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  • 【MotoGP】 スズキ:第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    先週のチェコGPから連戦開催となったMotoGP オーストリアGPは、イアンノーネがフリー走行、予選でポジティブなパフォーマンスを見せ、決勝に期待が掛かったが、決勝は予想以上のタフなレースとなり、11位でゴール。

    序盤はトップグループに食い込むアグレッシブな走りを見せるも、中盤からペースをキープできず、ポジションを落とし、我慢の走行に。

    チームメイトのリンスは、序盤のコースアウトにより一旦最後尾までポジションを落とすも、その後数台をオーバーテイクし、16位でチェッカー。イアンノーネ、リンス共に、悔しさの残る週末となった。

    アンドレア・イアンノーネ (決勝11位)

    「決勝の結果自体は良くなかったけど、この週末は前向きな要素も多かったし、トップとのギャップも縮めることができたから、全体的にはポジティブなウィークだったよ。決勝はタイヤが消耗してからは、また苦戦するだろうと予測がついていたけど、予選やフリー走行ではトップタイムと僅差だったし、今週はGSX-RRのポジティブなパフォーマンスを見せることができたと思うんだ。まだまだ改善されるべきことはたくさんあるし、必ず改善されるだろうとは思っているけど、そのためには努力を続ける必要がある。でもスズキのエンジニアやチームスタッフが一緒に頑張ってくれているから、僕もベストを尽くすのみさ。この2戦で色々確認できたことも多かったから、このフィードバックが必ず今後のレースに役に立つはずだし、決勝でのタイヤマネージメントも、制御系やシャーシのセットアップで、まだまだ良くしていくことができると思っている。少なくともブレーキングに関しては以前よりかなり良くなったし、レース毎に進歩していることは確かだからね。」

    アレックス・リンス (決勝16位)

    「決勝はあまりうまくいかなかったよ。スタートは悪くなかったんだけど、大勢のライダーの中に埋もれてしまって、順位を落としてしまった。その後、他車にぶつけられてコースアウトしたために、その遅れを取り戻すためにプッシュしすぎて、タイヤをうまく温存できなかったんだ。数台オーバーテイクするのが精一杯だったけど、とにかく決勝をきっちり完走することができたことで、色々なデータを得ることができた。このサーキットは思った以上に苦労し、期待した結果を残せなかったけど、この週末に得た成果は大きかったので、これをまた次に繋げていけるようにするよ。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)

    「チェコGP後に1日テストを行い、そこで試したアイテムがアンドレア、アレックス共に好結果だったので、正直、ここレッドブルリンクではもう少し上を期待していました。アンドレアは出だしも良く、レースタイヤでも良いペースで周回できていたので、決勝に期待していたのですが、残念ながら期待より低い結果で終わってしまいました。まだ色々と問題があることが明らかになったので、引き続き改善を続けていきます。アレックスは今週ずっと苦戦気味で、徐々にペースは上がってきてはいたのですが、もう一歩上まで上げることができませんでした。これも勉強だと思い、このデータを次に繋げていくようにします。次戦イギリスGPは、私たちが昨年初優勝を遂げたシルバーストンなので、開発を継続し、少しでも良い結果を出せるように頑張りたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「今週末は、タフなレースになるであろうことは予想しましたが、金曜のスタートがさほど悪くなかったので、正直もう少し上の結果を期待していました。決勝はトップグループでレースが出来るかも知れないと期待を持ちましたが、逆に、まだまだ足りない部分が明白になりました、しかしながら、アンドレアはこれまでのレースと比較すると、かなりマシンのフィーリングが良くなっていましたし、決勝ではトップ10には入れなかったものの、方向性がかなり見えたので、今後さらに改善を続けていきたいと思っています。アレックスはスタート直後の1コーナーで他車と接触があり、コースアウトしてしまったために、我慢を強いられる追い上げレースとなってしまいましたが、彼にとっては学ぶべきことが多かったレースだったのではないかと思います。レースは決勝の結果が全てですが、彼にとってはまだ成長の過程なので、ひとつひとつのレースが次のステージへのステップになるでしょう。次戦シルバーストンは、昨年我々が強いレースを見せることができたサーキットなので、今年もポジティブなレースにしたいですね。」

    関連:【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 結果:ドヴィツィオーゾが今季3勝目

  • 【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 結果:ドヴィツィオーゾが今季3勝目

    【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 結果:ドヴィツィオーゾが今季3勝目

    MotoGP 第11戦 オーストリアGPの決勝が13日(日)、レッドブル・リンクで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が優勝した。

    28周のレース。オープニングラップでは3番グリッドからスタートしたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)が首位に浮上。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が追いかける展開。

    中盤、ロレンソのミスを突いてマルケスが首位に浮上。モビスター・ヤマハ勢もコースアウトを喫して順位を落とす。

    一時はマルク・マルケスもミスを喫し、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)に首位を奪われるが、オーバーテイクを成功させて再び首位を取り戻してレース後半へ。

