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  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    2017 MotoGP 第12戦のイギリスGPがシルバーストン・サーキットで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2週間前のオーストリアに続いて、シルバーストンでもセンセーショナルなパフォーマンスで表彰台の頂点に立った。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、これで今季4勝目。獲得ポイントを183に伸ばし、再びチャンピオンシップのリーダーとなった。

    2列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、オープニングラップを6番手で通過。バレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレス(以上ヤマハ)、マルク・マルケス、カル・クラッチロー(以上ホンダ)らとバトルを展開しつつ、6周目に3番手にポジションを上げた。さらにふたりのスペイン人ライダーを攻略、ロッシに次ぐ2番手となった。残り3周時点でロッシを攻略、その後は猛追するビニャーレスを振り切って、トップでチェッカーを受けた。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソも、素晴らしいレースを見せた。フィニッシュ時点で、ドヴィツィオーゾとのタイム差は3.5秒にすぎなかった。レース当初はダニ・ペドロサ(ホンダ)やヨハン・ザルコ(ヤマハ)と争った後、このふたりに若干の水を開けて5位フィニッシュ。今日のリザルトにより、ロレンソはここまで90ポイントを獲得し、ランキング7位をキープしている。

    次戦サンマリノGPは、9月8~10日にミザノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04)1位

    「今日の勝利は本当に嬉しい。これまで4勝を上げてきたが、そのすべての内容が異なっている。つまり、僕らの強さが本物で、チャンピオンシップを狙えるということだ。ライバルが揃って好調だったので、今日はひと際タフなレースだった。今日のマルケスはアンラッキーだったが、僕らは完璧なレースをした。僕たちは最速ではなかったものの、自らのパフォーマンスをうまく解釈して、勝利に結びつけることができた。週末の仕事が素晴らしかっただけでなく、僕自身のレース戦略も良かったと思う。正しいタイミングで、正しいポジションにつけていた。今年はすべてのレースに違ったストーリーがある。タイヤが常にカギになっている。チーム戦略は適格に機能しているので、脇目を振らないで自分たちのやり方にこだわりたい」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 5位

    「今回はいつもよりも保守的にスタートを切った。序盤の動きが良くなかったのは、その辺に理由があった。週末と通じて良いリズムが見つからず、ずっと苦戦を強いられたものの、レースではうまくスロットルをコントロールして、タイヤを温存することができた。今日のリザルトで満足すべきだと思う。リアタイヤを良い状態に維持することができたが、それだけではトップグループにはついて行けなかった。だが、首位とは今季最小のギャップでフィニッシュできた。ミザノではもっとやれるだろう。アンドレアは巧みなレースをして、この手のレース・マネージメントではベストライダーであることを証明した。勝利がすべてを物語っている。アンドレアは4勝をマークして、タイトル争いをリードしている。チームとして、これほど嬉しいことはない」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)

    「ドゥカティコルセのスタッフ全員に祝福の意を表したい。彼らはこの数年というもの、本当に一生懸命仕事に取り組んできた。そしてようやく、その結果が現れてきた。アンドレアは、ひとつのミスもない素晴らしいレースを見せてくれた。ホルヘも難しいサーキットで着実にポイントを積み重ねた。アンドレアとのタイム差も3秒強でしかなかった。今後のレースが楽しみだ」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    Movistar Yamaha MotoGPにとって多くのドラマをもたらしたMotoGPイギリスGPは、最終的にダブル表彰台で幕を閉じた。マーベリック・ビニャーレスはタイヤを消耗した終盤、厳しい状況のなかでそれを完璧にコントロール。優勝争いを展開したあと2位でチェッカーを受けた。バレンティーノ・ロッシは終始、ハイペースをキープし、ほとんどの時間帯でレースをリードしていたが、終盤で先行を許して3位となった。

    マーベリック・ビニャーレスはグリッド4番手から好スタートを切り、その順位を守って第1コーナーへ。バレンティーノ・ロッシがトップに立ったのを見てすぐさまペースを上げ、C・クラッチロー(ホンダ)をパスして3番手へ浮上した。3ラップ目にはM・マルケス(ホンダ)に並んでいってこれをとらえ、すでに1秒以上のリードを築いていたバレンティーノ・ロッシを追いかけてゆく。

    限界ぎりぎりまで激しく攻めるマーベリック・ビニャーレス。毎ラップ、約コンマ5秒ずつ差を詰める勢いでついにはバレンティーノ・ロッシのテールに迫り、残り10ラップ、最初のアタックを試みようとしたところでA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が先に動いた。ここからが熾烈な2位争いの始まり。マーベリック・ビニャーレスはマルケスにも抜かれて4番手に後退し、この間にもバレンティーノ・ロッシが再びアドバンテージを広げていこうとしたが、バトルはそれでは終わらなかった。

    マルケスが戦列を離れたあとマーベリック・ビニャーレスが再び集団に加わり、残り2ラップでバレンティーノ・ロッシをパスして2番手。さらにドビツィオーゾに襲い掛かるが0.114秒届かず、そのまま2位でチェッカーを受けた。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、史上初となるグランプリ・プレミアクラス300回目の出場。グリッド2番手、フロントローから飛び出してホールショットを奪い、そのまま一気にペースを上げると2ラップまでに後続に1秒もの差をつけた。

