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  • MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP サンマリノGPの予選は、前日の夜から朝方まで降り続いた雨の影響で路面コンディションが大きく変わり、難しいセッションとなった。その中で今季5度目のポールポジション獲得が期待されたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、2回目のアタックで痛恨の転倒を喫し5番手に終わった。1回目のアタックで1分32秒0167をマークしたマルケスは、2本目のタイヤでベストタイムを狙ったが、今大会ホンダ勢が苦戦している左高速の15コーナーでフロントが切れ込み転倒。ピットに戻り2号車でアタックしたが、転倒した際に目にゴミが入り、そのため走りに集中できず1回目のタイムを更新できず5番手に終わった。

    最高気温23℃、雲が多く路面温度も低かった初日は快調にラップを重ねたマルケスは、不安定なコンディションとなった2日目もまずまずの内容でセットアップを進めた。予選も完ぺきではなかったが、ポールポジション争いをするペースがあった。しかし、今大会ホンダ勢が苦戦している15コーナーで痛恨の転倒を喫し、今季5度目のポールポジションを獲得できなかった。しかし、ウォームアップで最後の調整をし、総合首位をキープするだけでなく、リードを広げるために全力で挑む。

    フリー走行で3番手につけたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)がマルケスに続き6番グリッドを獲得した。クラッチローは、路面コンディションの変化に苦戦。 FP4で転倒し、Q2でも転倒を喫し、思うようにタイムを短縮できなかった。しかし、決勝日は気温も路面温度も上がることが予想されるだけに、8月下旬のテストデータを活かし、今季2勝目と2度目の表彰台に挑む。

    土曜日午前中のフリー走行がハーフウエットで始まったため、総合12番手のまま予選Q1から挑むことになったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、Q1でトップタイムをマークしてQ2進出を果たした。しかし、Q2では大接戦の中で11番手グリッドだった。Q1でペドロサに続き2番手タイムをマーク、イタリアGPに続き今季2度目のQ2進出を果たしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2回目のアタックで転倒を喫し12番手グリッドだったが、気合の入った走りに大きな拍手が送られた。

    以下、ワイルドカードで出場のステファン・ブラドル(HRC Honda Team)が18番手、中上貴晶(IDEMITSU LCR Honda)は路面コンディションの変化に苦戦して19番手、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は23番手、3選手ともに後方からの追い上げに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「予選で2度目のアタックをしているときにフロントから転倒してしまいました。僕にはマージンがあって、もっと前進できると思っていたので、自分自身に怒りを感じました。急いでピットに戻り、マシンに飛び乗ったときに初めて目になにか入っていることに気付きました。それで集中力が無くなってしまいました。いくつかミスをしてしまい、あまり正確な走りができませんでした。そのためアドレナリンがあったにも関わらず完ぺきな周回ができませんでした。リズムはいいです。マシンは快適です。ユーズドタイヤで走ったFP4はよかったので、とにかく明日のレースまで待たなければなりません。転倒はともかく、今日はすべてとてもうまくいきました。2列目からのスタートということは、1周目にかなり注意しなければならないということですが、明日は表彰台を目指して戦いたいと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「少し残念な結果でした。最後のラップで間違ってしまったのかもしれません。残り2秒でフィニッシュラインを通過しました。タイミングは完ぺきでした。あと0.1秒速かったらフロントローを獲得できたのですが、(ホルヘ)ロレンソにもっと近づけると思い、プッシュして転倒しました。これは僕のせいです。フロントタイヤにかなり苦戦しました。ハードオプションは左側に十分なグリップがなく、ミディアムオプションは右側が柔らかすぎました。今日はポジティブなことを持ち帰らなければなりません。それはFP3とFP4で、中古タイヤで速かったことです。ロレンソに今のところアドバンテージがありますが、明日はいいペースで戦えると思います。3列目になりそうだったことを考えれば、セカンドローのポジションには満足しています。タイムが接近しているので明日のレースが楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
    「今日はQ1で最速タイムを出すことができました。ラップタイムはかなりよくなりました。でもQ2では前進できず、ほぼ同じようなラップタイムしか出せませんでした。悪くはありませんが、今日はみんな接戦だったので十分ではありませんでした。このサーキットはスターティングポジションが重要なので、少しフラストレーションがたまっています。ブレーキングでは十分な強さがあるのですが、全体的に加速で少し足りないものがあります。もちろんいいスタートを切ることが重要になります。とにかく明日どうなるか、様子を見たいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12番手)
    「今日の仕事にはとても満足しています。レースに向けていいペースがあります。ホームサーキットが僕を後押ししてくれているのだと思います。今はレースに集中して、2つのオプションの中から正しいタイヤの選択をしたいと思います」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 18番手)
    「今日はマシンのセットアップとマッピングにかなり取り組みましたが、問題を解決するために思った以上に時間がかかりました。午前中の湿ったコンディションでは、いいフィードバックを得るのは簡単ではありませんでした。そのためFP4でもテストを繰り返ししなければなりませんでした。もちろん一番の目標はそれです。いいパフォーマンスにするためには少し時間がかかりましたが、最終的にまずまずのラップタイムを出すことができました。レースペースは悪くありません。18番グリッドからまだいくつかポジションを上げられると思うのでベストを尽くしポイントを獲得したいです」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「夕べから降り続けた雨の影響で路面のコンディションが大きく変わり、難しい一日になりました。特に電子制御の部分でいろいろやったのですが、なかなかいい方向にいきませんでした。エンジンブレーキ、トラクションコントロールなど、うまくバランスが取れませんでした。昨日課題になった車体は元の状態に戻しているので、決勝もこのままでいきます。明日のウォームアップで電子制御を確認したいです。タイヤは前後ミディアム、もしくはフロントがハード、リアがミディアムのどちらかになると思います。8月のテストとはかなり違うコンディションで難しいレースになりそうです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「トリッキーなコンディションで簡単な日ではありませんでした。FP3で転倒してしまったので、FP4ではマシンのフィーリングをよくするために仕事に取り組まなければなりませんでした。一番の問題はコーナリングです。ウォームアップで解決策を見つけられることを願っています。予選ではもっといいラップタイムを出せるペースがあったと思います」

  • MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP 第13戦 サンマリノGPの予選で、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが、Q2の最終盤で自己ベストを更新してフロントローを獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは7番手で3列目となったが、2列目との差はわずか0.003秒だった。

    マーベリック・ビニャーレスは15分間で行われたQ2セッションで3番手を獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシも序盤は非常に好調で2列目獲得のペースを維持していたが、終盤で7番手に後退してセッションを終了した。

    ビニャーレスはドライ・コンディションで行われたフリープラクティス第4セッションで好調ぶりを見せて1番手を獲得。このあとに行われたQ2も果敢に攻めていきたいところだったが、走り始めるや、タイヤのフィーリングが良くないことに気づくこととなった。そしてオープニングラップこそ4番手につけたものの、他のペースが上がると8番手へ後退してしまった。

    さらに2回トライしたあと、ビニャーレスはピットに戻ってタイヤを交換。残り5分強でコースに復帰し、次のアタックで一旦は5番手に上がったが、またもライバルたちのペースが上がったことで7番手へ後退した。しかしここであきらめず、最後のアタックでは第2、第3、第4セクションで自己ベストを更新して1分31秒950を記録。これによって3番手に上がり、トップに0.321秒差と近づいた。

    チームメイトのロッシも、最初の走行は計画通りのものとはならなかった。クリアスペースを確保してからコースインしたが、1度目の記録はキャンセルされ、2度目のラップタイムがスクリーンに映し出されて5番手につけたあとピットイン。

    6分強を残し、多くのライダーがピットにいたため半分ほどが空いた状態のコースに出ると、4番手へ浮上したあと6番手へ後退。このあとも懸命にプッシュを続けるもラップタイムを更新することはできず、最終的にはトップから0.399秒差の1分32秒028で7番手となった。地元のヒーロー、ロッシは2列目に0.003秒届かず、3列目から決勝に挑む。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコがフリープラクティス第3セッションでトップタイムをマークし、自己ベストを更新してQ2へ進出。ポールポジション・レコードから0.621秒差でグリッド9番手を獲得した。

    ザルコのチームメイトのハフィス・シャーリンは、ウイーク初日のフリープラクティス第1セッションから1.786秒も更新する健闘。しかしQ1では力を出し切れず、現地時間日曜日の14:00に始まる決勝を9列目からスタートすることとなった。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選3番手/1分31秒950)
    「フロントローからスタートするチャンスをつかむことができて、うれしいです。非常に好調にウイークをスタートすることができたので、明日に向けてよいリズムできており、マシンもとても良い状態です。決勝までにもう少し調整が必要なところもありますが、私としてはほぼ満足です。ミサノ・テスト以降の仕事の成果が出ていて、マシンのフィーリングが向上しています。最初のタイヤが滑りやすくてあまり良くなかったので、それがなかったとしたら、もう少しラップタイムを伸ばせたかもしれません。タイヤを履き替えたあとも初めはちょっと不安があったのですが、走り出してみるとまったく問題はありませんでした。そして3回目のトライで自己ベストを更新し、明日に向けてさらに伸びる余地が残っていると感じています。決勝用のタイヤはまだ決めておらず、明日の状況を待つつもり。ソフト・コンパウンドかミディアムか、今は自分でもわかりません。どちらを履いても速かったので、微妙で重要なポイントになるでしょう。チームも頑張ってくれていて、そのおかげで好フィーリングが戻ってきたのだと思います。プッシュしていくことができるし、チームのみんなが私のフィーリングを理解してくれるのでとても感謝しています」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分32秒028)
    「2番手との差がわずかコンマ1秒以下ということなので、3列目になってしまったことはとても残念です。上位がそれくらい接近しているのです。私も良いラップがありましたが、残念ながら完璧ではありませんでした。ちょっとミスをしてしまったために1列目と2列目を失ってしまったのです。3列目からのスタートが厳しい状況であることは間違いありません。しかしその一方で、フリープラクティス第4セッションではマシン・バランスが向上していて、フィーリングがとても良くなり、ユーズド・タイヤでもいいペースで走れるようになっています。とは言え、現状では同様のペースのライダーが5人もいるのですから、表彰台を目指すなら、あとコンマ2秒短縮しなければなりません。ここからのあと一歩を、どうしたら前へ進めることができるのか、今晩も作業を通じて追求していきます」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ドライ・コンディションで大幅な進歩が見られました。コースのコンディションによっても、セッションごとに良くなっているのです。マーベリックはフリープラクティス第4セッションでトップに立ち、自信を持ってQ2に臨み、フロントローを獲得。バレンティーノのほうは7番手となってしまい残念ですが、今日のQ2は非常に接戦で、1列目と3列目を分けたのがたったの0.078秒という僅差だったのです。そうしたなかでも良かった点は、ライダーたちが明日の決勝に自信を持っているということです。タイヤについては残念なことに、コース・コンディションが変化しているため前回テストのデータが適用できず、ふたりともまだタイヤを決めていない状態です。明日のウォームアップ・セッションの最後の20分間が最も重要になります。素晴らしいショーをお見せしたいと思います」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選9番手/1分32秒250)
    「終わってみれば、とても良い一日だったと思います。とくに午前中のフリープラクティス第3セッションでQ2進出を決められたことには満足です。予選で最高の力を発揮できるようにエネルギーをキープすることが重要だと改めて感じています。今日はラップタイムが良く、自己ベストを更新することもできました。そしてその結果として9番手を獲得することができ、これ以上のことは望めないほどです。上位から大きく離されているわけではないし、ここまでチームとともに取り組んできた仕事はとても順調です。そのことを心に刻み、強い気持ちで明日の決勝に臨みたいと思います」

    ハフィス・シャーリン (予選25番手/1分34秒080)
    「フリープラクティスでは3番手と4番手を獲得できましたが、予選セッションはそう簡単にはいきませんでした。フリープラクティス第4セッションでは決勝のシミュレーションを行いたかったのですが、第6コーナーで、最もフィーリングの良いマシンで転倒してしまいました。そのためQ1ではお気に入りのそのマシンを使用することができず、スペアマシンで同様のセッティングになるよう努めましたが、やはりうまくはいきませんでした。ポジションを上げることが目標だったので非常に残念。明日は後方からのスタートになりますが、ダッシュを決めていいレースができるよう頑張ります」

  • MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選 | ホルヘ・ロレンソがPP獲得

    MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選 | ホルヘ・ロレンソがPP獲得

    MotoGP 第13戦サンマリノGPの予選が9月8日(土)にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催され、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がポールポジションを獲得した。

    ホルヘ・ロレンソは、自身が記録していたコーレコードを更新する1分31秒629をマーク。前戦イギリスGPから2戦連続、今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

    2番手には0.287秒差でジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、3番手にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が続いた。

    2列目にはアンドレア・ドヴィツォーゾ(ドゥカティ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)。3列目にはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は7列目19番グリッドからレースをスタートする。

    2018年 MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分31秒629
    2 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒916
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒950
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分32秒003
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒016
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分32秒025
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒028
    8 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分32秒136
    9 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒250
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分32秒338
    11 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒369
    12 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分32秒454
    13 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分32秒566
    14 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分32秒624
    15 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分32秒792
    16 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒084
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒085
    18 6 ステファン・ブランドル HRC ホンダ・チーム 1分33秒361
    19 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分33秒437
    20 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒502
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒572
    22 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒705
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒755
    24 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒812
    25 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒080
    26 23 クリストフ・ポンソン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分37秒180
  • MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 初日レポート

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行は終日、雲の多い天候となったが、FP1、FP2ともにドライコンディションとなり、Honda勢は予定されていたそれぞれのメニューに取り組んだ。

    Repsol Honda Teamを除く2チームは、8月下旬にミサノでテストを実施しているため、そのときのデータを基に走行を開始したが、テスト時に比べて気温も路面温度も低かったことから、コースインするたびにセットアップを調整する一日となった。

    その中で、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が積極的な走りで3番手につけ、Honda勢最上位。総合首位で今季6勝目と大会2連覇を狙うマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、テスト走行をしていないためタイヤテストに集中して5番手。ホームグランプリに闘志を燃やすフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は10番手と、それぞれ好調なスタートを切った。

    自身にとってのホームレースとなるはずだった前戦イギリスGPがキャンセルになり、フラストレーションが溜まっているクラッチローは、チームにとってのホームグランプリとなる今大会に闘志を燃やしている。FP1は2番手、FP2では3番手と一つポジションを落としたが1分33秒台でラップを刻み、セッション終盤には前後に新品タイヤを投入し、トップから0.187秒差の3番手につけた。

    タイトなコーナーが連続するミサノは、毎年、大接戦となるが、不安定な天候が続いているため、FP2はQ2進出を賭けた厳しいアタック合戦となった。その中で総合首位につけるマルケスは、これまで通りFP1、FP2ともにセッション1セットで連続走行を行い5番手につけた。FP1は前後にミディアム、FP2はフロントにミディアム、リアにソフト。ライバル勢が新品タイヤを入れてアタックする中で、1セッション1セットで好走を見せるマルケスの走りは際立っており、今季5回目のポールポジション(PP)獲得を期待させるものだった。

    モルビデリは8月にミサノで行ったテストデータと、決勝レースは中止になったものの前戦イギリスGPで試したセットアップが今大会の好走に大きく貢献し、10番手からの好調なスタートに繋がった様子だ。

    2年ぶり3回目のサンマリノGP制覇を狙うダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、土曜日のウエットコンディションを想定して、Q2進出のためにトップ10内を狙ったが、わずかに届かず12番手に終わった。課題はセクター2とセクター4で、明日はQ2進出と好ポジションの獲得に全力を尽くす。

    フリー走行初日はトップから1秒差以内に15台がひしめく接戦となり、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は順調にタイムを短縮したが、転倒した影響もあり初日総合では16番手。ワイルドカードで出場のステファン・ブラドル(HRC Honda Team)は19番手、初ポイント獲得を狙うトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は23番手だった。

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
    「FP1とFP2、そしてFP3は、予選に向けてリズムをつかむことが重要な仕事になります。今日のFP1とFP2では、みんなが違うタイヤを違うタイミングで使っていましたが、これまで通りの手順でセットアップを進めました。全体的にマシンの感触はよく、チームはとてもいい仕事をしています。引き続き、戦闘的になれると思います。今日の唯一の問題は、フロントタイヤが少しロックすることです。この状況を改善するために、引き続き取り組まなければなりません。全体的にはいい一日になりました。今日の結果には満足しています」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「とてもうれしい一日になりました。最初からいいセットアップでスタートすることができました。そして、とてもいい仕事ができました。FP2でも、引き続き前進することができました。ほかのライダーたちは2週間前にここでテストをしているので、僕たちは正確にすべての仕事に取り組むように努力しました。そして今日のペースにはとても満足しています。マシンの感触はよく、うまく走ることができました。目標はいつものように決勝に向けて仕事をすることだったので、セッション終盤に新品タイヤを使いませんでした。明日どうなるかは様子を見たいです。多くのライダーはすでに速いラップを刻んでいますが、僕たちもすでにタイムをマークしています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 10番手)
    「いい日でした。レースに向けて価値のある仕事がたくさんできました。事前にこのサーキットをMotoGPマシンで走っていたので、今日はそれがアドバンテージになりました。今のところ、いい状態に仕上がっています。また、シルバーストンで試したいくつかのセットアップのオプションが、ここでもうまくいっています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 12番手)
    「今日は少し複雑でした。雨が降ると思っていたので、トップ10に入れるようにプッシュしなければならず、厳しい接戦になりました。幸いにも、終日、ドライセッションになったので、セットアップに集中しました。今日はわずかの差でトップ10を逃したので、明日もドライコンディションになり、前進できることを願っています。今のところセクター2とセクター4があまりうまくいかないので、このパートを改善し、もっと速くなれるようにがんばらなければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 16番手)
    「8月にテストしたときとコンディションが大きく変わりました。今日は気温も路面温度も低く、テストのときはハードコンパウンドがベストでしたが、今日のコンディションには合いませんでした。マシンのセットアップはテスト時のベストの状態でスタートし、午後は少しセットアップを変えました。ホイールベースを長く、車高を上げたのですが、その結果、フロントの安定性が薄くなり、15コーナーでフロントからあっという間に転んでしまいました。明日は元の状態に戻してスタートします。今日はコーナーリングスピードは速かったのですが、ストレートで伸びがなく、その原因を探っています。明日はQ2進出を目指してがんばります」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 19番手)
    「コンディションは2週間前のテストのときとかなり違ったので、違うフロントタイヤを使いました。午後は気に入っているタイヤの使用を我慢しなければなりませんでした。明日、あさってに向けてキープしたかったからです。FP2ではラップタイムとレースペースで前進できました。しかし、フロントタイヤの左側のフィーリングが完全ではなく、少しセットアップを調整しなければなりません。FP1とFP2で、いくつか違うことを試しました。明日は最良のセットアップを見つけなければなりません。前進できると思います」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「テストのときはポジティブな仕事ができたのですが、今日の路面コンディションは違いました。午前中のセッションはテストのときよりも遅く、グリップに苦しみました。午後はソフトタイヤを試しましたが、うまくいかず、思うようには進まない一日でした。明日はプランを変えてレースのセットアップを理解しなければなりません。今のところ期待していたようなスピードはありません」

  • MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 初日レポート

    ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリは晴れから曇りへ変わるコンディション。Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは2回のフリープラクティスで多くの周回を走行し、それぞれ総合4番手と8番手につけた。

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、フリープラクティスを順調にスタートして総合4番手を獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは第1セッションで苦戦したものの、第2セッションでは調子を取り戻して総合8番手で初日を終了した。

    ビニャーレスは先週のアラゴン・テストでも良いフィーリングをつかんでおり、ここサンマリノでも好調を維持してウイークをスタート。第1セッションではほとんどの時間帯で慎重な走りを維持していたが、最後の7分で全体のペースが上がるとすぐさま反応。1分32秒739を記録してトップに0.131秒差と迫る3番手を獲得した。

    午後になると頭上に雲が広がりコンディションが変化。第1セッション終了時点と同様の状態で走行を開始したビニャーレスは初めペースが上がらなかったが、セッティングを調整しながら徐々に調子をつかむとセッション終盤では1分32秒台を回復。最終的には1分32秒411へ更新してトップに0.213秒差の4番手に浮上した。総合順位も同様の4番手となっている。

    大勢のイタリアのファンが地元のヒーローの走りを心待ちにしていたが、第1セッションは彼らが望んだようなものとはならなかった。ロッシはなかなかペースが上がらなかったものの、第2セッションと第3セッションのコンディションが不確定な状況のなかで終始、決勝に向けたセッティング作業に集中。ラップタイムではトップから1.007秒離されて15番手に留まった。

    曇り空の下で行われた第2セッションではトップ10入りを目指して懸命のトライ。その結果、最後の2分で1分32秒786へ更新して8番手へ浮上し、トップとの差を0.588秒に縮めてウイーク初日を終了した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは第1セッションから素早くペースを上げて7番手を獲得。午後からの第2セッションでは0.256秒短縮したが、トップ10には0.005秒届かず総合11番手で初日を終了した。

    一方、ハフィス・シャーリンはYZR-M1で初めて走るミサノ・サーキットに苦戦して25番手。現地時間明日の9:55にスタートするフリープラクティス第3セッションで挽回を狙う。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合4番手/1分32秒411)
    「今日はコース上でのライン取りにおもに取り組んでいました。それが私たちの課題だからです。マシンは非常に良いレベルにありますが、私自身のライディング・スタイルを修正しなければなりません。また電子制御システムについても改善の余地があると考えていますが、今日のところはとりあえず満足できました。タイヤについてはテストのときより消耗が激しくなってしまっているので、決勝用のチョイスは難しい課題になりそうです。まだ初日なので路面コンディションがまだあまり良くなかったのかもしれません。明日の状況を見てから判断することになるでしょう。もしもウエット・コンディションになるとすればライディング・スタイルの調整も必要になるので、フリープラクティス第3セッションで雨が降れば、そのことに集中し、多くの周回数を重ねていきたいと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合8番手/1分32秒786)
    「今日はトップ10に入ることがとても重要でした。最後でようやくラップタイムを更新し、その目標を達成することができました。マシンのフィーリングはテストのときより良くなっていて、いくらかスピードも上がっていましたが、ブレーキングなどでいくつか問題もありました。明日以降はマシン・バランスを向上させることとタイヤの選択が課題になるでしょう。ハード・コンパウンドが良いだろうと考えていたのですが、前回のテストのときよりグリップがかなり落ちているため難しい状況。決勝で良い走りをするためにはまだまだ作業が必要です」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「2週間ほど前にここでテストを行っており、そのときに収集したデータをそのまま使えるのかどうかというところが気になっていました。残念ながら路面コンディションとタイヤの消耗度が変わってしまっていたのですが、それでもライダーたちは気持ちよくマシンに乗れているというので、努力の甲斐があったということだと思います。明日のフリープラクティス第3セッションが雨になりそうなので、今日はふたりともQ2進出を確実にすることを課題にしていました。またタイヤ・チョイスも重要でしたが、それはできなかったので、日曜日までに少なくとももう一度、ドライ・コンディションで走る必要があるのです。もちろん、明日までにしっかり準備を整えます。マーベリックもバレンティーノもとても満足しているので、明日もまた一歩前進できると確信しています」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合11番手/1分32秒985)
    「予想よりは良い状態でスタートすることができたので、そのことには満足しています。でもトップ10入りを逃してしまったことは非常に残念です。午後からは雨の心配もあったので初めから新品タイヤを履いてラップタイム更新を目指しましたが、終盤ではタイヤを消耗していたこともあり、トップ10にはわずかに届かなったのです。それでも何度も好ラップがあったことはとても良かったと、前向きにとらえています。今はただ、明日の午前中が晴れてくれることを祈るのみ。そしてラップタイムを更新し、Q2に進みたいと思います。このコースで、マシンのフィーリングはとても良いので、気持ちは依然として非常にポジティブです」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合25番手/1分34秒539)
    「今はまだ十分なフィーリングが得られていませんが、第2セッションの序盤はとくにいい仕事ができたと思っています。第7コーナーでフロントを失った原因はわかっていませんが、そのあとはベスト・フィーリングをつかむことができなくなってしまいました。マシンを乗り換えて同様のセットアップを試みましたが、やはり同じにはならなかったのです。明日も懸命に作業に取り組み、ラップタイムを上げていきたい。最後尾からのスタートはなんとしても避けたいと思っています。ベストを尽くし、良いリズムをつかみ、最大限の強さを取り戻せるよう頑張ります」

