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  • 佐藤琢磨 「ひとつの明るいニュースを日本に届けられたと思う」

    佐藤琢磨 「ひとつの明るいニュースを日本に届けられたと思う」

    佐藤琢磨は13日(火)、ホンダのウェルカムプラザ青山で凱旋報告取材会を実施。インディ500優勝を報告した。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。

    「やりました! 嬉しいです。こうしてホンダの青山で優勝報告のステージを設けて頂いて本当に幸せに感じます」を佐藤琢磨は挨拶。

    「この優勝はもちろん僕自身にとって非常に大きな意味を持ちますが、ここまで僕を信じてずっと応援してくださったホンダさん、スポンサーの皆さま、そして、何よりもファンの皆さんとこの喜びを分かち合いたいですし、今なんと言葉に表現していいのかわからないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」

    「この喜びを本当にたくさんの方に知っていただきたいです」

    「僕自身もやっぱり海外でスポーツをする、勝負をするというのは正直言って、人間ですから不安になることもあります」

    「モータースポーツは本当に厳しい戦いが続きます。僕自身も8年間で2勝という、それだけ厳しい世界に身を置いて、やっぱり何が奮い立たせるのかというとモチベーションです」

    「モチベーションはどこから来るのか。自分自身の目標もありますし、やっぱり日本から海外に出て行って、トップに立ちたい。その気持ちがすごく大きいです」

    「イチロー選手にしてもそうですし、サッカー選手にしても、いろんな競技の選手、世界で活躍するアスリートたちの活動、活躍を見て、僕自身も影響を受けて、奮い立たせて、自分自身こうして皆さんと同じようにひとつの明るいニュースを今日、日本に届けることができたと思います」

    「このニュースを是非、多く取り上げていただいて、インディ500、そして、モータースポーツの魅力をたくさん伝えて頂きたい」

    そう語る佐藤琢磨だが、一番届けたいのは復興地の子供たちだと語る。佐藤琢磨自身、2011年に東日本大震災が発生して以来、“With you Japan”というプログラムを立ち上げて慈善活動を行っている。

    「あの子たちは、どうしてもこれから一生かけても治りきらない深い傷だったり、悲しみだったし、苦しみだったし、それを背負って、でも一生懸命生きていて。その子たちが希望を持っていろんなことに取り組んでほしい」

    プログラムのなかで、佐藤琢磨はレーシングカートを通じて、目標を達成したときの感動を子供たちに伝えようとしている。

    「できないと思った瞬間、やってみようという力が誰かが背中を押してあげないと、やっぱり子供たちは動けない。自分が目標を達成したときは楽しい。その感動を忘れないでほしい。それこそがまさに僕が一番伝えたいことです」

    「No Attack No Chanceを自分のモットーにしてやってきましたが、こういう形で夢を実現できたこと、信じ続けて夢が叶うんだということを、今年、自分自身も改めて夢を持つことの大切さ、そして、挑戦し続けることの楽しさ、それを改めて学んだような気がします。これをやっぱり多くの日本の子供たちに伝えていきたい。そして、復興支援に繋げていきたい」

    「この勝利を皆さんと一緒に分かち合って、そして、ホンダの一員としてここまでこれたことを本当に感謝とともに誇りに思います」

    「僕自身まだまだ目標、夢、新たな夢ができました。今、選手権3位につけています。先日のテキサスのレースでシーズの折り返しになりまして、9月まで目一杯走って、チームとともに選手権タイトルを大きな目標として頑張っていきたいと思います。次回皆さんに会うときにはまた新たな優勝報告ができていることを希望にして頑張っていきたいと思います」

  • 【動画】 佐藤琢磨 インディ500優勝『凱旋報告取材会』

    【動画】 佐藤琢磨 インディ500優勝『凱旋報告取材会』

    インディ500で優勝という日本人ドライバー初制覇の偉業を達成した佐藤琢磨が凱旋帰国。6月13日(火)の13:00から記者会見を実施。その模様はYoTube、Facebook、ニコニコ生放送でライブ配信された。

    インディ500は、アメリカのオープンホイール最高峰のレースであるインディカー・シリーズにおいて最も格式が高く、F1モナコグGPと並ぶ世界で最も有名なモータースポーツイベント。

    佐藤琢磨は、世界最速の周回レースでもある本レースに8回目の挑戦で日本人初の栄冠に輝いた。12日(月)に帰国した佐藤琢磨は、会見でインディ500優勝のご報告と今シーズンへの抱負を語った。

    インディ500 日本人初優勝ドライバー 佐藤琢磨選手【凱旋報告取材会】

  • 佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「40歳になっても夢はかなう」 (後編)

    佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「40歳になっても夢はかなう」 (後編)

    佐藤琢磨が、インディ500の2週間の出来事を公式サイトで振り返った。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。

