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  • レッドブル・ホンダ 「最低5勝を挙げてフェルスタッペンがタイトルを獲る」

    レッドブル・ホンダ 「最低5勝を挙げてフェルスタッペンがタイトルを獲る」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンを獲得したレッドブル・ホンダの2019年のF1世界選手権に“最低でも5勝を挙げてマックス・フェルスタッペンがタイトルを獲得する”という目標を掲げた。

    ルノーとの12年間のパートナーシップにピリオドを打ち、今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングには大きな注目が集まっている。しかし、F1プレシーズンテストではピエール・ガスリーのクラッシュに起因するギアボックス問題でマックス・フェルスタッペンともにパフォーマンスランを実施することなくサーキットを離れた。

    しかし、ヘルムート・マルコは“ハイブリッド時代の我々にとって最高の冬だった”と SpeedWeek に語った。

    「ピエール・ガスリーが2度クラッシュを喫したが、それでも非常に多くのマイレージを重ねることができた。ホンダが高い信頼性を発揮してくれたおかげで多くの周回数を重ねることができたし、開幕戦に向けたセットアップ作業を進めることもできた」

    「第2週の終盤には新しいパーツを持ち込んだ。メルボルン仕様のね。2チームとも予定通りのテストができた。エンジン側だけでなく、シャシー側の信頼性も高かった」

    ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダは、2019年の序列でメルセデスを上回り、フェラーリに次ぐ2番手に位置していると自信をみせる。また、トロロッソのテクニカルディレクターを奪われた因縁のマクラーレンは、今年も後方グリッドでの戦いを展開することになるだろうと予想する。

    「フェラーリがトップだ。その次が我々であり、メルセデスの前だ。その後ろには大きなミッドフィールドのグループがある。そこはかなりの接戦になるだろう」とコメント。

    「マクラーレンとウィリアムズはそのグループの下だ」

    2019年のF1世界選手権でのレッドブル・レーシングの目標について質問されたヘルムート・マルコは「少なくとも5勝を挙げて、自力でタイトルを獲得したい」とコメント。

    また2019年は誰がチャンピオンになるとの質問には「もちろん、マックス・フェルスタッペンだ!」と答えた。

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダはF1エンジンへの疑問を払拭した」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダはF1エンジンへの疑問を払拭した」

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1ブレシーズンテストでホンダは求めていたすべてのことをやってくれたと語り、ホンダのF1エンジンはこれまでのパフォーマンスに対する疑問を払拭し、2019年にチームのレベルを上げてくれるはずだと主張する。

    レッドブル・ホンダは、F1プレシーズンテストの最後の2日間を期待外れなカタチで終えることになった。しかし、それはマクラーレン・ホンダ時代に見られたようなホンダのF1エンジンに起因するものではなかった。

    3日目にピエール・ガスリーがドライビングミスによって大クラッシュを喫したことで、レッドブル・レーシングはギアボックスを含めたパーツ不足に陥り、最終日にマックス・フェルスタッペンは継ぎはぎのRB15で29周のみの走行でセッションを終えた。

    レッドブル・ホンダの真のパフォーマンスを示すことなくテストを終えたマックス・フェルスタッペンだが、テスト全体のポジティブな面が薄れたわけではないと語る。

    「今のところ、レッドブルとホンダの協力関係には本当に満足している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ホンダは本当に懸命に仕事をしている。とても集中しているし、落ち着いている。求めているすべてのことを改善するために彼らはファクトリーで仕事をしている。それには本当に満足している」

    「多くの人々にとってホンダがどのようなパフォーマンスを発揮するかは常に疑問符だったと思う。でも、僕たちはダイナモテストで見てきたし、テストでもコース上でそれを確認できた。とても信頼性が高いし、まさに僕が望んでいたことを成し遂げてくれた。とても満足している。

