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  • インディカー | 第3戦アラバマ 結果:佐藤琢磨がポール・トゥ・ウィン!

    インディカー | 第3戦アラバマ 結果:佐藤琢磨がポール・トゥ・ウィン!

    2019年のインディカー・シリーズ 第3戦 アラバマの決勝が4月7日(日)に行われ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が日本人初のポール・トゥ・ウィンで通算4勝目を挙げた。

    ポールポジションの佐藤琢磨は、好スタートを決めてレースをリード。18周目に2番手以下に2秒以上の差をつけてピットイン。しかし、左リアタイヤの交換に時間がかかり、7番手でコースに復帰する。

    翌周には2番手のグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)と3番手のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がピットイン。しかし、グラハム・レイホールはピットでトラブルが発生し、大きくタイムロス。一方、スコット・ディクソンは素晴らしいピット作業を行ったが、佐藤琢磨の後ろでコースに復帰。琢磨はピットでのタイムロスを帳消しにした形だ。

    前のクルマのピットインで29周目にトップに復帰。2番手以下に4秒差をつけて好パフォーマンスを復帰していく。

    38周目、2番手のスコット・ディクソンに6秒以上の差をつけてピットイン。今回は素早いピットストップとなり、4番手でコースに復帰する。41周目に前のクルマがピットに入って再びトップに戻った佐藤琢磨は、スコット・ディクソンに8秒以上の差をつけている。

    57周目、グラハム・レイホールがコース上でストップし、マックス・チルトンがクラッシュ。フルコースコーションを予測して多くのクルマがピットイン。佐藤琢磨もピットインしてトップを維持する。だが、築いてきたリードを失う。

    レースは66周目(残り24周)でリスタート。佐藤琢磨はスタートを決めてトップを維持。一方、2番手のスコット・ディクソンはバックマーカーを抜くことに苦労し、差は1秒以上に広がる。

    その後も素晴らしいパフォーマンスで後続とのギャップを2秒に広げた佐藤琢磨だが、残り5周でコースアウトを喫してスコットディクソンに1.5秒差っまで迫られる。それでもリードを守ってトップでチェッカー。今シーズン初、昨年の第16戦ポートランド以来となるインディカー通算4勝目を挙げた。日本人ドライバーとして初のポール・トゥ・ウィンを達成した。

    2位にはスコット・ディクソン、3位にはセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)が続き、ホンダ製エンジンが表彰台を独占した。

  • インディカー | 第3戦アラバマ 予選:佐藤琢磨がポールポジション獲得!

    インディカー | 第3戦アラバマ 予選:佐藤琢磨がポールポジション獲得!

    2019年のインディカー・シリーズ 第3戦 アラバマの予選が4月6日(土)に行われ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がポールポジションを獲得した。

    第3戦の舞台となるのはアメリカ南部のアラバマ州々都バーミンガムの郊外にあるアップダウンに富んだ全長2.3マイルのバーバー・モータースポーツ・パーク。

    ストリートコースとロードコース型サーキットでの予選は、3段階で構成される。出場全車を2グループに分けた第1ステージでは、それぞれ上位6人が次のステージに進出。両グループからの6人ずつ、合計12人で争われる予選第2ステージにおいても、タイムの速かった上位6人が予選のファイナルステージへと駒を進める権利を得る。

    ポールポジションを獲得したのは佐藤琢磨。グループ2での出走となった佐藤琢磨は第1ステージを5番手で通過。続く第2ステージを4番手で通過した佐藤琢磨は、最終ステージとなるFast6で1分08秒5934をマーク。今シーズン初、ロードコースで初、またレイホール・レターマン・ラニガル・レーシングでは初めてとなるインディカー通算8回目のポールポジションを獲得した。

    2番手にはチームメイトのグラハム・レイホールが続き、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがフロントローを独占した。