    レースの53周目、クラッシュしたジェイ・ハワードにスコット・ディクソンが接触してマシンが宙を舞うアクシデントが発生。クラッシュしたマシンを排除するために赤旗が提示される。

    この時点で佐藤琢磨は3番手につけていた。

    「アクシデントは僕の直後で起きました」と佐藤琢磨は振り返る。「1周回って事故現場にやってきたとき、マシンはモノコックだけになっていて、破片があたり一面に飛び散っていたので、僕は強いショックを受けました。だから、ディクソンが自力でマシンから降り立ったと聞いたときにはホッとしました。ただし、この事故でコースとSAFERバリアがダメージを受けたため、レースを中断する必要がありました。もちろん、僕にはまったく問題ありませんでした」

    作業が行われていた佐藤琢磨は・・・眠りに落ちていたと明かす。

    「眠りに落ちてしまったのです。まるで2002年日本GPの予選のときのように……。あのときは130Rでアラン・マクニッシュが大クラッシュして赤旗が提示されました。それでデータを見ていたのですが、だんだん眠くなってきて、短いパワーナップをしました。おかげですっきりとしました。これと同じことが土曜日に起きたのです」

    「たしか夢を見たはずなんですが、どんな内容だったかは覚えていません。そしてはっと目が覚め、自分がインディ500を戦っている途中で、大観衆に囲まれてコクピットに腰掛けていることに気づきました。本当に奇妙な気分でした! けれども、一眠りしたおかげで楽に意識を集中させることができました」

    その後、佐藤琢磨は一時トップに浮上。だが、その後の数回のイエローコーションで佐藤琢磨は徐々に後退。一時は17番手まで順位を落とす。

    「勢いを失いました。しかも、これがリスタート後に起きると、誰もがニュータイアを履いているため、簡単に順位を落とすことになります。結局、僕は17番手まで転落してしまいました。こういうときに大切なのはパニックに陥らないことです。16番手とか17番手ではタービュランスがひどいので、たしかに困難でフラストレーションの募る状況ですが、どのスティントでも15ラップを過ぎるとライバルたちにはタイア・デグラデーションが起きてスロットルを踏めなくなるため、相対的に僕たちのマシンは最強となります。そこで、ひとつずつ順位を上げていくことにしました」

    そして、次のピットストップまでに佐藤琢磨はトップ10まで巻き返した。その後、イエローが出てピットストップを行ったとき、佐藤琢磨は5番手へと挽回。その間にマックス・チルトンとエド・ジョーンズのふたりが首位に浮上していた。ここから佐藤琢磨の猛反撃が始まる。

    レース終盤に出た2回のコーションまでに、佐藤琢磨はマックス・チルトンの直後にあたる2番手まで駒を進める。そして5台が絡む事故で提示されたイエローが解除になったとき、レースは残り12周となっていた。

    佐藤琢磨が2番手にジャンプアップできたのは、残り22ラップのターン1でエリオ・カストロネヴェスとエド・ジョーンズをアウト側から一気に仕留めたおかげだった。このスリリングなオーバーテイクは佐藤琢磨をトップ争いのポジションに押し上げただけでなく、優勝を予感させるきっかけともなった。

    「あの男はきっとやってくれる」 レース後、チーム代表のマイケル・アンドレッティは語った。

    「彼は素晴らしいレースを戦ってくれた。アウトサイドから2台をまとめてオーバーテイクしたことがあったけれど、あれは重要なシーンだった。なにしろ、これでトップに続く2番手のポジションを手に入れられたのだから。僕は、あのときレースの流れが変わったと思う。その瞬間、僕はこんな具合だった。『ワォッ! 僕たちはどうやら優勝することになりそうだ!』 もちろん、佐藤琢磨は僕らをがっかりさせなかった。彼のドライビングは本当に最高だった」

    残り9周でリスタートされた際、佐藤琢磨は首位浮上を狙ってアウトからターン1に進入したが、反対にこれで勢いを失い、ターン3でカストロネヴェスにパスされてしまう。その2周後、エリオ・カストロネヴェスは同じ作戦でマックス・チルトンをオーバーテイクして首位に浮上。このとき、佐藤琢磨もターン1でチルトン攻略に成功する。そして次の周、佐藤琢磨はターン4で鮮やかにエリオ・カストロネヴェスを抜き去り、トップに立つ。残りは5周、12.5マイル(約20km)。

    「僕たちは本当にいいポジションにつけていて、最後の10周は『ワイルドなレース』ができる準備が整っていました。強敵だったチルトンを攻略しようとするとき、僕はあと何周でカストロネヴェスがチャージを始めるかを計算していました。マックスがポジションを守ろうとして急減速したので、僕も慌ててスロットルペダルから足を離しましたが、おかげでエリオにすんなりと抜かされてしまいました」