    パフォーマンスランができなかったマックス・フェルスタッペンのF1プレシーズンテストでのベストタイムは1分17秒709であり、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)と1.5秒の差がついた。二人のライバルはフェルスタッペンが2019年にタイトル争いに絡んでくると予想していた。

    メルセデスとフェラーリのペースについてマックス・フェルスタッペンは「それについてはあまり心配していない」とコメント。

    「彼らがとても速いのは確かだけど、僕たちがここまで成し遂げてきたことには満足している。それにロングランのペースはとても有望だ」

    「もちろん、メルボルンはまた違ったトラックだし、気温も違う。再びクルマの良いセットアップを見つけることが重要になってくるだろう。シーズンは長い」

    「全体的に彼らと比較していも僕たちはプレーシーズンテストという点では良かったと思う。彼らは常に多くの周回数を走り込んでいたけど、僕がクルマで感じているものは有望だ」

  • 「ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブルは競争力を発揮する」

    「ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブルは競争力を発揮する」

    元フェラーリのドライバーであるジャン・アレジは、ホンダのF1エンジンを搭載したことによってレッドブル・レーシングはフェラーリよりもはるかに競争力を発揮することになると考えている。

    F1バルセロナテストではフェラーリが最速タイムを記録し、パフォーマンスと信頼性で優れたポテンシャルを示した。しかし、ジャン・アレジは逆にフェラーリは2019年に苦戦を強いられることになるだろうと語る。

    「新生レッドブル・ホンダは非常に競争力があるだろう」とジャン・アレジは Radio Sportiva にコメント。

    ルノーもダニエル・リカルドがいることで良い結果を出せると思うし、キミとアントニアっはアルファロメオでパフォーマンスを発揮する可能性がある。もちろん、メルセデスも強い。だが、フェラーリは作シーズンの序盤より少し強かった

    「実際、メルセデスがバルセロナで完全に異なるマシンを2台走らせたことを忘れてはならない。当初のプランが想定通りに機能しなかった事を示しており、通常はそれは良い兆候とは言えない」

    「一方、フェラーリは速いクルマを作り上げたため、発展はおとなしいものになるかもしれない」

    フェラーリは冬の間に大きな変化を迎えた。マウリツィオ・アリバベーネに代わってマッティア・ビノットがF1チーム代表に就任し、キミ・ライコネンに代わって若手有望株のシャルル・ルクレールが加入した。

    ジャン・アレジは、シャルル・ルクレールは、経験豊富なセバスチャン・ベッテルのナンバー2の役割を果たすことになると考えている。

    「セバスチャンが優先され、ルクレールが脇役を演じるのは間違いないだろう。だが、2人の間は非常にエキサイティングな戦いになると思う。ベッテルがナンバー1でルクレールがナンバー2という計画に違いないと思うが、誰にもわからない。シーズンは21戦と長い! ベッテルは少なくともタイトルを獲得するための全てを兼ね備えている。メルセデスでどうなるか見てみよう」

  • ホンダ F1バルセロナテスト2 – 最終日レポート

    ホンダ F1バルセロナテスト2 – 最終日レポート

    ホンダは、バルセロナテスト2の4日目のプログラムを終え、合計8日間におよぶF1ウインターテストが終了した。

    昨年はこの時期に雪に見舞われたバルセロだが、今年は全ての日程で好天に恵まれた。そのおかげもあり、テスト合計では、スクーデリア・トロ・ロッソのアレックス・アルボンが500周、ダニール・クビアトが435周、チーム合計で935周を走行。レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが438周、ピエール・ガスリーが395周のラップを重ね、チームとしては833周を記録。