    そこからはマルケスとドヴィツィオーゾが抜きつ抜かれつの大接戦を展開。その後ろにはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)がピッタリとつけてチャンスを狙う。

    勝負は最終ラップの最終コーナーまで続いたが、最終的にアンドレア・ドヴィツィオーゾがトップでチェッカーを受けて今季3勝目。2位にはマルク・マルケス、3位にはダニ・ペドロサが続き、ホンダ勢が3戦連続で表彰台を獲得した。

    以下、ホルヘ・ロレンソ、ヨハン・ザルコ、マーベリック・ビニャーレス、バレンティーノ・ロッシ、アルバロ・バウティスタ、ロリス・バス、ミカ・カリオがトップ10入りした。

    今回の結果により、アンドレア・ドヴィツィオーゾはランキング2位に浮上。ランキング首位のマルク・マルケスとの差を16ポイントに縮めた。

    「今日は本当に嬉しい。まず、チームに感謝している」とアンドレア・ドヴィツィオーゾはコメント。

    「今週末はとても難しかった。今、ドゥカティは本当に調子がいい。新しいフェアリングも入れてくれたし、マシンは徐々に良くなっている」

    「今回は自分のなかでレースをマネジメントすることができた。それはとてもポジティブなことだ。最終ラップでマルクが真後ろについているのはとても不安だったけど、なんとか自分が常に前にいることだけを考えてきた。彼はブレーキングでかなり突っ込んできたね」

    「今回で3勝目だ。本当に嬉しい結果だ」

    2017 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 決勝 結果

    Pos. Num. Rider Team Gap
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム –
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム +0.176
    3 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム +2.661
    4 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム +6.663
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 +7.262
    6 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP +7.447
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP +8.995
    8 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム +14.515
    9 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +19.620
    10 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング +19.776
    11 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター +20.101
    12 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング +25.523
    13 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +26.700
    14 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム +27.321
    15 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ +28.096
    16 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター +32.912
    17 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +34.112
    18 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング +36.423
    19 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS +42.404
    20 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +52.492
      43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 9Laps
      9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 22laps
      94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 25laps
      44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 26laps
  • 【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP 第11戦オーストリアGPの予選は、午前中のフリー走行でトップタイムをマークしてQ2に進出したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でも快調にラップを刻み、3戦連続今季5度目のポールポジション(PP)を獲得した。

    初日のフリー走行は、決勝に向けてさまざまなことにトライし、ミスもあって7番手だったが、2日目のFP3でトップタイムをマークしてQ2進出を決め、その後のFP4でもトップタイム。完ぺきな仕上がりをみせた。そしてQ2でもライバルを寄せ付けない速さでPP獲得となった。

    これでマルク・マルケスは、世界選手権125cc時代から通算70回目のPP獲得となり、史上最多記録を再び更新した。

    昨年の大会は、マシンのセットアップに苦しんで5位。表彰台に立つことができなかった。今年は前戦チェコGPで今季3勝目を達成。今大会は、昨年の雪辱と今季4勝目の期待が膨らむ。

    チームメートのダニ・ペドロサは、FP3でタイムを更新できず、初日の3番手から14番手へとポジションを落とした。そのためQ1からのチャレンジとなり、このセッションで2番手タイムにつけてQ2進出を果たした。しかし、Q1を走っているためにタイヤをセーブしなくてはならず、Q2では100%のアタックができず8番手に終わった。しかし好調な走りは変わらず、決勝では3戦連続の表彰台獲得と、マルケスとの1-2フィニッシュが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)は9番手タイムでQ2進出を果たすが、FP3の転倒の影響で100%の走りができず、予選は9番手に終わった。加えて、2カ所しかない左コーナーの攻略に苦戦し、攻めの走りをすることができなかった。しかし、このコースを得意とするだけに、決勝では追い上げのレースに挑む。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ストレートの加速に苦戦して19番手、チームメートのティト・ラバトは、タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず24番手。ともに追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)

    「このサーキットでは、第1コーナーがとても重要になるので、ポールポジションを獲得できて本当にうれしいです。また今日の時点で、昨年よりもよくなっていることもうれしいです。マシンについては本当によく前進してきたと思います。エンジンは既によかったのですが、ウイリーが生じてしまうため、その改善に取り組くできました。 今ではマシンの感触はずっとよくなっています。 また、このレースに向けても十分に準備をしてきました。ブルノで月曜日に実施したレース明けのテストでは、このトラックに焦点を当てていろいろなセットアップにトライしてきました。そのため金曜日の朝からいい状態でスタートすることができました。今はタイムがとてもいいように思えるのですが、いつものように大切なのはレースです。 私たちはまた全力で挑みますが、とにかく正しいタイヤ選択をすることがとてが大切になります。 今日はソフトとハードのリアで作業したので、明日のウォームアップではおそらくミディアムを試します。その上でタイヤ選択をします」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 8番手)