    「インディアナポリス・モーター・スピードウェイで倒さなければいけない相手はエリオです。これまで彼とレースを戦うなかで、僕はたくさんのことを学んできました。僕たちはコース上でもコース外でもとてもいい関係で、彼との間に問題が起きたことは一度もありません。彼は勇敢なレーサーですが、常に相手に敬意を払ってくれます。エリオがマックスをオーバーテイクしたあとで、2012年のインディ500とよく似たことが起きました。ダリオ・フランキッティがスコット・ディクソンを抜いたとき、僕もダリオについてディクソンをパスし、2番手に浮上したのです。でも、今回はレースがまだ6周残っていた。僕の目の前にいるのはエリオだけ。僕は彼の走りを注意深く見つめながら、残り数周をどうやって戦うべきかを考えました」

    「僕たちが使っているエアロ・コンフィギュレーションでは順位の入れ替えが比較的容易で、前を走っていられるのはせいぜい1周か2周です。そこで残り5周となったところでエリオをパスし、僕を抜き返すのに何周かかるかを確認することにしました。そして、もしも彼が2周で僕から再びリードを奪うようであれば、僕は残り2周でじっくりとエリオを攻略する時間があると考えたのです。このとき、僕の脳ミソはフル回転していました! 僕が残り5周でオーバーテイクすると、彼は案の定、2周で僕に追いつきました。そして残り2周となったターン1で彼は仕掛けてきます。『OK、ここで僕がリードを守り切れれば、彼が追いつくには再び2ラップが必要になる』 できることはすべてしました。イン側のラインを守り、彼をアウトサイドに追いやりました。そこからの2ラップは、まるで予選のように全開で攻め続けてエリオを引き離しにかかりました。これは本当に濃密で、長い長い2ラップでしたが、彼を抑えることに成功します。僕のスポッターが無線を通じて教えてくれました。『エリオは3バック、2バック、諦めずに攻めている!』 おかげで僕には彼との位置関係が正確に把握できました。そして最終ラップのターン4を立ち上がったとき、僕は勝利を確信しました」

    「本当に素晴らしいチームワークでした。チェッカードフラッグを受けたときはメチャクチャ嬉しくて、ヘルメットのなかで大声で叫びました! そしてスロットルペダルを戻すと、観客たちの大歓声が聞こえてきました。ただただ信じられないような気持ちで、本当に嬉しかったです。ピットレーンに戻ってくるとみんなが声援を送ってくれましたが、途中で(佐藤琢磨を2013年から2016年まで走らせていた)No.14のクルーが姿を見せました。そこで僕は2mph(約3km/h)までスピードを落として、かつての仲間全員とハイタッチしたのです。あれは最高の気分でした。まるで夢を見ているようでした。みんなが叫び声を挙げて、大騒ぎをしています。アンドレッティ・オートスポーツのメンバーが見せたエネルギーにはとても驚かされました。本当に信じられないような経験でした」

    「最高のマシンでした。僕を選んでくれたマイケル・アンドレッティには心からお礼をいいたいと思います。エンジニアのギャレットも素晴らしい仕事をしてくれました。No.26のメカニックも文句の付けどころがありませんでした。そしてミルク……。僕が選んだのは脂肪分2%でよく冷えているもの。あんなにおいしい牛乳は初めてでした! 素晴らしい瞬間でした。あの気持ちは一生忘れないでしょう。スマイル、エネルギー、そして35万人の大歓声」

    「インディ500で勝つには、すべてを手に入れていなければいけません。最高のマシン、最高の環境、ミスがないこと、そしてすべてが自分の思い通りに運ぶことです。レースが終わってから、燃料タンクなどにいくつかトラブルが起きていたことが判明します。もしもあれほどイエローが出なかったら、フィニッシュできなかったかもしれません。そうでなくても右リアタイアに燃料がかかり、スピンしていた可能性もあります。IMSのひとたちからは『コースがウィナーを選ぶ』といってもらいました。僕は運がよかったのでしょう。でも、誰だって自分を信じて、チャレンジし続けなければ夢はかないません。たとえ40歳になっても夢はかなうのです。それにしても嬉しい瞬間でした!」

    佐藤琢磨はフェルナンド・アロンソとも素晴らしい時間を共有していた。フェルナンド・アロンソは、インディ500初参戦ながらトップ争いを演じたが、最終的にホンダのエンジンにトラブルが発生してリタイアとなった。

    「フェルナンドと一緒にいると、いつでも最高に楽しいですよ。彼は目の覚めるようなスピードと、期待どおりの才能を発揮しました。フェルナンドのレースは素晴らしいもので、彼と一緒にできて本当に楽しかった。彼が毎日、微笑んでいるのを見られてよかったし、彼も充実した日々を過ごしていたようです。きっと、またインディに戻ってくると思いますよ」