    ホンダのF1パワーユニット合計としては1,768周、約8,230kmを大きなトラブルなく走破した。

    次に全てのマシンが揃って走るのは、2週間後に迫ったオーストラリア・メルボルンでの開幕戦になる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「バルセロナでの2019年ウインターテストは、PUとしては大きな問題はなく、両チームともに多くのマイレージを重ね、8日間を終了することができました。テスト2ではいくつかのトラブルがありましたが、シーズン開始前に問題を洗い出すこともテストの大切な目的だと思っています。Scuderia Toro Rossoとは昨年1年間シーズンをともに戦うなかで経験してきたことを活かし、さらに互いの関係性を強いものにした状態でテストに臨みました。Aston Martin Red Bull Racingとは、マシンの開発のみでなく、レースオペレーションについても昨年から綿密に準備を進めてきた甲斐があり、テストをスムーズに遂行することができました。結果的に8日間を通して天候もよく、2チームともに走行を重ねられたため、多くのデータを得ることができました。ここからは開幕戦に向けて万全の状態で臨みたいと思います」

    フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ チーム代表)
    「朝の低い気温を除いては、このバルセロナでの2回のプレシーズンテスト期間中はいい天気に恵まれました。よって多数のセットアップ、さまざまなコンディションの中でタイヤを試すことができ、新しいSTR14の多くをチームが学ぶことができました。(Red BullテクノロジーやHondaとの)シナジー効果が想定どおりに機能し、トータルで4,352kmを走行したなかでも目立った問題は見つかりませんでした。そこからは高い信頼性をもつマシンの素性を感じました。多少の問題はあったものの、シーズン前のこの時期には普通に起こることですし、それらに対してはすぐに解決策を見出すことができ、懸念するほどの大きな問題にはいたりませんでした。予定通りにパーツを揃えてくれたチームのファクトリーでの働きに、大変感謝しています。新しくチームに加わったメンバーが数人いる中でも、現地でのガレージでの作業はスムーズで、効率的に行われていました。ファエンツァとビスターの皆の貢献にも感謝しています。ダニール(クビアト)とアレックス(アルボン)はミスもせず、わたしたちが期待していた通りのフィードバックを分かりやすく伝えてくれました。ダニールは昨シーズンはレースから離れていたにも関わらず、すぐにマシンにも慣れてくれました。チームのメンバーは良く知っていますが、以前と変わらず『速さを持っていて、確実なフィードバックができる』ドライバーであることを感じました。そして、日毎に急激なスピードでF1マシンに慣れ、急成長を見せていたアレックスにとっても、大きな手助けとなる存在になるでしょう。チームと初めて過ごす4日間で、アレックスの力強いパフォーマンスと、鍛え抜かれたフィジカルを見ることができました。PUに関してはパフォーマンス能力の向上と信頼性について、HRD Sakuraのエンジニアの皆さんにとても感謝しています。新しく始まるシーズンを、開幕戦のメルボルンでポイント獲得といういい結果で始められる予感がしています」

    ジョディ・エギントン (スクーデリア・トロ・ロッソ テクニカルディレクター)
    「最終日となった今日はダニール(クビアト)が、午前中終盤に予選シミュレーション、午後にはレースシミュレーション、と多くのテスト項目をこなしてくれたおかげで、実りある一日になりました。予定していた走行プログラムを完了したことで、この2019年度のウインターテストをいいかたちで締めくくれたのではないでしょうか。PU面では申し分ない信頼性とパフォーマンスを感じながらテストを行うことができ、Hondaのメンバーには感謝しています。もちろん、現地(のトラックサイド)で、そしてファエンツァとビスターからも貢献してくれたToro Rossoのスタッフたちにも非常に感謝しています。彼らが多忙ながらもサポートしてくれたおかげで、多くの成果を挙げられました。これからはメルボルンに向けて集中し、シーズン開幕戦を期待とともに迎えたいと思います」