    「今日はFP3で思うように走れませんでした。セッションの最後にリアにソフトタイヤを入れたのですが、スピニングがひどく思ったようなタイムを出すことができませんでした。FP4ではミディアムのリアタイヤだったのですが、ペースもよくなり、Q1では速いラップタイムを出すこともできました。Q2に進出することができたのですが、その時点で新しいタイヤセットで走行に出ていくだけの十分なタイヤが残っていませんでした。ユーズドと新しいタイヤのミックスで少し走行をして、順位もいくぶん取り戻せたものの、いいグリッドを獲得するには足りませんでした。最初の3コーナー目までに上位に出るためには、いいスタートを切ることが大切です。決勝ではどのリアタイヤにするかまだ決まっていません。明日の天候と気温を確かめてからになります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)

    「ここまでは、うまくいっている週末とは言えません。今朝のFP3で転倒してしまったのを見ても分かる通り苦戦中です。ハードタイヤの特性を必要としているのに、レッドブル・リンクは左コーナーが2箇所しかないため、ハード寄りのタイヤが機能していません。昨日は第1セクターでのスピードについて苦戦していましたが、今日も同様に苦戦しました。それでも、少し改善したように思いますし、ほかのセクターでもいくらか前進があったと思います。今夜は作業を続けることになりそうです。明日はいろいろなリアタイヤの選択をする人が出てくると思うし、予想のつかないレースになるのではないでしょうか。路面温度も練習走行の2日間とはわずかに違ってくると思います」

    ジャック・ミラー(19番手)

    「ラップタイムはよかったと思います。最後の走行のときにうまくまとめていけたらもっとよくなっていたはずです。もちろん、より前に近づきたいと願っているし、可能な限り最善をつくし、レースに向け集中していくだけです。このサーキットは私たちのチームにとって難しい場所であることはいつものことです。特にウイリーや加速については苦労しています。非常にゆっくりとしたペースですが、一歩ずつ改善しています」

    ティト・ラバト(24番手)

    「難しい予選となりました。FP4のセッション終盤にソフトコンパウンドのタイヤを履いてとてもいい仕事ができたのですが、FP3ではミディアムタイヤがいいと思っていたあとだったので、混乱してしまいました。そのソフトタイヤは温まるのに時間がかかり、Q1では走行に出てから自己ベストの1分24秒9をマークするのに10周も走行しました。予選としては普通のやり方ではないことは理解していますが、レースに向けて自分のリズムを作り出すためにはこのほうがいいと思います」

    関連:【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP オーストリアGPウイーク2日目、スピールベルグ・サーキットは依然として灰色の雲に覆われたもののコースはドライ。そのなかでMovistar Yamaha MotoGPのふたりは好調ぶりを見せた。

    午後から行われた予選では、ハード・プッシュでタイムを短縮し、マーベリック・ビニャーレスが4番手、バレンティーノ・ロッシが7番手を獲得した。

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでQ2進出を決定。午後になると天気が好転。

    ドライ・コンディションのもとでQ2が行われ、マーベリック・ビニャーレスは他のライダーのほとんどが出て行くのを待って、最後から3番目にスタートした。最初のアタックでは小さなミスがあったにもかかわらず1分25秒067を記録して2番手につけ、次のラップでトップに浮上。全体のペースが上がってくるなかで一旦4番手へ後退したが、4ラップ目ではひとつ取り戻し、そのあと6分以上を残してピットイン。

    タイヤ交換を終えてコースに復帰したマーベリック・ビニャーレスは、この時点で4番手。身体を伏せてペースを上げると、1分23秒754を記録して3番手へ浮上した。しかしこのあとはタイム更新することができず、ひとりに先行を許して4番手でセッションを終了。トップとの差は0.519秒。

    一方のバレンティーノ・ロッシも後方からスタートしたあと素早くペースアップ。1分24秒558で一気にトップに立ったが、その後、ライバルたちもペースを上げてきた。これに対応して2ラップ目、3ラップ目とタイムを更新するも、順位では4番手に後退。このあと約7分を残してピットへと戻った。

    1分強で素早く作業を終え、再びコースに飛び出していったバレンティーノ・ロッシは、この時点で7番手。まず1分23秒982を記録して5番手に浮上し、最後の1ラップでもう一度アタックを行ったがベストラップを更新することはできなかった。そしてチェッカーフラッグが振られたあとにライバルが上回り、バレンティーノ・ロッシは7番手。トップとの差は0.747秒だった。

    マーベリック・ビニャーレス (予選4番手/1分23秒754)

    「今までは予選セッションで苦しむことが多かったので、今日は悪くない結果だと思っています。2列目ならば、前へ出て行くチャンスは十分にあります。でも明日までにやらなければならないことが、たくさん残っている状態です。第1セクションと第2セクションで遅れ気味なので、ここで加速性能をもっと上げていくことが重要。明日の決勝では新しいフェアリングを使用する予定です。そのほかにもチームが準備してくれるいくつかのものを、午前中のウォームアップ・セッションで試すことになっているので、楽しみにしています」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分23秒982)

