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  • FIA会長ジャン・トッド 「F1の完全EV化の考えは“ナンセンス”」

    FIA会長ジャン・トッド 「F1の完全EV化の考えは“ナンセンス”」

    FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドは、将来的にF1がフォーミュラEのように完全EV化に切り替わる可能性があるとの提案を却下した。

    最近、F1のモータースポーツディレクターを務めるロス・ブラウンは、それがF1にとって最も適してると考えられるならば、10年以内にもF1マシンを完全に電気自動車化する可能性もあると語っていた。

    しかし、ジャン・トッドは、そのような考え方は“ナンセンス”だと語った。

    「それが実現することはないだろう」とジャン・トッドはコメント。

    「我々はまったく全く異なる2つのレースシリーズについて話をしている。フォーミュラEカーは、F1と同じスピードを杯初することはできない。その理由のひとつはレースが市街地で開催されていることにある。例えば、モンツァでそれらを見ても面白くはないだろう」

    「だが、フォーミュラEは順調に発展している。今ではレースディスタンスを1台でカバーできるようになった。このことはモーターレーシングがショーだけではなく、実験室であることも示している」

    「だが、フォーミュラEとF1を比較することに時間を費やすのはとにかく退屈なことだ」

  • F1 | 2021年に見た目を改善した新バージョンのヘイロー導入を検討

    F1 | 2021年に見た目を改善した新バージョンのヘイロー導入を検討

    FIA(国際自動車連盟)は、2021年シーズンのF1世界選手権に見た目がより美しい新バージョンのヘイローを導入することを目指している。

    FIAは長年にわたってドライバーの安全性改善のための研究を続けており、2018年からF1世界選手権にドライバーの頭部を保護するコックピット保護デバイス『ヘイロー(Halo)』をF1マシンに装着することを義務化した。

    F1ベルギーGPでは、オープニングラップに追突されたフェルナンド・アロンソのマシンが、シャルル・ルクレールのヘイローと接触する事故が発生。ルクレールのヘイローにはタイヤ痕がしっかりとつく危険な事故だったがルクレールに怪我はなく、ヘイローの効果が再認識される出来事となった。

    また、F1イタリアGPでは、フリー走行2回目にマーカス・エリクソン(ザウバー)がマシンが何回転もするほどの大クラッシュを喫したが、無傷でマシンを降りることができた。エリクソンのヘイローにも大きな傷が確認されている。

    ヘイローの2018年に導入される前、キャノピー型のシールドなどを含め、いくつかのデバイスが検討されたが、FIAは2021年の大幅なレギュレーション変更にむけてさらなる研究開発を進めている。

    FIAのレースディレクターを務めれるチャーリー・ホワイティグは「2021年にむけておそらく美学的により喜ばれるであろう新バージョンの研究がさらに進められている」とコメント。

    「だが、それを行うのは美学面が主な理由ではない。ヘイロープロジェクトは、我々がこれまでに実施したなかで最も徹底的に研究されたプロジェクトだと言わなければならない」

    「我々は助けられたかもしれない全ての事故を調査するために多大な作業を行ってきた。プレゼンテーションを見たことがあるかもしれないが、我々はそれがあった場合となかった場合の評価をしてきた」

    「非常に複雑な研究であり、別のバージョンを導入したければ、同じように徹底的にやらなければならない」

    当初はその見た目の悪さからドライバーを始めとする多くの批判をヘイローだが、シャルル・ルクレールの事故は、ヘイローについての議論を再熱させた。

    FIA会長のジャン・トッドは、ルクレールの事故、またF2で牧野任祐の事故を見て、ヘイローを実装することが正しい判断であったことが証明されたと感じていると述べた。

    「見た目は私としては何の問題はないし、まだレース、そしてF1の情熱は残っている。F1にとっていかに悪いものかについての様々なコメントがあったことには少し驚いた」とジャン・トッドはコメント。

    「だが、我々は正しい決断をしたと確信していた。スパでのルクレールの事故について多くのことを話した。ヘイローの結果に非常に満足しているF2ドライバーともね」

    「我々はそれが正しい決断だったと常に確信していた。スパで起こったこと、そして、(マーカス)エリクソンに起こった恐ろしクラッシュを見て、我々はヘイローがあることにより安心している」

  • F2 第10戦 レース2 | G.ラッセルが優勝、福住13位・牧野14位

    F2 第10戦 レース2 | G.ラッセルが優勝、福住13位・牧野14位

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会のレース2が9月2日(日)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は13位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14位でレースを終えた。

