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  • ロータス:F1中国GP 初日のコメント

    ロータス:F1中国GP 初日のコメント

    ロータスは、F1中国GP初日のフリー走行で、キミ・ライコネンが2番手タイム、ロマン・グロージャンが12番手タイムだった。

    キミ・ライコネン (2番手)
    「ラップタイムを見れば、かなりOKな一日だったと思う。改善しなければならないことがあるのは確かだし、明日何が起こるかはわからない。でも、まずまずの週末のスタートが切れた」

    「ソフトタイヤには満足しているけど、ハード側のタイヤには満足できていないかもしれない。まだタイムを改善していかなければならないし、苦戦はしていない。良い週末になりそうだ」

    ロマン・グロージャン (12番手)
    「今日は簡単な一日ではなかったし、まだ適切なセットアップを探っているところだ。午前中に新しいエキゾーストパッケージを走らせて、午後は改善できる場所を見つけられるように古いエキゾーストを走らせた。新しいフロントウイングは役に立っているし、正しい方向に進んでいる。マレーシアでは週末を通してクルマを発展させることができたし、もちろん夜にいくつか変更することもできる。明日はまた違う1日だ。今週末力強い結果を出せるように、自分好みのクルマに仕上げられることを願っている」

    関連:
    ・F1中国GP フリー走行2:フェリペ・マッサがトップタイム
    ・F1中国GP フリー走行1:ニコ・ロズベルグがトップタイム

  • キミ・ライコネン、モトクロスを満喫

    キミ・ライコネン、モトクロスを満喫

    キミ・ライコネンは、F1マレーシアGPからF1中国GPまでの3週間の間にモトクロスを楽しんだ。

    キミ・ライコネンがF1を離れていた2年間に立ち上げたレースチーム“ Ice One Racing”は、ラリー以外にもモトクロスに参戦している。

    MTV3によると、先週キミ・ライコネンは、レーシングスーツとゴーグルを携えてベルギーへと向かい、グラベルでのプラクティスセッションに参加したという。

    通常であれば、F1チームとしてはモトクロスは危険すぎると判断するところだが、ロータス代表のエリック・ブーリエは先週、チームオーダーの議論について語った際に「我々にはやりたいようにやることで有名なドライバーが1人いる」と述べていた。

    キミ・ライコネン モトクロス

  • ロータス、ピレリの2013年タイヤを支持

    ロータス、ピレリの2013年タイヤを支持

    ロータスのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは、2013年に変更されたピレリタイヤは、数チームが指摘しているほど劇的なものではないとし、今後のシーズンもピレリに“アグレッシブ”なコンパウンド選択を続けて欲しいと述べた。

    2012年シーズン終盤に1ストップ戦略が基準になったことを受け、ピレリはピットストップの増加を狙ってタイヤを変更。

    レッドブルなどの複数チームは、高いデグラデーションレベルに不満を口にしているが、ロータスはタイヤに優しいマシンでアドバンテージを得ているため、ジェームズ・アリソンは、現状のデグラデーションレベルの継続を望んでいる。

    ピレリの2013年タイヤへの批判に同意するかと質問されたジェームズ・アリソンは「そうは思わない。昨年に比べて一段階柔らかくなっただけだ」とコメント。

    「新しい構造はタイヤ内部のラバーに到達するのが難しくなっている。言い換えれば、タイヤの全幅を路面に設置するのが非常に厄介であり、使えるラバーが減っている」

    「特定のチームは、昨年のラバーに戻すことを望んでいるようだが、チームというものは自分たちにとって最善の利益となるものをプッシュするものだ。我々は、今のタイヤが面白いレースを生み出していると思っている。ただし、タイヤが柔らかい場合に成功する傾向があるね」

    また、ジェームズ・アリソンは、F1マレーシアGPでキミ・ライコネンのマシンに初搭載され、F1中国GPでは2台に投入される予定の新しいエキゾーストシステムがリアタイヤの摩耗をさらに抑制するだろうと述べた。

    「新しいエキゾーストパッケージから得られる利点のひとつは、排気スピードとマシンスピードの比率が高いコーナーでリアのダウンフォースを高めてくれることだ。特に低速コーナーに見ることが多い。優れたステップであり、そのような種類のサーキットでタイヤを保護できることを願っている」

