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  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    Movistar Yamaha MotoGPは快晴に恵まれたミサノ・サーキットでフリープラクティスを開始し、その初日にマーベリック・ビニャーレスが総合2番手と好調スタートとなった。

    マーベリック・ビニャーレスはフリープラクティス第1セッションと第2セッションで合計39ラップを走行し、YZR-M1のセッティング作業を順調に進めながら、第2セッション終盤でタイムアタックを行い総合2番手獲得と健闘した。

    バレンティーノ・ロッシは怪我のため欠場しているが、ピットを通常通りに設置し、その前には2台のマシンとともに「get well soon(早い回復を!)」のメッセージボードが置かれている。

    マーベリック・ビニャーレスはチームの責任を一身に背負うことになるが、第1セッションから好調ぶりを発揮し、グリップ不足にやや手間取りながらも素早くペースアップ。45分間を基本セッティングの調整に費やし、トップから1.036秒差の1分34秒592で8番手となった。

    午後からの第2セッションでは、セッティング向上を受け各セクションで少しずつ短縮。ユーズド・タイヤでロングランを行ったあと、トップ10入りを目指してタイムアタックを開始した。順調にスピードを上げていったマーベリック・ビニャーレスは午前中のタイムを1秒以上も更新する1分33秒236を記録し、トップにわずか0.005秒差の2番手で初日を終了した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは第1セッションで9番手を獲得したが、第2セッションでは順番手を下げて総合12番手で、トップとの差は0.683秒となった。一方のジョナス・フォルガーは第1セッションでヨハン・ザルコに0.084秒差と迫ったものの、第2セッションとの総合成績ではトップから1.091秒離されて17番手となった。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合2番手/1分33秒236)

    「とても順調です。今日は私の希望通り一本のタイヤでたくさん走行するテストを行いました。とくに第2セッションでは決勝の周回数を走り切って非常に好調でした。正直なところ、リズムの良さに自分でも驚いているところで、マシンの動きにもとても満足しています。それでも、これで完璧というわけではなく、さらに改良が必要です。ラップタイムがまだ目標に届いていませんからね。前回のミサノ・テストでも試した2018年型プロトタイプのシャシーを使用しているのですが、とても感触が良く気に入っています。ライダーにとっては非常に重要な部分で、このおかげでスムースに流れに乗っていくことができるのです。大幅に改良されてきたので、これをシーズン終了まで使用するつもりです」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「ライダーがひとりという、いつもと違う状況でウイーク初日をスタートすることになりました。それでも今日は両セッションとも非常に順調でした。第1セッションは路面コンディションの影響もありグリップ不足に悩まされましたが、マーベリックはそのなかでもハイペースをキープし、午後はコンディションが回復したので、さらにセッティングに磨きをかけていきながら、決勝を想定してユーズド・タイヤで走行を重ねました。彼のフィーリングもとても良かったようです。そしてセッション終盤で新しいタイヤを装着してベストタイムを更新し、トップに0.005秒差と迫る2番手を獲得することができました。このように今回は初日から非常に好調。明日もまだ時間があるので、さらにもう一歩、前進を目指します」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合12番手/1分33秒914)

    「ミサノでの初日は順調でした。YZR-M1でこのコースを経験することができてうれしいです。前から思っていた通り、このコースはMotoGPマシンには小さ過ぎるようです。だから今日は、できるだけたくさん周回してフィーリングをつかみ、それをチームにもフィードバックしてマシン・セッティングに役立ててもらおうと考えました。第2セッションで12番手に落ちてしまったのは残念ですが、ラップタイムだけを見れば大きな差はありませんでした。このあともチーム一丸となって落ち着いて仕事に取り組み、明日、さらに一歩、前進したいと思っています。決勝に向けて、明日の予選では前の2列を狙っていきます」

    ジョナス・フォルガー (フリー走行総合17番手/1分34秒322)

    「正直に言って、今日の結果には満足していません。フロント周りのフィーリングがあまり良くなくて、マシンの向き換えやブレーキングが思い通りにいかなかったからです。そのため何度か危ない場面もあったのですが、これから目標に向かって自信を取り戻すためにも、明日までに何とか解決策を見つけなければなりません。今のところ問題はこのひとつだけなので、必ず克服し、予選順番手を上げられるよう全力を尽くします」

