止にするべきだと声高に主張してきたが、コアテクノロジーを維持しつつ、いくつかのエレメントを簡素化していくという2021年以降の提案は公正な妥協案であると認める。

    「完全に満足していると言ったら嘘になる。理想的には自然吸気のV10やV12エンジンの叫び声が好きだからね。だが、彼らが選んだエンジンの背景にある推論は理解できる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「コストを抑え、パフォーマンスとノイズを確保することに責任を持って取り組んでいる。F1にあるべきエンジンのチェックボックスをすべてチェックしている」

    「すでに手頃で合理的な価値があれば、アストンマーティンのような自動車メーカーから関心が集まっている」

    過去にはポルシェがレッドブル・レーシングを買収するとの噂も流れたが、クリスチャン・ホーナーは「彼らが会議に出席したということ以上は聞いていない。それ以上のことは何もない」と否定した。

  • 【F1】 2018年のF1世界選手権:各F1チームのエントリーフィー

    【F1】 2018年のF1世界選手権:各F1チームのエントリーフィー

    2018年のF1世界選手権に参戦するF1チームのエントリーフィーを算出。チャンピオンチームのメルセデスは465万3,720ドル(約5億1252万円)のF1エントリーフィーをFIA(国際自動車連盟)に支払っている。

    現在のF1スポーティングレギュレーションでは、参戦チームはUS CPI(消費者物価指数)により指数化された51万6,128ドル(約5684万円)の基本フィーを支払わなければならない。また、コンストラクターズ選手権を制したチームは、1ポイントにつき$6,194(約68万円)、それ以外のチームは5,161ドル(約57万円)を追加で支払う。支払は11月に先払いとなる。

    メルセデスは2017年に668ポイントを獲得してコンストラクターズタイトルを獲得。しかし、フェラーリが善戦したため、2016年の765ポイントよりもおよそ100ポイント少なかった。そのため、昨年よりも60万818ドル(約6617万円)少ない465万3,720ドル(約5億1252万円)のエントリーフィーとなった。2014年以降で最も安いエントリーフィーとなる。

    逆に2016年よりも124ポイント多く獲得したフェラーリは、63万9964ドル(約7048万円)プラスとなる321万170ドル(約3億5354万円)を支払った。

    全体ではフォース・インディア、ルノー、ハース、ザウバーが増加し、レッドブル、ウィリアムズ、トロ・ロッソ、マクラーレンが減少している。

    FIAは総額で1627万6544ドル(約17億9257万円)のエントリーフィーを受け取る。

    2018年 F1世界選手権 エントリーフィー

      2018年 2017年
    メルセデス $4,653,720 (668) $5,254,538 (765)
    フェラーリ $3,210,170 (522) $2,570,206 (398)
    レッドブル $2,415,376 (368) $2,931,476 (468)
    フォース・インディア $1,481,235 (197) $1,408,981 (173)
    ウィリアムズ $944,491 (83) $1,228,346 (138)
    ルノー $810,305 (57) $557,416 (7)
    トロ・ロッソ $789,661 (53) $841,271 (62)
    ハース $758,695 (47) $665,797 (29)
    マクラーレン $670,958 (30) $908,364 (76)
    ザウバー $541,933 (5) $526,450 (2)
  • 2018年 F1エントリーリストが正式発表

    2018年 F1エントリーリストが正式発表

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の確定版エントリーリストを発表。ルーキードライバーのカーナンバーと4チームの新しい正式チーム名が発表された。

    今年デビューする新人は2名。F2チャンピオンでフェラーリの育成ドライバーでもあるシャルル・ルクレールは16番、ウィリアムズでF1デビューを果たすセルゲイ・シロトキンは35番をつける。

    注目はホンダとのパートナーシップを開始するトロ・ロッソ。今季は「スクーデリア・トロロッソ」として参戦していたが、2018年は親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦する。

    レッドブルは、すでにレッドブル・テクノロジー社を通してホンダとトロ・ロッソのマシン開発で協力体制を築いており、今回のチーム名にレッドブルの名前を付けることでマーケティング面でもホンダとの提携を強化することになる。

    レッドブルは来シーズン限りでルノーのF1パワーユニットを失うとされており、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載すると予想されている。

    レッドブルは、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えて、「アストンマーティン・レッドブル・レーシング(ASTON MARTIN RED BULL RACING)」として参戦。エンジン名は時計ブランドのタグ・ホイヤーの名前が掲げられる。

