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  • MotoGP | レプソル・ホンダ、2019年型マシン『RC213V』を初披露

    MotoGP | レプソル・ホンダ、2019年型マシン『RC213V』を初披露

    ホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダ・チームは1月23日(水)、スペインの首都マドリード市内に位置するレプソル社の本社で2019年シーズンのチーム発表会を実施。

    発表会では、所属7年目を迎える2018年王者のマルク・マルケスと新加入した総合9位のホルヘ・ロレンソが2019年型のプロトタイプマシン、RC213Vを初披露した。

    発表会には、HRC取締役レース運営室室長の桒田哲宏、レプソル社から最高経営責任者のアンドニオ・ブルファウ、チームマネージャーのアルベルト・プーチ、25年前の95年に起用されたミック・ドゥーハンとアレックス・クリビーレ、トライアル世界選手権に参戦するレプソル・ホンダのトニー・ボウと藤波貴久らが出席。

    レプソル・ホンダは、2月6日から第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで実施されるオフィシャルテストに参加する。

    2019 Repsool Honda MotoGP

  • MotoGP | ドゥカティ、2019年マシン『デスモセディチGP19』を初披露

    MotoGP | ドゥカティ、2019年マシン『デスモセディチGP19』を初披露

    ドゥカティは、2019年型のMotoGP プロトタイプマシン『デスモセディチGP19』を初披露した。

    ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・チームは1月18日(金)、スイス・ヌーシャテルに位置するフィリップ・モリス・インターナショナル社の研究開発施設キューブで2019年シーズンのチーム発表会を実施。所属7年目を迎える18年総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾとサテライトチームから昇格した総合8位のダニロ・ペトルッチが2019年型のプロトタイプマシン『デスモセディチGP19』をお披露目した。

    ドゥカティは、フェラーリF1チームと同じくプライマリースポンサーであるフィリップ モリス インターナショナルのイニシアティブ“Mission Winnow”のブランディングを実施。チームの正式名称も『Mission Winnow Ducati Team』に変更された。

    ドゥカティは、2009年のカタールGP以来、タバコブランドを明示していないが、マールボロの伝統的な赤と白の配色を維持している。

    また、今回初めてドゥカティの親会社であるアウディのブランディングがデスモセディチに加えられた。

    最高峰クラス12年目を迎える32歳のイタリア人ライダー、アンドレア・ドビツィオーゾは「2年連続して総合2位で。何が悪かったのか分かっている。悪かったことを良くするために働いた。勝つために闘えると思う。これからのテストで試すことが沢山あるだろう。大きな自信がある」と、タイトル争いに再挑戦することを宣言。

    最高峰クラス8年目を初めてのファクトリーチームから参戦する28歳のイタリア人ライダー、ダニロ・ペトルッチは「とても美しい。真っ赤だ。高速であることは確かだ!とてもエキサイティング。僕自身の体調は良い。セパンの初テストがとても楽しみ。アンドレアと僕はグレートな仕事ができるはず。彼は僕がドゥカティを走り始めたときから参考となるライダーだった。彼から沢山のことを学ぼう。インテリジェントなグレートなライダーである彼と一緒に仕事ができることが嬉しい。僕たちは目標を達成できるだろう。さらに成長するたえに、お互いにモチベーションを高めたい」と抱負を語った。

    発表会には、ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカリをはじめ、レース部門のドゥカティ・コルセからジェネラルマネージャーのルイジ・ダリーニャ、スポーティングディレクターのパオロ・チャバッティ、チームマネージャーのダビデ・タルドゥツィ、テストライダーとして7年目を迎えるミケーレ・ピロ、参戦を開始した03年からレース活動を支援するフィリップ・モリス・インターナショナルの研究開発代表ミロスワフ・ジエリンスキらが出席。

    ドゥカティ・チームは、2月6日から第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで実施されるオフィシャルテストに参加。ピロは2月1日からのシェイクダウンテストに参加する。

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  • MotoGP | 2019年 新車発表スケジュール

    MotoGP | 2019年 新車発表スケジュール

    MotoGPチームは、今週から2019年マシンの発表会を開始していく。

    今季のMotoGPは、チームやドライバーに変化が見られる。チャンピオンチームのレプソル・ホンダには、5度のタイトルを獲得したホルヘ・ロレンソが加入。ヤマハは、タイトルスポンサーがモンスタエナジーに変更。テック3はKTMのサテライトチームとなる。

    ドゥカティ・チーム
    先陣を切って発表会を実施するのは、ドゥカティのファクトリーチーム。毎年イタリア・ボローニャのドゥカティ・オーディトリウムで開催していたが、今年は1月18日に、フィリップモリス社の研究所本部があるスイスのヌーシャテルで初めて発表会を実施。2年連続して総合2位に進出したアンドレア・ドビツィオーゾとサテライトチームから昇格した総合8位のダニロ・ペトルッチがデスモセディチGP19を披露する。