  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:ダニロ・ペトルッチが初日トップ

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:ダニロ・ペトルッチが初日トップ

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行2回目が8日(金)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック)がキャリア初の初日総合1番手に立った。

    気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、ダニロ・ペトルッチは1分33秒231をマーク。2番手には0.005秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、3番手にはアンドレア・ドビツィオーゾが続いた。

    以下、ダニ・ペドロサ、マルク・マルケス、カル・クラッチロー、ミケーレ・ピロ、ホルヘ・ロレンソ、アンドレア・イアンノーネ、ティト・ラバットがトップ10入りした。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP フリー走行2回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分32秒231
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分33秒236
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分33秒294
    4 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒346
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒475
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分33秒545
    7 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム 1分33秒591
    8 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分33秒614
    9 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分33秒740
    10 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒820
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒832
    12 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒914
    13 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分33秒937
    14 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒054
    15 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒137
    16 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分34秒266
    17 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒322
    18 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒411
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒499
    20 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒678
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒842
    22 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分34秒903
    23 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分35秒052
  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:マルク・マルケスがトップ発進

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:マルク・マルケスがトップ発進

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行1回目が9月8日(金)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。

    フリー走行1回目の最速タイムはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がマークした1分33秒556。2番手には0.432秒差でミケーレ・ピッロ、3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾとドゥカティ勢が続いた。

    4番手にはカル・クラッチロー、5番手にはダニロ・ペトルッチ、6番手にはホルヘ・ロレンソ、7番手にはダニ・パドロサ。

    バレティーノ・ロッソの負傷により、今大会は一台体制での参戦となるモビスター・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは8番手タイム。

    以下、ヨハン・ゼルコ、ジョナス・フォルガーまでがトップ10入りした。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP フリー走行1回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒556
    2 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム 1分33秒988
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分34秒175
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分34秒196
    5 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分34秒219
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分34秒498
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分34秒545
    8 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分34秒592
    9 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒702
    10 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒786
    11 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒835
    12 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒926
    13 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒953
    14 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒160
    15 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分35秒243
    16 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分35秒306
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分35秒415
    18 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分35秒536
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒625
    20 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分35秒655
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒957
    22 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分37秒112
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分37秒649
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPにとって今季2度目となるチームのホームレース・サンマリノGPが開催される。バレンティーノ・ロッシは怪我のためこのホームレースを欠場し、Movistar Yamaha MotoGPからはマーベリック・ビニャーレスひとりが出場する。

    マーベリック・ビニャーレスは2週間前のイギリスGPでの2位獲得の活躍により、チャンピオンシップはトップに13ポイント差、2位に4ポイント差のランキング3位につけている。ミサノ・サーキットでは2013年のMoto3に出場して2位を獲得した。

    マーベリック・ビニャーレスはチームメイトの不在を悲しんでいるが、イギリスGP、その後のミサノ・プライベートテストと調子を上げており、今回はトップにさらに近づくことを目標に、2戦連続での表彰台を狙う。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、8月31日、エンデューロでのトレーニング中のアクシデントで脚を骨折。その後は順調に回復しているものの今大会は欠場し、完治次第レースに復帰することとなる。今回のサンマリノGPは、バレンティーノ・ロッシの故郷、タヴッリャからわずか20分というホームコースあり、イタリアのファンのためにも、ピットにはいつも通りにバレンティーノ・ロッシの2台のYZR-M1も並べられる。

    ミサノ・サーキットは1972年に建設され、1980年代からグランプリを開催してきた。2007年にMotoGPの安全規制に合わせて大規模な改修を行ったあと、全長4.2km、時計回りのサーキットとしてグランプリに復活した。この際、6つの左コーナー、10の右コーナーに加え、シケインを追加。安全性を向上しながら、激しいオーバーテイクが展開される多くの高速コーナーが残されたことで、改修後も多くのファンを魅了してきた。

    Movistar Yamaha MotoGPのマシンには今回も”#rodamosjuntos”のロゴを貼付し、Movistarが率先して行う安全運転啓発活動のアピールを行う。ドライバーとサイクリストの相互尊重を促進するこの活動は、毎年9月にスペインを舞台に行われる自転車プロロードレース、La Vuelta(ブエルタ・ア・エスパーニャ)の期間中、9月9日まで続けられる。