    また、ザウバーは、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えて、「アルファロメオ・ザウバーF1チーム(ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM)」として参戦。エンジン名はアルファロメオではなく、フェラーリのままとなる。

    ホンダとワークスパートナーシップを解消し、ルノーのカスタマーユニットを搭載するマクラーレンは「マクラーレンF1チーム(MCLAREN F1 TEAM)」として参戦する。

    フォース・インディアは、これまでのチーム名で記載されているが、シーズン開幕前は変更が予想されている。

    2018年 F1世界選手権 エントリーリスト

    No ドライバー チーム名 シャシー名 エンジン名
    8 Romain GROSJEAN HAAS F1 TEAM HAAS FERRARI
    20 Kevin MAGNUSSEN
    14 Fernando ALONSO MCLAREN F1 TEAM MCLAREN RENAULT
    2 Stoffel VANDOORNE
    44 Lewis HAMILTON MERCEDES AMG
    PETRONAS MOTORSPORT
    MERCEDES MERCEDES
    77 Valtteri BOTTAS
    3 Daniel RICCIARDO ASTON MARTIN RED BULL RACING RED BULL RACING TAG HEUER
    33 Max VERSTAPPEN
    27 Nicolas HULKENBERG RENAULT SPORT
    FORMULA ONE TEAM
    RENAULT RENAULT
    55 Carlos SAINZ Jr
    11 Sergio PEREZ MENDOZA SAHARA FORCE INDIA
    F1 TEAM
    FORCE INDIA MERCEDES
    31 Esteban OCON
    9 Marcus ERICSSON ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM SAUBER FERRARI
    16 Charles LECLERC
    5 Sebastian VETTEL SCUDERIA FERRARI FERRARI FERRARI
    7 Kimi RAIKKONEN
    10 Pierre GASLY RED BULL TORO ROSSO HONDA SCUDERIA
    TORO ROSSO
    HONDA
    28 Brendon HARTLEY
    18 Lance STROLL WILLIAMS
    MARTINI RACING
    WILLIAMS MERCEDES
    35 Sergey SIROTKIN
  • 【F1】 2018年の各セッションのスタート時刻の変更を正式発表

    【F1】 2018年の各セッションのスタート時刻の変更を正式発表

    F1とFIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の全21戦の各セッションのスタート時刻を発表した。

    2018年のF1世界選手権は昨年から主に2つの変更が施される。まず、これまでF1の決勝レースは0分ちょうどにスタートしていたが、すべてのグランプリで決勝レースは10分後ろ倒しでスタートすることになる。

    いくつかの放送局ではレーススタートと同じ0分ちょうどに放送を開始していたため、スタート前のグランプリの緊張感を伝えることができなかった。(日本のフジテレビNEXTは30分前から放送している)

    10分後ろ倒しにすることにより、テレビ視聴者はチームやドライバーの表情やシグナルが消える直前の光景をフルに楽しめるようになる。また、放送局によってはCMを挟むことが可能になる。

    2つ目の変更は、ヨーロッパとブラジルのレース週末のスケジュールが変更。F1によると、調査の結果“より広いテレビ視聴者は特に夏季は午後の遅くに視聴可能になる”ことが示唆されたという。

    その結果、ヨーロッパとブラジルの各レース週末の全セッションは1時間後ろ倒しのスケジュールに変更されることが決定した。

    また、F1フランスGPに関しては、サッカーのワールドカップの試合との衝突を避けるために各セッションが微調整されている。

    2018年のF1世界選手権 セッションスケジュール

    グランプリ 金曜日 土曜日 日曜日
    FP1 FP2 FP3 予選 決勝 日没
    オーストラリア 12:00-13:30 16:00-17:30 14:00-15:00 17:00-18:00 16:10 19:24
    バーレーン 14:00-15:30 18:00-19:30 15:00-16-00 18:00-19:00 18:10 17:57
    中国 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 18:22
    アゼルバイジャン 13:00-14:30 17:00-18:30 14:00-15:00 17:00-18:00 16:10 19:33
    スペイン 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 21:01
    モナコ* 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 21:00
    カナダ 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 20:42
    フランス 12:00-13:30 16:00-17:30 13:00-14:00 16:00-17:00 16:10 21:22
    オーストリア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:57
    イギリス 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 21:24
    ドイツ 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:19
    ハンガリー 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:22
    ベルギー 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:35
    イタリア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 19:59
    シンガポール 16:30-18:00 20:30-22:00 18:00-19:00 21:00-22:00 20:10 19:03
    ロシア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 14:10 18:04
    日本 10:00-11:30 14:00-15:30 12:00-13:00 15:00-16:00 14:10 17:30
    アメリカ 10:00-11:30 14:00-15:30 13:00-14:00 16:00-17:00 13:10 18:53
    メキシコ 10:00-11:30 14:00-15:30 10:00-11:00 13:00-14:00 13:10 18:04
    ブラジル 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 19:26
    アブダビ 13:00-14:30 17:00-18:30 14:00-15:00 17:00-18:00 17:10 17:33