    そして、ウィナーとなった佐藤琢磨の人生は一転する。

    「本当に信じられませんでした。インディ500で勝つって、こんなにすごいことだったのですね。ウィナーズ・サークルに立ってからは、もうノンストップでした。最初に記者会見をして、メディア向けのインタビューをしましたが、国際的なメディアが10社、さらに衛星放送のテレビ局などが列をなしていました。フィニッシュした直後で、レーシングスーツも濡れたままだったのに、3時間もそれが続いたのです。それからチームのディナーに顔を出して、ベッドに入ったのが午前3時頃。4時間ほど寝て翌朝を迎えたとき、昨日のことが夢だったのか現実だったのか確信が持てなくなりましたが、マネージャーが電話をかけてきてこう言いました。『いますぐ準備をするんだ。あと10分でテレビの生中継でインタビューだ』 ああ、夢じゃなかったんだ! それから恒例のウィナー撮影会があって、インタビューを受けて、インディ500バンケットに出席して、プライベートジェットに乗り込んでニューヨークに着いたのが火曜日の午前2時30分でした。イベントはさらに続きます。メディアの取材が11時間続いて、100媒体を招いたパーティが午後9時に始まって、そのまま飛行機に乗ってテキサスに向かい、水曜日にも様々なイベントに参加しました」

    週末にはデトロイトでのダブルヘッダーレースも控えていたが、佐藤琢磨は木曜日になっても数多くのインタビューを受けていた。

    インディカ500優勝の快挙は、佐藤琢磨の母国にとっても大きな意味を持っていた。2011年に東日本大震災が発生して以来、彼が慈善活動の“With you Japan”を意欲的に進めてきた。

    「僕が優勝したことは日本にとっても大きなニュースで、各メディアを賑わせているようです。これは本当に嬉しい成績ですし、自分の国のことを心から誇りに思います。僕が優勝したことはとても大きな意味を持っています。2011年に起きた東日本大震災の影響で、いまも20万人を越す被災者が仮設住宅などでの生活を余儀なくされています。このニュースで、そうした多くの人々が励まされ、勇気づけられることを願っています。おそらくテキサスの後で帰国すると思いますが、そこで様々なメディアから取材を受け、たくさんの人たちと会えることを楽しみにしています」

    テキサスでの戦いを終えた佐藤琢磨は12日(月)に帰国。13日(火)には記者会見、14日(水)にはウエルカムプラザ青山でファンイベントに参加する。

    関連:佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「人生を変えたインディ500」 (前編)

  • 佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「人生を変えたインディ500」 (前編)

    佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「人生を変えたインディ500」 (前編)

    佐藤琢磨が、インディ500の2週間の出来事を公式サイトで振り返った。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。

    そして、インディ500を制した瞬間、佐藤琢磨の人生は一転したといっていい。

    アメリカでは、インディ500は米国4大スポーツと同じくらい人気があり、インディ500での優勝したドライバーは、その日から全米、全世界に名前が知れ渡る。

    「本当に驚きです。信じられませんでした!」 と佐藤琢磨はコメント。

    「僕の人生のなかでも本当に大きな意味を持つ瞬間でした。人生を変えたといってもいいでしょう。この48時間、夜は3時間か3時間半くらいしか寝ていません。おそらく50媒体くらいのインタビューをこなしたはずです」

    2週間にわたって進行するインディ500。佐藤琢磨は初日から好調なスタートを切る。

    「アンドレッティ・オートスポーツのパフォーマンスは本当に印象的でした。彼らがスーパースピードウェイのために用意した基本セットアップはとても感触がよく、コースを走り出した当初から驚くほどバランスは良好でした」

    「エンジニアのギャレット・マザーシードは、プラクティス初日に昨年のセットアップを使うことを提案してくれました。そうすれば、これをベースにコースコンディション、温度、空気密度などにあわせて調整できるというのです。それは素晴らしいもので、結果的にわずかな調整しか必要ありませんでした」

    「そして走行初日の午後4時に最初のグループランを始めました。アンドレッティ・オートスポーツのドライバー総出でトラフィックのシミュレーションを行うのです。僕にとってこれは初めての経験だったので、とても興味深いと思いました。コースを走ったのは4人 ― 僕、ライアン・ハンターレイ、マルコ・アンドレッティ、アレキサンダー・ロッシ ─ でした。というのも、ジャック・ハーヴェイはマシンに細かな問題があり、フェルナンド・アロンソは少し異なるプログラムをこなしていたからです」

    「僕たちは毎日グループランを行いました。全員がタイアや燃料の量をあわせてから走り出します。このため、トラフィックが作りだす乱気流の中でマシンの強みと弱みが浮き彫りになり、この結果を踏まえてさらに速くするための努力を行います。とても洗練された手法で、僕が過去に経験したものとは大きく異なります。これまではいつも決まって、初日はシェイクダウン、2日目はエアロマップを作るために車高とウィング角の関係をチェック、3日目はトラフィック内の走行を試しますが、前を走るマシンのタイアやウィング角がわからないので、そのときのデータが正しいという保証はどこにもありません」