    このほか、ファクトリーチーム は、KiSS Misano(Keep it Shiny & Sustainable)をサポートを行う。Yamaha Motor Racingのジェネラルマネージャー、マルコ・リーバは9月7日、イベントに先立って記者会見に出席。環境保護や社会福祉の持続可能性を目指すこのプログラムをサポートするため、Yamaha Motor Italyがミサノ・サーキットに寄付したYamaha Tricityを紹介した。スペシャル・カラーを施したTricityは事故や急病などの緊急事態に対応するもので、KiSS Misanoの”グリーン・イメージ”に合わせて群衆の中でも目立つようにデザインされ、人工蘇生器、AEDを装備する。

    マーベリック・ビニャーレス

    「バレンティーノがここに居ないのは本当に残念です。とくに今回は彼のホームレースで、とても特別なグランプリですからね。できるだけ早くピットに戻ってきてほしいと願っています。僕は、シルバーストンで表彰台に上ったあとモチベーションを高く保つことができています。M1はシーズン序盤と同じようなフィーリングが戻ってきたので、ポイント獲得に向け、さらに集中できるようになりました。また、ミサノでの事前テストでは大幅にセッティングも向上しています。感触もとてもよかったので、ヤマハに優勝をプレゼントするために全力を尽くします」

    バレンティーノ・ロッシ

    「ホームGPに出場できないなんて、とても残念です。地元のファンの目の前で走るのはとても特別なことなので、本当に楽しみにしていたのですが、今はやはり怪我の治療に専念しなければなりません。幸い、完治までには少し時間がかかりますが、それほどひどい状態ではなく、できるだけ早くコースに戻れるよう、できることは何でもする覚悟です。今回のことでご心配をおかけしたみなさん、本当にすみません。そして支えてくれる皆さんの愛情に感謝します」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「ミサノ・テストから約3週間が経ちました。前回のシルバーストンでは好成績をあげることができたので、マーベリックは自信を深め、いつものようにできるだけ多くポイントを獲得するために高い集中力を保っています。ランキング争いも激しさを増してきましたが、私たちは今回のレースをとても楽しみにしています。ミサノはコースのすばらしさだけではなく、その雰囲気がとても特別ですし、チームにとっての第二のホームコースでもあります。しかしながら今回は、バレンティーノの欠場というお知らせをしなければならずとても残念です。チームの全員が、バレンティーノの不在を悲しんでいます。一日も早い回復を願いながら、ピットでその帰りを待ちます」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP 第13戦サンマリノGPが、9月8日(金)~10日(日)の3日間、イタリアのアドリア海に面したミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催される。

    このサーキットは、2011年のマレーシアGPにおいて、不慮の事故で亡くなったマルコ・シモンチェリ選手に敬意を表し、12年に、ミサノ・サーキットから現在の名称へと変更された。

    ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(以後ミサノ・サーキット)は、1993年にイタリアGPが開催されたのを最後に、2006年までグランプリの舞台から外れ、サンマリノGPも93年のムジェロを最後に開催が中断されていた。しかし2007年、コースの全面改修を受けたミサノ・サーキットが、14年ぶりにグランプリの舞台として復活し、同時にサンマリノGPも復活、今年で11年目を迎える。

    ミサノ・サーキットは従来左回りのコースだったが、07年の大改修で右回りに変更された。そのときのコース全長は4.180km。08年にはコースの一部が改修され、4.226kmに延長された。

    コースは低中速のコーナーが連続するテクニカルなもので、リズミカルな走りを要求される。ホンダ勢としては、過去10年の大会で10年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が勝利、15年は“フラッグ・トゥ・フラッグ”の難しいレースとなる中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が大会初制覇。そして昨年はダニ・ペドロサが、6年ぶり2度目の優勝を果たし、ホンダ勢が2連覇を達成している。これまでサンマリノGPは、シーズンを通じてRC213Vが最も苦手とするサーキットだったが、今年は3年連続の勝利を目指す。

    前戦イギリスGPは、ホンダ勢にとって残念な結果に終わった。4戦連続今季6回目のポールポジションを獲得したマルク・マルケスがエンジントラブルでリタイア。バンピーな路面に苦しんだダニ・ペドロサが7位と、Repsol Honda Teamにとっては、今季4回目の表彰台に立てないレースとなった。ホンダ勢にとっても今季3回目となる表彰台なしという悔しいレースだっただけに、今大会はその雪辱に挑む。