    *モナコGPは木曜日にフリープラクティスを実施

  • 【F1】 F1ドライバー、2018年から“生体計測グローブ”を着用へ

    【F1】 F1ドライバー、2018年から“生体計測グローブ”を着用へ

    F1ドライバーは、2018年のF1世界選手権から“生体計測グローブ”を着用することになるようだ。

    昨年末、FIA(国際自動車連盟)が重大なクラッシュが発生した際にドライバーの心拍数や血中酸素濃度を計測するために、レーシンググローブの内側に縫い込む厚さ3mmのセンサーを開発していると報じられていた。

    Sport Bild によると、来年まで義務化はされないものの、2018年の導入にむけてグローブの準備が整ったという。

    FIAのセーフティディレクターであるローレン・メキースは「我々は、最先端の技術を用いてメディカルチーム、そして、F1ドライバーを助ける方法を検討していた」とコメント。

    「ドライバーは、安全性を改善するこの動き非常に支持してくれている」

    生体計測グローブがどのように役立つかについてローレン・メキースは「ドライバーが動いているのか、呼吸しているのかがわからない場合、かなり異なる意思決定をしてしまう可能性がある」と説明。

    「例えば、ドライバーにアクセスするためにクルマを素早く動かくべきか?それとももっと慎重に回復を実施しなければならないか?といったことが挙げられる」

  • 【F1】 FIA技術代表 「テクノロジーとエンターテインメントは共存できる」

    【F1】 FIA技術代表 「テクノロジーとエンターテインメントは共存できる」

    FIAでテクニカルディレクターを務めるジル・シモンは、F1は適切なバランスを達成することができれば、洗練されたテクノロジーとエンターテインメントが互いを打つ消し合うことはないと考えている。

    過去にルノー、フェラーリ、ホンダでF1に関わってきたジル・シモンは、昨年9月にFIA(国際自動車連盟)の技術責任者に任命された。現在、F1は2021年以降のエンジンレギュレーションを策定しており、エンジンサプライヤーの新規参入を目指してパワーユニットの単純化を目指している。

    ジル・シモンは、F1はショーを改善する必要があることを認識しているが、テクノロジーとエンターテインメントは競争できると主張する。

    「エンターテインメントとテクノロジーが互いに抵抗するとは思わない」とジル・シモンは Racecar Engineering にコメント。

    「我々のチャンピオンシップのプロモーターは、最後の瞬間まで面白く、スペクタクルで、良いショーを提供したいと思っている。それがファンの心を掴む最善の方法であり、一般的に全てのスポーツ、全てのエンターテインメントにおいて大切なことだ」

    「モータースポーツで特有なのはそこにモーターがあることだ。すでにテクノロジーがそこにある。ファンの興味の一部はクルマに関することだ。戦いだけでなく、クルマの美しさも重要だ」

    「スペクタクルで速いクルマであることが重要であり、どんな種類のレースを観るものであっても、クルマのエンジニアリングは重要だ。それがクルマを速くする理由であるし、そのように行動する理由だ。ショーの一部はテクノロジーによるものだ」

    「テクノロジーとエンタテインメントの間に敵対はないし、とにかく各チャンピオンシップでバランスが取れる必要がある。コストを許容可能な範囲にとどめる必要がある。この問題はおそらくモータースポーツの各フォーミュラの持続可能なモデルを持つことであり、F1、耐久、GTやツーリングカーでどのような予算が当てはまるかを理解することだ。その範囲内でテクノロジーを特定していく必要がある」

    しかし、ジル・シモンは、F1は自動車業界や市販車との関連性を維持しなければならないと主張する。

    「6月にガソリンエンジンの会議に出席し、他の人々と議論を交わした。少なくとも2つの大手OEMが排気ガスのエネルギー回生に関するプログラムを開始していることがわかった。彼らはそれがポテンシャルのあるソリーションであることをわかっているからだ」