    ギヨーム・ロケリン (レッドブル・レーシング)
    「このバルセロナでのテストを新しいマシン、新しいPUサプライヤー、そして新しいドライバーとともに迎えましたが、その全てがうまく噛み合う形で機能していたと思います。今日のような問題はテスト中には往々にして起こってしまうものですが、最終日を早く終えなければならなかったことは残念でした。しかし、この2週間の間バルセロナで挙げた成果が無駄になったわけではありません。多数のテスト項目をこなし、シーズン開幕に向けて我々が進むべき方向性と、RB15について多くの学びを得られたテストとなりました。テストの間Hondaの働きは素晴らしいものでした。PUは十分な信頼性を見せてくれましたし、我々のチームメンバーとも非常にいいチームワークの下で働くことが出来ました。ピエール(ガスリー)にとっても新しいチームでのスタートとなり、マシンや手順など、学ぶことも多く大変だったと思います。マシンのバランスは良く、パフォーマンス面でも期待できますし、レースに向けた準備はできていると思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「昨日の午後のクラッシュがあったにも関わらず、ガレージで皆が頑張ってマシンを修復してくれたおかげで、今朝にはトラックへ復帰することができ感謝しています。しかしギアボックスにトラブルが見つかってしまい、残念ではありましたが走行を中止せざる得ない結果となってしまいました。総合的には、ポジティブな結果を残せたいいテストにできたのではないでしょうか。ロングランでは期待が持てるパフォーマンスが見られたと思います。マシンのパッケージとエンジンにはいい手応えを感じているので、僕自身は満足しています。今は早くレースをするのが楽しみでなりません」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「チームにとって、多くの成果を残せた実りあるプレシーズンテストになりました。多くの周回をこなすことができ、この2週間(2つのテスト期間中)に行った作業に満足と言っても良いのではないでしょうか。1回目のテストの後に課題をきちんとクリアし2回目のテストを迎えることができたことで、この2週間でマシンに慣れ、いい感触で締めくくれたのだと思います。テストではいくつか新しい試みとさまざまなセットアップでアプローチし、マシンの挙動を確認していました。これらのことをレースウイーク中に行うには、時間がかかってしまうのはもちろんリスクが大きいからです。テストで得た結果から、速く走るためにマシンの最大のポテンシャルを引き出す解決策を見つけることができ、このウインターテストという機会を最大限に活かせたのではないでしょうか。最終日の今日は、午前中にショートランと予選シミュレーションを行い、午後はレースシミュレーションを行いました。どちらも上手くいったテストとなり、これからメルボルンでの今シーズンの開幕戦に向けて集中して取り組んでいけそうです」

  • マックス・フェルスタッペン 「ガスリーのクラッシュで走行が制限された」

    マックス・フェルスタッペン 「ガスリーのクラッシュで走行が制限された」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バルセロナテスト最終日に29周しか走れなかったのは前日のピエール・ガスリーのクラッシュの影響があったためだと認めた。

    前日、レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーが午後にドライブングミスによって大クラッシュ。マシンは大きなダメージを負い、メカニックたちは最終日の走行にマシンを準備させるために懸命な作業を強いられることなった。

    迎えた最終日。現地時間9時のセッション開始からほどなくしてマックス・フェルスタッペンはコースイン。しかし、テストという特性上、新しいパーツが足りず、バージボードやリアエンドなど旧仕様のパーツを組み合わせた急造マシンでセッションに挑むことになった。

    前日に失った走行時間を媒介するかと思われたレッドブル・ホンダだったが、午前中に29周を終えた時点でガレージから出てこなくなる。

    ギアボックスの問題が発生し、チームは時間内にクルマをコースに戻すために調査を続けたが、問題の特性上、解決に至らず、午後に走行できぬまま走行を終了することになった。

    マックス・フェルスタッペンは、ギアボックスの問題で走行が制限されたのは、ピエール・ガスリーのクラッシュによってコンポーネントを交換したことに関連したためだと説明した。

    「すでに破壊されたコンポーネントが2つあれば理想的ではない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「これはすべて昨日のことに関連している。とにかく残念だ」

    「我々はパーツを少し制限されたけど、それでもチームが素晴らしい仕事をして、クルマを全部変えて、コースに出ていくことができた」

    「このような残念なことが起こることもある」

    マックス・フェルスタッペンは午前中にC3タイヤで1分17秒709を記録したのみでテストを終了。C5タイヤでの予選シミュレーションやロングランでのレースシミュレーションといったプログラムをこなすことができずにテストを終了することとなった