    レプソル・ホンダ・チーム
    18年シーズンに3冠を達成したチャンピオンチームは、1月23日に14年以来5年振りにスペインの首都マドリードに戻り、パートナーシップ25年目を迎えるレプソル社の本社で発表会を予定。昨年の日本GPで3年連続7度目のチャンピオンに輝いたマルク・マルケスと過去に5度のタイトルを獲得したホルヘ・ロレンソが揃って登場する。

    チーム・スズキ・エクスター
    18年シーズンに9度の表彰台を獲得したスズキのファクトリーチームは、2年目に総合5位を獲得したアレックス・リンスと新人ジョアン・ミルの体制を1月31日に発表。場所は未定。

    ヤマハ・ファクトリー・レーシング
    タイトル奪還を目指すヤマハのファクトリーチームが発表会の会場に指名したのは、インドネシアの首都ジャカルタ。オフィシャルテスト前の2月4日に、総合3位のバレンティーノ・ロッシと総合4位のマーベリック・ビニャーレスが昨年7月に発表した新たなタイトルスポンサー、モンスターエナジーのロゴが入ったYZR-M1を初披露する。

    ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム
    インディペンデントチームで最初に発表会を実施するのは、セパン・インターナショナル・サーキットが運営する新規参戦チーム。中量級と軽量級に参戦するペトロナス・スプリンタ・レーシングと共に、1月28日にマレーシア・クアラルンプールのペトロナスツインタワーで発表会を予定。

    KTM
    参戦体制を拡大したKTMは、ファクトリーチームのレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングに加え、サテライトチームとして3年間のパートナーシップを締結したレッドブル・KTM・テック3、中量級に参戦するレッドブル・KTM・アジョとレッドブル・KTM・テック3、軽量級のレッドブル・KTM・アジョを招集。2月12日に本社を構えるオーストリア・マッティヒホーフェンで5チームの発表会を行う。

    アルマ・プラマック・レーシングは、2月下旬にイタリア・ローマ市内で発表会を予定。中量級と軽量級に参戦するスカイ・レーシング・チーム・VR46は、2月1日にイタリアのテレビ局スカイの本社、エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDSは、2月18日にスペインの首都マドリード市内でそれぞれ発表会を予定。

    マックス・ビアッジが率いるマックス・レーシング・チームは、オフィシャルテスト後の2月25日にモナコにあるヨットクラブで始動する。

  • ホルヘ・ロレンソ 「レプソル・ホンダに所属できることを誇りに思う」

    ホルヘ・ロレンソ 「レプソル・ホンダに所属できることを誇りに思う」

    ホルヘ・ロレンソが、レプソル・ホンダのライダーとして参戦する2019年シーズンへの豊富を語った。

    3度のMotoGPチャンピオンであるホルヘ・ロレンソは2シーズンを戦ったドゥカティを離れ、今年からレプソル・ホンダに移籍。現役チャンピオンであるマルク・マルケスをチームメイトに迎える最高峰クラス12年目、キャリア通算18年目に向けての抱負を語った。

    新たなカラーリングに身を包んだ心境は?
    個人的に好きなカラーリングだ。お気に入りの色は、ホワイト、レッド、ブラッグだったど、これからはオレンジを加えることにするよ。この色は成功を表現する。ここ25年間で多くの勝利、より多くのタイトルを獲得してきた。このファミリーに所属できること、チームがさらに強力になれるように微力ながら貢献できることを誇りに思う。

    レプソル・ホンダに所属するということは、君にとって何を意味する?
    もし、レプソル・ホンダのことを話題にすれば、最も多くの勝利とタイトルを獲得したことから、おそらく、歴史上最も成功したチームだと言えるだろう。サッカーチームと比較すれば、おそらく、FCバルセロナやレアル・マドリードに匹敵するかもしれない。世界レベルで最も多くのタイトルを獲得し、最も重要なチームは、他に存在しない。

    ホンダ車を初試乗した第一印象は?
    もしかしたら、僕の体格には少し大き過ぎたかもしれないけど、非常に大きく、非常に高く、全く違うバイクからの乗り換えとなった。ホンダはサイズに関して、僕には合っていた。よりコンパクトなバイクだ。小さくて低く、コーナーに進入する時は路面に近づく。このことが、僕により多くの信頼感を与えてくれた。第一印象はポジティブだ。多くのポテンシャルを感じた。