    だが、ジェームズ・アリソンは、ウェットコンディションでタイヤをワーキングレンジに入れにくいことがE21の弱点だと認める。

    「我々が雨を得意としてないことは認めざるを得ない。路面に十分いグリップするようにインターミディエイトタイヤを温めることに苦戦している。現状の我々のリアウイング構造は、ウェットコンディションでも空力的には安定しているが、ウェットな路面に必要なダウンフォースレベルを生み出せない。残念ながら、新たにより高いダウンフォースをもたらすリアウイングを投入するまで現行型を使いながら苦戦を強いられることになるだろう」

  • ロータス、新しいリアジャッキでピットストップの改善に取り組む

    ロータス、新しいリアジャッキでピットストップの改善に取り組む

    ロータスは、ピットストップ時間の短縮を目指し、新しいリアジャッキをテストしている。

    F1マレーシアGPでは、レッドブルがピットストップで2.05秒という最速記録を樹立。メルセデスやマクラーレンもピットストップを改善しており、ピットストップ競争が熱を帯びている。

    ロータスもピットストップの改善に取り組んでおり、チームマネージャーのポール・シービーは、チームが新しいリアジャッキを試していることを明らかにした。

    「クルーがピットストップ練習をするためにやってきた」とポール・シービーは述べた。

    「生産的な一日を過ごすことだできた。どこを改善する必要があるかを話し合い、ショーカーを使って約40回、ピットストップ練習を行った」

    「新しいリアジャッキを試したが大当たりだった。マシンのリアをかなり早く持ち上げられるようになった。我々はコンマ数秒の短縮を目指しているし、このような細かなことも大きな差になる」

    「今の我々のベストは約2.4秒で、一貫して2.5〜2.7秒でこなせている。これは生のピットストップにしては悪くない」

    「スタッフ数人がクルマw押してマシン定位置につけるプッシュ・ストップをすれば、少しタイムが速くなる。ナットにガンをはめるのが簡単になるからだ。だから、トラックに出ないでできるこの方法が“生”のピットストップであることを考えると進歩には満足している」

    関連:レッドブル、ピットストップ最速記録2.05秒を樹立

  • キミ・ライコネン:F1中国GP プレビュー

    キミ・ライコネン:F1中国GP プレビュー

    キミ・ライコネンが、F1中国GPへの意気込みを語った。

    上海インターナショナル・サーキットについてどうお考えですか?
    まだこのクルマで走っていないし、全てのクルマが各サーキットで違った反応をみせるので、次のレースで何が起こるかを予測するのは常に難しい。残念ながら、去年はあそこでポイントを獲れなかったので、そこから良くなるだけだ。

    それ以前の年は上海で1位、2位、3位だったので、そのリストに加えることができたら嬉しいね。あそこで僕たちがうまくやれない理由はない。E21に新しいパーツを持ち込むし、最新のアップグレードも役に立っているようなので、どうなるか確認するのが楽しみだ。雨が降らなければね。

    以前、中国ではかなり良かったですよね。あそこに行くのは良い気分なのでは?
    2007年に優勝しているし、ワールドチャンピオンを獲得した年でもあるので、良い気分だった。きちんとしたレーストラックだし、オーバーテイクのチャンスもたくさんある。ここまで僕たちのクルマは良さそうだし、トラックに出てみてどうなるか見てみよう。

    シーズン開幕2戦をどのように振り返りますか?
    オーストラリアは、クルマの全てのことが本当にうまくいってかなり楽なレースだったし、全員が望んでいた結果だった。マレーシアはタフなレースだった。スタートが良くなかったし、そのあと1周目にフロントウイングのパーツを失った。その後はクルマのハンドリングも良くなかったし、ウェットコンディションでかなりトリッキーだった。ペースはそんなに悪くなかったけど、金曜日のタイムをみればもっとうまくやれたはずだ。

    マレーシアではいくつか接近したバトルがありましたね。特にニコ・ヒュルケンベルグと…
    それがレースというものだし、僕たちはそのためにここにいる。何度かかなり接近した場面があった。望ましくはないけど、そうあるべきだし、それがレースだ。結局、結果はそれほど変らなかったと思う。