    2019年 インディカー 第3戦 アラバマ 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分08秒5934 Fast Six
    2 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分08秒6971 Fast Six
    3 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1分08秒8081 Fast Six
    4 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1分08秒8476 Fast Six
    5 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1分09秒0189 Fast Six
    6 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1分09秒6074 Fast Six
    7 12 ウィル・パワー Team Penske C 1分08秒8248 Top 12
    8 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1分08秒8866 Top 12
    9 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C 1分08秒9130 Top 12
    10 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H 1分09秒0213 Top 12
    11 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1分09秒0764 Top 12
    12 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H 1分09秒2967 Top 12
    13 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H 1分08秒8950 Group 1
    14 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1分08秒7943 Group 2
    15 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1分08秒9477 Group 1
    16 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1分08秒8700 Group 2
    17 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H 1分08秒9630 Group 1
    18 31 パトリシオ・オワード Carlin C 1分08秒9011 Group 2
    19 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1分09秒0327 Group 1
    20 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H 1分09秒9226 Group 2
    21 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C 1分09秒0441 Group 1
    22 59 マックス・チルトン Carlin C 1分09秒0566 Group 2
    23 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1分09秒4478 Group 1
    24 81 ベン・ヘンリー DragonSpeed C 1分10秒4165 Group 2
  • 鈴鹿サーキットレーシングスクールの入校式が開催

    鈴鹿サーキットレーシングスクールの入校式が開催

    3月27日(水)、鈴鹿サーキットにて、鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)の2019年度入校式が行われた。40名がライダーあるいはドライバーになる夢を叶えるべく、本格的にレースについて学ぶ。

    SRSは、“世界のトップクラスとして通用するライダー・ドライバーの育成”を目的として、92年に開校。国内外で活躍する数多くのライダー・ドライバーを輩出してきた。

    昨年11月の株式会社モビリティランドとホンダによる合同記者会見では、SRS卒業生の佐藤琢磨氏がSRS-Kart、SRS-FormulaのPrincipalに就任し、長年にわたりSRSで講師として若手ドライバーの教育にあたってきた中野信治氏がVice Principalを務めることが発表された。

    入校式では、SRS-MotoのPrincipalである岡田忠之氏は「今年の新入生はみんないいレベルです。講師の先生方がアドバイスをくれます。聞くことは簡単ですが、自分の走りを自分の力で分析する力をつけてもらいたい。考えてから講師に質問をしてほしい。そうすることで全日本や世界に行く壁を自分自身で超えてほしい。厳しい世界ではありますが、講師の先生と力を合わせてほしい」と生徒にエールを送った。

    佐藤琢磨からは「『自分はここで夢をつかむんだ』と97年の入校式で思ったことを思い出しますし、中嶋悟さんから声をかけていただいたことも覚えています。このスクールでは思いきりチャレンジしてほしい。世界で頂点を目指す人に我々は最高峰のサポートをしたい。自覚と意識を持って、いま自分が座っているシートが当たり前と思わないでほしいです。みんな才能があって選ばれた人であるのは間違いありませんが、悔しい思いをした人たちがいることを忘れずに、この時間を大切にしてほしい。両親、講師陣、メカニックに感謝をして、自分に負けないよう最高の走りをして、最高の人間になってください。成長をすごく楽しみにしています。1年間一緒にがんばっていきましょう!」と、自らの経験を交えながら式辞があった。

    なお、入校式に先駆けて、鈴鹿サーキットでは、SRS-Moto BasicとSRS-Kartの走行トレーニングを実施。参加した生徒は、講師からアドバイスを受けながら、走行技術を学んだ。

    27日には、19年度よりフランスモータースポーツ連盟による育成プログラム「FFSA Academy」との連携が決まったことも発表された。SRSからFFSA Academyへのカリキュラムの参加、FFSA AcademyからSRSのカリキュラムの参加など相互交流のほか、海外レース・海外コースを経験する機会を通じて生徒のレベルアップを目指す。

  • インディカー | ホンダ:第2戦オースティン 決勝レースレポート

    インディカー | ホンダ:第2戦オースティン 決勝レースレポート

    テキサス州の州都オースティンにある高速ロードコース、サーキット・オブ・ジ・アメリカスで初めて開催されたインディカー・レースで、ルーキーのコルトン・ハータ(Harding Steinbrenner Racing)がキャリア初優勝を飾った。

    曇り空の下でスタートが切られ、3番手へと一つ順位を上げたハータは、レースを通してそのスピードを維持してトップグループを走り続けた。終盤のフルコースコーション直前に行ったピットストップが功を奏し、トップに躍り出た。