    初乗りを終えた直後、大きな笑みを浮かべていたが、何を考えて、ピットボックスに戻って来た?
    あの時の表情は僕の心境を代弁していた。だますことは何もない。とても感動的だった。思いっきり楽しんだ。フィーリングが良ければ、感情が表情に出てしまう。

    バレンシアとヘレスのテストの間に変更したことは?
    最も印象的だったことの1つは、要求したことに対する反応力だ。ホンダは僕の全ての指示に注意を払い、数日後には全てを準備してくれた。それはかなり明白なことだった。燃料タンクの形状は僕の好みにほぼ100%だった。

    以前、マルク・マルケスから学習すると発言したけど、彼も君から学習すると語った。マルケスは君に何をもたらし、君はマルケスに何をもたらすのだろうか?
    全てのライダーには長所と短所がある。僕は彼の長所を学ぶようにトライしていく。彼も僕の長所を学ぶと思う。とにかく、お互いにプッシュしていきたい。僕は彼に勝ちたい。彼は僕に勝ちたい。これは常にチームのレベルを引き上げ、バイクに新しい技術面をもたらすことに役立つ。

    ホンダとレプソルのコラボは、2019年に25周年を迎える。
    25年というのは非常に長い年月だ。レプソルがホンダに支援を始めた1995年は僕がテレビでレースを観始めた時期なんだ。僕のアイドルだったビアッジが原田とバトルをしていたことを憶えている。クリビーレとドゥーハンのバトルやレプソル・ホンダがロッシと契約を結び、ヘイデンがタイトルを獲得した時のことも憶えている。レプソル・ホンダは多くの勝利、多くのタイトルを獲得し、最も成功を収めたチームだ。このチームに所属できることを喜び、誇りに思う。

    1月23日にスペインの首都マドリードでチームの発表会が開催される。
    僕にとって発表会は非常に特別なことになるだろう。歴史的に最も成功を収めたチームが合計12度のタイトルを獲得し、多くの勝利を挙げた2人を起用することから、大きな期待感が膨らむと思う。発表会を楽しく過ごしたい。

  • MotoGP | 公式テスト2日目:M.ビニャーレスが連日のトップタイム

    MotoGP | 公式テスト2日目:M.ビニャーレスが連日のトップタイム

    MotoGPは11月21日(水)にサーキット・リカルド・トルモで2019年シーズンのスタートとなるオフィシャルテスト2日目、最終日を行い、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が初日に続き、トップタイムをマークした。

    路面が乾き始めた12時10分過ぎ、初日に続き、KTMに乗り換えたヨハン・ザルコが先陣を切ってコースに飛び出すと、10分後にアンドレア・イアンノーネがテストを開始。

    予定通りに初日だけのテスト参加となったHRCのテストライダー、ステファン・ブラドルを除く24名がテスト終了の17時まで意欲的にテストプログラムを実行した。

    マーベリック・ビニャーレスは57周を走行して1分30秒757をマーク。2番手には0.133秒差でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ドゥカティ勢はジャック・ミラー(アルマ・プラマック)が0.182秒差の4番手。ダニロ・ペトルッチが0.202秒差の5番手タイムを記録した。

    初日2番手だったマルク・マルケス(ホンダ)は、1分31秒台を最多の21回記録して0.154秒差の3番手。初日13番手の中上貴晶は、最多の70ラップを周回して0.547秒差の8番手。まだ左手首の負傷から回復していない初日18番手のホルヘ・ロレンソは、2019年型を試す機会があり、0.827秒差の12番手まで挽回した。

    ヤマハ勢は初日に6番手タイムを記録していたフランコ・モルビデッリ(ヤマハ)は、乗り換え組で最速となる0.217秒ア差の6番手を維持。初日3番手のバレンティーノ・ロッシは、0.614秒差の8番手だった。

    スズキは、アレックス・リンスが転倒を喫したものの69ラップを周回して0.497秒差の7番手。ジョアン・ミルは14番手。アプリリアは、アレイシ・エスパルガロが0.643秒差の10番手、アンドレア・イアンノーネは2度の転倒を喫して17番手。

    新人勢の最高位は、フランセスコ・バグナイアの11番手。ファビオ・クアルタラロは16番手、ミゲール・オリベイラは最後尾の24番手だった。

    最高峰クラスは一旦解散して、各チームの大型トレーラーは、イベリア半島を約750km南西に移動。来週28日から2日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで19年シーズンに向けた2度目のオフィシャルテストを実施する。