    降雨の予報はないものの、朝からぶ厚い雲に覆われたモンツァで、F2シリーズ第10戦のレース2が行われた。前日のレース1で優勝した牧野任祐(RUSSIAN TIME)は4列目8番手から、レース1で上位車の失格により繰り上がり14位となった福住仁嶺(BWT Arden)は7列目14番手からスタートした。

    午前10時55分、気温18℃、路面温度22℃のコンディションでレースがスタート。牧野はスタートダッシュでポジションを上げることはできなかったが、1周目に1台をパスし、7番手に浮上する。しかし、3周目の第1コーナーでポジション争いの中、ブレーキをロックさせてしまい、フラットスポットができたことでタイヤの交換を余儀なくされる。ピットインを終えてレースに戻ったが、最後尾にまでポジションを下げてしまった。14番手スタートの福住は、スタートからのポジション取りで後続に先行を許し、1周目に17番手にダウンした。

    その後、福住は上位車のトラブルやアクシデントなどでポジションを上げるも、福住自身のペースはあまり上がらず、最終的に13位でフィニッシュ。牧野はピットイン後、ペースを取り戻し周回を重ねたが、大きく開いた前との差を取り戻すには至らず、14位でレースを終えた。

    優勝はジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)。2位にはアルテム・マルケロフ(RUSSIAN TIME)、3位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)が続いた。

    第11戦はロシア・ソチで、9月28日(金)~30日(日)にかけて行われる。

    福住仁嶺(レース2・13位)
    「スパのときから、マシン自体はあまり変わってないですね。予選一発の速さは少しずつ改善されているかもしれないんですが、レースペースはちょっとまだです。リアタイヤがあっという間にダメになって、どんどんオーバー傾向がひどくなっていってしまいます。スタートはここ数戦いろいろ試していて、昨日がダメだったので違う方法にトライしたのですが、ホイールスピンしてあまりよくなかったですね。それで順位を落として、そのあとは前のクルマに付いていこうとしたのですが、それには全力で走る必要があって、そうするとすぐにタイヤがダメになってしまいました。今回も厳しいレースでした。ステアリングは今日も依然として左に曲がったままですけども、もう直らないので気にしないことにしました。それも含めて周りのことは気にせず、自分のできる精一杯をしていくしかないと思っています」

    牧野任祐(レース2・14位)
    「ちょっともったいないレースでした。スタートは昨日ほど完ぺきではなかったのですが、悪くなかったです。ただその後の位置取りで行き場がなくなって、3ワイドぐらいで1コーナーに突っ込んでいきました。それでも順位は落とさなかったし、最初のシケイン出口で前をパスすることに成功しました。でも、3周目の1コーナーで、右前を完全にロックさせてしまったんです。あそこの路面はバンプと言うかちょっとうねっていて、ちょうどそのバンプとブレーキのタイミングが完全にシンクロして、『あれっ』と思った瞬間にロックしていました。なので、ブレーキを抜いてもタイヤが回らず、止まったまま直進してしまいました。それで振動がひどかったので、走り続けるのは無理でした。ピットインして、右前だけ昨日のミディアムタイヤに交換しました。あのまま走り続けていたら間違いなく上位勢と戦えて、表彰台に上がれるか、というところまでは行けていたと思います。それだけに本当にもったいないのですが、ただ今日のレースでも速さは確認できたし、その意味ではそんなに落ち込んではいません。次のソチは初めてのコースですし、全くコース特性が違いますが、同じような速さを発揮できたらと思っています」

    2018年 F2 第10戦 イタリア レース2 結果

    P No Driver Team
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    4 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    5 19 ランド・ノリス Carlin
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    7 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    8 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    9 16 アルジュン・マイニ Trident
    10 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    11 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    12 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    13 12 福住仁嶺 BWT Arden
    14 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    17 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    18 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    19 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    20 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
  • F2 第10戦 レース1 | 牧野任祐が初優勝! レース1での優勝は日本人初!

    F2 第10戦 レース1 | 牧野任祐が初優勝! レース1での優勝は日本人初!