    「彼らはそれを研究するために予算を得ることができなかった。彼らが『F1で使うシステムだ』と言うと、すぐに予算を得ることができた」

    「最先端であることの効果は常にそうだったし、それは我々の産業とスポーツにとって依然として重要なことだと考えている」

    「テクニカルレギュレーションという側面で我々にとって難しい問題は、コストとその価格に見合う最大限のテクノロジーとのバランスを見つけることだ。我々はいくつかの困難に直面しているが、妥協点を見つけなければならない。問題はシンプルなものだ。適切なバランスを見つけるというね。それは難しいことであり、異なる意見もあるが、我々は合理的かつ正しい方向性を見つけるためにそれを議論していかなければならない」

    「我々のアプローチは『これがレギュレーションだ』と言うのではなく、むしろ利害関係者とじっくり話し合うことだ」

  • ルーカス・ディ・グラッシ、レース引退後のFIA会長選出馬に意欲

    ルーカス・ディ・グラッシ、レース引退後のFIA会長選出馬に意欲

    元F1ドライバーで現役フォーミュラEチャンピオンのルーカス・ディ・グラッシは、レース引退後にFIA(国際自動車連盟)の会長選に出馬する意欲があることを明らかにした。

    ブライル出身のルーカス・ディ・グラッシ(33歳)は、現在アウディスポーツ・アプト・シェフラーからフォーミュラEに参戦しているが、ドライバーとしてのキャリアを終えた後もモータースポーツへ関与したいと考えている。

    現在、ドライバーとしてだけでなく、のドライバーレス電気自動車レース『ロボレース』のCEOも務めているルーカス・ディ・グラッシは、安全性の改善にも尽力しており、モータースポーツ全体として変化が必要だと考えている。

    将来、FIA会長の役割を含め、モータースポーツでリーダーシップを揮うことに興味を持っているかと質問されたルーカス・ディ・グラッシは「もちろん」と Autosport にコメント。

    「僕はモータースポーツを愛している。他の人々とは非常に異なる見解を持つこともある」

    「それは僕たちがフォーミュラEを始めたとき、5年前にWECに加入してLMP1はこのままでは持続可能ではないとWECに関する自分の見解を少し示したとき、そして、ロボレースに加わったことではっきりと現れたと思う」

    「僕はスポーツの役に立ちたいと思っている。もっと良いレース、もっとエキサイティグなものして、全てをもっと安全にすると同時に、財政問題が多く、スポンサーが少ないカテゴリーと一緒に後方からモータースポーツを支えてこの波と戦いたい」

    「もちろん、僕はそれをやっていくつもりだけど、まだ若い。僕にはこの先多くの時間があるけど、大きなことを考えたり、将来FIAの会長になることについて考えることはいけないことではないよね?」

    「それが正しい方法だと思えば、そして、人々が僕のアイデアを共有していたと思ってくれるのであれば、僕は喜んでそうするよ」

    ルーカス・ディ・グラッシは、ブラジルのビジネススクールIBMECで経済学を学び、人口上位2%のIQ(知能指数)を有する者の非営利団体であるMENSA(メンサ)のメンバーでもある。

  • フェラーリ、F1レギュレーション変更への拒否権を喪失する可能性

    フェラーリ、F1レギュレーション変更への拒否権を喪失する可能性

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、フェラーリが有するF1レギュレーション変更に対する拒否権を廃止すべきかどうかを熟考している。

    1950年にF1世界選手権が始まってから唯一の参戦を続け、最も多くの成功を収めているチームであるフェラーリは、F1で特権的なステータスと巨大な権力を持っている。

    フェラーリには長期参戦のプレミアムボーナスが与えられており、この10年はタイトルから遠ざかっているが、毎年の分配金は全チームのなかで最も多額となっている。

    それだけでなく、特定の条件下ではあるが、F1レギュレーション変更への拒否権を持っている。FIAは、2005年にF1のライバルシリーズ立ち上げの動きがあった際にフェラーリと協定を結び、正式にレギュレーション変更に関する拒否権を与えた。

    だが、フェラーリの拒否権の歴史はエンツォ・フェラーリ時代にまでさかのぼる。他がV8エンジンを搭載していた時代にV12エンジンを搭載したマシンで参戦したエンツォ・フェラーリは、他がフェラーリのエンジンを禁止にすることを防ぐために、変更に反対する権利を要求した。