  • MotoGP 第13戦 サンマリノGP | A.ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第13戦 サンマリノGP | A.ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第13戦 サンマリノGPの2回のフリー走行が9月7日(金)、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がトップタイムをマークした。

    気温23度、路面温度32度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは1分32秒198をマークし、3戦連続5度目となる初日総合1番手に進出した。2番手にも0.160秒差でホルヘ・ロレンソが続き、初日に1‐2番手に進出。

    3番手には0.187秒差でカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、4番手には0.213秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が続いた。

    以下、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(モブスター・ヤマハ)、フランコ・モルビデッリ(EG 0,0 Marc VDS)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)がトップ10入り。ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は11番手。

    中上貴晶(LCR・ホンダ))は、今季11度目の転倒を喫して1.076秒差の15番手、初日総合16番手だった。

    2018年 MotoGP 第13戦 サンマリノGP フリー走行2回目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分32秒198
    2 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分32秒358
    3 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分32秒385
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒411
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒537
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分32秒722
    7 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分32秒775
    8 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒786
    9 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分32秒980
    10 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒985
    11 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒999
    12 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分33秒005
    13 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒183
    14 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分33秒193
    15 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分33秒274
    16 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分33秒423
    17 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒517
    18 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒654
    19 6 ステファン・ブランドル HRC ホンダ・チーム 1分33秒660
    20 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分33秒815
    21 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分33秒878
    22 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒896
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒278
    24 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒461
    25 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒539
    2 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分38秒154
  • MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPは今週末、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでMotoGP 第13戦サンマリノGPを迎える。今大会はチームにとっての第2のホームレースであると同時に、同コースから20分のところに住むバレンティーノ・ロッシにとっても非常に重要な一戦となる。

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催されるGran Premio Octo di San Marino e della Riviera di Riminiに出場するためイタリアへ戻る。

    チームは2週間前にここミサノでプライベート・テストを実施。その後のイギリスGPは中止になったが、先週はアラゴンで再びプライベート・テストを行って新たにデータを収集した。

    ロッシはいつも以上にこのサンマリノGPに意欲を燃やす。昨年は脚の怪我のため同大会を欠場したが、今年はそれを埋め合わせ、ホームGPで’黄色い海’を見渡すのを楽しみにしている。 ロッシは第12戦終了時点でランキング2位。トップとの差は59ポイントあるが、ここミサノでは大勢のファンが後ろから支えてくれる。過去には合計6回の表彰台をゲット。2008年、2009年、2014年にMotoGPで優勝、2012年と2016年に2位、2010年には3位と活躍している。

    チームメイトのビニャーレスはランキング5位からのランクアップを目指す。2013年にMoto3で2位を獲得して表彰台に上った経験があるが、MotoGPでは昨年、ウエット・コンディションで孤軍奮闘したものの表彰台を逃している。 前回イギリスGPのフリープラクティスではYZR-M1のフィーリング向上を確認。先週アラゴンで行われたプライベート・テストでも手応えをつかみ、今大会への決意を新たにしている。

    ミサノ・サーキットは1969年に建設され、’80年代から’90年代初頭にかけてイタリア・グランプリ を開催。2006年にはMotoGPの安全規則に沿って大幅な改修工事が施され、全長4.2kmの時計回りのコースに生まれ変わると2007年、再びGPカレンダーに加えられた。さらに2008年には新たなシケインが追加され、左コーナー6、右コーナー10を含む現在のレイアウトが完成。これらの改修によってコースの安全性が向上したばかりでなく、多くの高速コーナーでオーバーテイクのチャンスが生まれたことでレースの醍醐味が増し、熱狂的なイタリアのレース・ファンを楽しませている。

    Movistar Yamaha MotoGPは今年もKiSS Misno(Keep it Shiny & Sustainable)プログラムをサポート。今後も長年にわたってコースを美しく保つことを目指し、持続可能で環境にやさしいグランプリ・イベントの開催に貢献する。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンは今週末、第13戦サンマリノGPに出場するためミサノへと向かう。昨年、このコースに好フィーリングを得たザルコは、現地時間金曜日の9:55に始まるフリープラクティス第1セッションを楽しみに待っている。一方、MotoGPルーキーのシャーリンは今回もまた、YZR-M1でミサノのコースに挑む。

    バレンティーノ・ロッシ
    「ホームGPを迎えるのはいつも最高の気分です。大勢の友人やファンがサーキットに来てくれるので、彼らに週末を楽しんでもらうために全力を注ぎます。2週間ほど前にここミサノでテストを行っているので、それを土台にウイークをスタートしたいと思っています。可能な限りベストの状態でプラクティスを開始し、決勝でいい走りをして、表彰台を目指します。全員が週末を楽しめるよう、好天を期待しています」

    マーベリック・ビニャーレス
    「前回のシルバーストンではすべてのプラクティスで好調で、マシンのフィーリングもとても良かっただけに、悪天候のため中止となってしまったことは非常に残念でした。そのあとアラゴンでテストを行い、自分のライディング・スタイルに合ったベスト・セッティングを追求。ここで以前のように正しい方向性を見つけることができたので、今は次のミサノに向けてモチベーションが高まっています。昨年序盤と同じようなフィーリングが戻ってきたことで気持ちも落ち着いてきましたし、ミサノ・テストでもいい走りができたことが自信になって、これからは毎回のレースでポイントゲットに集中することができそうです。セッティングが大幅に良くなっているので100%の力を注ぎ、長く遠ざかっている優勝をヤマハにもたらしたいと思います」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「シルバーストンでレースができなかったことで、チームはより一層、このサンマリノGPに意欲を燃やしています。このレースは特別なもので、われわれチームは第2のホームGPと考えていますし、同時にご存知のように、バレンティーノのホームレースでもあります。昨年はそのバレンティーノが欠場。今年は何としても母国の大勢のファンの前で走りたいと、モチベーションが最高に高まっています。このラウンドはいつも素晴らしい雰囲気のなかで行われます。わたしたちチームとしても、大勢のサポーターが応援に来てくれることを期待しています。バレンティーノもマーベリックもミサノ・サーキットをエンジョイしており、2週間前のプライベート・テストや先週のアラゴン・テストの成功を受けて非常にポジティブな気持ちでレースに臨もうとしています」