    MotoGP バレンシア公式テスト2日目 結果

    Pos. No. ライダー チーム バイク タイム 周回
    1 12 マーベリック・ビニャーレス ヤマハ・ファクトリー・レーシング ヤマハ 1分30秒757 57
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分30秒890 57
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム ホンダ 1分30秒911 53
    4 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分30秒939 66
    5 9 ダニロ・ペトルッチ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分30秒959 60
    6 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分30秒974 58
    7 42 アレックス・.リンス チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分31秒254 69
    8 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ ホンダ 1分31秒304 70
    9 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ・ファクトリー・レーシング ヤマハ 1分31秒371 63
    10 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ アプリリア 1分31秒400 55
    11 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分31秒405 49
    12 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム ドゥカティ 1分31秒584 46
    13 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング KTM 1分31秒628 47
    14 36 ジョアン・.ミル チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分31秒714 56
    15 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 1分31秒940 59
    16 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分32秒091 63
    17 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ スズキ 1分32秒124 32
    18 94 ジョナス・フォルガー ヤマハ・テスト・チーム ヤマハ 1分32秒265 47
    19 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分32秒376 14
    20 5 ヨハン・ザルコ レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング ヤマハ 1分32秒509 50
    21 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 1分32秒906 52
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 ヤマハ 1分33秒008 43
    23 38 ブラッドリー・スミス アプリリア・レーシング・テスト・チーム アプリリア 1分33秒028 58
    24 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 KTM 1分33秒798 46
  • MotoGP | 2019年の新ライダー体制でオフィシャルテストがスタート

    MotoGP | 2019年の新ライダー体制でオフィシャルテストがスタート

    MotoGPは11月20日(火)に最終戦バレンシアGPの開催地サーキット・リカルド・トルモで2019年シーズンのオフィシャルテストを開始。各チームが2019年の新しいライダー体制でテストをスタートさせた。

    ハーフウェットのコンディションの中、11時40分に総合6位のヨハン・ザルコが先陣を喫してコースに飛び出すと、トラックコンディションが回復した13時前から雨が降り始めた15時過ぎまで、参加者25名が意欲的にテストプログラムを実行した。

    トップタイムを記録したのは新たなクルーチーフをマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がニューエンジンを搭載したM1で1分31秒416をマーク。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、0.429秒差の3番手タイムを記録した。

    2018年王者のマルク・マルケス(ホンダ)は、18年型から乗り始め、ブルノ・サーキットで実施したプライベートテストで試した19年型とHRCが新たに準備した19年型を試乗。0.302秒差の2番手タイムを記録。また、ホルヘ・ロレンソは、ドゥカティからホンダのペドロサ車に乗り換え、1.543秒差の18番手だった。

    アンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)は0.430秒差の4番手タイム。サテライトチームからファクトリーチームに昇格したダニロ・ペトルッチは8番手タイム。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、チームメイトのカル・クラッチローが使用したRC213Vに乗り換えて26ラップを周回して1.123秒差の13番手タイムを記録。

    第12戦イギリスGPで右脚の大腿骨を骨折したティト・ラバット(レアーレ・アビンティア・レーシング)は36ラップを周回して16番手タイム。

    乗り換え組は、新人王のフランコ・モルビデッリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がヤマハの初乗りで6番手に進出。ヤマハからKTMにスイッチしたヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンは17番手と24番手。スズキからアプリリアに乗り換えたアンドレア・イアンノーネは19番手。

    新人勢は、中量級王者のフランセスコ・バグナイア(アルマ・プラマック)が11番手。ジョアン・ミル(スズキ)は最多の59ラップを周回して14番手。ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は23番手。ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)は25番手。

    テスト組では、代役参戦したホンダのステファン・ブラドルは5番手。ワイルドカードで参戦したドゥカティのミケーレ・ピロは、転倒を喫したが10番手。アプリリアとヤマハからテストデビューしたブラッドリー・スミスとジョナス・フォルガーは、21番手と22番手だった。

    MotoGP バレンシア公式テスト1日目 結果

    Pos. No. ライダー チーム バイク タイム 周回
    1 12 マーベリック・ビニャーレス ヤマハ・ファクトリー・レーシング ヤマハ 1分31秒416

    39
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム ホンダ 1分31秒718

    25
    3 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ・ファクトリー・レーシング ヤマハ 1分31秒845

    40
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分31秒846

    38
    5 6 ステファン・ブラドル LCRホンダ ホンダ 1分32秒015

    51
    6 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分32秒085

    40
    7 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ アプリリア 1分32秒095

    37
    8 9 ダニロ・ペトルッチ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分32秒100

    43
    9 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング KTM 1分32秒179

    35
    10 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム ドゥカティ 1分32秒220

    19
    11 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分32秒396

    38
    12 42 アレックス・.リンス チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分32秒402

    32
    13 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ ホンダ 1分32秒539

    26
    14 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分32秒555

    19
    15 36 ジョアン・.ミル チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分32秒787