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会のレース1が9月1日(土)にモンツァ・サーキットで行われ、牧野任祐(RUSSIAN TIME)が初優勝。F2シリーズ、レース1での優勝は日本人ドライバーとして初となる。

    シーズン第10戦のレース1が、イタリア・モンツァで行われた。午前中まで降っていた雨も、F2のレーススタート時には完全に上がり、ドライコンディションでレースは開始された。

    7列目14番手スタートの牧野任祐は、好スタートを決めて第1コーナーまでに大きくポジションを上げ、1周目に8番手にジャンプアップする。多くがスーパーソフトタイヤでのスタートを選択した中、牧野はミディアムでスタートし、タイヤ交換のピットインを終盤まで引き延ばす作戦だった。

    スーパーソフトタイヤが予想以上に磨耗が早く、上位陣は3周を終えるとタイヤが保たず苦しくなる。ハイペースで走行する牧野任祐は、4周目に一気に5台を抜いて3番手に浮上。6周目にスーパーソフトタイヤでスタートしたクルマが立て続けにピットインすると、牧野はトップに立つ。牧野を含めミディアムタイヤでスタートしたのは3台だったが、牧野は同じ戦略の後続を15秒以上も引き離して周回を重ねる。

    序盤でトップに立った牧野任祐は、その後もハイペースで後続との差をキープ。早めにピットインした後続にもあまり差を詰められることなく、トップを独走したままレースは終盤を迎えた。残り3周となった28周目に牧野がピットイン、2番手におよそ2秒の差でトップのままレースに戻ることに成功する。牧野はそのまま逃げきり、トップでチェッカーを受け優勝を飾った。牧野は今季初表彰台を勝利で飾り、F2シリーズのレース1で初めての日本人ウイナーとなった。

    13番手スタートの福住仁嶺(BWT Arden)は、1周目にポジションを落とすとペースの上がらない展開となり、7周目にピットインした後は17番手を走行。レース終盤に脱落するマシンが出て、ポジションを上げ、15番手でレースを終えた。

    レース2は9月2日(日)午前10時55分(日本時間午後5時55分) にスタートする。

    牧野任祐 (レース1・優勝)
    「優勝は予想外と言えば予想外でした。予選14番手でしたしね。そんなこと考えてもいなかったですし、走っている最中もいっさい順位は言われなかったので、こちらも聞きませんでした。とにかくペースを維持することだけに集中しました。今回は、スタートがとてもよかったです。それが一番大きかったですね。そこで5台くらいオーバーテイクすることができました。それ以降も無理なオーバーテイクをせずに、すんなり順位を上げられた。それでタイヤをセーブすることができました。蹴り出しの際のホイールスピンがほとんどなかったし、1コーナーまでの位置取りもよかったと思います。レースが始まって間もなく、周りのタイヤが垂れているのは、はっきりわかりました。コーナー出口のトラクションも、全然違いましたから。この垂れの激しさは、レッドブルリンクと似ていますね。これはどんどん垂れるだろうなとわかったので、スタート直後の1、2周は無理をせず、ペースが落ちてきた3周目以降積極的に抜いていきました。最初に無理しなかったのが、よかったのかもしれません。順位は最終周に聞きました。『なんでマルケロフが、僕の後ろにいるの?』『僕は何番なの』って。8番手以内ぐらいには入れるかと思っていたくらいです。リバースグリッドで、明日のレース2をいいところからスタートできたらいいなと。ずっと、『ペースはいい』とは言われていましたが、周りは僕以上のペースで走っていると思っていました。もちろん、一番前を走ってるのは、わかっていましたが、でもピットインしたら、当然順位は落ちると思っていました」

    福住仁嶺 (レース1・15位)
    「スタートはよくなくて、場所取りもうまく行かなくて、1周目に順位を落としてしまいました。そのあとはタイヤを持たせることだけ考えて、周回を重ねました。あれが精一杯でした。牧野の優勝は、もちろん先を越されたことは悔しいですが、でも同じ仲間として素直に祝福したいし、僕も必ずチャンスが来ると信じて、努力を重ねます」

    2018年 F2 第10戦 イタリア レース1 結果

    P No Driver Team
    1 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    4 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    5 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    6 19 ランド・ノリス Carlin
    7 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    8 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    9 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    10 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    11 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    12 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    13 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    14 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    15 12 福住仁嶺 BWT Arden
    16 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    17 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    18 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    19 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    20 16 アルジュン・マイニ Trident
  • F2 第10戦 予選 | G.ラッセルがポールポジション、福住13位・牧野14位

    F2 第10戦 予選 | G.ラッセルがポールポジション、福住13位・牧野14位

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会の予選が8月31日(金)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)がポールポジションを獲得。福住仁嶺(BWT Arden)は13番手、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14番手で予選を終えた。ともに7列目から入賞を目指してレース1に挑む。