    「マシンの状態が格段に良くなってきて、今日はいい走りができました。とくに決勝用タイヤを使用した時のペースが上がってきているのですが、ソフト・コンパウンドに履き替えても決して悪くありません。ポテンシャルが上がっているのでフロントロウか、少なくともトップ5を狙っていけると思っていましたが、2本目のタイヤが十分にグリップしてくれませんでした。残念ですが、このようなことは、ときどきあることなのです。結局、3列目になってしまったので難しい展開になると思いますが、ペース自体は悪くないのであきらめずに挑んでいきます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「プラクティス・セッションのなかでセッティングが大幅に改善され、ふたりともとても気持ちよく乗れるようになっていました。しかし午後からのQ2では、これが結果につながらず、残念ながらフロントロウを逃してしまいました。マーベリックはとてもよくがんばって、セッションの最後で4番手に。バレンティーノのほうも終始、上位争いに絡んでいましたが、2回目の走行でリアタイヤがうまく働かず、思うようにラップタイムを短縮することができませんでした。それでもフリープラクティスの結果を見れば、決勝用セッティングでは絶好調。ここからさらに上げていくために、今晩も作業を続けることになります。そして明日のウォームアップ・セッションでいろいろ試しながら、タイヤ・チョイスもそのときに行う予定です」

    関連:【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

  • 【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    MotoGP 第11戦 オーストリアGPの予選が12日(土)、レッドブル・リンクで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が3戦連続となるポールポジションを獲得した。

    気温20℃、路面温度27℃のドライコンディションの中、マルク・マルケスは1分23秒235を記録してポールポジションを獲得。2番手には0.144秒差でアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が続き、5戦ぶり2度目の1列目を獲得。3番手にはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)が続き、4戦ぶり2度目の1列目に進出。

    2列目にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ MotoGP)、ダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・レーシング)、ヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)が並ぶ。

    バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が7番手、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が8番手。カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)が9番手に続いた。

    2017 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 予選 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分23秒235
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分23秒379
    3 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分23秒621
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分23秒754
    5 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分23秒780
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分23秒879
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分23秒982
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分23秒985
    9 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分24秒024
    10 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分24秒185
    11 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分24秒220
    12 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分24秒483
    13 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分24秒015
    14 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分24秒036
    15 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分24秒037
    16 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分24秒101
    17 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分24秒202
    18 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分24秒261
    19 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分24秒321
    20 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分24秒447
    21 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分24秒448
    22 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分24秒530
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分24秒852
    24 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分24秒900
  • 【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    MotoGP チェコGPからの連戦となった第11戦オーストリアGPのフリー走行は、大接戦となり、トップタイムをマークしたアンドレア.ドビツィオーゾ(ドゥカティ)から1秒差以内に16台という厳しい戦いになった。昨年の大会は不安定な天候となり、フリー走行はトップから1秒差に9台という接戦だったが、今年はFP1、FP2ともにドライコンディションでスタートしたことから、大接戦となった。

    その中でHonda勢は、1回目のセッションで3番手につけたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が2回目のセッションでもトップから0.428秒差で3番手をキープした。昨年の大会は事前テストに参加しなかったことからフリー走行では総合10番手という厳しい結果だったが、今年は順調なスタートを切った。土曜日の予選では、今季3回目のポールポジション(PP)を目指す。

    前戦チェコGPで今季3勝目を挙げて総合首位のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、1回目のセッションで5番手、2回目のセッションでは終盤までトップにつけていたが、最後のアタックでオーバーランを喫しグラベルに入ったことからタイムを短縮できず7番手で初日を終えた。しかし、FP1、FP2と順調にセットアップを進めており、予選では、ペドロサとともに今季5回目のPPが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)は、1回目のセッションで10番手。2回目のセッションでは約0.5秒タイムを短縮し、トップから0.622秒差の8番手へとポジションを上げた。土曜日の天候も予想がつかないため、この日のフリー走行は、厳しいアタック合戦となり、クラッチローも熱い走りで、まずはトップ10入りを果たした。

    以下、ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)がトップから1.289秒差の20番手。チームメートのティト・ラバトがトップから1.570秒差の23番手という結果だった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)

    「今日はいい仕事ができました。ウエットコンディションで走らなければならないのかと思いましたが、幸いドライでスタートすることが出来ました。そして思った以上にドライで走る時間が長くとれました。最初の感触はよくて、昨年よりも全体的に感触がいいのでうれしいです。マシンのセッティングと電子制御のマッピングにまだ取り組まなければなりません。レースペースも上げて、日曜日に向けてタイヤの選択もしなければなりません。でもここまでのところ順調で、レースウイークのスタートとしては満足しています」

    マルク・マルケス(MotoGP 7番手)

    「今日は満足しています。昨年とは全く違うセットアップでレースウイークをスタートしました。そしてそれがかなりうまくいきました。加速と全体的なマシンのセッティングに関しては、明らかに前進しました。もちろん明日どうなるかは様子を見なければなりません。まだいくつか細部において取り組まなければならないところがあります。またほかのライダーも前進すると思います。でもここまでの仕事とレースペースには満足しています。FP2の最後に日曜日へ向けた準備に集中するために中古のミディアムリアタイヤを使い続けることにしました。天気予報では明日の午前中は雨の可能性があるということですが、日曜日のレースへ向けてきちんと準備をしたかったので、とりあえずトップ10に入るために頑張りました」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)