    2台のマシンが接触し、1台がガードレールに強くヒットしてストップしたために出されたフルコースコーションは、その時点でトップと2番手を走っていたドライバーたちがまだ最後のピットストップを終えていなかったタイミングで出された。彼らが給油とタイヤ交換を行うためにピットに入ると、すでに作業を終えていたハータが先頭に躍り出た。トップを走っていたウィル・パワー(シボレー)はこのときのピットストップでメカニカルトラブルが発生し、リタイア。2番手、3番手だったアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)とスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)はピットイン後、14番手、15番手まで大きく順位を下げた。

    レース再開はゴールまで残り10周。ここでハータは、ルーキーながらプレッシャーなど感じていないかのような落ち着きぶりでダッシュ。1周でジョセフ・ニューガーデン(シボレー)とライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)という2人の元チャンピオンを2秒以上も突き放すと、その後もミスをすることなくリードを一時は4秒にまで広げるベテランのような走りをみせ、歓喜のチェッカーフラッグを受けた。サーキット・オブ・ジ・アメリカスに集まった大勢のファンは、新しいアメリカ人ウイナーの誕生に大歓声を送っていた。

    ハータは、インディカーで2勝を挙げたブライアン・ハータの息子。少年時代からレースキャリアを積んできた彼は、18歳でインディカー・シリーズでの初優勝を達成した。これまでの最年少ウイナーは、2008年のセント・ピーターズバーグで19歳3カ月と2日で勝利したグレアム・レイホールだったが、ハータ二世が18歳11カ月と25日で優勝し、新しいインディカー最年少ウイナーとなった。昨シーズンの最終戦ソノマが初レースだったハータは、デビュー3戦目にして早々と初優勝。第2戦終了時点のポイントスタンディングでも2番手につけた。

    そして、今回の勝利はHarding Steinbrenner Racingにとってもうれしい初勝利だっら。2017年にHarding Racingとして参戦を開始し、18年が初のフルシーズン出場。19年からはHarding Steinbrenner Racingに体制変更し、Hondaエンジンを使うようになった。18年シーズンにはHondaエンジンで走る5チームすべてが優勝を記録したが、19年はHondaファミリーに加わったばかりの新チームが開幕2戦目にして早くも優勝を飾った。

    3位でゴールしたのはハンターレイ。12年のインディカー・チャンピオンは2戦目にして今シーズン初の表彰台に上った。4位グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、5位セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)、6位マルコ・アンドレッティ(Andretti Herta with Marco & Curb-Agajanian)、7位佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)、9位アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)、10位はジャック・ハーヴェイ(Meyer Shank Racing with Arrow SPM)と、Hondaドライバー8人がトップ10でのフィニッシュを達成した。ロッシはゴールまで10周のリスタート時点では14番手。そこからの驚異的な走りをみせた。5つもポジションアップを果たした彼の走りも、ファンの目を惹きつけるものだった。

    佐藤琢磨は予選ではアタックラップが他車の出した赤旗により計測されず、14番グリッドからのスタートを切った。ハードタイヤで走り出すと1回目のピットストップを早めに行い、残り周回はソフトタイヤを連続投入する作戦を採用し、徐々にポジションを上げて行った。3回目のピットストップではエアジャッキの作動が悪く、時間をロスして順位を落としたが、その後に出されたフルコースコーションが有利に働き、ポジションのばん回に成功。ゴールまで10周のリスタート後にもオーバーテイクを成功させ、7位でゴールした。マシントラブルによるリタイアを喫した開幕戦の直後だけに、確実に走り切っての7位フィニッシュを佐藤とチームは喜んでいた。

    次戦はアラバマ州バーミンガムでのHondaグランプリ・オブ・アラバマ。サーキット・オブ・ジ・アメリカスと同じ常設ロードコースですが、コースの特徴は大きく異なる。緑の中を縫う、アップアンドダウンに富むサーキットの中で白熱したバトルが繰り広げられることとなるだろう。

    コルトン・ハータ(優勝)
    「私たちのチームの作戦がすばらしかったと思います。今日のレースでは、まさか自分たちが勝てるとは思ってもいませんでした。表彰台に上ること、3位でのゴールを目標にしていたんです。実際に、私たちにはそれを実現できるだけのスピードがあると、レースを戦っていて感じました。そして、私たちにとって完ぺきなタイミングでフルコースコーションが出されました。驚きました。最後のリスタートからのバトルで体力を使いきりました。リスタート後の私たちにはスピードがありました。今日はレースの序盤から、私たちは走り始めが早く、周回を重ねてからペースダウンする戦いになっていました。だからリスタートからゴールまでが短いのは私たち向きで、速さを見せることができたのだと思います。最高の1日になりました」