    FIA F2選手権はヨーロッパでの最後の戦いとなる第10戦イタリア・モンツァを迎え、初日のプラクティスと予選が行われた。

    朝から雨の降り注ぐモンツァだったが、F2のプラクティスが開始される午後0時55分には雨は上がった。しかし、まだコース上にところどころウエットコンディションの箇所があり、セッション開始とともにコースインしたマシンはウエットタイヤでの走行となった。徐々にコンディションは回復し、セッション開始から20分が経過した段階では、ほとんどがドライタイヤでの走行。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、ドライタイヤで1分38秒285をマーク。その後もタイムを更新する走りをみせ、1分34秒646のベストラップで、このセッション4番手となる。福住仁嶺(BWT Arden)は、セッション後半に出した1分35秒677がベストラップとなり、17番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、気温22℃、路面温度27℃のコンディションで行われた。1回目のアタックで福住は1分33秒219、牧野は1分33秒416をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点では福住が13番手、牧野が16番手となっている。2回目のアタックで、福住が1分32秒735、牧野が1分32秒750とともにタイムアップするが、ポジションを大きく上げることはできなかった。結果、福住は13番手、牧野は14番手で予選を終えている。レース1で福住は7列目13番手から、牧野は7列目14番手からスタートし、入賞圏内である10位以内を目指しレースに挑む。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)。2番手にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)、3番手にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)が続いた。

    レース1は、9月1日(土)午後4時45分(日本時間午後11時45分)に30周のレースがスタートする。

    福住仁嶺(13番手)
    「フリー走行は、話にならなかったです。走り始めからボトミングがひどくて、まともにグリップしない。走れる状態ではありませんでした。イニシャルセッティングが、うまくできてなかったということだと思います。それでなんとかセッティングを直して、まあまあ走れるようになったのですが、予選になってコースインしたら、今度はステアリングが左側に曲がっていました。フリー走行では、真っすぐだったのですが。どうしてこういう状態が何戦も何週間も直せないのか、まったく理解できないです。チームメートは今回、かつての僕みたいにエンジンがまったくパワーが出ていないようです。僕にはその症状はないのですが、マシンに根本的な速さがないです。予選はあの順位が精いっぱいでした。レースに向けても、ミディアムタイヤの持ちが全然よくない。ライバルたちは2周目も余裕でプッシュできるのに、僕らは途中でリアがズルズルになってしまう。レース中のオーバーテイクは、難しいですね。スパと同じ様だとしたら、レースペースはかなり厳しそうです。土曜日は雨の予報が出ているので、それに期待です」

    牧野任祐(14番手)
    「今回は、今シーズン一番フラストレーションを感じた一日でした。まずフリー走行ですが、当初夕方の予選は雨の予報が出ていて、もしかしたらフリー走行のタイムでグリッドが決まるかもしれないということだったんです。実際には雨のタイミングはどんどんズレていって、結果的には予選はドライで行われて、チームもそれを事前に分かっていたと思います。ところがチームは僕に、セッションの最後にソフトを履けと指示してきました。僕はそれに始めから反対していて、チームメートもそうするのか聞いたら、あやふやな返事だったんです。そのアタックも渋滞でちゃんと走れなかったんですが。それで予選で使える新品ソフトは1セットになってしまって、最初のアタックはフリー走行で使った中古で行かざるをえなかったです。すぐにズルズルでタイムもひどくて、そのバランスを参考にして2回目のアタックのセッティングを決めるしかなった。そうしたら新品ではアンダーがひどくて、あのタイムが精いっぱいでした。いろいろ納得のいかない予選でした」

    2018年 F2 第10戦 イタリア 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分31秒546
    2 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分31秒600
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分31秒889
    4 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分31秒922
    5 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分32秒021
    6 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分32秒159
    7 19 ランド・ノリス Carlin 1分32秒191
    8 16 アルジュン・マイニ Trident 1分32秒248
    9 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分32秒346
    10 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分32秒407
    11 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分32秒566
    12 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分32秒681
    13 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分32秒735
    14 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分32秒750
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing 1分32秒801
    16 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分32秒803
    17 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分32秒913
    18 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分32秒965
    19 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分33秒496
    20 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分48秒586
  • F2 第9戦 レース2 | N.ラティフィが優勝、牧野11位・福住17位

    F2 第9戦 レース2 | N.ラティフィが優勝、牧野11位・福住17位

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会のレース1が8月26日(日)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニコラス・ラティフィ(DAMS)がポールポジション・トゥ・ウィン。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は11位、福住仁嶺(BWT Arden)は17位でレースを終えた。

    朝から気温の低いコンディションとなったスパ・フランコルシャンで、F2シリーズ第9戦のレース2が行われた。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は6列目12番手から、レース1でリタイアとなった福住仁嶺(BWT Arden)は最後尾、20番手からのスタートとなる。