    多くの時間帯でトップをキープして逃げ切り態勢に入ろうというところ。ライバルたちがそうはさせまいと懸命の追撃を開始。まずドビツィオーゾがバレンティーノ・ロッシのテールに迫るも、バレンティーノ・ロッシは巧みにこれを抑えこんでペースをコントロール。しかし激しい競り合いが残り3ラップまで続いたあと、バレンティーノ・ロッシがドビツィオーゾに先行を許しさらにマーベリック・ビニャーレスにも交わされて3番手へ後退した。

    リアタイヤの消耗で苦しい戦いを強いられていたバレンティーノ・ロッシは、このあと3位キープに作戦を切り替えてゴールを目指し、着実にポイントを加算。トップとの差は0.635秒だった。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはそれぞれランキング3位と4位をキープ。ランキングトップとの差は、マーベリック・ビニャーレスが13ポイント、バレンティーノ・ロッシが26ポイントという接戦が続く。コンストラクターズ・ランキングではヤマハが7ポイントをリードしてトップ。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが見事な戦いぶり。グリッド8番手から飛び出して、果敢にバトルに挑んでいった。レース後半はますますペースが上がり、トップグループにも負けない速さで走り切って6位。この結果、ポイント争いでも優勢となり、サテライト勢トップの6位につけている。

    一方、チームメイトのジョナス・フォルガーは、午前中に行われたウォームアップ・セッションで転倒し、決勝欠場を余儀なくされた。メディカル・センターでの検査の結果、出場は困難と判断された。

    MotoGPはこのあとイタリアへ移動。2週間後にミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで第13戦が開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (2位)
    「難しいレースでしたが、何とか最後までコントロールすることができたと思います。とくに電子制御システムについては、すべてのエリアで強さを発揮できました。今回は本来のポテンシャルを取り戻し、このところ苦労を強いられていたレース終盤が本当に良くなりました。最後の数ラップは私のマシンが最速だったので、次回からはもっと強く、もっと積極的に攻めていくつもりです。終盤まで好調を維持することができていたので、あとはただペースを守り、集中力を切らさず、最後までタイヤをもたせることだけを考えました。もちろん、序盤から飛ばすことも可能でしたが、そうすればタイヤを激しく消耗してしまいます。だから別の方法を試みたのです。つまり序盤はペースを抑えて終盤でプッシュする。その結果がこの2位という成績です。最終ラップではドビツィオーゾをとらえようとベストを尽くしました。最終ラップも最速に近いタイムで走ることができたので全力で挑みましたが、結局、今日は2位が最善だったのだと思います。何より、正しい方向を見つけて本来の強さを取り戻せたことを喜んでいます」

    バレンティーノ・ロッシ (3位)
    「とてもいいレースができたので満足しています。スタートも絶好でしたし、そのあとの走りも非常に順調で、限界まで攻めながらミスをおかさずにトップをキープすることができました。17ラップを心から楽しんで走り、MotoGPのプレミアクラス300回目を祝う、とても素晴らしいレースになったと思います。もちろん、終盤でリアタイヤを消耗してしまったことは残念に思っていますが、それも以前よりかなり良くなっているのです。いずれにしても、まだトップに立ったわけではないので、優勝を目指すためにはもっともっと頑張らなければなりません」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「今日の結果は、この数週間、懸命にハードワークを続けてきたふたりのライダーとそのクルーたちにとって最高の贈り物になりました。マーベリックはリアタイヤに、金曜日もウォームアップでも好感触をつかんでいたソフト・コンパウンドを選択。決勝では賢明にも、最後の最後までペースを抑えてタイヤを十分に温存しました。そして最終ラップでドビツィオーゾに迫っていきましたが、わずかに届かず2位となりました。バレンティーノについても、300回目のグランプリという記念のレースで17ラップにわたってトップをキープ。その雄姿をしっかり目に焼き付けることができました。終盤でタイヤを消耗してポジションを守り切ることができなかったことは残念ですが、走り自体は最後まで素晴らしいものでした。ふたりとも高ポイントを獲得することができたので、今日のこの結果が、あとあと非常に重要な意味を持つことになるしょう。次は、先週テストを成功させたばかりのミサノなので、またトップを目指して頑張っていきたいと思っています」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (6位)
    「最終結果に満足しています。ただ、レース自体はとてもうまくできたのですが、スタートで手間取ってポル・エスパルガロをパスするまでに少し時間がかかってしまいました。彼の前に出てからはずっと、安定したペースをキープ。でもトップグループは終盤で非常に速く、追いつくことができませんでした。マルケスが戦列を離れたことで、ひとつポジションアップ。そのあとロレンソと競り合い、打ち勝てると思っていたのですが、彼も力を温存していてスピードでかないませんでした。最後の2ラップはスライドが激しくなり苦しい状況になってしまいましたが、タイヤ・チョイスは間違っていなかったと思っています。スタートからフィニッシュまで同等のラップタイムを維持して走り切るためには、チームと協力して、セッティングとライディング・スタイルを改善していくことが必要です。10ポイントを獲得し、チャンピオンシップでペドロサとの差を詰めることができました。今回も多くを学び、ウイークを通じて好調をキープし、トップから大きく離されずにゴールできたのはとても良かったと思っています」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「ジョナスがグリッドに並べなかったことをチームのみんなが非常に残念に思っています。まず始めに、このことをお伝えしておきます。彼は今回、腹痛に苦しみながらも懸命に頑張ってきました。そして昨日は本当に素晴らしい走りを見せてくれていたのです。今日は昨日に増して体調が良くなっていたので大いに期待していましたし、彼の好きなこのコースで本来の強さを発揮できると確信していました。ところがウォームアップのなかで高速走行中に転倒。幸いなことに大きなけがはありませんでしたが、ドクターは賢明にも、大事をとって欠場するよう進言してくれました。非常に残念ではありましたが、これで今は体調も完全に回復しています。次のミサノに万全の状態で臨み、必ず本来の速さを見せてくれると信じています。一方、ヨハンのほうは今回もまた素晴らしい走り。ただスタートでちょっと遅れてしまい、何人かのライダーにブロックされてなかなか前へ出ることができませんでした。それでも、彼らをパスして前方がクリアになったあとは一気にペースを上げ、ときにはトップグループ以上の速さを見せていました。それだけに序盤の遅れが残念だったのですが、いずれにしても素晴らしい走りと、その結果としてつかんだ貴重なポイントを祝福します。サテライト勢トップのポジションをより確実にしていることを非常にうれしく思い、誇りに思っています。今回はヤマハ勢全体が調子を取り戻しており、3台がトップ6に入りました。チャンピオンシップも例年以上に激しくなっているので、これからもますます面白いレースが期待できるでしょう。次のミサノを楽しみにしています」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP 第12戦イギリスGPは、終日青空の広がる絶好のコンディションの中で行われ、地元ファンの声援を受けたカル・クラッチロー(LCR Honda)が、トップグループに加わって4位でフィニッシュした。