    これにより、レッドブル・ホンダの本来の実力がわからぬまま開幕戦を迎えることになる。また2日間の後退で、レッドブル・ホンダのテストの周回数は10チーム中8位まで落ちた。

    それでも、マックス・フェルスタッペンは、最終日のマイレージの欠如が“あまり影響を与えない”ことを願ってると語り、3月17日にオーストラリアGPでは「今シーズンの良いスタートを切れることを確信している」と語る。

    「冬のテストでは常にもっとうまくやれる可能性があるけど、全般的に僕たちは非常に強力な冬季テストができた」

    「僕たちはたくさんの周回数を走り込んだ。今日はベストな一日ではなかったかもしれないけれども、全般的に僕は常に100周以上を走っていと思う。それには満足できる」

    関連:F1バルセロナテスト 最終日 結果:フェラーリのベッテルが最速タイム

  • レッドブル 「ホンダF1のテストでの働きは素晴らしいものだった」

    レッドブル 「ホンダF1のテストでの働きは素晴らしいものだった」

    レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、F1バルセロナテスト最終日の作業、そして、2019年のF1プレシーズンテストを振り返った。

    3日目のピエール・ガスリーのクラッシュによって、レッドブル・ホンダは最終日を不本意な形で終えることになった。前日に英国からパーツが輸送されて旧スペックのパーツを含めて急造マシンを組み立てたが、ギアボックスに問題が発生。

    テスト初日にピエール・ガスリーがコースオフしてすでに1つギアボックスを壊していたこともあり、マシンを修復することができず、マックス・フェルスタッペンは午前中に29周しただけでテストを終えることになった。

    それでも、レッドブル・ホンダは、テスト全体でマックス・フェルスタッペンが438周、ピエール・ガスリーが395周のラップを重ね、チームとしては833周を記録した。

    ギヨーム・ロケリンは、“2週間の成果が無駄になったわけではない”とし、レースに向けた準備はできていると語る。

    「このバルセロナでのテストを新しいマシン、新しいPUサプライヤー、そして新しいドライバーとともに迎えたが、その全てがうまく噛み合う形で機能していたと思う」とギヨーム・ロケリンはコメント。

    「今日のような問題はテスト中には往々にして起こってしまうものだが、最終日を早く終えなければならなかったことは残念だった。しかし、この2週間の間バルセロナで挙げた成果が無駄になったわけではない。多数のテスト項目をこなし、シーズン開幕に向けて我々が進むべき方向性と、RB15について多くの学びを得られたテストとなった」

    「テストの間ホンダの働きは素晴らしいものだった。PUは十分な信頼性を見せてくれたし、我々のチームメンバーとも非常にいいチームワークの下で働くことが出来た。ピエール(ガスリー)にとっても新しいチームでのスタートとなり、マシンや手順など、学ぶことも多く大変だったと思う」

    「マシンのバランスは良く、パフォーマンス面でも期待できるし、レースに向けた準備はできていると思う」

  • ホンダF1 「開幕戦に向けて万全の状態で臨みたい」

    ホンダF1 「開幕戦に向けて万全の状態で臨みたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト2の最終日の作業、そして、8日間にわたるF1プレシーズンテストを振り返った。

    昨年はこの時期に雪に見舞われたバルセロナですが、今年は全ての日程で好天に恵まれた。

    そのおかげもあり、テスト合計では、トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが500周、ダニール・クビアトが435周、チーム合計で935周を走行。

    レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが438周、ピエール・ガスリーが395周のラップを重ね、チームとしては833周を記録。ホンダのF1エンジン合計としては1,768周、約8,230kmを大きなトラブルなく走破した。