    59
    16 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 1分32秒834

    36
    17 5 ヨハン・ザルコ レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング ヤマハ 1分32秒835

    36
    18 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム ドゥカティ 1分32秒959

    30
    19 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ スズキ 1分33秒291

    15
    20 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 1分33秒301

    35
    21 38 ブラッドリー・スミス アプリリア・レーシング・テスト・チーム アプリリア 1分33秒709

    17
    22 94 ジョナス・フォルガー ヤマハ・テスト・チーム ヤマハ 1分33秒810

    30
    23 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分33秒850

    38
    24 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 ヤマハ 1分34秒233

    20
    25 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 KTM 1分35秒118

    33
  • MotoGP | ポル・エスパルガロがKTMに初表彰台をもたらす

    MotoGP | ポル・エスパルガロがKTMに初表彰台をもたらす

    レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングのポル・エスパルガロは、MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝レースで、7.406秒差の3位。最高峰クラスで初めて表彰台を獲得して、参戦2年目のKTMに初表彰台をもたらした。

    「信じられない。信じることができない。これはクレージーだ。最初のレースは本当に速く走れ、マルクとファイトして、ドビを捕まえた。リズムを感じ、実際にリズムに乗って走ることができた」とポル・エスパルガロはコメント。

    「赤旗前に派手な転倒をしてしまった。怪我をしたと思ったけど、バイクが止まっていなかった。これは何かのメッセージに違いない、と考えて、もう一度バイクに乗った。後方から7、8人を抜いた。」

    「2レース目は8番手から1レース目ほどではなかったけど、グッドなスタートを切ることができ、十分に速かった。ダニが見えて、プッシュした。表彰台か、4位か。ファイトする必要があった。4位はグッドなポジションだけど、3位を争う機会があり、何も失うことがなかったから、僕はトライした。」

    「クレージーな終わりだった。単純に非現実的ではない。表彰台だ。信じられない。チームのみんなの顔を見て、僕は幸せを感じた。彼らにも僕にも値する結果だ。僕は怪我をして、彼らは苦しんだ。この表彰台は僕の周りの人たちのもの。タフな1年だったけど、最後にトロフィーを持ち帰る」

  • MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2018年シーズンのMotoGP最終戦となったバレンシアGPは、断続的に降る強い雨の中で行われ、予選9番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が5位でフィニッシュした。今大会は、ペドロサにとって18年間に及んだ現役ライダーとしての最後のレース。転倒者が続出する厳しいコンディションだったが、ラストレースをしっかりと走りきった。

    今大会は27周で争われる予定だったが、雨量の多いウエットコンディションで転倒者が続出したことを受け、13周を終えた時点で赤旗が提示される。その後、雨が弱まるのを待って14周で再開されたが、24台が出場したものの完走は15台のみという、厳しいレースとなった。

    ペドロサに続いて、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が今季ベストリザルトとなる6位でフィニッシュ。ここまで苦手としてきたウエットコンディションで着実に周回を重ね、ルーキーイヤーの目標の一つであるシングルフィニッシュを、最終戦にして達成してみせた。

    今大会をケガで欠場したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として出場したステファン・ブラドルが9位でフィニッシュ。前戦マレーシアGPの13位に続いて、連続でポイントを獲得した。

    予選5番手からレースに挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は3番手に浮上した7周目、5番手まで浮上したフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は12周目、初ポイント獲得に向けて15番手まで浮上したトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は6周目にそれぞれ転倒を喫し、リタイアに終わった。転倒リタイアに終わったモルビデリだが、シーズンを終え、見事ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