    カル・クラッチローは、フロントロー3番手から5台で形成されたトップグループに加わる。しかし、タイヤと車体のマッチングが完全ではなく、フロントのフィーリングとリアタイヤのスピニングに苦しみ、トップグループの中でなかなか前に出ることができなかった。

    レース中盤には前を走るマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトラブルでリタイアとなり4番手へとポジションを上げる。しかし、ホームGPで2年連続表彰台と今季初優勝を狙っていただけに、最後までフラストレーションのたまるレースとなった。

    この結果、カル・クラッチローは、総合9位から総合8位へとランクを上げることに成功。総合7位のホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に1点差、総合6位のヨハン・ザルコ(ヤマハ)に20点差とした。

    予選7番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が7位でフィニッシュした。今大会は、シルバーストンのバンピーな路面に苦戦してなかなかセットアップが進まなかった。そのため予選は7番手と苦戦。決勝でもトップグループに加われない苦しい戦いとなったが、粘り強い走りで7位でフィニッシュ。総合5位をキープした。

    チームメートのマルク・マルケスは、今季6回目のポールポジションからトップグループに加わりるが、3番手を走行していた14周目にロングストレートエンドの7コーナーでエンジントラブルが発生してストップ。リタイアに終わった。ノーポイントに終わったことでマルク・マルケスは、総合首位から総合2位にダウン。今大会優勝のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を9点差で追うことになった。

    以下、ホンダ勢は、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が予選21番手から12位でフィニッシュ。4戦ぶりにポイントを獲得した。チームメートのジャック・ミラーは、予選17番手(16番グリッド)から決勝に挑み16位。ポイント獲得を果たせなかった。

    カル・クラッチロー(MotoGP 4位)

    「優勝を目指していたのでフラストレーションがたまっています。毎戦、優勝を目指していますが、今週末は特別でした。昨年はここで感触がよく、今週末も感触はずっとよかったです。でも最後は十分ではありませんでした。今日は他のライダーたちが私より速かったです。フロントタイヤは、ソフトすぎました。そのため最後はリアタイヤのスピンに苦しみました。でもベストを尽くし4位になりました。ホームレースで表彰台に上がれたらよかったのにと思います。でもトップの3人はすばらしい走りでした。ドヴィは最高の走りをしました。今大会、彼に勝たなければならないとは考えたことはありませんでした。勝たなければならない相手はマルクだと思っていました。でもミサノで再び挑戦できるようにしっかりがんばります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 7位)

    「とても難しいレースウイークになりました。チームはできる限り最良のマシンを用意しようとしてくれました。私はレースでベストを尽くそうとしました。本当に全力でがんばりました。実際にペースはプラクティスの時よりよくて約1秒速くなっていました。残念ながらトップグループについていくためにはそれでは十分ではありませんでした。残念な結果ですが、少し前進できたというポジティブな面を持ち帰りたいと思います。チャンピオンシップでもトップとはこれまでと同じギャップなので、今回のレースのことは忘れたいです。そして、もっと強くなってこの先、戦えるように取り組みたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 12位)

    「いいスタートを切ることができたので、いいレースができるチャンスはありました。朝のウォームアップで多くの問題を解決して前進していました。そして決勝でも1周目からリアタイヤの感触がよく、プッシュしました。一人でも速いタイムを出すことができました。難しいレースウイークだったので、今日の結果はとてもうれしいです。次のミサノが楽しみです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 16位)