    佐藤琢磨(7位)
    「昨日のプラクティスと予選でマシンをよくできたので、そこから細かい部分にさらに変更を加えて決勝に臨みました。空力をトリムしたセッティングが正解ではなく、今回の自分たちはロードコースでマシンの力を最大限引き出すことができていたとは言えません。チームメートのグレアム・レイホールは4位ですし、私たちはジャッキのトラブルがありましたが、フルコースコーションを味方につけて7位でゴールすることができました。チーム全体にとって、サーキット・オブ・ジ・アメリカスでのレースはよいものになったと感じています。今回のデータと経験は次のシリーズ第3戦が行われるバーバー・モータースポーツ・パークでも活かすことが可能なはずですから、よりよい戦いぶりを見せられるようにしたいと思います」

  • 佐藤琢磨、7位入賞も「1~2箇所、惜しいところがあった」

    佐藤琢磨、7位入賞も「1~2箇所、惜しいところがあった」

    佐藤琢磨は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたインディカー・シリーズ 第2戦 インディカー・クラシックの決勝レースを7位で終えた。

    前日の予選では赤旗によってレッドタイヤでタイムを出せずに14番グリッドからスタートすることになった佐藤琢磨は、上位勢とはブラックタイヤでスタートして順位の挽回を目指した。

    レースはイエローが出ないまま終盤を迎えたが、そこで出てイエローが大きなドラマを生んで順位が大きく入れ替わり、佐藤琢磨は7位でレースをフィニッシュした。

    「1~2箇所、惜しいところがありましたけどね」と佐藤琢磨は振り返る。

    「特にディクソンとやり合っているときにジャック・ハーベイが物凄いスローダウンしてて、ちょうどサンドイッチになって、そこでまたピンボールみたいになってしまい、ディクソンに先に行かれてしまって。あれがなければの話ですけど、4位のポジションにいたと思うので、ちょっと残念です」

    「でも、そのあとエアジャッキの故障があって、ピットストップですごいロスしてしまったで、結果的には7位に戻ってこれたのはラッキーだったと思います」

    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、グラハム・レイホールが4位でフィニッシュするなど、チームとしては良い結果だったと言える。

    しかし、「苦しい中では結果的にはよかったと思うんですけど、ちゃんとしたペースをもう少し見つけないといけないかなと思いました」と佐藤琢磨はコメント。

    「毎回走るたびに僕らはいろんなことを学んでますし、特に今回のCOTAに関してはオープンテストで2日間走ったとはいえ、やっぱりチームはいろんなことを試して、クルマとしての完成度は残念ながらそんなに高くなったと思うんですね。そういう意味ではバーバーはもうちょっといい状態で走れると思うので、チーム一丸となってもう一度頑張ります」

    関連:インディカー | COTA 結果:コルトン・ヘルタが最年少V、佐藤琢磨7位

  • インディカー | COTA 結果:コルトン・ハータが最年少V、佐藤琢磨7位

    インディカー | COTA 結果:コルトン・ハータが最年少V、佐藤琢磨7位

    2019年のインディカー・シリーズ 第2戦“インディカー・クラシック”の決勝レースが3月25日(月)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われ、18歳のコルトン・ハータ(ハーディング・レーシング)が最年少優勝を果たした。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は7位入賞を果たした。

    F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで初開催となるインディカー。60周のレースは終盤のイエローコーションが大きな波乱を起こした。

    レースはポールポジションからスタートしたウィル・パワー(ペンスキー)がスタートからリードする展開。アレクサンダー・ロッソ(アンドレッティ・オートスポーツ)とコルトン・ハータがそれを追いかけた。

    43周目にコルトン・ハータはピットイン。その後、フェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)がターン19で接触してストップしてセーフティカーが導入。上位を争っていたドライバーたちは最後のピットインをここで余儀なくされ、優勝争いが脱落する。ウィル・パワーはピットイン時にマシントラブルが発生してリタイアとなる。

    50周目にレースは再開。コルトン・ハータがリードを広げてトップでチェッカー。グラハム・レイホールが待つ19歳(3ヵ月2日)の最年少優勝記録を更新する18歳(11ヵ月25日)で初優勝を果たした。

    2位にはジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)、3位にはライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。