    今大会は、マルケスを始め、Honda勢3人がリタイアするという厳しい結果だったが、Hondaは2年連続で、ライダーズ、コンストラクターズ、チームタイトルの3冠を達成。これ以上ない形で2018年シーズンを締めくくった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「僕にとって最後のレースになりました。そのため、レース前はなんとも言えない気持ちになりました。結局レースは2回行われましたが、トリッキーなコンディションとなり、どちらのレースもあまりプッシュできず、苦戦しました。中断したあとに再開されたレースは、路面の水が少なく、もっといい感触を期待していました。でもタイヤを変えたのでグリップがなく、転倒しないように走ることしかできませんでした。少し残念なレースになりましたが、ピットに戻ると、チームや家族、知り合いが出迎えてくれて、とても感動的でした。みんなの気持ちがとてもうれしく感じましたし、僕にはとても大事な時間でした。これからいくつかイベントに参加しますが、そのあとは自分の時間を作り、少しリラックスしたいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 6位)
    「厳しいコンディションでしたが、自己ベストの6位でチェッカーを受けました。そして、インディペンデントでもトップでフィニッシュしました。すごくうれしいです。自分にとっては、いい意味でのびっくりするリザルトでした。今日はMoto3、Moto2と転倒の多いレースが続いていたので、とにかく、最後まで集中して走ろうと思っていました。MotoGPクラスでも思っていた以上に転倒者が出ましたが、その中で最後までしっかり集中できました。チームもすごく喜んでくれました。今日はクルーチーフのラモンと一緒にレースを戦うのが最後だったので、これまでがんばってくれたことに対して、いい恩返しができたと思います。ウエットコンディションでは今年はいい走りができませんでしたが、来年につながるレースができたと思います」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 9位)
    「この2戦、カル(クラッチロー)の代役として出場しましたが、サポートしてくれたHRCとLCRに感謝したいです。また、カルが一日も早く回復して、もっと強くなって戻ってくることを願っています。LCRとは楽しい仕事ができました。LCRとはたくさんの思い出がありますからね。今日は水の量がとても多くて、たくさんの転倒がありました。このMotoGPマシンではウエットを走った経験が全くないので、ウエットでの自信はあまりありませんでした。そのため、いい感触をつかむために数周必要でした。少し時間はかかりましたが、このようなコンディションではミスをしやすいので、9位でフィニッシュできてうれしいです。まずまずの結果だと思います。チームの努力に感謝しています」

    マルク・マルケス(MotoGP リタイア)
    「今日は大きなハイサイドで転倒してしまいましたが、肩は大丈夫です。昨日の転倒で少し痛みがありますが、それも大丈夫です。今日は、残念ながらミディアムリアタイヤをグリッドで選んだのが間違いでした。最善の選択ではありませんでした。僕の決断だったので、チームには申し訳ない気持ちです。FP3では、ミディアムでとてもいい感触だったのですが、スタートしたあとに激しく雨が降り始めてからはすべてが難しくなり、だんだんひどくなっていきました。タイヤの温度をキープするのも難しかったです。とにかく今は三冠達成という、とても特別なことを成し遂げたことを楽しむ最後の時間です。今シーズンはとてもうまくいきました。ミスも少なく、最もうまくいったシーズンのうちの一つになりました。しかし、今日のレースは最悪なレースの一つになったと思います。僕の2018年シーズンを誇りに思います。そして火曜日からは、新しいシーズンが始まります」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP リタイア)
    「僕にとっていいレースでした。エキサイティングなレースでしたし、楽しかったです。なぜなら15番グリッドからスタートして、転倒したときは5番手まで追い上げていたからです。雨が激しくなって、危険なコンディションになってきたときにスローダウンしなかったために、グラベルでレースが終わってしまいました。再スタートできる時間までにピットにマシンを戻すことができませんでした。しかし、ウエットコンディションで速く走ることができたので、とてもうれしく思っています」

    トーマス・ルティ(MotoGP リタイア)
    「シーズン最後のレースでした。少し早く終わってしまいましたが、ポジティブなこともありました。なぜなら、バトルができたし、何人かオーバーテイクできたからです。転倒した瞬間は悲しかったです。リアがアクアプレーンに乗って、ハイサイドしてしまいました。コンディションはかなりトリッキーで、転倒したライダーは僕だけではありませんでした。ポイントは獲得できませんでしたが、今回のレースはベストを尽くすつもりだったし、チャンスをつかみ、そして限界を感じることができたのは重要なことでした」

  • MotoGP | ドゥカティ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2018年 MotoGPのフィナーレを飾る第19戦のバレンシアGPが、11月18日にバレンシア・サーキット・リカルド・トルモで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、このイベントで優勝を飾り、最高のかたちで2018年シーズンを締めくくった。大雨のため、レースは14周目で一時中断。ドヴィツィオーゾは、このラップでアレックス・リンス(スズキ)をオーバーテイクして首位に立ったものの、レース規定では、再スタート時のグリッドはレースが中断した前の周の順位に基づくとされており、ドヴィツィオーゾは、リンスとバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の間、フロントローから残りの14周を争う2度目のスタートを切ることになった。

    ドヴィツィオーゾは、ホールショットを奪うとふたりのライバルを従えてレースをリードしつつ、後方からの激しいアタックに適格に対応した。ロッシがクラッシュした後はわずかに余裕が生まれ、リンスを引き連れて今季4度目(カタール、チェコ、サンマリノ、バレンシア)の優勝を飾った。

    ロレンソは、左手首の負傷が完全に癒えていないうえ、トリッキーなウェット・コンディションのせいで思い通りの走りをすることができなかった。彼はドゥカティ・チームとともに戦う最後のレースを12位で完走した。