    ヨハン・ザルコ
    「ミサノはシルバーストンに比べて小さいサーキット。今回はきっと天気にも恵まれるでしょう。ただここでは以前にテストを行っているライダーもいるので、上位に近づきトップ5の争いに加わるのは簡単ではないと思います。かなりの混戦になりますが、それでもチャンスがあると信じています。前回のイギリスではフロントロウに並ぶことができてとてもうれしかったので、ここミサノでもまたそれを再現したいと思っています。ここは好きなコースですし、とくにMoto2では好成績を残しています。ヤマハもまた、2年前にホルヘ・ロレンソが記録したラップ・レコードをキープしているので、ヤマハのマシンにも私自身にも大きな可能性があるのです。いつものようにベストを尽くし、好レースができるよう、しっかり準備していきます」

    ハフィス・シャーリン
    「フル・ウエットのコンディションでレースをしたことがなかったので、前回のシルバーストンが中止になりとても残念に思いました。でも何よりも安全が大切ですから、中止の判断は当然だったと思っています。ミサノではいくつか良い思い出もあるので、今は次のレースを楽しみにしています。最初のフリープラクティスから準備を整え、予選順位を上げなければなりません。そのためにも先週はハードなトレーニングを行い、いつも以上に集中できるよう目指してきたのです。すべてうまくいくよう願っています」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「前回のシルバーストンがキャンセルとなったあと、今は誰もが、レースそのものを待ち望み、明るく暖かいコンディションで走りたいと考えているでしょう。ここミサノはMotoGPのためのとても良い場所です。季節は夏の終わりになっていますが、多くの方が依然としてホリデーを楽しんでいるかのように感じられるでしょう。海に近く、暖かく、すてきなレストランがたくさんあり、ほとんどのホテルの部屋から海が見られるようなここミサノは、夏の終わりにぴったりの場所と言えます。わたしたちはここでテストを行っていませんが、ファクトリー・チームなどはテストをしています。ヤマハファクトリー・チームもそのひとつなので、彼らから情報をもらえることを期待しています。しかしながら、ライダーたちはそれぞれスタイルが異なるので、わたしたちとしてはヨハンとハフィスとともに作業を行っていくことが大切です。好成績を目指し、いいレースができると信じています」

  • MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP 第13戦サンマリノGPが、9月7日(金)~9日(日)の3日間、イタリアのアドリア海に面したミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催される。このサーキットは、2011年のマレーシアGPにおいて、不慮の事故で亡くなったマルコ・シモンチェリ選手に敬意を表し、12年にミサノ・サーキットから現在の名称へと変更された。

    ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(以下ミサノ・サーキット)は、1993年にイタリアGPが開催されたのを最後に、2006年までグランプリの舞台から外れ、サンマリノGPも93年のムジェロを最後に開催が中断されていた。しかし、07年にコースの全面改修を受け、14年ぶりにグランプリの舞台として復活。同時にサンマリノGPも復活し、今年で12年目を迎える。

    ミサノ・サーキットは従来左回りのコースだったが、07年の大改修で右回りに変更された。そのときのコース全長は4.180km。08年にはコースの一部が改修され、4.226kmに延長された。

    低中速のコーナーが連続するテクニカルコースで、リズミカルな走りを要求される。ホンダ勢としては、直近11年の大会で、10年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が勝利、15年は“フラッグ・トゥ・フラッグ”の難しいレースとなる中、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が大会初制覇を果たした。16年はペドロサが、6年ぶり2度目の優勝を果たし、昨年はウエットコンディションの中でマルケスが2度目の大会制覇と、Honda勢が3連覇を達成している。以前のサンマリノGPは、シーズンを通じてRC213Vが最も苦手とするサーキットだったが、それを克服した。今年は4年連続の勝利を目指す。

    前戦イギリスGPは、雨の影響で大会がキャンセルされた。1980年のオーストリア大会以来、実に38年ぶりのことで、選手たちはもちろん、レースファンにとっても残念なレースウイークとなった。その結果、今年は全19戦を予定していたが、18戦でタイトル争いをすることになり、ここからの7戦、ライダーズタイトル、コンストラクターズタイトル、チームタイトルでリードするHondaは、3冠制覇に向けて全力を尽くすことになる。

    前戦イギリスGPがキャンセルになり、第11戦オーストリアGPを終えて総合2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に59点差をつけて総合首位に立つマルケスは、今季6勝目と3度目の大会制覇に挑む。

    過去のサンマリノGPでは、10年に125ccクラスで、11年と12年にはMoto2クラスで優勝している。最高峰クラスでは15年に優勝、16年は4位だったが、昨年は、サンマリノGPで優勝したことでタイトル獲得に大きな弾みをつけた。今季は、総合首位をキープすることはもちろん、2位以下にリードを広げることが最大の目標となる。通算6度目のサンマリノGP制覇が期待される。

    サンマリノGPを得意とするペドロサは、今季初表彰台獲得に闘志を燃やしている。これまでサンマリノGPでは、09年に3位、10年に優勝、11年に2位、13年と14年が3位と表彰台の常連となっていた。“フラッグ・トゥ・フラッグ”になった15年は9位と低迷したが、16年は大会2度目の勝利。ウエットコンディションになった昨年はタイヤのパフォーマンスを引き出せず14位と苦戦した。今年はシーズン初の表彰台と3度目のサンマリノGP制覇に挑む。

    Repsol Honda Teamは、8月下旬にミサノ・サーキットでテストを実施。準備はできている。しかし同サーキットでは、ライバル陣営もテストを実施しているだけに、初日から厳しい戦いになりそうだ。