    「僕たちは毎日午後2時と5時に、それまで自分がどんな作業をやっていても中断し、グループランに臨みました。僕たちにとっては、これがもっとも大切な準備となりました。トラフィックのなかでクルマがどんな動きをするかは極めて重要ですが、インディ500で試したことはこれまでありませんでした」

    土曜日予選1日目は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに雷雨が直撃。だが、その後天候は回復し、結果的に全ドライバーがタイムアタックを行うことができた。出走順はクジ引きで決定。上位陣のグリッドは翌日のファスト9で決定する。ここで後半の走行となった佐藤琢磨は2番手となる。

    「とてもハッピーでした。コースは急激に乾いていったので、僕たち全員がアタックできました。セッション終盤に走行したことも、僕にはラッキーでした。通常、セッション後半は温度が上がってアタックするには好ましくない状況となりますが、グリーンなコースでは後半のほうがコンディションはよくなります。また、チームメイトのあとで走行したことも僕にとってはメリットで、マシンは本当に最高の状態でした」

    そして、翌日のファスト9で佐藤琢磨は4番グリッドを獲得する。

    「インディ500では過去最高のアタックでした。真剣なチャレンジでファスト9にアタックできたのは、これが初めてです。それはとても濃密な時間であると同時に、少し恐くもありました。すでにダウンフォースはとても小さく、セットアップは極めてアグレッシブなものでした。最初のラップは232mph(約371.2km/h)を越えるとても速いもので、2ラップめには早くもタイアのデグラデーションが始まっており、僕はコース幅を目一杯使いました。そこで、3ラップ目ではアペックスをコーナーの奥にとりましたが、それでもターン2の出口では壁に接触しそうでした。ここは横風が強く、したがって自然と強いアンダーステアになります。コーナーに進入するたびに、僕はウェイトジャッカーとアンチロールバーを調整しました。おかげでとてもチャレンジングでした。4ラップ目にはリアタイアもデグラデーションを起こし始め、狙ったラインをトレースできずにウォールに触れてしまいます。けれども、スロットルペダルから右足を離すことなく、結果的に4番手のタイムをマークできました。フロントロウに並べればさらによかったでしょうが、2列目でも僕はハッピーでした」

    予選が終わると決勝用のセッティングをさらにチューンナップすることになる。

    「マシンは本当に強力でした。まだ少しテスト・アイテムが残っている状態でしたが、インディ500の決勝前にこれほどマシンに自信を抱いたのは今回が初めてでした」

    そして、最終プラクティスとなる金曜日のカーブ・デイでも佐藤琢磨は2番手タイムをマークする。

    「このタイムについてはちょっと説明が必要です。もしもダウンフォースが少ない状態でトウ(スリップストリーム)が使えればいい記録を出せますが、今回の僕がまさにこれでした。実際のところ、トウを使わないタイムでは7番手か8番手だったと思いますが、それでも僕は満足していました」

    迎えた決勝。佐藤琢磨はあまり無理をせず、トップ争いに留まることを当面の目標とした。

    「スタートは想定の範囲内で、何台かがとてもアグレッシブにターン1へと進入していきました。でも、僕はまったくリスクを犯さずに通過しました。スタート直後は6番手か7番手くらいだったと思います。僕はこんな風に戦いました。なにしろ長いレースですし、本当に大切なのは最後の50ラップに向けてマシンをチューニングしていくことです。最初の150ラップはセットアップを行い、常にマージンを保ち、マシンをいいコンディションに保つことにあります」

    トップグループのオーダーはフェルナンド・アロンソ、アレキサンダー・ロッシ、佐藤琢磨、エド・カーペンター、ライアン・ハンターレイの順で、実にアンドレッティのドライバーがトップ、2番手、3番手、5番手を占めていた。

    「まるで僕たちがプラクティスでやっていたグループランのようでした!」

    そして、53周目。クラッシュしたジェイ・ハワードにスコット・ディクソンが接触してマシンが宙を舞うアクシデントが発生。クラッシュしたマシンを排除するために赤旗が提示される。

    この作業が行われている間、3番手につけていた佐藤琢磨は・・・(後編に続く)

    関連:佐藤琢磨、ついに掴み獲った“頂点” 「40歳になっても夢はかなう」 (後編)

  • 【インディカー】 ホンダ:第9戦 テキサス 決勝レポート…佐藤琢磨は10位

    【インディカー】 ホンダ:第9戦 テキサス 決勝レポート…佐藤琢磨は10位

    インディカー・シリーズ第9戦がテキサス州フォートワース郊外のテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。土曜日の夜に行われた600マイルの決勝レースでは、アクシデントが多発したが、トニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)とグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が、それぞれ2位と4位でゴールした。