    2012年の中国GPはアクションが満載でした。あなたのポジションではいかがでしたか?
    良いレースだったし、力強い結果を出せたはずだけど、最終スティントでラバーが尽きてしまい、ポイントを獲得することができなかった。今回はタイヤパフォーマンスに関してもう少し運がよくて、戦略的にもうまく備えられることを願っている。2012年もレースペースは良かった。それは事実だ。でも、あまりにタイヤを長く持たせようとしすぎた。タイヤが終わってしまった。それだけだ。一方で、僕たちがそのような戦術を推し進めていなければ、トップのポジションを争うことはなかっただろう。去年を見れば、中国で悪くクルマではなかったし、セパンの金曜日のようにクルマをうまく働かせることができれば、上海でもうまくやれるはずだ。


    2013年 F1中国GP

    4月12日(金) フリー走行1回目 11:00〜12:30 (現地時間 10:00〜11:30)
      フリー走行2回目 15:00〜16:30 (現地時間 14:00〜15:30)
    4月13日(土) フリー走行3回目 12:00〜13:00 (現地時間 11:00〜12:00)
      予選 15:00 (現地時間 14:00)
    4月14日(日) 決勝 16:00 (現地時間 15:00 )

    BSフジ F1マレーシアGP 放送時間

    【予選】 4月13日(土) 24:00〜25:00
    【決勝】 4月14日(日) 23:00〜24:50

  • ロマン・グロージャン:F1中国GP プレビュー

    ロマン・グロージャン:F1中国GP プレビュー

    ロマン・グロージャンが、F1中国GPへの意気込みを語った。

    ここまでの2レースをどのように感じていますか?
    まだ自分の完全なポテンシャルを示せていないと思うし、ちょっとフラストレーションを感じている。開幕2戦は僕にとってかなり難しかったし、本当は僕自身、そしてチームが、今シーズン何ができるかを示す週末にしたかった。

    僕たちには素晴らしいポテンシャルがあるし、ただその錠を開ける必要がある。中国で鍵を見つけられることを願っているよ。

    マレーシアではもっと多くのことができたと考えていますか?
    週末ずっと望んでいたクルマであったならばイエスだ。さらに上位のグリッドからスタートして、もっと良いスタートが決められれば、それも助けになっただろうけど、言うのは簡単なことだ。レース中は、ミドルフェーズでフェリペ(マッサ)後ろで身動きがとれなくて、多くの時間を費やしてしまった。もっと早くに彼を追い抜くことができていれば、前にいられただろう。でも、最後にはタイヤが終わってしまっていたし、僕たちのレースをどちらも妥協させないように彼を先に行かせるのがベストだった。バックマーカーが状況をちょっと楽にした時間もいくつかあったね。

    E21は、あなたがレーシングカーに望むよりも多くのものを届けていますか?
    前進しているのは確かだ。コンディションやセットアップが似ているときでも、クルマが望んでいるものを与えてくれたり、与えてくれなかったりすのはフラストレーションを感じる。エンジニアと密接に作業しているし、前回のレース週末では良い進歩を果たせた。クルマと最新のタイヤは、適切なバランスを獲るのがとてもセンシティブだし、そこが僕たちが集中していることだ。

    チームはクルマに新しいクルマをもたらしています。それらは助けになっていますか?
    僕たちはパフォーマンスを前進させているし、それは常に望んでいることだ。新しいフロントウイングは有益だったし、中国で最新のエキゾースト構成を得るのを楽しみにしている。セパンでキミがそれを使っていたし、クルマの利益になっていたのは明らかだ。

    去年、上海でF1初ポイントを獲得しましたね。戻るのは楽しみですか?
    スタートを切れたのは素晴らしいことだったし、グランプリでポイントを獲得するのはいつだって最高だ。もっとたくさん獲りたいね! 序盤は望んでいたクルマになっていなくてチャレンジングな週末だった。でも、僕たちは異なるタイヤ戦略を実行して、良い結果を得ることができた。今年もたくさんのポイントを獲りたいね。

    サーキットはいかがですか?
    見事な施設だよね。初めて見たときはなんて大きいんだと思うはずだ。サーキットのレイアウトはかなりいいし、半径が増していくコーナーやわずかにバンクのあるターンのような素晴らしいチャレンジがある。前回の2レースよりも低速コーナーが多いし、長いストレートもあるので、注意しておかなければならないことがたくさんある。