    「最初のセッションは水たまりが何ヵ所かありました。セカンドセッションではさらにそれが増えていました。そのような状況で走るのはとても難しく、どのタイヤを使うかを判断するのも難しかったです。リアタイヤは、ミディアムの方が、ソフトよりもグリップがよかったのは不思議でした。全体的にはかなりいい一日になりましたが、最初のセクションで0.3秒遅れているので、改善できるように頑張らなければなりません。コーナーの感触がとてもよかったのですが、立ち上がりでなぜそんなに落ちるのかがわかりません。この部分を改善しなければならないことは明らかです。今夜見直して明日の午前中にできる限り速く走れるように頑張らなければなりません」

    ジャック・ミラー(MotoGP 20番手)

    「このサーキットは僕たちにとって難しい挑戦になることはわかっていました。このサーキットで重要となってくる加速の部分が、僕たちのパッケージではあまり強い部分ではないからです。持っているすべての力を出せるようにベストを尽くし、それを達成できたと思います。リズムはそれほど悪くありませんが、ラップタイムを見ると、まだ十分な速さがありません。明日も頑張ります。そして、いい予選になるように改善していかなければなりません」

    ティト・ラバト(MotoGP 23番手)

    「午前中の感触はとてもよかったです。また、ソフトのリアタイヤを使って、トップ10との差が0.5秒以内という速いタイムを出すことができました。午後はミディアムフロントとミディアムリアのコンビネーションで走りました。感触はそれほど悪くありませんでしたが、その後少しマシンを調整したら、コーナー進入の感触が少し落ちました。ブレーキングでもう少し安定するようにしたいです。でもフロントタイヤを早く温めるのは難しかったです。そのため、マルクが速いタイムを出している時に彼を少し抑えてしまいました。彼をスローダウンさせることだけはしたくないと思っていたので謝りたいです」

    関連:【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP:ドヴィツィオーゾが初日首位

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    頭上に広がる灰色の雲と、いつ降り出すかわからない雨の脅威。第11戦オーストリアGPのフリープラクティス初日、Movistar Yamaha MotoGPは貴重なドライ・コンディションを最大限、有効に使うおうと一丸となって作業に取り組み、マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、第1セッションと第2セッションの総合成績でそれぞれ2番手と13番手を獲得した。

    午前中に行われた第1セッション、マーベリック・ビニャーレスは着実にペースアップを図り、コンスタントに1分25秒台で走行。セッションの最後になってからアタックを試み、1分24秒752に更新して4番手に浮上した。トップとの差は0.121秒。午後から雨が降る可能性に備え、まずはQ2進出の権利を確保した。

    その後、恐れていた通りに天候が悪化。第2セッションが始まる頃にはコースの大部分が乾いたものの、第3コーナーにウエット・スポットが残っているためタイム更新は不可能だ。マーベリック・ビニャーレスはこの状況を見てスタートを遅らせ、太陽が顔を出してコース・コンディションが整うのを待つことにした。そしてセッションの残り25分でコースイン。素早くペースを上げてハードにプッシュし、1分24秒280を記録して2番手を獲得した。トップとの差は0.234秒だった。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシは体調が万全でなかったものの、前回チェコGPの活躍を再現するように順調な滑り出し。フリープラクティス第1セッションでは、明日の予選に備えてマシン・セッティングに専念し、1分25秒251のベストタイムでトップから0.620秒差の12番手。

    第2セッションでは、さまざまなコンディションの可能性に備えるため、ある程度、路面が乾いたところで走行を開始。コースレイアウトに合ったセッティングとマシン・バランスを探りながら終盤でハードにプッシュし、午前中のタイムを0.368秒更新した。これで1分24秒883を記録して12番手につけたが、両セッションの総合成績ではトップから0.837秒差の13番手。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが、オーストリアGPのフリープラクティス初日にサテライト勢トップの総合4番手。午前中の第1セッションで順調にペースを上げ、午後からの第2セッション終盤でベストタイムを更新。3番手にわずか0.048秒差と迫る4番手を獲得した。