    午前10時50分、所々青空が覗く好天ながら気温は11℃と低いコンディションの中、レースはスタート。フォーメーションラップで3台がグリッド上でストップし、ピットスタートになっている。スタートを無事に乗りきった2人は、1周目に牧野が11番手、福住が15番手。2周目に牧野は後続に先行を許し13番手にポジションを落とす。福住もマシンにトラブルを抱えペースが上がらず、5周目以降ポジションを下げて18番手にダウンする。

    中盤から終盤にかけてペースを取り戻した牧野は、激しいポジション争いを展開。10周目に12番手、12周目には11番手にポジションアップを果たす。福住はペースを取り戻せないまま周回を重ね、17番手でフィニッシュ。牧野の追い上げも11番手までに終わり、レースはチェッカーフラッグとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたニコラス・ラティフィ(DAMS)、2位にはランド・ノリス(Carlin)、3位にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)が続いた。

    今大会を終えてランキング首位で188ポイントを獲得しているジョージ・ラッセル(ATR Grand Prix)に対し、ランド・ノリスが183ポイントの獲得で5ポイント差まで縮めた。牧野任祐は20ポイントで16位、福住仁嶺は11ポイントで18位。

    F2シリーズの第10戦はイタリア・モンツァで、8月31日(金)~9月2日(日)に行われる。

    牧野任祐(レース2・11位)
    「スタートは悪くなかったです。ターン5で前を抜こうとした際にフロントウィングと僕の右リアが当たって、ダメージはそうなかったと思うんですけど、1周目からバランスはかなりオーバー傾向でした。それでタイヤをずっと持たせる走りに専念して、終盤に周囲のペースが顕著に落ちてきて、いける感じだったのですが、ラスト3周ぐらいで僕のタイヤもいってしまって。それで順位を上げるまでにはいきませんでした。可もなく、不可もなくのレースでした。今週はみんなもそうですけど、レース1からタイヤの垂れに苦労し続けた週末でした。シルバーストン辺りから、タイヤはずいぶんうまく持たせられるようになってきたのですが、今回はちょっとひどかったです。車体セットアップと、自分の走りの改善と、もう一押し、なにかが必要ということですね。昨日からセッティングは大きく変えているのですが、その効果はあまり出ていないです。次のモンツァで、その辺は見てみようと思います」

    福住仁嶺(レース2・17位)
    「正直言って、我慢の限界という感じです。ハンガリーでステアリングが右に曲がったままになった問題が、ここに来ても依然として解決できてない。今日のレース2も、そのままスタートせざるをえませんでした。そして走り出したら、今度はDRSがまったく作動しませんでした。昨日のエンジンブローで燃えた際に、DRSのアクチュエーターとかも火をかぶって、それがしっかり修理できてなかったのかもしれませんけど、チームからはなんの説明もないので僕にはよく分かりません。そんな状況だったので、レースをしている状態ではありませんでした。ただ予選一発の速さは改善できているし、そこは今週末の収穫でした。次のモンツァでヨーロッパラウンドは終わってしまいますし、ベストの結果を出したいです」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー レース2 結果

    P No Driver Team
    1 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    2 19 ランド・ノリス Carlin
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    4 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    5 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    7 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    8 16 アルジュン・マイニ Trident
    9 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    10 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    11 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    12 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    13 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    14 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    15 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    17 12 福住仁嶺 BWT Arden
    18 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    19 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    20 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
  • F1ベルギーGP | 決勝スターティンググリッド

    F1ベルギーGP | 決勝スターティンググリッド

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPの決勝スターティンググリッドを発表した。

    週末に先駆けて、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)の2名がパワーユニット交換によって15グリッド以上の降格ペナルティが科せられている。

    さらに予選後にカルロス・サインツ(ルノー)とストフェル・バンドーン(マクラーレン)が予選後にパワーユニットを交換して15グリッド以上の降格となった。

    現行レギュレーションでは、15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートすることになり、複数のドライバーが該当する場合は、ペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置される。

    レギュレーションに基づき、予選を10番手で終えていたバルテリ・ボッタスが17番グリッド、ニコ・ヒュルケンベルグが15番グリッドから18番グリッド、カルロス・サインツが16番グリッドから19番グリッド、そして、ストフェル・バンドーンは最後尾からのスタートとなる。

    これにより、11番手だったピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)から14番手だったマーカス・エリクソン(ザウバー)までが1グリッドずつ、フフェルナンド・アロンソ、セルゲイ・シロトキン、ランス・ストロールのグリッドが3つ繰り上がる。

    ポールポジションにはメルセデスのルイス・ハミルトン、2番グリッドにはタイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が並ぶ。