    14番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、上位勢とは異なるブラックタイヤでのスタートを選択。早めのピットインから粘りのレースを展開して7位入賞を果たした。

    2019年 インディカー 第2戦 COTA 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 88 コルトン・ハータ Harding Racing H
    2 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    4 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    5 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    6 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H
    7 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    8 31 パトリシオ・オワード Carlin C
    9 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    10 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H
    11 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    12 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    13 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    14 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C
    15 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H
    16 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    17 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    18 32 カイル・カイザー Juncos Racing C
    19 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    20 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    21 59 マックス・チルトン Carlin C
    22 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    23 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H
    24 12 ウィル・パワー Team Penske C
  • インディカー | COTA 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は14番手

    インディカー | COTA 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は14番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第2戦の予選が3月23日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われ、ウィル・パワー(ペンスキー)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Q1で敗退を喫して14番手で予選を終えた。

    F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで初開催となるインディカー。予選は2つのグループに分けられ、最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。

    ポールポジションを獲得したのはペンスキーのウィル・パワー。1分46秒0177をマークして、開幕戦に続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。

    2番手はアレクサンダー・ロッシ、3番手にはライアン・ハンターレイとアンドレッティ・オートスポーツが続き、6番手までホンダのエンジン勢が占めた。

    佐藤琢磨は、予選セグメント1のグループ2で出走。レッドタイヤに履き替えてアタック中に前を走っていたトニー・カナーン(A.J.フォイト)がスピン。レッドフラッグが提示されてタイムが無効となる不運に見舞われ、グループを突破できず14番手からスタートすることになった。

    2019年 インディカー 第2戦 COTA 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 12 ウィル・パワー Team Penske C 1分46秒0177 Fast Six
    2 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1分46秒1761 Fast Six
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1分46秒3228 Fast Six
    4 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C 1分46秒3594 Fast Six
    5 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H 1分46秒5680 Fast Six
    6 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1分46秒9375 Fast Six
    7 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1分46秒3438 Top 12
    8 31 パトリシオ・オワード Carlin C 1分46秒3807 Top 12
    9 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1分46秒5421 Top 12
    10 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分46秒9676 Top 12
    11 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H 1分47秒3956 Top 12
    12 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1分48秒0634 Top 12
    13 59 マックス・チルトン Carlin C 1分46秒8253 Group 1
    14 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分47秒7109 Group 2
    15 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1分46秒8670 Group 1
    16 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H 1分48秒4259 Group 2
    17 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1分47秒0702 Group 1
    18 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C 1分48秒4523 Group 2
    19 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1分48秒4895 Group 1
    20 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H 1分48秒6521 Group 2
    21 81 カイル・カイザー Juncos Racing C 1分48秒6343 Group 1
    22 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1分48秒9030 Group 2
    23 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H 1分49秒1795 Group 1
    24 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1分50秒0743 Group 2
  • 佐藤琢磨 「インディカーはマシン設計に関する根本的な改正が必要」

    佐藤琢磨 「インディカーはマシン設計に関する根本的な改正が必要」

    佐藤琢磨がインディカー・シリーズで迎えた記念すべき10年目のシーズンは、開幕戦でリタイヤするという残念な滑り出しとなった。セントピーターズバーグの市街地コースで全ドライバーが最後のピットストップを終えたとき、佐藤琢磨は8番手につけていただけに、悔しさもひとしおだったといえる。

    もっとも、8番手まで追い上げられたのは佐藤琢磨が見事な手腕を発揮したからだ。

    予選で不運なペナルティを科せられた佐藤琢磨は20番グリッドからライバルたちを掻き分けてここまで挽回した。もしも不運がなければ、昨年に続いて在籍することになったレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング・チーム(RLLR)は佐藤琢磨とグレアムがふたり揃って上位に進出する大活躍を示していたことだろう。

    佐藤琢磨にとって、RLLRに残留して参戦態勢の維持を図ったのは好ましいことだったが、2018年9月に最終戦を終えて以降の歩みは決して楽なものではなかった。

    「嬉しいことではあるんですが、オフシーズンも予定が詰まっていて忙しい冬でした」と佐藤琢磨は語る。

    「冬の間を通して進歩を果たしてきました。もちろん、それはどのチームにとっても同じことでしょう。けれども、僕たちはたくさんの解析を行い、2018年にウィークポイントと思われた点の強化を図りました。これはとてもいいことだと思います」