    一方、チームメイトのジョナス・フォルガーはやや苦しんだが、チームとともに懸命にマシン・セッティングに取り組みながらザルコに0.470秒差まで迫る健闘。明日はさらなる前進を目指し、予選で好位置獲得を狙う。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合2番手/1分24秒280)
    「良いフィーリングで初日をスタートすることができたので、とてもうれしく思っています。午前、午後ともに仕事は順調。月曜日にブルノで行ったテストでセッティングが大幅に向上していたこともあって、今日はマシンの乗り心地も抜群でした。明日に向けて、このあとは主に電子制御システムに取り組むことと、このコースでとても重要になる加速性能向上を目指して作業を進めていきたいと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合8番手/1分24秒883)
    「問題がいくつか出てしまって、とくに午前中のセッションはかなり難しい状況。僕自身も朝から体調が悪く、風邪のような症状で十分に力が出せなかったことも影響しています。第2セッションではマシンも僕もフィーリングがいくらか良くなってきましたが、目標にしていたトップ10入りは、残念ながら逃してしまいました。もうちょっとのところまで近づいてはいるのですが、このあとはまた別のモディファイを試さなければならないと思っています。状況を好転させるためにはたくさんの課題があります。とくにブレーキングとアクセルレーション。コーナー立ち上がりで遅れてしまうのです。そして、もうひとつが第3セクション。去年はとてもうまく走れた場所ですが、今日はマシン・バランスがしっかり出来上がっておらず、思うように走ることができませんでした。明日は何か別の解決策を見つけて、トライしようと思っています」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「MotoGPカレンダーのなかでも、ここスピールベルグ・サーキットはわれわれにとって難しいコースのひとつです。そのことを考えれば、今日の結果はとても良かったと思います。第2セッションは路面コンディションが悪く、ところどころに濡れた部分が残っていたことが残念ですが、そのなかでもライダーたちはいいペースで走ってくれました。両セッションともとても有意義で、フェアリング、前後タイヤのスペック、さまざまなセットアップをテスト。マーベリックは第2セッションで好タイムを記録し、良いポジションを確保することができました。バレンティーノのほうは、とくに午前中はつらそうでしたが、両セッションとも決勝用タイヤを使用して良いリズムをつかんでいました。第2セッションではフロントにソフト・コンパウンドを履いてタイムアタックに臨みましたが、残念ながら成果は上がりませんでした。でもまだ明日のフリープラクティス第3セッションが残っているので、そこでラップタイムを更新し、Q2へ進出してくれると確信しています。マーベリック、バレンティーノともに、まだマージンが残っているのです」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合4番手/1分24秒522)
    「フリープラクティス初日が順調に運び、とても満足しています。ウエット・コンディションを期待していたのですが、結局、両セッションともドライ。そのなかではしっかり力を発揮することができました。安全策としてソフト・コンパウンドのタイヤを履くと、このところいつもトップ10に入っています。そして今日は、トップ3にあとわずかと迫ることができたのです。このコースが気に入っていますし、ウイーク初日としてはすべてが順調です。ブレーキングは問題ないので、Tech3チームは主に加速性能のほうに重点を置きました。その結果、ライバルたちと比べても満足できる仕上がりになっていると思います。去年のラップタイムを見れば、トップライダーたちが明日はもっとペースを上げてくるはずです。僕たちもこれからさらに前進を目指していきたいと思っています」

    ジョナス・フォルガー (フリー走行総合16番手/1分24秒992)
    「今日は難しい展開になってしまいましたが、明日は必ず挽回します。セッション序盤は、前回のチェコGPでうまくいっていたセッティングを使用しましたが、それがここでは十分に機能してくれないことが判明。とくにブレーキングに問題があって、しっかり安定してくれなかったのです。でも明日までには、これを解決してラップタイムを短縮します。そして日曜日の決勝に備え、予選で自信を持って好位置を目指していきたいと思っています。明日もハードワークを続けるべく、走行開始を楽しみに待っています」

    関連:【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP:ドヴィツィオーゾが初日首位

  • 【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP:エクトル・バルベラがトップ発進

    【MotoGP】 第11戦 オーストリアGP:エクトル・バルベラがトップ発進

    MotoGP 第11戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が11日(金)、レッドブル・リンクで行われ、エクトル・バルベラ(レアーレ・エスポンソラマ・レーシング)がトップタイムをマークした。

    エクトル・バルベラは22周を走行して1分24秒631を記録。2番手には0.088秒差でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)、3番手にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が続いた。

    以下、マーベリック・ビニャーレス、マルク・マルケス、ヨハン・ザルコ、ダニロ・ペトルッチ、スコット・レディング、ホルヘ・ロレンソ、カル・クラッチローまでがトップ10i入り。

    バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が12番手で1回目のセッションを終えた。

    2017 MotoGP 第11戦 オーストリアGP フリー走行1回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分24秒631
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分24秒719
    3 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分24秒744
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分24秒752
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分24秒881
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分24秒895
    7 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分24秒972
    8 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分25秒008
    9 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分25秒038
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分25秒229
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分25秒244
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分25秒251
    13 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分25秒282
    14 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分25秒608
    15 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分25秒697
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分25秒709
    17 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分25秒712
    18 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分25秒724
    19 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分25秒740
    20 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分25秒753
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分25秒785
    22 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分25秒903
    23 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分26秒014
    24 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分26秒239
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第11戦 オーストリアGP プレビュー

    MotoGP チェコGPの決勝から2日後の火曜日、Movistar Yamaha MotoGPはIRTA公式テストを終えてブルノ・サーキットをあとにした。数日後には早くも第11戦オーストリアGPが迫っており、チームは次の決戦の地、スピールベルグ・サーキットへと気持ちを集中している。