    「決勝レースではリアグリップに苦しみました。その理由を理解することは難しいですが、もしかしたらプラクティスや予選の時よりも路面温度が高かったせいかもしれません。しかし、今日の結果は本当に残念です。ポイントを獲得してすばらしい日になると思っていました。このスランプからリカバーするために引き続きがんばって次のレースへ進みたいです」

    マルク・マルケス(MotoGP リタイア)

    「今日は本当に運がありませんでした。感触はとてもよかったし、ほかのライダーと上位争いをしていました。そして、レースではタイヤのマネジメントに取り組んでいました。昨日より気温が高かったので特にフロントタイヤに気を付けていました。終盤にアタックできるように温存していました。ドヴィがビニャーレスやロッシよりも強い走りをしていましたが、彼に挑み、戦えると思っていました。そのためすべてがうまくいっていましたが、ストレートエンドで突然エンジンに問題が起きました。とても残念なことですが、レースではこうしたことが起きるものです。私にとっては今回のようなことはHondaでは初めてのことでした。ポジティブなことは、他のサーキットと同様に速さがあったことです。まだチャンピオンシップ争いは終わっていません。今日はゼロポイントでしたが、マシンの感触はいいので、この先のレースを楽しみにしています」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 スズキ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP イギリスGP決勝はルーキーのアレックス・リンスが健闘し9位でゴール。アンドレア・イアンノーネは転倒・リタイヤに終わるも、朝のウォームアップではトップタイムを記録するなど、今後への期待に繋がる走りを見せた。

    アレックス・リンスは決勝序盤に自身のファステストラップを刻み、その後も安定したペースを維持して、開幕戦カタールGPでのベストリザルトに並ぶ9位でシーズン2度目のトップ10入りを果たし、同時にライダーとしての成長もアピール。

    チームメイトのアンドレア・イアンノーネも、序盤はトップ10ライダーに近いタイムでラップを重ねていたものの、中盤からペースダウンし、終盤に転倒。チームスズキエクスターライダーのふたりが明暗を分ける週末となった。

    アレックス・リンス (決勝9位)

    「今週は色々とポジティブな進化があったし、全体の流れにもとても満足しているよ。決勝もスタートからゴールまで、ずっとリラックスして乗ることができたしね。このところの数戦のように、序盤で順位を落とすことがなかったから、その分レースも楽だった。決勝中は全く無理せずに、コンスタントなペースで8番手、9番手あたりを走れたんだけど、最後の数ラップでリヤタイヤのグリップが急激に落ちてしまったために、ポジションを上げることができなかったのが悔しかったね。ものすごく大きな進歩ではないけど、マシンも自分も確実に少しずつ良くなって来ている。今日のレースのように、予選のポジションが良ければ、決勝も楽にレースができるわけだから、今後に向けてそこをもっと頑張らなくちゃいけないね。」

    アンドレア・イアンノーネ (決勝DNF)

    「今朝のウォームアップのフィーリングがすごく良かったから、決勝は絶対にいけると思っていたよ。でも決勝がスタートした途端に、ウォームアップとはフィーリングが全然違っていたんだ。トラクションに問題があって、アクセルの開け始めにタイムロスをしてしまうんだ。チームに原因を解析してもらっているところだけど、いずれにしても朝にはあんなに調子が良かっただけに、残念としか言いようがないね。僕のミスで転倒してしまい、ペトルッチを巻き込んでしまったことは本当に申し訳なかった。彼にはすぐに謝りに行ったよ。まだまだやるべき課題は沢山あるけど、アレックスが今日素晴らしいレースをし、トップから15秒差でゴールできたのは、僕たちチーム全体にとってポジティブなことだね。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)

    「今週は、アレックスにとっては非常にポジティブな週末だったと思います。レースで終始トップ10圏内でバトルをしてくれましたし、最後までレースペースを計算した走りをしてくれました。彼が怪我から復帰して以来のベストなレースだったと思います。これを自信に、これからさらにトライしてくれると思うので、今後が非常に楽しみです。一方、アンドレアは残念ながら転倒してしまい、巻き込んでしまったライダーには申し訳なかったと思っています。今朝のウォームアップの走行でも見せたとおり、彼にはスピードがあるので、レースペースをいかに安定させるかが、我々と彼の今後の課題だと思っています。一方は結果が残り、一方は転倒によって結果に繋げることができませんでしたが、ふたりとも、今週は良い進化がありました。今週の進化をもとに、次のレースもさらに上を目指して闘っていきたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「今週もアレックスにとっては非常にポジティブな週末でしたし、彼自身もまたさらに一歩成長できたのではないかと思っています。13番手グリッドからのスタートは決して楽ではないものの、序盤はトップグループのライダー達とも引けを取らないラップタイムで、力強い走りを見せてくれました。ここ数戦の彼の成長ぶりは本当に素晴らしいと思いますし、今後がますます楽しみです。アンドレアはウォームアップで見つけた良いセットアップが決勝では機能せず、とても残念な結果となってしまいましたが、その理由をしっかり分析し、次に繋げていかなくてはなりません。最終的に転倒のため、今週はレースを完走できませんでしたが、色々なデータを解析し、次戦ミザノに向けしっかりと準備を続けていきます。」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