    中国ではどのような結果を成し遂げたいですか?
    たくさんポイントを獲りたい。オーストラリアでは10位、マレーシアでは6位でフィニッシュしているので、中国では2位でフィニッシュできたらかなり嬉しいね。それか優勝できたら本当にハッピーだよ! トラックに着いてみてクルマがどうか確認してみたい。僕たちのクルマがウェットコンディションでちょっと奮闘するのはわかっているので、もう雨にならないことを願っているよ。


    2013年 F1中国GP

    4月12日(金) フリー走行1回目 11:00〜12:30 (現地時間 10:00〜11:30)
      フリー走行2回目 15:00〜16:30 (現地時間 14:00〜15:30)
    4月13日(土) フリー走行3回目 12:00〜13:00 (現地時間 11:00〜12:00)
      予選 15:00 (現地時間 14:00)
    4月14日(日) 決勝 16:00 (現地時間 15:00 )

    BSフジ F1マレーシアGP 放送時間

    【予選】 4月13日(土) 24:00〜25:00
    【決勝】 4月14日(日) 23:00〜24:50

  • キミ・ライコネン:アイスマンの実像(2)

    キミ・ライコネン:アイスマンの実像(2)

    キミ・ライコネンの謎めいた人物像。アイスマンの実像は? キミ・ライコネンに近い人々のインタビューでその内面を解き明かす。

    キミ・ライコネンは、親友のトニ・ヴィランデルと10歳に一緒にレースを始め、陸軍にも一緒に入隊した。

    トニ・ヴィランデルは、2012年のFIA世界耐久選手権のGTEクラスにフェラーリから参戦して優勝するなど、非常に経験豊富なGTレーサーだ。

    トニ・ヴィランデルは「僕たちは違うシリーズでレースをしているので頻繁に会ったりはしていない。でも、僕たちの友情は永遠だと思う」と語る。

    トニ・ヴィランデルにはルーカスという息子がいるが、名づけ親はキミ・ライコネンである。

    キミ・ライコネンが2年間のF1を離れたあと、F1で一貫したシーズンを過ごしていることは意外だったかとの質問にトニ・ヴィランデルは「昨シーズンのキミのパフォーマンスというよりも、彼がカムバックしたことに驚いたね」と語る。

    「彼が辞めたとき、F1には本当にうんざりしていて『二度とやらない』と言い続けていた。あらゆるものから少し距離を置いて、ラリーのような全く違ったことをするのはいいことだと思う。そうすることで考え方を変えて、さらに強いアプローチができる」

    「キミはキミだ。マシンやタイヤ、そしてルールが違っていても、数周走ればすぐにトップのドライバーの1秒以内で走ることができる。ロータスの移籍直後も彼はそうだったよね」

    ロータスでのシーズン1年目、キミ・ライコネンはのんびりした人物というイメージが強かった。

    2001年からからキミ・ライコネンのトレーナーを務めるマーク・アーノールは、のんびりとしたキミ・ライコネンのイメージは、どれだけ厳しいトレーニングをしているかについて間違った印象を与えていると語る。

    「キミは、レースをしているときのんびりなどしていない。彼はクルマが走り続けている限り戦い続ける。トレーニングでも同じだ。僕たちが一緒に始めたときから、彼はずっとそうしている。どんなプログラムでも毎回110%頑張っている」

    キミ・ライコネンは、トレーナーも最高のコンディションでいるように望んでいる。

    マーク・アーノールは「彼はクリスマス、フィンランドの会社スントの最新心拍数モニターをプレゼントしてくれたよ」と語る。

    カート時代からキミ・ライコネンのヘルメットをデザインしている長年の友人ウッフェ・ダグストロームは、キミがトラックでどう見えるかについて大きな影響力を持っている。

    「彼はそれほど芸術的とは言えないけど、自分が望んでいるものはわかっているし、流行にとても敏感だ。自分で発信しているのは確かだね」とウッフェ・ダグストロームは語る。

    「キミが何かをヘルメットデザインに採用すると、すぐに他の誰かのヘルメットに同じアイデアを見ることがよくある」

    キミ・ライコネンは、自分の全てのヘルメットを保存しており、ヘルメットデザインを見るだけでシーズンを思い出す。

    「通常、キミはシーズン前に彼のヘルメットをどうすべきかのヒントを与えてくれる。コンピューターで僕が5つの異なるバージョンのアイデアを作り、彼が一番気に入ったものを選択するんだ」とウッフェ・ダグストロームは説明。