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは昨年の大会では6位に終わっているが、今年は先週のチェコGPの3位で弾みをつけて、さらにステップアップを目指す。連続表彰台を獲得し、チャンピオン候補のひとりに残ることが目標だ。

    第10戦終了時点でランキングトップに14ポイント差と迫るランキング2位につけており、好成績獲得に向けて、これまで以上にモチベーションを高めている。月曜日にブルノ・サーキットで行われたIRTA公式テストでも調子は上向きで、着実に前進しており、勢いそのままに表彰台を目指して進んでいく。

    バレンティーノ・ロッシはIRTA公式テストでトップタイムをマーク。ブルノとスピールベルグは特質が異なるものの、ロッシ自身は好調キープに自信を見せている。

    過去3回ここを走行し、1回目の1996年には125㏄クラスで3位を獲得してグランプリ初の表彰台、続く1997年には同じく125㏄クラスで2位を獲得した。そして昨年はMotoGPで、僅差で表彰台を逃して4位となった。そのときの雪辱を果たすべく、今年こそは表彰台に上り、チャンピオンシップにおいてもトップとの22ポイント差を詰めていきたいところだ。

    スピールベルグ・サーキットは昨年、19年ぶりにグランプリを開催。1969年に創設されたこのサーキットは、1996年に改修工事が施されて現在のコースレイアウトに生まれ変わった。わずか3つの右コーナーと7つの左コーナー。そして626mのメイン・ストレート。トップスピード、アクセルレーション、ブレーキングに重点が置かれ、ライダーたちは1ラップのうちに何度もフルスロットルを経験する。

    マーベリック・ビニャーレス

    「前回のチェコGPでまた表彰台に復帰することができました。おかげで自信が深まり、今まで以上に強い気持ちで次のレースに臨むことができそうです。月曜日にはブルノ・サーキットでテストがあり、加速性能をはじめとして多くのことを試しました。これがここスピールベルグでもきっと役に立ってくれると思います。テストのなかで様々な項目について改善されて、次に向けて準備を整えることができたので非常に満足しています。タイトル獲得を目指すなら、ここから先の数戦で表彰台に上らなければなりません。そのためには今の良いフィーリングを持ち続けられるように努力し、常に勝利を目指していきたいと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ

    「月曜日にテストを行い、たくさんのことを試しました。こんなときこそ、1日も早くサーキットに戻るべきだと思います。チェコGPではすべてのセッションでハイペースをキープしました。その後のテストによって、さらに多くを理解することができました。次はスピールベルグですが、ここは私たちにとっては、あまり良い場所ではないかもしれません。それでも、もちろん好成績を目指していきます。YZR-M1とはとてもうまくいっていて、今まで以上に仲良く、より乗りやすくなってきているので、このあとも毎回、表彰台を狙っていけると考えています。タイトル争いはまだまったくわからない状況ですから、毎回できるだけ多くのポイントを獲得することが重要です」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「ブルノでの公式テストのあと、直接オーストリアへやって来ました。チェコでは長い時間をかけて仕事に取り組み、十分に手ごたえを得て、チーム全体が非常にポジティブなムードになっています。ここでの戦いに向けて準備は万端です。昨年はとても良い雰囲気のなかでレースが行われたので、今年も期待しています。コースレイアウトはトップスピードと加速性能に重点が置かれたもので、わたしたちが得意とするところとは少し違っているのですが、このところの好調を生かして今回も良い仕事をしたいと思っています」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第11戦 オーストリアGP プレビュー

    MotoGP 第10戦チェコGPからの連戦となる第11戦オーストリアGPが、8月11日(金)から13日(日)の3日間、レッドブル・リンクで開催される。

    レッドブル・リンクは、1969年に完成したサーキットで、当初はエステルライヒリンクという名称だったが、1995年にA1リンクとなり、2010年からはレッドブル・リンクへと改称された。

    オーストリアGPは、1971年にザルツブルグで初めて開催され、94年までの24年間で22回行われた。その後、A1リンクで行われた3回を加え、今年で26回目の開催となる。

    レッドブル・リンクは、ウイーンから南西約200kmのシュピールベルクにあり、オーストリアのほぼ中央に位置する。一周、4.326kmのコースは、アップダウンに富んだハイスピードコースで、コーナー数は10(右7/左3)とシンプルなレイアウト。MotoGPは、A1リンク時代の96年と97年に開催されており、昨年は、19年ぶりにMotoGPが開催された。

    過去、Honda勢は、96年と97年の大会で、2年連続で、125cc、250cc、500ccの3クラスを制している。最高峰クラスでは、96年にアレックス・クリビーレ(99年のチャンピオン)、97年にミック・ドゥーハン(94年から98年までの5年連続チャンピオン)とHondaでチャンピオンに輝き、MotoGPレジェンドに名前を連ねる両選手が優勝している。しかし、19年ぶりの開催となった昨年は、事前テストに参加しなかったこともあり、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が5位、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が7位と悔しい結果に終わった。今年は、その雪辱に挑む戦いになる。