    【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

    MotoGP 第12戦 オーストリアGPの決勝が27日(日)、シルバーストンで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が優勝した。

    最終ラップまで続いた20周の接戦を制したのは6番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾ。残り3周で首位に浮上して今季4勝目。合計183ポイントとなり、ランキングトップに躍り出た。

    2位にはマーベリック・ビニャーレス、3位には今回が300戦目となったバレンティーノ・ロッシとヤマハ勢が続いた。

    以下、カル・クラッチロー、ホルヘ・ロレンソ、ヨハン・ザルコ、ダニ・ペドロサ、スコット・レディング、アレックス・リンス、アルバロ・バウティスタがトップ10入り。

    ポールポジションからスタートしたマルク・マルケスは、エンジントラブルによりまさかのリタイア。9ポイント差のランキング2位に後退した。

    2017 MotoGP 第12戦 イギリスGP 結果

    Pos. Num. Rider Team
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    3 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    5 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    8 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
    9 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    10 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    13 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    14 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    15 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    16 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
      29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
      93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
      22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
  • 【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP 第12戦イギリスGPの予選は、午前中は朝方まで降った雨の影響で、Moto3クラスのフリー走行はウエットコンディションとなったが、それ以降はすべてドライコンディションで行われた。

    MotoGPクラスは、FP3のセッション序盤に雨の影響が残ったが、午後にかけて青空が広がり、絶好のコンディションとなった。

    そんな中で初日5番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、FP3、FP4と着実にセットアップを進め、青空が広がったQ2では、シルバーストンで初めて2分を切る1分59秒941でポールポジション(PP)を獲得した。

    これでマルク・マルケスは、4戦連続今季6回目のPPを獲得。シーズン中盤戦に入ってセットアップが進んでいることを感じさせる一日となった。シルバーストンで大きな壁になっていた2分を切ったマルク・マルケスは、順調にセットアップが進んだことから、開幕前の目標は表彰台に立つことだったが、優勝も視野に入れて決勝に挑む。

    地元ファンの声援の中で2年連続のPPを目指したカル・クラッチロー(LCR Honda)は、PP獲得は果たせずもフロントローを獲得、2年連続の表彰台獲得と今季初優勝に向けて一歩前進した。昨年はウエットコンディションの中、PPを獲得。今年はドライコンディションで3番手になり、フロントローを獲得した。「セクター3でミスをした。完ぺきなアタックができなかった」と悔しがっているだけに、決勝の走りに注目だ。

    初日17番手と出遅れたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)も順調にセットアップを進め、Q1でトップタイムをマークしてQ2に進出すると、7番手タイムをマークした。しかし、完ぺきな状態にはほど遠く、明日のウォームアップで最後の調整を行い、決勝に挑む。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、アタックが決まらず17番手、チームメートのティト・ラバトはフリー走行、予選と全力で挑みましたが22番手。決勝では追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)

    「ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。正直、予選の前は2分を切れるとは思いませんでしたが、リアにソフトを装着したらグリップがよくなり、最初のスティントで2分00秒1を出すことができました。そのときにもう少し速く走れるかもしれない、もしかしたら1分59秒台を出せるかもしれないと感じました。シルバーストンはとても長いサーキットなので、完ぺきなラップを刻むことはとても難しいですが、いい周回をこなし、フロントロー獲得という目標を達成できました。とにかく、もっと大事なことは明日のリズムであり、悪くありません。ペースは昨日もよかったのですが、今日と比べるとマシンの感触は劣っていました。明日はウォームアップで細かい部分を詰めていって、レースに向けて正しいリアタイヤを選びたいと思います。いいペースがあるトップライダーが何人かいるので、長く、厳しいレースになると思いますが、すべてうまくいって、感触がよければ表彰台争いができると思うし、優勝もできるかもしれません」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)

    「昨年は表彰台に上がれたし、今年も表彰台に上がれない理由はないと思っています。マルク、(バレンティーノ)ロッシ(ヤマハ)、そして(マーベリック)ビニャーレス(ヤマハ)と、みんなとても速いので、ホームの観客の前でいいバトルができることを願っています。今日のカギはミスをしないことでした。13コーナーで少しはらんでしまったのは僕のせいですが、大きなミスはそれだけでした。マルクは今日、ミスのないラップをこなし2分を切りました。今日の目標だった2分の壁を越えられなかったことは少し残念ですが、2分を超えられたらポールポジションを獲得できると思っていました。昨年は雨の中でポールポジションを獲得し、そのあと、ドライで表彰台を獲得しました。明日も同じことが繰り返せると思っています。マシンはうまく機能しています。チームもいつものようにすばらしい仕事をしています。明日のレースが楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 7番手)

    「とても難しいプラクティスセッションでした。そこからポジジョンを取り戻すためにベストを尽くし、最後に状況を少し改善することができました。Q1では100%で取り組み、Q2に進むことができました。そして、Q2でもいいラップタイムを刻むことができました。ソフトタイヤで感触が少しよくなり、これが今日のポジティブな面でした。しかし、プラクティスでは思ったような仕事ができませんでした。FP3は路面が理想的なコンディションではなく、そのためにあまりデータを収集できず、いいラップタイムを出せませんでした。マシンの安定性をさらに上げるためにまだやるべきことがたくさんあります。また、レースのタイヤも選ばなければなりません。明日のウォームアップで自分の位置を確認したいと思いますが、とにかくレースでは最初から一生懸命プッシュしなければならないと思っています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 17番手)