    「去年、彼はヘルメットに彼のレースナンバーを入れたがっていた。以前、マクラーレン時代にもナンバーを入れていたけど、それはヘルメットの後ろだった。今回、ナンバーは9から7に変わるけど、2013年はそれほど変更はない。いくつか新しいパートナーが加わっただけだ」

    2012年のF1モナコGPでは、ヘルメットにジェームス・ハントのデザインと名前を入れた。

    「あのアイデアは長年温めていたけど、マクラーレンとフェラーリでは使う機会がなかった。去年は完璧だったし、反響も大きかったね」

  • キミ・ライコネン:アイスマンの実像(1)

    キミ・ライコネン:アイスマンの実像(1)

    キミ・ライコネンの謎めいた人物像。アイスマンの実像は? キミ・ライコネンに近い人々のインタビューでその内面を解き明かす。

    “アイスマン”とは、2002年シーズン開幕時にマクラーレンのボスであるロン・デニスがつけたニックネーム。

    そのクールな性格は、先天的なものだったとキミの母親ポーラ・ライコネンは語る。

    ポーラはキミ・ライコネンが6歳のとき、非常に神経質になり、冷静さを失ったときのエピソードを明かした。

    ポーラは、キミを定期健康診断のために医者のところに連れて行った。彼女が医者と話をしている間、キミはおもちゃコーナーで遊んでいた。たくさんのおもちゃがあったが、突然キミが興奮して爪を噛み始め、非常に神経質な行動をとったという。

    ポーラは「医者は、キミにはおそらく集中力に問題があると考え始めました」と説明。

    「でも、それはおもちゃが問題でした」

    「当時、キミはジグソーパズルに興味を持っていて、待合室にあったジグソーパズルが簡単すぎると思ったらしいのです。年上の子供、10〜15歳向けのパズルを見つけたけど、手が届かなかった。医者のアシスタントが、そのパズルを渡さず、年上の子供用のパズルなので無理と話したんです」

    「でも、キミが難しいジグソーパズルを手に入れてピースをはめるとやっと笑顔になったんです。お医者さんは笑っていました。この子の集中力には問題ないって」

    キミ・ライコネンは、その年齢の頃に車の運転を学んだ。ポーラは、いつもキミの意志は非常に強かったと認める。

    「キミはいつも自分のやりたいようにやります。こちらが何をしても、息子が自分で決めない限りは気持ちを変えることはできません。子供のとき、息子に家事を手伝わせようとしました。例えば、ゴミ箱を外に出してもらいたいときに息子がやりたそうではなかったら、反対のことを言わなければなりませんでした。『あなたがゴミ箱を外に出してくれないから、私が自分でやる』ってね。そうすると、たいていはキミがやってくれました」

    では、両親がキミ・ライコネンにモータースポーツの世界的スターになる才能があると気づいたのはいつだったのだろうか?

    「両親のような身近な人間にはそのようなことはわからないものです」とポーラは語る。

    「キミが10歳くらいでフィンランドのジュニアクラスでゴーカートを始めたとき、その兆候には気づいたと思います。参戦者のひとりの父親が息子さんのメカニックとして経験を積んだ方で、その人が『カーナンバー104(キミ・ライコネン)に乗っている男の子は誰だ?』って質問を始めました」

    「彼はあの態度とスピードがあれば上に進めるだろうって言ってました。彼は正しかったですね」

    母親はキミ・ライコネンの強さも知っている。

    「毎回勝ちたいという意思と決してあきらめない姿勢がキミです。レースを始めたときから、息子はホイールが回っている限りハンドルを握ってました。息子は “sisu” というフィンランド・スタイルの粘り強い闘志を持っていると思います」

    キミ・ライコネンがF1復帰を決めたとき、ポーラは驚いたと語る。

    「正直、驚きました。キミは、こちらが聞かなければ仕事の話はしません。でも、ウィリアムズと交渉しているという噂を聞いたので、息子に聞いてみたら、彼はロータスに行くことになるだろう、その方がよい選択肢って答えました」