    ミケーレ・ピッロは、表彰台まであと一歩と迫る4位フィニッシュ。レース中断前はクラッシュしたものの、果敢にコースに復帰したことが功を奏し、2列目から再スタートして、MotoGPキャリア最高位を獲得した。

    今回のリザルトにより、ドゥカティ・チームは、チーム・ランキングでも2位を確定させた。

    2019年シーズンは、早くも今週の11/20日~21日にリカルド・トルノ・サーキットで始まる。ダニーロ・ペトルッチがチームに合流し、ドヴィツィオーゾのパートナーとして初めてワークスマシンに跨がる。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 1位
    「本当に素晴らしい勝利を掴むことができた!バレンシアは、僕だけでなく、ドゥカティにとってもタフなサーキットだが、ようやく攻略することができた。レース前半はかなり厳しかった。とにかくリンスが手強かった。冷静に彼をマークして、後ろにつく作戦だったが、ロッシも追いついてきた。ロッシも非常に速かったうえに周回毎に雨が強くなっていたので、何とか状況に対応するしかなかった。再スタート後は、ニュータイヤに履き替えることができたので状況が一変した。このタイヤは、午前中のウォームアップでも使っていないタイヤだった。セットアップにもわずかな変更を加えた。こうしてチーム一丸となって戦えたうえに、チームやファンに優勝をプレゼントできて嬉しい。最高のかたちでシーズンを締めくくることができた!」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 12位
    「ドゥカティとともに戦う最後のレースが終了した。望むようなレースができなくて残念だ。非常にトリッキーなコンディションだった。このような状況ではわずかなミスでもクラッシュしてしまう。手首のこともあったので、敢えてリスクを冒さない戦略を採った。できるかぎりのことはやったつもりだが、残念ながら戦闘力を発揮することはできなかった。良いリザルトを置き土産にしたかったので残念でならないが、チームとともに過ごした素晴らしい2年間はしっかりと思い出に刻まれている。ドゥカティに合流した当初の目標を達成することができなかったものの、今年は複数の勝利を記録することだけはできた。どちらも特別な勝利であり、ずっと心に残るだろう。チームとの一体感は本当に素晴らしかった。困難な時も私を助けてくれた。レースを超えた友情を築くこともできた。エンジニアもテクニシャンもプロフェッショナルが揃っていて、力を合わせてデスモセディチGPを最速マシンに仕上げることができた。それを誇りに思っている。ボルゴ・パニガーレ入りした瞬間から私をサポートしてくれたドゥカティスタに感謝したい。この2年間のことは決して忘れないだろう。チームを離れても、心はいつもドゥカティスタとともにある!」

    ミケーレ・ピッロ(Ducati MotoGPチーム #51) 4位
    「再スタート前にクラッシュしてしまい、マシンに若干のダメージを負ったが、レースに復帰できたので、再スタート時にグリッドに並ぶことができた。再スタート後は良いペースで走ることができたが、1秒ちょっとの差で表彰台に届かなかったことが悔やまれる。ムジェロでのクラッシュの後、今回もまたMotoGPに参戦することができた。そして何より、何年も勝利から遠ざかっていたバレンシアで、ドゥカティが優勝できたことが嬉しい」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「本当にタフなレースだったが、素晴らしい勝利を掴むことができた。特に前半のコンディションは、非常にトリッキーだった。ドヴィツィオーゾが最高のパフォーマンスを披露して、非常に複雑な状況にも見事に対処してインテリジェントなレースを展開した。今日のようなコンディションではミスを起こしやすいが、アンドレアの走りはまさに完璧だった。ドゥカティ最後のレースで苦しんだホルヘは残念だった。ミケーレ・ピッロの4位は本当に嬉しい。途中、クラッシュしたものの、素晴らしいリカバリーで表彰台まであと一歩と迫った」

  • MotoGP | スズキ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2018年MotoGP最終戦のバレンシアGPは天候に翻弄されて数々のドラマを生むこととなったが、チームスズキエクスターは第16戦日本GPからの連続表彰台記録を切らすことなく、アレックス・リンスが再び表彰台を獲得して有終の美を飾った。

    この週末のバレンシアは例年とは違い、寒くて雨に祟られるトリッキーなコンディションとなり、決勝もウエットレースでスタート。リンスは2番手グリッドから素晴らしいスタートを決め、ファステストラップを更新しながら徐々に後続を引き離してトップを独走。

    チームスズキエクスターでの最後のレースとなったアンドレア・イアンノーネも、3列目グリッドから良いスタートを切ってセカンドグループにつけ、徐々にペースを上げながらトップブループに近づく。しかしその後、雨が降り始め、ライダー達が次々と転倒。イアンノーネもその犠牲者のひとりとなり、5番手走行中の9周目に転倒し、そのまま痛恨のリタイヤとなった。雨はその後さらに強くなり、走行継続が危険と判断されて15周目に赤旗中断となった。