    昨年同様、前半戦を総合首位で終えたマルク・マルケスは、後半戦のスタートとなった第10戦チェコGPで今季3勝目を挙げ、大接戦のチャンピオンシップで、わずかにリードを広げることになった。大会終了後の公式テストでは、今大会に向けていくつかのセットアップにトライして準備を進めた。昨年は19年ぶりの開催となるレッドブル・リンクの事前テストに参加しなかったことで苦戦を強いられた。今年はデータもあり、ドイツ、チェコに続く3連勝に挑む。

    チームメートのダニ・ペドロサは、チェコGPでマルケスに続いて2位になった。Repsol Honda Teamにとっては、今季2回目の1-2フィニッシュを達成。最高の内容で後半戦のスタートを切った。この表彰台でペドロサは、総合2位から4位までのライバルとのポイント差を縮め、チャンピオン争いの名前を連ねることになった。

    ダニ・ペドロサも昨年は、レッドブル・リンクに苦戦、悔しい結果に終わったが、今年はレースを追う毎に調子を上げている。ドイツGP、チェコGPに続く3戦連続の表彰台と今季2勝目が期待される。

    前戦チェコGPのフリー走行で、コース上に出たオイルのために転倒、背中などを強く打って負傷、苦しいレースを強いられたカル・クラッチロー(LCR Honda)だが、厳しい体調にも関わらず決勝レースでは5位でフィニッシュ。月曜日の公式テストにも参加し、オーストリアGPの準備を行った。昨年の大会は、フリー走行、予選でいい走りをするが、決勝ではスタートに失敗して15位という結果に終わっている。今年は今季2回目の表彰台と今季初優勝を目指す。

    チェコGPで予選15番手、決勝14位と苦戦のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、鈴鹿8時間耐久ロードレースからの乗り換えに苦戦した。そのため、月曜日の公式テストでは、引き続き、マシンの乗り換えに集中し、今大会に挑む。昨年の大会では、予選と決勝日のウォームアップで2度の転倒を喫し、右手首と胸椎に骨折が認められたことから欠場した。今年はその雪辱に挑む。チームメートのティト・ラバトは、チェコGP後の公式テストで大きな収穫を得たことで、自信を持って今大会に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)

    「レッドブル・リンクは、昨年とても苦労したサーキットですが、今年はそうならないことを期待しています。先週のブルノも、これまで苦労したサーキットですが、最終的にすばらしいリザルトを得ることができ、オーストリアGPに向けてもモチベーションは高いです。月曜日のテストでは、レッドブル・リンクに向けていくつかのセットアップにトライしました。レッドブル・リンクに向けてのポイントは、アクセレーションとウィリーの軽減。そしてブレーキング時の安定性です。いつものようにいい妥協点を見いだすことに集中します。レッドブルはメインスポンサーの1つであり、レッドブル・リンクの戦いはとても重要な戦いになります。チャンピオンシップにとっても大事なレースになるので、しっかりポイントを獲得できるよう全力を尽くします」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)

    「レッドブル・リンクは、まだ一度しかレースを経験していないサーキットです。昨年は、いいセットアップを見つけるのに苦労しましたが、今年はよりよい結果を残せることを期待しています。チェコGPの後、ブルノで1日テストを行い、いい結果を得ることができました。オーストリアGPは金曜日からの走行になりますが、いつも通り、いいセットアップを見つけたいです。今週も天候がどうなるかわかりませんが、どんなコンディションになってもしっかり準備を進め、いまのいい状態をキープすることに集中したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)

    「ケガの状態はそれほど悪くなく、月曜日のテストでも多くの周回をこなすことができました。オーストリアでも快適にマシンに乗れることを期待しています。チームは常にマシンのいい状態をつくるために努力しています。月曜日のテストではレッドブル・リンクに役立つかも知れないいくつかのセットアップを試せたので、今週のレースを楽しみにしています。レッドブル・リンクは、エンジンサーキットなので、すべてのブレーキングゾーンでブレーキングに集中しなければなりません。ポジティブな気持ちでレッドブル・リンクに向かいます」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合12位)

    「月曜日のブルノテストのメインメニューは、鈴鹿8時間耐久ロードレースからMotoGPマシンへの乗り換えと、ミシュランタイヤのフィーリングを取り戻すことでした。全体的にラップタイムは安定していたし、ミディアムタイヤではとてもいいペースで走れました。とても満足しています。また、レッドブル・リンクは、深いブレーキングが必要になるので、マシンのジオメトリーなどの作業にも時間を費やしました。昨年は思い出の少ないサーキットの1つですが、レッドブル・リンクを走ることに興奮しています」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合18位)

    「月曜日のブルノテストでは、コーナーの立ち上がりで大きなステップを刻むことができました。立ち上がりで、リアタイヤのスピニングがひどくトラクションを失っていましたが、ロスのない立ち上がりを見いだすことができました。MotoGPにステップアップしてから、ずっと苦労してきたことなので、とても重要なテストになりました。この結果、オーストリアGPに自信を持っていけるようになったし、チームスタッフにはとても感謝しています」