    ホームグランプリとなった前戦イギリスGPがキャンセルになったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、今大会、その悔しさをぶつける大会となる。昨年の大会はウエットレースで転倒を喫したが、再スタートを切って13位でフィニッシュ。熱い走りでファンを喜ばせた。今年はシーズン2勝目、そして今季2度目の表彰台獲得に挑む。

    MotoGPクラスのルーキー勢もミサノで事前テストを行い、今大会に向けて準備を進めている。総合17位でホームグランプリを迎えるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今季2度目のQ2進出とスペインGPの9位をしのぐベストリザルトに闘志を燃やしている。総合21位の中上貴晶(IDEMITSU LCR Honda)も、ミサノではMoto2時代に3度表彰台に立っている得意のコース。今大会は4回目のQ2進出とシングルフィニッシュを目指す。総合24位のトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、初ポイント獲得に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「ミサノはツィスティでほかのサーキットに比べると低速のサーキット。ブレーキングと加速がとても多いレイアウトです。過去、僕たちとは相性がよく、いい思い出がたくさんあります。次の日曜日もまたいい思い出を増やしたいと思います。昨年はマシンの感触がよく、思ったように走ることができました。今年も金曜日のフリー走行では、いつものメンタルでコースに出たいです。どのような状況にも合わせていく準備はできています。路面のコンディションとグリップを理解して、セッションごとに前進できることを願っています。週末はずっと天気がよく暖かくなることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「残念ながらホームグランプリだったシルバーストンではレースができませんでした。でもミサノもまた重要なラウンドです。ムジェロとともに、LCR Teamにとってはホームなので、最も忙しいラウンドの一つになります。昨年は指をケガした状態で大会に挑み、ウエットのレースで転倒してしまい、13位でフィニッシュしました。ミサノはあまり得意なサーキットではありませんが、今週末の目標は全く違います。現在チャンピオンシップ8位ですが、レースでは、その順位よりいい結果が出せると思います。表彰台に立つことがいつも最優先ですが、ポイントを獲得することが今はとても重要です」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
    「ミサノではいい天気になって、すべてのセッションをうまく活用できることを願っています。このサーキットは、少しバンピーですが好きです。グリップレベルは、午前中と午後のセッションでかなり変わることがあり、難しくなります。タイヤの選択はとても重要です。いつもとても熱狂的なファンがスタンドを埋めますが、この雰囲気も好きですね。グランドスタンドいっぱいの観客の中で戦うことが楽しみです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合17位)
    「ミサノはとてもよく知っているサーキットなのでとても楽しみです。すでにMotoGPマシンでテストも行ったので、重要なデータを集めることができました。Hondaのパッケージで経験を積むことができたので、ポジティブな週末になると思います。応援に来てくれるすべてのファンのためにできる限りいい結果を出せるようにベストを尽くします。力強い週末になることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 総合21位)
    「正直、シルバーストンでレースができなかったので、早くRCVに乗りたいと思っています。ミサノは僕にとって特別な週末になると思います。まずはいい思い出があります。Moto2クラスで3度表彰台に上がりました。でもいつも言っているようにMotoGPマシンで走るとすべてのサーキットは変わってきます。2010年にミサノでショーヤ(富沢祥也選手)が亡くなったので、僕にとっては特別なレースになります。僕たちは友達で、日本で一緒にレ―スをしていました。ミサノへ行くたびに彼のことを思いながら戦っています。今週末はホームグランプリを迎えるチームにとって、とても重要な週末になります」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合24位)
    「ミサノは好きなサーキットです。シルバーストンは悪天候のため、難しい状況となりました。今大会は何事もなく週末を過ごせることを願っています。ミサノではテストを行いました。一日のみのテストでしたが、興味深いセッションとなりました。MotoGPマシンで走ったことのあるサーキットでレースウイークをスタートします。テストのときはとても暑かったので、そのときと同じようなコンディションになり、テストのインフォメーションが役に立つことを願っています」

  • MotoGP 第12戦 イギリスGP | 悪天候で全3クラスの決勝レースを中止

    MotoGP 第12戦 イギリスGP | 悪天候で全3クラスの決勝レースを中止

    MotoGP 第12戦 シルバーストンは、悪天候により全クラスの決勝レースが中止となった。

    レースディレクションは8月26日、第12戦イギリスGPの開催地シルバーストン・サーキットのプレスカンファレンスルームで共同会見を行い、3クラスの決勝レースをキャンセルしたことを発表した。

    公式予選後、レースディレクションは、13時00分に予定していた最高峰クラスの決勝レーススタートを11時30分に変更。軽量級のウォームアップ走行中に雨が降り始め、最高峰クラスの決勝レースに向けたサイティングラップ終了後、チームマネージャーたちとのミーティングを行い、スタートディレイを決断。

    IRTA国際ロードレーシングチーム連盟のオフィスでチームマネージャーとのミーティングを繰り返し行われ、数度に渡って、トレックコンディションを確認。15時過ぎにセフティー委員会が行われ、出席したライダーたちから意見を収集した後、安全面を理由にキャンセルを決断したこと説明した。

    マイク・ウェブ(IRTA国際ロードレーシングチーム連盟/レースディレクター)
    「トラックコンディションを理由にイベントをキャンセルしました。水が溜まることが原因です。トラックから排水されず、幾つかの場所では、水量が原因で安全な状態ではありませんでした。レースを実施するために、全ての手段を尽くしましたが、安全は我々の最優先事項です。午前にレースを開始しようと試みましたが、コンディションの面から安全を確保できませんでした。コンディションは改善されませんでした。月曜に決勝レースの開催を検討しました。オーガナイザーと協議した結果、それは可能ではありませんでした。今日中に開催する目的でスタートディレイを決断し、コンディションの回復を待ちました。」

    フランコ・ウンチーニ(FIM国際モーターサイクリズム連盟/グランプリセーフティオフィサー)
    「再舗装の工事が実施された後、2度シルバーストンを訪問しました。2度目はカル・クラッチローと一緒に来ました。トラックのコンディションは全てが良好のように思われましたが、5月から路面が悪化しました。ウェットコンディションを確認しませんでした。MotoGPマシンで走れないことから、それは不可能です。原因を究明するために、これから6週間の調査を実施します。」