    「バルセロナでの2019年ウインターテストは、PUとしては大きな問題はなく、両チームともに多くのマイレージを重ね、8日間を終了することができました。テスト2ではいくつかのトラブルがありましたが、シーズン開始前に問題を洗い出すこともテストの大切な目的だと思っています」と田辺豊治はコメント。

    「スクーデリア・トロ・ロッソとは昨年1年間シーズンをともに戦うなかで経験してきたことを活かし、さらに互いの関係性を強いものにした状態でテストに臨みました。レッドブル・レーシングとは、マシンの開発のみでなく、レースオペレーションについても昨年から綿密に準備を進めてきた甲斐があり、テストをスムーズに遂行することができました」

    「結果的に8日間を通して天候もよく、2チームともに走行を重ねられたため、多くのデータを得ることができました。ここからは開幕戦に向けて万全の状態で臨みたいと思います」

  • レッドブル・レーシング 「ホンダのF1に対する意志の強さが分かった」

    レッドブル・レーシング 「ホンダのF1に対する意志の強さが分かった」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新たなF1エンジンパートナーであるホンダと対話を重なるなかでF1に対する意思の強さが確認できたとし、長期的なスパンで関係を築いていきたいと語る。

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・レーシングのF1チーム代表として過去3年に渡ってチームの勝利を見届けてきたが、チームは2013年以来チャンピオンになっていない。

    目標はホンダと一緒にチャンピオンに返り咲くことであり、お互いの良さを引き出すためには辛抱が必要だとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ホンダと働き始めて感じたことは、非常にストレートで分かりやすい関係性を築けていると言うことだ」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々には情熱がある。率直でオープンな対話を重ねてきて、F1に対するホンダの意志の強さが分かったし、互いに理想的な組み合わせだと思っている。今までのところ順調ですし、この先も喜びを分かち合いたいと思っている」

    「12年ぶりにPUサプライヤーを変更したので、ここからさらに互いを知る努力が必要だ。ローマは1日にして成らずというように、我々は2~3年のスパンで考えている。今シーズンは1年をとおして成長していければいいと思っている」

    「フェラーリやメルセデスとの差を見れば、ここ1~2年の自分たちのポジションが分かる。得意なサーキット、苦手なサーキットがありますが、どのサーキットでも結果を出せるようになるのが目標だ」

    昨年のトロロッソとの提携があり、ホンダとレッドブルの関係はすでにある程度成熟している。昨年1年間の関係が、今年のホンダとレッドブルの提携に結びついたとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「2018年のホンダとトロロッソの提携は戦略的に重要な決断だった。レッドブル・テクノロジーはトロロッソにギアボックスなどのドライブトレインを提供している。トランスミッションをホンダのPUに組み込む過程で、彼らの仕事を垣間見ることができた。彼らの1年をとおした成長を見て、レッドブル・レーシングのPUのサプライヤーを決めた」

    ミルトンキーンズのレッドブル・レーシングとホンダのファクトリーはクルマで数分の場所にある。大御所デザイナーのエイドリアン・ニューウェイを始めとしたスタッフが働くファクトリーには、すでにいい影響があらわれているとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ファクトリーは前向きな雰囲気で満ちているし、レースに情熱的に取り組む新しいパートナーと仕事をできることに興奮している。

    「ホンダとレッドブルのエンジニアは目標に向かって懸命に取り組んでいる。デザイナーとして馬力のあるPUを望むエイドリアンにとって、今回の提携は歓迎すべきものだ。彼はHRD-Sakuraも訪れ、ホンダのPUへの変更がスムーズにいくように尽力した。技術的な連携を深めている技術チームは今までと心機一転、新たな提携に対して情熱的に取り組んでいる」

  • ホンダ F1バルセロナテスト2 – 3日目レポート

    ホンダ F1バルセロナテスト2 – 3日目レポート

    ホンダは、2019年のF1世界選手権に向けた最後の公式テストとなる4日間にわたるプレシーズンテストの3日目を終えた。

    バルセロナでのテスト残り一日となった3日目、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンはSTR14のコクピットで彼にとってのテスト最終日を迎えた。