    「ほとんどすべての分野に素晴らしい変更を実施しました。F1の経験もあり、インディア500では伝説的なエンジニアと呼ばれているアレン・マクドナルドを新たに迎え、グレアムが乗る15号車を担当することになりました。30号車を担当する僕のエンジニアであるエディー・ジョーンズも同じことです。アレンの加入は、僕たちの最大の弱点がスーパースピードウェイにあったことを考えれば、本当に重要なことだといえます」

    「僕たちは冬のテストでこれまでと大きく異なるセットアップ・フィロソフィーを見つけ出しましたが、これには期待しています。コンペティティブになるためのすべてがうまくいっているわけではありませんが、昨年の同じ時期に比べれば準備はずっと進んでいますし、レイホール・チームでの在籍2年目となる今シーズンはいろいろな意味でとても快適です」

    インディカーがフロリダの市街地を走り始めたのは金曜日のこと。その最初のセッションで佐藤琢磨は6番手となり、2回目のセッションでは12番手につけた。さらに土曜日の午前中に行なわれたセッションでは大きな進歩を見せ、30号車は3番手タイムをマークしていた。

    「開幕戦を行なううえでセントピーターズバーグは理想的な土地だと思います。ファンはとても熱狂的ですし、凍えそうなくらい寒い中西部からフロリダにやってこられたのです! 通常、最初のセッションではとてもたくさんのことを試しますが、冬の間の準備を通じて僕たちはたくさんの知識を得ていました。持ち込みの段階からマシンは好調で、したがって慌ててセットアップを大幅に変更する必要はありませんでした。全セッションを通じて、僕たちはどんどん進化していったといえます」

    「唯一心配だったのは柔らかいレッドタイヤを履いたときのパフォーマンスです。金曜日にはレギュレーションで許された1セットを試しましたが、ブラックよりも遅い状態でした。バランスに関する作業を行なわなければいけないのは明らかです。けれども、土曜日は3番手という好結果に終わったため、僕は大いに喜びました」

    悲しいことに、その成果を予選結果に結びつけることはできなかった。佐藤琢磨は自分の予選グループで5番手につけており、第2セグメントに進出するのは確実と思われていたが、ベストラップが抹消されたため、予選グループの10番手となり、20番グリッドから決勝レースに挑むことになった。

    「本当に残念でした」と佐藤琢磨は語る。

    「僕たちは通常のプログラムをこなしていました。ブラック・タイヤで行なったウォームアップは7番手か8番手だったので、レッド・タイヤでの走行にも自信を持っていました。走り出すと、金曜日の午後よりもずっと感触がいいことがわかりました。ただし、バランスに関しては僕の好みとはいえません」

    「レッド・タイヤはとても柔らかいため、アタックできるのはたったの1周か、うまくいって2周です。今回、2ラップ目では1ラップ目より少しだけハードに攻めました。実際、セクター1は1周目より少しだけ速くなっていました。続いてターン4でハードブレーキングを試みたところ、リアがロックアップしてヒヤッとしました。僕は「おっと、コーナーは曲がりきれるだろうけれど、リスクは冒したくない」と考え、エスケープロードに一旦入り、そこでUターンしてコースに戻ろうとしました。ところが残念なことに、僕と同じタイミングでタイムアタックをしているドライバーがいたのです。このためイエローが提示されました。そして僕は、イエローを出したことで他のドライバーのアタックを邪魔したとしてペナルティを科せられました。これはとても残念なことです。厳しいルールですが、スコット・ディクソンがコース上でスピンしたとき、彼の横を通過したドライバーはまだアウトラップだったため、ディクソンは誰のアタックも邪魔していないと判断されました」

    決勝日の朝に行われたウォームアップでは状況が改善された。RLLRのレイホールと佐藤琢磨がこのセッションで1−2のタイムを叩き出した。

    「この結果は嬉しいものでしたが、これにはちょっとした秘密があります。どのドライバーにもブラック・タイヤとレッド・タイヤを使うチャンスがあるほか、秒数は限られているもののプッシュ・トゥ・パスも使用できます(エンジンのマッピングチェックのため)。このふたつを速いラップタイムのときに同時に使うのです。グレアムと僕はこれをしました。あらかじめ予定していたわけではありませんが、結果的にこのような状況となりました」