    元フェラーリのチーム代表を務めたジャン・トッドは、フェラーリの拒否権の強さを十分に承知している。

    「フェラーリは何十年もこの拒否権と呼ばれるものを有している」とジャン・トッドはコメント。

    「協定の更新について話し合うとき、それは議論される事柄のひとつだ」

    フェラーリが最後に拒否権を行使したのは2015年。カスタマーエンジンの価格に制限を設ける計画を阻止している。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネは、F1の勢力を均等化しようとする動きに強い反発を示しており、F1撤退をも辞さないという強硬な姿勢をみせている。そのため、FIAとマニュファクチャラーによる今後の議論のなかで、ジャン・トッドとセルジオ・マルキオンネの間で活発な討論が繰り広げられる可能性が高い。

    しかし、ジャン・トッドは、フェラーリだけでなく、他のチームであっても、F1に背を向けるものを理解する意思はないと語る。

    「私がメルセデスやフェラーリが出ていくことを恐れているか? それは彼らの選択だ」とジャン・トッドはコメント。

    「我々は誰も去ることを望んでいない。それは確かだ。だが、もちろん、フェラーリは主張的なブランドのひとつだ。創立以来、全てのF1世界選手権に参加してきた会社であり、チームだ」

    「なので、私はフェラーリが離れるのを見たくはない。フェラーリにとってF1を離れることが良いことかどうかはわからない。レースと市販車の組み合わせのあるユニークなブランドだからんだ」

    「フェラーリにとってもF1にいないことは痛手だと思う。だが、それはもはや私の責任ではない」

  • マーティン・ウィットマーシュ、FIAの臨時コンサルタントとしてF1復帰

    マーティン・ウィットマーシュ、FIAの臨時コンサルタントとしてF1復帰

    元マクラーレンのF1チーム代表マーティン・ウィットマーシュが、FIA(国際自動車連盟)の臨時コンサルタントとしてF1の現場に復帰することになった。

    マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンでチーム代表としての5年間を含めて24年間仕事をしてきたが、チーム低迷の責任を問われる形で2014年に辞任。その後は、ランドローバー BAR アメリカズカップのヨットレーシングチームのCEOを務めてきた。

    最近ではフォーミュラEの新たな機関“グローバル・アドバイザリー・ボード”のメンバーとして同シリーズに参画していた。この機関は4度のF1ワールドチャンピオンで、ルノーF1チームのアンバサダー、ルノー e.damsの共同オーナーでもあるアラン・プロストが率いている。

    そして、このたび、マーティン・ウィットマーシュは、予算キャップを含め、F1のコスト管理ルールを導入する手助けをするためにFIAと協力することになった。

    マーティン・ウィットマーシュは、2010年から2012年までFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)の会長を務め、F1のコスト管理を扱ってきた。その間、FOTAはチーム間のリソース・リストリクション・アグリーメント(RRA)を締結している。RRAは、コスト削減を目的に合意されたものだったが、その後チーム間の争いに発展してFOTAの崩壊へとつながった。

    FIAのF1コミュニケーション責任者を務めるマッテオ・ボンチアーニは「ウィットマーシュは、FIA F1世界選手権の公平で持続可能な競争のための財政規則の定義を支援するために、臨時でFIAと協力してほしいという招待を受け入れてくれた」と述べた。

    マーティン・ウィットマーシュの任命と役割については、18日(木)にロンドンで開催されるFIAとF1ストラテジーグループの会議に続いて明らかにされるとみられている。

    前回、F1が予算キャップを設定しようとしていた2013年、マーティン・ウィットマーシュはそのようなシステムは全チームがそれを受け入れ、不公平な利益を得るために機会を利用しようとしない場合にのみ機能すると述べていた。

    「予算キャップを導入したいのであれば、それを実現する方法はある。だが、機会主義的であったり、それを頓挫させようとする少数派は常にいるものだ」と当時マーティン・ウィットマーシュは語っている。

    「常に“持っている”者と“持っていない”者がおり、問題は“持っている”者がそれに対処することを望まないことだ。予見できない結果や変化をきめ細やかにバランスがとれた状況で実現するのはとても簡単なことだ。私はそれは可能だと思っている。だが、そこには十分な意思がなければならない・・・」

    F1の新オーナーであるリバティメディアは、FIAと協力して今後数年で何らかのカタチでコスト管理を導入したいと考えているのは明らかだ。

    昨年、予算キャップのコンセプトがチームに概説され、さらに数週間にわたって個別の会議が行われている。

    FIAとリバティメディアは18日(木)のF1ストラテジーグループの会議で、2021年のF1エンジン計画を含めた将来のルールについて議論する予定となっている。