    今回のテストでアレクサンダー・アルボンは、先週まで過去に一度もF1マシンに乗ったことがないとは思えないほど堅実なパフォーマンスをみせた。3日目もテストで3番目に多くの周回を走ったドライバーであり、また、現段階ではまだラップタイムはあまり意味をなさないものとは言え、昨年のスペインでのテストのベストタイムを破った4人のうちの一人でもあった。

    レッドブル・レーシングは、ピエール・ガスリーが9コーナーでクラッシュし、65周のみの走行で終了となった。ガスリーは幸いなことに無事だったが、マシンのRB15は修復に多くの時間が必要なダメージを負ってしまった。

    コース上でのテストは残すところ明日の数時間のみとなり、チームはメルボルンに向けてフォーカスしていかなくてはならあい。最終日はダニール・クビアトとマックス・フェルスタッペンがコクピットに乗り込み、ウインターテストを締めくくる。

    田辺豊治 (ホンダF1 F1テクニカルディレクター)
    「ガスリー選手のクラッシュにより、Aston Martin Red Bull Racingが昨日に続き走行時間を失ってしまったことは残念に思っています。ただ、大きなアクシデントの中でも、ガスリー選手自身の身体に問題がなかったことは幸いでした。今回のテストが初めてのF1マシンでの走行となったRed Bull Toro Rosso Hondaのアルボン選手は、合計で500周弱を走破しました。我々のPUの開発にも大きく貢献してくれていますし、彼のデビュー戦を楽しみにしています。明日はいよいよ開幕戦前の最後の走行機会になります。両チームともにいいかたちでテストを締めくくりたいと考えています」

    ジョディ・エギントン (スクーデリア・トロ・ロッソ テクニカルディレクター)
    「今日はアレックス(・アルボン)にとってウインターテストの最終日となるため、予選とレースシミュレーションを重視したプログラムを行い、残りの時間は残りの空力テストなど行いました。各タイヤのコンパウンドやサーキットの状況に対応しながら成果をみせたアレックスの予選シミュレーションは、このテストで期待されていた通りでした。午後に行ったレースシミュレーションでは、赤旗の影響もあり、完了することはできなかったのですが、C1タイヤを使用してテストすることができました。そのため、アレックスはロングラン用タイヤで走ることができ、彼のマシンへのさらなる理解や自信にもつながったのではないかと思います。そしてエンジニアたちも有効なデータを得ることができ、最終日にもそれを活かしたテストを行えそうです。マシンのペースにはある程度満足しています。これまでの課題でもありましたが、2019年シーズンもタイヤの磨耗が我々の課題なりそうだと思っています。今回はそれをどう最小限に抑えるかを試すことができたいいテストになりました」