    「予選では、すべてをうまくまとめることができませんでした。いいスピードがあり、2回目のアタックではもっと上位のグリッドを獲得できたと思うのですが、最初のセクターで失敗し、コース終盤でも少しはらんでしまいました。ラップタイムは安定していましたが、17番グリッドというのは理想的なポジションではありません。今日のタイムを金曜日に出しておけば、Q2に進めたと思います。残念ですが、レースに向けた感触は悪くはありません」

    ティト・ラバト(MotoGP 22番手)

    「ベストを尽くしました。それだけに、今日の結果はとても残念です。このマシンでは、誰かが前にいるときは速いタイムを楽に出すことができます。今日は(ジョナス)フォルガー(ヤマハ)についていこうとしたのですが、残念ながらこの計画はうまくいきませんでした。グリッドはよくありませんが、全体的にはいい仕事ができたと思います。レースではもっと力強い走りができるはずで、ポイントを獲得できると思います。ここ数戦はあまりいいレースはできませんでしたが、明日は落ち着いて、100%の力を出したいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    好天のもと行われたMotoGP イギリスGP予選で、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、ハイペースをアピールして2番手フロントローを獲得。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは4番手を獲得した。

    トップ12人で行われるQ2で、バレンティーノ・ロッシはライダーたちが出走しはじめる中で、中ほどからスタート。それでも前方のライダーに阻まれることなく、最初のアタックで2分01秒219を記録して5番手へ。次のラップではタイムを更新できず、順位では8番手に後退したあと6分強を残してピットに戻った。

    1分後にコースに戻るとさらにペースを上げ、2分00秒025でトップに0.084秒差まで迫る2番手へ。この時点であと1ラップ分の時間が残されていたが、それ以上の更新はならなかった。明日の決勝はフロントローの真ん中からスタートする。

    マーベリック・ビニャーレスはバレンティーノ・ロッシについて行く格好でピットアウト。そしてすぐさま3番手につけると、次のラップでは2分00秒485を記録して2番手に浮上した。

    ここでピットに戻り新品タイヤに交換。残り5分でコースに戻ったころには、全体のペースが上がって順位が大きく変動し始めていた。マーベリック・ビニャーレスは自己ベストを更新する2分00秒341を記録してトップから0.400秒差の4番手に浮上。決勝グリッドは2列目の先頭の位置に決定した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは、フリープラクティス第3セッションでトップタイムをマーク。総合順位で7番手を獲得してQ2へ進出した。ここでセカンドロウに0.050秒差まで迫る8番手を獲得し、明日はグリッド3列目の真ん中からスタートすることとなった。

    一方、ヨハン・ザルコのチームメイトのジョナス・フォルガーはグリッド4列目を確保。今日は体調も回復し、フリープラクティス第3セッションでは3番手を獲得した。しかし総合順位で13番手に留まったため直接Q2へ進むことはできず、Q1で2番手を獲得してからQ2へ。ここで最後の力を振り絞ってペースを上げ、トップ10入りを果たした。決勝は現地時間15:30にスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP

    バレンティーノ・ロッシ (予選2番手/2分00秒025)
    「最終セクションでスピンが多くなり、ロスしてしまいます。それがなければもっと大きなアドバンテージがあるはずなのですが……。マルク(マルケス)が1分59秒9台に入っていて、追いつくことはできませんでしたが、その差は決して大きくありません。ポールポジションにはわずかに届かなかったものの、フロントローからのスタートはとても有利になるので今日の結果には満足しています。実はペース自体はあまり上がっていません。明日までに細かい部分の調整を行い、決勝で表彰台を狙えるようしっかり準備したいと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス (予選4番手/2分00秒341)
    「フィーリングは悪くありません。今日はいい走りができ、とくにフリープラクティス第4セッションはとてもうまくいきました。予選に向けてマシンをわずかにモディファイしたものの、その感触はそれほど良くはなかったのですが、4番グリッドを獲得したことで強さを証明できたと思います。今日はとくに大きな前進があったというわけではありません。小さなことの積み重ねでここまで上がることができました。明日のウォームアップでもう少し調整して、万全の状態で決勝に臨むつもりです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ふたりとも、そして両方のチームがとてもよく頑張ってくれました。バレンティーノはもちろんポールポジションを狙っていて、あとわずかというところまで迫っていました。結局、0.084秒届かず2番手になりましたが、フロントローを獲得できたので非常に良かったと思います。マーベリックも4番手と好位置を確保することができました。改善の余地はまだ残っていますが、現時点でかなり気持ちよく乗れているようですし、彼自身、今日の仕事の成果には満足しているはずです。フリープラクティス第4セッションでは思うようにペースが上がらず少し苦労したので、これから原因を究明しなければなりません。午前中に雨が降り、その後、コンディションが変化したことと関係があるかもしれませんし、まったく別の問題かもしれません。いずれにしてもデーター分析を通して原因を探り、明日のウォームアップで確認してから決勝に臨む予定です」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (予選8番手/2分00秒622)
    「スターティング・グリッドは8番手になり、全体的にはとても満足しています。フリープラクティス第3セッションのなかでマシンの状態がかなり上がってきて、私自身もとても気持ちよく乗ることができました。正直に言えば、午前中にラップタイムを更新できるとは思っていなかったのですが、終わってみればそれがかなっていました。そして第4セッションではさらにリズムが良くなって、ラップタイムも期待以上のものになったのです。でも、このコースで決勝を通してハイペースをキープするのは簡単なことではありません。非常に厳しいチャレンジになることは間違いありませんが、とにかく全力を尽くして頑張ります。フリープラクティス第3セッションが好調だったので、自信を持って予選に臨み、好タイムを記録することもできました。最終ラップでわずかの差でセカンドロウを逃してしまったわけですが、十分に手ごたえを感じることができました。マシンのフィーリングも素晴らしいので、グリッド8番手から全力でプッシュしていきます。明日の朝は気持ちよく起きて、静かにリラックスして過ごしたいと思います。それが午後に向けての大切な準備になるのです」