    しかしレース成立周回数を満たしていなかったため、コースコンディションの回復を待って14周のレースが再スタートした。赤旗中断された時点でのグリッドオーダーで、リンスはポールポジションからスタート。路面は変わらず濡れていたものの、リンスは再びホールショットを決める。しかし、その後再び雨が降り始め、ドビツィオーゾ(ドゥカティ)とロッシ(ヤマハ)にオーバーテイクを許して3番手までポジションを落とす。路面コンディションは変わらずトリッキーな状態で、リンスがポジションを維持しつつプッシュを続けている最中、2番手走行中のロッシが転倒。最後まで予想がつかない厳しいコンディションのレースを、若手リンスが見事なレースマネージメントを見せて2位でチェッカー。自身のシーズン5度目の表彰台、そしてチームスズキエクスターにとってはシーズン9度目の表彰台を獲得した。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「日本GPから4連続表彰台、オーストラリアGPからは3戦連続2位と、この好結果に非常に満足しています。このプロジェクトに関わって頂いている全ての方々に今年1年間のお礼を改めて伝えたいです。アンドレアは今日がスズキでの最後のレースだったのですが、残念ながら転倒・リタイヤとなってしまいました。しかし転倒までのパフォーマンスは決して悪いものではありませんでしたし、ポジティブな部分もあったと思っています。彼と一緒に働いた2年間を私は決して忘れませんし、彼には心からお礼を言いたいです。我々チームとしてはオーストラリアGPから2位表彰台が3回続き、今シーズン中にどうしても優勝したいと願っていたのですが、残念ながら叶うことなくシーズンが終わってしまいました。まずはこれを来年の目標に置き換え、しっかりシーズンオフにマシンを作り込み、来シーズンは開幕戦から良い戦いができるよう準備していきたいと思います。シーズン中多くのサポートを頂き、本当にありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「シーズン最終戦で表彰台を獲得でき、とても良い形で1年を終えることができました。トータル9度の表彰台はスズキがMotoGPに参戦して以来のベストリザルトなので、このチームとライダー達をとても誇りに思います。9度のうち4度の表彰台はアンドレアが獲得したもので、今日は彼にも5度目の表彰台を獲得できる可能性が十分にあったと思うので、転倒・リタイヤという結果に終わってしまったことが残念でなりません。彼のこの2年間の功績に改めてお礼を言うと共に、彼の今後の活躍にエールを送りたいと思います。アレックスに関しては決勝の難しいコンディションの中、冷静に、そしてリスクヘッジをきっちりしながら2位でフィニッシュしたことにむしろ我々自身が驚いているくらいです。赤旗中断となってレースが2回行われたわけですが、そのどちらのレースも完璧にコントロールし、今日の彼のパフォーマンスには本当に満足しています。後半戦はポジティブな内容が多かったので、この状態を維持しつつ、充実したシーズンオフを迎えて、来年また新しいチャレンジができることを願っています。」

    アレックス・リンス
    「最高のウィークエンドになって本当に嬉しいよ。赤旗中断前の最初のパートでは、スタートから12、13周後ろを引き離してトップを独走できたんだけど、雨が降り出してからペースが維持できなくて、ドビツィオーゾとロッシに追い上げられてしまった。今日は表彰台を獲得してチャンピオンシップを5位で終えることが最大の目標だったから、赤旗後の再スタートした後半のレースも同じように、とにかく良いスタートをして、できるだけ後ろとのギャップを広げようと思って全開でプッシュしたよ。シーズン最後のレースで目標通り表彰台を獲得できて満足しているよ。今シーズンは色々なことを学び、経験もたくさん積むことができたから、来シーズンが今から楽しみで仕方ないんだ。」

    アンドレア・イアンノーネ
    「チームのためにも自分自身のためにも良い形でシーズンを終えたかったのに、それが叶わなくて本当に残念な思いだよ。序盤ちょっと順位を落としちゃったんだけど、順調にペースを上げてトップグループの後方に追いついたところで雨が降り出し、リアタイヤが滑って転倒してしまった。でもベストを尽くしたから悔いはないよ。今シーズンの結果は自分が望んだものには遠かったけど、この2年間、素晴らしい仲間と素晴らしいチームで仕事ができたことに本当に感謝しているんだ。明日からはまた新しいチャレンジが始まるけど、アレックスとスズキの新しいライダーとなるジョアン・ミール、そしてチームの今後の活躍を願っているよ。」