    前戦イギリスGPのリタイアで総合首位から2位にポジションダウンしたマルク・マルケスは、気持ちを切り替えて戦いに挑む。過去、サンマリノGPでは、10年に125ccクラスで、11年と12年にはMoto2クラスで優勝している。最高峰クラスでは15年に優勝。昨年はタイヤに厳しいレーストなり4位。しかし、厳しい戦いの中でしっかり走りきったことがタイトルの獲得につながった。今季は首位奪還に向けてしっかり完走すること、そして、通算5度目のサンマリノGP制覇に挑む。

    サンマリノGPを得意とするダニ・ペドロサは、今季2勝目に闘志を燃やしている。これまでサンマリノGPでは、09年3位、10年優勝、11年2位、13年と14年が3位と表彰台の常連となっていた。“フラッグ・トゥ・フラッグ”になった15年は9位と低迷したが、昨年は大会2度目の勝利。今大会は2年連続3回目のサンマリノGP制覇に挑む。

    Repsol Honda Teamは、8月下旬にミサノ・サーキットでテストを実施。準備はできている。しかし、同サーキットでは、ライバル陣営もテストを実施しているだけに、初日から厳しい戦いになりそうだ。

    ホームグランプリとなった前戦イギリスGPで、予選3番手、決勝4位と健闘したカル・クラッチロー(LCR Honda)は、今大会前に左手人差し指を負傷、厳しい状態で大会に挑むことになった。クラッチローはレースに向けて治療に注力し、大会でもベストを目指す。

    シーズン後半戦に入って厳しい戦いを続けているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2年ぶりのサンマリノGPに気合を入れている。昨年はシーズン中のケガが悪化したことから大会を欠場した。今年はその雪辱と今季ベストリザルトに挑むことになる。

    チームメートのティト・ラバトも、得意のコースであるミサノを楽しみにしている。Moto2時代には、13年3位、14年優勝、15年2位と常に優勝争いに加わってきた。MotoGPクラスで初出場となった昨年は、転倒から再スタートを切って17位。今年は2戦連続今季9回目のポイント獲得を目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合2位)

    「前回のレースのことは忘れて、ミサノではすばらしい週末になるようにがんばります。大事なことは、最近すべてのサーキットで戦闘的だったということです。ミサノは変化に富み、タイトなレイアウトですが、いつものようなアプローチとメンタルで戦いたいと思います。優勝が唯一の目標ではありませんが、できる限り強くなりたいと思います。もしチャンスがあれば優勝に向けて準備をしたいです。できる限り最良の結果を残せるようにがんばります。8月にはここでポジティブなテストができたので、金曜日の午前中からうまくスタートする準備は整っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)

    「ミサノのレースが楽しみです。ここは好きなサーキットです。ここはいつもファンが大勢来てくれるし、雰囲気は最高です。いい思い出があります。いい結果を残したこともあるので、すべてのセッションでうまく仕事ができることを願っています。数週間前にここでテストを行いましたが、とてもうまくいきました。それが今週のレースで、最初から正しい方向へ進むことに役立てばと願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)

    「残念ながら包丁で左の人差し指の腱を切ってしまいました。そのまま寝たのですが、翌日になっても血が止まらなかったので、ピストイア病院の救急へ行きました。ここでリッカールド・シモンティ医師に診てもらい、腱が切れていることが分かりました。腱をつなぐ手術を行いました。病院ではよくしてもらいました。いい仕事をしてくれました。その後パルマの手の専門家のところへ行き、週末のサンマリノグランプリで、ベストの走りができるチャンスが与えられるように添え木をしてもらいました。難しいとは思いますが、いつものように100%でがんばります。どうなるか様子を見たいです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合14位)

    「ミサノは好きなサーキットです。夏休み明けから陥っているスランプからの脱却を願っています。このサーキットはブルノやオーストリア、そしてシルバーストンとは少し違い、僕たちのRC213Vに合うと思います。長い加速区間が1カ所ありますが、残りの部分はHondaの力の見せどころです。今週末はそのアドバンテージを活かす必要があります。ここ数戦は厳しいレースでしたが、ミサノでは再びバトルに戻りたいです。楽しみにしています」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合18位)

    「シルバーストンでは、シーズンの最初から課題だったリアグリップの解決策を見つけることができて、一歩前進できました。マシンを走らせるだけというより、レースをすることができました。そして自信につながりました。もちろんまだほかのサーキットでこれを確認しなければなりませんが、ミサノで思ったように機能すれば、いいパフォーマンスができるし自信にもつながります。力強く残りのシーズンをフィニッシュできると思います」