    「自分たちのレースカーがとてもいいことには自信がありました。問題はレッド・タイヤのライフが極端に短いことで、最初の1ラップはとても速く、続く4周も安定したペースで走れるものの、その後は温度にもよりますが急激に性能が低下していきます。そしてこれはファイアストンがインディカーにレッド・タイヤを導入して初めてのことだと思いますが、全ドライバーがスタートでレッド・タイヤを選択したのです。このため、定石以外のレース戦略は事実上、選べなくなってしまいました!」

    「レースでは少なくとも3ストップが必要になるのは間違いなく、できるだけ早くレッド・タイヤからブラックに履き替えたくなるのも明らかでした。僕の手元には新品のレッド・タイヤが2セットあって、通常、これは好ましいことですが、今回は1セットしか使いたくなりません。そして誰もが同じように考えることが予想されました」

    抜群のスタートを決めた佐藤琢磨は最初の2ラップで20番手から16番手へとジャンプアップ。その後、10ラップ目に最初のピットストップが行なわれるまで、そのポジションを守りきった。コース上に立ち往生したライアン・ハンター-レイのマシンを排除するために最初のイエローが提示されると、通常とは異なる戦略を選ぶドライバーが現れたことで佐藤琢磨は14番手に浮上。リスタートではザック・ヴィーチを仕留めて13番手となった。ほどなくエド・ジョーンズとマテウス・ライストの接触をきっかけとして再びイエローが提示され、その直後に行なわれたリスタートで佐藤琢磨は9番手まで挽回。42周目に2回目のピットストップを行ない、これが一巡すると30号車はサイモン・パジェノーに続く8番手につけていた。シーズン開幕戦としては悪くない展開だった。

    「すべて順調に進んでいました」と佐藤琢磨は語る。

    「戦略でできることが限られていることは誰の目にも明らかでした。サイモンに続いて残り30周を迎えたところで、突然トラブルが発生しました。ターン10に向けてハードブレーキングをしながらダウンシフトを行なおうとしたところ、ギアが3速にスタックしてストップしなければいけなくなったのです。僕たちはギアボックスのコントロールユニットを交換しようとしましたが、結果は変わりませんでした。この時点では、油圧が上がらなかったので、電気系のケーブルかオイルラインにダメージを負ったのだろうと考えていました」

    「マシンをガレージに引き戻して詳しく調べると、冷却気採り入れ口のひとつがタイヤのマーブルと破片で完全にブロックされており、これが原因でオーバーヒートを起こしてシステムが停止したことが判明しました。物理的に壊れたところはどこにもなかったので、本当に残念でした。このエアインテークに関しては対処できることがなく、インディカーのマシン設計に関する根本的なレギュレーションの改正が必要だと考えられます」

    「その後のレースに波乱はなかったので、僕はサイモンに続く8位でフィニッシュできたはずです。けれども、自分たちがいいポジションにいることについてはポジティブに捉えていました」

    インディカー・シリーズの第2戦は、F1アメリカGPと同じ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカで開催される。佐藤琢磨がインディカーへの参戦を始めたのはサーキット・オブ・ジ・アメリカがF1カレンダーに組み込まれる以前のことだが、このコースもプリシーズン・テストのスケジュールに入っていたため、佐藤琢磨はすでにその味見を済ませている。

    「素晴らしいサーキットです」と佐藤琢磨は語る。

    「流れるような高速コーナーがいくつもあります。世界でもトップクラスの設備であることは間違いなく、ここでレースすることをいまから楽しみにしています。シーズンオフのテストはとても興味深いものでした。個人的には満足できませんでしたが、チームとしては多くのことを学びました。できればエキサイティングなレースを演じ、いい結果を残したいですね」

  • 佐藤琢磨 「いきなりダウンシフトできなくなって3速にスタックした」

    佐藤琢磨 「いきなりダウンシフトできなくなって3速にスタックした」

    佐藤琢磨は、2019年のインディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグの決勝レースをリタイアで終えた。

    予選でペナルティを科せられることになり20番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、10周目にブラックタイヤに交換する戦略をとって粘り強い走りでポジションをアップしていった。