    金曜に行われた予選では、ホンダ勢のドライバーたちが圧倒的なパフォーマンスをみせ、ポールポジションから8位までを独占した。

    しかし、248周で争われた決勝レースではアクシデントが続けて起こり、13台エントリーしていたホンダ勢のマシンにうち、8台がリタイアを喫し、1台はダメージを受けた。幸いなことに、アクシデントに遭遇したドライバーに負傷はなかった。

    アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は、序盤にトップグループを走りましたが、37周目にリタイアとなった。Chip Ganassi Racingのスコット・ディクソンとカナーンという、2人のベテランドライバーと3番手のポジションを争っていたロッシは、2台に挟まれるかたちとなってホイール同士が接触し、バランスを崩してターン3の壁にぶつかってしまった。

    最も大きなアクシデントが起こったのは、152周目だった。6台がその場でリタイアすることとなり、そのうちの5台はホンダ勢のマシンでした。バックストレッチを3台が並んで走っている状況で、イン側にポジションを取っていたカナーンが、真ん中を走っていたジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)に接触。すると、ヒンチクリフがさらに外側を走っていたミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)にぶつかり、連鎖反応が集団の中で巻き起こった。

    このアクシデントでヒンチクリフ、アレシン、序盤に15周をリードしたトリスタン・ボーティエ(Dale Coyne Racing)、エド・ジョーンズ(Dale Coyne Racing)、そしてライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)がリタイアに追い込まれた。そして、このアクシデントを引き起こしたとして、カナーンにはピットでの20秒の停止という大きなペナルティーが科せられた。

    レースがラスト20周に入ると、優勝争いにディクソンと佐藤琢磨(Andretti Autosport)が加わるであろうことが明らかになった。戦う相手はTeam Penskeのシモン・パジェノーとウィル・パワー。そんな中、佐藤琢磨は244周目にマシン左側を芝生に落としスピン。そしてディクソンのマシンにヒットし、2台そろって壁に衝突してしまった。佐藤琢磨はその少し前にピットロードでほかのマシンに衝突され、フロントウイングを破損していた。そして、修理に時間がかかって周回遅れに陥りながらも、粘り強く走り続けて、終盤に入ってからリードラップに復帰した。優勝に向けて果敢なアタックを続けたにもかかわらず、ゴールまであと少しのところでクラッシュしてしまい、悔しい結果となった。

    マックス・チルトン(Chip Ganassi Racing)も多重アクシデントで被害を受けた一人だった。彼はレース終盤に6番手でしたが、アクシデントにより8位でゴールすることとなった。

    最終的に、ウィル・パワーはペースカーの後方を走りながらチェッカー。トニー・カナーンはペナルティーを跳ね返してリードラップに戻っただけでなく、2位でのゴールを果たした。レイホールも終盤に優勝争いに参加し、4位でゴールした。

    スコット・ディクソンはリタイアしたが9位となり、総合ポイントは326点と、ポイントリーダーの座を守っている。インディ500ウイナーの佐藤琢磨は総合獲得ポイント312点で同ランキング3位を保っている。

    トニー・カナーン (2位)

    「たいへんなレースでした。1ラップ目からゴールまで戦いは緊迫したままでした。 ジェームズ・ヒンチクリフに接触し、アクシデントを起こさせてしまったことは謝らねばなりません。少し高いラインまで行きすぎました。私たちは、そのミスの代償を払いましたが、2位でゴールすることができました。私とともに、あきらめずに戦ってくれたチームのクルーたちに感謝します。激しいレースでした。いろいろなことが起きていて、フィニッシュするにはいろいろなことを避けねばなりませんでした。レースが終わってホッとしています」

    グレアム・レイホール (4位)

    「クレイジーな夜でした。多くのドライバーたちがリスクのある走りをしていました。自分たちのマシンが無事だったのはうれしいですね。我々のマシンは最速のものではありませんでした。しかし、クルーたちが奮闘し、得られた結果には満足しています。勝ちたかったし、勝てるマシンになっていたとも思います。しかし、今晩のレースでは順位を保つのに苦労していました。アクシデントに最後まで巻き込まれなかったのは幸運です。最後のピットストップでエンジンをストールさせてしまった自分にガッカリしています。しかし、そのおかげでアクシデントに遭わなかったとも言えます。次のレース、ロードアメリカでの戦いを楽しみにします。私たちのチームはいい戦いを見せられると思います。3戦連続トップ5ですから、この次も内容のあるレースを戦い、いい結果を得たいですね」

    佐藤琢磨 (10位)