    「意外でしたね。友人たちは、キミはF1に飽きたので辞めたと言っていたのに、突然復帰したんですから。息子が休みをとったのはとてもよかったと思います。今は本当にレースを楽しんでいるように見えますからね」

    親類や友人など、親しい人々は、レースファンとは全く違ったキミ・ライコネンを知っている。

    キミ・ライコネンには感情が欠けているわけでもなく、ぶっきらぼうでもない。その反対で、彼は手助けをしたり、家族の世話をしたりするのが好きだという。

    キミ・ライコネンの兄ラミには、ヨストスとティートスという二人の息子がいる。キミは、年上のヨストスの名づけ親であり、二人に絶えずプレゼントを持ってくるという。

    ラミは「息子たちは、僕とキミのようなものだ。あらゆることで互いに競い合っている。キミは子供用のレースグッズをいろいろ買ってきてくれる。去年のクリスマスには、二人にタブレットを買ってくれたんだ。いや、サンタクロースが買ってくれたと言うべきかな」と明かす。

    最近、ラミとキミはどのくらい親しいのだろうか?

    「キミは弟だからね。普通の兄弟の関係だと思う。ほとんど毎週話をしているし、一緒にアイスホッケーや他のスポーツをしている。僕たちにはどちらも仕事があるし、それに時間をとられている。特にキミは仕事も移動も多いからね」

  • 「ロータスがタイトルに挑戦できるかは予算が鍵」とグロージャン

    「ロータスがタイトルに挑戦できるかは予算が鍵」とグロージャン

    ロータスが、2013年のF1タイトル争いに絡んでいけるかは、予選に依存するとロマン・グロージャンは考えている。

    2013年の開幕戦オーストラリアGPでキミ・ライコネンが優勝したことで、ロータスは今年のタイトル候補とみなされるようになった。

    だが、続くマレーシアGPではグロージャン6位、ライコネン7位と後退した。

    しかし、ロータスは、コンストラクターズ選手権でレッドブルから26ポイント差の2位につけており、キミ・ライコネンもドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルから9ポイント差で2位のままだ。

    「それは僕たちが持っているお金に依存する。F1ではそれが鍵だ」とロマン・グロージャンはコメント。

    「僕たちには優れた人材がいるし、彼らがレースに勝てるクルマを造れることはわかっている。開発とファクトリーにツールが揃っているのはわかっている」

    「だが、全ては僕たちが資金をつぎ込めるかどうかが問題だ」

    ロマン・グロージャンは、チームの勝利がより多くの資金をもたらす“助けになるべき”だと述べた。

    「うまくいえば、もっと多くのスポンサーを獲得してもっと多くの開発ができるだそうし、そうなれば、もっと勝ってし、もっと多くのスポンサーが得られるだろう。そのサイクルだ」

  • ロータス、ロマン・グロージャンにも最新スペックのマシンを準備

    ロータス、ロマン・グロージャンにも最新スペックのマシンを準備

    ロータスは、中国とバーレーンの2連戦で両方のドライバーに同じスペックのマシンを準備するために懸命に取り組んでいる。

    開幕2戦では、キミ・ライコネンにのみ最新のパッケージが与えられていた。

    F1マレーシアGP後、ロータスのレースチームマネージャーを務めるポール・シービイは「メインの課題のひとつは、両方のドライバーが最新パーツを利用できるようにすることだ」とコメント。

    「ロマンは、マレーシアで最新スペックのエキゾーストシステムと関連するボディワークなしで走っていた。それに加えて、両方のマシンには更なる追加が予定されている」

    テクニカルディレクターのジェームズ・アリソンは「彼(ロマン)はここでも簡単な週末ではなかった。どちらの場合も我々は同じ構成の2台のクルマを提供することがでなかった」と述べた。

    オーストラリアでは、キミ・ライコネンが優勝したロータスだが、マレーシアはグロージャンが6位、ライネエンが7位と期待はずれな結果となった。

    ポール・シービイは「我々は予選仕様のクルマからもさらに多くを引き出そうとしている。E21はレースペース的には強いとわかっているが、より良いグリッドポジションの方がドライバーに最高の結果を成し遂げるチャンスを与えられることは言うまでもない。全てをまとめることができれば、中国で再び競争的になれる可能性は十分にある」と述べた。