    ギヨーム・ロケリン (レッドブル・レーシング レースエンジニアリング責任者)
    「クラッシュの原因はピエールが9コーナーでほんの少しワイドに出てコントロールを失ってしまったため、起きてしまったものでした。ほぼアクセル全開で走行する区間ですし、ミスがあった場合はすぐに感じて分かる場所です。ピエールが無事で本当に安心しました。今日のアクシデントを理由にテストプランを妥協するわけにはいかないので、明日までにマシンを準備するため、今夜は作業に追われる夜となりそうです。ピエールのクラッシュまでは、順調に午前のセッションが進んでいました。予選セッションを見据えた練習を行いましたが、ドライバーにとっていい予習になりましたし、ピットクルーにとっても久々に本領発揮というところだったと思います。アクシデントは残念ではありますが、起きてしまったことは仕方ありません。気持ちを切り替え、次にやるべきことへ進みたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「できるだけ長い時間マシンに乗り、多くの周回をこなすことができたので、ウインターテストにはとても満足しています。この冬の開発の成果が本当に分かるのはメルボルンまで待たなくてはなりませんが、少なくともこのテストでの成果については満足できるのではないでしょうか。また今日も100周を越える周回を走ることができましたが、この結果はチームのハードワークとHondaの信頼性を証明していると思います。テストでは常にできるだけ長い走行距離を稼ぎたいものですが、それができたのも、マシンに慣れながら多くのことを学べたのも、信頼性がなければできなかったことです。総合的にマシンの感触はよく、悪い意味での驚きになるような問題もありません。明日のテスト終了前までにまだいくつかテスト項目は残っていますが、なにが僕たちにとって有効かを多く試せたプレシーズンテストだったと感じています。このマシンにとっての基準となるパフォーマンスを確認することができたと思うので、開幕までの2週間はそれを元に万全に準備していけるはずです」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日のテストではさらにパフォーマンス面を重視し、多くのことを学ぶことができました。まだ課題は残りますが、総合的には満足しています。シャシーもエンジンも感触はよく、基本的なマシンのパッケージにはとても期待できるものだと感じています。午後のセッションでは9コーナーでミスをしてしまい、マシンにダメージを負わせてしまいました。大きなクラッシュで驚いてはいるのですが、大きなケガはなく無事です。それよりも、ガレージで作業をしてくれている皆に申し訳ない気持ちでいっぱいです。彼らにとって今夜は長い作業となってしまいますが、一番重要なのはマックス(・フェルスタッペン)がマシンに戻れることであり、気持ちを切り替えて明日集中することです。理想的なテストの終わり方ではありませんが、この4日間で多くの周回を走れたことはポジティブに捉えていい結果です。期待できるパフォーマンスを見ることができたので、このマシンのパッケージのよさを最大限に活かし、メルボルンにはベストな状態で挑みたいと思います」

  • ホンダ 「レッドブル・レーシングは生粋のレーシングチーム」

    ホンダ 「レッドブル・レーシングは生粋のレーシングチーム」

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、生粋のレーシングチームであるレッドブル・レーシングとの仕事を楽しんでおり、ホンダにとっては大きなプレッシャーであると同時に大きなチャンスだと語る。

    レッドブル・レーシングは過去10年間にドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを各4回獲得。昨シーズンは4回優勝している。

    正に勝つためのチームであり、そのプレッシャーに対する準備はできているとホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は語る。

    「レッドブルの判断基準はレースで勝つため、チャンピオンになるために必要かどうかです。それが彼らの最優先事項であり、明確な目標に向かってチーム一丸となって取り組んでいます。彼らと交渉を始めてから、その印象は変わりません」と山本雅史は語る。

    「そのような生粋のレーシングチームと仕事をすることを本当に楽しんでいます。交渉を始めた時から、ファンやメディアから期待されるビッグチームだということは分かっていましたので、その意味では準備はできていました。今はプレッシャーと期待が半々という気持ちです」

    レッドブルとの提携が始まっても、トロロッソとの提携が終わるわけではない。2チームと提携するのは4年前にF1に復帰してから初ですが、山本雅史はあらゆる面でいい影響があると考えている。

    「1年をとおしてより良い結果を出すという目標は両チーム一緒です。ホンダとしては計画どおりにアップデートを進め、レースでの勝利を目指します。チャンピオンへのチャレンジの年にしたいと思っています」

    レッドブルとの新しい提携は、ミルトンキーンズとSakuraのホンダのファクトリーもいい雰囲気に満ちている。強いチームと組む効果について、山本雅史は次のように語る。

    「レッドブルのようなトップチームとパートナーシップを組めることは、ホンダにとっては大きなプレッシャーであると同時に、間違いなく大きなチャンスであると感じています。昨年、トロロッソとは互いにリスペクトしながらもオープンな非常にいい関係を築けたと思っていますが、今年はレッドブルとも同様のパートナーになれると信じています。すぐにトップ争いをするレベルで勝負を見せられるかは実際に走ってみないと分かりませんが、一緒に前進を続けていけるパートナーシップだと強く感じています」