    ジョナス・フォルガー (予選10番手/2分00秒829)
    「マシンの状態が大幅に改善され、僕自身も大きく一歩前進することができたのでとても満足しています。昨日は体調のこともあってかなり厳しい状況でしたが、今日は積極的に攻めていくことができましたし、マシンについても、セッティング変更を行ってコーナー立ち上がりの安定性を向上させることができました。Q1から脱出するのは決して簡単なことではないので、ここで好位置を獲得できたことが大きかったと思います。チームも僕も今日の成果に満足していますが、仕事はまだ残っています。とくにフロント周りについてはデータをしっかり分析して明日に備えなければなりません。いつも素晴らしい仕事で僕を支えてくれるチームのみんなに感謝。明日はまた一歩、前へ進めるよう全力で頑張ります」

  • 【MotoGP】 スズキ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    【MotoGP】 スズキ:第12戦 イギリスGP 予選レポート

    午前の雨が上がり、ドライコンディションで迎えたMotoGP イギリスGP予選は、アレックス・リンスが好調な走りで13番手を記録。チームメイトのアンドレア・イアンノーネは15番手に留まる。

    午前のFP3は予想外の雨に見舞われ、ふたり共タイムアップのチャンスを逃したまま、Q1でのアタックチャンスに賭けることを強いられる。午後のFP4では、ハードタイヤを装着したリンスが、走行開始直後から上位に食い込むアグレッシブな走りを披露。

    Q1でも他のライダー達と何度も順位を入れ替えながら激しい争いを続けたが、Q2入りには一歩届かず、13番手でセッションを終える。昨日からコーナーの立ち上がりに問題を抱えていたイアンノーネは、最後まで解決を試みるも、思うような策を見つけられないまま、15番手に甘んじることとなり、明日の決勝は、リンス、イアンノーネ共に5列目からのスタートとなる。

    アレックス・リンス

    「僕にとって今日はかなりポジティブな1日だったけど、朝に雨が降ったせいで、若干予定が狂ったのは否めないね。雨さえ降らなければ、絶対にもっとタイムアップできたと思うよ。今回はかなり良いフィーリングで乗れているし、ペースも悪くない。ほんのちょっとのタイム差でQ2入りのチャンスを逃してしまったのが残念だけど、とにかく今週は僕自身もかなり気持ち良く乗れているし、明日のレースが楽しみだよ。」

    アンドレア・イアンノーネ

    「昨日からの問題をうまく解決できなかったこともあって、予選では思ったほどタイムアップできなかったよ。セッティング自体は良くなっているんだけど、リアのグリップが足りなくて、コーナーの立ち上がりでロスしてしまう。でも確実に前進はしているから、明日の決勝は自信を持って挑むよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「この週末は色々と前進が見られたので、今のところ流れはかなりポジティブだとは思っていますが、そんな状態にありながら、どちらのライダーもQ2に行けなかったことが残念ですね。特にアレックスは、アタックラップで他のライダーに引っ掛からなければQ2入りのチャンスが十分にあったと思っています。いずれにしても、彼の今週のパフォーマンスは素晴らしいですし、決勝も序盤で粘ることができれば、結果に十分期待が持てると思っています。アンドレアに関しては、未だに抱えている問題が解決できず、ライダーに苦労を強いてしまっていますが、最後まで諦めずに、決勝に向けて最後の調整を行い、少しでも良い状態で決勝に挑みたいと思っています。」

  • 【MotoGP】 第12戦 イギリスGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    【MotoGP】 第12戦 イギリスGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第12戦イギリスGPの公式予選が26日(金)、シルバーストンで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温22℃、路面温度36℃のドライコンディションの中、マルク・マルケスは、昨年のフリー走行3で樹立したサーキットベストラップ(2分00秒234)を自ら更新する1分59秒941をマークして今シーズン4戦連続6度目のポールポジションを獲得。

    マルク・マルケスは、年間の予選最速者を決定するBMW・M・アワードにおいて、総合2位とのアドバンテージを59ポイント差から71ポイント差に拡大した。

    2番手には0.084秒差でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、3番手にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)4番手にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が続いた。