    「残念な結果です。レース後半、マシンはとてもよくなっていました。しかし、最後は不運な状況に陥ってしまったと思います。右前方に1台いて、僕はマシン左側を芝生に乗せ、ボトミングしたためにコントロールを失いました。グランドスタンド前のコース幅を使いきってしまったということです。今晩のレースでは、どのマシンもポジション争いで動き続けていました。エキサイティングなレースになっていただけに、あのようなかたちで幕を閉じることになったのはとても残念です」

    関連:【動画】 インディカー 第9戦 テキサス 決勝ハイライト

  • 佐藤琢磨、残り5周で惜しくもリタイア / インディカー 第9戦

    佐藤琢磨、残り5周で惜しくもリタイア / インディカー 第9戦

    佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 テキサスの決勝で優勝争いを繰り広げながらも残り5周で惜しくもリタイアとなった。

    テキサス・モーター・スピードウェイで行われたレインガード600は予想どおり“ワイルド”なレースとなった。なにしろ出走22台中、フィニッシュしたのはわずか9台で、そのときリードラップを走行していたのは6台に過ぎなかった。

    248ラップのレース中、何度も上位争いを演じた佐藤琢磨は、残り5周となったところでスコット・ディクソンとターン1で接触し、リタイアに終わった。このとき佐藤琢磨はトップ3争いを演じていた。

    5週間連続で公式プログラムをこなしてきたインディカー・シリーズもテキサスを終えると短い休息に入る。第10戦エルクハートレークは現地時間の6月25日に決勝レースが行われる。

    佐藤琢磨
    「残念な結果でした。レース後半、マシーンはとてもいい状態でした。不運な状況だったと思います。右前方に1台のマシーンがいて、僕は前後輪がグリーンに乗ってボトミングしたため、そこからどこに行くこともできませんでした。コース幅を使い尽くしてしまったのです。すべてのマシーンがポジション争いをして動き続けていました。エキサイティングなレースだったことは間違いないので、あのような形で幕を閉じたことは残念です」
    (アンドレッティ・オートスポーツのプレスリリースより)

    関連:【動画】 インディカー 第9戦 テキサス 決勝ハイライト

  • 【インディカー】 クラッシュの佐藤琢磨 「どうしようもできなかった」

    【インディカー】 クラッシュの佐藤琢磨 「どうしようもできなかった」

    佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 デトロイトの決勝で、終了間際までトップを争うもクラッシュ。10位でレースを終えた。

    8番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、序盤は苦しい展開。さらにピットストップでアクシデントに巻き込まれ、ノーズ交換を強いられて周回遅れに。だが、その後はアクシデントを避け、上位争いに復帰する。

    数回のイエローコーションを経て、残り20周でのリスタート時点ではトップ5圏内で一時はトップを争う展開。しかし、残り5周のところでイン側の芝生に乗ってスピン。最後はウォールにクラッシュしてレースを終えた。

    「トップ争いに加わっていたので、残り数周というところで・・・でも、行く手を阻まれちゃって、どうしようもできなかったですね。横にもクルマがいて、グリーンに落ちてしまったので。グリーンに落ちて、クルマがボトムアウトして、一気にコントロールを失ってしまったんですけど・・・非常に残念でしたね」

    「チームのなかでもダウンフォースかなり削っていた方だったので、序盤は苦しかったですし、ピットストップでアクシデントに巻き込まれてしまってからは、しばらく同一ラップに戻るまで時間がかかってしまったんですけど、その後はアクシデントを潜り抜けて、非常に展開としてはいい方向だったのですし、最後はトップ争いに加われたので、非常にいい感じには来ていたんですけど・・・残念です」

    今回のレースを終えて、チャンピオン争いでトップとのポイント差は14ポイントとわずかに広がったものの、ランキング3位をキープしている。

    佐藤琢磨は、この後、日本へと飛び、12日(月)に到着。13日には記者会見、14日にはウエルカムプラザ青山でファンイベントに参加する。

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  • 【インディカー】 第9戦 結果:パワーが優勝、佐藤琢磨はクラッシュも10位

    【インディカー】 第9戦 結果:パワーが優勝、佐藤琢磨はクラッシュも10位

    インディカー 第9戦 テキサスの決勝が10日(土)にテキサス・モーター・スピードウェイで行われ、ウィル・パワーが優勝。佐藤琢磨は残り5周でクラッシュするも10位となった。

    2017年のインディカー・シリーズは早くも折り返し地点。テキサスのレースは、日没後にスタートするトワイライトレースとして開催。クラッシュ多発で13台がリタイアする波乱のレースとなった。

    優勝はウィル・パワー(ペンスキー)。パワーは今季2勝目。2位には多重クラッシュのきっかけとなったトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)、3位にはシモン・パジェノー(ペンスキー)が続いた。

    8番グリッドからスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は序盤は順位をいくつか上げたものの、そこからは徐々に順位を落としていく展開。一時は15番手まで後退した。