    ロリス・カピロッシ(ドルナスポーツ/レースディレクション)
    「全ライダーが同意しました。我々はシルバーストンでのウェットコンディションに対して経験があり、ウェットレースを何度も実施しましたが、新しい路面となった今年は、大量の水が路面に溜まり、排水しませんでした。サーキットの関係者たちは週末を通じて大変な努力を尽くしましたが、自然に立ち向かうことはできません。」

  • MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP イギリスGPの予選は、断続的に降る雨の影響で、路面コンディションが安定しない一日となった。午前中のFP1はところどころウエットパッチが残る難しいコンディション。午後のFP4はドライからウエットへ。そして、Q1、Q2は、ともにウエットコンディションとなった。

    バンピーな路面に加えてウエットコンディションという難しい状況。FP4の転倒事故と赤旗中断の影響で、25分遅れでスタートしたQ1はウエットから路面が乾いていく微妙なコンディションだった。

    路面が乾くのを待って予定より1時間遅れで行われたQ2は、ライン上が乾いているパートと完全に濡れているパートに分かれ、すべての選手がレインタイヤで走行するという今季もっとも複雑な路面状況となった。

    そのためアタックするタイミングで目まぐるしくポジションが入れ替わることになり、地元ファンの声援を受けて熱走を見せたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が4番手、路面コンディションを見極めながらアタックしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が5番手と、2人のHonda勢が2列目から決勝に挑むことになった。決勝日の天気予報は雨。そのためにも最低でも2列目までに並びたいとコメントしていたクラッチローとマルケスが、ともに目標を達成。決勝では優勝もしくは表彰台を目指す。

    フリー走行で総合11番手。FP4でも10番手につけたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が13番グリッドを獲得。チームメートのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、フリー走行で総合22番手だったが、難しいコンディションとなったQ1では今季ベストの5番手。ベストグリッドとなる15番グリッドを獲得し、今季初ポイント獲得に向けて大きく前進した。

    初日15番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2日目のフリー走行でポジションアップをするチャンスを逃し総合16番手。Q1からQ2進出を目指し、快調にラップを刻んだが、タイヤのオーバーヒートでポジションダウン。16番グリッドから決勝に挑む。

    初日11番手と好調なスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、午前中のFP3で、微妙な路面コンディションに足下をすくわれて転倒し、総合13番手に後退。ウエットコンディションとなったQ1では、前後ソフトレインを選択したが、タイヤと路面のマッチングが悪く19番グリッドへとさらに後退した。しかし、調子は悪くないだけに決勝では追い上げのレースが期待される。

    カル・クラッチロー(MotoGP 4番手)
    「フロントロー、もしくはポールポジションを獲得したかったので本当に残念です。でもこのパッケージとマシンでベストを尽くしました。明日のレースは集中しなければなりません。そしてどうなるか様子を見なければなりません。残念ながら天気はあまりよくなさそうです。明日、予想される雨の量では走れないと思います。ライダーたちがリスクを回避させるための判断をするべきです。これが最善の決断だと思います。特に僕のイギリスのファンのためにいいレースになることを願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「今日のコンディションは特別でした。フラッグ・トゥ・フラッグとは違い、路面がドライからウエットへ、そしてその逆になったりしました。難しいコンディションだったの、この結果には満足しています。コース上の一部は完全にウエットで、ほかの部分は完全にドライでした。自分のライディングスタイルがアグレッシブだったせいなのか、それとも正しいバランスを見つけることができなかったせいなのか、少し苦戦しました。それでも、とにかく一日を乗りきり、2列目を獲得しました。フロントローとはわずか数メートル差です。これはポジティブなことです。明日もまたトリッキーな日になりそうです。大雨が降る可能性もあるので、路面コンディションを分析して、フロントを維持できるように努力することが重要になります。もし、今日のFP4のようなコンディションになったら、レースはできません。アクアプレイニングはとても危険です。転倒しそうになりました。多くのライダーが次々に転倒しました。この状況をふまえてレースディレクションはどうするべきか考える必要があります。でも彼らには多くの経験があるので、最善の決断をしてくれると思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 13番手)
    「今日はコース上にウエットとドライの部分があり、複雑でした。でも速いラップを刻むために全力をつくすことができました。 Q2進出までもう少しでした。 FP4で突然雨が降り始め、雨の壁が現れ、フロントタイヤのグリップがなくなりました。転倒は免れませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 15番手)
    「今日のコンディションは特別でした。シーズンベストの予選結果を達成できてとてもうれしいです。その前のセッションは突然の雨でディレイし、Q1は半分ドライ、半分ウエットだったので、スムーズなタイヤで走ることができませんでした。そういう状況の中で速く走ることができ、いいタイムを出すことができました」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 16番手)
    「Q2へ進むことができませんでした。自分のミスです。チームはすばらしい仕事をしてくれました。路面がドライとウエットのハーフ・アンド・ハーフだった時、タイヤはドライのセクターで温まり、ウエットを走るときはいい温度になっていたので、感触はよかったです。実際、タイヤは温まりすぎていました。そのため最後のアタックは途中でやめました。Q2進出にわずかに届きませんでした。完全に自分のミスです。明日がどうなるかは様子を見たいです。予報は雨なので難しいレースになりそうです。FP4の最後にアクアプレイニングが起きたとき、僕はコース上にはいませんでした。でも何が起きたのかは見ました。マルクは非常に危険だと話していました。明日のコンディションがどうなるか様子を見なければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「難しいコンディションでした。どういう状況かわからなかったので、安全策で前後ソフトで走り始めたのですが、ソフトでは柔らか過ぎて、思うようにタイムを短縮できませでした。ここはコースが長く、マシンチェンジ、タイヤ交換するためにピットに戻るのはタイムロスが大きく、そのまま走り続けることにしました。昨日のセーフティーコミッションで雨になったときの安全性が課題として出ていましたが、予想以上に難しい路面コンディションでした。今年はウエットで走った時間が多くないので、とにかく、安全性を優先しました。Q1が終わり、振り返ってみれば、アウトラップを終えたときにピットに戻るべきだったかなと思います。そういう意味では完全に判断ミスでした」