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、第13戦サンマリノGPの欠場が決定

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、第13戦サンマリノGPの欠場が決定

    バレンティーノ・ロッシが、今週末ミサノで開催されるサンマリノGPを欠場することが決定した。

    バレンティーノ・ロッシは先週31日(金)、イタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫し、右脚の脛骨と腓骨を骨折。1日(金)にイタリア・アンコーナ市内の大学病院で手術を受けたが、全治には1ヵ月かかると診断されていた。

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは4日(月)、バレンティーノ・ロッシが、今週末にミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを欠場することを発表。

    今週末のサンマリノGPではヤマハ代役を起用せず、マーベリック・ビニャーレスの1人体制で臨む。

    だが、9月24日にアラゴンで開催される第14戦では、テストライダーの中須賀克行を起用するのではないかと言われている。

    中須賀克行は今年、全日本ロードレースに参戦。サンマリノGPではオートポリスでのレースのため代役は不可能だが、アラゴンGPの週末はレースがない。中須賀克行は、これまでMotoGPで7戦にスポット参戦している。

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが右脚を手術…全治30日以上

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが右脚を手術…全治30日以上

    バレンティーノ・ロッシは1日(金)、イタリア・アンコーナ市内の大学病院で、エンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫した際に骨折した右脚の脛骨と腓骨を手術。手術は無事に成功したが、医師によると30~40日の休息が必要になるという。

    バレンティーノ・ロッシは「手術は良かった。今朝、目を覚ましたときは、良い感じがあった。手術をしてくれたアンコーナの医師たちに感謝したい。1日も早くバイクに乗りたい。それに向けて全力を尽くす!」と復帰に向けて強い意志を語った。

    バレンティーノ・ロッシは、31日(木)にイタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニングを実施していたが、転倒を喫したことから、近郊のウルビーノ市内にある病院に搬送され、精密検査の結果、右脚の脛骨と腓骨が骨折されていることが判明。アンコーナ市内の大学病院に搬送された後、午前2時から手術を受けた。

    手術を担当した医師のラファエレ・パスカレッラは、手術は“完全に成功した”と説明した。

    「まずバレンティーノは大丈夫だと言いたい。それが我々全員にとって最も重要なことだ」とラファエレ・パスカレッラは記者会見でコメント。

    「彼は30~40日の休まなければならないのは確実だと思う。今後数週間で一緒に評価していく」

    40日の間には、ミサノとアラドンでのレースが行われる。その後は10月15日のもてぎでの日本GPを皮切りにオーストリア、マレーシアとの3連戦が予定されている。

    関連:【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

    バレンティーノ・ロッシは、モトクロスでのトレーニング中に事故を起こし、右足を骨折した。

    バレンティーノ・ロッシは31日、イタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫したことから、近郊のウルビーノ市内にある病院に搬送された。検査の結果、バレンティーノ・ロッシは、脛骨と腓骨の骨折と診断された。

    モビスター・ヤマハは「8月31日(木)のにエンデューロを使用したトレーニング中の事故でモビスター・ヤマハMotoGPのスター、バレンティーノ・ロッシは右足の脛骨と腓骨の骨折と診断された」と声明で述べた。

    「38歳のイタリア人ライダーは、できるだけ早く手術を受ける」

    バレンティーノ・ロッシの父グラツィアーノは「バレンティーノは楽観的ではない」と ANSA にコメント。

    「レントゲン写真を撮るためには、彼らはブーツを切らなければならなかった。バレンティーノは、非常に悪いと感じていると私に伝えている」

    9回のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、前戦イギリスGPで3位表彰台を獲得。現在ランキングで4位につけている。

    次戦MotoGP サンマリノGPは、9月8~10日にミザノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される。

  • 【MotoGP】 2018年からタイでの開催が正式決定

    【MotoGP】 2018年からタイでの開催が正式決定

    MotoGPが、2018年からタイで開催されることが正式決定した。

    MotoGPを統括するドルナスポーツのカルメロ・エスペレータCEOとタイのスポーツ庁長官サコン・ワンナポンは31日(木)、首都のバンコク市内で、2018年から2020年までブリーラムに位置するインターナショナル・サーキットでの開催に関して、副首相のタナサック・パティマプラゴーン、観光スポーツ省大臣のポンパヌ・スヴェタルンドラ出席の下、調印式を行い、契約を締結。2018年、MotoGP史上初めてタイで開催することが決定した。