    しかし、77周目のピットストップ後にギアボックスにトラブルが発生。ピットに戻ってレースをリタイアすることになった。

    「いきなりダウンシフトできなくなって、3速にスタックしてしまいました」と佐藤琢磨は説明。

    「ピットに戻ってきてギアボックスを制御するコンピュータのECUを変えたりとかいろいろやったんですが、全然プレッサーが上がったこなかったので、たぶん油圧なのか電気回線が切れちゃったのかどっちかの可能性ですね。本当に突然でしたね。ターン10のブレーキングでダウンシウトしたら、もう3速にスタックしてしまいました」

    「バジェノーの後ろでコルトンの前だったから、あのまま行ってればたぶん8位でフィニッシュだったと思うんですけど、厳しい展開でしたよね。みんなレッドタイヤからスタートするという今までのインディカーのストリートロードコースにはない初めてのことだったので、ストラテジジーはみんな一緒でしたし、上がっていくのは厳しかったですけど、その中でなんとかトップ10まで行けたので、このまま本当はゴールまで行きたかったです」

    「燃費は全然問題なかったです。ベストではなかったと思うんですけど、予選がペナルティで20番手になってしまったんですけど、そうでなかったとしてもトップ10に入って、トップ6は難しかったと思うんですよね。事前のプラクティスを見れば、本当にセカンドロー狙えるくらいの行けるかなという期待を持ってたんですけど、もう一度ちゃんと見直して次のレースにしっかり備えたいと思います」

    「本当はもうちょっとエキサイティングなレースを見せたかったんですけど、でも、開幕戦から去年とは違って本当にかなりにプラクティスから順調な走りを見せてるし、これからまだ長いシーズンなので、精一杯頑張っていきますから、また応援してください」

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    インディカー | 開幕戦 結果:ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨はリタイア

    2019年のインディカー・シリーズ 開幕戦セントピーターズバーグの決勝が3月10日(日)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が優勝。佐藤琢磨はギアボックストラブルによってリタイアでレースを終えた。

    2019年のインディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年もシーズン開幕戦の舞台はフロリダ州のリゾート地、セント・ピーターズバーグ。

    海辺の空港と市街地の道路を利用したコースは、広い滑走路を使った高速セクションと、次々とタイトターンを走り抜けるテクニカルなセクションで構成される。

    110周で争われた決勝はクリーンにオープニングラップを終了。上位勢に順位変動はなく、20番手からスタートした佐藤琢磨もひとつ順位をあげる。

    佐藤琢磨は16番手走行中の10周目に早くもピットイン。ブラックタイヤに交換して他のドライバーとは異なる戦略でポジションアップを目指す。

    レース前半を沸かせたのはインディカーデビューとなったフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)。14周目にトップのウィル・パワー(ペンスキー)がピットインするとリードラップを走行。

    ピットストップ後にライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)のマシントラブルでイエローコーションとなり、23周目にリスタートすると再びウィル・パワーをコース上でオーバーテイク。35周目にエド・ジョーンズ(エド・カーペンター)とマテウス・レイスト(A.J.フォイト)のクラッシュで再びイエローコーションとなったが、リスタート時に巧みなライン取りパワーを抑えて首位をキープする。

    しかし、2度目のピットインでタイムロス。ウィル・パワーに先行を許してしまう。

    そこでトップに立ったのがジョセフ・ニューガーデン。ウィル・パワーを抜いて2番手に浮上したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に約7秒のリードを築く。

    佐藤琢磨は8番手を走行していた77周目にピットイン。しかし、ギアボックスにトラブルが発生し、翌周にピットでマシンを留めてリタイアとなる。

    ジョセフ・ニューガーデンは3度目のピットインも順調に消化してトップをキープ。最後尾のマリオ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)を抜きあぐねている間にスコット・ディクションに迫られるも最終的にリードを守り、開幕戦をトップでチェッカーを受けた。

    2位にはスコット・ディクソン、3位にはポールポジションスタートのウィル・パワーが続き表彰台を獲得。レース前半を沸かせたフェリックス・ローゼンクヴィストは4位でチェッカーを受けた。

    2019年 インディカー 開幕戦 セントピーターズバーグ 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    3 12 ウィル・パワー Team Penske C
    4 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H
    5 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    6 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    7 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    8 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C
    9 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    10 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H
    11 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    12 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    13 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H
    14 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    15 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    16 59 マックス・チルトン Carlin C
    17 23 チャーリー・キンボール Carlin C
    18 81 ベン・ハンリー DragonSpeed C
    19 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    20 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H
    21 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    23 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    24 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H