    以下、ホルヘ・ロレンソ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニ・ペドロサ、ヨハン・ザルコ、アレイシ・エスパルガロ、ジョナス・フォルガーまでがトップ10入り。

    2017 MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分59秒941
    2 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分00秒025
    3 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 2分00秒106
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分00秒341
    5 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分00秒399
    6 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分00秒572
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分00秒578
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分00秒622
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分00秒764
    10 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 2分00秒829
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分01秒378
    1 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 2分01秒994
    13 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分01秒285
    14 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 2分01秒340
    15 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分01秒567
    16 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分01秒669
    17 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分01秒672
    18 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 2分01秒770
    19 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分02秒017
    20 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 2分02秒037
    21 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分02秒185
    22 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分02秒211
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分02秒787
  • 【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 初日レポート

    MotoGP 第12戦イギリスGPのフリー走行は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、ホームグランプリに闘志を燃やすカル・クラッチロー(LCR Honda)がトップタイムをマーク。地元ファンの期待に応えた。

    カル・クラッチロー午前中に行われたFP1では2分02秒769で3番手だったが、午後に行われたFP2では約1.8秒タイムを短縮する2分00秒897でトップに浮上。昨年の大会ではポールポジション(PP)を獲得して地元ファンを大いに喜ばせた。今年も2年連続PP獲得に向けて大きく前進した。

    FP1、FP2ともにセッション終盤までトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、最終的に5番手で初日を終えた。全体的には好調な一日となったが、午後のセッション開始直後に転倒を喫したことで、メニューをすべて消化することができまなかった。セカンドマシンでセットアップを進めたマルク・マルケスは、タイムを上げようとした際に2度目の転倒を喫したことで5番手に終わった。しかし、MotoGPクラスでは、過去4年で3度のPP獲得。今年はカル・クラッチローとのPP争いはもちろんのこと、2年ぶり4度目のPP獲得が期待される。

    チームメートのダニ・ペドロサは、年々荒れる路面のバンプに手こずり、タイムを更新することができなかった。問題点がハッキリしているため、2日目のフリー走行と予選でバンプの対策に集中していく。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は新品タイヤでのアタックがうまくいかず18番手、チームメートのティト・ラバトは21番手だったが、土曜日のフリー走行、予選に向けて手応えある一日になった。

    カル・クラッチロー(MotoGP 1番手)

    「今日の出来には満足しています。タイヤはすべてのオプションを試しました。最後はユーズドのフロントを使い続けたので、新品のソフトリアタイヤを使うのは少し危険でしたが、明日の午前中のセッションで、コース上にオイルがまかれたり、タイムが出なかったりなど、なにが起こるかは分からないので、トップ10に入るためにそれを使いました。いつものようにチームはとてもいい仕事をしています。ベストを尽くしていますし、今日はトップタイムでした。シルバーストンは、何カ所かのコーナーの路面が再舗装され、かなりよくなっています。残りもすべて再舗装してほしいですね。そうすればみんなもっと楽になります。問題は、F1が使うサーキットはどこも1年以内にバンピーになるということです。オーガナイザーの心配も理解できます。明日もいい一日になることを願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)

    「FP2の序盤の転倒で少し計画が変わりました。転倒は完全に自分のせいです。シルバーストンで太陽が見られたので、タイヤは冷えていましたが、少し自信を持ちすぎたようです。この転倒で、セットアップが全く違うセカンドマシンを使わなければならなくなりました。セットアップを合わせながら、いいベースを見つける努力をしました。しかしあまり快適にはならず、うまく走ることができませんでした。そしてプッシュしようとしたら、再び転倒してしまいました。苦戦はしていますが、いいリズムを見つけることができましたし、上位のライダーたちとそれほど離れていないのでよかったです。明日はフロントの感触を上げるためのアイディアがいくつかあるので、タイヤの選択よりもその部分に集中して取り組みたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 17番手)

    「今日は両セッションともにサスペンションのセットアップに苦しみ、バンプで安定性を見つけることができず、難しい一日になりました。挙動が激しく、マシンをうまくコントロールできず、そのため速く走ることができませんでした。チームとともに解決策を見つけなくてはいけません。明日も引き続き取り組んでいきます。簡単なことではありませんが、これまでポジティブなレースをしてきたので、ベストを尽くし同じレベルになるようにがんばります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)

    「このサーキットでは加速が少し足りない気がしますが、全体的なマシンの感触はかなりポジティブです。難しいのは最初のセクターですが、高速の切り返しはうまく機能しています。新品のソフトリアタイヤでポテンシャルを引き出すことはできませんでしたが、単独走行で自己ベストラップを出すことができましたので、今日のスピードには満足しています」

    ティト・ラバト(MotoGP 21番手)

    「今日のシルバーストンの天候にはとても驚かされました。とてもいいコンディションで、とても走りやすかったです。今日はとてもポジティブでした。というのも今朝はソフトリアタイヤを使う必要もなく、午後のセカンドプラクティスではハードリアタイヤで自己ベストラップを刻めました。まだポテンシャルをフルに発揮していない状態です。FP2ではソフトのリアタイヤを試しましたが、クリーンラップが取れませんでした。以前よりも今日はかなり速く周回できたので、明日が楽しみです」