    タイ政府を代表して調印式に出席した副首相のパティマプラゴーンは、MotoGP世界選手権がタイに来ることが決まり、大変嬉しいです。モーターサイクルに関係する全ての関係者にとって素晴らしい合意です。ブリーラム・サーキット、カルメロ・エスペレータ、報道陣に感謝します。今日は多くの報道関係者が出席してくれ、レースの関心が高いことを意味します。タイにとって、MotoGP™世界選手権を迎え入れることは挑戦です。空港の整備、サーキットへのアクセスなど、タイのインフラにとっても良いことです。このイベントを歓迎し、経済及び観光にとって大変良いことです」と初開催を歓迎した。

    レースへの関心が年々高まり、世界の二輪市場にとって重要なタイでの開催が決定したドルナスポーツのカルメロ・エスペレータは「スポーツ庁との間で、2018年から2020年まで、ブリーラムのサーキットでチャンピオンシップの開催に関して契約を交わしました。タイは二輪市場重要な国であり、観光開発にMotoGP™世界選手権を利用することが嬉しいです。タイ政府との間で合意に達したことを誇りに思います。既にスーパーバイク世界選手権を開催し、近い将来に契約を更新します。MotoGP世界選手権への関心が非常に高く、大きな期待感があります。開催日を決定する必要がありますが、近日中に2018年の暫定開催日程を発表します」と開催の重要性と期待感を説明した。

  • 【Moto2】 中上貴晶がイギリスGPで劇的な今季初優勝

    【Moto2】 中上貴晶がイギリスGPで劇的な今季初優勝

    全18周で争われたMoto2 第12戦イギリスGPの決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶が優勝を達成。完璧なレース運びとペースコントロールで、MotoGP昇格発表後の初レースをドラマチックな勝利で飾った。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、28位で完走を果たした。

    現地時間午後2時00分(日本時間午後10時00分)に開始した決勝レースを、中上貴晶は2列目4番グリッドからスタートした。

    午前のウォームアップ走行でトップタイムを記録した中上貴晶は、18周の戦いに向けて上々の仕上がりをアピール。序盤にしばらく様子を見た後に少しずつ前との距離を詰めてポジションを上げ、12周目にトップに立った。以後は周回ごとに後続を引き離しつつペースをコントロールして、誰よりも早くチェッカーフラッグを受けました。

    11列目32番グリッドスタートのパウィは、一貫して安定したペースで走行を続けた。レース中にこの週末の自己ベストタイムも更新し、今回のレースでさらに貴重な経験を積み重ねた。

    第13戦サンマリノGPは、9月8日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートする予定。

    中上貴晶 (優勝 / 38’20.883 )

    「先週の日曜に最高峰クラス昇格の発表をした直後のレースだったので、絶対に勝つ覚悟を決めて今日のレースに臨みました。今日はこの週末で最も路面温度が高くなったので序盤は様子を見ましたが、そこから落ち着いてペースを上げていき、トップに立ってからは後続を引き離すことができました。今シーズンの初優勝を達成できて本当にうれしいです。苦戦が続いていたときでも力強く支えてくれたチームと、応援をしてくださるすべての方々に感謝をしています。次のサンマリノGPは僕にとって特別なサーキットなので、今度も絶対に勝つ意気込みで臨みます」

    カイルール・イダム・パウィ (28位 / 39’07.993 / +47.110)

    「今日のレースではいいリズムで走ることができて、2分09秒台で安定して周回することができました。今回は苦戦を強いられたウイークでしたが、だからこそたくさんの経験を積むことができたと思います。今後に向けて、さらにがんばろうと思えるポジティブなレース内容でした」

    岡田忠之-チーム監督

    「中上はMotoGPクラス参戦発表を最高の形で飾ることができて、とてもいいレースになりました。今後のレースでも3勝目、4勝目を挙げることができるように、引き続きがんばってほしいです。パウィは、レース中に自分のライディングをアジャストすることで、週末に抱えていたマシンの課題を大幅に解消することができました。Moto2クラスのライディングについて多くのことを学べた、実りの多いレースになりました」

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