    2列目にはレーシングポイント・フォースインディアとして新たなスタートを切ったエステバン・オコンとセルジオ・ペレスが並ぶ。

    3列目にはロマン・グロージャン(フェラーリ)とキミ・ライコネン(フェラーリ)、4列目にはレッドブル・レーシングの2台が並ぶ。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが5列目10番グリッド、ブレンドン・ハートレーが6列目11番グリッドとタイヤを自由に選択できるドライバーとしては最上位グリッドからのスタートとなる。

    2018年 第13戦 F1ベルギーGP 決勝スターティンググリッド

    順位 No ドライバー チーム 順位
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1(→)
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 2(→)
    3 31 エステバン・オコン フォース・インディア 3(→)
    4 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 4(→)
    5 8 ロマン・グロージャン ハース 5(→)
    6 6 キミ・ライコネン フェラーリ 6(→)
    7 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 7(→)
    8 3 ダニエル・リカルド レッドブル 8(→)
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 9(→)
    10 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 11(↑1)
    11 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 12(↑1)
    12 16 シャルル・ルクレール ザウバー 13(↑1)
    13 9 マーカス・エリクソン ザウバー 14(↑1)
    14 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 17(↑3)
    15 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 18(↑3)
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 19(↑3)
    17 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 10(↓7)
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 15(↓3)
    19 55 カルロス・サインツ ルノー 16(↓3)
    20 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 9(→)

    F1ベルギーGP:各ドライバーの持ちタイヤ数

    F1ベルギーGP:各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2018年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F2 第9戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野12位・福住リタイア

    F2 第9戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野12位・福住リタイア

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会のレース1が8月25日(土)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジション・トゥ・ウィン。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は12位、福住仁嶺(BWT Arden)はリタイアでレースを終えた。

    シーズン第9戦のレース1が、スパ・フランコルシャンで行われました。F2のレース前に、一時強く雨が振ったが、レース開始時にはドライコンディションに回復。気温は14度、路面温度は24度。

    4列目8番手スタートの福住仁嶺は、スタートでポジションを守りきり1周目を終えた。牧野任祐は6列目11番手からスタートし、1コーナーでイン側に入りましたがポジションを奪われ、その後に後続に先行を許し15番手で1周目を終える。

    ソフトタイヤでスタートした福住仁嶺は、7周を終えてピットイン。タイヤを交換して18番手でレースに戻る。その後、他車のピットインで13番手までポジションを上げた15周目、マシンにエンジントラブルが発生し、福住はマシンをコースサイドに止めた。排気管から火が噴き出るアクシデントだったが、福住は無事に脱出している。また、このアクシデントによりセーフティーカーが導入された。

    牧野任祐は、ミディアムタイヤでスタートし、ピットインを遅らせる作戦だったが、タイヤの状態は思ったより厳しく、ペースが上がらないまま13周を終えピットイン。ピットアウトしてすぐにセーフティーカーが出て、その時点では15番手を走行。なかなかペースの上がらないままレースは終盤を迎え、22周目に上位車のコースオフなどで12番手にポジションを上げ、そのままフィニッシュとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)、3位にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が入った。

    レース2は8月26日(日)午前10時50分(日本時間午後5時50分) にスタートする。

    牧野任祐(レース1・12位)
    「スタートはよくて、他車と軽く接触しながらもサイド・バイ・サイドで1コーナーに入って行って、そのままオー・ルージュに並んで駆け上がって行った時点では、順位は上がっていたと思います。でもケメルストレートからのフルブレーキングで行き場所がなくなって2台揃って飛び出した間に、順位をいくつか失ってしまいました。そのあとは、悲惨でした。ミディアムタイヤでスタートしたのですが、今シーズン一番というくらいタイヤの劣化と摩耗がひどかったです。ミディアムなのに3周目くらいからリアのグリップがなくなりました。タイヤがソフトじゃないか? 色が間違っているんじゃないか? と思ったぐらいです。実際のピットインの5周前くらいから入りたいと訴えていたのですが、そうするとソフトがゴールまで持たない。周りも同じぐらいのタイミングで何台か入っていますから、やはり厳しかったんだと思います。本当は17周目くらいまで持たせるつもりでしたけど、全く無理でした。セッティングが合ってなかったのか、レース後にリアタイヤを見たら、完全摩耗でした。結果的に、ソフトはそれよりずっと持ちがよかったです。セーフティーカーが出たし、燃料が軽かったことも大きいと思います」