    37周目にアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)がクラッシュし、1回目のイエローコーション。その間に全車ピットイン。そこで佐藤琢磨は事故に巻き込まれる。ピットアウト直後、ピットレーンでスピンしたジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)に当てられたエリオ・カストロネベス(ペンスキー)に道を塞がれるカタチで衝突。走行は続けられたものの、フロントウィングの交換に時間がかかり、周回遅れとなる。

    92周目にエリオ・カストロネベスがクラッシュして2度目のイエローコーション、最下位直後にはエド・カーペンターがスピンして3度目のイエローコーションとなる。その間に佐藤琢磨はステイアウトしてラップを取り戻した。

    そして、153周目に多重クラッシュが発生して一時赤旗中断。この事故を避けた佐藤琢磨は7番手にポジションアップする。再開後は全車強制ピットストップなりタイヤを交換。また、この事故のきっかけとなったトニー・カナーンには20秒のストップペナルティが科せられた。

    その後、ファイアストンタイヤによる強制ピットストップ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)のクラッシュによりイエローコーション。

    最後は残り20周のスプリント。佐藤琢磨はトップ5内で抜きつ抜かれつのレースを展開。だが、トップを狙っていた残り5周。イン側の芝生にはみ出した佐藤琢磨はスピンしてスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)を巻き込んでクラッシュ。レースはイエローのまま終了。佐藤琢磨は10位扱いとなった。

    2017 インディカー 第9戦 テキサス 決勝 結果

      No Driver Team   Comment
    1 12 ウィル・パワー Team Penske C  
    2 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H  
    3 1 シモン・パジェノー Team Penske C  
    4 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H  
    5 88 ギャビー・チャベス Harding Racing H  
    6 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H  
    7 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C  
    8 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H  
    9 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H Contact
    10 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H Contact
    11 20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing C Contact
    12 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C  
    13 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C Contact
    14 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H Contact
    15 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H Contact
    16 18 トリスタン・ボーティエ Dale Coyne Racing H Contact
    17 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H Contact
    18 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C Contact
    19 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H Contact
    20 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C Contact
    21 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H Comment
    22 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H Contact

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  • 佐藤琢磨 「マシンにはとても満足している」 / インディカー

    佐藤琢磨 「マシンにはとても満足している」 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 テキサスの予選を8番手で終えた。

    テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われたインディカー・シリーズ第9戦テキサスの予選において、佐藤琢磨は221.458mph(約354.3km/h)をマーク。明日の決勝レースに8番グリッドから挑むことが決まった。

    佐藤琢磨
    「予選アタック最初のラップでは、ターン2の出口で本来あるべきラインよりもやや上側(アウト側)を走行してしまいました。けれども、No.26のマシンは今回も傑出したスピードを示し、素晴らしい勢いを保っています。このことに僕はとても満足しています」

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  • 【インディカー】 第9戦 予選:キンボールが初ポール、佐藤琢磨は8番手

    【インディカー】 第9戦 予選:キンボールが初ポール、佐藤琢磨は8番手

    インディカー 第9戦 テキサスの予選が9日(金)にテキサス・モーター・スピードウェイで行われ、チャーリー・キンボールがキャリア初となるポールポジションを獲得。佐藤琢磨は8番手だった。

    先週のデトロイトでのダブルヘッダーに続き、今週末はテキサスでのオーバルレースと、インディ500から3連戦と過密スケジュールのインディカー・シリーズ。

    テキサス・モーター・スピードウェイは全長1.455マイルの高速オーバル。この冬に改修され、路面の再舗装、およびターン1とターン2のバンク角が24度から20度に変更されている。

    オーバルトラックでの予選は、各車が2周を連続して走行し、その平均速度をもとにグリッドを決定する。

    ポールポジションを獲得したのはチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)。平均速度222.556mphをマークしてキャリア初のポールポジションを獲得。2番手にはチームメイトのスコット・ディクソン、3番手にはアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は7番目にアタックを行い221.458mphをマーク。最終的な予選順位は8番手だった。ホンダ勢がトップ8を独占する速さを見せた。

    2017 インディカー 第9戦 テキサス 予選 結果

      No Driver Team   Speed
    1 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H 222.556
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 222.516
    3 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 222.442
    4 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H 222.007
    5 18 トリスタン・ボーティエ Dale Coyne Racing H 221.810
    6 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H 221.654
    7 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H 221.489
    8 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H 221.458
    9 12 ウィル・パワー Team Penske C 221.277
    10 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C 221.200
    11 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 220.954
    12 1 シモン・パジェノー Team Penske C 220.845
    13 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 220.707
    14 20 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 220.487
    15 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 220.318
    16 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 220.004
    17 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 219.247
    18 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C 218.960
    19 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H 217.315
    20 88 ギャビー・チャベス Rahal Letterman Lanigan Racing H 215.562
    21 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C 215.521
    22 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C