    福住仁嶺(レース1・リタイア)
    「スタートは、蹴り出し自体は悪くなかったのですが、ホイールスピンさせてしまって、結果的に周りとあまり変わらないスタートでした。ただレースが始まってすぐブレーキに不具合が出始め、ペダルがすごく長くなってしまいました。ソフトタイヤの時はそれでもまだマシだったのですが、ミディアムに履き替えてからは全く止まらなくなりました。それでペースが上がらず、ロックしまくりでした。おそらくエンジンブローがなかったとしても、かなり厳しい展開になっていたと思います。エンジンブローは全く前触れもなく、急にパワーを失いました。全開区間に入ったところですね。ミラーで白煙も見えて、ああもうダメだなと思いました。クルマ自体は、少なくともソフトを履いていた時には、いいバランスでした。ただミディアムになるとリアのグリップがどうしても足りなくて、オーバー傾向が大きくなりました。それでもブレーキの問題さえなければ、悪くないペースで走れただろうと思います。予選でトップ10に入ったのは今季2回目で、それはエンジニアもしっかり評価してくれました。でもレース結果につながらなかったし、その理由もすごく残念なものだし、僕自身は全然喜べません。シーズン後半になってもいまだにこういう状態なのは辛いですけど、でも全力でやって行くだけです。予選に限れば、クルマの性能を十分引き出せたと思います。1回目から2回目にかけて、タイムの伸びも大きかったですし。トップ8以内ぐらいにいれば、今年のレースでは上位入賞のチャンスは大きいです。そういういい流れは、前戦ブタペスト辺りから感じています。どうやったらマシンがよくなるのかも、少しずつ見えてきています」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー レース1 結果

    P No Driver Team
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    2 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    3 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    4 19 ランド・ノリス Carlin
    5 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    6 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    7 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    8 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    9 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    10 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    11 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    12 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    14 16 アルジュン・マイニ Trident
    15 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    16 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    17 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    18 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    19 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    20 12 福住仁嶺 BWT Arden
  • F2 第9戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、福住8位・牧野11位

    F2 第9戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、福住8位・牧野11位

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会の予選が8月24日(金)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジションを獲得。福住仁嶺(BWT Arden)は8番手、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は11番手で予選を終えた。

    FIA F2選手権はおよそ1カ月の夏休みを経て、スパ・フランコルシャンで第9戦ベルギーの初日を迎えた。12時55分から気温16℃のコンディションで45分間のプラクティスがスタート。

    牧野任祐は、セッション序盤に2分00秒360のタイムをマーク。福住仁嶺は、セッション前半に1分59秒757をマークしたあとも走行を続けたが、ベストタイムを更新するには至らず、最終的に17番手で終えた。マシンが不調の牧野は後半も長くピットにとどまり、終盤にコースインするもののタイムアップは果たせず、18番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、気温17℃、路面温度26℃と温度の低いコンディションで行われた。1回目のアタックで福住仁嶺は1分57秒745、牧野任祐は1分57秒966をマーク。全車が1回目を終えた時点では福住が14番手、牧野が15番手につける。2回目のアタックで、福住が1分57秒169、牧野が1分57秒394とともに大きくタイムを上げることに成功。この結果、福住は8番手、牧野は11番手で予選を終えた。明日行われるレース1では、福住が4列目8番手から、牧野は6列目11番手からスタートし、上位での入賞を目指す。

    ポールポジションを獲得したのはニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2番手にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)、3番手にはセルジオ・セッテ・カママ(Carlin)が続いた。

    レース1は8月25日(土)午後4時45分(日本時間午後11時45分)にスタートする。

    福住仁嶺(予選8番手)
    「フリー走行の流れもよくなかっただけに、予選であそこまでの速さが出せるとは正直思いませんでした。ただスーパーフォーミュラに乗った直後ということもあったのかもしれませんけど、そういう難しい状況でもいたずらに焦ったり緊張することなく、自然体で予選に臨めました。フリー走行は(区間タイムを)まとめればある程度の速さを出せるのかなと思っていたのですが、思ったような走りができなかったです。今までだったらその悪い流れを引きずったまま予選に突入してしまうパターンでした。今回もチーム内は、予選に向けて相当ドタバタしていましたから。でもソフトを履いてグリップの高い状態では、挙動もずいぶんマシになっていました。特に2セット目のアタックで大きくタイムを更新できました。ただあのラップも最後のシケインで遅いクルマに引っかかってしまったんですね。それでタイムロスしましたけど、でもそれがなくても前のクルマとのタイム差をひっくり返すことは無理だったと思います。エンジンもシャッフルしたあとは問題ないです。ただ車体はハンガリーで右に曲がったのが、今も直ってないですね。チームがいろいろやってくれているんですけど、どうしても真っすぐにならない。なにか根本的な問題があると思います。今までずっと、予選でいいグリッドを確保して、その流れでレースに突入することを望んできました。それが今回は、なんとかいい方向に行っていると思います。明日の長いレースはタイヤのタレも大きいと思うので、そこをいかに持たせるか、戦略も重要です。雨の予報もありますが、それはそれで楽しみです」

    牧野任祐(予選11番手)
    「フリー走行はエンジン本体なのかセンサーなのか分からないんですが、ちょっとトラブルが出たりして、思うような周回ができませんでした。それを考えれば、予選はまあまあかなと。ただアタック中に細かいミスもしているし、それがなければチームメートをしのいで、10番、9番グリッドも可能だったと思います。区間タイムをまとめ切れなかったという意味では、ちょっと納得できてないです。ただスパはプレマのF3テストで走っただけで、二日間とも雨だったのでドライ路面は今回が初めてで、フリー走行もしっかり走れなかったことを思えば、悪くないかと思っています。ここでのレース経験は全くないので、明日はどうなるか。これからチームとじっくり話し合います。コースも完全に馴れたわけではないですし、でも最低でも8位以内で完走することを考えて、レースに臨みます」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分56秒054
    2 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分56秒457
    3 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分56秒594
    4 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分56秒611
    5 19 ランド・ノリス Carlin 1分56秒723
    6 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分56秒878
    7 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分56秒930
    8 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分57秒169
    9 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分57秒183
    10 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分57秒266
    11 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分57秒394
    12 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分57秒515
    13 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分57秒596
    14 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分57秒635
    15 16 アルジュン・マイニ Trident 1分57秒718
    16 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分57秒754
    17 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing 1分57秒773
    18 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分57秒878
    19 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分58秒174
    20 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分58秒338
  • フェリペ・マッサ、モータースポーツのオリンピック種目化を提唱

    フェリペ・マッサ、モータースポーツのオリンピック種目化を提唱

    元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、モータースポーツを2014年のパリオリンピックの種目に組み込むよう提唱している。

    フェリペ・マッサは、F1引退後にFIA(国際自動車連盟)のカート委員会の会長に就任。モータースポーツをオリンピックの種目化することに取り組む立場にある。

    特にフェリペ・マッサは、世界中で電動カートを普及させることに熱心に取り組んでおり、今年後半にブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックでは電動カートのデモンストレーションが行われる予定となっている。

    「年末にアルゼンチンでオリンピックのイベントがある。2014年にパリで開催さされるオリンピックで電動カートを種目化させるためのアイデアだ」とフェリペ・マッサは Conversa com Bial にコメント。

    「電動カートは始まったばかりだ。バッテリーが重いので、重量を減らすために開発しなければならないことがたくさんある」

    「子供たちが参加して、クラッシュしたり、ロールした場合、カートの重量が違いになる。でも、開発レースは非常に早く、非常に時間で解決されるだろう」

    電気自動車のシングルシーターにより選手権であるフォーミュラEの成功は、同様の環境に配慮したレーシングイニシアチブに新たな刺激を与えており、カートだけでなく、電気ツーリングカーやラリークロスの競技の計画もある。

    しかし、モータースポーツがオリンピックの種目に加わるかどうかはまったく別の問題だ。FIAは国際オリンピック委員会の認定国際スポーツ連盟のメンバーだが、これまでのオリンピックの歴史でモーターレースが種目として行われたことはない。

    フェリペ・マッサは、結果に関わらず、オリンピックへの働きかけが、電動カート全体の露出を増やすキャンペーンの一環になればと語る。

    フェリペ・マッサ自体、来期からフォーミュラEに参戦する予定である。スージー・ヴォルフがチーム代表を務めるベンチュリから参戦する。

    F1後の人生についてフェリペ・マッサは「僕が最も恋しく思っているのは競争だ」と認める。

    「本格的な競技について話をすれば、フォーミュラEには優れた競争があると思う」

    「ベンチュリがレースに勝ったことがないのは事実だけど、昨シーズン、彼らは勝利にとても近づいていたし、いくつかとても良い結果を達成している」

    フェリペ・マッサは、次世代のフォーミュラEマシン『Gen2』が導入される来期に参戦を開始するのは理想的なタイミイングだと語る。

    「新しいシーズン、新しいクルマは、全員にとって大きな変化だし、来年の選手権で誰が勝つかはわからない」

    「でも、チームが準備を進めているすべてのものを見れば、かなり興味深いし、僕たちが競争力のあるクルマを得られることを本当に期待している」

    「フォーミュラEは予測できないレースだ。全てが新しいときは、状況を正しくまとめこともできれば、予想を下回る可能性もある。決してわからない」

    「僕の目標はできる限り競争力を発揮することだ。キャリア全体で僕の目標は何も変わっていない」